1回目記事からの続きです→こちら
2-1・アイリスオーヤマのオイルヒーター
2回目記事のトップバッターは、アイリスオーヤマのオイルヒーターです。
1回目記事で見られなかった同社の製品をみていきます。
1・オイルヒーターの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:デロンギ〈イタリア〉
1-3:DBK〈ドイツ〉
1-4:アイリスオーヤマ〈日本〉
2・オイルヒーターの比較 (2)
2-1:アイリスオーヤマ(続き)
2-2:MILL〈北欧〉
2-3:コロナ〈日本〉
2-4:ユーレックス〈日本〉
2-5:最終的なおすすめ機種の提案
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)でかいた「選び方の基本」に沿いながら各機をみていきます。
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また、以下の本文では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で書いていきます。
【2019年発売】
【〜8畳用】
【下位機:白】
34・アイリスオーヤマ IWH2-1208M-W
¥15,263 楽天市場 (1/8執筆時)
【上位機:黒】(24時間タイマー付属)
35・アイリスオーヤマ IWHD-1208M-B
¥21,000 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
36・アイリスオーヤマ KIWHD-1210M-B
¥23,800 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
放熱板の数:10(ウェーブ式)
電力切替:強1200 中700 弱500W
温度感知:マイコン式
自動エコ運転:対応
表面温度: 非公開
サイズ:長さ37.5×幅25.6×高さ63.0cm
保証期間:1年
IWH2-1208M-Wは、日本のアイリスオーヤマの「ウェーブ」シリーズのオイルヒーターです。
上位機の黒色モデルは、形状が少し異なるほか、24時間タイマーが付属します。2系統の型番がありますが、それ以外の違いはないので、同時にみていきます。
適用畳数は、8畳までです。
もちろん、コンクリート製住宅で、十分に断熱性がある住宅の場合のスペックです。
本体サイズは、奥行39.5×幅25.6×高さ63.5cmです。
フィン(放熱板)は、多めの10枚フィンです。
本体の奥行が短く済んでいるのは、写真のようなウェーブ構造を採用しているためです。
デロンギのX字フィンのような発想で、表面積が10%ほど広くなります。
そのため、同サイズの製品と比較すると、暖房効率は高いと言えます。
温度調整は、実温度が指定できるサーミスタを用いるマイコン式制御です。
他社にもみられますが、この仕様は「上級」となります。
エコ運転機能は、サーミスタ式ですから搭載です。
室温を検知して、それに応じてパワーを調整する方式です。
パワー切替は、強・中・弱の3通りから調整ができる仕様です。
最大1200Wですが、8畳用として問題ないです。
タイマーは、標準装備します。
ただし、黒モデルは、24時間タイマーですが、白モデルは、2/4/6/8時間の切タイマーのみの仕様です。入タイマーがないのは、朝にはやや不便です。
安全性は、転倒時電源OFFと温度加熱防止機能のほか、チャイルドロックが装備です。
安心感があります。
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以上、アイリスオーヤマの IWH-1210M-Wの紹介でした。
格安製品ながら、サーミスタ式(マイコン式)で、エコ運転機能が利用できる点が重要です。オイルヒーターは、電気を使う家電であるため、光熱費は重要です。
未搭載の機種に比べると、(本体価格も安いため)少なくとも3年で総経費が逆転します。しっかり節電したい場合は、こちらはオススメです。
ただし、8畳でギリギリのパワーですから、気密性の低い住宅ならば、デロンギの10畳用が良いでしょう。
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【2016年発売】
【〜8畳用】
【タオルハンガーなし】
37・アイリスオーヤマ メカ式 IWH2-1208D-W
¥(15,412) 楽天市場 (1/8執筆時)
38・アイリスオーヤマ メカ式 KIWH2-1210D-W
¥(14,080) 楽天市場 (1/8執筆時)
【タオルハンガーあり】
39・アイリスオーヤマ メカ式 IWH2-1212D-W
¥16,540 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
40・アイリスオーヤマ メカ式 KIWHH-1212D-W
¥17,444 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
放熱板の数:10(ウェーブ式)
電力切替:強1200 中700 弱500W
温度感知:バイメタル式
自動エコ運転:
表面温度: 非公開
サイズ:長さ39.5×幅25.6×高さ63.5cm
保証期間:1年
なお、ウェーブ式は、以上の下位機種もあります。
ただ、温度センサーがバイメタル方式で、温度設定ができない型式です。
