1回目記事からの続きです→こちら
2-1・Razerの無線ゲーミングマウス(続き)
2回目記事では、Razerのワイヤレスマウスのうち、1回目記事で紹介できなかった製品の紹介から入ります。
1・ゲーミングマウスの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:ロジクール
1-3:Razer
2・ゲーミングマウスの比較 (2)
2-1:Razer
2-2:エレコム
3・ゲーミングマウスの比較 (3)
3-1:ASUS
3-2:ロジクール 〈有線〉
4・ゲーミングマウスの比較 (4)
4-1:Razer〈有線〉
4-2:ASUS〈有線〉
4-3-:最終的なおすすめの提案【結論】
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた、ゲーミングマウスの「選び方の基本」に沿いながら、解説していきます。
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なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチな部分を青字で記していきます。

【2026年発売】RZ01-05120200-R3A1
13・Razer Viper V4 Pro RZ01-05630100-R3A1
13・Razer Viper V4 Pro RZ01-05630200-R3A1
¥26,980 Amazon.co.jp (7/6執筆時)
重量:49g(白は50g)
接続:USB無線+有線
解像度: 100-50,000dpi
最大加速:90G
最大スピード:23.6m/秒
センサー:Focus Pro 50K
レポートレート:最大8000Hz
スクロール:前後(光学式)
ボタン数:6
左右クリック:光学式(1億クリック)
付属品:
Razer Viper V4 Proは、Razerのワイヤレスゲーミングマウスです。
軽量タイプとして同社を代表するViperシリーズの最新機です。
サイズは、長さ127.1 × 幅63.9 × 高さ39.9mmです。
全長は12cmを超えるので、フルサイズのゲーミングマウスです。
形状は、右手用の左右対称形状です。被せ持ちにも使えますが、メーカーはつかみ持ちやつまみ持ちに向く形状として説明しています。
重さは、49gと軽量です。
新世代になってさらに軽量化が進みました。
なお、白色は塗装の関係で1g重くなります。

マウスのセンサーは、第3世代のRAZER FOCUS PRO 50K オプティカルセンサーです。
2026年に登場した新世代です。
マウスの解像度は、100-50000dpi(50K)です。
最大加速は、90G、最大スピードは、23.6m/秒です。
発売時点で、同社のマウスでは最高水準のセンサー性能です。
もっとも、各数値は「スペック競争」的な部分もあります。eスポーツ競技を含めて、人間の側がこのレベルの差をどこまで使いこなせるかは、評価が分かれるでしょう。
ただ、機能面で言えば、この高スペックを活かす工夫もあります。

第1に、スマートトラッキングです。
本機は、設置面に合わせてリフトオフディスタンスを自動調整します。
マウスを浮かせて位置を戻す場面で、トラッキングの安定性を高めるための機能です。

第2に、モーションシンクです。
マウス信号をPC側の処理タイミングと同期させ、トラッキングの一貫性(正確さ)を高める機能です。
とくに、本機のFocus Pro 50Kセンサーでは、Frame Syncにより、センサーの読み取り、マウス側のスキャン、USBポーリングの周期をそろえる方向で強化されています。
第3に、非対称カットオフです。
マウスを持ち上げたときに反応を止めるリフトオフディスタンスと、再び置いたときに反応を再開するランディングディスタンスを、個別に設定できます。
マウスを浮かせて位置を戻す操作が多い場合に、意図しないカーソル移動を抑えやすくする機能です。
これらはRazerがインテリジェント機能として説明するセンサー調整機能です。高性能なセンサーを搭載する意義は、DPIや最大速度の数値だけではありません。
解像度精度は、99.8%とされます。
とくに、悪条件でのトラッキング精度自体が上がり(実際やらないにせよ)ガラス面でのトラッキングができます。
この部分の強化は、【ゲーミングディスプレイの比較記事】でみたような、ハイリフレシュレート機を利用している方にはある程度有効です。
ただし、この値は他社は公開しないので、メーカー間での比較はできません。
接続方法は、USB無線方式です。
同社の第2世代HyperSpeed Wirelessに対応します。また、付属ケーブルを使った有線接続でも利用できます。Bluetoothは非対応です。

レポートレートは、最大8000Hz (8Kレポートレート)です。
無線では、同梱の第2世代ワイヤレスドングルを利用します。有線接続時も、最大8000Hzに対応します。

