Top オーディオ製品 比較2023' 完全ワイヤレスイヤホン99機の性能とおすすめ・選び方 (5)

2023年11月03日

比較2023' 完全ワイヤレスイヤホン99機の性能とおすすめ・選び方 (5)

1回目記事からの続きです→こちら

今回のお題
完全ワイヤレスイヤホンのおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 今回は、2023年11月現在、最新の、左右独立した完全ワイヤレスイヤホンの比較の5回目記事です。

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1・完全ワイヤレスイヤホンの比較(1)
 1-1:選び方の基本の解説【導入】
 1-2:アップル〈米国〉
 1-3:ソニー〈日本〉
2・完全ワイヤレスイヤホンの比較(2)
 2-1:BOSE〈米国〉
 2-2:パナソニック〈日本〉
 2-3:JVC〈日本〉  
3・完全ワイヤレスイヤホンの比較(3)
 3-1:JBL〈米国〉
 3-2:ANKER 〈米国〉
4・完全ワイヤレスイヤホンの比較(4)
 4-1:Beats〈米国〉
 4-2:SHURE〈米国〉
 4-3:Bang&Olufsen〈北欧〉
 4-4:Jabra 〈北欧〉
 4-5:Noble Audio〈米国〉
5・完全ワイヤレスイヤホンの比較(5)
 5-1:ヤマハ〈日本〉
 5-2:AVIOT〈日本〉
 5-3:Final ag 〈日本〉
6・完全ワイヤレスイヤホンの比較(6)

 6-1:Amazon 〈米国〉
 6-2:Google 〈米国〉
 6-3:ゼンハイザー〈ドイツ〉
 6-4:DENON〈日本〉
7・完全ワイヤレスイヤホンの比較 (7)
 7-1:オーディオテクニカ〈日本〉
 7-2:他のブランド 〈各国〉
8・完全ワイヤレスイヤホンの比較 (8)
 =予算別・目的別のおすすめの提案【結論】

 今回の5回目記事は、日本の老舗音響メーカーのヤマハほか、AVIOTなど日本の新興メーカーほかの製品をみます。

 気軽に試せると言える1万円以下の製品が多いです。

5-1・YAMAHAのイヤホン

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 はじめに、日本のヤマハが販売する製品です。

 比較的展開数を抑えていましたが、2022年に「ハイグレード」と呼べる機種が登場し、ラインナップは充実してきました。

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 なお、今回も、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチだと思う部分を青字で書きます。


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 【2022年発売】

 68・ ヤマハ TW-E7B
  ¥18,902 楽天市場 (7/22執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC AAC Apt-X Adapt
連続再生時間:6時間
ドライバー:10mm
マイク:搭載
ノイキャン:Wマイク
防水性能:IPX5
重さ:7.3g×2

 TTW-E7Bは、日本のヤマハが販売する完全ワイヤレスイヤホンの最上位機です。

 本体色は、ブラック:TW-E7B(B) ・ベージュ:TW-E7B(C)・ダークブルー:TW-E7B(AD) ・ホワイト:TW-E7B(W) の、4色展開です。

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 重量は、片側につき、7.3gです。

 耳をほぼ被うサイズですが、音質を重視するハイエンド機の場合、この部分は妥協する必要があります。

 とはいえ、価格的にライバルと言えるソニーのハイエンド(F-1000XM4)と同じ重さで収めていますし、ずっしり重いわけではでないですし、形状的な配慮もあります。

 イヤーピースは、5サイズが同梱です。

 特段工夫が見られるものではないですし、多めの付属で親切です。

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 ドライバーは、10mmです。

 他社にはより大きいものを採用する機種がありますが、このサイズならば、基本的に十分、低音域が楽しめます。

 振動板の素材は不明です。同社は硬質のPEEK素材を採用する例が多いですが、本機は違うかもしれません。

 音抜けをよくするためにベント(孔)がドライバーの前後にあります。

 他社でも説明しましたが、この構造だと完璧な音漏れ防止は無理なので、通常音量で聞くと、静かな車内(エンジン停止したバス、停車中の空いた電車)では、音が後ろの席の人に届く場合はありえます。

 音質面は、 同社のスピーカーにも使われる「TRUE SOUND」が1つのキーワードです。

 味付け少なめの「ピュアでクリアな音質」を追求する方向性です。完全ワイヤレスイヤホンながら、試聴すると、確かに「ヤマハの味」を感じられます。

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 音質のパーソナライズは、リスニングケア(アドバンスド)機能が搭載です。

 若干他社とニュアンスが違いますが、イコライザの部分で、人間の聴覚特性に合わせて音のバランスを調整し、各帯域の音の爆音を防ぎ、聴覚保護をするというものです。

 ヤマハ機ではお馴染みのものですが「アドバンスド」なので、周囲の騒音も総合的に判断して、音質の犠牲を最小限に調整してくれます。

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 加えて、リスニングオプティマイザーとして、マイクを使いつつ、リアルタイムで、装着状況や、耳穴の内部の聞こえをマイクを通して解析し、実際の音源との差に基づき、音質を調整する機能が付きます。

