Top PC用液晶モニター 比較2026'【WQHD】液晶モニター57機の性能とおすすめ:2.5Kモニター (1)

2026年04月11日

比較2026'【WQHD】液晶モニター57機の性能とおすすめ:2.5Kモニター (1)

【今回レビューする内容】2026年 WQHD 2.5K解像度の液晶ディスプレイの性能とおすすめ:QHD・WQHD(2560× 1440)・UWQHD ・WQHD (3440x1440) 対応

今回のお題
WQHD解像度のPCモニターのおすすめはどれ?

 ども、Atlasです。

 今日は、2026年4月現在、最新の、PC用の2.5K解像度(WQHD・QHD)モニターの比較です。

 4Kを導入するほどではないが、ある程度の画質や作業領域が欲しい方に人気です。横幅だけ4Kで縦は2.5KのUWQHD・WQHD 解像度(3440x1440)の製品もあわせて紹介するつもりです。

 記事では、パネル自体の品質やスタンド部分の調整力、あるいは、明るさセンサーなどの独自の工夫などに注目しながら、長時間作業でも「目が疲れにくい」モニターを提案していきます。

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1・2.5K液晶モニターの比較 (1)
 1-1:選び方の基本の説明【導入】
 1-2:LG〈韓国〉
 1-3:EIZO〈日本〉
 1-4:BenQ〈台湾〉
2・2.5K液晶モニターの比較 (2)
 2-1:ASUS〈台湾〉
 2-2:フィリップス〈日本〉
3・2.5K液晶モニターの比較 (3)
 3-1:アイオーデータ〈日本〉
 3-2:イイヤマ〈日本〉
4・2.5K液晶モニターの比較 (4)
 4-1:DELL〈米国〉
 4-2:レノボ ほか
5・2.5K液晶モニターの比較 (5)  
 5-1:最終的なおすすめの提案【結論】

 記事では、はじめに、2.5Kモニターの「選び方の基本」を説明したあと、以上のようなメーカー順に各社のモニターを比較していきます。

画質の良さ     ★★★★★
目疲れしにくさ   ★★★★★
スタンドの性能   ★★★★★
応答速度      ★★★★★
リフレッシュレート ★★★★★
品質保証      ★★★★★
総合評価      ★★★★★

 そして、最後の「結論」では、上表のような観点から、「Atlasのオススメ機種」を提案していきます。

 よろしくお願いします

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1・フルHDモニターの比較
2・2.5K(WQHD)モニターの比較
3・4Kモニターの比較
4・ゲーミングモニターの比較
5・曲面モニターの比較
6・Mac向けモニターの比較
7・液晶モニターの選び方【まとめ】

 今回の記事は、このブログ「モノマニア」の液晶ディスプレイ関連記全体としては、「2回目記事」として書きました。

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 なお、2.5K(WQHD)では、144Hzを超えるような高リフレッシュレートのゲーミング専門機がかなり多く出ています。

 ただ、ゲーミング用の場合、一般モニターと説明する要素が大きく変わるので記事を完全に分けています。また、曲面パネルの別になります。

 恐れ入りますが、これら2タイプでお探しだった場合、上記リンクをご利用ください。どこからお読み頂いても分かるように書いています。

1-1・WQHDモニターの選び方の基本

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 具体的な製品の紹介に入る前に、2.5Kモニターの「選び方の基本」を説明します。

 はじめに、この2.5K解像度の製品を選ぶ意味」について書きます。

 その後で、モニターを選ぶ際に最も重要な「パネルスペック」の読み方について、Atlasの考え方をここでは詳しく説明します。主に「映像美」や「目の優しさ」に大きくかかわる部分になります。

1・解像度と画面サイズ

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 はじめに、解像度についてです。

 2.5K(WQHD)は2560×1440ドットです。一般的なフルHD(1920×1080)と比べると、画面密度は約1.33倍です。

 そのため、同じ画面サイズなら、文字を小さめに表示しても見やすく、表示できる情報量も増えます。

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 仕事では、Excel・Word・メールソフトを並べて表示しやすく、作業性の向上が期待できます。

 また、2.5K(WQHD)フルHDより画面密度が高いため、小さな文字や細部をより滑らかに表示しやすいです。。

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 ゲームでも、高解像度に対応するタイトルなら、映像をより「美細」に表示できます。

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目の優しさ」の部分でも、一定の効果が期待できます。

 例えば、同じ文字を表示する場合、2.5K(WQHD)はフルHDより画面密度が高いため、文字の輪郭をより滑らかに表現しやすいからです。

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 少し前は、文字や画面を拡大すると、表示がぼやけたり、にじんだりする場面もありました。 ただ、現在はMacでもWindowsでも表示処理が進歩しており、古いソフトを除けば、こうした問題はかなり少なくなっています。

 そのため、高性能なスマホのように、細かい文字でも比較的読みやすい表示が期待できます。

ーーー

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 画面サイズは、2.5K(WQHD)は、23.8型・27型・31.5型あたりの展開が多く見られます。