スクロールホイールは、光学式のRazer Optical Scroll Wheelです。
従来の機械式エンコーダではなく、光学式でスクロール入力を検出する方式です。
Razerは、機械式に比べて摩耗に強く、意図しないスクロールや逆スクロールを抑えやすい点を訴求しています。
仕様は24ステップの段階式で、チルトやフリースピンには対応しません。武器切替などで1段ずつ確実に入力するためのホイールです。
また、同社のHyperScroll Pro系のホイールとことなり、テンションやステップの調整はできません。
左右チルトは非対応です。
ボタン数は、6個です。
左右クリック、ホイールクリック、サイドの「進む・戻る」、底面のPower/DPIボタンという構成です。
いずれも、カスタマイズやプログラムに対応します。
左右クリックは、オプティカル式(光学式)です。
第4世代のRazer Optical Mouse Switchesを採用します。
光でクリックを検出する方式で、メカ式クリックに比べてデバウンス遅延を抑えやすいのが利点です。初撃の反応や、クリック入力の安定性を重視する場合は、良い方向性といえます。
従来の第3世代も光学式で、ダブルクリック対策や、デバウンス遅延のなさを特徴としていました。第4世代では、耐久性が9,000万回から1億回に伸びたほか、クリック荷重を軽くし、クリック感もより明確にしたと説明されています。
一方、クリック感や押し戻しの分かりやすさ、連打時の感触については、メカ式クリックにも一定の利点があります。
なお、ロジクールの採用するLIGHTFORCEスイッチは、光学式とメカ式を組み合わせたハイブリッド型です。光学式の応答性を得ながら、メカ式に近いクリック感を残す方式といえます。
一方、Razerの第4世代Optical Mouse Switchesは、クリック検出自体は光学式です。ただし、スイッチ内部の構造やスプリング、クリック荷重を見直すことで、従来よりも明確なクリック感を出す方向に改良されています。
海外レビューでも、クリック感自体は短いストロークで明確、かつメカ式に近い感触として評価される傾向です。ただし、クリック音は、やや大きく、空洞的に響くという指摘もみられます。
電池の持ちは、内蔵バッテリー式で、最大で180時間です。
8Kポーリングレートを利用する場合は、45時間です。
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以上、Viper V4 Pro の紹介でした。
センサー部分のスペックは最高水準で、スクロールやクリック部分についても、耐久性と信頼性を高めた製品といえます。
センサーはオーバースペック気味には思いますし、PCやモニター側の性能も関係します。ただ、初撃スピードが重要なFPSゲームなどでは、スペックが示す数字に由来する安心感はあります。
一方、オプティカル式のクリックとスクロールホイールを採用するため、従来の機械式とは感触が変わります。ただ、第4世代ではクリック感もかなり改善されており、スクロールホイールも段階式ならではの良さは見られます。
プロゲーマー向けの最上位機ではありますが、一般ユーザーでも試してよい水準になったといえます。
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【2024年発売】RZ01-05120200-R3A1
14・Razer Viper V3 Pro RZ01-05120100-R3A1
¥25,529 Amazon.co.jp (7/6執筆時)
(廉価版)1000Hz
15・Razer Viper V3 Pro SE RZ01-04550100-R3A1
¥17,480 Amazon.co.jp (7/6執筆時)
重量:54グラム
接続:USB無線+有線
解像度: 100-35,000dpi
センサー:Focus Pro 35K
最大加速:70G
最大スピード:19.1m/秒
レポートレート:8000Hz
スクロール:前後
ボタン数:6
左右クリック:光学式(9000万)
付属品:
なお、Viper V3 Pro は、1世代前の旧機になります。
サイズは、長さ127.1 × 幅63.9 × 高さ39.9mmです。
重さは、黒が54g、白が55gです。
形状やサイズは、新機種と大きく変わりません。ただし、新機種のViper V4 Proは49gなので、軽量化の面では差があります。

マウスのセンサーは、一方、旧世代です。
第2世代のRAZER FOCUS PRO 35K オプティカルセンサーです。
上表で示したように、解像度、最大加速、最大スピードの部分で新機種に及びません。
もっとも、解像度を含めて「スペック競争」的な部分はあります。この世代でも、実用上は十分以上の性能でしょう。
一方、スマートトラッキング、モーションシンク、非対称カットオフといったセンサー調整機能は、Viper V3 Proにも搭載されていました。ただし、新機種で訴求されるFrame Syncについては、この世代では確認できません。
接続方法は、USB無線方式です。
有線でも利用できますが、8Kポーリングレートは、この世代だとUSB無線のみです。

スクロールホイールは、新機種との違いで、光学式ではありません。
メカ式としても、テンションなどをカスタマイズ可能な同社の上位仕様ではなく、一般的な性能です。
ボタン数は、物理ボタンとしては6個です。
左右クリック、ホイールクリック、親指側の「進む・戻る」ボタン、底面のPower/DPIボタンという構成です。
なお、Razerの公式仕様では、スクロール上下などの操作も含めて「8個のプログラム可能操作」として説明されています。

左右クリックは、この世代もオプティカル式(光学式)です。
第3世代のRazer Optical Mouse Switchesを採用し、耐久性は9000万クリックです。
新機種では第4世代となり、耐久性が1億クリックに伸びたほか、クリック荷重やクリック感の部分にも改良が入りました。そのため、スイッチ部分にも差はあります。
電池の持ちは、内蔵バッテリー式で、最大で95時間です。
8Kポーリングレートを利用する場合は、最大17時間です。
一方、8000Hzポーリングレートには対応します。
常版のViper V3 Proには、8K対応のHyperPollingドングルが同梱されます。
ただし、Viper V4 Proとは異なり、有線接続時の8Kポーリングレートには対応しません。

Razer HyperPolling Wireless Dongle
¥6,000 Amazon.co.jp (7/6執筆時)
廉価版のViper V3 Pro SEは、付属ドングルが1000Hz仕様です。別売のHyperPolling Wireless Dongleを利用すれば、無線接続で最大8000Hzに対応できます。