もちろん、エコ運転機能もないです。
一方、下位機は、タオルハンガー付きもあります。
上図の様な一体型のタオルハンガーが付属します。
フィンは、12枚となりますが、タオルハンガーを掛ける構造上の問題で、パワーは同じです。本体サイズは、奥行57.0×幅29.0×高さ70.5cmと、かなり大きくとなります。
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結論的にいえば、現在的な価格差からいえば、センサー部分が充実して、温度設定ができる上位機の方が利便性は高いです。
タオルハンガーが(どうしても)欲しい場合に限って、他社モデルと比べつつ、こちらを検討対象しても良いかと思います。
【2022年発売】
【〜8畳用】
41・アイリスオーヤマ POH-S1208M-W
41・アイリスオーヤマ POH-S1208M-MD
41・アイリスオーヤマ POH-S1208M-ML
¥14,949 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
放熱板の数:7(S字)
電力切替:強1200 中700 弱500W
温度感知:マイコン式
自動エコ運転:対応
表面温度: 非公開
サイズ:長さ43.0×幅25.5×高さ63.5cm
保証期間:1年
POH-S1208Mは、アイリスオーヤマが2022年に出した新しいオイルヒーターです。
従来の「ウェーブ」形状ではなく、フィンを「S型」にしています。
サイズは長さ37.5×幅25.6×高さ63.0cmなので、従来機より小さめです。
適用畳数は、木造6畳・コンクリ住宅8畳です。
従来機とこの部分のスペックは同じです。
フィン(放熱板)は、7枚です。
ストレートフィンより断面積は広いとされます。
ただ、幅から考えて、ウェーブ式ほか「暖かさ」重視の工夫というよりは、最近の原料高をふまえた改変に思えます。
温度調整は、しっかり、サーミスタを用いるマイコン式制御です。
あまり設定する人はいなそうな温度ですが、5〜35度まで設定できるようにしています。
エコ運転機能は、本機も搭載です。
ただ、制御は、温度に応じて可変するのではなく、強運転(10分)と弱運転(30分)の繰り返しなので、この部分の仕様も、従来機よりもイマイチに思えます。
パワー切替は、強・中・弱の3通りから調整可能です。
最大1200Wですが、8畳用として問題ないです。
タイマーは、標準装備します。
24時間の入切タイマーです。時計機能はないので、プログラム可能と言う仕様ではないです。
安全性は、転倒時電源OFFと温度加熱防止機能のほか、チャイルドロックが装備です。
ここは、引き続き、安心感があります。
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以上、 アイリスオーヤマのPOH-S1208Mの紹介でした。
S字フィンについては、同社の7枚のストレートフィンの格安機に比べれば、断面積部分で有利な一方、それ以上の枚数を持つ他社機より有利とも言いにくい部分はあります。
エコモードの仕様を含めて、発売時期の関係で、同社のウェーブ式とさほど価格差がないので、アイリス機から選ぶにしても、そちらが良いかと思います。
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【2017年発売】
【〜8畳用】
42・アイリスオーヤマ IOH-1208KS
¥10,798 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
放熱板の数:7
電力切替:強1200 中700 弱500W
温度感知:バイメタル式
自動エコ運転:
表面温度: 非公開
サイズ:長さ39.5×幅25×高さ65cm
保証期間:1年
なお、先ほど書いた、普通の「7枚フィン」のモデルがこちらです。
温度設定もできないシンプルなモデルですし、タイマーもないため、機能的には勝たれる部分は少ないです。
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【2022年発売】
【〜3畳用】
43・アイリスオーヤマ POH-505K-W
43・アイリスオーヤマ POH-505K-MD
43・アイリスオーヤマ POH-S505K-ML
¥4,861 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
放熱板の数:3
電力切替:弱500W
温度感知:バイメタル式
自動エコ運転:
表面温度: 非公開
サイズ:長さ38.5×幅14×高さ24.5cm
保証期間:1年
一方、同社は小型機も展開します。
デロンギにも小型機がありましたが、ポイント暖房用です。
ただ、オイルヒーターにはもともと速暖性はないですが、本機のフィンの枚数からすると、暖まるまでの時間は小部屋でも長めです。
トイレ・洗面所で利用するにしても、「24時間つけっぱなし」のような運用になるかと思います。その場合、消し忘れ防止の意味で、タイマーがないのも、少し注意点です。
脱衣所の暖房など、「速暖性」が欲しいならば、途中でも書きましたが【遠赤ヒーターの比較】で書いたような製品のが、おそらく用途に合うでしょう。
2-2・MILLのオイルヒーターの比較
続いて、北欧ノルウェーのMILLのオイルヒーターです。
暖房家電に強い日本の輸入商社となる山善の販売です。
