2-1・アテックスのまくら
2回目記事のトップバッターは、日本のアテックスのまくらです。
大阪にある昔からの健康器具メーカーです。
寝具についても、風を送るファン付きのマットレスなど、昔からユニークな「アイデア商品」的なものを展開してきています。
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今回も、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記しています。
24・アテックス 睡雲まくら AX-BDA605
¥11,000 楽天市場 (3/26執筆時)
素材:ウレタン/エアファイバー
かたさ:★★★☆☆
反発力:★★★★☆
枕の幅:60cm
枕高さ:8.5-10cm
寝姿勢:自在(寝返りが楽)
睡雲まくらは、アテックスが販売する高機能まくらです。
素材は、ウレタンフォームです。
この素材は基本的には「低反発」ですが、本製品は「高反発」です。
というのも、本製品の場合、ウレタンに、高反発なドイツのバイエル社の3Dエアファイバーを重ねた特殊構造だからです。
その上で、先述の「ファン付きのマットレス」からの着想でしょうが、左右にエアダクトを設けて、ウレタンの難点である通気性を改善しています。
(価格を抑えるため)素材の安いウレタンを主に使用しつつ、高反発にした点は非常に面白く感じました。
形状は、中心にくぼみがあるタイプです。
基本的には、仰向け寝ですが、サイドが高いので、横寝の寝姿勢への配慮があります。
なお、寝返りは打ちやすいですが、形状が特殊ですし寝相が悪い場合は合わないでしょう。
サイズは、1種類です。
まくらの高さは、通常品が8.5cmです。
ただ、1.5cmのウレタンシートが付属なので、10cmの枕にもなります。
もちろん、「最大高」の部分なので、凹みの部分は、数センチ低いです。
反発力は、先述のように、複合素材の効果で、「高反発」です。
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以上、アテックス 睡雲まくらの紹介でした。
機能性の高い、高反発の枕ではわりと安めという製品です。また、同じく高反発のラテックス素材に比べて通気性があり、湿気の問題が解決されている点も良いかと思います。
一方、枕としては今までみられない複合素材ですので、耐久性の部分で、もう少し検証が欲しいところではあります。
2-2・西川のまくら
続いて、日本の寝具の西川グループのまくらです。
誰でも知っている寝具の老舗です。最近、東京西川・京都西川・西川リビングが再結集して「西川」となりました。
地名が付く旧来の名前でも売っていますが、「ブランド名」ということになるかと思います。
【高め 8cm】
25・東京西川 枕 もっと肩楽寝 医師がすすめる健康枕
¥6,380 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
【低め 6cm】
26・東京西川 枕 もっと肩楽寝 医師がすすめる健康枕
¥6,380 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
素材:ソフトパイプ
かたさ:★★★★☆
反発力:★★☆☆☆
枕の幅:56cm(標準)
枕高さ:6cm 8cm(調整可)
寝姿勢:仰向け寝
こちらは、大手寝具メーカーの東京西川の発売する枕です。
素材は、モリシタのまくらにもあったソフトパイプです。
昔からあるもので、素材として目新しさはないです。
形状は、高機能枕の一部で見られる、中央が多少沈み込んだ形状です。
中央部が凹んでいるのは、寝返りが打ちやすい工夫というより、寝る際に首のカーブをキープさせるためのようです。
サイズ的に、寝返りが打ちやすいわけではないため、腰痛というより、首・肩まわりへの配慮だと思います。
サイズは、56×38cmと標準的な長方形まくらです。
まくらの高さは、2種類あって、高中モデルが約8cm、中低モデルが約6cmです。
モリシタに較べると高さがだせないです。
パイプの量は調整口からの微調整が可能なので、多少の上下調節が可能ですが。
堅さと反発力は、中材がソフトパイプですので、それなりに堅いです。
弾力性は無ではありませんが、ソフトパイプですので多少底付き感はあります。
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以上、東京西川の健康枕の紹介でした。
