1回目記事からの続きです→こちら
2-1・JBLの大型スピーカーの比較(続き)

2回目記事では、アメリカのJBL社が発売している製品のうち、1回目記事で紹介できなかったものをの紹介からです。
1・大型Bluetoothスピーカーの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:ソニー〈日本〉
1-3:BOSE〈米国〉
1-4:JBL 1〈米国〉
2・大型Bluetoothスピーカーの比較 (2)
2-1:JBL 2〈米国〉
2-2:Marshal〈英国〉
2-3:B&O〈デンマーク〉
2-4:DENON〈日本〉
2-5:アンカー〈米国〉
3・大型Bluetoothスピーカーの比較 (3)
3-1:他の企業〈各社〉
3-2:最終的なおすすめの提案【結論】
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた「選び方の基本」に基づいて書いていきます。
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また、以下では、Atlasのおすすめのポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で書いていきます。
【2024年発売】
16・JBL PARTYBOX Stage 320
¥75,200 楽天市場 (11/7執筆時)
アンプ出力:240W(RMS)
スピーカー直径:165mm×2+65mm×2
高音再生力:20kHz
低音再生力:40Hz
コーデック: SBC
バッテリー:18時間
本体サイズ:幅326×高さ688×奥行368mm
重さ: 16.5kg
PARTYBOX Stage 320 は、JBLの大型Bluetoothスピーカーです。

伸縮キャリーハンドルと2輪ホイールを付けて持ち運びやすくする工夫がある製品です。
サイズは、幅335×長さ669×高さ385mmです。
ソニーのXBシリーズの最上位機より一回り大きいと言えます。
ソニー機と同じで、マイクとエレキギター用の端子がそれぞれ別にある機種で、演奏者向けとしても売られています。
本体の重さは、16.5kgです。
先述のように、ホイール・キャスター付なので、持ちはこびは問題ないでしょう。
スピーカー出力は、240Wです。
サイズ感を反映して、十分な音圧を確保します。

ユニット構成は、中・低音域を担当する165mmのウーファーが2つと、高音域を担当する、25mmのトゥイーターが2つという構成です。
トゥイーターは上部には、2個並列に置かれるという独特の構成です。
構造的に、縦置きで利用するタイプです。
音質は、下位機種と同じで、低音域の質感と量感が特徴的です。
もちろん、ユニットサイズほか出力が強い部分で、下位機より1ランク上位です。重低音もこのクラスだと「沈み込み」をしっかり感じます。
中音域のボーカルが前に出る感じで質は良く、JBLの特徴が出ています。高音域は、そこまで主張がない感じです「なめらかさ」重視です。
音質強化技術は、本機も、AI SOUND BOOSTが付属です。
AIの解析を利用したアルゴで、音楽をリアルタイムで解析しつつ、スピーカー振動とパワーレスポンスの予測に基づいて最適化させる仕組みとされます。
大音量利用時の音の歪みと低音出力の強化に寄与するとされます。
Bluetoothは、コーデックの対応情報がないです。
未表示でAACに対応していた機種が過去にありましたが、SBCのみだと思います。
Wi-Fiは、未搭載です。

バッテリーは、18時間持ちます。
また、本機は、バッテリー交換可能(部品番号:JBL BATTERY400)ですので、なにかしらの事情で、長時間使える場合有利です。
一番はじめに劣化する部品でもあるので、交換できる仕様なのはその部分でも良いです。
ライティング機能は、搭載です。
エフェクトは、JBL PARTYBOXアプリで制御します。
マルチペアリングは、先述のAuracastによって対応できます。
2台までならワイヤレスでつなげるため、ステレオ化は可能です。
防水性は、IPX4なので、泡沫防水です。
完全防水ではないですが野外でも使用できる仕様です。
実際的には、キャリーハンドルで持ち運ぶ際に「雨が降っても大丈夫」というような意図でしょう。
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以上、JBLのPARTYBOX Stage 320 の紹介でした。
重さの部分が「無問題」の状況ならば、かなり能力が高い製品と言えます。
BluetoothがSBCのみですが、JBLはBOSEのように圧縮音源独自にアップスケールする技術に優れます。本機の用途性をふまえても、ここは過度に気にする必要はないでしょう。
拡張性の部分は課題とは言え1台買って「置きっぱなし」で使える製品として、気軽だと思います。
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なお、JBLの「大きめ」の製品で、本機と形状が似ているものが他にもあります。
以下、順番にみておきます。

【2024年発売】
17・JBL PARTYBOX Club 120
¥45,520 楽天市場 (11/7執筆時)
アンプ出力:160W(RMS)
スピーカー直径:133mm ×2 + 57mm ×2
高音再生力:20kHz
低音再生力:40Hz
コーデック: SBC
バッテリー:12時間
サイズ:幅288×高さ570×奥行297mm
重さ:11.05kg
第1に、JBL PARTYBOX Club 120 です。
新機種で、先ほどの機種の下位機です。

サイズは、幅288×高さ570×奥行297mmです。
本体の重さは、11.05kgです。
先ほどの機種よりは軽め、小さめです。
そのため、折りたたみ式のハンドルのみ付属です。
その代わり、上部にモバイルデバイスドックがあります。
マイク・ギター専用の端子は、本機も付属です。
防水性は、IPS4等級です。

