1回目記事からの続きです→こちら
2-1・スティック式クリーナーの比較
2回目記事では、1回目でみれていない、スティック型のスチームクリーナーを引き続きみていきます。
1・スチームクリーナーの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:ハンディ型
1-3:キャニスター型
1-4:スティック型
2・スチームクリーナーの比較 (2)
2-1:スティック型(続き)
2-2:最終的なおすすめの提案【結論】
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた、スチームクリーナーの「選び方の基本」に沿いながら、各機をみていきます。
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いつものように、Atlasが良いと思う部分は赤系の文字色で、イマイチな点は青色で表記していきます。
【2023年発売】(執筆時在庫なし)
【スチームあり】(水拭き・吸引可)
28・ANKER MACH V1 Ultra T2770511
¥(174,240) 楽天市場 (7/15執筆時)
【スチームなし】(水拭き・吸引のみ)
29・ANKER MACH V1 T2750511
¥(48,180) 楽天市場 (7/15執筆時)
方式:ボイラー式
吐水圧力:3気圧?
準備時間:
最大運転時間:15分
本体重量: 5.7kg
MACH (マッハ) V1 Ultraは、アンカーが販売するスチームモップです。
しかも、スティック型でも珍しい、バッテリー式の「コードレス仕様」です。
執筆時在庫なしですたが、生産完了ではないようなので載せています。
バッテリーなどで有名な米国発祥の企業ですが、ロボット中心に掃除用品も多く展開します。ただ、スチーム式は、本機で初めてみました。
スタートアップ発(Makuake)の製品です。
なお、下位機(MACH V1)はスチームクリーナーではない(水拭き)なので、今回は上位機の紹介です。
本機の特長は、吸引機能も付属することです。
1回目記事でみたアイリスオーヤマのハンディの「リンサー」搭載機と似ていますが、ゴミを含めて汚れをタンクに吸引もできるオールインワン型です。
本機は、上図の3モードを、本体ボタンとカラー液晶とで動作モードを選ぶ方式です。
第1に、スチームモードです。
スチームを利用したい場合使います。
トリガーを引いている間放出される仕組みで、フロアノしつこい汚れの除去力を高めつつ、吸引することをを意図します。
第2に、スマートモードです。
スチームはつかわず、ゴミや汚れを吸引しつつ、タンク内の浄水で水拭きをなし、さらに水残りがないように、暖気乾燥させていく清掃方式です。
回転ブラシ部分は、利用中にも水でクリーニングされるので「清潔」に拭けます。
この部分について言えば、浄水は、電気分解で、除菌力があるオゾン水(Eco-Clean Ozone)にしていますので、万全です。
オゾン水は、ようするに「歯医者さん」で口をゆすぐ水です。低濃度なので安全性も担保されます。
第3に、吸引モードです。
これは説明の必要はないでしょう。濡らして掃除したくない場合、(水拭き前のペットの毛の始末など)の際に利用します。
なお、掃除機として示される吸引力は、16800Paですので、かなり強力です。仕事率葉示されないので日本の掃除機とは比べにくいですが、同社のロボットの掃除機との比で言えば6倍です。
本機は、ディスプレイにカラーバーがあり、床のよごれ具合を表示します。おそらく、ゴミ量センサーかと思いますが、詳しく分かれば補記します。
スチーム方式は、ボイラー式です。
吐出圧力は未記載ですが、吹き出し口近くで110度という記載なので、発生時は、3気圧前後だとは思います(要調査)。
準備時間は、未記載です。
ボイラー式なのである程度必要だと思いますが、本機は仕組み的に、最初からマックスでスチームが出ていなくても良いので、問題ないと思います。
使用可能な場合、モニター、あるいは、音声で、お知らせされます。その後は、トリガーを押せば、洗浄力が強化されることになります。
最大運転時間は、スチームモードは、最大15分です。
水拭きなど通常の掃除(スマートモード)では82分です。
バッテリーは7400mAhの容量ということで、この稼働時間を担保します。
浄水タンクが、820mlはいるので、こちらが先になくなることはないでしょう。
汚水タンクは、720mlです。水性のよごれを吸引するのでなければ問題ないです。
【300ml】(約75回分)
Anker MACH (マッハ) フロアクリーナー
¥1,890 Amazon.co.jp (7/15執筆時)
このほか、水拭き時の洗浄力を高めるため、120mlの洗剤(フロアクリーナー)を搭載します。利用はマストではないですが、30回分の量を浄水タンクに自動投入する機構があるので、便利です。
