Top オーディオ製品 比較2022'【静音】ノイキャンヘッドホン37機の性能とおすすめ・選び方 (2)

2022年08月21日

比較2022'【静音】ノイキャンヘッドホン37機の性能とおすすめ・選び方 (2)

【今回レビューする内容】2022年 ノイズキャンセリングヘッドホンの性能とおすすめ・選び方

今回のお題
ノイズキャンセリング対応ヘッドホンのおすすめはどれ?

 どもAtlasです。

 今回は、2022年8月現在、最新のノイズキャンセリング対応ヘッドホンの比較の2回目記事です。

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1・ノイキャンヘッドホンの比較 (1)
定番のヘッドホン
 1-1:ソニー
 1-2:BOSE
 1-3:Apple
 1-4:パナソニック
2・ノイキャンヘッドホンの比較 (2)
日本のヘッドホン(2)
 2-1:DENON
 2-2:JVCビクター
 2-3:Ag.
米国のヘッドホン
 3-1:JBL
 3-2:SKULLCANDY
 3-3:Beats
 3-4:SHURE
 3-5:アンカー
3・ノイキャンヘッドホンの比較 (3)
 ・欧州のヘッドホン
 4-1:ゼンハイザー〈ドイツ〉
 4-2:AKG〈オーストリア〉
 4-3:B&W〈イギリス〉
 4-4:B&O〈デンマーク〉    
 4-5・最終的なおすすめ機種の提案

 2回目記事では、前回比較できなかった日本企業の製品を引き続き紹介した上で、米国系企業の製品を順番に見ていきます。

ノイキャン効果 ★★★★★
音質の良さ   ★★★★★
重低音     ★★★★★
ハイレゾ再生  ★★★★★
コーデック   ★★★★★
総合評価    ★★★★★

 そして、最後の「結論」部分では、上表のようなポイントから、「Atlasのおすすめ機種!」を提案する形で記事を進めていきます。

2・ノイキャンヘッドホン〈日本〉

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 というわけで、1回目に引き続き、日本の各社がだす、ノイキャンヘッドホンを見ていきます。

2-1・デノンヘッドホン

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 はじめに、日本のデノン密閉型構造のノイキャン対応ヘッドホンです。

 低音域の充実度に定評のあるメーカーです。

 なお、以下では、Atlasのおすすめポイントについては赤字系で、イマイチだと思う部分は青字系で書いていきます。


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 【2019年】

 14・ DENON AH-GC30 AHGC30BKEM
 14・ DENON AH-GC30 AHGC30WTEM
  ¥21,045 Amazon.co.jp (8/21執筆時)

タイプ:密閉型
再生周波数帯域:5Hz-50kHz
ドライバー: 40mmドーム型
コーデック: SBC AAC aptX HD
連続再生時間:20時間
ノイズキャンセル:Wマイク式
有線接続:対応
重さ:287g

 AH-GC30は、日本の老舗の音響メーカーDENONのヘッドホンです。

 同社では、Bluetoothとハイレゾに本格対応した初の普及モデルとして、同社のコアファンに人気です。

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 本体の重さは287gす。

 軽量性を重視した造りではないです。

 逆に、ハンガーは鋳造したアルミダイキャストを採用するなど、音響的な配慮を優先している部分に、逆に好感が持てる機種です。

 試した限り、つけ心地も重量感を感じず、良いです。

 再生周波数帯域は、5Hz-50lHzというスペックです。

 高音域について、50kHzというスペックはヘッドホンタイプでは、余裕のあるスペックです。

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 ドライバーは、40mmです。

 ただ、デノンの単体スピーカーと同じ、カーボンファイバー・フリーエッジ・ドライバーです。

 見た感じもスピーカーユニットのようですが、実際、外周をロールエッジで支えるフリーエッジ構造で、振動の均一性に効果があります。

 一方、素材のカーボンファイバーは、剛性と軽量性を併せ持つ素材で、スピーカーに適していると言えます。ただ、処理が難しいようで、採用するメーカーはレアです。

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 Bluetoothコーデックは、SBC・AAC・apt-x HDに対応します。

 ハイレゾは、apt-x HDで対応させることとなりますが、対応するスマホは少ないでしょう。

 通信安定性の面では、Bluetooth5.0に対応します。

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 ノイズキャンセリング機能は、DENONも搭載となります。

