1回目記事からの続きです→こちら
2-1・iFI Audioのヘッドホンアンプの比較
2回目記事のトップバッターは、台湾のオーディオメーカーのiFIオーディオの製品です。
第1次「ハイレゾポタアンブーム」時代にも目立ったメーカーですが、しっかり、後継品も出しています。
1・ポータブルアンプの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:FiiO〈中国〉
1-3:Radius〈日本〉
2・ポータブルアンプの比較 (2)
2-1:iFI Audio〈台湾〉
2-2:Shanling〈中国〉
3・ポータブルアンプの比較 (3)
3-1:iBasso Audio〈中国〉
3-2:ikko Audio〈中国〉
3-3:Astell&Kern 〈韓国〉
3-4:Hidizs〈中国〉
4・ポータブルアンプの比較 (4)
4-1:CHORD〈イギリス〉
4-2:他の企業〈各社〉
4-3:最終的なおすすめの提案【結論】
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた「選び方の基本」に沿いながら各機を見ていきます。
【2023年発売】
15・ iFi audio iFi hip-dac3
¥35,200 Amazon.co.jp (6/17執筆時)
【2021年発売】
15・ iFi audio iFi hip-dac2
¥25,800 Amazon.co.jp (6/17執筆時)
サンプリング周波数: 384kHz/32bit
バッテリー:8時間
Bluetooth:
コーデック:
入力端子:USB-C
出力端子:3.5mm + バランス (4.4mm)
音圧〈32Ω):280mW(400mW)
ノイズフロア:
サイズ:96x75x19 mm
重さ: 135g
対応:iPhone Windows Mac
iFi hip-dac 3は、iFi Audioのハイレゾ対応アンプです。
同社を代表する標準機の第3世代です。
同社が重視する水晶発振器の世代更新されたほか、インイヤーモニター(IEM:高性能イヤホン)用の出力切替(iEMatch)に対応しました。ポートもUSB-Cに更新されましたし、結構、大きな変化でしょう。
本体の重さは、135gです。
同社の他機と同様軽量ですが、本機の場合、それに加えて、薄くて小型なので、持ちはこびに適します。
バッテリーは、シングルエンドで普通につなげた場合、最大で8時間です。
DACは、本機も、バーブラウンのDACです。
詳しくは書いていませんが、おそらくここは旧機と同じで、DSD1793でしょう。
オペアンプは、旧機は、OV2637という、同社のオリジナルでした。ここも同じかなと思います。
音質は、第1世代(nano iDSD)の傾向を引き継ぎ、ノイズ・干渉に配慮した構成です。
とくに、3.5mm4極(TRRS)のS-バランス接続に対応する点も独自性です。
バランス接続でない一般的なステレオミニ端子の接続でも使える「バランス的接続の利点」が得られます。
要するに、入口はシングルエンドですが、左右を別々のアンプで駆動させる構造にすることで、ノイズ・干渉に強く、クロストーク現象が発生しにくい構造です。音質に影響を与えるDACを同系統にしており、同社のサウンドの特性は引き継いでいる感じです。
現状だと、この方式をとりいれるメーカーは他にもありますが、やはり同社の「こだわり」です。
実際、XBassつまみがあり、それを調整して、低域を「取り戻す」という仕様です。第2世代からありますが、初代(nano iDSD)と思想はやや異なるでしょう。
それらの点から言えば、現代に求められる音の傾向に合わせつつ、軽量化もなした別系統というのが適当かもしれません。
音圧は、280mW(400mW)です。
サイズ感からするとパワフルで、インピーダンスが高めでも鳴らせるでしょう。
ノイズフロアは、数値は非公開です。
サンプリング周波数は、 384kHz/32bitまで対応しています。
ハイレゾを超圧縮してストリーミング再生に適応できるMQA方式にも対応します。
Bluetoothは、非対応です。
USB接続を前提にします。
ケーブルは、別売です。
詳しくは今回の記事冒頭の「選び方の基本」に書いていますので、そちらのような対応ケーブル
ヘッドホン出力は、一方、本機は、3.5mmのステレオミニジャックを1系統のほか、4.4mmのバランス接続にも対応します。
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以上、 iFi hip-dac3の紹介でした。
同社の音質の良さに「持ちやすさ」という要素も加わり、お出かけ用に良さそうです。
似たような機種が多くなっている最近の状況ですが、S-バランス接続部分のこだわりも感じます。
第2世代でパワフルさ、第3世代で、音のクリアさにサイド手が入った印象です。
「名機」だったと言えるiFi nano iDSDの良い部分が、現代化して引き継がれた感じがあり、とくに、3.5mmのステレオで普通に聴く場合、個人的にはおすすめできる機種です。
【2021年発売】
16・ iFi audio iFi GO blu
¥29,520 Amazon.co.jp (6/17執筆時)
サンプリング周波数: 96kHz/24bit
バッテリー:8時間
Bluetooth:対応
コーデック:aptX-HD LDAC ほか
入力端子:USB-C
