1回目記事からの続きです→こちら
2-1・オッポの活動量計
2回目記事のトップバッターは、中国のオッポのスマートバンドです。
同社も毎年リストバンド型の格安製品を日本で出しています。
1・リストバンド型活動量計の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:フィットビット〈米国〉
1-3:ガーミン〈米国〉
1-4:ファーウェイ〈中国〉
1-5:シャオミ〈中国〉
2・リストバンド型活動量計の比較 (2)
2-1:OPPO〈中国〉
2-2:Amazfit〈中国〉
2-3:サムスン〈韓国〉
2-4:最終的なおすすめの提案【結論】
今回も1回目記事の冒頭(こちら)で説明した「選び方の基本」に基づきつつ、説明をしていきます。
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なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で書いていきます。
【2023年1月発売】
17・OPPO Band 2
¥5,480 Amazon.co.jp (3/29執筆時)
パネル:カラー有機EL(1.57型)
ケース:
心拍数計:搭載
血中酸素:対応
階段段数:
スポーツ:VO2 MAX
位置情報:(A-GPS)
音楽再生:
防水性:50M
スマホ対応:IOS Android
スマホ連携:通知
電池の保ち: 14日
重さ: 20g(本体のみ)
OPPO Band 2は、OPPOが販売するリストバンド型活動量計です。
活動量計とスマートウォッチの「中間的」な製品で、どちらとして紹介するか迷った製品です。
価格と用途性(GPS非搭載、スマホ通話不可)などの点から、こちらの記事での紹介としました。
パネルは、1.57型のカラー有機ELです。
比較的大きく、文字盤の視認性も良いため、先述のように、格安スマートウォッチ的な要素もあります。
ガラスは、ただ普通の曲面ガラス(2.5D)であり、堅牢面での数字はなく、このあたりが(スマートウォッチとしては)「値段相応」です。
リストバンドのサイズは、1サイズです。
130〜210mmの調整幅ですので、S-Lサイズ相当です。
計測できるデータは、歩数・移動距離・カロリーなど基本は押さえます。
一方、高度計がなく、階段段数は非対応です。
心拍数計は、搭載です。
本機も、血中酸素量も測定可能です。
精度は、LED数的に特段重視されたものではないです。とはいえ、他社の1万円以上の機種を除けば、同程度といえます。
睡眠量の計測も、可能です。
先述の血中酸素量などのデータを使いつつ「睡眠質」もみれます。
なお、「いびき測定」もAndroid系の場合可能です。iOS系はスマホセンサーの許可の問題か非対応です。
スポーツに関する計測は、水泳など13ののワークアウトモードを持ちます。
あたらしく「プロテニスモード」が今回から加わりました。
6軸モーションセンサー(ジャイロ)で動きを測定し、サーブなどを検出します。
GPSは、非搭載です。
一方、本機は移動経路が把握できますが、これはスマホ側のGPS(A-GPS)のデータを利用しています。スマホを持ち歩かないと利用できない点、ワークアウト時には中位です。
防水性能は、5気圧で、水泳に対応します。
時計としての機能は、搭載されます。
電池の保ちは、14日間です。
スマホとの連動は、 HeyTap Healthというサードパーティ開発アプリを利用しています。
こちらについては、Apple HealthやGoogleFitへの連携もできます。
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以上、OPPO Band Styleの紹介でした。
HUAWEI同様に6軸モーションセンサー搭載で、ワークアウトの計測は割と充実しているので、格安の活動量計としては評価できる部分があります。
睡眠量や、歩行計測も常にスマホを持ち歩く状態(電池を消費させる状態)ならば、同じことが言えます。
モニターサイズやその品質など「見える部分」の品質も良いため、格安で試して見たいならば、OKだと思います。
ただ、もちろん、上位機とは差があります。
