【今回レビューする内容】2022年 最新のゲーム用マウスの性能とおすすめ・選び方:ロジクール・Razer・ASUS
【紹介する製品型番】ロジクール Logicool G G903 LIGHTSPEED Wireless Gaming Mouse G703 G604 PRO X SUPERLIGHT Wireless Gaming Mouseは G-PPD-003WL-BK G-PPD-003WL-WH GPRO G-PPD-002WLr Razer Viper Ultimate RZ01-03050100-R3A1 G303 Shroud G303SH Razer Naga Pro RZ01-03420100-R3A1 RZ01-03420100-R3A1-B1 Razer Basilisk Ultimate RZ01-03170100-R3A1 Basilisk X HyperSpeed RZ01-03150100-R3A1 Razer Orochi V2 RZ01-03730400-R3A1 RZ01-03730100-R3A1 ASUS ROG Chakram P704 ROG Pugio II P702 ROG Gladius III Wireless ROG Spatha X P707
今回のお題
ゲームミングマウスのおすすめ製品はどれ?
どもAtlasです。
今回は、2022年4月現在、最新のゲーム用マウスの比較です。
1・無線ゲーミングマウスの比較 (1)
1-1:ロジクール〈スイス〉
1-2:Razer〈シンガポール〉
1-3:ASUS〈台湾〉
2・有線ゲーミングマウスの比較 (2)
2-1:ロジクール〈スイス〉
2-2:Razer〈シンガポール〉
2-3:東プレ〈日本〉
2-4:その他〈各社〉
3・ゲーミングマウスの比較 【結論】
=最終的なおすすめ機種の提案
今回は、二大メーカーとなる、ロジクールとRazerのゲーム用の有線ゲーミングマウスと無線ゲーミングマウスは、ほぼ全機取りあげるつもりです。
正確性 ★★★★★
疲れにくさ ★★★★★
ホイール回転 ★★★★★
解像度の調整 ★★★★★
ボタン数 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
以下では、いつものように各製品を一機ずつ比較します。
そして、最後の「結論」では、上表のような観点から、予算別・目的別に「最もオススメできるマウス」を提案していきます。
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1・ゲーミングマウスの比較記事
2・ゲーム用モニターの比較記事
3・ゲーム対応オフィスチェアの比較
4・ゲーム対応PC向けデスクの比較
5・ゲーム向けPCスピーカーの比較
なお、今回の記事は、このブログ「モノマニア」のゲーミング関連周辺機器比較シリーズの1回目記事と書きました。
1・ワイヤレスマウスの比較
2・小型ワイヤレスマウスの比較
3・ゲーミングマウスの比較
4・有線マウスの比較
5・おすすめのマウスまとめ 【結論】
なお、マウスの比較記事としては、全体の3回目記事となります。
0・ゲーミングマウスの選び方の基本
はじめに、ゲーミングマウスの「選び方の基本」です。
一般的な、仕事用のマウスのスペック面での「選び方」については、このブログでは【ワイヤレスマウスの比較記事】で書きました。
ただ、ゲーミングマウスについては、普通のマウスのグレード分けが、一部、通用しません。
その部分を含めて、スペック的な「選び方の基本」をあらかじめ示しておきます。
第1に、センサーです。
仕事用のマウスの場合、主に、動かしたときの正確性を重視するので、基本的にLEDを使った光学式より、レーザーを利用した製品のほうが、グレードが高くなります。
ゲーミングマウスの場合、しかし、ゲームへの対応の必要性から、解像度・加速(G)・スピードを重視した設計にする必要があります。
この場合、光学式の方が低遅延なので、高級機で「光学式」を(あえて)採用するのが普通です。
昔は、ゲーム用でレーザーもなくはなかったですが、ほぼ「淘汰」されました。
・25K・50G・16.6m/秒
ゲーミングマウスの場合、各社とも「HERO」「Focus」など自社ブランド名のセンサーを付けます。
ただ、光学式で、解像度(分解能)を極度に高めた高解像度センサーです。
各数値における、現場での「最強」は、解像度は、25K(25000dpi)・重力加速度は50G、スピードは、16.6m/秒です。
解像度については、20K以上は、1μmをこえるレベルです。
現状の人間の知覚能力をふまえても、ここまでは必要はなさげでなので、高スペック競争はある種の「宣伝合戦」で、あまり意味がないように思えます。
むしろ、最低解像度や設定値が細かく設定できる部分が重要です。
ただ、ロジクール・Razer・ASUSを含め、主要メーカーのゲーム専用品は、有意の差はないように思えます。
加速度とスピードは、高速にマウスをふった際の認識精度に影響する数値です。
こちらも、20G/10.6mもあれば十分ですので、各社上位機では差がないです。
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・16K・20G・10.6m/秒
結論的にいえば、だいたい、上表のような、スペックがあれば、基本的に「ゲーミングマウス」としては十分です。
それを制御するプロセッサ性能により、安定性は差があるとはいえますが。
第2に、ボタンやホイールです。
耐久性は、ゲーミングマウスの場合、左右クリック(=スイッチ)の耐久性が重要です。
ゲーミングの場合「常識外」の押し方をするため、ここは重要です。
数値が高いものだと、壊れにくいというか、使い込んだときへたりにくいので、選ぶ際は、重視してください。
