1回目記事からの続きです→こちら
2-1・Beatsのヘッドホン

2回目記事のトップバッターは、BeatsのBluetoothヘッドホンです。
同社はApple傘下ですが、ストリート系の別ブランド扱いで継続展開しています。
1・ノイキャンヘッドホンの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:ソニー〈日本〉
1-3:BOSE〈日本〉
1-4:Apple〈米国〉
2・ノイキャンヘッドホンの比較 (2)
2-1:Beats〈米国〉
2-2:ヤマハ〈日本〉
2-3:Ag.・Final〈日本〉
2-4:オーディオテクニカ〈日本〉
3・ノイキャンヘッドホンの比較 (3)
3-1:JBL〈米国〉
3-2:ANKER〈米国〉
3-3:SHURE〈米国〉
3-4:B&W〈イギリス〉
3-5:B&O〈デンマーク〉
4・ノイキャンヘッドホンの比較 (4)
4-1:ゼンハイザー〈ドイツ〉
4-2:他の企業〈各地〉
4-3・最終的なおすすめの提案【結論】
今回も1回目記事の冒頭(こちら)で書いた「選び方の基本」に沿いながら、以上のような順番で各社の製品をみていきます。
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なお、以下では、Atlasのおすすめポイントについては赤系の文字色で、イマイチだと思う部分は青字で書いていきます。

【2023年8月発売】
11・Beats Studio Pro MQTP3PA/A
¥44,740 Amazon.co.jp (11/5執筆時)
タイプ:密閉型
再生周波数帯域:
ドライバー:40mm
コーデック: SBC AAC
3D音響:対応(空間オーディオ)
個人最適化:高度(ヘッドトラッキング可)
連続再生時間:40時間
ノイズキャンセル:2マイク式(自動)
有線接続:対応(同梱)
重さ:260g
Beats Studio Proは、Beatsの上位モデルとなるワイヤレスヘッドホンです。
現在だと、Beats Solo4の上位機にあたります。

本体の重さは、260gです。
重さは「ほどほど」ですが、本機は口径がやや大きなオーバーイヤー型です。
先ほどみたSoloはオンイヤー型でしたので、比べると、やや大きめになります。

ドライバーは、おなじ40mmです。
先述のように、一昔前は、このサイズは各社のオーバーヘッド型の「定番」でした。
しかし「小粒」な30mmも増えました。そのため40mmは、セールスポイントになる時代です。
構造的には、素材は非開示です。
ただ、二層構造の振動板を採用します。マグネットも旧世代(solo3)との比で25%アップなので、solo4と比べても強いでしょう。マイクロベントで音抜けも良くしています。
(Apple的な表現ですが)最大80%の音の歪みが減少し、ほぼゼロとの触れ込みです。
音質は、下位機種同様に、低音域がやはり注目点となる機種です。
高音域は、若干「きらびやかさ」がある一方、自然さはそこまでない感じです。
中音域は、明瞭感は十分な水準ですが、ボーカルはそこまで前には来ない感じで普通です。
低音域は、質感(スピード感)はあまり重視されず余韻を楽しむ感じの低音です。量感は、重低音を含めて、この価格クラスでは十分以上です。
同型のAirPods Maxのほうが低音の厚みは感じる印象ですが、価格差はある話です。
ジャンル的には「ヒップホップやメタル、ジャズやエレクトロ・R&B」といったジャンルに強みがありそうです。

接続方法は、同じく、Bluetooth 5.3(Class 1)です。
こちらも、USB-C接続に対応です。
DACは、一方、24bit/48kHzまでの対応と、下位機と異なり明記があります。
入門水準とはいえ、有線だとハイレゾ対応水準と言えます。最近は、定額音楽サービスでも、ハイレゾ音源は増えたので、(高度ではないにせよ)良いです。
このほか、3.5mmアナログオーディオケーブルが付属です。利用時はバッテリーなしでも駆動します。

Bluetoothコーデックは、SBC AACのみ対応です。
立体音源の再生は、Apple MusicやApple TVなどの「空間オーディオ」に対応です。
カメラを使った耳の形の「パーソナライズ」ができる部分、また、ヘッドトラッキング機能を装備する部分を含めて、下位機と同じです。
先ほど書いたように、7.1chまでのドルビーほか、映画用の立体音響技術のドルビーアトモスを音源として、立体音響を実現するものです。
連続再生可能時間は、22時間です。
ノイズキャンセラをオフにした場合は、40時間です。

