【今回レビューする製品】2023年 LEDシーリングライトの価格・性能とおすすめ:小部屋8畳用:
【比較する製品型番】NEC ホタルクス HLDCKB0899SG HLDC08211SG HLDC08V001BSG HLDC08V002BSG HLDC08V001LSG HLDC08V002LSG SLDC08722SG SLDC08723SG HLDZ08303SG HLDC08311SG HLDC08321SG HLDC08211SG HLDC08334SG HLDC08333SG SLDC08722SG SLDC08723SG アイリスオーヤマ CEA-A08DLPS CEK-A08DLPSV CEA-2108DLSP CEA-2008D CEA-2008DL CL8D-5.0 CL8DL-5.0 CL8DL-5.0CF CL8D-5.0CF CL12DL-5.1CF CL12D-5.1CF CL8D-5.11V CL8DL-5.11V CL8D-6.1V CL8DL-6.1V CL8D-6.0UAIT CL8DL-6.0UAIT CL8DL-5.1MXWU CL8DL-5.1WFM CL8DL-5.1WFU CEA-A08DLP CEK-A08DLPV 日立 LEC-AHR810U LEC-AH800U LEC-AHR800UAZ LEC-AH800UAZ
今回のお題
8畳用LEDシーリングライトのおすすめはどれ?
どもAtlasです。
今日は、2023年4月現在、最新の8畳用LEDシーリングライトの比較の2回目記事です。
1・8畳用シーリングライトの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:パナソニック
1-3:日立
2・8畳用シーリングライトの比較 (2)
2-1:日立〈続き〉
2-2: NEC hotaluX
2-3: アイリスオーヤマ
3・8畳用シーリングライトの比較 (3)
3-1:東芝
3-2:popIn
3-3:ドウシシャ
3-4:その他の企業
4・シーリングライトまとめ 【結論】
=最終的なおすすめ機種の提案
前回の1回目記事に続き、上表の各社の8畳用のシーリングライトを順番に見ていきます。
なお、畳数などの決め方を含めて、「シーリングライトの選び方の基本」は、1回目記事の冒頭に書きました。
そのため、検索エンジン経由でいらしていただいた方は、1回目記事(こちら)からお読みいただければ、よりわかりやすいかと思います。
よろしくお願いします。
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1・ 8畳用シーリングライトの比較
2・10畳用シーリングライトの比較
3・12畳用シーリングライトの比較
4・14畳用シーリングライトの比較
5・6畳用シーリングライトの比較
6・和風シーリングライトの比較
また、別の畳数でお探しだった方は、以上のリンクをご利用ください。
2-1・NECのLEDシーリングライト
はじめに、NEC(ホタルクス)の8畳用のシーリングライトのうち、前半で紹介できなかった製品からです。
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なお、以下では、Atlasがオススメできるポイントは赤字で、イマイチと思う部分は青字で記していきます。
【2018年発売】【8畳】
22・NEC LIFELED’S HLDCKB0899SG
¥19,799 楽天市場 (4/14執筆時)
明るさ:4299ルーメン(30.5W)
サイズ:直径66.6cm×高さ14cm
調光:連続調光
調色:昼光色〜電球色
演色値:Ra85(太陽光=Ra100)
HLDCKB0899SGは、NECの最上位ラインとなる「GRAND QUALITY」シリーズの製品です。
明るさは、4299ルーメンです。
この畳数表記で許される最大の明るさです。
NEC時代の上位機は、配光の傾向として中心部が暗いという弱点がありました。
ただ、本機は、ワイドアングルシステムという新しいLED配置で、明るさのムラについては、完全に解決された世代のものです。
また、消費電力30.5Wなので、この部分も1割ほど安いです。
調光(明るさ調整)は、こちらも無段階での連続調光が可能です。
その上で、本機は、電球色点灯時も大光量を保証している点が、この機種の「売り」です。
例えば、パナソニックのスタンダード機の場合、全灯(100%)に対して、昼光色で約90%、昼白色で約70%、電球色だと50%程の最大照度となります。
