1回目記事からの続きです→こちら
3-1・ビジネス向け外付けHDDの比較

3回目記事では、外付けHDDのうち、仕事用(オフィス・デザイン向け)といえる専門的な外付けHDDをみていきます。
デスクトップPCのようにファンを搭載する製品や、サーバー用の堅牢なHDDを搭載する製品ほか、、複数のハードディスクを搭載し、高速転送、ないし、2代同時のバックアップに対応できる機種など、多方面に信頼性の高い製品になります。
1・外付けHDDの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:汎用(一般向け)HDD
2・外付けHDDの比較 (2)
2-1:テレビ録画用 HDD
3・外付けHDDの比較 (3)
3-1:ビジネス用 HDD
4・外付けHDDの比較 (4)
4-1:ゲーム用 HDD
4-2:最終的なおすすめの提案【結論】
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)でみた、外付けHDDの「選び方の基本」に沿いながら、各機をみていきます。
1:バッファロー〈日本〉
2:IODATA〈日本〉
3:WD/ Sandisk〈米国〉
4:Lacie〈仏国〉
以上のような、メーカー順にみていくことにします。
1・バッファロー外付けHDD
![]()
はじめに、日本のバッファローのビジネス特化型の外付けハードディスクです。
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なお、以下の本文では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。

【2016年発売】
【2TB】
1・バッファロー HD-GD2.0U3D
¥26,537 Amazon.co.jp (2/23執筆時)
【3TB】
2・バッファロー HD-GD3.0U3D
¥29,439 Amazon.co.jp (2/23執筆時)
【4TB】
3・バッファロー HD-GD4.0U3D
¥32,230 Amazon.co.jp (2/23執筆時)
【6TB】
4・バッファロー HD-GD6.0U3D
¥44,892 Amazon.co.jp (2/23執筆時)
【8TB】
5・バッファロー HD-GD8.0U3D
¥56,900 Amazon.co.jp (2/23執筆時)
HDDメーカー:
SeeQVault:
空冷ファン: 搭載
速度:下記参照
セキュリティ:
保証:1年間
サイズ:幅45x高さ126x奥行202 mm
HD-GDU3Dシリーズは、バッファローのビジネス用の上位機です。
容量は、1TB-8TBまで6種類で構成されます。

冷却ファンユニット OP-FAN-ALEM
¥2,018 Amazon.co.jp (2/23執筆時)
廃熱構造は、図のような廃熱ファンが付属します。
このファンは、単品でパーツとしても売っています。
エアーフローは、上図のような構造なので、横置きも対応できます。
静音性は、ファン付きの機種ですので、HDDの稼働音に加えて、ファンの回転音があります。
とはいえ、静音ファンですから、さほど「轟音」ではないです。
省エネ性は、この機種は、PCに連動して電源のON/OFFをする機能が付属しません。
その点で言えば、常設のバックアップ用と言えます。もちろん、ブルーレイ・TVの動作保証もありません。
中身のHDDは、メーカーや型番が非開示です。

ただし、面白い特長があります。
この機種は、外付けハードディスクに1GBの高速なDRAM(物理メモリー)を搭載しています。
データを一時的に蓄えておき、そこからHDDに記憶していく仕組みです。
HDDの速度は、理論値で408.1MB/秒ですから、ハードディスクの回転速度によるボトルネックを振り切った高速性です。
この仕組みは、DRAMを使う方式なので、Windows系・Mac系ともに改善効果があります。
ただし、これは、HDDへのバックアップ、つまり「PCからの書込」の高速化であり、「PCへの読出」の高速化は図れない点は注意が必要です。
セキュリティは、ソフトウェア型を含めて、AES256bit水準の暗号化処理をなすための仕組みはないです。ここは狙っていない製品です。
付属するソフトは、バックアップ・セキュリティ・高速化ソフトと一通り網羅します。
保証期間は、1年です。
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以上、バッファローのHD-GDシリーズの紹介でした。
書込が速い機種なので、パソコン本体の定期的なデータ・バックアップなどに使う場合に有利な製品だと思います。
丸ごと、バックアップはとても時間がかかるものなので。DRAMの搭載は「画期的」だと感じました。
3・アイオーデータの外付HDD

