Top 無線LANルーター 比較2022’【解説】メッシュWi-Fi 65機の性能とおすすめ・選び方:メッシュルーター(4-2)

2022年10月06日

比較2022’【解説】メッシュWi-Fi 65機の性能とおすすめ・選び方:メッシュルーター(4-2)

【今回レビューする内容】2022年 メッシュ対応無線LANルーターの性能とおすすめ・選び方:メッシュルーター Wi-Fi システム

【比較する主な製品型番】NETGEAR RBK852-100JPS RBK853-100JPS RBS850-100JPS RBK752-100JPS RBK753-100JPS RBS750-100JPS Orbi WiFi 6 Micro RBK353-100JPS RBK352-100JPS RBS350-100JPS Nighthawk MK62-100JPS MK63-100JPS Orbi Pro WiFi6 SXR80-100JPS エレコム WMC-2HC-W WMC-C2533GST-W WMC-S1267GS2-W WMC-2LX-B WMC-X1800GST-B WMC-DLGST2-W WMC-M1267GST2-W WMC-S1267GS2-W I TP-Link Deco X90 Deco X60 Deco X50 Deco X20

今回のお題
メッシュWi-Fiシステムのおすすめ機種はどれ?

 ども!Atlasです。

 今日は、2022年10月現在、最新のメッシュWi-Fiシステムの比較の2回目記事です。

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1・メッシュWi-Fiの比較 (1)
 1-1:バッファロー 〈日本〉
 1-2:NEC〈日本〉
 1-3:Google〈米国〉
2・メッシュWi-Fiの比較 (2)
 2-1:ネットギア〈日本〉
 2-2:エレコム〈日本〉
 2-3:ASUS〈台湾〉
3・メッシュWi-Fiの比較 (3)
 3-1:アイオーデータ〈日本〉
 3-2:TP-LINK〈中国〉  
 3-3:LINKSIS〈米国〉ほか
4・おすすめのWi-Fiルーター 【結論】
 
=最終的なおすすめ機種の提案

 今回の2回目記事では、前回紹介できなかったネットギアエレコムなどのメーカーを追加で紹介していきます。

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 ただ、「メッシュWi-Fiの選び方の基本」は1回目記事の冒頭(こちら)に書きました。

 検索エンジン経由でいらしていただいた方は、そちらからお読みの方が分かりやすいかと思います。

 よろしくお願いします。

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1・高速な無線LANルーターの比較
 速度:1733~ 2402Mbps
 予算:7000円〜1.5万円
 用途:2LDK・一戸建て
2・超高速なWi-Fi 6ルーターの比較
 速度: 4804Mbps(×2)
 予算:1.5万円-6万円
 用途:大家族・ゲーマー・トレーダー
3・格安な無線LANルーターの比較
 速度:866~1300Mbps
 予算3000円〜1万円
 用途:1LDK・ワンルーム
4・多人数向けメッシュWi-Fiの比較
 速度:~ 2492Mbps×2
 予算:3万円-7万円
 用途:旅館・自営業・3F建ての家庭
5・おすすめの無線LANルーター 【結論】
 =予算別・目的別のおすすめ機種の提案

 なお、今回の記事は、このブログの無線LANルーター比較記事全体としては4番の記事の後編にあたります。

2-1・ネットギアのメッシュWi-Fi

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 初めに、アメリカのネットギアの製品です。

 日本では、法人に強いイメージですが、やはりそのニーズが多いメッシュ製品は、かなり力を入れています。

 同社も「自社独自のメッシュ」が多いです。ただ、ネット配信向けに、格安機で業界共通仕様の「EasyMesh」もみられます。

 今回は、同時に紹介します。

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 なお以下の本文では、Atlasのおすすめポイントは赤字系で、イマイチだと思う部分は青字系で書いていきます。


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 【2020年発売】

 【NETGEAR Orbi WiFi 6】

 【親機+サテライト1台】

 26・NETGEAR RBK852-100JPS
  ¥78,964 Amazon.co.jp (10/6執筆時)

 【親機+サテライト2台】

 27・NETGEAR RBK853-100JPS
  ¥115,213 楽天市場 (10/6執筆時)