アレルギーなどでラテックス反発素材が苦手な方で肩こりに悩んでいる方は、このタイプを考えても良いかと思います。
ただ、ソフトパイプは、詰め物が「へたる」ので、健康まくらとしての寿命は、さほど長くはありません。
2-3・オフタイプのまくら
つづいて、「Amazon限定ブランド」のオフタイムの製品です。
ようするに、アマゾンの寝具のPB製品のブランド名です。
企画は日本で、製造は中国ですが、エルゴノミクス形状の製品がかなり安く出ています。
【Amazon限定】
【30x50x10cm】
27・オフタイム(offtime) AJ008S
¥2,265 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
【30x60x12cm】
28・オフタイム(offtime) AJ008L
¥3,083 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
素材:ウレタンフォーム
かたさ:★★★☆☆
反発力:★★☆☆☆
枕の幅:50cm, 60cm
枕高さ:12cm
寝姿勢:仰向け寝 横向き寝
オフタイムの高密度低反発モールド枕は、Amazonが自社のPB製品として直接販売している枕でです。
素材は、ウレタンフォームです。
堅さと反発力は、モールド成形の普通のウレタンの低反発枕なので、低反発で、「やわらかめ」です。
ウレタンは素材的な特性で、安いものだと臭いがするのですが、その場合は、(洗えないので)数日陰干しすると良いでしょう。あとは心配なくなります。
形状は、波を打ったようなデザインです。
冒頭で見た、テンピュールのオリジナルネックピローの「ジェネリック」的な形状です。
サイズは、36x60cmと30x50cmの2種類です。
高さは、それぞれ10cmと12cmです。
テンピュールと較べると、Sサイズでも高さは10cmなので、普通サイズと言えるのはSでしょう。
高さ12cmのMサイズは、実質的にはLでしょう。
この形状にしては、高さの上で高めの枕があるのは、同製品の1つの特長です。
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以上、オフタイムの高密度低反発モールド枕の紹介でした。
ジェネリック的な製品ですが、人間工学的な裏打ちはあるため、お買得感は高いです。
機能性・信頼性においては、他製品に負けるでしょうが、予算が限られている中で「ちょっと試す」には、良い選択肢です。
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【40x60x12cm】
29・オフタイム(offtime) AJ012
¥3,006 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
なお、オフタイムからは、人間工学的な形状を取らない製品も販売中です。
やや大きめで、高さもありますが、今回の記事の主旨で言えば、先ほどの製品のような形状がおすすめです。
2-4・他の機能性まくらの比較
最後に、ここまで見たメーカー以外の製品を、まとめてみておきます。
【スタンダード IKB-10001】
30・メディフロー ウォーターベース ファイバーピロー
¥14,300 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
【エリート IKB-10009】
31・メディフロー ウォーターベース ファイバーピロー
¥17,600 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
素材:繊維+水
かたさ:★★☆☆☆
反発力:★★★☆☆
枕の幅:71cm(長め)
枕高さ:14-18cm(調整可)
寝姿勢:仰向け寝
メディフローウォーターベース ファイバーピローは、アメリカ製品で、ネットで人気のあるものです。
素材は、ユニークです。
中身にポリエステル繊維と羽毛のほか、水を利用するタイプの枕です。
水は、体圧分散効果を高めるために利用されます。
サイズは、まくらのタテヨコが、幅71cm×奥行51cmと結構長いまくらです。
まくらの高さは、水の量で14-18cmまで調整できます。
ただ、多少背の高いまくらであることは変わりません。
反発力は、水を利用するため正確に他機種と較べるのは難しいです。
