【今回レビューする製品】2025年 最新のフィリップスのHue LED電球・LED照明とSignify WIZの性能とおすすめ・選び方:カラーLED電球 スマートLED電球の比較
【比較する製品型番】フィリップス Philips hue フルカラー シングルランプ PLH75CL PLH22CL Hue ブリッジ Hue Bridge Hue Motion sensor Hue Dimmer スイッチ Hue スマートボタン Hue ライトガイド E26 G95 グローブ E26 G125 エジソン E26 ST72 グローブラージ Philips Hue ホワイトグラデーションシングルランプ PLH72GL PLH24GL PLH77GL PLH65GS PLH66GW Philips hue ホワイト シングルランプ Bluetooth+Zigbee PLH64WB PLH25WS Hue Play ライト バー シングル ランプ エクステンション ライトリボン プラス ベース V4 2M Hue GO ポータブル ライト Hue Play HDMI Sync Box Hue スターター セット Hue TVライトリボン 55~60インチ専用 Hue グラデーションライトリボン エクステンション ベースキット ウィズ Philips WiZ マルチカラー A67 E26電球 B0BCJT5GJH 919020092201 WIZ 電球 12.5 W(100 W 相当)A67 E26 WIZ 電球 8 W(60 W 相当)A60 E26 Signify WiZ テープライトWiZ Hero テーブルランプHue GO ポータブル ライト ほか
今回のお題
フィリップスのHueのラインナップとおすすめ製品はどれ?
ども、Atlasです。
今日は、2025年4月現在、最新のPHILIPS Hue 照明器具の比較です。
フィリップスライティングの安めの展開であるPHILIPS Signify WIZを含めて紹介していきます。
1・Philips Hueの比較(1)
1-1:Hue LED電球
1-2:WiZ LED電球
2・Philips Hueの比較(2)
2-1:Hue 照明器具
2-2:WIz 照明器具
2-3:最終的なおすすめの提案【結論】
今回は、LED電球タイプは、基本的に、全機種を紹介します。
その上で、派生製品となる、リビング向けのLED間接照明やライトリボン、操作に使う周辺機器も含めて、日本で販売のあるものを網羅的にみていく予定です。
明るさ ★★★★★
調色・調光 ★★★★★
明かりデザイン ★★★★★
設置の手軽さ ★★★★★
費用の安さ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最後の「結論」では、目的別に、Atlasのおすすめ機種!を提案する型式で書いていきます。
よろしくお願いします。
ーー
1・LEDデスクライトの比較
2・シーリングライトの比較
3・LED電球の比較
4・Philips Hue照明の比較
なお、今回の記事は、このブログの照明関連記事の4回目記事として書きました。
1-1・フィリップス Hue LED電球の比較
はじめに、HueシリーズのLED電球としてはもっとも高性能と言える、HueLED電球紹介からです。
操作に使う Hue Bridgeの情報などを含めて紹介していくつもりです。-
ーー
なお、以下の本文では、高評価できる部分は赤系の文字色で、イマイチな部分は青字で書いていくことにします。
【100W相当】
【E26口金】【PLH70CL】
1・Philips Hue フルカラーシングルランプ
¥6,941 Amazon.co.jp (4/28執筆時)
明るさ:1600lm
消費電力:16W(フルカラー最大)
【75W相当】
【E26口金】【929003538202】
2・Philips Hue フルカラーシングルランプV3
¥8,993 Amazon.co.jp (4/28執筆時)
明るさ:1100lm
消費電力:10W(フルカラー最大)
【40W相当】
【E17口金】【PLH35FC 929003595901】
3・Philips Hue キャンドル -E17スマート電球
¥5,268 Amazon.co.jp (4/28執筆時)
【2個セット】【PLH35FC 929003595902】
4・Philips Hue キャンドル -E17スマート電球