例えば、時計自体にGPSが内蔵されない部分や、高度計算などの部分で、他社の活動量計の上位機には及びません。
スマートウォッチとしてみても、NFCや音声会話機能がないなど差はありますので、あくまで、HUAWEI機などと同じで、「1万円以下としてとても優秀な製品の1つ」といえます。
2-2・Amazfitの活動量計
続いて、Amazfitのスマートバンドです。
Zepp Healthという中国企業が展開するブランドで、AmazonのAI(アレクサ)を音声アシスタントに設定できるのを「売り」にします。
【2022年発売】
18・ Zepp Health Amazfit Band 7
¥5,980 Amazon.co.jp (3/29執筆時)
パネル:カラー有機EL(1.47型)
ケース:ポリカーボネート
心拍数計:搭載
血中酸素:対応
階段段数:
スポーツ:VO2 MAX
位置情報:A-GPS
音楽再生:
防水性:50M
スマホ対応:IOS Android
スマホ連携:通知
電池の保ち: 18日
重さ:28g
Amazfit Band 7 は、中国の Zepp Healthの販売するリストバンド型活動量計です。
パネルは、1.46型のカラー有機ELです。
HUAWEIと同じ品質なので、何らかの調達関係があるかもしれません。
本機の文字盤の常時点灯に対応です。
リストバンドのサイズは、1サイズです。
正確な長さは非開示です。
計測できるデータは、歩数・移動距離・カロリーに対応です。
センサーは、3軸ジャイロですので、本機も、階段の段数は把握不可です。
低活動アラートや、立ち上がり回数の記録は、HUAWEIと比べると機能としてありません。
活動量の把握は「あっさりめ」といえます。
心拍数計は、搭載です。
血中酸素レベル・ストレスレベルの測定に対応する部分も、HUAWEIと同じです。
睡眠量の計測は、可能です。
ただ、睡眠深度は、しっかり、睡眠質(睡眠深度)を把握できる水準です。
また、睡眠を含め、日中の健康評価をしてくれるシステム(PAI)もあるため、健康管理のモチベーションの維持面では、工夫があります。
スポーツに関する計測は、本機も120種以上と充実します。
VO2maxも取得もできますし、値段からしても十分でしょう。
GPSは、未搭載です。
ただ、スマホのA-GPSに接続しての測位はできます。
なお、地磁気センサーも搭載ですが、電子コンパス的な用途ではなく、A-GPSを含めて先述のスポーツ分析用の搭載と言えます。当たり前ですが、(スマートウォッチと違い)地図はみれません。
防水性能は、5気圧で、水泳に対応します。
時計としての機能は、搭載されます。
常時表示も対応です。
電池の保ちは、18日間です。
スマホとの連動は、Zepp という専用アプリが用意されます。
睡眠量や歩数の可視化など、ある程度まで、詳しく見ることができます。
iOSのヘルスケアアプリ・Google Fitとも、公式アプリ経由での同期に対応します。
そのほか、電話の着信・LINEなどの通知・スマホの音楽制御・メッセージ・カレンダーのアラートをお知らせなど、一通り対応になります。
一方、冒頭書いたように、最大の特長はAmazonのAIであるAlexaを呼び出せる点です。
ネイティブ搭載(Alexa Build-in)になるので、アラーム設定・質問・翻訳・家電操作などを音声で行えます。もちろん、通信は、Bluetoothでスマホ、スマホからは回線経由になるため、「スマホ依存型」です。
なお、Alexaにできることは、このブログでは、【Amazon Echo音声AIスピーカーの比較記事】のなかで、詳しく書いています。
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以上、Amazfit Band 7 の紹介でした。
ライバルは、HUAWEIでしょう。
比較する場合、やはりAmazonのサービスとの親和性を高くしている部分で、Alexa系サービスのコアユーザーに向くかと思います。
Apple Watchを含めて、他社機でも操作できないわけではないのですが、値段の違いのほか、サードパーティアプリが必要な部分などがあるため、その部分で本機は良いように思います。
