Top PC用液晶モニター 比較2024'【目に優しい】4Kモニター61機の性能とおすすめ:27インチ 28インチ(2)

2024年02月02日

比較2024'【目に優しい】4Kモニター61機の性能とおすすめ:27インチ 28インチ(2)

1回目記事からの続きです→こちら

2-1・EIZOのモニターの比較

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 2回目記事のトップバッターは、日本のEIZOのモニターです。

 老舗の液晶メーカーで、品質で選びたい場合、人気のあるメーカーです。

1・27型-28型4Kモニターの比較 (1)  
 1-1:選び方の基本の説明【導入】
 1-2:DELL〈米国〉
 1-3:LG〈韓国〉
2・27型-28型4Kモニターの比較 (2) 
 2-1:EIZO〈日本〉
 2-2:BenQ〈台湾〉
 2-3:ASUS〈台湾〉
3・27型-28型4Kモニターの比較 (3)
 3-1:アイオーデータ〈日本〉
 3-2:フィリップス〈欧州〉
 3-3:HP〈米国〉
 3-4:ACER〈台湾〉
4・27型-28型4Kモニターの比較 (4)
 4-1:イイヤマ〈日本 〉
 4-2:JAPANNEXT〈日本〉
 4-3:Apple〈米国〉
 4-4:その他〈4K 5K〉
5・4Kモニターの比較
 5-1:最終的なおすすめの提案【結論】

 今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた「選び方の基本」に沿って解説していきます。

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 なお、以下では、高評価できる部分は赤系の文字色で、イマイチな部分は青字で、本文を書いていきます。


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 【27インチ】

 【2023年発売】EV2785後継品

 14・EIZO FlexScan EV2740X-BK
 14・EIZO FlexScan EV2740X-WT
  ¥111,082 Amazon.co.jp (2/2執筆時)

解像度:4K(3840×2160)
輝度:350cd/u
パネル:IPS ノングレア
コントラスト比:2000:1
応答速度:5ms (GTG)
リフレッシュレート:60Hz(4K)
HDR:
USB給電: 94W
接続端子: HDMI×2 DP USB-C
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm
スピーカー:内蔵(2w×2)
4K動画再生:HDCP2.2
保証期間:5年

 EV2785-BKは、EIZOの27インチの4Kモニターです。

 下部を含めて、フレームがない、4辺フレームレスなデザインの、ビジネス用高級機です。

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 2018年発売のEV2785(右図)の後継機です。そちらの在庫はすでにないです。

 台座は違いますが稼働性はほぼ同じです。ただ、USBの給電力(65W)と、パネルのコントラスト比(1300:1)の部分で新機種は強化されました。

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 液晶パネルは、目に優しい、IPSパネルです。

 輝度は、最高350cd/uです。

 細かいパネルの種類についての説明はないですが、コントラストがIPSパネルとしては強めです。DELLやLGも採用していた、LGの上級品となるNano IPS Blackでしょうか。

 色空間は、ただ、DCI-P3カバー率の情報がなく、「sRGB相当」との記載です。

 したがって、上の区分でいえば(無印の)IPSです。

 ただ、ストイックな「仕事用」だと、上位パネルの搭載はあまり意味がないので、そうしているとも言えます。

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 表示色数は、EIZO機はデザイナーを除けば1677万色8bitフルカラーです。

 他社の場合、もう少し安いクラスでも10.7億色フルカラーの機種はあります。

 しかし、8ビットパネルをディザリング処理を使ったFRC技術(Frame Rate Control)で「底上げ」している疑似10.7億色のものも多いです。

 FRC処理(ディザリング)は、仕組み上点滅(錯視)を利用しますし、弊害としてチラツキにより目が疲れる可能性はあります。EIZOの場合、仕事用は「目の優しさ優先だから、EIZO機はこの仕様にしているように思います。

 なお、表示色数階調表現においてやや差が付く程度で、本質的な画質にはさほど関係しません。

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 なお、EIZOの場合、最低輝度が1cd/uまでしっかり落とせることも、注目点です。

 また、明るさセンサーで、低輝度時にもしっかり見やすい状況に調整する力も優れます。

 目の疲れを防止するためには、輝度を十分に下げた状態での視認性が重要です。

 EIZOはこの点で優れています。BenQのように(色温度もみれる)環境光センサーではないですが、本機の場合は、ディスプレイの輝度のみに関係する部分なので、この仕様にしているようです。ただ、暖色系の照明だとうまく反応しないことは(少し)あり得るでしょう。

 応答速度は、5msとそこそこです。

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 HDRは、非対応です、

 対応させるために輝度ピークを無理にあげると、色調や目の優しさの部分で無理が出ます。

 そのため、本機の性質上、あえて非搭載なのでしょう。

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 画像補正機能は、「目の優しさ」の部分がとにかく充実します。

