1回目記事からの続きです→こちら
今回の結論
最新ウォークマンのおすすめは結論的にこの機種!
1・SONY ウォークマンの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:Sシリーズ
1-3:Aシリーズ
1-4・ZXシリーズ
1-5:WM1シリーズ
2・SONY ウォークマンの比較 (2)
2-1:Wシリーズ
2-2:最終的なおすすめの提案【結論】
というわけで、今回は、ソニーの最新のウォークマンを比較してきました。
最後にいつものように、価格別・目的別に、Atlasのおすすめ機種を提案したいと思います。
第1に、通勤などの際の手軽な音楽プレーヤーとしておすすめなのは、
【2017年発売】
【単体モデル】
1・SONY NW-S313 [4GB]
¥15,000 Amazon.co.jp (6/17執筆時)
2・SONY NW-S315 [16GB]
¥19,082 Amazon.co.jp (6/17執筆時)
【スピーカー付】
3・SONY NW-S313K [4GB]
¥19,000 Amazon.co.jp (6/17執筆時)
4・SONY NW-S315K [16GB]
¥24.358 Amazon.co.jp (6/17執筆時)
重さ:53g
バッテリー:最大52時間
ハイレゾ:非対応
コーデック:SBC
OS:
音質の良さ ★★★★☆
軽量性 ★★★★★★
バッテリー量 ★★★★★
電車での利用 ★★★★☆
運動時の利用 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★
ウォークマンのSシリーズでしょう。
容量的には、16GBモデルが値下がりしてきておりオススメです。
重さは、53gです。
とても軽量な小型音楽プレーヤですが、カラー液晶を搭載します。
バッテリーの持続時間も、52時間です。
Bluetooth利用した場合も23時間です。
音質面では、率直に言って、上位のAシリーズとは差があります。
とくに、Bluetoothを利用する場合、音質に関わるコーデックはSBCのみです。
ただ、聞き流す感じで聴く場合ほか、語学学習やワイドFM用と考えれば、問題ないです。さらに、保存したい音源が、そもそもMP3などの圧縮音源に限られるならば、差は感じないと思います。
ーーーー
【Disney Collection】NW-S310/DIシリーズ
5・SONY NW-S313/DI 【4GB】
¥20,700 ソニーストア限定 (6/17執筆時)
6・SONY NW-S315/DI 【16GB】
¥25,100 ソニーストア限定 (6/17執筆時)
【PEANUTS Friends Collection】
7・SONY NW-S313/PNF 【4GB】
¥20,700 ソニーストア限定 (6/17執筆時)
8・SONY NW-S315/PNF 【16GB】
¥25,100 ソニーストア限定 (6/17執筆時)
重さ:53g
バッテリー:最大52時間
ハイレゾ:非対応
コーデック:SBC
OS:
なお、先述のように、ソニーストア限定販売のコラボモデルが出ています。
刻印以外、本体部分は同じですので、こちらを選んでももちろんOKです。
第2に、ストリーミングサービスを含め、ネットコンテンツをフルに活用したい方には、
【2023年1月発売】
11・SONY A300 NW-A306H [32GB]
¥37,979 Amazon.co.jp (6/17執筆時)
12・SONY A300 NW-A307H [64GB]
¥48,400 Amazon.co.jp (6/17執筆時)
重さ:113g
バッテリー:最大36時間
ハイレゾ:対応
コーデック:SBC AAC Apt-X HD LDAC
OS:Android 12
音質の良さ ★★★★★★
軽量性 ★★★★★
バッテリー量 ★★★★☆
電車での利用 ★★★★★★
運動時の利用 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★★
Androidアプリに対応できるA300シリーズが良いでしょう。
Wi-Fiを搭載し、Android系のネットコンテンツを利用できる製品としては、最も安い機種ですから
ハイレゾ音源にも、しっかり対応です。
コーデックは、SBC・AAC・AptX・Apt-X HD・LDACをフォローします。