専用の洗剤が売っています。
本体の重さは、5.7kgです。
ここはあきらかな課題でしょう。水の部分を含めると、さらに重いことになります。
ただ、床に置きさえすれば、モーターアシストがある自走式ですし、配慮はあります。
お手入れも、一番嫌と思える汚水の処理の部分で楽そうです。
回転ブラシはセルフクリーニングで、乾燥もするため、普段はメンテ不要です。不衛生なものや、髪の毛などが絡まった場合は、外して掃除できます。
あとは、たまのスケール除去と、排気フィルター掃除が必要な程度です。
静音性は、ノイズキャンセリングの配慮があります。
ただ、最大で65dBなので、一般的な掃除機よりは稼働音がします。
ネットワークは、Wi-Fiを搭載です。
同社のEufy Cleanアプリと連携します。ただ、本機は、ロボット型の掃除機ではないですし、そこまでは便利に感じません。
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以上、アンカーのMACH V1 Ultraの紹介でした。
この手の自動水ふき機は、他社にもいろいろあるので別記事で比較しようと(常々)おもっていたのですが、スチーム式がでたため、こちらで急遽みた機種です。
スチームクリーナーとしてはオーバースペックです。しかし、広範囲のフロアの「始末」用には、法人ほか、家庭でも利用したいシーンはあるように思います。
実際、コードレスで運用できますし、価値があります。
課題は、重さだけでしょう。
スタートアップ発の家電は、(便利だが)なにかしら検証するべき課題(=アーリーアダプタに検証して欲しい課題)を抱えているものが多いですが、本機の場合、ここかなと思いました。
なお、バキュームクリーナー(リンサー)ではないので、ファブリックの汚れは除去できないのと、主に、衛生面からの理由でアンモニアなどが含まれるような汚れは推奨されていないことは附記しておきます。
ペット用と言うより、総フローリングのご自宅で、お子さんがいるような家庭に向くかなと思います。
【2018年発売】
30・Shark 2-IN-1 プロ スチームモップ S3974J
¥17,500 Amazon.co.jp (7/15執筆時)
方式:
吐出圧力:
準備時間:30秒
最大運転時間:
本体重量: 4.1kg
2-IN-1プロスチームモップは、米国のシャークが販売するスチームモップです。
アメリカでは有名な掃除機メーカーですが、近年日本に進出しています。
本機の特長は、モップ面の広さです。
他社に比べても広めのかけ面です。
また、手を使わずヘッドをひっくり返し、高温スチームを直接噴射する仕組みや、手を使わずパッドを外せる仕組みなど、ユニークで面白い発想な製品です。
スチーム方式は、非公開です。
カタログには、「100度を超える」との表記があります。
ただ、一般的な意味でのボイラー式ではありません。ただし、発生量は3段階で調整できます。
準備時間は、30秒です。
最大運転時間は、情報がないです。
ただ、380mLサイズのタンクと大きめなので、この部分の不備はないでしょう。
本体の重さは、4.1kgです。
広めのかけ面ほか、面白いギミックが満載なので、この部分は犠牲になります。
その部分で「プロ用」と製品名に入っているのでしょう。
ただ、重心が低いので、掃除し疲れるということはないでしょう。
ホースは、本機も長めのロングホースです。
アイリスオーヤマ同様に2in1式で、外した際に付けるハンディモップ形状のポケットツールも付属です。
アタッチメントは、ポケットツールほか、衣類のシワトリやカーテンの手入れができるスチーマーが付属です。
アイデアとして面白いです。床用のパッドは2組付属です。
【622356226325】
・スチームモップパッド S3974J/S5013J専用
¥1,650 楽天市場 (7/15執筆時)
なお、本機の交換用のパッドは洗えますが、買い直す場合は、正規品は以上の製品です。米国でのシェアが多いこともあり、互換製品はAmazonでは一杯あります。
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以上、シャークの2-IN-1プロスチームモップの紹介でした。
2WAY式としてアイリスオーヤマの上位機のライバルでしょう。
どちらを選ぶかは難しいところですが、本機は「アメリカ仕様」というか、割と広い空間を手早くざっくり掃除するのにはかなり向きそうです。
ものが多く、和室もあるような空間はあまり向かないでしょうが、広いご自宅用で、重さをあまり気にしない方ならば、本機は良いと思います。
日本でも確実にニーズはありそうです。
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【2018年発売】
31・Shark GENIUS スチームモップ S5013J
