1回目記事からの続きです→こちら
2-1・京セラの製品
2回目記事のトップバッターは日本の京セラの製品です。
世界的なセラミックス企業ですが、キッチン用品も結構展開します。【セラミックナイフの比較記事】でも同社の製品を紹介しました。
タンブラー型については、「セラブリッド」同社のセラミック系の新素材をつかったものです。
1・真空断熱タンブラー・マグの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:サーモス〈日本〉
1-3:象印〈日本〉
2・真空断熱タンブラー・マグの比較 (2)
2-1:京セラ〈日本〉
2-2:ドウシシャ〈日本〉
2-3;CB JAPAN〈日本〉
2-4:最終的なおすすめの提案【結論】
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以下の本文では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思うポイントを青字で記していきます。
【300mL】
(通常型番)
53・京セラ セラブリッド CERAMUG CTB-300-BK
53・京セラ セラブリッド CERAMUG CTB-300-WH
¥4,738 楽天市場 (7/10執筆時)
(Amzon向け型番)
54・京セラ セラブリッド CERAMUG CTB-30BK-AZ
54・京セラ セラブリッド CERAMUG CTB-30WH-AZ
¥4,653 Amazon.co.jp (7/10執筆時)
【420mL】
(通常型番)
55・京セラ セラブリッド CERAMUG CTB-420-BK
55・京セラ セラブリッド CERAMUG CTB-420-WH
¥4,510 楽天市場 (7/10執筆時)
(Amzon向け型番)
56・京セラ セラブリッド CERAMUG CTB-42BK-AZ
56・京セラ セラブリッド CERAMUGC CTB-42WH-AZ
¥4,949 Amazon.co.jp (7/10執筆時)
タイプ:タンブラー型(薄め)
重さ:129g/180g
保冷力:7度(1時間後)
保温力:
食洗機:対応
セラブリッドCERAMUGタンブラーは、京セラが販売する真空断熱タンブラーです。
流通ルートの違いで型番が変わりますが、性能は同じです。
本体色は、今だと黒と白です。
ピンクほかの色は、現在は販売終了になっています。
飲み口は、一応「うすはり」型に分類しました。
ただ、後述する塗膜加工がある分、サーモスより多少厚めです。
もちろん、セラミック(石/陶器)そのものではなく、ベースとなるステンレスに「セラミック塗膜加工」をしたということになります。
この場合、質感が(塗装をあまり感じさせない)リアルな陶器に近づきます。とくに、黒色については、備前焼や珠洲焼を思わせる風で、高級感があります。
一見したところ、焼酎をいれたら合いそうだなと思いましたが、実際、同社はそのような提案をしていました。
本体のサイズは、300mlと420mlの2種類がラインアップされます。
デザイン的に面白く、実用的に感じたのは、大きな方は、ビールの泡の黄金比を、小さい方は、焼酎の割ものの黄金比を、線で分かりやすく表現している点です。
保冷力は、サーモス製品と同等で、1時間後に7度です
保温スペックは、開示されませんが、あまり変わらないと思います。
食洗機についても、セラミックなので対応です。
この製品は個人的にも使っていますが、この系統の薄い色(ホワイト)の製品は、傷が付いて塗装が剥げると、銀色のステンレス面が結構目立つので、ほかの濃い色のが良いかなと思います。
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以上、サーモスのセラブリッド タンブラーの紹介でした。
少し高いですが、デザインが相当良いので、和風の食事や焼酎などに合いそうです。
また、外装がセラミックなので、金属特有の「冷たい感じ」がしないため、この手の製品に感じる「違和感も少なめ」です。
また、京セラのセラブリッドは【フライパンの比較記事】で紹介した同社のフライパンにも採用されますが、耐摩耗性に優れます。
