今回のお題
上質なホームベーカリー用の食材や材料のおすすめは?
どもAtlasです。
今日は、2022年4月現在、最新のホームベーカリーに必要な材料についての2回目記事です。
1・ホームベーカリーの食材の比較 (1)
1-1・製パンの基本食材
1-2・強力粉 〈ブランド別〉
1-3・米粉〈パン用〉
1-4・薄力粉・雑穀〈パン用〉
1-5・イースト・天然酵母
1-6・バター〈銘柄別〉
1-7・パンミックス 〈各社〉
2・ホームベーカリーの食材の比較 (2)
2-1・プレミアム生食パン〈レシピ〉
2-2・食材 〈その他〉
2-3・最終的な「おすすめ」の提案
前回の1回目記事では、「春よ恋」などのブランド小麦やバターなどの「プレミアム食材」を紹介しました。
今回は、パナソニック機をベースにした「プレミアムパン」のレシピや、その他の食材をみていきます。
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1・ホームベーカリーの比較
2・ライスブレッドクッカーの比較
3・ホームベーカリー用材料の比較
4・パン切り包丁の比較
なお、今回の記事は、このブログのホームベーカリー関連記事の3回目記事の一環としてして書きました。
2-1・プレミアムな「生食パン」レシピ
ここからは、少し趣向を変え、「リッチ系食パン」レシピをみてみます。
流行りの「生食パン」とは一体何か、「ホームベーカリーでできるのか」についても、あわせて考えてみます。
第1に、「乃が美」監修の「おうち乃がみ」のレシピの紹介です。
「生食パン」ブームの先駆けですが、「生」食パンという商標で、全国的に知られています。
本来的には、【ホームベーカリーの比較記事】で紹介したパナソニックの最新機種で作ることを想定しています。
ただ、(親切にも)他のホームベーカリーに適応できるレシピも公開されているので、多くの人が挑戦可能です。
公開されているレシピは、以上の通りです。
むろん、市販されている「生」食パンそのものではなく、ホームベーカリー用に監修したものです。
このレシピは、パンドミが焼けるパナソニック専用機(SD-MDX102 SD-MT3 SD-MDX101 SD-MT2)のレシピです。
しかし、強力粉と水を20g減らすことで、他のホームベーカリーでも再現可能です。
他社製でも、【ホームベーカリーの比較記事】で書いたような、イースト菌を後入れする中麺法に対応する製品ならば、(恐らく)再現可能です。
38・TOMIZ 日本製粉 イーグル強力粉 2.5kg
¥734 楽天市場(ママパン) (4/3執筆時)
39・北海道よつ葉バター 食塩不使用 450g
¥918 楽天市場(ママパン) (4/3執筆時)
40・TOMIZ サフ金 3g×50
¥648 楽天市場(ママパン) (4/3執筆時)
41・砂糖 ブラウンシュガー 大東製糖 600g
¥335 楽天市場(ママパン) (4/3執筆時)
42・生クリーム 明治 乳脂肪35%
¥378 楽天市場(ママパン) (4/3執筆時)
43・ぬちまーす 食塩 150g
¥2,100 Amazon.co.jp (4/3執筆時)
必要な材料は、楽天のママパンならば、ヌチマース以外は一度に揃います。
ヌチマースもAmazonで買えるので、難易度は高くないと思います。
このうち、三温糖(ブラウンシュガー)と無塩バターについては、ご近所のスーパーでもあるでしょうし、手持ちのもので構わないと思います。
生クリームも、ご近所にあればOKですが、小さなスーパーだと製菓用の35%はあまりないです。
こちらについてだけは、賞味期限が短いので、この程度のサイズが適当です。
イーグル強力粉は、一方、割とふくらみやすい性質があるので、イーストを減らすこのレシピならば、必須と言えます。
サフ金は、使っている人も多いでしょうが、糖分の多いこのレシピならば、必要そうです。
