Top 健康家電 比較2021' GPSランニングウォッチ52機の性能とおすすめ:Garmin スント Polar (2)

2021年01月19日

比較2021' GPSランニングウォッチ52機の性能とおすすめ:Garmin スント Polar (2)

前編からの続きです→こちら

4・ポラールのランニングウォッチ

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 つづいて、フィンランドのポラールのランニングウォッチです。

 このブログでは【サイクルコンピュータの比較記事】でも紹介した企業ですが、心拍数計を基盤としつつ、総合的な健康管理に強みを持つ企業です。

 世界的には、ガーミンの「ライバル企業」で、Webベースの科学的なトレーニング分析に強みがあります。


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 【2020年】【MLサイズ Sサイズ】

 45・POLAR Ignite ブラック
 46・POLAR Ignite ホワイト
 47・POLAR Ignite ローズ
 48・POLAR Ignite イエロー
 49・POLAR Ignite オレンジ
  ¥27,522〜 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

搭載GPS数:2衛星
モーションセンサ:搭載
心拍数計:搭載(VO2Max対応)
最大稼働時間:17時間
ネットワーク:Bluetooth LE
重さ:35g
防水:3気圧 (30M)

  POLAR Igniteは、ポラールランニングウォッチです。

 ガーミンのForeAthlete 235Jあたりが値段的なライバルでしょう。

 リストバンドは、本機は購入時にサイズを選ぶ方式です。

 手首周り130〜185 mmがSサイズ、155〜210 mmがM/Lサイズです。

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 対応するGPSは、アメリカのGPS衛星とロシアのグロナスです。

 対応が2衛星ですので、純粋に数としては少なめです。日本のみちびき未対応なのは残念です。

 モーションセンサーも、搭載です。

 3Dジャイロではないですが、値段的には妥当です。

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 運動データは、基本部分として、「走行距離・ペース・速度・時間・ルート」が計測できます。

 加えて、加速度センサーで、高度も計測でき、アップダウン表示にも対応できます。

 自動ラップも記録可能ですが、こちらについては、あまり高度ではないです。

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 日常生活データは、本機もステップ計測ができるので、歩数計として利用できます。

 睡眠量は、睡眠ステージの分析も含めてできます。

 その上で面白いのは、Nightly Recharge ステータスの表示です。これは、睡眠の質と、自律神経の変化(ANS)をふまえて、前日のトレーニング負荷からの回復状況を表示してくれます。

 ユニークな機能です。

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 心拍数センサーも、腕時計に内蔵されます。

 先述のように、そもそも同社は、心拍計の企業ですし、Precision Primeセンサーの精度は期待値が高いです。

  もちろん、心拍数からVO2max(最大酸素摂取量)が計測・表示可能です。

 面白いのは、心拍数とスピードゾーン(5段階区分での走った速度を区分して時間で表示)から、利用後すぐに、Running Index スコアを得れることです。

 モチベーションアップにもつながるでしょう。

 GPSの最大稼働時間は、17時間です。

 結構長持ちです。

 スマホとの連動は、本機も、Bluetoothを用いる形式です。

 省電力のBluetooth LEで、着信通知などを受けられます。

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 一方、本製品の最大の特長は、データ分析機能です。

 同社のウェブベースのサービス(Polar Flow)では、取得したデータを表示するだけでなく、運動中のデータ(5段階のスピードゾーンの時間)や、疲労回復量の分析をふまえて、かなり高度な、ランニングトレーニングプログラムを組んでくれます。

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 5キロ・10キロ・ハーフマラソン・フルマラソンなど、日時的な目標や、トレーニング可能日をふまえてですので、合理的です。

 同社のサービスは、自転車や水泳など、他のスポーツも高度な分析や提案に対応してくれますので、やはり、この部分で人気の機種です。

 「100以上のスポーツ」に対応可能です。

 防水性は、3気圧防水(水深30M)です。

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 以上、 POLAR Igniteの紹介でした。

 他社に比べて優る部分は、やはり、Webベースのデータ分析機能です。サードパーティのサービスを利用せずとも、専門的な分析ができますから。

 アプリも用意されますが、ポラールは、Webベースで自社のクラウドデータを預かってくれるため、長期的にデータを見ていきたい場合、「紛失」の危険がない点も良いでしょう。

 一方、本製品のUIは日本語化はされていますが、日本語版の説明書やカタログがあまり親切とは言えず、正直言ってかなり分かりにくいにくいです。

 スペックの違いも明示化されないので、購入前に仕様が分かりずらく、この点でも他社に負けています。中級者以上に向きます。

ーーー

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 【2020年】【MLサイズ S/Mサイズ】

 50・Polar Vantage M
  ¥35,890〜 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

