Top 無線LANルーター 比較2024’【解説】メッシュWi-Fi 67機の性能とおすすめ・選び方:メッシュルーター(4-2)

2024年01月19日

比較2024’【解説】メッシュWi-Fi 67機の性能とおすすめ・選び方:メッシュルーター(4-2)

1回目記事からの続きです→こちら

2-1・ネットギアのメッシュWi-Fi

 202107271048.jpg

 2回目記事のトップバッターは、アメリカのネットギアの製品です。

 日本では法人に強いイメージですが、メッシュ製品はかなり力を入れています。

 同社も「自社独自のメッシュ」が多いです。ただ、ネット配信向けに、格安機で業界共通仕様の「EasyMesh」もみられます。

1・メッシュWi-Fiの比較 (1)
 1-1:選び方の基本の説明【導入】
 1-2: バッファロー 〈日本〉
 1-3:NEC〈日本〉
 1-4:Google〈米国〉
2・メッシュWi-Fiの比較 (2)
 2-1:ネットギア〈米国〉
 2-2:TP-LINK〈中国〉
3・メッシュWi-Fiの比較 (3)
 3-1:アイオーデータ〈日本〉
 3-2:エレコム〈日本〉  
 3-3:ASUS〈台湾〉
 3-4:LINKSIS〈米国〉
 3-5:他の企業
4・おすすめのWi-Fiルーター
 
=最終的なおすすめの提案 【結論】

 今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた選び方の基本に沿って説明していきます。

---

 なお、以下の本文では、Atlasのおすすめポイントは赤系の文字色で、イマイチだと思う部分は青字で書いていきます。


  202003132114.jpg

 【2020年発売】(後継機あり)

 【NETGEAR Orbi WiFi 6】

 【親機+サテライト1台】

 26・NETGEAR RBK852-100JPS
  ¥49,900 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

 【親機+サテライト2台】

 27・NETGEAR RBK853-100JPS
  ¥72,968 楽天市場 (1/19執筆時)

 【サテライト1台】(執筆時在庫なし)

 28・NETGEAR RBS850-100JPS
  ¥32,780 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

メッシュ:自社方式
Wi-Fi規格:Wi-Fi6 (11ax)
2.4GHz帯速度:1147Mbps
5.0GHz帯速度:2402Mbps×2
有線LAN:1000BASE-T ×4
WAN:2.5Gbps〈WAN専用〉
最大増設台数:4台
登録可能端末:推奨46台
互換性:Orbi WiFi6 シリーズ
USB:
IPv6:
WPA3:対応   

  Orbi WiFi 6E 9 シリーズは、ネットギアが販売するメッシュWi-Fiの最上位機です。

 202307271341.jpg

 本体サイズは、幅190.5×奥行83.7×高さ279.4mmです。

 ある種「オブジェ」と言いうる存在感がある点が注意です。

 メッシュシステムは、本機も自社方式です。

 

 自社のシステム(Orbi WiFi6 シリーズ)以外の製品は同時に利用できません。

 特に、ネットギア製品の場合は、昔の「Wi-Fi5シリーズ」と連携は不可という点に注意してください。

 202111251410.jpg

 理論値上の通信速度は、Wi-Fi6なので、同じアンテナ数でも速度がWi-Fi5の場合と異なります。

 2.4GHz帯は、共用アンテナ4本で、最大1147Mbps(約144メガバイト/秒)です。

 5.0GHz帯 (1)も、共用アンテナ4本で、最大2402Mbpsです。

 他社機にもあったように2.4GHz帯との共用です。

 5.0GHz帯 (2)は、専用アンテナ4本で、最大2402Mbpsです。

 本機は、バッファローの上位機と同じで、5.0GHz帯が2系統あるトライバンド機です。

 その上で、Wi-Fi6(11ax)対応なので、同じアンテナ4本でも、Wi-Fi5(11ac)より速度が稼げています。

 値段が相当高い機種ですが、通信速度自体は、一般機を大きくを上回ります。

 中継装置(サテライト)も、同じ構成のトライバンドです。

 通信について言えば、5.0GHz帯(2)が、バックホール用でメイン経路親機-中継機-他の中継機)の通信にだけ使われます。

 「専用アンテナ4本」なので、安定性も期待できるでしょう。

 2.4GHz帯・5.0GHz帯(2)は、主に端末との通信に使われます。

 こちらは共用で4本のアンテナをシェアします。ただ、ネットギアの場合、メイン経路を単独で分けているので、バッファロー機で今回指摘したような問題は、生じないでしょう。