健康管理部分では、階段段数(昇降・下降把握)ができたらもっと良いですが、先述のように、トラッカー型だと搭載機はほぼないので、仕方ないです。
2-3・サムスンの活動量計
続いて、サムズンのスマートバンドです。
主には、同社のギャラクシーの周辺機器として販売されている製品です。
【2025年発売】
19・サムスン Galaxy Fit3 SM-R390NZAAXJP
20・サムスン Galaxy Fit3 SM-R390NZSAXJP
21・サムスン Galaxy Fit3 SM-R390NIDAXJP
¥9,900 Amazon.co.jp (3/29執筆時)
パネル:カラー有機EL(1.6型)
ケース:
心拍数計:搭載
血中酸素:対応
階段段数:
スポーツ:
位置情報:A-GPS
音楽再生:
防水性:50M
スマホ対応:IOS Android
スマホ連携:通知
電池の保ち: 13日
重さ:18g
Galaxy Fit 3は、サムスンの販売するリストバンド型活動量計です。
先述のように、最近はスマートウォッチとの区別があいまいですが、本機は、形状ほか、機能性の部分で、こちらに分類するのが適当でしょう。
パネルは、1.6型のカラー有機ELです。
シャオミの24年機( Mi Smart Band 9)とだいたい同じサイズです。
このタイプでは大きめですし、スマートウォッチと考えてもそう言えます。
なお、輝度などのスペックは不明です。常時表示は対応です。
計測できるデータは、歩数・移動距離・カロリーなどに対応です。
センサーは、加速度・気圧・(3軸)ジャイロ・照度などのセンサーが搭載です。
ただ、階段の段数は把握不可です。
心拍数計は、搭載です。
血中酸素レベル・ストレスレベルの測定にも対応できます。
構成は、入門機によくある2LEDと光を受けるPDという構成です。
睡眠量の計測は、可能です。
ただ、睡眠深度も、レム睡眠、浅い水蔭、深い睡眠を区分でき、しっかり睡眠質(睡眠深度)を把握できます。
同社の場合、高級スマートウォッチの展開もあるので、このあたりの解析やアプリの出来は充実する印象です。
なお、他社同様睡眠スコアを出せますが、こうした分析をする場合、少なくとも、1週間はつけながら寝ないといけません。
スポーツに関する計測は、本機も100種以上という表記です。
ただ、本機はVO2max(最大酸素摂取量)の計測について情報がないです。
旧機もなかったので、この部分はイマイチです。
GPSは、未搭載です。
ただ、スマホのA-GPSに接続しての測位はできます。
防水性能は、5気圧で、水泳に対応します。
時計としての機能は、搭載されます。
常時表示も対応です。
電池の保ちは、13日間です。
Samsung Health
¥0 Apple App Store
Samsung Health
¥0 Google Play
スマホ連携は、上記のSamsung Health(S Health)設定します。
純正の健康アプリもこのアプリです。
Google(ヘルスコネクトアプリ)とは、同期に対応します。
iOS(ヘルスケアアプリ)とは、ただ、連携に「非対応」です。
まあ、ギャラクシーの周辺機器的な製品ですし、問題ないです。
そのほか、電話の着信・LINEなどの通知・スマホの音楽制御・メッセージ・カレンダーのアラートをお知らせなど、一通り対応になります。
ただし、スピーカーはないので、通話は対応しません。
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以上、Galaxy Fit 3の紹介でした。
単独のGPSが装備されない点、スポーツ対応の部分に注力されない部分など、中身の仕様は、イマイチな部分もあります。
アルミボディを採用し、1.6型液晶を装備する製品で、外観も視認性も良い上で、大手スマホブランド製で1万円を切るのは、値ごろ感も感じます。
その部分で、ギャラクシーユーザーが、運動に使わず、普通の日常の健康管理につかう程度ならば、選択肢にできそうです。ただ、他社機ユーザーがあえて本機を選ぶ理由には、やや乏しいかなとも思います。
今回の結論