Viper V3 Pro Sentinels Edition RZ01-05120400-R3M1
¥31,129 Amazon.co.jp (7/6執筆時)
Viper V3 Pro Faker Edition RZ01-05120500-R3M1
¥31,780 Amazon.co.jp (7/6執筆時)

EVANGELION (EVA-02) Edition RZ01-05120900-R3A1
¥29,199 Amazon.co.jp (7/6執筆時)
Counter-Strike 2 Edition RZ01-05120800-R3M1
¥32,499 Amazon.co.jp (7/6執筆時)
なお、現在発売中の限定版も、基本仕様は通常版のViper V3 Proと同じです。
8Kドングルも同梱です。
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結論的にいえば、センサー性能はこの世代でも十分高く、左右クリックも第3世代の光学式なので、基本性能は今でも十分です。
一方、新機種のViper V4 Proはバッテリー、有線8K対応、スクロールホイール、左右クリックなどの世代が更新されています。
とくに大きいのは、スクロールホイール部分です。新機種は光学式スクロールホイールになっており、信頼性や耐久性を重視するなら魅力があります。
価格差が小さいなら、新機種のViper V4 Proを選ぶ意味は大きいでしょう。ただし、1000Hzドングル付属のViper V3 Pro SEは安めです。8Kポーリングレートにこだわらないなら、こちらは、価格面で選択肢にできます。

【2022年発売】
【型番:RZ01-04400100-R3A1】
16・Razer Naga V2 Pro
¥28,800 Amazon.co.jp (7/6執筆時)
重量:117グラム
接続:USB無線+有線+BT
解像度: 200-30,000dpi
最大加速:90G
最大スピード:23.6m/秒
センサー:Focus Pro 50K
レポートレート:8000Hz(要ドングル)
スクロール:前後
ボタン数:最大20
左右クリック:光学式(9000万)
付属品:
Razer Naga V2 Proも、Razerの発売するマウスです。

サイズは、フルサイズです。
長さ119×幅7.5cmです。やや短め形状ですが、幅は広めです。
重さは、117グラムです。

マウスのセンサーは、RAZER FOCUS PRO 30K オプティカルセンサーです。
2022年に登場したものです。
最新世代は、先述の35Kで、先述のように、解像度設定の柔軟度が増しました。
ただ、加速も、スピードも同じなので、センサー部分でさほど差を感じなくても良いでしょう。
センサーまわりでは、本機も、スマートトラッキング、モーションシンク、非対称カットオフにも対応します。

スクロールホイールは、上下左右のチルト対応です。
その上で、本機は、ホイールのカスタマイズ性が高いです。

こちらは、スクロールの際のテンションの強さを100段階でソフトで変更可能なほか、周回のステップ数も8〜96回の範囲で変えられます。
さらに、クリック時のフォースカーブ(上昇・下降)の制御もできるので、フィードバックすら操れるようです(RAZER HYPERSCROLL PRO ホイール)。
プリセットモードもあります。
左右クリックは、本機もオプティカル式です。
耐久性は9000万回です。

ボタン数は、最大20ボタンです。
本機は、サイドプレートが磁石式で、交換可能な仕様で、ゲームジャンルに合わせて最適化できます。

最大の12ボタンとなるテンキー型を利用する場合、総計で20ボタンとなります。
ただし、チルトホイールによる、前後左右の移動も数に入れての数字ですが、それでも、圧倒的に多いです。
接続方法は、この製品もUSB無線方式とBluetoothの併用です。
MMORPGなどの使途もあってのことでしょう。
電池の持ちは、内蔵バッテリー式で最大100時間です。
一方、Bluetoothの場合も150時間ですとさほど伸びません。
スイッチの耐久性は、非開示です。
本機は、光学式ではなく、ロジクール同様のメカ式スイッチ(Razerメカニカルマウススイッチ)です。

Razer HyperPolling Wireless Dongle
¥7,980 Amazon.co.jp (7/6執筆時)
一方、本機も先述のドングルが使えます。
導入する場合、信号を送る頻度が増え、8000Hz ポーリングレートが利用できます。
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以上、Razer Naga V2 Proの紹介でした。
サイドパネルの交換も容易なので、色々ゲームをやる方に向きそうです。
ただ、実際的には、ショートカットが有効に左右するMMO向けとして便利な製品として売れているのだと思います。
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【2022年発売】
【型番:RZ01-03600100-R3A1】
17・Naga V2 HyperSpeed
¥16,500 楽天市場 (7/6執筆時)
重量:95グラム
接続:USB無線+BT
解像度: 200-30,000dpi
最大加速:50G
最大スピード:19.3m/秒
センサー:Focus Pro 30K
レポートレート:1000Hz(1ms)
スクロール:前後
ボタン数:20
左右クリック:光学式(9000万)
付属品:
一方、Naga V2 HyperSpeedはこの形状の下位機です。

こちらは、サイドパネル交換はできません。
サイドは、同じく12ボタンですが、上位機と違い「進む・戻る」もある構成です。
ボタン数は、20なので同じです。
センサーも、Focus Pro 30Kなので同じです。
ただ、加速度の部分を50Gと限って差を付けます。4Kドングルも使えません。
スクロールホイールは、ホイール調整が不可です。
本機は、フリースピンとタクタイルが選択できるだけとなります。
そのほか、左右スイッチが、オプティカルではなくメカ式(6000万耐久)になる点、有線接続に対応しない点がが目立つ違いです。
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結論的にいえば、12ボタンを利用したいだけならば(まあ)こちらでも良いかなと思います。
ただ、型落ちのRazer Naga Proがあり、安いようならば、そちらで良いように思います