一方、本機の場合、全灯(100%)に対して、昼光色・昼白色で最大100%、電球色でも80%程の最大照度となります(Wの大光量)。
他社は、電球色の最大光量を考慮に入れた機種はなく、この機種の大きな見所です。
電球色で明るくてもさほど大きな意味はないでしょうが、オフィス照明に多い昼白色で照度を高くできるのは、それなりに意味性があると言えます。
常夜灯は7段階で調光できます。
調色(色の調整)は、5段階で選択可能です。
さらに、こちらは、「快適あかりモード」の搭載し、時間に合わせて自動的に「昼光色」「昼白色」「光量」を調整する機能も付きます。
一方、「よみかき光」という表現があります。
しかし、これは、シンプルに、昼光色(6500K)に、最大の演色値を出せるという意味のようです。パナソニックのように、独自の色温度(6200K)にしたり、(昔の)日立のように、LEDの色の工夫があるわけではないです。
常夜灯は、本機も、「ホタルック」です。
加えて、地震の際に自動的に全灯する、「感震センサ」が付属です。
タイマーは、本機は、時計認識ができるため、時刻ベースの設定ができる部分は、下位機種との違いです。
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以上、NECの「GRAND QUALITY」の紹介でした。
本機は、電球色の光量が強いので、普段この色を利用する場合には良いでしょう。
その上で、他社の上位機と比較する場合、感震センサーの搭載が見所です。ホタルック機能を含め、災害対策という意味では、NECは優秀で、選ぶべき意味があると言えます。
快適あかりモードも、面白い機能です。
しかし、ユーザーによるプログラミングの変更が利かない点と、光量について、部屋の外光を感知できる「明るさセンサー」を搭載しないため、使い勝手の部分で改良の余地はあります。
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【2022年発売】
【8畳】(枠なし)
23・NEC HotaluX HLDC08311SG
¥19,799 楽天市場 (4/14執筆時)
【8畳】(枠あり)
23・NEC HotaluX HLDC08321SG
¥15,004 楽天市場 (4/14執筆時)
【2018年発売】【8畳】
23・NEC LIFELED'S HLDC08211SG
¥11,654 楽天市場 (4/14執筆時)
明るさ:4299ルーメン(34W)
サイズ:直径52.4cm×高さ15.1cm
調光:連続調光
調色:昼光色〜電球色
演色値:Ra83(太陽光=Ra100)
※HLDC08311SG のスペック
なお、本機は、「快適あかりシーリング(スタンダードモデル)」もあります。
ただ、全色で最大光量にならない機種です。また、演色値も上位機と差があります。
感震センサもなく、ワイドアングルシステムも不採用で、中心光量の問題もあるため、選択肢にしにくい機種です。
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【2022年10月発売】
【8畳・枠なし】
24・ NEC HotaluX HLDZ08303SG
¥8,303 楽天市場 (4/14執筆時)
明るさ:4299ルーメン(35W)
サイズ:直径60cm×高さ14.3cm
【2022年発売】
【8畳・枠あり】
25・ NEC HotaluX HLDZ08302SG
¥13,180 楽天市場 (4/14執筆時)
明るさ:4299ルーメン(35W)
サイズ:直径47.4cm×高さ13.5cm
調光:連続調光
調色:昼光色のみ(6700K)
演色値:Ra85(太陽光=Ra100)
そのほか、NECからはスタンダードな形状の製品とし、調色できないモデルが登場しています。
昼光色(よみかき光)が6700Kと、他機より少し高めです。ただ、この部分に意味性があるかはよく分かりません。
いずれにしても、性能から選べるモデルではないかと思います。
【2022年発売】【8畳用】
26・NEC HotaluX HLDC08334SG
26・NEC HotaluX HLDC08333SG
¥14,854 楽天市場 (4/14執筆時)
明るさ:3800ルーメン(35W)
サイズ:直径47cm×高さ14.1cm
調光:連続調光
調色:昼光色〜電球色
演色値:Ra83(太陽光=Ra100)
HLDC08334SGは、NECが販売するシーリングライトです。
明るさは、3800ルーメンです。
したがって、明るさが適応畳数あたりの最大値に届きません。
