Top オーディオ製品 比較2025’ ソニーの最新ウォークマン21機の性能とおすすめ・選び方 (2)

2025年06月17日

比較2025’ ソニーの最新ウォークマン21機の性能とおすすめ・選び方 (2)

1回目記事からの続きです→こちら

今回の結論
最新ウォークマンのおすすめは結論的にこの機種!

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1・SONY ウォークマンの比較 (1)
 1-1:選び方の基本の説明【導入】
 1-2:Sシリーズ
 1-3:Aシリーズ
 1-4・ZXシリーズ
 1-5:WM1シリーズ
2・SONY ウォークマンの比較 (2)
 2-1:Wシリーズ
 2-2:最終的なおすすめの提案【結論】

 というわけで、今回は、ソニーの最新のウォークマンを比較してきました。

 最後にいつものように、価格別・目的別に、Atlasのおすすめ機種を提案したいと思います。  


 第1に、通勤などの際の手軽な音楽プレーヤーとしておすすめなのは、

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 【2017年発売】

 【単体モデル】

 1・SONY NW-S313 [4GB]
   ¥15,000 Amazon.co.jp (6/17執筆時)

 2・SONY NW-S315 [16GB]
   ¥19,082 Amazon.co.jp (6/17執筆時)

 【スピーカー付】

 3・SONY NW-S313K [4GB]
   ¥19,000 Amazon.co.jp (6/17執筆時)

 4・SONY NW-S315K [16GB]
   ¥24.358 Amazon.co.jp (6/17執筆時)

重さ:53g
バッテリー:最大52時間
ハイレゾ:非対応
コーデック:SBC
OS:

音質の良さ  ★★★★☆
軽量性    ★★★★★★
バッテリー量 ★★★★★
電車での利用 ★★★★☆
運動時の利用 ★★★☆☆
総合評価   ★★★★★

 ウォークマンのSシリーズでしょう。

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 容量的には、16GBモデルが値下がりしてきておりオススメです。

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 重さは、53gです。

 とても軽量な小型音楽プレーヤですが、カラー液晶を搭載します。

 バッテリーの持続時間も、52時間です。

 Bluetooth利用した場合も23時間です。

 音質面では、率直に言って、上位のAシリーズとは差があります。

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 とくに、Bluetoothを利用する場合、音質に関わるコーデックはSBCのみです。

 ただ、聞き流す感じで聴く場合ほか、語学学習やワイドFM用と考えれば、問題ないです。さらに、保存したい音源が、そもそもMP3などの圧縮音源に限られるならば、差は感じないと思います。

ーーーー

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 【Disney Collection】NW-S310/DIシリーズ

 5・SONY NW-S313/DI 【4GB】
  ¥20,700 ソニーストア限定 (6/17執筆時)

 6・SONY NW-S315/DI 【16GB】
  ¥25,100 ソニーストア限定 (6/17執筆時)

 【PEANUTS Friends Collection】

 7・SONY NW-S313/PNF 【4GB】
  ¥20,700 ソニーストア限定 (6/17執筆時)

 8・SONY NW-S315/PNF 【16GB】
  ¥25,100 ソニーストア限定 (6/17執筆時)

重さ:53g
バッテリー:最大52時間
ハイレゾ:非対応
コーデック:SBC
OS:

 なお、先述のように、ソニーストア限定販売のコラボモデルが出ています。

 刻印以外、本体部分は同じですので、こちらを選んでももちろんOKです。


 第2に、ストリーミングサービスを含め、ネットコンテンツをフルに活用したい方には、

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 【2023年1月発売】

 11・SONY A300 NW-A306H  [32GB]
  ¥37,979 Amazon.co.jp (6/17執筆時)

 12・SONY A300 NW-A307H [64GB]
  ¥48,400 Amazon.co.jp (6/17執筆時)

重さ:113g
バッテリー:最大36時間
ハイレゾ:対応
コーデック:SBC AAC Apt-X HD LDAC
OS:Android 12

音質の良さ  ★★★★★★
軽量性    ★★★★★
バッテリー量 ★★★★☆
電車での利用 ★★★★★★
運動時の利用 ★★★☆☆
総合評価   ★★★★★★

 Androidアプリに対応できるA300シリーズが良いでしょう。

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 Wi-Fiを搭載し、Android系のネットコンテンツを利用できる製品としては、最も安い機種ですから

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 ハイレゾ音源にも、しっかり対応です。

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 コーデックは、SBC・AAC・AptX・Apt-X HD・LDACをフォローします。

