今回の結論
ゲームに向いたパソコンモニターのおすすめはこの機種!

1・格安ゲーミングモニターの比較
レート:144Hz -165Hz
解像度:フルHD
画面:平面
予算:2万円〜
2・高速ゲーミングモニターの比較
レート:240Hz -390Hz
解像度:フルHD
画面:平面
予算:3.5万円〜
3・2.5Kゲーミングモニターの比較
レート:144Hz--360Hz
解像度:WQHD(2.5K)
画面:平面
予算:5万円〜
4・4Kゲーミングモニターの比較
レート:144Hz
解像度:4K
画面:平面
予算:10万円〜
5・曲面ゲーミングモニターの比較
レート:144Hz〜165Hz
解像度: UWWQHDほか
画面:曲面
予算:3万円〜
6・ゲーミングモニターまとめ
=最終的なおすすめ機種の提案【結論】
というわけで、今回は各サイズのゲーミングモニターの比較でした。
最終回となる今回の記事では、全ての種類のモニターから、改めて、目的別・価格別に、Atlasのおすすめ機種!を提案しておきます。
第1に、比較的低価格で購入可能な、ゲーミングモニターの入門機としておすすめできるのは、
【2022年発売】
【23.8インチ】
5・LG UltraGear 24GN65R-B
¥28,080 Amazon.co.jp (6/19執筆時)
(旧型番)
5・LG UltraGear 24GN650-BAJP
¥23,827 Amazon.co.jp (6/19執筆時)
【27インチ】
6・LG UltraGear 27GN65R-B
¥29,200 Amazon.co.jp (6/19執筆時)
(旧型番)
【27インチ】(350cd/m2)
7・LG UltraGear 27GN650-B
¥39,800 Amazon.co.jp (6/19執筆時)
周波数: 最大144Hz
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:300cd/m2
パネル: Fast-IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
同期技術: FreeSyn & G-Sync
応答速度:1ms (GtoG)
HDR:HDR10
USB給電:
接続端子:HDMIx2 DPx1
スタンド:チルト 高さ 回転
VESA: 100mm
スピーカー:
保証期間: 3年
画質の美しさ ★★★★☆
スタンドの性能 ★★★★★
応答速度 ★★★★★
リフレッシュレート ★★★★☆
品質保証 ★★★★★
総合評価 ★★★★☆
LGエレクトロニクスのUltraGearのフルHD機でしょう。
画面サイズだけに注意して、あとは旧型番を含めて値段で決めてOKです。
画面サイズは、好みでよいです。
机などに設置して、FPSなどで画面全体を視野に収めることを考えると、23.8インチでもよいかと思います。
迫力を重視したいならば、27インチが良いでしょう。
予算面は、240Hz以上のリフレッシュレート機や、WQHD解像度の機種は、少し厳しいでしょう。
選んでも何かしら欠点がありますし、PC側のスペックを考えても、フルHDの160Hz機というのは、現状で最も「バランスが良い」ように思えます。
一方、そういった機種は、他社からも販売があります。
しかし、本機は、視認性の良く、応答速度が1msと速いIPS液晶を採用します。
LGは「Fast-IPS」という単語は使いませんが、実際それに相当する、次世代型IPSです。
繰り返し本編で書いたように、(無印の)IPSやTNは、そろそろ退場の時期に思えます。その部分を含めて、本機が良いかと思いました。
「映像美」の観点で最近欠かせないHDRにも、HDR10ながら「対応」します。
画質面での補整機能も、残像感軽減に高い効果を発揮する黒挿入技術(1ms Motion Blur Reduction)を持ちます。
本機が装備するチラツキ・カクツキ対策(FreeSync G-Sync)と共存できないですが、問題が生じたときの「選択肢の幅」は多いことは良いでしょう。
他の部分でも、他社と差が付きやすい、画像補正が強いため、このカテゴリではバランスが良いです。
低遅延のDASモードも、FPSなどには使えるでしょう。
ゲーム機との接続は、PS5の場合「120Hz対応」「HDR対応」という部分で、優れます。
基本的に、PC版があるゲームは、環境を整備しそちらでやるのが良いですが、オマケ的な「画質強化」という意味では、こちらも十分だと思います。
チラツキ対策も、AMD系は、FreeSync Premiumですし、NVIDIA系のビデオカードの場合も、DPは、G-sync Compatibleが使えます。