出力端子:3.5mm + バランス (4.4mm)
音圧〈32Ω):165mW(245mW)
ノイズフロア:
サイズ:幅34x高さ13x奥行55mm
重さ:27g
対応:iPhone Windows Mac Android
iFi GO blu は、 iFi audioの出した超小型製品です。
軽量でスマホ向きな製品は、他社からも出ていますが、本機は仕様がユニークです。
重さは、27gです。
ポケットインして利用して苦にならないサイズであり、重さです。
バッテリーは、シングルエンドで普通につなげた場合、最大で8時間です。
DACは、米国のシーラス・ロジック(Cirrus Logic)のCS43131です。
あとで見るiBassoが同じく超小型機で先行採用していました。
そちらと違いシングルDACですが、しっかりバランス回路で配線しています。
オペアンプは、本機も同社のOVシリーズです。
音圧は、165mW(バランス時245mW)です。
重さからすると大健闘でしょう。十分です。
ノイズフロアは、数値は非公開です。
サンプリング周波数は、96kHz/24bitです。
先述のDAC自体のスペックは 384kHz/32bitですが、仕様はこれで間違いないです。
本機の用途を考えるとBluetoothでつなげるユーザーが多いでしょうし、この仕様で問題ないように思えます。
ただ、MQAのデコードには対応できません。
Bluetooth接続は、対応です。
ハイレゾ用は、「aptX HD・LDAC・LHDC」に対応可能です。
音質は、 iFi hip-dac2と同じく、XBassを備えていて、「低音を取り戻す」こともできます。
加えて、XSpaceも対応です。
これは、ヘッドホン特有の「耳の中からきこえてしまう」という位置感覚を是正するための技術で、同社の上位製品に搭載されるものです。
同社のユニークな技術の1つです。
スマホ・PC接続は、USB-Cでも対応できます。
ただ、USB接続の場合は96kHz/24bitですから、その用途はあまり意図していないでしょう。
基本的に、Bluetoothでつなげるユーザーに向く機種です。
ヘッドホン出力は、3.5mmのステレオミニジャックほか、4.4mmのバランス出力に対応できます。
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以上、 iFi audio iFi GO bluの紹介でした。
超小型機は他社からも多く出ますが、ハイレゾ対応のBluetoothを装備して、4.4mmのバランス出力ができる機種としては、最小・最軽量機といって良いでしょう。
その上で、電源回りもパワフルで、バランス回路配線でノイズ対策もあります。その上で、XBassとXSpaceというメーカー独自の補整を行うので、スペック部分からは、個性も実力も十分読み取れます。
問題は、小型機としては少し高めである点ですが、Atlasが持ちはこび用途で今すぐ買うならば、これを選ぶかと思います。
【2021年発売】
17・ iFi audio GO bar
¥49,500 Amazon.co.jp (6/17執筆時)
【2024年発売】
17・ iFi audio GO bar kensei 剣聖
¥85,800 Amazon.co.jp (6/17執筆時)
サンプリング周波数: 384kHz/32bit
バッテリー:USB給電
Bluetooth:
コーデック:
入力端子:USB-C
出力端子:3.5mm + バランス (4.4mm)
音圧〈32Ω):300mW(475mW)
ノイズフロア:
サイズ:幅64x高さ22x奥行13.2mm
重さ:28.5g
対応:iPhone Windows Mac Android
GO barも、iFi audioの製品です。
「ポケットサイズで最高に音質の良いポタアン」を目指した点で、 iFi GO bluの上位機になります。
なお、GO bar 剣聖は、同じ仕様の上位版です。
アニメタイアップなどではなく、刀と同じ鍛造ボディを採用した部分からのネーミングです。音質には値段差部分は影響しないでしょうが、クラフトマンシップは感じます。
ただ、日本加工なのかは不明です。
そのほか、こちらのみ、ケンウッドのK2HD(K2テクノロジー)を採用とのことです。
同社の過去のミニコンポなどではよくみた技術で、低解像度音源のリマスター技術になります。高性能なポタアンは、そうした音源の粗は目立つので、ポータブル機器への採用は、わりと良いかなと思います。
あとはマイナーチェンジですので、同時にみていきます。
重さは、28.5gです。
シンプルな外観にすることで、軽量性を保っています。
バッテリーは、USB給電です。
DACは、米国のシーラス・ロジック(Cirrus Logic)の384kHz/32bit対応のDACです。
型番については情報がないですが、シングルです。
オペアンプも同様に情報がないです。
音圧は、300mW(バランス時475mW)です。
相当クセのつよいヘッドホンでも対応できそうなパワーです。
この部分はだいぶ重視していると言えます。
ノイズフロアは、数値は非公開です。
サンプリング周波数は、384kHz/32bitです。
DSDは256で、MQAフルデコードも対応です。
音質は、 XBass+でのブーストと、XSpaceに本機も対応です。
その上で、4種のカスタムデジタルフィルタを搭載し、デジタルフィルタのかかりを調整できます。
