【今回レビューする内容】2025年 軽量コードレス・スティック式掃除機の性能とおすすめ・選び方: フローリング向け
【比較する製品型番】ダイソン Dyson Micro SV33 FF PL Dyson Micro HEPA Plus SV33 FF PL Dyson Micro 1.5kg SV21 FF EX Dyson Omni-glide Complete SV19 OF N Complete+ SV19 OF COM Complete SV21 FF COM2 SV21 FF COM N SV19 OF Dyson Micro Origin SV33 FF OR Omni-glide Origin SV19 OF OR Omni-glide Complete (SV19 OF2 ) ティネコ Tineco Pure One Air ツインバード TC-E292W AQUA のび〜るスティック AQC-PX2R-W
今回のお題
超軽量なコードレス掃除機のおすすめはどれ?
ども!Atlasです。
今日は、2025年4月現在、最新の軽量なコードレス掃除機の比較の6回目記事です。
ダイソンをはじめ、ここまでみていない各社の製品をみていきます。
1・軽量なコードレス掃除機の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:シャープ〈日本〉
1-3:日立 1〈日本〉
2・軽量なコードレス掃除機の比較 (2)
2-1:日立 2〈日本〉
2-2:パナソニック〈日本〉
3・軽量なコードレス掃除機の比較 (3)
3-1:東芝〈日本〉
3-2:シャーク〈米国〉
4・軽量なコードレス掃除機の比較 (4)
4-1:マキタ〈日本〉
5・軽量なコードレス掃除機の比較 (5)
5-1:アイリスオーヤマ〈日本〉
6・軽量なコードレス掃除機の比較 (6)
6-1:ダイソン 〈英国〉
6-2:AQUA〈日本〉
6-3:他の企業〈各社〉
7・おすすめのコードレス掃除機【結論】
=:終的な「おすすめ機種」の提案
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた「選び方の基本」の説明に沿いながら説明していきます。
4-1・【軽量】ダイソンの掃除機
はじめに、イギリスのダイソンの掃除機です。
ダイソンの「パワフル」なカーペット対応機は、最新型上位機を含めて【ダイソンのコードレス掃除機の比較】で既に全機種を見ました。
しかし、(じゅうたん対応水準ではない)軽量機は見ていないので、今回紹介していきます。
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なお、以下では、いつものように、オススメできるポイントを赤系の文字色で、イマイチな点は青字で書いていきます。
【2023年発売】
1・ Dyson Micro Plus SV33 FF PL
¥49,800 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
(LEDライト/スタンドなし/旧式ヘッド)
2・ Dyson Micro Origin SV33 FF OR
¥34,540 楽天市場 (4/14執筆時)
3・ Dyson Micro SV33 FF
¥59,800 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
重さ:1500グラム
定格電圧:
吸い込み仕事率: 50W
標準駆動時間:20分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド:モーター式
センサー:
充電時間: 3 時間30分
ダイソンの Dyson Micro SV33は、ダイソンが発売した軽量機です。
日本に進出してから相当長いですが、2kgを切る機種は本機が初めてです。
なお、 Dyson Micro Origin は下位機で、付属品が一部省略になる上で、ヘッドが旧式です。
こちらもあとで詳しく書きます。
その他の部分は、同じなので、同時にみていきます。
本体の重さは、1500グラムです。
もちろんより軽い他社機はありますが、ダイソンとしては「信じられない軽さ」です。
シャープ最新機より100g軽量にしてきました。
吸引力は、仕事率としては50Wです。
先述のように、本機は、カーペットメインの方向けの機種ではないので、これで問題ないです。
使われるモーターは、Dyson Hyperdymiumモーターです。
モーターの名前は、(じゅうたん対応の)V12シリーズと同等です。
そちらと較べる場合、回転数は10.5万回/分で、サイクロンの気筒数も8気筒(Radial Root Cyclon)ですが、重さからすれば十分強力です。