 【サテライト1台】

 28・NETGEAR RBS850-100JPS
  ¥41,700 Amazon.co.jp (10/6執筆時)

メッシュ:自社方式
Wi-Fi規格:Wi-Fi6 (11ax)
2.4GHz帯速度:1147Mbps
5.0GHz帯速度:2402Mbps×2
有線LAN:1000BASE-T ×4
Wi-Fi規格:Wi-Fi 6(11ax)  
簡単設定機能 :WPS
最大増設台数:3台
登録可能端末:推奨46台
互換性:Orbi WiFi6 シリーズ
IPv6:
WPA3:対応   

  NETGEAR Orbi WiFi 6 は、ネットギアが販売するメッシュWi-Fiの最新上位機です。

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 本体サイズは、幅191×奥行71×高さ71mmです。

 本体は薄いですが、幅はすこしあります。

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 メッシュシステムは、自社方式です。

 自社のシステム(Orbi WiFi6 シリーズ)以外の製品は同時に利用できません。

 特に、ネットギア製品の場合は、昔の「Wi-Fi5シリーズ」と連携は不可という点に注意してください。

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 理論値上の通信速度は、Wi-Fi6なので、同じアンテナ数でも速度がWi-Fi5の場合と異なります。

 2.4GHz帯は、共用アンテナ4本で、最大1147Mbps(約144メガバイト/秒)です。

 5.0GHz帯 (1)も、共用アンテナ4本で、最大2402Mbpsです。

 他社機にもあったように2.4GHz帯との共用です。

 5.0GHz帯 (2)は、専用アンテナ4本で、最大2402Mbpsです。

 本機は、バッファローの上位機と同じで、5.0GHz帯が2系統あるトライバンド機です。

 その上で、Wi-Fi6(11ax)対応なので、同じアンテナ4本でも、Wi-Fi5(11ac)より速度が稼げています。

 値段が相当高い機種ですが、通信速度自体は、一般機を大きくを上回ります。

 中継装置(サテライト)も、同じ構成のトライバンドです。

 通信について言えば、5.0GHz帯(2)が、バックホール用でメイン経路親機-中継機-他の中継機)の通信にだけ使われます。

 「専用アンテナ4本」なので、安定性も期待できるでしょう。

 2.4GHz帯・5.0GHz帯(2)は、主に端末との通信にに使われます。

 こちらは共用で4本のアンテナをシェアします。ただ、ネットギアの場合、メイン経路を単独で分けているので、バッファロー機で今回指摘したような問題は、生じないでしょう。

 なお、アンテナは、2.4GHzと5.0GHz(1)は、共用4本(ハイゲインアンテナ)で、5.0GHz (2)は、専用2本(スマートアンテナ)という構成です。

 中継装置経由でも、理論上の最高速度は、最大2400bps前後であり、性能は良いです。

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 なお、先述のようにWi-Fi6 (11ax)なので、対応する機器に対してのみ、最大1200bps前後です。

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 少し古いPC周辺機器メーカーやスマホの場合、Wi-Fi5 (11ac)でつながります。

 ただ、Wi-Fi6の普及は確実に進んでいるため、先行投資の意味は大きいです。

 なお、Wi-Fi6 (11ax)について詳しくは、(メッシュではない)【Wi-Fi6ルーターの比較記事】の冒頭で記しています。

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 インターネット速度は、理論上、2500Mbps(312メガバイト/秒)までだせます。

 なぜなら、WAN側(インターネット側)に、2.5Gbpsポートを搭載するからです。

 通常のWAN端子(1000BASE-T)のボトルネックとなる1000Mbps(=125MB/秒)を飛び越えられます。

 そのため、NURO 10GやAU光10Gなど「10Gbps回線」を引き込んでいる方については、本機の能力を活かせるでしょう。

 もちろん、サテライトを経由せず、親機とつながった場合の話です。

 無線の安定性は、ビームフォーミング対応です。

 加えて、アンテナごと複数の端末に同時通信できるMU-MIMOと、帯域ごと同時通信するOFDMAも装備します。

 この2つは、Wi-Fi6の共通仕様です。MU-MIMOWi-Fi5でもありますが、送信時にも対応する点でより高度と言えます。

 バッファローほど多機能ではないですが、水準としては十分でしょう。

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 簡単設定機能は、こちらも、業界標準規格のWPS対応です。