 23.8型は、この解像度との相性が良いサイズです。

 このサイズでは4Kモデルも一部ありますが、OS側の拡大表示を前提に使う場面が多いため、作業領域の増加をそのまま活かしにくい場合があります。

 27型・31.5型は、とくに2.5Kは人気があります。

 このサイズでフルHDだと、画素の粗さがやや目立ちやすくなるからです。

 一方、4Kはさらに高精細ですが、価格や必要な描画性能とのバランスを考えると、WQHDは選びやすい解像度です。

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 結論的にいえば、2.5K(WQHD)は家庭用・仕事用の標準的な解像度として、実用性とコストパフォーマンスのバランスが良いと言えます。

 必要なPC性能も、ゲーミング向けの高リフレッシュレート運用を除けば、比較的過度にはなりにくいです。

2・液晶パネルの種類と品質

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 つづいて、パネル部分の説明です。

 液晶パネルは、PC用では複数の種類があります。

 基本となるのは「TN・VA・IPS」という3系統です。

 それぞれのパネルには固有の特性があり「向き不向き」があります。

 この違いは重要なので、はじめに説明しておきます。

ーーー

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 第1に、VAパネルです。

 液晶TVでの採用例が多いパネル種です。

 コントラスト比が高く、黒の締まりを出しやすいからです。

 ただ、TVと違って「近接視聴」になるPCモニターでは、VAは視野角がやや狭く、画面左右で見え方にムラが出やすい傾向があります。

 とくに日本語は、アルファベットより字形が複雑なので、そのムラが違和感につながりやすく、「目の疲れにくさ」の部分では課題が出やすい方式です。 

 そのため、TV代わりの「エンターテインメント向き」の一部機種を除くと、PCモニターでは採用例は多くありません。

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 第2TNパネルです。

 かつては、ゲーム向けで存在感のあったパネル種です。

 応答速度が速く、動く画像に強かったからです。

 ただ、視野角が狭く、黒の締まりも弱いのが難点です。そのため、応答速度を高めた新しいIPS(Fast IPSなど)の普及もあり、今では用途がかなり限られます。

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 第3に、IPSパネルです。

 現在のPCモニターの主流です。

 視野角が広く、近接視聴でも見え方が安定しやすいからです。

 業務向けで人気のあるEIZOBenQでも、仕事用の主力はほぼこの系統です。

 デザイナー向けやゲーム向けでも、今ではIPS系を中心に展開する製品が多く、むしろIPS系でないモデルを探すほうが難しいほどです。

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 IPS系パネルは、今ではLG系以外にも、多くの大手メーカーがさまざまな種類を生産するようになりました。

 BOEのADS-IPSのほか、最近はAUOのAHVA-IPSや、TCL CSOTのHFS-IPSと特定できる製品も増えています。

 その結果、IPS系のなかでも「グレード差」が生まれる状況になっています。とくに「映像美」に関わる部分では、IPSと一口に言ってもスペック差があります。

 そのため、以前より「細かいスペック」に注目することが重要になっています。

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 例えば、上図は、現在のIPSのスタンダード機に多い典型的なスペックを示したものです。

 この水準に届かないものや、水準の公開がないものは、パネルの質を見極めにくい機種です。

 今回の記事でも、その点に注意して区別しています。

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 一方、上図は「新スタンダードIPS」とも言うべき、新パネルの典型的なスペックです。

 主に「映像美」に関わる部分を進化させています。

 今回の記事では、色域(sRGB99%以上)と輝度(300cd/u以上)を超えたパネルを「IPS+」として区別して表記します。

 その上でコントラスト比(1500:1)も水準を超えるモデルは「IPS++」と表記します。

 とくにコントラスト比の改善は、白黒の「テキストの見やすさ」にもつながるので、仕事用としてもある程度見るべき観点です。

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 色域は、デザイン向けモニターでは重要です。

 この部分を重視する場合、一般的なsRGBより基準が厳しい、DCI-P3(動画向け)やAdobe RGB(写真向け)のカバー率を示す機種もあります。

 今回の記事では「広色域IPS」として該当機はパネルを区別します。専門的になるので、この話は、該当機が出た時点で個別に説明します。

ーー

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 リフレッシュレートも、重要です。

 昔はゲーム用を除けば60Hz機ばかりでしたが、最近は100Hzを超える仕事用入門機も増えました。

 PC側の設定も必要ですが、少し高めにだせる機種は、スクロールやマウスの移動が「なめらか」にできますし、仕事利用でも最近は「ポイント」と考える方が増えています。

 重要視しても良いでしょう。

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 パネル表面処理は、ゲーム特化型の高級機を除けばほぼ全機が非光沢のノングレアです。

 ノートPCとは違い、ハーフグレア(半光沢)、グレア(光沢)は、テレビ的に利用する一部機種を除けば、採用例は皆無に近いです。

 この部分は、基本的にはあまり気にしなくて良いでしょう。

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 以上、主にパネル面での「選び方の基本」をまとめました。