 なお、アンテナは、2.4GHzと5.0GHz(1)は、共用4本(ハイゲインアンテナ)で、5.0GHz (2)は、専用2本(スマートアンテナ)という構成です。

 中継装置経由でも、理論上の最高速度は、最大2400bps前後であり、性能は良いです。

 202401191148.jpg

 なお、先述のようにWi-Fi6 (11ax)なので、対応する機器に対してのみ、最大1200bps前後です。

 202401191141.jpg

 少し古いPC周辺機器メーカーやスマホの場合、Wi-Fi5 (11ac)でつながります。

 ただ、Wi-Fi6の普及は確実に進んでいるため、先行投資の意味は大きいです。

 なお、Wi-Fi6 (11ax)について詳しくは、(メッシュではない)【Wi-Fi6ルーターの比較記事】の冒頭で記しています。

 202003132123.jpg

 インターネット速度は、理論上、2500Mbps(312メガバイト/秒)までだせます。

 なぜなら、WAN側(インターネット側)に、2.5Gbpsポートを搭載するからです。

 通常のWAN端子(1000BASE-T)のボトルネックとなる1000Mbps(=125MB/秒)を飛び越えられます。

 そのため、NURO 10GやAU光10Gなど「10Gbps回線」を引き込んでいる方については、本機の能力を活かせるでしょう。

 もちろん、サテライトを経由せず、親機とつながった場合の話です。

 無線の安定性は、ビームフォーミング対応です。

 加えて、アンテナごと複数の端末に同時通信できるMU-MIMOと、帯域ごと同時通信するOFDMAも装備します。

 この2つは、Wi-Fi6の共通仕様です。MU-MIMOWi-Fi5でもありますが、送信時にも対応する点でより高度と言えます。

 バッファローほど多機能ではないですが、水準としては十分でしょう。

 201901061058.jpg

 簡単設定機能は、こちらも、業界標準規格のWPS対応です。

 スマホ用のセットアップアプリも利用可能で、設定は容易です。

 201901061045.jpg

 有線LANポートは、1つの端末ごとに2つのギガビットイーサネットポートが付属です。親機は3ポートです。

 201901061100.jpg

 そのほか、細かい部分では【Amazon Ehco端末の比較記事】で紹介したAmazonの音声端末に対応します。ただ、現在日本については「準備中」です。

 IPv6については、同社は、公式発表として未対応となります。

 上級者以外には関係ないですが。

 消費電力は、一方、かなりネットワーク部分で「頑張っている」ので、親機で45Wです。

 企業向けだと問題にならないでしょうが、注意点です。

 セキュリティは、最新のWPA3に対応です。

---

 以上、ネットギアのOrbi の紹介でした。

 値段は高価ですが、Wi-Fi6対応で理論上の速度が速い点で、将来性はあります。

 中継装置もトライバンド仕様ということで、バッファローより性能はよさそうです。

 通信安定性に寄与する技術は「そこそこ」ですが、速度面の基本スペックが高いので、(将来性を含めて)業務用には割と向くでしょう。

 ただし、本機は、最大増設台数3台で、登録可能端末は46台となります。

 値段の割には少なめですが、カバー範囲的に、個人敷設の場合、これ以上必要な方というのは限られるでしょう。2台で、350平方メートルをカバーします。

ーーー

 202304152032.jpg

 【2023年発売】

 【親機1台+サテライト1台】

 29・ NETGEAR Orbi WiFi 6 RBK762S-100JPS
  ¥51,600 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

 【親機1台+サテライト2台】

 29・NETGEAR Orbi WiFi 6 RBK763S-100JPS
  ¥80,606 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

 【サテライト】

 29・NETGEAR Orbi WiFi 6 ‎RBS760-100JPS
  ¥35,152 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

メッシュ:自社方式
Wi-Fi規格:Wi-Fi6 (11ax)
2.4GHz帯速度:574Mbps
5.0GHz帯速度:2402Mbps×2
有線LAN:1000BASE-T ×4
WAN:1000BASE-T
最大増設台数:3台
登録可能端末:推奨76台
互換性:Orbi WiFi6 シリーズ
USB:
IPv6:
WPA3:対応   

 一方、下位版としてNETGEAR Orbi WiFi 6 Mini も発売されました。

 760シリーズと呼ばれます。

 こちらも、Wi-Fi6(11ax)に対応するトライバンド仕様の製品です。  

 202304151521.jpg

 理論値上の通信速度は、トライバンド仕様ですが、上位機よりはスピードは落ちます。

 2.4GHz帯は、アンテナ2本で、574Mbpsです。

 上位機の半分の速度です。

 5GHz帯 (1)と、アンテナ2本で、2401Mbpsです。

 ワイドバンド(160MHz)対応なので、2本でもこの速度が出ます。

 むろん、スマホ・PC側との通信は機器側のワイドバンド対応が必要ですが、最近は対応機も増えていますし、問題ないです。

 5GHz帯 (2)も、アンテナ2本で、2401Mbpsです。

 インターネット速度は、上位機との違いです。

 WAN側が、普通の1000BASE-Tですので、高速の光回線に非対応になります。

 CPUは、上位機よりも弱い2コア(1GHz)です。

 ただWANがギガビットですし、ここは問題ないです。

 その分、30Wとやや節電ですし。

 推奨接続台数も、76台と、上位機より増えます。

---

 結論的にいえば、ネットギアだけで考える場合、WAN速度がこれで賄えるならば、このグレードを選んでも良いかと思います。

 もちろん、同時接続時の回線安定性などは、上位機と価格差に相当するがあるので、予算があれば、そちらが良いかと思います。

ーーー

 202009301501.jpg

 【2020年発売】

 【NETGEAR Orbi WiFi6 Mini】

 【親機+サテライト1台】

 30・NETGEAR RBK752-100JPS
  ¥35,250 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

 【親機+サテライト2台】

 30・NETGEAR RBK753-100JPS
  ¥78,000 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

 【サテライト1台】

 30・NETGEAR RBS750-100JPS
  ¥31,102 楽天市場 (1/19執筆時)

メッシュ:自社方式
Wi-Fi規格:Wi-Fi6 (11ax)
2.4GHz帯速度:574Mbps
5.0GHz帯速度:2402+1201Mbps
有線LAN:1000BASE-T ×4
WAN:1000BASE-T
最大増設台数:3台
登録可能端末:推奨40台
互換性:Orbi WiFi6 シリーズ
USB:
IPv6:
WPA3:対応   