リストバンド型活動量計のおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、リストバンド型の活動量計を比較してきました。
最後に、「結論」として、いつものように、目的別・予算別におすすめ機種を書いておきます。
第1に、ダイエットを含め、日常的に使うリストバンドとして最もおすすめできる機種は、
【2023年発売】
1・Fitbit Charge 6
¥21,420 Amazon.co.jp (3/29執筆時)
ブラック:GA05183-AP
シルバー:GA05185-AP
シャンパンゴールド: GA05184-AP
パネル:フルカラー有機EL(1型)
ケース:プラスチック
心拍数計:搭載
血中酸素:対応(皮膚温/ EDA可)
階段段数:
スポーツ:VO2 MAX
位置情報:GPS
音楽再生:
防水性:50M
スマホ対応:IOS Android
スマホ連携:通知 Suica
電池の保ち: 7日
重さ: 28g
日常の健康管理 ★★★★★★
ダイエット支援 ★★★★★
自転車・水泳 ★★★★★
スマホアプリ ★★★★★★
バッテリー量 ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
Fitbit Charge 6でしょう。
冒頭でも書いたように、上位機と下位機を分ける部分は、「センサーの質」です。
その点でいえば、心拍数センサーに緑LEDほか、赤・赤外線という3種のLEDを搭載します。
Apple Watchの仕様と同じで、「血中酸素量」をフォローする場合、この方法が最も精度が期待できます。
この部分は「睡眠質の分析」にも使われているので、全体として結構「重要な差」でしょう。
もちろん、歩数・移動距離・カロリーなど、ウォーキングに必要なデータを全て網羅したうえ、睡眠量などのトレンドも押さえられ、バランスが良い活動量計だと思います。
さらに新機種になって、皮膚電気活動(EDA)センサーを搭載しましたし、およそ活動量計の範疇で「最先端」といえる機能はフル装備と言えます。
スマホアプリも、本機のメリット性で、おそらく最大のチャームポイントです。
他社と比べても、この部分は圧倒的で、とても作り込まれているからです。無料ソフトながら、普段の活動を、日々の運動(ウォーキング)に最も昇華させやすいと言えます。
睡眠量や睡眠品質についても、定評があり、機能面で優れます。
そのほか、電池の保ちが良い機種ですが、スマホの通知機能を搭載し、電話やメッセージの受信が確認できる点も、日常携帯する分には、良いと思います。
GPSの部分は、ガーミンに比べると「オマケ的」です。
しかし、その部分を割り引いても、Suica対応の部分を含めて、普段使いの活動量計としては、最も完成度が高いと言えます。
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ダイエットに関して言えば、専用の体重計が購入できる点もポイントが高いです。
純正の体重計は終売ですが、FitBitに公式対応する体重計は、Ankerなどから出ます。詳しくは【おすすめのスマホ対応体重計の比較記事】に書いています。
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【2017年発売】
【Lサイズ】
7・GARMIN vivosmart 5
¥19,620 Amazon.co.jp (3/29執筆時)
ブラック:010-02645-64
【S/Mサイズ】
8・GARMIN vivosmart 5
¥19,620 Amazon.co.jp (3/29執筆時)
ブラック:010-02645-60
ホワイト:010-02645-61
ミント:010-02645-62
パネル:モノクロ有機EL(0.73型)
ケース:
心拍数計:搭載
血中酸素:対応
階段段数:
スポーツ:VO2 MAX
位置情報:A-GPS
音楽再生:
防水性:50M
スマホ対応:IOS Android
スマホ連携:通知
電池の保ち: 7日
重さ: 24.5/ 26.5g
日常の健康管理 ★★★★★
ダイエット支援 ★★★★★
自転車・水泳 ★★★★★
スマホアプリ ★★★★★★
