前編からの続き記事です。→こちら
今回の結論
リストバンド型活動量計のおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、リストバンド型の活動量計を18機種ほど比較してきました。
最後に、「結論」として、いつものように、目的別・予算別におすすめ機種を書いておきます。
第1に、主に体重を減らす目的で、日常的に付けるリストバンドとして最もおすすめできる機種は、
【2020年】(GPS内蔵)
1・Fitbit Charge 4 FB417BKBK-FRCJK
2・Fitbit Charge 4 FB417BKNV
3・Fitbit Charge 4 FB417BYBY-FRCJK
¥16,800 Amazon.co.jp (1/19執筆時)
活動量記録:歩数・距離・階段段数
健康計測:カロリー・睡眠量 ・ストレスLV
心拍数計:搭載
位置情報:GPS
スマホ連携:着信・通知など
音楽再生:
防水性:50M防水
同期できる端末:Mac, IOS, Android
電池の保ち: 7日
体重計:連動可
重さ: 30g
1・日常の健康管理 ★★★★★★
2・ダイエット支援 ★★★★★
3・自転車・水泳 ★★★★★
4・スマホアプリ ★★★★★★
5・バッテリー量 ★★★★★
6・総合評価 ★★★★★★
Fitbit Charge 4でしょう。
最近の活動量計は、心拍数センサー・加速度センサーが基本搭載されるので、計測できるデータは、格安機とさほど差がないです。
ただ、(地味ですが)階段段数を記録できるのは、普段の通勤時の「運動」のモチベーションアップには、割と意味があります。
専用センサーが必要なので搭載機は限られますが、本機は搭載となります。
その上で、歩数・移動距離・カロリーなど、ウォーキングに必要なデータを全て網羅したうえ、睡眠量などのトレンドも押さえられ、バランスが良い活動量計だと思います。
スマホアプリも、本機のメリット性で、おそらく最大のチャームポイントです。
他社と比べても、この部分は圧倒的で、とても作り込まれているからです。
無料ソフトながら、普段の活動を、日々の運動(ウォーキング)に最も昇華させやすいと言えます。
実際、アプリの部分でコアなファンが多いため、Appleなどが強い中でも、本機は、存在感を保っていのだと言えます。
睡眠量や睡眠品質についても、定評があり、機能面で優れます。
そのほか、電池の保ちが良い機種ですが、スマホの通知機能を搭載し、電話やメッセージの受信が確認できる点も、日常携帯する分には、良いと思います。
GPSの部分は、ガーミンに比べると「オマケ的」です。
しかし、その部分を割り引いても、(運動では七位)普段使いの活動量計としては、最も完成度が高いと言えます。
ーーー
【2019/5】
【日本正規品】
・fitbit Aria2 スマート体重計 FB202BK-JP
・fitbit Aria2 スマート体重計 FB202WT-JP
¥17,831 Amazon.co.jp (1/19執筆時)
また、ダイエットに関して言えば、専用の体重計が購入できる点もポイントが高いです。
やはり、ダイエットにおいて、一番データとして「現実を突きつけてくる」のは体重です。
それと連動して、歩行などの運動をできるので、ダイエットのやりがい、モチベーションが高まること間違いないでしょう。Atlas自身も20キロダイエットしたとき、体重計が力を発揮しました。
なお、こちらの体重計については、詳しくは【おすすめのスマホ対応体重計の比較記事】をご覧ください。
第2に、ダイエットや健康管理のため、できるだけ格安・高性能な活動量計を探しているならば
【2020年】
28・HUAWEI Band 4 Pro ブラック
29・HUAWEI Band 4 Pro レッド
30・HUAWEI Band 4 Pro ピンク
¥7,091 Amazon.co.jp (1/19執筆時)
活動量記録:歩数・距離
健康計測:カロリー・睡眠量
心拍数計:搭載
位置情報:A-GPS
スマホ連携:着信・通知など
音楽再生:
防水性:30M防水
同期できる端末: Win, Mac, IOS, Android
電池の保ち: 4日
体重計:連動可
重さ: 31.7g(S) 37.3g(ML)
1・日常の健康管理 ★★★★★
2・ダイエット支援 ★★★★☆
3・自転車・水泳 ★★★★☆
4・スマホアプリ ★★★☆☆
5・バッテリー量 ★★★★★★
6・総合評価 ★★★★☆
中国のファーウェイが販売するHUAWEI Band 4 Proが良いでしょう。
機能面はFitbit Chargeをベンチマークしつつ、最大限にコストカットした製品と言えますが、値段ほどの「安っぽさ」はないです。
計測できるデータも、十分以上です。
ジャイロセンサー不採用で階段段数は記録できないのは残念ですが、心拍数計は、睡眠深度を含めて高度に計測できるほか、VO2maxも取得できるなど、相当高性能です。
GPSも、持続時間の部分ではFitbitを凌ぎます。
スマホアプリも、一方、データの見やすさは納得の水準です。
ただ、さほど高度ではないので、運動モチベーションにつなげる「仕掛け」は、他社に負けています。
iOSのヘルスケアアプリともGoogle Fitとデータ連係に対応しますし、他社アプリを利用する手はありますが、アプリ間の同期の手間を含めて、利便性は悪くなるでしょう。
それでも、この価格は目を引きますし、1万円以下で性能重視で選ぶならば、これ以上の機種はないでしょう。
ーーー
【2020年】
36・Xiaomi Miスマートバンド4【黒】