 一方、760シリーズと同じグレードの旧機種となる750シリーズが若干数残ります。

 202111251410.jpg

 アンテナ構成は、新機種と異なります。

 2.4GHz帯は、アンテナ2本で、574Mbpsです。

 5GHz帯 (1)は、アンテナ2本で、1201Mbpsです。

 5GHz帯 (2)は、アンテナ4本で、2401Mbpsです。

 5GHz帯は、2つともワイドバンド(160MHz)は対応しない仕様だったため、このような数字になります。

 バックホール側が(速度が同じながら)アンテナ4本なので、なんとなく「旧機種の方が良い」ように思わなくもないです。ただ、値段差もないですし、スマホ・PCのワイドバンド対応も最近は増えているため、素直に新機種で良いでしょう。

ーーーー

 202111251515.jpg

 【2021年発売】

 31・ Orbi Pro WiFi6 SXR80-100JPS
  ¥56,233 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

メッシュ:自社方式
Wi-Fi規格:Wi-Fi6 (11ax)
2.4GHz帯速度:1147Mbps
5.0GHz帯速度:2402Mbps×2
有線LAN:1000BASE-T ×4
WAN:2.5Gbps〈LAN兼用〉
最大増設台数:3台
登録可能端末:推奨60台
互換性:Orbi Pro
USB:
IPv6:
WPA3:対応    

 なお、ネットギアは Orbi Pro 800シリーズという別のシリーズもだします。

 こちらは、LAN側のリンクアグリゲーションもできる機種です。

 しかし、本機にに限っては完全に法人向けであり、下位のサテライトと組み合わせできません。値段面を含めて、業者さんに設置して貰うような企業用だと思います


  202307271312.jpg  

 【2023年発売】(加筆予定)

 【NETGEAR Orbi 9 RBKE962】

 【親機1台】

 32・NETGEAR Orbi WiFi 6E RBRE960-100JPS
  ¥121,212 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

 【親機2台】

 33・NETGEAR Orbi WiFi 6E RBRE962-100JPS
  ¥198,176 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

 【親機3台】

 34・NETGEAR Orbi WiFi 6E RBRE963-100JPS
  ¥247,609 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

 【サテライト1台】

 35・NETGEAR Orbi WiFi 6E RBRE960-100JPS
  ¥121,212 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

メッシュ:自社方式
Wi-Fi規格:Wi-Fi6E(11ax)
2.4GHz帯速度:1147Mbps
5.0GHz帯速度:2402Mbps×2
6.0GHz帯速度:4804Mbps
有線LAN:1000BASE-T ×4
WAN:10Gbps〈WAN専用〉
最大増設台数:3台
登録可能端末:最大200台
互換性:Orbi WiFi6 Eシリーズ
USB:
IPv6:対応
WPA3:対応   

  NETGEAR Orbi WiFi 6 は、ネットギアが販売するメッシュWi-Fiの最新上位機です。

 850シリーズと呼ばれます。

 202006221417.jpg

 本体サイズは、幅191×奥行71×高さ71mmです。

 本体は薄いですが、幅はすこしあります。

 メッシュシステムは、自社方式です。

 ここまで見てきたOrbi WiFi6 シリーズとは互換性があります。

 ただ、昔の「Wi-Fi5シリーズ」と連携は不可という点に注意してください。

 202210061828.jpg

 理論値上の通信速度は、最大4804Mbpsです。

 本機は、最新のWi-Fi6Eなので、6GHz帯をフォローするほか、クアッドバンド(4バンド)です。大きな本体になっている理由で、アンテナは全部で12本(16ストリーム)もあります。

 2.4GHz帯は、専用アンテナが4本で、最大1147Mbpsです。

 5.0GHz帯(1)は、共用アンテナ4本で、最大2402Mbpsです。

 5.0GHz帯(2)は、共用アンテナ4本で、最大2402Mbpsです。

 6.0GHz帯は、専用アンテナ4本(+WB)で、最大4804Mbpsです。

 共用・専用アンテナの区分は、若干自信がないです。

 202307271354.jpg

 たいへんややこしげな構成です。

 整理すれば、親機とサテライトの通信(バックホール)は、5.0GHz帯(2)が担います。

 端末との通信(フロントホール)は、5.0GHz帯(1)と 6.0GHz帯です。

 2.4GHz帯は、両方に使われる仕様です。

 つまり、既に見たバッファロー機の使用と同じで、最も高速な6.0GHz帯は、端末との通信のみに使われます。

 この部分で言えば、(スマホ・PCも最新機ではWi-Fi 6Eに対応してきたとはいえ)現状だと、即効薬と言うより将来的な投資の側面が強いと言えます。

 202307271357.jpg

 ネットギア A8000-100PAS
  ¥16,364 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

  同社からは、Wi-Fi6E対応のUSB子機が出ていますので、Win11については対応できます。

 速度的には、さすがにアンテナ2本分(1201Mbps)までですが、冒頭書いたように、6GHz帯は「空いている」ので、実効速度ベースでの速度向上効果はあるでしょう。