ヌチマースも、製塩法が異なる、ミネラル多めで個性が強い塩なので、揃えたいところです。
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以上、「おうち乃がみ」の紹介でした。
Atlasも、こちらについては、該当機と、そうでない機種と両方で作ってみましたが、どちらでも美味しくできました。
レシピ的に膨らみが心配なので、該当機でない場合、イーストの量は指定より「気持ち多め」が良いと思います。
44・強力粉 スーパーカメリヤ 2.5kg
¥967 楽天市場 (4/3執筆時)
45・エシレバター 250g
¥1,660〜 楽天市場 (4/3執筆時)
46・マヌカハニー UMG5+ 250g
¥2,482〜 楽天市場 (4/3執筆時)
47・中沢フレッシュクリーム 36% 200ml
¥323〜 楽天市場 (4/3執筆時)
第2に、高級食パン【Premium】です。
パナソニックが自社のホームベーカリーのための考えたレシピです。「開発者の秘密レシピ」という触れ込みです。
パナソニック専用機(SD-MDX102 SD-MT3 SD-MDX101 SD-MT2)のレシピなので、他機の場合は、「おうち乃がみ」同様、調整が必要でしょう。
強力粉として日清製粉のスーパーカメリヤを使います。
先ほど紹介した、パンが真っ白になる強力粉です。
26・エシレバター 食塩不使用 100g
¥2,100 Amazon.co.jp (4/3執筆時)
【250g×2個セット】
27・エシレバター発酵バター 有塩 無塩
¥3,200 楽天市場 (4/3執筆時)
エシレバターは、フランスのバターで、価格が高めです。
他社の発酵バターで代用しても良いですが、木製攪拌機を利用する伝統的な製法を守っており、濃厚な風味は、かなりレベルが高いため、試す価値はあります。
使い切れなかったものは、トーストに塗っても美味しいですし。
マヌカハニーは、健康ブームに乗って日本でも有名になったニュージーランドのハチミツです。
製品(マヌカの濃度)によって味が結構違うので、値段もまちまちです。
ただ、濃いものは薬のような味がしますし、加熱するので、普段ご自宅にないならば、安いもので良いでしょう。
中沢フレッシュクリームも、35%前後の他社製品で代用できそうです。
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結論的にいえば、恐らくこのレシピの場合、決め手は、エシレバターとマヌカハニーの風味のように思います。
味は、一般的な「生食パン」と同じ傾向です。
ただ、今回紹介する「プレミアムパンのレシピ」の中では、最も材料的な難易度は高いでしょう。
48・Tomiz 北海道産強力粉 はるゆたか100% 2.5kg
¥1,794〜 楽天市場(Tomiz) (4/3執筆時)
49・中沢フレッシュクリーム 36% 200ml
¥433〜 楽天市場(Tomiz) (4/3執筆時)
50・TOMIZ cuoca アカシアハチミツ 600g
¥1,608〜 楽天市場(Tomiz) (4/3執筆時)
51・種子島産原糖 / 500g
¥382〜 楽天市場(Tomiz) (4/3執筆時)
52・高千穂 発酵バター 無塩 450g
¥1,056〜 楽天市場 (4/3執筆時)
第3に、高級食パン【Japan】です。
こちらも、パナソニックのレシピです。国産原料にこだわったレシピです。
こちらについては、富澤商店の楽天市場店でだいたいの材料が揃えられます(アカシアは外国産)。
「おうちのがみ」の次に、材料的な難易度は低いです。
ただ、高千穂発酵バターだけは「レア」でした。
製法的にこちらもリッチパンですが、使用する小麦(春ゆたか)の関係で、小麦の風味と粘りはこちらが割と強くなると思います。