【2024年発売】
18・Razer Basilisk V3 Pro 35K〈黒〉
19・Razer Basilisk V3 Pro 35K〈白〉
¥26,980 Amazon.co.jp (7/6執筆時)
黒: RZ01-05240100-R3A1
白: RZ01-05240200-R3A1
解像度: 100-35,000dpi
センサー:Focus Pro 35K
【2022年発売】RZ01-04620100-R3A1
20・Razer Basilisk V3 Pro
¥20,839 Amazon.co.jp (7/6執筆時)
解像度: 100-30,000dpi
センサー:Focus Pro 30K
重量:112グラム
接続:USB無線+有線
最大加速:70G
最大スピード:19.05m/秒
レポートレート:1000Hz(1ms)
スクロール:HYPERSCROLLチルト
ボタン数:11
左右クリック:光学式(9000万)
付属品: Speedflex USB Type-C ケーブル
Razer Basilisk V3 Pro 35Kも、米国のRazerの発売するマウスです。

2024年にセンサーが更新され、新たに 35Kセンサー を搭載しました。
また、設定ソフトも Razer Synapse 4 へ移行しています。従来はマクロやライティング制御などがモジュールごとに分かれていましたが、今回からは統一されたUIとなり、動作も軽快になりました。
さらに、設定はクラウドではなくPC本体に保存できるようになり、オフライン環境でも安心して利用できます。
加えて、マウスの感度(DPI)やポーリングレートなどを直接デバイスに書き込める「ハードウェア構成ツール」も強化され、より簡単に詳細設定が行えるようになっています。
なお、この設定ソフトは現行モデルを中心に幅広いゲーミングマウスに対応しており、このシリーズを含む同社の旧機種でも利用可能です。ただし、機種により、35K DPIや8KHzポーリングなど一部の最新機能は対応機種に限定されます。

サイズは、フルサイズで、130×75.4cmです。
同社を代表する「 Basilisk」形状です。ゲーム操作に特化しながら握りやすいエルゴノミクスデザインです。右利き専用設計となっています。
ほかの「Basilisk」シリーズと同じで、右利き特化型です。
重さは、112グラムです。
iper Ultimate と大きく変わらず「中軽量級」に位置します。
のちほど紹介する有線型モデルとも重量差はほとんどありません。

マウスのセンサーは、 FOCUS Pro 30K オプティカルセンサーです。
2024年に新しい 35Kセンサー が登場し、解像度設定の柔軟性は高まりました。
ただし、最大加速や最大スピードは変わらないため、実際の使用感では大きな差を感じにくいでしょう。もともと軽量性を追求した機種ではないこともあり、後継機に35Kが搭載されても、操作速度そのものが劇的に速くなるわけではありません。
解像度は、200-35000dpiです。
35KはRazerの最上位センサーですが、他社製品ではさらに高い数値を掲げるものもあります。ただし、人間の知覚限界をふまえると、30K以上は「スペック競争」の色合いが強いと言えます。
最大加速は、70G、最大スピードは、19.05m/秒と、こちらも最大スペックです。
センサーまわりでは、本機も、スマートトラッキング、モーションシンク、非対称カットオフからなるインテリジェント機能も備えます。
マウスパッドに合わせた自動調整や、持ち上げ時の検知距離調整ができる点も、上位機らしい部分です。

スクロールホイールは、ギア式です。
回転時にクリック感を伴う「タクタイルサイクリング」と、抵抗を感じない「フリースピン」を選べます。さらに、回転速度に応じて両モードを自動で切り替える「スマートリールモード」にも対応しています(Razer HyperScroll チルトホイール)。
加えて、フリースピン時には回転速度の違いによってスクロール速度を加減速できる「バーチャルアクセラレーション」も搭載されています。類似の仕組みはロジクール製品でも見られますが、本機も同シリーズで採用されています。
Naga系モデルが搭載する「Razer HyperScroll Pro ホイール」とは方向性が異なりますが、こちらも高度な仕組みです。
左右クリックは、本機もメカスイッチではなくオプティカル式(光学式)です。
接続方法は、この製品もUSB無線方式です。
専用ドングルが装備です。有線接続もでき、ケーブルの軟度に配慮がありますが、これは例外的な利用法かと思います。

ボタン数は、総計11個です。
親指サイドに「進む」「戻る」の2ボタンと、その前方に1ボタンを配置します。
上部は左・右クリックに加え、ホイールのミドルクリックと左右チルト、さらにその下部に2ボタンを備えています。
加えて、裏面にプロファイル切替ボタンがあり、合計で11ボタンとなります。
なお、ホイールの前後スクロールはプログラム不可のため、この数には含まれていません。

