1回目記事からの続きです→こちら
【2022年発売】
【UV殺菌+温風乾燥】
21・シロカ siroca SS-MH351
¥69,800 Amazon.co.jp (9/6執筆時)
【UV殺菌+オートオープン】
22・シロカ siroca SS-MA351
¥69,800 Amazon.co.jp (9/6執筆時)
対応人数:3-5人世帯
容量:食器36点
使用水量:5.3リットル
運転時間:90分
乾燥:風+ヒーター
静音性能:
必要床面積:55×35cm
高さ:50cm
取水法:分岐水栓+バケツ
S-MH351も、日本の家電メーカーのシロカが販売する新モデルです。
2機種ありますが、後ほど説明するように、「温風乾燥機能」が付属する機種、それがない代わり、下位機種同様の「オートオープン」になる機種の2系統となります。
なお両機ともUV殺菌灯が付属する機種です。
本体サイズは、 幅55×奥行35×高さ50cmです。
ミデア系の製品としては大型です。
パナソニックの「レギュラータイプ」と同じサイズですから、そのライバルで、そちらからの買換ニーズを狙っていると言えます。
ただし、断熱性の違いがあるので、余白スペースは余計に必要です。
これはたいていのミデア系の機種でそうなります。
利用方法は、分岐水洗式です。
ただ、本機は給水ポンプを装備しているので、左図のようにバケツからの給水、および、バケツへの排水に対応できます。
なお、排水はポンプがないので、バケツは床など低い場所に置く必要があります。一般的に問題ありません。
水は、バケツの場合、実際つかうのは9Lですが(呼び水を含め)10L必要です。
ホースは各2メートルと長めのものが付きます。
庫内容量は、約45リットルで、食器が36点まで入ります。
(UVの部分のスペースの関係か)パナソニックより少し少なめながら、十分な世帯用と言えます。
27cmまでのフライパン、27cmまでの大皿も収納できます。
洗浄力は、本機も上下からの洗浄です。
すすぎの歳の最大温度は75度ですので、1つ上でみた機種と同じです。
したがって、機能名もトルネード除菌洗浄75と同じです。
乾燥は、すこし時間がかかります。
温風乾燥のない機種の場合、標準運転(洗浄・すすぎ・送風)合計で1.5時間です。
しかし、温風乾燥付きのモデルは、(UV殺菌のある仕組みなので)送風乾燥後に追加で1時間(合計3.5時間)です。
標準運転時間は、(ヒーターを伴う)パナソニック機に比べると、3.5時間とだいぶ時間を食うのは、注意点と言えます。
消費電力は、ヒーターモデルも、そうでないモデルも923Wです。
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以上、シロカのSS-MH351の紹介でした。
先述のように、パナソニックのスタンダードモデルのライバルです。
これまで大型の食洗機ですは、パナソニックの独壇場だったので、すこし面白くなってきた感じはあります。
ただ、特にヒーターの部分に性能差は感じ、乾燥機能付きのモデルだと、作業に3.5時間かかるのは、ご自宅の構造によっては少し課題でしょう。
また、稼働時間が長い分、光熱費の面でも差はあるかもしれません。消費電力の表示のみで、消費電力量(電気代)の目安が示されないのは、大型機としては少し問題でしょう
2-1・サンコーの食器洗い乾燥機
続いて、秋葉原のサンコーが販売する食洗機です。
ここまで見た諸メーカーと同じで(おそらく)中国のミデア系からのOEMですが、仕様が一部異なります。
【2020年発売】
23・サンコー ラクア STTDWADB
24・サンコー ラクア STTDWADW
¥37,800 楽天市場 (9/6執筆時)
対応人数:1-2人世帯
容量:食器16点
使用水量:約5リットル
運転時間:129分
乾燥:風+ヒーター
静音性能:
必要床面積:42.5×44.8cm
高さ:45.8cm
取水法:カップ給水+分岐水栓
ラクアは、日本のサンコーが販売している食洗機です。
本機もその出自は他機と同じで、ミデアが出所だと思います。
ルームメートが販売するRM-114Kも、本機とデザインは同じです。
ただ、パワーが弱いため洗浄に10分程度余計時間がかかるほか、分岐水栓に非対応です。また、庫内の上棚もないです。
この部分で、サンコー機の「下位機種」と考えると良いでしょう。あとの部分は同じなので、同時にみていきます。
利用方法は、カップ給水ほか、分岐水栓からの給水にも対応します。
この仕様の場合、将来、賃貸から引っ越すかもしれない場合に有利です。
設置に必要なスペースは、42.5×44.8×45.8cmです。
ヒーターを使うため、上面70cm、後面側面10cm以上のスペースが追加で必要です。
庫内容量は、食器量として、16点ほどです。
上段に小物入れがあるユニークな構造で、使いやすそうに見えます。
使用水量は、5リットルです。
動作音は、データが未開示です。
標準運転時間は、129分です。
洗浄に60分、送風乾燥に59分です。
洗浄力は、基本的には、先ほどみたシロカ機と変わりません。
固有の機能名となる「新次元高圧洗浄モード」もシロカのトルネード除菌洗浄70と実際は変わらないでしょう。
一方、すすぎ洗浄時の最大温度は「50度以上」という表現です。