 最近は、液晶パネルのほか、有機ELパネル(OLED・QD-OLED)を採用する機種や、液晶でもバックライトにMini-LEDを採用する機種も増えてきました。

 ただ、液晶の一般機に比べると採用例はまだ限られるので、ここも該当機が出た段階で説明するつもりです。

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 また、目の疲れにくさの部分ではスタンドの調整力や、環境光センサーなどによる明るさの調整機能、仕事面では端子構成も重要と言えます。

 こうした部分も、本編では詳しく説明します。

1・液晶モニターの選び方【まとめ】
2・Mac用モニターの選び方

 ただ、こうした部分を含めて、このブログにおける「基本部分の選び方」を知りたいと感じる方は、以上の記事で、より詳しく書いています。

 ただ、今回説明する内容だけでも「目に優しいモニター」は選べると思いますし、このまま読み進めていただいてOKです。

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 ここからは、具体的に、各社の2.5Kモニターを紹介していきます。

1・2.5K液晶モニターの比較 (1)
 1-1:選び方の基本の説明【導入】
 1-2:LG〈韓国〉
 1-3:EIZO〈日本〉
 1-4:BenQ〈台湾〉
2・2.5K液晶モニターの比較 (2)
 2-1:ASUS〈台湾〉
 2-2:フィリップス〈日本〉
3・2.5K液晶モニターの比較 (3)
 3-1:アイオーデータ〈日本〉
 3-2:イイヤマ〈日本〉
4・2.5K液晶モニターの比較 (4)
 4-1:DELL〈米国〉
 4-2:レノボ ほか
5・2.5K液晶モニターの比較 (5)  
 5-1:最終的なおすすめの提案【結論】

 上表のようなメーカー順に各機をみていきます。

1-2・LGのモニターの比較

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 はじめに、LGエレクトロニクスの2.5Kモニターです。

 同社は、自社で(部品としての)IPSが生産できる世界的企業です。性能の良い機種が割安の場合が多いです。

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 なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


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 【2025年発売】

 【23.8インチ】

 1・LGエレクトロニクス 24U631A-B
  ¥23,739 Amazon.co.jp (4/11執筆時)

 【27インチ】

 2・LGエレクトロニクス 27U631A-B
  ¥25,476 Amazon.co.jp (4/11執筆時)

 【31.5インチ】

 3・LGエレクトロニクス 32U631A-B
  ¥31,066 Amazon.co.jp (5/7執筆時)

解像度:WQHD (2560x1440)
輝度:250cd/u
液晶の方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:5ms (GTG)
リフレッシュレート:100Hz(最大)
HDR:HDR10
USB給電:
接続端子:HDMI USB-C
スタンド:チルト
VESA:100mm
スピーカー:
保証期間:3年

 24U631Aなどは、LGが販売するモニターです。

 画面サイズは、23.8型、27型、31.5型が選べます。

 パネルを含む性能は同じなので、ニーズにあう方を選んでOKです。

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 パネルは、ノングレア(非光沢)のIPSです。

 輝度(250cd/u)、コントラスト比(1000:1)、色域(sRGB 99%)というスペックです。

 色域は広いですが、輝度ほかは、悪くないにせよ普通なIPSです。 

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 HDRも、HDR10に対応します。

 対応した動画やゲームで使う場合、階調表現に優れる画像を楽しめます。

 ただ、通常画質(SDR)の再計算についての言及はないので、対応するコンテンツ(ソフト)のみ、階調性が良くなります。

 応答速度は、5msです。

 十分でしょう。

 リフレッシュレートは、100Hzです。

 おもに、ゲームに関わる部分ですが、最近は、マウスをなめらかに動かす目的で、最近は、一般モニターでもそこそこ良い性能です。

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 画像補正は、LGは充実します。

 ゲーム向けの暗部補正(ブラックスタビライザー)ほか、低解像度な動画などを補正する超解像技術(Super Resolution+)を装備します。

 「目の優しさ」の部分でも、フリッカー対策・ブルーライト軽減も機能として持ちます。

 スタンドは、チルトのみ(上20° 下5°)です。

 やや残念ですが、VESA規格に対応するので、問題を感じたら交換は可能です。

 スピーカーは、ありません。

 接続端子は、HDMIとUSB-Cです。

 今どきな構成ですが、USB-Cの給電力は15Wなので、ノートPC接続時の給電は非対応

 保証期間は、3年です。

 また、LGの場合保証期間中の無輝点保証も付属です。

 常時消灯は非対応ですが、上位クラスだけでなく、一般モニター全部にこの保証をつけるのは珍しいです。他社の場合、よほど多く点灯セルがある場合を除けば、無保証なので。

 常時点灯がモニターにあると不快ですし、大きなポイントです。

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 以上、LG27QN600-B の紹介でした。

 パネルは標準的なスペックですが、2.5KのIPSとしては「最安級」です。

 TVを販売する企業らしく画像補正も独自性がありますし、端子周りの装備も新しいと言えます。HDR 10も対応です。その上で、手厚い保証もあります。

 唯一、スタンドがチルトのみになるので、そこが残念です。しかし、モニターアームなどに換装する場合などは、この仕様でも良いでしょう。

1-2・EIZOのモニターの比較

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 続いて、日本のEIZOのモニターです。

 老舗の液晶メーカーで、品質で選びたい場合、人気のあるメーカーです。


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 【27インチ】

 【2025年発売】

 4・EIZO FlexScan EV2720S-WT
 4・EIZO FlexScan EV2720S-BT
  ¥64,526 Amazon.co.jp (4/11執筆時)

