【今回レビューする内容】2022年 【安くて高性能】超小型の1ドア冷蔵庫・100L以下の2ドア冷蔵庫の性能とおすすめ・選び方
【紹介する製品型番】パナソニック NR-A80D NR-A50D ハイアール JR-N40J-W JR-N85D-W AQUA AQR-8K RSD-5A-W IRSD-5A-B IRSD-5AL PRC-B051D アイリスオーヤマ PRC-B092D-W PRC-B092D-B maxzen JR046ML01WH JR046ML01GM JR087ML01GM R087ML01WH ハイセンス HR-A42JWS HR-B95A アビテラックス AR-100E日立 Chiiil R-MR7S-W R-MR7S-HL R-MR7S-HD R-MR7SL-W l R-MR7SL-HL R-MR7SL-HD
今回のお題
サイズ別の冷蔵庫のおすすめはどれ?
ども、Atlaです。
今回は、2022年4月現在、最新の冷蔵庫の比較です。
全てのサイズを合わせて、現行製品だけで80機以上を網羅的に比較しています。

1・大型プレミアム冷蔵庫の比較
サイズ:450L〜
ドア数:5ドア〜
用途:料理好きの家庭向け
予算:15万円〜30万円
2・中型3ドア冷蔵庫の比較
サイズ:270L-400L
ドア数:3ドア
人数: 2-4人家族向け
予算:8万円〜13万円
3・中型2ドア冷蔵庫の比較
サイズ:170L-300L
ドア数:2ドア
人数: 1-2人家族向け
予算:5万円〜10万円
4・小型2ドア冷蔵庫の比較
サイズ:120L-150L
ドア数:2ドア
人数:1人暮らし向け
予算:1.5万円〜
5・超小型冷蔵庫の比較
サイズ:100Lまで
ドア数:1ドア〜
用途:家庭の2台目向け
予算:1万円〜
6・サイズ別のおすすめ冷蔵庫 【結論】
全製品からのおすすめ機種の提案
ただ、一度に紹介できる数ではないので、記事は6回に分けています。
5回目記事となる今回の記事では、45L・75Lクラスの1ドア冷蔵庫と、100L以下の超小型2ドア冷蔵庫を紹介しています。
いずれも、「家庭の2台目向けサブ機」として、寝室などに置くのに向くサイズです。
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なお、1人暮らしであっても今回紹介する「超小型」は、「ほぼ外食」いう方以外は、あまりに小さすぎて、使い勝手が悪いです。
この部分を含めて、1人暮らし向けの小型冷蔵庫の選び方の基本については、4回目記事(こちら)の冒頭で書いています。
そのため、お時間のある方は、そちらからお読みください。
よろしくお願いします。
5・小型1ドア冷蔵庫の比較
はじめに、1ドアタイプをの冷蔵庫・冷凍庫を紹介します。
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以下の本文では、Atlasのおすすめできるポイントを赤字で、イマイチな部分を青字で記していきます。
【2020年8月発売】
1・AQUA AQR-8K-S
¥19,850 楽天市場 (4/22執筆時)
冷蔵室容量:75L
冷凍室容量:
省エネ達成率:100%(2021年度)
年間電気代:4,779円
運転音:25db
AQR-8K(S)は、アクアの販売する75Lクラスの小型1ドア冷蔵庫です。
ビジネスホテルなどでよく見るような、1ドア機は、45K前後なので、それよりは大きな製品です。
なお、アクアは、中国のハイアール傘下の企業ですが、もともとは三洋電機がルーツです。
日本向けの完全に別ブランドとして、日本本社が作って売っています。
冷蔵庫のサイズは、幅426×奥行459×高さ827mm です。
1ドア冷蔵庫は、2ドア背丈は低いですが、必要な幅と奥行はそう変わらないです。
天板は、60度までは大丈夫です。
ただ、耐熱天板ではないので、トースターなど熱を発する物は上に置けません。
冷蔵室は、上部の冷凍ゾーンと兼用ですが、75Lの収納力を持ちます。
1ドアとしては広めです。
上部に製氷皿を置けるためが、氷も作れる仕様です。
ただし、直冷式で霜がつくため、定期的な霜取りは必要でしょう。
なお、アイスや冷凍食品の保存には向きません。
氷は氷点下(0度以下)の温度があればできます。