山善は、自社ブランドでも格安のオイルヒーターを出していましたが、今年度は展開がないようです。
【2019年発売】
【〜8畳用】(黒:YAB-H1200TIM-B 欠品)
44・山善 MILL YAB-H1200TIM-W
¥32,246 楽天市場 (1/8執筆時)
放熱板の数:7枚
電力切替:強1200 中700 弱500W
温度感知:マイコン式
自動エコ運転:
表面温度:
サイズ:長さ28×幅26.5×高さ60cm
保証期間:1年
MILL YAB-H1200TIM-B は、日本の販売するオイルヒーターです。
北欧のノルウェーのMILLというヒーターメーカーが製造した製品を売っている形です。
適用畳数は、8畳です(木造6畳)。
本体サイズは、奥行35.5×幅26.5×高さ60cmです。
大きさは問題ないですが、約10kgの重さに対してキャスターはないです。
一方、外観にフィンが見えない内蔵型なので、相当スッキリしたデザインなのは、本機の良い部分です。
パワー切替は、1200Wからとなります。
フィン(放熱板)は、フィンが7枚です。
数としては多くないですが、仕組みが異なります。
本機は、密閉性は「millヒートブーストテクノロジー」というして本体内部に貯めた熱を、上部の廃熱口から循環させる仕組みです。
ようするに、熱の性質を利用して循環させることで、部屋の遠くまで素早く温められるというコンセプトです。
この方式だと、冷気が貯まる(近くの)足もとがあまり暖かくならないので、「ちょっと寒いときに、デスク際に持ってくる」ようなことは意味がないでしょう。
キャスターもないですし、そういった用途は想定していません。
温度調整は、実温度が指定できるサーミスタを用いるマイコン式制御です。
5-35度の範囲での調整です。
タイマーは、設定可能です。
24時間まで設定できますが、入切同時には設定できない仕様です。
ただ、6時間睡眠を前提として、2−4−2と入り切りをするおやすみタイマーはあります。
エコ運転機能は、特段ありません。
パワー切替は、基本温度設定と連動です。
設定した温度に応じて、強・中・弱の3通りから調整される仕様です。
指定はできません。
安全性は、転倒時電源OFFと温度加熱防止機能は装備です。
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以上、山善のMILL YAB-H1200TIM-Bの紹介でした。
室内でも靴を履く国の製品をそのままで持ってきた感じはあります。
ただ、小部屋で(常に使うのではなく)ピンポイントな時間の暖房をするならば、熱循環の工夫はありかなとは思いました。
2-3・ノイルヒートの比較
つづいて、日本の暖房器具メーカーコロナのノイルヒートの紹介です。
前半で紹介した、デロンギの高級機、「マルチダイナミックヒーター」のライバルです。
【〜13畳用】
【2024年発売】DHS-1524(TC) DHS-1524(CW)
45・コロナ ノイルヒート DHS-1524-TC
45・コロナ ノイルヒート DHS-1524-CW
¥66,880 楽天市場 (1/8執筆時)
【2023年発売】DHS-1523(TC) DHS-1523(CW)
46・コロナ ノイルヒート DHS-1523-TC
46・コロナ ノイルヒート DHS-1523-CW
¥55,200 楽天市場 (1/8執筆時)
【2022年発売】DHS-1522(TC) DHS-1522(CW)
47・コロナ ノイルヒート DHS-1522-TC
47・コロナ ノイルヒート DHS-1522-CW
¥55,200 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
放熱板:FIXALヒーター
電力切替:300/600/900/1200/1500W
温度感知:マイコン式
自動エコ運転: 対応
表面温度:平均60度
サイズ:長さ46.9× 幅27.0×高さ62.1cm
保証期間:3年
DHS-1522は、コロナの販売するヒーターです。
新旧ありますが、性能は同じです。
複数の型番がありますが、上位機は年度にかかわらず性能は同じです。
一方、下位機種は、夜間のフロアライトがない部分が違いとなりますが、本体性能は同じです。
ノイルヒートの名前通り、本機もオイルではなく、同社のFIXAL(フィクサル)ヒーターを利用する方式です。
3系統のU字ヒーターと密着された、10枚羽根の放熱フィンを利用し、輻射熱を作り出す仕組みです。
暖気流(自然対流)は、下段だけフィンをずらして配置することで、効果的に放出されるような仕組みもあり、高度です。
デロンギの最上位機(ソラーレ)と比べると、パネルを通した輻射熱の放出より、暖気流の対流重視を重視した設計かなと思います。
水平・足もと方向への輻射熱については、あまり説明がないので。こちらも説得力のある工夫です。オイルヒーターの「良いところ」を引き継いでいると言えます。
ただ、海外と違い、靴を履かない日本的生活の場合、下方面が(優先的に)温まった方が、快適なような気はします。本機に触っても、輻射熱(というか本体の熱い部分)は上部なので。
とはいえ、ここが気になるのは、スイッチオンして30分間(起動時)の話です。日中にほぼ常時暖房するならば、本機の仕様で全く問題ないと言えますし、対流が強い部分で、部屋全体の速暖性も優れると言えます。
適用畳数は、10畳から13畳までです。
