1回目記事からの続きです→こちら
2-1・日立の冷蔵庫

2回目記事のトップバッターは、日立のプレミアム冷蔵庫です。
日立の場合、伝統的に、生鮮食品の鮮度保持、言いかえれば「低温チルド冷蔵」の機能性に圧倒的なこだわりをもった開発です。
特に上位機は、「冷蔵室全体をチルド温度」にするなど、その面で突き抜けた個性があります。
1・プレミアム冷蔵庫の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:パナソニック
2・プレミアム冷蔵庫の比較 (2)
2-1:日立
2-2:シャープ
3・プレミアム冷蔵庫の比較 (3)
3-1:東芝
3-2・アイリスオーヤマ
4・プレミアム冷蔵庫の比較 (4)
4-1:三菱電機
4-2・AQUA
5・プレミアム冷蔵庫の比較 (5)
=最終的なおすすめの提案【結論】
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた「選び方の基本」に沿いながら、各機を説明していきます。
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また、 以下の本文では、Atlasのおすすめできるポイントを赤系の文字色で、イマイチな部分を青字で記していきます。

【2025年2月発売】
【540L】〈幅65cmサイズ〉
14・日立 R-HXCC54X-X
¥349,900 楽天市場 (2/11執筆時)
【617L】〈幅68.5cmサイズ〉
14・日立 R-HXCC62X-X
¥382,900 楽天市場 (2/11執筆時)
【2024年2月発売】
【540L】〈幅65cmサイズ〉
15・日立 R-HXCC54V X
¥239,800 Amazon.co.jp (2/11執筆時)
【617L】〈幅68.5cmサイズ〉(黒終売)
15・日立 R-HXCC62V X
¥271,800 Amazon.co.jp (2/11執筆時)
定格内容積:540L
冷蔵室:278L〈210L〉
冷凍室:109L〈69L〉
野菜室:103L〈69L〉
製氷室:22L〈7L〉
特別室:28L〈14L〉
カメラ撮影:冷蔵室 冷凍室(1段) 野菜室
年間電気代:7,812円(252kWh)
HXXCタイプは、日立の家庭用冷蔵庫の上位機です。
正確には、上から2番目のグレードの製品です。
パナソニックにもありましたが「カメラ搭載」の製品でもあります。
なお、24年旧機が残ります。今年は、カメラの進化がポイントでした。従来は冷蔵室のみでしたが、現行機は、パナソニックと同じで、冷凍室(下段)、野菜室の撮影に対応するようになりました。

このほか、後述する、冷凍室の「霜ブロック」も25年機からです。
他社も近年注目する部分で、冷凍室の開閉時の温度差で、食品の「霜が付いてしまう」現象を、冷気の周りの工夫で緩和するというものです。
なお、執筆時、本機は、2025年発売モデルが最新です。その関係で、次に見る下位機(2026年発売)と比べて、冷蔵庫のチルド部分の仕様(氷温ルーム)は、下位機(真空氷温ルーム)のほうがやや性能が良い部分があります。
ここについては、下位機で説明します。そちらの機能性が搭載されたこのグレードの後継機は「未発表」です。
通常、上級機から新機能が搭載されるものなので、この部分は現状では、変則的といえます。後述するように今年から日立はスマホアプリを変更(他の家電と統合)した関係もあり、カメラ機能のある本機の後継機が同時発表できなかった事情があるかなと推定します。
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結論的にいえば、「カメラ機能」が主な目当てで本機を買う場合、新機種が良いでしょう。そこにはあまり興味がないならば、旧機でOKです。
「霜ブロック」は良い進化ですが、そこだけで値段差は正当化できませんので。
あとは、微妙に消費電力量が削減されたのが目立つ程度の違いです。
それ以外は、変わりませんので、以下、同時にみていきます。

デザイン性は、他社高級機同様にガラスドアです。
鏡のようなクリスタルミラー仕様で、高級感があるタイプです。
逆に言えば、一般家庭では、若干派手目です。

定格内容積は、540Lサイズと、617Lサイズから選択可能です。
日立は数年前に冷媒の薄型化の改良をなしています。
パナソニックと同じく、すでに体積に比しての収納量は新水準です。
とくに、大容量(617L)モデルは、全社通しても、設置面積比での収納率は優秀なほうです。

設置は、540Lモデルならば、65cmクラスです。
ただし、奥行は70cmクラスなので、そこが注意点です。
617Lクラスはさらに必要です。

配置は、日立は、野菜室が下段で、冷凍室がその上です。
パナソニックにもみられた、一般的な構成です。

冷蔵室は 、フレンチドア(観音開き)です。
本機の場合、庫内上段にペットボトルを倒さず置けます。
配置的にも、三菱にもみられましたが、収納量の多さを利用した「高さかわるん棚」「奥までストックできるん棚」など、独自の工夫があります。
一方、本機は、他社に比べて、冷蔵庫内に革新的な工夫があります。

冷凍庫のメイン収納阿「まるごとチルド」対応だからです。
冷蔵庫部分を独立した冷却器で冷却する仕組みで、上図の枠内の部分全てを、高湿を保ちつつ「2度のチルド温度」にすることに成功しています。
それにより、フタ側を除く冷蔵室全体をが全部チルドルーム化できています。
2010年台までの同社の製品と違って真空チルドではないですが、「うるおい冷気」で湿度を補填しつつ冷却するので、ラップなしでも乾燥が避けられる利便性があります。
また、この仕様だと、他社では難しい、チーズ類と肉・魚類の「同時チルド」も可能です。

冷蔵室は、ボタン設定で、60分間急冷するクイック冷却機能があります。
急な来客時などには便利でしょう。

チルド室は、冷凍室下段にあります。
本機は「まるごとチルド」で庫内全体がチルド温度(2度)で高湿です。
そのため、下段ケースは、特鮮氷温ルームとして、主に、肉魚のなどの生鮮の保持に使う部屋であり、マイナス1度で氷温冷凍する仕様にします。
間接冷却で、ラップなしでも乾燥しにくい仕組みです。
ただし、注意点もあります。

