1回目記事からの続きです→こちら
今回の結論
美味しい!ブランド米のおすすめは結論的にこれ!
ども、Atlasです。
1・特Aブランド米の比較〈全国〉
2・コシヒカリの比較〈全国〉
3・各地のお米の比較 〈北海道・東北〉
4・各地のお米の比較 〈関東・中部・北陸〉
5・各地のお米の比較 〈西日本〉
6・おすすめブランド米まとめ 【結論】
今回は、このブログの「お米の比較記事」の結論編(6回目記事)です。
ここまで書いた4つの記事をまとめ、最終的な「今年度Atlaが最もおすすめしたい米」を最終的に提案していきます。
なお、検索エンジンから直接いらした方で、お米の味の傾向について詳しく知りたい方は、1回目の記事からご覧ください。
第1に、連続特A評価の米で、粘りが強く、甘みがある米として総合的におすすめなのは、
【白米】(10kgもあり)
1・北海道産 ゆめぴりか 5kg
¥5,350〜 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
【白米:特別栽培米】(10kgもあり)
1・北海道産 ゆめぴりか 5kg
¥6,580〜 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
【白米:特別栽培米(減農薬・無化学肥料)】
1・北海道 砂川産 ゆめぴりか 5kg
¥6,580 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
【無洗米】(10kgも可)
1・北海道産 ゆめぴりか 5kg
¥5,683〜 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
【玄米:特別栽培米含む】(10kgもあり)
1・北海道産 ゆめぴりか 5kg
¥6,580〜 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
今年度評価:特A(全道)
特A受賞歴:14年連続 14回目
新米時期:10月頃
特長:強い甘み・ふっくら・強い粘り
レア度 ★★★☆☆
減農薬 ★★★★★
食味値 ★★★★★
生産管理 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
北海道のゆめぴりかがおすすめです。
新米も出ていますが、「特別栽培米」も安いのでそちらでも良いかなと思います。
粘り系のスタンダードとして全国区で、生産量も拡大していますが、安定した美味しさを続けています。お米自体が環境の変化に強く、安定しているのかもしれません。
お米の甘さを最も感じられ、また粘り気もあるため、「本来的なお米の味」を十分楽しめるでしょう。
粒も大きく、揃っており、精米による「当たり外れ」が少ないお米です。
とにかく「お米が甘い」というのは、どのような状態なのか、この米を炊いてみれば分かると思います。
ただし、やや柔らかめのお米なので、水加減は気持ち少なめにが良いでしょう。
精米方法は、色々あります。
基本的には、減農薬・無化学肥料の「特別栽培米」がよいでしょう。
減農薬栽培は、それ自体が味に影響するかは論争的です。ただ、生産管理がしっかりしている場合が多く、農家単位でなく、産地単位でお米を選ぶ場合、ハズレが少ない印象です。
本編でも書きましたが、特別栽培米は、慣行栽培の5割の農薬と化学肥料削減で名乗れます。
ただ、こちらの場合、自主基準で、農薬7割減、化学肥料栽培期間中不使用であるため、値段からすると優秀でしょう。
【近畿大学農学部 金賞健康米】
1・北海道産 ゆめぴりか 5kg
¥7,226 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
健康重視ならば、ビタミンEが多く残る「金賞健康米」も良いでしょう。
胚芽米ではないのですが、ヌカの香りは多少するため、苦手な人はあまり向きません。
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【2kg 10kgもあり】(新米予約)
【白米 or 玄米 無農薬(JAS有機栽培)】
1・ 北海道産 ゆめぴりか 5kg
¥7,500 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
今年度評価:特A(全道)
特A受賞歴:14年連続 14回目
新米時期:10月頃
特長:強い甘み・ふっくら・強い粘り
レア度 ★★★☆☆
減農薬 ★★★★★★
食味値 ★★★★★
