Top PC用液晶モニター 比較2025'【13〜23.8型】小型4Kモニター22機の性能とおすすめ:23.8インチ 24インチ

2025年05月01日

比較2025'【13〜23.8型】小型4Kモニター22機の性能とおすすめ:23.8インチ 24インチ

【今回レビューする内容】2025年 小型23.8インチの4K液晶ディスプレイの価格・性能とおすすめ・選び方:23.8インチ 23.7インチ 24インチ 15.6インチ

【比較する製品型番】 ASUS ProArt Display PA24US JAPANNEXT JN-MD-OLED1331UHDR N-IPS2380UHDR JN-IPS2380UHDR-C65W-HSP JN-i238U-HSPC6  JN-MD-OLED156UHDR-T JN-MD-OLED156UHDR JN-MD-OLED1331UHDR-T JN-MD-OLED133UHDR JN-MD-IPS185UHDR JN-MD-IPS133UHDR-T JN-MD-IPS1332UHDR JN-MD-IPS1732UHDR JN-MD-IPS140UHDR JN-MD-IPS140UHDR-T JN-MD-IPS173UHDR-T JN-MD-IPST156U  ASUS ProArt Display PA169CDVプリンストン UP-M156T4K Acer SpatialLabs View Pro ASV15-1BP Acer SpatialLabs View ASV15-1B ほか

今回のお題
小型4K液晶モニターのおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 今日は、2025年5月現在、最新の23.8インチ前後の小型4Kモニターの比較です。

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1・4Kモニターの比較 (1)
:サイズ:27型・28型
;解像度:4K 5K
:予算:3万円〜
2・4Kモニターの比較 (2)
:サイズ:31.5型・32型
;解像度:4K 6K
:予算:5万円〜
3・4Kモニターの比較 (3)
:サイズ:40型以上
;解像度:4K
:予算:4万円〜
4・4Kモニターの比較 (4)
:サイズ:23.8型以下
;解像度:4K
:予算:3万円〜
5・4Kモニターまとめ
=最終的なおすすめ機種の提案

 記事は、画面サイズ別に、5つに分けています。

 4回目記事となる今回は、24型(23.8インチ 23.7インチ)と15型(15.6インチ)のPC用4Kモニターを紹介します。

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 ただ、1回目記事の冒頭では、「画面サイズの選び方」ほか、「4K特有の問題点」などを含めた、基本的な選び方についての情報があります。

 検索エンジンから来ていただいた方は、【1回目記事】からお読みいただくとわかりやすいかと思います。

 よろしくお願いします。

ーーー

液晶パネルの画質 ★★★★★
目の疲れにくさ  ★★★★★
動画・ゲーム対応 ★★★★★
品質保証     ★★★★★
総合評価     ★★★★★

 というわけで、以下では、各社のモニターを一機ずつ比較していきます。

 そして、最後の「結論」では、上表のような観点から、「Atlasのオススメ機種」を提案していきます。

1・23.8型前後の4Kモニターの比較

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 そのため、24インチ前後の小型機は、驚くほどに販売点数がないです。長年定番だったLGの24UD58-Bも、後継機がでないまま撤退しましたので。

 現在残っている機種を、以下見ていきます。

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 なお、以下では、高評価できる部分は赤系の文字色で、イマイチな部分は青字で、本文を書いていきます。


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 【2025年発売】【23.8インチ】

 (2年保証)

 1・JAPANNEXT JN-IPS2380UHDR
  ¥34,527 Amazon.co.jp (5/1執筆時)

接続端子:HDMI 2.0×2 DP1.2×2
USB給電:
スタンド:チルト

 (1年保証)

 2・JAPANNEXT JN-IPS2380UHDR-C65W-HSP
  ¥38,164 楽天市場 (5/1執筆時)

 (2年保証)Amazon限定

 3・JAPANNEXT JN-i238U-HSPC6
  ¥37,480 Amazon.co.jp (5/1執筆時)

接続端子:HDMI 2.0 DP1.4 USB-C
USB給電:65W
スタンド:チルト 左右 高さ 回転

解像度:4K(3840×2160)
輝度:300cd/u
パネル:ADS ノングレア
コントラスト比:1,300:1
応答速度:8ms (GTG)
リフレッシュレート:60Hz(4K)
HDR:HDR10
USB給電:65W
接続端子:HDMI 2.0 DP1.4 USB-C
VESA:75mm
スピーカー:
4K動画再生:HDCP2.2
保証期間:上記参照