¥14,840 Amazon.co.jp (7/15執筆時)
方式:
吐出圧力:
準備時間:30秒
最大運転時間:
本体重量: 3.5kg
なお、シャークからは兄弟機が2つ発売されています。
第1に、GENIUS スチームモップ S5013Jは、2in1式をやめて、床専用にしたタイプです。
そのかわり、上図のようなすみ掃除に便利な三角ヘッドが付属します。
便利な仕組みやパワーは先ほどの製品と同等です。
一方、軽量とはいえないですが、機構が変わった関係で3.5kgまで減っています。
【622356226325】
・スチームモップパッド S3974J/S5013J専用
¥1,650 楽天市場 (7/15執筆時)
アクセサリーは、一方、本機は通常パッドは1枚のみです。
もう1枚は、三角ヘッドに利用するブラシ付き三角ヘッドになります。
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結論的にいえば、床掃除にだけ利用するならば、本機を選んだ方が良いでしょう。
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32・Shark スチームモップ S1000J
¥9,130 Amazon.co.jp (7/15執筆時)
方式:
吐出圧力:
準備時間:30秒
最大運転時間:
本体重量: 1.7kg
第2に、スチームモップ S1000J は、軽量タイプです。
ただ、本機については、かけ面の大きさが狭いほか、スチーム量の調整ができない仕様です。
その分軽いのですが、パワーも弱いので、あえて選ぶ必要はなさそうです。
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33・ブラックアンドデッカー FSM1215W
¥11,365 Amazon.co.jp (7/15執筆時)
方式:パネル式
吐水圧力:1気圧
準備時間:30秒
最大運転時間:
本体重量: 2.2kg
そのほか、100度 1気圧までの「パネル式」のスティックタイプが、米国のブラックアンドデッカーから発売中です。
本機の特長は、フロアヘッドが180度稼働するため、隙間に強い点です。
ただ、たのパネル式との相違点はその程度です。
【2024年発売】
34・Shark STEAM & SCRUB S8201JWH
¥20,400 楽天市場 (7/15執筆時)
方式:
吐出圧力:
準備時間:20秒
最大運転時間:
本体重量: 3.5kg
STEAM & SCRUB S8201JWH は、米国のシャークが販売するスチームモップです。
おそろく、先ほどの機種の後継機となるだろう新タイプです。
本機の特長は、回転ローラー式モップの採用です。
3段階の回転制御(最大200万/分)で、汚れを除去していく仕組みです。
スチームは、その際、前方に噴射して、あらかじめ汚れを浮かせるために使います。
似た仕組みは【ロボット掃除機の比較記事】でみた、一部企業の最上位機でも採用されていて、個人的には見慣れています。
なお、人間が操作するので問題ないですが前方にスチーム噴射なので、壁ぎわ(家具キワ)などは少し不便な部分はあります。
スチーム方式は、非公開です。。
準備時間は、20秒です。
温度などのスペックは出ていません。
ただ、水だけで99.9%除菌との表現ですので、除菌温度は出せています。
最大運転時間も、情報がないです。
350mLサイズのタンクなので、家庭で使うならば基本的に問題ないでしょう。
給水構造も単純なので、楽でしょう。
本体の重さは、3.5kgです。
従来機よりは軽いですが、スティック型の掃除機と比べれば重いと言えます。
ただ、同社によると、回転がある分、掃除の際の押し引きは半分で大丈夫とのことです。
また、これは言うまでもないですが、体重をのせて「ゴシゴシする必要もない」と言えます。
逆に言えば、仕組み的に体重をのせられないのですが、そのためのスチーム搭載でしょう。
ホースは、未付属です。
アタッチメントも、特にないです。
スタンドもないですが、本機は、構造的に自立します。
・Shark STEAM & SCRUB S80000シリーズモップ
¥----- Amazon.co.jp (7/15執筆時)
消耗品は、同社によると、週3回の清掃で、目安3-4ヶ月です。
消耗品費は新製品なので、今後、出たら加筆します。旧機の水準からして、おそらく、1回交換で2000円強かなと思います。
一方、モップは毎回の洗浄はむろん必要です。
洗濯機で洗えるとされますが、日本的感覚だと、洗濯機に入れたくはないでしょうし、手洗いは可能です。
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以上、シャークのSTEAM & SCRUB S8201JWH の紹介でした。