その点で言えば、食洗機で洗い続けた場合の、耐久性も期待値は高いです。ただし、先述のように、色の薄いモデルは、わりと傷が目立つので(乱暴に洗う)食洗機で使う場合は、濃い色をオススメします。
2-2・ドウシシャの製品
続いて、日本のドウシシャの製品です。
もともと水筒を作っていた企業というより、OEMが得意な家電メーカーという印象です。
ただ、「一点突破型」ながら面白い製品ではあります。
【2024年発売】
【420mL】(型番:OZFJ450BSV / OZFJ450BGDD)
57・ドウシシャ ビアジョッキ ビール専科 ON℃ZONE
¥3,030 Amazon.co.jp (7/10執筆時)
タイプ:ジョッキ型
重さ:520g
保冷力:-1度(1時間後)
保温力:
食洗機:
ビアジョッキ ビール専科 ON℃ZONEは、日本の家電メーカーであるドウシシャが発売する製品です。
もともとは「フリージングタンブラー」なという名前で売られていました。雑誌の紹介記事を見て、Atlasも思わず購入してしまった製品の最新型となります。
本体の重さは、520gです。
容量からすると、サーモスのジョッキタイプより重めです。
保冷力は、一方、この機種の最も注目するポイントです。
こちらは、飲みものを入れた後に飲みものの温度が下がる特性があるからです。
冷凍庫で12時間ほどタンブラーを凍らせる必要はあるのですが、内蔵の保冷剤の効果で、常温でも内部の飲みものが60秒で凍ります。
つまり、自宅で専門店のようなしゃりしゃり感のあるフローズンビールが楽しめるのが「売り」です。
ただし、相当強力に凍ります。
コツを掴まないと、単なる「氷」としてビールの内部にくっつき、ビールが目減りして、炭酸が抜けます。
また、ビールはともかく、発泡酒などは、味が抜けて妙な味になります。コーラは、フローズン状にはならず、単に冷たく凍ります。氷点の関係で、飲みものによって色々変わります。
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以上、ドウシシャのビアジョッキ ビール専科 ON℃ZONEの紹介でした。
「新感覚の飲みもの」ができる点は、面白いです。急な来客で、常温の飲みものを急速に冷やしたい場合などに重宝するでしょう。
ただ、ビール自体このような飲み方を想定して作られていません。要するに、普通のビールとして美味しいわけではないので、普段使いには向かないと思います。
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【2024年発売】
【280mL】(型番:OZFT280BSV / OZFT280BGD)
58・ドウシシャ オンドゾーン ビール専科タンブラー
¥1,600 Amazon.co.jp (7/10執筆時)
タイプ:タンブラー型(厚め)
重さ:320g
保冷力:-1度(1時間後)
保温力:
食洗機:
なお、取っ手のないタイプの販売もあります。
コールド用ですが、飲み口が厚めのものは、個人的にはあまりおすすめしません。
2-2・CBジャパンの製品
続いて、日本のCBジャパンの製品です。
コーヒー用として販売されます。
【2022年発売】
【460ml】4573306 869504 4573306 869511
59・CB JAPAN GOMUG M
¥1,216 Amazon.co.jp (7/10執筆時)
【300ml】4573306 869481 4573306 869498
60・CB JAPAN GOMUG S
¥1,121 Amazon.co.jp (7/10執筆時)
タイプ:タンブラー型
重さ:120g/163g
保冷力:
保温力:
食洗機:
GOMUGは、CB JAPANが販売するタンブラーです。
本体サイズは、460mlと300mlです。
本機は、普通のタンブラーとしても利用できます。
ただ、スタバやコンビニのコーヒーや、アイスシェイクやフラペチーノが「そのまま入る」という提案型の製品です。
適合表がありますが、主要なコンビニ、コーヒーチェーンのSとM(あるいはトール)ならば、入る感じです。
