今回の結論
おすすめの最新冷蔵庫は結論的にこの機種!
ども、Atlaです。
今日は、2023年9月現在、最新の冷蔵庫の比較です。
最終回(6回目)なる今回の記事は、全体の「結論編(まとめ)」です。
ここまでみてきた最新の冷蔵庫全機から、冷蔵・冷凍・チルド・野菜室などの機能性や、冷蔵庫自体の光熱費の部分で、特に優れた機種を選りすぐります。
その上で、サイズ別・予算別に、Atlasのオススメ機種を提案していきます。
1・大型プレミアム冷蔵庫の比較
サイズ:450L〜
用途:料理好きの家庭(4-6ドア)
予算:15万円〜
2・中型3ドア冷蔵庫の比較
サイズ:270L-400L
人数: 2-4人家族(3ドア)
予算:10万円〜
3・中型2ドア冷蔵庫の比較
サイズ:170L-300L
人数: 1-2人家族(2ドア)
予算:5万円〜
4・小型2ドア冷蔵庫の比較
サイズ:120L-150L
人数:1人暮らし(2ドア)
予算:3万円〜
5・超小型冷蔵庫の比較
サイズ:100L以下
用途:家庭の2台目(1ドア)
予算:1.5万円〜
6・サイズ別のおすすめ冷蔵庫 【結論】
=全製品からのおすすめ機種の提案
なお、検索サイトから直接このページにいらしていただいた方、お時間があれば、上記リンクの個別記事からご覧ください。
各記事の冒頭では、サイズごとの「選び方の基本」も説明していますので。
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というわけで、以下では、小型機(2ドア)・中型機(3ドア)・大型機(ドア)の順で「おすすめ」を解説していきます。
よろしくお願いします。
1・小型機のおすすめ機種
はじめに、120L〜200Lクラスまでの小型機・中型機2ドア機と、45L〜80Lクラスの1ドア機の中での「おすすめ」の提案からです。
人数としては、1人暮らし〜カップルまでに最適なサイズです。
第1に、150L前後の小型冷蔵庫で、1人暮らし向けとして最もおすすめできるのは、
【2022年10月発売】
4・シャープ PLAINLY SJ-GD15J-B
5・シャープ PLAINLY SJ-GD15J-W
¥59,800 Amazon.co.jp (9/8執筆時)
定格内容積:152L【右開き】
冷蔵室容量 :94L〈73L〉
冷凍室容量 :58L〈40L〉
霜取り機能 :あり
運転音:(静音化)
年間電気代:8,990円(290kWh)
対応できる人数 1人暮らし
電気代の安さ ★★★★★★
冷蔵庫の広さ ★★★☆☆
冷凍庫の広さ ★★★★★
製氷機の性能 ★★★★☆
チルド室の性能 ★★★☆☆
本体の高級感 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
シャープの上位機のJ-D15Gラインでしょう。
デザイン性は、小型高級機の位置づけなので、ガラスドア採用です。
清潔性の部分でもプラズマクラスターが付くのもワンポイントです。
容量は、定格内容積が152Lです。
150Lクラスは、2ドア冷蔵庫では「小型の大きめ」でも、一人暮らしならば余裕があります。
150Lクラスは、各社から出ていてライバルが多いです。
本機をチョイスした理由は「冷凍庫のサイズ」です。
58L〈40L〉とこのクラスでは最大です。
「1人暮らし」という条件下で言えば、冷凍食品や、作った料理の「冷凍保存」のため、冷凍庫が大きい方が絶対便利です。
また、冷凍室が大きめである点が奏功し、省エネ性も高いです。
冷蔵室は、ただし、2段トレイ+ボトムケースと150Lクラスでは小さめです。
本機は、ボトムケースが(低温にならない)普通のケースなので、工夫すればクラス相応の収納力です。
とくに、缶やペットボトルがポケットケースに収納できない場合、汎用的に最下段が使えるのは、(1人暮らしには)便利です。
使い勝手も、開くドアの方向が、あとから左右に付け替えられる点は、将来的に「引っ越し」が伴いそうな場合にも便利です。
こうした点で、本機を推しました。
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【2021年11月発売】
8・三菱電機 MR-P15H-H
9・三菱電機 MR-P15H-W
¥39,998 楽天市場 (9/8執筆時)
定格内容積:146L【右開き】
冷蔵室:100L〈80L〉
冷凍室:46L〈33L〉
霜取り機能:あり
運転音:22db
年間電気代:9,424円(304kWh)
ただ、作り置きをしないし、冷凍食品もさほど買わない方は、三菱でも良いでしょう。
定格内容積は、本機も150Lクラスで同じです。
