1回目記事からの続きです→こちら
3-1・フォスター電機のプリメインアンプ
2回目記事のトップバッターは、日本のフォスター電機がFOSTEXブランドで出しているプリメインアンプです。
OEMも多い会社ですが、スピーカーユニットほか、プリメインアンプも出しています。
1・プリメインアンプの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:ソニー
1-3:ヤマハ
1-4:DENON・マランツ
2・プリメインアンプの比較 (2)
2-1:DENON・マランツ〈続き〉
2-2:ELAC
2-3:ケンブリッジオーディオ
2-4:TEAC
3・プリメインアンプの比較 (3)
3-1:FOSTEX
3-2:その他の企業
3-3:最終的なおすすめの提案【結論】
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた「選び方の基本」に沿いながら、各機について説明していきます。
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なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字系で記していきます。

【2017年発売】
36・FOSTEX パーソナル・アンプ AP20d
¥28,500 Amazon.co.jp (6/24執筆時)
定格出力(8Ω):20W×2
定格出力(4Ω):12W×2
インピーダンス: 4~8Ω
周波数帯域:20Hz~40kHz
アナログ端子:2
デジタル端子:
DAC:
ネットワーク:
スピーカー出力:1
サイズ:幅108×高42×奥行138mm
AP20d は、日本のフォスター電機が発売する、プリメインアンプです。
本体の大きさは、幅108×高42×奥行138mmです。
機能を最小限に絞った「D級アンプ」で、手のひらにも載りそうな小型です。
アンプのパワーは、8Ω時に最大20Wです。
この部分は「一体型コンポ並み」のスペックです。
ただ、大抵のブックシェルフスピーカーを鳴らすのに問題ない水準とはいえます。

インピーダンスは、4Ω〜8Ωに対応です。
スピーカーを合わせて買われる場合、スピーカー側のインピーダンス(Ω)を確認してください。
なお、本機の場合、欧米に多い4Ωと、日本に多い6Ωのスピーカーに双方に対応しています。

周波数帯域は、低音域が40Hz(値が小さいほど低音域が出る傾向)、高音域が40kHz(値が大きいほど高音域が出る傾向)となります。
帯域が広いほど(良い音源ならば)豊かな音場が得られるといえます。
一方、この数値は、過信はできない指標です。
しかし、少なくともメーカーの設計思想の方向性を、客観的に理解できる「数字」として重要です。実際、たいていのメーカーが開示します。
高音域が40kHzを超えるので、ハイレゾ音源にも対応します。ただ、後述するように、本機は、デジタル接続に対応しないので、スペックを活かしきれない部分はあります。

アナログ入力は、2系統です。
図の左側の丸いRCA端子(オーディオ端子)を利用して、オーディオ機器とつなげるのが、基本です。
デジタル入力は、非対応です。
最近のプリメインアンプは、光デジタルケーブルやUSBで入力ができるよう、デジタル用端子を備える機種が増えています。
しかし、本機はDAC(=デジタル信号をアナログに変換する装置)を搭載しないこともあり、対応できません。
そのため、本機は、例えば、TVやPCとの接続でも、アナログ接続する必要があります。
音楽再生用機機(CDプレーヤーなど)と異なり、TVやPCといった映像機器は、ノイズが多くでるので、アナログ式だと音質が落ちやすいです。
スピーカー端子は、1系統です。
バネ式で、バナナプラグも使えない格安な仕様です。
ネットワーク機能は、BluetoothやWi-Fiを含めて、未搭載です。
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以上、AP20d の紹介でした。
2017年に登場した当時は「クラス以上」の小型機という評価で、ミニコンポからの「乗換ユーザー」などに人気でした。
ただ、デジタル入力の部分ほか、ネットワーク非対応である部分など、仕様がややクラシックなので、その部分は注意点です。
また、小型化は音質面では「損」になる場合が多いため、場所に余裕があるならば(同価格帯ならば、大きめの他社機のほうが音質は、基本的には良いでしょう。
ただ、そうはいっても、設置場所に融通が利くのは良い点で、ニーズはあるかと思います。
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【2022年発売】
37・FOSTEX AP25
¥44,000 楽天市場 (6/24執筆時)
定格出力(8Ω):25W×2
定格出力(4Ω):17W×2
インピーダンス: 4~8Ω
周波数帯域:20Hz~20kHz
アナログ端子:2
デジタル端子:
DAC:
ネットワーク:
スピーカー出力:1
サイズ:幅108×高42×奥行138mm
一方、2022年に本機とほぼ同じ大きさの上位機がでました。