デロンギ同様に、リビングでの利用に耐えるスペックです。
パワー切替も、最大1500Wのほか、300/600/900/1200Wに切り替えられます。
温度調整は、サーミスタ式(マイコン制御電子式)です。
一方、温度の安定的安制御の部分は、デロンギほど多くの説明はないです。
エコ運転機能は、本機は、対応です。
25%の節約というのは、先発のデロンギの20%に対応する形でしょう。
ただ、機能としてみると、設定した温度より、時間経過後一定温度低くするだけの機能です。
32通りのコントロールで温度を±0.1℃単位で制御して節電を図るデロンギとは比較できないと思われます。
安全性は、本機については、平均値ですが、表面温度は平均54度との表記です。
転倒防止・過熱防止などの機能も網羅され、チャイルドロックも付属です。
タイマーも、デシタル式の24時間設定のオンオフタイマーです。
3パターンの登録ができるので、平日と休日などに分けて設定も可能です。
ただ、デロンギのタイマープログラムと異なり、温度自体はプログラムできず、運転・停止のみ制御できます。
また、これはデロンギにも言えることですが、この部分にこだわりたいならば、スマホで設定できる機種のほうが、精神衛生上、良いかと思います。
本機は、残念ながら未対応ですが。
一方、本機は、ほぼ全ての操作が可能なリモコンが付属します。ただし、別売を含めて、ハンガーは未発売です。
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以上、コロナの DHS-1521の紹介でした。
デロンギの「マルチダイナミックヒーター」と同じようでいて、結構違いはある製品です。
そちらと比較する場合、競争力に欠ける部分はあるでしょう。
ただ、価格帯的に、デロンギのオイルヒーター上位機より高く、マルチダイナミックヒーターより安いほどなので、予算によっては、「高性能機」の1つとして、選択肢にできそうです。
節電性・速暖性などは、オイルヒーターより良いので、価格的に「デロンギに手が出ない」場合は、本機も良いでしょう。
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【〜10畳用】
【2024年発売】DHS-1224(CW)
48・コロナ ノイルヒート DHS-1224-CW
¥53,679 楽天市場 (1/8執筆時)
【2023年発売】DHS-1223(CW)
49・コロナ ノイルヒート DHS-1223-CW
¥38,478 楽天市場 (1/8執筆時)
【2022年発売】
50・コロナ ノイルヒート DHS-1222-CW
¥49,900 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
【2021年発売】
51・コロナ ノイルヒート DHS-1221(CW)
¥42,400 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
放熱板:FIXALヒーター
電力切替:300/600/900/1200W
温度感知:マイコン式
自動エコ運転: 対応
表面温度:平均54度
サイズ:長さ46.9× 幅27.0×高さ62.1cm
保証期間:3年
なお、コロナは、10畳間での1200W機も発売しています。
こちらのほうがモジュールの面積が少ないので軽量ですが、筐体は上位機と同じ大きさです。
コスト削減のためでしょうが、設置スペース的には不利です。
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【8畳まで】(執筆時在庫切れ)
【2024年発売】DOL-J122(GY) DOL-J122(BK)
52・山善 DOL-J122-GY
52・山善 DOL-J122-BK
¥(20,800) 楽天市場 (1/8執筆時)
【2023年発売】DOL-J121(GY) DOL-J121(BK)
53・山善 DOL-J121-GY
53・山善 DOL-J121-BK
¥(19,780) 楽天市場 (1/8執筆時)
放熱板:
電力切替:500W 700W 1200W
温度感知:マイコン式
自動エコ運転:
表面温度:
サイズ:長さ46.4× 幅30.3×高さ59.4cm
保証期間:1年
なお、オイルレスヒーターですが、山善から比較的安めのモデルが出ています。
本機のような格安機でも、速暖性が高く、輻射熱で優しく暖めるというオイルレス特有のメリット性は享受できるでしょう。
一方、本機は、ヒーターユニットの中身(構造)の情報がないです。
適用畳数は、コンクリで、断熱材5cm以上あるご自宅で、8畳です。
基準内ならば、同価格帯のオイルヒーターより、比較的早めに暖かくなるのは間違いないでしょう。
ただ、ヒーターユニットが適切な制御をなし、しっかり、節電しつつエコ運転するか、あるいは、設定温度で室温が安定するかの部分が、少し不安です。
オイルが温まればそれなりに温度が安定するオイルヒーターと違って、ノンオイルの場合、ここが疎かだと、光熱費と快適性の両面で問題が出やすいので。
そのほか、パネルの表面温度の情報がない点、保証の短さ(1年)、外観パネルが、フォントを含めて洗練されない部分などが、上位機との「値段差の理由」と言えます。
温度は、5段階(16・19・22・25・28℃)の設定ができます。
タイマーは、入切とも24時間設定できますが、同時設定はできません。
