1回目記事からの続きです→こちら
2-1・テーブル向け暖房の比較
2回目記事のトップバッターは、ダイニングテーブル向けの足もと暖房の比較からです。
ソフトフローリング(塩ビ)タイプと、ファブリックタイプ双方を扱います。
1・暖かい足元暖房の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:デスクワーク用(足もと)
1-3:デスクワーク用(脚全体)
1-4:デスクワーク用(着るタイプ)
2・暖かい足元暖房の比較 (2)
2-1:テーブル用(足もと)
2-2:キッチン用(足もと)
2-3:最終的なおすすめの提案【結論】
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた「選び方の基本」に沿いながら、各機をみていきます。
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なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記します。
【1畳用】
【2023年発売】
35・パナソニック かんたん床暖 DC-1V5-MT
¥22,226 楽天市場 (1/9執筆時)
【2016年発売】
35・パナソニック かんたん床暖 DC-1V4-MT
¥24,340 Amazon.co.jp (10/21執筆時)
サイズ:88cm×176cm
消費電力量:265Wh
1時間の電気代: 8.2円
DC-1V4-MT は、パナソニックの「かんたん床暖」シリーズに属するソフトフローリング調の製品です。
新旧ありますが、性能は同じです。
大きさは、88cm×176cmです。
江戸間でだいたい1畳となります。
素材は、塩ビ素材によるソフトフローリングです。
このブログの【おすすめホットカーペットの比較記事】で、2畳用・3畳用を含めて、このシリーズを紹介しています。
そのなかで最も小型なものがこちらです。
床面素材の弾力性も、高弾性の不織布を採用し、「ふかふかな座り心地」です。
温度調節は、ツマミで無段階に調整できます。
この製品の場合、コタツのような強弱だけを調整できるバイメタル式サーモスタットではなく、サーミスタを使った電子制御なので、他機に比べて性能は良いです。
バイメタル方式の場合、入/切温度のディファレンシャルが広いため、なかなか一定の温度を保てませんが、こちらは違います。
電気代は、1時間に8.2円です。
絨毯モデルに較べるとやや高いです。
これは、表面素材的な問題です。、この系列の素材としては、「安い」ほうです。
さらに言えば、この製品は、室温センサーを搭載し、周囲の温度に応じた調整をする「省エネモード」があります。
安定温度到達後、室温に応じて温度を2℃-6℃下げる省エネモードを利用する場合、中(37度)設定で、1時間で、約2.4円です。
タイマーは、未付属です。
ただし、8時間自動停止機能があるため、安全です。
清潔は、フローリング調の優れる部分で、基本的に拭き掃除で綺麗にできます。
また、ダニバリア構造が採用され、繊維にダニを寄せ付けない特殊加工もなされています。
その他、生地に防水・抗菌・防かび対策がなされています。
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以上、パナソニックの DC-1V4-MT の紹介でした。
1畳用のフローリング調を買うならば、これを買えば間違いはないと思います。
家電メーカーらしく、室温センサーやサーミスタ方式の温度制御など、メカの部分の技術精度は高いです。
36・椙山紡織 ホットテーブルマット SB-TM110
¥8,480 Amazon.co.jp (1/9執筆時)
サイズ:110×60cm
消費電力量:70Wh
1時間の電気代:2.2円
テーブルマットは、椙山紡織(なかぎし)が販売するソフトフローリング調の製品です。
パナソニックに比べて安めなのは、温度調整部分の仕様のほか、表面のみポリ塩化ビニルで、あとはポリエステル地だからです。
パナソニックの場合は耐荷重(耐久性)重視なので、値段差分の差はあります。
大きさは、60×110cmです(左図)。
パナソニックよりも小型ですから、さほど面積が不要の場合は良いでしょう。
温度調節は、非対応です。
床面は利用時は、45度に固定されています。パナソニックは最高50度で最低25度ですから、融通は利かない製品と言えます。