 Appleの「アダプティブイコライゼーション」機能に相当する機能で、(耳のケアではなく)音質アップのための機能です。

 リアルタイムで、音質アップのための特定の周波数特性の調整に言及があるのは、Appleを除けばヤマハだけかと思います。

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 ノイズ対策は、Wマイク式のノイキャン機能を搭載です。

 ヤマハでははじめてですが、他社も使うクアルコムのSocのようです。

 耳側にもマイクがあり、音楽成分とノイズ成分を切り分けてキャンセルをします。この値段ならば、Wマイク式であることは当然ですが、評価できます。

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 Bluetoothコーデックは、SBC・AAC・Apt-Xのほか、ハイレゾ転送が可能になな可変ビットレートのaptX Adaptiveにも対応です。

 ただ、「ハイレゾ対応」のマークは出していません。ヤマハ機はDAC部分でハイレゾに対応ができないからです。

 一方、本機は低遅延の「ゲーミングモード」を搭載します。おそらく、このコーデックほか、(未対応の場合)SBCで遅延を遅くする処理が取られるのだと思います。

 立体音響は、未フォローです。

 接続安定性の面では、Bluetooth5.2に対応します。

 連続再生時間は、最大6時間です。

 書き方が不明瞭ですが、おそらくノイズキャンセルオフ時の時間です。あまり長いとも言えないでしょう。

 ケースは、フル充電約3回弱(16時間))の充電量です。

 防水性は、IPX5等級です。

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 マイクは、こちらも搭載です。

 クアルコムのSocなので、(通話時のマイクの)ノイズリダクションは可能です。

 MEMSマイクですし、この部分は、高機能ではないにしても問題ない仕様です。

 そのほか、外音取り込み(アンビエントサウンドモード)も搭載です。

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 以上、ヤマハ TW-E7B の紹介でした。

 大きめでも音質を重視したい場合で、10mm以上のドライバーが欲しい場合、パナソニックの最上位機と共に選択肢になると思います。

 傾向として味付けの少ないヤマハ的な音質傾向が好きな方は良いかと思います。その他の部分もだいたい平均点以上で、短時間ながら聴いた時の印象も良好です。

 ただ、先述のように、ベント孔から音が漏れやすくは感じたので(極めて静粛性が求められる)場所では使いにくい部分は感じます。

 自宅などで集中したい際などに使うには全く問題なく、よいものです。


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 【2021年発売】

 69・ ヤマハ TW-E5B
  ¥11,210 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC AAC Apt-X Adapt
連続再生時間:6時間
ドライバー:7mm
マイク:搭載
ノイキャン:
防水性能:IPX5
重さ:6.5g×2

 TW-E5B は、日本のヤマハが販売する完全ワイヤレスイヤホンの中級機です。

 本体色は、グレー(TW-E5B(H) )・ブラック(TW-E5B(B))ほか、4色展開です。

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 重量は、片側につき、6.5gです。

 オーバル形状でスッキリ見えるとはいえ、ドライバサイズに比して、あまり軽いとは言えません。

 イヤーピースは、4サイズが同梱です。

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 ドライバーは、7mmです。

 オーバル型の本体形状が奏功し、平均値より少し大きめです。

 振動板は、硬質のPEEK素材を採用した上で、ユニットを同軸(統一直線)で配置します。

 音質面では、上位機と同じく「TRUE SOUND」がキーワードで、味付け少なめの「ピュアでクリアな音質」です。

 人間の聴覚特性に合わせて音のバランスを調整する「リスニングケア」機能も搭載です。

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 Bluetoothコーデックは、上位機と同じ構成です。

 SBC・AAC・Apt-Xのほか、先述のaptX Adaptiveに対応です。

 接続安定性の面では、Bluetooth5.2に対応します。

 ノイズ対策は、一方、ノイキャン機能が非搭載です。

 パッシブな遮音性はありますが、物足りなさはあります。

 連続再生時間は、6時間です。

 ケースは、3回分の充電量です。

 防水性は、IPX5等級です。

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 マイクは、こちらも搭載です。

 クアルコムのSocなので、(通話時のマイクの)ノイズリダクションは可能です。

 MEMSマイクですし、この部分は、高機能ではないにしても問題ない仕様です。

 外音取込機能(アンビエントサウンド)・ゲーミングモード(低遅延)も搭載です。

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 以上、ヤマハ TW-E5B の紹介でした。

 ノイズキャンセル搭載でないことを考えると、バッテリー容量は少なめで、本体も重めに思えます。

 しかし、うるさくない場所で試聴すると「ヤマハの音」は楽しめます。この点で、同社の音の傾向が好きな方には、本機も選択肢になるでしょう。

 ノイキャン機能なしでこの値段というのは、海外勢と比べると訴求力を欠く感じはします。ただ、先述のように「リスニングケア」などの独自技術や、しっかりと、自社の哲学に沿ったチューニングはなされるので、総合的には負けてないですし、あって良い製品でしょう。