 スマホ用のセットアップアプリも利用可能で、設定は容易です。

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 有線LANポートは、1つの端末ごとに2つのギガビットイーサネットポートが付属です。親機は3ポートです。

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 そのほか、細かい部分では【Amazon Ehco端末の比較記事】で紹介したAmazonの音声端末に対応します。ただ、現在日本については「準備中」です。

 IPv6については、同社は、公式発表として未対応となります。

 上級者以外には関係ないですが。

 消費電力は、一方、かなりネットワーク部分で「頑張っている」ので、親機で45Wです。

 企業向けだと問題にならないでしょうが、注意点です。

 セキュリティは、最新のWPA3に対応です。

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 以上、ネットギアのOrbi の紹介でした。

 値段は高価ですが、Wi-Fi6対応で理論上の速度が速い点で、将来性はあります。

 中継装置もトライバンド仕様ということで、バッファローより性能はよさそうです。

 通信安定性に寄与する技術は「そこそこ」ですが、速度面の基本スペックが高いので、(将来性を含めて)業務用には割と向くでしょう。

 ただし、本機は、最大増設台数3台で、登録可能端末は46台となります。

 値段の割には少なめですが、カバー範囲的に、個人敷設の場合、これ以上必要な方というのは限られるでしょう。2台で、350平方メートルをカバーします。

ーーー

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 【2020年9月発売】

 【NETGEAR Orbi WiFi6 Mini】

 【親機+サテライト1台】

 29・NETGEAR RBK752-100JPS
  ¥29,245 Amazon.co.jp (10/6執筆時)

 【親機+サテライト2台】

 30・NETGEAR RBK753-100JPS
  ¥68,770 Amazon.co.jp (10/6執筆時)

 【サテライト1台】

 31・NETGEAR RBS750-100JPS
  ¥31,555 Amazon.co.jp (10/6執筆時)

メッシュ:自社方式
Wi-Fi規格:Wi-Fi 6(11ax)
2.4GHz帯速度:574Mbps
5.0GHz帯速度:2402+1201Mbps
有線LAN:1000BASE-T ×4
最大増設台数:3台
登録可能端末:推奨46台
互換性:Orbi WiFi6 シリーズ
IPv6:
WPA3:対応   

 一方、下位版としてNETGEAR Orbi WiFi 6 Mini も発売されました。

 こちらも、Wi-Fi6(11ax)に対応するトライバンド仕様の製品です。  

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 理論値上の通信速度は、トライバンド仕様ですが、上位機よりはスピードは落ちます。

 2.4GHz帯は、共用アンテナ2本で、574Mbpsです。

 5GHz帯 (1)は、共用アンテナ2本で、1201Mbpsです。

 5GHz帯 (2)は、専用アンテナ4本で、2401Mbpsです。

 ワイドバンド(160MHz)は対応しない仕様ですので、この数字です。

 CPU性能が上位機より落ちますが、アンテナ差の部分が理由でしょう。

 ただ、回線速度ほか、同時接続時の接続安定性を含めて、値段相応の差はありそうです。

 消費電力は、その分、30Wと減っています。

ーーー

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 【2021年発売】

 【親機1台+サテライト2台】

 32・ Orbi WiFi 6 Micro RBK353-100JPS
  ¥27,091 Amazon.co.jp (10/6執筆時)

 【親機1台+サテライト1台】

 33・ Orbi WiFi 6 Micro RBK352-100JPS
  ¥12,536 Amazon.co.jp (10/6執筆時)

 【サテライト単品】

 34・Orbi WiFi 6 Micro RBS350-100JPS
  ¥16,445 Amazon.co.jp (10/6執筆時)

メッシュ:自社方式
Wi-Fi規格:Wi-Fi 6(11ax)
2.4GHz帯速度:574Mbps
5.0GHz帯速度:1201Mbps
有線LAN:1000BASE-T ×2
最大増設台数:3台
登録可能端末:15台 (推奨)
互換性:Orbi WiFi6 シリーズ
IPv6:
WPA3:対応   

