Top 健康家電 比較2024'【結論】血圧計52機の性能とおすすめ:スマホも対応 (2)

2024年02月26日

比較2024'【結論】血圧計52機の性能とおすすめ:スマホも対応 (2)

1回目記事からの続きです→こちら

2-1・上腕式血圧計の比較(続き)

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 2回目記事では、上腕式血圧計のうち、1回目記事で見れなかった上腕式血圧計をみていきます。

1・血圧計の比較 (1)
 1-1:選び方の基本の説明【導入】
 1-2:手首式
 1-3:上腕式
2・血圧計の比較 (2)
 2-1:上腕式血圧計〈続き〉
 2-2:腕時計式
3・血圧計の比較 (3)

 3-1:自動測定式
 3-2:最終的なおすすめの提案【結論】

 今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた選び方の基本の説明に沿いながら、説明していきます。

2・タニタの上腕式血圧計

 はじめに、タニタの上腕式血圧計からです。

1・オムロン
2・タニタ
3・A&D

4・シチズン

 1回目記事の最後でみた、オムロンの上腕式と比べつつ、みていきます。

-- 

 今回も、Atlasの「おすすめ」ポイントを赤系の文字色で、「イマイチ」と思う部分を青字で記していきます。


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 【2020年発売】

 【医療機器認証番号:227AABZX00085000】

 31・タニタ BP-224L
   ¥7,540 楽天市場 (2/26執筆時)

方式:上腕式
記録人数:最大2人
記録保持:最大90回
平均値表示:2回の平均値
早朝高血圧:
グラフ表示:
スマホ連携: iOS Android対応
測定補助: 不規則脈波 低温検知
電源:単3×4本

 TANITA BP-224L は、日本の計器メーカータニタの販売する上腕式の血圧計です。

 「タニタ食堂」でも有名ですが、スマホにリンクできる血圧計は、本機が初登場です。

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 測定形式は、本機も、上腕式です。

 カフと本体は別立ての形式です。

 測定の正確性は、不規則脈波の検知はありますが、体動やカフのゆるまきなどは非対応です。

 代わりに、内臓の温度センサーで、(不正確になる)室温9度以下では作動しないという工夫があります。

 ただ、そのように寒いところで測定する人は稀でしょうし、有意義かは疑問です。

 性能面では、仕様上、300mmHgまでの血圧を測定できます。

 脈拍の測定は、本機も、対応できます。

 データの記録人数は、2人まで、最大90回です。

 平均値の表示は、未対応です。

 ただ、本機については、時計機能が血圧計に内蔵されます。

 そのため、毎回スマホアプリを起動させずとも、まとめて送受信ができる点で便利です。

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 タニタ ヘルスプラネット
  ¥0 Apple App Store
 タニタ ヘルスプラネット
  ¥0 Google Play

 スマホとの連携は、Bluetoothを通す形式です。Android用、iOS用とアプリが用意されます。

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 このブログの【体重計の比較記事】で説明した、同社製品と同じアプリなので、オムロン同様に、他の健康データと総合的に管理できます。

 データを転送する際は、(オムロン同様に)一旦アプリを起動してからの転送です。

 一方、このアプリも、Apple純正のヘルスケアアプリに転送は可能です。GOOGLE純正のGoogle Fitへの転送は非対応です。

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 以上、TANITA BP-224Lの紹介でした。

 血圧計としては、上位機のラインナップが多いオムロンほど機能が充実しているとも言えないです。

 ただ、体重管理などで、TANITAのヘルスプラネットアプリをすでに愛用している方が、「血圧データも管理したい!」と思う場合は、本機が選択肢になります。

3・A&Dの上腕式血圧計

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 【2020年発売】

 【医療機器認証番号:301AHBZX00009000】

 32・A&D Bluetooth血圧計 UA-1200BLE
   ¥13,374 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

方式:上腕式
記録人数:最大6人
記録保持:最大100回
平均値表示:(スマホ)
早朝高血圧:
グラフ表示:
スマホ連携: iOS Android対応
測定補助: 体動 不規則脈波 カフ
電源:バッテリー式

 A-1200BLE は、日本の計器メーカーA&Dの販売する上腕式の血圧計です。

 今回はみませんが、アイリスオーヤマなどの血圧計のOEM元はこちらです。

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 オムロンにもあったBluetoothでスマホに連携できる機種です。

