【今回レビューする内容】2023年 花粉に強い!空気清浄機の性能とおすすめ:日立 バルミューダ 無印良品 アイリスオーヤマ 象印 ほか
【比較する製品型番】 日立 EP-Z30R EP-VF500R 無印良品 MJ-AP1 ±0 プラスマイナスゼロ XQH-C030 アイリスオーヤマ PMAC-100-S PMAC-100 MSAP-AC100 RMDK-40 MSAP-DC100 RMDK-50 バルミューダ The Pure A01A-WH The Pure A01A-GR cado LEAF 720 AP-C720 カドー cado LEAF 320i AP-C320i cado LEAF 120 AP-C120 cado LEAF 130 AP-C130 AP-C320-WH LEAF 250 AP-B250 象印 PU-SA35-WA PU-HC35-WA ツインバード AC-E944W FIVE Create briiv BV-0001
今回のお題
花粉やPM2.5に強い空気清浄機のおすすめはどの機種?
ども、Atlasです。
今回は、2023年5月現在、最新の空気清浄機の比較の2回目記事です。
1・空気清浄機の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2: シャープ(日本)
1-3:パナソニック(日本)
1-4:ダイキン(日本)
2・空気清浄機の比較 (2)
2-1:日立(日本)
2-2:アイリスオーヤマ(日本)
2-3:バルミューダ(日本)
2-4:無印良品(日本)
2-5:カドー(日本)
2-6:象印(日本)
3・空気清浄機の比較 (3)
3-1:ブルーエア(北欧)
3-2:エレクトロラックス(北欧)
4・空気清浄機の比較 (4)
4-1:ダイソン(英)
4-2:エアドッグ (シンガポール)
4-3:LGエレクトロニクス(韓国)
4-4:シャオミ(中国)
4-5:Coway(韓国)
5・空気清浄機の比較 (5)
5-1:Levoit(香港)
5-2:その他の企業
6・空気清浄機の選び方(まとめ)
=選び方と最終的なおすすめの提案【結論】
2回目記事では、日本の国内メーカーの製品を中心に紹介します。
1回目記事の冒頭(こちら)で書いた『選び方の基本』に基づいて説明します。
1・加湿空気清浄機の比較
2・除湿器の比較(除加湿空清機)
3・加湿器の比較
なお、これらの企業の製品でも 「加湿機能のある」空気清浄機は、別記事です。
そういった機種をお探しの方は、以上のリンクをご利用ください。
よろしくお願いします。
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フィルター性能 ★★★★★
集塵スピード ★★★★★
センサー運転 ★★★★★
加湿力 ★★★★★
消耗品コスト ★★★★★
お手入れ ★★★★★
コンパクトさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
というわけで、比較をはじめます。
いつものように、各製品を比較したあと、最後にAtlasのおすすめ機種を提案する形式で書いていきます。
2-1・日立の空気清浄機の比較
では、具体的な説明をはじめます。はじめに日立の空気清浄機の比較からです。
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なお、以下では、高評価できる部分を赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。
【2020年発売】
11・日立 空気清浄機 クリエア EP-Z30S
¥9,830 楽天市場 (5/6執筆時)
【2019年発売】
11・日立 空気清浄機 クリエア EP-Z30R
¥11,800 Amazon.co.jp (5/6執筆時)
対応面積: 15畳まで
清浄時間:18分/8畳
最大風量:最大3.2㎣/分
サイズ:高さ424×幅400×奥行133mm
センサー :-----
フィルタ寿命:2年間
EP-Z30R は、日立のクリエアシリーズの空気清浄機です。
1万円前後の小型の空気清浄機としては、売れている機種です。
新旧ありますが、性能は変わりません。
本体サイズは、高さ424×幅400×奥行133mmです。
奥行が13cmほどで、設置性は素晴らしく良いといえるモデルです。
ただ、幅と高さはそれなりにあるので、体積としてみると、他機種とさほど変わりないとも言えます。
適応面積は、最大15畳までです。
なお、(加湿のない)空気清浄機の場合、最大適応面積の値は、「天井2.4m換算」で、30分間で取り切れる面積を示しています。
ただ、帰宅後30分もかかると、「くしゃみ地獄」ですし、花粉対策としては弱いでしょう。
実際、本機は、8畳でも除去に18分かかるので、「15分以内の除去」を必須とすれば、実際は6畳間程度の小部屋向きです。
結論的にいえば、他社もですが、15畳前後の表記に止まるものは、(花粉症対策を考える場合)子ども部屋など小さな部屋用の「小型機種」なのだ、と思ってください。
本体の風量は、最大3.2㎣/分です。
先述のように、この風量だと、小部屋用と言えます。
「ほこり」用フィルターは、この機種の弱点です。
