1回目記事からの続きです→こちら
2-1・サムスンの活動量計
2回目記事のトップバッターは、韓国のサムスンの製品です。
ギャラクシー向けに販売する活動量計をみていきます。
1・リストバンド型活動量計の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2: フィットビット〈米国〉
1-3:ガーミン〈米国〉
1-4:ファーウェイ〈中国〉
1-5:Amazfit〈中国〉
1-6:オッポ〈中国〉
2・リストバンド型活動量計の比較 (2)
2-1:サムスン〈韓国〉
2-2:シャオミ〈中国〉
2-3:SONY〈日本〉
2-4:最終的なおすすめの提案【結論】
今回も1回目記事の冒頭(こちら)で説明した「選び方の基本」に基づきつつ、説明をしていきます。
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なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤字系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で書いていきます。
【2020年発売】(在庫限り)
14・サムスン Galaxy Fit2
¥11,500 Amazon.co.jp (8/31執筆時)
ブラック:SM-R220NZKAXJP
レッド:SM-R220NZRAXJP
パネル:カラー有機EL(1.1型)
ケース:
心拍数計:搭載
血中酸素:
階段段数:
スポーツ:
位置情報:GPSなし
音楽再生:
防水性:50M
スマホ対応:IOS Android
スマホ連携:通知
電池の保ち: 15日
重さ:21g
サムスンGalaxy Fit2は、韓国のサムスンが販売するリストバンド型活動量計です。
ファーウェイ機の事実上の「ライバル」です。
パネルは、本機もカラーの有機ELです。
サイズは、1.1型なのでファーウェイ上位機より小さいです。
ただ、バンド部分と一体感はあり、活動量計の部分を重視するならば問題ないでしょう。
計測できるデータは、歩数・移動距離・カロリーです。
一方、高度計がないので、本機も階段段数の記録には未対応です。
心拍数計は、搭載です。
血中酸素濃度の測定は非対応です。
ただ、他社モデルの多くにみられる心拍数からのストレスレベル計測には対応します。
なお、光学式心拍数センサーは、LED2灯です。
睡眠量の計測は、可能です。
睡眠深度の分析もできます。
睡眠深度の評価については、FitBitと同じで割と高度で、心拍数計のデータと連動しながら分析します。
スポーツに関する計測は、本機も対応です。
走行・水泳・歩行など5種類の動作をセンサーで自動で検知し、適切なデータとして記録してくれます。
ただし、VO2 Max(最大酸素摂取量)の計測は不可です。
GPSは、未搭載です。
防水性能は、5気圧で、水泳に対応します。
電池の保ちは、15日間です。
スマホとの連動は、健康管理については、S. Healthいう専用アプリが用意されます。
iOS系・Android系共に用意があります。
iOSのヘルスケアアプリとは、連携に対応しません。
Google Fitとも、サードパーティ製アプリがア必要ですが、データ連係に対応します。
そのほか、スマホの電話の着信・LINEなどの通知・メッセージ・カレンダーのアラートをお知らせしてくれる機能もあります。
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以上、サムスンGalaxy Fit2の紹介でした。
そつのない構成で、格安機としてバランスが取れていると思います。
一方、同じほどの価格のファーウェイのHUAWEI Band 7と比べると液晶は少し小さめで、血中酸素とVO2Maxの計測に非対応です。
ただ、ファーウェイ機バンドからはみ出す形で大きいので、ファッション的な意味で、完全な「リストバンド」が良い場合、本機でも良いかと思います。
2-2・シャオミの活動量計
つづいて、中国のシャオミのスマートバンドです。
【2022年発売】
15・ Xiaomi Miスマートバンド7
¥4,965 Amazon.co.jp (8/31執筆時)
パネル:カラー有機EL(1.62型)
ケース:アルミ合金
心拍数計:搭載
