Top オーディオ製品 比較2022'【新型】ポータブルアンプ36機の性能とおすすめ・選び方:iPhone Android スマホ PC ハイレゾ対応 (2)

2022年09月08日

比較2022'【新型】ポータブルアンプ36機の性能とおすすめ・選び方:iPhone Android スマホ PC ハイレゾ対応 (2)

【今回レビューする内容】2022年 最新のハイレゾ対応ポータブルヘッドホンアンプの性能とおすすめ・選び方:

【紹介する製品型番iBasso Audio DC06 DC05 Hidizs DH80S Hidizs DH80 HiBy Music HiBy FD1 Chord Electronics Mojo 2 CHO-MOJO2 Chord Electronics Hugo 2 Black Astell&Kern AK HC2 IRV-AK-HC2  radius Ne RK-DA60CK RK-DA50CK ikko Audio Music Patch ITM05 Hidizs DH80 DH80S HiBy Music HiBy FD1 RADSONE EarStudio ES100 MK2   ikko Audio zerda ITM01 Lightningモデル SHANLING UA2 UA1 UA3 UA5 SHANLING UP5 UP4

今回のお題
音質の良いハイレゾ対応ヘッドホンアンプのおすすめはどれ?

 ども、Atlasです。

 今日は、2022年9月現在、最新のポータブルヘッドフォンアンプの比較の2回目記事です。

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1・ポータブルアンプの比較 (1)
 1-1:FiiO〈中国〉
 1-2:iFI Audio〈台湾〉
2・ポータブルアンプの比較 (2)
 2-1:Shanling〈中国〉
 2-2:iBasso Audio〈中国〉
 2-3:Astell&Kern 〈韓国〉
 2-4:Radius〈日本〉
 2-5:Hidizs〈中国〉
 2-6:CHORD〈イギリス〉
 2-7:ikko Audio〈中国〉
 2-8:RADSONE〈韓国〉
3・ポータブルアンプの比較 (3)
 =最終的なおすすめの提案【結論】

 今回の2回目記事では、前回紹介できなかった以上のメーカーの製品を追加で紹介してきます。

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軽量性    ★★★★★
音質の良さ  ★★★★★
対応音源の幅 ★★★★★
スマホ利便性 ★★★★★
バッテリー  ★★★★★
総合評価   ★★★★★

 そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、「Atlasのおすすめ機種!」を提案する形で記事を進めていきます。

 長い記事ですが、よろしくお願いします。

2-1・Shanlingのヘッドホンアンプの比較

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 はじめに、中国のSHANLING(シャンリング)の製品です。

 日本のデンキヤにもありますが、代理店は、iBassoと同じで、こちらも、MUSINという日本の輸入商社です。

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 なお、前回同様に、以下の本文では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


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 【2020年10月発売】

 14・SHANLING UA2
  ¥12,760 Amazon.co.jp (9/8執筆時)

サンプリング周波数: 768kHz/32bit
バッテリー:USB給電
Bluetooth:
コーデック:
入力端子:USB-C
出力端子:3.5mm + バランス (2.5mm)   
出力〈32Ω):125mW(195mW)
ノイズフロア:  
サイズ:54x18x9mm
重さ:12.6g
対応:iPhone Windows Mac Android

 SHANLING UA2は、中国のSHANLINGが販売する、超小型機です。

 小型機と言うことで、後半でみるiBasso Audioの製品などの「ライバル機」です。

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 重さは、12.6gです。

 本機も小型で、スマホ用としての開発です。

 バッテリーは、USB給電です。

 したがって、充電は不要ですが、スマホの電池は減ります。

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 DACは、米国のESSのES9038Q2Mです。

 このタイプの超小型ポタアンでは初めてですが、 768kHz/32bitDSD512に対応した「第3世代」です。

 シングルDACですが、この部分はワンポイントでしょう。

 アンプも、公開されており、香港のRicoreが販売するRT6863という型番の製品です。

 音圧は、3.5mmのステレオ端子からつなげた場合、125mW@32Ω(バランス時 195mW)です。

 ノイズフロアは、情報が非公開です。

 超小型機は、できるだけ参考にできる情報があって欲しいのですが、この部分は残念です。

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 サンプリング周波数は、先述のように 768kHz/32bitまで対応しています。

 DSDも11.2MHzまで対応し、MQAもレンダリング可能です。

 Bluetooth接続は、非対応です。

 スマホへの接続は、USB-Cケーブルが利用できるAndroidならば、そのまま利用可能です。

 iOSも、他機で説明したのと同じカメラアダプタ方法で利用できますが、専用アプリ(Eddict Player)での連携ができないなどの制限があります。

 なお、Macでは不要ですが、Windowsで利用する際は同社提供のドライバが必要です。

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 ヘッドホン出力は、3.5mmのステレオミニジャックと2.5mmのバランスに対応します。

 この形状の小型でバランスを持つのは珍しいと思います。

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 以上、SHANLING UA2の紹介でした。

 仕様から言ってAndroidユーザーで、バランス接続を試したい場合に選ぶべき機種でしょう。

 小型ながら出力レベルが高めでたいていのヘッドホンはよく鳴らしてくれそうです。ただ、その分、スマホのバッテリーを多少食いやすく、また、多少熱を持ちやすい部分はあるでしょう。

ーーー

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 【2022年発売】

 15・SHANLING UA5
  ¥32,780 Amazon.co.jp (9/8執筆時)

