1回目記事からの続きです→こちら
2-1・スポーツ用のWシリーズの比較
続いて、Wシリーズなど、スポーツ向きの製品の紹介です。
液晶画面がないタイプになります。
なお、このタイプは、ここまでの製品とは用途が異なるため、比較基準を多少変えての紹介とします。
【2016年発売】
27・SONY NW-WS413 [4GB]
¥11,873 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
重さ:32g
バッテリー:最大8時間
ハイレゾ:
コーデック:
OS:
WS413は、スポーツ用のWシリーズの入門モデルです。
本体の重さは、32グラムと軽量です。
クビまわしにかけるタイプです。
スポーツを前提にした設計なので、3種の外音取り込みモードを持ち、周囲の音の聴きやすさを調整可能です。
1人でのジョギングの際の安全性、チームジョギングでの会話などに対応できます。
防水性能は、2メートルまでの防水機能を持ちます。
形状的に、スイミングでも外れにくくなっています。
対寒・耐熱性能もあるため、冬も含めスポーツシーンにはもってこいの耐久性です。
記憶容量は、4GBです。
少ないですが、用途を考えると十分でしょう。MP3で880曲はいります。
AACはデータがないですが、実質的には400曲ほどです。CD音質の利用は前提にしていません。このスピーカー(ドライバー)ならば、AACで十分です。
バッテリーは、8時間です。
通勤や運動時には十分な量です。
また、充電が早いのも特徴で、90分で満充電できるほか、3分間の充電でも60分間利用できるようになっています。充電を忘れていた場合などに便利そうです。
ネットワークは、この機種は、Bluetooth非搭載です。
加えて、液晶画面もないので、目でアルバム名や曲目を探すことはできません。
そのため、パソコンで再生用のプレイリストを作っておくのが基本となります。
ただし、スキップ操作も可能ですし、曲の冒頭4秒だけのザッピング再生で、聴きたい曲を探せます。
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以上、Wシリーズの紹介でした。
ランニングなどの際に、再生機器を持ち歩きたくないユーザーにオススメの製品です。
小型再生機という点では、AppleのiPod shuffleが廃盤となったので、その買い換えにも良さそうです。
【2017年発売】
【下位機種】
28・SONY NW-WS623 [4GB]
¥16,450 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
【上位機種】
29・SONY NW-WS625 [16GB]
¥(30,450) Amazon.co.jp (1/27執筆時)
重さ:132g
バッテリー:最大8時間
ハイレゾ:
コーデック:SBC AAC
OS:
これらは、Wシリーズの上位モデル(Bluetooth搭載モデル)です。
先ほど見た入門用よりも多少高額です。
2モデルありますが、NW-WS623については、黒の他、黄色と青色のモデルもあります。
本体の重さは、132gです。
先ほどの機種と同じです。
防水性能は、2機種で異なります。
NW-WS625は、2mの防水・耐寒・防塵性能に加えて、塩水(海水)にも対応する機種となります。
NW-WS623は、単なる2m防水のみの機種です。
記憶容量は、NW-WS623は4GBですが、NW-WS625は、16GBと大きめのメモリーを搭載します。
ネットワークは、こちらについては、Bluetooth搭載です。
そのため、単体の音楽プレーヤーとしてだけではなく、スマホ用のワイヤレスイヤホンとしても使えます。
Bluetoothを利用して、ラップタイムなどを音声で教えてくれるスマホのランニングアプリを使ったり、インターネットラジオを聞くにも便利です。
対応コーデックは、SBCとAACのみフォローです。
用途からすれば問題ないでしょう。
そのほか、内蔵マイクがイヤホンに入っているためハンズフリー電話にも対応します。
バッテリーは、8時間です。