アンプ総計50Wと最大出力が伸びたほか、後部のプラグが、バナナプラグ対応の高級仕様になりました。
ネットワーク面など仕様がクラシックなのは、引き続きですが、老舗の音響企業では、「格安で小型」な機種の候補がほかにない点で、サイズ感の部分で候補になりそうです。
一方、周波数帯域については、20Hz-20kHz明記なので、業界の示すハイレゾ基準に満たない製品である部分は、(こだわる場合)注意点となります。
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【2020年発売】
38・FOSTEX パーソナル・アンプ AP15mk2
¥17,820 Amazon.co.jp (6/24執筆時)
定格出力(8Ω):15W×2
定格出力(4Ω):10W×2
インピーダンス: 4~8Ω
周波数帯域:20Hz~20kHz
アナログ端子:1
デジタル端子:
DAC:
ネットワーク:
スピーカー出力:1
サイズ:幅110×高30×奥行75mm
一方、同社からは「究極のミニシステム」といえる格安機も出ています。
今回の比較の主旨とはずれますが、ミニマムさを追求した部分は面白く感じます。
小型筐体ですが、レイアウト的なノイズ対策の言及は最低限あります。
3-2・その他の企業のプリメインアンプ
最後に、ここまでみたメーカー以外の製品をまとめてみることにします。

【2024年発売】(直販限定:USBケーブル付属)
39・ SOUND WARRIOR SWD-UA1-SD
¥54,800 Amazon.co.jp (6/24執筆時)
【2023年発売】
39・ SOUND WARRIOR SWD-UA1
¥54,800 楽天市場 (6/24執筆時)
定格出力(8Ω):11W×2
定格出力(4Ω):50W×2
インピーダンス: 4-8Ω
周波数帯域:
アナログ端子:
デジタル端子:光・同軸・USB×1
DAC:192kHz/32bit (DSD 11.2)
ネットワーク:
スピーカー出力:1
サイズ:幅146×高さ40×奥行165mm
SOUND WARRIOR SWD-UA1は、信州の城下工業の発売するプリメインアンプです。
末尾「-SD」は直販限定で、USBケーブル(Type C-B)がおまけで付きます。

本体の大きさは、幅146×高さ40×奥行165mmです。
デスクの下に入る超小型であり、ここが本機の最大の特長です。
冒頭でみたフォスター電機の製品とだいたい同じ高さです。
アンプのパワーは、8Ω時に最大11Wです。
強いとは言えません。
ただ、コンセプト的にデスクトップで小型のスピーカーを鳴らすものでしょうし、問題ないかと思います。
なお、アンプは、「1bit系デジタルアンプ」とのことです。
シャープが長いこと使っていたので、懐かしく感じる表現です。スピード感が特色で、平成中期、一時代を築きました。Atlasも、学生時代上級機を買って、今も保管しています。音質的に、ハイレゾにには向くと思います。
インピーダンスは、4~8Ωとの表記です。
周波数帯域は、非公開です。
ただ、(認証マークはないものの)ハイレゾ対応は表明します。
DACのレベルでは対応しているのは確かですが、正確には分かりません。

アナログ入力は、ありません。
コンパクト化のためでしょう。
デジタル入力は、同軸と光端子とUSBという構成です。
DACは、384kHz/32bit対応、DSD 11.2MHz双方に対応です。
USB接続以外の場合は、192 kHz/24bitまでです。
ネットワーク機能は、Bluetoothを含めて未装備です。
スピーカー端子は、1系統です。
そのほか、ヘッドホン端子も装備です。リモコンも付属です。
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以上、SOUND WARRIOR SWD-UA1 の紹介でした。
最近デノンが復活したとは言え、小型のプリメインは少ないのでその部分で希少価値があります。
音質部分に深入りした説明は少ない機種ですが、1bitデジタルアンプは小型の端末で、ハイレゾで扱うには合いやすいかなと思います。「魔術的」な説明をしないのはかえって潔くも思えます。
ネットワーク機能もないシンプルな製品としては、決して安くないですので、価格は課題でしょう。

