1回目記事からの続きです→こちら
2-1・インジニオネオのステンレスモデル
2回目記事は、ステンレス製のインジニオネオの紹介からです。
ここまで見てきたアルミ合金にフッ素をかけた通常タイプに比べて、見た目は圧倒的に美しく、鍋ならば上手に使えば長持ちする方式です。
ただ、手入れの部分で注意するべき点があるので、そこを含めて、解説します。
1・T-Fal インジニオネオの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:アルミ+フッ素〈ガス専用〉
1-3:アルミ+フッ素〈IH兼用〉
2・T-fal インジニオネオの比較 (2)
2-1:ステンレス〈IH兼用〉
2-2:アルミ鋳物〈IH兼用〉
2-3:セラミック〈IH兼用〉
2-4:直営店モデル
3・T-fal インジニオネオの比較 (3)
3-1:単品の鍋・フライパン
3-2:アクセサリー
4・T-fal インジニオネオの比較 (4)
4-1:最終的なおすすめの提案【結論】
ーーー
また、以下では、高評価できるポイントについては赤系の文字色で、イマイチな点については青字で書いていきます。
【2021年9月発売】
【セット9】(ハンドル1本)
44・IHステンレス・アンリミテッド L97090
¥15,900 Amazon.co.jp (6/3執筆時)
フライパン:26cm
ソースパン:16cm 20cm
ソテーパン:24cm
ガラスぶた:16cm 20cm
シールリッド:16cm 20cm
専用ハンドル:1本
【2023年2月発売】
【セット10】
45・IHステンレスブリエ・アンリミテッド L97093
¥15,900 Amazon.co.jp (6/3執筆時)
フライパン:22cm 26cm
ウォックパン:26cm
ソースパン:18cm
ガラスぶた:16cm 22cm 26cm
シールリッド:18cm
専用ハンドル:1本
(シリーズ共通仕様)
方式:IH兼用
ベース:18-8ステンレス
重さ:1030g(26cmパン)
食洗機:対応
IHステンレス・アンリミテッドは、ステンレス系のスタンダードモデルです。
なお、ステンレスは電気を通すので、IH・ガス火兼用モデルとなります。
ステンレス鋼は、クロム18%、ニッケル8%の含有率です。
つまり、いわゆる18-8ステンレスですので、錆びにくいタイプです。
調理器具として「よろしい水準」となります。
なお、2023年に追加されたモデルは「IHステンレス ブリエ・アンリミテッド」と名前を替えました。ブリ
外装素材は、同じ18-8ステンレスです。
ブリエ(輝き)との名前ですが、グレードや色の鈍さなどの部分で相違はないです。
そのため、同時にみていきます。
付属する鍋やフライパンは、セット9・セット10です。
セット9は フライパンが1つと、ソースパンが2つです。
その上で、24インチのいう珍しいサイズのソテーパンも付属していています。
構成として、欧米スタイルの料理法を主に使われる方には便利でしょう。
セット10は、ソースパンは未付属です。
しかし、26cmのウォックパンと26cmガラスふたほか、フライパンも2サイズです。
かなり「豪華」ですが、(無コートの)鍋系が少ない点で、ターゲット層は、日本(アジア)の一般家庭でしょう。
個人的には、こちらの方が便利に思えます。
重さは、26cmのフライパンで1030gです。
ハンドル(190g)を合わせて約1.22kgですので、アルミ(フッ素)のフライパンとしては重めです。
総ステンレスの本格的な取って付きのパンよりは軽いとは言えますが、軽さを求めて買うものではないです。
コーティングは、鍋とフライパンで変わりますj。
フライパンは、同社1位のチタンアンリミテッドです。
強力なノンスティック加工(フッ素加工)ですので、実用度は高いです。
鍋は、一方、上の写真のように内面・外面をコーティングしていない仕様です。
そのため、ティファールではおなじみの、適切な温度をお知らせするマークが付きません。また、フッ素樹脂加工していないので、扱いは難しいです。
もちろん、ソースパンなので強火で使う人はいないでしょうが、強火は特に厳禁です。
ちなみにT-Falはノンスティックでない鍋だけは今でも「フランス製」のようです。
なお、フライパン系も外装はステンレスですので「ステンレス焼け」はありえます。
底面加工は、同社3位の「IH対応2層底面」であり、ノンスティック加工の通常のIHモデルと同じです。
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以上、IHステンレス・エクセレンスの紹介でした。