スピーカは、一方、160Wです。
ユニットサイズは、ウーファー2機が133mm、トゥイーター2機が57mmです。
上位機より弱め(小さめ)ですが、一般的に言えば、低音を含めた音圧は「パワフル」であり、問題ないです。ユニット配置も同じです。
音質は、基本的に上位機と同様です。
口径は小さくなるので、比べれば、音圧差はあるといえます。
音質強化技術は、新型なので、AI SOUND BOOSTは装備です。
バッテリーは、最大12時間です。
上位機ほど長くないです。また、バッテリー交換構造もないです。
あとは、だいたい同じです。
Bluetoothは、SBCのみで、ライティングは対応で、ペアリングはステレオならば対応です。Auracastはフォローです。
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結論的にいえば、この出力クラスの場合、ソニー機(SRS-XV800)がライバルになります。
ソニーに比べると、JBLはクラシックでスタンダードなユニット配置で音の部分で新しさはないです。ただ、AI SOUND BOOSTの効果を含めて、(言い方は難しいですが)クセのないナチュラルな音圧を普通に楽しみたいならば、選択肢にできるでしょう。
この出力クラスの製品としては、比較的軽いですし、あってよいラインナップと思います。
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【2024年発売】JBLPARTYBOX520JN
18・JBL PartyBox 520
¥105,091 Amazon.co.jp (11/7執筆時)
アンプ出力:400W(RMS)
スピーカー直径:200mm×2+25mm×2
高音再生力:20kHz
低音再生力:40Hz
コーデック: SBC
バッテリー:15時間
サイズ:幅415×高さ769×奥行369mm
重さ:25.5kg
第2に、JBL PartyBox 520 です。
パワーを400Wと大幅に上げた上で、ドライバー(ウーファー)も大型化して、大音量再生時の低音の量感部分を強化しています。

あとは、外部入力の強化が見られます。下位機も2系統のマイクとギター入力がありましたが、こちらは、XLRコンポジットが2系統あるので、拡張性の部分でもやや優れます。
バッテリーは、15時間です。
持ちはこびは、 引き続き、ハンドルとキャスター装備で持ちやすいですが、重さ(25.5kg)は注意点です。
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結論的にいえば、野外イベントなどで、ある程度の音量が必要な方向きです。
なお、次に見る上位機は、バッテリー非搭載で、Auracastにも対応しません。その点で、ワイヤレスで便利に運用したい場合、JBLでは本機は「最高出力」といえます。

【2024年発売】
19・ JBL PARTYBOX 710
¥99,907 楽天市場 (11/7執筆時)
アンプ出力:800W(RMS)
スピーカー直径:216mm ×2 + 70mm ×2
高音再生力:20kHz
低音再生力:35Hz
コーデック: SBC
バッテリー:
本体サイズ:幅399×高さ90.5×奥行43.6mm
重さ: 27.8kg
PARTYBOX 710 は、JBLの特大サイズのBluetoothスピーカーです。
ここまでみた製品の上位機ですが、アンプが強いので、バッテリー式ではないです。

サイズは、幅399×高さ90.5×奥行43.6mmです。
本体の重さは、 27.8kgです。
下位機よりだいぶ重く、大きいです。
ハンドルとホイールはありますが、持ち上げる場合はずっしりくるでしょう。
本機も、マイクとエレキギター用の端子がそれぞれ別にあるタイプです。
スピーカー出力は、800Wです。
家庭用として売られているBluetoothスピーカーでは、最強でしょう。
ユニット構成は、中・低音域を担当する1216mmのウーファーが2つと、高音域を担当する、70mmのトゥイーターが2つという構成です。
全面上部に並ぶようにツイーターがある配置で、このシリーズの下位機と同じです。むろん、大きな振動板を駆動させるので、みえない部分で技術差はあるでしょう。
同社の従来機からのクラシックな配置で目をひく工夫はないですが、それだけに、安定した品質(音質)を期待できるでしょう。
音質は、重低音を振動として感じられるレベルの「パーティ用」です。
低音域は相当強めの押し出しです。バスレフ構造で低音制御する仕組みで、質感も損なわれず、中音域も安定します。
重低音がありつつも、中音域の質を犠牲にしないJBLの哲学は本機でも重要視されます。
音質強化技術は、下位機に見られるAI SOUND BOOSTとは非搭載です。
本機の場合、ユニットサイズ・パワーに、余裕があるので不要だからつけていないのだと思います。
Bluetoothは、コーデックの対応情報がないです。
SBCのみだと思います。
Wi-Fiは、未搭載です。
バッテリーは、先述のように、ありません。
AC電源を取るのがマストです。
一方、上部に、USB出力があってスマホの充電ができますが、最大10.5W給電なので、高速給電は不可です。

ライティングは、対応です。
エフェクトは、JBL PARTYBOXアプリで制御します。
マルチペアリングは、非対応です。
最大で、2台でステレオ化できるのみです。Auracastは非対応です。
防水性は、IPX4なので、泡沫防水です。
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以上、JBLのPARTYBOX 710の紹介でした。
ここまで強力なものを個人が買う方は限られるでしょう。
ただ、市販品ではこれまでにないほど強力で、同クラスのプロ(事業者)むけの製品を買うよりはだいぶ安いので、ラインナップとしては貴重です。
ただし、バッテリーが未搭載になる部分は注意してください。

【2022年発売】JBLL75MSJN
20・JBL L75ms Music System
¥143,550 楽天市場 (11/7執筆時)
アンプ出力:360W
スピーカー直径:下で説明
高音再生力:25kHz
低音再生力:45Hz
コーデック: SBC
バッテリー:
サイズ:幅790×奥行287×高さ216mm
重さ:15.9kg
L75ms Music System は、JBLが創立75年を記念して出した高級モデルです。
同社のL100などと、デザインコンセプトが同じ系統ですが、こちらについては、「オールインワン型」のBluetoothスピーカーになります。

本体の重さは、15.9kgです。
部屋に置いて使うことを前提とした設計です。
サイズは、幅790×奥行287×高さ216mmです。
コンポと思って貰えればそのような感じです。
防水性は、(当たり前ですが)ありません。。