ただ、Bluetoothを利用する場合は、4時間までとなります。
音質に関係する技術も、優れます。
Wシリーズの下位機種は、液晶付きのウォークマンが持つような音質向上技術が搭載されませんでした。
しかし、こちらは、音の解像度を上げ、ボーカルと楽器などを識別できるように臨場感を上げる「クリアフェーズ」機能が搭載されます。
また、イヤーピースもハイブリッドシリコンを使った製品なので、この部分でも音質の向上が期待できます。
リモコンは、上位機種のみですが、片手で操作できるリングタイプを搭載です。
トレーニングなどの際に曲をスキップさせたいならば、こちらを選ぶのも良いでしょう。
外音取り込み機能も、上位機種のNW-WS625のみ搭載になります。
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以上、NW-WS623とNW-WS625の紹介でした。
Bluetoothの搭載で、単独プレーヤーとしてだけではなく、スマホなどとリンクさせて、利用する場合に便利な製品です。運動時のりようには「もってこい」でしょう。
一方、上位機と下位機がありますが、堅牢性の部分で結構な差がありますし、2機から選ぶならば、上位機のNW-WS625だと思います。
【2018年発売】
【4GB】
30・ SONY WF-SP900 BM
31・ SONY WF-SP900 WM
32・ SONY WF-SP900 YM
¥12,800 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
重さ:7.3g×2
バッテリー:最大3.5時間
ハイレゾ:
コーデック:SBC AAC
OS:
WF-SP900は、ソニーが発売する、左右独立型の「完全ワイヤレス」な、Bluetoothイヤホンです。
最近ブームになっているイヤホンタイプで、このブログの【完全ワイヤレスイヤホンの比較記事】でも(イヤホンの1つとして)紹介しました。
正確には「ウォークマンシリーズ」ではないですが、同社のウォークマンサイトに載っているという「変わり種」です。
この機種も、液晶モニターはない製品です。
ただ、左右本体のタップ回数で、音量や、曲の操作、電話操作などが可能です。一度覚えれば、簡単です。
本体の重さは、片側7.3gです。
「完全ワイヤレス」なイヤホンと比較しても軽量です。
その上で、音楽再生機能を持つ点で言えば、相当優秀と言えます。
防水性能は、付属します。
IP65/IP68相当なので、水深2m・30分間に対応できる水準です。
心配なのは「外れやすさ」でしょうが、外れにくいアークサポーターを利用することで、問題を解決しています。
なお、この機種もマイクによる外音取り込み機能があるので、ジョギングなどのワークアウトでも使いやすい製品です。
記憶容量は、4GBです。
MP3で920曲というデータを開示します。
それ以外は、他機種のデータからの推計値ですが、誤差は少ないかと思います。
ネットワークは、Bluetoothを装備しますので、スマホにある音源の再生も可能です。
その場合、SBCとAACのコーデックをフォローします。
バッテリーは、3.5時間と短いです。
ただ、Bluetoothをオフにして、本体の4GBのメモリーから再生する場合、6時間持つため、大きな問題はないでしょう。
音質に関わる技術は、工夫があります。
こちらの場合、小型でも相応の音質を出せる、ソニーが得意のバランスド・アーマチュア型ドライバーを採用しています。
このタイプの単体イヤホンでは、より大きなドライバーを搭載する機種もあります。しかし、音楽再生機能を内蔵してのことですし、総合力は高いです。
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以上、WF-SP900の紹介でした。
スポーツや移動時に手軽に利用したい場合、現状では良い選択肢のひとつです。
とくに、スマホを介さず、「ウォークマン」として単体利用する場合は、左右の音ズレの問題もほぼないでしょう。移動時の音質や利便性の期待値も高いです。
今回の結論
最新ウォークマンのおすすめは結論的にこの機種!