続いて、日本のアイオーデータのビジネス用の外付けHDDです。
バッファローのライバル企業であり、日本で三指に入る大きなPC周辺機器メーカーです。

【2024年発売】
【2TB】
6・アイオーデータ HDW-UTN2
¥34,850 Amazon.co.jp (2/23執筆時)
【4TB】
7・アイオーデータ HDW-UTN4
¥48,788 Amazon.co.jp (2/23執筆時)
【6TB】
8・アイオーデータ HDW-UTN6
¥70,881 Amazon.co.jp (2/23執筆時)
【8TB】
9・アイオーデータ HDW-UTN8
¥91,048 Amazon.co.jp (2/23執筆時)
【12TB】
10・アイオーデータ HDW-UTN12
¥118,800 Amazon.co.jp (2/23執筆時)
【16TB】
11・アイオーデータ HDW-UTN16
¥136,610 Amazon.co.jp (2/23執筆時)
24TB:HDW-UTN24
32TB:HDW-UTN32
40TB :HDW-UTN40
40TB :HDW-UTN48
HDDメーカー:(サーバー用)
SeeQVault:
空冷ファン: 搭載
速度:約240MB/秒(以下)
セキュリティ:
保証:5年間
サイズ:幅85×奥行192×高さ85mm
HDW-UTNシリーズは、アイオーデータの販売する、ビジネス向きのHDDです。
同社は代理店を務めるWDブランドも取り扱います。
しかし、本機は自社ブランドで売られています。本機は、自社ブランド品で主に法人向けに売られるBizDASシリーズの1機種になります。

本機は「HDD2台搭載」ですが、同じシリーズで「HDD1台版」もあります(写真)。
ただ、1台版はビジネス向けでありつつ個人用にも使えるため、一般向けの機種を比較した1回目記事(こちら)で比較しました。

HDD容量は、最大で16TB(8TB×2)です。
しかし、受注生産だと最大40TB(20TB×2)で組んで貰えます。

用途としてはデータ保存用でミラーリング(RAID 1)設定で利用するのが基本でしょう。もちろん、速度を重視したい場合は、RAID 0にもできますし、個別に2つのディスクとして、PCに認識させることも可能です。

そのほか、アイオーデータ独自の規格となる「拡張ボリューム」にも対応します。
RAIDeX(レイドエックス)という機能名です。
RAIDとして言えば、2台に同じデータを書き込む点で、RAID1に近くデータ消失を防ぐための冗長化技術です。
ただ、セクタ単位ではなくファイル単位でのコピー(書込)です。さらに、データの読み出しを、片方からのみ行う仕様にして、両ディスクのHDD寿命に人為的に差をつけることで、同時故障のリスクを最小化するというものです。
なお、本機は、ハードディスクでがセットされた製品なので、「拡張ボリューム」で享受できる便利さは以上の要素がメインです。
一方、万一の故障後については、次の2点のメリット性も享受できます。

第1に、故障時の復旧の速さです。
ファイル単位でのコピーなので、故障からの復旧の際に、HDD全体ではなく、ファイル部分(使用領域)のみのコピーとなるので、空き容量が多い場合、特に復旧が速い点です。
なお、同社のNASは、基本どれもそうですが、ネジを外せば、故障後のHDDの入替は簡単にできます。

第2に、拡張性です。
ファイル他単位でHDD全体ごとしっかり分かれるので、ペア同時でなくても、1台ごとHDDの換装ができる点です。
独自規格ながら、とくに、「石橋を叩いて渡る」感じでデータの安全性を最重要視する場合、拡張ボリュームはRAIDより便利な場合も多いように思えます。
火災などや、ディスクユニット自体を「落として」2台とも壊れるような場合でなければ、データは安全でしょう。
データ領域も暗号化されての書込ですし、スマホやPCへの異常の通知機能もあります。

中身のHDDは、NAS用のHDDの採用が明言されます。
冒頭で記した、WD REDに相当する製品で、ほかに東芝とシーゲイトも出しています。
おそらく、販売面の業務提携関係があるWDか東芝だと思います。それぞれのデータセンター向けのものかもしれません。
HDDは生産メーカーがすでに世界的企業限られる状況です。NAS用明記なので、細かいメーカーまであまりこだわりすぎなくても良いでしょう。
まあ、5400回転なのか、7200回転なのかくらいは公開して欲しいところです。

速度は、分散書込のRAID 0に設定した場合、高速化できます。
仮に、中身が5400回転クラスとする場合、単純に2倍(240MB/秒)にはなるわけでもないですが、単機(120MB/秒)よりだいぶ高速になります。
宣伝になるはずの速度が非公開なのは、先述のように、中身のHDDが不特定だからという部分がありそうです。