スピーカーの性能は、総合出力が350Wです。
この部分は、妥協がない作りです。
ユニットは、3ウェイ5スピーカー構成のバスレフ型です。
左右に、133mmのウーファー(パルプコーン)と25mmのツイーター(アルミ)です。その上で、中央に100mmのセンターミッドレンジと左右にパッシブラジエータを装備する構成です。
写真のように、ケースが湾曲する形状で、壁も利用しつつサラウンド感を出す方式です。形状的に、部屋の中央の壁側に置く必要がありますが、置けるならば良い音がなるでしょう。
音質は、構造的に今回見ている製品の中では、単体でステレオ感を感じやすいです。ただ、配置を含めてどちらかといえば音の広がりを重視していますが、SFXを切れば、結構「ステレオ感」があります。
低音域は、重低音という意味では平凡ですが、低音域の質感・量感ともこのサイズの他社機と比べて水準は良いです。
中音域は、とくに良質で、明晰感がありボーカルは前に出ます。クロスも良好で、ボーカルの輪郭はしっかりです。スピーカー配置も、ウェーブガイドの部分を含めて、中音域が「痩せにくい」配置にされています。やはり、JBLはこの音域を大事にした構成です。
高音域は、アルミトゥイーター由来の「きらびやかさ」を感じます。明るめですが「なめらか」という感じはなく、元気の良さが目立ちます。
Bluetoothは、対応規格が実表示です。
ただ、JBLですしSBC規格のみと見て良いでしょう。
Wi-Fiは、搭載です。
有線LANも付属なので、オーディオは基本的にWi-Fiでつなげたいという製品です。
なお、Wi-Fiや有線だとハイレゾも通す(192KHz/32bit)のですが、本機については、高音部のスペックが25kHzなので、(少なくとも規格上)非対応で、その再生を意図した設計でもないです。
なお、端子的には、フォノ端子もあります。

AppleのAirplay2に対応します。また、Google系もChromecast built-inです。
Wi-Fiを搭載する上で、Chromecast built-inに対応する機種は、(音質ではなく)利便性の部分でも高度です。
なぜなら、この場合、スマホなどで曲を選んだあとは、音源データはスマホを通らず、定額聴き放題サービスのサーバーから、ダイレクトにコンポに届くからです(上図)。

1・スマホの電池が減りにくい
2・電話着信時ほか、音楽が止まらない
3・スマホとスピーカーに別に音を出せる
この場合、上表の3つのメリットがあります。
先述のAirPlay2も、電話通話の部分は、影響が出ないような配慮があります。ただ、通信は必ずスマホを介すので、それ以外の部分で、対応することに意味はあります。
Chromecast built-inは、Googleのサービスですが、iOS系でも利用可能です。アプリが【Chromecast対応アプリ】であれば、どのOSでも使えます。
Amazon Musicも、キャストできるようになりました。
一見したところ、音声AIにも対応する機種かと思いましたが、その部分は(スマホに依存しない限り)非対応な製品です。
バッテリーは、当然ながら、非搭載です。
マルチペアリング・ライティング機能も、同様です。
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以上、JBLのL75ms Music Systemの紹介でした。
既存の「ステレオ」愛用者に向きます。ただ、音場と定位感が良いので、部屋の隅においてのBGM用途にも良い仕様でしょう。音質も、ピュアオーディオというより「楽しさ」重視ですし、合いそうです。
ここまでの予算を注げば、JBLで揃えるにしても(音的により良い)ステレオが組めるでしょう。ただ、「オールインワン型」でコンパクトな再生装置が欲しい方もいるでしょうし、あって良いラインナップに思えました。
本機については、聴く機会がまだないので、近々試せればと思っています。
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このほか、JBLは「重量級」で、主に家庭内で利用する目的のBluetoothスピーカーを他にいくつか出しています。
以下、順番にみておきます。

【2024年発売】
21・JBL L42ms
¥133,009 楽天市場 (11/7執筆時)
アンプ出力:220W
スピーカー直径:100mm×2+ 20mm×2
高音再生力:25kHz
低音再生力:55Hz
コーデック: SBC
バッテリー:
サイズ:幅617×奥行234×高さ162mm
重さ:12.2kg
第1に、L42msです。
先ほどの機種を小型化した製品です。

サイズは、幅617×奥行234×高さ162mmです。
ボードに置いて邪魔になりにくいので、 日本だと結構ニーズがありそうです。
パワーは、220Wと強力です。
ユニットは、一方、シンプルです。
100mmのウーファーと、20mmのトゥイーターを左右に配置したものです。
クロスオーバーは5kHzで受け渡しです。
その上で、アコースティックウェーブガイドで低音強化しています。 あとは、Wi-Fiに対応する部分を含めて、上位機と目立つ違いはないです。
---結論的にいえば、ユニットを弓なりに配置する方向は上位機と共通していますし、上位機の思想は受け継ぎつつの小型化とみて良いかと思います。
無理やり感はないです。
小型システムをボード上に欲しいと考える場合、結構良い選択肢に思えます。クラシックな配置で、進取性に欠けるとは言えますが、そこを狙ったシリーズでもないでしょう。
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【2022年発売】
22・JBL Boombox 3 JBLBOOMBOX3BLKJN
¥53,030 Amazon.co.jp (11/7執筆時)
【Wi-Fi搭載】
23・JBL Boombox 3 Wi-Fi JBLBB3WIFIBLKJN
¥68,500 Amazon.co.jp (11/7執筆時)
アンプ出力:180W(RMS)
スピーカー直径:下で説明
高音再生力:20kHz
低音再生力:49Hz
コーデック: SBC
バッテリー:24時間
サイズ:482.4 x 256.9 x 199.7mm
重さ:6.8kg
第2に、JBL Boombox 3 です。
同社の小型スピーカーにもある「バズーガ型」の大きめです。
Wi-Fi搭載機も、2023年に追加されました。
そのメリット性は上で書いた通りです。

