1回目からの続きです→こちら
2回目記事のトップバッターは、アイリスオーヤマのTVです。
2018年から本格的にテレビ事業に参入しました。
1・24インチ液晶テレビの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:シャープ
1-3:パナソニック
1-4:東芝(TVS REGZA)
1-5:ハイセンス
1-6:オリオン
2・24インチ液晶テレビの比較 (2)
2-1:アイリスオーヤマ
2-2:他の企業
2-3:最終的なおすすめの提案【結論】
今回も1回目記事で見た各社の製品と同じ基準で比較していきます。
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また、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。
【2025年発売】
【上位機】
20・アイリスオーヤマ LUCA LT-24WGX-F1
¥21,800 Amazon.co.jp (4/12執筆時)
【下位機】
21・アイリスオーヤマ LUCA LT-24WSX-F1
¥22,100 Amazon.co.jp (4/12執筆時)
画面:24V型 (HD)
モニターパネル:VA
バックライト:直下型
ネット動画視聴:Google TV
スピーカー:6W
HDMI端子:2 (ARC)
LT-24WGX-F1 は、アイリスオーヤマのスタンダードモデルです。
下位機となるLT-24WSX-F1もありますが、こちらは、ネット動画用端末自体が未付属になる「普通のテレビ」です。
あとは、変わりませんので、同時にみていきます。
液晶パネルは、VAを採用します。
同社のサイトでは説明がなく、販売店側の記載情報になります。テレビ向けの液晶ですので、問題ないでしょう。
バックライトは、直下型です。
直下型でもバックライト数に差はありますが、32インチほどだと、(東芝の全面直下型を除けば)メーカー間で、そこまで明確には差はないかと思います。
画質エンジンは、「無名」です。
機能としても、目立った高画質化処理の言及はありません。
HDR(ハイダイナミックレンジ)は、ただ対応です。
対応するゲームや映画コンテンツだと、輝度表現が高まります。
入力端子は、HDMI端子が2つと、AV端子が1つです。
録画機能は、外付ハードディスクの増設で、4TBで約480時間録画できます。
裏番組録画にも対応する機種で、タイマー録画もできます。
ネット動画サービスは、先述のように、最新上位機は、Google TVです。
また、リモコンのボタンを押す必要はありますが、Google Assistatを呼び出しての、音声検索も可能です。
番組表は、情報量としては標準的です。
番組表からの予約録画も対応できます。
スピーカーは、特段の工夫はない10Wのステレオスピーカーです。す。
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以上、アイリスオーヤマのLT-24WGX-F1の紹介でした。
上位機にGoogle TVを搭載する点を除けば、メーカー独自の個性には乏しい製品です。
TCLなど自社でテレビ生産できる希少の製品と比べて、画質補正部分が弱いと言えますし、価格部分を含めて、若干「厳しい戦い」といった風です。
やはり、海外のテレビメーカーはコスパ面で強いですので。
2-2・他社の24型液晶テレビ
最後に、マクスゼンほか、ここまで見た以外のメーカーの24型液晶テレビをみていいきます。
【2024年発売】
( 178° 8.5ms )
22・ maxzen MV24CH06
¥18,480 Amazon.co.jp (4/12執筆時)
ネット動画視聴:Google TV
【2022年発売】
(170° 8.5ms 200nit 3000:1 )
23・ maxzen J24CH06
¥17,980 楽天市場 (4/12執筆時)
ネット動画視聴:
画面:24V型 (HD)
モニターパネル:VA
バックライト:直下型
スピーカー:6W
HDMI端子:2 (ARC)
MV24CH06などは、maxzenの販売する製品です。
通販でお馴染みのプレモアのPB商品になります。
複数の製品がありますが、MV24CH06のみGoogle TV搭載です。
液晶パネルは、VAです。
一方、スペックに注目する場合、旧機は視野角が170°とVAにしては狭いです。
新機種は平均的な178°です。その代わりパネル輝度が低い可能性はありますが、基本的には新機種が良いように思います。
バックライトは、直下型です。
画像エンジンは、名前はないです。