シャープに比べると冷蔵庫が広く3段です。
一方、「プラスアルファ」としては、本機は、ボトムケースが「低温ケース」です。
ハムやチーズ、ないし、お肉など、ニオイ移りが心配なものの保存に適しています。
冷凍庫は、クラス標準サイズですが、あまり冷凍は使わない方には良い構成です。
外観デザインも、シンプルモダンで良いほうなので、目に付く場所に冷蔵庫を置かざるを得ないワンルームや1Kには良い製品です。
静音性は、特に、本機は配慮が高いので、ワンルームで、ベッドからさほど離せない場合にも有利です。
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なお、これらの機種は、今回の4回目の記事で、詳しく紹介しました。
第2に、150L前後の小型機で、価格や光熱費の安さの部分でおすすめできるのは、
【2022年12月発売】JR-NF140M-W後継品
13・ハイアール JR-NF140N-W
¥33,761 楽天市場 (9/8執筆時)
定格内容積:140L【右開き】
冷蔵室:92L〈74L〉
冷凍室:48L〈32L〉
霜取り機能:あり
運転音:25db
年間電気代:8,742円(282kWh)
対応できる人数 1人暮らし
電気代の安さ ★★★★★★
冷蔵庫の広さ ★★★★☆
冷凍庫の広さ ★★★★☆
製氷機の性能 ★★★☆☆
チルド室の性能 ★★★☆☆
本体の高級感 ★★★★☆
静音性 ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆
ハイアールの140Lの冷蔵庫でしょう。
本体価格は、国内各社に対して安いです。
その上で、省エネ達成率が107%ですので、電気代の部分も良いです。
設置性も、150Lクラスと比べて遜色ないです。
格安ですが、しっかり自動霜取り・ガラストレー・LED庫内灯など基本装備が充実します。
庫内容量は、140Lです。
135Lクラスといえ「小型の中くらい」で、一人暮らしの標準です。
気になるとすると、冷凍庫がユーロ式の「開き戸」である点でしょう。
しかし、このタイプは、既成の冷凍食品を整理して入れる場合、整理しやすい上で、量もたくさん入ります。なかは引き戸なので、製氷には向かないのですが、これらに問題を感じないならば、値段面以外でも良い機種です。
この際、「ユーロデザイン」に挑戦してみるのも良いでしょう。
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【2022年3月発売】(特定店限定)
【135L】
22・ハイセンス HR-G13C-W
23・ハイセンス HR-G13C-BR
¥39,800 楽天市場 (9/8執筆時)
定格内容積:135L【右開き】
冷蔵室:86L〈70L〉
冷凍室:49L〈33L〉
霜取り機能:あり
運転音:23db
年間電気代:9,331円(301kWh)
一方、冷凍庫の仕様が「気になる」方は、ハイセンスが選択肢です。
庫内容量は、135Lです。
135Lクラスは「小型の中くらい」ですので、1人暮らしで問題ないです。
冷凍室は、ボックス型の通常タイプですが、割安です。
冷蔵室も、86L〈70L〉はあります。
3段トレイの上とその下に、汎用的に使えるフレッシュケースですから、平凡ながら何にでも使えます。
プラスアルファとして、2ドア機では珍しく、閉め忘れドアアラームもあります。
予算を押さえたいが、冷凍庫は普段の使い勝手が良い場合は、本機を推します。
ーーなお、これらの機種は、今回の4回目の記事で、詳しく紹介しました。
第3に、170L前後の中型2ドア冷蔵庫で、料理好きの1人暮らしや、カップルにおすすめできるのは
【2022年11月発売】
6・シャープ 2ドア冷蔵庫 SJ-D18J-W
¥59,202 Amazon.co.jp (9/8執筆時)
定格内容積:179L【両開き】
冷蔵室:122L〈98L〉
冷凍室:58L〈40L〉
霜取り機能:あり
運転音:23db
年間電気代:9,610円(306kWh)
対応できる人数 1人の料理好き〜2人暮らし
電気代の安さ ★★★★★
冷蔵庫の広さ ★★★★★
冷凍庫の広さ ★★★★★
製氷機の性能 ★★★★☆
チルド室の性能 ★★★★☆
本体の高級感 ★★★★★
静音性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
シャープの SJ-D18Jをオススメします。
収納量は、170Lです。
2ドア冷蔵庫では、「中型の小さめ」です。
2人暮らしの方ほか、1人暮らしでもまめに料理する方はこの程度あると良いです。