廃熱構造は、本機も、冷却ファンが付属する構成です。
静音性が問題になりますが、エアフローは良好でしょう。
静音性は、同社の場合、静かな製品には「静音レベル」を開示することが多いです。
しかし、本機についてはありません。ファンも静音ファンとの記載がないです。
省エネ性は、PC連動機能はあります。
保証期間は、5年です。
従来機(3年)より今回伸びました。
セキュリティは、ソフトウェア方式を含め暗号化には(純正では)非対応です。
RAID前提のシステムですし、ここを狙った製品ではないです。
そのほか、本機はHDDの稼働状況のネット経由の無料管理サービス(NarSuS)が受けられます。
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以上、アイオーデータのHDW-UTBシリーズの紹介でした。
日本有数の表面実装企業ということで、日本組立・検品で、3年保証で、ファン付きな部分で信頼性は高そうです。
一方、先述の冷却ファンの仕様の部分と、中身のHDDが不確定である点と、静音性と発熱にかかわる部分の情報が少ないのがやはりネックです。
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なお、同社のビジネス向けは他にも展開があります。
順番に確認しておきます。

【2026年発売】
【2TB】
12・IODATA HDW-UTNB2
¥49,280 楽天市場 (2/23執筆時)
【4TB】
12・IODATA HDW-UTNB4
¥61,380 楽天市場 (2/23執筆時)
【8TB-】
12・IODATA HDW-UTNB6
¥81,378 楽天市場 (2/23執筆時)
HDD2台
8TB:HDW-UTNB8
12TB:HDW-UTNB12
16TB:HDW-UTNB16
24TB:HDW-UTNB124
32TB:HDW-UTNB32
40TB:HDW-UTNB40
48TB:HDW-UTNB48
64TB:HDW-UTNB64
HDDメーカー:NAS用(レッド)
速度:約240MB/秒(以下)
【16TB-】
12・IODATA HDW-UTU16
¥197,230 楽天市場 (2/23執筆時)
HDD3台
32TB:HDW-UTU32
40TB:HDW-UTU40
48TB:HDW-UTU48
HDDメーカー:NAS用(GOLD)
速度:約287MB/秒(以下)
SeeQVault:
空冷ファン: 搭載
セキュリティ:
保証:5年間
サイズ:幅85x高さ192x奥行145 mm
第1に、HDW-UTNBシリーズです。
法人向けのアイオーデータのラインでは下位機になります。
HDD搭載台数は、こちらも、2台です。

中身のHDDは、NAS用HDDの搭載が明言されます。
とくにHDW-UTUシリーズは、データセンターなどで利用されるWDの「エンタープライズ向け」なので、7200回転の超高耐久タイプです。

型番などは非公開ですが、「WDGOLD級」です。
ただ、いずれの製品も、先述の拡張ボリューム(RAIDeX)に非対応です。
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結論的にいえば、機能面ではここまでの機種に比べて、そこまで個性はない製品です。ただ、「エンタープライズ向け」HDDを搭載が明言される上位版は、(値段を度外視すれば)中身のHDDの質の保証性でも選択肢にできそうです。
引き続き、5年保証が得られる部分は良い点なので、他社の同じタイプより安いようならば、候補となるでしょう。
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【2025年発売】
【1TB】
12・IODATA HDJA-SUTC1
¥20,680 楽天市場 (2/23執筆時)
【2TB】
12・IODATA HDJA-SUTC2
¥25,080 楽天市場 (2/23執筆時)
4TB:HDJA-SUTC4
6TB:HDJA-SUTC6
8TB:HDJA-SUTC8
HDDメーカー:
速度:〜150MB/秒
【2024年発売】
【1TB】
13・IODATA HDJA-SUTN1B
¥21,594 楽天市場 (2/23執筆時)
【2TB】
13・IODATA HDJA-SUTN2B
¥27,126 楽天市場 (2/23執筆時)
【4TB】
13・IODATA HDJA-SUTN4B
¥38,836 楽天市場 (2/23執筆時)
6TB:HDJA-SUTN6B
8TB:HDJA-SUTN8B
12TB:HDJA-SUTN12B
16TB:HDJA-SUTN16B
20TB:HDJA-SUTN20B
24TB:HDJA-SUTN24B
HDDメーカー:NAS用(レッド)
速度:180MB/s
SeeQVault:
空冷ファン: 搭載
セキュリティ:AES256bit(ハードウェア式)
保証:5年間
サイズ:幅216x高さ155x奥行45 mm
第2に、HDJA-SUTNBシリーズなどです。
BizDASシリーズのHDD1台モデルになります。
したがって、RAID系の機能性はないのですが、データ漏洩を部分では、2台機にない機能性があります。