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 【2022年発売】

 70・ ヤマハ TW-E3C
   ¥6,034 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

 【2020年発売】

 70・ ヤマハ TW-E3B
   ¥4,126 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC AAC Apt-X Adptive
連続再生時間:6時間
ドライバー:6mm
マイク:搭載
ノイキャン:
防水性能:IPX6
重さ:5g×2

 このほか、TW-E3Cという下位機種もあります。

 ただ、こちらについては、ヤマハの魅力であるドライバ周りの工夫がないので、同社の製品から選ぶとしても、上位機が良いでしょう。

 なお、TW-E3Bはその旧機種ですが、コーデックがAptXまでとなるほか、外音取込とゲーミングモードに非対応です。

5-2・AVIOTのイヤホン

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 続いて、日本のAVIOT(プレシードジャパン)が販売する製品です。

 日本の新興ブランドで、「クラシックから最新のアニソンまで」日本の音を知り尽くした技術者が作っているという触れ込みで、主にネットで人気です。

 ブランド運営会社は、バリュートレードという日本のオーディオ輸入業者で、先述のERATOの輸入にかかわったこともある企業です。


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 【2021年発売】

 71・AVIOT TE-BD21j-ltd
  ¥17,800 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

再生周波数帯域:
コーデック:SBC AAC Apt-X adpt
連続再生時間:9.5時間
ドライバー:BA×2+8mm
マイク: 搭載
ノイキャン:
防水性能:IPX4
重さ:5.7g×2

 TE-BD21j-ltd は、 プレシードジャパンがAVIOTブランドから発売する製品です。同社の上位機です。

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 重量は、5.2gです。

 わりと軽量です。

 本体色は、通常版については、ドーンブルー( AVIOT TE-BD21j-ltd-B)・ローズゴールド(AAVIOT TE-BD21j-ltd-GL )から選べます。

 イヤーピースは、3サイズ付属です。

 通常のイヤーピースのほか、低反発素材を使うフォームイヤーピースがそれぞれのサイズで付属します。

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 ドライバーは、注目に値します。

 なぜなら、複合的なハイブリッド・トリプルドライバー仕様を採るからです。

 バランスドアマチュア型を利用した多ユニット機は、従来的に「SONYの得意分野」で、最近はANKERなども出しましたが、完全ワイヤレスでは、AVIOTが先行しました。

 8mmのダイナミック型ドライバー(高密度パルプ振動板)1機と、バランスドアマチュア型小型ドライバー2機が組み合わされ、低音域と高音域を分担する仕様です。

 こうした複合構成は、調整が難しいといわれます。

 聞く前は低音域と高音域が強調される「ジャパニーズサウンド」かと思いましたが、わりと中音域に寄った構成でした。

 ただ、イコライザーをいじると、やはり、BA+ダイナミック型らしい音になったので、そちらが本質かと思います。

 好き嫌いはあるでしょうが、(普通のイヤホンで)BA型を愛用していた方には良いでしょう。

 音質のパーソナライズは、一方、機能としてないです。

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 Bluetoothコーデックは、一方、SBC AACのほか、Apt-Xをフォローします。

 その上で、最近登場した、可変ビットレートで低遅延のaptX Adaptiveにも対応します。

 立体音響は、一方、独自の対応情報については未記載です。

 通信安定性の面では、Bluetooth5.2であり、期待できます。

 ノイズ対策については、この機種も、ノンズキャンセラは非搭載です。

 カタログの「パッシブノイズアイソレーション」とは、先述のフォームイヤーピースを利用した場合の、アナログな遮音性のことです。

 その場合、マイクを利用した外音取り込みモードで、外音も取り込めます。

 連続再生時間は、最大で9.5時間となります。

 長めですが、aptX以上のコーデックを利用する場合は、6時間前後です。

 防水性は、日常防水(IPX4等級)です。

 マイクは、こちらも搭載です。

 外音取り込みモードも搭載です。

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 以上、AVIOTTE-BD21j-ltd の紹介でした。

 多ユニット化は、スピード感の向上のほか、高音域の充実を図る効果が期待できます。

 また、今回(条件は厳しいながら)ハイレゾに対応できたので、トリプルドライバーを採用する価値はより高まったかと思います

 音の担当を複数のドライバで分担するため、この方式は不自然な音の継ぎ目が発生しやすいという部分がありますが、数世代を経たこともあり、音質は(ドンシャリ系として)悪くなかったです。

 ただ、ハイレゾ音源に興味がない場合は、あえて複数のドライバーを搭載したものを選ばなくても良いかと思うので、一般向けと言えない部分はあります。


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 【2023年発売】

 72・AVIOT TE-Z1PNK
  ¥35,640 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

再生周波数帯域:
コーデック:SBC AAC LDAC
連続再生時間:7時間
ドライバー:10mm+平面磁気駆動TW
マイク: 搭載
ノイキャン:Wマイク式
防水性能:IPX4
重さ:

 T TE-Z1PNK は、 プレシードジャパンがAVIOTブランドから発売する製品です。同社のフラッグシップです。

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 重量は、非開示です。

 ユーザーレビューだと7g前後のようです。

 イヤーピースは、充実します。

 シリコン製が4サイズと、ウレタン系が2サイズです。

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 ドライバーは、ただ、注目に値します。

 2WAY式ですが、BAではなく一体型コアキシャル2WAYドライバー(同軸ドライバー)だからです。

 6mmほどの平面磁気駆動型トゥイーターを採用し、10mmのドライバーと組み合わせ、できるだけ近づけることで、物理的に位相差を解決しようという方向性です。

 なお、形状はだいぶ違いますが、平面磁気駆動型とのコンビはHUAWEIが少し先行して出していました。あとで見ます。

 音質のパーソナライズは、一方、機能としてないです。

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 Bluetoothコーデックは、一方、SBC AACのほか、ハイレゾはLDACをフォローします。

 ソニー系です。

 立体音響は、一方、独自の対応情報については未記載です。

 通信安定性の面では、Bluetooth5.2であり、期待できます。

 ノイズ対策は、Wマイク式を搭載です。

 パッシブ式のノイズキャンセラとのバランスをとりつつの独自チューンということです。

 Soc自体は外部調達です。

 連続再生時間は、最大7時間となります。

 LDACは電池を「食べやすい」のでもう少し短いでしょう。

 バッテリーケースは、最大18時間分の充電量です。

 防水性は、日常防水(IPX4等級)です。

 マイクは、こちらも搭載です。

 外音取り込みモードも搭載です。最近他社もキーワードにする「AI技術を利用したアルゴ」で、通話品質を高める工夫もあります。

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 以上、AVIOTAVIOT TE-Z1PNK の紹介でした。

 見た感じ、見かけも不格好ではないので重さは不明ながら、音質を重視する使い方ならば良い選択肢の1つに思えます。

 仕事をしながら長時間聴くような使い方では向かなそうですが、そういった「スタンダード」は大手には敵わないわけで、一芸を延ばすしていのは良いことでしょう。

 実際、ドライバーの工夫は面白いですし、ハイレゾ再生に対応できるので、個人的は、結構「試したい」と思いました。


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 【2022年発売】

 73・AVIOT TE-J1
  ¥18,380 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

 【2022年発売】

 73・AVIOT TE-J1-AiNA
  ¥23,364 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

再生周波数帯域:
コーデック:SBC AAC LDAC
連続再生時間:9時間
ドライバー:BA×1+10mm
マイク: 搭載
ノイキャン:Wマイク式
防水性能:IPX4
重さ:6g×2

 AVIOT TE-J1も、 プレシードジャパンがAVIOTブランドから発売する製品です。

 同社の上位機で、2番目に上位と言える位置づけです。

 2023年に「BiSHのアイナ・ジ・エンドさん」タイアップモデルがでます。ピエール中野さんと同じで、本人のチューンです。

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 重量は、6gです。

 最近はこのくらいの重さが上限になりつつあります。

 同社の製品らしく、スッキリしていて、ファッション性が高いです。

 本体色は、ホワイト(AVIOT TE-J1-WH)・ブラック(AVIOT TE-J1-BK)・ネイビー(AVIOT TE-J1-NB)・カーキ(AVIOT TE-J1-KH)という構成です。

 イヤーピースは、3サイズ付属です。

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 音質面は、アドバンスド・ハイブリッド・ドライバーという名称です。

 低音域を担当する10mmダイナミック型1基と、中音域・高音域を担当するBAドライバー1基という構成です。

 上位機と比べるとBAの数が1基少なくなります。多ければ良いは必ずしも言えませんが、値段には反映します。

 一方、この構成でも、ハイレゾ対応は表明します。ただし、周波数帯域は未開示です。

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 Bluetoothコーデックは、一方SBC AAC LDACという構成です。

 LDACを採用することで、ハイレゾに対応させます。

 通信安定性の面では、Bluetooth 5.2であり、期待できます。

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 ノイズ対策は、本機は、ノイキャンを搭載です。

 ハイブリッドアクティブノイズキャンセリングという名前ですが、Wマイク式でしょう。

 汎用チップを利用するため、ソニーやBOSEと違い、ノイキャンに関わる上位技術は未採用ですが、同社は、イヤーピースによるパッシブな遮音にはこだわりがあるようです。

 外音取り込みは、対応です。

 ただし、マイクを通じて外音を取り込むヒアスルーについては、言及がないです。

 連続再生時間は、最大で9時間です。

 ただ、LDACを使う場合、短くなるでしょう。

 充電ケースは、19時間分のバッテリーを持ちます。

 防水性は、日常防水(IPX4等級)です。

 マイクは、搭載です(MEMマイク)。

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 以上、AVIOTAVIOT TE-J1の紹介でした。

 同社の製品で、ノイキャンに対応するものでは最上位ですので、その部分を抑えたい場合は本機でしょう。

 本体も小型でデザイン性もよいので、その部分で人気が出そうです。音の部分も、BA併用で、大手にはない工夫があるので、この部分の個性も含めて楽しめそうです。

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 【2022年発売】

 74・AVIOT TE-BD11tR
  ¥12,000 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