JBL Boombox 3は、昭和時代の「ラジカセ」を彷彿とさせる大型のBluetoothスピーカーです。
IP67の防水防塵で、24時間のバッテリーですから、長時間の野外・荒天対応です。
スピーカーは、総合180Wです。
バッテリー利用の場合は、総合136Wと出力が若干落ちますが、問題ないレベルです。
低音域は、楕円形のサブウーファー(189 x 114 mm)が担い、左右に、中低音のミッドレンジウーファー(80.9mm)と高音のトゥイーター(20mm)が2基ずつの、5スピーカー・2.1ch構成です。
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結論的にいえば、本機は(昔ながらの)低音の音圧を楽しむタイプの「バズーカ」です。
少し値段が高く、また、重いですが、パワフルでバッテリーの保ちは良いので、なにかしらの教室利用ほか、地域の行事用などには、使途がありそうです。
なお、似た機種が、Harman Kardonからも出るのであとで見る予定です。
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【2022年発売】【2ペア】
24・JBL 4305P
¥201,300 楽天市場 (11/7執筆時)
アンプ出力:300W(RMS)
スピーカー直径:13.3cm+2.5cm
高音再生力:25kHz
低音再生力:45Hz
コーデック: SBC
バッテリー:
サイズ:W210×H336×D235 mm
重さ:6.6kg
第3に、JBL 4305Pです。
22年登場のBluetoothスピーカーです。

【ブックシェルフスピーカーの比較記事】でみた(アンプのない)スピーカーにも見られる、JBL伝統のスピーカーを、アンプ内蔵のBluetoothスピーカーにしたというもので、2ペア販売のステレオです。

スピーカーは、高音域は、ホーン型の25mmのリングコンプレッションドライバーで、JBLではお馴染みです。
低音域は、パルプコーンの133mmのウーファに、バスレフが下部に2つになります。これでも十分でしょうが、
音質は、一方、低音域は量感も十分ですが、むしろ、バイアンプ駆動とDSP部分の補正で、質感(スピード感)がかなり良いです。素早く鳴って、素早く止まります。
一方、重低音はそこまで出ません。tだ、サブウーファーOUTはあるので、増設で2.1ch化も可能でしょう。
中音域は、明晰感重視でJBLの特徴がでます。高音域は、先述のドライバーとホーンの工夫で、抜けが良く、微細音の再現性も高く「きらびやかさ」を感じます。
音場と定位感も優れますし、音の分離も良いです。小音量再生でもしっかり鳴ります。
コーデックは、ただ、Bluetoothで利用する場合は、SBCです。
本機の潜在能力は必ずしも活かせません。
接続方法は、しかし、これ以外に、光デジタルほか、本機は、有線LAN/Wi-Fi・USBが装備されます。
実際、そちらでの利用がメインでしょう。
そちらの場合、DACが192kHz/24bitまで対応できるため「ハイレゾ級」です。
ただ、スピーカーの能力的に、高音域は25kHzなので、業界の認証基準には満たないスペックではあります。

ネットワークは、本機はWi-Fi部分で、Chromecast built-in対応です。
Wi-Fiで定額聴き放題サービス(Spotify/Google Play/ Apple Musicなど)の、ダイレクト再生ができます。
子の場合、スマホで楽曲を選んでおけば、スマホの介在なしに、各社のサーバーから音楽が直接サウンドバーに行くので、その間、(電話・ゲームなどを含め)スマホを自由に使え、電池の減りも少ないです。
Google系のサービスですが、iOS系の端末でも普通に使えます。AppleのAir Playにも対応するため、どちらかと言えばメインは「Wi-Fi接続」という製品です。
音声AIは、ただし、未装備です。
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結論的にいえば、オーソドックスな2.0chアンプ内蔵ステレオを「現代仕様に改修」したような製品です。
先ほどの「ラジカセ型」と全く違いますが、この部分では同じです。フォノ端子もありますし、基本的にはオールドファン向けには思いますが、ニーズはあるでしょう。
2-2・マーシャルの大型スピーカーの比較

続いて、イギリスのマーシャルのスピーカーです。
アンプでは誰でも知るメーカーですが、スピーカーは、スウェーデンのZIIがライセンスをうけて生産しているようです。
ZIIはヘッドホンでも有名な会社です。日本では、完実電気が販売しています。

【2025年発売】1006004 1006005
25・Marshall Kilburn lll Black and Brass
25・Marshall Kilburn lll Cream
¥49,980 Amazon.co.jp (11/7執筆時)
【2018年発売】SBC Apt-X
25・Marshall Kilburn II ZMS-1001896
¥34,980 Amazon.co.jp (11/7執筆時)
アンプ出力:50W
スピーカー直径:
高音再生力:20kHz
低音再生力:40Hz
コーデック: SBC AAC LC3
バッテリー:50時間
サイズ: 幅273 × 奥行150 × 高さ168mm
重さ: 2.8kg
Marshall Kilburn IIIは、スウェーデンのZIIが展開するMarshallブランドのスピーカーです。
ヘッドホンでも有名な会社ですが、ギターアンプのイギリスのマーシャルとの提携商品になるようで、ロゴ入りで格好良いです。日本では、完実電気が販売しています。
旧機種が残ります。
新機種は、アンプ出力が向上(36W→50W)したほか、 コーデックの入替がありました。そのほか、バッテリー量も増えて(20→50時間)います。加えて、防水性が強化(IP54)されたほか、USB-C出力に対応し、USBバッテリーでの充電、あるいはスマホに対する充電も対応です。
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結論的にいえば、多くの点で、改良が見られると言えます。選ぶならば新機種でしょう。