セキュリティは、全機ともハードウェア型のAES256bitに対応です。
ディスク側で処理するのでPCに負荷はかからず、速度も速めです。
また、他のPCで利用する場合、ドライバが不要という利点があります。
ただ、ハードウェア型はMacで使えるようにしている機種もありますが、本機の場合は、Windows専用です。パスコードロックの部分で同社のSHGateを利用する関係でしょう。

中身のHDDは、上位版のみNAS用明記です。
メーカーは特定できませんが、耐久性が高めのタイプです。
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結論的にいえば、主に企業利用において、中身のデータ漏洩も避けたい場合、利用する価値はあるでしょう。ただ、先ほどの機種でも、ソフトウェアAESなら利用できるので、さほど頻繁にアクセスしないならば、あえてこちらでなくても良いかもしれません。
持ち運ぶようなサイズでないので、ドライバ不要という部分は、利便性あまり関係ないでしょうし。
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【2025年発売】
【8TB】
14・IODATA HDJA-UTU8
¥100,979 楽天市場 (2/23執筆時)
【16TB】
14・IODATA HDJA-UTU16
¥173,799 楽天市場 (2/23執筆時)
20TB:HDJA-UTU20
24TB:HDJA-UTU24
HDDメーカー:NAS用(GOLD)
SeeQVault:
空冷ファン: 搭載
速度:約287MB/秒(以下)
セキュリティ:
保証:5年間
サイズ:幅216x高さ155x奥行45 mm
第3に、HDJA-UTUシリーズです。
HDDの台数は、本機も1台です。
筐体も同じですが、こちらは、ハードウェア型のAES256bitは非対応です。

その代わり、内蔵されるHDDがWDの「エンタープライズ向け」です。先述のように、耐久性の部分では、(RED以上で)最高クラスになります。
その代わり、価格も「最高クラス」にはなるので、目的性がある方に向きます。
3・WD・Sandiskの外付けHDD

続いて、アメリカのウエスタン・デジタル(WD)のハードディスクです。
中身のHDDの生産できるメーカーですが、外側も業務用では部類の強さを見せています。
同グループのSANDISKの製品とまとめて見ていきます。

【2021年発売】(23年追加)
【8TB】
15・WD WDBFBE0080JBK-JEEX
¥52,800 Amazon.co.jp (2/23執筆時)
【16TB】
16・WD WDBFBE0160JBK-JEEX
¥89,000 Amazon.co.jp (2/23執筆時)
16・WD WDBFBE0160JBK-JEEX/E
¥98,000 Amazon.co.jp (2/23執筆時)
【20TB】
17・WD WDBFBE0160JBK-JEEX
¥99,770 楽天市場 (2/23執筆時)
17・WD WDBFBE0160JBK-JEEX/E
¥118,000 Amazon.co.jp (2/23執筆時)
【28TB】
18・WD WDBFBE0280JBK-JEEX
¥161,673 楽天市場 (2/23執筆時)
18・WD WDBFBE0280JBK-JEEX/E
¥158,000 Amazon.co.jp (2/23執筆時)
【36TB】
19・WD WDBFBE0360JBK-JEEX
¥202,674 楽天市場 (2/23執筆時)
19・WD WDBFBE0360JBK-JEEX/E
¥198,000 Amazon.co.jp (2/23執筆時)
【44TB】
20・WD WDBFBE0440JBK-JEEX
¥232,251 楽天市場 (2/23執筆時)
20・WD WDBFBE0440JBK-JEEX/E
¥239,000 Amazon.co.jp (2/23執筆時)
HDDメーカー:WD
SeeQVault:
空冷ファン:
速度:約250MB/秒
セキュリティ:AES256bit(ハードウェア式)
保証:3年間
サイズ:幅100×奥行160×高さ180mm
WD My Book Duoシリーズは、WDが日本向けに販売しているビジネス向けハードディスクです。
型番が複数ありますが「/E」終わるのはAmazon本体が売るEコマース用の型番です。性能は通常品と同じなので、買われる際は、値段を比べてください。
なお、WD製品は、世界中で売られていますが、型番末尾を地域で変えています。この型番の場合は、「 -NESN」などは海外製品(並行輸入)で、日本の代理店(アイオーデータ)経由ではないです。
(Amazon直販以外の9「JEEX」にも並行輸入が混ざっている可能性もあるため、ちょっと出品業者は気にしてください。