JISのHEPA規格をみたさない能力の低いフィルターだからです。
フィルターも2年で寿命です。
「10年交換不要」というのが、業界標準です。
この部分で、ランニングコストも悪い製品です。
「ニオイ」用フィルターも、イマイチです。
日立の場合、ホコリ用と一体型だからです。一体型では、高い脱臭力は期待できません。
特にタバコは、ニオイを取るだけで、煙自体の成分は対応できません。フィルター寿命も2年と短いです。
センサーは、未搭載です。
そのため、空気の汚れにかかわらず、常に一定速度で運転します。電気代の点で、この部分も不利です。
静音性は、デシベル値(騒音値)の情報がないです。
ただ、さほど風量が強力でもないため、問題ないでしょう。
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以上、日立のクリエアの紹介でした。
地方のビジネスホテルでよく見かける機種です。
しかし、家庭用としてはセンサー・フィルターという重要な部分が貧弱なので、おすすめしかねる機種です。
【2020年2月発売】
12・日立 EP-VF500R
¥73,874 楽天市場 (5/6執筆時)
対応面積: 51畳まで
清浄時間:6分/8畳
最大風量:最大12㎣/分
サイズ:高さ657×幅450×奥行280mm
センサー :ニオイ・ほこり・照度
フィルタ寿命:10年間
EP-Z30Rも、日立の空気清浄機です。
2020年に突然登場した、超高価なハイスペック機です。
日立の場合、この間の価格帯の中級機は「加湿空気清浄機」なので、このような価格差になります。、
本機は、日本を代表する産業デザイナーである深澤直人とのコラボで、中国市場を狙った製品との触れ込みです。
同氏らしい、シンプルでモノトーンな格好良い製品です。
本体サイズは、高さ657×幅450×奥行280mmです。
実物を見れない方には、この部分は注意点で、相当に大きな本体です。
適応畳数から行っても、事務所などにむくでしょう。
適応面積は、最大51畳までです。
本体の風量は、ターボ運転時で最大12㎣/分です。
サイズ感からすると、相当な強風です。
8畳を6分で処理できる製品です。
「ほこり」用フィルターは、一方、アレルオフ微細じんHEPAフィルターです。
10年寿命でのHEPA規格フィルターなので、問題ありません。
「ニオイ」用フィルターは、一方、あまり高機能ではないです。
同社の中級機(加湿空気清浄機)は、洗える脱臭フィルターで10年寿命です。
しかし、本機搭載のフィルターは寿命の明示がないです。同様に中級機には装備される、ステンレスプレフィルターも省略です。
センサーは、ニオイセンサーとほこりセンサーをダブルで装備します。
ほこりセンサーはPM2.5の検知ができる精度なので、上位の高感度センサーです。
そのほか、夜間に自動的にモニターの照度を落とすため、照度センサーも付属です。
静音性は、強風の運転音が52dBです。
国内他社の大型機と同様の水準はあります。
ただ、ターボ時の消費電力は70Wで、空気清浄機として少し悪いです。
強運転ならば34dBとはなるのですが、その場合の風量は4㎣/分なので、家庭用としては少しバランスが悪いように思えます。
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以上、日立のEP-Z30Rの紹介でした。
デザイン性の高さは言うまでもなく、これまでにない格好良い製品です。パワーがあるので、オシャレなオフィスなどには合うでしょう。
ただ、家庭用としては、大きさ・風量・騒音値のバランスが少し悪いほか、脱臭フィルター部分が弱いので、あまりオススメできません。
2-2・アイリスオーヤマの空気清浄機
つづいて、アイリスオーヤマの空気清浄機です。
ホームセンターではお馴染みのメーカーですが、旧来の「総合家電メーカー」同様、幅広い家電ジャンルに参入しています。とくに、格安製品が充実します。
【2017年発売】
13・アイリス 空気清浄機 PMAC-100-S
¥13,159 楽天市場 (5/6執筆時)
対応面積: 14畳まで
清浄時間:30分/14畳
最大風量:最大3.2㎣/分
サイズ:高さ480×幅405×奥行162mm
センサー :ほこりセンサー
フィルタ寿命:2年間
PMAC-100-S は、アイリスオーヤマでは最も安価な空気清浄機です。
こちらは、その値段の安さと、「ペット用空気清浄機」という一芸で、人気のある機種です。
本体サイズは、高さ480×幅405×奥行162mmです。
冒頭で紹介した日立の空気清浄機と同じで、奥行きがあまり必要ないタイプです。
ただ、体積は、他社モデル並みにあり、全体的には、「コンパクト」とも言えないです。
適応面積は、最大14畳までです。
本体の風量は、最大3.2㎣/分です。
業界基準の8畳あたりの清浄時間は非開示です。
ただ、14畳でも30分かかるというスペックからすると、20分弱はかかるでしょう。
基本的に、8畳間ではすこし厳しいか、という水準です。寝室などには良いでしょう。
集塵フィルター PMAC-100HF
¥1,580〜 Amazon.co.jp (5/6執筆時)
「ほこり」用フィルターは、イマイチです。
「HEPA規格に満たない水準」の能力の低いものです。フィルター寿命も2年です。この点では、コスパには期待できないでしょう。