若干本体重量はありますが、仕組み的に圧をかける必要はないですし、操作性は良さそうで、汚れ落ちは良さそうです。スチーム式ならではの除菌力や、さらっとした床の仕上がりも見どころです。
あとは(ロボット式のように)モップの自動洗浄までやってくれたら完璧ですし、まあ、大げさかなと思います。良い製品に思います。
今回の結論
家庭用スチームクリーナーのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、家庭用のスチームクリーナーの比較でした。
最後に、いつものように、目的別のAtlasのオススメ機種!について書いておきます。
第1に、キッチンを中心にしつつも、「家中まるごとおそうじ」したい場合におすすめなのは
【2022年発売】
【通常製品】(アイボリー・白)
4・アイリスオーヤマ STM-305R-C
5・アイリスオーヤマ STMK-305R-W
¥5,980 Amazon.co.jp (7/15執筆時)
方式:ボイラー式
吐水圧力:3気圧
準備時間:5分
最大運転時間:12分
本体重量:1.7kg
キッチン掃除 ★★★★★★
窓・壁の掃除 ★★★★★
フロア床掃除 ★★☆☆☆
準備時間 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★
アイリスオーヤマの SM305Rでしょう。
性能面では、 「ボイラー式」で3気圧がかけられるパワーがあるため、ガンコなこびり付き汚れの対応力が高い点を評価しました。
また、こちらのホースは長いので、本体を置きっぱなしで利用できる点で利便性が高いです。
アタッチメントも、コンロの焦げ付きや電子レンジ掃除に便利なパーツも付きますし、構造的にもキッチン以外の高い場所の掃除にも対応でき、その点でも便利でしょう。
対応できないのは、床の「面掃除」くらいなものですから、大掃除用に活躍してくれるでしょう。
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【2016年発売】
7・アイリスオーヤマ ホワイト STP-102
¥9,700 Amazon.co.jp (7/15執筆時)
方式:パネル式
吐水圧力:1気圧
準備時間:30秒
最大運転時間:10分
本体重量:1.6kg
キッチン掃除 ★★★★★
窓・壁の掃除 ★★★★☆
フロア床掃除 ★★★☆☆
準備時間 ★★★★★
総合評価 ★★★★☆
一方、キッチン掃除と、床掃除・窓掃除の組み合わせが便利に感じる場合は、STP-102のほうが良いかと思います。
キッチンに「強い」のはもちろん、その上で、床掃除用・窓掃除用に充実したパーツが付属しますので。
一方、先ほどの機種と比べると、付属のフレキシブルホースがやや短いのが難点です。その部分で、換気扇ほかの高所掃除には少し不向きには思えます。
パワーの面でも、最大100度のパネル式ですので、直噴ならともかく、延長パイプをとおすと、効果はすこし落ちそうですし。
ただ、30秒と準備時間が短いのは魅力です。
第2に、キッチン中心の利用で、とくにガステーブル周りのふき掃除に特化しておすすめできるのは、
【2017年発売】(型番:FSH10SM)
10・ブラック&デッカー スチームミット
¥4,726 Amazon.co.jp (7/15執筆時)
方式:パネル式
吐水圧力:1気圧
準備時間:15秒
最大運転時間:
本体重量:
キッチン掃除 ★★★★★★
窓・壁の掃除 ★★★★☆
フロア床掃除 ☆☆☆☆☆
準備時間 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
ブラック&デッカーのSteaMittでしょう。
他の機種と異なり「拭き取る」ことに特化した機種ですが、ミット形状を採用することで「さっさと高速にふける」ので、特にキッチン周りでは、拭き掃除が短時間で終わります。
専門特化した製品で価格も高いですが、油汚れの拭き掃除にはワンランク上の利便性を持つと思います。
2017年からのロングセラーですが、予算と目的が合えば、とてもおすすめと言えます。
マイクロファイバーパッド2枚 FSHSMPA
¥642 Amazon.co.jp (7/15執筆時)
また、キッチンのほか、窓掃除にも便利に利用できるでしょう。パッドは最初から2枚付属するので、使い分けられます。また、あとからでも購入できます。
第3に、フローリングの除菌に主に使う場合におすすめといえる機種は、
【2021年発売】
【1.513-349.0】
26・ケルヒャー SC Upright
¥16,362 Amazon.co.jp (7/15執筆時)
【1.513-361.0】
27・ケルヒャー SC Upright プレミアム
¥19,800 Amazon.co.jp (7/15執筆時)
方式:パネル式
吐水圧力:1気圧
準備時間:40秒
最大運転時間:10分
本体重量: 2.9kg
キッチン掃除 ★★★★★
窓・壁の掃除 ★★★★★
フロア床掃除 ★★★★★