 フリッカー対策・ブルーライトカットなど、他社の主要機能は網羅します。 

 その上で、EIZOの場合、明るさセンサーが搭載される点も重要です。

 周囲の明るさを感知し、輝度を自動調整するAuto EcoView機能が利用できるため、PCを利用する時間に応じて、「目に優しい」明るさに調整してくれます。

 周囲の明るさがわかるので、特に低輝度に調整した際に、フリッカーを完全にカットすることも可能です。

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 スタンドの品質は、手前のスペースを活かすため独特の形状です。

 ノートPCを含めた収納力を重視したようです。

 調整幅は、一方、高さ19cm、チルト角度(上35° 下5°)、左右(90°)と回転とフル稼動です。

 EIZOは、他社より、スタンドの稼働性を重視する部分があり、本機もそうです。 

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 接続端子は、HDMI端子が2系統のほか、DisplayPortがとUSB-Cポートがあります。

 なお本機のHDMI端子は、HDMI1.4です。(ビデオカードによって例外はあるのですが)4Kの場合30Pまでです。

 USB-CかDPでつなげる前提で買う方が失敗はないかと思います。

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 USB-Cは、94W給電対応です。

 ハイスペックノートPCでも、コンセント充電に比べて速度低下なしで充電可能でしょう。

 ケーブルも、2mのケーブルが、全て用意されています。

 HDCP2.2には、対応です。

 スピーカーは、2Wの簡易的なものが付属です。

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 保証期間は、5年保証が付属です。他社より長いのが売りです。

 加えて、無輝点保証も、6ヶ月ですが付きます。

 他社(DELLやLG)より短いですが、後から輝点がでるような例は少ないのでこれで良いかと思います。

 繰り返しますが、「輝点」とは、画面を黒表示させた時に、画面の1ピクセルが発光してしまうという「不良」です。この保証が明記されない企業の場合、それを「液晶固有の性質」とみなし「交換保証対応」にはなりません。

 そのほか、同社は、出荷前に、しっかりキャリブレーションして送るため、品質信頼性は高いです。

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 以上、EIZOのEV2785-BKの紹介でした。

 価格は高いですが、検品がしっかりなされた信頼性の高い高品質モニターです。

 また、IPS採用はもちろん、明るさ自動調整など目の負担に効くオリジナルな機能が搭載されるため、値段を出す価値は十分になるハイエンドモデルといえます。

 保証も5年間保証ですので、長いこと使えるでしょう。


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 【2022年発売】【27インチ】

 15・EIZO ColorEdge CG2700X-BK
  ¥386,719 楽天市場 (2/2執筆時)

解像度:4K(3840×2160)
輝度:500cd/u
パネル:IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:13ms (GTG)
リフレッシュレート:60Hz(4K)
HDR:対応
USB給電:96W
接続端子:HDMI2.3 DP2.3 USB-C
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm
スピーカー:
保証期間:5年

 CG2700X-BK は、EIZOのカラーマネージメント用モニターとなるColorEdgeシリーズの新製品です。

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 液晶パネルは、ノングレアのIPSです。

 デザイン用の場合、IPSという区別以上に、細かくパネルの種類をみた方が良いです。

 本機については、上の分類だと広色域IPSに分類される上級パネルです。LGのパネルだと思います。

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 色空間は、デザイン用の場合、重要になります。

 本機の場合、動画に重要なDCI-P3カバー率は98%、写真に重要なAdobe RGBカバー率99%です。

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 上表は、各社の4Kハイエンドクラスのグラフィック用モニターの数値を比較したものです。

 本機の場合、いずれの数字も、他社上級機と比べて十分です。

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 表示色数も、先述のように、EIZO機のグラフィック用は、ネイティブで10bitで10.7億色であることを説明します。

 輝度は、500cd/uと高いです。

 HDRは、ピーク輝度は非開示で、VESA標準の規格表示はないです。

 ただ、この輝度があれば、HDR500の水準はあるのでしょう。HDRコンテンツの確認には十分かと思います。HLGも、PQも対応できます。

 応答速度は、13msです(GtoG)。

 先述のように、広色域IPSの場合、応答速度はあまり出ません。

 その点では、ゲーム関係のデザインには向かないと言えるかもしれません。

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 自動画質調整も、充実します。

 本機の面白い部分は、HDRとSDRの編集を並行する場合、入力信号に連動して設定を自動化できるSync Signal機能です。

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 そのほか、設定に対して飽和した輝度や、指定した色域を出た場合の警告など、今回の改変で、とくに動画編集に便利そうな機能が増えています。

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 モニタースタンドは、本機も前後左右高さ回転の調整が可能な「パーフェクトスタンド」です。

 VESA規格に対応です。

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 接続端子は、 Display portHDMI 2.3・USB-Cです。