活性炭フィルター ペット臭用 IA300PF
活性炭フィルター タバコ臭用 IA300TF
活性炭フィルター 玄関家庭臭用 IA300GF
¥1,820〜 Amazon.co.jp (5/6執筆時)
「ニオイ」用フィルターは、3種類用意されます。
初期添付は、「タバコ向け」1枚ですが、ペット用と玄関・家庭臭用が別売で手にはいります。
ペット用は、ペット臭(アンモニア臭)に特化したフィルターです。なお、別売フィルタを追加購入すれば、最大3枚挿入できる構造です。
組み合わせて利用することも可能です。
ただし、活性炭フィルターは、いずれも2年の寿命です。
センサーは、高感度ではないですが、ほこりセンサーが搭載です。
ペットの毛や巻き上げたホコリを感知して動きます。
ただし、ニオイセンサーは未付属です。
ペット用としては、この部分かかなり「残念」です。
静音性は、情報非開示です。
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以上、アイリスオーヤマのPMAC-100-Sの紹介でした。
ニオイの部分に注目した格安空気清浄機として、面白いと思います。
ただ、フィルターの寿命が短い点はネックです。この部分をふまえると、ランニングコストが抜群に良いというわけでもないでしょう。
なお、花粉などに対応する必要がなく、純粋にペットを含めた生活臭の対策として、空気清浄機の購入を考えている場合、別のジャンルの家電の方が相当程度効果的です。
このブログでは、【脱臭機の比較記事】でまとめていますので、よろしければそちらをご覧ください。
ただし、空気清浄機としての役割は、基本的にありません。両者を兼ねたいならば、今回紹介したような空気清浄機が適当です。
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【2017年発売】
14・アイリス 空気清浄機 PMAC-100
¥9,380 楽天市場 (5/6執筆時)
対応面積: 14畳まで
清浄時間:30分/14畳
最大風量:最大3.3㎣/分
サイズ:高さ480×幅405×奥行162
センサー :
フィルタ寿命:2年間
なお、この機種には、PMAC-100という姉妹品があります。
形状は、ペット用とほぼ同じですが、ほこりセンサーが未付属です。
価格もさほど変わらないため、選ぶ必要はないでしょう。
【2019年発売】
【通常型番】(白色)
15・アイリスオーヤマ MSAP-AC100
¥14,544 Amazon.co.jp (5/6執筆時)
【特定販売店用型番】(茶色・白色)
15・アイリスオーヤマ RMDK-40
¥8,280 楽天市場 (5/6執筆時)
対応面積: 17畳まで
清浄時間:14分/8畳
最大風量:最大3.7㎣/分
サイズ:高さ536×幅400×奥行168mm
センサー :ほこりセンサー
フィルタ寿命:2年間
PMMS-AC100は、アイリスオーヤマが販売する空気清浄機です。
なお、本機はブラウン色の「特定販売店用型番」があります。
仕様はほぼ同じですが、マイナスイオン発生機能がオマケで付属します。
なお、こちらについては、(花粉不活性化など)特に機能性は明示されませんが、(風が当たる場所では)静電気の抑制効果は期待できるでしょう。
本体サイズは、高さ536×幅400×奥行168mmとなります。
先ほどの機種に較べると、一回り大きいサイズですね。
適応面積は、この機種は、最大17畳までです。
本体の風量は、最大3.7㎣/分です。
値段の割にですが、最大風量は強めと言えます。
ただ、8畳だと10分前後の除去は難しく、14分という水準ではあります。
気流制御は、シャープなどに見られる下方と側面の3方向吸引です。
これは、コアンダ効果を狙ったものです。
フラップで風向きの調節も可能です。
「ほこり」用フィルターは、HEPA規格のフィルターです。
この点で、吸塵力は、他社モデル並みに期待できる水準となります。
ただし、フィルター寿命は2年です。
また、フィルターの前に付くプレフィルターは、掃除機でゴミは取れますが、水洗いは不可です。
活性炭フィルター ペット臭用 IA300PF
活性炭フィルター タバコ臭用 IA300TF
活性炭フィルター 玄関家庭臭用 IA300GF
¥1,820〜 Amazon.co.jp (5/6執筆時)
「ニオイ」用フィルターは、本機もタバコ臭用が付属します。
一方、このグレードは、(恐らく風量の関係で)フィルターは1枚のみ搭載可能です。
寿命はやはり2年です。
センサーは、こちらも、ほこりセンサーが搭載ですが、ニオイセンサーは未付属です。
静音性は、強運転時で50dB、ターボで53dBです。
このクラスの平均値はキープします。ただ 静音運転時は28dBなので、静音性に期待して買う機種ではないでしょう。
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以上、アイリスオーヤマの MSAP-AC100の紹介でした。
この価格帯の製品としては除去スピードがそこそこ速いです。格安な空気清浄機を探している場合は選択肢となります。
ただ、フィルター寿命はネックであり、10年単位のコストで考えると、あまりお買得とは言えないでしょう。
【2019年発売】