 比較する場合、ディスプレイが簡素でやや見にくい点はネックです。

 測定形式は、上腕式です。

 モニターや測定装置はカフに直付けで、この部分はオムロン機と同じです。

 重さは、約220gです。

 電池込みで考えれば、オムロンより軽い点は指摘できます。

 測定の正確性は、体動検知・不規則脈派・カフのゆるまき検知など、必要なものは網羅します。

 性能面でも、仕様上、299mmHgまでの血圧を測定できます。

 脈拍の測定は、本機も、対応できます。

 データの記録人数は、特徴的で、本機は6人(1人はビジター設定)まで対応です。

 アカウント登録する5人分は、100回までの記録が可能です。

 平均値の表示は、残念ながら、本体では、未対応です。

 ただ、本機は、時計機能が血圧計に内蔵されます。

 そのため、毎回スマホアプリを起動させずとも、まとめて送受信ができる点で便利です。

 202009101153.jpg

 スマホとの連携は、Bluetoothを通す形式です。Android用、iOS用とアプリが用意されます。

 一方、本機は、A&D Medical CONNECT・A&D CONNECT Smartと、2系統のアプリが用意されています。

 前者は余り詳しくない人向け、後者は(同社の体重計・体温計などとリンクするなど)機能性を重視する人向けです。

 いずれも、アプリ起動時し、Bluetoothとペアリングしてデータを転送するという形式です。常駐はしません。

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 なお、アプリは、オムロンと同じでApple純正アプリ(ヘルスケア)にデータ転送できます。また、SNSに公開できるほか、自動的に、家族などに送る設定も可能です。

 電源は、一方、本機は、バッテリー式です。

 付属のUSBケーブルを利用し、スマホのUSB充電器などから充電をする仕様です。

 1回の充電で100回の測定ができます。一方、繰り返し充電の対応回数や、充電時間などの基本情報が非公開なのは、気になります。

---

 以上、A&DのA-1200BLE の紹介でした。

 Bluetooth対応機は、オムロンHEM-7600Tより後発のため、その利点を活かして、諸所のスペックを少しずつ上げています。とくに、毎回スマホを起動せずとも使える点では、同じ形状のオムロン機より優れます。

 一方、問題点は、本体側のディスプレイのみにくさです。単独では平均値もわからないです。スマホ対応型でも、据置型のほうが機能性も良いと言えます。

 とはいえ、旅行用など持ち運ぶ場合はUSB充電できる点を含めて、本機を選択するのが良いでしょう。

ーーー

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 【2024年発売】

 【医療機器認証番号:305AHBZX00023000】

 33・A&D UA-1100NFC
   ¥(7,980) Amazon.co.jp (2/26執筆時)

方式:上腕式
記録人数:(下で解説)
記録保持:過去1回
平均値表示:(スマホ)
早朝高血圧:
グラフ表示:
スマホ連携: iOS Android対応
測定補助: 体動 不規則脈波 カフ
電源:単4×3本

 なお、同社からは、別の接続方法でスマホに対応するUA-1100NFCという製品もあります。

 安いですが、正確性の部分では、体動・不規則脈派・カフ巻きチェックなど、基本機能は網羅し、脈拍計測もむろん可能です。

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 スマホとの連携は、一方、NFC(おサイフケータイ)を利用する方式です。

 NFCに対応するうスマホを本機にかざし、データを引き渡す形式です。

 この場合、数回(数日)の測定が一度に転送できないので、測定時は毎回スマホをかざす必要があります。

 その代わり、複数の人数で共有しやすい部分はありますが、不便な要素の方が目立つと思います。


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 【2021年発売】

 【医療機器認証番号:226AHBZX00003000】

 34・A&D UA-651BLE Plus
   ¥6,180 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

方式:上腕式
記録人数:最大1人
記録保持:最大30回
平均値表示:(スマホ)
早朝高血圧:
グラフ表示:
スマホ連携: iOS Android対応
測定補助: 不規則脈波のみ

 UA-651BLE Plusも、日本の計器メーカーA&Dの販売する上腕式の血圧計です。

 価格的には、先ほどの機種の下位機種となります。

 測定形式は、上腕式です。

 こちらについては、形状はオムロンなどとおなじで、モニターが別につくタイプです。

 測定の正確性は、一方、不規則脈派は検知しますが、体動検知・カフのゆるまき検知は省略です。やや物足りないです。

 脈拍の測定は、対応できます。

 データの記録人数は、基本的に1人用です。

 平均値の表示は、本体では不可能で、アプリでの確認です。

 ただし、本機も時計機能が内蔵ですので、後からまとめての転送はできます。

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 スマホとの連携は、先ほどの上位機種と同じ仕様です。

---

 以上、A&D UA-651BLE Plusの紹介でした。

 スマホと連携ができる血圧計としては、最安水準です。

 その点で、値段的なメリット性はありますが、測定の正確性に関わる機能が省略となるため、計器としては全く評価できない製品です。


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 【2021年発売】

 【医療機器認証番号:224AHBZX00019000】

 35・A&D UA-1030T Plus
   ¥5,500 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