Razer Mouse Dock Pro
¥12,469 Amazon.co.jp (7/6執筆時)
Razer HyperPolling Wireless Dongle
¥4,990 Amazon.co.jp (7/6執筆時)
電池の持ちは、内蔵バッテリー式で90時間です。
ただし、ライティング機能を使用すると短くなります。充電は Qi方式 に対応しており、純正品だけでなく一般的なQi充電器も使用可能です。
純正ドックを利用した場合は約4時間で満充電が可能です。給電ワット数は非公開ですが、10W程度あれば最速充電が行えると考えられます。
ポーリングレートは、1000Hzです。
ただ、純正ドックかドングルを利用すれば、最大 8,000Hzポーリングレート に対応できます。
スイッチの耐久性は、9000万クリックです。
左右クリック部分のスイッチはもともと高耐久な光学式ですが、従来よりも長めです。
保証は2年です。
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以上、 Razer Basilisk V3 Pro 35Kの紹介でした。
伝統あるシリーズのハイエンドモデルであり、形状面での使いやすさは定評がありつつも、今回は主にセンサーとホイール部分が改良されたと言えます。特にホイールの多機能化は、大き改善点です。
左右スイッチがオプティカル式である点に留意すれば、あとはロジクールなど他社製品とも比較しやすいでしょう。
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なお、このシリーズには、次のような下位機のラインアップもあります。
順番にみておきます。
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【2023年発売】
【型番:RZ01-04870100-R3A】
21・Razer Basilisk V3 X HyperSpeed
¥11,500 楽天市場 (7/6執筆時)
重量:110グラム(電池除く)
接続:USB無線(2.4GHz)+BT
マウス解像度: 200-16000dpi
最大加速:40G
最大スピード:8.9m/秒
センサー:5G 18K オプティカル
レポートレート:1000Hz(1ms)
スクロール:前後
ボタン数:7
左右クリック:メカ式
付属品:
第1に、Razer Basilisk V3 X HyperSpeed です。
Basilisk形状の入門機になります。

サイズは、フルサイズで、130×60cmです。
やや細身の印象ですが、エルゴノミクス形状を採用しています。
重さは、110gです。
使用時は電池込みで130gを超えるため、中軽量級といえるでしょう。

マウスのセンサーは、入門用のRazer 5G光学式センサーです。
マウスの解像度は、200-16000dpi(16K)です。
最大加速は、40G、最大スピードは、8.9m/秒ですので、同社の上位機と較べると落ちます。
接続方法は、USB無線方式です。
加えて Bluetooth にも対応しますが、有線接続には非対応です。
スクロールホイールは、チルト非対応です。

ボタン数は、7個です。
左右クリック、サイドの「進む」「戻る」、ホイールクリック、ホイールの前後スクロールという校正です。
ただし左クリックは固定のため、プログラム可能なのは6ボタンです。
電池の持ちは、単3電池で1本です。
USB接続時で285時間です。Bluetoothの場合450時間です。
PROシリーズではないため、先述した4K対応ドングルなどは利用できません。
スイッチの耐久性は、は公表されていません。
左右ボタンはこの機種については、光学スイッチではなく、昔からのメカニカル式です。
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結論的にいえば、上位機種との間にはセンサーなどの仕様差があります。
ただし、比較的手頃な価格のフルサイズ・ワイヤレスゲーミングマウスとしては「使いやすい」モデルの1つといえるでしょう。
ライバルのロジクール機にこの価格帯のライバルは、ワイヤレスではないので、予算が限られる中で、ゲーミングマウスを探している方には選択肢になるでしょう。
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【2025年発売】
22・Razer Basilisk Mobile RZ01-04310100-R3A1
¥12,998 Amazon.co.jp (7/6執筆時)
重量:76グラム(電池除く)
接続:USB無線(2.4GHz)+BT +有線
マウス解像度: 200-18000dpi
最大加速:35G
最大スピード:8.9m/秒
センサー:5G 18K オプティカル
レポートレート:1000Hz(1ms)
スクロール:4方向 Razer HyperScrol
ボタン数:10
左右クリック:光学式(9000万)
付属品:
第2に、Razer Basilisk V3 X HyperSpeed です。
Basilisk形状のモバイル向けモデルになります。

サイズは、コンパクト型で、111.5×75.9cmです。
重さは、76gです。
バッテリー内蔵式でこの重さなので、かなり軽量です。
マウスのセンサーは、こちらも、入門用のRazer 5G 18K 光学式センサーです。
マウスの解像度は、200-18000dpi(18K)です。
最大加速は、35G、最大スピードは、8.9m/秒です。
先ほどの機種(Razer Basilisk V3 X HyperSpeed )とセンサーは同じですが、加速と解像度は多少落ちます。
接続方法は、USB無線方式です。
加えて Bluetooth と有線接続(USB-C)にも対応です。

スクロールホイールは、ギア式です。
上位のBasilisk V3 Pro同じで、回転時にクリック感を伴う「タクタイルサイクリング」と、抵抗を感じない「フリースピン」を選べます。
左右チルトにも対応しており、4方向のRazer HyperScroll チルトホイールです。
ただし、両モードの切り替えはスイッチ式で、回転角度を検知して自動的に切り替える「スマートリールモード」には対応していません。