バッテリー量 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
一方、もう一機挙げるとすると、GARMIN vivosmart5です。
ゲームのHP(ヒットポイント)的に自分の疲れが分かる「Body Battery」を含めて、ユニークな工夫が多いです。
しかし、先述のように、Suica非対応な部分や、センシングの部分で少し弱いので、現状で、一般向けにはFitBitのほうが良いかと思います。
一方、ガーミンは、分析においてスポーツ方面により「本格的」です。
その点で(将来的に)競技としてワークアウトに取り組みたいが、今は「活動量計」で良いという方は、入門用としてガーミンを選ぶことに意味はあると言えます。
また、自転車用としては、心拍数計がANT+対応なので、相性が良いです。
連動できる同社の製品は、【サイクルコンピュータの比較記事】で詳しく紹介しています。
ただ、繰り返し述べているように、日常生活の記録と言うより、ワークアウト用に考えているならば、上の記事で紹介したような製品の入門機とも比較してください。
むしろ、ガーミンは、そちらの製品に「相当な強み」があるので。
第3に、センサー類が充実し、計測精度が期待できそうな安めの活動量計といえるのは、
【2024年11月発売】
15・ Xiaomi Smart Band 9 Pro
¥9,280 Amazon.co.jp (3/29執筆時)
パネル:カラー有機EL(1.74型)
ケース:高強度ファイバーポリマー+NCVM
心拍数計:搭載
血中酸素:対応
階段段数:
スポーツ:VO2 MAX
位置情報:5衛星
音楽再生:
防水性:50M
スマホ対応:IOS Android
スマホ連携:通知
電池の保ち: 21日
重さ:24.5g
Xiaomi Smart Band 8 Proでしょう。
若干本体が「トラッカー」というには幅広ですが、センサー性能は今回みたタイプの中で最も良いです。
パネルは、1.74型の有機ELです。
その上で、ピーク輝度が1200ニトですので、この価格帯では贅沢です。
環境光センサーを搭載して、適切に節電するので、バッテリーの保ちも長いです。
GPSは、上の衛星システム全てに対応するため、精度がでます。
ガーミンでもこのクラスだとGPS衛星だけなので、ここはポイントです。
道案内は、できませんが、コース表示はできるので、活動量計を「簡単なスポーツ用」として選びたい場合、ワンポイントになるでしょう。
とくに、ジョギングなどの際に、スマホを持ち歩かず、位置情報を確認したい場合、GPS部分の性能の良さは活きるでしょう。
分析システムは、ガーミンやFitBitなど専門企業に及ばないですが、ジャイロ搭載で、結構な数のアクティビティの分析もできます。
この手の製品の入門用としては、その値段を含めて良いように思えます。同じく、GPSを採用するFitBitだと少し「高め」に思う場合、候補に出来ます。
心拍数計も、新世代ですし問題ないです。
心拍数計も、2LED、2PD(フォトダイオード)構成で、この価格帯では充実します。
むろん、高級機と比べると、(ボタンがなく)タッチパネルで全操作を行う方式である部分など、使い勝手で差はありますが、(スマホと違い)活動量計の場合、そう大きな不便にはならない気がします。
第4に、スマホ通知を受けたいための購入で、できるだけ格安・高性能な活動量計を探しているならば
【2025年発売】
(ポリマーケース版)B0DZH1XVYN
9・HUAWEI Band 10 2025
¥6,800 Amazon.co.jp (3/29執筆時
(アルミケース版)B0DZHFRKQD
10・HUAWEI Band 10 Aluminum Editon 2025
¥7,800 Amazon.co.jp (3/29執筆時
パネル:カラー有機EL(1.47型)
パネル:カラー有機EL(1.47型)
ケース:ポリマーー/アルミ
心拍数計:搭載
血中酸素:対応
階段段数:
スポーツ:VO2 MAX
位置情報:(一部のA-GPS)
音楽再生:
防水性:50M
スマホ対応:IOS Android
スマホ連携:通知
電池の保ち: 14日
重さ:14g (アルミは15g)
日常の健康管理 ★★★★★
ダイエット支援 ★★★★☆