 JN-IPS2380UHDR などは、ジャパンネクスト23.8インチ4Kモニターです。

 同社はPCモニターを多く手がける日本のファブレス企業です。

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 液晶パネルは、ノングレア(非光沢)のADSです。

 いわゆるIPS系パネルで、中国のBOE系が手がけるパネルです。

 正確には電界の使い方が変わりますが、性質は、IPSと同じと考えて良いです。

 TVなどにも使われますし、(パネルスペックさえよければ)問題ないです。

 輝度は300cd/uと一般的ですが、、コントラスト比1,300:1色域は、DCI-P3で、カバー率が95%です。

 最近の4Kパネルのスタンダードなスペックよりも、コントラスト比(黒の締まり)と色域は、やや良い水準です。

 質が良いパネルスペックです。

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 HDRは、HDR10ですが、対応します。

 HDR(ハイダイナミックレンジ)は、ゲームや動画コンテンツで輝度ピークをあげることのできる新技術です。TVでは標準採用となりつつあります。

 応答速度は、ただ、オーバードライブ時に8ms (GTG)です。

 この部分のスペックはあまり良くなく、動く画像にはそこまで強くないと言えます。

 画質調整機能は、ゲーム向けの機能性を除けば、「あっさり」です。

 一般的なゲームツールほか、Free Syncに対応する部分では、主なターゲットはそういった方でしょう。ただ、先述のように、応答速度の問題があるので、プレーするゲームジャンルは「選ぶ」でしょう。

 「目の優しさ」の部分では、チラツキを抑えるフリッカーフリー機能も搭載されます。

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 スタンドは、上位機はフル稼動です。

 調整幅は、チルト(上15° 下5°)、左右(60°)と高さ(12.5cm)と縦回転です。

 下位機は、チルトのみです。

 スタンド形状も、同社のゲーミング向けのV字形なので、やや特殊です。

 上位機が良いでしょう。


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 接続端子は、上位機は、HDMI2.0・DisplayPort 1.4・USB-Cです。

 USB-Cは65Wの給電に対応します。

 モバイルノートなどの接続には便利でしょう。

 下位機は、USB-C端子がない構成です。

 しかし、HDMI2.0・DisplayPort 1.2が、各2系統あります。

 USBハブは、上位機のみ搭載です。

 KVM対応のUSB-Aが2系統です。 

 HDCP2.2は、対応です。

 スピーカーは、簡易的なステレオスピーカーは内蔵されます。

 保証は、2年です。

 従来は1年でしたが、2025年に2年が標準になったようです。

 ただ、他社平均(3年)より、まだやや短めです。

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 以上、ジャパンネクストJN-IPS2380UHDR などの紹介でした。

 スタンダードクラスの小型4Kモニターとして、日本市場で最後まで残った製品です。パネルの素性もADSの4K上位版で割と良いため、選んでも良いかと思います。

 ネックだった保証部分も、2025年から改善してきました。


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 【2025年発売予定】【23.6インチ】

 4・ASUS ProArt Display PA24US
  ¥---- Amazon.co.jp (5/1執筆時)

解像度:4K(3840×2160)
輝度:350cd/u
パネル:IPS ノングレア
コントラスト比:1,000:1
応答速度:5ms (GTG)
リフレッシュレート:60Hz(4K)
HDR:HDR600
USB給電:80W
接続端子:HDMI 2.0 DP1.4 USB-C
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:700mm
スピーカー:内臓(2W×2)
4K動画再生:HDCP2.2
保証期間:3年

 PA24USは、台湾のASUSの販売する23.6インチ4Kモニターです。

 2024年11月発表ですが、日本市場でずっと売られていないです。

 2025年発売予定としておきましたが、出るか微妙かもしれません。

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 なお、海外だと15万円を少し超える程度の高級価格で売られている製品です。

 小型ですが、デザイナー向け専門機と言えます。

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 液晶パネルは、ノングレア(非光沢)のIPSです。

 スペックから言って台湾のAUOのAHVA-IPSかもしれません。

 輝度は、350cd/uです。

 色域は、動画向けのDCI-P3で95%、静止画向けのAdobe RGBで99%です。

 パネル自体は「広色域IPS」といって良い水準でしょう。

 応答速度は、5msと普通です。

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 画質調整機能は、「デザイナーディスプレイ」として高度です。

 特に本機は、フリップ式で自動で動く測色計が内蔵で、別の機器なしで自動キャリブレーション対応です。

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 HDRは、HDR600で対応です。

 とくに、本機の目的上、編集機能の部分はかなり凝った作りです。

 例えば、HDR輝度設定の際のPQ曲線の表示も、3種類のから選択可能です。

 スタンドは、フル稼動です。

 調整幅は、チルト(上21° 下3°)、左右(60°)と高さ(13cm)と縦回転です。

 接続端子は、HDMI 2.0 DP1.4 USB-Cです。

 USB-Cは、80Wの給電に対応します。

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 このほか、12G-SDI接続も対応で、対応デバイスから4K/60Hzの無圧縮データを直で送受信も可能です。