【2022年発売】JBLSA750WALJ
40・JBL SA750WAL
¥199,980 楽天市場 (6/24執筆時)
定格出力(8Ω):130W×2
定格出力(4Ω):200W×2
インピーダンス: 4-8Ω
周波数帯域:20Hz~20kHz
アナログ端子:5
デジタル端子:光2・同軸2・USB×1
DAC:
ネットワーク:Bluetooth LAN Wi-Fi
スピーカ出力:2
サイズ:幅449×高127×奥行327mm
SA750WAL は、JBLの販売するプリメインアンプの高級機です。

超有名な音響企業ですが、(近年では)プリメインアンプは日本市場に最近登場しました。SA750という同社の75周年記念モデルから、利用木材を変更し、一般販売用に回したものとなります。
本体の大きさは、幅449×高さ127×奥行327mm です。
高級機としては意外と背丈は低い方です。
アンプのパワーは、8Ω時に130Wです。
パワフルなG級アンプ(D級併用)ですが、消費電力は最大800Wです。
配置については、熱をある程度考えるべきでしょう。
周波数帯域は、一方で、低音域が20Hz、高音域が20kHzです。
スペック的に、シンプルに言って、ハイレゾ対応ではないです。

アナログ入力は、5系統です。
デジタル端子は、同軸・光端子・USBが見られます。
DACは、ESS ES9038K2Mですので、この部分だけで言えば、384kHz/32bit(ハイレゾ)です。
ただ、先述のように、それを想定したアンプではないです。
スピーカー端子は、2系統で、バイワイヤリングは対応です。
サブウーファー用の端子はありません。

ネットワーク機能は、Bluetooth・LAN・Wi-Fiがフル装備です。
Bluetoothは、SBCほか、Apt-Xは対応するため、CD音質の伝送は可能です。
Wi-Fi/ LANは、AppleのAirplay2に対応します。Google系は、「Google Chromecast built-in」なので、スマホで設定した後は、直で音楽ストリーミングサービスを再生可能です。

管理アプリは、Harman MusicLifeです。親会社となるHarman Internationalのほうで出しています。
このほか、設置は、スウェーデンのDirac Researchの開発した技術となる「Dirac Live」に対応します。多チャンネル用の自動レイアウト構築用のシステムですが、2ch機でも意味はあるかと思います。
おそらく、ヤマハほか、自社でセッティングを開発しない企業向けの構成の補整システムと言えるかと思います。
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以上、JBL SA750WAL の紹介でした。
「オールドファン」向きかなと思って調べましたが、ネットワーク面含めて「最新」でよい構成に思えました。
2chでも、昔の能率の悪い大きなスピーカーに使うと良い感じなのかと思いました。一方、設置スペースは狭く済みますが、廃熱部分は読めない機種なので、完全に上級者向けになります。
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【2022年発売】JBLSA550JN
41・JBL SA550 Classic
¥131,192 楽天市場 (6/24執筆時)
定格出力(8Ω):90W×2
定格出力(4Ω):150W×2
インピーダンス: 4-8Ω
周波数帯域:20Hz~20kHz
アナログ端子:3
デジタル端子:光1・同軸2
DAC:
ネットワーク:Bluetooth
スピーカ出力:2
サイズ:幅449×高127×奥行327mm
なお、本機の下位機となるのが、SA550 Classicです。
こちらは、ネットワーク部分をBluetoothのみにしつつ、出力も「ほどほど」にした製品です。消費電力も500Wです。
本体形状自体は同じですが、やはり仕様は「クラシック」なので、オールドファン向けに見えます。

【2019年発売】
42・Bluesound POWERNODE EDGE 【黒】
42・Bluesound POWERNODE EDGE 【白】
¥99,000 Amazon.co.jp (6/24執筆時)
定格出力(8Ω):
定格出力(4Ω):80W×2
インピーダンス: 4-8Ω
周波数帯域:
アナログ端子:
デジタル端子:USB×1
DAC:192kHz/24bit
ネットワーク:Bluetooth 5 LAN Wi-Fi 5
スピーカ出力:1(2.1ch対応)
サイズ:幅219×高44.5×奥行193mm
POWERNODE EDGE は、BlueSoundの発売するプリメインアンプです。