5時間のオートオフあります。
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結論的にいえば、公開される情報がない部分がネックです。
フィン数である程度の性能がわかるオイルヒーターと違って、ノンオイルヒーターは、ヒーターユニットの構造がしっかり分からない機種の場合、個人的にやや「おすすめしかねる」部分があります。
安めのオイルヒーターをおすすめします。
2-4・ユーレックスのオイルヒーター
続いて、日本のユーレックスの製品す。
空調家電は日本製がわりと多いですが、外国が本場のオイルヒーターは、そうでもないです。
そんななか、信州の工場で日本製オイルヒーターを生産している点が、同社のチャームポイントでしょう。
【2019年発売】
【3畳〜8畳用】
54・ユーレックス VFX8BH-SW
¥29,480 楽天市場 (1/8執筆時)
54・ユーレックス LFX8BH-IW
¥(30,130) Amazon.co.jp (1/8執筆時)
放熱板の数:8
電力切替:強1200 中700 弱500W
サイズ:長さ41×幅20.5×高さ62cm
【4畳〜10畳】
55・ユーレックス VFX11EH-SW
¥29,480 楽天市場 (1/8執筆時)
放熱板の数:11
電力切替:強1500 中900 弱800W
サイズ:長さ53×幅20.5×高さ62cm
温度感知:マイコン式
自動エコ運転:
表面温度:
保証期間:3年
VFXシリーズは、ユーレックスの販売するオイルヒーターです。
流通ルートの関係で別系統(LFXシリーズ)もありますが、色以外は同じです。
いずれも「日本製」です。
適用畳数は、3畳〜8畳までと4畳〜10畳までの2サイズ展開です。
フィンの数と面積の違いですので、基本的な仕組みはどちらも同じです。
本体サイズは、長さ41×幅20.5×高さ62cmです。
13畳用だと、長さだけ53cmになります。
そう小型というわけではないにせよ、他社機より幅が狭いのは強調できます。
フィン(放熱板)は、8枚です(13畳用は11枚)。
この部分については、特段の工夫の記載はないです。
温度調整は、サーミスタを用いるマイコン制御のセンサーです。
上部にバックライト付きの液晶があり、視認性は良いです。
タイマーは、本機のポイントです。
大きめの液晶を活かして、1時間ごとに温度プログラムが可能です。
メモリーは電源を抜いても記憶される仕組みです。
エコ運転機能は、温度制御で強制的にパワーを落とすという意味では未付属です。
ただ、上記のタイマーは活かせるでしょう。
パワー切替は、強1200W・中700W・弱500Wです。
13畳用は、最大1500Wとなりますが、同じく3段階です。
安全性は、転倒時自動オフ・異常運転時オフのほか、電源プラグに熱センサーを仕込んだ、電子式安全プラグは同社独自でユニークです。
日本のコンセントは、アースのとりにくいものも多いので、この仕様はワンポイントでしょう。
その他、チャイルドロックも付属します。
タイマーは、デジタル式で24時間タイマーです。
ダイヤルの操作性(回す・クリック)は良く、感覚的に操作できます。
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以上、ユーレックスのVFXシリーズの紹介でした。
安全に配慮した設計である上で、視認性の良い上部に操作パネルがあること、細かいタイマー設定が本体で完結できる点で、「お年寄りに優しい機種」に思えます。
デロンギは、上位機については、スマホでプログラムできますが(特許関係もあり)1時間後と本体で更新できるのは、ユーレックス機だけです。
フィン部分の工夫はデロンギが上で、おそらく子ども向けという意味でも表面温度に配慮があるデロンギが良いです。
しかし、先述の「お年寄り向け」の部分ほか、日本製造の安心感もプラスアルファでしょう。
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【2019年発売】
【3畳〜8畳用】(執筆時在庫なし)
56・ユーレックス VF8BS-SW
¥(20,300) 楽天市場 (1/8執筆時)
57・ユーレックス LF8BS-IW
¥(25,900) Amazon.co.jp (1/8執筆時)
放熱板の数:8
電力切替:強1200 中700 弱500W
サイズ:長さ41×幅20.5×高さ62cm
【4畳〜10畳用】
58・ユーレックス VF11ES-SW
¥23,501 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
59・ユーレックス LF11ES-IW
¥(26,480) Amazon.co.jp (1/8執筆時)
放熱板の数:11
電力切替:強1500 中900 弱800W
サイズ:長さ53×幅20.5×高さ62cm
温度感知:マイコン式
自動エコ運転:
表面温度:
保証期間:3年
なお、上記の機種は、ユーレックスの下位機種となります。
本体サイズや性能は、先ほどの機種と同じですが、1時間ごとのタイマーが未付属です。
マイコン式で、室温センサーを搭載で温度設定できますし、24時間の入切タイマーは装備し、同時利用もできるので不便はないです。
ただ、同社のポイントは「1時間ごとのタイマー」にあるので、この値段差ならば、上位機のが良いでしょう。
今回の結論!