¥12,177 Amazon.co.jp (4/28執筆時)
明るさ:470lm
消費電力:5.5W(フルカラー最大)
光の方向:左右下180度
調色:2000K-6500K
演色値:80 (CRI)
密閉器具:
調光:対応
屋外器具:
断熱材施工器具:
Philips Hue フルカラーシングルランプ は、オランダのフィリップスが販売する、ちょっと特殊なLED電球です。
Philips Hue
¥0 Apple App Store
Philips Hue
¥0 Google Play
色々なことができますが、1基で利用する場合、Bluetooth経由でスマホをスイッチに利用するのが基本です。
調整のためのスマホアプリ(Philips Hue)はiOS・Android用に用意されます。
明るさ・調色・スケジュール設定・タイマー設定が可能です。
口金のタイプは、もっとも一般的なE26口金タイプです。
光の広がり方は、全方向タイプで、約180度です。
普通のLED電球は、上方向にも光が拡がる260度タイプもあります。
Hueの場合は、間接照明としての買う方が多いことと、多色にするためLEDの色の種類を増やさないといけないこともあり、180度くらいに留目テイルのだと思います。
なお、この部分を含めて、LED電球の選び方については、このブログの【LED電球の比較記事】で、かなり詳しく書きました。
明るさは、75W相当で、最大1100ルーメンです。
日本の電球の刻みにはないですが「60W相当」にあたるもので、同じ感覚で使えるでしょう。
一般的な60W電球は800ルーメンあたりなので、やはり「ちょい明るめ」と言って良いです。
一方、注意点があります。
この製品は色々な色が出せますが、最大ルーメンとなるのは、4000K(昼白色)の時だけです。
上図は、パナソニックの「パルック」の色見本です。
同社の2700K(電球色)と同じほどの色に調色したい場合、正確な値は示されないのですが、値が出ていた旧機種(全光800lm→570lm)を参考にすれば、約770ルーメンほどかと思います。
それでも60W相当の明るさではあるので、問題はないレベルではありそうです。
いずれにしても、調色タイプのLEDは 、多色のLEDを中に入れないといけないので、全色で同じ光量というのは難しい仕様です。
ただ、2022年に、このシリーズの100W相当のモデルが出ました。
こちらは、4000K(昼白色)で、1600ルーメン相当と、100Wにふさわしい明るさです。
さらに、2700K(電球色)でも1200ルーメンです。
パナソニックの100Wクラス(1520ルーメン)には及びませんが、十分に「明るい」と言えます。
電球色でも(普通の電球の)60Wクラスの明るさは出せると言えます。
照明器具は、(昔の白熱灯より)消費電力が極端に少ないので、60Wに対応できているならば、たいていの場合、100Wでも使えるでしょう。
もちろん、間接照明として利用するならば、60Wでも十分過ぎる明るさです。100Wはメイン照明などで、とにかく光量が必要な場合に選ぶべきモデルと考えてください。
調光・調色は、「対応」です。
この部分が人気の秘密で、三原色(RGB)のLEDを搭載するので、基本的にフルカラー調光できます。
大手のブランドの製品でフルカラー調色できるのは、フィリップスだけです。
2000K(電球色)〜6500K(昼光色)が出せるほか、RGBカラーのLEDを利用して、1600万色の調色が可能です。
演色値は、日本版だと情報がありません。
演色値は太陽の明かりをRa100として算出する数値で、日本の照明器具は基本的にこのスペックを出します。食卓などの食品の鮮やかさや、目の疲れに関係する部分です。
ただ、同モデルの米国版(CRI表記だと)80なので、(少なくとも)そこを狙った製品ではないです。
特殊用途の利用、密閉器具を含めて対応しません。
LED電球の場合、密閉器具・屋外利用・断熱材施工器具に使える機種は限られます。
本機は対応情報がないので利用は不可です。
また調光はできますが、器具の側に調光機能がる製品に、本機は使えません。なお、フィリップスの製品はどれもこの仕様です。
フィリップス Hue ブリッジ
¥5,808 Amazon.co.jp (4/28執筆時)
照明の操作は、スマホがあれば、Bluetooth経由で操作可能です。
ただ、別売の「Philips Hue ブリッジ」を買えば、複数のLED電球(最大50個)を複合的にコントロールすることが可能です。