これは、周囲に枠が付くためです。
暖かみのあるデザインですが、デザイン性と明るさはバーターなので、畳数に余裕がない場合は、あまりオススメできません。
演色値は、Ra83です。
調光(明るさ調整)は、無段階で連続調光が可能です。
本機も、消灯後にブルーグリーンでしばらく照らすホタルックLEDが搭載されます。
調色(色の調整)は、先述のように電球色方面に多用で、白色系の昼白色までは対応できます。
タイマーは、同社の下位機種と同じ性能です。
つまり、時計機能がないタイプです。
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以上、NECのHLDC08334SGの紹介でした。
木枠付きのモデルでは割と安く、デザイン性のほか独自機能もあるため、決して悪くない製品です。
ただ、ブーストもないので、8畳用として決して明るい機種ではないです。「どうしても本機」ということならば、少し大きめの12畳用もあるので、そちらを選ぶのも手でしょう。
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【2020年発売】【8畳用】
27・NEC HotaluX SLDC08722SG
27・NEC HotaluX SLDC08723SG
¥14,853 楽天市場 (4/14執筆時)
明るさ:3800ルーメン(35W)
サイズ:直径47cm×高さ14.1cm
調光:連続調光
調色:昼光色〜電球色
演色値:Ra85(太陽光=Ra100)
なお、同じ形状の上位機と言えるのが、以上の2製品です。
明るさ・調光にかかわる部分は同じですが、リモコンが上位仕様になります。
先ほどみたモデルは、時計機能がないものでしたが、こちらは時計があるため、タイマー関係の設定が容易で細かくできます。
一発で、読み書き(昼光色)、だんらん(昼白色)、なごみ(電球色)を選べるショートカットボタンも付属します。
ただ、「読み書き」は、先述のようにLED光源自体の工夫があるわけではないです。
【2022年発売】【8畳用】
【昼光色】
【MARINE view クリスタルカット】
28・NEC HotaluX HLDC08V001BSG
¥28,300 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
【MARINE view マーブルカット】
29・NEC HotaluX HLDC08V002BSG
¥22,704 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
【電球色】
【CANDLE view クリスタルカット】
30・NEC HotaluX HLDC08V001LSG
¥22,074 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
【CANDLE view マーブルカット】
31・NEC HotaluX HLDC08V002LSG
¥22,074 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
明るさ:4200ルーメン(46W)
サイズ:W52.5cm×D52.5×H9.7cm
調光:連続調光
調色:上記参照
演色値:Ra80(太陽光=Ra100)
HotaluX VIEWシリーズは、NECが新しく展開をはじめたシーリングライトです。
こちらは、少し特殊な光を出せるライトです。
大きく2種類あって、導光管よって出せる間接照明の色が異なります。
MARINE viewは、青緑色の色合いを出せ、CANDLE viewは、電球色の色合いをだせます。
その上で、配管デザインの違いで、直線的で都会的なクリスタルカットと、落ち着きを感じるマーブルカットの2種類となります。
明るさは、4200ルーメンです。
8畳用の最大光量に満たない点で、本機は、実用性よりデザインを重視した設計だと言えます。
演色値は、Ra80です。
この部分も、NECの他機と異なり弱いです。
調光(明るさ調整)は、無段階で連続調光が可能です。
その上で、「呼吸のゆらぎ」と「自然のゆらぎ」という2種類の発光パターンで、間接照明部分を含めたランダム調光が可能です。
調色(色の調整)は、いぽう、センター部分についても、色は昼白色(MARINE view)・電球色(CANDLE view)に固定です。
消灯後の「ホタルック機能」は他機同様にあります。
消費電力は、構造的にやや高めです。
タイマーは、この手の機種では意外ですが、未付属です。