血中酸素:対応
階段段数:
スポーツ:VO2 MAX
位置情報:GPSなし
音楽再生:
防水性:50M
スマホ対応:IOS Android
スマホ連携:通知
電池の保ち: 20日
重さ:22.1g
Xiaomi Mi Smart Band 7は、中国のシャオミが発売するリストバンド型活動量計です。
パネルは、1.62型のカラー有機ELです。
輝度も出していますが、500ニトとわりと明るくできます。
ファーウェイ上位機に対抗しつつ、少し大きめで出してきました。
リストバンドタイプは、デザイン的にバンドとの一体感も重要ですし、大きければ良いというわけではないですが、価格からすると、違和感はなく、うまく搭載した感じはあります。
・ xiaomi-smart-band-7-strap
¥990 Amazon.co.jp (8/31執筆時)
リストバンドのサイズは、1サイズです。
155-219mmの調整幅ですので、他社のM/Lサイズほどです。
なお、大量発注で、おそらく価格を下げるためですが、黒以外のバンドは別売対応です。
計測できるデータは、歩数・移動距離・カロリーです。
高度計がなく、階段段数は非対応です。
心拍数計は、搭載です。
ファーウェイ同様に、血中酸素量もみれます。
なお、心拍センサーは、搭載されていれば1万円以上の機種(FitBitなど)と全て同じ、というわけではなく、LED灯の数や配置、センシングで差は生じます。
ただ、格安機については、ある程度ユニット化されている気はします。
睡眠量の計測も、可能です。
本機も、心拍数を利用して深度測定も可能です。
スポーツに関する計測は、水泳など110以上の計測機能を持ちます。
VO2 Maxの計算もできるようになっています。
GPSは、非搭載です。
防水性能は、5気圧で、水泳に対応します。
時計としての機能は、搭載されます。
電池の保ちは、20日間です。
スマホとの連動は、健康管理についてはMi Fitいう専用アプリが用意されます。
アプリは日本語化されました。
iOSのヘルスケアアプ・Google Fitとも、データ連係に対応します。
そのほか、本機も、スマホの電話・LINEなどのアプリ通知の着信など、一通り対応です。
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以上、Xiaomi Miスマートバンド7 の紹介でした。
この価格で有機ELを搭載し、活動量計として一通りのことができる機種です。
スマホ通知など、欲しい部分は押さえていますし、予算が限られているなかで選ぶには良い機種だと感じます。
ただ、血中酸素量を含む、心拍数センサーの部分の精度は、シンプルにLEDの構成だけ見ると、ファーウェイのほうが(値段差分)少し手が込む(精度が良い)ようには見えます。
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【2023年発売】
16・ Xiaomi Redmi Smart Band 2
¥2,990 Amazon.co.jp (8/31執筆時)
パネル;8色カラー液晶(1.47型)
ケース:アルミ合金
心拍数計:搭載
血中酸素:対応
階段段数:
スポーツ:
位置情報:GPSなし
音楽再生:
防水性:50M
スマホ対応:IOS Android
スマホ連携:通知
電池の保ち: 20日
重さ:14.9g(本体のみ)
なお、XiaomiのRedmi Smart Band 2 はXiaomi Miスマートバンド7 の廉価版です。
モニターは、表示面積自体はこちらが10%広いとされますが、サイズで言えば、1.47型で小さい上で、有機EL不採用ですので、下位機と言えます。
機能面では、心拍数計を搭載します。
血中酸素の測定ができますし、仕様は「今どき」です。ストレス計測も可能です。
ただ、センサーが加速度計のみになる関係で、睡眠量の判定精度が落ちます。スポーツ計測VO2 MAXの測定が不可能です。
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結論的にいえば、上位機と値段差分の差は見られます。
ただ、シンプルに、心拍数を図りたい、メッセージや着信通知を受けたいような、ミニマムな用途だけで良く、格安機で探している場合は、実際「候補」にできるでしょう。