 「飛行機」・「シティ」・「オフィス」の3モードを搭載します。

 マイクの数は不明ですが、マイクを内部・外部に2つ配置したハイブリッド式(ダブル方式)です。

 ただ、状況に合わせてAIがモードを自動選択する機能などはありません

 外音取り込み機能は、本機もあります。

 面白い部分としては、ケーブルでの有線接続のほか、48 kHz / 16 bitのUSB-DAC機能を内蔵し、PCにUSB接続ができる点です。

 ただし、音質にこだわるものではないです。

 連続再生時間は、20時間です。 

---

 以上、DENONのAH-GC30の紹介でした。

 フリーエッジ・ドライバーを採用するなど、音の作りの部分でも面白い製品です。

 印象としては、従来のDENON製品に比べて、高音域の伸びに優れる製品に感じます。

 また、安定した中音域はさすがのDENONですが、低音は、安定感はあるものの、DENONらしい迫力は多少落ちる感じです。

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 結論的にいえば、従来のDENONファンを狙ったというより、新しい顧客層を狙った「新コンセプト」な機種と言えそうです。

 新機軸満載なので、新しい音を「発見」したいかたに、おすすめです。

ーーー

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 15・DENON AH-GC25NCBKEM
 15・DENON AH-GC25NCWTEM
  ¥12,000 Amazon.co.jp (8/21執筆時)

タイプ:密閉型
再生周波数帯域:5Hz-50kHz
ドライバー: 40mm
コーデック:
連続再生時間:40時間
ノイズキャンセル:Wマイク式
外音取込:対応
有線接続:対応
重さ:287g

 なお、DENONについては、有線専用型のノイキャンもだします。

 Bluetooth式もワイヤードは対応なので、ニーズとしてはニッチです。

 ドライバサイズや、ノイキャン方式などは、先ほどの機種に準します。

2-2・JVCのヘッドホン

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 つづいて、日本のJVCケンウッド(日本ビクター)密閉型構造のノイキャンヘッドホンです。 

 格安なヘッドホンも得意な企業です。


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 【2017年】

 15・JVC HA-S88BN
  ¥8,050 Amazon.co.jp (8/21執筆時)

タイプ:密閉型
再生周波数帯域:8Hz-25kHz
ドライバー: 40mm
コーデック: SBC
連続再生時間:27時間
ノイズキャンセル:1マイク式
有線接続:対応
重さ:195g

 HA-S88BN は、日本の音響メーカーである、JVCケンウッドが発売するノイキャン対応製品です。

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 本体の重さは、195gです。

 かなり軽量といえる水準です。

 再生周波数帯域は、低音域8Hzで、高音域は、22kHzです。

 やや広めとはいえます。

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 ドライバーは、40mmです。

 大きいほど音質は良いですが、本機は軽量ヘッドホンの「標準サイズ」です。

 再生周波数帯域に余裕があるのも、あまり小型化しなかったからでしょう。

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 音質は、やや派手目ながら、ドライバの大きさが幸いし、このクラスでは十分な音質です。

 ボーカル用の「クリア」、低音を強調する「バスブースト」モードが付属しますが、利用する場合、ややバランスが崩れます。

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 Bluetoothコーデックは、SBC規格のみです。

 ただ、ノイキャンヘッドホンは、騒音下で利用する類のものですから、圧縮音源レベルでも十分とはいえます。自宅で併用するなどではないならば、過度に神経質になる必要はないでしょう。

 連続再生時間は、27時間です。

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 ノイズキャンセリング技術は、マイクを1つだけ使う、最も基本的な技術のみ用いられています。

 そのため、騒音の抑制量が劣ります。

 ただ、最近のNCが、2マイク仕様が標準化されている点からすれば、1マイク式のこの機種は、キャンセルレベルは、「そこそこ」ではあります。

 外音取り込み機能は、未付属です。

 使い勝手の部分では、この機種も、ヘッド本部分で、リモート操作が可能なほか、ハンズフリー通話にも対応します。

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 以上、JVCHA-S88BNの紹介でした。

 悪くはない機種です。

 ただ、Wマイク式のノイキャンが同価格帯で買えるようになった現在では、ノイキャンを重視する今回の比較の主旨では、やや存在感は薄まっていると感じます。

ーーー

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 【2014年】

 16・JVC ノイズキャンセリング HA-S78BN
   ¥6,873 Amazon.co.jp (8/21執筆時)