 さらに、ネットギアは、入門機として、以上の2機も発売します。

 無線の最大速度は、5GHz帯1201Mbpsで、2.4GHz帯574Mbpsです。

 ようするに、両帯域の共用アンテナ2本という、他社にも見られたWi-Fi6のエントリー仕様です。

 あまり速度が出ないので、家庭向けの格安エントリー版となります。

 ただ、このクラスならば他社機でライバルが多いので、値段次第ではあります。

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 【2021年発売】

 35・ Orbi Pro WiFi6 SXR80-100JPS
  ¥63,686 Amazon.co.jp (10/6執筆時)

メッシュ:自社方式
Wi-Fi規格:Wi-Fi6 (11ax)
2.4GHz帯速度:1147Mbps
5.0GHz帯速度:2402Mbps×2
有線LAN:1000BASE-T ×4
Wi-Fi規格:Wi-Fi 6(11ax)  
簡単設定機能 :WPS
最大増設台数:3台
登録可能端末:推奨60台
互換性:Orbi Pro
IPv6:
WPA3:対応   

 なお、ネットギアは Orbi Proという別のシリーズもだします。

 LANについてlinkアグリゲーションができる機種ですが、これに限っては法人向けで、ほかのサテライトと組み合わせができません。

 一般的向けではない点、注意が必要です。


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 【2020年発売】

 【親機1台+サテライト1台】

 36・NETGEAR Nighthawk MK62-100JPS
  ¥16,980 Amazon.co.jp (10/6執筆時)

 【親機1台+サテライト2台】

 37・NETGEAR Nighthawk MK63-100JPS
  ¥31,000 Amazon.co.jp (10/6執筆時)

メッシュ:Easy mesh
Wi-Fi規格:Wi-Fi 6(11ax)
2.4GHz帯速度:574Mbps
5.0GHz帯速度:1201Mbps
有線LAN:1000BASE-T ×2
最大増設台数:3台
登録可能端末:
互換性:Easy mesh各機
IPv6:
WPA3:対応   

 NETGEAR Nighthawkは、アマゾンなど店舗限定で販売される、同社の格安「エントリークラス」です。

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 本体サイズは、幅120×奥行12.2×高さ6.4mmです。

 ライバルはGoogle機でしょうが、同じように小さいです。

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 メッシュシステムは、業界規格のEasy meshです。

 したがって、他社の対応機をサテライトにしたり、本機をそうしたりできます。

 繰り返しますが、Easy mesh対応機は、【高速な無線LANルーターの比較】ほかの、このブログの(メッシュWi-Fiでない)ものを紹介した3つの記事に多く紹介しています。

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 理論値上の通信速度は、上位機とは異なります。

 2.4GHz帯電波は、最大574Mbps(約72メガバイト/秒)です。

 5.0GHz帯電波は、最大1201Mbps(約150メガバイト/秒)です。

 他社も含めたWi-Fi6のエントリークラスの速度です。

 アンテナは合計4本との記載なので、おそらく各帯域で2本ずつの専用アンテナです。

 中継装置(サテライト)は、本体とは別仕様です。。

 速度は、ただ、上位機と同じで、やはりデュアルバンドです。

 中継機を介す場合、速度は最大でも600Mbps前後となるでしょう。

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 無線の安定性は、ビームフォーミング・MUーMIMO・OFDMAに対応です。

 Wi-Fi6対応機なので、同時通信時の通信安定性は、メッシュの中でも良い機種です。

 CPUも、上位機と同クラスの4コアです。

 入門機としては良スペックです。どうも、Wi-Fi6対応機は、インテルCPUと組み合わされた、汎用パーツが売られるようで、同じ構成は他社でも見られます。

 簡単設定機能は、WPS対応です。

 スマホ用のセットアップアプリも利用可能で、設定は容易です。

 有線LANポートは、1つの端末ごとに1つのギガビットイーサネットポートが付属です。親機は、これにギガビット級のWANが付くだけで同じです。

 セキュリティは、最新のWPA3に対応です。

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 以上、ネットギアNETGEAR Nighthawkの紹介でした。