電気代は、1時間で2.2円と割と安めです。
タイマーは、この製品は付属しません。ただし、8時間後の切タイマーは付属します。
清潔性の点は、ただし万全で、抗菌・防かび・防水加工をなします。
パナソニックに比べると防汚の表示がないものの、問題ないでしょう。
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以上、椙山紡織(なかぎし)のホットテーブルマットの紹介でした。
フローリング調で安めで、小さなテーブル用製品を探している場合は有効な選択肢でしょう。ただし、細かい温度調節ができないため、(寝転がるなど)応用の幅は狭いです。
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37・広電 CWM110K-BW
¥10,504 Amazon.co.jp (1/9執筆時)
サイズ:110×60cm
消費電力量:82Wh
1時間の電気代:2.5円
なお、同じサイズの製品が広電からも出ています。
ほぼ同じ性能ですが、こちらは、2段階ながら、温度調整に対応です。
表面温度の目安は、45度と38度なので、やはり、パナソニックほどの柔軟性はないです。
【2018年発売】
【1畳用】
82・パナソニック 着せかえ DC-1NKB1-C
¥13,143 楽天市場 (1/9執筆時)
サイズ:88cm×176cm
消費電力量:165Wh
1時間の電気代: 5.1円
【1.5畳用】
39・パナソニック着せかえ DC-15NKB1-C
¥14,963 Amazon.co.jp (1/9執筆時)
40・パナソニック着せかえ DC-15NKCD2-H
¥13,700 Amazon.co.jp (1/9執筆時)
【ヒーターのみ 】
41・パナソニック着せかえ DC-15NK
¥11,000 楽天市場 (1/9執筆時)
サイズ:95cm×133cm
消費電力量:266Wh
1時間の電気代: 8.2円
「着せかえカバー付き」シリーズは、パナソニックの販売するファブリックタイプの製品です。
大きさは、88cm×176cmの1畳相当のサイズと、95cm×133cmの1.5畳相当のサイズが選べます。
絨毯は、フェルト生地のボア編みです。毛羽が6mmと立っており、暖かみのある素材です。
上図は1.5畳モデル(ベージュ)ですが、サイズ的には、ローテーブルの下敷きなどにオススメのサイズです。
なお、1.5畳だけは、色違い(ディズニーデザイン)があります。
電気代は、1畳モデルで5.1円/1時間となります。
ソフトフローリングタイプと比べると、繊維は熱を通しやすいため、暖かさの割に電気代は安めです。
また、室温センサーを持ちますので、エアコンなどと併用し部屋の温度が高めの際に、自動的に節電してくれます。
温度調節は、5段階で可能です。
こちらは、速暖性能を持ち、立ち上がりの速さに定評があります。
タイマーも、8時間の切り忘れタイマーが付属し、安心感がありますね。
清潔性の点では、この機種は、ボア編みのカバー部分が取り外せるために、洗濯機での絨毯の丸洗いに対応します。
シーズン後などにリフレッシュした状態で補完できるのは嬉しいです。7キロ以上の大きさの洗濯機なら問題ありません。
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以上、パナソニックのDC-1NKB1 の紹介でした。
和室のローテーブルなどに利用する場合は良いでしょう。
丸洗いできるので、ダイニングに置いても問題ないと思いますが、やはりこぼれものによる変色を考えると、ソフトフローリングが良いでしょうか。
【1畳用】
【2022年発売】
42・ コイズミ KDC-10226
¥13,260 Amazon.co.jp (1/9執筆時)
【2023年発売】(生地不明)
42・ コイズミ KDC-10237
¥11,281 Amazon.co.jp (1/9執筆時)
サイズ:92cm×180cm
消費電力量:160Wh
1時間の電気代: 5.0円
KDC-10226は、コイズミが販売する1畳用のファブリックタイプの製品です。
大きさは、92cm×180cmの1畳相当です。。
絨毯は、マイヤー織です。
2023年機は明記がないのですが、見た感じ毛羽は同じように短めです。
マイヤー織は毛羽は短めですが、暖かく肌触りが良いため、電気カーペット向きなので、各社で多く採用されています。
電気代は、5円/1時間となります。