 HDCP2.2は、対応です。

 スピーカーは、総合4Wステレオスピーカーは内蔵されます。

 保証期間は、3年間です。

 加えて、3年間の「ZBD(ドット欠け)保証」の明記があります。同社の場合、デザイン用のPAシリーズについては、輝点はゼロ、黒点も5以下なら保証です。

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 以上、ASUSPA24USの紹介でした。

 映像編集を行うクリエーター向けの製品です。

 色再現性を重視するような仕事の場合、小型であり「さっと」使える本機は、(大きなデザイナー向けモニターより便利なシーンがありそうです。多様な接続が可能であるのもポイントでしょう。

2・小型の4Kモニターの比較

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 続いて、15.6型以下の4Kモニターです。

 24型と差が開きますが、4Kパネル生産の「み」もあり、この間のサイズというのは市場にはないです。

 15.6型はいうまでもなく、ノートPC用に作られたパネルの「流用」で、主に、ゲーム用、サブモニター用です。


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 【2021年発売】

 【15.6インチ】

 5・プリンストン UP-M156T4K
  ¥49,818 Amazon.co.jp (5/1執筆時)

解像度:4K (3840×2160) 
輝度:250 cd/u
パネル:IPS グレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:10ms(GtoG)
リフレッシュレート:60Hz(4K)
HDR:
USB給電:
接続端子:MiniHDMI USB-C
スタンド:カバー
VESA:
スピーカー:
4K動画再生:
保証期間: 3年間

 ULTRA PLUS UP-M156T4Kは、日本のプリンストンが販売する小型4Kモニターです。

 本機は画面部分がタッチパネルです。

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 サイズは、15.6型です。

 ゲーム機用の小型ディスプレイとしての用途が想定されていて、主なゲーム機(Nintendo Switch、PS5、PS4 Pro、PS4、Xbox One S)は、起動確認があります。

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 タッチパネルは、10点のマルチタッチまで対応する機種です。

 タッチパネル式の「選び方の基本」は、【タッチパネルの液晶ディスプレイの比較記事】で詳しく書きました。

 簡単に繰り返せば、保護ガラスの表面硬度(上表)と外光反射対策が重要です。

 本機はそれらの硬度の数字がでない機種です。小型だとままあります。

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 液晶パネルは、普通のIPSです。

 表面硬度は不明ですが、ガラス(抗指紋ガラス)ですのでグレアです。

 輝度(250 cd/u)、コントラスト比(1000:1)は、このサイズの4Kとして通常品質です。

 ただ、視野角(170°)は4K機としては狭めです。色域の開示もないです。 

 応答速度は、10msです。

 オーバードライブ時の数値なので決して速くないですが、解像度を考えると、小型では「大健闘」とも言えるでしょう。 

 画像補正機能は、特段の機能はないです。

 ゲーム・映画・テキスト・FPSモードなどを備えますが、個別調整力を重視した製品ではないです。

 接続端子は、付属のHDMIケーブルほか、USB-Cによる接続にも対応します。

 USB-C端子を利用する場合、Android系のOTG対応スマホとの接続もできます。

 iPhone(iOS)は、HDMIの変換ケーブルをつなげば使えるでしょうが、説明や保証はありません。

 PCとの接続は、MiniHDMI・USB-Cです。

 USB-C接続時は、データの送受信と同時に給電もできます。

 ただし、ACアダプタを利用しない場合、標準で輝度の初期設定が最大の30%に制限されます。

 基本的には、USBアダプタをコンセントに挿して、Wケーブルで使うべき製品です。

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 モニタースタンドは、小型なのでありません。

 カバーは、タブレットのように、台座を兼ねる方式です。

 無段階で90度まで調整可能です。

 ケーブルは、1mのUSB-Cケーブル・Type-A to Type-Cケーブル、・DMI to Mini HDMIケーブルが付属です。

 買ってすぐ使えるでしょう。

 そのほか、総合2Wのステレオスピーカーが付属します。

 HDCP2.2は、対応を明記しません。

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 以上、プリンストンUP-M156T4K の紹介でした。

 タッチパネル式ですが、それが不要でも小型の4Kモニターを探しているならば候補にできるでしょう。

 品質の良いIPS液晶4K解像度が出せる小型モニターとしてプレゼンスがあります。

 応答速度は課題ですが、(倍速のない)格安テレビほどはあるので、この部分は妥協するべきです。ただ、このサイズは、次に見る、ジャパンネクストも強いので、比較は必要です。


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 【2024年発売】

 【15.6インチ】

 (タッチパネルあり)

 (1年保証)

 6・JAPANNEXT JN-MD-OLED156UHDR-T
  ¥56,345 Amazon.co.jp (5/1執筆時)

 (タッチパネルなし)

 (1年保証)

 7・JAPANNEXT JN-MD-OLED156UHDR
  ¥54,527 Amazon.co.jp (5/1執筆時)

輝度:350 cd/u

 【13.3インチ】

 (タッチパネルあり)

 (1年保証)

 8・JAPANNEXT JN-MD-OLED1331UHDR-T
  ¥49,980 Amazon.co.jp (5/1執筆時)

 (タッチパネルなし)