中身のHDDには、もちろん、WD系です。
以前は、サーバーで使われる高耐久向けのWD REDでしたが、明示しなくなりました。
海外の分解情報だと、WDのデータセンター向けNASになる7200回転(WD180EDGZ)だったようです。上表だとWD Goldに相当するクラスです。
容量・サイズ、あるいは発売時期でこれと違う可能性はあります。
速度は、したがって、不明としておきます。Goldクラスではありそうですが。
容量は、最大44TBです。
横長の本体形状から判断できるでしょうが、この製品は、ハードディスクを2基搭載する機種です。
したがって、例えば20TBならば、10TBのHDDを2基搭載しています。
1機にハードディスクが2台はいる場合、主に2つのメリットがあります。
アイオーデータ機でも少し説明しましたが、もう少ししっかり書いておきます。

第1に、同じデータを2台にバックアップできる点です(ミラーリング RAID 1)。
自動的に2つのハードディスクにバックアップを取っていくので、片方のHDDが壊れた際でもデータが復旧できます。

第2に、2倍速で書き込みができる点です(高速化 RAID 0)。
1つのデータを分割して2カ所に書き込むので、ハードディスクに2倍で読み込み/書き込みができます。
ただし、これらは、仕組み上、どちらかの機能しか選択できない点は注意してください。
結論的にいえば、デスクトップPCのフルバックアップなどに「うってつけな仕様」で、ヘビーユーザーの多くは、こうしたタイプを利用しています。
廃熱構造は、WD伝統のファンレス設計です。
とはいえ、小型化せず、多数の放熱口をつけた上、エアフローを確保していますので、(夏場の常時稼働はともかく)、一般的な用途での「長時間稼働」ならば、ある程度の安心感はありそうです。
静音性は、ファン音は問題ないです。
HDDの回転音は、先述のように7200回転というのが本当ならば、振動は確認は要するかもしれません。
ただ、完全なビジネス機ですし、筐体も大きいですし、多くの方の使用環境ならば問題ないでしょう。
省エネ性は、PC連動機能はあります。
しかし、2機のHDDを駆動させる関係で、置き場所は多少「発熱」するでしょう。

セキュリティは、ハードウェア型のAES256bitに対応です。
WDは対応機が多いですが本機もそうです。パスコードロックと強力な暗号化で、HDDの盗難に備えることができます。
保証期間は、3年です。
そのほか、本体前面にはUSB3.0端子が2つ付属します。あまり使わないでしょうが、「数珠つなぎ」が可能です。
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以上、WDのMy Book DUOシリーズの紹介でした。
RAID対応製品としては最も売れているシリーズの1つです。
業務用に耐えうる信頼性を担保できるWD製HDDの搭載が大きな理由でしょう。
WD REDではないものの、信頼性や保証期間の面で「対抗馬」がないため、大容量のバックアップ用途ならば、素直にこの機種を選ぶべきだと思います。
【Thunderbolt 3 + USB-C 3.1】HDD1台
【2023年発売】
【6TB】
21・Sandisk G-DRIVE PROJECT SDPHG1H-006T-SBAAD
¥84,700 楽天市場 (2/23執筆時)
21・ Sandisk G-DRIVE PROJECT SDPHG1H-006T-SBAAD/E
¥119,800 Amazon.co.jp (2/23執筆時)
【8TB】
22・ Sandisk G-DRIVE PROJECT SDPHG1H-008T-SBAAD
¥95,620 楽天市場 (2/23執筆時)
22・ Sandisk G-DRIVE PROJECT SDPHG1H-008T-SBAAD/E
¥133,800 Amazon.co.jp (2/23執筆時)
【12TB】
23・ Sandisk G-DRIVE PROJECT SDPHG1H-012T-SBAAD
¥130,900 楽天市場 (2/23執筆時)
23・ Sandisk G-DRIVE PROJECT SDPHG1H-012T-SBAAD/E
¥178,000 Amazon.co.jp (2/23執筆時)
【18TB】
24・ Sandisk G-DRIVE PROJECT SDPHG1H-018T-SBAAD
¥143,868 楽天市場 (2/23執筆時)
24・ Sandisk G-DRIVE PROJECT SDPHG1H-018T-SBAAD/E
¥---- Amazon.co.jp (2/23執筆時)
【22TB】
25・ Sandisk G-DRIVE PROJECT SDPHG1H-022T-SBAAD
¥180,034 楽天市場 (2/23執筆時)
25・ Sandisk G-DRIVE PROJECT SDPHG1H-022T-SBAAD/E
¥--- Amazon.co.jp (2/23執筆時)
【24TB】(24年追加)
26・ Sandisk G-DRIVE PROJECT SDPHG1H-024T-SBAAD
¥205,000 楽天市場 (2/23執筆時)
26・ Sandisk G-DRIVE PROJECT SDPHG1H-024T-SBAAD/UE
¥205,000 Amazon.co.jp (2/23執筆時)
【26TB】(25年追加)
27・ Sandisk G-DRIVE PROJECT SDPHG1H-026T-SBAAD
¥245,021 楽天市場 (2/23執筆時)
27・ Sandisk G-DRIVE PROJECT SDPHG1H-026T-SBAAD/UE
¥225,000 Amazon.co.jp (2/23執筆時)
HDDメーカー:WD
SeeQVault:
空冷ファン:
速度:260MB/秒
セキュリティ:
保証:5年間
サイズ:幅128x高さ35×奥行196mm
Sandisk Professional G-DRIVE PROJECTシリーズは、WDの販売する「ビジネス向け高速モデル」です。