1・SONY ウォークマンの比較 (1)
1-1・Sシリーズ
超小型・1.2万円〜
1-2・Aシリーズ
標準型・2.5万円〜
1-3・ZXシリーズ
高級機:7.5万円〜
1-4:WM1シリーズ
超高級機・15万円〜
2・SONY ウォークマンの比較 (2)
2-1:Wシリーズ
イヤホン内蔵型・1.5万円〜
2-2:最終的なおすすめの提案【結論】
というわけで、今回は、ソニーの最新のウォークマンを比較してきました。
最後にいつものように、価格別・目的別に、Atlasのおすすめ機種を提案したいと思います。
第1に、通勤などの際の手軽な音楽プレーヤーとしておすすめなのは、
【2017年発売開始】
【単体モデル】
1・SONY NW-S313 [4GB]
¥12,982 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
2・SONY NW-S315 [16GB]
¥16,927 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
【スピーカー付】
3・SONY NW-S313K [4GB]
¥14,850 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
4・SONY NW-S315K [16GB]
¥19,000 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
重さ:53g
バッテリー:最大52時間
ハイレゾ:非対応
コーデック:SBC
OS:
音質の良さ ★★★★☆
軽量性 ★★★★★★
バッテリー量 ★★★★★
電車での利用 ★★★★☆
運動時の利用 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★
ウォークマンのSシリーズでしょう。
容量的には、16GBモデルが値下がりしてきておりオススメです。
53gというとても軽量な小型音楽プレーヤですが、カラー液晶を搭載します。
使い勝手の部分でも、バッテリーの持続時間も十分で、入れられる楽曲も多いです。
音質面では、率直に言って、上位のAシリーズとは差があります。
しかし、お聴きになる音源がMP3やAACの圧縮音源がメインならば、さほど差は感じないと思います。
SONY MDR-NWNC33
¥3,320 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
ただし、標準添付のヘッドホンは、ノイズキャンセリング非対応です。
通勤通学時にお使いの場合は、「追加購入」すると良いでしょう。
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【Disney Collection】
5・SONY NW-S310/DI 【4GB/16GB】
¥16,000〜 ソニーストア限定 (1/27執筆時)
【PEANUTS Friends Collection】
6・SONY NW-S310/PNF 【4GB/16GB】
¥16,000〜 ソニーストア限定 (1/27執筆時)
重さ:53g
バッテリー:最大52時間
ハイレゾ:非対応
コーデック:SBC
OS:
なお、先述のように、ソニーストア限定販売のコラボモデルが出ています。
刻印以外、本体部分は同じですので、こちらを選んでももちろんOKです。
第2に、音質を重要視して、1ランク上のウォークマンを選びたい方は、
【2018年発売】
【有線イヤホン付属】
7・SONY NW-A55HN [16GB]
¥28,818 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
【ワイヤレスイヤホン付属】
8・SONY NW-A55WI [16GB]
¥30,655 Amazon.o.jp (1/27執筆時)
【イヤホン未付属】
9・SONY NW-A55 [16GB]
¥24,750 Amazon.o.jp (1/27執筆時)
重さ:99g
バッテリー:最大45時間
ハイレゾ:対応
コーデック:SBC Apt-X HD LDAC
OS:
音質の良さ ★★★★★★
軽量性 ★★★★★
バッテリー量 ★★★★★
電車での利用 ★★★★★★
運動時の利用 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★
ハイレゾ音源に対応する、A50シリーズが良いでしょう。
ハイレゾ音源は最近増えており、iTunes(Apple Music)なども近い将来の対応の噂が絶えません。
また、ハイレゾ音源でなくても、優れたアップコンバート技術で、CD音質の音源などをハイレゾに近づけることができるため、より「耳に優しく」聴ける点で優れます。
液晶も大きめで見やすいですが、99gと軽量・小型のため持ちはこびの苦にはなりません。
イヤホンセットは、ワイヤレス式と有線式が選べます。
ただ、先述のように、ワイヤレス式はノイキャン非対応のほか、利用中はスマホからのBluetooth受信の併用はできない点に注意です。
もちろん、好きなイヤホンを選びたい方などは【イヤホン未付属】で良いでしょう。
ただし、先述のように、本機については、コーデック的にAACの送信に対応しない点に注意しましょう。
ヘッドホン・イヤホン側でSBCとAACしか対応がない場合、音質的にSBCでの転送になってしまいますので。