本体の重さは、2.8kgです。
クラシックなアンプのようなデザインですが、手に持てるサイズです。
防水性は、IP54です。
多少の雨でも使えます。防塵等級もありますし、ビーチ利用もできそうです。

スピーカーの性能は、総合出力が50Wです。
旧機より強化されています。
ユニットは、サイズ不明ながら30Wのウーファーと10Aのツイーター×2という構成です。変則的な構成のステレオです。
ただ、ステレオの定位を楽しむと言うより、サラウンド感(音の広がり)に個性があります。 配置構成的にも、マルチフォニック(360度全方位タイプ)です。
英語だと「True Stereophonic」ですが、どこにいてもステレオ感がえられる「わけではない」ので、日本の代理店側で修正した表現にしている感じです。
音質は、低音域の量感が強調される製品です。
質感も水準以上です。背面のバスレフと電気的な補正を含めて低音域部分は総合的に充実します。
低音重視の製品は、他社の場合再生周波数帯域を公開しない場合が多いですが、45Hzとしっかり公開します。重低音は(さすがに)控えめです。
中・高音域は、そこまで特徴はなく中庸です。あえて言えば「明るめ」です。
高音域の再生力は、トゥイーターを採用する構造です。
ただ、帯域は20KHzなので、ハイレゾ再生を狙う製品ではないです。

Bluetoothは、SBCとAAC・LC3という構成です。
旧機は、上位コーデックはApt-X系でしたが、変更されました。
iOS系と相性が良くなったと言えます。一方、Android系は、Apt-X対応の場合が多いものの、近年は上位機だとLC3対応が増えているので、その方向性に「舵を切った」かなと感じました。
Wi-Fiは、未搭載です。
バッテリーは、20時間保ちます。
マルチペアリングは、非対応です。
ライティング機能は、ありません。

USB充給電は、本機は対応です。
出入力は27WクラスのUSB-PDです。
蓄電容量は非公開ですが、パワーとバッテリー持続時間から推定すれば、9000 mAhあたりの容量と思われます。最近のスマホだと1回分ほどの充電量でしょう。
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以上、Marshall Kilburn IIIの紹介でした。
ギターのマーシャルのロゴが格好良い製品です。低音域の量感を重視する、典型的なBluetoothスピーカーの音質で、その部分では十分な実力です。中音域の明晰感もしっかりあり、ボーカルが前に出ます。
コーデックもAAC対応となって、iOS系で使いやすいです。逆に、Android系は、お持ちのスマホ側がLC3に対応するかどうかが、重要でしょう。
旧機同様にざっくり適当において「厚みのある音」が得られるタイプなので、置き方などあまりこだわらず(気にせず)使う場合は、良いモデルの1つかと思います。
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一方、本機以外にもMarshallブランドの大きめのBluetoothスピーカーの販売があります。
順番にみておきます。

【2023年発売】
26・Marshall Middleton
¥34,980 Amazon.co.jp (11/7執筆時)
アンプ出力:60W
スピーカー直径:7.6cm×2 1.5cm×2
高音再生力:20kHz
低音再生力:50Hz
コーデック: SBC
バッテリー:20時間
サイズ: 幅230 × 高さ109 × 奥行95mm
重さ: 1.8kg
第1に、Marshall Middletonです。

スピーカー構成は、直径7.6cmの20Wウーファーと、1.5cmの10Wのトゥイーターが、それぞれ、2基配置されています。
ただ、2ウェイのステレオではなく、4chサラウンドスピーカです。
見た感じ、左右側面にウーファーがあり、トゥイーターが前後の両サイド、真ん中後面に、パッシブラジエータというユニークな配置です。
いずれにしても、最近の流行をふまえて、立体的な音場の再現を重視した新しい作りと言うことになると思います。同社は、「トゥルーステレオフォニック」と呼びます。
サイズは、先ほどの機種より少し小型です。
重さは、それでも1,8kgです。
Bluetoothコーデックは、SBCのみです。
本機の方向性としては、それで良いのでしょう。

一方、複数台同時につなげての再生(スタックモード)も対応です。
ただし、2台で「ステレオ」になるというわけではないです。
そのほか、IP67の防水・防塵等級があるので、野外でもハードに使える仕様です。
バッテリーは搭載で、20時間の保ちです。
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結論的にいえば、個人的には、同社の製品で、一番音作りの部分で面白そうだと感じた製品です。
方向性としても「今どき」なので、あえて同社から1機選ぶとすればこれかなと思います。
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【2020年発売】
27・ Marshall TUFTON
¥77,980 楽天市場 (11/7執筆時)
アンプ出力:80W
スピーカー直径:
高音再生力:20kHz
低音再生力:40Hz
コーデック: SBC AptX
バッテリー:20時間
サイズ: 229 × 350 × 163mm
重さ: 4.9kg
第2に、arshall TUFTONです。
すこし大きめの製品になります。

重さは、4.9kgと、重量級です。
スピーカーは、ただ、前面1機のウーファー(40W)と、ミドルレンジ(15×2W)、ツィーター(10W)と、3ウェイ式を採用します。
大きなウーファーを採用できた結果、低音域の再生周波数帯域は向上しています。
ネックは、パワーに比した価格競争力に乏しい点でしょう。
防水等級は、IPX2ですので、野外にはあまり向きません。
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【2023年発売】Acton II後継品
28・Marshall Acton III
¥45,980 Amazon.co.jp (11/7執筆時)
アンプ出力:45W
高音再生力:20kHz
低音再生力:45Hz
サイズ:W260xH170xD150 mm
重さ: 2.85kg
29・Marshall STANMORE III
¥64,980 Amazon.co.jp (11/7執筆時)
アンプ出力:65W
高音再生力:20kHz
低音再生力:45Hz
サイズ: W350xH203xD188mm
重さ: 4.25kg
【2023年発売】
30・Marshall WOBURN III
¥99,980 Amazon.co.jp (11/7執筆時)
アンプ出力:120W
高音再生力:20kHz
低音再生力:35Hz
サイズ: W400xH317xD203 mm
重さ: 7,45kg
スピーカー直径:
コーデック: SBC
バッテリー:
第3に、Marshall Acton IIIはなどです。
同社の「Home Bluetoothシリーズ」に属する製品です。
それ以外の機種も、同じコンセプトの高出力型になるので、同時にみていきます。