ただ、少し背は高いので、背の低めの方は上に電子レンジを乗せるのは厳しいかもしれません。
選んだ理由は、やはり「冷凍室」です。
ライバル機に比べて広いので、現代の生活スタイルに合います。
料理好きの方が「ホームフリージング」するのにも向くサイズです。
冷蔵室は、121L〈97L〉ですので、このクラスでは普通です。
ただ、ボトムケースが、(鮮度維持の工夫などはないものの)「野菜室」になるので、割と量を保存できます。
そこを野菜用と決めておけば、野菜をストックするモチベーションにもなり、「ヘルシー料理をする動機付け」にもなります。
いずれにしても、1人暮らしだけでなく、2人以上でも使えそうなので、「小型より大きめサイズ」を探している方は、この機種をオススメします。
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【2022年11月発売】
1・パナソニック NR-B17HW-T
2・パナソニック NR-B17HW-W
¥52,840 楽天市場 (9/8執筆時)
定格内容積:168L
冷蔵室容量:124L〈98L〉
冷凍室容量:44L〈34L〉
霜取り機能:あり
運転音: 23db
年間電気代:9,548円(308kWh)
一方、170Lサイズの場合も、冷凍に魅力を感じないならば、パナソニックでしょう。
定格内容積は、168Lで、ほぼ同じ170Lクラスです。
冷蔵庫は、しかし、124Lと大きいです。
他社では「4段トレイ」の機種もあります。
ただ、3段トレイで、大きめのフリーケースを装備する本機の方が、実際的な収納力は高いです。
ボトムケースは、フタ付きケースです。
低温ケースではないですが、野菜と言うより、肉やハム・チーズなどニオイ移りの心配なもの、あるいは、冷蔵温度での長期保存品がある方は良いかと思います。
個人的に、(だいぶ前の機種ですが)このタイプを結構長いこと使っていましたが、問題ありませんでした。
いずれにしても、冷凍庫よりも冷蔵庫を重視したい場合、本機を推します。
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なお、これらの機種は、今回の2回目の記事で、詳しく紹介しました。
第4に、170Lサイズの中型2ドア冷蔵庫が欲しいが、予算を節約したいという方は、
【2023年7月発売】
12・ハイアール JR-NF173D-W
¥38,228 楽天市場 (9/8執筆時)
【特定店用型番】(URBAN CAFE SERIES)
13・ハイアール JR-XP2NF173F-XK
¥51,800 楽天市場 (9/8執筆時)
定格内容積:173L【右開き】
冷蔵室:119L〈96L〉
冷凍室:54L〈37L〉
霜取り機能:あり
運転音: 25db
年間電気代:7,688円(248kWh)
対応できる人数 1人の料理好き〜2人暮らし
電気代の安さ ★★★★★
冷蔵庫の広さ ★★★★★
冷凍庫の広さ ★★★★★
製氷機の性能 ★★★☆☆
チルド室の性能 ★★★☆☆
本体の高級感 ★★★★☆
静音性 ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆
ハイアールのJR-NF173Dでしょう。
執筆時、発売まもなくだったので現状では他社と変わりませんが、年末に近づくほど安くなっているかと思いますう。
シンプルなデザイン性ですが、170Lクラスだと価格が安いです。
加えて、ユーロ式の冷凍庫構造が幸いし、年間電気代も安めです。
定格内容積は、173Lです。
2ドア冷蔵庫としては「中型の小さめ」であり、2人暮らしまで対応できます。
冷蔵庫は、このクラスだとすこしだけ小さい感じはします。
冷凍庫は、逆に、しっかり広いです。
ユーロスタイルの引き戸である部分は注意でが、上段ケースは小さいですし、製氷も対応できます。
こうした点から、少し大きめが欲しいが予算を節約したい方は、本機が良いかと思います。
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なお、この機種は、今回の3回目の記事で、詳しく紹介しました。
第5に、寝室や職場などののサブ機としておすすめできるのは、
【2022年発売】
11・ハイセンス HR-A45S
¥12,800 Amazon.co.jp (9/8執筆時)
定格内容積:45L
冷蔵室:45L〈38L〉
冷凍室:
霜取り機能:
運転音: 25db
年間電気代:3,689円(119kWh)
対応できる人数 1人未満(寝室ほか)
電気代の安さ ★★★★★★
冷蔵庫の広さ ★☆☆☆☆
冷凍庫の広さ ★☆☆☆☆
製氷機の性能 ★☆☆☆☆