一般的な日本で見られるフライパンとは性質が異なるため、一般向きではない点に注意してください。
ただ、調理道具を丁寧に手入れすることができる人には、かなりオススメです。
余所のキッチンで、キチンと手入れされた美しいステンレスのフライパンや鍋をみると、Atlasはたいへん感心します。
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【2024年12月発売】
【セット14】
46・ IHステンレス グレース セット14 L893SE
¥25,000 Amazon.co.jp (6/3執筆時)
フライパン:22cm 26cm
ソースパン:16cm 20cm
ソテーパン:24cm
ガラスぶた:16cm 20cm 22cm 24cm 26cm
シールリッド:16cm 20cm
専用ハンドル:2本
方式:IH兼用
ベース:18-8ステンレス
重さ:995g(26cmパン)
食洗機:対応
なお、ステンレス系で最もセット数が多いのは、 IHステンレス グレースです。
鍋類が5セットと全種類のガラスふたが付属し、とっても2本ですので、かなり豪華です。
コーティングは、ただ、4位のチタンインテンスです。
既に見た製品にも採用されていたコートで、厚いフィニッシュ層を持つので、他社フライパンに比べても、「すべりの持続性」は良いです。
ただ、先ほどのアンリミテッドに比べれば、やはり下位です。
ソースパンは、本機も、フッ素コートはありません。
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結論的にいえば、たしかに安いのですが、コートの差があるのが注意点です。
ただ、あまり強火で使わなければ(一般的な意味で)保ちは良いので、もっぱら火加減は中火までで、中華などに使わない場合は良いかもしれません。
鍋構成も「西洋料理向き」ですし、ニーズはあるでしょう。
2-2・インジニオネオのアルミ鋳物モデル
続いて、蓄熱性のあるアルミキャストを利用したインジニオネオの紹介からです。
蓄熱性を高めた鍋素材では(ルクルーゼなど)ホーロー鋳物が有名です。
ただ、そういったものは、結構重いです。
T-Falの場合、通常プレス加工で作る鍋を、ホーローなどと同じように鋳こんだ「アルミ鋳物」なので、この手の製品としては、例外的に「軽い」といえます。
【2023年発売】
【セット5】
47・IH キャストライン アロマ プロ L866S5
¥15131 Amazon.co.jp (6/3執筆時)
方式:IH兼用
ベース:アルミニウム合金(鋳物)
重さ:1080g(26cmパン)
食洗機:対応
フライパン:26cm
ウォックパン:26cm
エッグロースター:15×20cm
ガラスぶた:26cm
専用ハンドル:1 本
IHステンレス・アンリミテッドは
インジニオ・ネオ キャストライン アロマ プロ セット5は、T-Falでは唯一のアルミ鋳物(アルミキャスト)の製品です。
以前のIHキャストラインN L854S5の後継機です。
底面加工は、ステンレスの「IH対応底面」採用です。
厚みのある底面なので、少し形状はかわります。
むろん、IH・ガス兼用モデルです。
コーティングは、どれも4位のチタンフォースです。
したがって、IH兼用型として最高というわけではないです。実際、そこを「狙った」製品ではないです。
ポイントは、鍋底の厚みがあるホンモノの鋳物(キャスト)であることです。
プレス加工ではできない底面の厚みを出せるので 熱伝導率の面では、ここまで紹介した機種の中では最上位です。
重さは、26cmのフライパンで1080gです。
ハンドル(190g)を合わせて約1.27kgですので、ステンレスモデルと同じほどです。
ただ、ルクルーゼなどの他社のホーロー鋳物と異なり、軽量なアルミニウム合金で作るので、26インチのフライパンでも1080グラムと、鋳物としては軽量ですし、基本的に割れません。
「売り」は、蓄熱性です。
底面が厚いためにムラ無く長時間加熱できます。その点で、煮込み料理が得意です。
通常のパンよりも熱の伝わりが緩やかであるため、素材の味やビタミンを壊さず調理が可能です。
また、蒸気が蒸発しにくいため、旨みが料理の中に残りやすい仕様です。
また、蓄熱性の良さは、「冷めにくさ」と言い換えられます。冷蔵したステーキ肉を焼く場合も、パンが冷めにくいため、肉汁をお肉の中に閉じ込めやすいです。
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以上、IH キャストライン アロマ プロ の紹介でした。
