今回の結論
最新のNASのおすすめは結論的にこの機種!
1・一般向けのNASの比較
・用途:各種のデータ保存
・容量:1TB〜16TB
・価格:1万円〜
= 入門者向けの格安NAS
2・マルチメディアNASの比較
・用途:TV動画の保存・視聴
・容量:1TB〜4TB
・価格:2万円〜
= 動画整理が大得意なTV向けNAS
3・上級者向けNASの比較
・用途:企業や専門家向け
・容量:(HDD別売)
・価格:2万円〜
=高度な機能を持つ上級NAS
4・おすすめNASのまとめ 【結論】
=目的別のおすすめNASの最終提案
というわけで、今回は、最新のNAS(ネットワークアタッチトストレージ)を3回にわたって比較しました。
今回の4回目記事では、いつものように、目的別、予算別に、Atlasのおすすめ機種!を提案したいと思います。
第1に、簡単に、TV動画・写真などを整理したい方におすすめできる、初心者向けNASは、
〈2020年春モデル〉
【500GB】
21・Panasonic DMR-2W50
21・Panasonic DMR-2CW50
¥35,400 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
【1TB】
22・Panasonic DMR-2W100
22・Panasonic DMR-2CW100
¥37,100 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
【2TB】
23・Panasonic DMR-2W200
23・Panasonic DMR-2CW200
¥45,720 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
HDD容量:500GB-2TB
読出速度:
動画のムーブ:対応(DTCP-IP)
スマホでの動画視聴:対応
自宅外からのアクセス:対応(動画・写真)
アクセス速度 ★★★★☆
ビジネスでの利用 ★★☆☆☆
テレビ録画の保存 ★★★★★★
動画・写真の保存 ★★★★★
オフィスでの共用 ★★☆☆☆
総合評価 ★★★★★
パナソニックの「おうちクラウドDIGA」でしょう。
メディアサーバーとして使えるNASは他にもあります。
ただ、TV録画を中心考えるならば、むしろ、「クラウド機能が充実したレコーダー」を選んでしまった方が、設置や設定も簡単ですし、スペースの節約にもなると思います。
基本的には、ブルーレイレコーダーですが、仕事用のファイルも自宅内なら保存できます。
動画・写真・音楽などのマルチメディアファイルについては、外出先のスマホを含めて、一般的なNASよりも、機能面で上といえます。
その点で、メディアサーバーとして利用する方は、初心者を含めて、こちらの方が良いと思います。
【Amazon限定】
バッファロー 2TB HD-AD2U3
¥8,480 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
その上で、、ハードディスクは増設対応できる製品なので、ヘビーユーザーでも問題ないでしょう。
なお、この機種は、新型や上位機も出ています。
この製品の「ブルーレイレコーダー」としての実力についても、上記の記事で紹介しています。
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【2021年】
【遠隔視聴対応】
【2TB】
13・IODATA RECBOX RS HVL-RS2
¥27,127 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
【3TB】
14・IODATA RECBOX RS HVL-RS3
¥28,800 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
【4TB】
15・IODATA RECBOX RS HVL-RS4
¥29,900 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
HDD容量:2-4TB
読出速度:
動画のムーブ:対応
スマホでの動画視聴:対応
自宅外からのアクセス:対応(動画)
【遠隔視聴非対応】
【2TB】
16・IODATA RECBOX LS HVL-LS2
¥16,647 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
【3TB】
17・IODATA RECBOX LS HVL-LS3
¥19,100 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
【4TB】
18・IODATA RECBOX LS HVL-LS4
¥25,273 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
HDD容量:2-4TB
読出速度:
動画のムーブ:対応
スマホでの動画視聴:対応
自宅外からのアクセス:
アクセス速度 ★★★★☆
ビジネスでの利用 ★☆☆☆☆
テレビ録画の保存 ★★★★★★★
動画・写真の保存 ★★☆☆☆
オフィスでの共用 ★☆☆☆☆
総合評価 ★★★★★
ただし、「自宅内におけるテレビのバックアップ」用だけとしてNASを探しているならば、シンプルな、アイオーデータのRECBOX LSシリーズでも良いと思います。
本機については、DTCP+対応で、外出先からも視聴できる上位機もあります。
そちらの場合は、パナソニックと同等の遠隔視聴ができるとは言えますが、多くの場合、わざわざレコーダーと別に買う意義の部分が薄い気がします。
あえて言えば、単身赴任などで二機導入し、赴任先でインターネットを利用せずに安定的に動画が見れるメリット性はありますが、ニッチでしょう。
下位機種も、DTCP-IP規格対応ですので、家庭内で利用する分には、機能は変わりません。
その上で、格安機と違って、設定した条件で、自動で「ムーブ」(コピー)設定ができますし、TV番組の整理には便利です。