Bluetoothは、非対応です。
スマホ・PCとは、したがって、USB-Cを利用してつなげます。
ケーブルは、OTG対応のUSB-C toUSB-C、Lightning to USB-CとUSB-A変換アダプタが初期添付です。初心者に優しいです。
ヘッドホン出力は、3.5mmのステレオミニジャックほか、4.4mmのバランス出力に対応できます。
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以上、 iFi audio GO bar の紹介でした。
軽量小型であることを前提に、パワフルにならせるという特性を突き詰めた機種でしょう。
かなりニッチで趣味性が強いのでニーズが合致する方は少なそうです。ただ、「尖った商品」なので、こういったものは試したい誘惑にかられます。
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【2022年発売】
18・iFi audio GO link
¥12,100 Amazon.co.jp (6/17執筆時)
サンプリング周波数: 384kHz/32bit
バッテリー:USB給電
Bluetooth:
コーデック:
入力端子:USB-C
出力端子:3.5mm
音圧〈32Ω):70wW
ノイズフロア:
サイズ:幅135x高さ12.6x奥行7.6mm
重さ:11g
対応:iPhone Windows Mac Android
なお、2022年に、ケーブル付きの超小型モデルがでました。
iFi audioでは、このタイプは記憶がないです。
DACは、ESSのES9219MQ/Qです。
最近採用例が増えつつあるClass Gのアンプです。調整がうまいと思える、同社の調律でどのような音がするのかは、個人的に興味があります。
同じコンセプトのライバル機に比べて出力は少し弱めですが、堅実に音は鳴らしてくれるでしょう。
【2021年発売】
19・iFi xDSD Gryphon
¥82,500 Amazon.co.jp (6/17執筆時)
サンプリング周波数: 768kHz/32bit
バッテリー:6時間?
Bluetooth:対応
コーデック:aptX-HD LDAC ほか
入力端子:USB-C
出力端子:3.5mm + バランス (4.4mm)
音圧〈32Ω):320mW(1000mW)
ノイズフロア:
サイズ:幅75×高さ19×奥行123mm
重さ:215g
対応:iPhone Windows Mac Android
xDSD Gryphonは、iFi Audioのハイレゾ対応アンプの上位機です。
本機は、iFi xDSDの後継機です。
その点で言えば、一般向きの「最上位機」が本機です。
重さは、215gです。
持ち運べないこともないですが、軽量でもありません。
バッテリーは、時間や量としての表記がないです。
なお、本機の旧機種は6時間という表記でした。
後述するように、本機はBluetooth対応ですが、コーデックで時間はかなり大きく変わるので、あえて非開示なのかもしれません。
DACは、バーブラウンのDSD1793です。
生産は、テキサスインスツルメンツですが、合併する前のバーブラウンの設計となる「最終モデル」です。
同社は、バー・ブラウンのチップにこだわりがあり、先述のiDSD Diablo2も 「バーブラウン・トゥルー・ネイティブ・チップ」をデュアルで使います。
オペアンプは、同社独自のOV2637とOV4627です。
音圧は、320mW(バランス時1000mW)です。
値段からすると当然ですが、パワーは相当です。
ノイズフロアは、数値は非公開です。
サンプリング周波数は、 768kHz/32bitまで対応します。
FiiOの最上位機と同じですが、音源的には完全に「ほぼ皆無」な世界でしょう。
MQAもフルデコード対応です。
音質は、クリアな特性はそのままに、低音の充実度とサラウンド感が調整可能な仕様です。
とくに、XBass IIシステムの効果で、やや「品の良すぎる」感のあった従来機の特性を改善しています。
フルバランス回路設計(PureWave)で電源回りもパワフルなので、ハイインピーダンスのヘッドホンにバランス接続するような使い方に向くでしょう。
そのほか、高感度イヤホン特有のヒスノイズ(サー音)を軽減するiEMatchなどが見どころです。
加えて、ヘッドホン特有の「耳の中からきこえてしまう」という位置感覚を是正するためのXSpace技術も備わります。
Bluetooth接続は、上表にある全てのコーデックに対応です。
今回は、クアルコムのQCC5100を採用した結果で、今回進化した部分です。
Bluetoothのバージョンも、Bluetooth5.1ですので、安定性も高いです。
スマホ・PCへの接続は、USBでも対応です。
ケーブルは、ただし、別売です。
必要なケーブルは、同じく「別売」だった先ほどの機種(iFi hip-dac 2)と同じなので、そちらをご覧ください。
ヘッドホン出力は、3.5mmのステレオミニジャックを2系統装備します。
バランスについては、4.4mmのバランス接続に対応できます。
使い勝手の部分も見やすい有機ELが付きました。
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以上、iFi xDSD Gryphon の紹介でした。