肉類・魚類の品質保持は、本機の場合、庫内の「まるごとチルド」で5日、氷温ルームでも7日で、今どきの上位機としてはそこまで長くないからです。
近年の他社機の場合、魚はともかく、肉ならば、センサーや冷気の工夫で、10日間ほどが標準です。パナソニックだと、さらに長いです。
つまり、広い面積のチルドが使える利点がある一方で、肉などの「少量チルド」は、他社ほど鮮度を伸ばしにくいという難点を抱えます。

冷凍室は、中段にあります。
パナソニックと同じです。
冷凍ケースは3段式です(らくうまひろinイン冷凍プラス)
段ごとの機能性を、以下みていきます。

一段目は、薄物用ケースです(デリシャス冷凍スペース)。
この部分は、専用の温度センサーとアルミトレイで急速冷凍に対応させています。
パナソニックは(製氷室横の)専用の特別室でのホームフリージング対応でした。
日立は、冷凍室上段で、高度なホームフリージングに対応させる方向です。
比べれば、横広で使える部分が便利な一方、揚げ物など食品によっては、急速冷凍時に、冷蔵室全体の庫内温度が上がるのが、日立の難点と言えるでしょう。
ただ、「置くだけ急冷センサー」という名前の温度センサーを装備し、温度上昇時、運転を一時的に上げる仕組みはあるので、庫内下段の冷凍食品の温度上昇は防げそうです。

二段目は、小物ケースです。
こちらには、蓋と上下からやさしめの冷風を回す構造で霜が付きにくくする「霜ブロック」機能があります。なお、1段目もこの機能性があります。
三段目は、大物ケースです。
こちらは、特別な機能性はないです。
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結論的にいえば、一長一短あるのですが、揚げたものなど温度の高めのものの、直でのホームフリージングもしたい場合、日立はすこし不利です。
ただ、肉ほかの常温ものなら問題ないでしょう。
「霜ブロック」の部分は、パナソニック(うまもり保存)と異なり、内部カバー不要で霜付き対策できる点、中段の広めの収納スペースも、この機能性を持たしている部分で、日立が優れるように思えます。
自動製氷はもちろん対応です。

野菜室は、最下段です。
特別な技術としては、新鮮スリープ野菜室を搭載します。写真のキャベツ部分の機能性です。
プラチナ触媒(ルテニウム配合)で、ニオイのほか、野菜からのエチレンガスの発生を抑えて、野菜を「眠らせる」方式です。
ちなみに、バナナなどの果物が熟すためには、逆に「エチレンガス」が必要です。
そのため、バナナは日本に輸出するまで「船」の中でエチレンガスを抜いて「冬眠」させています。そして、日本の「バナナ工場」で「エチレンガス」が吹き付けて、急速に熟させて、スーパーに出荷されています。
同じ原理を再現した方式で、個人的には非常に興味深いです。
チルドルームは、先述のように「冷蔵庫全体がチルド」です。
特別室は、日立の場合も、製氷室の横にあります。
ただ、日立の場合、この部屋は、普通の(2つめの小さな)冷凍室です。
本機は、ホームフリージング(急速冷凍)は、冷凍室1段目で行う仕様です。この部屋ではできません。

電気代は、霜から生じた冷気を冷却につかう「フロストリサイクル冷却」が自慢です。
ただ、これは、省エネ達成率の部分に組み込まれている数値であり、センサーを利用しつつの省エネ性の部分での「プラスアルファ効果」は、他社に及ばないと言えます。
また、先述のまるごとチルド(出荷時ON)は、設定する場合、表記上の消費電力量にたいして7%余計に電気がかかる仕様です。
節電モードを併用することで約6-10%の節電にはなるので相殺されますが、この部分が他社に比べての利点とも言えないでしょう。
清潔性の面では、マイナスイオン系の技術は不採用です。
フィルターでの換気のフィルタリングは行います。

ネットワーク機能は、Wi-Fiを装備しており、コネクテッド家電です。
なお、2026年発売モデルからはアプリが、日立の家電全体の統合アプリ(ハピネスアップ)になりました。本機は、2025年発売なので、以前の冷蔵庫専用アプリ(日立冷蔵庫コンシェルジュアプリ)が基本アプリになります。
ただ、新アプリに変えても冷蔵庫回りでできることはさほど変わらない(買い物メモ的につ買うまとめて食材管理ほど)ので、ここは問題なさそうです。
庫内カメラは、搭載です。
日立は日本の冷蔵庫で、カメラは初搭載でした。
写真のように、開閉したときだけ飛び出るカメラが上部に付いています。