なお、WD系列の会社ですが、Sandiskのほうのブランド名で出しています。
サンディスクは、フィールドで仕事をするカメラマンなどに昔から信頼ある企業なので、そちらの名前で出しているのだと思います。

大きな特長は、その転送速度です。
本機は、5400回転HDDではなく、3.5インチの7200回転のHDDを採用する機種です。

速度的には、円盤の枚数で速度は変わりますが、18TB/22TBが260MB/秒という速度です。
それ以外も、最大250MB/秒と速いです。
中身のHDDは、7200回転の「Ultrastarエンタープライズクラス」とのことです。
ようするに、市販品で言えば、WD GOLD相当です。

接続端子は、Macに搭載されるThunderbolt 3対応ポートが2基付属するタイプです。

USB-Cと下位互換するため、普通のUSB-C端子として(速度低下なしに)Windowsでも利用できます。
廃熱構造は、ファンレスです。
オールアルミ筐体とエアフローでこの部分を対処しています。
このシリーズは、昔は外部に目立つヒートシンクがありましたが、最近はそれはなくなっているようです。
静音性は、回転数が速いHDDですので、振動面の期待値は低いです。
先述のように、仕事用ならば、(おそらく)まあ問題ないです。
保証期間も、5年です。
WD GOLDと同じ保証年数で、信頼性も同じです。
セキュリティは、データ漏洩を防止するための独自の暗号化処理(AES)はありません。
本機もそこを狙った製品ではないです。

PRO-BLADE SSD Mag 4TB
¥58,563 Amazon.co.jp (2/23執筆時)
このほか、PRO-BLADE SSD Mag Slot(専用SSDドライブ子機)をつなげる専用の2番のスロット)があります。
SSDから直接HDDにデータを移すための仕組みです。
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以上、WD(サンディスク)の G-DRIVE PROJECTシリーズの紹介でした。
サーバーなどのほか、Macユーザーの大容量バックアップ用機器としてニーズがあるでしょう。もちろん、一般的に言って、相当特殊な製品ではあります。
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【Thunderbolt 3 + USB-C】HDD1台
【6TB】
28・ SanDisk Pro G-DRIVE SDPHF1A-006T-SBAAD
¥51,246 Amazon.co.jp (2/23執筆時)
28・ SanDisk Pro G-DRIVE SDPHF1A-006T-SBAAD/UE
¥53,000 Amazon.co.jp (2/23執筆時)
【8TB】
29・ SanDisk Pro G-DRIVE SDPHF1A-008T-SBAAD
¥69,300 楽天市場 (2/23執筆時)
29・ SanDisk Pro G-DRIVE SDPHF1A-008T-SBAAD/UE
¥----- Amazon.co.jp (2/23執筆時)
【12TB】
30・ SanDisk Pro G-DRIVE SDPHF1A-012T-SBAAD
¥82,170 Amazon.co.jp (2/23執筆時)
30・ SanDisk Pro G-DRIVE SDPHF1A-012T-SBAAD/UE
¥---- Amazon.co.jp (2/23執筆時)
18TB:
SDPHF1A-018T-SBAAD
SDPHF1A-018T-SBAAD/UE
22TB:
SDPHF1A-022T-SBAAD
SDPHF1A-022T-SBAAD/UE
24TB:
SDPHF1A-024T-SBAAD
SDPHF1A-024T-SBAAD/UE
26TB:
SDPHF1A-026T-SBAAD
SDPHF1A-026T-SBAAD/UE
HDDメーカー:WD
SeeQVault:
空冷ファン: 搭載
速度:250MB/秒/ 280MB/秒
セキュリティ:
保証:3年間
サイズ:幅133×高さ41×奥行210 mm
そのほか、SDPHF1A-022T-SBAAという下位機があります。
流通ルートで型番末尾が変わりますが、性能は同じです。
先ほどの機種と比べると、保証期間が少し短い(3年)です。