庫内の形状が少し異なりますが、実際、差はないと思います。
乾燥は、本機も送風乾燥です。
正確には風とヒーターを併用していますが、断熱面の工夫などがパナソニックより弱いので、除菌温度にはならない(最大70度前後)です。
電気代は、消費電力量の公開はないです。
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以上、サンコーのラクアの紹介でした。
外観がスタイリッシュな製品です。ただ、乾燥を含めた標準運転時間の長さと、電源オフ時の水タンク問題については、注意点となります。
【2023年発売】
25・サンコー ラクアmini Plus TK-STTDPSWH
¥28,800 Amazon.co.jp (9/6執筆時)
【2022年発売】
26・サンコー ラクアmini TK-MDW22W
26・サンコー ラクアmini TK-MDW22B
¥25,800 Amazon.co.jp (9/6執筆時)
対応人数:1人世帯
容量:食器12点
使用水量:約3.5リットル
運転時間:144分
乾燥:風+ヒーター
静音性能:
必要床面積:30.8×31.5cm
高さ:41.5cm
取水法:カップ給水式
ラクア mini Plusも、日本のサンコーが販売している食洗機です。
なお、旧機種が残ります。旧機は水流が下からのみでした。1年あまりの改変ですし、構造的問題点だった可能性が高いので、新機種をおすすめします。
本機の注目点は、設置性です。
設置に必要なスペースは、扉部分を考慮しなければ、幅30.8cm×高さ41.5cm×奥行31.5cmです。
熱を逃がすために側面10cm、後面10cm、上方70cmのスペースが必要ですが、賃貸のシンク脇でも置けそうです。
排水は、シンクに流せない高さや場所の場合、バケツなどにも可能です。
利用方法は、カップ給水式です。
上からカップで給水します。
使用水量は、3.2Lです。
小型なので、2回くらいで給水できるでしょう。
庫内容量は、食器量として、12点ほどとの記載です。
上図はケースを上方から鳥瞰した写真です。ただ、この入れ方だと、おそらく汚れが残りやすいので、1人暮らしでも、1日分のまとめ洗いはできないでしょう。
動作音は、データが未開示です。
モーターを使う家電製品は、小型化が過ぎるとうるさい傾向にあるので、騒音値の公開は欲しかった気がします。
標準運転時間は、144分です。
洗浄に69分、乾燥に75分です。
先述のように、窮屈に洗わざるを得ない分洗浄に時間がかかるほか、ヒーターも強くできないのだと思います。
洗浄力は、先述のように、旧機より改善が見られます。
底面からの水の噴射のみで洗う方式だったので、洗浄ムラに課題があったのが、改善されたと言えます。
なお、すすぎ洗浄時でのヒーターの最大温度は68度です。
強力洗浄の場合75度まで水温は上がりますが、追加で20分必要です。
乾燥は、一方「熱風乾燥」とう表記です。
温度表記がないのが残念ですが、実際、乾燥時間が長いので、除菌温度には至らないレベルでしょう。
電気代は、消費電力量の公開はないです。
定格消費電力が900Wで、稼働時間も長いので、安くはなさそうです。
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以上、サンコーのラクア mini Plusの紹介でした。
現在は、水タンク式の登場から時間が経って、欲しい人はおそらくだいたい買った状況でしょう。
そのようななか、「超小型」という目の付け所がサンコーらしいラインナップが出ました。先述のように、2022年にパナソニックがもっと小さいのを出したのですが、先行したのはこちらでした。
ただ、小型化による弊害は見られるため、かなり「冒険的」な製品に思えました。
容量的に、若い男性の1人暮らしだとかなり物足りないですし、洗浄に時間がかかるので、出勤前の朝ごはんの片付けには使えるものの、晩ご飯については、時間的に、騒音が問題ない環境でないと、利用はやや厳しいでしょう。
また、この程度の容量を洗えるだけならば、さして時短にもならない気はします。
2-2・SKジャパンの食洗機
はじめに、SKジャパン(旧竹村電機)の製品です。
中国のハイアールの日本の販社でもありますが、本機は自社ブランドです。
後述するように、最近は、中国の美的集団(ミデア)系の水タンク式が結構入っていますが、日本市場には、本機が先行していました。
【2022年発売】
27・SKジャパン Jaime SJM-DW6A
¥37,859 Amazon.co.jp (9/6執筆時)
【2018年発売】
28・SKジャパン Jaime SDW-J5L
¥24,840 楽天市場 (9/6執筆時)
対応人数:1-2人世帯
容量:食器12点
使用水量:約6リットル
運転時間:90分
乾燥:風+ヒーター
静音性能:
必要床面積:41×37cm
高さ:42cm
取水法:カップ給水式
SDW-J5Lは、SKジャパンが販売する食器洗い乾燥機です。
通称 Jaime(ジェイム)です。
新旧両機種ありますが、性能は同じです。値段で決めてOKです。
本機は、形状的に、ミデア系に派見られないもので「第三勢力」と言えるかと思います。
利用方法は、本機も、カップ給水式です。