搭載GPS数:2衛星
モーションセンサ:搭載
心拍数計:搭載(VO2Max対応)
最大稼働時間:30時間
ネットワーク:Bluetooth LE
重さ:45g
防水:3気圧 (30M)

  なお、ポラールについては、Polar Vantage M という、上位シリーズもあります。

 Igniteと比較する場合、本機は、ディスプレイ解像度が詳細であるほか、バッテリー量や、バンドや本体の素材が良質化します。

 一方、ランニングウォッチとしての機能面では、さほど大きな違いがないです。

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 結論的にいえば、基本的にはPOLAR Igniteで問題ないでしょう。

 高機能化するほど、重くなるという部分もありますので。

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 51・Polar Vantage V Titan
  ¥71,800〜 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

搭載GPS数:2衛星
モーションセンサ:搭載
心拍数計:搭載(VO2Max対応)
最大稼働時間:40時間
ネットワーク:Bluetooth LE
重さ:59g
防水:5気圧 (50M)

 さらに、Polar Vantage M Polar Vantage Lと上位機もあります。

 こちらについても、値段がここまで違う理由は、(一般的な時計と同じで)素材部分が高級だからです。

 機能面では、Stravaとの連携強化やメモリ量の増加、また気圧計の搭載などが見どころです。

 ただ、ランニングウォッチとしての機能と、データ分析機能の部分では、基本的にはPOLAR Ignite GPSと同じで、さほど変わりません

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 【2020年】【MLサイズ Sサイズ】

 52・ ポラール Grit X
  ¥56,027〜 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

搭載GPS数:4衛星
モーションセンサ:搭載
心拍数計:搭載(VO2Max対応)
最大稼働時間:40時間
ネットワーク:Bluetooth LE
重さ:64g
防水:5気圧 (50M)

 一方、Grit Xという製品もあります。

 こちらについては、みちびきを含めて4衛星への対応や、気圧計(高度計)に加えて、デジタルコンパスを搭載する機種です。ただし、スントは異なり、温度計の記載はないですね。

 一方、GPSを利用しつつ40時間の稼働とスタミナ部分はかなりの配慮があります。

 ただ、重さが64gということで、スントの上位機のように、ランニングウォッチというより、むしろ、多機能なタフネスウォッチというのが正解でしょう。

今回の結論
GPSランニングウォッチのおすすめは結論的にこれ!

 というわけで、今回は、腕時計タイプのランニングウォッチを紹介しました。

 最後に、いつものように、Atlasのおすすめ機種を提案しておきたいと思います。


 第1に、十分なデータをGPSランニングウォッチの入門機としておすすめなのは、

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 【2019年】

 5・ガーミン ForeAthlete 45S 010‐02156‐40
 6・ガーミン ForeAthlete 45S 010‐02156‐41
 7・ガーミン ForeAthlete 45S 010‐02156‐45
 8・ガーミン ForeAthlete 45S 010‐02156‐40
  ¥24,800 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

搭載GPS数:4衛星
モーションセンサ:搭載
心拍数計:搭載(VO2Max対応)
最大稼働時間:11時間
ネットワーク:Bluetooth
重さ:36g
防水:5気圧

1・GPSの精度   ★★★★★
2・計測データの種類 ★★★★☆
3・本体の軽量性   ★★★★★

4・日常の健康管理  ★★★★★
5・総合評価     ★★★★★

 米国ガーミンForeAthlete 45でしょう。

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 「ForeAthlete 」シリーズの入門機ですが、しっかり4衛星に対応するほか、心拍数計によりVO2Maxの計測に対応するなど、現行水準で必要な機能は網羅していますので。

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 同社からはより下位のシリーズもありますが、トレーニング中の文字盤の視認性や装着感を考える場合、アスリートに最適化された 「ForeAthlete 」シリーズである意味があります。

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 その上で、歩数や睡眠レベルの分析機能を含め、日常生活に関わる計測も、「そこそこ楽しめる」ため、普段使いにも良いでしょう。

 GPSを動かさなければ、バッテリー消費も少ないですし、問題ありません。


 第2に、本格的に科学的トレーニングを行いたい方におすすめできる機種は、

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 【2019】【音楽再生機能なし】

 14・Garmin ForeAthlete 245  010-02120-48
 15・Garmin ForeAthlete 245 010-02120-42
  ¥34,800 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

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 【2019】【音楽再生機能あり】

 16・Garmin ForeAthlete 245 Music 010-02120-71
 17・Garmin ForeAthlete 245 Music 010-02120-70
 18・Garmin ForeAthlete 245 Music 010-02120-72
  ¥39,800 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

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 【2020】【音楽再生機能あり】〈オリンピックモデル〉

  19・Garmin ForeAthlete 245 Music 010-02120-73
  ¥39,800 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