 LDACでハイレゾのストリーミングもできるため、Wi-Fi環境のある自宅で主に利用する場合などはメリット性があります。

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 先述のように定額聴き放題サービスでは、「Amazon Music HD」で、ハイレゾを含むHD音源の配信がはじまっています。

 本機でも対応できます。Amazon Music Unlimitedは、月額1,180円(プライム会員980円)ですが、無料で試せるので、あらかじめ楽曲の程度などをみておいても良いでしょう。

  詳しくは、同社の説明サイト(こちら)をご覧ください

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 一方、ストリーミングを利用しない形でも、本機は便利です。

 ブラウザ機能もありますし、楽曲は、ネットから楽曲も直接ダウンロードもできるため、この方法でも便利です。

 なお、外出先でのストリーミング再生には、Wi-Fiスポットを利用するか、スマホのテザリングを利用する必要がある点、注意しましょう。

 ただ、ストリーミングは自宅だけ外出先では保存した音源の再生、と分けて使えば、とても便利でしょう。

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 Samsung microSDXC 128GB
  ¥1,690 Amazon.co.jp (6/17執筆時)

 Samsung microSDXCカード 256GB
  ¥3,480 Amazon.co.jp (6/17執筆時)

 Samsung microSDXCカード 512GB
  ¥8,480 Amazon.co.jp (6/17執筆時)

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 Nextorage microSDXCカード 128GB
   ¥2,330 Amazon.co.jp (6/17執筆時)

 Nextorage microSDXCカード 256GB
   ¥4,090 Amazon.co.jp (6/17執筆時)

 Nextorage microSDXCカード 512GB
   ¥7,890 Amazon.co.jp (6/17執筆時) 

 A100シリーズも、マイクロSDカードに対応します。

 先述のように、公式に対応カードや、最大の対応容量の公式的な説明はないです。

 メーカーはどちらでも良いでしょうが、本編で書いたように、ソニーとの関係性の部分では、以上の2社のどちらかなと思います。

 今だと、日本のNextorageのものが、公式サイトではセット販売です。

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 容量別にだいたいの記憶量は、上表の通りです。

 MicroSDカードの転送速度などについては、【MicroSDカードの比較記事】の記事で詳しく書きました。

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 ANKER MicroSDカード対応リーダー
  ¥990 Amazon.co.jp (6/17執筆時)

 転送するための手段がない方は、リーダを別売で買うと良いでしょう。

ーー

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 純正シリコンケース CKM-NWA300
  ¥1,564 Amazon.co.jp (6/17執筆時)

 純正ソフトケース CKS-NWA300
  ¥2,700 Amazon.co.jp (6/17執筆時)

 エレコム A300シリーズ 液晶保護シート
  ¥1,130 Amazon.co.jp (6/17執筆時)

 対応するアクセサリーはこちらになります。

 ソフトケースは、少し高いですがカバー付きです。


 第3に、音質に最大限こだわった性能の高いウォークマンが欲しい方は、

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 【2023年1月発売】

 [64GB]

 17・SONY NW-ZX707 C
   ¥88,600 Amazon.co.jp (6/17執筆時)

重さ:227g
バッテリー:最大25時間
ハイレゾ:対応
コーデック:SBC AAC Apt-X HD LDAC
OS:Android 12

音質の良さ  ★★★★★★★
軽量性    ★★★★☆
バッテリー量 ★★★★★
電車での利用 ★★★★☆
運動時の利用 ★☆☆☆☆
総合評価   ★★★★★★

 ZX700シリーズが良いと思います。

 最上位機のWM1シリーズもありますが、先述のように、費用対効果が悪いです。

 基本的な仕組みは本機とあまり変わりませんので、高級機で選ぶならばこちらでしょう。

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 高級オーディオは、(ノイズ源になる)Wi-Fiなどの電子パーツ嫌う部分がありますが、本機は利便性を重視し、Android OSを搭載しますし、時代のニーズに合っていると思います。

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 音質面では、パーツ面を含めこだわりが随所に見られ、下位機種と明示的に音質の違いが分かります。

 高級機は、新製品の登場サイクルが長いので、出たばかりのこちらは「しばらくは陳腐化しない」点でもおすすめできます。

 いずれにしても、高級機種を買ったという満足感は高いでしょう。

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 Nextorage microSDXCカード 128GB
   ¥2,330 Amazon.co.jp (6/17執筆時)