旧機種(iFi xDSD )より重くなった部分はありますが、Bluetooth接続の部分でかなり進化しました。
主なターゲット層は、従来的なiFi Audioのユーザーでしょう。
同社がこだわるバーブラウンのDACと、クリスタルクロックに由来する同社の音質が好きな方で「バージョンアップ」を狙う場合は、今回のモデルは良い選択肢です。
一方、値段の理由の大部分は出力強化にあるので、(少し高いくらいの)ヘッドホン・イヤホンで利用するには、ここまでのスペックは不要には思えます。
はじめて同社の製品を選ぶ場合は、下位機種でも良いかなと思います。
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なお、今回の記事の趣旨(=ポータブル)からして他山の石ですが、同社のハイエンドクラスの製品について、ざっと確認しておきます。
【2024年発売】
20・iFi xDSD iDSD Diablo2
¥197,505 Amazon.co.jp (6/17執筆時)
サンプリング周波数: 768kHz/32bit
バッテリー:
Bluetooth:対応
コーデック:aptX-HD LDAC ほか
入力端子:USB-C 同軸 BT
出力端子:3.5mm + バランス (4.4mm+6.3mm)
音圧〈32Ω):1710mW(2050mW)
ノイズフロア:
サイズ:166×85×28.5mm
重さ:455g
対応:iPhone Windows Mac Android
第1に、iDSD Diablo2です。
スペックは、サンプリング周波数ほかについていえば、このグレードでないと対応できないものはないため、やはり、このグレードは、趣味性が1段階高いです。
とはいえ、出力は、バランスで2050mW、SN比も113dBと優れた値を示します。
相当の電源周りの強化で、その部分が値段の理由の主たる要素でしょう。
小型で電源強化する場合、ノイズは心配ですが、AC電源にANC II(アクティブ・ノイズ・キャンセレーションII)を搭載するなど対策があります。
DACは、やはり、バーブラウンで、「デュアル・コア・チップセット」とのみの表記です。種類は特定できません。
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【2024年発売】
20・IFi audio iDSD Valkyrie
¥300,000 Amazon.co.jp (6/17執筆時)
サンプリング周波数: 1.4MHz/24bit (DSD 1024)
バッテリー:
Bluetooth:対応
コーデック:aptX-HD LDAC ほか
入力端子:USB-C 同軸 BT5.4
出力端子:3.5mm + バランス (4.4mm)
音圧〈64Ω):2250mW(2250mW)
ノイズフロア:
サイズ:幅172×高さ30×奥行1605mm
重さ:882g
対応:iPhone Windows Mac Android
第2に、 iDSD Valkyrie です。
基本プロ用で、DSD音源を高度に扱うためのものです。
こちらは、PCM信号をDSD(DSD512 DSD1024)にリマスターする機能を選べます。
要するに、古い音源を「リマスター」するためのもので、むろん、ライン出力(4.4mm 3.5mm RCA)もあります。
DACは、こちらも、バーブラウン製のDACで4基です。
種類は非開示です。
ノイズ処理の部分か信号かは不明ながら、インターリーブ技術を特注でカスタムしたものとの記載です。
2-2・Shanlingのヘッドホンアンプの比較
続いて、中国のSHANLING(シャンリング)の製品です。
日本のデンキヤにもありますが、代理店は、iBassoと同じで、こちらも、MUSINという日本の輸入商社です。
【2024年発売】SHANLING UA5後継機
21・SHANLING UA6 【ブラック】
21・SHANLING UA6 【シルバー】
¥26,235 Amazon.co.jp (6/17執筆時)
サンプリング周波数: 768kHz/32bit
バッテリー:不明 (220mA)
Bluetooth:
コーデック:
入力端子:USB-C
出力端子:3.5mm /バランス (4.4mm)/同軸
音圧〈32Ω):112mW(351mW)
ノイズフロア:
サイズ:幅68x奥行33.5x幅13.6mm
重さ:35g
対応:iPhone Windows Mac Android
SHANLING UA6は、中国のSHANLINGが販売するポータブルアンプです。
同社の小型のUSB DACでは最上位機です。
22年発売のSHANLING UA5、あるいはそれ以前の UA2の後継機ですが、形状ほか、主要パーツ(DAC)を変更してきました。
重さは、35gです。
超小型・軽量ではないですが持ち運べるサイズです。
1.3インチのカラー液晶画面と、リング状のコントローラーで、かなり細かい操作を可能にしているのが特徴です。
バッテリーは、USB給電です。
したがって、充電は不要ですが、スマホの電池は減ります。
DACは、シーラスロジックのCS43131です。
2022年登場のDACではお馴染みの低消費電力で高音質の入門機のDACです。
ただ、こちらは、2基運用ほか4基のQuadモードが選択できます。
この部分が、現行機の音質上の「面白み」でしょう。
SHANLING UA5とUA5の違いは、旧機は、Quad構成ではなかった(ES9038Q2M×2)点で主にはこの部分です。