チルド室の性能 ☆☆☆☆☆
本体の高級感 ★★★★☆
静音性 ★★★☆☆
総合評価 ★★★☆☆
ハイアールの冷蔵庫でしょう。
予算が許せば、日立の Chiiil(チール)が良いですが、一般的にはこちらです。
寝室用のサブ機ならば、1ドアで問題ありません。
安くて外観が良いモデルが少ないですが、本機はステンレスドア採用であり、インテリア的にもシンプルで、最も置きやすそうな部分が評価できます。
収納量も、45Lならば、サブ機として十分でしょう。
全てドリンク用に使う場合の収納力も、40L前後の製品では最大級です。
ライバル機に比べて、年間電気代ベースで考えても、多少有利です。
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【2023年発売】
36・ハイセンス HR-K91HW
37・ハイセンス HR-K91HB
¥24,040 Amazon.co.jp (9/8執筆時)
定格内容積:87L
冷蔵室:63L〈51L〉
冷凍室:24L〈23L〉
霜取り機能:
運転音:23db
年間電気代:6,014円(194kWh)
ただし、冷凍食品も対応したいならば、ハイセンスの超小型の2ドアをおすすめします。
1ドアだと、食品を冷凍保存できるマイナス18度水準にできません。
その場合、アイスや冷凍食品の保存ができませんから。
定格内容積は、87Lです。
このサイズの製品は、直冷式しかなく、霜取りが必要で性能面でも並です。
ただ、ガラストレイを採用するなど、デザイン面にはこだわりがあります。
年間電気代も、100Lサイズ以上に比べればお得ですし、このクラスでは最高クラスです。
冷蔵庫の奥行も50cmにだいたい収まります。
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なお、これらの機種は、今回の5回目の記事で、詳しく紹介しました。
2・中型機のおすすめ機種
つづいて、少し大きめで、世帯用としても使えるミドルクラスの「おすすめ」の提案です。
なお、1人暮らしやカップルでも、自動製氷や、機能性の高いチルド・野菜室などを使いたい場合は、このクラスが良いです。
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なお、中型は、野菜室なども追加されるため、以上のような評価基準で見ていきます。
ここまで見た小型機とは基準・観点を変えていますので、注意してください。
第1に、300L以下クラスで、比較的設置性がよい、中型の3ドア機としておすすめできるのは、
【2022年11月発売】
1・AQUA AQR-SV27N-K 【黒】
2・AQUA AQR-SV27N-W 【白】
¥93,240 楽天市場 (9/8執筆時)
定格内容積:272L
冷蔵室:178L〈139L〉
野菜室:44L〈29L〉
冷凍室:50L〈33L〉
年間電気代:9,920円(320kWh)
対応できる人数 1-3人暮らし
電気代の安さ ★★★★★
冷蔵室の工夫 ★★★★★
チルド機能 ★★★★☆
野菜室の工夫 ★★★★☆
冷凍の工夫 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
アクア(旧三洋電機)のAQR-SV27でしょう。
定格内容積は、272Lです。
サイズ的には、3人家族程度まで十分にカバーできます
その上で、、自動製氷機を持つ機種としては、最も安価な水準で、かつ、低身長で、設置性が良い点が評価できます。
とくに、高さが1.3mに抑えられていることと、耐熱天板が付く仕様であるため、狭い台所スペースの節約にはかなり効果的です。
2ドアと違って野菜室が別にあるため、整理ほか鮮度維持に有利です。その上で、高級冷蔵庫として、チルド機能(低温保存)にもこだわりがあるため、生鮮食品の保存時に「ワンランク上」の冷蔵庫を買ったという満足感があるでしょう。
注意点は、この製品は、背を低くしているため、冷蔵庫の幅と奥行hは5ドア並に必要という部分です。設置環境は事前に調査してください。
また、冷凍室も、AQUAは自動製氷機が取り外せる仕様なので、使う場合、実収納量は、スペックの〈32L〉より狭いので、冷凍食品中心の生活の場合注意してください。
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【2022年10月発売】
7・三菱電機 MR-CX27H-W
8・三菱電機 MR-CX27H-H
¥96,946 楽天市場 (9/8執筆時)
定格内容積:272L【右開き】
冷蔵室:142L〈128L〉