本体の重さは、Acton IIIで2.85kgです。
このシリーズは持ち手がない代わりに、上部に操作系があり仕様です。
バッテリーも未搭載(電源式)なので、自宅用です。むろん、防水性もないです。

スピーカーの性能は、Acton IIIで総合出力が45Wです。
ユニット構成は製品によって異なりますが、全てサイズは不明機です。
Acton IIIとSTANMORE IIIは、1ウーファー+2トゥイーターのステレオです。マルチアンプ(D級)構成です。
WOBURN IIIは、1ウーファー+2ミッドレンジ+2トゥイーターです。
ウーファー(90W)がわりと強力なので、低音は価格相応に強化されるでしょう。
Bluetoothは、ただし、SBCのみです。
Wi-Fiは、未搭載です。
マルチペアリングは、非対応です。
ライティング機能は、ありません。
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結論的にいえば、もう少し中身のユニットの説明が欲しいと思った機種です。
ブランドロゴを含めて外観で選ぶ製品に思えてしまうん度江。
おそらく、従来機同様に低音域の厚みを重視する方向で、ステレオ感はさほどは得れないタイプです。自宅ならばBGM用でしょう。
2-3・Bang&Olfsenの大型スピーカー

続いて、デンマークの音響メーカーとなるBang&Olufsenの製品です。
北欧系の企業らしく、デザイン性の高い製品を展開します。

【2020年発売】
31・Bang&Olufsen Beolit 20
31・Bang&Olufsen Beolit 20
¥85,755 Amazon.co.jp (11/7執筆時)
アンプ出力:70W
スピーカー直径:14cm, 3.8cm×3
高音再生力:20kHz
低音再生力:37Hz
コーデック: SBC AAC
バッテリー:8時間
サイズ: 幅230x奥行189x高さ135mm
重さ:2.7kg
Beolit 20 は、デンマークのBang&Olufsenの販売するBluetoothスピーカーです。
人気のあったBeolit 17 のバッテリーを強化した新モデルです。

本体の重さは、2.7kgです。
防水性は、ありません。
レザー製のハンドルを装備するおしゃれなアルミの筐体ですし、基本的に室内で利用するものでしょう。
スピーカーの性能は、総出力は70Wです。
用途的に十分です。
ユニット構成は、3.8mmのツイーター3基と、140mmのウーファー1基という構成です。

本機は、無指向性のいわゆる360度スピーカーの類です。
そのため、置き場所にに左右されず、どこでもサラウンド感が得やすいです。
なお、ステレオの定位感が欲しい場合は2台ペアリングすることで可能です。
音質は、低音域の量感と、中音域の明晰さを特徴とします。
高音域は「明るめ」で、自然な感じではないです。
低音域も重低音という意味では、さすがにこのクラスだと沈み込みはありません。
高音域の再生力は、本機については、ハイレゾ未対応機です。
欧州は、(日本ほど)あまりハイレゾを重視しないです。
Bluetoothは、SBC/AACです。
Wi-Fiは、未装備です。
マルチペアリングは、2台(ステレオ)ならば対応です。

バッテリーは、通常のリスニング音量で、8時間となります。
一方、本機は、上部がQi充電器になった仕様で、ワイヤレス充電に対応するスマホ(iPhoneなど)ならば、置くだけで充電可能です。
ただ、給電力は、5Wとかなり弱いので、寝ている間の充電用でしょう。
なお、一般的な(ワイヤードでの)バッテリーの給電力と速度については、このブログの【モバイルバッテリーの比較記事】に以前まとめました。
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以上、Bang&OlufsenのBeolit 20の紹介でした。
スマホ充電対応という部分で、寝室などに置く、すこし大きめのスピーカーとして魅力的です。
音質も値段相応です。音質に対する哲学もあるメーカーですし、利便性を重視しつつも、音質にもこだわりたい場合は、選択肢になります。
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【2023年発売】
32・Bang&Olufsen Beosound A5
¥200,000 Amazon.co.jp (11/7執筆時)
アンプ出力:70W
スピーカー直径:13.3cm, 5.1cm×2 1.9cm
高音再生力:23kHz
低音再生力:32Hz
コーデック: SBC AAC
バッテリー:12時間
サイズ: 幅285x奥行130x高さ187mm
重さ:3.743kg
なお、オーディオ(ながら)どちらかというと「インテリア」性重視の製品なので「あっさり」な紹介ですが、 Beosound A5という高級機がでました。

外観は、アルミの筐体に、オーク材のハンドル、ペーパーラフィア(漉き紙)を利用したウッディなタイプです。

スピーカーは、13.3cmのウーファー1基、5.1cmのミッドレンジ2基と1.9cmのトゥイーターです。ユニークな配置ですが、本機も360°スピーカーの仲間でしょう。
音質は、中音域の充実度が評価されます。
高音域は明るめな印象で、低音域は、量感重視で、ある程度まで重低音を出せます。
ただし、単体ではステレオ感は得られないので、その部分は折り込んでください。