それにより、広角カメラで、開閉時の冷蔵室の写真を自動撮影します。
撮影したデータは、日立のサーバーを経由し、スマホに送られます。

一方、24年機からパナソニックのカメラ付き新型に対抗する形で、野菜室と冷凍室(上段)の撮影にも対応させました。
ただ、冷凍室は1段目の撮影に止まる点、野菜の種類などのアプリ(AI)による判別と賞味期限目安の表示などは、パナソニックと違って非対応です。
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結論的にいえば、カメラ搭載のパナソニック機(真ん中野菜室タイプ)と比べると、撮影範囲が狭く、利便性の部分でも結構、差があります。
パナソニックの場合「カメラ撮影ありき」で対応機を開発したと言えますが、日立は、既存機能の「付け足し」的なので、構造的な部分で、撮影面での限界があったと感じます。
もちろん、日立は、基本部分(特に冷蔵室)では良いところが多いので、総合力で負けているわけではないです。
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以上、日立のHXCCタイプの紹介でした。
野菜室の「新鮮スリープ保存」も独創的な面白い技術ですが、やはり、冷蔵室の「まるごとチルド」が本機を選ぶ場合のポイントでしょう。
チルドは、同社の場合、21世紀初頭〜従来的に評価の高かった部分です。
しかし、冷蔵庫まるごとをチルドにするという発想で、2度の低温チルドできるスペースを業界最大面積にしています。
東芝も、日立に続いて似たシステムを採用しますが、この部分の機能性は、やはり日立が優位でしょう。
ただし、問題がないわけではないです。
まるごとチルドではなく、冷蔵庫下段のチルドケース(氷温チルド)に入れても、肉類の品質保持が(一昔前の水準である)最大7日だからです。チルド温度で保存したい製品がさほどないという場合は、本機を選ぶ意味はあまりないです。
カメラ撮影は、パナソニックに機能面で負けます。
ただ、逆に言えば(この部分に入力する)パナソニックを除けば、全社通しても、最も高機能なので、マイナスとは言えません。
一方、明確な弱点は、省エネの部分でしょう。
本機は、最も開閉頻度が多い、冷蔵庫の部分全体を「チルド」とする構造なので、冷蔵庫を家族全員が頻繁に開くような使い方だと、電気代の部分で不利になりやすいからです。
とはいえ、冷蔵室で、その歩の料理ののこりなどを、後日食べるために保存するような場合、材全般の鮮度の保持力では、総合力が最も高いと言えます。
言いかえれば、冷蔵庫の本質部分の革新性では抜きんでた、冷蔵庫として「真面目な作り」の製品に思えます。
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なお、HXCCタイプは、旧機種、あるいは、下位機種と言えるラインが他にいくつかあります。
順番に、確認しておきます。

【2026年2月発売】
(フロストガラス)
【540L】〈幅65cmサイズ〉
16・日立 R-HZC54Y XH
16・日立 R-HZC54Y XW
¥415,800 楽天市場 (2/11執筆時)
【617L】〈幅68.5cmサイズ〉
16・日立 R-HZC62Y XH
16・日立 R-HZC62Y XW
¥470,800 楽天市場 (2/11執筆時)
定格内容積:540L
冷蔵室:278L〈210L〉
冷凍室:109L〈69L〉
野菜室:103L〈69L〉
製氷室:22L〈7L〉
特別室:28L〈14L〉
カメラ撮影:
年間電気代:8,153円(263kWh)
第1に、HZCタイプです。
ここまでみた製品の1グレード下位にあたる製品です。
外観は、こちらもガラスドアです。

機能面では、本機は2026年モデルという点で、チルド室が新しい「真空氷温ルーム」です。
これは、日立が従来の真空チルド系で培ってきた「真空(低酸素)機能」と、2025年発売の上位機(HXCCタイプ)が採用する「特鮮氷温ルーム」(凍らせない温度帯)を組み合わせたものと捉えられます。
日立の説明では、約0.8気圧の真空環境と約-1℃の氷温で、食品の酸化を抑える点が強調されています。

一方、特鮮氷温ルームも凍らせない温度帯と間接冷却で、ラップなしでも乾燥を抑えるしくみです。
温度を下げるだけでも酸化などの変化は起こりにくくなりますが、低酸素を重ねることで、さらに上乗せの効果が見込まれる可能性はあります。もちろん、食材や条件によって差あるでしょうけれど。
そのほか「ラップなしでも乾燥しにくい」という機能性は上位機(HXCCタイプ)と同じ方向性です。しかし、真空氷温ルームでは「プラチナ触媒」によるニオイ対策の記述が見られます。ニオイ成分を分解し、生成される炭酸ガスが食品表面の酵素の働きを抑える、という説明です。
あとは、大きく変わりません。
冷凍庫全体の機能名(らくうま!ひろinイン冷凍プラス)は上位機だけですが、これは2026年機からこの名称を省略しただけであり、実質的な機能差はないです。
容量も同じです。
ネットワーク機能は、Wi-Fiを搭載です。
ただ、先述のように、2026年機から利用するアプリは日立の家電全体の統一アプリ(ハピネスアップ)になっています。
一方、本機は、先ほどの機種から「カメラ」を除いた機種です。
そのためスマホ通してできることは限られます。
サイズ・設置寸法も、上位機とほぼ変わりません。
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結論的にいえば、「真空氷温ルーム」である部分は、上位機(HXCCタイプ)より優れる部分だといえます。
とはいえ、酸化抑制は温度低下だけでも一定は期待できるため、「合わせ技」でどこまで体感差が伸びるかは不明瞭です。ただ、触媒まわりの工夫もありますし、装備としては本機の方が良く見えます。
なお、「真空システム」は日立だと昔からの「売り」でしたが、同社の冷蔵室が「まるごとチルド」化した2019年以降、おそらくスペース的な都合で、しばらく上位機で不採用でした。
しかし、近年の設計面の進化(断熱構造など)で、再び搭載しやすくなった結果「満を持して」の復活したのだと思います。
ただ、先述のように、酸化抑制は温度低下だけでも一定は期待できます。そのため、あえてその点だけを理由に(上位機より)こちらを選ぶほどではないようにも思います。とくに、カメラが欲しい方は、先ほどの機種で良いでしょう。
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【2026年1月発売】(ブラウン・ゴールド系)
【485L】〈幅65cmサイズ〉
17・日立 R-HWC49Y H
17・日立 R-HWC49Y N
¥360,800 楽天市場 (2/11執筆時)
【540L】〈幅65cmサイズ〉
17・日立 R-HWC54Y H
17・日立 R-HWC54Y N
¥382,800 楽天市場 (2/11執筆時)
【617L】〈幅68.5cmサイズ〉
17・日立 R-HWC62Y H
17・日立 R-HWC62Y N
¥193,050 楽天市場 (2/11執筆時)
【2025年1月発売】(ブラウン・ゴールド系)
【485L】〈幅65cmサイズ〉
18・日立 R-HWC49X H
18・日立 R-HWC49X N
¥193,050 Amazon.co.jp (2/11執筆時)
【540L】〈幅65cmサイズ〉
18・日立 R-HWC54X H
18・日立 R-HWC54X N
¥219,794 Amazon.co.jp (2/11執筆時)
【617L】〈幅68.5cmサイズ〉
18・日立 R-HWC62X H
18・日立 R-HWC62X N
¥247,027 Amazon.co.jp (2/11執筆時)
定格内容積:485L
冷蔵室:253L〈190L〉
冷凍室:96L〈63L〉
野菜室:91L〈61L〉
製氷室:20L〈7L〉
特別室:25L〈13L〉
カメラ撮影:
年間電気代:8,122円(262kWh)
第2に、HWCタイプです。
1つ上でみたHXCタイプの1つ下のグレードになります。
新旧ありますが、先述のように、2026年から基本アプリの変更がみられた以外は大きな違いはないです。旧機でも良いでしょう。