本機の場合、左右交互に通電することで、低電力化を図っているため、消費電力はサイズに比して優秀です。
ただ、仕組み的に、使い始めの速暖性はやや劣るでしょう。
とはいえ、室温センサーも持ちますし、全体としての出来は良いです。
温度調節は、5段階で可能です。
また、2面切替ができる仕様なので、片側だけ通電させることもできます。
タイマーは、2時間オフタイマーと、6時間後の自動電源オフが付属です。
清潔性の点では、この機種も、カバー部分が取り外せるために、洗濯機での絨毯の丸洗いに対応します。
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以上、コイズミのKDC-10216 の紹介でした。
パナソニックのDC-1NKB1と性能差はほぼないため、値段が安い場合、または、無地が良い場合は、本機を選んでも良いかと思います。
2-2・キッチン仕事向け暖房の比較
続いて、キッチン向けの足もと暖房です。
デスク用でも小型を見ましたが、ソフトフローリング素材で防水性がある製品を紹介します。
形状が長細く、キッチンでの料理中の利用に向いた製品です。
【2008年発売】
43・パナソニック ホットパネル DC-PK3
¥10,880 Amazon.co.jp (1/9執筆時)
サイズ:43cm×120cm
消費電力量:99Wh
1時間の電気代: 3.1円
44・ パナソニック ホットパネル DC-PK4
¥13,600 Amazon.co.jp (1/9執筆時)
サイズ:59cm×176cm
消費電力量:199Wh
1時間の電気代: 6.2円
ホットパネルは、パナソニックから販売するソフトフローリング調のマットです。
足元暖房としては「古株」で、昔からある伝統的製品です。
大きさは、43cm×120cmと、58cm×176cmの長方形の2サイズです。
いずれも、長辺が長いので、キッチンマットや、ミーティングテーブル用の製品です。ただ、事務机でも、大きな両袖机ならば、置けるかもしれません
温度調節は、5段階で可能ですので、快適さは「価格以上」です。
タイマーは、この機種は、付属します。
8時間で電源が落ちる消し忘れタイマーが付属します。意外と消し忘れる可能性もある製品なので、この点は嬉しいです。
電気代は、大きなモデルだと1時間6.2円です。小さな方なら3.1円です。
清潔性の点では、抗菌・防かび加工がなされています。
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以上、パナソニックのホットパネルの紹介でした。
やや高い製品ですが、「長く使えるしっかりした製品」です。
格安機種に較べると、表面の塩化ビニールの部分の質感が良いこと、タイマーや温度調整ができることが魅力でしょう。予算に余裕があれば、「老舗」のパナソニックがオススメです。
【2014年発売】
45・椙山紡織 ホットキッチンマット SB-KM90
¥7,479 Amazon.co.jp (1/9執筆時)
サイズ:幅45×長さ90cm
消費電力量:55Wh
1時間の電気代: 1.7円
46・椙山紡織 ホットキッチンマット SB-KM130
¥8,548 Amazon.co.jp (1/9執筆時)
サイズ:幅45×長さ130cm
消費電力量:70Wh
1時間の電気代: 2.2円
47・椙山紡織 ホットキッチンマット SB-KM180
¥14,100 Amazon.co.jp (1/9執筆時)
サイズ:幅45×長さ130cm
消費電力量:110Wh
1時間の電気代: 3.4円
48・椙山紡織 ホットキッチンマット SB-KM240
¥18,180 Amazon.co.jp (1/9執筆時)
サイズ:幅45×長さ90cm
消費電力量:140Wh
1時間の電気代: 4.3円
ホットキッチンマットは、椙山紡織(旧なかぎし)が販売する、ソフトフローリング調のキッチン用暖房器具です。
大きさは、45cmセンチの幅を基準として、4種類から選べます。最大で240cmなので、ある程度長いシステムキッチンをカバーすることもできます。色は2色から選べます。
電気代は、最も大きなもので1時間4.3円、小さなもので、1時間1.7円です。
大きさに応じて高くなりますが、動き回って調理するでしょうし、大きさは妥協しない方が良いでしょう。実使用時感を考えれば、高くもないと思います。
消費電力は、パナソニックよりもやや良い水準です。
温度調節は、ただし、非対応で、45度に固定されています。