コントラスト比:1500:1
接続端子: HDMI DP USB-C
USB給電:70W

 【2020年発売】(在庫限り)

 5・EIZO FlexScan EV2760-WT
  ¥63,800 Amazon.co.jp
(4/11執筆時)

コントラスト比:1000:1
接続端子: DP×2 HDMI DVI
USB給電:

解像度:WQHD (2560x1440)
輝度:350cd/u
液晶方式:IPS++ ノングレア
応答速度:5ms (GTG)
リフレッシュレート:61Hz(最大)
HDR:
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm
スピーカー:内蔵(1w×2)
保証期間:5年

 EV2720Sは、EIZOの2.5K対応モニターです。

 旧機が残りますが、接続端子の構成が変わるほか、パネルが旧スペックで、コントラスト比が低めです。

 価格的にも今だと新機種でしょう。

 画面サイズは、27インチの大画面です。

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 パネルは、ノングレア(非光沢)のIPSです。

 輝度(350cd/u)、コントラスト比(1500:1)は公開です。

 色域は「sRGB相当」とのみの記述ですが、このパネルスペックならば、sRGB 100%でしょう。

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 冒頭示した「IPS++」の水準で、コントラスト比のスペックも良い「新世代パネル」です。

 応答速度は、5msです。

 ネイティブでも14msです。

 リフレッシュレートは、61Hzです。

 ここだけ、旧水準です。パネル自体はおそらく100Hz出せるものでしょうし、EIZO側で制限をかけている感じです。

 後述する 特別な画像補正に由来する事情かもしれません。

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 自動画質調整も、充実します。

 EIZOの場合、Screen InStyleというソフトが提供されており、アプリごとに指定したモードに画面を自動変換することができます。

 それぞれの画質モードについては、マニュアル調整もできますので、高度です。

 ただ、Windows用アプリだけですので、Macユーザーはやや残念です。

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 画像補正機能は、EIZOの場合、明るさセンサーが搭載される点も重要です。

 周囲の明るさを感知し、輝度を自動調整するAuto EcoView機能が利用できるため、PCを利用する時間に応じて、「目に優しい」明るさに調整してくれます。

 周囲の明るさがわかるので特に低輝度に調整した際にはフリッカーを完全にカットすることが可能です。

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 なお、仕事での実使用時は、よほど明るい部屋でなければ、輝度を「最大」で使う方はあまりいません。落として中輝度〜低輝度調光を使うのが普通です。

 しかし、他社機の場合、輝度が十分に落とせないモデルも多いです。しかし、本機は1cd/uいう低輝度まで落とせるように調整されています。

 また、単に落とせるだけでなく、独自のハイブリッド式調光で、輝度ムラや色再現性を維持する独自の仕組みもあります。

 こうした「目の優しさ」に関連する独自技術は、本機の最も注目するべき独自性といえます。もちろん、フリッカー対策やブルーライトカットなど、他社にみられる装備も備えます。

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 加えて、EIZO機の場合、パネルがについて8-bit駆動であることを表明します。

 ビット数は、表示可能色に関わります。

 PCモニターの場合、フルHDだと、1677万色であることが普通です。ただ、この色数は、6bit駆動でもディザリング処理を使ったFRC技術(Frame Rate Control)で表示できます。

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 画質にこの要素はあまり関係ないのですが、階調表現においていくぶんが出ます。

 (点滅を利用する点で)FRC技術は仕事において目の疲れの原因になる可能性があります。そのため8bit駆動であることを明記するのは意味があります。

 ただ、今だとノートPC用のモニターサイズ場合ほどで、PCモニター用だと、4K以外なら近年は他社でも(おそらく)8ビットパネルかなとは思います。

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 スタンドは、前後左右高さ回転の調整が可能な「パーフェクトスタンド」です。

 他社も似た機能を搭載しますが、EIZOは昔からこの部分に力を入れていて、調整幅や、安定性の面で、信頼感が高いです。

 調整幅も、高さ16.9cm、チルト角度(上35° 下5°)、スイーベル(344°)・ピボット(180°)です。高さとチルト角度については、全社平均を大きく上回る稼働性です。