ノイズキャンセリング機能は、Wマイク式(自動)です。
外側と内側にマイクを搭載した、Hybirid仕様で、状況に合わせて、リアルタイム処理しています。
同社は、ピュアアダプティブノイズキャンセリング(Pure ANC)と呼びます。
しっかり最近の仕様です。
リアルタイム分析は、ただ、騒音の状況(種類)の分析のみに基づきます。
装着状況などをみるような機能性がなく、そのあたりが、Apple純正との差です。
実際、マイクは片側3つです。ノイキャンに使うのはうち2つですし、そこまで強調できません。

外音取り込みは、対応です。
仕事時、あるいは、外出先での利用には便利でしょう。
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以上、Beats Studio Proの紹介でした。
オーバーイヤー型で余裕のある形状なので音質重視の場合、Soloより良いでしょう。
外出先で利用するような場合も、外音取り込み(ヒアスルー)やノイキャンもあるので、どこでも使えそうです。
その上で、これは下位機と同じですが、コンテンツ面で、ヘッドトラッキング機能を含めた「空間オーディオ」が利用できます。最近のトレンドなので、対応していて損はないと思います。
Apple純正のヘッドホンはかなり高めですし、ミドルクラスのApple製ヘッドホンとして、本機は人気が出そうです。iPhoneを含むApple製品と合わせるのには向くでしょう。
2-2・ヤマハのヘッドホン

続いて、日本のヤマハのBluetoothヘッドホンです。
ポータブルは普及機の委託開発のみで、高級ヘッドホンのイメージはない企業でしたが、最近自社開発をはじめています。

【2023年発売】
12・ ヤマハ YH-L700A(B)
¥47,400 Amazon.co.jp (11/5執筆時)
タイプ:密閉型
再生周波数帯域:8Hz-40kHz
ドライバー: 40mm
コーデック: SBC AAC Aptx Adapt
3D音響:対応(3Dサウンドフィールド)
個人最適化:高度(ヘッドトラッキング可)
連続再生時間:34時間
ノイズキャンセル:Wマイク(自動)
有線接続:対応
重さ:330g
YH-L700Aは、ヤマハのBluetoothヘッドホンの最上位機です。

本体の重さは、330gです。
主張があるスクエア型のフォルムです。
重さは、重くはないですが、ソニーよりはしっかり目です。
外装パーツは値段相応に良さそうですが、装着性を強調した宣伝はしていません。
再生周波数帯域は、48Hz-40kHzというスペックです。
したがって、「ハイレゾに対応」する上で、低音も出ることを主張していると言えます。
ドライバーは、40mmです。
やはり、素材や音質部分の工夫について、サイトには記載がないです。
音質は、高音域は、そこまで特徴はなく、「きらびやかさ」も「自然さ」も中庸な感じです。
中音域は、クリアな明瞭感があり質が良いです。低音域は、かなり量感重視で、重低音を含めて、BOSEのように沈み込む感じが強めです。一方、中低音のクロス部分は低音が強い関係で、若干ですが重さを感じる場合もあります。
音源的には、割と、EDM系ほか、映画用には向きそうな音質です。

音質のパーソナライズは、リスニングケア(アドバンスド)に対応します。
若干他社とニュアンスが違いますが、イコライザの部分で、人間の聴覚特性に合わせて音のバランスを調整し、各帯域の音の爆音を防ぎ、聴覚保護をするというものです。
ヤマハ機ではお馴染みのものですが「アドバンスド」なので、周囲の騒音も総合的に判断して、音質の犠牲を最小限に調整してくれます。

加えて、リスニングオプティマイザーとして、マイクを使いつつ、リアルタイムで、装着状況や、耳穴の内部の聞こえをマイクを通して解析し、実際の音源との差に基づき、音質を調整する機能が付きます。
Appleの「アダプティブイコライゼーション」機能に相当する機能で、(耳のケアではなく)音質アップのための機能です。
リアルタイムで、音質アップのための特定の周波数特性の調整に言及があるのは、Appleを除けばヤマハだけかと思います。