方式:上腕式
記録人数:最大1人
記録保持:最大90回
平均値表示:対応
早朝高血圧:
グラフ表示:
スマホ連携:
測定補助: 体動 不規則脈波 カフ
電源:単3×4本   

 UA-651BLE Plusも、日本の計器メーカーA&Dの販売する上腕式の血圧計です。

 グレードとしては、先ほどの機種と同じですが、本機は、スマホ連携機能が省略です。

 測定形式は、上腕式です。

 測定の正確性は、体動検知・不規則脈派・カフのゆるまき検知を、本機は網羅します。

 その上で、2つの独特の工夫があります。

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 第1に、3Dフィットカフの採用です。

 オムロンにもカフに工夫のある製品がありましたが、A&Dの場合、立体成型と、伸びる生地の採用などで「装着時に「痛くない」という部分を重視した改良です。

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 第2に、音声ガイドです。

 音声で結果ほか、注意事項も伝達してくれるので、老眼などで目の悪い方には、わりと良いでしょう。

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 そのほか、測定結果の目安を分かりやすく表示する機能が、パナソニック同様に搭載です。

 脈拍の測定は、対応できます。

 データの記録人数は、基本的に1人用です。

 平均値の表示も、対応です。

 時計機能もあるので、測定日時を含めて、最大90回分記録します。

 スマホとの連携は、先述のように、非対応です。

---

 以上、A&D UA-651BLE Plusの紹介でした。

 計器としての正確性は問題ない水準である上で、音声ガイド3Dフィットカフという2つの工夫が目立つ製品です。

 特に、音声ガイドは他社でない仕組みですので、スマホ対応不要ならば、本機は割と良い選択肢になるでしょう。

ーーー

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 【医療機器認証番号:219AHBZX00017000】

 36・A&D 上腕式血圧計 UA-704
   ¥3,650 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

方式:上腕式
記録人数:最大1人
記録保持:
平均値表示:
早朝高血圧:
グラフ表示:
スマホ連携:
測定補助:
電源:単3×1本

 なお、非常にシンプルな手動加圧の上腕式となりますが、同社の製品ではUA-704も人気があります。

 72gと軽量で、単3電池1本で動くので、トラベル用などとして、人気があります。


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 【2021年発売】

 【医療機器認証番号:224AHBZX00019000】

 37・A&D UA-1005Plus
   ¥5,176 楽天市場 (2/26執筆時)

方式:上腕式
記録人数:最大4人
記録保持:最大60回
平均値表示:
早朝高血圧:
グラフ表示:
スマホ連携:
測定補助: 体動 不規則脈波 カフ
電源:単3×4本 or ACアダプタ

 UA-1005Plusも、日本の計器メーカーA&Dの販売する上腕式の血圧計です。

 上腕式では比較的安いといえる下位機種です。

 測定形式は、上腕式です。

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 測定の正確性は、体動検知・不規則脈派・カフのゆるまき検知を、本機は網羅します。

 ただし、先ほどみた上位機と違って、「痛くない」3Dフィットカフと、便利な音声ガイドは、いずれも不採用です。 

 ただ、測定結果の目安を分かりやすく表示する機能は、「搭載」です。

 脈拍の測定は、対応できます。

 データの記録人数は、最大4人です。

 家族などでの共用には向くでしょう。 

 平均値の表示も、対応です。

 時計機能もあるので、測定日時を含めて、最大60回分記録します。

 スマホとの連携は、さすがにこの価格では、非対応です。

---

 以上、A&D UA-1005Plusの紹介でした。

 他社より(民間では)知名度が劣ることもあり、「隙を突いた」モデルが多い同社ですが、本機も、「4人計測」という独自性が見どころと言えます。

 計器の信頼性も担保されているので、わりと良いかと思います。

 ただし、本機は、ACアダプタ専用であり、電池は利用できない点に注意してください。

ーーー

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 【2021年発売】

 【電池対応】【4カ国語取説】

 【医療機器認証番号:302AHBZX00028000】

 38・A&D UA-651Plus
   ¥3,490 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