煮込み料理・焼き料理に特化した機種を一通りそろえたいというニーズがある方は、この機種が最適でしょう。
ただ、そうでない方は、このシリーズは「かなり特殊なモデル」なので、その他の通常のモデルを選んだ方が良いと思います。
例えば、既に通常タイプは一式お持ちの方で、「2台目のセット」として揃えるには面白いと思います。
なお、個人的に、このシリーズこそ、ウォックパン・フライパンを「単品販売」して欲しいと思うのですが、残念ながらセット販売だけです。
2-3・インジニオネオのセラミックモデル
続いて、アルミ合金のベース、分厚いセラミックコートをかけたタイプの製品です。
湖野タイプは、一時期展開終了していましたが、2025年に復活しました。
素材は(T-Falの場合)アルミ合金と同等程度軽い上で、コートも強いく頑丈です。
その上で、熱周り(熱伝導性)が良いため、強火で焼き目を付けるのが得意です。そのため、お肉を焼く場合など、愛用者が多いカテゴリーです。
ただ、すべりがやや悪いので、油を多めにひいて、火加減に注意しないと、後片付けが「たいへん」になります。
【2025年発売】
【セット3】
48・ IHセラミックグライド アースグレー L26693
¥11,900 Amazon.co.jp (6/3執筆時)
フライパン:22cm 26cm
専用ハンドル:1本
【セット5】
49・ IHセラミックグライド アースグレー L26695
¥22,000 Amazon.co.jp (6/3執筆時)
フライパン:22cm 26cm
ソースパン:18cm
ガラスぶた:18cm
専用ハンドル:1本
(シリーズ共通仕様)
方式:IH兼用
ベース:アルミ合金
重さ:770g(26cmパン)
食洗機:対応
IHセラミックグライド アースグレーは、T-FalのIH対応モデルです。
先行して、「取って付き」が2024年に出ていたので、Atlasもそちらで、このコートはチェック済みです。
ただ、こちらは、外装コートが、フッ素系ではなく、セラミックになります。
アルミ基層の上に分厚いセラミックコートをなしたフライパンです。
正確には、同社が開発したイノセラム(Inoceram)という新しいセラミック素材です。
具体的な工夫がどこにあるかは、非開示です。
しかし、セラミック系のパンの共通の欠点であるこびり付きやすさ、すべりの悪さを、独自技術で改善した素材とされます。
実際、他社のセラミック系のパンに比べ、購入時は(フッ素パンのように)滑るので、こびりつきにくく、減油できるタイプです。
実際、同社がだいぶ前に出していたセラミックパン(終売)とも特性がだいぶ異なりました。
特長は、表面硬度の硬さ、熱伝導性の高さです。
高度は、同社によると通常のフッ素加工の20倍の硬度です。
他機で示される、強度とイコールではないので、表に加えていませんが、コートの取れにくさという、評価できます。
セラミック系は、T-Fal自体は数字を示しませんが、耐熱温度はフッ素系の2倍です。
その上で、一般的に熱回り(熱伝導)が良いので、肉など焦げ目を付けたい場合に、この方式は(フッ素系より)有利で、クリスピーに仕上げやすいです。
目玉焼きなどにも、この点で向くと言えます。
弱点は、すべりの良さの持続性です。
先述のように、T-Falの特殊加工技術で使い始めは、結構良いです。
アルミ合金(+フッ素加工)のT-Falの通常品と大きく変わらず「ノンスティック」です。
ただ、複層構造でないからかもしれませんが、当初のすべりの良さの持ちの持続性は、(チタンアンリミテッドほかに)遠く及ばない感じです。
とくに、「焦げ目を付けられる」イコール「強火で使って構わない」わけではないので、火加減を丁寧に使わないと、すぐに「滑らなくなる」といえます。
【26cm】
バタフライガラスぶた
¥2,403 Amazon.co.jp (6/3執筆時)
このコートは、欧米だとわりと評判ですが、「強火」調理も多いアジアに向くかは、「使い手次第」に思えます。
日本でのレビュー評価の上下のブレが大きいのも、このあたりが理由に思います。
なお、T-Falの場合、蓋(シリコン部)の耐熱温度は250度です。先述のように、セラミックコートの耐熱温度は(普通)高めですが、本機は、その程度の温度の利用を想定しているといえます。
セット構成は、セット3と、セット5の2種類です。
「セット5」は、チタンアンリミテッドなどに見られたセット6の構成から、冷蔵庫保存用のシールリッドを除いた構成です。内径は合うでしょうし、付属しない理由は不明です。