サンプリング周波数: 768kHz/32bit
バッテリー:6時間
Bluetooth:
コーデック:
入力端子:USB-C
出力端子:3.5mm /バランス (4.4mm)/同軸
出力〈32Ω):112mW(137mW)
ノイズフロア:   
サイズ:68x27x13.5mm
重さ:29g
対応:iPhone Windows Mac Android

 一方、UA2と同じES9038Q2M RT6863を採用しつつ、デュアルDAC・デュアルオペアンプとした製品が2022年に登場しました。

 こちらのバランス端子は、4.4mmです。

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 軽量・コンパクト性は引き続き保ったままで、OLED画面と、リング上のコントローラーで、かなり細かい操作を可能にしているのが特徴です。

 シングルモードと、デュアルモードの切替も可能です。

 音圧も 137mW@32Ω(バランス時 211mW)ですので、総じて能力が上がっています。

 一方、こちらは、バッテリーを併用する形式になり、シングル6時間・デュアル3時間なので、ロスを考えると、長時間使うものではないという部分は注意点です。


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 【2022年発売】

 16・Shanling SHANLING UA3
  ¥15,620 Amazon.co.jp (9/8執筆時)

サンプリング周波数: 768kHz/32bit
バッテリー:USB給電
Bluetooth:
コーデック:
入力端子:USB-C
出力端子:3.5mm + バランス (4.4mm)   
出力〈32Ω):125mW(210mW)
ノイズフロア:  
サイズ:60x25x13mm
重さ:20.5g
対応:iPhone Windows Mac Android

 SHANLING UA3も、中国のSHANLINGが販売する小型機です。

 実際的には、UA2のパワーアップ版の後継機になろうかと思います。

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 重さは、20.5gです。

 まだまだ、このクラスでも超軽量水準です。

 バッテリーは、USB給電です。

 本機も、充電は不要ですが、スマホの電池は減るタイプです。

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 DACは、旭化成エレクトロニクス(AKM)のAK4493SEQです。

 2022年頃から採用するアンプが増えてきた製品です。

 性能は、RT6863と同じで、768kHz/32bitDSD512に対応できる水準です。

 ダイナミックレンジは同等で、6つのデジタルフィルタを搭載します。同社によると、「ナチュラルで有機的」サウンドを可能にするという表現です。

 オペアンプは、本機も香港のRicoreが販売するRT6863です。

 音圧は、3.5mmのステレオ端子からつなげた場合、125mW@32Ω(バランス時 210mW)です。バランス時のスペックが少し上がりました。

 ノイズフロアは、情報が非公開です。

 あとの部分は、ほぼスペックは同じです。 

 ヘッドホン出力は、3.5mmのステレオミニジャックと4.4mmのバランスにいう構成になります。---

 以上、SHANLING UA3の紹介でした。

 アンプの違いもありますが、UA2に対して、最近規格化された4.4mmのバランスがつかえる点がポイントでしょう。

 最近採用例が増えてきたAK4493SEQを採用している部分も、面白さですし、UA2を選ぶより、UA3のほうが面白そうとも言えます。


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 【2021年発売】

 17・SHANLING UP5
  ¥21,560 Amazon.co.jp (9/8執筆時)

サンプリング周波数: 384kHz/32bit
バッテリー:15時間
Bluetooth:対応
コーデック:aptX-HD LDAC ほか
入力端子:USB-C
出力端子:3.5mm + バランス (2.5+4.4mm)
出力〈32Ω):112mW(240mW)
ノイズフロア:   
サイズ:68x39x14.5mm
重さ:50g
対応:iPhone Windows Mac Android

 SHANLING UP5 は、中国のSHANLINGが販売するポータブルアンプです。

 他社にもありますが、この製品もBluetoothを搭載する製品です。

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 重さは、50gです。

 軽量ですが、旧機種よりは少し重さが増え、大きくなりました。

 利用形態的に、持ち運んで使う人が最近減っているからかもしれません。

 バッテリーは、シングルエンドのSBC利用時に、15時間です。

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 DACは、米国のESSのES9219Cを採用します。

 昨年モデル(UP4)は、ESSのES9218Pでしたが、質自体は新機種のほうが上でしょう。

 低消費電力で、高ビットレートに対応できる機種です。

 また、FiiO 機でも説明しましたが、DACを左右独立構成で搭載する構成です。

 最近増えていますが、実際音質面で効果はあります。

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 音圧は、3.5mmのステレオ端子からつなげた場合、112mW@32Ω(バランス時 240mW)です。

 なお、本機はバランス出力も対応しますが、通常の3.5mmのヘッドホン出力(シングルエンド)でも、DACが同時に駆動するDUAL DACブーストモードを使えます。

 112mWという値はその場合の値です。バッテリー内蔵型で、この重さ(サイズ)の製品としては、割と優秀と言えるでしょう。

 なお、このモードを利用することによる音質への影響については、言及がないです。

 ノイズフロアは、情報が非公開です。

 202111041925.jpg 

 サンプリング周波数は、 Bluetooth接続時、 96kHz/24bitです。

 一方、普通のUSB DACとして、USB-CケーブルでPCとつなげることも可能です。

 その際は384kHz/32bitで動作します。

 前モデル(UP4)から大幅にパワーアップのはここです。

 これに対応させるためのDACなどを変更し、かわりに重さがすこし増えたということになります。

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 Bluetooth接続は、上表にある全てのコーデックに対応です。