スイッチの種類も、ゲーム用は注意する必要です。
Razerの上位機など、普通のではなく、オプティカル式のスイッチを左右クリックに採用する機種があるからです。
応答速度がメカ式より速いので、例えば、FPSの初撃の反応重視ならば良い方向性です。ただ、押し味と、連射には、すこしクセがあります。
キーの戻りや連射の部分を含めると追随性はメカ式ですので、ゲームでもFPSなど以外、合わない可能性はあります。
ボタン数は、ゲーミングマウスは、自由にプログラムできるモデルが多いです。
MMORPGなど、ショートカットが多い方が有効なジャンルに合うモデルもあります。
ボタンについては、基本的に、どの機種も割り当て変更やプログラムが可能です。
なお、ボタン数については、数え方が、メーカーによってまちまちです。
「プログラム可能」ならば、ホイールの前後やチルトも、「ボタン」とカウントする場合があります。
このあたりは、仕様書だけみても比べられないので、今回注意します。
ホイールは、基本的に機械式(ギア式)です。
その範疇では、ロジクールの上位機は、通常のギアのような抵抗のあるスクロール(ラティエット)に加えて、フリースピンになり、高速スクロールできる機種があります。
これは、一般向けのマウスと同じです。
第3に、ケーブルです。
有線か、ワイヤレスか、という話です。
有線のゲーミングマウスも根強いファンがいます。
ただ、(Eスポーツ的な意味でなく)一般人のゲームプレーヤーならば、操作の自由度の部分で、ワイヤレスマウスでOKだと思います。
ケーブルがないので、ホルダーも不要で操作しやすいので、快適度が段違いです。
最近は、無線でもレポートレートは1000Hz(1ms)と、USB有線と変わらない無遅延です。絶対に遅延や途切れが不要、というシーンでないならば、無問題です。
ーーー
以上、ゲーミングマウスの選び方の基本を3点みました。
ほかにも、(こだわれば)リストオフディスタンスなど、見るべきスペックは色々あります。ただ、基本これらの要素だけでみておけば、OKでしょう。
あとは、形状と重さですが、これは完全に「好み」になるので、好きに選んで良いかと思います。重さは、「おもり」で調整できる機種があります。
1・無線ゲーミングマウスの比較
1・無線ゲーミングマウスの比較 (1)
1-1:ロジクール〈スイス〉
1-2:Razer〈シンガポール〉
1-3:ASUS〈台湾〉
2・有線ゲーミングマウスの比較 (2)
2-1:ロジクール〈スイス〉
2-2:Razer〈シンガポール〉
2-3:東プレ〈日本〉
2-4:その他〈各社〉
3・ゲーミングマウスの比較 【結論】
=最終的なおすすめ機種の提案
というわけで、比較をはじめます。
今回は、上記リンクにあるよう3回の記事に分けて、無線ゲーミングマウス・有線ゲーミングマウスの順に紹介していきます。
1-1・ロジクールの無線マウス
はじめに紹介するのは、スイスのロジクール(Logicool)のワイヤレスゲーミングマウスです。
日本以外では、Logitech(ロジテック)という社名で売ります。世界的なPC周辺機器メーカーで、高級マウスのシェアは圧倒します。
「ゲーム用」は、Logicool Gシリーズとしての展開ですが、こちらもシェアが大きいです。
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なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤字系で、イマイチな部分を青字系で記していきます。
【2019年】
1・ロジクール G903h
¥14,718 Amazon.co.jp (4/8執筆時)
重量:110グラム
接続:USB無線(2.4GHz)
操作範囲:10.2m/秒
解像度:100-25,600dpi
センサー:HERO 25K
最大加速:40G
スクロール:高速スクロールホイール(切替)
電池のもち:140時間
ボタン数:11
耐久性:5000万クリック
付属品:ウエイト10g
G903 LIGHTSPEED Wireless Gaming Mouseは、ロジクールのGシリーズの上位機です。
サイズは、長さ130mm×幅67mmと、結構大きめのフルサイズ型です。
本体形状は、左右対称のエッグ型で、完全に左右対称のシンメトリーです。
高級マウスには左利きで便利に使える製品が少ないため、ゲーム以外の目的でも、ニーズはありあそうです。
重さは、110gです。
ワイヤレスマウスの中では、軽いのも特長です。
なお、「軽すぎる」のが苦手な方のために10gのおもりも付属します。
センサーは、同社の高解像度の光学センサーとなる、HERO 25Kです。
先ほども紹介しましたが、高級機で「光学式」を(あえて)採用するのは、ゲームのように高速に動かす場合、光学式の方が低遅延だからです。
なお、スペック上はHERO 16K(最高16000dpi)ですが、ソフトウェア更新で解像度を上げることで「25K」になります。
接続方法は、USB無線式(LIGHTSPEEDワイヤレス)です。
Wi-Fiと同じ2.4GHz帯の無線を利用するので、事実上、無遅延に近いです。
実際、レポートレートは1000Hz(1ms)となります。
この仕様は、下位機種でも「LIGHTSPEED」の名を持つ機種なら、どれも同じです。
マウスの解像度は、100-25,600dpiと広域です。
ソフトで、かなり細かく解像度の設定もできます。
ゲーム用としてのスペックで重要な、最大加速は40G、最大スピードは10.1m/秒です。
無線方式は、2.4Hz帯のUSBレシーバーを用いるUnifying無線接続です。
スクロールホイールは「ハイブリッド式」です。
ロジクールが開発し、同社の上位機に搭載するもので、メカ式の「進化形」です。