再生周波数帯域:
コーデック:SBC AAC
連続再生時間:18時間
ドライバー:BA×1+10mm
マイク: 搭載
ノイキャン:Wマイク式
防水性能:IPX4
重さ:6g×2

 一方、本機と同時に出たTE-BD11tRは、同じドライバー構成、同じノイキャンですが、性質が異なる製品です。

 本体色は、ディープブラック(TE-BD11tR-BK)・ドーンブルー(TE-BD11tR-BL )・ダークルージュ(TE-BD11tR-RD)・ポーラーホワイト(TE-BD11tR-WH)です。

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 正確には、BAの種類とドライバー配置が異なり、本機は「重低音」を強調する仕様になります。

 ULTRA DEEP BASSという名前ですが、SONYやANKERほかのように、ソフト・ハード的に低音域を高めるような工夫がある機種です。

 その部分、ハイレゾ対応しないくて良い部分で、バッテリーが18時間と長持ちになります。

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 一方、本機は仕様書に重さが未記載ですので、おそらく、現行機の標準よりかなり重く大きいのではと思われます。

 一度試着した方が良いかと思います。本機も、Wマイク式のノイキャンです。


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 【2022年発売】

 【2マイク式ノイキャン】

 75・AVIOT TE-D01v
   ¥10,791 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

 【1マイク式ノイキャン】

 75・AVIOT TE-D01q2
   ¥6,831 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

再生周波数帯域:
コーデック:SBC AAC
連続再生時間:18時間
ドライバー:10mm
マイク:搭載
ノイキャン:Wマイク式
防水性能:IPX4
重さ:6.3g×2

 TE-D01vは、AVIOTが販売する、完全独立型のワイヤレスイヤホンの中級機です。

 なお、TE-D01q2は、同じドライバサイズですが、ノイキャンが1マイク式となる下位機種です。

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 結論的にいえば、値段差はあるものの、従来機は、少し重めでバランスがあまりよくなかった部分を含めて、これらから選ぶならば、やはり新しいTE-D01vでしょう。

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 重量は、6.3gです。

 このシリーズの下位機種より軽量化されました。

 ユニット自体はさほど小さめではないですし、超軽量でもないですが、平均値に収まります。

 本体色は、ブラック(TE-D01v-BK)ほか、ネイビー(TE-D01v-NV)・アイスグリーン(TE-D01v-GR)・ホワイト(TE-D01v-WH)など6色構成です。

 イヤーピースは、3サイズです。

 ドライバーは、10mmです。

 過度に小型化していないのは、ドライバサイズをキープしたかったからでしょう。

 素材は、このシリーズの旧機種はグラフェン素材でしたが、今回は表示がないです。

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 Bluetoothコーデックは、SBC・AACに対応します。

 接続安定性の面でも、Bluetooth5.2に対応しています。

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 ノイズ対策は、先述のように、上位機だけWマイク式のハイブリッドです。

 おそらく、クアルコムの上位のSocで、他社も使われるものでしょう。

 下位機種の TE-D01q2は、1マイク式です。

 連続再生時間は、最大18時間という表記です。

 ただ、ノイキャンON時とは書いていないため、ONにした場合は、平均的に言えば、2-3割短くなると言えます。

 それでも短くはないです。

 バッテリーケースは、約3回分フル充電可能という計算です。

 マイクは、搭載です。

 ノイキャン用のマイクとは別に、左右に通話用マイク(MEMSマイク)を装備します。

 ビームフォーミングの記載はないですが、外音取り込みモードは搭載します。

 また、片耳でも利用できる仕様で、マルチポイント対応なので、スマホとPCなど、2箇所とリンクさせて、待ち受けも可能です。

 防水性は、IPX4等級なので、日常生活防水レベルです。

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 以上、AVIOTTE-D01vの紹介でした。

 Wマイク式のノイズキャンセルに対応した、国内企業の格安機とい部分でプレゼンスがあります。

 静粛性の部分ににこだわった機種としては比較的価格も安いので、その部分で人気があると言えると思います。

 見かけが多少大きめですが、その部分に問題がないなら、アンダー1万円の海外製と十分以上に張り合えています。

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 このほか、AVIOTは、ミドルクラスのイヤホンを多く出しています。

 ざっくりですが、順番にみておきます。

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 【2022年発売】

 【2マイク式ノイキャン】

 76・AVIOT TE-Q3
   ¥10,791 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

再生周波数帯域:
コーデック:SBC AAC
連続再生時間:11.5時間
ドライバー:10mm
マイク:搭載
ノイキャン:1マイク式
防水性能:IPX4相当
重さ:4.2g×2

 第1に、AVIOT TE-Q3です。

 同じく、10mmのドライバーを採用する機種です。

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 重さは、4.2gと軽く、形状も小粒です。

 その上で、充電ケースも小型(45×45×26.7cm)にしたという、ミニマムな製品になります。

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 バッテリーは、イヤホン単体で11.5時間、ケースも42時間です。