それぞれのライトとZigBee通信(IOT家電用の低消費電力通信規格)することで、「司令塔」の役割をはたすという仕組みです。
1・各社のスマートスピーカーの比較
2・Amazonのエコーの比較
また、「Philips Hue ブリッジ」は、LAN端子がありネットとつながります。
それを利用して、外出先からのコントロールができるほか、各社の音声AIスピーカーを利用して、音声コントロールもできます。
Google Assistant・Amazon Alexa・Apple Siri、どれも公式に対応しますので、上のリンク記事で紹介した製品を導入していれば、声で操作できます。
このほか、Hueは、汎用連携アプリのIFTTTにも対応するので、「テレビを付けたら、部屋の天井の電気を消して、間接照明としてHueを起動する」などです。
このあたりのことは、IOT化にかかわる部分なので、このブログではむしろ【スマート家電リモコンの比較記事】で結構詳しく書いています。
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一方、Philips Hueの魅力は、その豊富な周辺機器です。
以下、順番に詳しく見ていきます。
Hue Motion sensor
¥7,655 Amazon.co.jp (4/28執筆時)
第1に、Hue モニターセンサーです。
これは、一般的に言う人感センサーのことです。
これを利用することで、廊下などの照明を人の出入りに合わせて自動化できます。
モーションセンサーの感度(認識角度)や、明かりの点灯時間はスマホで細かく制御できます。
その部分で言うと、本機は、日光感度センサー(環境光センサー)を持つので、暗い場合のみ電気を付けます。
そのほか、時間を認識できるため、本機の調光・調色機能で、(夜は柔らかな光など)色の使い分けなどもできます。
使い方によっては便利です。
操作は、しかしながら、本機について、先ほどの「Philips Hue ブリッジ」に依存します。
そちらがないと設置できない部分は注意点です。
設置は、電池式なので、基本的に好きなところに置けます。
単4電池2本で、約2年保ちます。
また、マグネット内蔵なので、磁石がくっつく場所ならば、そのまま設置が可能です。
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Hue Dimmer スイッチ 929002398604
¥2,975 Amazon.co.jp (4/28執筆時)
第2に、ディーマースイッチです。
これは、「Philips Hue ブリッジ」を別に買わずとも、ランプさえあれば使えます。
操作は、「オン・オフ」と「4つのプリセット((本を読む、くつろぐ、やる気を出す、集中する) 」が制御できます。
一方、「Philips Hue ブリッジ」があれば、(時計機能を利用した)時間による制御や、プリセットのカスタマイズ、あるいは、複数(例えば家全体の)照明の消灯など、できることは格段に増えます。
設置は、ケース+リモコンという構成なので、壁に、ネジ・両面テープ・マグネットで設置することが可能です。
また、本機も電池駆動です。コンビニでも売っているCR2032ボタン電池で、2年保ちます。
サイズは、12.5cm×8cm×1.5cmで。
既設の家庭の壁コンセント(スイッチプレート)はずして、壁紙などをDIYすれば違和感なく付きそうです。
ただし、ネジ穴はサイドなので、図のような日本の既設の壁スイッチを外して、そのネジ穴を流用することはできなそうです。
ケースにマグネットが仕込んでいるので、冷蔵庫や、賃壁に細工をしてくっつけるのも良いかと思います。
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Philips Hue スマートボタン
¥4,107 Amazon.co.jp (4/28執筆時)
第3に、スマートボタン(スマートスイッチ)です。
ディーマースイッチのシンプル版です。
操作は、ボタン通すことでのオンオフほか、長押しで調光が可能です。
サイズは、12.5cm×8cm×0.6cmです。
設置は、本機は縦にネジ穴を取っているので、既設のコンセントのネジ穴を利用できる場合が多そうです。
電池駆動で、本機もコンビニでも売っているCR2032ボタン電池で、2年保ちます。