しかし、(2ドアの)冷凍庫のように、マイナス18度レベルまでおとせないので、1ドアは、どれも「冷蔵専用+氷」です。
この部分でも、1人暮らしでも、2ドアを選んだ方が無難です。
電気代は、年間4,779円です。
冷蔵庫は小型ほど電気代がかからないとは必ずしも言えない家電なのですが、本機は省エネ達成率100%であり、質は良いです。
本機の前モデルより大幅に節電性を増しました。
静音性は、約25dBというスペックです。
小型冷蔵庫では平均的な数値です。---
以上、アクア(旧三洋電機)の1ドア冷蔵庫の紹介でした。
1ドアタイプでは節電性が良い製品です。ただ、後ほど「小さめの2ドア」も見ますが、本機のように75Lが置けるのならば、1人暮らしならば、基本的には2ドアのほうが良いかと思います。
一方、ご家庭の2台目を探している方で、氷を作れれば、あとは冷蔵庫で良いという場合には、選択肢になるでしょう。
【2021年5月発売】
【右開き】
2・アイリスオーヤマ IRSD-5A-W
3・アイリスオーヤマ IRSD-5A-B
¥12,800 Amazon.co.jp (4/22執筆時)
【左開き】
4・アイリスオーヤマ IRSD-5AL
¥12,800 Amazon.co.jp (4/22執筆時)
【2019年12月発売】
【右開き】
5・アイリスオーヤマ PRC-B051D-W
6・アイリスオーヤマ PRC-B051D-B
7・アイリスオーヤマ PRC-B051D-M
8・アイリスオーヤマ PRC-B051D-S
¥10,980 Amazon.co.jp (4/22執筆時)
冷蔵室容量:45L
冷凍室容量:
省エネ達成率:120% (2021年度)
年間電気代:3,240円
運転音:25db
IRSD-5Aは、日本のアイリスオーヤマの製品です。
ホームセンターではお馴染みのメーカーで、格安な白物家電に強い日本企業です。
なお、新旧機種ありますが、製氷室部分の形状が異なる関係で、後述するペットボトル収納力の点で、新機種より弱いです。
選ぶならば新機種でしょう。
定格容量は、42Lです。
先ほどのアクア機より小型で、ビジネスホテルでよく見かける超小型です。
冷蔵庫のサイズは、幅48.0×奥行44.5×高さ50.0cmです。
なお、本機については、珍しく、左開きモデルがあります。
冷蔵室は、庫内容量は42Lです。
収納力はあまりないです。
ただ、このサイズは、家庭では「寝室用」などでしょうし、その場合、飲みものは、上図の様に、結構入ります。
冷凍室は、ないです。
製氷室はあるので氷は作れます。
ただ、この部分はあくまで「製氷室」であり、-18度の低温にはならないので、アイスなどの保存には適しません。
一方、直冷式となりますから、霜取りの必要はあります。
天板は、耐熱天板ではないです。
加熱する調理器具は置けません。
電気代は、年間で3,240円です。
省エネ達成率がかなり高く、この部分は優秀です。
静音性は、本機は騒音値の開示があり、25dBです。
普通の小型2ドア冷蔵庫と同じ水準です。
神経質な方は別ですが、寝室で使っても問題ない水準です
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以上、アイリスオーヤマの1ドア冷蔵庫の紹介でした。
45Lサイズの小型機としては、値段も安く、まとまった性能で、良いかと思います。
「冷蔵+氷」しか対応しない部分が問題なければ、選んでOKです。
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【46L】
9・maxzen JR046ML01WH
10・maxzen JR046ML01GM
¥11,800 Amazon.co.jp (4/22執筆時)
冷蔵室容量:46L
冷凍室容量:
省エネ達成率:97% (2021年度)
年間電気代:2997円
運転音:26db
なお、マクスゼンからも、このクラスの冷蔵庫が販売されます。
マクスゼンは、総合通販メーカーであるPREMOAで有名な日本の通販会社のPB製品のブランド名です。
比較する場合、定格容量は少し多めですが、構造的に大きめのペットボトルは入れにくい部分があります。
省エネ性の部分でも多少負けていますので、さほど値段差がないならば、アイリス機の方が良いでしょう。