 十分ですが、ノイキャン利用時の時間かは不明です。外音取り込みは対応します。

 Bluetoothコーデックは、SBC・AACに対応します。

 このほか、低遅延のゲーミングモードを搭載します。SBC転送で、一定の処理を飛ばす方法かと思います。

 ノイキャンは、ただし、1マイク式です。

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 結論的にいえば、先ほどの機種より「小粒」ですし、その部分と、携帯性の良さを評価したい場合、候補に出来そうです。

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 【2022年発売】

 77・AVIOT Openpiece M TE-M1
  ¥10,680 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

再生周波数帯域:
コーデック:SBC AAC
連続再生時間:10.5時間
ドライバー:10mm
マイク: 搭載
ノイキャン:
防水性能:IPX5
重さ:4.6g×2

 第2に、TE-S1です。

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 こちらも10mmのドライバーで、大きなウイングチップが付いている製品です。

 しかし、他社にもありましたが、密閉型(カナル)ではなく、耳を塞がない開放型です。

 音が(だだっと)漏れることを前提に、長時間疲れずに使いたい、例えば、自宅でのテレワークなどに使うものです。

 外音はそのまま聞こえるので、家事をしながらのようなシーンも想定できます。

 一方、「音漏れ抑制モード」がありますが、限界はあるでしょうし、音質と両立は難しいです。

 そもそも、図書館はもちろん、知らない人が多くいる場所でで使うような機種ではないという点に注意してください。

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 78・AVIOT Openpiece S TE-S1
  ¥8,910 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

再生周波数帯域:
コーデック:SBC AAC
連続再生時間:8時間
ドライバー:10mm
マイク: 搭載
ノイキャン:
防水性能:IPX5
重さ:4.2g×2

 第3に、TE-S1です。

 また、こちらも、開放型です。

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 イヤーウイングを使う点は同じですが、「完全開放型」とでも言う仕様で、圧迫感をより緩めた感じになります。

 テレワーク時代には、「あって良い製品」だと思います。、SONYが最近注目しだしてから、各社とも出しはじめました。

 ただ、先ほどの機種もそうですが、この手のタイプは、図書館はもちろん、電車で利用すると(停車時でなくても)確実に、隣席や後席のひとに「嫌がられる」ので、実際は使えません。

 これは他社機にも言えますが、「音漏れ抑制モード」があるから、外でもどこでも、普通に使えるというわけではない点、注意してください。Atlasの隣席だったら、(おそらく)確実にAtlasは「肩を叩き」ます。

5-3・Final AGのイヤホン

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 続いて、日本のfinalが展開する格安な完全独立型のワイヤレスイヤホンです。

 ag(エージー)ブランドが有名ですが、Final名義でも出します。

 2019年からこの分野に参入ですが、自社工場を持ち、独自開発もできる企業です。

 もともとは、他社へのイヤホンのOEMをしていて、その技術を活かした自社製品を開発した、ということとなります。


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 【2023年11月発売】(加筆予定)

 79・final ZE8000 MK2
  ¥36,800 楽天市場 (7/22執筆時)

 【2022年12月発売】

 79・final ZE8000 FI-ZE8DPLTW
  ¥29,800 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC AAC apt-X adapt
連続再生時間:5時間
ドライバー:13mm
マイク: 搭載
ノイキャン: 1マイク?
防水性能:IPX4
重さ:

 ZE8000は、日本のfinal最上位機です。

 2023年に「第2世代」となるZE8000 MK2が登場予定です。

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 まだ未発売ですが、新機種になり、イヤーピースの改良とノイキャンのアルゴの変更とで32%ほど遮音性の向上がなされました。

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 重量は、非開示です。

 ただ、さほど重量級ではなかったです。7-8gクラスの装着感です。

 本体色は、ブラック(ZE8000 FI-ZE8DPLTW-BLACK)とホワイト(ZE8000 FI-ZE8DPLTW-WHITE )です。

 イヤーピースは、5サイズが同梱です。

 この部分は気が利いています。

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 ドライバーは、一方、本機のポイントで、13mmです。

 大原則として、ダイナミック型は、大きければそのほうが音は安定します。

 最近流行していると言えるエッジ部分の工夫もあるので、この部分の期待値は高いです。

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 なお、本機は(特段8Kと関係ないのですが)その解像感の良さから「8K SOUND」と名前を付けています。

 その理由の1つは口径の大きさに主に由来する「音の余裕」と、AB級アンプ採用によるスピード感とをを「8K」と表現していると言えます。なお、EQ処理として「8K SOUND+モード」として、解像感を高めた音質に加工する工夫もあります。