オイルヒーターのおすすめは結論的にこれ!
というわけで、今回は、オイルヒーターをレビューしました。
最後にいつものように、Atlasのおすすめ機種を提案しておきます。
なお、サイズについて言えば大きく分けて、8-10畳用と10-13畳用のモデルがあるわけです。
基本的に、あまり暖房効率の良い暖房器具ではないことをふまえると、高気密住宅以外では、8畳間ならば、1サイズ大きな10-13畳モデルを購入されるのが良いかと思います。
第1に、費用対効果を考えた場合、リビング用として最もおすすめできるモデルは、
【2016年発売】
【10畳〜13畳用】
13・DeLonghi ベルカルド RHJ75V0915-GY
14・DeLonghi ベルカルド RHJ75V0915-PK
15・DeLonghi ベルカルド RHJ75V0915-GR
¥36,790 Amazon.co.jp (11/28執筆時)
放熱板の数:9(X字型)
電力切替:強1500 中900 弱600W
温度感知:マイコン式
自動エコ運転: 対応(20%節電)
表面温度:最大60度
サイズ:長さ53.5×幅30×高さ68cm
保証期間:3年
暖かさ ★★★★★★
省エネ機能 ★★★★★★
室温センサー ★★★★★
スマホ連携 ★☆☆☆☆
総合評価 ★★★★★
デロンギのベルカルドでしょう。
「オイルヒーター」だけで見ると、現状で、最高の能力を持つといえる機種ですので。
X字型フラットフィンの採用で、比較的コンパクトな機種ながら、速暖性能や、オイルの余熱の保温性能が、期待できます。
また、同社の、下位機種の「ユニカルド」と比較する場合、リモコンが付属するほか、新24時間タイマーが加わります。
3段階の温度を設定し、オン・オフを含めてプログラムできるます。
稼働している時間が長い輻射熱方式のオイルヒーターですから、タイマーの優秀性は大きなメリットです。
エコ運転機能も、マイコンを利用したデロンギのエコ運転機能は、優秀です。
電気代とトータルで考えた場合、未搭載機との本体価格の差も、5シーズンほどで吸収できそうです。
本体デザインも新しく、温かみを感じられるデザインで好感が持てます。どのようなリビングでも合いそうです。
こうした点で、最もオススメできるモデルです。
幅広X字型フィン用 天板無し TM-9XM
¥5,150 Amazon.co.jp (11/28執筆時)
なお、本機は、衣類乾燥や簡易的な加湿のためのトップハンガーは、別売です。
便利なので、買っても良いかと思います。
第2に、多少安めの中級機で、性能・デザイン面からのおすすめできる機種は、
【2018年発売】
【8畳〜10畳用】
11・Delonghi ユニカルド RHJ65L0712
¥23,400 楽天市場 (11/28執筆時)
放熱板の数:7(X字型)
電力切替:強1200 中700 弱500W
サイズ:長さ47.5×幅30×高さ68cm
【10畳〜13畳】
12・Delonghi ユニカルド RHJ65L0915
¥25,400 楽天市場 (11/28執筆時)
放熱板の数:9(X字型)
電力切替:強1500 中800 弱800W
サイズ:長さ56×幅30×高さ68cm
温度感知:マイコン式
自動エコ運転: 対応(20%節電)
表面温度:最大60度
保証期間:3年
暖かさ ★★★★★
省エネ機能 ★★★★★
室温センサー ★★★★★
スマホ連携 ★☆☆☆☆
総合評価 ★★★★★
デロンギのユニカルドでしょう。
気密性がある程度確保される、コンクリート製住宅などで、大型機を買っても、邪魔です。
それを考えると、オイルヒーターの中型機で最も性能の良いこちらがオススメです。
デロンギは、省スペースでもしっかり発熱させるX字型フィンを採用するので、サイズ感からすると、速暖性能や、オイルの余熱の保温性能の期待値が高いです。
光熱費の部分でも、引き続き、マイコン式のエコ運転機能を持つため、有利です。
デロンギ特有のイタリアンデザインは、部屋に置くにもオシャレで、洗練されたデザインだと思います。
タイマーも、ON・OFFについては24時間ですし、問題ありません。
本体は高いですが「数年間の電気代とトータル」で考えたらば、十分投資に見合うでしょう。
幅広X字型フィン用 天板無し TM-9XM
¥5,150 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
トップハンガーは、本機も別売です。
第3に、お年寄りがいるご家庭に向きそうなファミリーモデルは、
【2019年発売】
【3畳〜8畳用】
54・ユーレックス VFX8BH-SW