2・スマートウォッチの比較 (2)
2-5:シャオミ〈中国〉
このほか、Xiaomiは、GPS内蔵の上位機があります。ただ、「スマートウォッチ」というほうが近いと思うので、以上の別記事での紹介としています。
2-4・ソニーの活動量計
続いて、ソニーの活動量計の比較です。
【2020年11月発売】
【ラバーバンド部分のみ】
17・ SONY wena 3 rubber WNW-A21A/B
¥35,190 楽天市場 (8/31執筆時)
【皮製バンド部分のみ】
18・ SONY wena 3 leather WNW-C21A/T
19・ SONY wena 3 leather WNW-C21A/B
¥33,000 楽天市場 (8/31執筆時)
【2020年発売】【金属バンド部分のみ】
20・ SONY wena 3 metal WNW-B21A/S
21・ SONY wena 3 metal WNW-B21A/B
¥30,120 楽天市場 (8/31執筆時)
パネル:モノクロ有機EL(1.2型)
ケース:
心拍数計:搭載
血中酸素:
階段段数:
スポーツ:VO2 MAX
位置情報:GPSなし
音楽再生:
防水性:50M
スマホ対応:IOS Android
スマホ連携:通知 Suica
電池の保ち: 14日
重さ: 32g/ 38g/ 80g
wena 3(ウェナスリー) は、ソニーの活動量計です。
本機は、リストバンド型活動量計としては「特殊」です。
なぜなら本機は、時計のバックル(バンド)だからです。要するに、裏側に「自分の好きなアナログ時計を付けてつかってね、後ろ側にデジタル文字盤付けるので」という製品になります。
お気に入りの時計を「リストバンド型活動量計」にできるためのアイテムです。
これは、アナログ時計愛好家だけでなく、時計会社も評価する製品らしく、セイコーとコラボした製品もでています。
パネルは、モノクロの有機ELです。
Wana3の仕様書に「フルカラーLED」とありますがこちらは通知ランプのことで、パネルはモノクロ(白黒)です。
リストバンドは、ゴム製のほか、レザーと、メタルバンドが用意されます。
なお、ディスプレイは、有機ELですが、モノクロ表示です。
計測できるデータは、歩数・距離・カロリーなどです。
気圧高度計がないので、階段段数は無理ですが、それ以外は網羅します。
心拍数計測は、対応します。
ただ、ソニーの場合、血中酸素は測れません。EDAセンサーも未装備です。
LEDは緑2灯のほか、赤色が出せる仕組みです。同社の光学技術で、ヘモグロビン量計測におけるノイズを除去するためとのことです。
睡眠量の計測も、対応します。
スポーツに関する計測は、本機もVO2Max(最大酸素摂取量)が計測できます。
加えて、ストレスレベルの計測なども対応できるので、ガーミンやFitBitに比べても遜色ないでしょう。
GPSは、未搭載です。
スマホ連携については、Android/iPhoneともに対応です。
両OSの純正健康アプリとのリンク可能です。
こちらは、スマホの通知・着信などの表示に対応できます。
その上で、最大の「売り」といえるのは、NFC対応で、Suicaが利用できる点です。iOS/Android双方とも利用できるため、この部分で、ビジネス向けで相当人気です。
楽天Edy・iD・QUIC Payなどにも対応可能です。ただし、Suica以外のカードにする場合に限っては、初期設定時だけはiOSが必要です。
一方、本機は、単独で、Amazon系のAIであるAmazon Alexaを搭載します。
ボタンを押すと、Bluetooth経由でAlexaに質問をできます。
さらに、シチズンのRiiiverに対応します。
これは、【スマート家電リモコンの比較記事】で少し書いたIFTTTの時計版のようなアプリです。
ようするに、コード無しでスマホやサービスと連携したシステムができます。この後の各種スマートリモコンの対応いかんでしょうが、外出先での家電操作のトリガーにできる未来は有り得ます。
詳しくは、(Riiiverサイト)をご覧ください。
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以上、ソニーのwena 3の紹介でした。
ニッチな製品ですが、確実に需要がある製品です。お気に入りの時計を引き続き利用したいが「デジタル化」もしたい、という方は、候補となります。