生産管理 ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
なお、JAS有機栽培の無農薬栽培のゆめぴりかが手に入ります。
時期的に今はネットではみられませんでしたが、新米が出そろう時期には復活するでしょう。
本編でも触れたように、JAS有機栽培は、審査と罰則が厳しいため、結構、価格としては高めになります。その代わり、味の部分での期待値はより高いといえます。
こちらは、「玄米」ですが、白米などに精米もして貰えます。
全国的には流通せず珍しいので、ネットで「珍しいお米」を購入するにはオススメです。10kg入りもあります。
第2に、特A評価の米のうち、米のハリと甘みが強く感じられるタイプのお米でおすすめなのは、
【白米】(10kgも可)
6・山形県産 つや姫 5kg
¥5,335〜 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
【白米:特別栽培米】(10kgも可)
6・山形県産 つや姫 5kg
¥6,280〜 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
【無洗米】(10kgも可)
6・山形県産 つや姫 5kg
¥4,596〜 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
【玄米】(特別栽培米)
6・山形県産 つや姫 5kg
¥6,780〜 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
今年度評価:特A(村山・置賜)
特A受賞歴:15年連続 15回目
新米時期:10月上旬
特長:つややか・粒ぞろい・強い甘み
レア度 ★★★☆☆
減農薬 ★★★★★
食味値 ★★★★★
生産管理 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
「つや姫」でしょう。
やはり、減農薬・減化学肥料の「特別栽培米」をおすすめします。
山形は連続6年の特A受賞の実力派ですし、宮城も栽培年数が少ないうちに特Aを獲得できた優秀な「新興勢力」です。
名前の通りに、「つややか」で綺麗なお米が炊けます。
しっかりした米質なので、粘りは少なめですが、噛んだときに弾力があり、また、粒ぞろいなので食感も良く、なにより甘いです。
冷めてもおいしいごはんです。
人気のブランド米として「ゆめぴりか」と双璧です。この両者を食べ比べると、個性の違いがはっきりわかります。そのため、同時に買って食べ比べるも良いでしょう。
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(10kgも可)(予約)
【白米 or 玄米:無農薬(JAS有機栽培)】
6・つや姫 有機JAS 5kg
¥12,000 楽天市場 (5/24執筆時)
今年度評価:特A(村山・置賜)
特A受賞歴:15年連続 15回目
新米時期:10月上旬
特長:つややか・粒ぞろい・強い甘み
レア度 ★★★☆☆
減農薬 ★★★★★★
食味値 ★★★★★
生産管理 ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
こちらも、JAS基準の無農薬栽培米のつや姫があります。
5-30kgで選べて送料無料です。
玄米ですが、精米してくれます。
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【白米】(10kgも可)
7・山形県産 雪若丸 5kg
¥5,303〜 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
【白米:特別栽培米】10kgもあり
7・山形県産 雪若丸 5kg
¥7,430〜 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
【無洗米】(10kgも可)
7・山形県産 雪若丸 5kg
¥6,498〜 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
【玄米】(10kgも可)
7・山形県産 雪若丸 5kg
¥6,180〜 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
今年度評価:特A(置賜・庄内)
特A受賞歴:8年連続8回目
新米時期:10月上旬
特長:噛み応え・強い甘み・美白
レア度 ★★★★☆
減農薬 ★★★☆☆
食味値 ★★★★★