通常のスクロール機能(=クリックトゥクリックスクローリング)に加えて、ローラを回すときに無抵抗になり、高速スクロールに有利が可能な方式(ハイパーファーストスクローリング)に切り替えることが可能です。
地味な部分ですが、実際の利用時、これは便利です。
ボタン数は、11個です。
なお、「マウスのボタンの数え方」は、メーカー(機種)によって「まちまち」です。
本機については、左右クリックほか、サイドの(いわゆる)「進む・戻る」が両側に、上部のホイールのミドルクリックと、ホイールによる左右チルト、そして、頭頂部の2ボタンで、総計11ボタンです。
ボタン全てについて、キーボード上のキーやショートカットを割り当てることができますし、プログラム動作も可能です。サイドボタンは、不要なら外せます。
この点では、ゲームだけでははなくて、CADやデザイン関係のアプリケーションを使っている人にも向くでしょう。
G-PMP-001 ワイヤレス充電システム
¥17,518 Amazon.co.jp (4/8執筆時)
電池の持ちは、注意が必要です。
高性能センサーを使用し、軽量化も実現ていることから、バッテリーは連続で24時間しか持ちません。
90分で高速充電できますし、充電時は有線マウスとしても使えますが、この点はワイヤレスマウスの弱点かもしれません。
ただ、専用のマウスパッド兼用ワイヤレス充電器を利用することで、充電無しでゲームが続けられるというユニークな仕様です。
なお、光学式は、マウスを利用する表面素材にシビアですから、ゲーム用マウスパッドとの併用が原則です。
ボタンの耐久性は、5000万クリックです。
ロジクールは、この部分の数値が良いです。
また、ロジクールの LIGHTSPEEDはどれもそうですが、クリック感や反応も良いです。
金属バネをつかった「メカニカルボタンテンショニングシステム」のテンションが奏功するためです。キーの品質にはとくに「こだわる」メーカーと言えます。
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以上、ロジクールのワイヤレスゲーミングマウス G903hの紹介でした。
ゲーム用として作られており、その目的の方には「ぴったり」の上位機です。
ほかにも、プログラムボタンを駆使して、ビジネス用にカスタマイズしたい方、左利きの方には、また別のニーズもあるでしょう。
【2019年】
2・ロジクール G703h
¥7,818 Amazon.co.jp (4/8執筆時)
重量:95グラム
接続:USB無線(2.4GHz)
解像度:100-25,600dpi
センサー:HERO 25K
最大加速:40G
最大スピード:10.2m/秒
スクロール:前後
ボタン数:6
耐久性:5000万クリック
付属品:
G703 LIGHTSPEED Wireless Gaming Mouse は、ロジクールのワイヤレスゲーミングマウスの中位機です。
サイズは、フルサイズで、重さは、95グラムです。
形状は、上位機と異なりシンメトリーではないため、右利き専用です。
接続方法は、本機も、USB無線式(LIGHTSPEEDワイヤレス)です。
マウスのセンサーは、こちらも、HERO 25Kです。
したがって、解像度などのスペックは上位機と同じです。
G-PMP-001 ワイヤレス充電システム
¥17,518 Amazon.co.jp (4/8執筆時)
電池寿命は、上位機と比較すると、こちらは60時間までです。
専用のマウスパッド兼用の充電パッドを利用すると、ゲームを中断することなしに充電が可能です。
スクロールホイールは、前後のみです。
また、横方向に移動させるチルトほか、先述の高速スクロールへの切替もできません。
ボタン数は、6つです。
左側面に2つ、中央に4つスイッチです。
上位機とのボタンの違いは、主にこのボタン数の部分です。
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以上、ロジクールのG703hの紹介でした。
上位機と較べてボタン数が少ない機種です。
ただ、形状は、左右対称ではないため、(右利きの場合)握りやすさは、上位機を凌ぐ部分もあります。ボタン数に問題がない場合は選択肢になります。
【2019年】
3・ロジクール G604
¥9,100 Amazon.co.jp (4/8執筆時)
重量:135グラム
接続:USB無線+Bluetooth
解像度:100-25,600dpi
センサー:HERO 25K
最大加速:40G
最大スピード:10.2m/秒
スクロール:前後
ボタン数:15
耐久性:2000万クリック
付属品:
G604 LIGHTSPEED Wireless Gaming Mouse は、ロジクールのゲーム向けワイヤレスマウスの入門機です。
サイズは、幅130×幅80mmの多めのフルサイズです。重さは、135グラムです。
ゲーミングマウスとしては、やや重め・大きめです。
センサーは、HERO 25Kです。
マウスの解像度は、したがって、最大25000dpiと同じです。
最大加速は40G、最大スピードは10.1m/秒です。
接続方法は、本機も、USB無線式(LIGHTSPEEDワイヤレス)です。
ただ、本機については、Bluetoothも搭載し、切替可能です。
Bluetoothの場合、レポートレートが「88〜133Hz(7.5〜11.25ms)」なので、ようするに、スペックが不要なゲーム用に切り替えて使えます。
電池の持ちは、電池式ということもあり、240時間と長めです。
単3乾乾電池式で、1本で駆動します。
Bluetoothは、電池をあまり使わないので、それだけなら、半年ほど保ちます。
スクロールホイールは、同社の最上機種と同じ「ハイブリッド式」です。