BlueSoundは、Blue OSという音楽用OS搭載する製品群を出していて、本機もその仲間です。
したがって、中身はPC的な部分があります。Arm系の4コア 1.8GHzのCPUを搭載していて、主にネットワーク面をそれで制御しています。
後述するように、WindowsやMacを媒介に、自己所有、あるいは、ストリーミングでハイレゾ音源をワイヤレスで再生する場合、「割と強みがある」機種に思えます。

本体の大きさは、幅219×高44.5×奥行193mmです。
ユニークな形状です。
アンプのパワーは、4Ω時に最大80Wです。
インピーダンスも、 4~8Ω対応です。
「ダイレクトデジタルアンプ」であるという説明以外は、特段の機構的な説明はない機種です。
周波数帯域も非開示です。
たた、認証マークはないものの、ハイレゾ対応は謳います。

アナログ入力は、デジタル兼用の3.5mmのミニジャックが1つです。
デジタル入力は、USBと、HDMI(eARC対応)という構成です。
HDMIがあるのは、ユニークです。
DACは、192kHz/24bitに対応し、DSD音源は記載がないですが、MQAは扱えます。
スピーカー端子は、一方、1系統です。
RCAのサブウーファー用の端子があるので、2.1chとしても利用できます。

ネットワーク機能は、Bluetoothと、有線LAN・無線LAN(Wi-Fi)に対応します。
先述のように本機はここが「売り」です。
Bluetoothは、SBCほか、Apt-xとApt-X HDでハイレゾ対応します。
あとのコーデックの対応は不明ですが、AACは対応しないかもしれません。

Wi-Fi・LANは、それぞれWi-Fi5・1000Base-Tですから、やはり重視しています。
先述のように、Blue OSを搭載します。
それを制御するアプリは、iOS・Android・Mac・Windows用と全種類準備されます(こちら)。

音楽ストリーミング配信は、そちらのアプリを利用します。
Amazon Music・Spotifyほか、2023年サービスイン予定のQobuz(e-onkyo)をはじめ、海外系のレアサービスに割と強いのが、コア層に人気の理由と言えそうです。

先述のように、PCやMacでの、独自の管理アプリがある部分も、特色です。
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以上、Bluesound のPOWERNODE EDGE の紹介でした。
音響面での説明はさほどないですが、パワーはしっかりしているので、問題ないと思います。
その上で、CPUスペックが良いので、回線安定性や反応性が良いのが売りと言えそうです。
プリメインアンプの領域は超えるのですが、特にPCやMacをベースににして、手持ち(あるいはストリーミングサービスの)ハイレゾ音源を再生するには、優秀な端末に思えます。
ただ、基本的に英語圏のサービスなので、その部分に問題ない方で、かつ、自己責任で、「自己解決」ができる上級者のかたに限定で向くといえるでしょう。その部分で、今回は「おすすめ」にしませんが、個人的には「いじってみたい」モデルの1つです。

【2022年発売】
43・Rega Rega io
¥99,999 楽天市場 (6/24執筆時)
定格出力(8Ω):30W×2
定格出力(4Ω):
インピーダンス:
周波数帯域:
アナログ端子:2(フォノ1)
デジタル端子:
DAC:
ネットワーク:
スピーカ出力:1
サイズ:幅180×68×奥行290mm
Rega io は、イギリスのRegaの販売するクラスABのプリメインアンプです。
日本では完実電気の輸入する、小型の高級アンプです。
本体の大きさは、幅180×68×奥行290mmです。
本棚サイズの製品で、先ほどみたSOUND WARRIORの製品と同じく、ミニマム設計にしている点がポイントです。

アンプのパワーは、8Ω時に最大30Wです。
価格からして、強力ではないですが、本機で能率の悪いスピーカーを鳴らす人もいないでしょう。4-8Ωが推奨インピーダンスです。
大きなトロイダルトランスが目立つ、シンプルでスッキリした基盤配置です。ボリュームはアルプス電気、トランジスタはサンケンとのことです。
周波数帯域は、情報がないです。