【通常型番】(白色)
16・アイリスオーヤマ MSAP-DC100
¥13,763 Amazon.co.jp (5/6執筆時)
【特定販売店用型番】(茶色・白色)
16・アイリスオーヤマ RMDK-50
¥10,040 楽天市場 (5/6執筆時)
対応面積: 25畳まで
清浄時間:10分/8畳
最大風量:最大6.5㎣/分
サイズ:高さ586×幅400×奥行201mm
センサー :ほこりセンサー
フィルタ寿命:2年間
PMMS-AC100は、アイリスオーヤマが販売する空気清浄機です。
本機も、特定販売店用型番がありますが、イオン発生機能の有無だけの違いです。
本体サイズは、高さ586×幅400×奥行201mmです。
先ほどの機種と、奥行以外はほとんど変わりません。
適応面積は、この機種は、最大24畳までです。
本体の風量は、最大6.5㎣/分です。
この風量ゆえに、8畳の清浄時間が10分とわりと優秀です。
多少広めのリビングでも対応できます。
制限時間付きのターボモードとはなりますが、優秀でしょう。
気流制御は、下位機種と同じです。
空気清浄機 集塵フィルター PMMS-DCHF
¥1,900 Amazon.co.jp (5/6執筆時)
「ほこり」用フィルターは、この製品もHEPA規格のフィルターです。
ただ、他社のフィルターに比べて薄く、フィルター寿命は2年です。
消臭フィルター PMMS-DCTF
¥1,700 Amazon.co.jp (5/6執筆時)
「ニオイ」用フィルターは、こちらが対応です。
やはり、フィルター寿命は2年です。
単品では安いですが、2種のフィルターを交換すると考えると、結構なランニングコストでしょう。
センサーは、ほこりセンサーのみ搭載であり、ニオイセンサーは未付属です。
静音性は、強運転時で54dB、ターボ時で59dBです。
静音運転時も25dBですが、あまり静かとも言えません。
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以上、アイリスオーヤマのMSAP-DC100の紹介でした。
風力は申し分なく、帰宅直後の除去スピードは高速でしょう。花粉除去についても、HEPA規格で性能が保証されています。こういった点で能力の高い機種ですが、残念なのは、フィルターの交換頻度です。
この点で言えば、シャープなどの他社の「型落ち」で、10年寿命のフィルタを選んだ方が、総合的には「高コスパ」です。
2-3・バルミューダの空気清浄機
つづいて、バルミューダデザインの空気清浄機を紹介します。
同社は、空調家電に限らず、さまざまな「デザイン家電」「ユニークな家電」を販売している日本企業です。比較的高価な製品で、付加価値のある製品を得意ジャンルにしています。
【2019年3月発売】
17・バルミューダ The Pure A01A-WH
17・バルミューダ The Pure A01A-GR
¥59,400 Amazon.co.jp (5/6執筆時)
対応面積:洋室 36畳
清浄時間:8分/8畳
最大風量:最大7.3㎣/分
サイズ:幅260×奥行260×高さ700
センサー :ニオイ・ほこりセンサー
フィルタ寿命:1年
BALMUDA The Pureは、バルミューダデザインから2019年発表した新しい空気清浄機です。
「Jet Clean」「AirEngine」と続いた旧機につづく3代目の機種です。2013年から更新がなかったので、実に5年ぶりの新機種となります。
適応面積は、最大36畳まで対応です。
1回目記事でも書きましたが、空気清浄機の場合、最大適応面積は「天井2.4m換算」で、30分で取り切れる畳数です。
ただ、帰宅後30分もかかると花粉対策としては弱いので、基本的に適応畳数の広め(=風量が強め)の機種を選ぶのが普通です。
本機については、8畳あたり8分での除去力なので、15分以内の除去を「マスト」と考えれば、12-15畳程度のリビング用でも、強力に使えます。
いずれにしても、リビング用ならこれくらいあっても損はないでしょう。
本体サイズは、幅260×奥行260×高さ700mmになります。
背は高いですが、設置面積はコンパクト設計です。床の専有面積が26cmの正方形というのはかなり優秀です。
本体の風量は、最大7.3㎣/分 です。
設置面積はダイキンの小型機と同等ですが、風力はこちらが優秀です。
仕組みとしても面白く、ファンの上に、整流翼を装備させることで、下方から巻き上げるような仕組みにしています。
この仕組みにより、縦長のスリムサイズ機としては、風力が強い機種と言えます。
気流制御は、ユニークです。
ホコリの溜まる下部から空気を吸引した上で、上向きに最大7.3㎣/分 の強烈な風を起こし、天井に当てることで、室内の空気循環を促します。
マンションや一軒家など、一般的な形状の家庭の場合、高い効果が期待できます。
この部分は、今回の新機種の大きな改良点で、設置しやすい小型機種では最も風量が強く、パワーがある機種となりました。
集じん・脱臭フィルターセット A01A-P100
¥10,450 Amazon.co.jp (5/6執筆時)
「ほこり」用フィルターは、角形のフィルターを採用します。
HEPA規格準拠ですが、同社は「TrueHEPAフィルター」呼んでいます。