歯車のような感触で正確に動かすラチェット式と、ローラを回すときに無抵抗になり、高速スクロールに有利が可能です。
ローラーと中身の機構は最上位機とは差がありますが、利便性は高いでしょう。
横方向に移動させるチルトにも対応です。
ボタン数は、15ボタンです。
左右クリックと、親指サイドに、2F建ての「物理ボタン」が6つ、その上に「音量ボタン」2つ、そして、ホイール部分のミドルクリックと、左右チルト、その下の頭頂部に2つのボタンです。
ホイール・チルトを含めて、15個すべてプログラム可能なボタンです。
近年ニーズの多い、ショートカット利用時の利便性を高めています。
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以上、ロジクールのG604の紹介でした。
実用度の高いホイールを装備する上で、親指の位置に、利便性の高い6つのボタンがあるのがポイントとなります。ショートカットを多用する人は選択肢になるでしょう。
手頃に利用できる価格ではありますが、電池式で重量がややある点は、好みが分かれる部分でしょう。
【2021年】
【型番:G-PPD-003WL-BK】
4・ロジクール PRO X SUPERLIGHT
¥15,980 楽天市場 (4/8執筆時)
【型番: G-PPD-003WL-WH】
4・ロジクール PRO X SUPERLIGHT
¥18,100 楽天市場 (4/8執筆時)
重量:63グラム
接続:USB無線(2.4GHz)
解像度: 100-25600dpi
最大加速:40G
最大スピード:10.2m/秒
センサー:HERO 25K
スクロール:前後
ボタン数:5
耐久性:
付属品:
ロジクール PRO X SUPERLIGHT Wireless Gaming Mouseは、ロジクールの軽量マウスです。
サイズは、フルサイズで、重さは63グラムです。
形状は、シンメトリーな設計で、左利きにも対応です。
軽量化を主軸に置いた製品です。ちなみに、塗装の分、黒のが1gほど軽量のようです。
センサーは、本機も HERO 25Kです。
マウスの解像度は、100-25600dpiです。
冒頭書いたように、現状の人間(ゲーム)にここまでは必要はなさげでなので、ある種、「他社の数値に負けないため」な数字でしょう。
接続方法は、本機も、USB無線式(LIGHTSPEEDワイヤレス)です。
最大加速は40G、最大スピードは10.1m/秒と同じです。
電池の持ちは、70時間です。
本機は、バッテリー式となります。
スクロールホイールは、一方、他機と違います。
こちらは、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)素材を採用です。
クリック感がない「滑るタイプ」です。
好みでない方のため、グリップテープが同梱されますが、使途的にその使い方をふまえた設計ではないでしょう。
ボタン数は、5つです。
左右クリックほか、左の側面に「進む・戻る」、あとはホイールクリックです。
ボタンの耐久性は、未公表です。
クリック感がありつつ、軽い力で押せるという金属バネのボタンテンションの採用は同じですし、弱いということもないでしょうけれど。
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以上、ロジクールのPRO X SUPERLIGHTの紹介でした。
ワイヤレスの利便性が欲しい方で、軽量性も欲しい方に向く機種です。
一方、ホイールを回す感覚はやや従来と異なる感じなので、試した方が良いかもしれません。
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【2020年】
5・ロジクール GPRO G-PPD-002WLr
¥13,463 Amazon.co.jp (4/8執筆時)
重量:80グラム
接続:USB無線(2.4GHz)
解像度: 100-25600dpi
最大加速:40G
最大スピード:10.2m/秒
センサー:HERO 25K
スクロール:前後
ボタン数:5
耐久性:2000万クリック
付属品:
なお、従来的な最軽量機だったのが G PROです。
重さは、80gとなり、センサーは同じです。
ボタンは、5ボタンで、左側に「進む・戻る」と、上部にホイールクリック、右手部分に1ボタンです。
ホイールは、ただし、通常のホイールです。
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【2021年】
6・ロジクール G303 Shroud G303SH
¥16,280 楽天市場 (4/8執筆時)
重量:75グラム
接続:USB無線(2.4GHz)
解像度: 100-25600dpi
最大加速:40G
最大スピード:10.2m/秒
センサー:HERO 25K
スクロール:前後
ボタン数:5
耐久性:2000万クリック
付属品:
加えて、2021年にshroudとのコラボモデルとしてG303が復刻登場しました。
解像度を低めに設定した際に精度が上がるようなカスタマイズの方向性ということで、軽量で、被せ持ちしやすいG303が原型に選ばれています。
重さは、75gとなり、センサーは同じです。
ボタンは、本機も5ボタンで、左側に「進む・戻る」と、上部にホイールクリック、右手部分に1ボタンです。
スクロールホイールは、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)素材を採用ですので、形状以外は、 PRO Xをベースにしていると言えます。
充電は、USB-Cでの充電となり、最大145時間まで充電不要です。
1-2・Razerの無線ゲーミングマウス
続いて、シンガポールのPC用ゲーム周辺機器大手のRazerの発売する、ワイヤレスのE・スポーツマウスを紹介します。