ボタン数は、10個です。
左右クリック、ホイール(左右チルトを含む4方向)、ホイールクリック、さらにサイドの親指位置に3個という構成です。
なお、ホイールモード切替用のスイッチはプログラム不可のため、ボタン数には含まれません。
電池の持ちは、USB接続時で105時間です。Bluetoothの場合180時間です。
PROシリーズではないため、先述した4K対応ドングルなどは利用できません。
スイッチの耐久性は、9000万クリックです。
左右ボタンは光学式( 3 世代オプティカルマウススイッチ)です。
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結論的にいえば、製品名の「モバイル」から考えると、普段からBasilisk形状のマウスを愛用しているユーザーが、持ち運んで使うサブ機として想定されたモデルといえるでしょう。
形状やスイッチ、スクロールホイールの仕様も、上位機である Basilisk V3 Pro に近づけられています。
また、新規ユーザー向けに見ると、小型のエルゴノミクス形状であるため、手が小さめの方のかぶせ持ち、あるいは一般的なサイズの手でつかみ持ちをしたい方に向くと考えられます。
一方で軽量モデルではありますが、操作面で「スピード重視」で選ぶ場合は、本機のようなエルゴノミクス形状よりも、よりシンプルな形状を持つ他の製品が適している可能性があります。

【2025年発売】
23・ Razer DeathAdder V4 Pro RZ01-05330100-R3A1
24・ Razer DeathAdder V4 Pro RZ01-05330200-R3A1
¥28,980 Amazon.co.jp (7/6執筆時)
重量:56g(白は57g)
接続:USB無線+有線
解像度: 200-45000dpi
最大加速:85G
最大スピード:22.9m/秒
センサー:Focus Pro 45K (第2世代)
レポートレート:8000Hz
スクロール:前後(光学式)
ボタン数:6
左右クリック:第4世代光学式(1億)
付属品: Speedflex USB Type-C ケーブル
DeathAdder V4 Proも、米国のRazerの発売するマウスです。
DeathAdderシリーズは 軽量で手をかぶせた際のフィット感を重視した形状が特徴です。
有線モデルとして長年人気を保ってきましたが、近年は無線モデルも展開されています。

サイズは、長さ128×幅68×高さ44mmです。
コンパクトマウスというにはやや長めです。
重さは、56gです。
カラーバリエーションは2色で、ホワイトモデルは塗装仕様の違いによりブラックより1g重くなっています。
センサーは、 FOCUS Pro 45K オプティカルセンサーです。
本機は2025年に登場した新世代センサーの日本初搭載モデルです。。

解像度は、200-45000dpiです。
最大加速は、85G、最大スピードは、22.9m/秒です。
先代 Focus Pro 30K より数値がさらに強化されています。
もっとも、人間の「知覚限界」を考えれば、ここまでの数値が必須かどうかは疑問であり、メーカー間の「スペック競争」の色合いが強い部分です。まあ、ユーザーとしては「あっても困ることはない」程度に評価しておけばよいでしょう。
また、本機も スマートトラッキング、モーションシンク、非対称カットオフ など、すでに Basilisk V3 Pro で解説した高度なセンサー機能を備えています。

一方、このセンサー世代から加わるのは「ダイナミック感度」です。
FPSなど低DPIで利用する場面において、手の動きの速度とあらかじめ設定したカーブプロファイルに基づき、激しく振った際には自動的に高感度へ切り替えて、より大きな振り幅を確保する機能です。
スクロールホイールの回転速度によって「低速・高速」を切り替えるハイブリッドスクロールの」光学センサー版」わかりやすいでしょう。実用的な機能といえます。
さらに、マウスを水平にスワイプさせるためにセンサーの出力角度を補正する 「マウス回転ツール」、そしてDPI設定を他のRazerマウスに移行できる 「感度マッチャー」 も新たに搭載されています。
なお、正確に言えば Razer Viper V3 Pro 35K は旧世代センサーですが、この3機能へのアップデート対応が表明されています。
ボタン数は、6ボタンです。
左右クリックとサイドボタン2つとホイールクリックと、裏面のDPIボタンという構成です。
加えて、スクロール上下にも機能を割り当てられるため、実質的には 8入力 を設定可能です。

スクロールホイールは、ギアではなく、光学式です。
Viper V4 Proと仕様は同じで、耐久面で利点がある方式です。
24ステップで、ラチェット感(カリカリ感)があるタイプです。
一方、テンションなどの設定や、高速スクロールは対応できません。

ポーリングレートは、8K(8000Hz)です。
本機の場合、無線ドングルを使う場合ほか、有線でつなげても8Kです。
この仕様は、ロジクールを含めてわりと珍しいです。
電池の持ちは、内蔵バッテリー式で150時間です。
ポーリングレートを8000Hzにする場合は、22時間です。

左右クリックは、オプティカル式(光学式)です。
第4世代(Optical Mouse Switches Gen-4)で、耐久性が1億回とされます。
光学式ながら、タクタイル感があるタイプです。
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以上、DeathAdder V4 Proの紹介でした。
価格はやや高めですが、軽量でシンプルな操作性を求める方に向いた上位モデルです。
一方で Basilisk シリーズのほうがボタン数などの面で機能性は豊富です。このあたりは好みによる部分であり、結局は 重さと機能性のどちらを優先するか という選択になります。
プレイするゲームの種類によっても、適性は変わってくるでしょう。
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なお、DeathAdder 形状も人気なので、下位機や旧モデルががいくつかあります。
順番にみておきます。