ミデア系各社の製品でみたのと同じで、排水ホースさえ蛇口に伸ばせれば、分岐水栓などを用意しなくても設置できるタイプです。
設置に必要なスペースは、41cm×37cmです。
ミデア系よりコンパクトです。
ヒーターを利用する関係で、壁とは5cmの距離をさらに開ける必要があります。
冒頭書いたように、この部分については、パナソニックとアクアを除けば、たいてい気をつけるべき部分になります。
庫内容量は、食器量としては12点に小物12点のみ入るサイズです。
食器類15点入るのが湖野タイプの平均なので、多少ですが小さめです。
ただ、1-2人家族向けとは言えます。
使用水量は、6リットルです。
動作音は、データが未公開です。
標準運転時間は、90分です。
洗いが60分、乾燥30分です。
洗浄力は、下部に回転式の吹き出し口があり、それを高速に天井にぶつけて洗う方式です。
水温は最大で75度ですので、パナソニックのプチ食線と同じです。
乾燥は、風とヒーターを利用した乾燥です。
ミデアの一部機種と同じで熱も使うタイプです。
ただ、乾燥時の温度が除菌温度(90度)に達しているかは不定です。
電気代は、消費電力量が非開示なので、1回の電気代は不明です。
ヒーターが強めなので、「電気代が安い」ということはないでしょう。
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以上、 SKジャパンのSDW-J5Lの紹介でした。
シロカほかミデア系の上位機とおなじ75度が出せるタイプがライバルで、値段も機能もそう変わらない製品です。
ただ、多少本体が小型で、設置場所に多少余裕があるので、その部分で本機を選ぶのはありかと思います。
【2022年発売】
29・SKジャパン SJM-DWM6UVC (W)
¥54,780 楽天市場 (9/6執筆時)
対応人数:1-2人世帯
容量:食器15点
使用水量:約5.2リットル
運転時間:120分
乾燥:風+ヒーター
静音性能:
必要床面積:42×43.5cm
高さ:43.5cm
取水法:カップ給水式
SJM-DWM6UVC (W)も、SKジャパンが販売する食器洗い乾燥機です。
同社としては、数年ぶりの新型でした。
本体サイズは、幅42cm×奥行43.5cm×高さ43.5cmです。
先ほどの製品に比べると、多少大きめです。
ヒーターがあるので、本機も全方向に5cm、上方向に60cmのスペースが必要です。
庫内容量は、小物類を除いて15点です。
シロカほか、ミデア系各社の小型機と同じサイズでと言えます。
小型機では平均的で、1-2人家族用です。
利用方法は、本機も、カップ給水式です。
一方、水タンクを抗菌素材にしている部分が、本機の独自性の1つです。
水タンク式のタイプは、抗菌部分に気を使うえ使うほど、安心感が増します。
使用水量は、5.2リットルです。
動作音は、データが未公開です。
標準運転時間は、120分です。
平均より長いのは、シロカの上位機のように、送風乾燥時にUV灯による殺菌をなすからです。
なお大きめのガラスパネルは強化ガラスですが、UV灯の光を透過しないので、有害ではないです。お風呂屋さんでみるような、紫外線のコーム殺菌機と同じです。
洗浄力の部分は、上下2段ノズルの採用が目立ちます。
シロカ系と同じで上下からの洗浄です。上からの洗浄がアルの機種は、食器が重なっている場合などにわりと有利です。
すすぎ時の温度は75度ですので、シロカ機を含むミデア系各社の上位仕様です。問題ありません。
乾燥は、先述のように、UV殺菌を利用する方式です。
ただ、本機については、PTCヒーターによる高温乾燥に言及があります。
温度の言及はないものの、これによる「除菌・消臭」の記載と、「水を飛ばす」という記載もあります。
先述のように、乾燥には少し時間を要する(120分)ようになりましたが、総合的には「パワーアップ」でしょう。
なお、乾燥後60分間、送風で残り水を飛ばす「ドライキープモード」も搭載です。
電気代は、消費電力量が非開示なので、1回の電気代は不明です。
ただ、パナソニックのエコナビ機能に相当するような省エネ機能もありません。
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以上、 SKジャパンのSSJM-DWM6UVC (W)の紹介でした。
シロカやサンコーなどの、ミデア系輸入製品の上位機のライバルと言えます。
本機については、「水タンク式」オンリーの利用方法なので、抗菌タンクの採用を含めて、それ用に「使いやすい」ような工夫があるのが好印象です。
また、UV殺菌灯とヒーターを併用することで、ニオイの問題なしにしっかり乾くようにしている点もポイントとなります。
片側のみだと、完全に対策はできないと思いますが、少し長めの稼働時間とはいえ、「合わせ技」ならば、ここは問題になりにくいかと思います。
もちろん、UV殺菌灯の寿命の問題はあるのですが、パナソニックの分岐水洗式(プチ食洗)ば、この部分の仕様は最も良いかと思います。
2-1・各社の食洗機
最後にここまでみたメーカー以外の製品を追加でみておきます。
【水タンクのみ】
【2022年発売】
30・ VIBMI 食器洗い乾燥機 D4P-W
31・ VIBMI 食器洗い乾燥機 D4P