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以上、NECのHotaluX VIEWシリーズの紹介でした。
発光パターン的に、寝室に向きそうな感じがしましたが、タイマー機能などがない点で、やはりリビング向けです。
明かりの美しさは(店頭で見た感じで)相当練ったなと思えますが、一般的なリビングで使う場合、調色できない点と、明るさがすこし劣る点で、不自由さを感じました。
2-2・アイリスのシーリングライト
続いて、アイリスオーヤマの8畳用のシーリングライトです。
低価格製品が多くホームセンターではお馴染みですが、LED照明については、昔から力を入れてきた会社です。
【2021年発売】【8畳用】
【調光のみ】
32・アイリスオーヤマ CEA-2008D
¥4,980 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
【調色対応】
32・アイリスオーヤマ CEA-2008DL
¥5,124 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
【2020年発売】【8畳用】
【調光のみ】
33・アイリスオーヤマ CL8D-5.0
¥4,657 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
【調色対応】
33・アイリスオーヤマ CL8DL-5.0
¥5,480 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
明るさ:4000ルーメン(36W)
サイズ:直径45cm×高さ9.3cm
調光:連続調光
調色:上記参照
演色値:Ra85(太陽光=Ra100)
アイリスオーヤマのSeries Lシリーズは、同社では最も安いエントリー機です。
サイズは、直径45cmです。
先述のように、格安機はこの部分で差があります。
一方、アイリスについては、高さがどの機種も薄めなので、天井の低いマンションなどでは、割と良い場合がありあます。
明るさは、4000ルーメンです。
最大光量でないですし、他社より暗いです。
演色値は、2021年モデルは、他社標準のRa85です。
ただ、2020年機は、Ra80と、他社水準よりもかなり劣ります。
消費電力も、明るさに比して、他社よりも効率が悪いです。
調光(明るさ調整)は、段階調光ながら10段階調光です。
それなりに細かく調光できる点はが魅力です。
調色(色の調整)は、上位機のみ、オレンジ系の電球色も出せる機種です。
タイマーは、切タイマーのみですし、シンプルです。
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以上、アイリスオーヤマのシーリングライトの紹介でした。
価格重視で選ぶとするとこの機種は魅力です。
調色できるタイプは、この価格では同社が最安でしょう。
ただ、その一方で、適応畳数・消費電力を基準に選ぶと、格安機として較べてもスペックが落ちるのが難点です。
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【2020年発売】(執筆時在庫なし)
【8畳用】
42・アイリスオーヤマ AGLED PZCE-208D
¥(4,004) Amazon.co.jp (4/14執筆時)
なお、調色できないモデルの同社の最廉価版はこちらです。
ただ、3900ルーメンでさらに暗いです。値段差もないですし、基本的には性能では選択肢にはならないでしょう。
【2016年発売】【8畳用】
【調色対応】
34・アイリスオーヤマ CL8DL-5.0CF
¥7,480 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
【調光のみ】
34・アイリスオーヤマ CL8D-5.0CF
¥7,280 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
明るさ: 4000ルーメン(40W)
サイズ:直径56cm×高さ9.3cm
【調色対応】
35・アイリスオーヤマ CL8DL-5.1CF
¥7,980 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
【調光のみ】
35・アイリスオーヤマ CL8D-5.1CF
¥8,430 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