再生周波数帯域:10Hz-22kHz
ドライバー: 30mm
コーデック: SBC
連続再生時間:16時間
ノイズキャンセル:1マイク式
外音取込:
重さ:195g

 なお、同社からは、160gと軽量化された下位機があります。

 しかし、他社の場合と同じで、ドライバーが30mmとなります。

 音質面で物足りないため、基本的にはあまりおすすめしません。

2-3・AGのヘッドホン

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 つづいて、日本のAGのノイキャンヘッドホンです。

 もともと自社工場の製品を他社へのOEM供給をしていた SNEXTが近年立ち上げた自社ブランドです。 


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 【2021年3月発売】【追加調査予定】

 17・ag AG-WHP01K
  ¥9,800 楽天市場 (8/21執筆時)

タイプ:密閉型
再生周波数帯域:20Hz-20kHz
ドライバー:
コーデック:SBC AAC Apt-X LL
連続再生時間:25時間
ノイズキャンセル:Wマイク式
有線接続:対応
重さ:

 AG-WHP01K は、日本のagが販売する製品です。

 Wマイク式のヘッドホンで、1万円を切るモデルは、なかなか珍しいです。

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 本体の重さドライバーのサイズは、不明です。

 写真から重量はさほど重くないように思えますが、ドライバーはやや小さめかもしれません。

 このあたりは、補足調査します。

 再生周波数帯域は、低音域20Hzで、高音域は、20kHzです。

 Bluetoothの転送スペックの表記でしょうし、あまりあてにはできない数値です。

 音質は、試聴後に改めて書きたいと思います。

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 Bluetoothコーデックは、本機については、SBC・AACほか、低遅延のApt-X LLに対応します。

 最近多い、米国の半導体メーカーであるクアルコム社のSOC(QCC3008)を採用した恩恵です。

 ゲームなどの音の遅延もデバイス側が対応するならば、少ないです。

 通信安定性の面では、Bluetooth5.0に対応します。

 連続再生時間は、25時間です。

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 ノイズキャンセリング機能は、本機はWマイク式です。

 実売1万円以下で発売されたモデルでは初めてだと思います。

 ただし、本機の場合、ノイキャンはON/OFFできるだけで、レベルやシーンを調整できない仕様です。

 「ノイキャンのかかり」も、かかりすぎによる「音質への悪影響」を抑えたことを強調しています。

 この点から、(例えば飛行機内など)一般的なWモデルほど効果があるかは、レビューを待つ必要はあるでしょう。

 外音取り込み機能も、未装備です。

 使い勝手の部分では、この機種も、リモート操作とハンズフリー通話に対応します。

---

 以上、agAG-WHP01Kの紹介でした。

 Wマイク式の超格安機という点で、相当プレゼンスがあります。

 ただ、スペックがハッキリしない部分が多いです。飛びつく前に、なぜこの値段なのかの蓋然性はしっかり把握する必要はあるでしょう。これらの部分については、補足的に調査しようと思います。

3・ノイキャンヘッドホン〈米国〉

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 つづいて、米国系企業のノイキャン機能搭載ヘッドホンです。

 音質面では、低音域の充実度に特長があるメーカーが傾向としてあります。

 とくに、西海岸発祥のオーディオメーカーはそのような印象があります。

3-1・JBLのヘッドホン

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 はじめに、アメリカのJBLのBluetoothヘッドホンです。

 音質的には、伝統的に(迫力より)ボーカルの聴きやすさなど中音域を大事にしてきた印象があるメーカーです。 


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 【2020年】

 18・ JBL CLUB ONE
  ¥38,280 楽天市場 (8/21執筆時)

タイプ:密閉型
再生周波数帯域:※10Hz-40kHz
ドライバー: 40mmドーム型
コーデック: SBC
連続再生時間:23時間
ノイズキャンセル:Wマイク式
有線接続:対応
重さ:378g