¥34,999 Amazon.co.jp (9/6執筆時)
対応人数:1-2人世帯
容量:食器16点
使用水量:5.3リットル
運転時間:150分
乾燥:ヒーター
静音性能:56dB
必要床面積:45×41.3cm
高さ:49cm
取水法:カップ給水式(下部)
VIBMI D4P も、ヒーター搭載型の水タンク式食洗機です。
以前、中国深圳の极摩科技(Shenzhen Geemo Technology )のブランド名となるモーソーから MooSoo MX10として売られていたモデルと似ています。
庫内容量は、本機も16点です。
設置に必要なスペースは、約45×41.3×49cmです。
他者によく見られる、15枚前後の収容量として、平均的なサイズです。
利用方法は、カップ給水式(下部)です。
ただ、吸水口が上ではなく、下部に配置される点に工夫があります。
背の低い方などは楽かと思います。
標準運転時間は、約150分です。
洗浄に60分、乾燥に87分となります。
洗浄力は、両社とも上下からの洗浄で、ここまでみた類似機と同じです。
ただ、すすぎ時の温度は70度の水準ですので、(十分ながら)水タンク式では、下位となります。
乾燥は、「3D熱風乾燥」という名前です。
乾燥時の温度についての記載はないですが、風とヒーターで乾かしていきます。
なお、24時間のドライキープ機能(送風)の記載がああります。
おそらく、この機能がないと残菜の臭い移りからフリーではないので、この機能が必要とも言えます。
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以上、VIBMI D4Pの紹介でした。
本機は、下部吸水ができる点が売りです。
一方、熱風乾燥のパワーは、先述のように、ドライキープが必要な水準ですから、さほど期待値は高くないです。
そもそもの乾燥時間も長めですので、この部分が課題に思えます。
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【分岐水栓+水タンク】
32・maxzen JDW03BS01
¥30,780 Amazon.co.jp (9/6執筆時)
33・maxzen JDW03BS01-SV
¥25,980 Amazon.co.jp (9/6執筆時)
34・Maxzen JDW03BS02-G
¥26,980 Amazon.co.jp (9/6執筆時)
対応人数:1-2人世帯
容量:食器15点
使用水量:6リットル
運転時間:60分
乾燥;風
静音性能:
必要床面積:45×41.3cm
高さ:49,1cm
取水法:カップ給水+分岐水栓
なお、日本のmaxzen(プレモア)も、本機に似た形の製品を輸入します。
2機ありますが、枠部分の色の違いだけです。
スペックは同じで、消費電力も同じ(730W)です。本機は乾燥について、ヒーターを伴わない「送風乾燥」との表記です。
運転時間も同等なので、VIBMI D4Pと(おそらく)同じ製品でしょう。
ただ、本機については、水タンクほか分岐水栓にも対応です。
【2019年発売】
35・ベルソス VERSOS VS-H021
¥33,900 Amazon.co.jp (9/6執筆時)
対応人数:1-2人世帯
容量:食器15点
使用水量:約4.7リットル
運転時間:180分
乾燥:ヒーター
静音性能:
必要床面積:40.6×44.3cm
高さ:46.5cm
取水法:カップ給水式
VS-H021 は、日本の輸入商社のベルソスの製品です。
本機も、美的集団(ミデア)の生産した食器洗機でしょう。
型番は2つありますが、製品としては同じものです。
利用方法は、本機は、カップ給水式です。
付属の給水カップで入れます。
設置に必要なスペースは、40.6×44.3×46.5cmです。
本機もヒーターを使うので、熱を逃がせる10cm程度のスペースは追加で必要です。
庫内容量は、15点ほどです。
上に小物入れがある形状は、アイネクスやサンコーと同じです。
使用水量は、4.7リットルです。
やや少なめです。
動作音は、データが非公開です。
標準運転時間は、標準運転で180分です。
洗浄に90分、乾燥に90分と長いです。
洗浄力は、とくに技術的な説明はないです。
乾燥も、同様です。
すすぎ時の温度が70度なので、(水タンク式では)ヒーターが弱めの、下位グレードのほうでしょう。
電気代は、消費電力量の公開はないです。
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以上、ペルソスのVS-H021 の紹介でした。
外観がスタイリッシュな製品です。ただ、乾燥を含めた標準運転時間の長さと、電源オフ時の水タンク問題については、注意点となります。
【2021年発売】
【UVあり】AX-S7
36・アイネクス AINX AX-S7N
¥30,698 Amazon.co.jp (9/6執筆時)
【UVなし】AX-S3
37・アイネクス AINX AX-S3W
¥30,698 Amazon.co.jp (9/6執筆時)
対応人数:1-2人世帯
容量:食器16点
使用水量:約4.8リットル
運転時間:135分
乾燥:ヒーター
静音性能:
必要床面積:42.5×42.8cm
