【今回レビューする内容】2025年 軽量コードレス・スティック式掃除機の性能とおすすめ・選び方: フローリング向け
【比較する製品型番】 マキタ CL115FDW CL108FDSMW CL108FDSHW CL107FDSHW CL182FDRFW CL280FDRFW CL181FDRFW CL180FDRFW CL280FDFCW CL108FDSTW CL002GRD CL002GRDC CL001GRDC CL001GRD CL003GRDW CL003GRDO CL284FDRFW CL284FDRFO CL285FDRFW CL285FDRFO
今回のお題
軽量なコードレス掃除機のおすすめはどれ?
ども!Atlasです。
今日は、2025年4月現在、最新の軽量なコードレス掃除機の比較の4回目記事です。
今回は、軽量機ではコア層の人気が高いマキタの軽量コードレスをみていきます。
1・軽量なコードレス掃除機の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:シャープ〈日本〉
1-3:日立 1〈日本〉
2・軽量なコードレス掃除機の比較 (2)
2-1:日立 2〈日本〉
2-2:パナソニック〈日本〉
3・軽量なコードレス掃除機の比較 (3)
3-1:東芝〈日本〉
3-2:シャーク〈米国〉
4・軽量なコードレス掃除機の比較 (4)
4-1:マキタ〈日本〉
5・軽量なコードレス掃除機の比較 (5)
5-1:アイリスオーヤマ〈日本〉
6・軽量なコードレス掃除機の比較 (6)
6-1:ダイソン 〈英国〉
6-2:AQUA〈日本〉
6-3:他の企業〈各社〉
7・おすすめのコードレス掃除機【結論】
=:終的な「おすすめ機種」の提案
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた「選び方の基本」の説明に沿いながら説明していきます。
4-1・【軽量】マキタの掃除機の比較
というわけで、マキタのコードレス掃除機の紹介からです。
「業務用掃除機」としてシェアも多い会社です。圧倒的な軽量性から、家電事情に詳しい人には、「軽量小型のサブ機」として長いこと人気です。
Atlasも使っていた時期がありますが、最近は、他社の強力なライバル軽量機も現れており、軽量機として必ずしも「唯一」ではなくなっています。
今回は、その辺の事情を含めて見ていこうと思います。
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なお、以下では、いつものように、オススメできるポイントを赤系の文字色で、イマイチな点は青字で書いていきます。
【2018年発売】CL108FDSH
1・マキタ 充電式クリーナー CL108FDSHW
¥14,464 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
【2016年発売】
2・マキタ 充電式クリーナー CL107FDSHW
¥15,427 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
重さ:1300グラム(本体1000g)
定格電圧:10.8V
吸い込み仕事率: 30W
標準駆動時間:12分
集塵方式:紙パックほか
ヘッド:
センサー:
充電時間: 22分
CL108FDシリーズは、マキタの人気の充電式クリーナーです。
マキタの充電式クリーナーは、建築現場や新幹線の車内清掃で使われていた業務用モデルを、家庭用にデザインし直したモデルです。
新旧両機種あります。
旧機種は、新機種より100g重いです。
吸込仕事率はわずかに上(32W)ですが、新機種で良いでしょう。
本体の重さは、1000グラムです。
ただ、ここはマキタと他社機を比較する場合の注意点です。
他社と異なり、ノズルとパイプ部分の重さがスペックに加わっていないからです。
加味すると、おおよそ1300g前後になるでしょう。それでも軽量で、運転はかなりしやすいです。
ただし、OFFスイッチと、強弱の切替スイッチ、バッテリー切れお知らせ用のLEDライトのみと外観は簡素です。
吸引力は、吸い込み仕事率が最大30Wです。
定格電圧も10.8Vと、軽量機の範疇でもさほど強くないタイプです。
絨毯は対応できません。しかし、フローリングの掃除なら十分です。
例えば、ふとん圧縮袋の吸引も可能です。
掃除機のヘッドは、一方注意が必要です。
というのも、自走式でないのはもちろん、裏側にブラシもない構造だからです。
絨毯用のヘッドも別売であります。しkさい、その場合も、空気でブラシを回すエアーヘッド構造ではないので、家庭に置いては「フローリング以外は不得意」です。
バッテリー持続時間は、標準運転(仕事率 5W)だと25分です。
ただ、他社と比較する場合、ヘッド構造を含めてマキタは特殊なので、標準=弱相当とみなすのが妥当です。
強運転(仕事率20W)だと12分なので、(比較する場合)その程度と考えれば良いかと思います。パワフル運転(仕事率30W)で10分です。
かなり短いですが、マキタの場合、ここはあまり問題になりません。
バッテリー充電時間が、約22分で満充電と高速だからです。
【BL1015 A-59841】
マキタ BL1015 10.8V 1.5Ah