防水性は、IP65です。
素材的に汚れないわけではないので、値段的に持ち運ぶ方は限られるかなと思います。
ただ、モジュールデザインのロングライフ設計で、部品交換での修理に対応すると明言します。「アップデートしながらご愛用いただけます」とのことです。
そうそう壊れるタイプの家電ではないですが、輸入元の完実電気を含めて、「製造終了後8年」という業界基準を超えて、本当に「一生もの」として修理してくれるならば、この金額を出す価値もあろうと思います。
その場合、腕時計のように製造国まで戻すような感じならば、修理代も馬鹿にならないでしょうが、それを避けるための「モジュール構造」でしょう。
2-4・DENONの大型スピーカー

続いて、日本の音響メーカーDENONの製品です。
同社は、低音域の充実度で有名な日本の古豪メーカーですが、現在は、マランツと共にD&Mグループ(サウンドユナイテッド)です。

【2020年発売】
【単品(黒)】
33・DENON HOME 150K
¥26,927 Amazon.co.jp (11/7執筆時)
【ペアセット(白)】DENONHOME150NVSTW
34・DENON HOME 150NV STW
¥42,930 Amazon.co.jp (11/7執筆時)
アンプ出力:48W
スピーカー直径:25mm+89mm
高音再生力:非公表
低音再生力:非公表
コーデック: SBC
バッテリー:
サイズ: 約120×187×120mm
重さ: 1.7kg
DENON HOME 150 は、デノンが2020年に発売した、大きめのBluetoothスピーカーです。
本機は、シアターシステムの(ワイヤレス)リアスピーカーとしての開発ですが、単体発売もあります。ホワイトモデルは、ペア販売です。、その場合、ワイヤレスステレオとして利用できます。
本体の重さは、1.7kgです。
防水性は、ありません。
要するに、本機は、家庭用の少し大きめのBluetooth対応スピーカーと言えます。

スピーカーの性能は、総出力は48Wです。
25mmのツイーターと、89mmのウーファーという構成です。
素材的な工夫はあまり明示されず、普通のドーム型ツイーターと、ペーパーコーンです。
モノラルスピーカーですが、1機で利用も想定して、フロントバッフルの形状を工夫しています。

音質は、低音域を重視した構成です。
ただ、サイズ的な限界もあり、量感はさほど感じず、重低音の沈み込みもあまり感じません。低音域の質感は十分で、この部分に「DENONらしさ」は感じます。
全体としては「自然さ」重視です。
ただ、2台購入して、ステレオ再生に使う場合、この印象は変わりそうです。
高音域は、ハイレゾ対応を明記します。
ただ、各協会の認証マークがなく周波数帯域の明示もないです。音質的にも、そちらの再生にはそこまで向かない感じはあります。。
Bluetoothは、SBCのみです。
したがって、Bluetoothではハイレゾは無理ですし、CD音源の音質も劣化します。

Wi-Fiは、一方、搭載です。
ハイレゾ音源は、したがって、Wi-Fi経由で聴くことになります。
そのほか、Wi-Fi経由で、PC・NASなどからお持ちの音源の再生もできます。AppleのAirPlay2にも対応しています(DLNAは非対応)

スマホアプリは、先述のように同社のHEOSアプリを利用します。
Amazon MusicやSpotifyなどを、単一のアカウントで管理できます。CD音質以上の音源を再生できる「Amazon Music HDは(こちら)」も利用できる仕様です。
マルチペアリングは、HEOSを利用することで可能です。
2台でのステレオ化もこれを利用します。
バッテリーは、非搭載です。
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以上、DENONのDENON HOME 150 の紹介でした。
同社の音質(充実する低音域)のファンに向けた製品だと思います。また、HEOSがネット上のハイレゾ音源対応になった部分で、その部分での利便性もやや増しました。
一方、音質面で言えば、単体だとやや弱さを感じます。やはり、ペアリングして、ステレオ構成にした状態でないと、低音域のボリューム感に特徴がある「デノンサウンド」にならない感じです。
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【2020年発売】
35・デノン DENON HOME 250K
¥29,800 Amazon.co.jp (11/7執筆時)
アンプ出力:80W
スピーカー直径:20mm×2+102mm×2
高音再生力:非公表
低音再生力:非公表
コーデック: SBC
バッテリー:
サイズ: 約295×217×120mm
重さ: 3.7kg
なお、本機の上位機として、単独でステレオ再生ができる製品も同時発売されました。

20mmのコーンと102mmのウーファーを左右に搭載し、さらに後面に、低音を補強する133mmのパッシブラジエーターと、実に「デノンらしい」低音が聴けそうな構成です。
ただ、本機の場合も、AIは内蔵されない機種です。
2-5・アンカーの大型スピーカー

同社は、音響メーカーではなく、世界的なバッテリーメーカーです。
しかし、最近一部の高級機で、音響メーカーとタッグを組み、オーディオ的な実力がある機種を出してきています。

【2025年発売】(執筆時在庫割引あり)
36・ANKER Soundcore Boom 2 Pro A3134A11
¥36,990 Amazon.co.jp (11/7執筆時)
【2024年発売】
37・ANKER Soundcore Boom 2 Plus A3134511
¥34,990 Amazon.co.jp (11/7執筆時)
アンプ出力:140W
スピーカー直径:20mm×2 + 114mm×2
高音再生力:40kHz
低音再生力:20Hz
コーデック: SBC
バッテリー:20時間
サイズ:幅442×奥行151×高さ228mm
重さ:3.8kg
Soundcore Boom 2 Proは、アンカーの大型Bluetoothスピーカーの上位機です。