  JBL CLUB ONE は、米国の老舗音響機器メーカーであるJBLの発売するワイヤレスヘッドホンです。同社のフラッグシップとなります。

 個人的に、同社の製品としては、いくつかの点で「割とクセがある」製品です。

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 本体の重さは378gです。

 ドライバサイズからすると、重さは少なくとも課題とは言えます。

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 再生周波数帯域は、一方、10Hz-40kHzです。

 ただし、この部分は注意点で、後述するコーデックの関係で、付属のケーブルでつなげた場合にこの数値です。

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 ドライバーは、40mmです。

 素材的には、インイヤー型でおなじみな硬質な「グラフェン」コーティングをした振動版を利用します。

 「ダイヤモンドより硬く、しかも軽い」という触れ込みで、小型イヤホンで割と使われる素材です。オーバヘッドでは珍しいです。

 解像感のほか、音域の拡大などに寄与し、JBL機では例外的な「ハイレゾ水準」を達成します。

 音質は、ボーカルが聞きやすい中音域はありつつ、豊かな低音を感じられるという、JBLの特性そのままです。

 ドライバ素材などが影響して、その上で音質のクリアさが傾向として示されますが、試聴すると前者の傾向がやはり印象的です。

 実際、「世界的なDJ」が複数参加して開発されたという、EQ(STAGE+)などを利用して、音の味付けをして「ガンガン鳴らす」のが本機の使い方に思えます。 

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 Bluetoothコーデックは、ただし注意点です。

 本機は、SBCのみ対応です。つまり、有線で接続した場合に限って、本機はハイレゾ音質です。

 認証マークを載せていますが、ユーザー目線で言えば、この部分でかなり不親切(不正確)でしょう。

 通信安定性の面では、Bluetooth5.0に対応します。

 ノイズキャンセリング機能は、本機も搭載です。

 マイクを内部・外部にそれぞれマイク2つ配置したハイブリッド式(2マイク式)です。自社技術ではなく、おそらくクアルコム社の汎用チップを利用する形です。

 ただ、本機については、「音漏れ自動検知」という独自機能があり、不意にカップがズレるなど、本体からの「音漏れ」時に、キャンセルレベルを補正する機能があり、その部分が独自です。

 外音取込モードは、搭載です。。

 連続再生時間は、ノイキャンを利用して、23時間です。

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 以上、JBL CLUB ONEの紹介でした。

 他社のWマイク式のノイキャン対応機より少し重い点は注意が必要です。

 ただ、派手目の音をガンガン鳴らす分には、パワフルで良い機種です。この点で、Beatsのライバルでしょう。

 ハイレゾの部分は同社の音質傾向からすると「おまけ的」ですが、対応するためのレンジの広いグラフェンドライバの採用は、総合的な音質の向上効果を期待できます。

 冒頭に書いたように、「クセのある」構成の製品ですが、値段次第では選択肢になるでしょう。

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 【2020年】

 19・JBL CLUB 950NC
  ¥27,280 楽天市場 (8/21執筆時)

タイプ:密閉型
再生周波数帯域:※16Hz-40kHz
ドライバー: 40mmドーム型
コーデック: SBC
連続再生時間:25時間
ノイズキャンセル:Wマイク式
有線接続:対応
重さ:372g

 なお、本機については、先述のグラフェンドライバが不採用であるほか、「音漏れ自動検知」が省略となった下位機があります。

 そうなると、本機の独自性といえる部分がまるきりないわけなので、選ぶならば上位機でしょう。


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 【2021年】

 20・ JBL TOUR ONE
  ¥23,491 Amazon.co.jp (8/21執筆時)

タイプ:密閉型
再生周波数帯域:※10Hz-40kHz
ドライバー: 40mmドーム型
コーデック: SBC
連続再生時間:25時間
ノイズキャンセル:Wマイク式
有線接続:対応
重さ:273g