高さ:45.8cm
取水法:カップ給水+分岐水栓
AX-S7は、日本のアイネクスが輸入販売している食洗機です。
形状面では前半で見たサンコーの分岐水栓対応の製品と同じです。
その点で、本機もミデアが製造ということになりそうです。
ただし、UVランプが付く機種がある点で、こちらのほうが「新しい」と言えます。
利用方法は、カップ給水と、分岐水栓用の給水ホースを利用する方法が共に可能です。
設置に必要なスペースは、42.5×42.8×45.8cmです。
ヒーターを使うため、上面70cm、後面側面10cm以上のスペースが追加で必要です。
庫内容量は、16点との記載です。
構造は、サンコーと同じで、上段に小物入れがあるユニークな構造です。
使用水量は、本機も、4.8リットルです。
動作音は、データが非公開です。
標準運転時間は、135分です。
洗浄に75分、乾燥に60分です。
洗浄力は、「新次元高圧洗浄モード」という技術表現があります。
この部分もサンコー機と同じです。
乾燥は、75度の温風によるUV温風乾燥です。
UVランプの波長とワット数は不明ですが、除菌力は99.5%との表記です。
UVランプは人体に有害ですが、温風乾燥時に扉を開けると、消灯してLEDライトに変わる安全策があります。
なお、シロカは、1分おきの照射ですが、本機は乾燥動作の最初の10分間のみの照射で、あとは、75度の温風です。
すすぎ温度でなく、乾燥時の温風の温度ですが、UVとの「合わせ技」ですし、ある程度「対策」になるかと思います。
電気代は、消費電力量の公開はないです。
---
以上、アイネクスのAX-S7Nの紹介でした。
UV照射によるニオイ防止については、ここまで書いたように、ある程度「お守り」として機能します。
その上で、そこそこのヒーターで乾燥をさせるので、水タンク式の機種に限っていえば、ニオイの部分でSKジャパンの上位機と同じく、期待値が高い機種といえそうです。
ただ、(消費電力量不明ながら)消費電力は900Wクラスです。電気代の面でやや不利な可能性はあります。
また、食器洗い機は構造がシンプルなので、どの機種も長寿命といえる家電ですが、UVランプ自体は寿命があり、ユーザーによる交換ができない部分は他社機と同じく、欠点です。
今回の結論
食器洗い乾燥機のおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今日は食器洗い機(食器洗浄乾燥機)について書いてみました。
最後に、総合性能や価格などから考えて、オススメといえる機種について最後に書きたいと思います。
第1に、1人暮らしを含めた少人数世帯の方で、設置スペースが限られている方におすすめな機種は、
【2017年発売】
【本体のみ】
1・パナソニック プチ食洗 NP-TCR4-W
¥35,700 Amazon.co.jp (9/6執筆時)
【設置対応可】(一部)
1・パナソニック プチ食洗 NP-TCR4-W
¥36,910 楽天市場 (9/6執筆時)
対応人数:1-2人世帯
容量:食器18点
使用水量:約9リットル
運転時間:99分
乾燥:高温ヒーター(90度)
静音性能:44デシベル
必要床面積:47cm×30cm
高さ:52cm
取水法:水道(分岐水栓)
容量 1-3人家族向き
洗浄力 ★★★★★
静音性 ★★★★★
本体価格 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
NP-TCR4が良いと思います。
設置工事込み
同社の小型機には、より安い機種もあります。
しかし、本機は、温水すすぎができる上、除菌ミスト(バイオ洗浄)機能が付くため、清潔性の部分で、決定的な差がある言えます。
除菌ミストは、とくに、洗剤を濃く溶かしてミスト化し吹き付けることで、汚れがより効果的にとることが可能です。
プチ食洗は、中型以上の製品より水流が弱いので、こうの機能は生きます。
Atlasはこの機種を導入しています。
取ってのとれるティファールのフライパン(22センチ)や、18センチのソースパン(鍋)ならば、このような感じで入ります。
26インチのフライパンでも単独ならば「取って」と一緒に洗うことができます。
なお、フライパンやソースパンは、メーカーによっては塗装の関係で食洗利用不可です。
しかし、ティファールは、パーツを含めて食器洗い乾燥機対応です。
1・インジニオ・ネオのセット【T-Fal】
2・インジニオ・ネオの単品 【T-Fal】
3・取っ手の取れるフライパン【全社】
より詳しくは、以上の比較記事がありますので、ぜひご覧ください。
抗菌カッティングボード S ND-1772
¥859 Amazon.co.jp (9/6執筆時)
まな板については、スモールサイズ(20cm×30cm)ならば、食器と一緒に、上部か手前に収納できます。
ミディアムサイズ(25cm×35cm)でも入りますが、食器と一緒に洗うには大きいです。
大きなまな板が使いたい場合は、世帯用を選ぶべきですね。
また、食器洗い乾燥機で洗える包丁については、【京セラのセラミック包丁の比較】に記事を書きました。
これ以外にも、ビルドインコンロの魚焼きグリルや、プラスチック製まな板も洗えるサイズです。