なお、メインボードは「日本設計エンジン」とのことですが、東芝のエンジンが近年サードパーティに提供されているので、それ系だと思います。
画面モードは、本機の場合、ゲームモードが搭載となります。
本機はそこそこの画像処理ができるエンジンなので、それをスルーして、低遅延にするためのモードがつく形です。
録画機能は、この機種の場合も、外付けハードディスク録画に対応です。
最大4台まで増設可能です。
チューナー数は2つなので、裏番組録画にも対応します。
映像配信サービスは、最新製品のみGoogle TV搭載です。
格安機に多い(旧)Android TVではない部分は、ワンポイントです。
番組表は、サードパーティ製としては、視認性にはそこそこ配慮があるといえます。
東芝系エンジンを採用している機種は、海外機でも良い場合が多いので、セット販売かもしれません。
逆に言えば、同じメーカーでも、非搭載だと全く違うものが使われる場合が格安機には多いです。できれば、店頭などで確認してください。
入力端子は、HDMI端子が2つとRCA端子です。
本機は、VESA規格に対応するので、壁掛けにもできます。
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以上、maxzenの MV24CH06などの紹介でした。
ただ、黒が締まるVA液晶で直下型LED配置ですから、「映像美」を重視するならば、この構成は良いと思います。
ただ、視野角が170度というのは大きな課題で、その部分のメリット性が薄まると言えます。
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【2023年発売】
【170° 8.5ms 】
【チューナーレス】
24・ MAXZEN CHiQ JL24G5E
¥15,980 Amazon.co.jp (4/12執筆時)
画面:24V型 (HD)
モニターパネル:
バックライト:直下型
ネット動画視聴:Android 11
スピーカー:6W
HDMI端子:2 (ARC)
このほか、マクスゼンは CHiQ JL24G5Eという製品を出します。
こちらは、いわゆる「チューナーレステレビ」であり、地上波・BS・CSのテレビはそのままでは見れないタイプです。
そのかわり、Android 11(Android TV)を搭載し、そちらで諸コンテンツをみるという方向性の製品です。
ただし、最新のGoogle TV世代ではないので、目当ての動画コンテンツを串刺し検索して探すことや、全体からのおすすめの提案などの機能はない「廉価版」です。
とはいえ、小さい画面のテレビだと、あとで見るオリオン機ほどで、わりと珍しいかと思います。
一方、パネルの種類が非開示です。
視野角は、170度と狭いですが、おそらくTNではなく、応答速度を速めたタイプのVA型かなと思います。
コントラスト比や輝度のデータは非開示なので、画質自慢という機種ではないです。
しかしが、HDRには対応するので、Google TVとゲーム用の「超格安機」としては、それなりかなと思います。
なお、リモコンは付属しますが、テレビ用ではなく、STB機器のようなリモコンになります。
【2021年発売】
25・ユニテク Visole LCD2402G
¥25,199 楽天市場 (4/12執筆時)
画面:24V型 (HD)
モニターパネル:
バックライト:
ネット動画視聴:
スピーカー:5W
HDMI端子:2 (ARC)
LCD2401Gは、日本のユニテクが販売する24インチの液晶です。
主に、ホームセンターなどの格安液晶TVを得意とするメーカーですが、本機は、DVD搭載機であり、かなりニッチな仕様です。
液晶パネルは、非公開です。
ただ、示される視野角とコントラスト比の数値からVAでしょう。
画像エンジンは、特段の名前を持つものは採用しません。
録画機能は、この機種の場合も、ハードディスク録画に対応です。
ただ、チューナー数は1つなので、見ている番組の録画のみ対応です。
ネット動画サービスは、非対応です。
ただ、その代わりDVDプレーヤー機能があります。ディスクトレイ式ドライブが側面に付く方式でです。
ただし、DVDメディアへの書き出しはできず、あくまで再生用です。
一方、音楽CDの再生にも対応しますが、音質は期待できないでしょう。
番組表は、とくに秀でた部分はありません。
とはいえ、他社同様EPGに対応し、番組内容も確認できます。
入力端子は、アナログ端子とHDMI端子が1つです。
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以上、ユニテクのLCD2401Gの紹介でした。