ゲーミングPCを買い直す際に、選択肢を狭めない、という部分でも良いかと思います。
そのほか、稼働性のよいスタンドを装備し、フリッカー対策もありますから、仕事などにも、「目に優しく」使いやすいでしょう。
また、ライトなゲーマーで、「普段はワープロなどだが、大画面で、時々ゲームをしたい!」という場合にも、この機種でしょう。
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1・31.5型フルHDモニターの比較
2・27.0型フルHDモニターの比較
3・24.1型フルHDモニターの比較
4・23.8型フルHDモニターの比較
5・21.5型フルHDモニターの比較
6・4K解像度のモニターの比較
7・WQHD解像度のモニターの比較
8・液晶モニターの選び方【まとめ】
なお、予算が限られそうならば、高リフレッシュレートを諦めるも手です。
その場合は、「一般的なモニター」を説明した、上記の記事を参考になさってください。
それでも、HDR10には対応する水準が良いでしょう。
ーー 比較的低予算で買えるゲーミングモニターです。
1・格安ゲーミングモニターの比較 (1)
1-3:LG〈韓国〉
なお、本機は、144Hz水準のフルHD機までの入門機を紹介した、1回目記事で詳しく説明しました。
第2に、パネル画質を重視した場合、現状でおすすめできるスタンダード機は、
【27インチ】
【2022年発売】
14・ASUS ROG Strix XG27AQM
¥106,118 Amazon.co.jp (6/19執筆時)
【2021年発売】(170Hz)
15・ASUS ROG Strix XG279Q
¥67,845 Amazon.co.jp (6/19執筆時)
周波数:最大240Hz
解像度:WQHD (2560x1440)
輝度:400cd/u
パネル: Fast-IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
同期技術:G-SYNC & FreeSync
応答速度:1ms(GtoG)
HDR: HDR400
USB給電:
接続端子:HDMI 2.0 ×2 DP×3
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA: 100mm
スピーカー: 内臓(2W×2)
保証期間: 3年間
画質の美しさ ★★★★★
スタンドの性能 ★★★★★
応答速度 ★★★★☆
リフレッシュレート ★★★★★
品質保証 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
ASUSの「ROG Strix」に属する、27インチの2.5K機を「おすすめ」します。
価格的に4Kはまだまだ高いので、今買うならば、解像度の面でWQHDが良いと思います。その中で、もっとも目に付いたのが本機です。
新旧ありますが、今の値段ならば2021年機でしょう。
本編で書いたように、新機種は「広色域タイプ」で、Nano-IPSに「近い」パネルです。
ただ、旧機でも、大事な応答速度の部分では、Fast-IPS水準ですし、新機種の登場で値段が下がり目なので、お買得感は高いです。
色域も、旧機種でもDCI-P3カバー率95%はあるので、そこそこな広色域です(新機種は97%)。
HDRは、HDR400の水準で対応できますし、「映像美」の部分でも文句はありません。
チラツキ対策は、NVIDIA系のG-SYNC Compatibleです。
AMD系を使っている方もDPならば、daptive-Syncが利用できるので、問題ないです。
画質面での補整機能も、ASUSの売りと言える、残像感軽減化技術となるELMBが、(排他的ではなく)同時に利用できるELBMが使えるで、優れています。
120Hz以上の駆動で、DP接続時に限られるので、ゲーム機では無意味ですが、PCとの接続において、この部分は強力でしょう。
スタンドの性能も、ゲーミング用としての利便性を考えた設計です。
稼働性も良いので、本機は選択肢にできます。
ゲーム機との接続は、PS5については、ASUSは、すでに対応情報が出ていて、本機は「対応」の側に入っていました。
価格は、少し高いですが、その理由はありますし、良い機種だと思います。
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1・2.5Kゲーミングモニターの比較 (1)
1-4:ASUS〈台湾〉
なお、これらの2機や、そのライバル機は、以上の記事で、詳しくみました。
第3に、多少予算を抑えめで2.5K機を狙う場合におすすめなのは、
【27インチ】
【2020年発売】
12・ ASUS TUF Gaming VG27AQL1A