なお、旧機は、アンプはデュアルでしたが、今回の製品は種類を含めて情報はないです。
ヘッドホン出力は、3.5mmのステレオミニジャックと4.4mmのバランスに対応します。
このほか、3.5mm端子を利用しての同軸デジタル出力(SPDIF モード)にも対応できます。
この形状の小型でバランスを持つのは珍しいと思います(192kHz / 24bit)。
先述のように、DAC・アンプともにデュアル構成にしたパワフルな新世代です。
音圧は、3.5mmのステレオ端子からつなげた場合、137mW@32Ω(バランス時 211mW)です。旧機よりあがりました。
ノイズフロアは、dB表記で、数字としては121dB@32Ωです。
uVだと何とも言えませんが、非バランスで2uVあたりでしょう。
旧機同様、LDOレギュレータでバックグラウンドノイズを抑える仕組みについて言及はあります。
サンプリング周波数は、768kHz/32bitまで対応しています。
DSDは5.21MHzまで対応で、MQAは対応説明がないです。
Bluetooth接続は、非対応です。
バッテリーは、ただ、Bluetooth搭載機ではないですが、220mAh搭載です。
本機の場合、DACを4基制御することもあり、PMU経由でのバッテリー電源供給が必要です。
現行機は持続時間が非開示でしたが、旧機は目安6時間と出ていました。
ただ、アンプを4基運用する場合、おそらく、その半分か、それより短いでしょう。
スマホへ・PCの接続は、USB-C OTGケーブルが付属です。
このほか、USB-A変換ケーブルも付属です。
なお、IOSも対応ですが、専用アプリ(Eddict Player)での連携(コントロール)ができないなどの制限はあります。
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以上、SHANLING UA6の紹介でした。
仕様から言ってAndroidユーザーで、バランス接続を試したい場合に選ぶべき機種でしょう。
音質面では、クアッドDACという面白みが目をひきます。モバイルする場合、バッテリー充電が必要な部分(と持続時間)が注意点ですが、スマホ+有線ヘッドホンで、音質重視で利用する場合、面白みはあるでしょう。
一方、同じDACのクアッドで、バッテリー不要のものは、iBasso Audioからでているので、後ほど見るつもりです。
【2024年発売】
22・SHANLING UA4 SV
22・SHANLING UA4 TI
22・SHANLING UA4 GLD
¥16,830 Amazon.co.jp (6/17執筆時)
サンプリング周波数: 768kHz/32bit
バッテリー:USB給電
Bluetooth:
コーデック:
入力端子:USB-C
出力端子:3.5mm /バランス (4.4mm)
音圧〈32Ω):112mW(227mW)
ノイズフロア:
サイズ:60x26x11mm
重さ:20.8g
対応:iPhone Windows Mac Android
SHANLING UA4は、同社のスティック型の下位機です。
先ほどみたUA5の「弟」で、2022年登場の UA3の後継機です。
重さは、20.8gです。
こちらも軽いです。
OLEDのモノクロ液晶パネル搭載です。
一方、ボリュームコントロールはボタン式ですので、この部分は上位機に負けます。
バッテリーは、USB給電です。
UA5との違いで、バッテリーは内蔵されません。
充電は不要ですが、スマホの電池は減るタイプです。
出力は
DACは、シングルDACの構成です。
ESSのES9069Qです。
FIIOも同年に搭載機をだしていますが、23年登場の新型です。
ESSの高性能DACの1つで低消費電力・低ノイズが特徴です。
オペアンプは、香港のRicoreが販売するRT6863がデュアルです。
音圧は、シングルエンドで112mVです(バランス227mW)です。
新型オペアンプの部分もあり、同社の小型器では結構強めです。
S/N比は120dBですし、その他のスペックも良いです。同社によると「ナチュラルで、更にリアリティを追求したサウンドクオリティ」とのことです。
なにより、ES9069Qは、低消費電力ですし、新機種の方が性能に比して、スマホのバッテリーの消費は少なめかと思います。
サンプリング周波数は、先述のように 768kHz/32bitまで対応しています。
DSDも11.2MHzまで対応し、MQAもレンダリング可能です。
MQAの部分も、UA3では対応しないので、その部分も上位です。
ノイズフロアは、情報が非公開です。
Bluetoothは、未搭載で、USB専用です。---
以上、SHANLING UA4の紹介でした。
上位機とは価格面ほか、バッテリー仕様の部分の違いが注意点と言えます。
ただ、新型になって、低消費電力のアンプを採用してきており、スマホバッテリーの問題はある程度解決したとみても良いかもしれません。
アンプが24年登場と新しい部分を含めて、新規性もあるので面白い入門機だと思いました。小型で、同じようなUSB電源供給の製品で、これほどの値段の製品の中では選べる製品でしょう。
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【2023年発売】(執筆時在庫なし)
23・Shanling SHANLING UA1s
¥---- 楽天市場 (6/17執筆時)