 なお、Macは最近サードパーティのUSBドライバを受け付けなくなったので、非対応です。

 中継装置(サテライト)は、現状で別売だけです。

 セットは「親機2台」です。

 速度構成は、ただ、親機と同じであり、ネット接続要のWANポートがないだけで、同じです。増設の場合は、サテライトでOKです。

 最高速という部分では、先述のように、バックホールは5GHz帯を使うので、理論上でも、親機から直でない場合、2402Mbpsまでとなります。

 インターネット速度は、WANが10Gbps(1250メガバイト/秒)です。

 さすがに、業務用クラスです。

 無線の安定性は、下位機種と同じです。

 問題ないです。

 簡単設定機能は、こちらも、業界標準規格のWPS対応です。

 スマホ用のセットアップアプリも利用可能で、設定は容易です。

 202307271412.jpg

 有線LANポートは、1つの端末ごと、2.5Gポートが1つ、ギガビットが3つです。

 この部分も豪華です。

 IPv6については、海外企業ですが、本機は「対応」です。

 消費電力は、現状で情報がないです。

 わかったら書きますが、本体サイズからしてもそう低くはないでしょう。

 そこを気にして導入する機種でもないでしょうが。

 セキュリティは、最新のWPA3に対応です。

---

 以上、ネットギアのNETGEAR Orbi WiFi 6の紹介でした。

 スペック的には完全に超ハイスペックの「プロ用」と言ったところです。

 主には法人用ですが、IPv6に対応する部分を含めて、何かしら個人でも速度が必要とされる場合はあるかもしれません。

2-2・TP-LINKのメッシュWi-Fi

 202107261638.jpg

 つづいて、中国のTP-LINKです。

 Wi-Fiルーターでは世界的シェアのある企業で、日本進出からわりと時間も経ちました。


 201901061120.jpg

 【2018年発売】

 【2台セット】

 36・TP-Link AC2200 Deco M9 Plus
  ¥28,000 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

 【1台】

 37・TP-Link AC2200 Deco M9 Plus
  ¥(17,900) Amazon.co.jp (1/19執筆時)

メッシュ:自社方式
Wi-Fi規格:Wi-Fi5(11ac)
2.4GHz帯速度:400Mbps
5.0GHz帯速度:866Mbps×2
有線LAN:1000BASE-T ×2
WAN:1000BASE-T  
最大増設台数: 10台
登録可能端末:100台以上
互換性:Decoシリーズ
USB:(保守用)
IPv6: 対応
WPA3:

 Deco M9 Plusは、TP-Linkが販売するメッシュネットワーク用Wi-Fi端末です。

  201901061121.jpg

 本体サイズは、幅144×高さ46×奥行144mmです。

 超小型です。

 201901061118.jpg

 メッシュシステムは、自社方式です。

 同社のDecoシリーズのみとリンク可能です。

 一方、仕組みは、割とユニークです。

 この機種の場合、ホームハブ機能があるため、Bluetoothについてもメッシュします。

 そのため、制御にBluetoothを利用する機器についても、遠隔操作が対応になるという点で面白いです。

 202111251411.jpg

 理論値上の通信速度は、Wi-Fi5ですが、本機はトライバンド(3バンド)で、小型機としてはそこそこ良いです。 

 2.4GHz帯は、アンテナ2本で、最大400Mbps(約50メガバイト/秒)です。

 繰り返しますが、256QAMの関係で端末との通信時は、表通り300Mbpsです。

 5.0GHz帯 (1)は、アンテナ2本で、最大866Mbps(約110メガバイト/秒)です。

 5.0GHz帯 (2)は、アンテナ2本で、最大866Mbpsです。

 なお、アンテナが共用か専用かは未記載ですが、おそらく、2.4GHz帯5.0GHz帯 (1)は共用で、5.0GHz帯 (2)が、専用になる良くある構成ではないかと思います。

 この部分で問題は感じません。

 中継装置は、親機と仕組み上の区分けのない方式です。

 したがって、5GHz帯が2回線あるトライバンドです。

 中継装置経由でも、理論上の最高速度は、最大866bps(約110メガバイト/秒)はいくでしょう。

 また、トライバンドだと、5GHzの一帯域をメイン経路専用に使えるため、安定性も担保されます。

 無線の安定性は、こちらもビームフォーミングとMUーMIMOに対応です。

 その上で、通信に優先順位を付けられるQOSにも対応です。

 201901061125.jpg

 簡単設定機能は、WPS対応です。スマホアプリも用意されます。

 スマホ用のセットアップアプリも利用可能です。

 有線LANポートは、1つの端末ごとに2つのギガビットイーサネットポートが付属です。

---

 以上、Deco M9 Plusの紹介でした。

 中継装置もトライバンド仕様で、バンドステアリングとビームフォーミングとMUーMIMOに対応します。

 10台までの設定が可能ということで使い勝手も良さそうです。性能面の総合力は高いと言えます。

 ただ、グローバル仕様であり、説明書をみても、どちらかと言えば、ある程度ネットワークの知識がある方に向く「上級機」と言えるでしょう。


 202107271720.jpg

 【2022年12月発売】

 【2台セット】

 40・TP-Link Deco X95 (2-pack)
  ¥42,155 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

 【1台】

 40・TP-Link Deco X95 (1-pack)
  ¥24,727 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

2.4GHz帯速度:574Mbps
5.0GHz帯速度:4804+2402Mbps

 【2021年7月発売】

 【2台セット】

 40・TP-Link Deco X90 (2-pack)
  ¥32,303 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

 【1台】

 40・TP-Link Deco X90 (1-pack)
  ¥23,980 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

2.4GHz帯速度:574Mbps
5.0GHz帯速度:4804+1201Mbps

メッシュ:自社方式
Wi-Fi規格:Wi-Fi6 (11ax)
有線LAN:1000BASE-T×1 2.5G×1
WAN:2.5Gbps〈LAN兼用〉
最大増設台数:10台
登録可能端末:200台以上
互換性:Decoシリーズ
USB:
IPv6: 一部対応
WPA3: 対応