保冷力は、4度のドリンクを入れた場合、1時間後に、Mで7.1度、Sで6.3度です。
ボトルごと入れた場合のデータは示されませんが、室温から断熱されるには違いないので、何も使わないよりは氷はだいぶ溶けにくいでしょう。
保温力は、95度で1時間後にMで46.7度、Sで41.4度です。
蓋付きをのぞけば、それなりに優秀です。
本体の重さは、Mで120g、Sで163gです。
食洗機は、非対応です。つけ置き洗いもできません。
いずれも、塗装のある関係でしょう。
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以上、CB JAPANのGOMUGの紹介でした。
あまり考えたことはなかったですが、この方式だと「バッグに入れて持ち運べる」ので、外で買った、あまり移し換えたくないようなドリンク用には、マイナーなニーズがありそうです。
この方式だとプラスチックの削減にはつながらないわけですが、他社だと(下部の径の関係で)入らないので、考えられた製品だなと思いました。
【480ml】4573306871323 4573306871330
(ビール用)B0CMTX8SL3
61・シービージャパン 泡を楽しむタンブラー UCA
¥2,335 Amazon.co.jp (7/10執筆時)
タイプ:タンブラー型
重さ:195g
保冷力:5.5度 (1時間)
保温力:59度 (1時間)
食洗機:
泡を楽しむタンブラー UCA は、CB JAPANの販売するビール特化型です。
本体サイズは、480mlです。
泡込みで海外の330mL瓶、日本ならば缶ビールを愉しむためのサイズといえます。
一方、本機は、海外の一部の銘柄専用のビアカップのようなシェイプラインな形状です。
飲み口の工夫他、注ぐ際に泡立つような底の形状、手で持った際に泡が生じやすい凹みなど、ガラスカップの工夫を「オマージュ」している部分が、面白いです。
ビール工場の見学で「習う」ような入れ方で、きっちり入るといえます。
下面発酵、上面発酵を問わず、綺麗に入れられそうです。
保冷力は、1時間後に5.5度、保温力は、59度です。
まあ、ビール用なので前者が重要ですが、十分でしょう。
本体の重さは、195gです。
問題ないです。
食洗機は、非対応です。
アクリル樹脂の塗装があるからです。
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以上、CB JAPANのタンブラーの紹介でした。
サーモスや象印通常の真空断熱タンブラーも(いわば)シェイプラインですが、その部分に注目して広告した「目の付け所」は面白いと思いました。
専用設計である部分ほか、外観的も「ビールが美味しく感じられる」ようなデザインに思います。揃いでのプレゼントにも結構良さそうです。
一方、個人用(普段用)として考えると、若干デザインが「うるさい」のと、食洗機に対応できない部分が、ややネックです。
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【500ml】4573306871309 4573306871316
(ビール用ジョッキ)B0CMV2HDNQ
62・シービージャパン 喉越しを楽しむジョッキ UCA
¥2,746 Amazon.co.jp (7/10執筆時)
タイプ:ジョッキ
重さ:285g
保冷力:6.9度 (1時間)
保温力:53度 (1時間)
食洗機:
【350ml】4573306871309 4573306871316
(ウイスキー用)B0CMTX8SL3
63・シービージャパン 香りを楽しむタンブラー UCA
¥1,843 Amazon.co.jp (7/10執筆時)
タイプ:グラス型
重さ:195g
保冷力:6.5度 (1時間)
保温力:49.4度 (1時間)
食洗機:
このほか、ビール用のジョッキ(500ml)と、ウイスキー用のグラス(350ml)の形状のものがみられます。
ただ、こちらは「想像の範囲」をあまり超えない感じです。
ジョッキのグリップは持ちにくそうですし、選ぶとしても先ほどの製品の方が良いかと思います。
今回の結論
冷めない真空断熱タンブラー・マグのおすすめは結論的にこれ!