自転車・水泳 ★★★★☆
スマホアプリ ★★★☆☆
バッテリー量 ★★★★★★
総合評価 ★★★★☆
ファーウェイが販売するHUAWEI Band 10が良いでしょう。
画面が大きく明るいシャオミ機と迷いますが、やはり、活動量計の本質は「センサー」でしょうし、こちらを推します。
アルミケースは、多少高いですが、強度と言うより、見栄えが良いので、できればそちらが良いでしょう。
デザイン的には、文字盤がやや大きめで、リストバンド型としては少しうるさいですが、ベゼルの加工の上手さもあって、違和感がさほどないです。
カラー有機ELですし、スマホの通知などを受け取りたい目的ならば、視認性の部分でも有利でしょう。画面密度も悪くないです。
計測できるデータも、十分以上です。
心拍数センサーも格安機にしては、中央にLED2灯ですし、赤外線LEDがないので、精度は最高ではないにせよ、血中酸素量も計れます。Vo2MAXも対応です。
あとは、GPSと階段段数が記録できれば言うことはないですが、それでも、9軸センサー(加速度・ジャイロ・地磁気の各3軸センサー)搭載は、アクティビティ計測において1つの見どころと言えます。
スマホアプリも、一方、データの見やすさは納得の水準です。
ただ、さほど高度ではないので、運動モチベーションにつなげる「仕掛け」は、他社に負けています。
iOSのヘルスケアアプリともGoogle Fitとデータ連係に対応しますし、他社アプリを利用する手はありますが、アプリ間の同期の手間を含めて、利便性は悪くなるでしょう。
それでも、この価格は目を引きますし、1万円以下で性能重視で選ぶならば、これ以上の機種はないでしょう。
バンドも、フルオロエストラマーで、つけ心地が良いです。
第5に、ご自宅などで、Amazon AlexaをIOT家電操作・スケジュール管理のハブにしている方などにオススメできるのは、
【2022年発売】
18・ Zepp Health Amazfit Band 7
¥5,980 Amazon.co.jp (3/29執筆時)
パネル:カラー有機EL(1.47型)
ケース:ポリカーボネート
心拍数計:搭載
血中酸素:対応
階段段数:
スポーツ:VO2 MAX
位置情報:A-GPS
音楽再生:
防水性:50M
スマホ対応:IOS Android
スマホ連携:通知
電池の保ち: 18日
重さ:28g
日常の健康管理 ★★★★☆
ダイエット支援 ★★★★☆
自転車・水泳 ★★★★☆
スマホアプリ ★★★★☆
バッテリー量 ★★★★★★
総合評価 ★★★★☆
Amazfit Band 7が良いでしょう。
Amazonの音声AIであるAlexaの操作がネイティブに可能な唯一のリストバンド型端末ですので。
天気など各種情報の取得にも便利ですが、実際のところ、音声入力で、家電などのコマンド操作ができる部分が、最も便利なように思います。
いずれにしても、Amazonのサービスをフル活用している方、または、したい方には向くでしょう。
健康管理部分では、HUAWEIほかに機能面で及ばない部分もありますが、心拍数・血中酸素測定・睡眠量の測定ほか、できることは多いです。
1・Amazon Echoの比較
2・各社のスマートスピーカーの比較
3・スマート学習リモコンの比較
なお、「Alexaにできること」は、時計の説明をするより、スピーカーや、家電リモコンの部分を見た方が、理解しやすいかと思います。
興味のある方は、以上のリンク記事で詳しく書いています。
補足:活動量計と連携管理できる機器
というわけで、今回は、リストバンドタイプのワイヤレス活動量計の紹介でした。
なお、利便性の面で上級機と言える大型ディスプレイ搭載タイプも比較したい方は、引き続き【スマートウォッチの比較記事】をご覧ください。
1・スマホと連動する体重計
2・ワイヤレス活動量計
3・スマートウォッチ
4・スポーツ用スマートウォッチ
5・スマホ対応血圧計
6・スマホ対応基礎体温計
7・EMS腹筋ベルト
なお、スマホと連携できる健康器具については、以上のような記事もあります。これらの記事もよろしくお願いいたします。
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ではでは。