外観は、本機は、普通の鋼板ドアです。
ただ、ハイグレードモデルですし、こちらでも高級感はあります。
機能面は、一方、2026年発売モデルですが、こちらは(真空ではない)特鮮氷温ルームのままです。
サイズは、3種類です。
540L・617Lは、上位機にもありました。
設置サイズを含めて、そちらと同じです。

しかし、こちらは485Lがあります。
485Lは、だだし、540Lモデルより、冷蔵室が30Lほど狭くなります。
そのほか、野菜室、冷凍室も若干ですが小さくなります。

設置寸法は、485L(上図)の場合、横幅・高さは、520Lと同じです。
ただ、奥行はく65cmほど短く、1回目記事の冒頭見たパナソニック機(上位機)と同じ65×65cmサイズでコンパクトです。
キッチン状況によっては「こちらなら置ける」という方はいるかもしれません。
ただし、540Lと617Lは、奥行が65cm、75cmクラスになる部分は注意点です。
逆に言えば、そこが特に問題ないならば、520Lが良いでしょう。
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結論的にいえば、外観に特別なこだわりがないならば、価格によっては選択肢に入るでしょう。冒頭でみた、最上位機と比べても、外観色とカメラ機能の部分を除けば、そこまで大きな変化はないとも言えます。
シンプルに「冷蔵庫として高性能」であるだけで良いならば、このグレードは候補にできます。もちろん、キッチンのスペース上、485Lしか置けないご家庭にもおすすめです。
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【2025年発売】
【485L】〈幅65cmサイズ〉
19・日立 R-H49X W
¥159,777 Amazon.co.jp (2/11執筆時)
【540L】〈幅65cmサイズ〉
19・日立 R-H54X W
¥176,499 Amazon.co.jp (2/11執筆時)
定格内容積:485L
冷蔵室:253L〈190L〉
冷凍室:96L〈63L〉
野菜室:91L〈61L〉
製氷室:20L〈7L〉
特別室:25L〈13L〉
カメラ撮影:
年間電気代:8,556円(276kWh)
第5に、Hタイプです。
同社の5ドアの中級機で、1つ上のHWCタイプの1つ下位です。
庫内サイズと収納量は、617Lの展開がないだけで、HWCタイプと変わりません。

機能面は、ただ、大きく変わります。
冷凍室は、このクラスだと「ひろin冷凍プラス」です。
上位機と比べると、機能面で「らくうま」の文字がつきませんが、これは、1段目のデリシャス冷凍機能がないからです。
冷気の吹き出し口は上にあるので、ホームフリージング(急冷)の機能性は示されますが、先述の「専用のアルミトレイ」と「置くだけ急冷センサー」は備えません。
つまり、冷め切る前の食材は置けないと言えます。
野菜室も、新鮮スリープ野菜室ではなく、うるおい野菜室です。
日立の中級仕様の野菜室で、3ドア機と同じ仕様です。
冷気を直接あてず、乾燥しにくくする工夫はありますが、先述のエチレンガスの仕組みまではないので、野菜は「眠り」ません。
あとは、カメラに加えて、Wi-Fiも装備されない点が目に付く上位機との違いです。
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結論的にいえば、「まるごとチルド」だけあれば「まあ良い」という方が選ぶべき中級の5ドアといえます。
ただ、野菜室と冷凍室の機能性ははっきり劣るので、個人的にあまりおすすめしません。

【470L】〈幅60cmサイズ〉
【2025年9月発売】
【右開き】R-HWS47X N R-HWS47X H
20・日立 R-HWS47X(N)
20・日立 R-HWS47X(H)
¥211,780 楽天市場 (2/11執筆時)
【左開き】R-HWS47X N R-HWS47X H
21・日立 R-HWS47XL(N)
21・日立 R-HWS47XL(H)
¥187,800 楽天市場 (2/11執筆時)
定格内容積:470L
冷蔵室:243L〈188L〉
冷凍室:95L〈62L〉
野菜室:87L〈58L〉
製氷室:22L〈7L〉
特別室:23L〈12L〉
カメラ撮影:
年間電気代:8339円(269kWh)
HWSタイプは、日立の冷蔵室が観音開きではないスリム型です。

型番が2つあります。Lで終わる型番は冷蔵室が左開きです。

サイズは、470Lの1サイズ展開です。
先ほどまで見てきた観音開きだと、各室とも485Lとだいたい同じ収納量です。
ただ、幅が60cmで収納できるのが特徴で、そこが本機の「存在価値」です。
その分、奥行は必要(70cmクラス)なので、キッチンは選びますが。
冷蔵室は、非スリム型の上位機と同じで「まるごとチルド」です。
最下段ケースは(真空のない)「特鮮氷温ルーム」のほうです。

冷凍室は、ただ、3段の「ひろin冷凍プラス」です。
ここまでみた同社の上位機と同じで上段にアルミトレイはあります。ただ、温度センサー(置くだけ急冷センサー)がないので、温かいままの食材のホームフリージングはやや使いにくい仕様です。
霜つきの抑制は、本機も、1段目・2段目ともに対応です。
野菜室は、上位機相当の「新鮮スリープ野菜室」ですので、その部分は、非スリム型の上位機と変わりません。
特別室も、同じで、こちらも小型の冷凍庫です。
ネットワークは、Wi-Fiもカメラも未装備です。
あとは、とくに、観音開きの機種にたいして、言及したい違いはないです。
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以上、HWSタイプの紹介でした。
60cm幅が設置に便利というキッチンの方以外は、特に選ぶ必要はないでしょう。
逆に「まるごとチルド」や「新鮮スリープ野菜室」の機能性を見どころに感じる方で、キッチンスペースに余裕がない方は、こちらが選択肢です。
ただ、奥行は割とあるのが注意点です。