転送速度は、22TBが280MB/秒という速度です。
18TBで270MB、それ以下は250MBです。中身のHDDは先ほどの機種と同じWD GOLDクラスです。
接続端子は、端子形状がUSB-Cです。
速度規格的には、USB3.1ですので、これでも、マックスの速度は出ます。ただし、1端子のみなので、デイジーチェーンはできません。またPRO-BLADE SSD Mag Slotもないです。

廃熱構造は、本機も、ファンレスです。
アルマイト処理されたアルミニウム筐体ですので、廃熱に問題はないでしょうが、サイズや重さの部分で、「ゴツく」なります。
そのほか、細かい部分ですが、LEDの明るさが調整可能です。
また、サイドにアンカーポイントが2箇所あるので、ラックなどにマウンティングプレートで固定もできます。
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結論的にいえば、先ほどの機種と比べて多少安めです。保証が短い部分はありますが、デイジーチェーンが不要ならば、こちらを選んでも良いでしょう。
4・ラシーのHDDの比較

最後に、フランスのラシーの製品です。
中身のHDDを製造できる米国のシーゲート系列の企業で、日本ではエレコムが代理店です。

【2022年発売】
【16TB】
31・ LaCie 2big dock V2 STLG16000400
¥142,206 Amazon.co.jp (2/23執筆時)
【20TB】
32・ LaCie 2big dock V2 STLG20000400
¥158,427 Amazon.co.jp (2/23執筆時)
【28TB】
33・ LaCie 2big dock V2 STLG28000400
¥330,776 Amazon.co.jp (2/23執筆時)
【32TB】
34・ LaCie 2big dock V2 STLG32000400
¥342,663 Amazon.co.jp (2/23執筆時)
【36TB】
35・ LaCie 2big dock V2 STLG36000400
¥314,642 Amazon.co.jp (2/23執筆時)
【40TB】
36・ LaCie 2big dock V2 STLG40000400
¥261,415 Amazon.co.jp (2/23執筆時)
HDDメーカー:Seagate?
SeeQVault:
空冷ファン:搭載
速度:約440MB/秒(Raid0)
セキュリティ:AES256bit(ハードウェア式)
保証:5年間
サイズ:幅118×奥行217×高さ93.3mm
2big Dock v2 は、ラシーを代表すると言っても良い、特徴のある形状の外付けHDDです。

本機は、HDDなのですが、HDDと「Dock」という2つのパーツがドッキングしたような製品になります。

Dock(多機能ハブ)は、かなりの端子があります。
SDカード・CFカードのスロットと・Display Port 1.4端子と・Thunderbolt3 が2つ、それに、USB-C(USB3.1)端子です。
2つあるThunderbolt3端子(DP互換)は、通常の接続ほか、最大6台までのモニターのデイジーチェーン(=モニターの数珠つなぎ)に使うこともできます。
SDカードなどスロットの規格速度は不明です。

USB-PDによる給電は対応です(45W)。
ただ、Thuderbolt(USB-C)の片側を周辺機器ポートをとしてデイジーチェーンする場合は、相当の省電力ノートPCを除いて、完璧な充電は難しいといえます。

容量は、最大40TBまでです。
この部分で、先述のWDのMy Book Duoのライバルとも言えます。
中身のHDDは、シーゲートのIronWolf Proです。
同グループのシーゲートのサーバー用(7200回転)です。

HDDの速度は、20TBまでのモデルで440MB/秒、それ以上で490MB/秒です。
WDだとBlackに相当するものでしょう。
Raid0で、ThunderBolt3で通した場合の速度ですが、スペック良いです。
ただ、7200ppmのHDDを入れているので、稼働音については大きめでしょう。
廃熱構造は、ファン付きです。
ここまでの多機能だと、ないことはあり得ないでしょう。
逆に廃熱が心配ですが、アルミ製の筐体の採用など、値段相応にしっかりします。
静音性は、ファンは静音ですが、HDDは静かではないです。
保証期間は、5年です。
セキュリティは、ハードウェア型のAES256bitに対応です。
同社のToolkitで有効化する形です。信頼したPCとつなげる場合、パスコード認証をスルーすることもできます。Macでも使えますが、OSのセキュリティ強度を下げる必要はあります。本機の場合も、こうした使い方は本筋ではないでしょうし、問題ないです。
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以上、 LaCie 2big dock Thunderbolt3の紹介でした。
多機能な製品で、サイズ的にも存在感がありますが、外観のデザイン性を含めて、固定ファンが多いロングセラーです。
USB-PDの給電力など改善して欲しい部分はありますが、仕事でストレージを多用するような方は、良い選択肢の1つになるかもしれません。
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なお、同社からはプロ向けとして、以下のような製品の展開もあります。
順番にみておきます。