アナログ入力は、2系統です。
フォノもあります。
デジタル入力は、対応しません。
スピーカー端子は、1系統です。
ネットワーク機能は、ありません。
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以上、Rega Rega io の紹介でした。
スペック的にみるとこの手の製品の常として平凡です。
本機やこの会社の他機は未視聴です。
ただ、海外レビューをみると、ミニシステムとしてちらほら評価がみられる機種です。オーディオファイルのレビュー次第でしょうが、日本でも意外とマイナーな人気になる可能性はありそうです。小型システムは好きなので、機会があれば、聞いてみたいですが、難しいでしょうか。
方向性は、シンプル構成で味付けのないサウンド、ある種、懐かしい温かみのある音質ともいえそうです。逆にいえば、フォノを利用するようなオールドユーザー向けではあります。
今回の結論
音質が良いプリメインアンプのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回はプリメインアンプの紹介でした。最後に、いつものように、Atlasのおすすめ機種!を提案しておきます。
第1に、低予算で、おもに、TVシステムのオーディオ用として考えたい場合は、

【2018年発売】
1・SONY ステレオアンプ STR-DH190
¥27,782 Amazon.co.jp (6/24執筆時)
定格出力(6Ω):
定格出力(4Ω):
インピーダンス: 6~16Ω
周波数帯域:10Hz~100kHz
アナログ端子:4
デジタル端子:
DAC:
ネットワーク:Bluetooth
スピーカー出力:1
サイズ:幅430×高133×奥行284mm
アンプのパワー ★★★★☆
音域の広さ ★★★★☆
ネットワーク再生 ★★★☆☆
設置性 ★★★★☆
ノイズ対策 ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆
SONYのSTR-DH190でしょう。

本機は、デジタル入力系統はないものの、ある程度のパワーがある機種です。
やや大きいですが、格安機の場合、小型化が音質の劣化の原因につながる場合が多いので、テレビ用のラックに入るならば、本機が良いでしょう。

音質面でも、しっかり、「リニア広帯域パワーアンプ」という工夫があり、ノイズ対策のほか、スピード感・パワーへの言及もあります。
周波数帯域もソニーらしく、音域の広さが特徴的ですし、値段の割に性能は悪くないです。

ネットワーク面でも、Bluetoothのみですが、AACまで対応していますし、この価格帯では利便性は高水準です。
第2に、小型で設置性のよいプリメインアンプとしておすすめできる機種は、

【2017年発売】
36・FOSTEX パーソナル・アンプ AP20d
¥28,500 Amazon.co.jp (6/24執筆時)
定格出力(8Ω):20W×2
定格出力(4Ω):12W×2
インピーダンス: 4~8Ω
周波数帯域:20Hz~40kHz
アナログ端子:2
デジタル端子:
DAC:
ネットワーク:
スピーカー出力:1
サイズ:幅108×高42×奥行138mm
アンプのパワー ★★★☆☆
音域の広さ ★★★☆☆
ネットワーク再生 ★☆☆☆☆
設置性 ★★★★★★
ノイズ対策 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★☆
FOSTEX AP25でしょう。
中・上位機だと最近小型機といえる製品が「不作」で生産終了も続きます。
その中で、ある程度のパワーを持つ機種となると本機です。
基本、ハイレゾ・Bluetoothが「不要」で、アナログでしかつなげないならば、本機は候補にできるでしょう。
小型機としては、そこそこパワフルですし、設置性も良いと言えます。
大きくて古いスピーカー、あるいは、クセの強いスピーカーでないならば、これでも十分です。
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【2023年発売】
35・TEAC AI-303-B
35・TEAC AI-303-S
¥70,155 Amazon.co.jp (6/24執筆時)
定格出力(8Ω):25W×2
定格出力(4Ω):50W×2
インピーダンス: 4-8Ω
周波数帯域:2Hz-70kHz
アナログ端子:2
デジタル端子:光・同軸・USB×1
DAC:192kHz/32bit (DSD 11.2)
ネットワーク:Bluetooth 4.2
スピーカー出力:1
サイズ:幅215×高61×奥行254mm
アンプのパワー ★★★☆☆
音域の広さ ★★★★☆
ネットワーク再生 ★★★★★
設置性 ★★★★★★
ノイズ対策 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★
一方、ハイレゾに対応する機種が欲しいが、ある程度小型なモデルが欲しい場合、少し高いもののTEAC AI-303は良い機種です。
ミドルグレードでこういった機種はこれまでなかったので、需要がある気がします。