 AX7800 Deco X95 は、TP-Linkが販売するメッシュWi-Fiの上位機です。

 1世代前のDeco X90も残ります。こちらは、5GHz帯の2個目の回線はワイドバンド(HE160)に対応しない関係で速度が1201Mbpsです。

 値段差もないですし、新機種で良いでしょう。あとは同じなので、同時に見ていきます。

 202107271725.jpg

 本体サイズは、幅130×高さ210×奥行123mmです。

 結構存在感がありますが、配線の目隠しまで考えられたインテリア性はかなり、高く評価できます。

 201901061118.jpg

 メッシュシステムは、自社方式です。

 やはり、Decoシリーズのみとリンク可能です。

 なお、こちらは、Bluetoothのリピーター機能はないです。

 202210071407.jpg

 理論値上の通信速度は、変則構成ながら、トライバンドです。また、メッシュ専用設計の製品としては、速度面の能力はかなり良いです。

 2.4GHz帯は、共用アンテナ2本で、最大574Mbps(約96メガバイト/秒)です。

 5.0GHz帯(1)も、共用アンテナ2本です。

 その上で、ワイドバンド(WB)対応なので、最大2401Mbps(約150メガバイト/秒)という計算です。

 5.0GHz帯(2)は、専用アンテナ4本で、最大4804Mbps(約600メガバイト/秒)です。WB(ワイドバンド)対応ですので、この速度です。

 202210071416.jpg

 中継装置(メッシュ中継機)は、親機と同じユニットを使います。

 こちらの場合、5.0GHz帯(1)が、メイン経路(親機-中継機-他の中継機)だけを担当します。

 アンテナは、親機と同じ構成なので、メイン経路に「専用アンテナ4本」です。

 メイン経路を、安定性のある「専用回線」でつなげるため、基幹回線の安定性の部分では、安心感が非常にあります。

 速度は、先述の要因5.0GHz帯(1)メイン経路を担当するならば、最大1201Mbpsですが、回線状況によって、おそらく、ほかの帯域も通信に使われると思います。

 おそらく、(理論上)4804Mbps同士の受け渡しは可能でしょう。

 202210071909.jpg

 インターネット速度は、理論上、2500Mbps(312メガバイト/秒)までだせます。

 WAN側(インターネット側)に2.5Gbpsポートがあるためです。

 なお、2.5Gbpsポートは、中継機側でLAN端子にも設定できるため、中継機から先を有線接続にしても、スピードは活かせます。

 無線の安定性は、基本となるビームフォーミング・MUーMIMO・OFDMA対応です。

 その上で、通信の優先順位を設定できるQOSに対応します。

 ゲーミング用ではないものの、ゲームなどに優先的に振り分ける用途を想定しているでしょう。 

 CPUは1.5Ghzの4コアです。

 簡単設定機能は、こちらも、業界標準規格のWPS対応です。

 スマホ用のセットアップアプリも利用可能です。

 202107271744.jpg

 有線LANポートは、一方、1つの端末ごとにLAN端子(1000BASE-T)は1つです。

 先述のように、ケーブルでごちゃごちゃさせないような、美観重視なのだと思います。

 ただ、サテライトとして利用する場合は、2.5Gbpsポートが空き、それをLANにできるので問題なく、実際良い仕様だと思います。

 消費電力は、30Wです。

 性能の良い製品として、わりと抑えています。

 セキュリティは、最新のWPA3に対応です。

---

 以上、TP-LinkのDeco X90の紹介でした。

 特定のPCなどに、超高速な回線速度を確保したい場合、一番良いメッシュです。

 QOSで優先的に割り当てられる上で、2.5Gbpsポートを、親機ではWAN・子機ではLANとして使えば、自宅のどこに置いても、Wi-Fiでは高速が得やすそうです。

 消費電力もビックリするほどは高くないため、 大きめのご自宅用のメッシュとして、性能が期待できそうです。

ーーー

 202006221523.jpg

 【2020年11月発売】【Wi-Fi6】

 【1台セット】

 41・TP-Link Deco X60 (1-pack)
  ¥15,239 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

 【2台セット】

 41・TP-Link Deco X60 (2-pack)
  ¥26,498 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

 【3台セット】

 41・TP-Link Deco X60 (3-pack)
  ¥44,398 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

2.4GHz帯速度:574Mbps
5.0GHz帯速度:2402Mbps

 【2020年11月発売】【Wi-Fi6】

 【1台セット】

 42・TP-Link Deco X50/A (1-pack)
  ¥12,800 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

 【2台セット】

 42・TP-Link Deco X50 (2-pack)
  ¥22,800 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

 【3台セット】

 42・TP-Link Deco X50 (3-pack)
  ¥33,800 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

2.4GHz帯速度:574Mbps
5.0GHz帯速度:2402Mbps

 【2020年7月発売】【Wi-Fi6】

 【1台セット】

 43・TP-Link Deco X20 (1-pack)
  ¥11,800 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

 【2台セット】

 43・TP-Link Deco X20 (2-pack)
  ¥16,418 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

 【3台セット】

 43・TP-Link Deco X20 (3-pack)
  ¥27,709 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

2.4GHz帯速度:574Mbps
5.0GHz帯速度:1201Mbps

メッシュ:自社方式
Wi-Fi規格:Wi-Fi6 (11ax)
有線LAN:1000BASE-T ×2
WAN:1000BASE-T   
最大増設台数:
登録可能端末:
互換性:Decoシリーズ
USB:
IPv6: 一部対応
WPA3: 対応