【2025年2月発売】
【500L】〈幅65cmサイズ〉
22・日立 R-VWC50X-X
¥227,300 楽天市場 (2/11執筆時)
【570L】〈幅68.5cmサイズ〉
23・日立 R-VWC57X-X
¥257,300 楽天市場 (2/11執筆時)
定格内容積:500L
冷蔵室:271L〈207L〉
冷凍室:88L〈60L〉
野菜室:94L〈63L〉
製氷室:21L〈7L〉
特別室:28L〈11L〉
カメラ撮影:
年間電気代:8,525円(275kWh)
VWCタイプも、日立の上位機の1つです。
ただ、ここまでの製品と違って、冷凍室と野菜室の位置が反対の「真ん中野菜室」となる製品です。

外観はは、鋼板ドアです。
ミラー仕様ではないですが、シックです。

定格内容積は、500Lサイズと、570Lサイズです。
野菜室は、先述のように、最下段ではなく、冷凍室の上です。
日立の場合、高級機は、すべて、野菜室が最下段です。
したがって、本機は「例外的な配置」と言えます。
三菱電機のように、段を入れ替えても、設置面積比での収納量が変わらない企業もありますが、日立の場合、「真ん中野菜室」タイプは、やや内容積が狭めの傾向です。

設置は、500Lモデルまでが、65cmクラスです。
やはり、設置性は、日立の「真ん中野菜室」はあまり良くないでSう。
配置は、繰り返し書いているように、真ん中野菜室です。
冷凍庫の上、製氷室の下にあるタイプです。
パナソニック同じで、正確に言えば「真ん中下目の野菜室」と言えます。
この配置は、背が低い方でも、ペットボトルやヘビー級野菜など重めのものが出しやすいとされます。
ただ、東芝など、真の「真ん中野菜室」である製品のほうが、一般的に、腰を曲げずに野菜の出し入れしやすいとはいえます。

冷蔵室は 、フレンチドア(観音開き)です。
本機も、「まるごとチルド」対応です。
ふた部分を除けば、庫内全体がチルド温度になるのが標準仕様です。
クイック冷却、特選氷温ルームを含めて、既にみた同社の(野菜室下段の)HXXCタイプと同じ機能性を持ちます。

冷凍室は、最下段です。
こちらも、1段目の上段がアルミケースで、ホームフリージング用の「急速冷凍」に対応します。
ただ、3段式だった(野菜室下段の)各機と比べると、先述のように、各サイズとも収納量は、控えめです。
霜ブロック機能も未装備です。

野菜室は、中段です。
こちらも、エチレンガスを減らす新鮮スリープ野菜室です。
上下2段式で、うるおい保存もありますし、ここまでみた機種と同じです。
特別室は、製氷室の横で、やはり普通の冷凍室です。
ネットワーク機能は、Wi-Fiを装備しており、コネクテッド家電です。
庫内カメラは、ただし、非搭載になります。
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以上、日立のVWCタイプも紹介でした。
「まるごとチルド」ほか、日立の上位技術に惹かれる方のうち、「真ん中(下め)野菜室」タイプのほうが使いやすいと感じる方が候補にできる製品です。
ただ、冷凍室は特にですが、本体のサイズの大きさに比して、全体の収納量は、既にみた「野菜室下段」の日立機に負けます。
日立の場合、「真ん中野菜室」はそこまで注力した開発ではないように思います。
「どうしても日立」「どうしても真ん中野菜室」と言うわけでもないならば、他機も合わせて検討するべきでしょう。

【670L】〈幅88cmサイズ〉
【2025年5月発売】
24・ 日立 R-GXCC67X(H)
¥386,850 楽天市場 (2/11執筆時)
定格内容積:670L
冷蔵室:352L〈269L〉
冷凍室:132L〈89L〉
野菜室:124L〈87L〉
製氷室:21L〈7L〉
特別室:31L〈17L〉
カメラ撮影:冷蔵室 冷凍室(下段) 野菜室
年間電気代:9,982円(322kWh)
R-GXCC67X-H は、日立のGXCCタイプに属する、最高級機です。
日立の場合、最上位機は超大型の670Lのみになります。

一方、冒頭で見たHXCCタイプと仕様の多くは似ています。
例えば、冷蔵室の「まるごとチルド」など、同社の上位装備が網羅される機種です。
配置も同じです。
最下段が野菜室という、日立ではオーソドックな構成です。
それらの説明は、繰り返しになるので、省略します。

定格内容積は、670Lのモデルのみ準備されます。
HXCCタイプの最高は671Lだったのでそれ以上に広いです。
ただし、上図のように、880mmの幅で、奥行もある機種です。

体積比の収納容量の部分では、さほど有利ではないです。
ただ、冷蔵庫部分は、巨大で収納性は特に良いです。

そのかわりに、奥行は65.4cmですので、同社の485Lクラスとだいたい同等ですみます。外観も凹凸がないすらっとした作りなので、合うご家庭には合うでしょう。
長細いと(なんとなし)業務用の冷蔵庫に見えなくもないですが。
機能面は、冒頭で見たHXCCタイプとほとんど同じです。