 JBL TOUR ONE は、米国のJBLの発売するワイヤレスヘッドホンです。

 グレードとしては、JBL CLUB ONEの下ですが、軽めですし用途性自体が違うと考えた方が良いでしょう。

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 本体の重さは273gです。

 オーバーイヤー型ですが、重さは上位機に比べると加減があります。

 再生周波数帯域は、一方、10Hz-40kHzです。

 先述のように、ハイレゾ対応水準になるのは有線(パッシブ)接続時のみ、という点に注意が必要です。

 ドライバーは、40mmです。

 ただ、上位機と違ってグラフェン素材の採用の言及がないです。

 音質は、JBLについては、中音域を重視しつつ、低音を無理のない範囲で強化する方向性です。

 これは、各機に共通します。

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 Bluetoothコーデックは、SBCのみ対応です。

 ネットでは、AAC対応との記述がみられましたが、公式の情報なく未確認です。

 通信安定性の面では、Bluetooth5.0に対応します。

 ノイズキャンセリング機能は、本機も搭載です。

 下位機種同様にハイブリッド式(2マイク式)です。

 外音取込モードは、2モード搭載です。

 本機は、完全に音を下げるヒアスルーほか、歩行時などに音を安全に下げる、アンビエントアウェアモードを搭載です。

 加えて、マイク通話について、本機は4マイク式ですので、 CLUB ONEより、通話部分は強いと言えます。

 連続再生時間は、ノイキャンを利用して、25時間です。

---

 以上、JBL TOUR ONEの紹介でした。

 ドライバの部分ほかで音質的にはやはりJBL TOUR ONEの下位機種です。

 ただ、外音取込とマイク周りは本機が優秀で、重さにも加減があるので、テレワークや通勤には、本機の方がむしろ合いそうです。

3-2・スカルキャンディのヘッドホン

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 続いて、アメリカのスキャルキャンディのBluetoothヘッドホンです。

 ドクロのロゴで有名な、ストリート系のヘッドホンで、2003年ユタ州で創業された比較的新しいメーカーです。


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 【2019年】【Amazon限定】

 21・SKULLCANDY CRUSHER ANC S6CPW-M448-E
 21・SKULLCANDY CRUSHER ANC S6CPW-M373-E
 21・SKULLCANDY CRUSHER ANC S6CPW-M685-E
  ¥(35,800) Amazon.co.jp (8/21執筆時)

 【2019年】【通常型番】【各色】

 22・SKULLCANDY CRUSHER ANC S6CPW-M448
  ¥35,750 楽天市場 (8/21執筆時)

タイプ:密閉型
再生周波数帯域:20Hz-20kHz
ドライバー:40mmドーム型
コーデック: SBC AAC aptX HD
連続再生時間:24時間
ノイズキャンセル:Wマイク式
有線接続:対応
重さ:308g

 CRUSHER ANCも、アメリカのSkullcandyのノイキャン対応ヘッドホンの最上位機です。

 なお、 Amazon販売モデルは、末尾に-Eが付属しますが、型番以外は同じ製品です。

 本体の重さは、308gです。

 300gは重さを感じ始める境目なのですが、ややオーバー気味です。

 再生周波数帯域は、20Hz-20kHzですので、人間の可聴域に合わせた表示です。

 ドライバーは、40mmのドライバーが採用される点以外、情報非公開です。

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 音質面は、メーカーとしては、ストリート系に好まれるような、低音域に力を入れる傾向があります。

 とくに、本機は、同社のセンサリーベース技術を採用した機種です。

 これは、主に低音域について、(物理的な)振動を強化する技術です。「ビートを体で感じる」ことが可能です。

 この部分が、人気の秘密です。

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 Bluetoothコーデックは、一方、最新のSOCを装備し、AAC・Apt-X・ aptX-HDに対応します。

 コーデック的にはハイレゾ対応ですが、底を狙った機種ではないでしょう。

 通信安定性の面では、しっかり、Bluetooth5.0に対応です。

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 ノイズキャンセリング機能は、対応です。

 さらに、本機は、「デジタルハイブリッド式アクティブノイズキャンセリング」の明記が見られるので、Wマイク式です。

 効果は期待できるでしょう。

 また、会話をしたい場合に、スイッチで「外音取り込みモード」を起動することも可能です。

 外音取り込み機能も、装備です。

 会話をしたい場合に、スイッチで「外音取り込みモード」を起動させます。

 稼働時間は、本機も24時間です。

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 その他、「パーソナルサウンドプロファイル」が言及に値します。

 アプリ上の聴覚テストに基づいて、音源再生を最適化できる機能です。

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 以上、SkullcandyCRUSHER ANCの紹介でした。