この部分がこの製品のネックです。表面素材的に「冷たい」性質なので、寒冷地の場合、ややパワー不足に感じる場合もあるでしょう。
タイマーは、未付属です。
清潔性については、防かび抗菌加工がなされます。その他、防水加工もなされるため、キッチンでの利用に問題ないと言えます。
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以上、椙紡のホットキッチンマットの紹介でした。
サイズ的に展開が広いため、キッチンに合う製品は見つけやすいでしょう。
あえて難点を言えば、温度調節ができない点です。45度とされますが、温度センサーがあるわけではないので、寒冷地ではパナソニックが良いでしょう。
ただ、さほどでもない地域は、こちらでも対応できそうです。
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49・広電 CWM120H-BW
¥7,781 Amazon.co.jp (1/9執筆時)
サイズ:幅45×長さ120cm
消費電力量:82Wh
1時間の電気代:2.4円
なお、広電のCWM120Hも、サイズ的には、幅45×長さ120cmで、キッチン向けです。
本機も、温度調整できませんので、椙紡とグレードは替わりません。
表面温度の目安も、45度の固定ですので、同じです。
サイズ的に本機の方が合う場合、選んでも良いでしょう。
今回の結論
足下暖房のおすすめは、結論的にこの機種!
というわけで、今回は、自宅やオフィスで足下を暖めるための暖房器具を紹介してきました。
最後にいつものように、目的別・予算別にAtlasのおすすめ商品を提案したいと思います。
第1に、机の下などで使う小型暖房器具としてオススメできるのは、
【2020年発売】
21・Panasonic 電子ひざかけ くるけっと DC-H5-T
¥12,780 Amazon.co.jp (1/9執筆時)
サイズ:125×93cm
消費電力量:75Wh
1時間の電気代:2.3円
足もとの暖かさ ★★★★★
脚全体の暖かさ ★★★★☆
暖房できる範囲 ★★★★☆
電気代の安さ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
パナソニックのマルチウォーマーでしょう。
サイズ的にコンパクトで、足温器としても使える構造ですから。
繊維もマイクロファイバーで暖かいです。とくに、ファブリック部分は洗濯できるため、清潔な状態で使えるのもメリットです。
一方、足を入れて使う場合、割と良い姿勢を「強制」されます。結果的には、腰痛や肩こりの予防にもなるため、あまり問題にならないと思います。
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19・椙山紡織 ホットテーブルマット SB-TM60
¥7,544 Amazon.co.jp (1/9執筆時)
サイズ:60×60cm
消費電力量:55Wh
1時間の電気代:1.7円
足もとの暖かさ ★★★★☆
脚全体の暖かさ ★★★★☆
暖房できる範囲 ★★★★☆
電気代の安さ ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆
一方、形状的に抵抗のある方(特に男性)は、デスクワーク用として椙山紡織 ホットテーブルマットを流用するのも手です。
ソフトフローリングですから、拭き掃除でメンテできる点がポイントが高いです。
平均的な事務机の奥行きは60cmなので、奥板は下まで行かない構造ですから、問題なく設置できるでしょう。
第2に、机の下などで使う暖房器具のうち、足裏以外も暖められるものとしてオススメできるのは、
【2023年発売】MFH-181ET(DA)
25・メトロ フットヒーター MFH-181ET-DA
¥11,391 Amazon.co.jp (1/9執筆時)
サイズ:幅49×奥行21.8×高さ10.7cmm
消費電力量:180Wh
1時間の電気代:5.6円
【2022年発売】MFH-321ET(DA)
26・メトロ フットヒーター MFH-321ET-DA
¥14,172 Amazon.co.jp (1/9執筆時)
サイズ:幅82.9×奥行21.8×高さ10.7cm
消費電力量:320Wh
1時間の電気代:9.9円
足もとの暖かさ ★★★★★★
脚全体の暖かさ ★★★★★
暖房できる範囲 ★★★★★