DVD搭載で、お年寄りが主にみる通販番組に出せば、ある程度訴求力がありそうな製品でしょう。ニッチなところを攻めた機種だと思います。
【2023年発売】
(178° 8.5ms 200nit 3000:1)
26・FFF IRIE FFF-TV24WG
¥21,900 Amazon.co.jp (4/12執筆時)
(178° 8.5ms 200nit 3000:1)
27・KEIYO NewBridge by oboni OBN-24THD1
¥25,950 Amazon.co.jp (4/12執筆時)
画面:24V型 (HD)
モニターパネル:VA
バックライト:直下型
ネット動画視聴:Google TV
スピーカー:6W
HDMI端子:2 (ARC)
FFF-TV24WGは、FFF SMART LIFE CONNECTEDが販売するテレビです。
最近、格安テレビの販売で目立ってきた企業です。先述のように、B-CASカードの問題がある日本だと、海外企業がチューナー付を販売しにくい関係で、こうした企業がでています。
なお、KEIYOが販売するOBN-24THD1も本体・パネルスペックが同じです。おそらく供給元が同じだからでしょうが、同時にみていきます。
液晶パネルは、VAです。
同社もスペックを細かく公開します。格安のVAではよく見るスペックで、問題ない仕様です。
バックライトも、しっかり直下型です。
画像エンジンは、名前はないです。
基盤については、台湾のMediaTek製との表記です。
画面モードは、ゲームほか、ネット・スポーツ・映画など7モードになります。
録画機能は、この機種の場合も、外付けハードディスク録画に対応です。
Wチューナーであり、裏番組録画に対応できます。
ネット動画サービスは、Wi-Fi搭載でGoogle TVを搭載です。
この部分は、仕様が新しく、スマートテレビとして評価できます。
リモコンボタンを押す必要がありますが、Google Assistantも呼び出せます。
なお、Bluetoothも搭載ですが、ヘッドホンなどをつなげる場合、遅延(音ズレ)はあります。
番組表は、説明がないです。
ただ、写真からは、中国のTCL系でよく見る外観に思えます。むろんEPGは対応で、録画との連動も可能です。
格安機の水準はキープしているでしょう。
入力端子は、HDMI端子が2つとRCA端子です。
本機も、マクスゼン機と同じでVESA規格に対応するので、壁掛けにもできます。
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以上、FFFのFFF-TV24WGの紹介でした。
Google TV搭載で、TVチューナーもダブルである機種は、24型だとレアです。、パネルもしっかり、VA液晶で直下型LED配置で、視野角も178度表記があるため、問題ないです。
一方、画像エンジンの性能が物足りない(=はっきりしない)のが難点です。
画質補正の部分ほか、リモコンの操作性(軽快さ)にも影響を与える部分ですので。ただ、このサイズだと、大手でも多くの製品でその傾向にはあります。
こうした点で言えば、値段次第ですが、Google TVの部分に軸を置いて考える場合は選択肢になります。ただ、【Fire TV等の比較記事】で書いたような別売のSTBデバイスを別に買って使う方が、駆動面を含めて快適な部分は(むろん)あるでしょう。
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このほか、24型製品で目に付いた製品を「ざっくり」ですが、みておきます。
【2019年発売】
28・APEX QUALL(クオール) QL-244RZ
¥27,000 Amazon.co.jp (4/12執筆時)
画面:24V型 (HD)
モニターパネル:TN
バックライト:
ネット動画視聴:
スピーカー: 6W
HDMI端子:2
第1に、QL-244RZです。
日本のAPEXが販売するノンブランド品のTVチューナー付きテレビです。
パネルは、TNパネルと(ある意味潔く)開示があります。
大手のデンキヤにも並ぶモデルですが、型番を分けてます。
バックライトは不明です。
PC用(産業用)のTNのエッジ型の流用のようにも見えます。
いずれにしても、彩度・輝度などの部分では、他機に及ばないでしょう。
スペックは、品質を知る重要な手がかりですから、もう少ししっかり出して欲しいところです。
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【2024年発売】
(9.5ms 220nit 3000:1)
29・APEX AP2450BJ
¥27,800 楽天市場 (4/12執筆時)
画面:24V型 (HD)
モニターパネル:VA