視聴は、家庭内のDLNA対応機器か、Windows系PCに限られますが、あまり「難しいこと」はしないならば、こちらでも良いと思います。
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【2021年】(SONYからの移管)
19・バッファロー nasne NS-N100
¥29,800 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
【在庫限り】
20・SONY nasne CUHJ-15004
¥38,780 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
HDD容量:2TB
読出速度:
動画のムーブ:対応(DTCP+IP)
スマホでの動画視聴:対応
自宅外からのアクセス:
アクセス速度 ★★★★☆
ビジネスでの利用 ★☆☆☆☆
テレビ録画の保存 ★★★★★★★
動画・写真の保存 ★★★★☆
オフィスでの共用 ★☆☆☆☆
総合評価 ★★★★★
一方、バッファローの「ナスネ」は、評価が難しい部分があります。
ほぼ唯一の、DTCP+対応である点で以前は「推して」いた部分があります。
しかし、他社の追い上げで、PS4を導入していない場合、必ずしも優位性があるとも言えなくなっているからです。
とはいえ、ソニーのPS部門がTV用・スマホ・タブレット用アプリを開発している部分で、UIの使い勝手の部分では、引き続き見どころがあります。
PS5にも対応予定ということなので、対応ゲーム機のユーザーで、TV中心に考える場合は、これが良いでしょう。
第2に、主に自宅で、PCデータのバックアップに利用するための低価格製品としては、
【2018年】
【HDD1台】エントリーモデル
3・IODATA HDL-TA1/E 【1TB】
3・IODATA HDL-TA1 【1TB】
¥13,070〜 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
3・IODATA HDL-TA2/E 【2TB】
3・IODATA HDL-TA2 【2TB】
¥14,090〜 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
3・IODATA HDL-TA3/E 【3TB】
3・IODATA HDL-TA3 【3TB】
¥17,150〜 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
3・IODATA HDL-TA4/E 【4TB】
3・IODATA HDL-TA4【4TB】
¥17,170〜 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
HDD容量:1-4TB
読出速度:97MB/秒(最大)
動画のムーブ:非対応
スマホでの動画視聴:対応
自宅外からのアクセス:対応
【2020年】
【HDD2台】エントリーモデル
4・IODATA HDL2-TA2/E 【2TB】
4・IODATA HDL2-TA2 【2TB】
¥19,770〜 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
4・IODATA HDL2-TA4/E 【4TB】
4・IODATA HDL2-TA4 【4TB】
¥23,240〜 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
4・IODATA HDL2-TA6/E 【6TB】
4・IODATA HDL2-TA6 【6TB】
¥27,869〜 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
4・IODATA HDL2-TA8/E 【8TB】
4・IODATA HDL2-TA8 【8TB】
¥34,869〜 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
HDD容量:2-8TB
読出速度:約100MB/秒(最大)
動画のムーブ:非対応
スマホでの動画視聴:対応
自宅外からのアクセス:対応
アクセス速度 ★★★★☆
ビジネスでの利用 ★★★★★
テレビ録画の保存 ★★★☆☆
動画・写真の保存 ★★★☆☆
オフィスでの共用 ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆
アイ・オー・データ機器が「LAN DISK」シリーズでしょう。
特に動画に対応する必要がないならば、最も低価格な水準である入門機のこちらで十分です。
マルチギガビット級のLANを導入しないならば、スピードも上位機と変わりません。
また、ファイルサーバー機能・外出先からのアクセス機能など、仕事に使う場合のNASの基本と言える機能は網羅的です。
第3に、主に自宅で、書類データ保存から写真や動画コンテンツの再生まで、広く利用したい方には、
【HDD1台】
【2020年】【Amazon限定型番あり】
【1TB】
7・IODATA HDL-AAX1
¥16,800 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
【2TB】
7・IODATA HDL-AAX2/E
7・IODATA HDL-AAX2
¥16,475 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
【3TB】
7・IODATA HDL-AAX3/E
7・IODATA HDL-AAX3
¥19,294 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
【4TB】
7・IODATA HDL-AAX4/E
7・IODATA HDL-AAX4
¥23,600 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