明るさ: 4000ルーメン(35W)
サイズ:直径58cm×高さ12cm
調光:10段階
調色:上記参照
演色値:Ra85(太陽光=Ra100)
5.0シリーズも、アイリスオーヤマのシーリングライトです。
なお、その兄弟機となる5.1シリーズは、後述するように、少し省エネ性が良いモデルになります。
直径は、直径56cmと、外枠の分もありつつですがやや広めです。
また、本機は、パナソニック機の高級機のように、取付高が9.3cmと、通常14cm前後はあるLEDシーリングライトとしては薄いという特色があります。
明るさは、ただし、4000ルーメンです。
配光の工夫である光は拡がりますが、リビング用としては少し暗いです。
アイリスオーヤマは、どの機種も、昼光色ではなく、昼白色で最大光量になるような設定なので、「普段のあかり」はさほど暗くないとは言えそうです。
一方、他社の場合、たいていが昼光色がMAXです。そうしたものを比べると、「読書のあかり(昼光色)」は、逆にあまり期待できないかと思います。
演色値は、どの色温度の際かは分かりませんが、Ra85となかなかです。
調光(明るさ調整)は、いずれの機種も対応です。
調色(色の調整)は、上位機のみ、オレンジ系の電球色も出せる機種です。
消費電力は、一方、5.1CFシリーズは、5.0CFシリーズより、省エネ性が良いです。
これは、錫めっき鋼板を回路に採用し、LEDの放熱効果を高めた「メタルサーキット」という新技術を採用したためです。ただし、厚みは12cmと少し増します。
タイマーは、やはり、時計を搭載しないタイプになります。
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以上、アイリスオーヤマの5.0シリーズの紹介でした。
天井の低めの部屋に、こうした機種はマッチするでしょう。
同じように取付高に余裕があるパナソニック機ほど多機能ではないですが、値段部分では優秀と言えます。
天井が低い部屋は、光源からの近さゆえ、ルーメン値が最大でなくても明るくできるため、そういうご家庭には、向くかもしれません。
ただし、ニーズとしては、ニッチですが、需要はありそうに思います。
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【2018年発売】【8畳用】
36・アイリスオーヤマ CL8DL-5.1WFM
36・アイリスオーヤマ CL8DL-5.1WFU
¥8,599 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
明るさ: 4000ルーメン(35W)
サイズ:直径58.6cm×高さ12cm
調光:10段階
調光:10段階
調色:昼光色〜電球色
演色値:Ra85(太陽光=Ra100)
なお、同じグレードの、5.1シリーズ ウッドフレームタイプも販売されます。
フレームがあるぶん、直径は長めです。
また、先ほどみた機種と違って120cmなので、天井の低いご家庭に合うという要素は、本機については除外して考えてください。
ただ、他社機に比べてはそれでも低めとは言えます。
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【2022年発売】CL8DL51MXWFU
37・アイリスオーヤマ CL8DL-5.1MXWU
¥10,780 楽天市場 (4/14執筆時)
明るさ:4299ルーメン(35W)
サイズ:直径58.6cm×高さ12cm
調光:10段階
調色:昼光色〜電球色
演色値:Ra85(太陽光=Ra100)
一方、2022年に登場した上記製品は、明るさが8畳用の最大値を達成しています。
「新技術のメタルサーキット」採用の結果とあるため、光源が強化されたのだと思います。
【2020年発売】
【8畳】【調光対応】【ネット限定】
38・アイリスオーヤマ CL8D-5.11V
¥8,000 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
【8畳】【調光調色対応】【ネット限定】
39・アイリスオーヤマ CL8DL-5.11V
¥9,200 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
明るさ:4000ルーメン(32.5W)
サイズ:直径45cm×高さ14cm
【8畳】【調光対応】
40・アイリスオーヤマ CL8D-6.1V
¥8,200 楽天市場 (4/14執筆時)
【8畳】【調光調色対応】
41・アイリスオーヤマ CL8DL-6.1V