 【ACアダプタ専用】

 【医療機器認証番号:229AHBZX00029000】

 39・A&D UA-654Plus
   ¥2,750 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

方式:上腕式
記録人数:最大1人
記録保持:最大60回
平均値表示:対応
早朝高血圧:
グラフ表示:
スマホ連携:
測定補助: 不規則脈波のみ
電源:単3×4本 or ACアダプタ

 なお、同社からは、より下位の機種も2機あります。

 2機は、電池式(ACアダプタ別売)と、ACアダプタ専用の部分だけ異なります。

 ただ、1人用になるほか、データの正確性の部分で、動検知・カフのゆるまき検知は省略です。

  UA-651Plusは、4カ国語の取説が付く点で、インバウンド向けの製品でしょう。

 この部分でも「業界の隙を突いた」展開に見えて(マーケティング的に)面白いですが、血圧計としては、平凡で個性はないです。

 選択肢にしなくて良いでしょう。

4・シチズンの上腕式血圧計

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 【2023年発売】

 【医療機器認証番号:303ADBZX00111000】

 【スマホ対応】(1人用)

 40・シチズン CHUH904C
   ¥12,000 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

 【スマホ非対応】(1人用)

 41・ シチズン CHUH533
   ¥7,927 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

 【スマホ非対応】(2人用)

 42・シチズン CHUH719
   ¥7,927 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

方式:上腕式
記録人数:上記参照
記録保持:最大130回
平均値表示: 3回の平均値
早朝高血圧:
グラフ表示:
スマホ連携: iOS Android対応
測定補助: 体動 不規則脈波 カフ
電源:単3×4本

 CHUH904C は、日本のシチズンの販売する上腕式血圧計です。

 3機種ありますが、Bluetooth搭載でスマホ対応するのは、CHUH904Cのみです。

 あとは、本体のみで使う機種で、1人用・2人用という区分です。

 なお、いずれの機種も電池(単3×4本)で動きますが、CHUH533 を除いてACアダプターも付属です。

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 測定形式は、上腕式です。

 同社の手首式同じで、カプッとカフという新しい形状の巻き方を使います。

 他人に装着する場合のほか、自分で装着する際も、筋肉が緊張し、腕がしびれている方にでも装着しやすい配慮があります。

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 測定の正確性は、体動検知・不規則脈派・カフのゆるまき検知など、必要なものは網羅します。

 性能面でも、仕様上、280mmHgまでの血圧を測定できます。

 また、本機は測定時の室温も表示できます。先述のように、測定の正確性が担保されないため、その部分の管理には良さそうです。なお、低温・高温すぎる場合は、温度計マークでも注意も出ます。

 脈拍の測定は、対応できます。

 データの記録人数は、スマホ用は基本的に1人向けです。

  130回までの記録が可能です。

 なお、CHUH719は2人までですが、先述のように、スマホには対応しません。

 平均値の表示は、3回の平均値です。

 時計機能があるものの、それとは連動しないようです。

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 シチズンヘルスケア 健康予約
  ¥0 Apple app store (10/17執筆時)
 シチズンヘルスケア 健康予約
  ¥0 google play (10/17執筆時)

 スマホとの連携は、手首式でみたのと同じアプリです。

 純正アプリが、iOSとAndroid用双方に用意されます。

 Apple純正のヘルスケアアプリとは連携が可能で、Android純正のGoogle(Google Fit)は近日中に対応予定とのことです。

---

 以上、シチズンのCHUH904Cの紹介でした。

 パネルも大きく見やすいですし、測定精度を出すのに必要な基本的なスペックも網羅しています。カプッとカフの工夫も目を引きます。

 一方、同じアプリで管理できる自社の周辺機器は、先述のように体温計ほどしかないのと、体重計など他の機器、データと連携し、純正アプリで分析できることが少ないのは、逆に難点といえそうです。

2-2・腕時計式血圧計の比較

 つづいて、最先端といえる、腕時計式の血圧計です。


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 【医療機器認証番号:301AGBZX00046000 】

 43・オムロン HCR-6900T-M
  ¥90,000 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

方式:腕時計式
記録人数:最大1人
記録保持:最大100回
平均値表示:
早朝高血圧:
グラフ表示:
スマホ連携: iOS Android対応
測定補助: 体動 手首高さ 不規則脈派
電源:バッテリー

