Top オーディオ製品 比較2025'【結論】ヘッドホン/イヤホン95機からの選び方 (2)

2025年06月15日

比較2025'【結論】ヘッドホン/イヤホン95機からの選び方 (2)

前編からの続きです→こちら

5・パーソナライズ面からのヘッドホンの選び方

 最後に、パーソナライズ(個人最適化)について、少し書いておきます。


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 ヘッドホン・イヤホンとも、最近の高級機では注目される部分です。

 イヤホンの場合は、イヤーピースがフィットしているか、ヘッドホンの場合は、カップの形と耳の形状が最低かなどの部分で、個人に合わせて音響を最適化してくれる機能です。

 諸方式あります。

 例えば、スマホのカメラを耳で撮影し、AIが判断する方式(ソニー・アップルなど)や、音の周波数に注目し、アプリ上であらかじめ反響音などを調整する方式(BOSE・JBLほか)、周波数分析改良型と言える、 耳音響放射に注目して聞こえ方を調整する方式(DENON)、あるいは、内蔵マイクで利用してリアルタイムで「聞こえ」の状況を分析する方式(ヤマハ)などです。

 目的も、メーカーによって少しずつ異なります。

 シンプルに音質の改善を目指すタイプ、ノイキャンの効きの調整を目指すタイプ、立体音響の再現性を高めることを目指すタイプが、音を整えて耳の健康を考えるリスニングケアを目指すタイプがみられます。

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 Comply(コンプライ) TW-200-A
  ¥2,750 Amazon.co.jp (6/15執筆時)

 従来は、完全に耳の形に合わせた「カスタムメイド」のイヤホンを買う以外は方法はなかったと言えます。

 あるいは、イヤホンで、Comply(コンプライ)の高品質のイヤーピースを導入するなどで、「勝手にカスタマイズ」する方法です。

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 この部分で、パーソナライズの部分は、各社とも開発競争が「熱い」といえます。

 過渡期の技術でどこが優れるというのはまだ言えませんが、音質の改善面では、ソニーとアップルの上位機がかなり高度です。リスニングケアという部分では、ヤマハとDENONがわりと凝っています。

今回の結論
最新ヘッドホン/イヤホンのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、全記事の「まとめ」として、ヘッドホン・イヤフォンの選び方について書いてきました。

 最後に、ここまでの話をふまえつつ、いつものように、目的別・用途別にAtlasのおすすめ機種を提案しておきたいと思います。


 第1に、電車などでの通勤・通学時に便利な完全ワイヤレスイヤホンとしておすすめできるのは、

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 ・ SONY ノイキャン WF-1000XM5
   ¥32,275 Amazon.co.jp (6/15執筆時)

タイプ:密閉型(左右独立/カナル)
Bluetooth:5.3
ノイキャン:Wマイク式(自動)
周波数帯域:20Hz-40kHz
ドライバー:8.4mm
コーデック:SBC AAC LDAC LC3
3D音響:対応(360 Reality Audio)
個人最適化:高度ヘッドトラッキング可
重さ:5.9g×2

音質の良さ   ★★★★★
ノイキャン効果 ★★★★★★
重低音     ★★★★☆
ハイレゾ再生  ★★★★★
ワイヤレス対応 
★★★★★
総合評価    ★★★★★

 この場合、「ノイズキャンセリング」性能を重視するべきです。

 複数の選択肢がありますが、音質や性能部分で「最もオススメできる」といえるのは、SONYの WF-1000XM5です。

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 「左右完全独立」タイプは、問題点が多かったので、Atlasはこれまでまあり「オススメ」してきませんでした。

 しかし、Bluetooth 5.0以降で通信が安定してきたほか、「左右独立転送技術」で、遅延問題も解決されてきたので、今選ぶならば「左右独立型」でしょう。

 バッテリーも、ケース充電なしで8時間保ちますし、重さの部分を含めて、十分「使える」仕様になりました。

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 ライバル機は多くあります。

 しかし、比較的値ごろ感のある価格設定で、強力なノイズキャンセラーを装備する点で本機は抜けています。

 本文中で説明した、Wマイク式(自動)のカテゴリーに属する製品はほかにもありますが、後ほどみるソニーのヘッドホン型を除けば、最高クラスです。

 通勤通学時に使う場合は、ノイズ対策の部分を最も重視するべきなので、その点からも本機を推します。

 そのほか、ハイレゾと空間オーディオに高度に対応する部分も、上級者には嬉しいかと思います。

ーーー

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 【2022年発売】

 ・ SONY LinkBuds WF-LS900N
   ¥19,736 Amazon.co.jp (6/15執筆時)