以上、今回は、サーモスと象印の製品を中心に、ビールや焼酎などに最適な真空断熱タンブラーと真空断熱マグを見てきました。
最後にいつものように、オススメ製品をあげておきます。
第1に、瓶ビールや缶ビールを1人で飲むために使うのに最適なのは、
【420mL】ステンレス
(2023年発売)
3・サーモス 真空断熱タンブラー JDY-420 S
¥1,745 Amazon.co.jp (7/10執筆時)
(2016年発売)
4・サーモス 真空断熱タンブラー JDE-420
¥2,290 Amazon.co.jp (7/10執筆時)
タイプ:タンブラー型(薄め)
重さ:200g
保冷力:7度(1時間後)
保温力:
食洗機:対応
冷たい飲みもの ★★★★★
暖かい飲みもの ★★★★☆
ビールの保冷 ★★★★★
内容量 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
サーモスの真空断熱タンブラーが良いと思います。
新旧ありますが、性能は変わりませんので、値段で決めてOKです。
本体形状的に、サーモスは、飲み口の部分がガラスのように「薄く」、ビール・ワイン・ハイボールなどを飲む場合、違和感が生じにくいです。
本体サイズは、420mLです。
そのため、缶ビールや小瓶ビールを1人で飲みきったり、大瓶を2人で分ける場合に最適なサイズです。
ビールは、小さなグラスで飲むよりも、ある程度大きなグラスに入れて飲んだ方が美味しいものですし、このくらいのサイズは合って良いでしょう。
持ちやすさも、「大きすぎず、小さすぎない」点で絶妙なサイズと言え、重さも200gと軽量です。
なお、真空断熱タンブラーは、数年ごとにデザイン上の「モデルチェンジ」があります。揃いで欲しい方は、家族やお客様分も、一気に揃えて買うのが良いでしょう。
その場合、そもそも塗装がないこの製品は、塗装ハゲの問題もないですし、長く使えると思います。
一方、本編で、サーモスのアクリル塗装のモデルや、セラミック塗装のモデルも同じサイズでみました。
ただ、いずれも、食洗機は対応する一方で、外装部のつけ洗い不可との記述です。ステンレスモデルだと、ほぼ「半永久的」に保ちますが、塗装モデルは、長期的に言えば、やはり傷やハゲがあるので、個人的には、塗装なしの「ステンレス」を推します。
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【600mL】
(2023年発売)
5・サーモス 真空断熱タンブラー JDY-600 S
¥1,793 Amazon.co.jp (7/10執筆時)
(2016年発売)
5・サーモス 真空断熱タンブラー JDE-600
¥2,532 Amazon.co.jp (7/10執筆時)
タイプ:タンブラー型(薄め)
重さ:約230g
保冷力:7度(1時間後)
保温力:
食洗機:対応
冷たい飲みもの ★★★★★
暖かい飲みもの ★★★★☆
ビールの保冷 ★★★★★
内容量 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
ただし、普段のみが、中瓶やロング缶の場合は、420ミリリットルだとやや小さいでしょう。
その場合、1サイズ大きなこちらを購入するのも手です。泡を含めて、缶を一回で入れきれますので。
第2に、家族と瓶ビールやロング缶を分けつつ飲む場合に最適なのは、
【340mL】
(2023年発売)
1・サーモス 真空断熱タンブラー JDY-340 S
¥1,527 Amazon.co.jp (7/10執筆時)
(2016年発売)
2・サーモス 真空断熱タンブラー JDE-340
¥1,900 Amazon.co.jp (7/10執筆時)
タイプ:タンブラー型(薄め)
重さ:約190g
保冷力:7度(1時間後)
保温力:約45度(1時間後)
食洗機:対応
冷たい飲みもの ★★★★★
暖かい飲みもの ★★★★☆
ビールの保冷 ★★★★★
内容量 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★
サーモスの340MLモデルが良いでしょう。
こちらも、カラーモデルよりも、耐久性の部分で、ステンレスを推します。
中瓶のサイズは555ミリリットル、ロング缶のサイズは500ミリリットルです。