しかし、水と頭部の間にはポリエステル繊維と羽毛(ダウン)が挟まりますので、堅さも反発力もさほど高くないといえます。
ただ、流体を使うことでの体圧分散効果の評判は良く、肩こりなどの緩和能力は高そうです。
また、ズッシリ重いまくらなので、まくらズレが置きにくく、長さもあるため、寝返りが打ちやすい製品でもあります。
なお、エリートモデルは、ダウンを使用せず、その代わり、ポリエステル繊維を機能性の高い「ダクロン綿」に換えています。
靴下などにも使われる綿で、弾力性がありかさ高が高いです(15-19)。綿ゴミもでにくいでしょう。
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以上、メディフローウォーターベース ファイバーピローの紹介でした。
構造はとにかくユニークで面白い製品です。体圧分散効果も期待できるでしょう。
ただ、水を数リットル使う製品ですから、重量がある点は注意しましょう。
【高さ8cm 12cm 】
32・BlueBlood 3D体感ピロー 高さ8cm
¥8,980 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
33・BlueBlood 3D体感ピロー 高さ12cm
¥8,980 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
素材:低反発ウレタン+ジェル
かたさ:★★★☆☆
反発力:★★★☆☆
枕の幅:65cm(長め)
枕高さ:8cm-12cm
寝姿勢:自在
BlueBloodは、日本のロウダンが販売する安眠枕です。
Atlasも某ホテルで試しました。
素材は、ウレタンとジェルの複合材です。
形状は、割とオーソドックスな長方形の枕です。
サイズは、まくらのタテヨコが、幅65cm×奥行40cmです。
横に長めなので、寝返りが打ちやすいです。
まくらの高さは、以前は14cm・10cmもありましたが、現在は12cmまでの2展開です。
とはいえ、ウレタン系ではわりと高さは高めです。
反発力は、この製品は、内部にウレタンを採用します。
ただ、スーパーソフトウレタンなので、反発力はそれより弱めです。ウレタンにジェルを複合させた新素材です。
そのため、通気性は期待できない点は、特に夏には注意が必要です。
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以上、BlueBloodの紹介でした。
高反発と低反発の「中間的」な製品で、どちらも合わなかった方にニーズはあるでしょう。
通気性はさほど高くないので、暑がりの方には会わないでしょうが、沈み込んだ上で支持性があるため、その部分は優秀です。
34 フォスフレイクスピロー 50×70cm
¥6,642 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
35 フォスフレイクスピロー 43×63cm
¥5,031 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
36 フォスフレイクスピロー 30×50cm
¥4,378 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
素材:ポリエステル繊維
かたさ:★★☆☆☆
反発力:★★☆☆☆
枕の幅:70cm(長め)
枕高さ:12cm
寝姿勢:仰向け寝
フォスフレイクスピロー(fossflakes)は、日本のロウダンが販売する安眠枕です。
こちらも、Atlasが某ホテルで試したものです。
3種類ありますが、長めの70cmのレビューです。
素材は、独自のポリエステル繊維の綿です。
「羽毛のようなふわふわ感と復元力」を目指した素材です。
形状は、割とオーソドックスな長方形の枕です。
形状は、普通の長方形の枕です。
サイズは、まくらのタテヨコが、幅70cm×奥行50cmです。
反発力は、ほとんどないタイプです。
一方、素材特性として家庭で洗濯可能なので、清潔性が担保される点が良い部分でしょう。
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以上、 フォスフレイクスピローの紹介でした。
機能性・快眠性より、むしろ、清潔性が強調できる製品です。今回の紹介の主旨にはさほどマッチングしませんが、アレルギー対策などにニーズはあるでしょう。
今回の結論
高機能まくらのおすすめは結論的にこれ!