Bluetoothコーデックは、SBC AACほか、Aptx-Adaptiveに対応です。
一方、執筆時に確認したところ、Aptx-Adaptiveは、ハイレゾ対応水準のコーデックですが、ヤマハは「Hi-Resは有線接続のみ対応」とわざわざ註記しています。
ドライバもハイレゾには問題ない仕様ですが、DAC部分の仕様の限界とのことです。本機は独自機能が結構「充実」なので、仕方ないのかもしれません。
なお、このコーデックは、可変ビットレートで低遅延でもありますが、その部分は問題なく作動します。

立体音響は、対応です。
本機のポイントといえ、サラウンドが充実します(3Dサウンドフィールド)。
本機の場合、映像向け・ミュージックビデオ向け・音楽コンテンツ向けの各モードを備えます(計7モード)。
先述のように、少なくとも最近は高級ヘッドホンを出していないですが、定評のある同社のシアターオーディオ技術(CINEMA DSP)を応用して、この部分を伸ばしたのが個性です。
ヤマハの場合、2chステレオのデータを含め仮想的に多チャンネルにするとします。
いったん多チャンネルデータ(5ch)にしてから、パン処理(8ch)したデータをさらに解析し、3D化させているようです。
この方法の良い部分は、スマホアプリ・PCソフトに依存しない点でしょう。
内蔵チップでの処理なので(基本)コンテンツに左右されないでしょうから。
とくに映像向けには、よさげです。
ヘッドトラッキングセンサーも搭載です。
耳の外から音が聞こえるような感覚を作だし、また、頭を動かしても、音の方向性が維持されます。仮想的にバイノーラル音源を作り出す方向性で、Appleなどと同じです。
通信安定性は、Bluetooth5です。
連続再生時間は、34時間です。

ノイズキャンセリング機能は、Wマイク(自動)です。
クアルコムのSOCを利用したもので「アクティブノイズキャンセリング」という機能名です。マイク数は非開示です。
リアルタイム分析は、センシング回数や、騒音種類の区別をして処理しているかは不明ですが、発売時期を考えると、Soc的に恐らく「何かしらはしている」と思います。
先述のように、装着状況はリアルタイム分析もなします。
マイク(音声通話)は、搭載です。
通話もできます。また、スマホで利用する場合、本体ボタンで、各社のAI(Siri・Androidほか)を呼び出せる仕様です。外音取り込みも対応です。
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以上、ヤマハのYH-L700Aの紹介でした。
同社のサラウンド技術は定評があり、Atlasも良いと思っています。実際、3Dサウンドフィールでも、自社の調整技術は活かされます。
一方、最近の4K映像コンテンツは、ハイレゾ収録でもありますし、ハイレゾの部分で先述の仕様は少し残念ではあります。
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【2023年発売】YH-E700BB
13・ ヤマハ YH-E700B(B)
¥32,330 楽天市場 (11/5執筆時)
タイプ:密閉型
再生周波数帯域:8Hz-40kHz
ドライバー: 40mm
コーデック: SBC AAC Aptx Adapt
3D音響:
個人最適化:対応
連続再生時間:34時間
ノイズキャンセル:Wマイク
有線接続:対応
重さ:335g
なお、YH-E700Bという下位機も同時にでました。
黒以外に、ベージュ(YH-E700B(C))も展開です。
本機の場合、ヘッドトラッキングを含む「3Dサウンドフィールド」がざっくり省略です。
そうなると、ヤマハの個性がだいぶ薄まると言えます。値段差はありますが、同社から選ぶにしても上位機でしょう。
2-2・Finalのヘッドホン

つづいて、日本のFINALのノイキャンヘッドホンです。
もともと自社工場の製品を他社へのOEM供給をしていた SNEXTが社名変更した会社です。
AG.というブランドが有名です。

【2024年発売】
14・ag AG-WHP01K MK2
¥10,195 Amazon.co.jp (11/5執筆時)
タイプ:密閉型
再生周波数帯域:20Hz-20kHz
ドライバー:40mm?
コーデック:SBC AAC Apt-X LL
3D音響:
個人最適化:
連続再生時間:25時間
ノイズキャンセル:Wマイク式
有線接続:対応
重さ:約260g
AG-WHP01K MK2 は、日本のagが販売する製品です。
もともと自社工場の製品を他社へのOEM供給をしていた final(旧名SNEXT)が近年立ち上げた自社ブランドです。

2021年発売ですが、24年に第2世代になりました。
新色が登場したのと、ノイキャンが音楽なしでも利用できる新モードができたのが違いです。
そのほか、内部パーツの変更により音質の変更があった記述もありますが、明確に何が変わったかは不明で、開示がないです。
おそらく、BluetoothのSOCの変更だけだと思います。