  122 x 122 x 64 mmと小型なので設置性は良さそうです。

 ただ、ルーター・サテライトとも、デュアルバンド構成で、遠方の高速化の部分で限界があるのは、注意してください。

2-2・エレコムのメッシュWi-Fi

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 続いてエレコムのメッシュルーターです。

 名古屋のBUFFALOのライバルとなる、大阪のPC周辺機器メーカーです。

 エレコムは、「自社独自のメッシュ」のみの展開です。


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 【2020年発売】

 【親機+中継装置セット】

 38・ エレコム WMC-2HC-W
  ¥13,555 Amazon.co.jp (10/6執筆時)

 【親機のみ】

 39・エレコム WMC-C2533GST-W
  ¥9,509 Amazon.co.jp (10/6執筆時)

 【中継装置のみ】

 40・エレコム WMC-S1267GS2-W
  ¥6,727 Amazon.co.jp (10/6執筆時)

メッシュ:自社方式
Wi-Fi規格:Wi-Fi5(11ac)
2.4GHz帯速度:400Mbps
5.0GHz帯速度:1733Mbps
有線LAN:1000BASE-T ×2
Wi-Fi規格:Wi-Fi 5 (11ac)
簡単設定機能 :WPS
最大増設台数: 2台  
登録可能端末:46台
互換性:e-Mesh
IPv6: 対応
WPA3:

  WMC-2HC-W は、日本のエレコムが販売するメッシュWi-Fi端末です。

 e-Meshスターターキットとして売り出す製品です。

 本体サイズは、幅141×高さ160×奥行36mmです。

 小型と言って良いコンパクト型です。

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 メッシュシステムは、自社方式です。

 エレコムのe-Meshと呼ばれるメッシュ技術で、通信させていく方式です。

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 一方、エレコムのe-Mesh場合、最大増設台数が2台です。

 適切な経路判断はするのでしょうが、仕様としてはすこし微妙でしょう。 

 端末としては、最大46台まで接続可能ですが、業務用としては厳しいです。

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 理論値上の通信速度は、Wi-Fi5なので、さほど良くはないです。

 2.4GHz帯は、専用アンテナ4本で、最大400Mbps(約50メガバイト/秒)です。

 繰り返し書いてきたように、端末との通信時は(PCスマホで普及していない)256QAM技術を利用する場合の値なので、実際は表通り、300Mbpsです。

 5.0GHz帯電波は、専用アンテナ4本で、最大1733Mbps(約216メガバイト/秒)です。

 親機としてみれば、格安のWi-Fi5のデュアルバンドルーターと同じです。

 中継装置は、親機とは速度の仕様が異なります。

 こちらは、両帯域とも専用アンテナが2本と半減するので、5GHz帯の通信でも867Mbpsです。

 したがって、中継装置を回した場合の速度は、最大でも400Mbps(約50メガバイト/秒)あたりです。

 無線の安定性は、ビームフォーミングZ・MUーMIMO・バンドステアリング対応です。

 この部分は、格安のWi-Fi5機としては網羅的です。

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 さらに、DXアンテナと組んだハイパワーアンテナを搭載するため、親機単独では、さほど性能が悪いとも言えないです。

 簡単設定機能は、業界標準規格のWPSには対応です。

 有線LANポートは、4つのギガビットイーサネットポートが付属です。

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 以上、WMC-DLGST2-Wの紹介でした。

 どちらかといえば、普通のルーター技術の延長線上で、あまり独自の工夫がない機種です。

 メッシュについては、筐体を含めて、専用開発品が多いので、やや微妙でしょう。

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 【2020年発売】

 【親機+中継装置セット】

 41・エレコム WMC-2LX-B
  ¥9,950 Amazon.co.jp (10/6執筆時)

 【中継装置単体】

 41・エレコム WMC-X1800GST-B
  ¥6,270 Amazon.co.jp (10/6執筆時)