¥12,100 楽天市場 (4/14執筆時)
明るさ:4299ルーメン(39.2W)
サイズ:直径60cm×高さ17.3cm
調光:6段階
調色:上記参照
演色値:Ra85(太陽光=Ra100)
5.1シリーズと6.1シリーズも、アイリスオーヤマのシーリングライトです。
フレームは、通常タイプのほか、クリアフレーム(CL8DL-6.1CFUV / CL8DL-5.11KCFV)とシルバーフレーム(CL8DL-6.1MUV )も選択可能です。
本機の場合、シーリングにマイクが装備されます。
そのため、「本機単独」で、「アイリス!、電器を消して」などの音声でON/OFF操作、照度の調整」が可能です。
調光・調色に対応し、明るさも(8畳用は)業界基準に合致した明るい機種です。
ただし、ネット限定で売られている5.11シリーズは、4000ルーメンと8畳用としては暗い点に注意が必要です。
演色値は、Ra85となかなかです。
消費電力は、独自の工夫があるため、やや多めです。
なお、音声操作機能を内蔵させた結果、1Wの待機電力が生じますが、この部分は、普通の赤外線リモコンと同じです。
タイマーは、本機も時計がないのでシンプルな、おやすみタイマーのみとなります。
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以上、アイリスオーヤマの6.1シリーズの紹介でした。
秋葉原の「レアものショップ」に置いていそうなニッチ製品です。しかし、お年寄りなど「家電設定が苦手」な人には一定のニーズがあるでしょう。
ただし、アイリスオーヤマ機としては、薄さがない部分が注意点であるほか、音声操作以外の照明としての基本スペックは「平凡」ではあります。
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【2018年発売】
【8畳】【調光対応】
42・アイリスオーヤマ CL8D-6.0UAIT
¥10,800 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
【8畳】【調光調色対応】
43・アイリスオーヤマ CL8DL-6.0UAIT
¥12,800 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
明るさ:4299ルーメン(30.8W)
サイズ:直径60cm×高さ12.7cm
調色:昼光色〜電球色
演色値:Ra85(太陽光=Ra100)
なお、本機については、姉妹品として、こちらの、シーリングライトも売られています。
こちらは、単独での音声操作は不可能です。
しかし、Wi-Fiを搭載するため、【スマートスピーカーの比較記事】で紹介した、AlexaやGoogle Homeなどで、音声入力による、電源・調光操作に対応します。
ただ、どうしても家電を音声操作したい場合は、他社機でも【スマートリモコンの比較記事】で紹介したような外部機器を使うと可能です。
これについては、全てのシーリングライトの紹介が終わった後、結論編でもう一度紹介します。
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【2022年発売】
【8畳】【調光対応】
44・アイリスオーヤマ CEA-2108DLSP
¥10,809 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
明るさ:4200ルーメン(39.0W)
サイズ:直径57cm×高さ16cm
調色:昼光色〜電球色
演色値:Ra85(太陽光=Ra100)
加えて、2022年に、Bluetoothスピーカー付属の製品もでました。
スピーカーの音質は、3W出力と非力です。
また、1ウェイバスレフ型なのでステレオではないです。
BluetoothのコーデックもSBCのみです。
じっくり音楽聴くような使い方、あるいは、テレビの音を無線で飛ばすような使い方は想定していません。
照明も、形状的な限界で、8畳用の最大の明るさに達せず4200ルーメンです。
中心部に光源がない配置の場合、部屋の明るさムラが生じやすい部分もあるので、その部分についても注意してください。
【2022年発売】【8畳用】
【通常製品】
45・アイリスオーヤマ CEA-A08DLPS
¥13,813 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
【音声操作可】
46・アイリスオーヤマ CEK-A08DLPSV