野菜室:60L〈36L〉
冷凍室:70L〈44L〉
年間電気代:9,796円(316kWh)
これらの部分が問題ならば、三菱電機のCXシリーズがオルタナティブです。
というより、1人暮らしならばAQUAがよさげですが、一般家庭ならば、むしろこちらを「最初の選択肢」にしても良いくらいです。
定格内容積は、272Lですので、3人家族程度まで問題ないです。
冷凍室も、AQUAと違って特殊な換算をしていないので、スペック通りのサイズです。
自動製氷も可能です。
その上で、プラスアルファとして、、同社の高級機でも採用される、「チルドモード」「氷点下ストッカー」に切り替えられるチルド室が備わります。
三菱は、製氷機の水タンクが埋込なので、横長でチルド室も使いやすいです。
世帯用はもちろん、置けるならば、「1人暮らしの料理好き」にも本機は推せます。
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なお、これらの機種は、今回の2回目の記事で、詳しく紹介しました。
第2に、350Lクラスで、10万円台前後で納入できる、中型の3ドア機としておすすめできるのは、
【2022年11月発売】
48・ シャープ SJ-GW35J-R
49・ シャープ SJ-GW35J-W
¥128,000 Amazon.co.jp (9/8執筆時)
定格内容積:350L
冷蔵室:183L〈148L〉
野菜室:68L〈46L〉
冷凍室:99L〈60L〉
霜取り機能:あり
運転音:20dB
年間電気代:10,540円(340kWh)
対応できる人数 2-4人暮らし
電気代の安さ ★★★★★★
冷蔵室の工夫 ★★★★★
チルド機能 ★★★★☆
野菜室の工夫 ★★★★★
冷凍の工夫 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
シャープのSJ-GW35Gでしょう。
3ドア機は、5ドアの高級冷蔵庫と比べて、各社とも「個性的で面白い機能」を省略することで、安さを出します。
そのため、個性に欠ける機種が多いのですが、そのような中で、機能性の部分が、本機は割と良いと思える機種です。
庫内容量は、350Lです。
3室とも十分な広さです。
冷蔵庫のサイズは、高さは169cm、幅は60cm、奥行きは66.6cmです。
幅60cmクラスで設置に問題ないならば、本機が良いでしょう。
デザイン性も、本機が、フラットガラスドアですし、キッチンに高級感をもたらすでしょう。
さらに、左右どちらからでも冷蔵庫が開けられる構造です。
キッチン構造や、その時の作業によって選べるので、設置性が良い点も評価できます。
機能面も、充実します。
3ドア機でも野菜室に工夫がある機種はかぎられます。
しかし、本機は、野菜室の鮮度保存にしっかり固有名が付いた工夫(シャキット野菜室)があります。
冷凍室も、他社機よりも大きめの99Lである上、新鮮冷凍機能など、上位の機能性があります。
光熱費も、多数のセンサーを装備し、最大25%節電です。
伝統的に高級機では、この部分では、パナソニックの性能が良いのですが、このクラスだと、シャープも負けていません。
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【2021年11月発売】
50・ ハイセンス HR-G3601W
¥89,800 Amazon.co.jp (9/8執筆時)
定格内容積:358L
冷蔵室:195L〈144L〉
野菜室:86L〈46L〉
冷凍室:77L〈42L〉
運転音:約20dB
年間電気代:10,728円(346kWh)
一方、機能面の充実度と利便性の部分で言えば、ハイセンスのHR-G3601Wがかなり良いです。
冷蔵室は棚の工夫が、チルドは温度切替が、野菜室は保湿構造がありますし、シャープ同様に、マイナスイオンによる脱臭機能もあります。
もちろん、自動製氷もつきます。
冷凍室の工夫とサイズの部分で、シャープ機が現代の生活スタイルに合ってはいるかと思いますが、とくにネットでは、値段はこちらが安く10万円を切ります。
費用対効果はかなり高いので、本機を選んでも良いでしょう。
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なお、これらの機種は、今回の2回目の記事で、詳しく紹介しました。
3・プレミアム機のおすすめ機種
最後に、400L以上クラスのファミリー向け冷蔵庫からの「おすすめ」の提案です。
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こちらも、中型機と同じ評価基準でみます。