この部分にすこし「癖」はあります。
記憶容量は、16GBのみです。
Samsung microSDXC 64GB
¥980 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
Samsung microSDXC 128GB
¥1,880 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
ANKER MicroSDカード対応リーダー
¥990 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
あまり多くないのですが、A50シリーズは、マイクロSDカードに対応します。
microSDカードは、Amazonなどでかなり安く手に入ります。MicroSDカードの転送速度などについては、【MicroSDカードの比較記事】の記事で詳しく書きました。
また、必要ならば、PC用のリーダーも購入しましょう。
純正ソフトケース CKS-NWA40
¥1,200 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
純正シリコンケース CKM-NWA50
¥2,000 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
A50シリーズ 液晶保護シート
¥1,399 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
なお、ソフトケースと保護シートなどはA40シリーズは、こちらのものが対応します。
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【Disney Collection】
10・SONY NW-A55/A55HN/DI【16GB】
¥34,518 ソニーストア限定 (1/27執筆時)
【PEANUTS Friends Collection】
11・SONY NW-A55/PNF【16GB】
¥27,500 ソニーストア限定 (1/27執筆時)
重さ:99g
バッテリー:最大45時間
ハイレゾ:対応
コーデック:SBC Apt-X HD LDAC
OS:
なお、本機も、期間限定でソニーストア限定販売のコラボモデルが出ています。
やはり、刻印以外、本体部分は同じですので、こちらを選んでもOKです。
第3に、ストリーミングサービスを含め、ネットコンテンツをフルに活用したい方には、
【2023年1月27日発売】
11・SONY A300 NW-A306H [32GB]
¥46,200 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
12・SONY A300 NW-A307H [64GB]
¥57,200 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
重さ:113g
バッテリー:最大26時間
ハイレゾ:対応
コーデック:SBC AAC Apt-X HD LDAC
OS:Android 12
音質の良さ ★★★★★★
軽量性 ★★★★★
バッテリー量 ★★★★☆
電車での利用 ★★★★★★
運動時の利用 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★★
Androidアプリに対応できるA300シリーズが良いでしょう。
Wi-Fiを搭載し、Android系のネットコンテンツを利用できる製品としては、最も安い機種ですから。
LDACを含めて、主要コーデックは全対応です。
ハイレゾのストリーミングもできるため、Wi-Fi環境のある自宅で主に利用する場合などはメリット性があります。
先述のように定額聴き放題サービスでは、「Amazon Music HD」で、ハイレゾを含むHD音源の配信がはじまっています。
本機でも対応できます。Amazon Music Unlimitedは、月額980円(プライム会員780円)ですが、無料で試せるので、あらかじめ楽曲の程度などをみておいても良いでしょう。
詳しくは、同社の説明サイト(こちら)をご覧ください
一方、ストリーミングを利用しない形でも、本機は便利です。
ブラウザ機能もありますし、楽曲は、ネットから楽曲も直接ダウンロードもできるため、この方法でも便利です。
なお、外出先でのストリーミング再生には、Wi-Fiスポットを利用するか、スマホのテザリングを利用する必要がある点、注意しましょう。
ただ、ストリーミングは自宅だけ、外出先では保存した音源の再生、と分けて使えば、とても便利でしょう。
Samsung microSDXC 64GB
¥830 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
Samsung microSDXC 128GB
¥1,570 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
ANKER MicroSDカード対応リーダー
¥981 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
A100シリーズも、マイクロSDカードに対応します。
容量別にだいたいの記憶量は、上表の通りです。