LDACでハイレゾのストリーミングもできるため、Wi-Fi環境のある自宅で主に利用する場合などはメリット性があります。
先述のように定額聴き放題サービスでは、「Amazon Music HD」で、ハイレゾを含むHD音源の配信がはじまっています。
本機でも対応できます。Amazon Music Unlimitedは、月額1,180円(プライム会員980円)ですが、無料で試せるので、あらかじめ楽曲の程度などをみておいても良いでしょう。
詳しくは、同社の説明サイト(こちら)をご覧ください
一方、ストリーミングを利用しない形でも、本機は便利です。
ブラウザ機能もありますし、楽曲は、ネットから楽曲も直接ダウンロードもできるため、この方法でも便利です。
なお、外出先でのストリーミング再生には、Wi-Fiスポットを利用するか、スマホのテザリングを利用する必要がある点、注意しましょう。
ただ、ストリーミングは自宅だけ、外出先では保存した音源の再生、と分けて使えば、とても便利でしょう。
Samsung microSDXC 128GB
¥1,690 Amazon.co.jp (6/17執筆時)
Samsung microSDXCカード 256GB
¥3,480 Amazon.co.jp (6/17執筆時)
Samsung microSDXCカード 512GB
¥8,480 Amazon.co.jp (6/17執筆時)
Nextorage microSDXCカード 128GB
¥2,330 Amazon.co.jp (6/17執筆時)
Nextorage microSDXCカード 256GB
¥4,090 Amazon.co.jp (6/17執筆時)
Nextorage microSDXCカード 512GB
¥7,890 Amazon.co.jp (6/17執筆時)
A100シリーズも、マイクロSDカードに対応します。
先述のように、公式に対応カードや、最大の対応容量の公式的な説明はないです。
メーカーはどちらでも良いでしょうが、本編で書いたように、ソニーとの関係性の部分では、以上の2社のどちらかなと思います。
今だと、日本のNextorageのものが、公式サイトではセット販売です。
容量別にだいたいの記憶量は、上表の通りです。
MicroSDカードの転送速度などについては、【MicroSDカードの比較記事】の記事で詳しく書きました。
ANKER MicroSDカード対応リーダー
¥990 Amazon.co.jp (6/17執筆時)
転送するための手段がない方は、リーダを別売で買うと良いでしょう。
ーー
純正シリコンケース CKM-NWA300
¥1,564 Amazon.co.jp (6/17執筆時)
純正ソフトケース CKS-NWA300
¥2,700 Amazon.co.jp (6/17執筆時)
エレコム A300シリーズ 液晶保護シート
¥1,130 Amazon.co.jp (6/17執筆時)
対応するアクセサリーはこちらになります。
ソフトケースは、少し高いですがカバー付きです。
第3に、音質に最大限こだわった性能の高いウォークマンが欲しい方は、
【2023年1月発売】
[64GB]
17・SONY NW-ZX707 C
¥88,600 Amazon.co.jp (6/17執筆時)
重さ:227g
バッテリー:最大25時間
ハイレゾ:対応
コーデック:SBC AAC Apt-X HD LDAC
OS:Android 12
音質の良さ ★★★★★★★
軽量性 ★★★★☆
バッテリー量 ★★★★★
電車での利用 ★★★★☆
運動時の利用 ★☆☆☆☆
総合評価 ★★★★★★
ZX700シリーズが良いと思います。
最上位機のWM1シリーズもありますが、先述のように、費用対効果が悪いです。
基本的な仕組みは本機とあまり変わりませんので、高級機で選ぶならばこちらでしょう。
高級オーディオは、(ノイズ源になる)Wi-Fiなどの電子パーツ嫌う部分がありますが、本機は利便性を重視し、Android OSを搭載しますし、時代のニーズに合っていると思います。
音質面では、パーツ面を含めこだわりが随所に見られ、下位機種と明示的に音質の違いが分かります。
高級機は、新製品の登場サイクルが長いので、出たばかりのこちらは「しばらくは陳腐化しない」点でもおすすめできます。
いずれにしても、高級機種を買ったという満足感は高いでしょう。