ただ、引き出しは、下段2段が、海外製の高級冷蔵庫のように電動引き出しになります。
パナソニックの機械式(ベアリング式)のアシストに比べても軽くひき出せます。便利ですが、モーター部分は経年変化や故障があり得るので、どちらが良いかは、難しいところでです。
あとの部分は、望東尼で見たHXCCタイプと基本仕様は変わりません。
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以上、日立のR-GXCC67Xの紹介でした。
値段も値段、大きさも大きさですし、ご家庭でお店をやっている方にも向けた製品に思えます。
基本的に設置性以外は、下位シリーズと変わらないため、その部分を重視する方が選んでください。
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【WXCタイプ】(ミラー加工)
【2025年3月発売】
【735L】〈幅88cmサイズ〉
25・ 日立 R-WXC74X(X)
¥400,000 楽天市場 (2/11執筆時)
定格内容積:735L
冷蔵室:386L〈309L〉
冷凍室:143L〈95L〉
野菜室:137L〈95L〉
製氷室:27L〈8L〉
特別室:42L〈23L〉
カメラ撮影:
年間電気代:9,610円(310kWh)
一方、日立の大型は、WXCタイプという別系統の展開もあります。

WXCタイプは、ラグジュアリー仕様の大型タイプです。
本機も下段2段に電動引き出しが採用されるほか、本体がクリスタルミラーで、ラグジュアリーな仕様です。

収納量は、735Lのみです。
全体の収納量は、確執とも、そちらよりはっきり広いです。
しかし、注意点があります。
日立の「売り」となっている、冷蔵室の「まるごとチルド」機能が非搭載だからです。

省エネ面での設計上、不可能だったのかもしれませんが、本機は、旧来の上位機、あるいは現行の3ドア機が採用する、最下段のケースを利用する「真空チルド」です。
ストッカーの空気をポンプで抜き、0.8気圧にしつつ、1度前後ででチルドするという方式で、10年来の日立の「おはこ」でした。
これも、生肉・生魚と、ハム・チーズが共存できる方式であり、他所のように(最大)マイナス3度になる必要がない分、不意に凍ってしまいにくいという大きな利点もありました。
冷蔵室の3-4段目が、2度の低温保存(左部)と、冷気でのオート急冷却(右部)ができる仕組みは独自ですが、やはり、「まるごとチルド」に比べると、インパクトは少ないです。
なお、本機もコネクテッド家電ですが、冷蔵庫カメラは非搭載となります。
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結論的にいえば、技術の新しさと機能性で言えば、1つ上で見たGXCCタイプのほうが、先端に思えます。
2-2・シャープの冷蔵庫

つづいて、シャープのプレミアム冷蔵庫です。
同社の場合、「メガフリーザー」として、冷凍庫のサイズが大きいのが、伝統的な個性です。

【2026年2月発売】
【429L】〈幅65cmサイズ〉
26・シャープ Fit63 SJ-MF43R-H
26・シャープ Fit63 SJ-MF43R-W
¥338,800 ヤマダウェブコム (2/11執筆時)
【457L】〈幅65cmサイズ〉
27・シャープ Fit63 SJ-MF46R-H
27・シャープ Fit63 SJ-MF46P-W
¥349,800 ヤマダウェブコム (2/11執筆時)
【505L】〈幅68.5cmサイズ〉
28・シャープ Fit63 SJ-MF51R-H
28・シャープ Fit63 SJ-MF51R-W
¥382,800 ヤマダウェブコム (2/11執筆時)
【545L】〈幅73cmサイズ〉
29・シャープ Fit63 SJ-MF55R-H
¥404,900 ヤマダウェブコム (2/11執筆時)
【607L】〈幅78.5cmサイズ〉
30・シャープ Fit63 SJ-MF61R-H
¥437,800 ヤマダウェブコム (2/11執筆時)
定格内容積:457L
冷蔵室:240L〈177L〉
年間電気代:8,153円(263kWh)
定格内容積:429L
冷蔵室:212L〈153L〉
年間電気代:8,060円(260kWh)
冷凍室:88L〈54L〉
野菜室:82L〈48L〉
製氷室:20L〈5L〉
特別室:27L〈14L〉
カメラ撮影:
SJ-MFシリーズは、シャープの冷蔵庫の上位機です。
なお、新機種は既に発売されていますが、Eコマース流通でのは制限されているようですので、ヤマダウェブコム(ネットのヤマダ電機)で出しています。

外装は、メタルドアです(左図)。
ランクとしては、上位機のガラストップより少し下がりますが、外形は都会的です。
定格内容積は、4種類から選べます。
配置は、下段が冷凍室で、中段が野菜室という構成です。

429L(上図)は、最小サイズです。
他機より冷蔵室のサイズが小さい構成です。
しかし、背の高さ以外は変わりません。
同じ65cm幅で奥行も同じなので、せっかくならば大きめが良いかなと思います。光熱費も大きな方が少し効率が良いです。

457L(上図)は、幅65cmタイプとしては、奥行が63cmと5cm近く短い点が特長です。
出っ張りが邪魔だったキッチンには良いでしょう。
観音開きの5ドアはパナソニックの奥行65cmはありますが、それよりも(若干ですが)短いのは言及に値するでしょう。

505L(上図)は、他社機と特段変わらない奥行(68.4cm)です。
「薄型大容量」モデルという位置づけですが、パナソニックほかとだいたい同じ容量なので、飛び抜けて大容量ではないです。

608L(上図)は、かなり幅が広い78.5cmです。
逆に奥行は加減があるので、キッチンによってはあう可能性はあります。
ただ、少し特殊でしょう。

冷蔵室は、多少工夫が弱い部分です。
他社ほど特別な機能があるわけではなく、この部分は個性的ではないです。
プラズマクラスターで、ニオイを抑制するくらいです。

あとは、冷蔵室の各所で利用できるフレキシブルポケットが、少し便利そうといった程度です。

ただ、ドアの開閉について、自動で閉まるオートクローズドドアである点は、ワンポイントでしょう。
昔、日立などが出していた、開閉も自動のモーター式ではなく、ヒンジの工夫によるもので、ある程度しめかけると、メカ的な作動で閉まるものと考えてください。
小型・中型くらいまでの冷蔵庫だと、似たことが、設置時の冷蔵庫の角度調整でもできないことはないですが、通常設置でできるのはポイントです。