センサーやクリックの反応速などスペックを突き詰めた機種が多く、性能重視の場合は、こちらも魅力です。
【2019年10月】
【型番:RZ01-03730100-R3A1】
7・ Razer Orochi V2
¥8,980 Amazon.co.jp (4/8執筆時)
【型番: RZ01-03730400-R3A1】
7・ Razer Orochi V2
¥8,980 Amazon.co.jp (4/8執筆時)
重量:60グラム(単4×1)
接続:USB無線+Bluetooth
解像度: 400-18000dpi
最大加速:40G
最大スピード:11.4m/秒
センサー:5G オプティカルセンサー
スクロール:前後
ボタン数:6
耐久性:6000万クリック
付属品:
Razer Orochi V2 は、Razerでは最も安いワイヤレスゲーミングマウスです。
サイズは、108×60cmです。
フルサイズではなく、持ち運びもできそうな、コンパクトなゲーミングマウスです。
本機については、シンメトリーな設計に見えますが、ボタン配置の部分で、右利き専用です。
ただ、形状面で、あまり工夫がないので、使いやすいかは、また別の話です。
重さは、60gと軽量です。
電池を入れると10gほど増えますが、それを加味しても、軽いです。
マウスのセンサーは、5G オプティカルセンサーです。
同社の上位機搭載のものとは区別される入門用です。
ただ、解像度は、400-18000dpi(18K)、 最大加速は、40G、最大スピードは、12.4m/秒です。
決して悪くない「上級仕様」なので、問題ないです。
接続方法は、この製品も、USB無線とBluetooth双方を選べます。
スクロールホイールは、縦横のチルト非対応です。
ただ、コンパクト型にしてはわりと口径が大きいので、回しやすそうではあります。
ボタン数は、6個です。
左右クリックと、ホイールクリック、親指サイドに(いわゆる)「進む・戻る」ボタン、それに、中央部に、解像度切り替え用の1ボタンです。
どのボタンも、割り当てを変更可能です。また、オンボードメモリもあります。
スイッチの耐久性は、6000万クリックです。
左右クリックについては、新世代のメカスイッチになっています。
金メッキ接点としたようで、耐久性は、ロジクールのメカ式最上位よりも上、という触れ込みです。
電池の持ちは、単4電池1本でで425時間です。
Bluetoothだと950時間に伸びますが、レポートレートは落ちるでしょう。
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以上、Razer Orochi V2 の紹介でした。
センサーの性能が良い上で、スイッチの耐久性も魅力です。ホイールもわりと良い出来です。
一方、ボタン数の少なさはともかく、ゲーミングマウスとしては、サイズが小さめとなるので、持ちやすさの部分では、次に紹介するような上位機に負けます。
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【2021年】
【型番:RZ01-04130100-R3A1】
8・ Razer DeathAdder V2 X HyperSpeed
¥7,980 Amazon.co.jp (4/8執筆時)
重量:75グラム(単4×1)
接続:USB無線+Bluetooth
解像度: 400-14000dpi
最大加速:35G
最大スピード:7.62m/秒
センサー:5G オプティカルセンサー
スクロール:前後
ボタン数:7
耐久性:6000万クリック
付属品:
一方、ワイヤードで人気な入門機、DeathAdder V2のワイヤレスモデルが2021年にでています。
軽量で、手を被せてフィット感を高めることを優先した形状です。
解像度ほかのスペックは落ちますので、解像度をあまり高くせず使いたいような方のための入門機と言えると思います。
ただ、基本的にはDeathAdderをワイヤレスで使ってみたい方むけでしょう。
【2019年10月】
【型番:RZ01-03050100-R3A1】
9・Razer Viper Ultimate
¥12,980 Amazon.co.jp (4/8執筆時)
重量:74グラム
接続:USB無線(2.4GHz)
解像度: 200-20000dpi
最大加速:50G
最大スピード:16.5m/秒
センサー:Focus+センサー
スクロール:前後
ボタン数:8
耐久性:
付属品:
Razer Viper Ultimate は、Razerの発売するマウスです。
サイズは、フルサイズで、127×66cmです。
本機については、左右対称です。
重さは、重視される製品であり、74gと軽量です。
マウスのセンサーは、Focus+センサーです。
新開発のセンサーです。
マウスの解像度は、200-20000dpi(20K)と精度が高いです。
加えて、座面(マウスパッド)にあわせた自動キャリブレーションで、最適化されます。
浮かせてマウスを移動する際の設定(リフトオフディスタンス)時などに、メリット性があります。
そのほか、PCとの送信信号のやり取りの部分でも改善されています。
最大加速は、50G、最大スピードは、16.5m/秒とかなり性能が上がりました。
接続方法は、この製品もUSB無線方式です。
ただ、有線でも利用できる共用方式を取っています。Bluetoothは非対応です。
スクロールホイールは、チルト非対応です。
ホイールの性能(快適性)は、ロジクールに及びません。
ボタン数は、8個です。
左右クリックと、ホイールクリック、及び親指サイドに(いわゆる)「進む・戻る」ボタンです。
RAZERの場合、これに、(プログラム可能なので)ホイールの前後スクロールもボタンにカウントしての8ボタンです。