【2024年発売】
【型番:RZ01-05140100-R3A1 】
25・Razer DeathAdder V3 HyperSpeed
¥17,280 Amazon.co.jp (7/6執筆時)
重量:55グラム
接続:USB無線+Bluetooth
解像度: 200-26000dpi
最大加速:40G
最大スピード:12.7m/秒
センサー:Focus X 26K
レポートレート:1000Hz(1ms)
スクロール:前後
ボタン数:5
左右クリック:光学式(9000万)
付属品: Speedflex USB Type-C ケーブル
第1に、DeathAdder V3 HyperSpeedです。
DeathAdderシリーズ(形状)の下位機です。
センサーは、1ランク下位のFocus X 26Kです。
そのため、Focus Pro 45Kからの「ダイナミック感度」などの新機能ほか、30K世代の新機能も使えないことになりますう。

重さは、ただ、55gという軽さです。
機能性をを省くことで、操作性を重視した機種とも言えます。
サイズも多少ですが小さめです。中央重心で、ソールの工夫もあり、軽くても追随性を良くするような工夫もありますう。
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結論的にいえば、軽量性の部分が必要な方に向けた方には良い機種の1つでしょう。
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【2021年発売】
【型番:RZ01-04130100-R3A1】
26・ Razer DeathAdder V2 X HyperSpeed
¥6,980 Amazon.co.jp (7/6執筆時)
重量:75グラム(単4×1)
接続:USB無線+Bluetooth
解像度: 400-14000dpi
最大加速:35G
最大スピード:7.62m/秒
センサー:5G 14K オプティカル
レポートレート:1000Hz(1ms)
スクロール:前後
ボタン数:7
左右クリック:メカ式(6000万)
付属品:
第2に、DeathAdder V2 X HyperSpeedです。
1つ上の機種が出るまで、軽さ自慢の機種だったものです。
センサーは、入門用である上で、その旧世代のものです。
、レポートレートを上げるドングルも非対応で、左右クリックも、メカ式(旧第2世代)です。
センサーが他機でみたように、下位グレードになるため、安いのだと考えてください。
先述のように、トランシーバーの部分ほかの対応状況を含めて、値段差の理由はあります。
とはいえ、安いので、今だと入門機の軽めとして、プレゼンスがあります。
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結論的にいえば、「軽い」モデルが欲しいが、反応などは「普通レベル」で良いとうかた向けです。。

【2023年発売】
27・ Razer Cobra Pro RZ01-04660100-R3A1
¥20,750 楽天市場 (7/6執筆時)
重量:70グラム
接続:USB無線+有線+Bluetooth
解像度: 200-30000dpi
最大加速:70G
最大スピード:19.05m/秒
センサー:Focus Pro 30K
レポートレート:8000Hz(要ドングル)
スクロール:前後
ボタン数:8
左右クリック:光学式(9000万)
付属品: Speedflex USB Type-C ケーブル
Cobra Proも、米国のRazerの発売するマウスです。

こちらも、ボタン配置上は右手用ながら、形状としては左右対称に近いデザインです。
「かぶせ持ち」にも「つかみ持ち」にもなじむため、複数の持ち方を使い分けたいユーザーに向いています。
特化型ではしっくりこないと感じる人には、むしろ「レア」な選択肢といえるでしょう。
センサーは、 FOCUS Pro 30K オプティカルセンサーです。
Basilisk V3 Proで説明したように、45Kセンサー、35Kセンサーに次ぐ「第2位」です。
そのため、既に記した、新世代の固有機能(ダイナミック感度など)は対応できません。
ただ、突き詰めて設定した場合を除けば、性能的に問題ないでしょう。
ボタン数は、左右クリック、サイドボタン2つ、センターのDPIアップ・ダウンボタン、スクロールホイールの前後に加えて、ホイールクリックもプログラム可能です。
合計 8ボタン という扱いになります。
スクロールホイールは、ギア式です。
ただし、前後のスクロールができるだけの普通のものです。
左右ボタンは、光学式(第 3 世代オプティカルマウススイッチ)になります。

電池の持ちは、内蔵バッテリー式で100時間です。
1000Hzのレポートレート時の値です。先述のドングルを利用する場合、33時間です。
スイッチの耐久性は、9000万クリックです。
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以上、 Razer Cobra Proの紹介でした。
ややニッチな形状ではありますが、持ち方の柔軟性を重視するユーザーには利便性が高いでしょう。逆に「かぶせ持ち」だけで使う場合、この形状である必然性は薄く、他の軽量モデルのほうが適している場面もあります。
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【2025年発売】
28・ Razer Cobra HyperSpeed RZ01-05570100-R3A1
¥17,080 Amazon.co.jp (7/6執筆時)
重量:62グラム
接続:USB無線+有線+Bluetooth
解像度: 200-26000dpi
最大加速:40G
最大スピード:12.7m/秒
センサー:Focus X 26K
レポートレート:8000Hz(要ドングル)
スクロール:前後
ボタン数:7
左右クリック:第4世代光学式(1億)
付属品: Speedflex USB Type-C ケーブル
なお、 Razer Cobraの下位機といえるのが Razer Cobra HyperSpeedです。
上表のように、加速度ほかのスペックが中級機並になります。
本機も形状は「左右対称」ですが、サイドボタンがある仕様なので、右手用になります。
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結論的にいえば、軽量性と形状を重視し、Cobraデザインを好むユーザー向けの入門モデルといえます。
ただ、上位機に比べて大きな機能差はなく、多少軽い程度なので、選ぶ理由は価格面に限られるでしょう。
2-2・エレコムの無線ゲーミングマウス