ただ、日本(ジャパン)を冠したパンですし、独創的なもっちり系でOKだと感じます。
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なお、同じく、高級食パン【Regular】というレシピも公開です。
こちらは、食材の指定が緩です。カメリヤなら普通に売ってますし、わりと簡単に「生食パン」とができるでしょう。
第4に、地蔵屋監修プレミアムリッチパンです。
これは、象印が自社の上位ホームベーカリー向けのレシピです。
ここまで読めば、だいたいお分かりでしょう。
基本的に「生クリームリッチ」な食パンが、流行りの「生食パン」のキモといえます。材料はほぼ同じです。
象印のレシピは、パナソニックより濃く、甘そうなスイーツパンなので、イーストはサフ金でないと(たぶん)うまく膨らまないでしょう。
第5に、Atlasアレンジバージョンの「生食パン」です。
・TOMIZ 強力粉 キタノカオリ 2.5kg
¥2,127 Amazon.co.jp (4/3執筆時)
・高千穂 発酵バター 無塩 450g
¥1,056〜 楽天市場 (4/3執筆時)
・喜界島限定きび糖 1kg
¥902 Amazon.co.jp (4/3執筆時)
・サフ(金)ドライイースト
¥864 Amazon.co.jp (4/3執筆時)
パナソニックの「おうち乃がみ」のカスタマイズ版です。
パナソニックの中種法のホームベーカリーは、結構、材料アバウトでも「膨らむ」ので、だいたいの計量となります。
そもそも、水分量は季節で変えるものなので、(プロでない)Atlasには膨らみは保証できません。
レシピは、個人的に「キタノカオリ」と、「発酵バター」の風味が好きなので、それらは使います。ただ、「生クリーム」は、ふだん製菓はしないので、Atlasには保存面で難易度が高いです。
ない場合、牛乳や(予約の場合は)スキムミルク水で済ます場合もあります。
また、玉子を利用してブリオッシュにする場合や、砂糖ではなく、ハチミツにする場合もあります。
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今回、Atlasが自前のレシピを(珍しく)出したのは、ようするに、(Atlasのような素人でも)だいたいの場合、砂糖多め、バター多め、乳脂多めに作れば、美味しい「生食パン」になりますよ、ということが言いたかったからです。
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結論的にいえば、結局、砂糖多め、バター多め、乳脂多めで、従来「リッチパン」とか「プレミアム食パン」と呼ばれていたものが、「生食パン」と言えます。
ようするに、しっかり食材を揃えば、(コスパはともかく)ホームベーカリーでも再現可能です。
市販の「生食パン」も食べましたが、「生」での焼き立ては、ホームベーカリーでも同じように美味しいです。
パナソニック機の場合、各機の説明書にそれぞれの食材で利用できる最大量が示してあるので、それを守りさえすればOKです。
ただし、糖度が高いので「サフ金」にして、気持ちイースと多めにいれたほうが良いです。
2-2・その他の基本食材の比較
続いて、ここまで紹介した以外の必要な食材から、おすすめ製品を紹介していきます。
53・スティックシュガー (3g×50P)×10袋
¥910 Amazon.co.jp (4/3執筆時)
砂糖は、小麦のなかの天然アミラーゼだけで膨らませる「フランスパンモード」を除けば、ホームベーカリーでは確実に使う食材です。
1斤を作る場合、だいたい15グラム前後使います。
その場合に便利なのは、スティックシュガーです。
3gずつのパックなので、はかりを使わず分量の計算ができるため楽です。もちろん、自宅にある砂糖を使って問題ありません。