【2020年10月発売】
11・パナソニック NR-A80D
¥31,498 楽天市場 (4/22執筆時)
冷蔵室容量:75L〈54L〉
冷凍室容量:
省エネ達成率:100%(2021年度)
年間電気代 :4,779円
運転音:
NR-A80D は、パナソニックが販売する75Lサイズの1ドア冷蔵庫です。
定格容量は75Lなので、「1ドアでは大きめ」の部類です。
冷蔵庫のサイズは、幅46x高さ69.5x奥行49.6 mmです。
同じ、75Lクラスのアクア機より少し小型です。
冷蔵室は、庫内75Lです。
本機も、冷蔵室上段に製氷皿がある構成です。
先述のように、水の凝固点には至りますが、冷凍食品を冷やせる温度(-18度)クラスは出せないです。
アイスや冷凍食品をおく用途性を担保しているわけではないです。
また、本機も直冷式なので、霜取りの必要は他機種同様にあります。
電気代は、省エネ達成率100%水準です。
素晴らしく良いわけではないですが、基準は達成しています。
静音性は、騒音値としては非開示です。
ただ、「業界トップクラスの静音性」とあるので、おそらく25dB〜23dBあたりでしょう。
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以上、パナソニックのNR-A80Dの紹介でした。
同社ブランドの長年の信頼性をふまえて、ニッチなニーズがあるのだと思います。
ただ、機能面で特に優位性があるわけではないため、特に値段面からは、選ぶべき理由は少ないです。
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【2020年10月発売】
12・パナソニック NR-A50D-W
¥25,715 楽天市場 (4/22執筆時)
冷蔵室容量 :45L
冷凍室容量 :
省エネ達成率:120%(2021年度)
年間電気代 :3,483円
運転音:
なお、パナソニックは、超小型の45Lサイズも販売もあります
これらについては、省エネ達成率の水準は、割と良いです。
ただ、内外の競合機に比べて、機能面に差異がない上で、高めの値段設定です。
やはり、需要は限られるでしょう。
【2018年10月発売】
13・ハイアール JR-N40J-W
¥15,800 楽天市場 (4/22執筆時)
冷蔵室容量:40L
冷凍室容量:
省エネ達成率:125%(2021年度)
年間電気代:3240円
霜取り機能:
運転音: 25db
JR-N40Jは、中国のハイアールのHaier Joy Seriesのドア冷蔵庫です。
定格容量は、40Lなので、相当小型の1ドアです。
ハイアールは世界最大規模の中国の冷蔵庫メーカーです。
日本でも長期の販売実績と、訪問修理網があるため、特段問題なく購入できます。
冷蔵庫のサイズは、幅47.4 x 奥行45.0 x 高さ49.0cmです。
1ドアの小型タイプは、どこも50cmの立方体に近い形状です。
ビジネスホテル向けに、規格化されたサイズだからかもしれません。
冷蔵室は、40Lです。
アイリス機に比べると、大きめのペットボトルの収納力は、あまりないです。
ただ、横にせず、扉側のケースで3本タテにストックできるため、横にしたくない単3などの飲料について、3種類開封して同時に飲んでいく場合は良さそうな構造です。
冷凍室は、上段に付属します。霜取りの必要はあります。
天板は、一方、耐熱天板です。
そのため、電子レンジなどを乗せることも可能です。
電気代は、3240円です。
省エネ達成率の部分でかなり数字が良いです。
静音性は、25dBですので、本機はかなり静かです。
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以上、ハイアール のJR-N40Jの紹介でした。
アイリスオーヤマ機などライバルは多いです。
ただ、大きなペットボトルを立てて3本置ける点は、先述のように見どころかと思います。
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【2018年10月発売】
14・ハイセンス HR-A42JWS
¥10,800 Amazon.co.jp (4/22執筆時)
冷蔵室容量:42L
冷凍室容量:
省エネ達成率:123%(2021年度)
年間電気代:3321円
霜取り機能:
運転音: 25db
なお、同じく中国の大企業で、冷蔵庫も生産するハイセンスからも、1ドアの小型機がでます。
冷蔵庫のサイズは、幅43.9×奥行47.0×高さ51.0cmで、ほぼ同じです。
省エネ達成率も良いですが、寝室などで使う「1ドア」と考えると、ボトル収納の部分で、ハイアール機のが少し使いや胃気がします。
ただ、45Lクラスの製品は、完全に「コモディティ化」していて、各社とも「僅差の性能差」しかないので、値段によっては、選んでOKです。
【2022年発売予定】
【右開き】
15・日立 Chiiil R-MR7S-W
15・日立 Chiiil R-MR7S-HL
15・日立 Chiiil R-MR7S-HD
(¥76,780) 楽天市場 (4/22執筆時)
【左開き】
16・日立 Chiiil R-MR7SL-W
16・日立 Chiiil R-MR7SL-HL
16・日立 Chiiil R-MR7SL-HD
(¥76,780) 楽天市場 (4/22執筆時)
冷蔵室容量:73L
冷凍室容量:
省エネ達成率:141%(2021年度)
年間電気代:5346円
霜取り機能:
運転音: 25db
Chiiil(チール)は、日立が販売するデザイン性重視の小型1ドア冷蔵庫です。
CCCのクラウドファンディング出身で、早々に資金が集まった冷蔵庫になります。
キッチン以外に置いても違和感がない冷蔵庫というコンセプトです。
たしかに、既存製品は「白物家電」の域を出ていないと言えばそうですし、目の付け所が良いかと思います。
冷蔵庫のサイズは、幅55.9 x 奥行42.0 x 高さ750cmです。
奥行が42cmとこのクラスだと短めな設計なのは、家具との調和性を考えたからとされます。
左右に5mmの隙間(2台隠岐の場合は15mm)さえとれれば、「壁ピタ」で設置できます。
面白いのは、組み合わせて(ある種)「2ドア」のように使えるよう、外観を工夫していることです。
ただ、縦置きについては、やや「難易度高め」で、連結パーツ(16,500円)を購入した上で、専門の据え付け業者による作業が必要になります。
冷蔵室は、72Lです。
キッチン以外への設置を訴求する製品なので、各サイズの缶・ペットボトルが入れやすいような設計です。
棚の位置は、上段のみ変更できますが、替えた場合も収納力は同じです。なお、棚を外せば、一升瓶や2Lのペットボトルも入ります。
冷凍室は、ありません。
また、製氷室もないです。
一方面白いのは、温度設定です。
冷蔵庫の温度(2・4・6℃)のほか、セラーの温度(8・12・16℃)が設定できます。
なお、セラーはワイン用は意図してないようです。そちらは専用の家電がありますし、温度管理面で対応とは表明したくなかったのかと思います。
静音性は、スペックとして示されません。
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以上、日立の Chiiil(チール)の紹介でした。
こうした冷蔵庫を探していた方は多そうで、結構人気が出そうな気がします。
値段が落ち着いたら、Atlas邸も1台あっても良いかなと思いました。
2・小型2ドアの超小型冷蔵庫の比較
続いて、2ドアタイプでも、定格容量が100L以下の「超小型機」を見ていきます。
先述のように、1ドアタイプは、どれも「冷蔵庫+製氷」しかできないため、多少でも、アイスや冷凍食品を入れたい場合に、選択肢になるでしょう。
17・アビテラックス AR-100E
¥27,499 Amazon.co.jp (4/22執筆時)
定格内容量:96L【右開き】
冷蔵室容量:66L
冷凍室容量:30L
省エネ達成率:85%(2021年度)
年間電気代;6,480円
霜取り機能:
運転音:
AR-100Eは、アビテラックス(吉井電気)の超小型2ドア冷蔵庫です。
冷蔵庫のサイズは、幅47.5×奥行52.5×高さ85cmです。
先述のように、このサイズだと、2ドアでも、1ドア機と設置面積がほぼ変わりません。
背丈も85cmほどですので、設置性は良いです。
冷蔵室は、66Lです。
2ドアでも収納量は少ないです。
このクラスだと、日配品はおけますが、野菜などの生鮮の保存には適さないでしょう。