ただし、本機は、他機種と違って「カーペット向け」な宣伝はしていません。ハードフロア専用でしょう。
除機のヘッドは、モーター式です。
ゴミをかき出すためローラー回転は補助しますが、自走アシストはしない仕様です。
ただ、本機はヘッド自体が小さいですし、あまり問題ないでしょう。ヘッドは小型で操作性が良いほか、形状的に壁際のゴミはとりやすいです。
上位機は、写真のような、緑色LEDを採用したFluffy Opticクリーナーヘッドです。
緑色の場合、ハードフロアのゴミが見えやすく、ゴミの取り残しが少なくなります。
前方30cmまで広く照らせるため、自然な姿勢で使いつつ、ゴミが見つけられます。
下位機(Origin)は、ただし、LEDがない普通のソフトローラーです(右図)。
付属品は、ベッドやソファの掃除に便利な、新型の毛絡み防止スクリューツールです。
同社従来のミニモーターヘッド(左図)から形状変更がありました。
ソファ・ベッド用という部分は同じですが、毛絡みが少なくなるように、ブラシと本体をユニークな形状にしています。
そのほか、コンビネーション隙間ノズルと卓上ツールが付属です。
なお、上位機は、ノズルが上位で、LED隙間ノズルが装備されます。
バッテリー持続時間は、標準で最大20分、強運転で最大5分です。
モーターヘッドを使わない場合、25分ですが、意味のない数字でしょう。
率直に言えば、持続時間は軽量化の犠牲になっている部分はあります。
同社は、74%の人は「20分以内に掃除を終える」というデータを出していますが、そもそも「18分」ですし、強運転を併用した場合は、相当短くなります。
センサーは、ゴミ量センサー・床面検知センサーとも未付属です。
フローリング専用機ならば、センサーはなくても(まあ)良いです。
なお、ダイソンの大きめの機種は、一部を除きトリガーを持った際電源が入ります。しかし、本機は、他社にも多いボタン式の電源スイッチになります。
バッテリーの充電時間は、約3.5時間です。
ダイソンには簡単にバッテリーが外せるモデルがありますが、本機は不採用です。
遠心分離サイクロンは、ゴミの圧縮機能を持たないものです。
ただ、フィルターレスですので、メンテは1箇所のみで済みます。また、吸引力の持続性も担保されます。
本体の収納は、上で「充電ドック付き」と書いた機種のみですが、スティックスタンドが付属します。
ただし、下位機は、これが未付属です。
その代わりに(壁の穴開けが必要な)ウォールドックになります。
清潔性の面では、フィルターやブラシバーが洗える点、ゴミ捨てがホコリにふれずにできる点など、配慮があります。
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以上、ダイソンのDyson Micro SV21の紹介でした。
軽量機として、多くの新機軸が搭載され、ダイソンらしいユニークな製品です。
吸引力は、ハードフロアメインならば問題ないでしょうし、排気へのこだわりもダイソンらしいです。
若干、バッテリー持続時間が短めですが、サブ機としてならば問題ないでしょう。
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【2020年発売】(後継機あり)
【通常製品】
4・ Dyson Micro 1.5kg SV21 FF N
¥26,180 楽天市場 (4/14執筆時)
【エントリー版】(ミニモーターヘッドなし)
5・ Dyson Micro Origin 1.5kg SV21 ENT
¥34,799 楽天市場 (4/14執筆時)
重さ:1500グラム
定格電圧:
吸い込み仕事率: 50W
標準駆動時間:18分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド:モーター式
センサー:
充電時間: 3 時間30分
なお、このシリーズの旧機が残ります。
ただ、新機種よりバッテリー持続時間がやや短めで、モーターヘッド利用時18分です。
あとは、新機種とは付属品部分の違いになります。
付属品は、通常製品の場合、ベッドやソファの掃除に便利なミニモーターヘッドほか、(LEDライトがない)コンビネーション隙間ノズルと、卓上ツールです。
先述のように、ミニモーターヘッドは、新型の毛絡み防止スクリューツールに新機種で更新されたので、その部分で旧型です。
一方、下位機は、新型の場合と同じで、ミニモーターヘッド自体が未付属です。
その上で、全機とも充電ドック(フロアドック)も未装備で、ヘッドの緑色LEDも未装備になります。フィルターもHEPA式を採用する機種はないです。