 ウェアラブル血圧計 HCR-6900Tは、オムロンから発売されている血圧計です。

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 測定形式は、腕時計式です。

 バンドが超小型のカフになります。腕時計のように常時装着し、定期的に測ることを意図しています。

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1・リストバンド型活動量計の比較
2・スマートウォッチの比較
3・ランニングウォッチの比較
4・Apple Watchの比較

 血圧測定は、以上の記事で見たようなスマートウォッチなどでも、現状で「未搭載」なので、本機はプレゼンスがあります。

 将来的に、Apple watchがは、PTT方式による血圧測定に対応する可能性があるようです。

 ただ、日本には医療機器認証の問題があるため、米国で仮に搭載しても、日本の導入はかなり先でしょう。心電図機能もそうでした。

 本機は、PTT方式ではなく、他の血圧計と同じで、カフを使う「オシロメトリック」式ですが、しばらくの間は、日本で唯一の腕時計型であり続けると思います。

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 本機は、血圧計以外に、歩数計、睡眠量計、消費カロリ表示、服薬時間のリマインド機能などがあります。

 その上で、スマホの通知も受け取れるため、年配者特化型のスマートウォッチとして、プレゼンスがあります。

 なお、通知について補足しておけば、「メール・電話・メッセージ」の通知が受けられますが、通知本文ではなく、受信するのは「あった」というお知らせです。

 今回は血圧計としての比較なので、その部分を以下で見ていきます。

 202111071947.jpg  

 測定の正確性は、体動・不規則脈波の検知には対応します。

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 本機の場合、バンド(カフ)にカフカバーをした状態がデフォルトの装着方法です。そして、カバーをしたカフを時計のバンドでとめるという装着法す。

 ただ、ゆる巻き、きつ巻きだと正確に測定はできません。

 そのため、「番号」が振ってある同封のメジャーで腕周りを測っておき、バンドに付されたその「番号」に合わせて装着します。

 本機は、カフが細いので、手首の付け根から2.5〜3cm離れた場所に時計をしっかり合わせないと、正確な測定ができません。このあたりは、クセのある仕様です。

 データの記録人数は、仕組み的に1人までです。

 スマホにリンクさせず保存できるのは、100回までです。

 平均値の表示は、スマホに依存する機種なので、そちらで処理することになります。

 脈拍の測定は、可能です。

 また、不規則脈波の検知機能もあります。

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 OMRON HeartAdvisor
 ¥無料 Google Play  

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 ¥無料  Apple app Store

 スマホとの連携は、オムロンの血圧計用のアプリ(OMRON connect)とは別アプリを利用します。

 ただ、OMRON connectとデータ共有できるので意識しなくてもOKです。

---

 以上、オムロンHCR-6900Tの紹介でした。

 スマートウォッチとしては、本機は115gですので、他機の2倍以上重いです。さらに、防水機能もないので、日常の利用に注意も必要です。

 こうした点をふまえると、現状では、(2日バッテリーが持つので)持病のある方などが、出張の時携帯できる小型機としてのニーズと、歩数計などが付く点で、血圧だけでなく、散歩時の友にもしたいというお年寄り向けニーズとに限定されるでしょう。

 価格も高いですし、実験色も高めな製品です。


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 【2023年発売】

 【医療機器認証番号:305AGBZI00005000】

 44・HUAWEI WATCH D
  ¥54,800 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

方式:腕時計式
記録人数:最大1人
記録保持:
平均値表示:
早朝高血圧:
グラフ表示:
スマホ連携: iOS Android対応
測定補助: 体動 手首高さ 不規則脈派 カフ
電源:バッテリー

 HUAWEI WATCH D は、ファーウェイが出す腕時計式の血圧計です。

 本機の場合、同社の「完成されたスマートウォッチの仕組み」が先にあって、「血圧計機能を足した」という方向性です。

 オムロン機とは、歩みが違うので、スマートウォッチとしてより便利な製品です。

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 測定形式は、こちらも腕時計式です。

 想定方式は、オムロンと同じで、カフを使う「オシロメトリック」式です。

 先述のように、空気圧を使うこの方式でないと、日本だと医療認証がまだ難しいようです。

 文字パネルは、有機EL(AMOLED)で、1.64インチです。

 表示の詳細さ(321ppi)を含めて、値段相応に仕様は良いです。

 さらにオムロンに比べて、重量が40.9gというのは言及に値するでしょう。

 重さ部分の問題点が本機についてはありませんので。

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 センサーは、加速度・ジャイロ・ 光学式心拍・環境光センサ・ 温度・ 圧力・ 照度(ALS)センサーを装備です。