・高品質なまくらの比較 (1)
1-1:選び方の基本の紹介【導入】
1-2: テンピュール〈北欧〉
1-3:ボディドクター〈ドイツ〉
1-4:エアウィーヴ〈日本〉
1-5:トゥルースリーパー〈日本〉
1-6:モリシタ〈日本〉
1-7:王様の夢枕〈日本〉
・高品質なまくらの比較 (2)
2-1:アテックス〈日本〉
2-2:西川〈日本〉
2-3:オフタイム〈Amazon〉
2-4:他の機能性まくら
2-5:最終的なおすすめの提案 【結論】
というわけで、今回は、各社の高機能まくらの比較でした。
最後にいつものように、Atlasのおすすめ製品を提案しておきたいと思います。
第1に、仕事疲れの肩や首のこりを抱えている方におすすめできるまくらは、
【2015年発売】
3・テンピュール ミレニアムネックピロー
¥16,768 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
素材:テンピュール素材(低反発)
かたさ:★★★★☆
反発力:★★★☆☆
枕の幅:54cm(標準)
枕高さ:8cm-12.5cm
寝姿勢:自在(寝返りが楽)
寝心地・肌触り ★★★★★★
サポート力 ★★★★★
蒸れにくさ ★★★★☆
寝返りしやすさ ★★★★★
横寝しやすさ ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
ミレミアムネックピローが、良いでしょう。
冒頭の「選び方の基本」で書いたように、肩や首の凝りには、しっかり沈みこみ、クビのラインに合わせてフィットする「低反発型」が良いです。
クビに自然なカーブが付けやすいため、ストレートネック対策用にも良いでしょう。
より安価なウレタンフォームの製品もありますが、テンピュールブランドの信頼性ほか、製品に応じて、たかたさの調整をしっかり行う部分でも、この額を出す価値は感じます。
快適性に大きく影響する、高さについても、数段階で選べます。
形状的には、基本的には、姿勢の良い「仰向き寝」に向きます。
しかし、エルゴノミクス形状の製品としては、「横向き寝」に移行しやすい工夫もあります。
極端に「不思議な形状」でもないため、合う合わないの心配も少ないでしょう。
そうした部分を含めて、ネットで買う場合は「選べる」製品です。Atlasも以前使っていましたが、特に問題は生じませんでした。
第2に、腰痛対策として、寝返りが打ちやすい製品を選ぶとすると、
9・ボディドクター ドクターロングピロー
¥11,880 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
素材:天然ラテックス(高反発)
かたさ:★★★☆☆
反発力:★★★★★★
枕の幅:80cm(ロング)
枕高さ:11cm
寝姿勢:自在(寝返りが楽)
寝心地・肌触り ★★★★☆
サポート力 ★★★★★★
蒸れにくさ ★★★☆☆
寝返りしやすさ ★★★★★★
横寝しやすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
ボディドクターのドクターロングピローがおすすめです。
天然ラテックスは、高機能素材の中ではもっとも高反発で、素材的な出所もはっきりしていて、信頼性もあります。
腰痛対策の場合、ここが重要と言え、無理なく寝返りが打てる製品です。
押し返し感が強いので、合う合わないはある素材ですが、この部分はある程度「慣れ」もありますし、この目的に特化して考える場合、良い選択肢に思えます。
とくに、本機はロングピローであり、長いので、ある程度寝相が悪くても、横寝に移行しやすい部分でもメリットがあります。
なお、ラテックスの反発力が「試せず」少し心配という場合は、1つ上で「おすすめ」とした、ミレミアムネックピローで良いかと思います。
こちらも、横寝への移行には配慮があります。
第3に、不眠時などの睡眠導入効果を期待して、包み込むようなまくらを探している方は、
【2015年発売】
5・テンピュール ソナタピロー
¥16,520 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
素材:テンピュール素材(低反発)
かたさ:★☆☆☆☆
反発力:★★☆☆☆
枕の幅:61cm(長め)
枕高さ:9.5cm-12.5cm
寝姿勢:自在(横寝/寝返り楽)
寝心地・肌触り ★★★★★★
サポート力 ★★★★☆
蒸れにくさ ★★★★☆
寝返りしやすさ ★★★★★
横寝しやすさ ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
テンピュールのソナタピローでしょう。
素材は、テンピュールです。
テンピュールの中でも、しっかり沈み込み、かつ、柔らかめのタイプです。
ゆったり包み込むような感触は、睡眠誘導への効果が高いと言えます。