 クアルコムのQCC5120を採用しています。

 Bluetoothのバージョンも、Bluetooth5ですので、安定性も高いです。

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 音質は、極度に小型化したモデルではないので、静粛性は担保されます。

 とくに、ジッター対策は、歴代、共に重視してきた部分で、今回も第三世代FPGA技術の言及がみられます。

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 スマホへの接続は、Bluetoothなので、iOS系・Android系ともフォローします。

 PC・Macについても、Bluetooth経由ならばハイレゾ対応可能です。

 USB-Cポートから有線での接続もできますが、その場合に、ハイレゾに対応できるかは不明です。

 ヘッドホン出力は、3.5mmのステレオミニジャックと、2.5mmと4.4mmのバランスとなります。小さめな製品ですが、240mW@32Ωは出力できるので、問題ありません。

 そのほか、本機は、通話用マイクを内蔵し、スマホ利用時の「会話」に利用できます。着信応答も、本体のダイヤルでできるので、場合によっては便利でしょう。

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 以上、SHANLING UP5の紹介でした。

 Bluetoothの音質強化が主眼の製品です。ただ、さほど重さを増やさずに、高ビットレートに対応するUSB-DACとしての性質を併せ持った点で「進化」しました。

 似たような構成の機種はFiiO にもありますが、新DAC採用の面白さを含めて、今選ぶならば、こちらも良いかと思います。

2-2・iBassoのヘッドホンアンプの比較

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 つづいて、中国のiBasso Audioの製品です。

 スマホ向けの小型のヘッドホンアンプでは、日本でもわりと人気がある機種を、近年だしています。


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 【2021年12月発売】

 18・iBasso Audio DC05 【グリーン】
 19・iBasso Audio DC05 【ブラック】
  ¥8,800 Amazon.co.jp (9/8執筆時)

サンプリング周波数: 384kHz/32bit
バッテリー:USB給電
Bluetooth:
コーデック:
入力端子:USB-C
出力端子:3.5mm
出力〈32Ω):93mW
ノイズフロア:1.55μV  
サイズ:105mm(長さ)
重さ:9g
対応:iPhone Windows Mac Android

  DC03 は、iBasso Audioが販売するポータブルアンプです。

 同社は中国の音響メーカーですが、日本ではMUSINという輸入商社が代理店です。

 2020年販売のDC04の後継機で、「第5世代」になります。

 後述するように、今回はDAC構成を替えてきました。

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 重さは、9gです。

 わずかですが従来機よりさらに軽くなりました。

 「最軽量」であることが本機の売りの1つですので、この部分を突き詰めたのでしょう。

 バッテリーは、本機の場合USB給電です。

 バッテリーを内蔵しない分小型化できますが、スマホの電池は減ります。

 また、バッテリー内蔵型よりも、音源の通信安定性は下がります。

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 DACは、米国のESSのES9219Cです。

 低消費電力で、MQAのデコードに対応するなど、現代的な仕様なので、先ほどみたFiiO など、採用例が増えています。

 ただ、この重さで採用した点に意義があるかと思います。

 DC04まではシーラス・ロジック(Cirrus Logic)のCS43131でした。(その前はAK4490EQ)小型化を突き詰めるために載せ替えたようです。

 本機は、バランスではないですが、ES9219Cを2枚積んだデュアルDACです。

 重さとパワーが限られる安めのポタアンでは良い仕組みで、これにより、出力レベルが高まるほか、分解能が高まり、解像感が相当向上します。

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 音圧は、3.5mmのステレオ端子からつなげた場合、93mW@32Ωです。

 特殊なヘッドホンでない限り、問題ありません。

 なお、音量調整については、iBasso UACというアプリが用意されていて、最小音量のハードウェアレベルでの調整が可能です。

 ヘッドホンによっては、スマホの音量ボタンだとうまくいかない場合もたまにあるので、良い仕様です。

 ノイズフロアは、1.55μV です。

 冒頭書いたように、基本的に、大きな製品に較べると、仕組み上、超小型製品はノイズはのりやすいです。

 ただ、本機は1.55μV未満です。DACの変更などで多少旧機種より落ちたのですが、数字としては引き続き良いと言え、このブランドが重要視する部分と言えます。

 音質は、超小型機では、この部分がもっとも重要と言えるため、性能の期待値は高いです。

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 サンプリング周波数は、 384kHz/32bitまで対応しています。

 小型ですが、妥協はないです。 

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 Bluetooth接続は、非対応です。

 スマホへの接続は、USB-Cケーブルが利用できるAndroidならば、そのまま利用可能です。

 一方、iOS系の場合は、先ほど紹介したカメラアダプタをかませる方法ならば使えますが、基本的にそれ向きには設計していないでしょう。

 PCについては、付属のUSB-C to USB-A変換コネクタを利用しても接続できます。

 ヘッドホン出力は、3.5mmのステレオミニジャックとなります。

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 以上、iBasso AudioDC05の紹介でした。

 超小型にもかかわらず、デュアルDACという面白みがあります。

 Android系のスマホ・タブレットの「良音化計画」用として面白い製品です。

 わりとノイズがのりにくい部分で「受けた」製品の最新機ですし、その用途では、選んで良い格安機の1つでしょう。

 ただ、iOS系には向きませんし、PCで併用するなどなら、もう少し大きくノイズが音質に影響を与えない製品もありますし、そちらが良いでしょう。

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 【2022年発売】

 20・iBasso Audio DC06
  ¥15,948 Amazon.co.jp (9/8執筆時)