幅215×高61×奥行254mm と小型で、スペック的に設計的にハイレゾ再生を優先にした色合いが強いのです。
USB端子の接続で、、384kHz/32bit対応、DSD 11.2MHz双方に対応で、光や同軸でも192 kHz/24bitまでなので、「USB DAC Amplifier」として、多機能です。
PCなどとも合わせやすそうです。

ネットワーク機能は、Bluetoothのみ搭載です。
ただ、上表のコーデックからLC3を除き「フル対応」なので、ワイヤレスでもハイレゾは扱いやすいでしょう。
個人的は(一回り大きくても)Wi-Fiか、せめてLANだけでも装備して貰えれば、ストリーミング配信全盛の昨今においては「現代的」だと思いました。
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【2024年発売】
13・デノン DENON HOME AMP-K
¥100,000 Amazon.co.jp (6/24執筆時)
【2024年発売】
14・マランツ MODEL M1
¥122,000 Amazon.co.jp (6/24執筆時)
定格出力(8Ω):100W×2
定格出力(4Ω):125W×2
インピーダンス: 4~16Ω
周波数帯域:20Hz-20kHz
アナログ端子:1
デジタル端子:光 USB HDMI
DAC:192kHz/24bit
ネットワーク:Bluetooth LAN Wifi
スピーカー出力:1
サイズ:幅217×高さ89×奥行242mm
一方、少し高いですが、 DENON HOME AMP-Kは、パワーの部分と、定額音楽サービスの対応度の部分で、1ランク上の小型システムです。

特に、定額音楽サービスの対応幅は、同社のHEOSというアプリは充実するので、小型のネットワークオーディオシステムを構成するのには、本機は向きます。
ハイレゾ対応は、ただし公式に表明されません。
しかし、それ以外の部分は、小型の高級機として、値段相応の実力があります。

本編で書いたように、ほぼ同様のマランツ機は、デジタルフィルタ(Marantz Musical Digital Filtering)で、音調を替えますが、中身は同じです。
【スマート家電リモコンの比較記事】で書いたような機器をお使いの場合などで、、赤外線発信機能(他社の学習リモコンに登録させるための装備)を使いたいのでないならば、デノンでOKです。
第3に、リビングでの利用などで、映像機器についても対応させたい方におすすめなのは、

【2019年発売】
11・マランツ NR1200/FN
¥58,799 Amazon.co.jp (6/24執筆時)
定格出力(8Ω):75W×2
定格出力(6Ω):100W×2
インピーダンス: 4~8Ω
周波数帯域:10Hz-100kHz
アナログ端子:3
デジタル端子:光 同軸 USB×1 HDMI×5
DAC:192kHz/24bit
ネットワーク:Bluetooth LAN Wifi
スピーカー出力:1
サイズ:幅440×高105×奥行378mm
アンプのパワー ★★★★★
音域の広さ ★★★★★
ネットワーク再生 ★★★★★
設置性 ★★★★☆
ノイズ対策 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★★
NR1200/FNを選ぶと良いでしょう。

利便性の部分で、本機は、光 同軸 USBというデジタル接続端子がつくほか、HDMI端子が5系統付属となります。
HDMI端子は、映像と音声を同時に送れるので、この接続方法だと、電源などの連動制御可能です。

一方、4Kコンテンツ(HDブルーレイ・4K対応ゲーム機など)は、テレビ経由でアンプに音声を入れると、著作権管理の関係で音質が劣化して送られます。そのため、上図の様に、アンプを真ん中にして、つなげるのが基本です。
一方、アンプが4K/HDRパススルー対応でないと、アンプを4K画質のまま通過しないのですが、本機は、対応できます。
なお、この辺の事情は、【おすすめサウンドバーの比較記事】で書いたので、詳しくはそちらをご覧ください。