サンプリング周波数: 384kHz/32bit
バッテリー:USB給電
Bluetooth:
コーデック:
入力端子:USB-C
出力端子:3.5mm
音圧〈32Ω):80mW
ノイズフロア:
サイズ:40x16.x10 mm
重さ:6.6g(本体)
対応:iPhone Windows Mac Android
このほか、格安のシングルDACのスティック型として UA1sがあります。
だいぶ以前売られていたUA1の改良版になります。
DACは、ESSのES9219Cです。
同社が、以前から採用しているDACです。
SN比の値も良く、このタイプの小型機として音質は良い方です。
わりとデュアルDAC構成で使われる消費電力効率の良い製品ですが、本機はシングルです。
ケーブルは、USB-C to USB-Cと、USB-A変換アダプタは付属です。
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結論的にいえば、軽量モデルでは、今でも現役と言える性能はあります。
ただ、音質においては、同社のスティック型の上位機に負けるほか、小型化の面でも、現状ではより優秀な他社機もあるのも事実です。
【2025年発売】
24・SHANLING UP6
¥30,690 Amazon.co.jp (5/28執筆時)
サンプリング周波数: 768kHz/32bit
バッテリー:15時間
Bluetooth:対応
コーデック:aptX-HD LDAC ほか
入力端子:USB-C
出力端子:3.5mm + バランス (4.4mm)
出力〈32Ω):195mW(626mW)
ノイズフロア:
サイズ:68x39x14.5mm
重さ:51.2g
対応:iPhone Windows Mac Android
SHANLING UP5 は、中国のSHANLINGが販売するポータブルアンプです。
以前販売があったSHANLING UP5の後継機として、2025年に登場しました。
こちらは、UAシリーズと異なり、Bluetoothを搭載する製品です。
重さは、51.2gです。
旧機とほとんど変わりません。
バッテリーは、LDACをBluetoothで利用した場合、シングルエンドで6.5時間、バランスで4.5時間との記載です。
DACは、今回、変更がありました。
UAシリーズも使用していた ES9069Qですが、こちらはデュアルです。
同じ構成が、FiiOの25年機で使っていまたし、トレンドになるかもしれません。
旧機は、米国のESSのES9219Cでしたが、D/N比ほか進化が見られます。
音圧は、3.5mmのステレオ端子からつなげた場合、195mW@32Ω(バランス時 626mW)です。
なお、本機はバランス出力も対応しますが、通常の3.5mmのヘッドホン出力(シングルエンド)でも、DACが同時に駆動するDUAL DACブーストモードを使えます。
195mWという値はその場合の値ですが、シングルDACでも180mWです。
バッテリー内蔵型で、この重さ(サイズ)の製品としては、優秀と言えるでしょう。
オペアンプは、中国のオーディオ向け半導体メーカーでSGMICRO製のSGM8262です。
やはり、デュアルです。
ノイズフロアは、dB単位だと、バランスで119dBとの記載です。
サンプリング周波数は、 Bluetooth接続時、 最大で96kHz/24bitです。
本機は、USB DACとして、USB-CケーブルでPCとつなげることも可能です。
その際は 768kHz/32bitで動作します。
UAシリーズと同じで、DACを新しくした理由の1つでしょう。
Bluetooth接続は、ハイレゾは、Apt-X HD・LDACで対応です。
そのほか、LC3を除けば、主要コーデックの対応表記はあります。
クアルコムのQCC5125を採用しています。
Bluetoothのバージョンも、Bluetooth5.2ですので、安定性も高いです。
音質は、極度に小型化したモデルではないので、静粛性は担保されます。
とくに、ジッター対策は、同社は歴代、共に重視してきた部分です。
一方、前世代(UP5)までは、音質(ジッターの軽減など)の自社でのカスタマイズのため、第3世代のFPGA(Field-Programmable Gate Array))技術の言及がみられました。
今回はそれがないのですが、ESSのこの世代のDAC自体の対策が高度だからでしょう。
一方、KDS水晶発振器の採用の記載があります。この部分も、ジッターの低減に貢献します。
ジッターは、数字で見にくい部分ですが、本機も問題はなさそうです。
スマホへの接続は、Bluetoothなので、iOS系・Android系ともフォローします。
PC・Macについても、Bluetooth経由でハイレゾ対応可能です。
UAC2.0対応の高品位USB-DACモードも搭載です。
384kHz/32bi、あるいはそれ以上の接続も理論上可能です。
USB-Cポートから有線での接続でも対応できます。UAC1.0にも設定できます。
ヘッドホン出力は、3.5mmのステレオミニジャックと、4.4mmのバランスとなります。
そのほか、本機は、通話用マイクを内蔵し、スマホ利用時の「会話」に利用できます。着信応答も、本体のダイヤルでできるので、場合によっては便利でしょう。
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以上、SHANLING UP6の紹介でした。