底面加工は、ステンレスで、また、大きめ「IH対応底面」採用です。
こちらも、IH・ガス兼用モデルです。
先述のように、セラミックコート自体も熱回り(熱伝導)はよいので、焼き面温度も均一にしやすいです。
重さは、26cmのフライパンで770gです。
ガス火用より重いですが、チタンアンリミテッドなどよりは軽いです。
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以上、 IHセラミックグライド アースグレーの紹介でした。
熱回りが良く、焦げ目が付けやすい部分で、1枚あったら便利な製品です。
(取っ手が外せるタイプは)単品販売がないのが残念ですが、3枚セットを買って、朝御飯などにも小さいフライパンを使う場合、良いかと思います。
色々書きましたが、中火以下で使うことを心がければ、コートも保ちますし、当初のすべりは、価格相応に楽しめるでしょう。
ただ、「強火文化」があるアジアでは、デリケートな仕様とは言えそうです。はじめに買うのに向くセットと言うより、すでにお持ちの方が、サブとして揃えると「便利」といえるセットです。
その点では、アルミ鋳物の「IH キャストライン」に近いです。
2-3・インジニオネオの直営店モデル
つづいて、インジニオの直営店限定モデルをみておきます。
関西と関東のイオンモールなど、または、地方のアウトレットモールに、T-falの直営店があります。
そちらでは、実店舗限定で、ネット販売や普通の量販店では手に入らない「限定モデル」があります。以下では、簡単ですが、それらのモデル展開について、紹介します。
価格は、量販店の場合、特別なセールなど、都度変わります。
また、目安となる価格(定価)もT-Falのサイトや、オンラインショップでは示されません。
ちなみに、以下で示す価格は、2024年12月にAtlasが実店舗(イオンモール)で確認した際のものです。
売っていなかったものは空白にしました。また、アウトレットモールの直営店とは値段は違うだろう点と、註を付けた製品は開催中の「歳末セール特価」だったことは記しておきます。
【セット5】(ガス火)
50・インジニオ・ネオ アジュール・インテンス
¥------ 直営店モデル
フライパン:22cm 26cm
ウォックパン:26cm
ガラスぶた:26cm
シールリッド:16cm 20cm
専用ハンドル:1本
【セット9】(ガス火)
51・インジニオ・ネオ オニキス・インテンス
¥---- 直営店モデル
フライパン:28cm
ウォックパン: 28cm
ソースパン:16cm 20cm
ガラスぶた:16cm 20cm
シールリッド:16cm/20cm
専用ハンドル :1本
(シリーズ共通仕様)
方式:ガス火専用
ベース:アルミ合金
重さ:598g(26cmパン)
食洗機:対応
アジュール・インテンス などは、直営店限定の「ガス火専用」モデルです。
外装は、複数の色がありますが、コートのグレードはどれも同じです。
コーティングは、フライパン・ウォックパンは、通常品とおなじで、4位のチタンインテンスコーティングが採用されます。
鍋は、6位の「チタン」です。
鍋構成も、直営店限定のみで手に入る特別な種類はないです。
後述するように、ウォックパン(中華鍋)も単品で売られますので。
ーーー
【セット9】 (ガス火)
52・インジニオ・ネオ カシスグレー
¥14,300 直営店モデル (6/3執筆時)
53・インジニオ・ネオ ドレスブルー
¥14,300 直営店モデル (6/3執筆時)
フライパン:26cm
ウォックパン: 26cm
ソースパン:16cm 20cm
ガラスぶた:16cm 20cm
シールリッド:16cm 20cm
専用ハンドル:1本
なお、カシスグレーと ドレスブルーは、直営店向けのガス火用モデルの下位機です。

コーティングは、フライパンも鍋も、同社5位のチタンです。
1回目記事の冒頭で見た「パプリカレッド」などと同じ、廉価版です。
アウトレットでの安売り用のような製品ですし、選択肢にしない方が良いでしょう。
【セット5】
54・IHノワール・アンリミテッド
¥17,800 直営店モデル (6/3執筆時)
フライパン:22cm 26cm
マルチパン: 22cm
ガラスぶた :22cm
専用ハンドル :1本
【セット6】
55・IHノワール・アンリミテッド
¥18,700 直営店モデル (6/3執筆時)
フライパン:22cm 26cm
ソテーパン: 24cm
ガラスぶた :24cm 25cm
専用ハンドル :1本

【セット9】
56・IHノワール・アンリミテッド
¥----- 直営店モデル