メッシュ:自社方式
Wi-Fi規格:Wi-Fi6 (11ax)
5.0GHz帯速度:1201Mbps
2.4GHz帯速度:574Mbps
有線LAN:1000BASE-T ×2
最大増設台数: 2台
登録可能端末:
互換性:e-Mesh
IPv6: 対応
WPA3:対応

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 【2019年発売】

 【親機+中継装置セット】

 42・エレコム WMC-DLGST2-W
  ¥10,100 Amazon.co.jp (10/6執筆時)

 【Amazon限定】

 【親機+中継装置2台セット】

 43・エレコム WMC-DLGST2-W
  ¥17,509 Amazon.co.jp (10/6執筆時)

 【親機のみ】

 44・エレコム WMC-M1267GST2-W
  ¥5,500 Amazon.co.jp (10/6執筆時)

 【中継装置のみ】

 45・エレコム WMC-S1267GS2-W
  ¥6,727 Amazon.co.jp (10/6執筆時)

メッシュ:自社方式
Wi-Fi規格:Wi-Fi5(11ac)
2.4GHz帯速度:400Mbps
5.0GHz帯速度:866Mbps
有線LAN:1000BASE-T ×2
最大増設台数: 2台
登録可能端末:
互換性:e-Mesh
IPv6: 対応
WPA3:  

 なお、本機には、下位機種と旧機種がそれぞれ残っています。

 こちらについては、アンテナ数が各帯域2本と少なく、本体についても、5GHzの速度が劣ります。

 価格は安いですが、上位機同様に、接続台数制限が厳しく、果たして「メッシュ」と言って良いのかは微妙な部分があります。

2-3・TP-LINKのメッシュWi-Fi

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 つづいて、中国のTP-LINKです。

 Wi-Fiルーターでは世界的シェアのある企業で、日本進出からわりと時間も経ちました。


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 【2台セット】(3台セットもあり)

 46・TP-Link AC2200 Deco M9 Plus
  ¥24,980 Amazon.co.jp (10/6執筆時)

 【1台】

 47・TP-Link AC2200 Deco M9 Plus
  ¥10,000 Amazon.co.jp (10/6執筆時)

メッシュ:自社方式
Wi-Fi規格:Wi-Fi5(11ac)
2.4GHz帯速度:400Mbps
5.0GHz帯速度:866Mbps×2
有線LAN:1000BASE-T ×2
Wi-Fi規格:Wi-Fi 5 (11ac)   
簡単設定機能 :WPS
最大増設台数: 10台
登録可能端末:100台以上
互換性:Decoシリーズ
IPv6: 対応
WPA3:

 Deco M9 Plusは、TP-Linkが販売するメッシュネットワーク用Wi-Fi端末です。

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 本体サイズは、幅144×高さ46×奥行144mmです。

 超小型です。

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 メッシュシステムは、自社方式です。

 同社のDecoシリーズのみとリンク可能です。

 一方、仕組みは、割とユニークです。

 この機種の場合、ホームハブ機能があるため、Bluetoothについてもメッシュします。

 そのため、制御にBluetoothを利用する機器についても、遠隔操作が対応になるという点で面白いです。

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 理論値上の通信速度は、Wi-Fi5ですが、本機はトライバンド(3バンド)で、小型機としてはそこそこ良いです。 

 2.4GHz帯は、アンテナ2本で、最大400Mbps(約50メガバイト/秒)です。

 繰り返しますが、256QAMの関係で端末との通信時は、表通り300Mbpsです。

 5.0GHz帯 (1)は、アンテナ2本で、最大866Mbps(約110メガバイト/秒)です。

 5.0GHz帯 (2)は、アンテナ2本で、最大866Mbpsです。

 なお、アンテナが共用か専用かは未記載ですが、おそらく、2.4GHz帯5.0GHz帯 (1)は共用で、5.0GHz帯 (2)が、専用になる良くある構成ではないかと思います。

 この部分で問題は感じません。

 中継装置は、親機と仕組み上の区分けのない方式です。

 したがって、5GHz帯が2回線あるトライバンドです。

 中継装置経由でも、理論上の最高速度は、最大866bps(約110メガバイト/秒)はいくでしょう。

 また、トライバンドだと、5GHzの一帯域をメイン経路専用に使えるため、安定性も担保されます。

 無線の安定性は、こちらもビームフォーミングとMUーMIMOに対応です。

 その上で、通信に優先順位を付けられるQOSにも対応です。

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 簡単設定機能は、WPS対応です。スマホアプリも用意されます。