ただ、TrueHEPAは、いわゆる「業界の宣伝用語」です。実際は、多層である部分を除けば、他社のHEPAフィルターと基本的に同じものです。
一方、注意点は、HEPA採用機の中では、寿命が1年と短い点です。10年間のランニングコストを考えると、「割高感」は感じます。
「ニオイ」用フィルターは、セットで付属します。ただし、脱臭面では、さほどの機能性を謳ってはいないです。
センサーは、ニオイセンサー・ホコリセンサー搭載です。
基本はしっかり押さえられています。ただ、ほこりセンサーは、高感度センサーではないので、他社の未搭載機同様に、微小粒子を感知することはできません。
加えて、この機種は照度センサーも付属します。
この機種は、下部のホコリの取り込み口をライトアップして、デザイン性を高めるとともに、ホコリを見えやすくして効果を実感しやすくするという工夫があります。
部屋の照明の明るさに応じて、明るさを調整するために、照度センサーが付属するわけです。
上部も光るため、空気の流入・流出が可視しやすいです。消灯させることも可能ですが、オシャレな「間接」照明的に使えます。実用性はともかくとして、デザイン家電メーカーらしい、良い工夫でしょう。
静音性は、一方、先述の整流翼は「静かさ」も強調されます。
最大風速時で64dBというのは、風力を勘案しても、静かとは言えない水準ではあります。
最小運転時は、19dBとはいえ、小型形状の製品はどのメーカーもそうですが、中型機より騒音はあるものです。
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以上、BALMUDA The Pureの紹介でした。
フィルター寿命が短い高級・高性能機としては、風量・フィルタ性能などの性能が期待できる機種です。
とくに、デザイン性は「とびきり」ですので、インテリア性も重視して選ぶならば、前回紹介したブルーエアの製品と並んで、良い機種でしょう。
おもに、花粉対策用として揃えるならば、良い選択肢ですね。
2-4・無印の空気清浄機の比較
続いて、無印良品の製品です。
同社は、先ほど見たバルミューダが企画した空気清浄機を販売しています。
18・無印良品 空気清浄機 MJ-AP1
¥38,900 楽天市場 (5/6執筆時)
対応面積:洋室 30畳
清浄時間:10分/8畳
最大風量:最大6.7㎣/分
サイズ:幅250×奥行250×高さ498mm
センサー :ニオイ・ほこりセンサー
フィルタ寿命:1年
MJ-AP1 は、無印良品の販売する空気清浄機です。
バルミューダのような「円筒形」ですが、プロダクトデザインは、同社に依頼している製品です。
その点では、前編記事で紹介した、バルミューダ製品の姉妹品と言えるものです。
適応面積は、最大30畳まで対応です。
ただ、構造が異なるため、バルミューダ機と比較すれば、適用床面積は控えめです。
8畳あたり10分の浄化速度です。
本体サイズは、幅250×奥行250×高さ498mmです。
高さは、エアエンジンに較べても2/3程度で、設置性は良さそうです。
本体の風量は、バルミューダとは、やや異なります。
バルミューダ機は、1つのファン(グリーンファン)と整流翼を組み合わせ、最大7.3㎣/分 の気流を出すものでした。
無印のMJ-AP1(右図)は、逆回転する2つの「グリーンファン」を装備させる方式です。
発想は同じですが、集塵の際の最大風量が最大6.7㎣/分 とバルミューダに少し劣ります。
気流制御は、下流で巻き込んでの上方気流ですので、基本的な発想は同じです。
ただ、パワー差があるので、適応畳数の差が出ています。
花粉が取れるスピードは、スペック的に本家には負けるでしょう。
無印良品 MJ-AP1-FL
¥6,790 Amazon.co.jp (5/6執筆時)
「ほこり」用フィルターは、バルミューダ本家より多少安いです。
しかし、こちらも、1年ごとに交換を要するフィルターです。
また、吸引力については、準HEPAフィルターという記載です。三層構造のホコリフィルタですが、「HEPA」を称していません。また、酵素フィルターでもありません。
「ニオイ」用フィルターは、一体形成で、活性炭フィルターが内蔵です。
こちらも、脱臭面では、さほどの機能性を謳ってはいないです。
センサーは、ニオイセンサー・ホコリセンサー搭載です。
ただし、高感度のほこりセンサーは未搭載です。
静音性は、強運転時に60dBです。
小型機でパワフルなモデルは、中型機に比べると、騒音値の部分で少し不利となります。
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以上、無印良品のMJ-AP1の紹介でした。
雑誌レビューでは、「エアエンジンに優る」という実証実験記事もありました。ただ、それは、2013年発売の旧型機との比較になります。
現在の水準では、フィルターの機能性や、空気循環性は、スペック面で本家より「劣る」といえます。
ただ、限られた面積(小部屋)に設置するならば、そう差は感じられないでしょう。その場合、小型で設置性が良いのはメリットとなります。
なお、エアエンジンとMJ-AP1のどちらをオススメとするか?は、記事最後の結論で改めて考えます。
2-5・カドーの空気清浄機
続いて、日本のカドーの製品の紹介です。
古くから高級空気清浄機を出している日本企業ですが、どちらかというと海外で人気があると言われます。