 なお、中国のTP-LINKは、DECOのWi-Fi6のメッシュの下位機種も出します。

 Decoシリーズ同士ならば、同じネットワークを構築可能です。

 202202171825.jpg

 通信速度は、 Deco X60Deco X50は同じですが、構成が違います。

 Deco X50は、アンテナ2本+WB(160MHz HE160)という構成です。

 Deco X60は、アンテナ4本なので、複数端末が同時にネットを使う場合の安定性の部分ではでそうです。

 とくに、Wi-Fi6での通信速度なので、対応しないWi-Fi5端末の場合、アンテナ2本のDeco X50は、だいぶ速度が落ちるでしょう。

 通信安定性は、MUーMIMO・OFDMA・ビームフォーミング・QOSに対応します。

 そのため、付加機能の部分は、上位機との組み合わせでも変わらないです。

---

 結論的にいえば、Deco X60ならば、上位機の「買い足し用」として、「中継機の先」に付けても良いかと思います。

 ただ、5GHz帯が2系統あるトライバンド機ではないので、相当広い空間の場合は、上位機と同じユニットが良いかもしれません。

ーー

 202307271603.jpg

 【PoE対応1台セット】

 44・TP-Link Deco X50-PoE (1パック)
  ¥15,800 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

 【PoE対応2台セット】

 44・TP-Link Deco X50-PoE (2パック)
  ¥28,372 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

2.4GHz帯速度:574Mbps
5.0GHz帯速度:2402Mbps

メッシュ:自社方式
Wi-Fi規格:Wi-Fi6 (11ax)
有線LAN:1000BASE-T 2.5Gbps
WAN:1000BASE-T(兼用)   
最大増設台数:
登録可能端末:
互換性:Decoシリーズ
USB:
IPv6: 一部対応
WPA3: 対応

 一方、Deco X50については、 PoE(Power over Ethernet)対応モデルが出ました。

 202307271607.jpg

 2ポートあるうち、WAN/LAN兼用の1000BASE-Tの方が、接続先への30W電源供給(IEEE802.3at PoE)に対応します。

 だいぶ前に制定された規格ですが、メッシュルーターでは初めて見ました。

ーーー

  202311071750.jpg

 【1台セット】【SIMフリー対応】

 45・TP-Link Deco X50-5G (1-pack)
  ¥35,818 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

2.4GHz帯速度:574Mbps
5.0GHz帯速度:2402Mbps

メッシュ:自社方式
Wi-Fi規格:Wi-Fi6 (11ax)
有線LAN:1000BASE-T ×2 +2.5G
WAN:2.5G(LAN共用)
最大増設台数:
登録可能端末:
互換性:Decoシリーズ
USB:
IPv6: 一部対応
WPA3: 対応

 一方、Deco X50-5Gは、上に書いたようにSIMフリー対応です。

 202311071752.jpg

 正確にはnanoSIMですが、各キャリアのSIMを挿入すれば、4G/5Gでの通信が可能です。

 一見すると、Wi-Fiルーターに一般的には不要に思えますが、契約プロバイダとの通信不良時の「サブ回線」とできるのは、割と便利なような気はしました。

 202311071754.jpg

 本機は、LAN/WAN兼用ですが、2.5Gの高速ポートを装備します。(SIMの)5Gも高速ですし、この部分でも面白い構成に思えます。

 なお、SIM用のアンテナポートがありますが、日本では法規上、現在だと利用不可です。個人的に、5Gと4Gの境のような場所で仕事をしているので、ここは残念です。


 202307271506.jpg

 【2023年発売】

 【2台セット】

 45・TP-Link Deco XE200 (2パック)
  ¥76,000 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

 【1台】

 45・TP-Link Deco XE200 (1パック)
  ¥43,981 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

メッシュ:自社方式
Wi-Fi規格:Wi-Fi6E(11ax)
2.4GHz帯速度:1147Mbps
5.0GHz帯速度:4804Mbps
6.0GHz帯速度:4804Mbps
有線LAN:1000BASE-T ×4
WAN:10Gbps〈WAN専用〉
最大増設台数:10台
登録可能端末:最大200台
互換性:Decoシリーズ
USB:
IPv6:対応
WPA3:対応   

 Deco XE200は、TP-Linkが販売するメッシュWi-Fiの上位機です。

 他社にもありましたが、2022年登場のWi-Fi6Eに対応するハイエンドです。

 202307271514.jpg

 本体サイズは、幅130×高さ241×奥行123.5mmです。

 下位機種よりすこし背が高いです。

 存在感がありますが、やはりインテリア性があるので、邪魔には感じにくいでしょう。

 メッシュシステムは、自社方式です。

 やはり、Decoシリーズのみとリンク可能です。

 202210061828.jpg

 理論値上の通信速度は、総計16本のアンテナで、4804Mbpsです。

 6GHz帯は、ワイドバンド対応の4本の専用アンテナです。

 速度は、上表のとおり4804Mbps(約601メガバイト/秒)です。

 5GHz帯は、8本の専用アンテナです。

 速度は同じく4804Mbpsです。

 すでに他社機で何度か説明しましたが、4本で済むところを8本にして、通信安定度を高めています。

 2.4GHz帯も、4本の専用アンテナを搭載します。

 202210061713.jpg

 なお、6.0GHz帯の利点はバッファロー機のところでかなり詳しく説明しました。簡単に繰り返せば、使えるチャンネル数が多いことや、飛行機や気象レーダーとの干渉がない部分で、通信安定性が高まります。

 iPhone14ほか、すでに対応端末は出てきていますし、遅い端末(IOT家電など)は入ってこれないので、(理論値ではなく)実測値ベースで通信速度が期待できる帯域です。