冷凍室は、30Lです。
容量は最低限ですが、2ドアの場合、アイスや冷凍食品が置けます。
小さいので「家庭の2台目」としてか使えませんが、寝室などでも、氷以外にも冷凍したい場合は、本機です。
100L以下の容量は、基本的に「料理を全くしない」という方以外は使えないサイズです。なお、冷凍庫は直冷式で、霜取りが必要です。
そもそもの庫内が狭いので、霜はまめに手入れしましょう。
本体の天板は、耐熱仕様です。
上に電子レンジなどを置くことができます。
電気代は、年間6,800円です。
省エネ達成率の部分であまり振るいません。
静音性は、本機については、スペックが非開示です。
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以上、アビテラックスのAR-100Eの紹介でした。
日本のメーカーの2ドア冷蔵庫に限定すると、この機種が最も安い水準です。
値段を抑えたい方で、冷凍庫がマスト、かつ、日本企業にこだわりたい場合は選択肢になります。
ただ、光熱費水準がよくない(発熱量が多い)ほか、静音性が分からない部分で、寝室にはやや置きにくいでしょう。
【2021年発売】【87L】
18・アイリスオーヤマ PRC-B092D-W
19・アイリスオーヤマ PRC-B092D-B
20・アイリスオーヤマ PRC-B092D-S
21・アイリスオーヤマ PRC-B092D-MB
¥17,980 Amazon.co.jp (4/22執筆時)
定格内容量:87L
冷蔵室容量 :61L
冷凍室容量 :26L
省エネ達成率:100%
年間電気代:;5,454円
霜取り機能 :
運転音:
PRC-B092Dは、アイリスオーヤマの冷蔵庫です。
冷蔵庫のサイズは、幅47.5×奥行50.2×高さ85.8cmです。
設置性はよさそうです。
なお、本機については、ネジの付け替えで、左開きにもできる仕様です。
簡単です。
冷蔵室は、61Lです。
2段+野菜などのフリーケースという仕様です。
このクラスは、基本的に「料理をしない1人暮らし」用です。ただ、ケースに最低限の野菜などは入れられますし、たまにならば、対応できそうです。
ただ、キャベツの玉の大きさを見て貰えば分かりやすいですが、料理をするなら狭いので、あくまで「サブ機」としておすすめです。
冷凍室は、26Lです。
なお、本機も、直冷式で、霜取り機能がありません。定期的な霜取りが必要です。
電気代は、年間電気代の目安が5,454円です。
消費電力量が低く、省エネ性が高いです。
本体の天板は、ただし、耐熱天板ではないです。
ヒンジもあるため、上に物は置けません。
静音性については、データがありません。
同社は、静かなモデルは、騒音値を出さない場合も「静音」と書くことが普通です。
それがないのは、寝室に使う場合は、すこし懸念材料でしょう。
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以上、アイリスオーヤマの小型冷蔵庫の紹介でした。
値段の点で魅力がある上で、新型になって省エネ達成率も上昇しました。
その上で、アビテラックスよりも値段が安いので、本機の方が費用対効果は高そうです。
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【87L】
22・maxzen JR087ML01GM
23・maxzen JR087ML01WH
¥18,800 Amazon.co.jp (4/22執筆時)
定格内容量:87L
冷蔵室容量:61L
冷凍室容量:26L
省エネ達成率:101% 2021年度)
年間電気代:5,454円
霜取り機能:
運転音:
なお、先ほども出てきたマクスゼンが、だいたい同価格で87L機もだします。
本機については、アイリス機とスペックも(ほぼ)同じなので、生産元企業は同じかもしれません。
【2022年1月発売】
24・ハイアール JR-N85D-W
¥23,133 楽天市場 (4/22執筆時)
定格内容量:85L
冷蔵室容量:60L
冷凍室容量:25L
省エネ達成率:100%(2021年度)
年間電気代:5,481円
霜取り機能:
運転音:25db
JR-N85Dは、中国のハイアールの定格容量85Lの超小型2ドア冷蔵庫です。