電気代の安さ ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★★
メトロのフットヒーターが良いでしょう。
コタツと同じ方式で「じんわり」かつ「しっかり」と足下を暖房できます。
また、足下だけでなく、膝下全体を暖かくできます。
机幅が許すならば、83cmモデルの方が安定的に利用できます。事務机ならば、旧JIS企画の7号机でも91mmあるので、恐らく設置できるでしょう。
こたつような感覚で温度調整ができますので、パワーを抑えて利用することもでき、節電効果も高いです。
また、ダイニングテーブルの下の暖房機としてもオススメです。布で覆うとコタツのようにも使えます。5時間で切れるタイマーも付いており安心です。
第3に、足裏以外の下半身全体を暖めたい場合、おすすめなのは、
【2023年発売】
28・コイズミ KDH-50237
¥8,280 Amazon.co.jp (1/9執筆時)
【2022年発売】
28・コイズミ KDH-50227
¥7,182 Amazon.co.jp (1/9執筆時)
サイズ:190×170cm
消費電力量:50Wh
1時間の電気代:1.6円
足もとの暖かさ ★★☆☆☆
脚全体の暖かさ ★★★★★
暖房できる範囲 ★★★★★
電気代の安さ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
コイズミの電気膝掛けでしょう。
このタイプは足裏は暖かくできないですが、床暖房のご自宅など、その部分の対策が不要な場合は、とくに良いと思います。
同じパナソニック製品と迷いましたが、外観がおしゃれである上で、光熱費の水準がやや良い部分を評価しました。
サイズが大きめで、膝掛け以外の用途でも、便利で(見た目)綺麗に身につけられます。
温度も無段階で調整できますし、洗濯もできるので清潔です。
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【2024年発売】
【USB-PDタイプ:袖付き】YAPP-75US
31・山善 くるみケット Over Air+ YKPD-15
¥7,610 楽天市場 (1/9執筆時)
サイズ:105×120cm
消費電力量:15W 7.5W)
1時間の電気代:
足もとの暖かさ ★★☆☆☆
脚全体の暖かさ ★★★★☆
暖房できる範囲 ★★★★★★
電気代の安さ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
一方、仕事と言うより、オフの際に、ソファなど自由に動きながら使いたい場合は、「着るタイプ」も良いでしょう。
本機の場合、18W以上の給電ができる上位モデルに限られますが、モバイルバッテリーで暖まるので、コードレスです。
暖かさは、本編で書いたように、熱ムラのなさを含めて、同様の仕組みのコンセント型に負けます。
ただ、生地自体の暖かさもあるので、3点暖房でも実用的な暖かさは得られると思います。
持続時間も、強(45℃)だと、10000mAhのバッテリーで2時間です。
ただ、そこまで強く使う方も少ないでしょうし、上下個別に、3段階で強弱は調整できるので、「自分のベスト」は見つけやすいと思います。
重さも、バッテリー込みで、1kgほどです。
同社の「くるみケット」は、同社の人気製品で、ここ数年、毎年のように使い勝手の改良が施されてきました。正直、ここまでのモデルは弱点が目立ったのですが、この仕様のならば、「おすすめ」の1つにできます。
なお、モバイルバッテリーはお持ちの場合でも、そのパワーは注意してください。
【2024年発売】
・ Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W)
¥3,490 Amazon.co.jp (1/9執筆時)
以上の製品をふくめて、【モバイルバッテリーの比較記事】で紹介した製品で、18W以上のUSB-A型で、この出力に対応している製品を選んでください。
第4に、キッチン用の暖房器具としてオススメできるのは、
【2008年発売】
43・パナソニック ホットパネル DC-PK3
¥10,880 Amazon.co.jp (1/9執筆時)
サイズ:43cm×120cm
消費電力量:99Wh
1時間の電気代: 3.1円
44・ パナソニック ホットパネル DC-PK4
¥13,600 Amazon.co.jp (1/9執筆時)
サイズ:59cm×176cm
消費電力量:199Wh
1時間の電気代: 6.2円