なお、本機については「ボタン」だけにして使うことも可能です。
また、シンプルにボタンだけにした場合、マグネットが仕込んであるので、(磁石が付く)冷蔵庫などには便利そうです。
カスタマイズも可能です。
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【型番】8719514441057
Philips Hue Tap スイッチ
¥7,629 Amazon.co.jp (4/28執筆時)
第4に、 Hue Tap スイッチです。
1つ上のと同じマグネット式の新作です。
こちらも、外してリモコンになるタイプですが、スイッチが4つあるので、最大3部屋(3ゾーン)の管理ができます。
明るさは、ジョグ自体を回すことで調整します。
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以上、Philips Hue フルカラーシングルランプとその周辺機器の紹介でした。
同社の製品で、フルカラー対応の電球はこのシリーズの電球だけです。
後ほど説明するように、特に、テレビのあるリビングにおいて、同社の周辺機器を組み合わせて使う場合、RGBカラーであることが活きてきます。
そういった場合に、本機を選ぶことは意味があるでしょう。
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(電球3個+Hue Bridge) 929003538201
5・Hue フルカラー スターター セット
¥23,614 Amazon.co.jp (4/28執筆時)
(フルセット)929003538203
6・Hue フルカラー スマートボタンスターター セット
¥26,263 Amazon.co.jp (4/28執筆時)
明るさ:1100lm
消費電力:10W(フルカラー最大)
光の方向:左右下180度
演色値:
密閉器具:
調光:対応
屋外器具:
断熱材施工器具:
なお、お得なセット販売がアマゾンで展開があります。
フルカラースマートボタンスターターセットです。
こちらは、司令塔となる「Hue Bridge」に、75W相当のフルカラーRGB搭載(E26口金)のHueを3つ付けたモデルです。先述のスマートボタンもつくフルセット上位版もあります。
値段的には、「セット割引」が効いていて、どれも買い得に思えます。
【2024年発売】
【40W相当】【E26口金】929003151601
7・Philips Hue ライトガイド E26 G95 グローブ
¥12,802 Amazon.co.jp (4/28執筆時)
【40W相当】【E26口金】929003151901
8・Philips Hue ライトガイド E26 トライアングル
¥18,480 Amazon.co.jp (4/28執筆時)
【40W相当】【E26口金】929003152001
9・Philips Hue ライトガイド E26 G125 エジソン
¥18,480 Amazon.co.jp (4/28執筆時)
【40W相当】【E26口金】929003151701
10・Philips Hue ライトガイド E26 ST72 グローブラージ
¥15,180 Amazon.co.jp (4/28執筆時)
明るさ:500lm
消費電力:6.5W前後(フルカラー最大:米国)
光の方向:左右下180度
調色:2000K-6500K
演色値:82 (CRI)
密閉器具:
調光:対応
屋外器具:
断熱材施工器具:
G95 - E26 smart bulb などは、2024年日本発売予定となる、Hueのフルカラーの新作です。
口金のタイプは、4種類ありますが、どれも、一般的なE26口金タイプです。
光の広がり方は、こちらも、全方向タイプで、約180度です。
明るさは、いずれの形状も40W相当です。
どれも、最大500ルーメンになります。
調色は、フルカラーですが、器具光束の値を見ても、ムード照明、インテリア・ライトとして使うものです。
ただ、ホワイトLEDも含まれるので、普通に昼白色の調光もできます。
色温度は、先ほどの機種と同じく2000K-6500Kの調整幅となります。
電球ガラス自体は透明で、光るインナーチューブと反射ガラスコーティングで、主張と味わいのある光を出す方向性です。
調光は、もちろん「対応」です。
特殊用途の利用は、想定しません。
お風呂などの密閉器具や屋外での利用は無理です。
フィリップス Hue ブリッジ