 スマホ用のセットアップアプリも利用可能です。

 有線LANポートは、1つの端末ごとに2つのギガビットイーサネットポートが付属です。

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 以上、Deco M9 Plusの紹介でした。

 中継装置もトライバンド仕様で、バンドステアリングとビームフォーミングとMUーMIMOに対応します。

 10台までの設定が可能ということで使い勝手も良さそうです。性能面の総合力は高いと言えます。

 ただ、グローバル仕様であり、説明書をみても、どちらかと言えば、ある程度ネットワークの知識がある方に向く「上級機」と言えるでしょう。


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 【2021年7月発売】

 【2台セット】

 48・TP-Link Deco X90 (1-pack)
  ¥41,498 Amazon.co.jp (10/6執筆時)

 【1台】

 48・TP-Link Deco X90 (1-pack)
  ¥30,000 Amazon.co.jp (10/6執筆時)

メッシュ:自社方式
Wi-Fi規格:Wi-Fi6 (11ax)
2.4GHz帯速度:574Mbps
5.0GHz帯速度:4804+1201Mbps
有線LAN:1000BASE-T+2.5G
最大増設台数:10台
登録可能端末:200台以上
互換性:Decoシリーズ
IPv6: 一部対応
WPA3: 対応

 Deco X90 は、TP-Linkが販売するメッシュWi-Fiの上位機です。

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 本体サイズは、幅130×高さ210×奥行123mmです。

 結構存在感がありますが、配線の目隠しまで考えられたインテリア性はかなり、高く評価できます。

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 メッシュシステムは、自社方式です。

 やはり、Decoシリーズのみとリンク可能です。

 なお、こちらは、Bluetoothのリピーター機能はないです。

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 理論値上の通信速度は、変則構成ながら、トライバンドです。また、メッシュ専用設計の製品としては、速度面の能力はかなり良いです。

 2.4GHz帯は、共用アンテナ2本で、最大574Mbps(約96メガバイト/秒)です。

 5.0GHz帯(1)も、共用アンテナ2本で、最大1201Mbps(約150メガバイト/秒)です。

 5.0GHz帯(2)は、専用アンテナ4本で、最大4804Mbps(約600メガバイト/秒)です。WB(ワイドバンド)対応ですので、この速度です。

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 中継装置(メッシュ中継機)は、親機と同じユニットを使います。

 こちらの場合、5.0GHz帯(1)が、メイン経路(親機-中継機-他の中継機)だけを担当します。

 アンテナは、親機と同じ構成なので、メイン経路に「専用アンテナ4本」です。

 メイン経路を、安定性のある「専用回線」でつなげるため、基幹回線の安定性の部分では、安心感が非常にあります。

 速度は、先述の要因5.0GHz帯(1)メイン経路を担当するならば、最大1201Mbpsですが、回線状況によって、おそらく、ほかの帯域も通信に使われると思います。

 おそらく、(理論上)4804Mbps同士の受け渡しは可能でしょう。

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 インターネット速度は、理論上、2500Mbps(312メガバイト/秒)までだせます。

 WAN側(インターネット側)に2.5Gbpsポートがあるためです。

 なお、2.5Gbpsポートは、中継機側でLAN端子にも設定できるため、中継機から先を有線接続にしても、スピードは活かせます。

 無線の安定性は、基本となるビームフォーミング・MUーMIMO・OFDMA対応です。

 その上で、通信の優先順位を設定できるQOSに対応します。

 ゲーミング用ではないものの、ゲームなどに優先的に振り分ける用途を想定しているでしょう。 

 CPUは1.5Ghzの4コアです。

 簡単設定機能は、こちらも、業界標準規格のWPS対応です。

 スマホ用のセットアップアプリも利用可能です。

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 有線LANポートは、一方、1つの端末ごとにLAN端子(1000BASE-T)は1つです。