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【セイコー】
22・ワイアード wiredwena AGAB419
23・ワイアード wiredwena AGAB417
¥66,000 Amazon.co.jp (8/31執筆時)
【セイコー】(攻殻機動隊コラボ)
24・wiredwena×攻殻機動隊SAC_2045 AGAB704
25・wiredwena×攻殻機動隊SAC_2045 AGAB703
¥82,500 Amazon.co.jp (8/31執筆時)
【セイコー】(ジョジョコラボ)
26・wena 3 -JOJO Enrico・P Edition- WNW-SC23A/W
¥52,800 楽天市場 (8/31執筆時)
27・wena 3 -JOJO Jotaro Edition- WNW-SC24A/Y
¥49,300 楽天市場 (8/31執筆時)
28・wena 3 -JOJO Jolyne Edition- WNW-SN21A/L
¥41,800 楽天市場 (8/31執筆時)
なお、ソニーとの協業で、WANA3を搭載した「製品版」をセイコー(セイコーウオッチ)が出しています。
同社の中級グレードとなる「ワイアード」ブランドを利用しているの「ワイアードウェナ」という名称です。時計自体は、2-3万円グレードなので、価格としては妥当です。
また、ユーザーが勝手にニコイチにするのではなく「一体設計」なので、プロダクトデザインとしてやはり洗練されていて、正直「格好良い」です。実際、グッドデザイン賞を取っています。
過年度で身内のエプソンがこの分野から撤退しましたし、セイコーとしても(心理的)障害がなかったのかと思います。
「ワイアード」ベースなので限定版を出しやすいかと思ったら、同時に出ました。売りたい年代的なターゲット層が分かりますね。
限定版は、文字盤に「それっぽさがなく」裏刻印だけでオシャレです。同社は企画物がうまいので、姉妹品が定期的に出るのではないかと思います。
今回の結論
リストバンド型活動量計のおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、リストバンド型の活動量計を比較してきました。
最後に、「結論」として、いつものように、目的別・予算別におすすめ機種を書いておきます。
第1に、ダイエットを含め、日常的に使うリストバンドとして最もおすすめできる機種は、
【2021年発売】
1・Fitbit Charge 5
¥17,820 Amazon.co.jp (8/31執筆時)
ブラック:FB421BKBK-FRCJK
ルナホワイト:FB421GLWT-FRCJK
スチールブルー: FB421SRBU-FRCJK
パネル:フルカラー有機EL(1型)
ケース:プラスチック
心拍数計:搭載
血中酸素:対応(皮膚温/ EDA可)
階段段数:対応
スポーツ:VO2 MAX
位置情報:GPS
音楽再生:
防水性:50M
スマホ対応:IOS Android
スマホ連携:通知 Suica
電池の保ち: 7日
重さ: 28g
日常の健康管理 ★★★★★★
ダイエット支援 ★★★★★
自転車・水泳 ★★★★★
スマホアプリ ★★★★★★
バッテリー量 ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
Fitbit Charge 5でしょう。
冒頭でも書いたように、上位機と下位機を分ける部分は、「センサーの質」です。
その点でいえば、心拍数センサーに緑LEDほか、赤・赤外線という3種のLEDを搭載します。
Apple Watchの仕様と同じで、「血中酸素量」をフォローする場合、この方法が最も精度が期待できます。
この部分は「睡眠質の分析」にも使われているので、全体として結構「重要な差」でしょう。
また、地味ですが、高度計搭載の部分も大きいです。
これで、階段段数(昇降)を記録できるため、普段の通勤時の「運動」のモチベーションアップには、割と意味があります。
センサー性能では、ガーミン・ソニーに並んで、性能が最も期待できます。
もちろん、歩数・移動距離・カロリーなど、ウォーキングに必要なデータを全て網羅したうえ、睡眠量などのトレンドも押さえられ、バランスが良い活動量計だと思います。