ただし、総合評価は、用途性が違うので、プレミアム冷蔵庫だけで比べています。
第1に、料理好きなご家庭で、特に、お肉、お魚類を新鮮な状態でキープしたい方には、
【2023年2月発売】
【485L】〈幅65cmサイズ〉
30・日立 R-HWC49T
¥212,000 楽天市場 (9/8執筆時)
【540L】〈幅65cmサイズ〉
31・日立 R-HWC54T
¥251,699 楽天市場 (9/8執筆時)
【617L】〈幅68.5cmサイズ〉
32・日立 R-HWC62T
¥290,607 楽天市場 (9/8執筆時)
【2022年2月発売】
【485L】〈幅65cmサイズ〉
33・日立 R-HW49S
¥184,800 楽天市場 (9/8執筆時)
【540L】〈幅65cmサイズ〉
34・日立 R-HW54S
¥208,000 楽天市場 (9/8執筆時)
【617L】〈幅68.5cmサイズ〉
35・日立 R-HW62S
¥238,000 楽天市場 (9/8執筆時)
定格内容積:475L
冷蔵室:253L〈190L〉
冷凍室:96L〈63L〉
野菜室:91L〈61L〉
製氷室:20L〈7L〉
年間電気代:7,905円(276kWh)
対応できる人数 〜4人以上
電気代の安さ ★★★★☆
冷蔵室の工夫 ★★★★★
チルド機能 ★★★★★★
野菜室の工夫 ★★★★★
冷凍の工夫 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
日立のHWタイプでしょう。
新機種が出ますが、Wi-Fiの有無以外の部分で明示的な差はないですので、値段面でこちらでしょう。
サイズは、奥行が問題でなければ540Lが、でなければ、485Lが良いでしょう。
本編で書いたように、他社に先駆けて冷媒と断熱材の改良(近代化)を済ませたので、冷蔵庫の体積比の収納容量は、他社より多めです。
配置は、野菜室が下段で、冷凍室がその上です。
オススメの理由は、もちろん「まるごとチルド」です。
従来の「真空チルド」も優秀でしたが、冷蔵庫全体がチルドとして使えるならば、それ以上はないでしょう。
ラップなしでもある程度保存できますし、ラップをした場合も、(スーパーで貼られたラップをそのまま再利用するなど)の場合の良い保険となります。
その他も、野菜室の新鮮スリープ保存など面白い個性もありますし、全体的な性能からもオススメできます。
弱いのは、節電性能です。
ただ、本機の年間電気代は、7000円台と安いです。
開閉のたびに「まるごとチルド」で冷える冷蔵部の温度が上昇する構造ですから、実電気代は、し上がる気はします。
とはいえ、実用性は高いため、機能面からは最も革新的な冷蔵庫の1つと言えるでしょう。
第2に、光熱費の節約を一番に考えた上で、総合力もある機種としては、
【2023年3月発売】
【475L】〈幅65cmサイズ〉
1・パナソニック NR-F489HPX
¥269,751 楽天市場 (9/8執筆時)
【525L】 〈幅65cmサイズ〉
2・パナソニック NR-F539HPX
¥279,723 楽天市場 (9/8執筆時)
【550L】 〈幅68.5cmサイズ〉
3・パナソニック NR-F559HPX
¥299,724 楽天市場 (9/8執筆時)
【600L】〈幅68.5cmサイズ〉
4・パナソニック NR-F609HPX
¥319,706 楽天市場 (9/8執筆時)
定格内容積:475L
冷蔵室:233L〈160L〉
冷凍室:98L〈64L〉
野菜室:110L〈76L〉
製氷室:17L〈4L〉
特別室:27L〈14L〉
年間電気代:8,277円(267kWh)
対応できる人数 〜4人以上
電気代の安さ ★★★★★★
冷蔵室の工夫 ★★★★★
チルド機能 ★★★★☆
野菜室の工夫 ★★★★★
冷凍の工夫 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
パナソニックでのHPXタイプでしょう。
「うまもり保存」に対応し、流行りの「ホームフリージング」機能が進化しましたので、2022年機を推します。
この部分は多くのご家庭で、実際あったら便利だと思います。
サイズ的には、65cm幅で設置できる525Lクラスが良いと思います。
いずれも配置は、野菜室が最下段です。
電気代は、定評のあるエコナビ機能が有利です。
整理せず適当にストッカーに詰めこむ場合、メーカーが示す年間消費電力量の指標は「意味が無い」ことが多いです。
それを補うシステムが重要ですが、パナソニックは、「収納量・湿度・開閉・室温・照度の各センサー」を駆使して、光熱費の節約を目指している点が、他社より高度です。