冷蔵庫のサイズは、50x47.4x 85.7cmです。
「50cm四方」の基準に入っていて、本機もスリムに置けます。
冷蔵室は、60Lサイズです。
冷凍室は、25Lサイズです。
アイリスオーヤマに比べると、冷凍庫のフタ側に収納がないです。
整理して置きたい場合は、やや不利でしょうか。
ただ、ガラストレーが採用されるなど、パーツの品質は良いです。
また本機も、直冷式ですから霜取り機能がありません。定期的な霜取りが必要です。
電気代は、一方、年間5,481円と、アイリスオーヤマ同様に、安いです。
デザイン性は、一方で、庫内に、ハイアールは良いです。
傾斜の付いた、下部のケースの使い勝手も良いです。
天板は、ただし、耐熱天板ではないです。
上に物を置かないような指示もあります。
光熱費も、そうした場合の数値です。
静音性についても、しっかり騒音値の表明があります。
25デシベルと十分な静音設計であり、寝室にもある程度向く仕様です。
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以上、ハイアールのJR-N85Dの紹介でした。
価格的にアイリスオーヤマ機のライバルでしょう。
光熱費の部分は互角ですし、値段によっては本機は選択肢になります。
【2016年発売】
25・ハイセンス HR-B95A
¥19,190 Amazon.co.jp (4/22執筆時)
定格内容量:93L
冷蔵室容量:67L
冷凍室容量:26L
省エネ達成率:100% 2021年度)
年間電気代:5,616円
霜取り機能:
運転音:23db
HR-B95A は、中国のハイセンスの定格容量93Lの超小型2ドア冷蔵庫です。
ハイアールと同じで、ハイセンスは、グローバルに知られた家電企業です。
一部の電気店でも同社の製品は見られます。
冷蔵庫のサイズは、48x55.2x 86cmです。
小型機の設置面積の「50cm四方」の基準から、奥行がすこしはみ出ます。
ただ、さほど大きいわけではないですし、問題ないでしょう。
冷蔵室は、67Lサイズです。
庫内にガラス棚2段と、野菜などを入れるフリーケースがあります。
先述のように、少し奥行がある機種ですが、その分、少し余計に入ります。
冷凍室は、25Lサイズです。
さすがに、値段的に、直冷式で、霜取り機能がありません。
定期的な霜取りが必要です。
電気代は、一方、年間5,616円と、優秀です。
天板は、本機についてはしっかり耐熱天板です。
静音性についても、23デシベルとかなり数字が良いです。
十分な静音設計であり、寝室にもある程度向く仕様です。
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以上、ハイセンスのHR-B95Aの紹介でした。
ちょっと奥行が出ますが、その部分以外は、欠点らしい欠点はないです。
アイリスオーヤマの2ドアがやはりライバルですが、静音性が出ている分で、本機は安心感があります。
ただ、一回り大きいので、その部分が活きる、寝室への設置は微妙かもしれません。
耐熱天板仕様ですし、どちらかというと、「極小サイズのメイン機」として、台所に置く機種です。
次回に続く
おすすめの小型冷蔵庫は結論的にこの機種!
というわけで、今回は、100L以下の小型冷蔵庫をレビューしてきました。
1・大型プレミアム冷蔵庫の比較
2・中型3ドア冷蔵庫の比較
3・中型2ドア冷蔵庫の比較
4・小型2ドア冷蔵庫の比較
5・超小型冷蔵庫の比較
6・サイズ別のおすすめ冷蔵庫 【結論】
しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。
対応できる人数 1-4人向け
電気代の安さ ★★★★★
冷蔵庫の広さ ★★★★★
冷凍庫の広さ ★★★★★
製氷機の性能 ★★★★★
チルド室の性能 ★★★★★
本体の高級感 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
最終回となる、6回目記事(こちら)は、「結論編」です。
ここまで紹介してきた全ての冷蔵庫から、予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。
引き続き、よろしくお願いします。
6回目記事は→こちら