¥5,808 Amazon.co.jp (4/28執筆時)
照明の操作は、本機も、スマホがあれば、Bluetooth経由で操作可能です。
また、別売の「Philips Hue ブリッジ」を買えば、複数のLED電球(最大50個)を複合的にコントロールすることが可能です。
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以上、G95 - E26 smart bulbなどの紹介でした。
ムード照明用の新展開ですので、そうした照明をお探しの場合選択肢にできると言えます。
ただ、40W相当なので、写真にもあったように、いくつかまとめて使うような使途を想定していると言えます。購入を考える場合、その部分が注意点でしょう。
【100W相当】
【E26口金】
【通常型番】PLH72GL
11・Philips Hue ホワイトグラデーション
¥6,181 Amazon.co.jp (4/28執筆時)
明るさ:1600lm
消費電力:16W
【75W相当】
【E26口金】
【通常型番】PLH29WG 929003538302
12・Philips Hue ホワイトグラデーション
¥6,109 Amazon.co.jp (4/28執筆時)
【3個セット】
13・Philips Hue ホワイトグラデーション
¥(12,323) Amazon.co.jp (4/28執筆時)
明るさ:1100lm
消費電力:10W
【40W相当】
【E17口金】【通常型番】PLH65GS
14・Philips Hue ホワイトグラデーション
¥3,930 楽天市場 (4/28執筆時)
【2個セット】PLH66GW
15・Philips Hue ホワイトグラデーション
¥4,880 楽天市場 (4/28執筆時)
明るさ:470lm
消費電力:5.5W(最大)
光の方向:左右下180度
調色:2200K-6500K
演色値:80 (CRI)
密閉器具:
調光:対応
屋外器具:
断熱材施工器具:
Philips Hue ホワイトグラデーション シングルランプ も、フィリップスが販売する電球です。
こちらは、フルカラー調色は不可ながら、ホワイト系とオレンジ系のLEDを装備して、調色はできるモデルです。
本機についても、特定店用型番がありますが、通常製品と性能は同じです。
スマホや周辺機器などとの連携については、先ほどの機種と変わりません。
繰り返しになるので、電球としての性能についてのみ、言及していきます。
口金のタイプは、普通のE26口金のほか、40WでE17口金が用意されます。
光の広がり方は、先ほどと同じ全方向タイプで約180度です。
電球の形も変わりません。
明るさは、70W相当の明るさのモデルで、昼白色の時、最大1,100ルーメンです。
調色で最大の明るさが変わるので、電球色(2700K)の場合、約825ルーメンです。
このモデルも、1600ルーメン相当の100W機が2022年にが出ました。
その場合、電球色でも1200ルーメンですので明るいです。
調色は、フルカラーは非対応です。
ただ、このブログの【LEDシーリングライトの比較】で書いたような天井照明と同じで、オレンジ系とホワイト系の調色は可能です。
色温度としては、2200K(電球色)〜6500K(昼光色)が出せます。
先ほどのフルカラーのHueと比べると、オレンジ側のスペックが2200Kですので、多少ですが低いです。やや近い白に近い電球色までと言えます。
演色値は、情報がありません。
特殊用途の利用については、密閉器具を含めて対応しません。
---
以上、Philips Hue ホワイトグラデーション シングルランプ の紹介でした。
RGBカラー(フルカラー)のためのLEDを搭載しない分明るくしているかと思いましたが、そうではないようです。
消費電力も変わりませんし、色温度表現もフルカラーのが広いようなので、値段以外の理由で本機をあえて選ぶ必要はないでしょう。
とはいえ、値段差は結構あるので、一度にたくさん導入するような方などは、値段面からこちらで良いかと思います。
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【E26口金】【929003538301】
16・Hue ホワイト グラデーション スターター セット
¥15,438 Amazon.co.jp (4/28執筆時)
明るさ:1100lm
消費電力:10W
光の方向:左右下180度