サンプリング周波数: 384kHz/32bit
バッテリー:USB給電
Bluetooth:
コーデック:
入力端子:USB-C
出力端子:3.5mm+4.4mmバランス
出力〈32Ω):80mW (204mW)
ノイズフロア:  
サイズ:50×23mm(長さ)
重さ:23g
対応:iPhone Windows Mac Android

 なお、iBasso Audioについては、4.4mmバランス端子を装備するDC06という製品を出しています。

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 本機も、DACは、米国のESSのES9219Cのデュアルなので、基本的に、DC5を4.4mmバランスに対応させた、アップデート機、上級機といえそうです。

 一方、他社でもみられますが、4.4mm対応機にする場合、ノイズフロアのデータが公開されなくなる場合が多く、本機もそうです(低ノイズフロアという記載のみ)。

 出力レベルも、従来の電力 (mW)表記から、実効値 (Vrms)表記に換えています。

 計算できるので戻すと、32Ωで80mW (バランス時204mW)で、従来機に及びません。

 最大出力レベルを表記します。32Ωで1200mW(バランス時320mW)となりますが、この部分は数字としてあまり意味がないでしょう。

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 結論的にいえば、数字をしっかり出さない機種は信頼性の部分で心配なので、実際聴けないことが多い、この手の製品では問題と言えます。

 これは他社もですが、既存モデルの4.4mm対応化は、小型機の場合で、特段バランス対応が不要という方については、多少気をつける部分がありそうです。

2-3・Astell&Kernのポタアンの比較

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 続いて、韓国のAstell&Kern製品です。

 ポータブルオーディオ全盛期からある企業で、「アイリバー」ブランドで日本での販売歴も長い企業です。


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 【2022年発売】

 21・Astell&Kern AK HC2 IRV-AK-HC2
  ¥27,253 Amazon.co.jp (9/8執筆時)

サンプリング周波数: 384kHz/32bit
バッテリー:USB給電
Bluetooth:
コーデック:
入力端子:USB-C /Lightning
出力端子:4.4mmバランス
音圧(32Ω):
ノイズフロア:
サイズ:23×60×.12mm
重さ:29g
対応:iPhone Windows Mac Android

  IRV-AK-HC2 は、韓国のAstell&Kern(アイリバー)が発売する製品です。

 少し高いので、小型機のプレミアム版といった感じの製品です。

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 重さは、29gです。

 より軽い機種もありますが、本機は、言うまでもなく「問題ないレベル」です。

 バッテリーは、本機の場合、USB給電です。

 したがって、スマホの電池は減りやすいと言えます。

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 DACは、米国のシーラス・ロジック(Cirrus Logic)のCS43198です。

 他社も採用例がありますが、中音域に定評があるアンプ統合型DACです。

 やはり、デュアルDACにしています。

 やや消費電力が多いDACではあるので、スマホのバッテリーは減りやすいかもしれません。

 音圧は、情報非開示です。

 無負荷での実効値として「4Vrms(無負荷)=320mWの出力レベルです。

 32Ω時は分かりませんが、少なく見積もっても160mWあたりはあるでしょう。

 「ハイインピーダンスヘッドホンでもドライブすることが可能る」との記載はありますし、実際はおそらく問題ありません。

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 ノイズフロアは、情報がありません

 ただ、ノイズ対策という意味では、直結のUSBケーブル(6cm)の部分のケーブルを4芯それぞれノイズ対策が施されており、工夫があります。

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 サンプリング周波数は、 384kHz/32bitまで対応しています。

 DSDは最大256MHzまで対応ですが、MQAのフルデコードはできません。

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 Bluetooth接続は、非対応です。

 スマホへの接続は、USB-Cケーブルが利用できるAndroidならば、そのまま利用可能です。

 iOS系については、Type-C to Lightning変換アダプターを用意して、それで対応させる方式です。

 ただ、やはり、基本的にAndroid向けで、専用のボリュームコントロールアプリ(AK HC)も、iOSについてはありません。

 ヘッドホン出力は、3.5mmのステレオミニジャックと、4.4mmのバランスです。

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 以上、Astell&KernIRV-AK-HC2の紹介でした。

 ポタアンは、老舗のオーディオメーカーが「ほぼ撤退」ですが、わりと古くから知られるAstell&Kernが売るという「安心感」はあります。

 ただ、最近はデュアルDACも珍しくなくなってきましたし、スペック表記もわかりにくい部分があるので、その部分では選びにくいと言えます。

 とくに、iOSにはあまり向かないので、注意してください。

 なお、USBケーブル(6cm)は、取り外しできない仕様です。太めのケーブルで断線対策はしているから安心感はありますが、無理に曲げて使わない方がよさそうです。

2-4・ラディウスのポタアンの比較

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 続いて、日本のradius製品です。

 米国起源の会社で、元はApple系のアクセサリーに強い会社というイメージでした。

 その後、日本法人は独立し、スマホ向けの音楽機器などニッチな音楽製品も展開するようになっています。


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 【2021年】

 22・radius Ne RK-DA60CK
  ¥7,370 Amazon.co.jp (9/8執筆時)

 【2020年】

 23・radius Ne RK-DA50CK
  ¥5,940 Amazon.co.jp (9/8執筆時)

サンプリング周波数: 384kHz/32bit
バッテリー:USB給電
Bluetooth:
コーデック:
入力端子:USB-C
出力端子:3.5mm
出力〈16Ω):66.8mW
ノイズフロア:
サイズ:105mm(長さ)
重さ:6g
対応:iPhone Windows Mac Android