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結論的にいえば、バッテリー持続時間は大差ないにせよ、付属品の部分で、ヘッドが旧式ヘッドになるのが残念と言えます。
ただ、通常製品の場合、ファブリック用のミニモーターヘッドが付いてやや安めになるので、費用を抑えるという部分ではまだ選択肢にできそうです。
【2021年6月発売】
(上位機)
(卓上ツールあり)
6・ Dyson Omni-glide Complete SV19 OF
¥35,200 楽天市場 (4/14執筆時)
7・ Dyson Omni-glide Complete SV19 OF N
¥32,800 楽天市場 (4/14執筆時)
(卓上ツールなし)
8・ Dyson Omni-glide Complete SV19 OF2
¥36,800 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
(下位機)
9・ Dyson Omni-glide Origin SV19 OF OR
¥30,387 楽天市場 (4/14執筆時)
重さ:1900グラム
定格電圧:
吸い込み仕事率: 50W
標準駆動時間:18分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド:モーター式
センサー:
充電時間: 3 時間30分
ダイソンのOmni-glide SV19は、同社では少し特殊な製品です。
多少重めですが、じゅうたんに対応できないタイプなので、こちらでの紹介となります。
なお、上位機と下位機の違いは、本機の場合も付属品です。
詳しくは後述します。
本体の重さは、1900グラムです。
コードレス掃除機としては、決して重くはないのですが、フローリング向けの製品としては、重いです。
吸引力は、使われるモーターは、Dyson Hyperdymiumモーターです。
Dyson Microと回転数も、サイクロンの気筒数も同じです。
仕事率も50Wですし、基本となるパワー面では、特段の差はないと見て良いでしょう。
掃除機のヘッドは、モーター式です。
一方、構造はかなり特殊で、通常サイズのソフトローラーが前後に2本あります。
それぞれが反対方向に回るため、ホーバークラフトのような浮いているような感覚で利用できます。
押しても引いても、また、横にスライドさせても、全方向に向けられるので、ある意味、モップに近い操作感で使えるので、広めのフローリングの「面の掃除」には、時短効果が期待できます。
ヘッドは、図のような横向き以外に、縦向きにもスティック操作で簡単にできるほか、本体自体を水平にできるので、隙間対応力はわりとあります。
ただ、重さの部分と、普通の掃除機よりヘッドに幅があるので、長細い隙間や、障害物への対応力はイマイチで、多少小回りの効かない部分はあります。
ようするに、相当広いハードフロアを処理する場合に便利な機種で、小回りを重視したい場合は、Dyson Microを買ってね、という製品です。
センサーは、本機も未付属です。
ただ、方式的にもなくてよいでしょう。
バッテリー持続時間は、モーターヘッを利用する場合、最大18分です。
やや短めと言えますが、本機は、バッテリーの着脱が簡単なので、不足に感じたら、バッテリーを買いまして、交換しながら使うことは可能です。
バッテリーの充電時間は、約3.5時間です。
遠心分離サイクロンは、ゴミの圧縮機能を持たないものです。
付属品は、グレードで異なります。
上位機は、EDランプのないコンビネーション隙間ノズルと、ソファやベッド掃除に便利なミニモーターヘッドです。
加えて、「卓上ツール」がつきますが、Amazonで販売があるOmni-glide Complete (SV19 OF2)だけは、これが付属しません。
下位機は、縦置き収納用のフロアドック(上図)が未付属です。
そのかわり、壁に取り付ける収納用ブラケットが付属ですが、壁のネジ開けが必要になります。「卓上ツール」は付属です。
清潔性の面では、本機も、ゴミを触らずにゴミ捨てが可能です。
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以上、ダイソンのDyson Microの紹介でした。
かけ面が広くてフレキシブルなので、フローリングのご自宅で、相当広い空間で、ものがあまり散らかっておらず、細い隙間があまりない空間に向きます。
日本の住宅事情場合、あまり当てはまらない場合が多い点で、先述のように、Dyson Microよりの遅れての発売になった気もします。
そのような場合は、Dyson Microのほうが良いかと思います。
6-2・【軽量】アクアのコードレス掃除機