¥5,899 楽天市場 (4/14執筆時)
充電器が別に付くため、付属のバッテリーをもう一個買っておけば、(ほぼ)途切れず利用できるからです。
充電も、抜き差しも簡単なので、ストレスがない部分が人気と言えます。
makita 抗菌紙パック10枚入 A-48511
¥490 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
makita ダストバッグ1枚入 A-43957
¥367 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
吸塵方式は、紙パック式です。
消耗品単価は以上の通りです。
ただ、ケースが小さいため、Atlasは「繰り返し使えるダストパック」をおすすめしています。
ゴミが溜まったら捨てるだけで、繰り返しの利用が可能で、コスパが良いです。
本体の収納は、壁に立て掛けておくほか、ヒモで吊すことも可能です。
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以上、マキタのCL108FDシリーズの紹介でした。
フローリングに特化して考えるならば、軽量・格安で、しかも充電が速い機種として実力があります。
ワンルームにお住まいの方や、ちょっとした掃除に使える家庭用のサブ機としては「おすすめ」できます。
ただ、掃除機のヘッドにブラシもない仕様ですので、少しでもカーペットがある場合は向かないです。また、ヘッドが小さめなので、広い面積の掃除にも向かないでしょう。
とはいえ、8畳程度の掃除ならば、価格も含めて「選択肢」とできます。
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なお、マキタのコードレス軽量機は、ほかにも選択肢があります。
順番にみておきます。
【2020年発売】
3・マキタ 充電式クリーナー CL108FDSMW
¥18,205 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
標準駆動時間:(31分)
充電時間: 60分
【2024年発売】
4・マキタ 充電式クリーナー CL108FDSTW
¥27,500 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
標準駆動時間:(39分)
充電時間: 75分
重さ:1400グラム(本体1100g)
定格電圧:10.8V
吸い込み仕事率: 30W
集塵方式:紙パックほか
ヘッド:
センサー:
第1に、CL108FDSMWとCL108FDSTWです。
先ほどの機種と、同一シリーズ(CL108FD)で、同じ本体で性能も同じです。
バッテリーのみ、替えています。
先ほどの機種と互換性はありますが、容量を増やしています。
持続時間は、2種類で変わります。
強運転(標準運転相当)でそれぞれ31分・39分です。
重さは、両機とも1400gです。
先ほどの機種より100gバッテリーが重くなります、充電時間も60分・75分と伸びます。
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結論的にいえば、基本的には、この仕様だと業務用の色合いがより強くなります。
これを導入するならば、先ほどの機種を買って、バッテリーを1個余分に購入して、交互利用で運用する方が個人的にはオススメです。
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【2021年発売】
5・マキタ 充電式クリーナー CL115FDW
6・マキタ 充電式クリーナー CL115FDWR
7・マキタ 充電式クリーナー CL115FDWP
¥12,951 楽天市場 (4/14執筆時)
重さ:1300グラム(本体1000g)
定格電圧:11.5V
吸い込み仕事率: 35W
標準駆動時間:16分
集塵方式:紙パック
ヘッド:
センサー:
充電時間: 4時間
第2に、CL115FDWです。
こちらは、下位シリーズの製品です。
重さが1300gで、マキタでは最軽量です。
ただ、完全に「家庭向き」となるので、バッテリーが交換できない内蔵式です。
吸込仕事率は、35W(11.5V)です。
わずかに良いですが、内蔵式で、充電時間が4時間というのは、マキタの良い部分が完全に消えていると言えます。
あまりオススメできません。
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【2011年発売】
8・マキタ充電式クリーナー CL182FDRFW
¥29,727 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
重さ:1700グラム(本体1400g)
定格電圧:18V
吸い込み仕事率: 37W
標準駆動時間:20分
集塵方式:紙パックほか
ヘッド:
センサー:
充電時間: 22分
第2に、CL182FDRFWです。
本機も、ダストバッグ(紙パック)を利用する集塵方式です。
仕事率は、マキタとしては37Wとやや強めになります。
バッテリー出力も18Vです。
この部分だけならば家庭向け製品の「じゅうたん用」とも比すると言えます。もちろん、ヘッド部分の限界で、そちらには向きません。