【2018年発売】
【Wi-Fi搭載】
19・cado LEAF 320i AP-C320i
¥60,087 楽天市場 (5/6執筆時)
【Wi-Fi非搭載】
19・cado LEAF 320 AP-C320-WH
¥57,400 楽天市場 (5/6執筆時)
対応面積:洋室 26畳
清浄時間:30分/26畳
最大風量:最大6㎣/分
サイズ:幅242×奥行242×高さ652mm
センサー :ニオイ ほこり 温湿度 照度
フィルタ寿命:1年
AP-C320i は、日本の空調メーカーのカドーが販売している空気清浄機です。
姉妹機のAP-C320については、Wi-Fi未搭載になり、後述するスマホとのリンク機能が省略となります。
本体色は、ブラック(AP-C320I-IB)とグレー(AP-C320I-CG)です。
同社の空調家電のなかでも人気のモデルで、大手のデンキヤでも陳列されている製品です。
グローバル展開を意識する点では、日本の「ブルーエア」と言えるでしょう。
適応面積は、最大24畳まで対応です。
一方、同社は8畳あたりの空気清浄時間は出しません。
ただ、26畳を30分で除去できるスペックから判断すると、8畳間あたりならば、15分以内で処理できるでしょ宇。
本体サイズは、幅242×奥行242×高さ652です。
設置面積に必要な面積は、先ほど紹介したバルミューダ機(写真)より多少ですが小型で、無印良品の製品を縦長にした感じです。
本体の風量は、ただし、最大6㎣/分です。
弱いわけではないですが、値段からすると、単純な風力はライバルとなる高級小型機よりは弱めです。
気流制御は、バルミューダのAirEngineに比べると、全周に吸入口があるため、風量の割には補足する量は多いでしょう。
もちろん、部屋の真ん中に設置することが前提の製品とないます。
「ほこり」用フィルターは、こちらもHEPA規格のフィルターを採用します。消耗品は1年で交換です。
FL-C320 交換フィルター
¥7,970 Amazon.co.jp (5/6執筆時)
なお、円筒形タイプですが、表面は掃除可能なプレフィルターが付くので、ある程度は長持ちするでしょう。
「ニオイ」用フィルターも搭載です。
なお、こちらは、新型光触媒技術で、フィルターの吸着力を再生する機能があります。
なお、ニオイフィルターとホコリフィルターは一体形成ですが、こちらで回復するのは、脱臭の部分です。
ホコリフィルタ部分には効かないので、注意してください。
センサーは、ニオイセンサー・ホコリセンサー搭載です。
ただし、高感度のほこりセンサーは未搭載で、花粉レベルまでの検知力です。
温湿度センサーも付属するのですが、これは、同社のスマホアプリ(cado sync)で、データを確認するためのものです。とくに、加湿機能があるわけではないです。
照度センサーは、LED式のキレイモニターの照度を、夜間落とすために装備されます。
ネットワーク機能は、本機の場合、Wi-Fiによりスマホ操作に対応できます。
オンオフほか、空気状況、運転モードの確認ができますが、(加湿機能がない)普通の空気清浄機では、水タンクの入替があるわけでもないため、こうした機能があれば「結構便利」とも言えません。
静音性は、やはり課題であり、最大運転で、60dBとうるさめです。
ただ、これは小型機にはしかたのない部分です。
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以上、カドーのAP-C320i の紹介でした。
サイズ的にはバルミューダに近い形状で、こちらもインテリア性が高いです。一方、風量は普通で、ファンの部分の技術的工夫はバルミューダに及ばない印象です。
ただし、フィルターの寿命を回復するという新型光触媒にどの程度期待を持てるかで評価は変わる機種です。
その点で言えば、花粉などの対応より、ペットなどの脱臭面に期待するならば、高級機でも期待が持てそうです。
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【2018年発売】
20・cado LEAF 120 AP-C120
¥19,800 楽天市場 (5/6執筆時)
対応面積:洋室 15畳
清浄時間:30分/15畳
最大風量:最大3㎣/分
サイズ:幅242×奥行242×高さ305mm
センサー :ニオイ 照度
フィルタ寿命:1年
なお、本機と設置幅は同じで、高さを半分にした製品として、 AP-C120というモデルもあります。
ただ、風量が相当弱いほか、ほこりセンサーが省略される上、カドー機の機能上の特性と言える光触媒技術が不採用です。
デザイン面は素晴らしいですが、実用度は低いと言えます。
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【2022年発売】
21・cado LEAF 130 AP-C130
¥49,610 楽天市場 (5/6執筆時)
対応面積:洋室 17畳
清浄時間:30分/17畳
最大風量:最大3.3㎣/分
サイズ:幅240×奥行240×高さ315mm
センサー :ニオイ 照度
フィルタ寿命:1年
一方、LEAF 130は、C120のパワーを高めた上位機です。