バックライト:
ネット動画視聴:
スピーカー: 6W
HDMI端子:2
第2に、AP2450BJです。
こちらはAPEXが2024年にだした新機種です。
パネルは、こちらはVAパネルです。
視野角の情報がないですが、おそらく、178°で「いじってない」パターンだと思います。
ただ、個の値段を出せば、しっかりした画像エンジンを積んだ上で、Google TVを搭載する大手製品が手に入るとは言えます。
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【2022年発売】
30・ SHION HLE-2421T
¥13,780 Amazon.co.jp (4/12執筆時)
【チューナーレスTV】
【VA 178° 11.5ms 200nit】
31・SHION HTW-24M
¥28,600 楽天市場 (4/12執筆時)
画面:24V型
モニターパネル:VA
バックライト:直下型
ネット動画視聴:Android TV 11
スピーカー:6W
HDMI端子:2(ARC)
第3に、HLE-2421Tなどです。
ヒロコーポレーション(ダイアモンドヘッド)が、SHIONブランドでだす製品です。
こちらは、チューナーレスもありました。
チューナーレスだと、日本のB-CASの問題がないので、似た製品は、ネットにならば海外企業をふくめて結構あります(KONKA KM24RR306N TSM-2401F2Kほか)。
パネルは、VAパネルです。
視野角も明記されます。
画像エンジンの情報などもなく、このあたりは値段相応です。
HDRも非対応です。
今回の結論
小型コンパクトな液晶テレビのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、24インチの小型液晶テレビを紹介でした。
最後にいつものように、予算別、目的別にAtlasのおすすめを提案しておきます。
第1に、比較的値ごろ感がある上で、画質面や使い勝手がよい小型液晶テレビと言えるのは、
【2024年発売】
(通常型番)24A40H後継機
10・ハイセンス 24A4N
¥23,680 Amazon.co.jp (4/12執筆時)
(エディオン型限定)
10・ハイセンス 24A48N
¥25,800 楽天市場 (4/12執筆時)
画面:24V型 (HD)
モニターパネル:VA
バックライト:直下型
ネット動画視聴:VIDAA(自社方式)
スピーカー:8W
HDMI端子:2 (ARC)
液晶パネルの品質 ★★★★★
バックライト ★★★★★
画像エンジン ★★★★★
ネット動画視聴 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
ハイセンスの24A4Nでしょう。
パネルは、「黒の締まり」がよいVAです。
バックライトもしっかり直下型です。
映像美の部分では、コントラストが出せる種類なので、テレビ用として良いです。
ただ、小型機の場合、近づきすぎる、多少目が疲れますのでその部分は留意点です。
画像エンジンも、新登場のものです。
ネット動画用の高画質処理以外 詳しい機能の説明はないですが、堅実な補正は期待できるでしょう。
とくに、自動画質補正については明るさセンサー(おまかセンサー)を装備します。
部屋の照度にあわせて画質を調整するため、画質は良くなります。かなり効果的ですが、この価格帯だと、搭載機は少なく、ワンポイントです。
ネット動画サービスも、自社方式で、Google TVなどは未搭載ですが、対応幅は広いです。
スピーカーも、12Wと若干強い上で、堅実な補正が得られるEilexの技術が使えますし、割とまとまった性能です。
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【2022年発売】
9・ハイセンス 24A30H
¥23,990 Amazon.co.jp (4/12執筆時)
画面:24V型 (HD)
モニターパネル:VA
バックライト:直下型
ネット動画視聴:
スピーカー:12W
HDMI端子:2 (ARC)
液晶パネルの品質 ★★★★★
バックライト ★★★★★
画像エンジン ★★★★★
ネット動画視聴 ☆☆☆☆☆
総合評価 ★★★★★
ただ、予算を節約したい場合、下位機の24A30K・24A30Hでも良いように思います。
ネット動画サービスに非対応になりますが、不要な方は多そうです。

本編で書いたように、画像エンジンが1世代前です。
ただ、(新機種が劣るわけではないにせよ)エリア別クリア復元・テクスチャー復元など、補正面の機能性は、新機種より示される部分があります。