タイプ:密閉型(カナル)
Bluetooth:5.0
ノイキャン:Wマイク式(自動)
周波数帯域:20Hz-40kHz
ドライバー:5mm
コーデック:SBC AAC LDAC
3D音響:対応(360 Reality Audio)
個人最適化:対応
重さ:4.8g×2

音質の良さ   ★★★★★
ノイキャン効果 ★★★★★★
重低音     ★★★☆☆
ハイレゾ再生  ★★★★☆
ワイヤレス対応 
★★★★★
総合評価    ★★★★★

 ただ、WF-1000XM4は、多少大きいので、耳の小さめの方や、(目立ちにくい方向で)ファッション性を重視したい方にはすこし不向きです。

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 その場合は、小型で目立ちにくいWF-LS900Nを選ぶと良いかと思います。

 本機も、ノイキャン精度は最上位機に及ばないものの、一般的に言えば十分優秀で、ハイレゾにも対応となります。

 ただ、ドライバーの口径が少し小さいので、音質面では多少不利になります。

1・完全ワイヤレスイヤホンの比較(1)
 1-1:選び方の基本の解説【導入】
 1-2:アップル〈米国〉
 1-2:ソニー〈日本〉
2・完全ワイヤレスイヤホンの比較(2)
 2-1:BOSE〈米国〉
 2-2:パナソニック〈日本〉
 2-3:JVC〈日本〉  
3・完全ワイヤレスイヤホンの比較(3)
 3-1:JBL〈米国〉
 3-2:ANKER 〈米国〉
4・完全ワイヤレスイヤホンの比較(4)
 4-1:Beats〈米国〉
 4-2:ヤマハ〈日本〉
 4-3:SHURE〈米国〉
 4-4:Bang&Olufsen〈北欧〉
 4-5:Noble Audio〈米国〉
5・完全ワイヤレスイヤホンの比較(5)
 5-1:AVIOT〈日本〉
 5-2:Final ag 〈日本〉
6・完全ワイヤレスイヤホンの比較(6)

 6-1:Amazon 〈米国〉
 6-2:Google 〈米国〉
 6-3:ゼンハイザー〈ドイツ〉
 6-4:DENON〈日本〉
 6-5:AKG〈オーストリア〉
 6-6:サムスン〈韓国〉
7・完全ワイヤレスイヤホンの比較 (7)
 7-1:オーディオテクニカ〈日本〉
 7-2:ファーウェイ・シャオミ ほか
8・完全ワイヤレスイヤホンの比較 (8)
 =予算別・目的別のおすすめの提案【結論】

 なお、完全ワイヤレスタイプのイヤホンについては、もう少し安い機種を含めて、上記リンク記事で詳しく見ています。

 オススメについても、もう少し細かく書いています。


 第2に、左右直結タイプの従来のBluetoothイヤホンとしては、

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 【2019年発売】(国内生産完了)

 ・SONYノイズキャンセリング WI-1000XM2
  ¥40,800 Amazon.co.jp (6/15執筆時)

タイプ:密閉型(カナル)
Bluetooth:5.0
ノイキャン:Wマイク式(自動)
周波数帯域:3Hz-40kHz
ドライバー:9mm+BA
コーデック:SBC AAC, LDAC
3D音響:
個人最適化:
重さ:58g

音質の良さ   ★★★★★★
ノイキャン効果 ★★★★★
重低音     ★★★★★
ハイレゾ再生  ★★★★★
ワイヤレス対応 ★★★★★
総合評価    ★★★★★

 ソニーWI-1000XM2でしょう。

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 ただし、生産完了です。

 本編の途中でも書いたのですが、左右直結型は、2019年以後、各社とも、ほぼ新製品が出ていない上で、本機を含めた上位クラスは、続々と生産完了になっています。

 ただ、本機は、それなりに納得感のある価格で倉庫在庫があるようなので、どうしてもこのタイプがよいという方にのみ、おすすめです。

 先述のように、軽量で、ハイレゾ対応・高度なノイキャンを搭載した、完全ワイヤレス型はすでに出てきた点と、通信安定性の部分で、Bluetoothのバージョンが古いままのこのタイプは、将来性に乏しいからです。

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 形状は、太めのネックイヤー型ですが、重さは首にかかるため、圧迫感はありません。