旧機のSoundcore Boom 2 Plusが残ります。
仕様はほぼ同じで、防水等級のみ、新機種がIP68と防塵等級も付く仕様です。旧機は、防水等級のみIPX7でした。
あとの部分に(今のところ)仕様差は見受けられません。ただ、短期間の名称変更ですので、なにかしら問題点が「潰されて」いる可能性があります。値段もそう変わらないので、新機種が良いかと思います。
本体の重さは、3.8kgです。
ストラップ付きで配慮がありますが、重めと言えます。
防水性は、IPX7等級です。

アンプは、総合出力が140Wです。
ユニットは、本機の場合、ステレオ構成です。
114mmのウーファーと20mmのトゥイーターが左右に装備されます。
こちらは(紛うことなき)ステレオ構成と言えそうです。 マルチペアリングは、本機も対応です。
ただ、本機は先述のように、単機でも「ステレオ」です。

音質は、やはり、低音域のボリューム感を重視します。
デジタル処理とサイドのパッシブラジエータで強化しています(BassUpテクノロジー)
重低音も、このサイズ、このクラスではそれなりに沈み込む感じを得られます。
一方、高音域は中庸でそこまで特徴はないです。中音域は、しっかり明晰感を感じます。
総じて、低音域のボリューム感を重視する構成で、ボーカル曲などの聴き取りも良好な、大型のBluetoothスピーカーでは、よくあるオーソドックスタイプの音質と考えてください。
Bluetoothは、本機もコーデック対応の説明がないです。
SBCのみと考えて良いでしょう。
Wi-Fiは、未搭載です。
バッテリーは、本機も24時間です。
7500mAhのバッテリーが内蔵で、スマホなどに緊急充電が可能です。
あとは、下記と大きな違いはないです。---
以上、Soundcore Boom 2 Plusの紹介でした。
比較的安い製品ですが、昔の「ラジカセ」のような間隔で利用できそうな製品です。
バッテリー量も同社らしく多いですし、低音は十分に出そうな仕様でもあります。値段相応の実力を発揮できるでしょう。
【2025年発売】
(上位機)
38・ANKER Soundcore Rave 3S A31A3012
¥48,800 Amazon.co.jp (11/7執筆時)
(下位機)160W
39・ANKER Soundcore Rave 3 A31A3011
¥----- Amazon.co.jp (11/7執筆時)
アンプ出力:200W
スピーカー直径:165mm×2 + 63mm×3
高音再生力:45kHz
低音再生力:20Hz
コーデック: SBC AAC
バッテリー:12時間
サイズ:幅330×奥行280×高さ504mm
重さ:10.2kg
ANKER Soundcore Rave 3S も、アンカーの大型Bluetoothスピーカーの上位機です。
主に「カラオケ」用に用意された製品といえるラインです。
なお、現状未発売の下位機( Soundcore Rave 3)は、アンプ出力160Wなのでがやや弱めです。一方、ドライバ構成は同じですが、後述するボーカル除去機能がない構成になります。

こちらは、マイクが基本セットです。
ボーカル除去機能(AIボーカルリムーバー)が搭載されます。
この機能は、スマホ側依存ではなく、スピーカー内蔵AIチップ(NPU)が処理します。
書誌での処理遅延は、ほぼない(60ms)とされます。もちろんカラオケ用です。
本体の重さは、10.2kgです。
一般的に言えば「重い」わけですが、カラオケ対応のポータブルスピーカーと考えれば、そうとも言えないでしょう。
防水性は、IPX4規格です。
大雨でなければ、野外で使っても問題ないレベルです。
アンプは、総合出力が200Wです。
かなり強力です。

ユニットは、16.5cmのウーファーと、直列配置の6.3cmのフルレンジが3基です。
4ウェイ構成ですが、単体ではモノラル構成になります。
ただ、用途的に、「聴き入る」ものではないですし、必要ならば、ペアリングすればステレオになります。
音質は、低音域のボリューム感はこのドライバー構成なら問題ないです。
おなじみのバスアップもありますし、パッシブラジエータによる強化もなしています。
マルチペアリングは対応です。
ただ、本機は先述のように、単機でも「ステレオ」です。
Bluetoothは、Bluetooth 5.3です。
コーデックは、SBCとAACに対応です。
Wi-Fiは、未搭載です。
バッテリーは、本機も12時間です。
そこまで長くはないですが、用途からして問題ないです。
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以上、ANKER Soundcore Rave 3Sの紹介でした。
JBLにもあったカラオケ向きのパッケージ製品です。そちらと同じで、スマホベースでも使える、値ごろ感がある「カラオケセット」と言えます。
付属のワイヤレスマイクも、ノイズ対策ほか最低減の機能性がありますし、先述の、AIボーカル除去を含めて、手頃な構成に思います。
スピーカーは、前方向に強そうな仕様ですが、この目的ならば問題なさそうです。
今回の結論
大型Bluetoothスピーカーのおすすめはこれ!
というわけで、今回は、大型のBluetoothスピーカーの比較の2回目記事でした。
しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。

1・大型Bluetoothスピーカーの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:ソニー〈日本〉
1-3:JBL 1〈米国〉
2・大型Bluetoothスピーカーの比較 (2)
2-1:JBL 2〈米国〉
2-2:Marshal〈英国〉
2-3:B&O〈デンマーク〉
2-4:DENON〈日本〉
2-5:アンカー〈米国〉
3・大型Bluetoothスピーカーの比較 (3)
3-1:他の企業〈各社〉
3-2:最終的なおすすめの提案【結論】
音質 ★★★★★
重低音 ★★★★★
防水性 ★★★★★
軽量性 ★★★★★
バッテリー ★★★★★
総合評価 ★★★★★
続く3回目記事(こちら)は、残りの企業の製品をみたあと結論編に入ります。
いつものように、目的別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。
引き続きよろしくお願いします。
3回目記事は→こちら