チルドルームは、冷蔵室の下段で2段式です。
上段は、0度〜2度でうるおいチルドとして、密閉性を高くして乾燥を防ぐ構造、下段は、マイナス2度〜0度の範囲で制御する作りおきルームです。
両方使いたいというニーズはあるでしょうが、その温度内にしっかり納めるには、この方式だと、室内温度ほかの条件が厳しい気がします。

なお、下段に入れた場合の、メーカーが示す品質保持期限は以上の通りです。
他社と比べて、長くも、短くもない、平均値ほどです。

製氷機能は、全社通してもユニークです。
本機は、滴下水量が調整できる仕組みで、3サイズの氷の作り分けができます。
このほか、アプリ設定が必要ですが、サイズミックスで2種の氷を順番に作っていく「サイズミックス製氷」もできます。
自動製氷にこだわるのはシャープの伝統ですが、3パターンできるのは2026年機からです。疑似的な「ロック製氷」的な氷ができるのは、同社以外にありません。

冷凍室は、最下段にあります。
なお、シャープの冷蔵庫の多くはフリーザーが大きいことで伝統的に有名です。
ただ、現世代だと457Lサイズで88L、504L機でも98Lです。上段の特別室も「冷凍用」なので、合計で115L(128L)とはなりますが、昔ほど目立たないの確かです。

とはいえ、引き出した状態で見渡しやすい3段式のメガフリーザーは、下段1段目の仕切りの工夫(457L以下:4切り名人、505L以上:タテ置き名人)、小物収納と快速冷凍双方に使える下段2段目のフレキシブルトレーを含めて、使いやすさの部分での細かい配慮がみられます。

冷凍室の機能面では、下段冷凍室2段目の冷凍室の冷凍速度を速める「快速冷凍」運転が特長です。
パナソニックの 「うまもり保存」のようなカバーはなく、さほどの力のいれ具合でもではないですが、実質的に1段目の底がフタの役割をするので、それなりの量の冷凍食品を、急速冷凍できます。

また、この部分は、スイッチの切替で、野菜などの「パラパラ冷凍(バラ解凍)」 煮物などのための味しみ解凍にもできます。
冷気のあてかたと、冷凍速度の調整によるものです。

そのほか、下段冷凍室は温度センサーにより食品の霜付きを防ぐ「新鮮冷凍」機能も付属です。設定時は霜取り運転前に予冷をし、また、ドア開閉後に強運転をなす設定になり、冷凍温度(マイナス18度)の維持を目指すものです。
ただ、仕組み上、設定時に、年間電気代は上がるでしょう。

なお、シャープの冷蔵庫の多くはフリーザーが大きいことで伝統的に有名です。
ただ、現世代だと457Lサイズで88L、504L機でも98Lです。上段の特別室も「冷凍用」なので、合計で115L(128L)とはなりますが、昔ほど目立たないの確かです。
とはいえ、引き出した状態で見渡しやすい3段式のメガフリーザーは、下段1段目の仕切りの工夫(457L以下:4切り名人、505L以上:タテ置き名人)、小物収納と快速冷凍双方に使える下段2段目のフレキシブルトレーを含めて、使いやすさの部分での細かい配慮がみられます。
実際、しっかり整理して入れやすいので、(その意味での)実収納量は「メガフリーザー」と言って良さそうです。

特別室は、製氷室の横にあります。
先述のように、この部分も、冷凍庫として機能します。
パナソニックで似たような仕組みをみましたが、冷気とアルミトレイを利用して急速冷凍に対応します。ホームフリージング用で、20分前後で、利用開始できることをブザーでお知らせする機能もあります。
「作りおき急冷」という機能名ですが、先述の下段2段目の「快速冷凍」運転より冷気が強力ですので、約20分ほどで急冷できます。
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結論的にいえば、本機は、(他社より小さいわけではないものの)冷凍室サイズが自慢だったシャープの従来機とは性質が違う機種です。
奥行を削った副作用かと思います。

野菜室は、冷蔵室の下ですので、取り出しやすい「まんなか野菜室」タイプです。
この部分は「雪下シャキット野菜室」という工夫があります。
ふたをして湿度を保つ方法で、先行していた日立に似ています。
ただ、シャープの場合、3面輻射冷却で、ふたの下を雪下の環境に近い状態にすることで、鮮度を保つ仕組みです。
低温下に野菜を置くと、野菜のデンプンが糖に分解されるため、ニンジン・ジャガイモ・白菜などについて、野菜の甘みがアップします。雪国の人が、雪の中に野菜を保存する雪室とおなじ発想です。
シャープによると、10日間の鮮度保持が可能とされます。さらに、最大サイズ(607L)は、野菜室の上段ケースで下段が密閉できる構造(高湿シールド構造)なので、保持期限はさらに長い14日とされます。

電気代は、一方、パナソニックと同様に、かなり多くのセンサーをAIが判断しての節電に対応します(節電25)。
ただ、センサー数としての徹底度は、引き続きパナソニックがやや上でしょう。

なお、「つないでもっと節電」ということで、無線LAN(アプリ)を使用し、利用・外出情報を提供する場合、最大35%まで節電可能とされます。

清潔性は、冷蔵室の部分で、同社のプラズマクラスター(マイナスイオン)が利用されます。
同社の場合、2ドアの下位機からプラズマクラスター装備ですが、本機のような上位機の場合、発生量が多くなります。そのため、冷気除菌だけでなく、庫内の付着菌の除菌効果も示されます。
食中毒の予防などを保証するものではないとの記述ですが、おそらく、発生ユニットが強力なのでしょう。
(逆に言えば)善良な菌にどう作用するかはよく分かりませんが、そういった菌はたいてい強いので、そこまで強力ではないのでしょう。