ただし、グリルのガラスの部分はアルミ製のことが多く、丸洗いすると剥げるので注意!です。
第2に、3人以上の家族の場合で、まとめ洗いを考えたいならば、
【2020年発売】
【本体のみ】
5・パナソニック NP-TH4-W
6・パナソニック NP-TH4-C
¥88,110 Amazon.co.jp (9/6執筆時)
【設置対応可】(一部地域)
5・パナソニック NP-TH4-W
6・パナソニック NP-TH4-C
¥88,918 楽天ビック (9/6執筆時)
対応人数:3-5人世帯
容量:食器40点
使用水量:約11リットル
運転時間:84分
乾燥:高温ヒーター(90度)
静音性能:37デシベル
必要床面積:55×35cm
高さ:60cm
取水法:水道(分岐水栓)
容量 2-6人家族向き
洗浄力 ★★★★★★
静音性 ★★★★★★
本体価格 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★★
パナソニックのレギュラータイプとなるNP-TH4が良いでしょう。
より安価なモデルがあります。
しかし、本機が搭載する節電性能の優秀性から考えれば、電気代分ですぐ元は取れると思います。
少人数家族の方でも、設置スペースが許せば、こちらを買うのも手だと思います。
こちらは、高温すすぎを含めて下位機種にない多彩な洗浄コースを持ちます。
なにより、洗浄力が各段に変わる除菌ミストと「高温すすぎ」は上位機種だけの機能です。電気代もほとんど変わらないです。
また、おそらくこのサイズのものを買うご家庭はお子さんがおり、プラスティックの食器を多数使う場合も多いかと思います。
その場合も、この機種に付いている『低温ソフトコース」は便利だと思います。
一方、設置に必要なスペースは、床ベースで考えると、1つ小型な「スリムタイプ」とあまり変わりません。
ただ、扉の開き方の違いで、こちらだと、水栓に被るという場合が多いようです。
【2021年発売】
【分岐水栓用】
3・パナソニック スリムタイプ NP-TSK1-W
3・パナソニック スリムタイプ NP-TSK1-H
¥75,240 Amazon.co.jp (9/6執筆時)
取水法:水道(分岐水栓)
【水タンク/分岐水栓用】
4・パナソニック スリムタイプ NP-TSP1-W
¥89,000 Amazon.co.jp (9/6執筆時)
取水法:水道(分岐水栓)+カップ給水
対応人数:2-3人世帯
容量:食器24点
使用水量:約8リットル
運転時間:93分
乾燥:高温ヒーター(90度)
静音性能:39デシベル
必要床面積:55×36.7cm
高さ:60cm
そのような場合は、素直に、スリムタイプを選べば良いかと思います。
逆に言えば、ここが問題にならないならば、食器点数が多く入る点で、レギュラータイプを選んだ方が良いです。
先述のように、世帯数に比べて「ギリギリ」の容量の食器洗い機を選ぶと、洗いきれず、結局2回稼働させて、光熱費も約2倍になります。
無理せず、大きな方が入りそうならば、そちらを選びましょう。
第3に、賃貸などで水栓改造の自由が効かない環境で利用できる製品としては、
【2022年発売】
29・SKジャパン SJM-DWM6UVC (W)
¥54,780 楽天市場 (9/6執筆時)
対応人数:1-2人世帯
容量:食器15点
使用水量:約5.2リットル
運転時間:120分
乾燥:風+ヒーター
静音性能:
必要床面積:42×43.5cm
高さ:43.5cm
取水法:カップ給水式
容量 1-2人家族向き
洗浄力 ★★★★☆
静音性 ★★★★☆
本体価格 ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆
SKジャパンが販売するSJM-DWM6UVC (W)でしょう。
水タンク式の機種の場合、抗菌(除菌)対策が充実している部分が最も重要です。
その点で言えば、本機については、抗菌タンクを装備する部分でまず安心感があります。
また、パナソニックのような高温ヒーターではないですが、しっかりしたヒーターを装備します。
UV殺菌も利用する方式なので、これらの「合わせ技」で、水タンク式の中では、ニオイや、食器への水残りの問題に最も対策がある機種と言えます。
本体サイズも、幅42cm×奥行43.5cm×高さ43.5cmで、小型機としては平均ですし、現状で選ぶならば、本機が最もまとまった性能と言えると思います。
第4に、デリケートな食器が多い方で、食洗機で時短効果を狙いたい方は、
【2021年発売】
【本体のみ】
10・AQUA 食器洗い機 ADW-GM3-W
¥39,204 Amazon.co.jp (9/6執筆時)
【設置対応可】(一部地域)
11・AQUA 食器洗い機 ADW-GM3-W
¥44,620 楽天ビック (9/6執筆時)
対応人数:1-3人世帯
容量:食器30点
使用水量:約9リットル
運転時間:106分
乾燥:送風乾燥
静音性能:43デシベル
必要床面積:48.6cm×39cm
高さ:47cm
取水法:水道(分岐水栓)
容量 1-3人家族向き
洗浄力 ★★★★★
静音性 ★★★★☆
本体価格 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
アクア(ハイアール)のADW-GM3でしょう。