 RK-DA60CKは、ラディウスの販売するポータブルアンプです。

 開発拠点は中国のようですが、日本オーディオ協会に加盟しています。

 この分野は競争者が少ないとはいえ、本機はVGP2022の部門賞をとっています。

  202111041836.jpg 

 重さは、6gです。

 見た目通りの超軽量機です。

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 DACは、米国のConexant CX31993です。旧コネクサント系のDACです。

 本機もデュアルDACです。このDACは、日本では採用例がないので、結構面白そうです。

 なお、旧製品はDACがQualcomm Aqstic DACで、196kHz/24bitとなります。

 音圧は、16Ωでの数字ですが、66.8mWです。

 値段・形状からしてもイヤホン用でしょうし、問題ありません。

 ノイズフロアは、数値は非公開です。

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 サンプリング周波数は、DACとして、 384kHz/32bitまで対応しています。

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 Bluetooth接続は、非対応です。

 スマホへの接続は、USB-Cケーブルが利用できるAndroidならば、そのまま利用可能です。基本的には、Androidスマホの周辺機器としての設計です。

 ヘッドホン出力は、3.5mmのステレオミニジャックとなります。

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 なお、ラディウスは、ハイレゾ対応のNePLAYERというアプリを出しています。

 本機をつなげた場合に限り、通常アプリ内課金(610円)となるハイレゾ再生機能が無料で利用できます。

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 以上、radius Ne RK-DA60CKの紹介でした。

 原型機の輸入でなく日本の法人がだしている唯一のポタアンとして貴重です。DACも面白そうなので、チャンスがあれば、Atlasも聴いてみたいと思っています。

2-5・Hidizsのポタアンの比較

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 つづいて、中国のHidizs製品です。

 日本では、静岡のIIDAPIANOが輸入しているようです。


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 【2021年】

 24・Hidizs DH80S
  ¥18,820 楽天市場 (9/8執筆時)

 25・Hidizs DH80
  ¥18,720 楽天市場 (9/8執筆時)

サンプリング周波数: 384kHz/32bit
バッテリー:8時間
Bluetooth:
コーデック:
入力端子:USB-C
出力端子:3.5mm + バランス (4.4mm)   
音圧:125mW(210mW)
ノイズフロア:
重さ: 76g
サイズ:幅50×高さ70×奥行12mm
対応:iPhone Windows Mac Android
※ DH80Sのスペック

 Hidizs DH80S は、中国の东莞市凯泰科技(Hidizs)の製造する製品です。

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 本体色は、黒以外に、複数の選択肢があります。

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 2種類ありますが、DH80は、USB-C端子が突き出る形の製品です。

 基本的に、同社のAP80 / AP80 Proをシームレスにつなげるためですが、スマホなどでもさされば使って良いという指示です。

 一般的には、DH80Sで良いかと思います。こちらは、写真は2台分離型に見えますが、1台です。

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 本体の重さは、76gです。

 わりと軽量で、持ち運びもOKでしょう。

 バッテリーは、シングルエンドで普通につなげた場合、最大で8時間です。

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 DACは、ESS9281C PROです。

 明示がないのですが、型番的に米国のESSのものでしょう。

  ESS ES9281C PROとの表記もありました。いずれにしても、同社の製品以外(ほぼ)見つからないDACです。

 オペアンプは、香港のRicoreが販売するRT6863Cをデュアルで搭載です。

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 サンプリング周波数は、 384kHz/32bitまで対応しています。

 冒頭書いたような区分では「第2世代」です。

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 本機も、ハイレゾを超圧縮してストリーミング再生に適応できるMQA方式に対応します。

 音圧は、一般的な3.5mmステレオ端子でシングルエンド出力する場合は125mWで、バランス出力で210mWです。

 パワーは十分でしょう。

 ノイズフロアは、情報がないです。

 Bluetooth接続は、非対応です。

 スマホへの接続は、したがってUSBケーブルを用います。

 iOSもAndroidもサポートです。

 Type-Cケーブルは付属するのでAndroid系はつなげやすいでしょう。

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 A・アップル カメラアダプタ MD821 AM/A
  ¥3,081 Amazon.co.jp
(9/8執筆時)

 iOS系は他社機同様に、カメラアダプタなどが必要です。

 詳しくは、iFiの製品紹介でさきほど説明しました。

 パソコンは、付属のUSBケーブルだけで対応可能です。

 Macにも公式対応です。

 ヘッドホン出力は、3.5mmのステレオミニジャックほか、4.4mmのバランスに対応します。

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 以上、 Hidizs DH80Sの紹介でした。

 あまり評価がない「謎のDAC」ですが、デュアルオペアンプなど、興味深い特徴はもつ印象です。この手のは「使ってみたら良い」場合がわりとあるので、その自信が「輸入元のレンタルサービス」なのかもしれません。

 サンプリング周波数などの部分は、「第2世代」ですが、これは実用上問題もないかと思いますし、(時期的に難しいですが)機会があれば聴いてみようと思います。

ーーー

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 26・HiBy Music HiBy FD1
  ¥9,780 Amazon.co.jp (9/8執筆時)

サンプリング周波数: 384kHz/32bit
バッテリー:USB給電
Bluetooth:
コーデック:
入力端子:USB-C
出力端子:3.5mm + バランス (2.5mm)   
音圧:26mW(75mW)
ノイズフロア:
サイズ:61.5x61.5x9.5mm
重さ: 71.5g
対応:iPhone Windows Mac Android