続いて、アクアのコードレス掃除機を紹介します。
旧三洋電機の白物家電部門由来の会社で、現在はハイアール傘下です。デンキヤでは、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電で、同社の製品は目立ちます。
【2024年発売】
10・AQUA のび〜るスティック AQC-PX2R-W
¥20,002 楽天市場 (4/14執筆時)
重さ:1600グラム
定格電圧:DC 11.1V
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:24分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド:モーター式
センサー:
充電時間: 3時間
AQC-PX2Rは、AQUAのコードレス掃除機です。
旧三洋電機で、現在はハイアール系ですが、開発は独立して日本でやっています。
仕組みは、普通のサイクロン式です。
本体の重さは、1600グラムです。
軽くも重くもないです。
ただ、本機は、愛称(のびーる)の名前の由来でもありますが、延長パイプなしに、本体パイプを伸ばせる工夫があっての重さです。
高所の掃除には結構便利に思います。
吸引力は、仕事率は非開示です。
定格電圧も11.4Vクラスで、パワー自慢ではないです。
フローリング専用でしょう。
掃除機のヘッドは、あまり、詳しい紹介はないです。
ゴミ発見用の緑色のLEDライト(5灯)が強調されるほどです。
ローラーが回るモーター式ですが、自走アシストはない構造です。
稼働時間は、標準運転で24分、強で12分が目安です。
充電は、約3.5時間とされます。
スタンドは、未付属です。
付属品はノズルのみです。
センサーも、未搭載です。
お手入れは、ヘッドも、サイクロン機構も洗えます。
ただ、フィルタレスサイクロンではないので、メンテ性はそこまで良くないです。
静音性は、情報がないです。
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以上、AQUAのAQC-PX2Rの紹介でした。
フローリング専用機で、特にパワー自慢でもない製品です。ただ、一点突破的です、パイプの伸縮ができるのが「売り」です。
高所掃除などに自由に収縮させて使いたい場合、ニーズがあるかもしれません。考えてみれば、昔のキャニスター型はこのような機構がありました。
6-3・【軽量】その他の掃除機の比較
最後にここまで見た以外の各社の製品から、Atlasが目に付いたモデルをまとめてみていきます。
【2024年発売】
11・ツインバード TC-E292W
¥33,455 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
重さ:2000グラム
定格電圧:DC 22.2V
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:25分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド:自走式
センサー:
充電時間: 3-4時間
TC-E292W は、新潟のツインバード工業が販売する製品です。
最近増えてきた「ごみステーション」付き充電台の製品ですが、外観がスッキリしていて良い製品です。
本体の重さは、2000グラムです。
ここは課題で、素材を含めた軽量化処理はあまり重視されない感じがあります。
吸引力は、仕事率は非開示です。
定格電圧で言えば22.2Vなので、じゅうたん用のスペックですが、ヘッド構造からしても、フローリング用です。
掃除機のヘッドは、自走式のソフトローラーです。
ダイソンなどで見た方式の同社版です。毛絡みしにくい工夫、前方向が開放されていて、壁ぎわのゴミが取りやすい仕様です。
LEDライトヘッドがない以外は、近年の掃除機のトレンドは備えますし、掃除もしやすそうです。
稼働時間は、標準運転で25分、強で8分が目安です。
充電は、約4.5時間とされます。
スタンドは、先述のように、充電台に置くと自動でゴミを移す、ごみステーション式です。
2Lの紙パック(TC-KP06)で、1枚で約4ヶ月分とされます。実売で3枚で1500円ほどです。
若干高めかなと思います。
付属品は、隙間ノズルです。
センサーは、未搭載です。
ゴミ量や床質でパワーを調節する自動モードは非搭載です。
お手入れは、ヘッドも、サイクロン機構も洗えます。
ただ、フィルタレスサイクロンではないので、メンテ性はそこまで良くないです。
静音性は、明らかな課題で、利用時に約72dB、ドック吸引時70dBです。