¥50,300 Amazon.co.jp (6/19執筆時)
周波数:最大170Hz
解像度:WQHD (2560x1440)
輝度:400cd/u
パネル: IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
同期技術:G-SYNC & FreeSync
応答速度:1ms(MPRT)
HDR: HDR400
USB給電:
接続端子:HDMI2.0 ×2 DP
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA: 100mm
スピーカー: 内臓(2W×2)
保証期間: 3年間
画質の美しさ ★★★★★
スタンドの性能 ★★★★★
応答速度 ★★★★☆
リフレッシュレート ★★★★☆
品質保証 ★★★★★
総合評価 ★★★★☆
ASUS TUF Gaming でしょう。
パネルは、MPRT値での1msですので(無印の)IPSと判断しました。
この部分で、Fast-IPSとは呼べない部分はありますが、一般的には実用水準に収まるでしょう。
色空間も、値をみると、DCI-P3が96%です。
広色域パネル(の入り口)には位置しますし「映像美」の観点でも値段からすると悪くないです。
画像補正の部分でも、黒挿入技術では高度なELMB SYNCに対応します。
スタンドも、性能も良く、DPならば、AMDだけでなく、GeForceにも対応します。
コスパに(費用対効果)も、2.5Kでも安い方なので、この予算ならば、選択肢にできます。
AMD FreeSync・G-sync compatible双方に対応ですので、この部分も使いやすいかと思います。
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【31.5インチ】
【2022年発売】
7・ LG UltraGear 32GP750-B
¥43,552 Amazon.co.jp (6/19執筆時)
周波数:最大165Hz
解像度:WQHD (2560x1440)
輝度:400cd/m
パネル: Fast-IPSノングレア
コントラスト比:1000:1
同期技術: FreeSync Premium
応答速度:1ms (GtoG)
HDR: HDR400
USB給電:
接続端子:HDMI2.0 ×2 DP
スタンド:チルト 高さ 回転
VESA: 100mm
スピーカー:
保証期間: 3年間
もう一機挙げておけば、LGの31.5インチ機の UltraGear 32GP750-Bです。
同じく、2.5K解像度のゲーミングモニターです、スペックもほぼASUS機と同じです。
こちらの場合は、1ms(GtoG)で確定で、今回の記事の区分ではFast-IPSと言えますので、ASUSより応答速度の部分では良いです。
スタンドの稼働性も悪くないので、こちらを「推し」ても良かったのですが、黒挿入技術(1ms Motion Blur Reduction)について、ASUSに比べると(FreeSyncとの競合面で)制限があるので、僅かですが、ASUSかなと思います。
ただ、とくに、画面サイズが気に入ったならば、こちらでも良いように思えます。
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【2021年発売】
【27インチ】
8・LG UltraGear 27GP83B-B
¥40,000 Amazon.co.jp (6/19執筆時)
周波数: 最大165Hz
解像度:WQHD (2560x1440)
輝度:400cd/u
パネル:Nano-IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
同期技術: FreeSync Premium
応答速度:1ms (GtoG)
HDR:HDR10
USB給電:
接続端子:HDMIx2 DPx1
スタンド:チルト 高さ 回転
VESA: 100mm
スピーカー:
保証期間: 3年
ただ、おそらく、在庫限りになるかと思いますが、色域の部分で上位のNano-IPS採用の旧機が残ります。
HDRコンテンツについては、HDR10なのでHDR400水準に未達です。
ただ、「映像美」も楽しむ場合、おそらくこのパネルのほうが良いです。
ゲームジャンルによっては、こちらが良いかと思います。逆に、黒挿入技術(1ms Motion Blur Reduction)がない部分は、先ほどの機種との違いです。
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1・2.5Kゲーミングモニターの比較 (1)
1-2:LG〈韓国〉
1-4:ASUS〈台湾〉