調色:2200K-6500K
演色値:80 (CRI)
密閉器具:
調光:対応
屋外器具:
断熱材施工器具:
なお、こちらにも、Amazonでお得なセット割引の製品があります。
Hue ホワイト グラデーション スターター セットです。
こちらは、、司令塔となる「Hue Bridge」に、フルカラーではないが調色はできる60Wの ホワイト グラデーションランプ(E26口金)を2つ添付させたモデルです。
必要に応じてこちらを選んでも良いように思います。
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【2023年発売】
【60W相当】
【E26口金】 929003596001
17・Philips ST64 エジソン - E26 スマート電球
¥4,118 Amazon.co.jp (4/28執筆時)
【E17口金】 929003596101
18・Philips A60 - E26 スマート電球
¥5,559 Amazon.co.jp (4/28執筆時)
明るさ:550lm
消費電力:7W
光の方向:左右下180度
調色:2000K-6500K
演色値:80 (CRI)
密閉器具:
調光:対応
屋外器具:
断熱材施工器具:
そのほか、2023年に、フィラメント型(エジソン形)が登場しました。
古典的な電球を摸した製品ですが、こちらも白系の調色(電球色2200K-昼光色6500K)に対応できます。
インテリア灯ですので、好みに合わせて選んでも良いでしょう。
【75W相当】
【E26口金】 929003516401
【1個】
19・Philips Hue シングルランプ E26 75W
¥2,760 Amazon.co.jp (4/28執筆時)
【2個セット】929003516402
20・Philips Hue シングルランプ E26 75W
¥4,408 Amazon.co.jp (4/28執筆時)
明るさ:1055lm
消費電力:9.5W
【40W相当】
【E17口金】【1個】PLH64WB 929003021301
21・Philips Hue ホワイトシングルランプ
¥3,130 Amazon.co.jp (4/28執筆時)
【2個セット】
22・Philips Hue ホワイトシングルランプ
¥4,065 Amazon.co.jp (4/28執筆時)
明るさ:470lm
消費電力:5.5W(最大)
光の方向:左右下180度
調色:2700K(温白色)
演色値:80 (CRI)
密閉器具:
調光:対応
屋外器具:
断熱材施工器具:
Philips Hue ホワイトシングルランプ も、フィリップスが販売する電球です。
名前通り、単色のみの調光になるモデルです。
スマホや周辺機器などとの連携は、本機の場合も、先ほどの機種と変わりません。
そのため、電球としての性能についてのみ、言及していきます。
口金のタイプは、普通のE26口金のほか、40WでE17口金が用意されます。
光の広がり方は、全方向タイプで、約180度です。
こちらも他機と同じです。
明るさは、75W相当の明るさのモデルで1100ルーメンです。
電球としては不規則な刻みですが、過去にあった60Wの後継で、同じ消費電力で明るくなりました。
本機も調光(明るさの調整)はできますが、調色(色の調整)は非対応です。
色温度は、2700Kで、同社によると「温白色」です。
パナソニック(上図)の場合、「温白色」は3500Kで、2700Kは「電球色」と表します。
パナソ基準だと、この電球は「電球色」ということになります。ただ、色偏差の部分で異なるようで、見た感じでは、「温白色」と呼ぶのが正解かと思います。
ようするに「warm white」な明かりです。
演色値は、情報がありません。
特殊用途の利用は、本機も、密閉器具を含めて対応しません。
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以上、Philips Hue ホワイトシングルランプの紹介でした。
値段が安いので、電球色系の調光だけできればOKという場合は、この明かりで良いでしょう。この色温度でも、照度を落とせば、電球との違いは分かりませんし。
ただ、電球色でも色合いまでこだわりたい場合は、「ホワイトグラデーション」のが良いかと思います。
1-2・フィリップスWiZのLED電球の比較