 202307271525.jpg

 メッシュ中継機(サテライト)は、親機と同じユニットを使います。

 本機はデフォルト設定だと6GHz帯がバックホール(=機器間の通信専用)に使われます。

 NECと同じです。先述のように、スマホ・PC側の対応状況をふまえるとこの構成が現状では良いと思います。

 理論上、サテライト経由でも、最大4804Mbpsまでは通ります。

 インターネット速度は、理論上、10Gbps(1250メガバイト/秒)までだせます。

 WAN側(インターネット側)に10Gbpsポートがあるためです。

 202307271545.jpg

 無線の安定性は、基本となるビームフォーミング・MUーMIMO・OFDMA対応です。

 その上で、通信の優先順位を設定できるQOSに対応します。

 CPUは、米国のクアルコムの2.2GHzの4コアとかなり強いです。

 その上で、Wi-Fi 6Eを利用できる端末との通信の場合、先ほど説明したような事情で、さらに安定度は高くなると言えます。

 簡単設定機能は、こちらも、業界標準規格のWPS対応です。

 スマホ用のセットアップアプリも利用可能です。

 202307271535.jpg

 有線LANポートは、1000BASE-Tが2つと、WAN/LAN兼用の10GBが1つです。

 中継機として利用する場合は、LANとして自動判別されます。

 消費電力は、最大45Wです。

 この性能ならばこれほどでしょう。

 セキュリティは、最新のWPA3に対応です。

---

 以上、TP-LinkのDeco XE200の紹介でした。

 各社ともWi-Fi6Eに対応する最上位機が出そろってきました。

 本機の場合、仕様面では、NECの最上位機に割と似ている上で、5GHzにおけるアンテナ数が多い部分で、通信安定度の部分は仕様はより良いと言えます。

 値段差もありますし、NECには(オートチャネルセレクトなど)NECの独自性があるので、どちらが上とは言いがたいです。

 ただ、利用するCPUがパワフルな部分で、本機は法人利用には特に向くように思います。


 202301071552.jpg

 【2022年12月発売】

 【2台セット】Deco XE75/A

 46・TP-Link Deco XE75 (2パック)
  ¥31,182 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

 【1台】

 46・TP-Link Deco XE75 (1パック)
  ¥15,515 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

メッシュ:自社方式
Wi-Fi規格:Wi-Fi 6E(11ax)
2.4GHz帯速度:574Mbps
5.0GHz帯速度:2402Mbps
6.0GHz帯速度:2402Mbps
有線LAN:1000BASE-T×3
WAN:1000BASE-T
最大増設台数:10台
登録可能端末:200台以上
互換性:Decoシリーズ
USB:
IPv6: 一部対応
WPA3: 対応

 Deco XE75 も、TP-Linkが販売するメッシュWi-Fiです。

 こちらも、Wi-Fi 6Eに対応する部分で最新機ですが、通信仕様などの部分で、「値ごろ感」をだした下位機と言えます。

 202301071559.jpg

 本体サイズは、幅105×奥行105×t高さ169mmです。

 上方面に背が高いとは言え、設置性はそこそこ良いです。

 201901061118.jpg

 メッシュシステムは、本機も自社方式です。

 同社のDecoシリーズならばリンクできます。

 202210061828.jpg

 理論値上の通信速度は、わりとクセがあります。

 2.4GHz帯は、共用アンテナが2本で、最大574Mbps(約72メガバイト/秒)です。

 電波が遠くまで飛ぶ周波数帯ですが、速度はやや遅いです。

 5.0GHz帯は、共用アンテナ2本です。

 2.4GHz帯と共用となります。

 こちらは、ワイドバンド(WB)対応になので、2本でも最大2401Mbpsで(約300メガバイト/秒)になります。

 6.0GHz帯は、単独の専用アンテナ2本(+WB)です。

 速度は、5GHz帯と同じで最大2401Mbpsです。

 速度面では、先行して発売していたバッファロー機のWi-Fi 6Eのメッシュと同等で、差はないです。

 202301071612.jpg

 中継装置(メッシュ中継機)は、セット販売モデルは親機と同じユニットです。

 6GHz帯をバックホールで使うのは先ほどと同じです。

 インターネット速度は、注意点かもしれません。

 本機は、WANが1000BASE-Tですので、高速回線を契約していても速度的なボトルネックが生じます。1000Mbps(125メガバイト/秒)が理論上の限界です。

 無線の安定性は、基本となるビームフォーミング・MUーMIMO・OFDMA対応です。

 上位機同様にQOSにも対応します。

 簡単設定機能は、こちらも、業界標準規格のWPS対応です。

 有線LANポートは、1つの端末ごとにLAN端子(1000BASE-T)が3つです。

 消費電力は、スペックがでておらず、不明です。

 セキュリティは、最新のWPA3に対応です。

---

 以上、TP-LinkのDeco XE75 の紹介でした。

 Wi-Fi 6Eに対応するメッシュを「マスト」として選ぶならば、スペック面では期待できる製品かと思います。

 トライバンド機でバックホールを6GHz帯でつなぐので、現状の普及状況でも活かせる部分もあります。ただ、WAN・LAN部分の仕様は旧来水準でバランスはかならずしも良くないため、ニーズとしては、ニッチかもしれません。


 202307271506.jpg

 【2023年発売】BE22000

 【2台セット】Deco BE85 2-pack

 47・TP-Link Deco BE85(2パック)
  ¥97,891 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