¥29,480 楽天市場 (1/8執筆時)
54・ユーレックス LFX8BH-IW
¥(30,130) Amazon.co.jp (1/8執筆時)
放熱板の数:8
電力切替:強1200 中700 弱500W
サイズ:長さ41×幅20.5×高さ62cm
【4畳〜10畳】
55・ユーレックス VFX11EH-SW
¥29,480 楽天市場 (1/8執筆時)
放熱板の数:11
電力切替:強1500 中900 弱800W
サイズ:長さ53×幅20.5×高さ62cm
温度感知:マイコン式
自動エコ運転:
表面温度:
保証期間:3年
暖かさ ★★★★★
省エネ機能 ★★★★☆
室温センサー ★★★★★
スマホ連携 ★☆☆☆☆
総合評価 ★★★★★
ユーレックスの販売 VFXシリーズでしょう。
本文でも書きましたが、操作部が上にある点、安全面での配慮が高い点、1時間ごとの細かいタイマー設定が(スマホを要さず)本体で完結できる点で、優秀だと思います。
小さな子どもがいる家庭では、オイルヒーターの表面温度が高くならず、フィンの工夫がある上で、省エネ設定も巧みな、デロンギ上位機が良いでしょう。
しかし、お年寄り向けという用途では、本機かと思います。
日本設計の日本製造の安心感もありますし、年配の方への受けはわりとよさそうです。
第4に、価格面でもっとも値頃感があるオイルヒーターとしては、
【2019年発売】
【〜8畳用】
【下位機:白】
34・アイリスオーヤマ IWH2-1208M-W
¥15,263 楽天市場 (1/8執筆時)
【上位機:黒】(24時間タイマー付属)
35・アイリスオーヤマ IWHD-1208M-B
¥21,000 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
36・アイリスオーヤマ KIWHD-1210M-B
¥23,800 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
放熱板の数:10(ウェーブ式)
電力切替:強1200 中700 弱500W
温度感知:マイコン式
自動エコ運転:対応
表面温度: 非公開
サイズ:長さ37.5×幅25.6×高さ63.0cm
保証期間:1年
暖かさ ★★★★☆
省エネ機能 ★★★★☆
室温センサー ★★★★★
スマホ連携 ★☆☆☆☆
総合評価 ★★★★☆
アイリスオーヤマの「ウェーブ」シリーズの上位機でしょう。
一方、他社には、もっと安い機種は確かにあります。
しかし、サーミスタ式(マイコン式)で、実温度を把握しつつエコ運転ができる機種は、(ここまでの)格安機ではこれだけですから。
本体サイズも、奥行37.5×幅25.6×高さ63.0cmです。
ウェーブ式フィンの採用で、機能性を保ったまま小型化できています。
シーズンオフも邪魔になりにくいので、小部屋用には最適です。
適用畳数は、ただし、あくまで「コンクリ建築で8畳用」です。
密閉された部屋での利用でないならば、デロンギの(エコ運転機能がある)10畳以上用をオススメします。
さもないとパワー不足に感じるでしょう。
第5に、速暖性と温度の均一性が高い、最高性能のヒーターとしては、
【10畳〜13畳用】
【2019年発売】(22年/23年追加)
【上位機】(Wi-Fiあり・リモコンなし)
16・デロンギ マルチダイナミック MDHAA15WIFI-BK
¥68,000 Amazon.co.jp (11/28執筆時)
放熱板:5モジュール
電力切替:300/600/900/1200/1500W
温度感知:マイコン式(32通り)
自動エコ運転: 対応(20%節電)
表面温度:最大60度
サイズ:長さ49.4× 幅27.5×高さ66.5cm
保証期間:3年
暖かさ ★★★★★★
省エネ機能 ★★★★★★
室温センサー ★★★★★
スマホ連携 ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
デロンギのマルチダイナミックヒーターでしょう。
下位機も残りますが、利便性の部分では、やはり、Wi-Fiがあった方が格段に便利ですので、本機を選びました。
コロナのノンオイルヒーターもよさげです。
ただ、本機が、Wi-Fiを搭載するIOT家電である点ほか、個人的にこの系列を長期間使った経験があり、大きなトラブルが起こらず、使い勝手も良かった部分でこちらを選びました。
仕組みは、「オイルレスヒーター」です。
本編で書いたように、速暖性の部分で、オイルヒーター共通の難点を克服している上で、輻射熱と情報への自然対流で、部屋を暖めるという「優しい」暖房であるオイルヒーターの良いところを引き継いでいます。