 USB-C は98Wまでの給電に対応できるUSB-C PD仕様です。

 MBPを含む、17インチクラスまでの対応ノートと速度低下なしにつながります。

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 そのほか、側面にUSB(USB-A形状)のハブがあります。

 ただ、USB3.0とUSB2.0のコンビで、給電も未対応となります。

 ケーブルは、Display port・HDMIが付属です。長さは2mです。

 スピーカーは、ありません。

 保証期間は、5年保証が付属です。

 6ヶ月の無輝点保証も付属です。

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 キャリブレーションについては、本機は、本体にセンサーが内蔵です。

 同社の無償のColorNavigator 7を利用して色の調整が可能です。モニターは色が経年変化しますので、このあたりにも気を使います。

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 モニターの色ムラも、デジタルユニフォミティ補正回路で、ムラなく整える機能があります。

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 以上、EIZOCG2700S-BKの紹介でした。

 静止画編集用のモニターは各社とも既に「だいたい問題ない」レベルまで進化していますが、動画編集については過渡期です。

 同社は、DCI-P3時代のデザイン用モニターは他社より遅めの展開になりましたが、同社らしく、使った時間分、仕様をじっくり練ったモニターに思えます。

 上で書いた機能以外にも、映像(動画)編集において使えそうな便利機能が従来機よりもかなり充実しました。

 デザイナー以外には導入する意味がないモニターですが、強力なムラ補整は、個人的に一般機におりてきて欲しい技術です。

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 【2019年発売】【27インチ】

 16・ EIZO ColorEdge CS2740-BK
  ¥173,258 Amazon.co.jp (2/2執筆時)

 【2021年発売】【HDR対応】

 17・EIZO ColorEdge CS2740-XBK
  ¥291,500 EIZO直販  (2/2執筆時)

解像度:4K(3840×2160)
輝度:350cd/u
パネル:IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:10ms
リフレッシュレート:60Hz(4K)
HDR:
USB給電: 60W
接続端子: HDM2.0 DP1.3 USB-C
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm
スピーカー:
4K動画再生:HDCP2.2
保証期間:5年

 なお、カラーエッジシリーズは、以上の従来機もあります。

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 色再現性の高い広色域IPSを利用することで、自然に色域を広げたモニターです。

 色空間は、sRGB100%で、Adobe RGBが99%のカバーです。

 ただ、動画についてはDCI-P3 91%です。HDRの対応表明もないです。

 HDR時代の動画コンテンツに重要な数値ですが、単純に色域だけで比べればですが、旧水準です。

 むろんそれだけで決まらないのが、パネルの難しい部分です。それでも、どちらかといえば、静止画用でしょう。

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 なお、4Kではなく、完全にシネマ用(DCI 4K/4096×2160)にはなりますが、EIZOには31.1型にCG319X-BKという製品(60万円以上)があります。

 そちらは、 「半端ない」動画性能であり、HDR1000で、DCI-P3カバー率も98%です。バックライトもドット制御と言うことで、DELLの高級機同様に、直下型のminiLEDでしょう。

2-2・ベンキューのモニターの比較

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 続いて、台湾のベンキューのモニターです。


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 【2021年発売】

 【28インチ】

 18・BenQ EW2880U
  ¥46,800 Amazon.co.jp (2/2執筆時)

 19・BenQ EW2880U-JP
  ¥63,215 楽天市場 (2/2執筆時)

解像度:4K(3840×2160)
輝度:300cd/u
パネル:IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:5ms (GTG)
リフレッシュレート:60Hz(4K)
HDR:HDR10
接続端子: HDMI2.0×2 DP USB-C
USB給電:60W
スタンド:チルト 左右 高さ
VESA:100mm
スピーカー:3W×2
4K動画再生:HDCP2.2
保証期間:1年(本体は3年)

 EW2880Uは、台湾のBenQが販売する4Kモニターです。

 リモコンを装備する家庭向けの製品です。

 型番が2系統ありますが、末尾-JPの機種のみ、1ヶ月限定ですが、無輝点保証があります。

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 液晶パネルは、IPSです。

 先述のように、IPSにはいくつかグレードがありますが、こちらはスタンダードなIPSです。

 ただ、「目に優しい」という特性は変わりません。

 色空間は、こちらは、DCI-P3のカバー率として90%という数字です。

 静止画用のスペックは非公開です。

 輝度は、300cd/uです。

 コントラスト比は1000:1ですし、ごく一般的なスペックのIPS液晶です。

 応答速度は、5ms (GTG)を確保します。

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 画質調整機能は、「目の優しさ」に関わる部分については、フリッカーフリー・ブルーライト軽減などの基本は当然おさえます。