生産管理 ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆
雪若丸も、この食感がお好きな方には、おすすめです。
個人的には近年名を上げたブランド米だけで言えば、「イチオシ」です。
Atlasもですが、「しっかり」したご飯が好きな方には、つや姫よるさらに「かため」といえる傾向があるため、特におすすめできます。
それ以外の方でも、(粘るミルキークイーンと全く逆の方向で)明らかに味の異なるお米ですから、「今まで食べたことのない食感を試したい!」方にも、おすすめです。
もちろん、初登場から「4年連続4回目の受賞」で実力があります。
受賞により価格が高くならないと良いですが、今のところ流通量も安定していて、価格も納得水準です。
第3に、特A評価の米のうち、あっさり系のお米で現状おすすめできるのは、
【白米】(ふるさと納税以外在庫なし)
10・愛知県産 ミネアサヒ 5kg
¥20,000 楽天市場 (5/24執筆時)
今年度評価:特A(三河中山間)
特A受賞歴:3年連続4回目
新米時期:9月下旬
特長:あっさり・小粒・つややか
レア度 ★★★★★
減農薬 ★★★☆☆
食味値 ★★★★★
生産管理 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★☆
一方、「あっさり・かため」が好きならば、愛知県産 ミネアサヒでしょう。
同県だと、なつきらり(愛ひとつぶ)推しですが、実際、三河のミネアサヒは、かなり実力があり、個人的には、美味しい上で、個性的な部分でこちらが好きです。
小粒で、この系統の味で、ランキング試験に通れるのは珍しいですし、実力もあります。
味としては、ハッキリと「あっさり・かため」寄りなので、「好きな人はすごく好き」、「嫌いな人は嫌い」と、ハッキリ差が出ると思います。
実際、このタイプは特Aをとりにくいタイプで、かつ、全国流通はしない銘柄なので、食味の違いをいろいろ試したい方は、選んで食べる意味はあると思います。
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【白米】
8・岩手県産 銀河のしずく 5kg
¥4,566 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
今年度評価:特A(県中)
特A受賞歴:8年連続8回目
新米時期:10月中旬
特長:かため・粒ぞろい・冷めても美味しい
レア度 ★★★★☆
減農薬 ★★★☆☆
食味値 ★★★★★
生産管理 ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆
ただ、昨今の米不足と、地域外流通量の少なさもありつつ、ミネアサヒは、ネットでも、極度に入手困難な銘柄の1つです。
同じ傾向である、銀河のしずくも、個人的にはおすすめできます。
ミネアサヒほど、淡くない味ですが、粘りはあまりなく、上品な甘さに止まっていますし、堅めの炊飯でも、美味しく食べられるお米の1つです。
食味試験も、8年連続で特Aです。
この米質のお米が、特Aを受賞し続けるのは結構難しいように思うので、生産地の努力は相当でしょう。
第4に、毎日食べても飽きない、味のバランスの取れた万能選手の特A受賞米としておすすめなのは、
【白米】(10kgも可)
13・秋田県産 サキホコレ5kg
¥5,430〜 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
【白米:特別栽培米】(10kgも可)
13・秋田県産 サキホコレ5kg
¥5,200〜 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
【無洗米】(10kgも可)
13・秋田県産 サキホコレ5kg
¥5,105〜 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
【玄米】(特別栽培米あり)
13・秋田県産 サキホコレ 5kg
¥4,680〜 楽天市場 (5/24執筆時)
今年度評価:特A(全県)
特A受賞歴:4年連続 4回目
新米時期:10月中旬
特長:大粒・きれいな白・強い甘み
レア度 ★★★★★★
減農薬 ★★★☆☆
食味値 ★★★★★
生産管理 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
秋田県のサキホコレでしょう。
同じバランス系の同県の代表選手と言える「あきたこまち」「ひとめぼれ」に取って代わるだろう期待の新銘柄です。