 (2年保証)

 9・JAPANNEXT JN-MD-OLED1331UHDR
  ¥30,893 Amazon.co.jp (5/1執筆時)

 (1年保証)

 10・JAPANNEXT JN-MD-OLED133UHDR
  ¥30,893 Amazon.co.jp (5/1執筆時)

輝度:300 cd/u

解像度:4K (3840×2160) 
パネル:OLED グレア
コントラスト比:10万:1
応答速度:1ms(GtoG)
リフレッシュレート:60Hz(4K)   
HDR:
USB給電:
接続端子:MiniHDMI USB-C×2
スタンド:カバー
VESA:75mm
スピーカー:1.5W×2
4K動画再生:HDCP2.2
保証期間: 1年 /2年

  JN-MD-OLED156UHDR-T は、日本のJAPANNEXT が販売する小型4Kモニターです。

 複数ありますが、画面サイズほか、保証期間とタッチパネルの有無の違いになります。

 サイズは、15.6型ほか、あとから13.3型の展開もはじまりました。

 いずれもカバー付きです。

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 タッチパネルは、搭載機が選べます。

 しっかり、10点のマルチタッチまで対応する機種です。

 画面硬度の値はないですが、おそらく、ノートPC・タブレット向けユニットの流用なので、問題ないように思えます。

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 パネルは、液晶ではなく、グレア(光沢)のOLEDです。

 色域は、DCI-P3 100%と広いので、量子ドット(QD-OLED)かもしれません。15.6インチはとAdobeRGB 94%でもあります。

 液晶に比べると明るい場所での視認性弱い部分はありますが、室内利用ならば、問題ないでしょう。輝度も高めです。 

 画質は、OLEDは全消灯が可能なので「黒が締まる」特性があります。ここは、LEDから光が漏れる液晶方式との違いで、あらゆる方式の液晶に優る部分です。

 応答速度は、1msです。

 OLEDの良い部分です。もっと速いパネルもあります。

 ただ、ゲーム用の開発というわけでもなく、FreeSyncなどには対応しません。

 画像補正機能は、特段の機能はないです。

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 接続端子は、miniHDMIUSB-Cです。USB−Cは2系統です。

 デイジーチェーンは非対応ですが、スマホなどの(ちょい)ミラーリングなどに便利な仕様にしています

 PCとの接続は、MiniHDMI・USB-Cです。

 USB-C接続時は、データの送受信と同時に給電もできます。HDMIを利用する場合は、どこかしらから、USB-Cでの給電することが必要です。

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 USB-C利用時は、低消費電力なので、PC以外の補助電源は不要ですが、明るさは、供給電源量により調整されます。

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 ただ、ここから見ていく、同社製品に共通しますが、USB-C2の系統が(どうも)最大15W(5V 3A)入力のようで、データと一緒の電源供給だと、明るさ80%以上の駆動は無理のようです。

 その場合は、少し煩雑ですが、2系統ある、USB-Cの片方を電源供給用として、付属のUSBアダプタ経由でコンセント利用すると良いようです。

 モニタースタンドは、小型なのでありません。

 カバーは、タブレットのように、台座を兼ねる方式です。

 VESAマウントは可能です。

 ケーブルは、USB-Cケーブル・Type-A to Type-Cケーブルが付属です。

 HDMIケーブルは未付属ですが、スマホ用のUSB OTGケーブルが付属です。

 HDCP2.2は、対応です。

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 以上、JAPANNEXTJN-MD-OLED156UHDR-Tなどの紹介でした。

 発色もよく、質の良い小型4Kモニターだと言えます。

 液晶パネルと違って、パネル供給元がほぼ限られるOLEDの場合、パネル品質の差も生じにくいでしょう。手元で利用する場合で、4K高画質が欲しい方に向きそうです。


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 【2024年発売】

 【18.5インチ】 

 (タッチパネルなし)

 11・ JAPANNEXT JN-MD-IPS185UHDR
  ¥59,073 Amazon.co.jp (5/1執筆時)

輝度:280 cd/u
パネル:IPS ノングレア

 【13.3インチ】 

 (タッチパネルあり)

 12・JAPANNEXT JN-MD-IPS133UHDR-T
  ¥33,209 Amazon.co.jp (5/1執筆時)

輝度:400 cd/u
パネル:IPS グレア

 (タッチパネルなし)

 13・JAPANNEXT JN-MD-IPS1332UHDR
  ¥36,007 Amazon.co.jp (5/1執筆時)

輝度:400 cd/u
パネル:IPS ノングレア

解像度:4K (3840×2160) 
コントラスト比:1500:1
応答速度:30ms(GtoG)
リフレッシュレート:60Hz(4K)   
HDR:HDR10
USB給電:
接続端子:MiniHDMI2.0 USB-C×2
スタンド:カバー
VESA:75mm
スピーカー:1W×2
4K動画再生:HDCP2.2
保証期間: 1年間