MicroSDカードの転送速度などについては、【MicroSDカードの比較記事】の記事で詳しく書きました。
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純正シリコンケース CKM-NWA300
2,100 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
純正ソフトケース CKS-NWA300
¥3,600 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
液晶保護シート PRF-NWA300
¥----- Amazon.co.jp (1/27執筆時)
対応するアクセサリーはこちらになります。
ソフトケースは、少し高いですがカバー付きです。
一方、今回は、液晶保護シートの記載がないので純正品がでるか不明です。出るとしたら、以上の型番でしょう。
第4に、音質に最大限こだわった性能の高いウォークマンが欲しい方は、
【2023年1月発売】
[64GB]
19・SONY NW-ZX707 C
¥104,500 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
「初音ミク」コラボレーションモデル
20・SONY NW-ZX707/MIKU【6G4B】
¥110,000 ソニーストア限定 (1/27執筆時)
重さ:227g
バッテリー:最大25時間
ハイレゾ:対応
コーデック:SBC AAC Apt-X HD LDAC
OS:Android 12
音質の良さ ★★★★★★★
軽量性 ★★★★☆
バッテリー量 ★★★★★
電車での利用 ★★★★☆
運動時の利用 ★☆☆☆☆
総合評価 ★★★★★★
ZX700シリーズが良いと思います。
最上位機のWM1シリーズもありますが、先述のように、費用対効果が悪いです。
基本的な仕組みは本機とあまり変わりませんので、高級機で選ぶならばこちらでしょう。
高級オーディオは、(ノイズ源になる)Wi-Fiなどの電子パーツ嫌う部分がありますが、本機は利便性を重視し、Android OSを搭載しますし、時代のニーズに合っていると思います。
音質面では、パーツ面を含めこだわりが随所に見られ、下位機種と明示的に音質の違いが分かります。
高級機は、新製品の登場サイクルが長いので、出たばかりのこちらは「しばらくは陳腐化しない」点でもおすすめできます。
いずれにしても、高級機種を買ったという満足感は高いでしょう。
【64GB〜512GB】
Samsung microSDXCカード 512GB
¥8,980 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
ANKER MicroSDカード対応リーダー
¥891 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
記憶容量は、ヘビーユーザーにとっては、64GBとやや少ないです。
しかし、マイクロSDカードの増設にも対応するため、不安はないでしょう。
マイクロSDカードについては、ヘビーユーザー向きの大容量モデルを含めて【MicroSDカードの比較記事】の記事で詳しく書きました。
また、こちらは通常のヘッドホンでも利用できますが、バランス接続も対応できます。
対応機は、上のリンク記事で紹介しています。
まださほど数はありませんが、よろしければご覧ください。
純正レザーケース CKL-NWZX700
¥8,800 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
専用保護シート PRF-NWZX700
¥---- Amazon.co.jp (1/27執筆時)
なお、純正のレザーケースはこちらのものが対応します。
保護シートは、こちらも出るか不明です。
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【2019年11月発売】
[64GB]
18・SONY NW-ZX507 B 【黒】
19・SONY NW-ZX507 S 【銀】
¥54,434 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
重さ:164g
バッテリー:最大20時間
ハイレゾ:対応
コーデック:SBC AAC Apt-X HD LDAC
OS:Android 9
音質の良さ ★★★★★★★
軽量性 ★★★★☆
バッテリー量 ★★★★★
電車での利用 ★★★★☆
運動時の利用 ★☆☆☆☆
総合評価 ★★★★★★
一方、本編で書いたように、本機の旧機種は、執筆時かなり安いです。
OSがAndroid 9と古いので、ストリーミングほか、ネットを重視する場合はおすすめしません。
しかし、下位のA300シリーズを考えているかたで、「そもそも、内蔵メモリやマイクロSDカード以外は再生しない」という場合、本機を選んでも良いかなと思います。
中身のパーツが新機種と同じく「豪華」ですし、高級オーディオ(の入り口)を感じられる部分も魅力でしょう。
重さも、この世代だと3型液晶だったので、164gと加減はあります。
その部分でも割と良い選択肢に思えます。
純正レザーケース CKL-NWZX500
¥4,855 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