第2に、24インチ機で、画質面と操作性について、期待できる上位の液晶テレビと言えるのは
【2024年2月発売】
8・東芝 TV REGZA 24V35N
¥27,480 Amazon.co.jp (4/12執筆時)
画面:24V型 (HD)
モニターパネル:
バックライト:全面直下型
ネット動画視聴:自社方式
スピーカー: 8W
HDMI端子:2 (ARC)
液晶パネルの品質 ★★★★☆
バックライト ★★★★★
画像エンジン ★★★★★★
ネット動画視聴 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
REGZAの24V35Nしょう。
液晶パネルは、詳しい情報がないです。
ただ、近年の例からしても、ADS、あるいは、VAでしょう。
どちらでも問題ないです。
バックライトは、本機は、簡単なエリア制御(グローバルディミング)ありの全面直下型です。
24v型では豪華です。
画像エンジンは、本機は、レグザエンジンHRを搭載します。
東芝は、名前でグレードと世代が分からないのですが、24年登場で新しいものです。
本編で書いたように、従来と違って美肌補正はないですが、「地デジビューティ」・「ネット動画ビューティ」ほか、ノイズ処理に関する補正はしっかりします。
その上で、おまかせオートピクチャーとして、明るさセンサーを利用した画質調整ができるので、画質補正部分も総合的に最も良いと言えます。
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結論的にいえば、画質に重要な、パネル・バックライト・エンジン・センサー部分を総合して言えば、24インチ機では抜きんでて良いと言えます。
操作性の部分では、昔からの日本の大手だけに良いです。
とくに東芝の場合、「おすすめ番組」を探すという側面において他社よりかなり強力で、使いやすいと言えます。
リモコンの操作感も良いので、慣れた操作性を得たい場合は、本機は良い選択肢に思います。
録画機能も、見どころです。
専用プレーヤー並の性能が期待できます。本編で書いたように、同社の「みるこれパック」は、放送予定・放送中・録画・ネット動画を横断して、コンテンツを探してくれる部分で、高度です。
録画にも広く使うならば、東芝はこの部分に力を入れる企業ですし、より良いでしょう。
【Amazon限定】
バッファロー 2TB HD-AD2U3
¥11,980 Amazon.co.jp (4/12執筆時)
外付けHDDを増設するだけで済むので、レコーダーを買うより、費用も抑えられます。
ネット動画サービスは、ただ、自社のシステムであり、Google TVは不採用です。
したがって、好きなアプリをインストールできない点はありますが、実用的には問題ないでしょう。
コンテンツも、Amazonプライムビデオをはじめ、主要なサービスについては網羅的に対応します。
なお、Amazonプライムビデオは、Amazon送料の一部が無料となるAmazon Prime会員ならば、無料で見れる作品が多くあります。
年会費が5,900円かかりますが、現在「30日間無料体験」キャンペーンを実施中です。【こちら】から申し込めます。
第3に、スマートテレビとしてネット動画サービス対応を重視する場合は、
【2024年12月発売】
1・シャープ AQUOS 2T-C24GF1
¥51,370 楽天市場 (4/12執筆時)
画面:24V型 (HD)
モニターパネル:低反射パネル
バックライト:直下型
ネット動画視聴:Google TV
スピーカー: 10W
HDMI端子:2 (ARC)
液晶パネルの品質 ★★★★★★
バックライト ★★★★★
画像エンジン ★★★★★
ネット動画視聴 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
シャープのAQUOS 2T-C24GF1でしょう。
若干高めですが、このサイズだとTCLの展開もないので、本機が良いように思いました。
Google TVを搭載する格安機はほかにもありますが、パネルやエンジン周りの性能を考えると、本機だと思います。
パネルは、本編で書いたように、おそらくVAです。
その上で、32型のテレビでは珍しく、表面の低反射処理があります。
この仕様だと、日中でも映り込みにくいので 明るい部屋での利用には特に向きます。
画像エンジンも、同社の4K機と同じMedalist L1です。
補正は、地デジ放送などに向く感じの機能性はあまりないです。
ただ、精細感復元・ネット動画クリア補正ほか、Google TVを利用するような場合に、わりと効果が見込めるので、ある意味、Google TVとは相性が良いように見えます。