続いて、フィリップス照明のサブブランドとなるWIZブランドのLED電球と照明器具を見ていきます。
【100W相当】
【E26口金】
【1個】B0BCJT5GJH 919020092201
23・Philips WiZ マルチカラー A67 E26電球
¥3,454 Amazon.co.jp (4/28執筆時)
【2個セット】
24・Philips WiZ マルチカラー A67 E26電球
¥7,164 Amazon.co.jp (4/28執筆時)
【2個セット+リモコン】
25・Philips WiZ マルチカラー A67 E26電球
¥3,456 Amazon.co.jp (4/28執筆時)
明るさ:1520lm
消費電力:12.5W(フルカラー最大)
【60W相当】
【1個】B0BCJRRJ94 929003515218
26・Philips WiZ マルチカラー A60 E26電球
¥1,118 Amazon.co.jp (4/28執筆時)
【2個セット】
27・Philips WiZ マルチカラー A60 E26電球
¥2,268 Amazon.co.jp (4/28執筆時)
【2個セット+リモコン】
28・Philips WiZ マルチカラー A60 E26電球
¥8,352 Amazon.co.jp (4/28執筆時)
明るさ:810lm
消費電力:8W(フルカラー最大)
光の方向:左右下180度
調色:2000K-6500K
演色値:80 (CRI)
密閉器具:
調光:対応
屋外器具:
断熱材施工器具:
Philips WiZ マルチカラー E26電球も、フィリップスの照明です。
ただ、Hueブランドではなく、その兄弟ブランドとなるWiZブランドになります。
外装などは同じですが、安めです。後述するように、ただ、アプリ・ネットワーク面で、完全にHueと独立させており、基本的に「入門機」として探している方向けになります。
22年からの展開ですし、アジア初の後発製品に対応するためのブランドと言えます。
口金のタイプは、E26口金のみの展開です。
光の広がり方は、同じく全方向タイプで、約180度です。
作りや、耐久時間などを含めて、兄弟ブランド同士で設計上の差はつけていないようです。
明るさは、100W相当と60W相当です。
一方、器具光束を見ると、100W相当は1520lmで、60W相当は810lmです。
この部分でHueと差別化しており、100Wでは、5%ほどですが暗めです。
まあ、大きくは変わらないと言えます。
調色・調光は、フルカラーで対応です。
色温度は、こちらも、Hue同様に2000K-6500Kの調整幅となります。
おそらく、中身のLED構成は共通でしょう。
特殊用途の利用は、想定しません。
お風呂などの密閉器具や屋外での利用は無理です。
ネットワークは、Wi-Fiベースです。Wチップなので、Bluetoothも併用しています。
この仕組みのため、複数台の操作にHueと違って、ハブは不要です。このあたりも、入門向けとして手軽です。
むろん、サーバーが用意されるので、仕組み的に、外出先からの操作もできます。
【2022年発売】B0BCKXD3TL
WiZ(ウィズ) リモコン 929002426818
¥1,188 Amazon.co.jp (4/28執筆時)
照明の操作は、先述のように、Hueとは互換性がないです。
スマホでの操作ほか、専用リモコンがあり、それで操作します。
電池は2年程度保つとのことですので、通信はBluetoothでしょう。つまり、Wi-Fiが落ちているときも、リモコンならば操作できます。
オンオフ、明るさ、4つのショートカット・常夜灯と、天井照明用のリモコンと同じ感じで使えます。
なお、リモコン1台で1つの部屋に日も付けられた照明は同時に調整できますが、複数の部屋のオンオフはできません。
WiZ Connected
¥0 Apple App Store
WiZ Connected
¥0 Google Play
スマホアプリは、こちらを利用します。
先述のように、Hueとは完全に分けています。
機能的には、タイマー調色や、マルチ設定を含めて、一通りのことはできます。
なお、アプリとしては、先述のIFTTT(イフト)に対応します。
Google系・Amazon系や、新しい汎用規格(Matter)も対応しますし、音声操作を含めて、Hueのように一通り対応します。
一方、Apple系(Home kit)には今のところ明示的に対応表明はないです。
ユニークな部分は、SpaceSenseです。