 【1台】

 47・TP-Link Deco BE85(1パック)
  ¥62,000 Amazon.co.jp (1/19執筆時)

メッシュ:自社方式
Wi-Fi規格:Wi-Fi7(11be/ax)
2.4GHz帯速度:1376Mbps
5.0GHz帯速度:5760Mbps
6.0GHz帯速度:5760Mbps
有線LAN:10Gbp×2 + 2.5GHz×2
WAN:10Gbps 〈LAN共用〉
最大増設台数:10台
登録可能端末:最大200台
互換性:Decoシリーズ
USB:USB3.0×1
IPv6:対応
WPA3:対応   

 TP-Link Deco BE85は、TP-Linkが販売するメッシュWi-Fiの最上位機です。

 本機は、他社に先駆けて、次世代のWi-Fi7に対応した製品です。理論上は最大46Gbpsまで対応できる、本格的な次世代規格です。

 202311071809.jpg

 本体サイズは、幅128×高さ236×奥行128.0mmです。

 小さくはないです。

 ただ、同社の上級機と比べて、思ったほどは大きくないという印象です。

 存在感がありますが、やはりインテリア性があるので、邪魔には感じにくいでしょう。

 202304151758.jpg

 理論値上の通信速度は、総計8本(12ストリーム)のアンテナで、最大5760Mbpsです。

 6GHz帯5GHz帯は、それぞれワイドバンド対応の2本の専用アンテナです。

 速度は、上表のとおり5760Mbps(約720メガバイト/秒)です。

 2.4GHz帯も、4本の』アンテナを利用し1376Mbpsです。

 速度的に「業務用」ですが、意外と(遠くまで飛ぶ)2.4GHz帯が充実するのと、(空いている)6GHzが使える部分で、家庭用としても欲しいと感じる方は、少数いるかもしれません。

 202311071816.jpg

 メッシュ中継機(サテライト)は、親機と同じユニットを使います。

 バックホール(=機器間の通信)は、全帯域を柔軟に利用する方式です。

 どの帯域もこの規格だと速いですし、値段通りの「ハイエンド」です。

 理論上、サテライト経由でも、最大45760Mbpsまで通ります。

 インターネット速度は、理論上、10Gbps(1250メガバイト/秒)までだせます。

 WAN側(インターネット側)に10Gbpsポートが利用できるためです。

 202311071821.jpg

 有線LANポートは、10Gpbsが2系統(1つはRJ45/SFP+対応)と、2.5Gpsポートが2系統です。

 1ポートはWANと共用(自動判定)になりますが、どのポートも速く、この部分も「ハイエンド」です。

 特に、10Gbpsポートは、バックホール用にも使えるので、壁が厚かったり、相当離れた場所に設置するならば、柔軟性があり、相当良い選択肢に思えます。

 USBポートも付属です。

 無線の安定性は、ビームフォーミング・MUーMIMO・OFDMA対応です。

 通信の優先順位を設定できるQOSに対応します。

 CPUは、クロックなどは非開示ですが、4コアのCPUをダブルで搭載するようです。

 簡単設定機能は、こちらも、業界標準規格のWPS対応です。

 消費電力は、最大41.8Wです。

 少なくないですが、納得感はあります。

 セキュリティは、最新のWPA3に対応です。

---

 以上、TP-LinkのTP-Link Deco BE85の紹介でした。

 Wi-Fi7は、まだ「未来の規格」という感じで、今の段階だと、法人用には思います。

 ただ、途中でも書きましたが、バックホール間の通信に利用できるならば「話は別」であり、現状で、家庭用(のハイエンド)として、導入の意味はあるように思います。

 例えば、壁が厚いなど、とてつもなく、電波の悪い状況の部屋に十分な電波を届けたい場合などです。とはいえ、値段も値段なので、主には、法人用でしょう。

 その範疇でも、よほどの速度(安定性)が必要な方に向くといえます。

次回に続く
メッシュWi-Fiのおすすめは結論的にこれ!

 というわけで、今回は、各社のメッシュWi-Fiの比較の2回目記事でした。

 しかし、記事はまだまだ「続き」ます。

 201901051711.jpg

3・メッシュWi-Fiの比較 (3)
 3-1:アイオーデータ〈日本〉
 3-2:エレコム〈日本〉  
 3-3:ASUS〈台湾〉
 3-4:LINKSIS〈米国〉
 3-5:他の企業
4・おすすめのWi-Fiルーター
 
=最終的なおすすめの提案 【結論】

 次回の3回目記事こちら)では、今回紹介できなかったASUSなどの製品を紹介します。

対応人数   世帯向き
速度(ネット)★★★★★
速度(宅内) ★★★★★
無線の安定性 ★★★★★
設定の容易さ ★★★★★
総合評価   ★★★★★

 その上で、最終回となる「結論編」(こちら)で、このブログで紹介した全機種から、価格別・目的別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。

 引き続き、よろしくお願いします!

 3回目記事は→こちら

posted by Atlas at 17:34 | 無線LANルーター

 このブログ家電批評モノマニアには「家電やモノの比較記事」が約350本あります!

 よろしければ、下部のリンク集をご覧ください。

 家電批評モノマニアは、「家電ブログランキング」に参戦中です。右のリンクから「クリックで応援」お願いします!  201302192014.jpg
          

Googleなどの検索エンジンでは

「家電批評モノマニア」「家電ジャンル」or「型番」

の単語入力で、このブログの個別記事検索ができます!





          




 今後の記事は、【Twitter アカウント】でツイートしています。お題も募集中!

monomani31.png