これ1本を2人ほどで分けると考えれば、これらのサイズが適当です。あまり大量には飲まないご家庭ならば、これで良いかと思います。
第3に、来客時などにインパクトがある「メガジョッキ」を備えたい場合は、
【2023年発売】
【600mL】
22・サーモス 真空断熱ジョッキ JDK-601 S1
23・サーモス 真空断熱ジョッキ JDK-601 S2
¥2,136 Amazon.co.jp (7/10執筆時)
【720mL】
24・サーモス 真空断熱ジョッキ JDK-721 S1
25・サーモス 真空断熱ジョッキ JDK-721 S2
¥2,336 Amazon.co.jp (7/10執筆時)
【1000mL】
25・サーモス 真空断熱ジョッキ JDK-1001 S1
26・サーモス 真空断熱ジョッキ JDK-1001 S2
¥3,000 Amazon.co.jp (7/10執筆時)
タイプ:ジョッキ型
重さ:300g-400g
保冷力:7度(1時間後)
保温力:
食洗機:対応
冷たい飲みもの ★★★★★
暖かい飲みもの ★★☆☆☆
ビールの保冷 ★★★★★
内容量 ★★★★★
総合評価 ★★★★☆
サーモスの真空断熱ジョッキでしょう。
サイズは、3種類から選べます。
重さは1000MLでも400g前後ですが、置き場所を考えれば(大きくても)700MLあたりが良さそうです
それでも大瓶一本でも入りきるサイズです。
SUNTORY メガ角ハイジョッキ グラス 700ml
¥1,624 Amazon.co.jp (7/10執筆時)
ちなみに、この手のメガジョッキ(例えば、サントリーの角ハイのメガジョッキ)は、1kgを超えてくるため、ずっしり重いです。
その点、半分以下の重さである、本製品は、重さの面でもメリット性があると言えます。
断熱構造も、長時間飲む大ジョッキにはふさわしいですし、食洗機も対応できるので、「冷めないという話題込み」で飲食店が一定数導入するのも、良いと思います。
ただ、とって形状は、さほど持ちやすいとも言いにくいので、「インパクト」が不要ならば、個人的には、タンブラー型が好きです。
第4に、焼酎の水割りや日本酒などに向く、和風テイストの断熱タンブラーは
【300mL】
(通常型番)
53・京セラ セラブリッド CERAMUG CTB-300-BK
53・京セラ セラブリッド CERAMUG CTB-300-WH
¥4,738 楽天市場 (7/10執筆時)
(Amzon向け型番)
54・京セラ セラブリッド CERAMUG CTB-30BK-AZ
54・京セラ セラブリッド CERAMUG CTB-30WH-AZ
¥4,653 Amazon.co.jp (7/10執筆時)
【420mL】
(通常型番)
55・京セラ セラブリッド CERAMUG CTB-420-BK
55・京セラ セラブリッド CERAMUG CTB-420-WH
¥4,510 楽天市場 (7/10執筆時)
(Amzon向け型番)
56・京セラ セラブリッド CERAMUG CTB-42BK-AZ
56・京セラ セラブリッド CERAMUGC CTB-42WH-AZ
¥4,949 Amazon.co.jp (7/10執筆時)
タイプ:タンブラー型(薄め)
重さ:180g
保冷力:7度(1時間後)
保温力:
食洗機:対応
冷たい飲みもの ★★★★★
暖かい飲みもの ★★★★☆
ビールの保冷 ★★★★★
内容量 ★★★★☆(420ml)
総合評価 ★★★★★
京セラのセラブリッド タンブラーでしょう。
本体は、和風のテイストが最も強い製品で、従来のタンブラーにはなかったデザインです。
セラミック塗膜をうまくいかした、陶器風なデザインですので、和風の食卓に違和感なく合いそうです。
先述のように、最適な割合を線で示す工夫もあります。
300mLは、焼酎を飲む場合に、420mLは、ビールを飲む場合に良いと言えます。
なお、個人的には白と赤を持っています。(ざっくりと)ハウスワインを飲むときに良いかと考えましたが、結構気に入ってます。
ただ、本文でも書いたのですが、薄い色の塗装だと、(傷ついて1mm位の穴として)剥げて、ステンレスがむき出しになった時に、少し格好悪いです。
これは、マット調の塗装がある場合、他社の製品でも同じことが言えます。
おそらく、食洗機で(Atlasのように乱暴に)洗わなければ問題ないですが、基本的には濃い色のほうが長く使えると思います。
第5に、ホットコーヒーやお茶用など、熱い飲みものでの利用におすすめなのは、