 センサリーベース技術の作用で、音楽を体感するという部分で、オリジナリティがある製品です。

 高度なノイズキャンセラで没入感を高めつつも、音の振動を感じたい人にはとくにおすすめです。

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 【2021年】

 【ネット型番:S6HHW-N747-E S6HHW-N740-E】

 23・SKULLCANDY Hesh ANC S6HHW-N740
 23・SKULLCANDY Hesh ANC S6HHW-N747
  ¥17,480 Amazon.co.jp (8/21執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
ドライバー:40mmドーム型
コーデック:
連続再生時間:24時間
ノイズキャンセル:Wマイク式
重さ:228g

 一方、あとから発売されたHESHは、Wマイク式のノイキャンと外音取り込み機能は搭載されますが、明らかな廉価版です。

 装着部のパーツが格安仕様になっているほか、センサリーベースがないです。

 ドライバーもサイズは同じですが、パッド部の機構が異なるので、音質は劣るでしょう。

も加減があるので、テレワークや通勤には、本機の方がむしろ合いそうです。

3-3・Beatsのヘッドホン

 続いては、Beatsの完全ワイヤレスイヤホンです。

 同社はApple傘下ですが、ストリート系の別ブランドとして展開します。


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 【2020年】

 24・Beats by Dr.Dre Studio3 Wireless
  ¥43,455 Amazon.co.jp (8/21執筆時)

タイプ:密閉型
再生周波数帯域:
ドライバー:
コーデック: SBC AAC
連続再生時間:22時間
ノイズキャンセル:Wマイク式
有線接続:対応(同梱)
重さ:260g

 Studio 3 Wirelessは、Beatsの製品です。

 現在のところ、本機がこのブランドでは唯一のノイキャン搭載機です。

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 本体の重さは260gです。

 ノイズキャンセルに対応する分、多少重量があります。

 ただ、こちらも、折りたためるため持ち運びやすい機種です。

 再生周波数帯域は、未開示です。

 音質は、メーカーの傾向としてはストリート系の音楽に強いブランドで、低音域が強めに出る傾向があります。

 こうした、特性はBOSEに似た部分があります。ただ、どちらかと言えば、こちらは、ある程度の音を出して楽しむ人向けです。

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 Bluetoothコーデックは、SBC AACのみ対応します。

 iOS系スマホはapt-Xに非対応ですので、Appleとしては、それに合わせたのでしょう。

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 Beats RemoteTalk ケーブル
  ¥3,080 Amazon.co.jp (8/21執筆時))

 加えて、本機は有線接続にも対応し、その際はバッテリーなしでも駆動します。

 上記のRemoteTalk ケーブルが同梱です。

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 ノイズキャンセリング機能は、搭載です。

  こちらは、1マイク式ながら、周囲の環境に応じて自動にかかりを調整するピュアアダプティブノイズキャンセリング(Pure ANC)です。

 また、メガネや耳の形状の装着環境を、音声信号で解析する機能もあります。

 外音取り込み機能は、本機はありません。

 連続再生時間は、22時間です。

 使い勝手の部分では、下位機種同様に、Siriを呼び出すなどの機能を持ちます。

 利便性の面では、ハンズフリー電話に対応します。

 もちろん、本体のタッチセンサーで、音楽などのコントロールもできます。音声アシスタントは内蔵されませんが、iOSのSiriを呼び出すことは可能です。

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 以上、BeatsStudio 3Wirelessの紹介でした。

 基本的には、iPhoneユーザー向きの機種です。iPhoneと電源が連動するなどの利便性が得られますから。音質面でも、低音の豊かさという明確な特徴がみられます。

 ノイズキャンセリングは、最高水準ではないにせよ、実用性は十分にあると言えます。

 ただ、専用の外音取り込みモードがない部分は、外で使おうと考えている方にはやはり注意点です。

3-4・SHUREのヘッドホン

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 続いては、米国のShureのノイキャンヘッドホンです。

 同社もコアなファンが多いです。従来、Bluetooth方式には保守的でしたが、近年、音質向上が見られて以降は、多く展開をはじめています。


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 【2020年】

 25・SHURE AONIC 50 SBH2350-J
  ¥32,000 Amazon.co.jp (8/21執筆時)

タイプ:密閉型
再生周波数帯域:20Hz-22kHz
ドライバー:50mm
コーデック: SBC AAC aptX HD LL LDAC
連続再生時間:20時間
ノイズキャンセル:1マイク式
有線接続:対応
重さ:334g