 先述のように、あまり画面が大きくないモニターは、この部分の調整力が、疲れにくさの部分で、決定的に重要です。

 VESA規格に対応しているので、別売りの高性能アームに付け替えることもできますが、本機の場合は、不要でしょう。

 上下動時などの操作性も良いため、この部分は他社を圧倒します

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 接続端子は、新機種から、HDMI、USB-C、DPになりました。

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 USB-Cは70W給電対応です。

 この水準ならば、(ゲーム用ハイスペック機を除くと)フルスピードでの充給電が可能です。

 なお、(相当の数字的開きがない場合)この数値に満たなくても充電はできますが、相応に充電速度が遅くなることになります。

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 USBハブは、USB-A(USB 3.0)で4ポートです。

 デイジーチェーンはできませんので、1台用です。

 スピーカーは、総合2Wの簡易的なスピーカーが付属です。

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 保証期間は、5年保証が付属です。

 さらに、6ヶ月の無輝点保証まで付けています。

 「輝点」とは、画面を黒表示させた時に、画面の1ピクセルが発光してしまうという「不良」です。他社の場合、「液晶固有の性質」とみなし「交換保証対応」にはなりません。

 同社は、出荷前に、しっかりキャリブレーションして送るため、品質信頼性は高いです。

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 以上、EIZOEV2720Sの紹介でした。

 まとめれば、2.5Kに対応する多機能・高性能な液晶パネルを採用し、静止画・動画を含めた総合性能で他モデルを凌駕しているハイグレード機といえます。

 とくに、こちらは、「5年保証」に加えて、6ヶ月の無輝点保証も付き、保証の面でも充実します。

 予算があれば、これを買うのが一良いでしょうが、仕事用の2.5Kモニターとしては、飛び抜けて高いのがネックです。ただその価値はあると思います。


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 【27インチ】

 【2020年発売】

 6・EIZO FlexScan EV2795-BK
 6・EIZO FlexScan EV2795-WT
  ¥81,608 Amazon.co.jp (4/11執筆時)

 【2022年発売】(在庫限り)

 7・EIZO FlexScan EV2781-WT
  ¥77,829 Amazon.co.jp (4/11執筆時)

解像度:WQHD (2560x1440)
輝度:350cd/u
液晶方式:IPS+ ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:5ms (GTG)
リフレッシュレート:61Hz(最大)
HDR:
USB給電:70W
接続端子:HDMI DP USB-C
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm
スピーカー:内蔵(1w×2)
保証期間:5年

 FlexScan EV2781EV2795は、EIZOのWQHDモニター上位機です。

 なお、22年に追加発売されていたEV2781は、先んじて生産完了です。白はまだ在庫がありますが、後述するデイジーチェーン(モニター数珠つなぎ)に非対応の下位機になります。

 画面サイズは、本機も27インチの大画面です。

 一方、1つ上で紹介した同社のEV2760と比較する場合の違いは3点です。

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 第1に、本体形状です。

 先ほどみた機種は、下部が厚い3辺フレームレスでした。

 しかし、本機は下部のベゼルも狭い、4辺フレームレス設計である点です。

 この場合、上下のマルチディスプレイを利用する場合に違和感少ない設計と言えます。

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 第3に、デイジーチェーンの対応です。

 上位機となる EV2795だけですが、ディスプレイからUSB-C(DP互換)にて、出力できるので、最大2台まで対応モニターを数珠つなぎできます。

 そのほか、この仕様の製品のみLAN端子があります。

 パネルは、コントラスト比がやや低め(1000:1)ですが、IPS+です。

 これは、発売時期の関係で、先述のように、グレードとしては先ほどの機種より本機が上位扱いです。仕事用として、コントラスト比はそこまで重要ではないので、そこまで気にしなくて良いでしょう。

 その他の部分は変わりません。

 EyeCare調光・明るさセンサー・無輝点保証・USB-Aハブなどを含めて、下位機種と同じです。

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 以上、EIZOFlexScan EV2781EV2795はの紹介でした。

 普通に4Kモニターが購入できる価格である点がネックです。

 ただ、4K対応が不要ならば、テレワークを含めて、ビジネス用として広い画面を利用したい人には「最高」と言えるモニターでしょう。目も疲れにくいです。


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 【2022年発売】【27インチ】

 8・EIZO ColorEdge CG2700S-BK
  ¥257,875 楽天市場 (4/11執筆時)

解像度:WQHD (2560x1440)
輝度:400cd/u
液晶方式:広色域IPSノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:19ms (GTG)
リフレッシュレート:61Hz(最大)
HDR:
USB給電:96W
接続端子:HDMI DP USB-C
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm
スピーカー:
保証期間:5年