デュアルDACで、Bluetoothでハイレゾが利用できる上で、直接接続でも、スペック上最高水準のサンプリング周波数が扱える上で、小型機です。
この価格帯では現行水準での必要と思われる仕様は網羅ですし、他社のBluetooth対応DACと比べても、良さそうに思えました。
【2021年発売】
25・Shanling SHANLING H2 BK
26・Shanling SHANLING H2 SV
¥27,940 Amazon.co.jp (6/17執筆時)
サンプリング周波数: 384kHz/32bit
バッテリー:10.5時間
Bluetooth:対応
コーデック:SBC AAC LDAC
入力端子:USB-C
出力端子:3.5mm + バランス4.4mm
音圧〈32Ω):180mW(680mW)
ノイズフロア:
サイズ:71.5×100×21.5 mm
重さ:185.3g
対応:iPhone Windows Mac Android
SHANLING H2も、中国のSHANLINGが販売するポータブルアンプです。
ここまでみた製品よりも少し大きめの中型です。
また、本機はUSB-DACではありますが、単独でのオーディオプレーヤーとしての機能もある製品です。この部分は後ほど書きます。
重さは、185gです。
「ひと昔のスマホ」ほどの重さです。激重ではないです。
バッテリーは、シングルエンドで12.5時間、バランスで10.5時間です。
DACは、米国のシーラスロジックのH級アンプのCS43198です。
デュアルで搭載する製品も他社だとあるお馴染みの中級DACです。こちらは、シングルです。
オペアンプは、SG MicroのSGM8262-2をデュアルで搭載です。
音圧は、180mW(バランス時680mW)です。
同社の場合、グレードでしっかりこの部分に差をつけているので分かりやすいです。
後ほどみる、機種よりは弱いですが、スマホほか、デスクトップでも十分使えるスペックでしょう。
ノイズフロアは、情報が非公開です。
サンプリング周波数は、384kHz/32bitです。
DSDは256までです。
こちらも、USB-DACとして、USB-CケーブルでPCとつなげることも可能です。
スマホ・PCとの接続は、Bluetooth5とUSBに対応です。
コーデックは、一方、LDAC・AAC・SBCです。
ソニー系のSOC構成です。
一方、本機はMicroSDカードスロットがあり、そちらの音源の再生に対応できるプレーヤーです。アプリ経由で、スマホSDカード内の音源にアクセスし、直接再生させることもできます。
なおローカル再生する場合は、192kHzまでです。。
ケーブルは、USB-C to USB-Cが付属です。
ヘッドホン出力は、3.5mmのステレオミニジャックと、4.4mmのバランスに対応です。
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以上、SHANLING H2の紹介でした。
発売時期が2024年ということを考えると、他機ほどはあまり革新性はない製品に思えました。プレーヤー機能を搭載したのは、その部分もあるような気がします。
実際、プレーヤー+USB-DAC+
Bluetoothの音質強化が主眼の製品です。ただ、さほど重さを増やさずに、高ビットレートに対応するUSB-DACとしての性質を併せ持った点で「進化」しました。
似たような構成の機種はFiiO にもありますが、新DAC採用の面白さを含めて、今選ぶならば、こちらも良いかと思います。
【2023年発売】 (生産完了)
27・Shanling SHANLING H7 Black
27・Shanling SHANLING H7 Titanium
¥(98,000) Amazon.co.jp (6/17執筆時)
サンプリング周波数: 32bit/768kHz
バッテリー:15時間
Bluetooth:5.0
コーデック:LDAC AAC SBC
入力端子:USB-C
出力端子:3.5mm + 4.4mmバランス
音圧〈32Ω):450mW(1300mW)
ノイズフロア:1.5μV
サイズ:142×85×25mm
重さ:352g
対応:iPhone Windows Mac Android
SHANLING H7 は、SHANLINGのハイエンドのポータブルアンプです。
現在、「生産完了」情報がでています。後継機の登場があるかもしれないので、しばらく記事を残します。
重さは、352gです。
CHORDの製品などもっと重く大きなものはあるにせよ、ポタアンと言って良いか「微妙」な重さです。
最近、軽量機が増えたのでなおそう思いますが、ターゲット層を考えるとそこは「気にしない」とう場合も多そうです。
一昔前の高性能機だと、これくらいも普通でしたし。
バッテリーは、シングルエンドで10時間、バランス8時間です。
6,800mAhですから、小型のモバイルバッテリー並といえます。
本機は、Bluetooth仕様ですが、その場合(特にLDAC)では、その数字よりかなり短くなるようには思います。
DACは、旭化成エレクトロニクス(AKM)のAK4499EX + AK4191EQです。
2022年に登場したばかりですが、同社のオーディオ向けのハイエンドです。
既報の火災でおそらく登場が遅れたからかと思いますが、大手のポタアンだと本機が「初採用」でした。現在だと既にみたFIOも採用です。