 音質は、本機の場合、イヤーピースを適切に装着するかでだいぶ変わります。

 旧機もですああまり奥まで突っ込まず、浅くフィットさせると、低音と高音のバランスがよくなるタイプです。

 新機種でイヤーピースの改良があったのは、そうした装着方法でも遮音性を担保するための工夫だったかと思います。

 なお、ベント(孔)は見た感じ広めですので、外部への音漏れはそれでもあります。

 音質のパーソナライズは、機能としてないです。

 接続安定性の面でもBluetooth 5.2に対応しています。

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 Bluetoothコーデックは、SBC・AAC・Apt-Xのほか、aptX Adaptiveに対応です。

 周波数帯域は示さない機種ですが、この部分で、ハイレゾ対応を謳います。

 立体音響は、一方、独自の対応情報については未記載です。

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 ノイキャンは、搭載します。

 汎用のクアルコムのSocでしょう。詳しい記載がないので、1マイク式だと思います。

 一方、同社によると、「ノイキャン酔い」というものがあり、その圧迫感の軽減を機能として持つようです。一般的に共有されている見解ではないですが、この部分について、生理学的な説明や、統計的な説明はないです。

 おそらく、「音が抜けないこと」による違和感かなと思います。

 機能面では「ウインドカットモード」「ながら聴きモード」「ボイススルーモード」とアプリで選択は可能です。ボイススルーは、他社でも装備ですし、「ウインドカットモード」も、ようするに、マイク利用時の「風切り音の低減」なのではないかと思います。

 連続再生時間は、最大5時間です。

 長くはないですが、仕組み的には妥当かなと思います。

 防水性は、IPX4等級です。

 マイクは、搭載です。

 この部分については、特段の機能性はないです。

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 以上、final ZE3000 MK2の紹介でした。

 見た目は大きめで目立ちますが、フィット感も重さも問題のない、という機種です。旧機の感想ですが、当初、スペックで気になった部分は杞憂でした。

 音の解像感を楽しくと言う意味では、8Kという表現が適当かは分かりませんが、適切に装着した場合個性のあるハイグレードな音質です。特に、低音域はドライバーサイズを感じました。

 一方、ノイキャンはあまり高性能ではないのと、形状そのほかの部分でいえば新旧とも、、どちらかと言うと、自宅内などで使うのに向く製品でしょう。


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 【2021年発売】

 80・final ZE3000 FI-ZE3DPLTW
  ¥14,220 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC AAC apt-X adapt
連続再生時間:7時間
ドライバー:6mm
マイク: 搭載
ノイキャン:  
防水性能:IPX4
重さ:5g前後×2

  ZE3000は、日本のfinalが販売する、音質重視の上級機です。

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 重量は、非開示です。

ただ、小型モデルなので、他社の小型モデルと同じで、片側5g程度です。

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 イヤーピースは、TYPE Eという同社の専用設計のものが5サイズです。

 通常の嫌ピースより、耳の入り口へのあたりをソフトにしていて、違和感を感じにくくしています。

 このタイプは、聴いている際の遮音力(静粛性)がやや弱くになりますので、一長一短です。音漏れはベントがないのでしにくいです。

 なお、SSサイズからの展開で、小耳への合いやすさを重視します。

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 ドライバーは、特殊樹脂製で6mmです。

 ただ、エッジ(特殊シリコン)とを熱圧着によって一体成形していて、実際的な振動面積としては9mm相当の面積を実現します。

 小型の振動板だと問題になる音の歪みをこれで押さえています。加えて、音抜けの部分では、本機はベント(孔)がない仕様です。

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 ただ、ベントなしで内圧を調整する「f-LINKダンピング」という仕組みで、音抜けをよくする工夫がなされます。

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 結論的にいえば、イコライザなどによらず、ハード面で振動板の小ささを補う独自の仕組みが見られるといえます。

 低音域も、ベントのない、小口径モデルとしては自然で充実していました。

 接続安定性の面でもBluetooth5.2に対応しています。

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 Bluetoothコーデックは、本機もSBC・AAC・Apt-Xのほか、aptX Adaptiveに対応です。

 ハイレゾには、(ドライバ性能部分で)対応しません。

 ノイズ対策は、ノイズキャンセリングは未装備です。

 パッシブな遮音もさほど重視していないので、そもそもうるさくない場所(自宅など)に向きます。

 連続再生時間は、ステレオ再生で最大7時間です。

 ケースを含めると、最大35時間です。

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 防水性は、IPX4等級です。

 スポーツ用ではないので、十分です。

 マイクは、搭載です。

 ただ、この部分については、特段の機能性はないです。

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 以上、final ZE3000の紹介でした。

 ノイキャン非搭載機ですし、外出用ではなく、自宅などうるさくない場所「専用」といえます。

 実際、音響関係の賞は、(ほぼ)静粛な環境での利用時の音質評価である部分は言及に値するでしょう。

 しかし、そういった場所で利用するならば、口径の小ささ(本体の軽さ)に比して、音質がとても良いといえる機種です。実際、振動板のサイズを「疑う」ほどの自然な音圧を得られました。

 一方、一般ユーザー向けに言えば、自宅用(室内用)ならば、(ファッション的な部分を含めて)あえて小型である必要性はあまりないです。また、10mm程度の口径の大きなものと比べると、やはり(価格に比した)音質面では及びません。