¥17,352 楽天市場 (4/14執筆時)
明るさ:4200ルーメン(36.1W)
サイズ:W59.8×D59.8×H6.2cm
調光:10段階
調色:昼光色〜電球色
演色値:Ra85(太陽光=Ra100)
CEA-A08DLPSは、アイリスオーヤマのシーリングライトの上位機です。
本機は、先述の音声操作機能が付属しているモデルと、そうでないモデルがあります。
アイリスのシステムは、起動語(OK!ライト)の後、アンサーバック(ピープ音)を待ってから、やって欲しいことをお願いする仕組みです。ワンアクションにして欲しい部分はあります
本体のデザイン性の高さほか、光の演出がある製品です。
ただ、先発していたパナソニックの角型パネルの製品と同じで、LEDの発する光を、導光板を利用しつつ、広げていく仕組みです。
先発機があるので、技術としての新味はあまりないです。
直径は、直径59.8cmの角形です。
高さは、6.2cmなので、引っかけシーリング(薄型)の出しろ(10-14mm)を含めて考えても、天井の低めのご家庭には合いそうです。
明るさは、4200ルーメンです。
わずかに最大光量に達していない水準です。
ただ、省エネ性は良いです。
演色値も、Ra85です。
調光(明るさ調整)は、対応です。
一方、パナソニックの導光板タイプと違って、中央部に力強い光源がないので、部屋(食卓)の中心を明るく照らすという部分で限界はありそうです。
これは、導光板を利用するパナソニック機にも言えますが、部屋のサイズに対して、少し畳数の大きめのモデルを買った方が、とくにお年寄りには良いかと思います。
調色(色の調整)は、対応します。
照らしわけは、全灯、パネル灯、センター灯です。
先述のように、センター光源は弱いので、あまり使い道がない気がします。
タイマーは、時計機能がない製品なので、できることは限定的です。
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以上、アイリスオーヤマのCEA-A08DLPSの紹介でした。
パナソニックの角形パネルを「安く」したようなデザイン性重視の製品です。
先述のように、センター配光が弱いのが懸念材料です。この部分で、仕事や読書をするようなリビングにはあまり向かないでしょう。
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【2022年発売】【8畳用】
【通常製品】
47・アイリスオーヤマ CEA-A08DLP
¥11,880 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
【音声操作可】
48・アイリスオーヤマ CEK-A08DLPV
¥8,480 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
明るさ:4200ルーメン(36.1W)
サイズ:直径55cm×高さ7cm
調光:10段階
調色:昼光色〜電球色
演色値:Ra85(太陽光=Ra100)
なお、同じ導光板を利用するタイプで、ラウンド形状になるのがこちらです。
やはり、センター部の光源が弱いのが弱点です。
高さは、7cmです。
やはり、天井の低いご家庭や、天井を高く見せたいご家庭にはメリット性があります。
ただ、この仕組みを利用するタイプは、明るさの均一性(特に、照度を落とす場合と、中間色を出す場合)については、方式的な課題があるように思えます。
2-3・日立のLEDシーリングライト
つづいて、日立のシーリングライトです。
なお、報道のように、日立は2022年をもって住宅照明から撤退になっています。
個人的にショックでしたが、 現状で、在庫限り(あるいはアウトレット)のみの販売になっている点、注意してください。
【2021年発売】
【8畳】(在庫限り)
【ラク見え搭載】
49・日立 LEC-AHR810U
¥16,780 楽天市場 (4/14執筆時)
【ラク見えなし(よみかき)】
50・日立 LEC-AH800U
¥11,000 楽天市場 (4/14執筆時)
明るさ:4299ルーメン(26,.8W)
最大時:5158ルーメン(36.3W)
サイズ:直径61cm×高さ12.5cm
調光:連続調光
調色:昼光色〜電球色
演色値:Ra90(全灯時 Ra85)
こちらは、日立の「ラク見え搭載タイプ」のLEDシーリングライトです。
未搭載の「スタンダードモデル」が安いですが、この値段差なら、上位機が確実におすすめできます。
明るさは、4299ルーメンです。業界基準が許す最大量の明るさです。