サイズはほぼ同じですが、こちらについては、オゾン生成ユニットが装備されます。
オゾンは【脱臭機の比較記事】で書いたように、化学的作用によるニオイの分解に効果があります。
本機の場合、同社の説明では「除菌効果(約15畳を急速運転で、自然減衰も加味しつつ99%)」を謳います。試験空間ですが、同じ広さの空間での検証結果もあります。
なお、オゾンは濃度が高くなると有害(頭痛など)なので、濃度にJIS基準があります。
それに収まるように作られますが、室内の換気が前提の数字です。また、マイナスイオンを発生させる家電などが部屋にほかにある場合、やや注意が必要です。
特に、本機は適応畳数が17畳のモデルです。
寝室などの狭い部屋で使いすぎると、濃度の問題が出てくる可能性がある点、少し注意して良いかと思います。
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【2022年発売】
22・cado LEAF 250 AP-B250-WH
22・cado LEAF 250 AP-B250-HT
¥30,420 楽天市場 (5/6執筆時)
対応面積:洋室 21畳
清浄時間:30分/21畳
最大風量:最大4.58㎣/分
サイズ:幅240×奥行240×高さ480mm
センサー :ニオイ ホコリ
フィルタ寿命:1年
もう1サイズ大きなLEAF 250については、先述のオゾン生成ユニットは非搭載です。
空気清浄機としても、こちらは、ニオイセンサーとホコリセンサー搭載なので、性能は上になります。
また、本体はかなり「格好良よくスリム」で、マグネット着脱で、分改造時が容易などの利点があります。
ただ、風量とプロペラ径の限界から、最大61dB(最小36dB)と稼働音が大きめである部分が、日本だと少し難点かもしれません。
【2021年発売】
23・cado LEAF 720 AP-C720
¥135,160 楽天市場 (5/6執筆時)
対応面積:洋室 65畳
清浄時間:30分/65畳
最大風量:最大15㎣/分
サイズ:幅423×奥行294×高さ714
センサー :ニオイ ほこり 照度
フィルタ寿命:1年
AP-C720も、日本の空調メーカーのカドーが販売している空気清浄機です。
さらに、2021年に、業務用とも言えるサイズのハイパワー機がでました。
本体サイズは、幅423×奥行294×高さ714mmで、
重さ18kgですし、一般家庭用としてはやや大げさでしょう。
ただ、美観に影響しない位置にキャスターが付くなど配慮はあります。
なお、8畳あたりの除去時間は不明ですが、65畳を30分で取り切るスペックをふまえると、会議室などでも利用でも問題ない水準です。
本体の風量は、ターボ時、最大15㎣/分と(強11.6㎣/分)ということで、「最高クラス」です。
ライバルは、次回紹介するブルーエアの大型機でしょう。
比較する場合、幅がやや狭く、売れ筋の「縦長系」で設置が良い部分が「売り」と言えます。
気流制御は、本機については、左右両側下部に大きな吸気口があり、そこから給気します。
パナソニック機と似た思想で、床からやや上方の舞い上がるホコリを巻き込みます。
二連のシロッコファンが起こす強い吸引力で、上方から排気します。
一方、気流は、天井・コアンダ効果などを利用して、循環させるような独自の工夫はなく、モーターのパワーに依存する感じです。
なお、吸入口のLEDは汚れに反応して色が変わる仕掛けです。
【2個入り】
・空気清浄機用フィルター FL-C720
¥21,780 楽天市場 (5/6執筆時)
「ほこり」用フィルター・「ニオイ」用フィルターは、本機も一体型です。
ニオイについては、光触媒技術による再生に対応します。
一方、フィルターは1年寿命です。
交換フィルターは、同型状のものを中に2個入れる方式なので、2個単位での販売です。
そう考えると、ランニングコストも家庭向きではないでしょう。
一方、本機については、別に、(大きな粒子のゴミ用の)メッシュ状のプレフィルタも付きます。メインフィルタが「短期間で真っ黒」という自体は少ないでしょう。
センサーは、ニオイセンサー・ホコリセンサー・照度センサー搭載です。
下位機種と構成は同じです。
ネットワーク機能は、未付属です。
静音性は、空気清浄機でも、大型機には注意する部分です。
本機は、ターボ(急速)で59dB、強運転でも50dBです。
一般的な家庭用の大きめより少し高めで、弱でも34dBまでしか落ちないのは注意点です。
先ほど「主に業務用がターゲット」と書いたのはこのあたりの仕様からです。
ターボ時の電力も180Wと、同じ大型のブルーエアと比べても結構使う点も注意してください。
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以上、カドーのAP-C720の紹介でした。
海外でも人気のメーカーらしく、デザインは良く、見映えがするので「オシャレなオフィス」には良いでしょう。
一方、二連のシロッコファンを併用した分、静音性と電力の部分が少し弱いのと、やや人体にあたりそうな気流の部分で、リビング用の大型機としての設計ではないように思います。
2-6・象印の空気清浄機
続いて、日本の象印の空気清浄機です。
【2022年発売】
24・象印 ZOJIRUSHI PU-SA35-WA
¥14,195 楽天市場 (5/6執筆時)