機能面でも、野菜室は「Wシャキシャキ野菜室」、チルドルームはマイナス3度での微凍結パーシャル機能と、先述のホームフリージングの部分を含めて、最近の機能的なトレンドも押さえられています。
問題は、微凍結パーシャル機能を利用する場合、通常のチルド室としてチーズなどを置けない部分です。ここがネックでないなら、本機が良いと思います。
第3に、挽き肉など食材を冷凍し、料理に使うことが多い方にオススメなのは、
【2023年2月発売】
【485L】〈幅65cmサイズ〉
17・三菱電機 MR-MZ49J
¥240,000 楽天市場 (9/8執筆時)
【540L】〈幅65cmサイズ〉
18・三菱電機 MR-MZ54J
¥250,154 楽天市場 (9/8執筆時)
【602L】 〈幅68.5cmサイズ〉
19・三菱電機 MR-MZ60J
¥279,800 楽天市場 (9/8執筆時)
定格内容積:485L
冷蔵室:268L〈196L〉
冷凍室:81L〈52L〉
野菜室:92L〈62L〉
製氷室:19L〈5L〉
特別室:27L〈14L〉
年間電気代:8,339円(269kWh)
対応できる人数 〜4人以上
電気代の安さ ★★★★★
冷蔵室の工夫 ★★★★★
チルド機能 ★★★★☆
野菜室の工夫 ★★★★★
冷凍の工夫 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
三菱電機のMZシリーズでしょう。
サイズは、65cm幅で設置できる製品で最大となる540Lか良いと思います(左図)。
奥行が厳しい場合は、やや小型な485Lサイズ(右図)でもOKです。
配置は、野菜室が上段のモデルにしました。
同社は、冷凍室が上のモデルもあります。ただ、この配置のほうが同社では人気がありますし、個人的にも使いやすいと思えます。
ホームフリージングは、最近のブームで、他社も高機能化しています。
しかし、本機の「切れちゃう瞬冷凍AI」は、冷凍したまま、ひき肉を切れる冷凍法を取れるという点で、明らかな個性があります。類似機能を実現している他機はないです。
一方、こういった調理をする方は、「料理好き」の方でしょう。
その場合、中段に野菜室というのは便利です。
野菜を保存する際に、3色LEDを照射することで葉緑素を持つ葉物野菜のビタミンと棟梁を高めるという機能も、独自で面白みがあるでしょう。
チルドルームも、氷点下ストッカーD A.I.で、お肉ならば10日間と長めに保存できます。「肉好き」ならば、絶対満足する仕様です。
ただ、チーズなど凍らせると味が変質するものとの共存は無理ですので、その部分は注意してください。
電気代の安さは、パナソニックほどは徹底しません。ただ、2021年から温度センサーを中心とする多センサーを、AIで制御する仕組みをとりました。
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【2023年2月発売】
【451L】〈幅60cmサイズ〉
26・三菱電機 MR-MB45J
27・三菱電機 MR-MB45JL
¥201,994 楽天市場 (9/8執筆時)
定格内容積:451L
冷蔵室:243L〈191L〉
冷凍室:91L〈60L〉
野菜室:86L〈56L〉
製氷室:18L〈4L〉
特別室:29L〈16L〉
年間電気代:7,905円(276kWh)
一方、三菱電機は、本編で書いたように、同じ機能性を持つ小型機があります。
定格内容積は多少狭くなるのですが、設置幅は60cmです。
各社とも、60cm幅のモデルは何かしら、機能が省略されます。しかし、その部分がない点が評価できます。
スペース的に65cmクラスが無理の場合、オススメできます。
第4に、野菜の鮮度を中心に考えた場合に、最もオススメできる製品は、
【2023年3月発売】
【508L】〈幅65cmサイズ〉
60・東芝 GR-V510FZ
¥209,800 楽天市場 (9/8執筆時)
【551L】 〈幅68.5cmサイズ〉
61・東芝 GR-V550FZ
¥234,800 楽天市場 (9/8執筆時)
【601L】 〈幅68.5cmサイズ〉
63・東芝 GR-V600FZ
¥264,900 楽天市場 (9/8執筆時)
定格内容積:508L
冷蔵室:259L〈198L〉
冷凍室:93L〈76L〉
野菜室:112L〈76L〉
製氷室:20L〈7L〉
特別室:24L〈13L〉
年間電気代:8,215円(265kWh)
対応できる人数 〜4人以上
電気代の安さ ★★★★☆
冷蔵室の工夫 ★★★★★
チルド機能 ★★★★☆
野菜室の工夫 ★★★★★★