なお、本機やその「ライバル機」は、以上の記事でみています。
第4に、240Hzを超える高リフレッシュレート対応機としておすすめできる製品は、
【2020年発売】
【27インチ】
1・ASUS TUF Gaming VG279QM
¥43,717 Amazon.co.jp (6/19執筆時)
【24.5インチ】(2022年追加)
1・ASUS TUF Gaming VG259QM
¥43,991 Amazon.co.jp (6/19執筆時)
周波数:最大280Hz
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:400cd/u
パネル:Fast-IPS ノングレア
コントラスト比: 1000:1
同期技術:G-SYNC & FreeSync
応答速度:1ms (GtoG)
HDR:HDR400
USB給電:
接続端子: DP×1 HDMI 2.0 ×2
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA: 100mm
スピーカー: 2W×2
保証期間: 3年間
画質の美しさ ★★★★☆
スタンドの性能 ★★★★★
応答速度 ★★★★★
リフレッシュレート ★★★★★★
品質保証 ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
台湾のASUSのTUF Gaming VG279QM でしょう。
リフレッシュレートは、高水準の280.0Hz対応です。
オーバードライブ時により高速な機種はありますが、人類の「目の性能」をふまえると、今のところ「数字競争」に思えます。
解像度は、フルHDです。
この解像度で、WQHDは10万前後の予算は必要ですので、費用対効果を考えると、フルHDが良いかと思います。
パネルも、しっかり、 Fast-IPSです。
HDRも、HDR400の水準に達します。
チラツキ対策も、AMD FreeSyncとNVIDIA G-SYNC Compatible双方に対応しますし、PCを選びません。
その上で、Adaptive-SYNCと重ね掛けできるELMB SYNCに対応ですから、ライバル機と比べて、色々試せる部分で「ワンポイント」多いと言えます。
スタンドも高性能ですし、解像度がフルHDのモデルだけで言えば、「選んで間違いのない」製品といえます。
ゲーム機との接続は、ただ、ASUSは、本機を対応に入れていません。
フルHD/120Hzはフォローするモニターですが、高リフレッシュレート機は、なにかしら課題がある可能性があります。
なにかわかれば、追加フォローしたいと思います。
1・高速ゲーミングモニターの比較 (1)
1-1:ASUS〈台湾〉
なお、本機を含めて、フルHD解像度の、超高リフレッシュレート機は、以上の記事で紹介しました。
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【2022年発売】【27インチ】
16・ASUS ROG Swift 360Hz PG27AQN
¥179,085 Amazon.co.jp (6/19執筆時)
周波数:最大360Hz
解像度:WQHD (2560x1440)
輝度:400cd/u
パネル: Ultra Fast-IPS(広色域)ノングレア
コントラスト比:1000:1
同期技術: G-SYNC
応答速度:1ms (GtoG)
HDR:HDR600
USB給電:
接続端子:HDMI2.0×3 DP1.4×2
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA: 100mm
スピーカー:
保証期間: 3年間
WQHD解像度(2.5K)で高リフレッシュレート機を選びたい方もいるでしょう。
その場合は、先ほどもおすすめにあげた、LGの32GQ850-Bが240Hzですし、そちらが良いでしょう。
ただ、NVIDIA系ユーザーの場合、専用チップが本体側に必要になるので、中級機だと適当な機種がなかったからです。
LGにしても上位機は装備させていないですし、本機が良いかと思います。
液晶パネルは、Ultra Fast-IPSの表記ですが、色域その他をみれば、実際的には、LGのNano-IPSである蓋然性が高いです。
フリッカー対策・高性能スタンドも装備しますし、HDRもHDR600なので、(値段も値段ですが)スペック的に文句はないです。
4K機と比べても、求められる2.5K機ならば、必要なビデオカード部分も「手加減」があります。
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1・2.5Kゲーミングモニターの比較 (1)
1-2:LG〈韓国〉