生産量も増えて、今年は、去年に続き本試験で「特A」でした。
生産地全体で、かなり力を入れて管理しているようですし、「本試験初受賞」という話題性も含めて、今が食べ時でしょう。
味は、炊き分けで、変化をつけやすい「バランス系」に思います。
甘みが強めで、しっかりしたハリもあり、炊き上がりも綺麗です。大粒は流行りと言えますし、メジャーになりやすい特質を保つので「アイドル候補」に思います。
粘り(もっちりさ)の部分で、コシヒカリやゆめぴりかと差異を気づきやすいのも、棲み分けという意味で有利に思えます。
Atlasも普通にネットで買ったお米を2-3回食べましたが、美味しかったです。
生産量が増え、本試験で特Aもとって、今後どうなるかは課題でしょうが、逆に言えば(管理が行き届く)生産初期の「今に食べるのがよいお米」とも言えます。
【白米:農薬削減米あり】(10kgも可)
11・北海道産 ななつぼし 5kg
¥5,286〜 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
【無洗米:農薬削減米あり】(10kgも可)
11・北海道産 ななつぼし 5kg
¥5,080〜 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
【玄米:減農薬栽培米あり】(10kgも可)
11・北海道産 ななつぼし 5kg
¥5,880〜 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
今年度評価:特A(全道)
特A受賞歴:15年連続15回目
新米時期:9月下旬
特長:程よい粘り・あまめ・つややか
レア度 ★★★★☆
減農薬 ★★★★☆
食味値 ★★★★★
生産管理 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
一方、定番(鉄板)でいえば、15年連続特A評価の北海道産のななつぼしです。
「ゆめぴりか」同様の北海道産のお米ですが、粘り気や甘みがほどよいです。
青天の霹靂と迷いましたが、試験での評価も含めて、ことしはこちらを推します。
典型的なバランス系のお米で、どの料理でもそつなく使え、毎日食べても飽きないお米です。
中間的な個性なので、水加減などで炊き分けも効きます。
言いかえれば、水加減が多少いい加減でも美味しく炊けるので、炊飯になれていない人にも向くでしょう。
なお、【農薬節減米】は、特別栽培米のような農水省のガイドラインに準拠しない、ホクレン(北海道のJAグループ)の自主基準で、通常の50%の減農薬とのことです。
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【白米】(10kgも可)
14・滋賀県産 みずかがみ 5kg
¥6,280〜 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
今年度評価:特A(全県)
特A受賞歴:4年ぶり 5回目
新米時期:9月半ば
特長:程よい甘み・粒しっかり・名脇役
レア度 ★★★★★
減農薬 ★★★★★
食味値 ★★★★★
生産管理 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
一方、関西圏在住の方は除きますが、他の地域だと、滋賀県の「みずかがみ」は、珍しいかと思います。
味の傾向は、こちらも、炊飯次第で個性が変わりやすいバランス系です。
あっさりよりですが、甘みがないわけでなすし、水分量の調整で、食感を「しっかり」させた場合も、わりと美味しく思います。
食味試験では、2年連続の特Aです。
毎年「当たり年」という品種ではないので、ことし食べるのには向くでしょう。
(ふるさと納税以外なし)
14・滋賀県産 きらみずき 1kg〜
¥4,000〜 楽天市場 (5/24執筆時)
ちなみに、滋賀県の場合、みずかがみに続く「きらみずき」という銘柄もあります。。
こちらは、大粒で、甘みが特徴と「みずかがみ」とは異なる性質のお米です。
ある意味、「食味試験向き」でしょうし、みずかがみに取って代わるかもしれません。
第5に、「やわらかめ」のお米が好きな方におすすめの、珍しい品種は、
【白米】
3・高知県産 にこまる 5kg
¥6,580〜 楽天市場 (5/24執筆時)
【白米】
3・静岡県産 にこまる 5kg
¥5,390〜 楽天市場 (5/24執筆時)
【玄米】(長崎、高知他ほあ)
2・長崎県産ほか にこまる 10kg