形状は、三日月型です。
寝相に合わせて比較的柔軟につかえるため、「ぐっすり眠りやすい」とも言えます。
こうした用途には、この枕が最も適します。
第4に、比較的格安で導入できる高品質なまくらとしておすすめできるのは、
【高反発タイプ 】
17・モリシタ Double F
¥4,620 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
素材:ウレタン
かたさ:★★★☆☆
反発力:★★★☆☆
枕の幅:55cm(標準)
枕高さ:6cm 10cm
寝姿勢:仰向け寝
寝心地・肌触り ★★★☆☆
サポート力 ★★★★☆
蒸れにくさ ★★★☆☆
寝返りしやすさ ★★★★☆
横寝しやすさ ★★★☆☆
総合評価 ★★★★☆
【低反発タイプ 】
18・モリシタ Double F
¥4,620 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
素材:ラテックス
かたさ:★★★☆☆
反発力:★★☆☆☆
枕の幅:55cm(標準)
枕高さ:6cm 10cm
寝姿勢:仰向け寝
寝心地・肌触り ★★★★☆
サポート力 ★★★☆☆
蒸れにくさ ★★★☆☆
寝返りしやすさ ★★★★☆
横寝しやすさ ★★★☆☆
総合評価 ★★★★☆
モリシタの Double Fでしょう。
もちろん、1万円以上の枕とは差がありますが、価格が安い割にしっかり機能性がある枕です。日本製で、長年販売されている人気モデルという実績もあります。
高反発タイプと、低反発タイプは、好みで選んでください。
安眠効果を狙うならば、後者のが少し良いでしょう。
やや「かため」が好きという場合は、前者を選ぶのが良いかと思います。
いずれも、高さ調整もできる枕なので、地方など高品質なまくらが手軽に試せない場合、あるいは、安めのセミオーダーメイドができるお店がない場合に、選択肢にできます。
腰痛対策など目的がないならば、本機を選んで、時間をかけてベストフィットを探すのも良いかと思います。
エルゴノミクスなデザインですが、さほど突飛なデザインではないので、その点も試用なしでの利用に向きます。
第4に、寝苦しい夜に向く、涼感を得やすい枕としては、
【ふつう】
10・airweave エアウィーヴピロー・スタンダード
¥17,050 楽天市場 (3/26執筆時)
【やわらかめ】
11・airweave エアウィーヴピロー・ソフト
¥17,050 楽天市場 (3/26執筆時)
素材:エアファイバー(高反発)
かたさ:選択可能
反発力:★★★★★
枕の幅:56cm(標準)
枕高さ:6cm 8cm(調整可)
寝姿勢:自在
寝心地・肌触り ★★★★★
サポート力 ★★★★★
蒸れにくさ ★★★★★★
寝返りしやすさ ★★★★☆
横寝しやすさ ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
エアウィーヴピローが良いでしょう。
ラテックスと同じ高反発素材ですが、素材特性的に全く異なり蒸れにくい材質です。
テンピュールを含めたウレタン系に比べても同じことが言えます。
テンピュールには、接触冷感素材もありますが、夏場の涼しさの根本的な解決は、やはり、素材部分に空気を通す構造が不可欠ですし、こちらが良いかと思います。
また冬場に寒いわけではないので、年中問題なく使えます。
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12・エアウィーヴピロー S-LINE 04081000
¥24,200 Amazon.co.jp (3/26執筆時)
素材:エアファイバー(高反発)
かたさ:★★★★☆
反発力:★★★★★
枕の幅:66cm(長め)
枕高さ:7-11cm(調整可)
寝姿勢:自在(寝返りが楽)
なお、その部分に、腰痛対策などのため、「寝返り」あるいは「横寝」という要素を加える場合は、エアウィーヴピローS-Line を選ぶと良いでしょう。
66cmとすこし長めの幅と、横寝しやすいかたさの工夫がありますので。
そこに、特化して考える場合、よりボディドクターのロングピローがおすすめですが、さほど寝相が悪くないならば、こちらでも良いかと思います。
補足・このブログの寝具関連記事
というわけで、今回の「モノマニア」は、高反発・低反発の枕の記事でした。
1・羽毛ふとんの比較
2・低価格な掛けふとんの比較
3・敷ふとんの比較
4・ふとん用マットレスの比較
5・高機能まくらの比較
6・電気毛布の比較
7・夏用の寝具比較
なお、安眠対策を考えている方は、シーツやふとんも検討の余地があるでしょう。
このブログでは、上記の記事で特集していますので、よろしければご覧ください。
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ではでは。