冷凍の工夫 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
東芝のFZシリーズでしょう。
同社の場合、日立機の「まるごとチルド」のように、冷蔵室全体をチルドにできる上位機のFZSシリーズもあります。
ただ、価格面を考えると、1グレード下のこちらかと思います。
サイズは、65cm幅の最大サイズとなる、508Lが良くみえます。
野菜室への、「ミストチャージユニット」で、水分を集中的に送る仕組みは、実際、野菜の鮮度の保持に、恐らく最も効果的です。
その上で、日立同様に、エチレンガスを分解するためのAg+フィルターとセラミック光触媒フィルターで「野菜を眠らせる」こともするため、「合わせ技」で他社を出し抜き、この部分では最強です。
前後に冷却ユニットを持つ東芝の独自のパワーで、冷凍室について、マイナス18度をキープできる点も、面白い個性です。
チルド室の新しい工夫の氷結晶チルドは、肉の鮮度10日間というのは最大です。
氷とLED除菌の部分は、もう少し説明が欲しいですが、全体としてこの機種はスキが無く、良い選択肢に思えます。
第5に、冷凍食品の調理や、お酒やそのおつまみの作成をメインに考える場合は、
【メタルドアタイプ】
【2023年2月発売】
【457L】〈幅65cmサイズ〉
54・シャープ SJ-MF46K
¥198,601 楽天市場 (9/8執筆時)
【504L】〈幅65cmサイズ〉
55・シャープ SJ-MF50K
¥217,800 楽天市場 (9/8執筆時)
定格内容積:457L
冷蔵室:240L〈177L〉
冷凍室:88L〈54L〉
野菜室:82L〈48L〉
製氷室:20L〈5L〉
特別室:27L〈14L〉
年間電気代:7,564円(244kWh)
対応できる人数 〜4人以上
電気代の安さ ★★★★★
冷蔵室の工夫 ★★★★★
チルド機能 ★★★☆☆
野菜室の工夫 ★★★★★
冷凍の工夫 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
シャープのSJ-MF46Kでしょう。
上位機もありますが、外装だけの違いなのでこちらを推します。
設置幅は、ロック製氷ができないので、個人的には504Lを推します。
こちらでも、設置幅は65cmで済みます。
冷凍室は、サイズ的には他社と同等ですが、人気の「メガフリーザー-」で、実際の収納性は高いです。
特別室も、冷凍に利用すれば、クラス的に足りないと言うことは無いでしょう。
その上で、大きめのロック製氷ができる点や、特別室の「タイマー冷凍」を利用して、冷やし忘れた飲みものを、急速に冷やせるのも良い部分です。
ドアは、モーターの力で、軽くふれると開く「電動アシストドア」ですから、ギミック的な面白さもあります。
節電性も、パナソニックを除けば、配慮があるほうなので、毎日は料理をしないご家庭にも向くでしょう。
とくに、本機は、大きな液晶とスピーカーを搭載します。
それを利用して、シャープの家電製品の「ハブ」になるので、例えば、新居への入居の際、「家電をシャープで揃えたい」ような場合は、特に本機はオススメです。
補足:ネットで冷蔵庫を購入する場合の注意
最後に、冷蔵庫のネット購入に関する注意です。
冷蔵庫は、「家電リサイクル」の関係で古い冷蔵庫がある場合、回収が必要です。また、重い冷蔵庫の場合、設置や場所までの搬入が個人では難しい人も多いと思います。
Amazonは、直販の在庫ならば、地域によっては、リサイクル・設置対応してくれます。
Amazon直販で取扱いのある冷蔵庫のリストは(こちら)です。
楽天市場も、大きな家電量販店は、配達と同時の引取/設置を依頼できます。
例えば、楽天ビックは、同社のグループ(ビック・コジマ・ソフマップ)店舗がある地域です。
楽天ビックの冷蔵庫購入説明ページ(こちら)に、リサイクルなど説明があります。
コジマ・ソフマップ(楽天店)も、同じ系列なので同じ地域です。
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キムコジャイアント 効き目6ヶ月
¥287 Amazon.co.jp (9/8執筆時)
消臭剤もお忘れなく。
新品の冷蔵庫は樹脂の臭いも残ることがあり、食品につきます。100円ショップの備長炭の消臭剤など、弱いものはまり効きません。
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そのほか、このブログには、1人暮らし向けに必要な家電を20ジャンル以上まとめた、以上のような記事があります。
冷蔵庫のほかに、お探しのものがありましたら、上の記事もよろしくお願いいたします。
ではでは。