¥11,200〜 楽天市場 (5/24執筆時)
今年度評価:特A(県北 県西)
特A受賞歴:8年連連続8回目(県北)
新米時期:10月初旬
特長:大粒・とにかくやわらかい・強い甘み
レア度 ★★★★★
減農薬 ★★★☆☆
食味値 ★★★★★
生産管理 ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆
にこまるでしょう。
とくに高知産は4年連続特Aの安定感があり、安定性があります。
味の傾向は、おそらく炊飯すれば分かりますが、とにかく「柔らかうまい」という食感です。
類例が少ないので、似ているお米は上げられません。高知県産を先日食べましたが、大粒でやわらかく、とても美味しかったです。
一方、味は「もっちり」よりなので、粘り気があるご飯が好きな方にも合うと思います。
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【白米】(10kgも可)
12・青森県産 はれわたり 5kg
¥6,000〜 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
【無洗米】
12・青森県産 はれわたり 2kg
¥2,033 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
【玄米】
12・青森県産 はれわたり 5kg
¥6,030 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
今年度評価:特A(全県)
特A受賞歴:3年連続3回目
新米時期:10月上旬
特長:程よい甘さ・ふっくら・やわらかめ
レア度 ★★★★★
減農薬 ★★★☆☆
食味値 ★★★★★
生産管理 ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆
ただ、「にこまる」はすでに食べたことがあるという方、または、新しもの好きのかたは、「はれわたり」が良いでしょう。
2023年から本格栽培ですが、最初の出品から「特A」でしたし、話題性もあります。
2022年も参考品種として特Aをとりましたが、今年、生産量が増えても、しっかり評価を得ましたし、先述の「サキホコレ」と共に、期待の新生といえます。
ことしは、高温少雨で、東北・北海道地域のブランド米が、食味の評価を落としたなか、この評価というのも、実力を示すでしょう。
食感は、にこまる(あるいはだて正夢)と同じで「やわらかい」「粘る」特長がありつつも、甘みが「あっさり」よりです。同じ傾向の「だて正夢」とも違う感じで、今まで食べたことがない食感でした。
もちろん「べちゃっと」炊けるわけでなく、噛んだときに「やわらか」と言えます。 「水加減を間違えたような感じ」がなく、その傾向のお米として、美味しく食べれます。
この食感が好きな方で、食べ飽きない「バランス系」が良い場合、良い選択肢に思えす。
第6に、コシヒカリの「新種」で、大粒で粘りが強い新品種のお米としては、
【白米】
20・岐阜県産 龍の瞳 いのちの壱 2kg
¥9,990 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
今年度評価:
特A受賞歴:
新米時期:10月下旬
特長:生産管理・超大粒・強い粘り・甘み
レア度 ★★★★★
減農薬 ★★★☆☆
食味値 ☆☆☆☆☆
生産管理 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
「龍の瞳(いのちの壱)」が良いでしょう。
基本的には、オリジナルの「龍の瞳」が良いと思います。
かなり厳しい生産管理が行われている点と、減農薬(県基準の概ね1/3)栽培が担保されるからです。
定期的にTVで取りあげられては、プレミアが付いて価格が大きく揺れる品種・商品ですが、最近はネットなら、あるていど安定価格で買えます。
Atlasも、何度か買いましたが、大粒のしっかりしたお米で、食感の違いがしっかり分かります。
食味試験を受けるほどの栽培規模はないですが、とても美味しいです。
炊き上がりも特徴的で面白いですが、あまり市場では見かけません。こういったお米が選べるのは、ネットのメリットなので、是非オススメしたいです。
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【白米:特別栽培米】
23・長野県産 スーパームーン 5kg
¥12,500〜 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