専用保護シート PRF-NWZX500
¥800 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
なお、純正のレザーケースや、保護シートはこちらのものが対応します。
第5に、移動中やスポーツに使うのに便利な、小型ウォークマンとしておすすめできるのは、
【2018年発売】【4GB】
30・ SONY WF-SP900 BM
31・ SONY WF-SP900 WM
32・ SONY WF-SP900 YM
¥12,800 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
重さ:7.3g×2
バッテリー:最大3.5時間
ハイレゾ:
コーデック:SBC AAC
OS:
音質の良さ ★★★★☆
軽量性 ★★★★★★
バッテリー量 ★★★☆☆
電車での利用 ★★★★☆
運動時の利用 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
ソニーのWF-SP900がよいでしょう。
やや値段がしますが、「スポーツ向け」でほぼ重さを感じず利用できるメリット性は、値段以上でしょうから。
独立型は、ではじめのころ、左右の音ズレや接続安定性の問題が指摘されました。
しかし、第2世代となり、この部分は、かなり改善されています。実際、この機種のように、「ウォークマン」として単体で利用するならば、全く問題とはならないといえます。
外音取り込み機能があるため、通勤などの移動中でもある程度便利に使えるでしょう。
イヤホンを選ぶ楽しみはなくなるものの、セットで探していた方には、良い選択肢となりそうです。
補足:ウォークマンの周辺機器
というわけで、今回は、ソニーのウォークマンの紹介でした。
最後におまけです。
ここまで書いてきたように、ウォークマンの場合「ハイレゾ対応」というのは大きな「売り」です。
そのため、もし、ハイレゾ音源をより高音質で聞きたい場合は、ソニーから純正品を含めたヘッドホンやスピーカー製品が多く販売 されています。
上で詳しく比較してありますので、本体と同時にお探しならば、ぜひご検討ください。
3・おすすめヘッドホンの選び方 【結論】
なお、3番の記事は、「多すぎて選び方が分からない」傾向のあるこれらの商品を、Atlas流に「まとめ」ています。
そのため、こちらからお読みいただくのも良いかと思います。
4・PC用スピーカーの比較
5・ハイレゾ対応ミニコンポの比較
6・プリメインアンプの比較
7・Bluetoothスピーカーの比較
8・スマートスピーカーの比較
9・音楽用ICレコーダーの比較
そのほか、ウォークマンと連携できる据え置きスピーカーなどについても比較しています。
あわせてよろしくお願いします。
補足2:iTunesからの曲データの転送
最後に、「iPod」からの「難民」のための補足説明です。
既報のように、Appleの小型ipodは全機生産終了となりました。
そのため、「代替機」として、ウォークマンを使いたいAppleファンは多いと思います。
そういった方は、おそらく、スマホはiPhoneユーザーという方が多く、「iTunesは引き続き利用したい」と考えているでしょう。
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結論的にいえば、ウォークマンは、iTunesを使ったままでもさほど面倒なく使うことができます。
なぜなら、パソコンからの楽曲の転送が容易だからです。
最も簡単な転送方法は、ウォークマンをパソコンにつなげて、iTunesのライブラリーから移したい曲やアルバムをドラック&ドロップする方法です。
さらに便利な転送方法は、ソニーが用意する専用ソフトを利用する方法です。
第1に、Macユーザーは、Content Transfer for Mac という無料ソフトがあります。
第2に、Windowsユーザーは、Music Center for PC という無料ソフトがあります。
これらの方法だと、完全に自動でメディアのフォルダ分けが可能です。プレイリストなども転送可できます。
さらに言えば、このソフトでiTunesで購入した楽曲も転送可能です。
なぜなら、iTunesは現在的にはDRMフリーだからです。
ただし、かなり昔にダウンロードした曲(ファイル拡張子が.M4p)については転送制限があり不可能です。
ファイル名が(.M4a)で終わっていれば大丈夫です。これは、AACという形式の圧縮ファイルなので、ウォークマンでも再生可能です。
アルバムアート(カバーアート)は、以前は対応しない状況がありましたが、現状では取り込めます。
第1に、Macユーザーは、Content Transfer for Macで、カバーアートの取り込みに対応できます。
第2に、Windowsユーザーは、Music Center for PCで、自動的に登録されます。手動登録も可能です。
なお、単なるドラック&ドロップでも、iTuneで購入した音楽ならば、(カバーアートがファイルに埋め込まれているので)そのまま取り込めます。
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最後になりますが、今回の記事がお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。ではでは。