本体の重さは、販売サイトの情報としては260gです。
ドライバーのサイズは、非開示です。
ただ、同仕様の製品を参考にすると40mmのようです。
再生周波数帯域は、低音域は20Hzで、高音域は、20kHzです。
Bluetoothの転送スペックの表記でしょうし、あまりあてにはできない数値です。
音質のパーソナライズは、特段機能性を持ちません。

Bluetoothコーデックは、本機については、SBC・AACほか、低遅延のApt-X HDに対応します。
24年にクアルコムのSOC(QCC3034)の変更があり、対応コーデック表記が一部変わりました。
通信安定性の面では、Bluetooth5.0に対応します。
最近の機種らしく、24年機はマルチポイント接続も対応です。
連続再生時間は、25時間です。
ただし、ノイキャンOFF時です。
立体音響は、特別な対応表明はないです。

ノイズキャンセリング機能は、Wマイク式です。
今だとそこまで珍しくないですが、本機の登場時は、格安モデルでは珍しかった記憶があります。
一方、方向性としては、シーンに合わせた強力ノイズの打ち消し、というより、ノイキャンによる音質の劣化や、ノイキャンに由来する聴き疲れを「最小限」に絞るという、方向性です。
ノイキャン時のEQによる補正は、Bluetooth通信に由来する高音域のみにすることで音質に配慮しているとの記載です。
また、ノイキャンはON/OFFできるだけで、レベルやシーンを調整できない仕様です。外音取り込み機能もないです。
例えば飛行機内など一般的なWマイクモデルとは、意図する方向性が違うと解釈できます。
使い勝手の部分では、リモート操作とハンズフリー通話に対応します。
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以上、agのAG-WHP01K MK2の紹介でした。
ノイキャンのキャンセル強度や汎用性は、ハイブリッド式ながら「ほどほど」です。
この部分を重視した機種ではない点は注意ですが、実際、音質を犠牲にしない「マイルドなNC」を望む方も多いでしょうし、値段を含めてプレゼンスがあります。
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このほか、同社からはいくつかのヘッドホンの展開があります。
順番にみておきます。

【2025年発売】
15・final UX3000 SV Black FI-UX3DPL
¥15,800 Amazon.co.jp (11/5執筆時)
タイプ:密閉型
再生周波数帯域:20Hz-20kHz
ドライバー:40mm
コーデック:SBC AAC Apt-X HD
3D音響:
個人最適化:
連続再生時間:25時間
ノイズキャンセル:Wマイク式
有線接続:対応
重さ:(約260g)
第1に、final UX3000 SVです。
先ほどの機種の「別注」モデルで、finalのほうのレーベルで出しているものです。

こちらのバージョンの「初代」は、格安のノイキャンヘッドホンとして、海外オーディオ誌で高評価されたものの逆輸入版でした。

コーデックは、新機種は、先ほどの機種と構成が同じです。
ただ、多少残る旧機は、Bluetooth SOCが異なるので、Apt-X HDではなく、低遅延のApt-X LLの対応になります。
また、旧機のみ、ノイキャンが音楽なしでも利用できる新モードがないです。
ドライバーは、情報開示があり、40mmです。
音質は、新機種は「声にフォーカスした音質設計」とされます。
チューニングの類の話でしょうが、先ほどのagブランドとも仕様を変えています。
ノイキャンも、示される機能性はかわりません。
あとは、外観をシボ塗装にした部分が違います。
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結論的にいえば、ag.版と値段差がある製品です。
先述のように、チューニングの部分で変更があるようですが、おそらく中身は同じではないかと思います。
いずれにしても、どこがどのように変わったのががイマイチ明示的でない部分があるのは、大きな問題です。
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【2023年発売】
16・final UX2000 Black FI-UX2DPL
17・final UX2000 White FI-UX2DPL
¥12,800 Amazon.co.jp (11/5執筆時)
タイプ:密閉型
再生周波数帯域:20Hz-20kHz
ドライバー:40mm
コーデック:SBC AAC
3D音響:
個人最適化:
連続再生時間:35時間
ノイズキャンセル:Wマイク式
有線接続:対応
重さ:
第2に、UX2000です。
下位機になりますが、発売時期の関係で、SOCの入替がありました(QCC3008)。