本機は、サイズも高さがなく、コンパクトですし、ネットワーク再生の部分を考慮に入れないならば、5万円前後クラスでは、「最もおすすめ」です。

一方、とくに、映像機器と一緒に使わないという場合でも、5万円前後の機種として、「ネットワーク」「デジタル接続」とも、本機はしっかり網羅します。
その上で、下位機種ながら、本機はフルディスクリート構成であり、「音のキレイさ」という、マランツの思想も継いでいます。
ノイズ対策もしっかりしていますし、本機を選んで良いでしょう。
第4に、10万円前後の高級機で、音質と機能性が両立しているといえる製品は、

【2023年発売】STEREO70s
16・マランツ STEREO70s/FN
16・マランツ STEREO70s/FB
¥89,100 Amazon.co.jp (6/24執筆時)
定格出力(8Ω):75W×2
定格出力(6Ω):150W×2
インピーダンス: 4~16Ω
周波数帯域:10Hz-100kHz
アナログ端子:3
デジタル端子:光×1 同軸×1 HDMI×6
DAC:192kHz/24bit
ネットワーク:Bluetooth LAN Wi-Fi
スピーカー出力:2(2.2h対応)
サイズ:幅442×高さ109×奥行386.5mm
アンプのパワー ★★★★★
音域の広さ ★★★★★
ネットワーク再生 ★★★★★
設置性 ★★★★☆
ノイズ対策 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★★
マランツの STEREO70sが良いでしょう。
この価格帯で、DENONやヤマハも出します。
DENONは「クリアさとパワフルさ」、ヤマハは「聴き疲れしにくい音のキレイさ」などで、個性があり良い機種です。

マランツの場合、ディスクリート増幅モジュール(HDAM-SA2)アナログ前段の質感を高めているのが特色です。
同社の上位機に共通する特色ですが、「スピード感」や「しっとり感」を重視する、個性ある「マランツ」的な音質を楽しめます。
ハイレゾ音源にもふさわしい音質で、個人的に好みです。
パワーも75Wと十分ありますし。再生周波数帯域も、10-100 kHzと広いです。

サイズは、幅442×高さ109×奥行386.5mm です。
他社機と違いスリムに設置できる」というメリットもあります。
TV用にプリメインで大きい筐体を買うならば(むしろ)【AVアンプの比較記事】でみた機種を買うほうが良いように思います。
プリメイン機で(仮想的に)立体音響を再現できる機種もないので、やはり、あえて「最も良い」と思う機種を聞かれると、サイズ面で有利なこちらでしょう。

アナログ入力は、3系統です。
デジタル入力は、光デジタル端子が1系統と同軸が1系統です。
光デジタルは1系統少ないですが、HDMIは6つと充実します。3つが8K/60Hzに対応する部分、出力に、ARC対応のHDMIがあるのもおなじです。

ネットワーク面も、Wi-Fiを搭載ですし、問題ないです。
ストリーミングサービスも、Spotify・Tunes in のほか、定額聴き放題サービスのAmazon Musicに対応しますし、Apple系以外のメージャーなサービスは網羅的です。

ハイレゾ音源もあるAmazon Music HDという上位の聴き放題サービスに対応します。ハイレゾ音源があまり持っていない方も、本機の機能を活かしやすいです。
とくに、2021年6月からは、これまでは「通常音質(SD音質)」の聴き放題サービスだったAmazon Music Unlimitedの料金だけで、追加料金なしで、HD音源が聴けるようになりました。
このサービスについては、同社の説明サイト(こちら)に詳しいです。
第5に、20万円以上クラスで、音質と機能性が両立しているといえる製品は、

【2024年発売】(特約店展開)
20・マランツ MODEL 60n/FN
20・マランツ MODEL 60n/FB
¥178,200 ヤマダ電機(ネット) (6/24執筆時)
定格出力(8Ω):60W×2
定格出力(4Ω):80W×2
インピーダンス: 4-16Ω
周波数帯域:5Hz~100kHz
アナログ端子:3
デジタル端子:光×1 同軸×1 HDMI×1
DAC:192kHz/24bit
ネットワーク:Bluetooth LAN Wi-Fi
スピーカ出力:1(2.1ch対応)
サイズ:幅442×高129×奥行431mm
アンプのパワー ★★★★★
音域の広さ ★★★★★★
ネットワーク再生 ★★★★★
設置性 ★★★★☆
ノイズ対策 ★★★★★★★
総合評価 ★★★★★★
マランツのMODEL 60nでしょう。