準備時間 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
ドイツのケルヒャーのケルヒャー SC Upright がおすすめです。
シャークの回転式モップ式と迷いました。ただ、回転式はどうしても消耗品寿命が短めになる点と、前方噴出式のスチームになるので、(壁ぎわの小回りの効きにくさの部分で)日本ではあまり「受けない」感じがあり、こちらにしました。
本機については、パネル式です。
ただ、床掃除については、ボイラー式である必要性はあまりないので、これで良いかと思います。
2段階でかかりが調整できますし、値段相応に作りは良いです。
給水しての連続使用も簡単ですし、スキマ対応もわりと考えられています。
マイクロファイバークロス2枚組
¥1,911 Amazon.co.jp (7/15執筆時)
なお、 SC Upright プレミアムは、マイクロファイバークロスが2枚よけいに付属です。
1500円程の価値なので、比べて考えれば良いかと思います。
カーペットグライダー 2.863-298.0
¥1,727 Amazon.co.jp (7/15執筆時)
一方、カーペット掃除に対応するためのグライダーは別売ですが、Amazonでは、本体と消耗品とのセット販売がありました。
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【2014年発売】
23・アイリスオーヤマ スティック式 STM-240
¥8,770 楽天市場 (1/25執筆時)
24・アイリスオーヤマ スティック式 PSTM-240
¥6,680 楽天市場 (1/25執筆時)
方式:パネル式
吐水圧力:1気圧
準備時間:25秒
最大運転時間:10分
本体重量: 1.4kg
一方、そこまで本格的ではない場合は、値段を重視して、アイリスオーヤマ機でも良いかと思います。
スチーム方式は、発生時、100度 1気圧までの「パネル式」です。
安定に高温を出すための工夫の部分では、ケルヒャーと差はありますが、フローリングにたまに使う程度ならば、これでも良いかと思います。
ただし、カーペット用の装備はないです。
第5に、比較的広い場所での利用で、汚れたフローリングの床を強力に掃除したい方は、
【2020年発売】
【通常製品】(黄色と白色)
19・ケルヒャー SC 3 EasyFix 1.513-117.0
20・ケルヒャー SC 3 EasyFix W 1.513-117.0
¥26,000 Amazon.co.jp (7/15執筆時)
【プレミアム版】(白色)1.513-164.0】
21・ケルヒャー SC 3 EasyFix プレミアム
¥30,000 Amazon.co.jp (7/15執筆時)
方式:改良ボイラー式
吐水圧力:3.5気圧
準備時間:35秒
最大運転時間:2時間(給水要)
本体重量:3,1kg
キッチン掃除 ★★★★★
窓・壁の掃除 ★★★★★
フロア床掃除 ★★★★★★
準備時間 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
ケルヒャーのケルヒャー SC 3 EasyFixでしょう。
オマケでカバーが2枚付く「SC 3 EasyFix プレミアム」も値段差が2000円程度ならば、選んで良いかと思います。
準備時間は、ボイラー式としてはダントツに短い35秒です。
その上で、3.5気圧だせる製品なので、パワフルです。
玄関の床タイル(石)など明らかに酷い汚れが想定できる場所についても完璧に掃除をしたいのならば、こちらの機種が良いと思います。
水のつぎ足しは必要ですが、連続で2時間まで利用可能です。
ロングホースも付属なので、床以外の掃除もかなり広範囲にこなせます。
キャニスター式は本体が床におけるので、操作時に軽量である点も、嬉しい部分です。まさに「掃除の達人」向き製品といえます。
スケール除去カードリッジ 2.863-018.0
¥1,990 Amazon.co.jp (7/15執筆時)
先述のように、ケルヒャーでは本機だけ、スケール除去カードリッジが内蔵で、50時間ごとに交換が必要です。
そのかわり、このシリーズの上位機・下位機と違い、洗浄剤でのメンテが不要なので、家庭用としては、この仕様のが簡単で良いと思います。
補足1・このブログの関連記事の紹介
というわけで、今回の「家電批評モノマニア」は、スチームクリーナーの紹介でした。
なお、このブログ「モノマニア」には、「大掃除」関連記事として以下のものがあります。
1・掃除機の比較
2・スティック掃除機の比較
3・高圧洗浄機の比較
4・スチームクリーナーの比較
これらの記事もよろしくお願いします。
また、最後になりますが、この記事がもし皆さんのお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。
ではでは。