 先述のように、ケーブルでごちゃごちゃさせないような、美観重視なのだと思います。

 ただ、サテライトとして利用する場合は、2.5Gbpsポートが空き、それをLANにできるので問題なく、実際良い仕様だと思います。

 消費電力は、30Wです。

 性能の良い製品として、わりと抑えています。

 セキュリティは、最新のWPA3に対応です。

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 以上、TP-LinkのDeco X90の紹介でした。

 特定のPCなどに、超高速な回線速度を確保したい場合、一番良いメッシュです。

 QOSで優先的に割り当てられる上で、2.5Gbpsポートを、親機ではWAN・子機ではLANとして使えば、自宅のどこに置いても、Wi-Fiでは高速が得やすそうです。

 消費電力もビックリするほどは高くないため、 大きめのご自宅用のメッシュとして、性能が期待できそうです。

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 【2020年11月発売】【Wi-Fi6】

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2.4GHz帯速度:574Mbps
5.0GHz帯速度:2402Mbps

 【2020年11月発売】【Wi-Fi6】

 【1台セット】Deco X50/A

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2.4GHz帯速度:574Mbps
5.0GHz帯速度:2402Mbps

 【2020年7月発売】【Wi-Fi6】

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  ¥30,800 Amazon.co.jp (10/6執筆時)

2.4GHz帯速度:574Mbps
5.0GHz帯速度:1201Mbps

メッシュ:自社方式
Wi-Fi規格:Wi-Fi6 (11ax)
有線LAN:1000BASE-T ×2
最大増設台数:
登録可能端末:
互換性:Decoシリーズ
IPv6: 一部対応
WPA3: 対応

 なお、中国のTP-LINKは、DECOのWi-Fi6のメッシュの下位機種も出します。

 Decoシリーズ同士ならば、同じネットワークを構築可能です。

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 通信速度は、 Deco X60Deco X50は同じですが、構成が違います。

 Deco X50は、アンテナ2本+WB(160MHz HE160)という構成だからです。

 Deco X60は、アンテナ4本という構成なので、複数端末が同時にネットを使う場合の安定性の部分ではでそうです。

 とくに、Wi-Fi6での通信速度なので、対応しないWi-Fi5端末の場合、アンテナ2本のDeco X50は、だいぶ速度が落ちるでしょう。

 通信安定性は、MUーMIMO・OFDMA・ビームフォーミング・QOSに対応します。

 そのため、付加機能の部分は、上位機との組み合わせでも変わらないです。

---

 結論的にいえば、Deco X60ならば、上位機の「買い足し用」として、「中継機の先」に付けても良いかと思います。

 ただ、5GHz帯が2系統あるトライバンド機ではないので、相当広い空間の場合は、上位機と同じユニットが良いかもしれません。

次回に続く
メッシュWi-Fiのおすすめは結論的にこれ!

 というわけで、今回は、各社のメッシュWi-Fiの比較の2回目記事でした。

 しかし、記事はまだまだ「続き」ます。

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1・メッシュWi-Fiの比較 (1)
 1-1:バッファロー 〈日本〉
 1-2:NEC〈日本〉
 1-3:Google〈米国〉
2・メッシュWi-Fiの比較 (2)
 2-1:ネットギア〈日本〉
 2-2:エレコム〈日本〉
 2-3:ASUS〈台湾〉
3・メッシュWi-Fiの比較 (3)
 3-1:アイオーデータ〈日本〉
 3-2:TP-LINK〈中国〉  
 3-3:LINKSIS〈米国〉ほか
4・おすすめのWi-Fiルーター 【結論】
 
=最終的なおすすめ機種の提案

 次回の3回目記事こちら)では、今回紹介できなかったASUSなどの製品を紹介します。

対応人数   世帯向き
速度(ネット)★★★★★
速度(宅内) ★★★★★
無線の安定性 ★★★★★
設定の容易さ ★★★★★
総合評価   ★★★★★

 その上で、最終回となる「結論編」(こちら)で、このブログで紹介した全機種から、価格別・目的別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。

 引き続き、よろしくお願いします!

 3回目記事は→こちら

posted by Atlas at 21:44 | 無線LANルーター

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