1-4:ASUS〈台湾〉
なお、本機やその「ライバル機」は、以上の記事でみています。
第5に、高解像度な、4Kゲーミングモニターでおすすめできるのは、
【2022年発売】
【31.5インチ】
1・LG UltraGear 32GQ950-B
¥127,646 Amazon.co.jp (6/19執筆時)
周波数: 最大160.0Hz
解像度:4K
輝度:450cd/u
パネル:nano-IPS ATW ノングレア
コントラスト比:1000:1
同期技術:FreeSync Premium Pro
応答速度:1ms (GtoG)
HDR:HDR 1000
USB給電:
接続端子:HDMI2.1x2 DPx1
スタンド:チルト高さ 回転
VESA: 100mm
スピーカー:
4K動画: HDCP2.2
保証期間: 3年
画質の美しさ ★★★★★★
スタンドの性能 ★★★★★
応答速度 ★★★★★★
リフレッシュレート ★★★★★
品質保証 ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
31.5インチのLGの32GQ950-Bでしょう。
最近は、4K対応のゲーミングモニターも増えてきました。
しかし、パネル性能の部分で、本機は4K機のなかでは、飛び抜けていると言えます。
信頼性の高い、自社のNano-IPSを採用する上で、ATW偏光板の採用で、斜め方向からの視認性がさらに向上しました。
同期技術も、AMD FreeSyncPremium PROとNVIDIA G-SYNC Compatible認証も得ていますし、安心感もあります。
そのほか、黒挿入技術・高性能スタンド・フリッカー対策・HDR1000など、今回重要視した要素は、ほぼ網羅します。
HDMI.2.1に対応し、4K/120Pが通るようになったので、PS5関係のニーズにも適います。
ただし、高性能な4Kゲーミングモニターの多くに言えますが、PC側のビデオカードの要求水準が高いほか、モニターの消費電力も相当高いです(通常85W・最大200W)。
この部分は、エコ云々ではなく、廃熱が追いつかないと性能が発揮できない点、あと、廃熱ができても、室温が上がる点に承知が必要です。
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【2021年発売】【28インチ】
【144Hz 1ms】
6・ ASUS TUF Gaming VG28UQL1A
¥79,029 Amazon.co.jp (6/19執筆時)
周波数: 最大144.0Hz
解像度:4K
輝度:450cd/u
パネル: Fast-IPS ノングレア
コントラスト比: 1000:1
同期技術: FreeSync Premium& G-sync
応答速度:1ms (GtoG)
HDR:HDR400
USB給電:
接続端子:HDMI2.0x2 DP1.4x1
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA: 100mm
スピーカー:2W×2
4K動画: HDCP2.2
保証期間: 3年
画質の美しさ ★★★★★
スタンドの性能 ★★★★★
応答速度 ★★★★★★
リフレッシュレート ★★★★★
品質保証 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
消費電力や値段の面で、少し加減された機種としては、ASUSのTUF Gaming VG28UQL1Aが良さそうです。
このクラスならば、値段もそこそこ安めと感じられますし、消費電力も33Wですから。
液晶パネルは、Fast-IPSですから、視野角や応答速度の部分で心配がないです。
画像処理も、ASUSは、「黒挿入技術」(ELMB)の部分がやはり強いです。
LMB SYNCとして、FreeSync(Adaptive-Sync)も共存できるのは、やはり独自で魅力だと思います。
スタンドも問題ないです。
HDMI2.1(=PS5)への対応が不要ならば、本機が良いかと思います。
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【2022年発売】
【27インチ】SDM-U27M90:4K
5・SONY INZONE M9 SDM-U27M90
¥140,000 Amazon.co.jp (6/19執筆時)
周波数: 最大144.0Hz
解像度:4K
輝度:600cd/u(最大)
パネル:Fast-IPS ノングレア
コントラスト比:(80,000:1)
同期技術:Adaptive-Sync
応答速度:1ms (GtoG)
HDR:HDR 600
USB給電:
接続端子:HDMI2.1x2 DP USB-C