 その上で、このモデルは、環境光センサー(明るさセンサー)を搭載し、室内の明るさに応じた輝度調整にも対応します。

 適切な輝度でモニターを見ることは「目の疲れにくさ」にとって重要なので、今回の比較の趣旨からすると、「かなり良い製品」と言えます。

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 「映像美」の部分では、加えて、ブライトネスインテリジェンス(B.I.)テクノロジーも注目点です。

 画面内の画像を分析し、露出オーバーにならないよう輝度を的確に調整します。

 方法は全く異なりますが、LGのブラックスタビライザーのように、映像のコントラストを鮮明にする効果が期待できます。

 これに使われる環境光センサーは、照明の明るさだけでなく、照明の色温度も検知して調整します。そのため、ここは「目への優しさ」にも関わる部分でもあります。

 実空間における調整力は、シンプルな明るさセンサーだけ搭載の他社機より、本機は高いでしょう。

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 HDRは、対応です。

 HDR10ですから、業界団体(VESA)の輝度保証がある、HDR400には満たない水準です。

 ただし、本機は、HDRiをいう独自の技術を持ちます。HDRに対応しないコンテンツも、先述のB.I.テクノロジーで、階調表現を高めています。

 そのほか、超解像技術にも対応するため、TV代わりに使うのには向くでしょう。

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 モニタースタンドは、縦表示(ピポット)以外の動作に対応です。

 調整幅は、高さ12cm、チルト角度(上15°・下5°)、左右(30°)と、他社に比べてそれほど広くはないものの、多くの場合、必要十分でしょう。

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 接続端子は、DisplayPort、HDMI 2.0×2のほか、USB-C端子が付属です。

 他社機でも見られましたが、本機は、映像と同時にノートPCに給電が可能です。

 60Wなので、大画面ノートPCでもOKです。

 HDCP2.2には対応です。

 保証期間は、3年間です。

 パネル・バックライトは1年保証と旧来の業界水準のままです。

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 以上、BenQEW2780Uの紹介でした。

 価格的に仕方ないですが、パネルの部分では(やや輝度が低めの)普通のIPSです。

 ただ、同社独自のHDRi機能や輝度・コントラスト調整技術など独自の工夫があり、この価格帯のマルチメディア機では存在感があります。

 用途としては、調整機能を含めて、ゲーム・動画視聴を含めたエンターテイメント向けでしょう。

 一方、仕事用としても「目への優しさ」の部分で、しっかりしたスタンドと、IPS液晶を採用した上で、明るさセンサーが付属する点が評価できます。

 その点で言えば、比較的値段が安めの機種としては、「個人用としてバランスが良い」と言えます。


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 【2022年発売】【27インチ】

 (通常スタンド)

 20・BenQ AQCOLOR PD2705U
  ¥79,800 Amazon.co.jp
(2/2執筆時)

 (通常スタンド+1ヶ月無輝点保証)

 21・BenQ AQCOLOR PD2705U-JP
  ¥83,520 楽天市場 (2/2執筆時)

 (アーム仕様)

 22・BenQ AQCOLOR PD2705UA
  ¥97,200 Amazon.co.jp (2/2執筆時)

解像度:4K(3840×2160)
輝度:250cd/u
パネル:IPS ノングレア
コントラスト比:1200:1
応答速度:5ms (GTG)
リフレッシュレート:60Hz(4K)
HDR:HDR10
USB給電:65W
接続端子: HDMI2.0 DP USB-C
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm
スピーカー:2W×2
4K動画再生:HDCP2.2  
保証期間:1年(本体は3年)

 PD2705Uは、台湾のBenQが販売する4Kモニターです。

 デザイナー向けのAQCOLORシリーズに属します。

 2023年にアーム仕様の兄弟機となるPD2705UAも出ましたので、同時にみていきます。

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 液晶パネルは、本機も(スタンダードな)IPSパネルです。

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 色空間は、動画編集に重要なDCI-P3カバー率は95%です。

 sRGB100%のカバー率で、この部分は、さすがに優秀です。

 輝度は、250cd/uです。

 本機は、通常輝度は抑え気味にして、ピーク輝度を高める(350cd/u)方向性です。

 利用目的からすると問題ないかと思います。

 HDRは、対応します.