 GPSも装備します。

 言い換えれば、【スマートウォッチの比較記事】で書いたファーウェイの中級機と「ほぼ同様の機能性」があると言えます。

 健康に変わる部分についてだけ抜き出しても、血圧計以外に、歩数・睡眠量(睡眠質)・消費カロリ・心拍数・皮膚温度・心拍数と、最近のスマートウォッチで測れるものは網羅します。

 むろん、血圧を測れるのは本機だけの独自性です。

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 通知も、本機は同社の「HUAWEI WATCH 」の仲間なので、同水準に表示対応です。

 文字メッセージで通知されます。

 一方、オムロンと比べると「健康系」のサービスが同じく充実する上で、運動系(ワークアウト)機能が充実します。

 先述の他種のセンサーを活かす形で70種以上の競技を網羅するほか、ジョギング・歩行ほか他、6種はセンサーで自動的に識別します。【GPSランニングウォッチの比較記事】でみたような相当専門的な製品を除けば、上位と言えます。

 このほか、スマートウォッチとして「できることは」別のHUAWEI WATCHと「かぶる」といえます。今回はあくまで、血圧計としての比較記事なので、詳しくは、このブログの【スマートウォッチの比較記事】のほうをご参照ください。

 防水等級は、IP68なので、荒天でも問題ないです。

 バッテリーも、1日6回血圧を測るほか、通知機能や通話その他に普通に利用する環境で、最大7日間です。

 ワークアウトでGPSを頻繁に使う場合は例外ですが、普通にスマートウォッチとして利用できます。

 測定の正確性は、手首高さ、体動・不規則脈波、カフ状態の検知に対応します。

 手首式の血圧計と比べても、上位の機能性です。

 正確な測定のためのカフの長さ(手首サイズ)の測定など、初期準備はオムロン同様に必要です。しかし、逆に言えば、それ以上面倒になるなどの問題点はなさそうです。

 バンド(ストラップ)は、手首囲として13.0〜16.0 cm・16.1〜20.0 cm用が添付です。

 20cmをこえるというのは特殊なので、たいてい問題ないでしょう。

 データの記録人数は、仕組み的に1人までです。

 平均値の表示は、スマホに依存する機種なので、そちらで処理することになります。

 脈拍の測定は、先述のように、心拍数計が内臓なので可能です。

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 Huawei Health
  ¥0 Apple App Store

 Huawei Health
  ¥0 Google Play

 スマホとの連携は、同社の以上のアプリを利用します。

 iOSのヘルスケアアプリは、連携同期に「対応」です。

 Google Fitは、非対応です。

 ただ、サードパーティアプリ(Health Sync)経由ならば連携はできます。

 なお、Androidについてはご存じだろう事情で、Huawei Healthは、Google Play経由ではなく、APKファイルでの提供です。そのため、ファーウェイの説明ページを上のリンクでは示しました。

 そのほか、機能としてNFCは搭載しますが、Suica決済は(現状で)対応しません。

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 以上、HUAWEI WATCH D の紹介でした。

 スマートウォッチとしての完成度は、さすがにオムロンより高度で便利です。

 一方、血圧測定の正確性の部分では、(腕時計式以外の)専門機にはまだ及ばないでしょう。

 そのため、健康面で「血圧計を使う理由」が明確にある方については、もう少し「石橋を叩く」ほうが良いかと思います。これは、オムロンにしても同じです。

 しかし、健康重視のスマートウォッチが欲しいが、健康データの1つとして「血圧計も測りたい」ようなニュアンスならば、こちらを選んで良いように思います。

 実際、冒頭書いたように、日本の医療機器認証をしっかり取っている機器です。

今回の結論
最新血圧計のおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は血圧計の比較の2回目記事でした。

 しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。

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3・血圧計の比較 (3)
 3-1:自動測定式
 3-2:最終的なおすすめの提案【結論】

測定の手軽さ ★★★★★
測定の正確性 ★★★★★
液晶の視認性 ★★★★★
スマホ連携  ★★★★★
総合評価   ★★★★★

 つづく3回目記事こちら)では、自動測定式血圧計(アームイン式)の血圧計を見ていきます。

 その上で、今回紹介した全機種から、上表のような観点から、目的別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。

 引き続きよろしくお願いします。

 3回目記事は→こちら

posted by Atlas at 14:43 | 健康家電

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