54・喜界島限定きび糖 1kg
¥902 Amazon.co.jp (4/3執筆時)
むろん、先ほど紹介した、種子島産原糖やこちらのきび糖のような、ミネラル分が残る未精製のものを使った方が味が出ます。
55・サクラ印 純粋はちみつ
¥1,309 Amazon.co.jp (4/3執筆時)
蜂蜜も、砂糖の代わりに利用することができます。
独特の味と色になり、面白いです。分量は、各機種の説明書に書いてあります。
ちなみに、ホームベーカリーは、ダイエット甘味料では膨らみません。
なお、メイプルシロップでも膨らみません。利用したい場合、一度バターと一緒に温めてメイプルソースにしておく必要があります。
56・雪印メグミルク 北海道スキムミルク200g
¥373 Amazon.co.jp (4/3執筆時)
スキムミルクも、ホームベーカリーに使われる材料です。
これについては、牛乳を利用することも可能です。
ただ、牛乳は季節により濃さ(乳脂肪分)が違うので、出来が不安定です。また、生乳は、予約炊パンする場合は、衛生上の問題もあります。
スキムミルクは長期保存が利くというメリットもあります。かなり多いですが、コーヒーに入れるほか、そのままでも牛乳的にのめます。
57・ゲランドの塩(顆粒) 125g
¥1,212 Amazon.co.jp (4/3執筆時)
塩も、ホームベーカリーで食パンを作る際に重要な部分です。
市販の食卓塩よりも天然塩を使う方が、味わいが増します。
例えば、セルマランドゲランドの塩は、クセがかなりありますが、パンに個性を出してくれる塩の1つです。
58・直源醤油 奥能登海水塩 200g
¥643 Amazon.co.jp (4/3執筆時)
国産にこだわりたい場合は、 奥能登海水塩もおすすめです。
湿り気のある粗塩ですが、味わいが強いです。
必ずしも、製パンだけに利用している分けではないですが、Atlasも利用しています。
59・SOC 温泉水99 2L×6本
¥2,064 Amazon.co.jp (4/3執筆時)
水は、意外に忘れがちですが、これも製パンの材料です。
市販のミネラルウォーターのうち、軟水・超軟水を使うと、パンが美味しくなります。
個性を感じたい場合におすすめは「温泉水99」です。
このほかに【おすすめミネラルウォーターの比較記事】で、アマゾンで取り扱われている20種類以上の天然水ペットボトルを複数比較する記事を書いています。
よろしければ、後ほどご覧ください。
8・追加投入できる副材料
さて、基本パンに追加できる、アレンジ食材について続いて書いていきたいと思います。
とくに、自動投入機がついているタイプのホームベーカリー(パナソニック・象印など)は、乾燥した食材を入れると、アレンジパンが簡単にできます。
60・レーズン 500g
¥390 Amazon.co.jp (4/3執筆時)
レーズンは、最も手軽な食材の1つです。
レーズンパンは、アレンジパンの「王道」ですが、それ故に、安定した味を得られます。
このほか、プルーンやオレンジピールなども定番です。
61・カリフォルニア産 アーモンドレーズン 500g生 無塩
¥1,691 Amazon.co.jp (4/3執筆時)
アーモンドも、自動投入に向く食材です。
食材の自動投入機を使う場合、チーズなど余りべたべたするものは使えません。しかし、アーモンドなどのナッツ類なら利用可能です。
62・国産グリンピース
¥818 Amazon.co.jp (4/3執筆時)
グリンピースも、自動投入に利用できます。
水分をふきんなどで取ってから、自動投入機にいれます。1斤で100g程まで使え、緑豆パンが作れます。
そのほか、ハム・ベーコンなども対応できますが、お肉系は油脂が付くので、手入れの部分であまりオススメしません。
今回の結論
ホームベーカリー用の食材・材料のおすすめはこの製品!