さらに新機種になって、皮膚電気活動(EDA)センサーを搭載しましたし、およそ活動量計の範疇で「最先端」といえる機能はフル装備と言えます。
スマホアプリも、本機のメリット性で、おそらく最大のチャームポイントです。
他社と比べても、この部分は圧倒的で、とても作り込まれているからです。無料ソフトながら、普段の活動を、日々の運動(ウォーキング)に最も昇華させやすいと言えます。
睡眠量や睡眠品質についても、定評があり、機能面で優れます。
そのほか、電池の保ちが良い機種ですが、スマホの通知機能を搭載し、電話やメッセージの受信が確認できる点も、日常携帯する分には、良いと思います。
GPSの部分は、ガーミンに比べると「オマケ的」です。
しかし、その部分を割り引いても、Suica対応の部分を含めて、普段使いの活動量計としては、最も完成度が高いと言えます。
・Fitbit Charge4 交換バンド
¥1,099〜 Amazon.co.jp (8/31執筆時)
一方、FitBitは、黒モデルしか現状で選べないのですが、サードパーティ製の対応バンドが結構あるので、付け替えは可能です。
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また、ダイエットに関して言えば、専用の体重計が購入できる点もポイントが高いです。
やはり、ダイエットにおいて、一番データとして「現実を突きつけてくる」のは体重です。
それと連動して、歩行などの運動をできるので、ダイエットのやりがい、モチベーションが高まること間違いないでしょう。Atlas自身も20キロダイエットしたとき、体重計が力を発揮しました。
なお、体重計については、Fitbit用を含めて、詳しくは【おすすめのスマホ対応体重計の比較記事】に書いています。
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【2017年発売】
【Lサイズ】
6・GARMIN vivosmart 5
¥18,000 Amazon.co.jp (8/31執筆時)
ブラック:010-02645-64
【S/Mサイズ】
7・GARMIN vivosmart 5
¥18,000 Amazon.co.jp (8/31執筆時)
ブラック:010-02645-60
ホワイト:010-02645-61
ミント:010-02645-62
パネル:モノクロ有機EL(0.73型)
ケース:
心拍数計:搭載
血中酸素:対応
階段段数:
スポーツ:VO2 MAX
位置情報:A-GPS
音楽再生:
防水性:50M
スマホ対応:IOS Android
スマホ連携:通知
電池の保ち: 7日
重さ: 24.5/ 26.5g
日常の健康管理 ★★★★★
ダイエット支援 ★★★★★
自転車・水泳 ★★★★★
スマホアプリ ★★★★★★
バッテリー量 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
一方、もう一機挙げるとすると、GARMIN vivosmart5です。
ゲームのHP(ヒットポイント)的に自分の疲れが分かる「Body Battery」を含めて、ユニークな工夫が多いです。
しかし、先述のように、Suica非対応な部分や、センシングの部分で少し弱いので、現状で、一般向けにはFitBitのほうが良いかと思います。
一方、ガーミンは、分析においてスポーツ方面により「本格的」です。
その点で(将来的に)競技としてワークアウトに取り組みたいが、今は「活動量計」で良いという方は、入門用としてガーミンを選ぶことに意味はあると言えます。
また、自転車用としては、心拍数計がANT+対応なので、相性が良いです。
連動できる同社の製品は、【サイクルコンピュータの比較記事】で詳しく紹介しています。
ただ、繰り返し述べているように、日常生活の記録と言うより、ワークアウト用に考えているならば、上の記事で紹介したような製品の入門機とも比較してください。
むしろ、ガーミンは、そちらの製品に「相当な強み」があるので。
第3に、スマホ通知を受けたいための購入で、できるだけ格安・高性能な活動量計を探しているならば
【2023年発売】
10・HUAWEI Band 8 2023
¥7,364 Amazon.co.jp (8/31執筆時)