 ただし、HDR400には満たない水準です。

 HDR時代には少し物足りない気もしますが、必要十分ではあります。

 応答速度は、5ms (GTG)です。

 コントラスト比も、1200:1とやや高めに設定できています。

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 画質調整機能は、「デザイナーディスプレイ」の方向性で優れます。

 個別キャリブレーションした上での出荷をしているため、この価格の他社機に比べて、色にかかわる正確性が担保されていると評価できます。

 その上で、CAD/CAMモード・デザインモード・暗室モードなど、デザイン業務にかかわる自動調整機能が充実している点が、他社との違いです。そのほか、MacBookと同時利用する際に、色味を合わせる「M-BOOK」など、わりと面白い機能もあります。

 一方、ベンキューの「強み」の1つといえる、明るさセンサー不採用です。

 先述のように、アイケア面のほか、HDRなどにも使うものでしたが、デザイン用には不要との判断だと思います。本機の上位機も省略ですから。

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 スタンドの品質は、先述のように、2機で異なります。

 通常機は、稼働性として言えば、前後左右高さ回転と「パーフェクトスタンド」です。

 高さ(110mm)、チルト角度(上20° 下5°)、回転(90度)、左右(30度)の範囲で調整できます。

 問題ない数字ですが、特に高さ調整の部分は、EIZOなどに比べると少し落ちます。

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 アームタイプは、4軸で、1回目でみたLGモニターと同じほどです。

 支柱タイプなので、別売高級機でより良いものがあるとは言え、純正で揃うのは良いです。

 調整幅は、高さ15cm、チルト角度(上30° 下5°)、左右(275°)と縦回転です。

 VESA規格にも対応します。

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 接続端子は、DisplayPort、HDMI 2.0 USB-Cが各1つという構成です。

 USB-Cについては、PD(パワーデリバリー)対応で、65Wの給電力です。

 一般的な中型のノートPCでも速度低下なしに給電できそうです。

 HDCP2.2には対応です。この部分でも汎用性が高いです。

 スピーカーは、付属です。

 保証期間は、3年間ですが、パネル・バックライトは1年保証です。

 一方、末尾「-JP」の機種に限っては、無輝点保証があります。じっくり初期不良を探すならば別ですが、他社より短い1ヶ月限定ですし、「なし」のものを含めて、値段で決めて良いでしょう。

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 以上、BenQPD2750U の紹介でした。

 ストイックな「デザイナー用」の中級機に見えます。パネルスペックを含めて、柔軟に使えそうです。

 一方、同社の売りである「明るさセンサー」は省略となる部分と、輝度など、あくまでデザイナー向けのディスプレイ調整となっている点で、一般ユーザーの仕事用には本機は選びにくいでしょう。


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 【2021年発売】

 23・BenQ AQCOLOR PD2725U
  ¥154,444 Amazon.co.jp
(2/2執筆時)

 24・BenQ AQCOLOR PD2725U-JP
  ¥139,455 楽天市場 (2/2執筆時)

解像度:4K(3840×2160)
輝度:250cd/u
パネル:IPS ノングレア
コントラスト比:1200:1
応答速度:5ms (GTG)
リフレッシュレート:60Hz(4K)
HDR:HDR400
USB給電:65W
接続端子: HDMI2.0×2 DP USB-C×2
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm
スピーカー:2.5W×2
4K動画再生:HDCP2.2  
保証期間:1年(本体は3年)

 PD2725Uは、ベンキューのデザイナー向けの上位機です。

 本機については、動画コンテンツを扱うデザイナー向けと言えます。

 末尾「JP」の型番は、先述のように、1ヶ月限定ですが、無輝点保証付きです。

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 液晶パネルは、本機もスタンダードなIPSです。

 パネルの仕様は、先ほどみたデザイナー用の中位機種(PD2750U )と同じです。

 色空間も、DCI-P3 95%、sRGB 100%ですので、パネルは変わりません。

 HDRについては、ただ、HDR400に対応です。

 標準輝度を抑えつつ、バランスを崩さずHDR400水準に対応させた点がポイントです。

 対応するゲームや動画コンテンツの場合、輝度にかんする表現力が向上します。

 下位機種に対して、バックライトの数や構成を変えているのだと思います。

 画質調整機能は、下位機種と基本的には同じです。

 したがって、明るさセンサーは、こちらも未装備です。

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 スタンドの品質は、本機もフルスペックで稼働します。

 高さ(150mm)、下(5度)、上(20度)、回転(90度)、左右(30度)の範囲で調整できます。

 剛性の部分も、下位機種よりしっかりしたスタンドで、値段差分の差は感じます。

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 接続端子は、DisplayPort、HDMI 2.0 USB-Cが各1つという構成です。

 USB-Cによる65W給電や、デイジーチェーンに対応できる部分も同じです。

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 USBハブは、USB-A形状のUSBハブ(USB3.1)が2つです。

 そのほか、USB-C(USB4.0)が別にあります。高速であるほか、15W給電に対応するため、スマホの充電用など、使い道はあるかと思います。

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 そのほか、BenQではお馴染みの、丸いコントローラー(ホットキーパック G2)も装備です。

 スピーカーは、2.5Wのステレオで付属です。

 保証期間は、3年間ですが、パネル・バックライトは1年保証です。

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 以上、ベンキューのPD2725Uの紹介でした。

 普段用の輝度バランスを崩さぬまま、HDRに対応させた「ストイックな上位機」です。

 中位機の場合と同じで、(視聴を含め)デザイン用途以外での利用には向かないですが、その用途ならば、有力な候補にできます。ただ、スペック面では後ほどみるASUSも強いため、比較は重要です。