つづいて、日本のエレコムのワイヤレスゲーミングマウスです。
低価格帯を中心に昔からマウスを売っている企業ですが、2022年から、ゲーム用マウスを本格的に出しはじめました。

【2025年発売】
29・エレコム V custom VM800 M-VM800BK
29・エレコム V custom VM800 M-VM800WH
¥16,180 Amazon.co.jp (7/6執筆時)
重量:59グラム
30・エレコム V custom VM800L M-VM800LBK
30・エレコム V custom VM800L M-VM800LWH
¥15,440 Amazon.co.jp (7/6執筆時)
重量:64グラム
接続:USB無線(7.25GHz〜9.30GHz)
マウス解像度: 100-30000dpi
最大加速:50G
最大スピード:19.1m/秒
センサー:PixArt PAW3395DM + Dsensor
レポートレート:8000Hz(0.125ms)
スクロール:前後
ボタン数:6
左右クリック:光学式
付属品:グリップシート
M-VM800シリーズは、エレコムの発売するワイヤレスゲーミングマウスです。
「ELECOM GAMING V custom」という同社ゲーム用ブランドの構成製品の1つになります。
サイズは、2種類から選べます。
標準モデルは、幅66x高さ41x奥行122mm、大きめモデルは、幅70x高さ43x奥行130mmです。
いずれもフルサイズですが、後者はとくに大きめでしょう。あって良いモデルに思います。

重さは、大きい方でも64グラムです。
軽さは強調できます。「かぶせ持ちとつかみ持ち」に最適化された「ハーフエルゴ形状」との宣伝です。
センサーは、PixArt(原相科技)の30Kセンサーです(PAW3950)。
一方、最大加速50G、最大スピードは19.1m/秒です。
これ以上の性能のモデルはロジクールなどからもでますが、実用面で十分な水準です。

接続方法は、一方、個性があります。
本機のUSB無線ドングルは、ポーリングレートが8K対応である上で、UWB(ウルトラワイドバンド)方式だからです(超広帯域無線通信)。マウスだと珍しく、同社によると史上初とのことです。
一般的なドングルは、無線LANと同じ2.4GHz帯を利用します。本機の場合、UWB(7.25–9.30GHz)帯を利用します。電子レンジほか、Bluetoothなどとの電波干渉も少なく、通信が安定的です。
一方、電波の到達距離や障害物には弱いため、操作するマウスの近くに設置したほうが良いのが注意点です。
加えて、周波数帯は各国で開放されている領域が変わります。米国ならおそらく範囲内ですが、EU圏だとやや外れ気味になります。最も、認証面の問題もあるので、エレコムも「国内線用」として出している感じでしょう。
電池の持ちは、最大で100時間です。
ただし、LEDイルミを利用する場合、短くなります。
スクロールホイールは、特に工夫は見られません。
ボタン数は、6ボタンです。
サイドには「進む・戻る」ボタンが2つと、あとは、左右クリックとホイールクリック、そして、裏面のプログラムボタンです。
すべてカスタマイズ(プログラム)可能ですが、実用的に自由に使えるボタンはさほど多くない構成です。まあ、ここは要不要です。
このほか、センサー軸の調整と、リフトオフ距離の設定も他社同様に対応できます。

左右クリックは、公式に記載はないですが、オプティカル(光学式)です。
旧機は「Mag-Infinity 光学式スイッチ」という名前でしたが、部品自体は換えているかもしれません。
ボタンの耐久性は、非開示です。
保証は、2年間です。
同社の周辺機器は1年の場合が大半ですが、こちらは長いです。
そのほか、専用のグリップシートが付属です。
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以上、エレコムのM-VM800シリーズの紹介でした。
通信安定性の部分が他社に比べての個性です。もっとも、特性上、先述のように、デスクトップPCなどの場合、USBポートからケーブルでマウス近くにドングルを延ばして、近くで運用するべき製品に思います。
それ以外の部分は、そこまでの個性はないですが、この形状でやや大きめのLサイズは、わりと珍しい展開かなと思います。
次回に続く!
ゲーミングマウスのおすすめは結論的にこれ!
というわけで、今回は、無線ゲーミングマウスの比較の2回目記事でした。
しかし、記事はまだまだ「続き」ます。

3・ゲーミングマウスの比較 (3)
3-1:ASUS
3-2:ロジクール 〈有線〉
4・ゲーミングマウスの比較 (4)
4-1:Razer〈有線〉
4-2:ASUS〈有線〉
4-3-:最終的なおすすめの提案【結論】
次回の3回目記事(こちら)では、AUSUの無線ゲーミングマウスをみたあと、ロジクールの有線のゲーミングマウスをみていきます。
正確性 ★★★★★
疲れにくさ ★★★★★
ホイール回転 ★★★★★
解像度の調整 ★★★★★
ボタン数 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最後の「結論編」(こちら)では、上表のような観点から、予算別・目的別に「最もオススメできるマウス」を提案していきます。
引き続きよろしくお願いします。
3回目記事は→こちら