左右独立で2機のデュアルDACという意味ではなく、デジタル処理と、アナログ処理の過程を2チップに分けるという、旭化成の新しい工夫になります。
音圧は、3.5mmのステレオ端子からつなげた場合、最大で450mW@32Ω(4.4mmバランス時 1200mW)です。通常のゲインでも450mW(348mW)ですので、やはり余裕があります。
ノイズフロアも、最低1.5μVですので、数字の上でもかなり良いです。
なお、オペアンプは、Analog DevicesのADA4896-2になります。KDSのクリスタルクロックほか、部品単位での細かい情報の公開があるののも「ハイエンド」らしいです。
サンプリング周波数は、32bit/768kHzです。
当たり前ですが、ハイエンドの域と言えます。
MQAも対応です。
スマホ・PCとの接続は、USBとBluetoothに対応です。
Bluetooth接、ハイレゾはLDACコーデックフォローです。
そのほかは、AACとSBCなので、ソニー系のSOCでしょう。
USB接続は、32bit/768kHzを再生できるよう、USB Audio Class 2.0に対応させています。そのほか、ゲーム機用にUSC1.0への切替もできるようにしています。
なお、最高音質を得たい場合、Windowsについては別途ドライバーが必要です。これは、OS側の仕様なので各社ともそうです。
ケーブルは、OTG対応の、USB-C to USB-Cケーブルが付属です。
そのほか、充電用のUSB-Aケーブルと、3.5mm to 同軸ケーブルとなります。
端子は、ステレオ、4.4mmのバランスほか、デジタル(同軸/光)、RCA端子も備えています。
こうした、ローカルファイルも対応できるのは、大きさの部分もあります。
Micro SDカード用スロットまであります。
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以上、 SHANLING H7の紹介でした。
今どきだと持ち歩くのはやや厳しいサイズというか、その使い方はあまり想定していない製品です。ホームオーディオで、据置は大げさと感じる方に合いそうに思います。
ただ、機能面では、「新生」旭化成のハイエンドDACを試せる構成ですし、オペアンプほかの部品にも、しっかり値段なりの主張を感じます。
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【2023年発売】
28・Shanling SHANLING H5 Black
29・Shanling SHANLING H5 Titanium
¥59,400 Amazon.co.jp (6/17執筆時)
サンプリング周波数: 32bit/768kHz
バッテリー:15時間
Bluetooth:5.0
コーデック:LDAC AAC SBC
入力端子:USB-C
出力端子:3.5mm + 4.4mmバランス
音圧(32Ω):270mW(840mW)
ノイズフロア:
サイズ:102×85×25mm
重さ:270.4g
対応:iPhone Windows Mac Android
なお、あとから、本機の下位機となるSHANLING H5が登場しました。
若干サイズと重さに「加減」があります。
ローカルファイル「重視」の仕様は、そのままです。
引き続き、SDカードスロットがあるほか、同軸対応もなす仕様です。RCA端子は、スペック表に載っていませんでしたが、写真だとあります。
一方、上位機と較べる場合、液晶がやや小さめなほか、DACの構成が変わります。
こちらは(ある意味お馴染みの)AK4493SEQのデュアルなので、上位機と「差」を付けています。「H7と彷彿とさせる」という宣伝文句ですが、レンジ幅やノイズ耐性を含めて、違うでしょう。そのほか、オペアンプなども変わります。
ノイズフロアのスペックも非公開です。
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結論的にいえば、意図する方向性は上位機と同じな上で、(部品代としては)上位機より費用対効果が高い機種と言えます。
ただ、先に出た上位機をみてしまうと、やはり、DAC部分に一工夫欲しかったかなとは思ってしまいます。
次回につづく
ポータブルヘッドフォンアンプのおすすめは、結論的にこれ!
というわけで、今回は、ポータブルヘッドフォンアンプの2回目記事でした。
しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。
3・ポータブルアンプの比較 (3)
3-1:iBasso Audio〈中国〉
3-2:ikko Audio〈中国〉
3-3:Astell&Kern 〈韓国〉
3-4:Hidizs〈中国〉
4・ポータブルアンプの比較 (4)
4-1:CHORD〈イギリス〉
4-2:他の企業〈各社〉
4-3:最終的なおすすめの提案【結論】
続く3回目記事(こちら)では、ikko Audioほか、以上の製品を追加で紹介していきます。
軽量性 ★★★★★
音質の良さ ★★★★★
対応音源の幅 ★★★★★
スマホ利便性 ★★★★★
バッテリー ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、4回目記事(こちら)で、いつものように、ここまで紹介した全機種から、目的別・価格別にAtlasのオススメ機種を提案していきます。
引き続き、よろしくお願いします。
3回目記事は→こちら