 CG2700S-BK は、EIZOのカラーマネージメント用モニターとなるColorEdge CGシリーズの新製品です。

 画面サイズは、27インチの大画面です。

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 パネルは、ノングレア(非光沢)の広色域IPSです。

 普通のIPSや(atlaの造語の)IPS+よりもです。

 上表は、4Kパネルの比較でAtlasが使っている比較表ですが、スペック的に言えば、上表の広色域IPSに相当する、高級パネルの仲間です。


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 色域は、デザイン用の場合重要になります。

 本機の場合、動画に重要なDCI-P3カバー率は98%、写真に重要なAdobe RGBカバー率99%です。いずれに数字も、デザイン用の上級機と比べても十分です。

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 輝度も、400cd/uと高いです。

 HDRは、ただし、認証外です。

 輝度はCTS1.1基準なら、HDR400にも達しそうですが、そこを狙った仕様ではないです。

 応答速度は、19msです。

 先述のように、広色域IPSの場合、応答速度はあまり出ません。

 その点では、ゲーム関係のデザインには向かないと言えるかもしれません。

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 自動画質調整も、充実します。

 本機の面白い部分は、HDRとSDRの編集を並行する場合、入力信号に連動して設定を自動化できるSync Signal機能です。

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 そのほか、設定に対して飽和した輝度や、指定した色域を出た場合の警告など、今回の改変で、とくに動画編集に便利そうな機能が増えています。

 モニタースタンドは、本機も前後左右高さ回転の調整が可能な「パーフェクトスタンド」です。

 調整幅は、高さ15.5cm、チルト角度(上35° 下5°)、スイーベル(344°)・縦回転(90°)です。十分です。

 VESA規格に対応です。

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 接続端子は、 Display portHDMI 2.3・USB-Cです。

 USB-C は98Wまでの給電に対応できるUSB-C PD仕様です。

 MBPを含む、17インチクラスまでの対応ノートと速度低下なしにつながります。

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 そのほか、側面にUSB(USB-A形状)のハブがあります。

 ただ、USB3.0とUSB2.0のコンビで、給電も未対応となります。

 ケーブルは、Display port・HDMIが付属です。長さは2mです。

 スピーカーは、ありません。

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 保証期間は、5年保証が付属です。

 もちろん、6ヶ月の無輝点保証まで付けています。

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 キャリブレーションについては、本体にセンサーが内蔵です。

 同社の無償のColorNavigator 7を利用して色の調整が可能です。モニターは色が経年変化しますので、このあたりにも気を使います。

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 モニターの色ムラについても、デジタルユニフォミティ補正回路で、ムラなく整える機能があります。

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 以上、EIZOCG2700S-BKの紹介でした。

 静止画編集用のモニターは各社とも既に「だいたい問題ない」レベルまで進化していますが、動画編集については過渡期です。

 同社は、DCI-P3時代のデザイン用モニターは他社より遅めの展開になりますが、同社らしく、使った時間分、仕様をじっくり練ったモニターに思えます。

 上で書いた機能以外にも、映像(動画)編集において使えそうな便利機能が従来機よりもかなり充実しました。

 デザイナー以外には導入する意味がないモニターですが、強力なムラ補整は、個人的に一般機におりてきて欲しい技術です。

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  【27インチ】

 【2025年発売】CS2731-Z

 9・ColorEdge CS2731-ZBK
  ¥129,000 Amazon.co.jp (9/17執筆時

解像度:WQHD (2560x1440)
輝度:350cd/u
パネル:広色域IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:19ms (GTG)
リフレッシュレート:61Hz(WQHD)
HDR:
USB給電: 60W
接続端子: DVI HDMI USB-C DisplayPort
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm
スピーカー:
4K動画再生:HDCP2.2
保証期間:5年

 なお、カラーエッジシリーズは、一般クリエーター向けの下位機としてCSシリーズの展開もあります。

 202604091059.jpg

 パネルは、こちらも広色域IPSです。

 スペックは、輝度(350cd/u)、色域(Adobe RGBカ 99%, DCI-P3 95% )、コントラスト比(1000:1)です。

 昔からあるパネルスペックの製品で、どちらかと言えば、動画より、静止画編集向けの仕様です。

 201912071139.jpg

 スタンドの稼働性は、上位機と同じです。

 調整幅は、高さ15.5cm、チルト角度(上35° 下5°)、スイーベル(344°)・縦回転(90°)ですし、十分です。

 ただし、CGシリーズとは異なり、内蔵センサーによるキャリブレーション機能は省略となります。

 あとは目に付く違いはないです。

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 結論的にいえば、パネル部分で言えば、動画より静止画向けのスペックである点が注意点です。用途に合うかは、確認してください。

2-2・ベンキューのモニターの比較

 202108071626.jpg

 続いて、台湾のベンキューのモニターです。


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 【2023年発売】

‎ (末尾-JPはドット抜け1ヶ月保証あり)

 【27インチ】

 10・BenQ GW2790QT
  ¥49,091 Amazon.co.jp (4/11執筆時)

 10・BenQ GW2790QT-JP
  ¥49,046 楽天市場 (4/11執筆時)

 【31.5インチ】

 11・BenQ GW3290QT
  ¥66,637 Amazon.co.jp (4/11執筆時)

 (末尾-JPはドット抜け1ヶ月保証あり)