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 【2020年発売】【27インチ】

 25・BenQ SW271C
  ¥200,000 Amazon.co.jp (2/2執筆時)

解像度:4K(3840×2160)
輝度:300cd/u
パネル:IPSノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:5ms (GTG)
リフレッシュレート:60Hz(4K)
HDR:HDR10
USB給電: 60W  
接続端子: HDMI 2.0×2 DP USB-C
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm
スピーカー:
4K動画再生:HDCP2.2
保証期間:3年

 SW271C は、台湾のベンキューが販売する4Kモニターです。

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 同社のデザイナー向けディスプレイの「ハイエンド」となります。

 ASUS同様に、ハードウェアキャリブレーションに標準対応する製品です。遮光フードも付属します。

 もちろん、個別キャリブレーションした上での出荷です。

 解像度は、4K画質です。

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 液晶パネルは、IPSです。

 仕様からして、広色域IPSといえる上級品です。

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 色空間は、上表のように、各社ともデザイナー用のハイエンドクラスはスペックが良いです。

 本機については、ただDCI-P3 90%です。動画用としてはすこし数値が低いです。

 ただ、sRGB100%・Adobe RGB 99%ですので、静止画用としては問題なく、高スペックです。

 輝度は、300cd/uです。

 HDRは、HDR10です。HLGにも公式対応します。

 無理やり輝度を上げず、色合わせの部分の信頼性を重視した堅実な設計でしょう。

 応答速度は、5ms (GTG)です。

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 画質調整機能は、本機も「デザイナーディスプレイ」の方向性です。

 モノクロモードほか、sRGBとAdobeRGBなど、異なる色空間を比較する際に便利なGamutDuoなど、便利な機能も装備します。

 また、専用コントローラー(ホットキーパックG2)を装備し、簡単に色などの切替ができる仕様です。

 スタンドの品質は、本機もフルスペックであり、問題ないでしょう。

 接続端子は、DisplayPort HDMI 2.0 USB-C端子という構成です。

 USBは、PD対応で対応するノートPCに60W給電に対応です。

 HDCP2.2には対応です。

 スピーカーは、未付属です。

 保証期間は、3年間です。

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 以上、BenQSW271C の紹介でした。

 ハイエンドのデザイナー向け4Kディスプレイは、各社とも出そろってきました。同社の場合、ハードウェアキャリブレーションに対応する上で、少し安めです。

 ただ、動画クリエーターについて言えば、HDRの対応水準があまり高くないのがネックです。どちらかといえば、静止画向きです。

2-3・ASUSのモニターの比較

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 はじめに、台湾エイスースのモニターです。

 日本では、ゲーミング全般に強い印象のあるメーカーですが、デザイナー向けも結構出します。


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 【2022年発売】

 【28インチ】

 26・ ASUS VP289Q
  ¥43,454 Amazon.co.jp (2/2執筆時)

解像度:4K(3840×2160)
輝度:350cd/m2
パネル:IPSノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:5ms (GTG)
リフレッシュレート:60Hz(4K)
HDR:HDR10
USB給電:
接続端子:HDMI 2.0x2 DPx1
スタンド:チルト
VESA:100mm
スピーカー:内蔵(2w×2)
4K動画再生:HDCP2.2   
保証期間:3年

 VP289Qは、台湾のASUSが出している28インチの4Kモニターです。

 冒頭で書いたように、27インチと28インチとは誤差範囲のサイズ感ですので、気にしなくて良いかと思います。

 解像度は、4K画質です。

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 液晶パネルは、スタンダードなIPSです。

 28インチの刻みはLGにないと思うので、おそらく台湾のAUO(IPS-AHVA)のパネルかなと思います。採用実績は長いですし、それでも問題ありません。

 色空間は、DCI-P3のカバー率は90%です。

 数値としては決して悪くないですが、LGの入門機が95%からでしたので、弱いと言われれば否定できません。

 デザイナー向けではないので、過度には気にしなくて良いかとは思いますが。

 sRGB100%の色域は保証されますので、静止画は問題ないです。

 応答速度は、オーバードライブ時に5msです。

 液晶の輝度は、350cd/m2です。

 HDRは、HDR10ですが対応です。

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 画質調整機能は、ゲームPlusとしてAimpointやタイマーほか、ゲーム向けではお馴染みの機能が搭載です。FreeSyncにも対応するので、そちらの需要もある程度ふまえています。 