Nextorage microSDXCカード 128GB
¥2,330 Amazon.co.jp (6/17執筆時)
Nextorage microSDXCカード 256GB
¥4,090 Amazon.co.jp (6/17執筆時)
¥7,890 Amazon.co.jp (6/17執筆時)
記憶容量は、ヘビーユーザーにとっては、64GBとやや少ないです。
しかし、マイクロSDカードの増設にも対応するため、不安はないでしょう。
マイクロSDカードについては、ヘビーユーザー向きの大容量モデルを含めて【MicroSDカードの比較記事】の記事で詳しく書きました。
また、こちらは通常のヘッドホンでも利用できますが、バランス接続も対応できます。
対応機は、上のリンク記事で紹介しています。
まださほど数はありませんが、よろしければご覧ください。
純正レザーケース CKL-NWZX700
¥6,582 Amazon.co.jp (6/17執筆時)
ZX707対応保護フィルム
¥1,236 Amazon.co.jp (6/17執筆時)
なお、純正のレザーケースはこちらのものが対応します。
保護シートは、こちらも出るか不明です。
ーーー
【2019年11月発売】
[64GB]
18・SONY NW-ZX507 B 【黒】
19・SONY NW-ZX507 S 【銀】
¥48,999 Amazon.co.jp (6/17執筆時)
重さ:164g
バッテリー:最大20時間
ハイレゾ:対応
コーデック:SBC AAC Apt-X HD LDAC
OS:Android 9
音質の良さ ★★★★★★★
軽量性 ★★★★☆
バッテリー量 ★★★★★
電車での利用 ★★★★☆
運動時の利用 ★☆☆☆☆
総合評価 ★★★★★★
一方、本編で書いたように、本機の旧機種は、一定程度安いです。
OSがAndroid 9と古いので、ストリーミングほか、ネットを重視する場合はおすすめしません。
しかし、下位のA300シリーズを考えているかたで、「そもそも、内蔵メモリやマイクロSDカード以外は再生しない」という場合、本機を選んでも良いかなと思います。
中身のパーツが新機種と同じく「豪華」ですし、高級オーディオ(の入り口)を感じられる部分も魅力でしょう。
重さも、この世代だと3型液晶だったので、164gと加減はあります。
その部分でも割と良い選択肢に思えます。
純正レザーケース CKL-NWZX500
¥2,980 Amazon.co.jp (6/17執筆時)
専用保護シート PRF-NWZX500
¥1,980 Amazon.co.jp (6/17執筆時)
なお、純正のレザーケースや、保護シートはこちらのものが対応します。
補足:ウォークマンの周辺機器
というわけで、今回は、ソニーのウォークマンの紹介でした。
最後におまけです。
1・完全ワイヤレス(TWS型)イヤホンの比較
2・左右直結Bluetoothイヤホンの比較
3・ハイレゾ対応イヤホンの比較
4・ノイキャン対応イヤホンの比較
5・Bluetoothヘッドホンの比較
6・ノイキャンヘッドホンの比較
7・ハイレゾヘッドホンの比較
8・Beatsのヘッドホンの比較
9・ネックスピーカーの比較
ここまで書いてきたように、ウォークマンの場合「ハイレゾ対応」というのは大きな「売り」です。
そのため、もし、ハイレゾ音源をより高音質で聞きたい場合は、イヤホンを同時に探しても良いでしょう。
以上の記事で詳しく書いていますので、よろしければご覧ください。
左右独立型のTWS型のイヤホンで考えている場合、1回目記事で色々紹介しています。有線イヤホンならば、3回目記事です。
10・おすすめヘッドホンの選び方 【結論】
なお、「多すぎて選び方が分からない」という方は、こちらが「まとめ記事」です。
最近のトレンドを含めた「選び方の基本」を書いています。
11・PC用スピーカーの比較
12・ハイレゾ対応ミニコンポの比較
13・プリメインアンプの比較
14・Bluetoothスピーカーの比較
15・スマートスピーカーの比較
16・音楽用ICレコーダーの比較
そのほか、ウォークマンと連携できる据え置きスピーカーなどについても比較しています。
あわせてよろしくお願いします。
---
最後になりますが、今回の記事がお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。ではでは。