 11・BenQ GW3290QT-JP
  ¥69,799 楽天市場 (4/11執筆時)

解像度:WQHD (2560x1440)
輝度:350cd/u
液晶方式:IPS+ ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:5ms (GTG)
リフレッシュレート:60Hz(WQHD)
HDR:
USB給電: 65W
接続端子: HDMI DP USB-C
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm
スピーカー:内蔵(2w×2)
保証期間: 1年(本体は3年)

 GW2790QTなどは、台湾のBenQが販売する2.5K解像度のモニターです。

 一般のビジネス向けに展開している機種と言えます。

 画面サイズは、27インチと31.5インチの展開です。

 パネルサイズ以外のスペックはほぼ変わりませんので、同時にみていきます。

 202604091059.jpg

 パネルは、ノングレア(非光沢)のIPS+です。

 コントラスト比(1000:1)は普通ですが、輝度は350cd/uで、色空間は、sRGB99%との表記です。

 広色域パネルではないですが、Atlasが便宜上「IPS+」名付けた上位製品に相当します。

 応答速度は、5msです。

 HDRも、対応しません。

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 自動画質調整は、一方、見どころがあります。

 自動でコントラストを強めにして、プログラミング時に見やすくする「コーディングモード」と、とくに、MacBookの外付けモニターにする場合、色味をMacBookに合わせて調整する「M-bookモード」があります。

 以前から同社のグラフィック系の機種には採用があった機能ですが、一般向けでは、本機が初めてだったかと思います。

 いずれも、相当数のユーザーがいるにもかかわらず、ここまで各社ノータッチだった部分ですから、「目の付け所が良い」と感じます。

 202408201934.jpg

 なおこうした設定は、Eye-CareUというアプリ設定できる利便性があります(Win・Mac)。

 なお、仕様書に記載がないですが、同社のサイトを見る限り BL2790QT(黒モデル)でも使えるようです。

 202306171930.jpg

 画質調整機能は、「目の優しさ」に関わる部分は、フリッカーフリー・ブルーライト軽減などの基本は当然おさえます。

 その上で、このモデルは、環境光センサー(明るさセンサー)を搭載し、室内の明るさに応じた輝度調整にも対応します。

 「ブライトネスインテリジェンス」(B.I. Gen2)という機能名です。第2世代機では、起点としたい明るさをユーザーが自由に決定できるようになり、利便性が増しました。 

 いずれにしても、適切な輝度でモニターを見ることは「目の疲れにくさ」にとって重要なので、今回の比較の趣旨からすると、「かなり良い製品」と言えます。

 環境光センサーは、照明の明るさだけでなく、照明の色温度も検知して調整します。そのため、シンプルな明るさセンサーだけ搭載の他社機より、本機は能力が高いでしょう。

 このほか、色調補正(赤・緑強調)、書類向けのePaperモードなど、目の優しさの配慮が行く届く製品です。

 201905201254.jpg

 映像美の部分では、同じく、この環境光センサーを活かします。

 画面内の画像も分析し、露出オーバーにならないよう輝度を的確に調整します。方法は全く異なりますが、LGのブラックスタビライザーのように、映像のコントラストを鮮明にする効果が期待できます。

 スタンドは、本機も稼働性が良いです。

 とくに、スイーベル(左右)に調整する際に台座ごと回りにくい形状になりました。

 足回りもスッキリした形状で、美観も良いです。

 接続端子は、 DisplayPort・HDMI・USB-Cという構成です。

 本機も、USB-Cにて65W給電に対応します。

 13インチ程度のノートPCならば、速度低下なしで給電可能でしょう。

 デイジーチェーン(数珠つなぎ)も、DPにて対応です。

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 一方、USB-C端子ほか、USBハブ用として、USB-A(USB3.0)端子が3つあります。

 とくに、USB-CをノートPC用に使わない方は、前面がスマホなどを便利に収納できる構造になっていますので、急速充電に利用できて便利に思えます。

 ケーブルは、1.5mのHDMIケーブルとUSB-Cケーブルが付属です。

 スピーカーは、2Wのステレオスピーカーです。

 音楽を聴ける水準ではないものの、ノイズフィルタが採用されます。ノイキャン対応のマイクと合わせて、音声通話時には、「それなりに使える」と言えます。

 保証期間は、本体3年、パネル1年です。

 ベンキューは、仕事向け、デザイナー向け以外は、パネルとバックライトの保証が、平均より短めになります。

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 以上、GW2790QTなどの紹介でした。

 ビジネス用にモニターとして、「目への優しさ」から、細かい部分の「使い勝手」まで、広く独自の工夫があり、個人的に好印象な機種です。

 とくに、MacBookユーザーが外付けとして使う場合、「これならMacで便利」というモニターは(Apple純正を除けば)今までなかっと言えます。簡単に色味が合わせられることは、「目への優しさ」にもつながりますし、かなり良いとに思います。