シンメトリーな設計なので、左右両側に「進む・戻る」ボタンがありますが、左右個別設定はできないです。
できても、使いにくいし、意味ないからでしょう。
左右ボタンは、メカ式ではなく、オプティカル式です。
クリックの応答速度がメカ式より速いので、初撃の反応重視ならば良い方向性です。
ただ、押し味と、連射には一般的に課題があります。キーの戻りや連射の部分を含めると、追随性はロジクールのメカ式のほうが優れるでしょう。
スイッチの耐久性は、7000万クリックで、メカ式よりかなり強いですが。
電池の持ちは、内蔵バッテリー式で70時間です。
ただし、ライティング機能を利用した場合は短くなります。
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以上、Razerの Razer Viper Ultimateの紹介でした。
とにかく、スピード系のスペック重視で、同社らしい新機種です。
一方、オプティカル式のクリックシステムを採用する点などで、ロジクールより、一般的ではなく、汎用性に欠ける部分はあります。
ただ、大画面でのゲームで、初撃スピードが必要なFPゲームなどでは、この部分が活きるでしょう。
【2020】
【通常製品】
【型番:RZ01-03420100-R3A1】
10・Razer Naga Pro
¥18,480 Amazon.co.jp (4/8執筆時)
【チャージングドックバンドル】
【型番:RZ01-03420100-R3A1-B1】
11・Razer Naga Pro
(¥21,480) 楽天市場 (4/8執筆時)
重量:117グラム
接続:USB無線+Bluetooth
解像度: 200-20000dpi
最大加速:50G
最大スピード:16.5m/秒
センサー:Focus+センサー
スクロール:前後
ボタン数:最大20
耐久性:7000万クリック
付属品:
Razer Naga Proも、Razerの発売するマウスです。
なお、上位機のみ、充電に便利な、スタンドが付属です。
サイズは、フルサイズです。
119×7.5cmです。やや短め形状ですが、幅は広めです。
重さは117グラムです。
マウスのセンサーは、本機も、20KグレードのFocus+センサーです。
こちらも、マウスの解像度・加速度・スピードは下位機種と同じスペックです。
スクロールホイールは、上下左右のチルト対応です。
MMO/MOBA向けとい言うことで対応させたと思われます。
一方、左右クリックについては、本機もオプティカル式です。
ボタン数は、最大20ボタンです。
本機は、サイドプレートが磁石式で、交換可能な仕様で、ゲームジャンルに合わせて最適化できます。
最大の12ボタンとなるテンキー型を利用する場合、総計で20ボタンとなります。
ただし、チルトホイールによる、前後左右の移動も数に入れての数字ですが、それでも、圧倒的に多いです。
接続方法は、この製品もUSB無線方式とBluetoothの併用です。
MMORPGなどの使途もあってのことでしょう。
電池の持ちは、内蔵バッテリー式で最大100時間です。
一方、Bluetoothの場合も150時間ですとさほど伸びません。
おそらくですが、Bluetooth回線の太さ優先で、Bluetooth LEを採用していないからかなと思います。
なお、RAZERは、USBの場合も、Bluetoothの場合も、レポートレートの情報はないです。
スイッチの耐久性は、非開示です。
本機は、光学式ではなく、ロジクール同様のメカ式スイッチ(Razerメカニカルマウススイッチ)です。
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以上、Razer Naga Proの紹介でした。
サイドパネルの交換も容易なので、色々ゲームをやる方に向きそうです。
ただ、実際的には、ショートカットが有効に左右するMMO向けとして便利な製品として売れているのだと思います。
【2019年12月】
【型番:RZ01-03170100-R3A1】
12・Razer Basilisk Ultimate
¥13,980 Amazon.co.jp (4/8執筆時)
重量:107グラム
接続:USB無線(2.4GHz)
解像度: 200-20000dpi
最大加速:50G
最大スピード:16.5m/秒
センサー:Focus+センサー
スクロール:前後
ボタン数:11
耐久性:7000万クリック
付属品:
Razer Basilisk Ultimateも、米国のRazerの発売するマウスです。
基本仕様は、Viper Ultimateと同じで、マウス自体のサイズ感もほぼ同じです。
重さは、しかし、107グラムです。
こちらのほうがあり、「中軽量級」となります。
ある程度、しっかりとした重さが欲しい方は、こちらが良いでしょう。
スクロールホイールは、チルト対応です。
一方、左右クリックについては、本機もオプティカル式です。
ボタン数は、総計11個です。
親指サイドに「進む・戻る」と、その前方に1ボタンあります。
上部は、左・右クリックと、ホイールのミドルクリックと左右チルト、その下部のボタン2つです。あとは、裏面のプロファイルボタン1つで、全部で11ボタンです。
前後ホイールは(プログラムできないので)勘定していないでの数字なので、多いです。
電池の持ちは、内蔵バッテリー式で100時間です。
ただし、ライティング機能を利用した場合は短くなります。
スイッチの耐久性は、7000万クリックです。
本機については、左右クリック部分のスイッチが光学式だからです。
メカ式との違いは、先ほど書いたとおりで、反応はいいですが、追随性はイマイチです。
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以上、RazerのBasilisk Ultimateの紹介でした。