というわけで、今回は、ホームベーカリーの材料に注目して、各種製品を紹介してきました。
最後に、いつものようにAtlasのおすすめ製品を提案していきたいと思います。
第1に、新しいホームベーカリーと同時購入する入門者におすすめな製品は、
【3回分】
33・プレミアム食パンミックス SD-PMP10
34・プレミアムフランスパンミックス SD-PMF10
35・プレミアム食パンショコラ味 SD-PMC10
¥909〜 Amazon.co.jp (4/3執筆時)
1・パンの味わい ★★★★★
2・味の個性 ★★★★☆
3・飽きにくさ ★★★☆☆
Panasonic プレミアム食パンミックスでしょう。
説明書をさほど読まずに、「買ってすぐ美味しいパンができる」という点では、ミックスパン粉が最も向きます。
こちらは、ドライイーストもセットになった製品で、手軽に使える点も良い部分ですね。
【5回分】
36・クオカ プレミアム食パンミックスセット
¥1,882 Amazon.co.jp (4/3執筆時)
1・パンの味わい ★★★★☆
2・味の個性 ★★★★★
3・飽きにくさ ★★★★★
お子さんがいるなど、デザートパンも楽しみたい方は、こちらも合わせて買うと良いでしょう。
第2に、焼きたてのパンを低コストかつ、手軽に毎朝食べたいと考えている方におすすめなのは、
【5回分】
29・食パンミックス(1斤分×5) SD-MIX100A
30・ソフト食パンミックス(1斤分×5) SD-MIX62A
¥927 Amazon.co.jp (4/3執筆時)
1・パンの味わい ★★★★☆
2・味の個性 ★★★★☆
3・飽きにくさ ★★★☆☆
1回分が1袋のため小麦粉の計量が不要で、袋1つで1斤分のパンができるパナソニックの食パンミックスが良いでしょう。
ドライイーストも1回分ごとに付属するため、手軽です。コスパも、1斤で200円を切るため、市販の食パンに比べてもお買得だと思います。
第3に、初心者でもミックス粉に頼らず本格的にホームベーカリーを楽しみたい方は、
1・日清 スーパーキング (富澤商店) 1kg
¥1,270 Amazon.co.jp (4/3執筆時)
1・日清 スーパーキング (ママパン) 2.5kg
¥949 Amazon.co.jp (4/3執筆時)
小麦は、どの強力粉を選んでもよいですが、まずは「膨らみやすく、扱いやすい」点で評判な、スーパーキングを選ぶとよいでしょう。
7・北海道産 強力粉 ゆめちから100% 1kg
¥1,240 Amazon.co.jp (4/3執筆時)
7・北海道産 強力粉 ゆめちから100% 2.5kg
¥1,634 Amazon.co.jp (4/3執筆時)
一方、「ふわふわ系」が好きならば、同じく、膨らみやすい「ゆめちから」でも良いでしょう。
【富澤商店 TOMIZ】
6・北海道産 強力粉 キタノカオリ 1kg
¥1,325 Amazon.co.jp (4/3執筆時)
6・北海道産 強力粉 キタノカオリ 2.5kg
¥2,127 Amazon.co.jp (4/3執筆時)
ちなみに、Atlasが好きなのは「濃厚・もっちり」に仕上がるキタノカオリです。
・スティックシュガー (3g×50P)×10袋
¥910 Amazon.co.jp (4/3執筆時)
・雪印メグミルク 北海道スキムミルク200g
¥373 Amazon.co.jp (4/3執筆時)
・パイオニア ドライイースト 3g×30個
¥693 Amazon.co.jp (4/3執筆時)
その上で、これらの製品を購入すると良いでしょう。
スキムミルク以外は、小分けされているため、計量しなくてもよいものを選びました。
なお、バターと塩は、ご家庭のものを使って良いと思いますが、味にこだわりたい方は、上で紹介したものを合わせて買うと良いでしょう。
第4に、ホームベーカリーでパンの美味しさを引き出しやすい強力粉といえるのは、
4・北海道産 強力粉 春よ恋 100% 1kg
¥1,195 Amazon.co.jp (4/3執筆時)
4・北海道産 強力粉 春よ恋 100% 2.5kg
¥766 Amazon.co.jp (4/3執筆時)
パンの味わい
:あっさり★★★☆☆ 濃厚
パンの食感
:ふわふわ★★★☆☆ もっちり
麦の産地:北海道産
小麦の味わいが強い上で、ほどよくもっちりとして、さらに、バランスが良い「春よ恋」が良いと思います。