重さは、しかし、おおよそ1700gです。
軽量とは言えない代物です。
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結論的にいえば、実際、価格面でも、この値段を出せば、他社の「エアーヘッド付きの軽量機」も選択肢になるため、家庭用としては、やや魅力にかけるでしょう。
【2019年発売】
9・マキタ充電式クリーナー CL280FDRFW
¥33,800 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
重さ:1700グラム(本体1400g)
定格電圧:18V
吸い込み仕事率: 45W
標準駆動時間:20分
集塵方式:フィルター
ヘッド:
センサー:
充電時間: 22分
CL280FDRFWは、マキタの掃除機の上位シリーズになります。
以前は、紙パック式で、電源がスイッチ式の製品もありました。
今だと、カプセル吸塵で、電源が下部トリガー式(常時ONも可)のみの展開です。
Atlas的には、この方式が利便性が高く感じますし、問題には思いせん。
重さは、ノズルとヘッドの部分も込みで考えた場合、おおよそ1700gです。
自走式でもエアータービン式でもない機種と考えると、重さはネックです。
吸引力は、仕事率が60Wとだいぶ強力です(バッテリー出力は18V)。
新型のブラシレスモーターを採用するためです。
強弱も60W・42W・15Wの3段階で強弱が調整できます。
ただし、トリガー方式だけは、最大45Wの仕事率で、強弱の調整は固定です。
強力ですが、カーペット掃除は能力的に向かないレベルです。
フローリングまでなら相当の吸引力が期待できます。また、一部に引いてあるだけの、毛の短いカーペット程度ならば「吸い」ます。
掃除機のヘッドは、引き続き、裏側にブラシもなく、エアーヘッド構造ではない単純なものです。
バッテリー持続時間は、方式ごと異なります。
スイッチ式で15分、トリガー式で、20分です。
スイッチ方式の場合、強弱が調整できるため、最大では50分保ちます。
バッテリー充電時間は、約22分で満充電と速いです。
この部分は、引き続き、マキタの魅力と言えます。
充電を忘れても、掃除したいときにすぐ掃除ができるメリットは高いです。
消耗品は、紙パック式は、消耗品を含めて下位機種と同じです。
繰り返し使えるダストバッグも利用できます。
マキタ(makita) 高機能フィルタ A-58207
¥686 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
一方、カプセル吸塵の機種は、こちらを利用します。
カプセル内の繰り返し使える高性能フィルタ ーに付属したゴミを、手でこそぎ落とす方式です。
フィルターは、水洗いでき繰り返し利用できる仕様です。ダストバッグ方式と同じでコスパは良いでしょう。
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以上、マキタの上位シリーズの紹介でした。
下位機種に比べると価格は高いですが、吸引力は上昇しています。
一方で、価格が高い点と、本体が重い点、ヘッドが小さい点は、ネックです。いずれにしても、マキタを選ぶならば、下位機でしょう。
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なお、このグレードの製品は、次のような旧機、あるいは、姉妹機があります。
順番にみておきます。
【2016年発売】
【スイッチ方式】
10・マキタ CL181FDRFW
¥31,260 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
【トリガー方式】
11・マキタ CL180FDRFW
¥30,440 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
12・マキタ CL180FDWHW
¥22,999 楽天市場 (4/14執筆時)
重さ:1700グラム(本体1400g)
定格電圧:18V
吸い込み仕事率: 37W
標準駆動時間:20分
集塵方式:フィルター
ヘッド:
センサー:
充電時間: 22分
第1に CL181FDRFWなどです。。
いずれも、ブラシレスモーター不採用であり、吸込仕事率が新機種よりも多少弱めとなります。
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【2019年4月発売】
13・マキタ CL280FDFCW
¥36,980 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
重さ:2060グラム
定格電圧:DC 18V
吸い込み仕事率: 45W
標準駆動時間:20分
集塵方式:フィルター
ヘッド:
センサー:
充電時間: 22分
第2に、CL282FDFCWです。
重さは、2060gと「重め」になります。
仕事率は、ただ、45Wなので、やや「パワフル」といえます。
機構的には、本機は吸塵機構の部分に、通常別売(A-68856)のロック付サイクロンアタッチメントを付属させています。。