今年度評価:
特A受賞歴:
新米時期:10月中
特長:超大粒・噛み応え・甘め
ただ、この系統のお米は(いのちの壱を含めて)地場産で買う場合と違い、ネットでは結構「高め」な印象があります。
普及価格帯で大粒なのは、「スーパームーン」でしょう。
こしひかりの1.5倍です。
先述のように、品種登録はまだで、さほど名前が拡がっていないゆえでしょうが、同じく、こしひかり系の突然変異な「スーパーコシヒカリ」です。
有名になる前に食べてみるのも良いかなと思います。
第7に、コシヒカリで、無農薬・無化学肥料栽培のお米を選びたい方は、
【特別栽培】(農薬90%減、無化学肥料)
25・兵庫県豊岡産 5kg こしひかり
¥----- Amazon.co.jp (5/24執筆時)
【特別栽培米(無農薬・無化学肥料)】
26・兵庫県豊岡産 5kg こしひかり【白米】
¥---- Amazon.co.jp (5/24執筆時)
【特別栽培米】(農薬不使用)
27・兵庫県但馬産 2kg こしひかり
¥----- Amazon.co.jp (5/24執筆時)
今年度評価:特A(県北)
特A受賞歴:2年連続11回目
新米時期:9月中旬〜
特長:生産環境重視・強い粘り・強い甘み
レア度 ★★★★☆
減農薬 ★★★★★★
食味値 ★★★★★
生産管理 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
兵庫県但馬産の「こしひかり」が良いでしょう。
特Aの常連地域で、ことしも特Aでした。
ただ、2025年の米不足で、ネットではこの種のお米が完売だったので、秋以降という話としてください。
コウノトリの飼育でも有名な地域ですが、山間が多い土地柄ということもあり、農薬の利用が少なくても済む地域で、その方面のお米の栽培で定評がある地域です。
山田錦など酒米の栽培も盛んで、そういった「付加価値」をつけたお米を生産しやすいのも功を奏していると感じます。
こちらは、特別栽培米の範疇ですが、無農薬・無化学肥料栽培をなしているお米もあります。この部分を重視したい方にはとくにおすすめです。
安い方も、(自主的に)無化学肥料で、農薬を慣行栽培の9割おさえた記述が見られますし、そちらでも良いかと思います。
無農薬・無化学肥料により、お米の食味がさらに美味しくなるかは分かりません。
ただ、それだけ「生産管理」をしていることの証です。また、同地については、地域全体でそうした活動に取り組んでいる部分で、品質のバラツキは少なそうです。
ご飯の味は、コシヒカリ系ですので、粘りと甘みが特徴です。
第9に、安定感のある地域の特A「こしひかり」を比較的安価に購入したい!という方は、
【白米】(10kgも可)
1・ 魚沼産 こしひかり 5kg
¥5,076〜 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
【白米:特別栽培米】(10kgも可)
1・魚沼産 こしひかり 5kg
¥6,970〜 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
【無洗米】(10kgも可)
1・ 魚沼産 こしひかり 5kg
¥6,690〜 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
1・新潟県 魚沼産 雪蔵氷温熟成 3kg
¥---- Amazon.co.jp (5/24執筆時)
【玄米】(10kgも可)
1・ 魚沼産 こしひかり 5kg
¥7,658〜 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
【白米 or 玄米:無農薬(JAS有機栽培)】
1・ 魚沼産 こしひかり 5kg
¥----- 楽天市場 (5/24執筆時)
今年度評価:特A(魚沼)
特A受賞歴:7年連続 34回目(最多)
新米時期:10月半ば
特長:安定の品質・強い粘り・甘み
レア度 ★★★★☆
減農薬 ★★★★★
食味値 ★★★★★
生産管理 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★★
これらの「魚沼産コシヒカリ」が良いでしょう。
特A評価は、35年間で一度逃したきりという、「最強のコシヒカリ産地」です。
今年は、米価が高いのですが、魚沼は(もともと高値なので)例年より、他産地の米との価格差が付いておらず、逆に「安く感じる」部分もあります。