  SHURE AONIC 50は、米国のShureのモニターヘッドホンです。

 同社もコアなファンが多いです。従来、Bluetooth方式には保守的でしたが、近年、音質向上が見られて以降は、多く展開をはじめています。

 本体色は、ブラック(SBH2350-BK-J )とブラウン(SBH2350-BR-J)の2色です。

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 本体の重さは334gです。

 オーバーイヤー式ですので軽くはないです。

 再生周波数帯域は、20Hz-20Hzです。

 ドライバーは、50mmです。

 音質は、大きめなドライバーを採用し、全域において豊かな再生能力です。

 モニターヘッドホンなので、尖った味付けはなされません。

 一方、Shureは、Bluetoothチップ内蔵のヘッドホンアンプを経由させず、内蔵された自社のプレミアムヘッドホンアンプに接続する方式です。

 その部分で、ある種、原音に忠実というべきか、「自社的な味付け」というべきか迷いますが、いずれにしても個性を出しています。

 試聴の際に「おっ」と思うのは、この部分の機構由来の部分もあるのかなと思います。

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 Bluetoothコーデックは、本機は、Apt-X HDやLDACを含めて対応します。

 低遅延のApt-X LLにも対応するので、(機器側の対応があれば)ゲームなどには便利でしょう。

 通信安定性の面では、Bluetooth5.0に対応します。

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 ノイズキャンセリング機能は、1マイク式ですが、搭載です。

 同社のヘッドホンでは初搭載でした。

 なお、技術詳細は不明ですが、調整は2段階と簡易的です。

 ただ、そもそも密閉性が高いイヤーパッドですので、この程度で良い、という考え方はできます。

 なお、外音取り込みモードは付属です。

 連続再生時間は、20時間です。

 なお、マイク搭載の記載はありません。

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 以上、 SHURE AONIC 50の紹介でした。

 LDAC対応のBluetoothヘッドホンは珍しいため、SONY上位機のライバル機になりそうです。

 一方、今回の比較の主旨から言えば、ノイキャン技術はあまり強調できません。ただ、独自アンプの搭載や大口径ドライバーなど、音についての品質は、うなるものがあります。

 少しだけ試聴しましたが、Atlasも欲しくなりました。

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 【2021年】AONIC 40 SBH1DY

 26・SHURE AONIC 40 SBH1DYBK1-J
 26・SHURE AONIC 40 SBH1DYWH1-J
  ¥29,800 Amazon.co.jp (8/21執筆時)

タイプ:密閉型
再生周波数帯域:20Hz-22kHz
ドライバー: 40mmドーム型
コーデック: SBC AAC aptX HD
連続再生時間:25時間
ノイズキャンセル:1マイク式
有線接続:対応
重さ:313g

 なお、2021年に、折りたためるやや小型のSHURE AONIC 40が登場しました。

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 比較する場合、コーデックの対応幅が上位機より少し少ないほか、サイズ面から、ドラバーも40mmと普通サイズになります。

 ノイズキャンセルは同じく対応ですが、デジタル式になり、かかり調整が3段階と、1段階強化されています。

 そのほか発売時期の関係で、外音取り込みモードの音質、また、会話用マイクの指向性などの部分も改善されています。

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 結論的にいえば、音質重視ならば上位機でしょうが、外出先で利用するならば、本機の方が、むしろ利便性は高そうです。総合的にはこちらでしょう。

3-5・アンカーのヘッドホン

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 続いて、米国のアンカーのノイキャンヘッドホンです。

 日本では、バッテリーメーカーとして知られますが、吸収した音響メーカーのZoloの製品を原点として、この分野でもプレゼンスがあります。


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 【2019年】‎A3027

 27・ANKER Soundcore Life Q35
  ¥10,990 Amazon.co.jp (8/21執筆時)

タイプ:密閉型
再生周波数帯域:
ドライバー: 40mmドーム型
コーデック: SBC, AAC, LDAC
連続再生時間:38時間
ノイズキャンセル:Wマイク式
有線接続:対応
重さ:270g