【6TB】
7・IODATA HDL-AAX6/E
7・IODATA HDL-AAX6
¥34,490 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
【8TB】
7・IODATA HDL-AAX8/E
7・IODATA HDL-AAX8
¥51,448 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
【12TB】
7・IODATA HDL-AAX12
¥71,640 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
HDD容量:1-12TB
読出速度:173.5MB/秒
動画のムーブ:有料(DTCP-IP)
スマホでの動画視聴:対応
自宅外からのアクセス:対応
アクセス速度 ★★★★☆
ビジネスでの利用 ★★★★★
テレビ録画の保存 ★★★★☆
動画・写真の保存 ★★★☆☆
オフィスでの共用 ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆
アイオーデータのHDL-AAXシリーズが良いでしょう。
ビジネス用の機能と、写真や動画の再生に関わる機能のバランスが良い点を評価しました。
同社からは、より安い入門機もあります。しかし、動画などの保存にも利用したいならば、DTCP-IP機能がないのがネックです。
一方、ライバルのバッファロー機(LS710Dシリーズ)でも良い機種です。
ただ、そちらは、法人モデルと家庭用とを系統として分けていることもあり、マルチメディア向け機能とビジネス向きな機能とのバランスは、アイオーデータのが良いです。
その上で、2.5GBASE-T対応ですので、(今すぐ導入しないにしても)将来性も高いです。
本体も3年保証(HDDは1年)ですし、導入して損はないでしょう。
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【HDD2台】デュアルコアCPUモデル
【2020年】【Amazon限定型番あり】
【2TB】
8・IODATA HDL2-AAX2/E
8・IODATA HDL2-AAX2
¥22,606 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
【4TB】
8・IODATA HDL2-AAX4/E
8・IODATA HDL2-AAX4
¥25,840 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
【6TB】
8・IODATA HDL2-AAX6/E
8・IODATA HDL2-AAX6
¥36,996 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
【8TB】
8・IODATA HDL2-AAX8/E
8・IODATA HDL2-AAX8
¥43,046 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
【12TB】
8・IODATA HDL2-AAX12/E
8・IODATA HDL2-AAX12
¥62,900 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
【16TB】
8・IODATA HDL2-AAX16/E
8・IODATA HDL2-AAX16
¥93,980 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
【ケースのみ】
8・IODATA HDL2-AAX0/E
¥19,970 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
HDD容量:2-16TB
読出速度:226.6MB/秒(最大)
動画のムーブ:有料(DTCP-IP)
スマホでの動画視聴:対応
自宅外からのアクセス:対応
なお、本機にはHDD2台タイプもあります。
ただ、一般家庭用として考えた場合、HDDを2台搭載するタイプは、電力がかかるほか発熱も2倍です。
速度面(raid0)や、バックアップ面(raid1)で確実に必要性というわけでないならば、1基モデルが無難でしょう。
第4に、オフィスで、複数ユーザーの同時アクセスが想定される方におすすめな低価格機は、
【HDD1台】
【1TB〜8TB】
11・バッファロー LS720NDシリーズ
¥26,264〜 楽天市場 (4/27執筆時)
LS710DN0101B 【1TB】
LS710DN0201B 【2TB】
LS710DN0301B 【3TB】
LS710DN0401B 【4TB】
LS710DN0601B 【6TB】
LS710DN0801B 【8TB】
HDD容量:1-12TB
読出速度:188.4MB/秒
動画のムーブ:
スマホでの動画視聴:対応
自宅外からのアクセス:対応
【HDD2台】
12・バッファローLS710NDシリーズ
¥39,985〜 楽天市場 (4/27執筆時)
LS720DN0202B【2TB】
LS720DN0402B【4TB】
LS720DN0602B 【6TB】
LS720DN0802B 【8TB】
LS720DN1202B 【12TB】
LS720DN1602B 【16TB】
HDD容量:2-16TB
読出速度:271.3MB/秒(最大)
動画のムーブ:
スマホでの動画視聴:対応
自宅外からのアクセス:対応
アクセス速度 ★★★★★
ビジネスでの利用 ★★★★★★
テレビ録画の保存 ★★★☆☆
動画・写真の保存 ★★★☆☆
オフィスでの共用 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★★
バッファローの LS720D LS710Dシリーズでしょう。
設定も簡単といえるHDD内臓のNASの中では、最も性能が期待できます。
法人・企業用で使える製品は、アイオーデータにもあります。