ある程度、しっかりした重さのマウスが欲しい方はこちらでしょう。
ただし、メカ式ではなく、オプティカル式である点は、引き続き注意が必要です。
【2019年12月】
【型番:RZ01-03150100-R3A1】
13・Razer Basilisk X HyperSpeed
¥5,480 Amazon.co.jp (4/8執筆時)
重量:83グラム(電池除く)
接続:USB無線(2.4GHz)
マウス解像度: 200-16000dpi
最大加速:40G
最大スピード:11.4m/秒
センサー:5G オプティカル
スクロール:前後
ボタン数:7
耐久性:5000万クリック
付属品:
Razer Basilisk X HyperSpeed は、Razerの発売する入門用のワイヤレスゲーミングマウスです。
サイズは、フルサイズで、130×60cmです。
長細い感じですが、エルゴノミクス形状です。
重さは、83gです。
軽量ですが、電池を除く重さなので、実際の使用時は100gを超えるでしょう。
要するに、中軽量級です。
マウスのセンサーは、一方、上位機と差があり、Razer 5G光学式センサーです。
最大加速は、40G、最大スピードは、11.4m/秒ですので、同社の上位機と較べると落ちます。
ただ、冒頭に書いたように、この部分は、実際的にさほど実質的な差になるとも、言えません。
マウスの解像度は、200-16000dpi(16K)です。
接続方法は、USB無線方式です。
Bluetoothに対応しますが、有線式としては利用できない機種です。
スクロールホイールは、チルト非対応です。
ボタン数は、7個です。
左右クリックと、「進む・戻る」ホイールクリックと、ホイールによる前後のスクロールです。
ただ、左クリックは固定になるので、プログラムできるのは6ボタンです。
電池の持ちは、USB接続時で285時間です。Bluetoothの場合450時間です。
スイッチの耐久性は、不明です。
左右ボタンは、この機種については、一般的なメカニカル式です。
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以上、RazerのBasilisk X HyperSpeed の紹介でした。
比較的格安な、ワイヤレスゲーミングマウスです。
ライバルのロジクール機に、この価格帯のライバルは、ワイヤレスではないので、予算が限られる中で、ゲーミングマウスを探している方には選択肢になるでしょう。
1-3・Asusの無線ゲーミングマウス
続いて、台湾のASUSのゲーミングマウスです。
ゲーミングにとにかく強い企業で、同社の製品で、周辺機器もPCも「だいたい揃い」ます。
【2019年】
14・ASUS ROG Chakram P704
¥13,764 Amazon.co.jp (4/8執筆時)
重量:121.6グラム
接続:USB無線(2.4GHz)
マウス解像度: 100-16000dpi
最大加速:40G
最大スピード:10.2m/秒
センサー:光学式
スクロール:前後
ボタン数:7
耐久性:
付属品:
ROG Chakramは、台湾のASUSの発売するワイヤレスゲーミングマウスです。
ゲーミング周辺機器が得意なメーカーですが、高級ゲーミングマウスは本機が初でしょう。
サイズは、フルサイズで、重さは121.6グラムです。
「激重い」わけではないですが、軽量化はさほど意識した製品ではないです。
センサーは、名称はないですが、16Kクラスのセンサーです。
マウスの解像度は、100-16000dpで、最大加速は40G、最大スピードは10.2m/秒です。
この部分でこれ以上スペックを競っても差はでないので、この仕様で良いでしょう。
接続方法は、2.4GHz帯のUSB無線です。
レポートレートは1000 Hzですので、ロジクールと同じです。
また、同社の場合、有線ほか、Bluetoothも利用できます。
ASUS NH01 ROG BALTEUS
¥13,591 Amazon.co.jp (4/8執筆時)
電池の持ちは、79時間です。
他社の高級機より短めですが、ロジクール同様に、マウスパッド兼用のワイヤレス充電パッド(Qi方式)を取り入れているので、基本的には問題ないでしょう。
スクロールホイールは、特に工夫は見られません。
ボタン数は、7ボタンです。
サイドには「進む・戻る」ボタンのほか、実際的にプログラム可能ボタン(4方向)になる、ジョイスティックがあります。
本当のアナログジョイスティックとしても機能するため、ゲームによっては便利です。同社によると、flightシュミレータやレースなどに向きます。
上部には、左右クリックとホイールクリックと、前後のスクロールで7個です。
ジョイスティックの部分で4個登録できるので、実際は10ボタンで、多めです。
また、左右クリックにも工夫が見られます。
光学式クリックではないですが、キーとスイッチの間の距離をバネとヒンジの調整で最小にするシステム(ピボットボタンメカニズム)を採用するため、応答性が向上します。
ボタンの耐久性は、本機は、クリック部分の耐久回数の明示がないです。
ただ、分解しやすい構造で、スイッチ交換が容易です。
Amazonでも売っているOmron D2F・D2FCシリーズと互換するため、簡単に交換できます。
要するに「DIYしやすい」ので問題なかろう、という発想です。
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以上、ASUS ROG Chakramの紹介でした。
上位機らしいスペックの上、ジョイスティックを装備するユニークな製品です。
一方、簡単にスイッチが交換できる点も売りですが、こちらについては、接点間が短い「ピボットボタンメカニズム」です。