特に吸塵力をブーストするものではなく、ゴミを遠心分離して捨てやすくし、かつ、排気を綺麗にするためのユニットです。
その他の部分は、先ほどの機種と同じです。
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結論的にいえば、サイクロンユニットの搭載は機能強化です。
ただ、搭載することで、総重量(本体・ヘッド・ノズル・サイクロン)の合計で2kgを越えてくるとなるのは、同社の製品最大のメリット性を削ります。
業務用としては正統な進化である一方、家庭向けにはより選びがたい機種なっています。
【2021年発売開始】
【紙パック・サイクロンなし】
14・マキタ CL002GRD
¥17,417 楽天市場 (4/14執筆時)
重さ:約2100グラム(本体1700g)
【カプセル吸塵・サイクロンなし】
15・マキタ CL001GRDC
¥17,980 楽天市場 (4/14執筆時)
重さ:約2000グラム(本体1600g)
定格電圧:DC 36V
吸い込み仕事率: 125W
標準駆動時間:40分
集塵方式:フィルター
ヘッド:
センサー:
充電時間: 28分
CL002GRDは、マキタのコードレス掃除機の、モーター出力強化型です。
2機種あります。
makita 抗菌紙パック10枚入 A-48511
¥490 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
makita ダストバッグ1枚入 A-43957
¥367 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
CL002GRDは、紙パック式の機種です。
マキタの軽量機と同じです。
ただ、紙パックを使うと、330mLとケースが小さいため、Atlasは500mLの「繰り返し使えるダストパック」をおすすめしています。
ゴミが溜まったら捨てるだけで、繰り返しの利用が可能です。コストパフォーマンスが良いです。
CL001GRDC は、カプセル吸塵式です。
洗って繰り返し使えるフィルター付カプセルを利用する方式です。
本体の重さは、マキタにしては重く、約2100gです。
カプセル式はわずかに軽めです。
吸引力は、仕事率として、ターボ運転時に125Wです。
ダイソンの下位機並みのスペックで、この部分だけで言えば、「じゅうたん対応」とも言える水準です。
掃除機のヘッドは、注意が必要です。
自走式でないのはもちろん、ブラシもない単純な構造だからです。
吸い付きすぎないようにタイヤの配置などに工夫はあるので操作性は良いですが、ゴミは、風の力だけで吸わせるので、「じゅうたんからゴミをかき出す」ような、一般的な所作はしません。
先述のように、マキタは「業務用」が主戦場なので、屋外を含めてハードに使っても壊れないように、ブラシは不採用ということでしょう。
家庭用としても売り出している機種ですが、この点は「同社の特性」として納得してから買うべきです。
バッテリー持続時間は、標準で最大40分です。
ただ、じゅうたんは標準モード(35W)では吸えないので、ターボ運転(125W)で16分というのが参考になるでしょう。
充電時間は、約28分です。
DC40RAという電動工具にも使うマキタの(ゴツい)外付け充電器が付属し、それを利用します。
マキタ BL4025
¥13,720 楽天市場 (4/14執筆時)
したがって、バッテリーは別売で購入可能で、交互に使うことも可能です。
掃除機のセンサーは、未付属です。
付属品は、とくにありません。
ただ、別離で、業務用(電車シートの掃除など)に便利なシートノズルほかが手に入ります。
本体の収納は、特段の配慮はないです。
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以上、マキタのCL002GRDの紹介でした。
家庭用としても同社の製品は愛用者が多いです。ただ、本機はヘッドが特殊で耐久性重視となります。
やはり、この部分で一般家庭には不向きです。
ただ、職場の掃除などで「使い倒す」ような感じで、じゅうたんも一部あるようなモノの場合、シンプル設計で壊れにくい部分をふくめて、需要はあるかと思います。
【2021年発売】
【紙パック・サイクロンあり】
16・マキタ CL002GRDC
¥51,800 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
重さ:約2460グラム(本体1700g)
【カプセル吸塵・サイクロンあり】
17・マキタ CL001GRDW
¥40,399 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
重さ:約2360グラム(本体1700g)
定格電圧:DC 36V
吸い込み仕事率: 125W
標準駆動時間:40分
集塵方式:フィルター
ヘッド:
センサー:
充電時間: 28分
なお、このシリーズには、ロック付サイクロンアタッチメントを付属させたモデルもあります。
この機構は、特に吸塵力をブーストするものではなく、ゴミを遠心分離して捨てやすくし、かつ、排気を綺麗にするためのユニットです。
その他の部分は、先ほどの機種と同じです。
【2022年発売】
【サイクロン一体式】