ただ、本シリーズについては、中身のHDDが各社のサーバー用の高耐久モデル(WD RED・Seagate IronWolf・東芝 MNシリーズ)のいずれかであることが確定しています。
耐久性の面でこの仕様は重要ですし、本機を選ぶ意義はあります。
読み出し速度の部分でも、本機は、LANの部分が2.5GBASE-T対応ですので、速度的なメリット性があります。
とくに、2台搭載モデルでRAID 0で使うならば271.3MB/sとなります。
TP-Link TX401
¥8,980 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
ミヨシ 5e対応 LANケーブル
¥198〜 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
もちろん、最高速を得るためには、【Wi-Fi6対応の無線LANルーターの比較記事】でも書いた2.5GBASE-T対応ルーターや、カードの換装も必要ではありますが、その意義はあるでしょう。
バッファローの場合、法人モデルについては本体保証も3年付きますし、その点でも安心でしょう。
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【HDD2台】デュアルコアCPUモデル
【2020年】【Amazon限定型番】
【ケースのみ】
8・IODATA HDL2-AAX0/E
¥19,970 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
HDD容量:
読出速度:226.6MB/秒(最大)
動画のムーブ:有料(DTCP-IP)
スマホでの動画視聴:対応
自宅外からのアクセス:対応
ただし、バッファロー機は、(信頼性の面で最も定評のある)WD REDが指名できない部分はあります。
【1TB−14TB】
・WD Red Plus NAS
¥12,980〜 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
この部分が不満ならば、むしろ、ケースのみでも販売するアイオーデータの製品を購入し、好きなHDDレコーダーをいれれば良いと思います。
第5に、自宅での、主に動画整理の目的でケースNASを選ぶ場合、おすすめしたい高性能機は、
【2021年】
【メモリ1GB】
【2ベイ】
44・ASUSTOR DRIVESTOR 2 AS1102T
¥21,500 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
【4ベイ】
45・ASUSTOR DRIVESTOR 4 AS1104T
¥36,600 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
【メモリ2GB】
【2ベイ】
46・ASUSTOR DRIVESTOR 2 Pro AS3302T
¥32,800 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
【4ベイ】
47・ASUSTOR DRIVESTOR 4 Pro AS3304T
¥44,600 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
HDD容量:
読出速度:
動画のムーブ:有料(DTCP-IP)
スマホでの動画視聴:対応
自宅外からのアクセス:対応
アクセス速度 ★★★★★
ビジネスでの利用 ★★★★★
テレビ録画の保存 ★★★★☆
動画・写真の保存 ★★★★☆
オフィスでの共用 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
ASUSTOR DRIVESTORでしょう。
将来にわたって陳腐化しないという部分で言えば、LANの部分で2.5GbEポートを装備する上で、動画について 4Kライブトランスコーディングをサポートする機種の方が良いでしょう。
他社にも対応機がありますが、値段や、アプリ面、サイトのわかりやすさでは、こちらが(少し)有利かと思いました。
性能面では、インテル系のCPUを採用する上位機もあります。
しかし、PC用のCPUを利用する機種は、発熱とファンの騒音の問題がつきまとうので、「家庭用」にカジュアルで考えるならば、19デシベルと静かな本機でしょう。
・QNAPウェブアプリ
・Synology ウェブアプリ
・ASUSTOR ウェブアプリ
ただ、この系統のNASは、ウェブアプリの充実度と、使い勝手による部分も大きいです。
そのため、各社のウェブアプリを見比べて、自分に合っていそうな方を選ぶ、ということでも構いません。
【1TB−14TB】
・WD Red Plus NAS
¥9,096〜 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
ハードディスクは、NAS向けのものを選びたいところです。
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【2022年モデル】
【2ベイ】(2機は同じ性能)
40・QNAP TS-233
¥32,950 楽天市場 (4/27執筆時)
40・QNAP TS-233K/AZ
¥32,739 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
HDD容量:
読出速度:114MB/秒(最大)
動画のムーブ:有料(DTCP-IP)
スマホでの動画視聴:対応
自宅外からのアクセス:対応
アクセス速度 ★★★★☆
ビジネスでの利用 ★★★★★
テレビ録画の保存 ★★★★☆
動画・写真の保存 ★★★★★
オフィスでの共用 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
一方、LAN経由の速度はさほど重要でない場合は、QNAP TS-233が良いかと思います。
CPU自体は本機の方が世代が新しく性能も良いです。