その上で、日立には(パナソニックと同じく)「オーバーブースト」機能があります。
「ラク見え」モードと言います。
明るさが「標準の1.2倍」となり、ルーメン値もそれ応じて「畳数の業界基準を飛び越えて」明るくできます。
日立は、レンズ内に青色LEDを配備させ、「文字をくっきりさせつつのオーバーブースト」です。書類仕事や新聞を読む際に特化した、ブーストとも言えます。
なお、この工夫があることもあり、日立の(普通の)全灯は昼白色(5000K)にしています。
直径は、61cmです。
不要に小型化させておらず、光の広がりは良いでしょう。
一方、天井からの高さは、125mmです。パナソニックのスタンダード型は136mmでしたし、設置性は良いです。
演色値は、Ra85です。
「ラク見え」モードの際には、Ra90とより太陽光に近い明るさを出すことができます。
「目の疲れにくさ」の点ではこの数値が大事です。
このモードの際は、クッキリ見やすいタイプの高性能なシーリングとも言えます。
なお、「スタンダードモデル」も、1.2倍のブーストはできます。
ただ、青色LEDがない「よみかき」の明かりです。
消費電力水準が、通常点灯時でも10%強悪いので、その部分を含めて「ラク見え」でしょう。
調光(明るさ調整)は、無段階で連続調光が可能です。
常夜灯(保安灯)も調光できます。
調色(色の調整)は、「らくみえモード」を昼光色と考えた場合、昼光色・昼白色・電球色全てを出せる機種です。
タイマーは、さほど凝ったものではないですが、時刻設定しての、入・切や、決まった時間の点灯・消灯を設定できます。
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以上、日立の「ラク見え搭載タイプ」の紹介でした。
明るさをオーバーブーストできる「ラク見え」が、やはり注目点となる製品です。このモードでは、演色値も上がりますので、明るさを重視した場合、本機はかなり良い選択肢となります。
この部分で「残って欲しい」機種でしたが、先述のように、2022年12月で日立は照明事業から撤退なので、安めで残っていればという条件ですが「おすすめ」です。
一方、パナソニックの高演色タイプと較べる場合、ブースト時以外の平均演色値は普通(Ra85)です。この部分に限界はありました。
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【2021年発売】(在庫限り)
【8畳用】【Amazon.co.jp限定】
【ラク見え搭載】
51・日立 LEC-AHR800UAZ
¥12,980 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
【ラク見えなし】
52・日立 LEC-AH800UAZ
¥9,980 Amazon.co.jp (4/14執筆時)
明るさ:4299ルーメン(25,.2W)
最大時:5158ルーメン
サイズ:直径60cm×高さ13.8cm
調光:連続調光
調色:昼光色〜電球色
演色値:Ra90(全灯時 Ra85)
なお、日立は【Amazon.co.jp限定】で、本機の姉妹版をだします。
カバーは、先ほどの機種と違います。
クリアパネルの部分がない、一般的な乳白色のアクリルカバーです。
高さは、138mmです。4/14執筆時
そのほか、配光や、光の拡散性は変わらないですし、【ラク見え搭載機】は(在庫があれば)お買得に思えます。
次回に続く!
LEDシーリングライトのおすすめは、結論的にこれ!!
というわけで、今回は、8畳用LEDシーリングライトの比較の2回目記事でした。
しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。
3・8畳用シーリングライトの比較 (3)
3-1:東芝
3-2:popIn
3-3:ドウシシャ
3-4:その他の企業
4・シーリングライトまとめ 【結論】
=最終的なおすすめ機種の提案
次回の3回目記事(こちら )では、東芝ほか、ここまで見た以外のメーカーの製品を追加でみていきます。
明るさ ★★★★★
演色性の良さ ★★★★★
調光と調色 ★★★★★
目の疲れにくさ ★★★★★
照明のデザイン ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、今回の比較記事の結論編【こちら】に入ります。
そちらでは、全ての畳数の製品から、「Atlasのおすすめ機種!」を、価格別・目的別・部屋サイズ別に提案していきます。
引き続き、よろしくお願いします。
3回目記事は→こちら