18・マキタ CL003GRDW
19・マキタ CL003GRDO
¥41,000 楽天市場 (4/14執筆時)
重さ:約2460グラム(本体1800g)
定格電圧:DC 36V
吸い込み仕事率: 100W
標準駆動時間:35分
集塵方式:フィルタ
ヘッド:
センサー:
充電時間: 28分
CL003GRDも、マキタのコードレス掃除機です。
本機は、一般的な他社のコードレスにみられるような、サイクロン一体型になります。
マキタらしいフォルムは残しつつですが、形状は他社機に近づいた感じです。
吸塵方法は、紙パックを使わないカプセル吸塵式です。
洗って繰り返し使えるフィルター付カプセルを利用する方式です。
本体の重さは、マキタにしては重く、約1800gです。
マキタの場合、スティック以下の重さは考慮外なので、合計すると2.5kg弱にはなるでしょう。軽量ではないです。
吸引力は、仕事率として、ターボ運転時に100Wです。
先ほどの機種より少し弱くなっているのは、モーター由来と言うより、サイクロン一体型にしたためだと思います。
掃除機のヘッドは、本機も、ブラシもない単純な構造で、先ほどの機種と同じです。
バッテリー持続時間は、標準で最大40分です。
本機も、じゅうたんは、標準では吸えないので、ターボで16分という数値を基準に考えると良いと思います。
マキタ BL4025
¥13,800 楽天市場 (4/14執筆時)
充電時間は、約28分です。
充電部分は、先ほどの機種と同じ仕様です。
交換バッテリーも同じです。
掃除機のセンサーは、未付属です。
付属品は、とくにありません。
LEDライトを装備しますが、足もとではなくスティック上部なので、多少暗い場所の補助用以上の意味は持たないかと思います。
そのほか、パイプを外した先が、簡易的な「隙間ノズル」になっていて、すき間掃除がしやすい工夫があります。
本体の収納については、特段の配慮はないです。
静音性は、一方、流路に防音の工夫があります。
エコモード54dBはそれなりに優秀ですが、じゅうたんで使う場合は、強運転で65dBですので、平均値よりも「うるさい」です。
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以上、マキタのCL003GRDWの紹介でした。
業務用で、とにかくガンガン使うような用途には向くでしょう。ヘッドがとにかく頑丈で、充電も簡単なので。
ただ、家庭用として評価する場合、ヘッド構造の部分で、やはり、(先ほどの機種以上に)じゅうたんのゴミを完全に吸えるとは言いにくいです。
目的は選ぶ機種です。
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【2023年発売】
【サイクロン一体式】
20・ マキタ CL286FDRFW
21・ マキタ CL286FDRFO
¥35,420 楽天市場 (4/14執筆時)
重さ:約2360グラム(本体1700g)
吸い込み仕事率: 100W
標準駆動時間:21分
集塵方式:フィルタ
ヘッド:
センサー:
充電時間: 22分
【カプセル吸塵・サイクロンユニット別売】
22・ マキタ CL284FDRFW
23・ マキタ CL284FDRFO
¥33,770 楽天市場 (4/14執筆時)
重さ:約2160グラム(本体1500g)
吸い込み仕事率: 100W
標準駆動時間:21分
集塵方式:フィルタ
ヘッド:
センサー:
充電時間: 28分
【紙パック・サイクロンユニット別売】
24・ マキタ CL285FDRFW
25・ マキタ CL285FDRFO
¥54,321 楽天市場 (4/14執筆時)
重さ:約2460グラム(本体1700g)
定格電圧:DC 36V
吸い込み仕事率: 125W
標準駆動時間:40分
集塵方式:フィルター
ヘッド:
センサー:
充電時間: 28分
なお、CL286FDRFなどの下位機も出ています。
先ほどの機種との違いは、バッテリーです。
出力は同じですが容量が小さくなるので、持続時間が短くなります。あとは同じです。
類似のCL286FDZ(CL286FDZW CL286FDZO )も同時発表でしたが、本体部分のみですので、除外しました。
次回に続く!
コードレス掃除機のおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、軽量なコードレスの掃除機の比較の4回目記事でした。
しかし、記事は、まだまだ続きます。
5・軽量なコードレス掃除機の比較 (5)
5-1:アイリスオーヤマ〈日本〉
6・軽量なコードレス掃除機の比較 (6)
6-1:ダイソン 〈英国〉
6-2:AQUA〈日本〉
6-3:他の企業〈各社〉
7・おすすめのコードレス掃除機【結論】
=:終的な「おすすめ機種」の提案
続く5回目記事(こちら)では、アイリスオーヤマの製品を追加でみていきます。
各安きほか、やや個性的なラインアップもあります。
吸引力の強さ ★★★★★
バッテリー量 ★★★★★
掃除機の軽さ ★★★★★
ヘッドの性能 ★★★★★
センサー性能 ★★★★★
ゴミ箱のサイズ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
引き続きよろしくお願いします。
結論編は→こちら!