HDRにも対応できますし、エンジンの処理力を含めて、ネットコンテンツ重視で考えるならば、候補にして良さそうです。
補足:このブログのTV関連記事について
というわけで、今回は24インチ前後の液晶テレビについてでした。
1・10v-15v型液晶TVの比較
2・19v型液晶TVの比較
3・24v型小型液晶TVの比較
4・32v型中型液晶TVの比較
5・40v型FHD液晶TVの比較
6・4K液晶テレビの比較
7・有機ELテレビの比較
8・8Kテレビの比較
9・テレビの選び方まとめ 【結論】
なお、このブログでは、現行機のほとんどのテレビを比較しています。
もし、その他のサイズと、どれにしようか迷っている方がいましたら、TVのサイズを横断して「テレビ全体のおすすめ・選び方」を解説した記事もあります。
興味のある方は、【テレビの選び方のまとめ記事】をご覧ください。
続いて、いくつか、周辺機器について、説明しておきます。
【Amazon限定】
バッファロー 2TB HD-AD2U3
¥11,980 Amazon.co.jp (4/12執筆時)
第1に、ハードディスクです。
ブルーレイレコーダーを導入しない方で、テレビ録画希望者は、同時に購入することを「強く」オススメします。 経験上、後からだと「面倒に」なって絶対設置しようと思わないからです。
基本的には(据置型の)外付けHDD型がコスパや(熱による)故障の少なさの部分でおすすめです。
1・外付けHDDの比較記事
2・ポータブルHDDの比較記事
3・ポータブルSSDの比較記事
ただ、常時使用しない方は、電源不要で小型のポータブルHDDでも良いでしょう。
また、ポータブルSSDは価格が高めですが、テレビの裏側のUSB端子にそのまま挿して使えるサイズのTV用もあります。
興味のある方は、後ほど、以上の記事で対応機をご覧ください。
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1・SONYのブルーレイレコーダー
2・パナソニックのブルーレイディーガ
3・東芝の全録レグザブルーレイ
4・シャープのアクオスブルーレイ
5・再生専用のブルーレイプレーヤー
6・おすすめブルーレイレコーダー【結論】
そのほか、この際、同時にレコーダーをお探しの方は、これらの記事をご覧ください。
固定式アンテナケーブル(各サイズ)
¥612〜 Amazon.co.jp (4/12執筆時)
山善 テレビ台 幅80 ダークブラウン
¥4,290 Amazon.co.jp (4/12執筆時)
第2に、アクセサリー類です。
また、ここで紹介したTVにはロングアンテナケーブルが付属しませんので、それらを購入するのもお忘れなく。
テレビ台については、24型については、アマゾンから送料無料で送って貰えるのは色々ある(こちら)ので、お好みに合わせて選べば良いと思います。
第3に、音響機器についてです。
今回紹介した24インチのTVは、出力は平均で10W以下でした。
ワンルームの1人暮らしで、映画やゲームにと「メイン機」として利用する場合、「物足りなく感じる」と思います。
1・サウンドバーの比較
2・ヘッドホンの比較
3・ネックスピーカーの比較
その場合、別途スピーカーを導入するのは「手」です。
特に最近は、TVの前「だけ」に設置し、音質などを強化できる別売りスピーカーが出ています。
1万円程度からラインアップがありますが、格安なものでもこのクラスのTVスピーカーと比較すると格段に音が良くなります。
接続も、今回紹介したTVはどれも、HDMI端子が2つ以上あります。
また、「ARC(=オーディオ信号の出力もできる)対応の「HDMI入力端子」を備えるので、片側をスピーカー用、もう1つをゲーム用として使えます。
詳しくは、上記、1番の記事(こちら)をご覧ください。
なお、ヘッドホンを使う場合、ワイヤレスだと遅延問題(音ズレ)があります。
ヘッドホン端子で有線ヘッドホンでつなげるか、特別な対策のある、Bluetoothヘッドホンが必要です。詳しくは2番の記事(こちら)で書いています。
そのほか、テレビでも使えるネックスピーカーというジャンルがあります。
これも音質アップにつながります。また、聴力が落ちてきたお年寄りで、手元で音を聴きたい場合も、このジャンルの家電は役立ちます。
詳しくは3番の記事(こちら)で書きました。
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そのほか、このブログ「モノマニア」では、1人暮らし向けに必要な家電や家具類を20ジャンル以上まとめた記事もあります。
新生活をはじめる方で、掃除機のほかに色々お探しのものがありましたら、このリンク記事もよろしくお願いします。
ではでは。