 JN-MD-IPS185UHDR なども、ジャパンネクストが販売する小型の4Kディスプレイです。

 仕様の多くは、1つ上の製品と似ています。汎用のユニットで、パネルとサイズを替えているような感じです。

 パネルは、18.5インチ13.3インチです。

 13.3インチは、10点タッチのタッチパネルほか、タッチパネル機能のない製品もあります。

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 ユニット形状は、13.3インチは、1つ上の製品と同じです。

 18.5インチは、ただ、画面サイズ的にカバー兼用ではないキックスタンドになります。

 また、他機同様、VESA対応なので、アームを取り付けても、柔軟に使えるでしょう。

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 パネルは、ノングレアのIPSです。

 LGパネルで確定でしょう。

 24年ごろから増えてきた従来の1.5倍の高コントラスト(1500:1)のパネルです。

 輝度は、13.3型だと、400 cd/uと良いです。

 ただ、18.5型だと280 cd/utとそこまで明るくないです。、

 色域は、sRGBだと、どれも(99%〜100%)です。

 タッチパネルのない13.3型18.5型は、DCI-P3(74%, 89%)も明記です。

 どれも、広色域IPSではないですが、普通のIPSよりスペックはです。

 一方、タッチパネル式はグレアになる部分が注意点です。

 HDRは、ピーク輝度以外のスペックが満たないためか、HDR10表記です。

 ここはあまり気にしなくて良いでしょう。

 接続端子の仕様ほか、あとは、1つ上の製品と目立つ違いはないです。

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 以上、JN-MD-IPS185UHDR などの紹介でした。

 特に、13.3型は輝度も高めですし、OLEDがあまり得意とも言えない、日中の明るい場所で使うならば、こちらが良いでしょう。

 ただ、色表現やコントラスト比などは格段にOLEDが良いので、その部分は重視したい要素をふまえて決めれば良いでしょう。


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 【2024年発売】

 【17.3インチ】

  (タッチパネルなし) 

 14・ JAPANNEXT JN-MD-IPS1732UHDR
  ¥53,982 Amazon.co.jp (5/1執筆時)

輝度:350 cd/u
パネル:ADS(広色域) グレア
応答速度:30ms(GtoG)

 【14インチ】 

  (タッチパネルなし)

 15・JAPANNEXT JN-MD-IPS140UHDR
  ¥34,527 Amazon.co.jp (5/1執筆時)

輝度:500 cd/u
パネル:ADS(広色域) ノングレア
応答速度:25ms(GtoG)

 【14インチ】 

  (タッチパネルあり)

 16・JAPANNEXT JN-MD-IPS140UHDR-T
  ¥34,980 Amazon.co.jp (5/1執筆時)

輝度:500 cd/u
パネル:ADS(広色域) グレア
応答速度:25ms(GtoG)

解像度:4K (3840×2160) 
コントラスト比:1500:1
リフレッシュレート:60Hz(4K)   
HDR:HDR400(相当)
USB給電:
接続端子:MiniHDMI2.0 USB-C×2
スタンド:カバー
VESA:75mm
スピーカー:1W×2
4K動画再生:HDCP2.2
保証期間: 1年間

 JN-MD-IPS140UHDR も同社の小型の4Kディスプレイです。

 後述するように、先ほどの機種と異なり、液晶パネルになります。

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 画面サイズは、17型14型です。

 14型は、ここまで見た13.3型同様に、カバー兼用台座を装備します。

 また10点タッチ対応機があります。

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 17型も、画面が大きいですが、スマートケース仕様の自立式台座があります。

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 パネルは、グレア(光沢)のADS表記です。

 BOE系列の製造するIPS系パネルで、信頼性を含めて問題ないです。

 24年ごろから増えてきた従来の1.5倍の高コントラスト(1500:1)のパネルを採用します。

 特に、14型は輝度も400 cd/uと良いです。17型も350 cd/uですし、悪くないです。

 色域も、DCI-P3100%ですので、広色域IPS(広色域ADS)といえます。

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 HDRは、HDR400相当という記述です。

 宣伝表示のロゴも、VESA(統一規格)のロゴではないです。

 輝度・色域の基準は超えているので、その他の指標(黒レベルなど)の何かが至らないのでしょう。

 まあ、ここも「あえて言えば」という話です。

 接続端子の仕様ほか、あとは、ここまでの製品と目立つ違いはないです。

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 以上、ジャパンネクストのJN-MD-IPS140UHDR などの紹介でした。

 同社は「迷うほど」パネルの選択肢がありますが、本機も悪くないパネルかと思います。

 色域、輝度、コントラスト比と、この手の製品で重視したい部分は網羅的です。14型だと、さらに(自主測定ながら)HDR400相当というスペックもあります。(OLEDではない)同社の液晶系では、魅力度が高いかなと思います。


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 【2024年発売】

 【15.6インチ】(タッチパネル式)