スタンド:チルト 高さ
VESA: 100mm
スピーカー:2W×2
4K動画: HDCP2.2
保証期間: 1年
画質の美しさ ★★★★★
スタンドの性能 ★★★★☆
応答速度 ★★★★★★
リフレッシュレート ★★★★★
品質保証 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
SONY INZONE M9も、PS5と一緒に使う方には、オススメできる機種です。
PS5を中心に考える場合、オートHDRトーンマッピングなど、独自の連携機能が利用できる部分に、一定の魅力があります。
パネル部分も、Fast-IPSに相当するパネルを採用し、輝度部分も、HDR600ですので、4Kゲーミングモニターとして、値段相応に質が良いです。
その上で、バックライトを高性能テレビのように、直下型のエリア制御にしている点は、LGのATW偏光板の工夫より、おそらく抜本的で、効果も高いと思います。
画像補正の部分も、それなりにしっかりしていますし、スタンドも、チルト角度と高さは調整できるので、問題ありません。
本編でも書いたように、他社と比べて費用対効果が必ずしも良くはないので、PS5に使わないと「もったいない」です。
しかし、使うならば、事後のサポートの部分を含めて、良い選択肢の1つになるでしょう。
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1・4Kゲーミングモニターの比較 (1)
1-1:LG〈韓国〉
1-2:ソニー〈日本〉
1-3:ASUS〈台湾〉
なお、これらの製品そのライバル機については、以上の記事で比較しました。
第6に、主にクリエーター向きの、ハイエンドの4Kゲーミングモニターとしてオススメできるのは、
【2021年発売】
【32インチ】
10・ASUS ROG Swift PG32UQX
¥305,931 Amazon.co.jp (6/19執筆時)
周波数: 最大144.0Hz
解像度:4K
輝度:500cd/u
パネル: QLED IPS ノングレア
コントラスト比: 1400:1
同期技術: G-SYNC ULTIMATE
応答速度:4ms (GtoG)
HDR:HDR1400
USB給電:
接続端子:HDMI2.0x3 DP1.4x1
スタンド:チルト 左右 高さ
VESA: 100mm
スピーカー:
4K動画: HDCP2.2
保証期間: 3年
画質の美しさ ★★★★★★
スタンドの性能 ★★★★★
応答速度 ★★★★★
リフレッシュレート ★★★★★
品質保証 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
他方、予算が十分にあるならば、ASUSのROG Swift PG32UQXでしょう。
ただ、値段や性能面で言えば、完全に「クリエーター向き」ではありますが。
パネル性能の部分で言えば、量子ドットIPSパネルとミニLEDのコンビは、現状で最高峰です。
OLEDも出ましたが、デザイン用として向くかは、まだまだ論争的に思えます。
パネルスペックでこれ以上というのは、現状ないでしょう。
さらに、HDR1400対応です。
デザイン用以外にも、(リモコンはないですが)超高性能な4K小型テレビ的に利用する場合も選択肢にできるかと思います。
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1・4Kゲーミングモニターの比較 (1)
1-3:ASUS〈台湾〉
なお、本機については、以上の記事で比較しました。
第7に、パネル性能が良いOLED(有機EL)搭載機でおすすめなのは、
【2023年発売】【26.5インチ】
17・ASUS ROG Swift OLED PG27AQDM
¥140,720 楽天市場 (6/19執筆時)
周波数: 最大240Hz
解像度:WQHD (2560x1440)
輝度:450cd/u(最大)
パネル方式:OLED ノングレア
コントラスト比:150万:1
同期技術:FreeSync Premium
応答速度:0.03ms (GtoG)
HDR:HDR10
USB給電:
接続端子:HDMI 2.0 x2 DP1.4 DSC x1
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA: 100mm
スピーカー:
保証期間: 2年
画質の美しさ ★★★★★★★
スタンドの性能 ★★★★★
応答速度 ★★★★★★★
リフレッシュレート ★★★★★
品質保証 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★★