ネットワーク機能は、同社はかなり優れます。
本機は、シャープの「COCORO KITCHEN」搭載ですので「しゃべり」ます。
同社は、コネクテッド家電にかなり力を入れており、本機もWi-Fiを内蔵し、また、音声会話機能が付属です。
まだ、冷蔵庫の食材から料理を提案するレベルにはないとはいえ、現状では「最も実用的」なAIです。

また、2026年機からは、スマホアプリに独自の生成AI(COCORO HOME AI)を搭載シマした。GPT系モデルで、カスタマイズ性の高いマイクロソフトのAzure OpenAIベースです。
説明書などの情報を事前に覚えさせているため、食材に合った冷凍法の提案などを含め、冷蔵庫の効果的な使い方を対話で何でも答えてくれます。

1・中型スチームオーブンの比較記事
2・マルチクッカーの比較記事
3・ドラム式洗濯機の比較記事
なお、シャープの一部テレビほか、このブログの以上の記事で紹介している「COCORO HOME」搭載の家電相互と本機は、通知面などで連携可能です。
庫内カメラは、ただし、非搭載です。
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以上、シャープの6ドア冷蔵庫の紹介でした。
457L機までの奥行部分の設置性の良さは良い部分です。また、全機種とも、IOT家電としての完成度も高くその部分も評価できます。
一方、冷凍室(メガフリーザー)は、収納量としては、昔ほど他社との差は感じなくなってきました。それでも、整理のしやすさや、引き出した時の冷凍室の視認性の良さは見どころですので、やはり、冷凍庫を重視して選ぶ方むけの製品ではあります。
その点をふまえれば、457Lモデルは多少使い勝手が悪い部分があるので、設置に問題ない場合、選ぶならば504Lモデルが良いかと思います。ロック製氷もこちらなら対応ですし。
機能面でも「ステンレスパネル」・「オートクローズドドア」・「ロックアイス的な大きな氷の作成」を網羅するので、機能面で他社の最上位機と比較に値する製品と言えます。
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なお、シャープは、仕様が似た下位機種が2機種あります。
順番にみておきます。

【どっちもドアタイプ】
【457L】〈幅65cmサイズ〉
【2026年2月発売】
31・シャープ Fit63 SJ-MW46R-H
31・シャープ Fit63 SJ-MW46R-W
¥(349,800) 楽天市場 (2/11執筆時)
定格内容積:457L
冷蔵室:240L〈177L〉
冷凍室:88L〈54L〉
野菜室:82L〈48L〉
製氷室:20L〈5L〉
特別室:27L〈14L〉
年間電気代:8,153円(263kWh)
カメラ撮影:
第1に、SJ-MWラインです。
先ほどの製品の下位機です。

形状は、開き方が観音開きではない仕様になります。
シャープが昔から展開する、左右どちらからでも扉が開く「どっちもドア」タイプです(右図)。
オートクローズドドアは、本機も採用です。ただ、幅や奥行は、先ほどの観音開き(450Lクラス)と変わらないですし、ニーズとしては特殊でしょう。
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【502L】〈幅68.5cmサイズ〉
【2026年2月発売】
32・シャープ SJ-FF50R-W
¥316,780 楽天市場 (2/11執筆時)
定格内容積:502L
冷蔵室:259L〈198L〉
冷凍室:129L〈86L〉
野菜室:73L〈49L〉
製氷室:21L〈7L〉
特別室:20L〈11L〉
年間電気代:9,201円(291kWh)
カメラ撮影:
第2に、SJ-SFシリーズです。
502Lクラスの下位機種となります。

外観は、ホワイト色です。
構造は、本機も、自動で閉まるオートクローズドドアを採用です。

設置幅は、上図の通りです。
配置は、結構ユニークで、野菜室と上段冷凍室がならぶ、変則的な形です。
冷蔵室は、ステンレスパネルがないので、ステンレスミスト冷蔵室が省略です。
チルド室も、密閉性が高いうるおいチルドが省略です。

冷凍室は、ただ、メガフリーザーであり、収納量が多い部分や、新鮮冷凍、作りおき急冷など、目玉機能は網羅です。

一方、自動製氷は、氷のサイズとしては2種類で、混合サイズの製氷はできませんが、その代わりに、キラット製氷として、自動製氷としては、かなり透明度の高い製氷ができるのが特長です。

野菜室は、縦長に配置されます。
実収納量は、上位機とほぼ変わりませんが、2段目が深めですので、総覧性が少し悪く、入れ方の工夫も必要でしょう。見本写真もわりと「縦入れ」で頑張っています。
機能名も同じ「雪下シャキット野菜室」(3面輻射冷却+うるおいガード)です。
あとは、コネクテッド家電(IOT家電)ではない普通の冷蔵庫になるのが大きな違いと言えます。
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結論的にいえば、シャープ機の場合、伝統的に「メガフリーザー」が売りと言えるので、値段を含めて、本機は、選択肢に加えることはできるでしょう。
冷蔵室は「そこそこ」ですが、野菜室は、標準以上の機能性はあるので、まとまっていると感じます。
次回に続く
最新冷蔵庫のおすすめは結論的にこれ!
というわけで、今日は、各社のプレミアム冷蔵庫の紹介の2回目記事でした。
しかし、記事は、まだまだ「続き」ます。

3・プレミアム冷蔵庫の比較 (3)
3-1:東芝
3-2・アイリスオーヤマ
4・プレミアム冷蔵庫の比較 (4)
4-1:三菱電機
4-2・AQUA
5・プレミアム冷蔵庫の比較 (5)
=最終的なおすすめの提案【結論】
続く3回目記事(こちら)では、東芝・アイリスの冷蔵庫を紹介します。
電気代の安さ ★★★★★
冷蔵室の工夫 ★★★★★
チルド機能 ★★★★★
野菜室の工夫 ★★★★★
冷凍の工夫 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最終回の記事(こちら)では、ここまで紹介してきた全てのサイズの冷蔵庫から、予算別、目的別に、Atlasのおすすめ機種!を提案していきます。
引き続き、よろしくお願いします。
3回目記事は→こちら