 なお、他社ですが、IIDAPIANOHiBy Musicが、小型のDual DACモデルも輸入しています。

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 本機については、6cm四方で、そこそこ携帯性が良いタイプです。

 ヘッドホン出力は、3.5mmのステレオミニジャックと2.5mmのバランスに対応します。

 DACは、統合型のES9118デュアルDACで、ポタアンと言うよりスマホのSocとして使われることが多いものです。

 アンプにした場合の実力は、やや未知数と言えます。

2-6・Chordのポタアンの比較

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 つづいて、イギリスのCHORD製品です。


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 【2021年】

 27・Chord Electronics Mojo 2 CHO-MOJO2
  ¥117,652 Amazon.co.jp (9/8執筆時)

サンプリング周波数: 768kHz/32bit
バッテリー:約8時間
Bluetooth:
コーデック:
入力端子:USB-C 光 同軸 M-USB
出力端子:3.5mm ×2
出力〈30Ω):600mW(4.2Vrms)
ノイズフロア:   
サイズ:幅83×高さ62×奥行22.9mm
重さ:185g
対応:iPhone Windows Mac Android

 MOJO 2(モジョ)は、英国の音響メーカーのChord Electronicが発売する、小型のポータブルアンプです。

 2015年の発売で、最も最初に768kHz/32bit対応を表明した機種です。サンプリング周波数の広さから、オーディオフリーク中心に人気が出ました。

 2021年に久しぶりに出た新機種が本機となります。

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 重さは、180gです。

高性能なポータブルヘッドホンアンプとしては軽量です。

 バッテリーも、8時間と十分な水準です。

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 DACは、引き続きXilinxArtix7 FPGAを採用しています。

 かなり早い段階で、高いサンプリング周波数に対応したチップです。

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 この部分は基本的に旧機と同じですが、新機種は、DSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)を新開発のロスレスDSP(UHD DSP)にして解析力を高めた点がポイントです。

 それを活かして、周波数帯域ごとに18段階の調整を可能にしたほか、4段階のクロスフィード機能を新設して、(自然に)立体的な音響を再現できるようにしました。

 方向性として、最近流行している音質に対応した形ですが、良い進化でしょう。 

 オペアンプは、型番は非公開です。

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 サンプリング周波数は、768kHz/32bitです。

 以前はこの部分が「売り」でしたが、最近は他社も追いついています。

 そのため、先述のようにDSPに手を付けたと言えるかもしれません。

 USB-C入力・同軸端子のほか光入力端子があります。光端子の場合は、192kHz / 24bitが最大です。

 なお、MQAのデコードは対応しません。DSDは512

 音圧は、600mWです。

 マックスもシングルエンドで、4.2Vrmsですので、強力です。

 ノイズフロアは、数値は非公開です。

 ただ、言うまでもなく、ここは問題ありません。

 音質は、音の分解性・立体感は定評があります。

 また、新世代のデジタル信号処理技術で最近注目される FPGAを最大限活かした設計で、音のスピード感、ノイズ処理、分解性などを高める工夫がなされます。

 また、外観は「玩具」っぽいですが、飛行機グレードのアルミニウムを採用しています。

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 A・アップル カメラアダプタ MD821 AM/A
  ¥3,081 Amazon.co.jp
(9/8執筆時)

 B・変換名人 USB3.0接続ケーブル
   ¥547 Amazon.co.jp
(9/8執筆時)

 Bluetooth接続は、非対応です。

 スマホへの接続は、この機種も、iFi Audioと同じです。

 iPhone系端末の場合、付属ケーブルとカメラアダプターで接続します。

 Android系は、市販のUSB OTGケーブルでつなげられます。

 ヘッドホン出力は、3.5mmのステレオミニジャックのみ対応です。

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 以上、MOJO 2の紹介でした。

 ポータブルアンプとしては「ハイエンド級」ですので、値段も相応です。

 どちらかといえば、「よい音を聴く」というより「音をいじって遊ぶ」方向けですが、その部分で高度です。技術的にも独自の路線を行っており、面白いポタアンです。


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 【2017年】

 28・Chord Electronics Hugo 2 Black
 29・Chord Electronics Hugo 2 Silver
  ¥209,800〜 Amazon.co.jp (9/8執筆時)

サンプリング周波数: 768kHz/32bit
バッテリー:7時間
Bluetooth:対応
コーデック:Apt-X
入力端子:USB-C 光 同軸 M-USB
出力端子:3.5mm ×2
出力〈33Ω):740mW
ノイズフロア:   
サイズ:130x100x22mm
重さ:450g
対応:iPhone Windows Mac Android

 Hugo 2 は、英国の音響メーカーのCHORDが発売する超高性能なポータブルアンプです。

 前モデルのHugoの後継機種として2017年に発売されたものです。

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 DACは、MOJOと同じく、XilinxArtix7 FPGAを採用します。

 オペアンプは、型番は非公開です。

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 サンプリング周波数は、Mojoと同じです。

 USBと同軸に対応する点、光デジタル入力の場合のボトルネックも同様です。

 音圧は、740mWです。

 ノイズフロアは、数値は非公開です。

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 音質は、パーツを含めて性能はこちらが圧倒します。

 面白いのは4種のデジタルフィルターです。

 MOJOは、アンプ独自の「味付け(スムースさ)」をしますが、同機は、リファレンス用に4種類のフィルター調整が選択可能です。

 また、同社のFPGA技術を活かしながら、プロ用機材と言えるハイエンドのDAVEでも使われるWTA ( Watts Transient Aligned ) フィルターを採用します。D/N比の向上やノイズ処理について、価格相応に高度化しています。