足もとの暖かさ ★★★★★
脚全体の暖かさ ★★★★☆
暖房できる範囲 ★★★★★
電気代の安さ ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
パナソニックのホットパネルでしょう。
サイズ的なバリエーションが少ないのが難点ですが、合致する場合はこの機種がイチオシです。
表面の塩化ビニールの部分の質感が良い点、タイマーや温度調整ができることが魅力です。とくに、温度調節の細かさは、寒冷地には重要で、台所にほかの暖房がない場合は、特にこちらをオススメします。
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【2014年発売】
45・椙山紡織 ホットキッチンマット SB-KM90
¥7,479 Amazon.co.jp (1/9執筆時)
サイズ:幅45×長さ90cm
消費電力量:55Wh
1時間の電気代: 1.7円
46・椙山紡織 ホットキッチンマット SB-KM130
¥8,548 Amazon.co.jp (1/9執筆時)
サイズ:幅45×長さ130cm
消費電力量:70Wh
1時間の電気代: 2.2円
47・椙山紡織 ホットキッチンマット SB-KM180
¥14,100 Amazon.co.jp (1/9執筆時)
サイズ:幅45×長さ130cm
消費電力量:110Wh
1時間の電気代: 3.4円
48・椙山紡織 ホットキッチンマット SB-KM240
¥18,180 Amazon.co.jp (1/9執筆時)
サイズ:幅45×長さ90cm
消費電力量:140Wh
1時間の電気代: 4.3円
足もとの暖かさ ★★★★☆
脚全体の暖かさ ★★★★☆
暖房できる範囲 ★★★★★
電気代の安さ ★★★★★
総合評価 ★★★★☆
ただし、サイズ的に難しい場合は、椙紡のホットキッチンマットは、良い選択肢です。
価格もこなれていますし、費用対効果は高そうです。
第5に、ダイニングテーブル向けにおすすめできる製品は、
【1畳用】
【2023年発売】
35・パナソニック かんたん床暖 DC-1V5-MT
¥22,226 楽天市場 (1/9執筆時)
【2016年発売】
35・パナソニック かんたん床暖 DC-1V4-MT
¥22,340 Amazon.co.jp (10/21執筆時)
サイズ:88cm×176cm
消費電力量:265Wh
1時間の電気代: 8.2円
足もとの暖かさ ★★★★★
脚全体の暖かさ ★★★★☆
暖房できる範囲 ★★★★★★
電気代の安さ ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★
パナソニックのかんたん床暖が良いでしょう。
新旧ありますが、性能は同じです。値段で決めてOKです。
本機の場合、室温センサーとサーミスタ式の温度センサーで、節電効果と快適性はワンランク上です。
また、防汚・防水加工がなされるため、汚れやすいキッチンには最適です。
なお、こちらには、面積的により広いモデルもあります。椅子の脚がかかるような場合不便なことがありますし、大きめを選ぶのも手でしょう。
先述の様に【ホットカーペットの比較記事】の方で他社機と共にまとめています。
補足:その他の暖房家電記事の紹介
というわけで、今回は、足もと暖房の紹介でした。
なお、本ブログ「モノマニア」では、最新の暖房器具について、以下のような記事もあります。
1・セラミックファンヒーターの比較
2・遠赤外線ヒーターの比較
3・オイルヒーター・オイルレスヒーターの比較
4・石油ファンヒーターの比較
5・ガスファンヒーターの比較
6・エアコンの比較
7・暖房器具の選び方【まとめ】
なお、足下暖房の「オルタナティブ」な選択肢としては、小型のセラミックファンヒーターを利用する方法が考えられます。
足元利用に向く形状・風向の製品もありますので、よろしければ、そちらの記事もご覧ください。
そのほか、8番の記事では、今回紹介した製品を含めた全体のまとめ記事もあります。よろしければ、これらもご覧ください。
9・こたつの比較
10・電気毛布の比較
11・足下暖房の比較
12・ホットカーペットの比較
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最後になりましたが、もしこの記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ幸いです。
ではでは。