プチ食洗を含み、パナソニック系の上位機でも「低温ソフトコース」があります。
そのため、耐熱60度程度のプラスチック製品にも対応はできます。
ただ、他の製品と一緒に洗うと洗浄力が落ちる点をふまえると、この用途では、もともと送風乾燥しかしない、アクア機が良いと思います。
洗浄の部分では、インバーター制御で水流に工夫がある「強力すみずみ洗浄」です。
ヒーターも使って(傷まない程度の)温水にもしています。その点で言えば、この用途で、本機を選んで良いでしょう。
ただし、基本的に風乾燥になるので、洗剤は特に消臭に特長のある製品を選ぶと良いかも知れません。
補足1:設置工事について
最後に、何点か補足説明をしておきます。
第1に、設置工事です。
ーー
Amazon(直販)では食洗機の取付はやっていません。
大型家電の設置サービスを始めたのでそのうち「対応」するかもしれませんが。
デンキヤチェーンの出店の場合、設置サービスの記載がありました。
「ざっと」見た感じ、(例外はありますが)基本的にお住まいの地域に実店舗がある場合にかぎるようでした。
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楽天市場の場合は、販売するデンキヤによります。
すこし調べてみたので、いくつか見ておきます。
楽天ビックは、同社のグループ(ビックカメラ・コジマ・ソフマップ)店舗がある地域ならば、対応します。
楽天ビックの食洗機購入説明ページ(こちら)に、具体的な説明があります。
コジマ・ソフマップ(楽天店)も、同じ地域です。
エディオン(楽天店)は、外部委託で全国対応のようです。
ただ、沖縄・離島は別途料金、山間部と離島は非対応との記載です。
例外はあるようですが、無理ならば普通に返金して貰えるでしょう。
なお、同社の場合、取付希望のチケット(こちら)を製品と一緒に同時購入する方式でした。
Joshi(楽天店)は、特定の地域のみです。
同社の場合工事費の確認(こちら)ができます。
なお、このページの最後に、サービスエリアの確認へのリンクがありました。
ヤマダ(楽天店)は記載がなかったです。
ただ、全国に網羅的にありますし、実店舗にいけばよい話でしょう。
補足2:家庭用食洗機の設置法
第1に、自分での取付です。
パナソニックを例に、業者に依頼しない場合の家庭用食洗機の設置法について説明します。
食洗機の場合、キッチンの水栓から、上水を取り入れる必要があり、その部分が最大の「難関」と言えます。
食器洗い乾燥機用分岐栓 CB-S268A6
¥5,925 Amazon.co.jp (9/6執筆時)
上水を分けるために、専用の分岐水栓を購入する必要があります。
家庭用水栓は、、混合栓方式やシングルレバー方式など種類が豊富です。
混合栓方式の場合は、上記のCB-S268A6で、(ほぼ)対応できます。
混合栓とは、お湯と水の出口が2つに分かれる形式の、古くからある蛇口です。
なお、混合栓の場合、食洗機の給水をお湯からとった方が洗浄力は格段にアップします。
シングルレバー方式の場合は、ひと手間必要です。
形状が多様で、メーカーによって口径が異なるからです。
しかし、パナソニックは、対応品を教えてくれるサービスがあります(こちら )
型番入力・電話・写メ(メール)などの形式選べます。
Atlasが利用した際も、すぐに分かりました。
スーパー モーターレンチ MFN280
¥1,791 Amazon.co.jp (9/6執筆時)
必要な工具は、シンクの金具を外すためのレンチだけです。
賃貸物件でも、基本設備に影響を与えないので、問題なく導入できます。
なお、パナソニックの場合、日本で売られている水栓は全て対応しています。
設置場所は、シンクの脇や、奥に配置するのが一般的です。
一方、キッチンの奥に出窓スペースがある場合は、専用のステンレス置き台と高さ調節脚を買えば、前にせり出す形での設置も可能です。
Panasonic 食器洗い機用置台 N-SP3
¥4,749 Amazon.co.jp (9/6執筆時)
食器洗い乾燥機用・高さ調整脚 N-SL19
¥4,740 Amazon.co.jp (9/6執筆時)
価格も、さほどは高くないです。
どこにおかれても良いですが、注意点が一つだけあります。
それは、シンクよりも高い位置に食洗機を置くことです。そうしないと給水はできても、シンクへの排水ができません。
ただし、ホースの取り回しさえ可能ならば、シンクの近くに置く必要はありません。
例えば、スチールラック(食器棚)を用意して、そこに置くことも可能です。
もちろん、別売ホースは必要になってきます。
【給水ホース】(上水)
給水ホース 2m ANP1251-7235
¥2,549 Amazon.co.jp (9/6執筆時)
給水ホース 4m ANP1251-7245
¥3,489 Amazon.co.jp (9/6執筆時)
給水ホースは、1.2mの長さのホースが製品に添付されます。
そのほか、2サイズのホースが別売であります。
両端が特殊形状なので、途中で切ったり、延長したりは不可です。
【排水延長ホース】
延長用排水ホース 1m ANP2D-10
¥1,143 Amazon.co.jp (9/6執筆時)
延長用排水ホース 1.4m ANP2D-14