新しいものなので、バージョンがBluetooth 5.3です。
ノイキャンも、上位機同様のWマイク式のハイブリッドノイキャン対応です。
コーデックは、ただ、SBC・AACのみです。
通信部分のグレードは、ここまでみた製品より下位で、差をつけた入門機と言えます。
そのほか、外観形状が変わっており、チューンも変更されたようです。
同社の表現だと、上位機は「広がりのある音場感と耳元に感じられるクリアなボーカルを両立」、こちらは、「深い低音と伸びやかなボーカルを両立したノリの良いサウンド」です。

ゲーミング用の低遅延モードが新設された部分を含めて、こちらは、ゲームほか、よりカジュアルな利用を想定していると言え、音質的にも、迫力重視でしょう。
ジャパニーズサウンド(ドンシャリ系)っぽい表現ですが、実際そういう感じではなく、中音域はしっかりしていました。
海外評価された上位機の良い部分は引き継いでいそうです。
ただ、今の価格ならば、ag.版を含む上位機を選んだら良いかと思います。
2-4・オーディオテクニカのヘッドホン

続いて、オーディオテクニカのヘッドホンです。
日本の老舗で、スタジオモニター用など、原音忠実性に重きを置いてきた印象があるメーカーです。

【2024年発売】ATH-S300BT(E) TH-S300BT(E)
18・ オーディオテクニカ ATH-S300BT BK
¥15,000 Amazon.co.jp (11/5執筆時)
タイプ:密閉型
再生周波数帯域:20Hz-20kHz
ドライバー: 40mmドーム型
コーデック: SBC AAC
3D音響:
個人最適化:
連続再生時間:60時間
ノイズキャンセル:Wマイク式
有線接続:対応
重さ:258g
ATH-S300BT は、日本のオーディオテクニカのSシリーズのヘッドホンです。
同社のS(ストリートシリーズ)の最新作です。

本体の重さは、258gです。
若干重めといえる水準で、カップもそこそこ存在感があります。
デザイン面では、バッフル部分にテラゾー柄(大理石的な点点)のパターンがあるのを売りとします。
ドライバーは、40mmです。
最近は小型ユニットも増えましたが、こちらは昔からの平均サイズであり、十分です。
ただ、特段の特徴は示されません。
音質のパーソナライズは、特段機能性を持ちません。

Bluetoothコーデックは、SBC・AACに対応します。
そのほかゲーム用に低遅延モード(Low Latency )の記載があります。
立体音響は、特別な対応表明はないです。
通信安定性の面では、Bluetooth 5.1に対応します。

ノイズキャンセリング機能は、Wマイク式です。
ただ、周囲の状況に合わせた自動処理の類の記述はないです。おそらく、クアルコムの汎用Socかと思います。
連続再生時間は、最大60時間です。。
マイクは、搭載です。
外音取り込み(ヒアスルー)対応です。
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以上、オーディオテクニカのATH-S300BT の紹介でした。
Wマイク式のノイキャンがあるという以外、あまり個性がない製品です。
主に外観のファッション性を重視する方向けのラインですが、テラゾー柄も人に見えやすい部分にあるわけでもないですし、若干フェイク感もあるので、個人的には微妙です。
次回につづく
ノイキャン対応ヘッドホンのオススメは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、各社のノイズキャンセリング対応ヘッドフォンの比較の2回目記事でした。
しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。

3・ノイキャンヘッドホンの比較 (3)
3-1:JBL〈米国〉
3-2:ANKER〈米国〉
3-3:SHURE〈米国〉
3-4:B&W〈イギリス〉
3-5:B&O〈デンマーク〉
4・ノイキャンヘッドホンの比較 (4)
4-1:ゼンハイザー〈ドイツ〉
4-2:他の企業〈各地〉
4-3・最終的なおすすめの提案【結論】
音質の良さ ★★★★★
重低音 ★★★★★
ノイズキャンセル ★★★★★
ハイレゾ再生 ★★★★★
空間オーディオ再生 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
続く3回目記事(こちら )は、米国のJBLほか、海外企業のノイキャンヘッドホンを見ていきます。
その上で、全体の結論として、ここまで紹介した全機種から、予算別・目的別に「Atlasのおすすめ機種!」を提案していきます。
引き続き、よろしくお願いします。
3回目記事は→こちら