 一方、発売時期の関係で、先述のDSP部分の工夫は導入されていません

 スマホへの接続は、対応します。

 ただ、iPhoneの場合、基本的には下位機種と同じ接続方法を盗ってください。

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 Bluetoothにも対応します。

 ただし、CD音質のaptXのみなので、ハイレゾには対応できません。

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  ヘッドホン出力は、3.5mmのステレオミニジャックが1系統のほか、6.3mmのヘッドホンジャック、RCA出力に対応します。

 バランスは対応しません。

 そのほか、リモートコントローラーが付属です。

---

 以上、Hugo 2 の紹介でした。

 微少な音まで再現する解像度の高さは、音自体を楽しみたい方には試す価値があると言えます。

 ただ、MOJOのバージョンアップがあったので、本機もそろそろ新機種に更新されるような気はします。

2-7・ikko Audioポタアンの比較

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 続いて、中国のikko Audioの製品です。

 アイコーオーディオと読みます。日本ではIC-CONNECTという福岡の会社が代理店です。


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 【2021年発売】

 【DOCK SET Lightning】

 30・ikko Audio Music Patch ITM05
  ¥23,000 Amazon.co.jp (9/8執筆時)

 【DOCK SET Type-C】

 31・ikko Audio Music Patch ITM05
  ¥22,295 Amazon.co.jp (9/8執筆時)

 【DOCK なし Lightning】

 32・ikko Audio Music Patch ITM05
  ¥20,210 楽天市場 (9/8執筆時)

 【DOCK なし Type-C】

 33・ikko Audio Music Patch ITM05
  ¥20,210 楽天市場 (9/8執筆時)

サンプリング周波数: 384kHz/32bit
バッテリー:USB給電
Bluetooth:
コーデック:
入力端子:USB-C
出力端子:3.5mm + バランス (2.5mm)   
出力〈32Ω):
ノイズフロア:
サイズ:
重さ:30g
対応:iPhone Windows Mac Android

  ITM05 は、中国のikko Audioが販売するポータブルアンプです。

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 本機は、マイク付きのドックが付属するモデルと、そうでないものがあります。

 付属の場合、供給電力量の関係で、音質が向上するとのことです。PCなどの接続用です。

 出力用にUSBポート(USB-CとUSB-A)があるので、簡易的なUSBハブとしても利用できます。

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 重さは、30gです。 

 サイズ情報はないですが、写真からして問題にならないと思います。

 端子部分に引っかけて、装着して利用できる仕様です。

 バッテリーは、本機は、スマホなどからの電源供給で動きます。

 ただ、サイズ感からすると結構パワフルな製品なので、バッテリーの減りは問題になる可能性はあります。

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 DACは、米国のシーラス・ロジック( Cirrus Logic)のCS43198です。

 最近のものですが、中音域の充実度があり、わりと人気もあるDACです。

 本機についても、デュアル構成です。一方、他社の1万円台に搭載される、同社のCS43131よりも消費電力が多いです。

 ただ、ポタアンに採用した場合のバッテリーの保ちは、やや不明瞭なので、その部分を心配する方は、チェックが必要でしょう。

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 サンプリング周波数は、 384kHz/32bitです。

 問題ありません。DSDは256MHzまで対応します。

 MQAのデコードには非対応です。

 音圧は、情報がないです。

 ただ、推奨インピーダンスが16〜600Ωですし、問題はないでしょう。

 ノイズフロアも、数値は非公開です。

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 Bluetooth接続は、非対応です。

 スマホへの接続は、購入時に、AndroidなどむけのUSB-Cモデルか、iOS向けのライトニングかの仕様を選ぶ方式です。

 Lightningは、AppleのMFI認証を取得した正規のものです。


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 ヘッドホン出力は、3.5mmのステレオミニジャック2.5mmのバランスとなります。

 なお、ドックにはマイクが搭載になるほか、

---

 以上、ikko Audio Music Patch ITM05 の紹介でした。

 先述のように、音質面のスペックほか、バッテリー部分が少しわかりにくい製品です。

 ただ、面倒な変換ケーブルが不要でiPhoneにつなげられる仕様なので、(Bluetoothではなく)有線接続したい場合は、iOSユーザーにとっては選択できる機種の1つでしょう。


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 【2021年発売】

 【Lightningモデル】

 34・ikko Audio zerda ITM01
  ¥8,500 Amazon.co.jp (9/8執筆時)

 【DOCK SET Type-C】

 35・ikko Audio zerda ITM01
  ¥8,500 Amazon.co.jp (9/8執筆時) 

サンプリング周波数: 384kHz/32bit
バッテリー:USB給電
Bluetooth:
コーデック:
入力端子:USB-C
出力端子:3.5mm
出力〈32Ω):125mw
ノイズフロア:
サイズ:
重さ:30g
対応:iPhone Windows Mac Android

  zerda ITM01も、中国のikko Audioが販売するポータブルアンプです。

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 重さは、現状で情報がないです。

 ただ、重いことはないでしょう。

 バッテリーは、本機は、スマホなどからの電源供給で動くタイプです。

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 DACは、米国のESSにオーダーしたカスタムチップ(ES9298PRO)です。