ネットワーク対応型の高級機では、現状でもっとも音質に期待できますので。
現状で言えば、やはり、ネットワークには最低限対応していないと、使い方が限定されてしまいますし、本機が良いかと思います。
もちろん、Wi-Fiを搭載する以上、他のオーディオ機器より「陳腐化」あるいは、故障可能性は高くなるでしょう。
その部分で言えば、最大でも「10年」くらい使うと考えて、予算オーバーに感じたら、デノン/マランツの下位機でも良いかと思います。
高級オーディオのメーカー修理費用は高いですし、Wi-Fi関係の部品は、保有期間を超えると直る可能性も低まる部分がどうしてもありますから。
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【2023年発売】(執筆時在庫なし)
48・ヤマハ R-N2000A(BP)
¥(429,000) 楽天市場 (6/24執筆時)
定格出力(8Ω):90W×2
定格出力(4Ω):145W×2
インピーダンス: 4-8Ω
周波数帯域:5Hz~100kHz
アナログ端子:3
デジタル端子:光×2 同軸 USB HDMI
DAC:384kHz/32bit
ネットワーク:Wi-Fi Bluetooth
スピーカー出力:2(2.1ch対応)
サイズ:幅435×高157×奥行473mm
一方、(今回の記事における)ハイエンドクラスで言うならば、ヤマハ R-N2000Aが良いように思います。

Atlasも今現在「プリメイン」を買い替えるならば、こちらかなと思います。
本編で書いたように、中身については、ノイズ対策を含めて、価格相応にしっかりしています。その上で、各スペックが、ハイレゾ水準という部分を評価しました。

その上で、主要な定額音楽サービスへの対応を含めて、ネットワーク面も現代的です。
できれば、Chromecast built-inならばより良かったかと思いますが、AirPlay2に対応ですい、Apple Musicを含めて、再生に問題ないです。
ただ、(人のことは言えないものの)ここまで高い製品は、本当に「趣味的」なので費用対効果は良くないとだけは言っておきます。
10万円前後でもハイレベルで良い音は十分に楽しめます。
補足:合わせて買いたいスピーカー
というわけで、今回は、プリメインアンプの比較でした。
最後にいくつかの点で補足をしておきます。

1・ブックシェルフスピーカの比較
2・PC用スピーカーの比較
3・Bluetoothスピーカーの比較
第1に、合わせてスピーカーを選びたい方、このブログ「モノマニア」にはスピーカーの記事もあります。
プリメインアンプ用は、アンプ内蔵型のアクティブスピーカーでは駄目なので、上記1番の記事をご覧ください

4・サウンドバーの比較
5・ホームシアターシステムの比較
6・AVアンプの比較
7・ミニコンポの比較
第2に、「TV用」として考えている方、プリメインアンプ以外の選択肢も有り得ます。
アンプ内蔵型で、サラウンド感が強い「サウンドバー」や「5.1chホームシアターシステムとAVアンプのコンビ」という選択肢も考えられます。
上記の記事で紹介していますので、よろしければ、ご覧ください。 
第3に、リモコンの話です。
また、アンプをTVなどと同時に利用する場合など、複数の機器を操作できる高性能リモコンがあります。
リモコンだけではなく「電気を付けて!」など、声でも操作したい方は、AmazonやGoogleの音声入力端末を購入するだけで、簡単に可能です。詳しくは、上記の記事をご覧ください。

Amazon オプティカルケーブル 1.8m
¥928 Amazon.co.jp (6/24執筆時)
カナレ L-5C2VS デジタル同軸 RCAケーブル 1m
¥3,300 Amazon.co.jp (6/24執筆時)
エレコム AVケーブル/音楽伝送USBケーブル 1.0m
¥1,164 Amazon.co.jp (6/24執筆時)

audio-technica AT-CA64 1.3M
¥2,860 Amazon.co.jp (6/24執筆時)
なお、今回紹介した各製品には、ケーブル類は基本未付属ですので、ネットで購入を検討されている方は、お忘れなく。
デジタル接続なら、さほど高くなくても良いかと思います。アナログはノイズ対策の部分で、これくらい出しても(まあ)良いかと思います。
ではでは。