エコ性能も、ポイントです。
ノンオイルヒーターは、格安機も他社だとあります。
ただ、本機は、しっかりした温度センサーを装備する上で、温度制御技術(オートアダプションテクノロジ)で、5つのヒーターモジュールを適切に制御し、無駄な電気代を減らす仕組みがあります。
理に適ったエコモードもあります。
ノンオイルヒーターの場合、(蓄熱式のオイルヒーター以上に)この部分がおそろかだと、無駄な電気代がかかりそうですし、ここが充実するのは、極めて重要です。
ネットワークは、Wi-Fiを装備します。
外出先から付けること、消すことができるのは、暖房家電としてポイントです。
火災の危険がある石油などには無理ですから。
この部分でエアコン以外で対応できる、希少なメイン暖房と言えます。
曜日ごとの細かいタイマー設定も、
とくに、タイマーについて言えば、スマホ対応の場合、本体でイライラしながら、面倒なプログラムしなくても良いですし、不意に消えることもないでしょう。
この部分だけでも、個人的には「選ぶ価値」があると思っています。
幅広X字型フィン用 天板無し TMP-22XM
¥5,150 Amazon.co.jp (11/28執筆時)
トップハンガーは、別売です。
あれば便利と思う方は、同時に買うと良いでしょう。
ーーー
【2020年発売】(23年追加)
【8畳〜10畳用】
【上位機】(Wi-Fiあり・リモコンなし)
19・デロンギ マルチダイナミック MDHAA12WIFI-BK
¥59,800 Amazon.co.jp (11/28執筆時)
放熱板:4モジュール
電力切替:300/600/900/1200W
サイズ:長さ44×幅27.5×高さ66.5cm
【6畳〜8畳用】
【上位機】(Wi-Fiあり・リモコンなし)
22・デロンギ マルチダイナミック MDHAA09WIFI-BK
¥51,000 Amazon.co.jp (11/28執筆時)
放熱板:3モジュール
電力切替:弱300 中600 強900W
サイズ:長さ37×幅27.5×高さ66.5cm
温度感知:マイコン式(32通り)
自動エコ運転: 対応(20%節電)
表面温度:最大60度
保証期間:3年
畳数の小さめもあります。
本文でも書いたように、畳数に合わせて買うのが基本ですが、起動時の速暖性はかわりますから、1サイズ余裕を持って購入してもいいかと思います。
幅広X字型フィン用 天板無し TMP-22XM
¥5,150 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
トップハンガーは、こちらの場合も別売です。
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【10畳〜13畳用】(加筆予定)
【2024年発売】(一部23年)
【上位機】(Wi-Fiあり)
25・デロンギ ソラーレ IDH15WIFI-AB
¥85,329 Amazon.co.jp (11/28執筆時)
26・デロンギ ソラーレ IDH15WIFI-WB
¥99,800 楽天市場 (11/28執筆時)
放熱板:5ユニット(U字ヒーター)
電力切替:300/600/900/1200/1500W
温度感知:マイコン式(32通り)
自動エコ運転: 対応(20%節電)
表面温度:最大60度
サイズ:長さ52.0× 幅24.0×高さ68cm
保証期間:5年
一方、予算があれば、最上位機のソラーレのWi-Fi対応機が良いでしょう。
デザイン性は、間違いなくアップしています。
機能面も、「マルチダイナミックヒーター」としての機能性も、特に、足もと方面の暖かさが、下方方面の輻射熱の強化で、強まったと言えます。
価格は、ただ、新しく登場した機種ですので、相当高めです。
その部分で言えば、今のところのお買得といえるのは、本機の登場で値が下がっている、先ほどの旧タイプでしょう。
しばらくは、ネットをふくめて在庫がありそうですし、当面はそちらは「推し」ます。
補足:そのほかの暖房家電記事の紹介
以上、今回は、各社のオイルヒーターを比較しました。
1・セラミックファンヒーターの比較
2・遠赤外線ヒーターの比較
3・オイルヒーターの比較
4・石油ファンヒーターの比較
5・ガスファンヒーターの比較
6・冬の暖房記事全体のまとめ記事 【結論】
なお、オイルヒーターにすべきか、別の暖房器具にすべきか迷っている方に、暖房器具全体のまとめ記事も書いてあります。
よろしければ、そちらをご覧ください。
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ではでは。