 とはいえ、装着性に工夫のあるイヤーピースを含めて、小型/軽量だと聴き疲れしにくい部分はあります(特に小耳のかた)。

 本機は、結構「尖ったコンセプト」で、万人向けに良い製品とは思いませんが、そういった部分がうまくマッチする方ならば、自宅用として有力候補にできる製品だと思います。個人的にもわりと気に入りました。

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 【2022年発売】

 81・final ZE2000 FI-ZE2DPLTW
  ¥14,800 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC AAC apt-X adapt
連続再生時間:7時間
ドライバー:6mm
マイク: 搭載
ノイキャン:  
防水性能:IPX4
重さ:5g前後×2

 なお、本機と同じ構成で、チューニングだけを換えた製品として ZE2000が出ています。

 チューニングで音が変わるのは、音響機器では当然ですが(限定モデルではなく)1年を待たずに出してきたのは、いくぶん「賞狙い」な部分はある気がしました。

 値段を同水準で出しているのは好ましいと思いますが、実際「ファンディスク」のような位置づけの製品ですし、既存ユーザーの「割引」などはあってもよかったかなと思いました。

 こちらは聴けていません。

 ただ、特段問題点があっての改良ではないです。両社の発売時期の近さからして、final ZE3000がメーカーによって「選ばれた音」であったのだと思いますので、そちらをおすすめします。


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 【2019年発売】

 82・ Final ag AG-TWS03R
  ¥9,800 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC AAC
連続再生時間:5時間
ドライバー:
マイク: 搭載
ノイキャン:
防水性能:
重さ:

  AG-TWS03Rは、日本のfinalが販売する格安な完全独立型のワイヤレスイヤホンです。

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 重量は、非開示です。

 ただ、本体の小型性を誇る製品ですから、この部分で問題はないでしょう。

 イヤーピースは、 SS・S・Mの3サイズ展開です。

 また、SSは2系統添付されることから分かるように、「小耳な方」用に開発されたと言える製品です。

 ドライバーは、情報非開示です。

 ただ、さほど大きいとも思われません。

 Bluetoothコーデックは、SBC AACの対応です。

 接続安定性の面でも、しっかり、Bluetooth5.0に対応しています。

 ノイズ対策には、ノイズキャンセリングは未装備です。

 連続再生時間は、ステレオ再生で5時間です。

 小型機としては優秀でしょう。ケースを含めると、最大17時間です。

 防水性は、保証されません。

 マイクは、搭載です。

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 以上、AG-TWS03Rの紹介でした。

 イヤホンは、中小メーカーの格安製品が「定期的に人気爆発」するのですが、本機も2020年のそれの候補です。

 小さめの耳の方はとくに相性が良いでしょうし、今までサイズ面で導入を控えていた方が、試しに買うには割と良さそうです。

 もちろん、1万円台の上位機とは音質面で差があるでしょうが、値段はとても魅力です。

ーーー

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 【2021年発売】

 83・ Final Ag COTSUBU
  ¥6,980 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
コーデック:SBC AAC Apt-X
連続再生時間:5時間
ドライバー:
マイク: 搭載
防水性能:IPX4
ノイキャン:
重さ:3.5g×2

 一方、同社の上位機として販売される ag COTSUBUは、形状自体が異なりますが、こちらも「小耳対応」の上位機として販売されます。

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 本体の重さは、3.5gです。

 小型で耳にすっぽり入るタイプは他社にもありますが、本機はそのなかでも軽量性を突き詰めています。

 同社の製品でも最も軽いとのことです。

 ドライバーの情報は非公開ですので、音質部分は「不透明」です。

 そのため、今回の比較の主旨にはそぐわないですが、わりとニッチなニーズはあろうかと思います。

次回に続く
完全ワイヤレスイヤホンのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、完全ワイヤレスイヤホン5回目記事でした。

 記事はまだまだ、続きます。

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6・完全ワイヤレスイヤホンの比較(6)
 6-1:Amazon 〈米国〉
 6-2:Google 〈米国〉
 6-3:ゼンハイザー〈ドイツ〉
 6-4:DENON〈日本〉
7・完全ワイヤレスイヤホンの比較 (7)
 7-1:オーディオテクニカ〈日本〉
 7-2:他のブランド 〈各国〉
8・完全ワイヤレスイヤホンの比較 (8)
 =予算別・目的別のおすすめの提案【結論】


 次回の6回目記事こちら)では、ここまで見ていない、Amazon・Googleの製品ほか、ドイツのゼンハイザーなどの製品を追加でみていきます。

音質の良さ  ★★★★★
ノイキャン  ★★★★★
軽量性    ★★★★★
防塵・防滴性 ★★★★★
総合評価   ★★★★★

 その上で、最終回の結論編こちら)では、今回紹介した「全製品」から、予算別・目的別に、最終的なAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。

 引き続きよろしくお願いします。 引き続きよろしくお願いします。

 6回目記事は→こちら!

posted by Atlas at 13:59 | オーディオ製品

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