 Nextorage microSDXCカード 256GB
   ¥4,090 Amazon.co.jp (6/17執筆時)

 Nextorage microSDXCカード 512GB
   ¥7,890 Amazon.co.jp (6/17執筆時) 

 記憶容量は、ヘビーユーザーにとっては、64GBとやや少ないです。

 しかし、マイクロSDカードの増設にも対応するため、不安はないでしょう。

 マイクロSDカードについては、ヘビーユーザー向きの大容量モデルを含めて【MicroSDカードの比較記事】の記事で詳しく書きました。

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 また、こちらは通常のヘッドホンでも利用できますが、バランス接続も対応できます。

1・ハイレゾイヤホンの比較
2・ハイレゾヘッドホンの比較

 対応機は、上のリンク記事で紹介しています。

 まださほど数はありませんが、よろしければご覧ください。

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 純正レザーケース CKL-NWZX700
  ¥6,582 Amazon.co.jp (6/17執筆時)

 ZX707対応保護フィルム
  ¥1,236 Amazon.co.jp (6/17執筆時)

 なお、純正のレザーケースはこちらのものが対応します。

 保護シートは、こちらも出るか不明です。

ーーー

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 【2019年11月発売】

 [64GB]

 18・SONY NW-ZX507 B 【黒】
 19・SONY NW-ZX507 S 【銀】
   ¥48,999 Amazon.co.jp (6/17執筆時)

重さ:164g
バッテリー:最大20時間
ハイレゾ:対応
コーデック:SBC AAC Apt-X HD LDAC
OS:Android 9

音質の良さ  ★★★★★★★
軽量性    ★★★★☆
バッテリー量 ★★★★★
電車での利用 ★★★★☆
運動時の利用 ★☆☆☆☆
総合評価   ★★★★★★

 一方、本編で書いたように、本機の旧機種は、一定程度安いです。

 OSAndroid 9と古いので、ストリーミングほか、ネットを重視する場合はおすすめしません。

 しかし、下位のA300シリーズを考えているかたで、「そもそも、内蔵メモリやマイクロSDカード以外は再生しない」という場合、本機を選んでも良いかなと思います。

 中身のパーツが新機種と同じく「豪華」ですし、高級オーディオ(の入り口)を感じられる部分も魅力でしょう。

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 重さも、この世代だと3型液晶だったので、164gと加減はあります。

 その部分でも割と良い選択肢に思えます。

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 純正レザーケース CKL-NWZX500
  ¥2,980 Amazon.co.jp
(6/17執筆時)

 専用保護シート PRF-NWZX500
  ¥1,980 Amazon.co.jp
(6/17執筆時)

 なお、純正のレザーケースや、保護シートはこちらのものが対応します。

補足:ウォークマンの周辺機器

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 というわけで、今回は、ソニーのウォークマンの紹介でした。

 最後におまけです。 

1・完全ワイヤレス(TWS型)イヤホンの比較
2・左右直結Bluetoothイヤホンの比較
3・ハイレゾ対応イヤホンの比較
4・ノイキャン対応イヤホンの比較
5・Bluetoothヘッドホンの比較
6・ノイキャンヘッドホンの比較
7・ハイレゾヘッドホンの比較
8・Beatsのヘッドホンの比較
9・ネックスピーカーの比較

 ここまで書いてきたように、ウォークマンの場合「ハイレゾ対応」というのは大きな「売り」です。

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 そのため、もし、ハイレゾ音源をより高音質で聞きたい場合は、イヤホンを同時に探しても良いでしょう。

 以上の記事で詳しく書いていますので、よろしければご覧ください。

 左右独立型のTWS型のイヤホンで考えている場合、1回目記事で色々紹介しています。有線イヤホンならば、3回目記事です。

10・おすすめヘッドホンの選び方 【結論】

 なお、「多すぎて選び方が分からない」という方は、こちらが「まとめ記事」です。

 最近のトレンドを含めた「選び方の基本」を書いています。

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11・PC用スピーカーの比較
12・ハイレゾ対応ミニコンポの比較
13・プリメインアンプの比較
14・Bluetoothスピーカーの比較
15・スマートスピーカーの比較
16・音楽用ICレコーダーの比較

 そのほか、ウォークマンと連携できる据え置きスピーカーなどについても比較しています。

 あわせてよろしくお願いします。

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 最後になりますが、今回の記事がお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。ではでは。

posted by Atlas at 14:36 | オーディオ製品

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