【2020年発売】
【4TB〜20TB】
37・ LaCie 1big Dock 4TB STHS4000800
¥41,150〜 Amazon.co.jp (2/23執筆時)
4TB:STHS4000800
8TB :STHS8000800
10TB :STHS10000800
16TB :STHS16000800
18TB :STHS16000800
20TB :STHS20000800
24TB :STHS24000800
HDDメーカー:Seagate?
SeeQVault:
空冷ファン:搭載
速度:約240MB/秒
セキュリティ:AES256bit(ハードウェア式)
保証:5年間
サイズ:幅118×奥行217×高さ56.3mm
第1に、 LaCie LaCie 1big Dockです。
Raidを組むほどの運用でない場合の、1HDDのモデルです。

こちらも、USB-C端子とThunderBolt3を装備します。

やはり、比較的小型で端子が多いので、デスク上のステーションとして運用できるのが良い点です。

一方、USB−C PD給電は、本機は70Wという給電力が明示されます。
そのため、たいていのノートPCには、速度低下なしに給電できるかと思います。
ただ、あくまで供給時の電力でそのままノートPCに対して、電力をパススルーした場合の供給量です。
ドックとして周辺機器などを利用する場合はその限りではないです。同社によると、ハードディスクを持ち歩くことの多い、放送業界向けのニーズとのことです。
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【2022年発売】
【8TB】
38・ LaCie 2big RAID STHJ8000800
¥----- Amazon.co.jp (2/23執筆時)
【16TB-40TB】
38・ LaCie 2big RAID STHJ16000800
¥120,257〜 Amazon.co.jp (2/23執筆時)
28TB :STHJ28000800
36TB :STHJ36000800
40TB :STHJ40000800
HDDメーカー:Seagate?
SeeQVault:
空冷ファン:搭載
速度:約440MB/秒(Raid0)
セキュリティ:AES256bit(ハードウェア式)
保証:5年間
サイズ:幅118×奥行217×高さ93.3mm
第2に、 LaCie 2big RAIDです。
2HDD搭載機ですが、ドック機能が省かれたモデルです。

USB-C端子部分が、ThuderBolt3ではなく、普通のUSB3.1(USB3.2Gen2)です。

メディアスロットその他もないので、「普通の外付けHDD」と考えてください。
USB3.1でも、HDD時チアの速度的なボトルネックにはならないですし、中身のHDDも同じなので、速度も同等です。
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【2018年発売】
【4TB】
39・ LaCie d2 Professional STHA4000800
¥45,379 Amazon.co.jp (2/23執筆時)
【8TB-24TB】
39・ LaCie d2 Professional STHA8000800
¥57,800〜 Amazon.co.jp (2/23執筆時)
10TB :STHA10000800
14TB :STHA14000800
16TB :STHA16000800
18TB :STHA18000800
20TB :STHA20000800
24TB :STHA24000800
HDDメーカー:Seagate?
SeeQVault:
空冷ファン:搭載
速度:約240MB/秒
セキュリティ:
保証:5年間
サイズ:幅60×奥行130×高さ188.5mm
第3に、 LaCie d2 Professional です。
ドックが省かれた 1HDD機になります。
こちらも、7200回転のHDD搭載とUSB3.1で、240MB/秒出せます。
ただ、その他の特徴はなくなり、セキュリティ機能も省略になります。
これらの部分で、他機とは少し異なり、速度のみ欲しい方に向けたものと言えます。
次回に続く!
外付けハードディスクのおすすめは結論的にこの機種!!
というわけで、今回は、外付けハードディスクの比較の3回目記事でした。
しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。

4・外付けHDDの比較 (4)
4-1:ゲーム用 HDD
4-2:最終的なおすすめの提案【結論】
信頼性 ★★★★★
静音性 ★★★★★
スピード ★★★★★
TV利用 ★★★★★
保証期間 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
最終回となる4回目記事(こちら )は、ゲーム向けの外付けHDDをみたあと、結論編に入ります。
ここまで紹介してきた機種から、目的別・価格別にAtlasのおすすめ機種を提案していきたいと思います。
引き続きよろしくお願いします。
4回目記事は→こちら!