NPU(AI専用のプロセッサ)も対応する新型のArmのCPUですので。
処理面にメリット性があるほか、できることも多いです。
エンコードはパワーが必要なので、それなりのCPUを搭載していた方が良いので、この側面を重視する場合は、本機が良いでしょう。
欲を言えば、もう少しメモリは積んでいても良いかとは思いますが。
静音性も、この機種は15dBと優秀です。
・QNAPウェブアプリ
・Synology ウェブアプリ
・ASUSTOR ウェブアプリ
ハード面は、一長一短あるので、どちらが良いかとは言えません。
あえて言えば、「どちらも良い」です。
そのため、各社のウェブアプリを眺めてみて、使いやすそうに感じたほうを選ぶと、満足度が高くなるかと思います。
一方、ビジネス用の上位機として本機をみると、小規模法人などについては、定評のあるQsirch(全文検索アプリ)や、チーム作業のできるアプリが充実している点が評価できます。
全文検索系の作業、マシンパワーが必要なので、そこそこ良いCPUを搭載する本機が良いでしょう。
また、各社の上位機は「ネットワーク技術者」向けで、分かりにくいのですが、本機は、そこそこ、初心者向けのわかりやすさもあるため、この点も向きます。
とくに、Dropboxなどのクラウドストレージの代用として、ないし規則的な自動ファイル整理を行いたい場合はこの機種が向いていると思います。
第5に、速度面を優先した、業務用NASとしておすすめできるのは、
【2020年発売】
【4ベイ】【2コア 】
30・Synology DiskStation DS420+
¥65,115 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
【2ベイ】【4コア】
31・Synology DiskStation DS720+
¥51,480 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
【4ベイ】【4コア】
32・Synology DiskStation DS920+
¥69,000 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
HDD容量:64TB×4(上位機)
読出速度:112MB/秒(最大)
動画のムーブ:有料(DTCP-IP)
スマホでの動画視聴:対応
自宅外からのアクセス:対応
アクセス速度 ★★★★★
ビジネスでの利用 ★★★★★
テレビ録画の保存 ★★★★☆
動画・写真の保存 ★★★★☆
オフィスでの共用 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
Synology DiskStationでしょう。
M.2 2280 NVMe SSD: SNV3400-400G
¥20,690 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
WD M.2-2280 NVMe WDS500G3B0C-EC
¥6,692 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
本機の場合、内蔵SSDスロット(M.2 SSD規格)が2基あり、それをキャッシュ用に利用することで、HDD全体を高速化できますので。
人為的なバックアップミスによるデータ抹消を防げるBtrfs機能など、ビジネス共有用の格安NASとしてもできが良いと言えます。
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【2022年モデル】
【3ベイ】
42・QNAP TS-364-4G
¥72,800 Amazon.co.jp (4/27執筆時)
HDD容量:
読出速度:271MB/秒(最大)
動画のムーブ:有料(DTCP-IP)
スマホでの動画視聴:対応
自宅外からのアクセス:対応
アクセス速度 ★★★★★★
ビジネスでの利用 ★★★★★★
テレビ録画の保存 ★★★★★
動画・写真の保存 ★★★★★
オフィスでの共用 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
一方、SSD(S-ATA)で完全に運用する場合は、TS-364-4Gが良いかと思います。
有線LANが2.5GbE対応である機種で、SSDに公式対応を表明するのは、「家庭でも使える」機種としては、本機など数機に限られるので。
SSDについても、グレードがあります。
本機については、 6Gb/s(=750MB/秒)が規格上のボトルネックです。
ただ、2.5GbEでも、312.5MB/秒にボトルネックはあります。
メーカー実測値でも271MB/秒ですので、あまりよいSSDを買っても仕方ない部分はあります。ただ、SSDの耐久性は見ても良いでしょう。
なお、こうした部分については、【内蔵SSDの比較記事】のほうで詳しく説明しました。
補足:メディアサーバーのオルタナティブ
というわけで、今回はNASの紹介でした。
最後に、とくに「TVを中心とするメディアサーバー」的に利用を考えている方への補足です。
本文中でも紹介しましたが、最近パナソニックが、ブルーレイにメディアサーバー機能を搭載した製品を出してきてます。
要するに、TV録画だけでなく、音楽データと写真データについても内蔵HDDに保存できるようにした上で、それらを、外出先のスマホやタブレット、他部屋の(パナソニック製)TVでも見れるようにした製品です。
TVを中心に考えるならば、有力な選択肢になり得ます。
1・SONYのブルーレイレコーダー
2・パナソニックのブルーレイディーガ
3・東芝の全録レグザブルーレイ
4・シャープのアクオスブルーレイ
5・フナイのブルーレイレコーダー
6・おすすめブルーレイレコーダー【結論】
詳しくは、このブログのブルーレイ比較記事の2回目記事をご覧ください。
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(1回目からの続きなので、1回目記事をシェアして貰うと嬉しいです!)