 細かいスペックは非開示ですが、低ノイズでハイパワーという触れ込みです。

 なお、先ほどの機種と違って、DACはシングルです。

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 サンプリング周波数は、 384kHz/32bitです。

 問題ありません。DSDは128MHzまで対応します。

 MQAのデコードには非対応です。

 音圧は、3.5mmステレオ端子でシングルエンド出力する場合で、125mwです。

 問題はないでしょう。

 ノイズフロアは、数値は非公開です。

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 音質については、一点面白い部分がみられます。

 映画・音楽・ゲームでそれぞれプリセットがあり、ふさわしい音に変えられる部分です。

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 Bluetooth接続は、非対応です。

 スマホへの接続は、本機も、購入時に、AndroidなどむけのUSB-Cモデルか、iOS向けのライトニングかの仕様を選ぶ方式です。

 Lightningは、AppleのMFI認証を取得した正規のものです。

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 一方、それぞれに、もう一本、PC用のロングケーブルが付属していて交換できます。

 マグネットプラグで着脱が簡単ですが、この構造では、ノイズ抑制にも効果を発揮するとのことです。

 ヘッドホン出力は、3.5mmのステレオミニジャックとなります。

---

 以上、zerda ITM01の紹介でした。

 ライトニングタイプは、しっかりした代理店を通す製品としては最近減っている、ライトニング端子搭載の格安機としてiPhoneユーザーにむく製品に思えます。

 USB-Cタイプは、ライバルも多いですが、プリセットがある点で、小型ゲーム機などの音質改善には向くように思えます。

2-8・RADSONEヘッドホンアンプの比較

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 続いて、韓国のRADSONEの製品です。

 イヤースタジオというシリーズを展開します。


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 【2018年発売】(執筆時在庫なし)

 36・RADSONE EarStudio ES100 MK2
  ¥13,980 Amazon.co.jp (9/8執筆時)

サンプリング周波数: 196kHz/32bit
バッテリー:14時間
Bluetooth:対応
コーデック:aptX-HD LDAC ほか
入力端子:USB-A
出力端子:3.5mm + バランス (2.5mm)
出力〈32Ω):
ノイズフロア:
サイズ:25×50×.12mm
重さ:20g
対応:iPhone Windows Mac Android

 EarStudio ES100 MK2 は、韓国のRADSONEの製品です。

 軽量機ですが、Bluetooth搭載型のポタアンです。

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 重さは、20gです。

 DACは、旭化成エレクトロニクスAK4375aです。

 1世代前あたりのポタアンに多く採用されていました。

 他社にもみられたデュアルDAC構成です。

 バッテリーは、シングルエンドでSBCの接続で、最大14時間です。

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 サンプリング周波数は、196kHz/32bitです。

 現行水準とはいえますが、MQAのレンダリングには対応しません。

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 音圧は、比較できる正確な数字がないです。

 ES100 MK2(Mark2)になってVp-p単位での数字が少し低くなってはいますが、おそらくこの点については、問題ないかと思います。 

 ノイズフロアは、情報が非公開です。

 音質は、小型機でコーデック的な限界はありますが、評判は良い機種です。

 一方、SONYのDSEE HX技術のように、AACをはじめとする16bit音源を、24bit級に再計算する独自技術の表明もあります。

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 スマホへの接続は、基本的にはBluetooth接続となります。

 PCほかには、USBでもつながりますが、16bitまでのようです。

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 Bluetoothは、LDACApt-X HDを含めて対応です。

 Bluetoothのバージョンも5.0ですし、この部分は問題ないです。

 iOS用【EarStudio 】と、Android用【EarStudio 】に同名のアプリが用意されており、EQなどの設定が可能です。

 ヘッドホン出力は、3.5mmのステレオミニジャックと、2.5mmmのバランスとなります。

---

 以上、EarStudio ES100 MK2 の紹介でした。

 Bluetooth搭載の他社機と比べると、発売時期の関係もあり、搭載DACがやや古めには思います。ただ、スマホアプリの出来の良さ部分を含め、依然、評価は高いので、Bluetoothタイプのポタアンとして候補にできるでしょう。

次回につづく
ポータブルヘッドフォンアンプのおすすめは、結論的にこれ!

 というわけで、今回は、ポータブルヘッドフォンアンプ2回目記事でした。

 しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。

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1・ポータブルアンプの比較 (1)
 1-1:FiiO〈中国〉
 1-2:iFI Audio〈台湾〉
2・ポータブルアンプの比較 (2)
 2-1:Shanling〈中国〉
 2-2:iBasso Audio〈中国〉
 2-3:Astell&Kern 〈韓国〉
 2-4:Radius〈日本〉
 2-5:Hidizs〈中国〉
 2-6:CHORD〈イギリス〉
 2-7:ikko Audio〈中国〉
 2-8:RADSONE〈韓国〉
3・ポータブルアンプの比較 (3)
 =最終的なおすすめの提案【結論】

軽量性    ★★★★★
音質の良さ  ★★★★★
対応音源の幅 ★★★★★
スマホ利便性 ★★★★★
バッテリー  ★★★★★
総合評価   ★★★★★

 次回の3回目記事こちら)は「結論編」です。 

 いつものように、ここまで紹介した全機種から、目的別・価格別Atlasのオススメ機種を提案しておきます。

 引き続き、よろしくお願いします。

 結論編は→こちら

posted by Atlas at 10:43 | オーディオ製品

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