¥3,168 Amazon.co.jp (1/19執筆時)
活動量記録:歩数・距離
健康計測:カロリー・睡眠量 ・ストレスLV
心拍数計:搭載
位置情報:GPSなし
スマホ連携:着信・通知など
音楽再生:
防水性:50M防水
同期できる端末:IOS, Android
電池の保ち: 7日
体重計:対応可
重さ: 12g
一方、できる事は限られますが、簡単なもので良いならば、シャオミの製品が良いです。
ライバルのHUAWEI下位機より、ディスプレイの品質と電池の保ちが良い点を評価しました。
第3に、日常の活動量の測定がメインだが、自転車やジョギングにも「そこそこ使える」活動量計は、
【2017年】
【Lサイズ】
13・ガーミン vivosport Slate 【黒】
14・ガーミン vivosport Limelight 【緑】
15・ガーミン vivosport Fuchsia 【赤】
¥17,700 Amazon.co.jp (1/19執筆時)
【S/Mサイズ】
16・ガーミン vivosport 【各色】
¥19,936 Amazon.co.jp (1/19執筆時)
活動量記録:歩数・距離・階段段数
健康計測:カロリー・睡眠量 ・ストレスLV
心拍数計:搭載 (VO2Max対応)
位置情報:GPS
スマホ連携:着信・通知など
音楽再生:
防水性:50M防水
同期できる端末:Win, Mac, IOS, Android
電池の保ち: 7日
体重計:連動可
重さ: 24.1g/ 27.0g
1・日常の健康管理 ★★★★★
2・ダイエット支援 ★★★★★
3・自転車・水泳 ★★★★★★
4・スマホアプリ ★★★★★★
5・バッテリー量 ★★★★☆
6・総合評価 ★★★★★
GARMINのvivosportでしょう。
計測できるデータについては、心拍数をふくめて、歩数・距離・階段段数・睡眠量・睡眠質など、活動量計として「欲しい」機能は網羅します。
その上で、GPSの測位性能と電池の保ちが良いため、トレーニングには最適です。
先述のように、活動量計は「アスリート用ではない」ので、できることや精度には限界があります。ただ、日常の活動量の測定がメインならば、本機でも十分異常にまかなえそうです。
特に自転車用としては、心拍数計がANT+対応なので、相性が良いです。
なお、連動できる同社の製品は、【サイクルコンピュータの比較記事】で詳しく紹介しています。
第4に、手持ちのアナログ時計を活動量計として利用したい方は、
【2020年11月発売】
【ラバーバンド部分のみ】
17・ SONY wena 3 rubber WNW-A21A/B
(¥26,400) Amazon.co.jp (1/19執筆時)
【皮製バンド部分のみ】
18・ SONY wena 3 leather WNW-C21A/T
19・ SONY wena 3 leather WNW-C21A/B
(¥35,200) Amazon.co.jp (1/19執筆時)
【2020年】【金属バンド部分のみ】
20・ SONY wena 3 metal WNW-B21A/S
21・ SONY wena 3 metal WNW-B21A/B
(¥38,500) Amazon.co.jp (1/19執筆時)
活動量記録:歩数・距離・階段段数
健康計測:カロリー・睡眠量 ・ストレスLV
心拍数計:搭載 (VO2Max対応)
位置情報:GPSなし
スマホ連携:着信・通知・電子マネー
音楽再生:
防水性:50M防水
同期できる端末:Mac, IOS, Android
電池の保ち: 14日
体重計:連動可
重さ: 32g/ 38g/ 80g
1・日常の健康管理 ★★★★★
2・ダイエット支援 ★★★★★
3・自転車・水泳 ★★☆☆☆
4・スマホアプリ ★★★★★
5・バッテリー量 ★★★★★
6・総合評価 ★★★★★
ソニーのwena 3(ウェナスリー)でしょう。
類似製品は他にないので、これを選ぶしかないです。
ただ、心拍数計・睡眠量計など、活動量計として基本的な部分の性能は網羅的です。
本機の場合、そもそも(ガチの)スポーツに使うことは少ないでしょうし、不満に思う部分は少ないと思います。
ーーー
【セイコー】
22・ワイアード wiredwena AGAB419
23・ワイアード wiredwena AGAB417
¥66,000 Amazon.co.jp (1/19執筆時)
【セイコー】
24・wiredwena×攻殻機動隊SAC_2045 AGAB704
25・wiredwena×攻殻機動隊SAC_2045 AGAB703
¥92,000 Amazon.co.jp (1/19執筆時)
もちろん、文字盤とバンドとの相性を重視する場合は、セイコーとの協業製品が良いと思います。
補足:活動量計と連携管理できる機器
というわけで、今回は、リストバンドタイプのワイヤレス活動量計の紹介でした。
なお、利便性の面で上級機と言える大型ディスプレイ搭載タイプも比較したい方は、引き続き【スマートウォッチの比較記事】をご覧ください。
1・スマホと連動する体重計
2・ワイヤレス活動量計
3・スマートウォッチ
4・ランニングウォッチ
5・スマホ対応血圧計
6・スマホ対応基礎体温計
7・EMS腹筋ベルト
なお、スマホと連携できる健康器具については、以上のような記事もあります。これらの記事もよろしくお願いいたします。
また、この記事がもしお役に立ったようならば、以下のTwitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ幸いです。
ではでは。