【300ml】
45・象印 タンブラー 銅 SX-DN30-NC
45・象印 タンブラー 青 SX-DN30-AC
¥1,980 Amazon.co.jp (7/10執筆時)
タイプ:タンブラー型(厚め)
重さ:130g
保冷力:8度(1時間後)
保温力:42度(1時間後)
食洗機:
冷たい飲みもの ★★★★☆
暖かい飲みもの ★★★★★
ビールの保冷 ★★★★☆
内容量 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★
象印のステンレスタンブラーが良いと思います。
サイズは、300ミリリットルサイズが適当でしょう。
象印は、飲み口の部分が陶器のように厚めで、温かい飲みものが飲みやすい構造です。
コーヒーにせよ、お茶にせよ、口にあたる部分(飲み口)がなめらかなほうが、普通の陶器製のカップに近く、違和感を感じにくいです。
もちろん、コールドでアイスコーヒーなどに使っても、問題ないでしょう。色目的には、銅色が個人的には好みです。
なお、象印は、食洗機非対応です。
そこだけ何とかなったら、Atlas家のタンブラーもこれに統一できるのですが。
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【450mL】
46・象印 タンブラー 銅色 SX-DN45-NC
46・象印 タンブラー 青色 SX-DN45-AC
46・象印 タンブラー 銀色 SX-DB45-XA
¥1,873 Amazon.co.jp (7/10執筆時)
タイプ:タンブラー型(厚め)
重さ:180g
保冷力:7度(1時間後)
保温力:42度(1時間後)
食洗機:食洗機・つけ洗い非対応
冷たい飲みもの ★★★★☆
暖かい飲みもの ★★★★★
ビールの保冷 ★★★★☆
内容量 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
なお、一度にたくさん入れて飲みたい場合は、本機の450mLのモデルを選ぶの手です。
ただし、こちらも、食洗機非対応ですので、注意してください。
第6に、オフィスや図書館での利用に向く、フタ付きモデルとおしておすすめなのは、
【420mL】ステンレス
(2023年発売)
3・サーモス 真空断熱タンブラー JDY-420 S
¥1,745 Amazon.co.jp (7/10執筆時)
(2016年発売)
4・サーモス 真空断熱タンブラー JDE-420
¥2,290 Amazon.co.jp (7/10執筆時)
タイプ:タンブラー型(薄め)
重さ:200g
保冷力:7度(1時間後)
保温力:
食洗機:食洗機・つけ洗い対応
冷たい飲みもの ★★★★★
暖かい飲みもの ★★★★☆
ビールの保冷 ★★★★★
内容量 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★
「コールド」専用で利用するならば、サーモスの420MLが使いやすいかと思います。
フタ JDE Lid
¥511 Amazon.co.jp (7/10執筆時)
サーモスの場合、オフィスのデスクや(フタ付きなら持ち込み可の)図書館などで、アイスコーヒーなどを飲む際に便利な、フタが別売りで手に入ります。
ソコカバー JDE BottomCover
¥512 Amazon.co.jp (7/10執筆時)
さらに ソコカバーを取り付けると、置いた際に滑りにくくなり、こぼす危険が激減するでしょう。
デザイン面は、ただし、結構派手で主張があるので、人を選ぶところはあります。
ただ、主に夏に「コールド」専用で利用するならば、あまり年齢に関係なく使えそうです。
ファッションと考えても、ふたとカバーを別に買う人は稀少でしょうし、周りと差別化できるのはメリットでしょう。
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【2021年発売】
【450mL】【各色】
48・象印 ステンレスタンブラー SX-FA45
¥2,100 Amazon.co.jp (7/10執筆時)
タイプ:タンブラー型(フタ付)
重さ:240g
保冷力:7度(1時間後)
保温力:81度(1時間後)
食洗機:
冷たい飲みもの ★★★★☆
暖かい飲みもの ★★★★★
ビールの保冷 ★★★★☆