 一般的な映像美の部分では、同社のSplendidエンジンを搭載し補整します。

 輪郭強調技術(VividPixelテクノロジー )ほか、テレビ的な技術をASUSも取り入れています。

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 「目の優しさ」に関わる部分は、ディスプレイのシリーズ名からすると一見重視していそうです(ASUS Eye Careテクノロジー)

 ただ、ブルーライトカットのほかは、フリッカー対策ほどなので、あまり優れません。

 シームレスなブルーライト調整は確かに「ポイント」なのですが、Atlasは、色味が変わるブルーライト調整には(目への優しさを含めて)あまり肯定的でないので、このような評価になります。

 繰り返し書いているように、十分に輝度が調整でき、正しい角度で、モニターからしっかり目を離して使うのが「疲れない秘訣」です。

 スタンドの品質は、「オマケ程度」です。

 上下に角度が変えられるチルト(上23°/下5°)だけになります。

 接続端子は、HDMI 2.0x2 DisplayPortx1という構成です。

 HDCP2.2には、対応です。

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 以上、ASUSVP289Qの紹介でした。

 スタンドが高性能だったらなあ、と思わざるをえない製品です。

 その他の部分は、ISP液晶・フリッカー対策と「目の優しさ」に必要な要素は持ちますし、画像処理部分でも、HDRを2モード搭載するなど独自性もみられます。

 ゲーム向けの技術の採用が多いので、実際そちら向きな機種には思えますが、動画視聴や仕事を含めて、そつなくこなせるでしょう。

 スタンドについては、とりあえず、使ってみて調整量に不満を感じたら、VESAマウントはできるので、アームなどの取替を考えると良いかと思います。


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 【2023年発売】【27インチ】

 27・ASUS ProArt PA279CRV
  ¥63,608 Amazon.co.jp (2/2執筆時)

HDR:HDR400
USB給電: 96W
接続端子: HDMI 2.0×2 DP×2 USB-C

 【2021年発売】【27インチ】

 28・ASUS ProArt PA279CV-J
  ¥48,582 Amazon.co.jp (2/2執筆時)

 29・ASUS ProArt PA279CV-R
  ¥62,158 楽天市場 (2/2執筆時)

HDR:HDR10
USB給電: 65W
接続端子: HDMI 2.0×2 DP USB-C

解像度:4K(3840×2160)
輝度:350cd/u
パネル:IPSノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:5ms (GTG)
リフレッシュレート:60Hz(4K)
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm
スピーカー:内臓(2W×2)
4K動画再生:HDCP2.2
保証期間:3年

 ASUS ProArt PA279CRVV は、台湾のASUSが販売するデザイナー向け4Kモニターです。

 旧機種が残ります。

 上表で示したように、USB-Cの給電力の強化・HDR400への対応と、端子構成において差があります。加えて、後述しますが、パネルの色空間の部分で進化がありました。

 なお、旧機は2系統ありますが、流通経路の違いだけで、付属品を含めて同じです。

---

 結論的にいえば、今選ぶならば新機種と言えます。

 202310082055.jpg  

 液晶パネルは、IPSです。

 メーカーやブランドは不詳ですが、広色域IPSを採用します。

 関係性からすると、おそらく、台湾のAUO(AHVA-IPS)の広色域モデルかなと思います。

 202310051059.jpg

 色空間は、新機種になって、大幅に向上しました。

 DCI-P3で99%、Adobe RBGでも99%ですので、動画・静止画問わず、スペック上、進化したと言えます。

 旧機は、sRGB100%・Adobe RGB 81%の色域でしたので。

 しっかり、個別キャリブレーションした上での出荷です。 

 表示色も、しっかり、10bitの10.7億色である旨の表記があります。

 高級なデザイン用として文句ないでしょう。

 輝度は、350cd/uです。

 HDRは、HDR400の水準です。

 応答速度は、5ms (GTG)です。

 画質調整機能は、「デザイナーディスプレイ」として高度です。

 12種類のProArt Presetで自動的に画質調整できます。

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 スタンドの品質は、フルスペックです。

 調整幅は、高さ13cm、チルト角度(上23° 下5°)、左右(60°)と縦回転です。

 旧機より多少可動範囲は狭くなったものの、実用性は十分です。むしろ、エルゴノミクスや、取り回しからの改良でしょう。

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 接続端子は、DisplayPort・HDMI 2.0が2系統、 USB-C端子が1系統です。

 USB-Cの給電力は96Wとかなりパワフルです。

 グラボ搭載のゲーミングノートPCのようなものでも、高速充電できそうです。DPを使ってのデイジーチェーンにも対応できます。

 そのほか、USBハブが付属です。

 速度は普通のUSB3.0(USB3.2 gen1)ですが、USB-A2つのほか、USB-Cが1系統というのは、何かと便利そうです。

 HDCP2.2には対応です。

 スピーカーは、貧弱ですが内臓です。

 保証期間は、3年間です。

 加えて、3年間の「ZBD(ドット欠け)保証」の明記があります。デザイン用のPAシリーズについては、輝点はゼロ、黒点も5以下なら保証です。

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 以上、ASUSProArt PA279CVの紹介でした。