【セット10】+ウォックパン(セール時価格)
57・IHノワール・アンリミテッド
¥19,800 直営店モデル (6/3執筆時)
フライパン:22cm 26cm
ソースパン:16cm 20cm
ウォックパン: (26cm )
ガラスぶた:16cm 20cm
シールリッド:16cm 20cm
専用ハンドル: 1本
【セット15】
58・IHノワール・アンリミテッド
¥----- 直営店モデル
フライパン:22cm 26cm 28cm
ソースパン:16cm 18cm
ウォックパン: 26cm
ガラスぶた:16 20 22 26 28cm
シールリッド:16cm 20cm
専用ハンドル 2本
(シリーズ共通仕様)
方式:IH兼用
ベース:アルミ合金
重さ:885g(26cmパン)
食洗機:対応
IHノワール・アンリミテッドは、直営店に卸される、ガス火・IH兼用モデルです。
直営店系では、セット構成が最も多いので「人気モデル」と言えそうです。
コーティングは、フライパンについては、4層のチタンアンリミテッド、 鍋は4層のチタン・インテンスです。
Amazonや普通のお店で売っているIH系の最上位(アンリミテッド)と品質は同じです。
鍋構成は、ただ、注目に値します。
特にソテーパンは単品販売でも手に入らない、珍しい形の鍋がです。マルチパンは単品がありますが、セットで入るのは珍しいです。
それらを目当てに買うというのは「あり」でしょう。
また、セット15は「大盛」ですので、まとめて揃えるならば、良さそうです。
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なお、同じコーティンググレードのIH兼用の「アンリミテッド」は、で、セット構成と、本体色が異なるものがいくつかあります。
順番にみておきます。
【セット5】
59・IHカリブ・アンリミテッド
¥17,600 直営店モデル (6/3執筆時)
フライパン: 26cm
ウォックパン: 26cm
ガラスぶた :26cm
専用ハンドル :1本
【セット9】
60・IHカリブ・アンリミテッド
¥21,450 直営店モデル (6/3執筆時)
フライパン:22cm 26cm
ウォックパン: 26cm
ガラスぶた :26cm
専用ハンドル :1本
(シリーズ共通仕様)
方式:IH兼用
ベース:アルミ合金
重さ:885g(26cmパン)
食洗機:対応
第1に、IHノワール・アンリミテッドです。
同じく、、ガス火・IH兼用モデルです。
本体色は、ブルー系です。
コーティングは、こちらも「アンリミテッド」系ですので、他機と変わりません。
同社の最上位で、フライパンは、4層のチタンアンリミテッド、 鍋は4層のチタン・インテンスです。
鍋構成は、さほど珍しいものはないです。
ウォックパン(中華鍋風)は、後ほど書くように、単品でも手に入りますし。
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【セット9】
61・IHロワールレッド・アンリミテッド
¥------ 直営店モデル
フライパン:22cm 26cm
ソースパン:16cm 20cm
ガラスぶた:16cm 20cm
シールリッド:16cm 20cm
専用ハンドル: 1本
【セット13】
62・IHロワールレッド・アンリミテッド
62・IHルージュ・アンリミテッド
¥35,200 直営店モデル (6/3執筆時)
【セット13】(セール時価格)
63・IHマロンブラウン・アンリミテッド
¥30,800 直営店モデル (6/3執筆時)
フライパン:22cm 26cm
ソースパン:16cm 20cm
ウォックパン: 26cm
ガラスぶた:16 20 22 26cm
シールリッド:16cm 20cm
専用ハンドル: 2本
(シリーズ共通仕様)
方式:IH兼用
ベース:アルミ合金
重さ:885g(26cmパン)
食洗機:対応
第2に、IHロワールレッド・アンリミテッドです。
IHマロンブラウン・IHロワールレッドは、通常ラインにもありますが、セット13のみ限定です。
同じく、、ガス火・IH兼用モデルです。
本体色は、レッド系です。
コーティングを含めた、仕様は、アンリミテッド系ですので、本機も変わりません。
鍋構成は、さほど珍しいものはないです。
ただ、セット13は充実した構成です。
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【セット9】
64・IHラフィネ・アンリミテッド
¥21,450 直営店モデル (6/3執筆時)
フライパン:26cm