2.5Kの26.5インチになりますが、ASUSのPG27AQDMでしょう。
LGやコルセアなど他社からも出ていますが、OLEDで画質を得るため、あるいは、焼付き問題も避ける場合重要な「廃熱処理」に特別な工夫をしているASUS機が良いようにみえました。
本編で書いたように、液晶に比べて、OLEDは、パネル部分の応答速度が「抜群」です。映像美の部分でも、全消灯で「真の黒」が表現できるので、液晶に比べて、奥行感の表現も巧みです。
一方、明るい日中に弱い性質があるのですが、基本暗くするゲーミングだと、ここは「問題になりにくい」ですし、本機の輝度は、それなりに高いです。
PC利用の場合、経年変化がどのようになるか(まだ出はじめなので)イマイチわからないので、信頼性について、液晶と同列に比較はできませんが、アーリーアダプターな方が選ぶのは、個人的に「あり」に思えます。
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1・2.5Kゲーミングモニターの比較 (1)
1-4:ASUS〈台湾〉
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【2022年発売】
【47.5インチ】
・LG UltraGear 48GQ900-B
¥181,636 Amazon.co.jp (6/19執筆時)
周波数: 最大120Hz
解像度:4K(3840×2160)
輝度:330cd/u
パネル方式:OLED ノングレア
コントラスト比:150万:1
応答速度:0.1ms (GTG)
一方、完全にテレビ代わりに使う場合、LGの機種が良いでしょう。
本編でも書いたように、本機はゲーミング用というだけの機種ではないので、【40インチ以上の4Kモニターの比較記事】で詳しく書いています。
加えて、この用途で考えている方に、1点だけ補足です。
32型以下のサイズだと、「ゲーミングモニター」代わりに使えるテレビは皆無です。
40型以上の場合、しかし、PS5の発売以後、4K/120Hz対応のテレビが増えています。
Atlasは「テレビでも問題ない」ならば、そちらを買った方が良いと思います。
PCモニターは、パネルの表面処理が「ノングレア(非光沢)」になるので、「ハーフグレア(半光沢)」のテレビとは、映像の見え方がやや変わるからです。
価格面も、TVは価格競争が激しいので、費用対効果が高いです。
応答速度は、ただし、テレビは(圧倒的に)不利です。
高度な画質向上処理を優先した設計だからです。
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結論的にいえば、こだわるならば、PC用ゲーミングモニターが良いです。
ただ、「PS5専用」に考えているような「ライトユーザー」の方はテレビも、あわせて検討対象としても良いでしょう。
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1・4K液晶テレビの比較 (1)
:東芝〈REGZA〉
2・4K液晶テレビの比較 (2)
:シャープ〈AQUOS〉
3・4K液晶テレビの比較 (3)
:ソニー〈BRAVIA〉
4・4K液晶テレビの比較 (4)
:パナソニック〈VIERA〉
5・4K液晶テレビの比較 (5)
:LGエレクトロニクス 〈韓国〉
6・4K液晶テレビの比較 (6)
:ハイセンス〈中国〉
7・4K液晶テレビの比較 (7)
:TCL 〈中国〉
8・4K液晶テレビの比較 (8)
:フナイ〈日本〉
:アイリスオーヤマ 〈日本〉
9・4K液晶テレビの比較 (9)
:オリオン・三菱電機
:maxzen・DMM ほか
10・おすすめの4K液晶テレビ 【結論】
=全機からのおすすめ機種の提案
選択肢にできそうな方は、以上のリンクで4K/120Hz対応情報を含めて色々書いています。
その場合、(画質向上処理を飛ばせる)ゲーム専用モードを搭載する機種を選ぶと良いでしょう。
第8に、没入感の高い曲面型モニターで、現状でオススメしたい機種は、
【34.18インチ・曲面】
【2020年発売】G-SYNC ULTIMATE
8・Dell ALIENWARE AW3423DW
¥201,800 楽天市場 (6/19執筆時)
【2022年発売】FreeSync Premium Pro
8・Dell ALIENWARE AW3423DWF
¥114,800 DELL直販 (6/19執筆時)
周波数:最大144Hz
曲率:1800R
解像度:UWWQHD (3440x1440)
輝度:250cd/u
パネル:QD-OLED
コントラスト比: 1M:1
同期技術:上記参照
応答速度:0.1ms (GtoG)
HDR:HDR True Black 400
USB給電:
接続端子: HDMI2.0×2 DP
スタンド:チルト・左右・高さ
VESA: 100mm
スピーカー:
保証期間: 3年間
画質の美しさ ★★★★★
スタンドの性能 ★★★★★
応答速度 ★★★★★★
リフレッシュレート ★★★★★
品質保証 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
DELLのAW3423DWでしょう。
2機種ありますが、お使いのビデオカードに合わせて、選べばOKです。
パネルは、量子ドット採用のOLED(有機EL)です。
有機ELは、明るい場所に弱いので、PC用としてはテレビほどシェアが広まりません。
しかし、仕事に使えない(使いにくい)点でそもそも「ゲーム専用」といえる曲面ディスプレイならば、相性が良いと思います。
パネルは、液晶に比べて、コントラスト比が高く、応答速度も速いため、(明るい場所で利用しないならば)、画質面ではどの機種よりも優れます。
曲率も、平均的な1800Rに止まっていますし、文句はありません。
リフレッシュレートも、最大144Hzですし、問題ないです。
解像度は、ただ、UWWQHD (3440x1440)ですので、縦横比が、一般的な映像コンテンツ(16:9)とはだいぶ異なるため、フルスクリーン運用は難しいという点だけ、注意してください。
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1・曲面モニターの比較 (1)
1-1:DELL〈米国〉
本機は、以上の記事で、そのライバル機とともにみています。
補足:液晶モニター関連記事の紹介
というわけで、今回は、ゲーミングモニターの比較でした。
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1・31.5インチの液晶モニタ
2・27インチの液晶モニタ
3・24.1インチの液晶モニタ
4・23.8インチの液晶モニタ
5・21.5インチの液晶モニタ
6・4K解像度の液晶モニタ
7・2.5K解像度の液晶モニタ
8・タッチパネル式モニタ
9・ゲーム向けの液晶モニタ
10・Mac向けの液晶モニタ【まとめ】
11・液晶モニターの選び方【まとめ】
とくに、上のリンク記事では、主にモニターサイズの観点から、このブログの全10回のモニター関連記事を横断的にまとめています。
よろしければ、ご覧ください。
補足:PCゲーム周辺機器に関する記事の紹介
続いて、ゲーミングディスプレイに関係する周辺機器の記事の紹介です。
1・ゲーミングモニターの比較
2・ゲーミングマウスの比較
3・ゲーミングキーボードの比較
4・東プレキーボードの比較
5・PCデスクの比較
6・PCチェアの比較
7・PC用スピーカーの比較
第1に、ゲーミングモニターの周辺環境を整える諸製品についてです。
モニターを購入する「ついで」に、ゲーム関係の周辺機器もお探しの方は、よろしければ、こちらもご覧ください。
1・1・PCスピーカーの比較記事
2・Bluetoothスピーカーの比較記事
3・Bluetoothヘッドホンの比較記事
第2に、PC用スピーカーやヘッドセットに関連する記事です。
ゲーミングモニター内蔵のスピーカーは、ほとんど「オマケ」といえる品質です。
こだわりたい場合は、上記の記事もご覧ください。
ディスプレイ用クリーニングリキッド
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第3に、PC用液晶クリーナーに関連する記事です。
これは、ゲーミング用途以外も同じですが、液晶モニターを手入れする場合、普通のティッシュペーパーなどで拭かないでください。
液晶に傷がつきますので、専用のクリーニング・リキッドの使用をおすすめします。
アルコール・界面活性剤を使っていませんので、モニター表面のコーティング塗装に影響しないからです。
【サンワ DK-KC5】
液晶画面用ハイテククロス DK-KC5
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ドライクリーニングティッシュ60枚入り
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これを、ハイテククロスに吹きかけて使うのがオススメです。
ただ、スプレー式のクリーナーは拭いた後に「ふき跡」が画面に白く僅かに残ります。
拭いた後が気になる人は、仕上げにドライクリーニングティッシュを使うのが良いです。
皮脂汚れはあまりとれませんが、拭き跡をとるための仕上げにはもってこいです!
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ではでは。