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 【2025年発売】【27インチ】

 12・BenQ AQCOLOR PD2706QN
  ¥68,800 Amazon.co.jp (4/11執筆時)

解像度:WQHD (2560x1440)
輝度:350cd/u
液晶方式:IPS+ ノングレア
コントラスト比:1,000:1
応答速度:5ms(GTG)
リフレッシュレート:100Hz(WQHD)
HDR:HDR10
USB給電: 90W
接続端子: HDMI2.0 DP1.4 USB-C
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm
スピーカー:3w×2
保証期間: 3年

 AQCOLOR PD2706QN は、台湾のBenQが販売する4Kモニターです。

 冒頭で見た製品と同じ、デザイナー向けのAQCOLORシリーズに属します。

 202604091059.jpg

 液晶パネルは、今回の定義ではIPS+に相当します。

 輝度(350cd/u)、コントラスト比(1,000:1)、色域(sRGB 100%)ですので、上位のIPSです。

 色域は、一方、動画デザイン向けのスペックとなるDCI-P3で95% です。

 この部分で、広色域IPSとまではいかないのですが、sRGB100%のカバー率で、この部分は、さすがに優秀です。

 202604092257.jpg

 HDRは、HDR10です。

 本機は、ピーク輝度的にHDR400の水準に至りますが、表記がないです。

 何かしら他の基準が達していないか、あるいは、記載漏れ(申請漏れ)な感じかもしれません。

 応答速度は、5ms (GTG)です。

 リフレッシュレートは、100Hzです。

 202505071426.jpg

 画質調整機能は、「デザイナーディスプレイ」の方向性で優れます。

 個別キャリブレーションした上での出荷をしているため、この価格の他社機に比べて、色にかかわる正確性が担保されていると評価できます。

 その上で、CAD/CAMモード・デザインモード・暗室モードなど、デザイン業務にかかわる自動調整機能が充実している点が、他社との違いです。

 MacBookと同時利用する際に、色味を合わせる「M-BOOK」など、独自機能もあります。

 一方、ベンキューの通常機の「強み」の1つといえる、明るさセンサー不採用です。

 202505011032.jpg

 キャリブレーションは、一方、本機は、ソフトウェアキャリブレーション対応です(BenQ Palette Master Ultimate )。

 ハードウェア方式のほうが正確性は上で、同社のデザイナー向けハイエンド(SWシリーズ)は、そちらに対応させます。

 PDシリーズの場合、利用までの速度を優先してこの方式です。いずれにしても、本機がやや高めの値付けなのは、ここも理由です。

 なお、初心者が数クリックで色合わせできる「BenQ Display ColorTalk」も装備です。

 202505071435.jpg

 スタンドは、フル稼動です。

 高さ(115mm)、チルト角度(上20° 下5°)左右(30度)と縦回転です。

 そこまで稼動しないですが、27インチなら必要十分でしょう。

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 接続端子は、DisplayPort、HDMI 2.0 USB-Cが各1つという構成です。

 USB-Cについては、PD(パワーデリバリー)対応で、90Wの給電力です。

 スピーカーは、総合6Wで付属です。

 保証期間は、3年間です。

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 以上、BenQAQCOLOR PD2706QNなどの紹介でした。

 そつのないデザイン用の入門機という印象です。

 このシリーズは、ほぼ同じスペックで、解像度を4Kにした製品もありますが、そこまでは不要という場合は、選択肢になるでしょう。

 一方、同社の売りである「明るさセンサー」は省略となる部分と、輝度など、あくまでデザイナー向けのディスプレイ調整となっている製品です。

 一般ユーザーは、、先ほどのMAシリーズのほうが良いと思います。

次回に続く!
WQHDモニターのおすすめ結論的にこれ!

 というわけで、今回は、2.5Kモニターの比較1回目記事でした。

 しかし、記事は、まだまだ「続き」ます。

  202003301752.jpg

2・2.5K液晶モニターの比較 (2)
 2-1:ASUS〈台湾〉
 2-2:フィリップス〈日本〉
3・2.5K液晶モニターの比較 (3)
 3-1:アイオーデータ〈日本〉
 3-2:イイヤマ〈日本〉
4・2.5K液晶モニターの比較 (4)
 4-1:DELL〈米国〉
 4-2:レノボ ほか
5・2.5K液晶モニターの比較 (5)  
 5-1:最終的なおすすめの提案【結論】

 次回の2回目記事こちら )は、ASUSなど、今回紹介できなかった製品を追加でみていきます。

画質の良さ     ★★★★★
目疲れしにくさ   ★★★★★
スタンドの性能   ★★★★★
応答速度      ★★★★★
リフレッシュレート ★★★★★
品質保証      ★★★★★
総合評価      ★★★★★

 その上で、最終回記事こちら)では、全体の結論編として、今回紹介した全製品から、予算別・目的別に、Atlasのおすすめモニターを提案していきます。

 引き続きよろしくお願いします。

 2回目記事は→こちら

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posted by Atlas at 15:02 | PC用液晶モニター

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