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以上、ツインバード TC-E292W の紹介でした。
スタンド式としては、見映えがが良い製品ですが、重さと静音性に特に課題があります。
自走式とはいえシングルハンドルで、じゅうたんに使えるスペックでもないので、もう少し軽くして欲しかった感じはあります。
【2022年発売】
12・ティネコ Tineco Pure One Air
¥16,800 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
重さ:1480グラム
定格電圧:21.6V
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:20分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド:モーター式
充電時間: 3-4時間
Tineco(ティネコ) Pure One Air は、中国のTinecoが販売するスティック式掃除機です。
日本のロボット掃除機市場でプレゼンスがある同国のエコバックスのグループ企業になります。スティック式でも結構長いこと、日本のネット市場で販売をしている企業でもあります。
本体の重さは、1480グラムです。
超軽量水準ではないですが、軽さは強調できるモデルです。
なお、表示の0.95kgというのは、本体のみの重量です。
ハンディとしての運用も想定されるので、その場合の重さを表示しています。
吸引力は、仕事率は非開示です。PAの表示もないです。
ただ、DC21.6Vと強めの定格電圧である上で、ダイソン同様に、多気筒の2段式サイクロンです。
軽量タイプに限定すると、多気筒型でこの値段というのは「珍しい」です。多気筒型は、ゴミの分離もよいですし、メンテ性の上でもワンポイントです。
掃除機のヘッドは、ハードフロア用ブラシです。
カーペットは非対応です。
自走式ではないですが、吸引に動力を利用するモーターヘッドです。
海外仕様だと、2-in-1ダスティングブラシという名前で、カーペット両用のブラシを装備するモデルもありますが、日本では販売されないようです。
バッテリー持続時間は、最大20分駆動と短いです。
バッテリーの充電時間は、3-4時間です。
本体の収納は、縦置き用の充電スタンドが付属します。ただし、充電プラグ自体は都度、自分で本体に付ける必要はあります。
付属品は、このほか、2in1ブラシノズルと隙間ノズルです。
本体自体は軽いため、ハンディとしてはわりと良さそうです。
センサーは、ゴミ量を検知できるセンサーが付属です。
1回目記事の「選び方の基本」(こちら)に書いたように、むしろ、コードレス機は床面検知センサーのが良い部分があります。ただ、ハードフロア専用ならば、この仕様で、問題ないでしょう。
お手入れは、一方、課題に思えます。
洗えるのはメッシュフィルタ部分のみです。
加えて、スポンジフィルター(プレフィルタ)はまめな洗浄(説明書だと月6回、サイトだと月1)が推奨されます。また、耐用も6ヶ月表示です。排気フィルター(HEPA)も、6ヶ月の耐用です。
静音性は、70dB(あるいは75dB)の表記です。
70dBで静かとされますが、日本的な感覚では、これはうるさい水準でしょう。
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以上、Tineco Pure One Air の紹介でした。
多気筒型サイクロンの軽量機という部分でレアである上で、モーターヘッド・ゴミ量センサーなどしっかりした装備もある機種です。
一方、静音性とお手入れの部分がすこし課題に思えます。とくに、フィルタ類の交換を怠ると吸引力が落ちそうなので、この部分が注意点です。
次回に続く!
コードレス掃除機のおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、軽量なコードレスの掃除機の比較の6回目記事でした。
しかし、記事は、もう少し続きます。
7・おすすめのコードレス掃除機【結論】
=最終的なおすすめ機種の提案
吸引力の強さ ★★★★★
バッテリー量 ★★★★★
掃除機の軽さ ★★★★★
ヘッドの性能 ★★★★★
センサー性能 ★★★★★
ゴミ箱のサイズ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
最終回となる、7回目記事(こちら)は、「結論編」です。
今回紹介した「軽量なコードレス掃除機」をふくめて、コードレス掃除機全機種から予算別・目的別にAtlasのおすすめ機種!を提案しています。
引き続きよろしくお願いします。
結論編は→こちら!