ただ、「誰もが知るブランド名」であること、かつ、米不足の折なので、ネットで買うならば、出荷業者がどこなのかは、しっかりみてください。
お米屋さんの名前、あるいは、農場名、あるいは、全農(パールライス)や幸南食糧(おくさま印)などの大手が販売するものが良いでしょう。
種類は、予算があれば、「JAS有機栽培米」でも良いでしょう。
気候面だけでなく、温度や水の生産管理もしっかりしているため、「特別栽培米」でも、品質のばらつきが比較的少ないです。
実際、食味試験で安定して評価を得られているので、年1回は買って「その年の基準」として食べると良いように思います。
第10に、特A評価を得た、魚沼周辺産地のコシヒカリとしておすすめなのは、
【白米】(常温定湿乾燥)
10・長野県飯山産 幻の米コシヒカリ 5kg
¥7,280 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
10・長野県飯山産 幻の米コシヒカリ 10kg
¥13,480 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
【玄米】(常温定湿乾燥)
11・長野県飯山産 幻の米コシヒカリ 5kg
¥---- Amazon.co.jp (5/24執筆時)
今年度評価:特A(北信)
特A受賞歴:2年連続11回目
新米時期:10月中旬
特長:魚沼隣接・はぜかけ米・強い粘り
レア度 ★★★★☆
減農薬 ★★★★★
食味値 ★★★★★
生産管理 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
長野県の飯山地区の、コシヒカリ種の地域ブランドである「幻の米」がオススメです。
新潟県内の各地域と、東側に隣接する会津は、今年は、特Aを逃しました。
一方で、信州は(中信をのぞけば)良かったようで、実際、幻の米を作る飯山市も、魚沼同様の、特Aでした。
栽培方法は、(特別栽培ではない)慣行栽培です。
ただ、産地がしっかり限定されている上で、かつ機械式ではなく、常温定湿乾燥を出荷条件としているため、味の部分では期待値が高いでしょう。
実際、この地域のお米は食べる機会が昔から多かったですが、甘みが強く美味しいコシヒカリです。米価も魚沼産に比べるとお得ですし、一度試されると良いと思います。
第11に、評価の高いブランド米を、少しずつ色々食べ比べたい方におすすめなのは、
【2合×16銘柄セット(無洗米)】(執筆時中止中)
・お米食べ比べ無洗米セット 1.8kg (300g×16種)
¥(7,480) 楽天市場(吟米本舗) (5/24執筆時)
01・ゆめぴりか 02・青天の霹靂 03・だて正夢
04・サキホコレ 05・雪若丸 06・福、笑い
07・とちぎの星 08・新之助 09・コシヒカリ(魚沼)
10・コシヒカリ(富山)11・いちほまれ
12・ハツシモ 13・あいちのかおり
14・コシヒカリ(伊賀) 15・コシヒカリ(丹波篠山)
16・くまさんの輝き
色々食べ比べたい場合は、少量販売をしているサイトを利用するのが良いでしょう。
2合ずつ真空パックにして、ギフト形式で購入できるサービスです。
例えば、吟米本舗は、無洗米ですが、コシヒカリ以外の新旧のブランド米がバランスよく組み込まれていて、食べ比べ向きな構成です。
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【2合×16銘柄セット(白米)】
・お米食べ比べ無洗米セット 1.8kg (300g×16種)
¥15,980 楽天市場(米問屋蔵之助) (5/24執筆時)
01・ゆめぴりか 02・青天の霹靂 03・雪若丸
04・ササニシキ 05・金色の風 06・つや姫
07・新之助 08・いちほまれ
09・コシヒカリ(魚沼)10・コシヒカリ(島根仁多米)
11・銀の朏(いのちの壱)12・龍の瞳(いのちの壱)
13・ミルキークイーン(富山) 14・森のくまさん
15・さがびより 16・もち米
米問屋蔵之助は、逆に、突然変異種を含め、コシヒカリ系の珍しいお米が、多めに入っているのが目立ちます。
同社の場合、これ以外にもギフト品のセットのラインナップが多いです(こちら)
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【2合×20銘柄セット(無洗米)】(執筆時中止中)
・日本一周20選米 1.8kg (300g×20種)
¥(10,482) 楽天市場(越後米蔵)商店 (5/24執筆時)
01・魚沼コシヒカリ 02・ゆめぴりか 03・青天の霹靂