 17・JAPANNEXT JN-MD-IPS1563UHDR-T
  ¥38,280 Amazon.co.jp (9/4執筆時)

応答速度:30ms(GtoG)
輝度:300/u
コントラスト比:1200:1

 【17.3インチ】(タッチパネル式)

 18・JAPANNEXT JN-MD-IPS173UHDR-T
  ¥59,073 Amazon.co.jp (5/2執筆時)

応答速度:25ms(GtoG)
輝度:250/u
コントラスト比:1000:1

解像度:4K HDR (3840×2160) 
パネル:IPS方式 グレア
表面硬度:
タッチ数:10点
リフレッシュレート:60Hz
HDR: HDR10
USB給電:
接続端子:MiniHDMI USB-C×2
スタンド:カバー
スピーカー:1.5W×2 (24年機は1W×2)
保証期間: 1年間

  JN-MD-IPS1563UHDR-T は、JAPANNEXTから販売される、15.6型のタッチパネルモニターです。

 17.3型もありますが、同じパネルなので同時にみます。

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 パネルサイズは、15.6型です。

 タッチは普通に10点です。

 重さは、1kgです。

 軽くはないですが、同じサイズのモニターを持ち運ぶよりだいぶ軽いです。

 解像度は、4Kです。

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 液晶パネルは、グレアAHVA-IPSです。

 要するに、AUOの生産するIPSです。

 ゲーム系モニターに採用が多い企業で採用例も多いです。

 スペックは、パネルサイズで変わります。

 15型だと、輝度(300/u)、コントラスト比(1200:1)、色域(P3 90%)です。

 17型だと、輝度(400/u)、コントラスト比(1000:1)、色域(P3 88%)です。

 いずれのサイズも、IPS系入門機の標準を超えます。

 少し良いパネルと言えますが、視野角が170oです。

 この部分と後ほど書く応答速度は、注意点でしょう。

 応答速度は、30ms(17型は27ms)です。

 用途からして、ゲーム用という方も多そうですが、この部分は「問題点」です。動きのあるゲームは、TVで遊ぶより残像が起こりやすいので、遊ぶゲームをかなり選ぶでしょう。

 HDRは、対応です。

 対応ゲームなどだと、輝度表現が向上します。 画像補正機能は、FPSなどゲームモードがそれなりに充実します。

 ただ、応答速度が問題です。

 タッチパネルは、10点のマルチタッチまで対応する機種です。

 202405041442.jpg

 PCとの接続は、MiniHDMI・USB-C×2です。

 電源は、USB-Cからの供給の場合、明るさが抑えられます。

 しっかり明るさを出したい場合、2系統あるUSB-C端子の片方を、15Wの外部電源につなげます。付属のUSBアダプタ経由でコンセント利用する感じです。

 202405041443.jpg

 モニタースタンドは、小型なのでありません。

 折り紙式のスマートケースも付属です。重さは300g強です。

 このサイズならば、本体(1kg)と合わせても無理なく持ち運べるでしょう。

 保証期間は、1年間です。

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 以上、 JJN-MD-IPS1563UHDR-T の紹介でした。

 応答速度のスペックが貧弱です。視野角も4K機という部分をふまえると物足りないです。

 しかし、4K HDRに対応する上で、パネルの輝度とコントラスト比の値も良いので、一般的な仕事用ほか、映像視聴には向くと言えます。

ーーー

 このほか、同社からは、以下のようなモバイル型のタッチパネルの展開があります。

 順番にみておきます。

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 【2024年発売】

 【15.6インチ】

  (タッチパネルあり)

 19・JAPANNEXT JN-MD-IPST156U
  ¥36,400 Amazon.co.jp (5/1執筆時)

解像度:4K (3840×2160) 
輝度:420 cd/u
パネル:IPS系(FFS) グレア
コントラスト比:1500:1
応答速度:25ms(GtoG)
リフレッシュレート:60Hz(4K)   
HDR:HDR10
USB給電:
接続端子:MiniHDMI2.0 USB-C×2
スタンド:カバー
VESA:75mm
スピーカー:1W×2
4K動画再生:HDCP2.2
保証期間: 1年間

 第2に、JN-MD-IPST156U です。

 サイズは、15.6インチです。

 本機は、タッチパネル式になります。

 応答速度は、25msです。

 遅いので、用途が限られるサブモニター用といえます。

 202306182135.jpg

 重さは、900gと軽いです。

 折り紙式のスマートケースも付属です。合わせて1020gになります。

 このサイズならば、無理なく持ち運べるでしょう。

 202501142028.jpg

 パネルは、グレア(光沢)のIPS系です。ただし、FFSパネルという表記です。

  202505051322.jpg

 FFSはADSパネルやサムスンのPLSと同じ駆動方式の名前です。

 ただ、大手パネルでこの名前を商品名として呼ぶのはあまりないです。上表の中国のPANDAほか、小さめの企業を含めて多くの製造があるので、製造メーカーが特定できません。