内容量 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
一方、コールドとホット兼用で考えると、象印の SX-FA45も選択肢です。
デザイン面でも、暖かみのある塗装モデルで、年齢などに関係なく使いやすいです。
とくに、寒い時期のホットな飲料の場合は、「違和感なく使えそう」です。
保温能力も、多少ですが、サーモスを上回ります。
コールド利用についても、ストローを使うことを前提にすると、使いやすいと思います。本機は、ふたが回し開けですから。
ただ、食洗機非対応な部分はネックです。
また、塗装をしたモデルは、傷(塗装の剥げ)が気になるので、長期間の耐久性については、サーモスに少し負けます。
第7に、持ちはこびも可能な「こぼれない」断熱マグカップとしてオススメできる機種は、
【470mL】
【国内正規品】
34・サーモス ROD-001 MDB
35・サーモス ROD-001 S
36・サーモス ROD-001 CRB
¥2,970 楽天市場 (7/10執筆時)
タイプ:マグカップ型
重さ:400g
保冷力:5度(2時間後)
保温力:61度(6時間後)
食洗機:(海外版は対応)
冷たい飲みもの ★★★★★
暖かい飲みもの ★★★★★
ビールの保冷 ★☆☆☆☆
内容量 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
サーモスのトラベルマグでしょう。
0.5Lというビッグサイズで、重さと形状に安定感があります。
タンブラー系の「フタ付き」もありますが、確実にこぼしたくないならば本機です。
持ち運ぶ際も同様で、飲む際は、栓をひねらずも上のレバーだけで出るため便利です。
レバーは奥まった場所にあるため、バッグの中で開いてしまうことは、経験上ありません。
自宅やコーヒー屋さんで淹れて貰い、昼間職場で飲むというような場合にもオススメできます。
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(2023年発売)
【300mL】SX-JS30-PM
49・象印 シームレスせん ハンドル SX-JS30
¥3,300 Amazon.co.jp (7/10執筆時)
【400mL】
50・象印 シームレスせん ハンドル SX-JS40
¥3,482 Amazon.co.jp (7/10執筆時)
タイプ:タンブラー型(フタ付)
重さ:240g/280g
保冷力:9度(6時間後)
保温力:62度(6時間後)
食洗機:
冷たい飲みもの ★★★★★
暖かい飲みもの ★★★★★
ビールの保冷 ★☆☆☆☆
内容量 ★★★★☆(400mL)
総合評価 ★★★★★
一方、サーモスのモデルは、やや「アメリカン」なデザインで、やや重めでもあるので、好みは分かれそうです。
その部分で、やや「水筒」よりですが、象印の「シームレスせん」シリーズは、オルタナティブな候補になると思います。
多少、少なめな300mLも選べる点を含めて、ニーズに合う方は多いかもしれません。
パッキンと「せん」が一体でメンテもしやすいです。職場で「さっと」洗いつつ、社内カフェほかで、コーヒーを詰めて仕事時につかうには、便利に思えます。
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【2021年発売】
【300mL】
51・象印 シームレスせん フリップ SX-KA30
¥3,604 Amazon.co.jp (7/10執筆時)
【400mL】
52・象印 シームレスせん フリップ SX-KA40
¥3,784 Amazon.co.jp (7/10執筆時)
タイプ:タンブラー型(フタ付)
重さ:240g/ 250g
保冷力:10度(6時間後)
保温力:54度(6時間後)
食洗機:
そのまま飲む場合は、フリップタイプが良いでしょう。
若干、保温力は弱くなるものの、サーモスのマグと同じようにカップなしで使えます。
補足:食品関連記事の紹介!
というわけで、今日は、真空断熱タンブラーについて書いてみました。
1・麦酒の比較
2・地ビールの比較
3・プレミア焼酎・原酒の比較
4・国産ウイスキーの比較
5・コーヒー豆の比較
なお、このブログには、「タンブラーの中身に入れる飲料」についても、いくつか比較記事があります。
だいたい同じやり方で比較しているので、これらの記事もよろしくお願いします。
ではでは。