【2022年発売】HUAWEI Band 6後継機
11・HUAWEI Band 7 2022
¥5,490 Amazon.co.jp (8/31執筆時)
パネル:カラー有機EL(1.47型)
ケース:耐久性ポリマー
心拍数計:搭載
血中酸素:対応
階段段数:
スポーツ:VO2 MAX
位置情報:GPSなし
音楽再生:
防水性:50M
スマホ対応:IOS Android
スマホ連携:通知
電池の保ち: 14日
重さ:14g
日常の健康管理 ★★★★★
ダイエット支援 ★★★★☆
自転車・水泳 ★★★★☆
スマホアプリ ★★★☆☆
バッテリー量 ★★★★★★
総合評価 ★★★★☆
ファーウェイが販売するHUAWEI Band 8が良いでしょう。
予算に酔っては旧機種でも良いでしょう。
ただ、本編で書いたように、センサーが異なる分だけ機能差はあります。
デザイン的には、文字盤がやや大きめで、リストバンド型としては少しうるさいですが、ベゼルの加工の上手さもあって、違和感がさほどないです。
カラー有機ELですし、スマホの通知などを受け取りたい目的ならば、視認性の部分でも有利でしょう。画面密度も悪くないです。
計測できるデータも、十分以上です。
心拍数センサーも格安機にしては、中央にLED2灯ですし、赤外線LEDがないので、精度は最高ではないにせよ、血中酸素量も計れます。Vo2MAXも対応です。
あとは、GPSと階段段数が記録できれば言うことはないですが、多軸ジャイロや高度計の搭載は、格安機では難しいようです。
スマホアプリも、一方、データの見やすさは納得の水準です。
ただ、さほど高度ではないので、運動モチベーションにつなげる「仕掛け」は、他社に負けています。
iOSのヘルスケアアプリともGoogle Fitとデータ連係に対応しますし、他社アプリを利用する手はありますが、アプリ間の同期の手間を含めて、利便性は悪くなるでしょう。
それでも、この価格は目を引きますし、1万円以下で性能重視で選ぶならば、これ以上の機種はないでしょう。
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【2023年発売】
13・OPPO Band 2
¥6,873 Amazon.co.jp (8/31執筆時)
パネル:カラー有機EL(1.57型)
ケース:
心拍数計:搭載
血中酸素:対応
階段段数:
スポーツ:VO2 MAX
位置情報:(A-GPS)
音楽再生:
防水性:50M
スマホ対応:IOS Android
スマホ連携:通知
電池の保ち: 14日
重さ: 20g(本体のみ)
日常の健康管理 ★★★★★
ダイエット支援 ★★★★☆
自転車・水泳 ★★★★☆
スマホアプリ ★★★☆☆
バッテリー量 ★★★★★★
総合評価 ★★★★☆
一方、さらに「スマートウォッチ」に形状が近いものの、性能面ではOPPOも良いかと思います。
較べる場合、こちらは、スマホの位置情報(A-GPS)が利用できるため、スマホを持ち歩く限りですが、移動経路が把握できる部分で優れます。
パネルも大きめですので、時計として普段付ける場合も、少し良い印象です。
あとは、ほぼ同じです。
第4に、ご自宅などで、Amazon AlexaをIOT家電操作・スケジュール管理のハブにしている方などにオススメできるのは、
【2022年発売】
12・ Zepp Health Amazfit Band 7
¥7,182 Amazon.co.jp (8/31執筆時)
パネル:カラー有機EL(1.47型)
ケース:ポリカーボネート
心拍数計:搭載
血中酸素:対応
階段段数:
スポーツ:VO2 MAX
位置情報:A-GPS
音楽再生:
防水性:50M
スマホ対応:IOS Android
スマホ連携:通知
電池の保ち: 18日
重さ:28g
日常の健康管理 ★★★★☆
ダイエット支援 ★★★★☆
自転車・水泳 ★★★★☆
スマホアプリ ★★★★☆
バッテリー量 ★★★★★★
総合評価 ★★★★☆
Amazfit Band 7が良いでしょう。
Amazonの音声AIであるAlexaの操作がネイティブに可能な唯一のリストバンド型端末ですので。
天気など各種情報の取得にも便利ですが、実際のところ、音声入力で、家電などのコマンド操作ができる部分が、最も便利なように思います。