人の出入りを検知し、照明を自動点灯・消灯する仕組みで人感センサーとして機能します。
人間が通過することでのWi-Fiの電波の「ゆらぎ」を利用するもので、ユニークです。
ただ、仕組み上、設置条件がわりと厳しく、複数のデバイスを、2M以上離して設置することが条件です。また、(電子レンジ利用などによる)電波状態に由来する誤動作もある気はします。
ただ、廊下などでは工夫すれば、便利に思います。
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以上、Philips WiZ マルチカラー E26電球の紹介でした。
価格面で、Hueよりも、設置も簡単で、手軽に導入できる点が魅力です。後述する、各種照明器具との連携を含めて、相当凝った照明システムを作るのでないならば、こちらでも十分楽しめるでしょう。
ただ、周辺機器の展開で差はあるので、家中のかなりの割合を今後「スマート化」していこうと考えている方は、Hueを選んだ方が発展性はあるでしょう。
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【100W相当】【E26口金】
【調光・調色】
【1個】B0BCJRKJ9K
29・Philips WIZ 電球 12.5 W(100 W 相当)A67 E26
¥2,880 Amazon.co.jp (4/28執筆時)
【2個】
30・Philips WIZ 電球 12.5 W(100 W 相当)A67 E26
¥5,364 Amazon.co.jp (4/28執筆時)
明るさ:1520lm
調色:2700K-6500K
消費電力:12.5W(フルカラー最大)
【60W相当】
【調光・調色】
【1個】B0BCJSXKP7
31・Philips WIZ 電球 8 W(60 W 相当)A60 E26
¥1,188 Amazon.co.jp (4/28執筆時)
【2個】
32・Philips WIZ 電球 8 W(60 W 相当)A60 E26
¥1,428 Amazon.co.jp (4/28執筆時)
明るさ:810lm
調色:2700K-6500K
消費電力:8W(フルカラー最大)
【電球色(温白色)のみ】
【1個】B0BCJW9M3S
33・Philips WIZ 電球 8 W(60 W 相当)A60 E26
¥890 Amazon.co.jp (4/28執筆時)
【2個セット+リモコン】
34・Philips WIZ 電球 8 W(60 W 相当)A60 E26
¥(4,523) Amazon.co.jp (4/28執筆時)
明るさ:810lm
調色:2700K(温白色)
消費電力:8W(フルカラー最大)
光の方向:左右下180度
演色値:80 (CRI)
密閉器具:
調光:(一部機種対応)
屋外器具:
断熱材施工器具:
なお、Hueほどではないですが、フルカラー以外の電球の展開もあります。
明るさは、100Wと60Wとも、先ほどのフルカラーと揃えています。
したがって、原稿のHueよりも少し弱めです。
加えて、調色対応モデルも、若干ですが、電球色側の色温度が2700Kからなので、(赤みがかった)2200Kの電球色が出せない部分で、やはり、Hueとは差をつけます。
あとは、電球色系の先述の2700K(温白色)に固定される下位機がある点に注意すれば、必要に応じて選べるでしょう。
今回の結論
最新のLED電球のおすすめは結論的にこちら!
というわけで、今回は、Philips Hue の比較の1回目記事でした。
しかし、記事はもう少しだけ続きます。
2・Philips Hueの比較(2)
2-1:Hue 照明器具
2-2:WIz 照明器具
2-3:最終的なおすすめの提案【結論】
続く2回目記事(こちら)は、同社の照明器具をもう少し見てから、結論編に入ります。
明るさ ★★★★★
調色・調光 ★★★★★
明かりデザイン ★★★★★
設置の手軽さ ★★★★★
費用の安さ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
いつものように、目的別・用途別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。
引き続きよろしくお願いします。
2回目記事は→こちら
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