 したがって、パネルはIPS系パネル以上の情報はないと言えます。

 色域(P3 90%)と輝度(420 cd/u)の数字は、ただ高品質であることを示します。

 視野角も178°と平均値がありますし、素性は良さそうなパネルではあります。

 HDRも対応ですし、接続も、しっかりHDMI2.0ですのでHDCP2.2に対応します。

 電源は、こちらも、USB-Cからの供給の場合、明るさが抑えられます。

 USB-C端子の片方を、15Wの外部電源につなげてください。

--

 結論的にいえば、パネルの出所が若干不明瞭な製品です。

 スペック的には割と良いので、素性は悪くないようには思います。とくに、視野角の

すが、同社のモニターで選ぶ場合、明記されているほうが安心でしょう。

 グレア液晶である点も注意です。


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 【2021年発売】

 【15.6インチ】3D立体視対応

 20・Acer SpatialLabs View ASV15-1B
  ¥236,740 楽天市場 (5/1執筆時)

解像度:4K (3840×2160) 
輝度:380 cd/u
パネル:IPS グレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:<30ms(GtoG)
リフレッシュレート:75Hz(4K)   
HDR:
USB給電:
接続端子:HDMI
スタンド:
VESA:
スピーカー:
4K動画再生:対応
保証期間: 3年間

 SpatialLabs View ASV15-1B は、台湾のAcerが販売する小型4Kモニターです。

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 サイズは、15.6型です。

 かなり高いですが、本機は「裸眼3D立体視対応モニター」です。

 3D眼鏡なしでも「飛び出す」近未来的なガジェットになります。

 202302250938.jpg

 主には、3Dレンダリングを行う方向けで、造形中のチェックなどを用途とします。

 202302251001.jpg

 仕組みは、面白いです。

 まず、両目の位置を追尾する専用カメラが、ウェブカメラとは別に上部の両サイドに付き、顔と目をトラッキングします。

 その上で、ディスプレイ表面の光学レンズ(偏光グラス)を通して3D表示する方式(サイドバイサイド式)です。

 もともと2Dの映像を、AIが解析、変換し、リアルタイムにレンダリングすることで映像を3D化しています。

 専用アプリ(SpatialLabs Model Viewer)で、3D方式のファイルをインポートすることも可能です。FBX・OBJ・3DSほか12種類のフォーマットに対応できます。

 202302250948.jpg

 一方、一般ユーザー向けについて言えば、サイドバイサイド方式のビデオコンテンツ(映像が左右に並んでいるもの)を見るためのSpatialLabs Playerアプリが用意されます。

 ゲームは気になる部分ですが、専用プロファイルをAcer側が用意し、3D表示させるSpatialLabs TrueGameアプリが利用できます。

 対応するゲームは【Acerの3D対応ゲームリスト】にあります。

 必要なシステムは、条件があります。

 Windowsで第8世代のIntel Core i7以上ですので、2019年以降の搭載PCに限られるでしょう。

 さらにビデオカードが、NVIDIA GeForce RTX 2080(ノートは RTX 3070 Ti Laptop GPU)以上との表記です。こちらの方が条件が厳しく、さすがにスペックが必要そうです。

 例えば、ノートPCならば、20万円台の高級ゲーミングノートが必要です。

 202501142028.jpg

 液晶パネルは、スタンダードなIPSです。画面はグレアです。

 書類仕事用ではないので問題ないです。

 色温度は、Adobe RGB100%カバーなので、静止画編集グレードの広色域タイプです。

 応答速度は、30ms以下です。

 ここも特殊なので、比較する意味はないでしょう。

 画像補正機能も、同じくです。

 先ほど書いたようなアプリの出来によるでしょう。

 ただし、フリッカー対策はしっかりあります。

 接続端子は、付属のHDMIケーブル(1.5m)でつなげます。

 ただし、USBケーブル(USB-C to USB-A)もPCとつなげてデータを送る必要はあります。

 電源は、ACアダプタです。

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 モニタースタンドは、簡単にチルトできるものが付いています。

 HDCP2.2は、対応を明記しません。

---

 以上、AcerSpatialLabs View ASV15-1Bの紹介でした。

 最新トレンドの製品がいち早く出されたといえる製品です。どちらかと言えば、個人的な興味から調べて書いた製品で特殊ですが、実際「面白い」と感じました。

 1人用である点、ゲームにしても素早い動きは反映しにくい点、メガネをかけているとやや認識しにくい点など、限界はありますが、提案されている3D作業には、純粋に便利ではないかと思います。

ーーー

 202302251024.jpg

 【2021年発売】

 【15.6インチ】

 21・Acer SpatialLabs View Pro ASV15-1BP
  ¥318,694 楽天市場 (5/1執筆時)