いずれにしても、Amazonのサービスをフル活用している方、または、したい方には向くでしょう。
健康管理部分では、HUAWEIほかに機能面で及ばない部分もありますが、心拍数・血中酸素測定・睡眠量の測定ほか、できることは多いです。
1・Amazon Echoの比較
2・各社のスマートスピーカーの比較
3・スマート学習リモコンの比較
なお、「Alexaにできること」は、時計の説明をするより、スピーカーや、家電リモコンの部分を見た方が、理解しやすいかと思います。
興味のある方は、以上のリンク記事で詳しく書いています。
第5に、手持ちのアナログ時計を活動量計として利用したい方は、
【2020年11月発売】
【ラバーバンド部分のみ】
17・ SONY wena 3 rubber WNW-A21A/B
¥35,190 楽天市場 (8/31執筆時)
【皮製バンド部分のみ】
18・ SONY wena 3 leather WNW-C21A/T
19・ SONY wena 3 leather WNW-C21A/B
¥33,000 楽天市場 (8/31執筆時)
【2020年発売】【金属バンド部分のみ】
20・ SONY wena 3 metal WNW-B21A/S
21・ SONY wena 3 metal WNW-B21A/B
¥30,120 楽天市場 (8/31執筆時)
パネル:モノクロ有機EL液晶(1.2型)
ケース:繊維強化ポリマー
活動量記録:歩数 距離 階段段数
健康計測:カロリー 睡眠量 ストレスLV
心拍数計:搭載 (VO2Max対応)
位置情報:GPSなし
スマホ連携:着信・通知・電子マネー
音楽再生:
防水性:50M
スマホ対応:IOS Android
電池の保ち: 14日
体重計:連動可
重さ: 32g/ 38g/ 80g
日常の健康管理 ★★★★★
ダイエット支援 ★★★★★
自転車・水泳 ★★☆☆☆
スマホアプリ ★★★★★
バッテリー量 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
ソニーのwena 3(ウェナスリー)でしょう。
類似製品は他にないので、これを選ぶしかないです。
ただ、心拍数計・睡眠量計など、活動量計として基本的な部分の性能は高く、また、網羅的です。
本機の場合、そもそも(ガチの)スポーツに使うことは少ないでしょうし、不満に思う部分は少ないと思います。
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【セイコー】
22・ワイアード wiredwena AGAB419
23・ワイアード wiredwena AGAB417
¥66,000 Amazon.co.jp (8/31執筆時)
【セイコー】(攻殻機動隊コラボ)
24・wiredwena×攻殻機動隊SAC_2045 AGAB704
25・wiredwena×攻殻機動隊SAC_2045 AGAB703
¥82,500 Amazon.co.jp (8/31執筆時)
【セイコー】(ジョジョコラボ)
26・wena 3 -JOJO Enrico・P Edition- WNW-SC23A/W
¥52,800 楽天市場 (8/31執筆時)
27・wena 3 -JOJO Jotaro Edition- WNW-SC24A/Y
¥49,300 楽天市場 (8/31執筆時)
28・wena 3 -JOJO Jolyne Edition- WNW-SN21A/L
¥41,800 楽天市場 (8/31執筆時)
もちろん、文字盤とバンドとの相性を重視する場合は、セイコーとの協業製品が良いと思います。
補足:活動量計と連携管理できる機器
というわけで、今回は、リストバンドタイプのワイヤレス活動量計の紹介でした。
なお、利便性の面で上級機と言える大型ディスプレイ搭載タイプも比較したい方は、引き続き【スマートウォッチの比較記事】をご覧ください。
1・スマホと連動する体重計
2・ワイヤレス活動量計
3・スマートウォッチ
4・ランニングウォッチ
5・スマホ対応血圧計
6・スマホ対応基礎体温計
7・EMS腹筋ベルト
なお、スマホと連携できる健康器具については、以上のような記事もあります。これらの記事もよろしくお願いいたします。
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ではでは。