¥1,346 Amazon.co.jp (9/6執筆時)
排水ホースは、1mが添付されます。
こちらは、ホースジョイント付きの延長ホースが2種類出ています。
最大で全長2.5mまでとの指定です。
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以上、ここまでは食洗機の設置について解説しました。
世間水準に比して相当不器用なAtlasでも設置は簡単でした。
基本的にはどなたでも設置可能な家電だと思います。
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一方、「水洗い」が苦ではない方は、設置については、食器乾燥機のほうが楽なのは事実です。
水受けがあるので、排水ホースすら要らない仕様ですから、だれでも設置できます。
これらと比較してみたい方は、このブログの【食器乾燥機の比較記事】をご覧ください。
補足3:洗剤について
第3に、食洗機用の洗剤についてです。
食洗機は、普通の家庭用の中性洗剤は利用できません。
専用洗剤は色々ありますが、種類によっては配管が詰まります。
とくに海外製品は危ないです。
【680g】
食洗機用キュキュット クエン酸効果
食洗機用キュキュット オレンジオイル
¥468 Amazon.co.jp (9/6執筆時)
花王は、粉末式のジョイを出しています。
粉式は日本では定番であり、価格的に最も経済的です。
ただ、計量の手間があります。
とくに(上開きドアの)小型食洗機の場合、粉をこぼすことが何回かありました。
ビルドイン食洗機ならば、全く問題ないでしょう。
【詰め替え用 490g×3個】
食洗機用ジョイ ダブル除菌 3個
¥2,080 Amazon.co.jp (9/6執筆時)
P&Gも、粉末式のジョイを出しています。
ただ、食洗機ジョイは詰め替え用のみの展開になっている点から、今後、販売終了になる可能性があります。
クリスタ クリアジェル 840ml
クリスタ 消臭ジェル 840ml
¥425 Amazon.co.jp (9/6執筆時)
ライオンは、液体ジェル式のクリスタを2種類出しています。
この場合、汚れとり重視とニオイとり重視に分かれます。
洗浄力にこちも問題ないですが、最近の同社の(洗濯の)洗剤にある「1プッシュで計量できる」ような仕様なら、より便利に思えます。
フィニッシュ パワーキューブ 200個
¥2,243 Amazon.co.jp (9/6執筆時)
フィニッシュは、固形ブロック式を唯一出しています。
世界的に有名な食洗機洗剤のブランドで、日本ではアース製薬が取り扱っています。
同社は粉式もありますが、有名なのはこの形式です。
Atlasも長年の愛用者ですが、1回ごとの分量を計量する必要がないので、「洗剤を使いすぎないで済む」という利点があります。
ただし、各ブロックを包むオブラート状のフィルムは湿気に弱いので、しっかりチャックしておかないと、くっつきやすいです。くっついても、外せますが。
なお、日本版のフィニッシュは、パナソニックと共同開発で、石鹸のミューズの技術も取り入れました。
ちなみに食洗機の洗剤は、手洗い用の中性洗剤よりも(手に触れない分)強力な薬剤が使用できるため、汚れの落ちが良く、食器がツルツルになります。
ジョイ ジェルタブ 食洗機用洗剤 54P
¥936 Amazon.co.jp (9/6執筆時)
P&Gは、ジェルボール式の食洗機用のジョイも出しています。
こちらも投入には便利ですが、消耗品価格がフィニッシュより割高で、袋のサイズ的も大きめです。
ただ、くっつきにくい点は、良い部分です。
フィニッシュ オールインワン 116個
¥1,767 Amazon.co.jp (9/6執筆時)
なお、フィニッシュも新製品を出しました。
「オールインワン プレミアムパワーボール キューブ」という、真ん中にジェルボール(パワーボール)がくっつく仕様の製品です。
LとMがありますが、内容量(個数)のことで、1個あたりの大きさの違いではないです。
従来のフィニッシュ・パワーキューブと比べると、サイズ自体が2倍近く大きいですが、「食器が輝く」という、新効果を加えています。
ただ、ジョイ同様に、袋が大きいのと、パナソニックの食器洗い機だと、小型は、指定された場所に入らず無理に置くと溶け残ります。
排水の網のところならOKですが、量が多いのか、白い粉が食器に付着したままの場合がありました。
基本的に、こちらは「大型の食器洗い機用」で、フィニッシュを1回に2ついれていたようなご家庭のみにに向くでしょう。
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結論的にいえば、色々使った結果、個人的には、固形ブロック式の(小さい方の)フィニッシュが最も便利に感じ、愛用しています。
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というわけで、今回は、食器洗い乾燥機の比較でした。
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前半からの続き記事なので、1回目記事(こちら)をご紹介いただけるといっそう嬉しいです!