 パネル部分のスペックが発売時「最新」であり、色域重視で考える場合、デザイナー向けの中級機としては、かなり良い選択肢に思います。

 HDR400に対応しつつ、Adobe・P3ともに99%で、この価格というのは、お買得感もあります。利便性の面でUSB-C給電に対応している面で、ノートPCとの相性は良さそうです。

 フルの3年保証と、無輝点保証の部分も含め、その用途で考える場合は有力候補となります。

ーーー

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 【2020年発売】【27インチ】

 【遮光フードなし】

 30・ASUS ProArt PA27UCX
  ¥234,885 楽天市場 (2/2執筆時)

 【遮光フードあり】

 31・ASUS ProArt PA27UCX-K
  ¥226,177 Amazon.co.jp (2/2執筆時)

解像度:4K(3840×2160)
輝度:1000cd/u
パネル:IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:5ms (GTG)
リフレッシュレート:60Hz(4K)
HDR:HDR1000
USB給電: 65W  
接続端子: HDMI 2.0×2 DP USB-C
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm
スピーカー:内臓(2W×2)
4K動画再生:HDCP2.2
保証期間:3年

 なお、プロデザイナー用として、同時に以上の製品も発売になりました。

 本機は、色合わせのためのハードウェアキャリブレーションに対応するため、この値段となります。先ほどの機種と同じで、無輝点保証も付属です。

   202204131229.jpg

 色空間は、sRGBで100%・AdobeRGBも99.5%・DCI-P3 99.5%カバーです。

 ASUSの場合、上表に示したスペックの、31.5インチにmini-LEDを採用した最上位機があります。しかし、それと比べても、HDR対応の部分以外は同等で、DCI-P3カバー率はか少し上位です。

 色域のスペックだけで言えば、静止画でも動画でも、性能は他社のハイスペック機に比べても上位です。

 202101161606.jpg

 本機は、LEDを直下型配列にすることで、輝度調整の精度を上げています。

 また、「量子ドット技術」利用の記述があるので、光源に青色LEDを採用し、パネルの後部に特殊フィルムを差し込むことで、色再現性を高めていると思われます。

 輝度を必要とするHDRに対応させるため、割と使われる手法です。

 「量子ドット技術」を利用しての広色域化なので、同じ色空間を再現できる機種としては、少し安いのがメリットでしょう。

 ちなみに、IPS液晶に量子ドット技術とミニLEDを組み合わせた製品をLGがテレビとして出していますが、ユーザー視点では、この技術の利用に問題は感じません。

 ただ、発光方法が異なるだけに、クリエーター視点では、また別の画質評価がありえるかもしれません。

 202101161607.jpg

 また、直下型+エリア制御という仕様を利用してASUS OCO (Off-Axis Contrast Optimization) テクノロジーを搭載します。

 これにより、黒の締まりが良くなるほか、斜めから見た際の色合いが補正されます。

 一方、本機は、デザイナー向けディスプレイとしては珍しく、3辺フレームレスなので、デュアルディスプレイなどは組みやすいかと思います。

 ただ、本格的にHDRコンテンツを扱うならば、輝度の部分で本機の方が良さそうです。

次回に続く!
おすすめの4K液晶モニターは結論的にこれ!

 というわけで、今回はは、PC用の27型28型の4Kモニターの比較の2回目記事でした。

 しかし、記事はまだまだ「続き」ます。

   201905201626.jpg

3・27型-28型4Kモニターの比較 (3)
 3-1:アイオーデータ〈日本〉
 3-2:フィリップス〈欧州〉
 3-3:HP〈米国〉
 3-4:ACER〈台湾〉
4・27型-28型4Kモニターの比較 (4)
 4-1:イイヤマ〈日本 〉
 4-2:JAPANNEXT〈日本〉
 4-3:Apple〈米国〉
 4-4:その他〈4K 5K〉
5・4Kモニターの比較
 5-1:最終的なおすすめの提案【結論】

 続く、3回目記事こちら)では、アイオーデータなど、ここまで紹介できなかった企業の製品を追加でみていきます。

液晶パネルの画質 ★★★★★
目の疲れにくさ  ★★★★★
動画・ゲーム対応 ★★★★★
品質保証     ★★★★★
総合評価     ★★★★★

 その上で、結論編こちら)へと向かいます。

 いつものように、紹介した全てのモデルから、予算別・目的別のAtlasのおすすめ機種を提案していきたいと思います。

 引き続き、よろしくお願いします。

 3回目記事は→こちら

posted by Atlas at 20:50 | PC用液晶モニター

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