ウォックパン: 26cm
ソースパン:16cm 20cm
ガラスぶた:16cm 20cm
シールリッド:16cm 20cm
専用ハンドル: 1本

【セット10】
65・IHショコラ・アンリミテッド
¥26,400 直営店モデル
66・IHローズ・アンリミテッド
¥26,400 直営店モデル
フライパン:22cm 26cm
ソースパン:16cm 20cm
ウォックパン: 26cm
ガラスぶた:16cm 20cm
シールリッド:16cm 20cm
専用ハンドル 1本
(シリーズ共通仕様)
方式:IH兼用
ベース:アルミ合金
重さ:885g(26cmパン)
食洗機:対応
第3に、Hラフィネ・アンリミテッドなどです。
複数のセット展開がないモデルですが、他機と外装以外は変わりません
鍋構成は、こちらも、さほど珍しいものはないです。
ただ、直営店向けに共通しますが、シックな色合いでおしゃれです。
ただ、セット13は充実した構成です。
【セット5】
67・IHステンレス マルキーズ アンリミテッド
¥------ 直営店モデル
フライパン22cm/26cm
ウォックパン 26cm
ガラスぶた 26cm
専用ハンドル 1本
【セット9】
68・ IHステンレス ルフレ・アンリミテッド
¥----- 直営店モデル
フライパン26cm
ウォックパン 26cm
ソースパン16cm/20cm
ガラスぶた16 20cm
シールリッド16/20cm
専用ハンドル 1本
(シリーズ共通仕様)
方式:IH兼用
ベース:18-8ステンレス
重さ:1030g(26cmパン)
食洗機:対応
マルキーズ アンリミテとルフレ・アンリミテッドは、直営店に卸されるIH兼用の外装ステンレスモデルです。
外装素材は、同じ18-8ステンレスです。
通常流通の製品でみたものと同じ素材です。
コーティングは、フライパン・ウォックパンは、本機もコーティングがあります。
同社1位のチタンアンリミテッドコーティングが採用です。
やはりこちらも、ソースパンは、コーティングなしです。
鍋構成も、通常流通の製品と差はないです。
ソースパンを選ぶ場合の注意点は、そちらをご覧いただければと思います。
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【セット5R】(セール時価格)(鋳物)
69・IHキャストライン アロマ プロ
¥18,700 直営店モデル (6/3執筆時)
フライパン 26cm
ウォックパン 26cm
ソースパン 20cm
ガラスぶた 20cm
専用ハンドル 1本
【セット7R】(鋳物)
70・IHキャストライン アロマ プロ
¥---- 直営店モデル
フライパン 26cm
ウォックパン 26cm
ソースパン 20cm 22cm
ガラスぶた 20cm 22cm
専用ハンドル 1本
方式:IH兼用
ベース:アルミニウム合金(鋳物)
重さ:1080g(26cmパン)
食洗機:対応
このほか、直営店限定のIH兼用には、通常品と同じく、蓄熱性の良い鋳物であるIHキャストライン・アロマ・プロもあります。鋳造で鍋底を厚くした、煮込み用の製品です。
コーティングは、こちらも「アンリミテッド」系ですので、他機と変わりません。
フライパンは、4層のチタンアンリミテッド、 鍋は4層のチタン・インテンスです。
鍋構成は、ただ、とくにセット7Rは充実します。
このシリーズは単品販売がないため、ソースパンが手に入るのは実質こちらの直営店モデルだけです。
次回につづく!
T-Falのインジニオ・ネオのおすすめセットは結論的にこれ!
というわけで、今回はインジニオ・ネオシリーズの比較の2回目記事でした。
しかし、記事はまだまだ続きます。
3・T-fal インジニオネオの比較 (3)
3-1:単品の鍋・フライパン
3-2:アクセサリー
4・T-fal インジニオネオの比較 (4)
4-1:最終的なおすすめの提案【結論】
つづく、3回目記事(こちら)では、単品で売られる鍋、フライパンの構成について説明したあと、アクセサリー類について説明してきます。
セット構成 ★★★★★
耐久性 ★★★★★
汚れにくさ ★★★★★
軽量性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最終回となる4回目記事(こちら)では、ここまで紹介してきた全機種から「Atlasのおすすめ機種!オススメセット!」を提案していきます。
引き続き、よろしくお願いします。
3回目記事は→こちら!
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