各社のホームベーカリーで紹介される、(バターをたっぷり使う系の)「スイートパン」「プレミアムパン」と、最も相性が良いと思います。
ただし、水分は気持ち控えめにするなど、コツは要るため、上級者向きの「粉」といえます。
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24・ カルピス 発酵バター 食塩不使用450g
¥1,156 楽天市場 (4/3執筆時)
25・ よつ葉 発酵バター 食塩不使用450g
¥1,026 楽天市場 (4/3執筆時)
1・パンの味わい ★★★★★
2・使いやすさ ★★★★★
3・風味の個性 ★★★★★
さらに1点、味の面で「プラスアルファ」をするならば、ミックス粉に、発酵バターを10-20gほど足すと、味わいが劇的に増します。
ホームベーカリーは、バターなどの材料の分量には割と柔軟なので、こういった「細工」が効果的です。
20・白神こだま酵母ドライG 5g×8個
¥667 Amazon.co.jp (4/3執筆時)
24・ニッテン ドライ とかち野酵母 5g×6袋
¥980 Amazon.co.jp (4/3執筆時)
1・パンの味わい ★★★★☆
2・使いやすさ ★★★★★★
4・風味の個性 ★★★★☆
5・総合評価 ★★★★☆
また、ドライイーストは付属しますが、天然酵母のパンを試して見たい方は、白神こだま酵母ドライGやとかち野酵母のドライタイプを合わせて買うのも、面白いと思います。
第4に、本格的な天然酵母パンに挑戦したい方におすすめなのは、
【冷蔵便】
23・ホシノ天然酵母パン種 50g×5個入り
¥2,174 Amazon.co.jp (4/3執筆時)
1・パンの味わい ★★★★★
2・使いやすさ ★★★★☆
3・風味の個性 ★★★★★★
4・総合評価 ★★★★★
ホシノが販売している天然酵母のパン種が良いでしょう。
ホシノは他にも種類がありますが、一番「天然酵母らしい」のは、こちらだと思います。
なお、ドライタイプではなく熱に弱いので、冷蔵便対応の業者を選ぶのが失敗しないコツですね。
第5に、グルテンフリー米粉パンを手軽に試したい方には、
【米粉+グァーガム】900g×3袋
9・グリコ こめの香 グルテンフリー
¥2,198 Amazon.co.jp (4/3執筆時)
パンの食感
:ふわふわ★★★★★ もっちり
グルテン:フリー
グリコの「こめの香」のグルテンフリー米粉でしょう。
機能としてはあるのをご存じでも、意外と小麦粉パンしか作っていない人が多い気がします。
比較的簡単に試せるので、この際挑戦するのも良いでしょう。
専用の米粉以外は、普通の製パンの材料で作れますし、手軽です。
【米粉+小麦グルテン+ドライイースト】
13・こめの香 福盛シトギミックス20A【2個】
¥1,273 Amazon.co.jp (4/3執筆時)
パンの食感
:ふわふわ★★★★★ もっちり
グルテン:含有
ただし、あまりグルテンフリー米粉にこだわり画ないならば、グルテン入りの方が簡単です。
パナソニック・象印・エムケー精工の対応機の場合はピンクが良いと思います。
それ以外は、イエローが楽でしたが、先述のように、黄色は生産終了です。
補足・ホームベーカリー関連用品について
というわけで、今回はホームベーカリーの材料について紹介しました。
なお、本ブログモノマニアには、ホームベーカリーについて以下の4つの記事があります。
1・ホームベーカリーの比較
2・ライスブレッドクッカーの比較
3・ ホームベーカリー用材料の比較
4・パン切り包丁の比較
これらの記事もよろしくお願いします。
とくに、「熱々のパン」は、冷めたパンと異なり、通常の包丁では「刃が立たない」ので、専用のナイフが必要です。上記4番の記事で特集していますので、よろしければご覧ください。
また、最近は、IHヒーターやDCモーターを搭載した「新しいタイプの高機能ホームベーカリー」も出ています。興味のある方は、上記1番の記事をご覧ください。
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最後になりましたが、もし、この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook・はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。ではでは。