 Soundcore Life Q35 は、アンカーの密閉型ヘッドフォンです。

 なお、本機は、有線接続も可能ですが、その場合は、ノイキャンが働かず、パッシブになる仕様のようです。

 202110271851.jpg

 本体の重さは、275gです。

 オーバーイヤー型の平均値といったところです。

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 再生周波数帯域は、数値としては非開示です。

 ただ、ハイレゾ認証マークはあるため、その水準に達しているということでしょう。

 ドライバーは、40mmです。

 同社は、イヤホン型ではグラフェン素材を使いますが、このタイプだと特段の工夫はなさそうです。

 202201210042.jpg

 Bluetoothコーデックは、SBCとAACのほか、LDAC対応です。

 したがって、ワイヤードでも、ワイヤレスでも「ハイレゾ対応」です。

 もちろん、機器側の対応も必要ですが。

 通信安定性の面でも、Bluetooth5.0に対応です。

 連続再生時間は、38時間です。

 LDACとノイズキャンセリング利用時の数字ですから、かなり優秀です。

 バッテリーメーカーらしいと言えます。

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 ノイズキャンセリング技術は、搭載されます。

 「ウルトラノイズキャンセリング」という名前ですが、外部と内部に1つずつマイクがあるWマイク式です。

 値段からすると優秀です。

 さらに、(AIが自動選択する方式ではなく手動ですが)交通機関、屋外、屋内3モードが用意されます。

 SONYのLDACコーデック採用である部分と、この部分の仕様がSONYと似ている点で、他社に見られるクアルコムのSOCではなく、SONYからの部品調達なのかと思います。

 外音取込も可能です。

 右耳にタッチでの切替です。マイク搭載でハンズフリー通話もできます。

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 以上、アンカーのSoundcore Life Q35の紹介でした。

 近年、イヤホンの価格破壊は進みましたが、Wマイク式のノイキャンヘッドホンはそうでもありませんでした。

 恐らく、ソニー系だと思いますが、その「格安版」として、プレゼンスを持つでしょう。

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 202110271910.jpg

 【2021年】‎‎A3028

 28・ANKER Soundcore Life Q30
  ¥9,990 Amazon.co.jp (8/21執筆時)

タイプ:密閉型
再生周波数帯域:16Hz-40kHz
ドライバー: 40mmドーム型
コーデック: SBC, AAC
連続再生時間:40時間
ノイズキャンセル:1マイク式
有線接続:対応
重さ:260g

 なお、本機の姉妹機となるのがSoundcore Life Q30です。

 こちらは、LDACに対応しないのですが、再生周波数帯域が明示されていて、有線接続だとハイレゾには対応するようです。

 一方、「ウルトラノイズキャンセリング」の記載がないです。

 「2マイク」とありますが、ハイブリッド式(Wマイク)か、両側に片方で2つか、書き方が微妙ですが、おそらく1マイク(フィードフォワード)ではないかと思います。

 不明瞭なので、Ankerから選ぶならば、(すぐ出た後発機である点もふまえて)Q35が良いかと思います。

次回につづく
ノイキャン対応ヘッドホンのオススメは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、各社のノイズキャンセリング対応ヘッドフォンの比較の2回目記事でした。

紹介してきました。

 しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。

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1・ノイキャンヘッドホンの比較 (1)
定番のヘッドホン
 1-1:ソニー
 1-2:BOSE
 1-3:Apple
 1-4:パナソニック
2・ノイキャンヘッドホンの比較 (2)
日本のヘッドホン(2)
 2-1:DENON
 2-2:JVCビクター
 2-3:Ag.
米国のヘッドホン
 3-1:JBL
 3-2:SKULLCANDY
 3-3:Beats
 3-4:SHURE
 3-5:アンカー
3・ノイキャンヘッドホンの比較 (3)
 ・欧州のヘッドホン
 4-1:ゼンハイザー〈ドイツ〉
 4-2:AKG〈オーストリア〉
 4-3:B&W〈イギリス〉
 4-4:B&O〈デンマーク〉    
 4-5・最終的なおすすめ機種の提案

ノイキャン効果 ★★★★★
音質の良さ   ★★★★★
重低音     ★★★★★
ハイレゾ再生  ★★★★★
コーデック   ★★★★★
総合評価    ★★★★★

 続く3回目記事こちら )は、ヨーロッパ系の企業のヘッドホンを紹介します。

 その上で、全体の結論として、ここまで紹介した全機種から、予算別・目的別に「Atlasのおすすめ機種!」を提案していきます。

 引き続き、よろしくお願いします。

 3回目記事は→こちら

posted by Atlas at 18:54 | オーディオ製品

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