最大風量:最大3.4㎣/分
サイズ:高さ370×幅455×奥行125mm
センサー :ほこりセンサー
【2019年発売】PA-HB16-WA後継品
24・象印 ZOJIRUSHI PU-HC35-WA
¥9,570 Amazon.co.jp (5/6執筆時)
最大風量:最大3.4㎣/分
サイズ:高さ395×幅415×奥行125mm
センサー :においセンサー
対応面積: 16畳まで
清浄時間:約17分/8畳
フィルタ寿命:2年間
PU-SA35は、象印が発売する空気清浄機です。
適応面積は、最大16畳までです。
本体サイズは、高さ370×幅455×奥行125mmです。
前面吸気で奥行がないタイプで、設置性は良いタイプです。
2022年の新機種からフロントパネルが、フロントパンチングデザインになり、格好良くなりました。
本体の風量は、最大3.4㎣/分です。
8畳だと約17分かかるため、基本的には小部屋向きです。
一方、フロントパネルの改変で取り込み風量が落ちた関係か、ごくわずかですが、2022年については風量が減じています。出されている、適応畳数や、浄化速度は新旧とも同じです。
パンチング形状は、輸入機を含めて採用例はあるのですが、デザイン性はともかく、それであることで、機能面で優位性はあまりないように思えます。
集塵フィルター PA-FH01-J
¥3,930 Amazon.co.jp (5/6執筆時)
「ほこり」用フィルターは、しかし、イマイチです。
本機は「HEPA規格に満たない水準」だからです。
また、除去率の情報も、HEPA基準の除去量表記(0.3μm)ではなく、「0.1〜2.5μmの粒子を99%」という表記ですので、信頼性はさほど高くないでしょう。
フィルター寿命も2年ですので、10年トータルで考える場合、10年寿命のフィルターを搭載する機種と比較すると、2万円ほど高い製品として考える必要はあります。
「ニオイ」用フィルターは、ほこりと一体型です。
この場合、一方だけ交換できないため、喫煙用としては、費用対効果はより悪いです。
センサーは、旧機種がニオイセンサーのみ、新機種がホコリセンサーのみです。
両方搭載してほしいところですが、値段的に仕方ないでしょう。ホコリセンサーは高感度ではないです。
静音性は、最大44dB(旧機46dB)、静音モードで19dBです。
強運転でもそれなりに静かです。
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以上、象印の PU-SA35の紹介でした。
センサー構成やサイズ感からすると至近距離での喫煙や、ミニ喫煙室などで使う、タバコのニオイと、汚れ防止の「小型・格安機」として評価できます。
ただ、その用途でも単独の脱臭フィルタを使わない点で、脱臭力はイマイチでしょう。
フィルタも構造とサイズ感からすると効果の持続性は短く、ニオイを気にする場合、(業界基準の1日5本としても)実際の交換頻度は2年未満でしょう。
花粉用PM2.5用としては、ハッキリと「役不足」な製品と言えますし、10年間の消耗品費の部分を考えると、コスパもイマイチです。
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【2022年3月発売】
25・ ツインバード AC-E944W
¥12,563 楽天市場 (5/6執筆時)
対応面積: 15畳まで
清浄時間:22分/8畳
最大風量:最大2.4㎣/分
サイズ:高さ400×幅400×奥行145mm
センサー :
フィルタ寿命:1.5年間
なお、他社ですが、日本のツインバード工業から、同じような、薄型のパネル式空気清浄機が出ています。
ただ、風力が弱いほか、センサーが未搭載です。
フィルターは、HEPAですが1.5年寿命となります。
これらの部分で、あまりオススメできません。
次回に続く!
空気清浄機でおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、空気清浄機の比較の2回目記事でした。
しかし、記事はまだまだ「続き」ます。
3・空気清浄機の比較 (3)
3-1:ブルーエア(北欧)
3-2:エレクトロラックス(北欧)
4・空気清浄機の比較 (4)
4-1:ダイソン(英)
4-2:エアドッグ (シンガポール)
4-3:LGエレクトロニクス(韓国)
4-4:シャオミ(中国)
4-5:Coway(韓国)
5・空気清浄機の比較 (5)
5-1:Levoit(香港)
5-2:その他の企業
6・空気清浄機の選び方(まとめ)
=選び方と最終的なおすすめの提案【結論】
次回の3回目記事(こちら)では、ブルーエアー・エレクトロラックスなど、北欧メーカーの空気清浄機を紹介します。
フィルター性能 ★★★★★
集塵スピード ★★★★★
センサー運転 ★★★★★
加湿力 ★★★★★
消耗品コスト ★★★★★
お手入れ ★★★★★
コンパクトさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最終回の結論編(こちら)で、記事内容をふまえて、紹介した全機種から、Atlasのおすすめ空気清浄機・加湿空気清浄機を選定し、提案していきたいと思います。
また、選び方のポイントも改めて整理したいと考えています。
3回目記事は→こちら