チャタリングはスイッチだけが原因でもないので、ネジのある磁気ボタン側のトラブルは有り得るでしょう。
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【2020年】
15・ASUS ROG Pugio II
¥11,019 Amazon.co.jp (4/8執筆時)
重量:102グラム
接続:USB無線(2.4GHz)
マウス解像度: 100-16000dpi
最大加速:40G
最大スピード:10.2m/秒
センサー:光学式
スクロール:前後
ボタン数:7
耐久性:
付属品:
なお、ASUSからは、ワイヤレスゲーミングマウスの下位機種がいくつか出ています。
本機は、シンメトリーな設計で、左利きにも対応します。
一方、センサーやホイールは、同じですが、ボタン構成が異なります。
本機は、ジョイスティックがない仕組みです。
左右クリックと、左右に「進む・戻る」、そして、ホイールクリックで7ボタンです。
いずれも、プログラム可能です。
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【2021年】
16・ASUS P702 ROG Gladius III Wireless
¥13,109 Amazon.co.jp (4/8執筆時)
【2019年】
16・ASUS P702 ROG Gladius II Wireless
¥8,089 Amazon.co.jp (4/8執筆時)
重量:89グラム
接続:USB無線(2.4GHz)
マウス解像度: 100-26000dpi
最大加速:50G
最大スピード:10.2m/秒
センサー:光学式
スクロール:前後
ボタン数:6
耐久性:
付属品:
ROG Gladius III Wireless も、同じセンサーを利用する仕組みです。
新機種になって加速度が少し上がったほか、重さが30g以上軽量化しました。
ボタンは、左右クリックほか、左サイドの「進む・戻る」と、上部の独立ボタンと、ホイールクリックです。
形状的には、右手での利用により特化されているほか、つまみ持ちほか、特殊な持ち方に対応できるように最適化しています。
【2021年】
【上位機】
14・ ASUS ROG Spatha X P707
¥14,910 楽天市場 (4/8執筆時)
重量:168グラム
接続:USB無線(2.4GHz)
マウス解像度: 100-19000dpi
最大加速:50G
最大スピード:10.2m/秒
センサー:光学式
スクロール:前後
ボタン数:12
耐久性:
付属品:
ROG Spatha X P707 は、台湾のASUSのマウスです。
本機もROGの名を冠しますので、同社のゲーミング系のハイエンドの1つです。
サイズは、フルサイズで、重さは168グラムです。
ここまでの重さのマウスは珍しいです。
センサーは、名称はないですが、19Kクラスのセンサーです。
マウスの解像度は、100-19000dpで、最大加速は50G、最大スピードは10.2m/秒です。
接続方法は、2.4GHz帯のUSB無線です。Bluetoothは非対応です。
レポートレートは本機も1000 Hzでです。
本機は「デュアルモード」としてUSB有線でも利用できますが、その場合も同等です。
電池の持ちは、64時間です。
本機はQi充電はしないので、この時間です。
ただ、付属の充電器で15分の急速充電をすれば、最大12時間稼働します。
「デュアルモード」で有線マウスにもなるので、プレイは途切れない(ゆえのQiの省略)とも言えます。
スクロールホイールは、特に工夫は見られません。
ボタン数は、12ボタンです。
親指サイドには、ユニークな形の6ボタンと、やや前にさらに2ボタンあります。
加えて、左右クリックと上下スクロールで、総計12ボタンとなります。
なお、本機はDPIボタンとスクロールホイールの組み合わせで、ソフトウェアへのアクセスなしでDPIが4段階で変えられます。その上で、イルミネーションの色でレンジを示す仕組みは面白いです。
ボタンの耐久性は、左右クリックは、メカ式スイッチですが、7000万回の耐久性です。
金メッキを利用した特殊処理をしています。また、引き続き、スイッチ交換を容易にしたメンテ性の良い構造を採用です。
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以上、ROG Spatha X P707の紹介でした。
やや重さはありますが、サイドの物理ボタンは少し触りましたが、感覚的に分かりやすい配置です。
加えて、本機はDPIの変更がわりと分かりやすいため、その部分も「売り」でしょう。
次回につづく!
ゲーミングマウスのおすすめは結論的にこれ!
というわけで、今回は、無線ゲーミングマウスの紹介でした。
しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。
1・無線ゲーミングマウスの比較 (1)
1-1:ロジクール〈スイス〉
1-2:Razer〈シンガポール〉
1-3:ASUS〈台湾〉
2・有線ゲーミングマウスの比較 (2)
2-1:ロジクール〈スイス〉
2-2:Razer〈シンガポール〉
2-3:東プレ〈日本〉
2-4:その他〈各社〉
3・ゲーミングマウスの比較 【結論】
=最終的なおすすめ機種の提案
正確性 ★★★★★
疲れにくさ ★★★★★
ホイール回転 ★★★★★
解像度の調整 ★★★★★
ボタン数 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、今回の「結論」として、いつものように、価格別・目的別にAtlasのおすすめ機種を提案していきます。
引き続き、よろしくお願いします。
2回目記事は→こちら!