04・サキホコレ 05・つや姫 06・だて正夢
07・金色の風 08・新之介 09・ミルキークイーン
10・キヌヒカリ 11・天のつぶ 12・富富富
13・おいでまい 14・かぐや姫 15・ヒノヒカリ
16・ひゃくまん穀 17・いちほまれ 18・くまさんの輝き
19・ 恋の予感 20・結びの神
越後米蔵は、20種と多めで、注目のレア品種も多いです。
ただ、2024年は、ご存じの事情で「おやすみ」しています。
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【1〜6合×6銘柄チョイス(白米)】
・山形県産米 セット (1-6合)
¥800〜 楽天市場(アグリパートナー) (5/24執筆時)
01・はえぬき 02・つや姫 03・ササニシキ
04・ミルキークイーン 05・あきたこまち
06・ひとめぼれ
アグリパートナーは、山形県産のブランド米が、好きな組み合わせで少量づつ買える点が、注目です。
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【3合チョイス】(執筆時中止中)
・北海道産米 選べるチョイス (3合)
¥---- 楽天市場(中野商店) (11/29執筆時)
01・ゆめぴりか 02・ななつぼし 03・おぼろづき
04・ふっくりんこ 05・きたくりん
06・あやひめ 07・ほしのゆめ 08・ゆきさやか
09・きらら397
中野商店も、同じような方式ですが、北海道産の特別栽培米が多いです。
こちらも、ご存じの事情で「おやすみ」しています。
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いずれのお店も、キロ当たりで考えると割高です。
ただ、品種の食べ比べを楽しみにする方には、こういった商品はおすすめです。
補足:美味しいご飯の炊き方!
というわけで、今回は、お米の紹介でした。
最後におまけ!です。
1・3合炊き小型炊飯器【〜3万円】
2・5合炊きの高級炊飯器【3万円〜】
3・5合炊きの格安炊飯器【〜3万円】
4・一升炊きの高性能炊飯器【3万円〜】
5・一升炊きの格安炊飯器【〜3万円】
6・糖質カット/麦向き炊飯器
7・炊飯器の選び方 【まとめ記事】
美味しいご飯を食べるには、美味しいお米の他、美味しく炊ける炊飯器 が欠かせません。
このブログでは、1万円前後の入門機から10万円前後の高級機まで炊飯器の比較もしています。よろしければ、上記の記事もご覧ください。
とくに、7番の記事では、穀物検定協会が特A評価を出す際に利用している炊飯器(の後継機種)についても、少し書きました。
買い換えを考えている方で、お米を美味しく炊きたい!という方はよろしければ、ご覧ください。
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ツインバード MR-E520W
¥14,480 Amazon.co.jp (5/24執筆時)
また、より「味」にこだわるならば、精米器の導入も「あり」でしょう。
最近の機種は、精米だけでなく、「白米のみがき直し」にも対応するため、使い勝手が良いです。よろしれれば、【精米器の比較記事】もご覧ください。
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さらに、このブログ「家電批評モノマニア」には、アマゾンで取扱いがある食べ物や飲料に関する以下のような比較記事があります。
1・ミネラルウォーターの比較
2・タンサンのペットボトルの比較
3・大手ビール・輸入ビールの比較
4・日本の地ビールの比較
5・日本のウイスキーの比較
6・プレミア焼酎と焼酎原酒の比較
7・トクホ飲料の比較
8・野菜ジュースの比較
9・レトルトカレーの比較
例えば、1番の記事では、「お米が美味しく炊けるミネラルウォーター」を紹介しています。
1・特Aブランド米の比較〈全国〉
2・コシヒカリの比較〈全国〉
3・各地のお米の比較 〈北海道・東北〉
4・各地のお米の比較 〈関東・中部・北陸〉
5・各地のお米の比較 〈西日本〉
6・おすすめブランド米まとめ 【結論】
また、今回紹介した品種を詳しく紹介した、以上の記事も、よろしくお願いします。
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最後になりましたが、この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークで話題を共有していただければ嬉しいです。ではでは!