解像度:4K (3840×2160) 
輝度:380 cd/u
パネル:IPS グレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:<30ms(GtoG)
リフレッシュレート:75Hz(4K)    
HDR:
USB給電:
接続端子:HDMI
スタンド:
VESA:100mm
スピーカー:
4K動画再生:対応
保証期間: 3年間

 なお、同時発売の「プロ」は、製作向きの上級機です。

 アプリ的に、SpatialLabs TrueGameをフォローしない一方、 Epic GamesのUE(Unreal Engine)に対応します。

 202302251019.jpg

 また、Ultraleap(非接触ハンドトラッキング)に対応できるので、ショールームやミュージアムなどで、何かしら工夫ができるかと思います。


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 【2024年発売】

 【15.6インチ】【タッチパネルあり】

 22・ASUS ProArt Display PA169CDV
  ¥177,091 Amazon.co.jp (5/4執筆時)

解像度:4K (3840×2160) 
輝度:500 cd/u
パネル:IPS ノングレア
コントラスト比:1200:1
応答速度:10ms(GtoG)
リフレッシュレート:60Hz(4K)   
HDR:HDR10
USB給電:
接続端子:HDMI2.0 USB-C
スタンド:
VESA:
スピーカー:
4K動画再生:HDCP2.2
保証期間: 3年間

 ProArt Display PA169CDV は、台湾のASUSが販売する小型4Kモニターです。

 世界的なPC周辺機器メーカーですが、ProArtシリーズは、同社のデザイナー向け製品につけるブランド名です。

 202408211842.jpg

 本機はサブディスプレイとして、デザイナー向けの4Kペンタブのような使い方が提案される製品です。

 202408211913.jpg

 4096段階の筆圧検知の同社のProArtペン(Wacom EMR方式)も付属します。。

 サイズは、15.6型です。

 重さは、1.07kgです。

 202408211848.jpg

 本機の注目点は、コントロールパネル機能です。

 側面にダイヤル(ASUS Dial)があり、そこのダイヤル部分は、Microsoft Surface Dialに公式対応するので、連携させて操作に使うことができます。

 そのほか、AdobeのPhotoshop・Lightroom Classic・Premiere Pro・After Effectsの切り替えボタンとしても機能します。

 202408211853.jpg

 写真のような ProArtパレットを装備するので、タッチ操作で、色の調整もできます。

 ようするに、ペンタブ的機能と、カスタマイズ可能なコントロールパネル機能を持ち合わせた「操作用デバイス」というのが本機の主眼です。

 202501142028.jpg

 液晶パネルは、スタンダードなIPSです。画面はノングレアです。

 高品質タブレット向きのパネルで、輝度も500 cd/uと高く、コントラスト比も、普通のIPSよりは、1.2倍ほどは良いです。

 202402051803.jpg

 色域は、sRGB100%の水準なので、広色域IPSではないです。

 ただ、表示色は、10bitの10.7億色ですし、階調表現は良さそうです。

 応答速度は、10msです。

 用途的には問題ないです

 画像補正機能は、一特段の記述が見られません。

 ただ、動画用のDCI-P3・sRGB・リーディングモードなどを含め、自動画質調整が5モード搭載です。

 そのほか、フリッカーフリーは対応していて、目には優しい仕様です。

 202408211906.jpg

 PCとの接続は、USB-C micro-HDMIです。

 HDMIでつなげる場合や、ノートPCなどにUSB-Cでの十分な電力供給ができない場合は、電源用のUSB-C端子をとおして、コンセントなどから電源をとります。

 ただ、USB-Cで15Wの給電さえ可能ならば、電源をとらずに本機を利用可能です。

 要求水準は低いので、たいていの場合問題ないでしょう。

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 モニタースタンドは、こちらも簡単にチルトできるものが付いています。

 HDCP2.2は、対応です。

---

 以上、ASUSProArt Display PA169CDVの紹介でした。

 デザイナー用として提案されているようとに使う場合、かなり便利に使えるでしょう。

 また、ここまでしっかりした作りと機能性を持つ、4Kタッチパネル端末はないので、何かしらのビジネス用のサブモニターとしても、工夫すれば仕事の効率を上げてくれるでしょう。

次回に続く!
おすすめの4K液晶モニターは、結論的にこれ!

 というわけで、今回は、小型の4Kディスプレイの比較でした。

 しかし、記事はもう少し「続き」ます。

  201804111357.jpg

5・4Kモニターまとめ
=最終的なおすすめ機種の提案

液晶パネルの画質 ★★★★★
目の疲れにくさ  ★★★★★
動画・ゲーム対応 ★★★★★
品質保証     ★★★★★
総合評価     ★★★★★

 続く5回目記事こちら)では、最後に、「まとめ」として、ここまで紹介した全てのモデルから、予算別・目的別のAtlasのおすすめ機種を提案していきたいと思います。

 引き続き、よろしくお願いします。

 5回目記事は→こちら

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posted by Atlas at 18:19 | PC用液晶モニター

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