搭載GPS数:4衛星
モーションセンサ:搭載
心拍数計:搭載(VO2Max対応)
最大稼働時間:22時間
ネットワーク:Bluetooth Wi-Fi
重さ:38.5g
防水: 5気圧(50M)

1・GPSの精度   ★★★★★
2・計測データの種類 ★★★★★★
3・本体の軽量性   ★★★★★

4・日常の健康管理  ★★★★★
5・総合評価     ★★★★★

 ガーミンの Fore Athlete245 をおすすめします。

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 より上位の機種があるので、予算が豊富なかたは、同社の上位機でも良いでしょう。

 ただ、これより上位の機種の場合、別売の器具を導入することが計測の前提となるという意味で「プロ用」なので、一般ランナーならば、このグレードで良いと思います。

 そうは言っても、トレーニング効果(TE)の測定など、普通のスマートウォッチではできない、専門機独自の機能もありますし、「買って後悔することはない機能性」でしょう。

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 2機種ありますが、 音楽を聴きながらワークアウトしたい場合は、ForeAthlete 245 Musicが良いでしょう。

 Wi-Fi搭載なので、各社の定額聴き放題サービスもダウンロード利用できますので。

 体験されたい場合は、現在キャンペーン中の【Amazonプライム会員】の「30日間の無料体験登録」を利用すると良いでしょう。

 イヤホンは、このブログでは【Bluetoothイヤホンの比較記事】で、スポーツタイプを含め紹介しています。

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 スマホとの連動面も、Connect IQ ストア対応ですから、好きなアプリでカスタマイズ性が高い点も、良い部分です。

−−

 202007091423.jpg

 【2020年】【MLサイズ Sサイズ】

 45・POLAR Ignite ブラック
 46・POLAR Ignite ホワイト
 47・POLAR Ignite ローズ
 48・POLAR Ignite イエロー
 49・POLAR Ignite オレンジ
  ¥27,522〜 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

搭載GPS数:2衛星
モーションセンサ:搭載
心拍数計:搭載(VO2Max対応)
最大稼働時間:17時間
ネットワーク:Bluetooth LE
重さ:35g
防水:3気圧 (30M)

1・GPSの精度   ★★★★☆
2・計測データの種類 ★★★★★
3・本体の軽量性   ★★★★★

4・日常の健康管理  ★★★★★
5・総合評価     ★★★★★

  一方、もう一機挙げるとすれば、POLAR Ignite GPSです。

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 先述のように、同社のWEBサービスと連携しつつのデータ分析は、ガーミン以上に細かいです。

 データ重視で、科学的かつストイックに分析していきたい場合は、こちらの方が良いです。無料ですが、サードパーティのサービスを利用する必要がない細かいですから。

 その上で、日常生活の分析(歩数や睡眠量など)も優れるので、日常用との兼用にも向きます。

 ただ、説明書や機能の説明が十分に日本語化されておらず、あまり親切ではないです。

 Atlasも同社のシステムを使っていた時期がありますが、今も昔も初心者向けの「とっつきやすさ」は期待できないです。ある程度、腰を据えて「自分をポラール化」したい方に向きます。


 第3に、トレイルランやクロスカントリー向けのタフネスウォッチとしては、

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 【2018年】

 41・SUUNTO 9 BARO【各色】
  ¥54,600 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

搭載GPS数:4衛星
モーションセンサ:搭載
心拍数計:搭載
最大稼働時間:25時間
ネットワーク:Bluetooth
重さ:81g
防水: 10気圧(100M)

1・GPSの精度   ★★★★☆
2・計測データの種類 ★★★★★★
3・本体の軽量性   ★★★☆☆

4・日常の健康管理  ★★★★☆
5・総合評価     ★★★★★

 SUUNTO 9 BARO がよいでしょう。

 GPS利用時の「スタミナ」を考えると、長時間・複数日に及ぶ競技については、別に考える必要があるからです。

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 GPS利用時で「最大120時間」というのは、業界最高でしょう。

 時計本体の堅牢性も、おそらく「業界最強」なので、ハードな競技をする場合で、剛性も重視したい場合はこの機種をむしろ選ぶべきです。

補足・その他の健康家電について

 というわけで、今回はランニングウォッチの紹介でした。

 なお、このブログ「モノマニア」には、健康家電について、以下のような記事があります。

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1・スマホと連動する体重計
2・ワイヤレス活動量計
3・ランニングウォッチ
4・スマホ対応血圧計
5・スマホ対応基礎体温計
6・EMS腹筋ベルト

 これらもよろしくお願いします。

 また、最後になりますが、この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどから話題を共有していただければ嬉しいです。

posted by Atlas at 16:22 | 健康家電

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