 もちろん、耳の部分のユニットは小型です。 

 「ノイズキャンセリング」は、高度なW方式(自動)を使用しており、キャンセル技術はかなり高いです。

 音質面では、9mmと大きなドライバーを搭載する上で、高音域にBAユニットを備える「2WAY」です。

 完全ワイヤレスだと、この組み合わせの「2WAY」は、大きく重いタイプしかできないため、このタイプを選ぶ「メリット性」と言えます。

 長いこと利用経験がありますが、音の受け渡しも問題を感じません。

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 Bluetoothのコーデックも、SBC・AACに対応する上で、ハイレゾに対応できるLDACもフォローします。

 Atlasも、ノマドワークする際は、この製品を持参して、PCで利用しています。

1・左右直結型Bluetoothイヤホンの比較(1)
 1-1:選び方の基本の解説【導入】
 1-2:JVC 〈日本〉
 1-3:ソニー〈日本〉
 1-4:Beats〈米国〉
 1-5:JBL〈米国〉
 1-6:ゼンハイザー〈ドイツ〉
 1-7:オーディオテクニカ〈日本〉
2・左右直結型Bluetoothイヤホンの比較 (2)  
 2-1:最終的なおすすめの提案【結論】

 このタイプのイヤホンについては、完全ワイヤレス(左右独立型)以外のBluetoothイヤホンを網羅した上記リンク記事で、詳しい説明をしています。


 第2に、「音質重視」で有線イヤホンを選ぶ場合、おすすめできる製品は、

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 【2024年発売】

 【有線イヤホン】

 【3.5mm接続】

 ・ オーツェイド intime 碧 (SORA) NEO
  ¥6,165 Amazon.co.jp (6/15執筆時)

 【USB-C接続】

 ・ オーツェイド intime 碧 (SORA) NEO TYPE-C
  ¥8,946 Amazon.co.jp (6/15執筆時)

タイプ:密閉型(カナル)
Bluetooth:なし(有線)
ノイキャン:
周波数帯域: 20Hz-40kHz(ハイレゾ)
ドライバー:10mm+VST2
コーデック:
3D音響:
個人最適化:
重さ

音質の良さ   ★★★★★
ノイキャン効果 ★★★☆☆
重低音     ★★★★★
ハイレゾ再生  ★★★★★
ワイヤレス対応 ☆☆☆☆☆
総合評価    ★★★★★

 日本のオーツェイドintime 碧でしょう。

 音質は、ここまでみたようなBluetoothイヤホンで既に問題ないですし、利便性も上です。

 正直なところ、一般ユーザーはBluetooth式で良いかと思います。

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 しかし、特に、CD音質やハイレゾ音源を再生したい場合、(PC・スマホ側の)Bluetoothコーデックの対応問題があります。

 その点で言えば、こだわりたい方の第一候補は「有線イヤホン」と言えます。

 ケーブルを煩わしいと感じず、逆に、充電が面倒と感じる場合は、とくに、このタイプが良いかと思います。

 ノイズ問題を考えても、有線の方が通信安定性は高いですし、無理なくドライバサイズも大きくできますから。

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 ドライバーは、チタンコートの10mmのドライバーに、同社の名物でもある、VST(トゥイーター)を組み合わせた「2WAY方式」です。

 音質面でも、先述のセラミックツイーターとの「合わせ技」で、比較的価格の安いものの中では、最も一般的かつ、高音質です。

 大手企業ではなく、日本の「地場産業」的な企業ですが、有線はもう大手は、高級機を除けば「へたり気味」なので、この価格帯だと、こういった企業の製品のが面白いです。

 USB-C接続のモデルは、ハイレゾ対応のDACに対応するので、対応スマホでそのまま使えます。

ーーー

1・ハイレゾイヤホンの比較記事 (1)
 1-1:選び方の基本の説明【導入】
 1-2:SONY:TWS・有線
 1-3:AVIOT:TWS・BT・有線
 1-4:Panasonic:TWS・有線
2・ハイレゾイヤホンの比較記事 (2)
 2-1:JVC:TWS・有線
 2-2:Audio-Technica:TWS・有線
 2-3:ファーウェイ・シャオミ:TWS
 2-4:ANKER:TWS
 2-5:ゼンハイザー:TWS
3・ハイレゾイヤホンの比較記事 (3)
 3-1:オーツェイド:有線
 3-2:フィリップス:有線
 3-3:Shanling:有線
 3-4:FiiO:有線    
4・ハイレゾイヤホンの比較記事 (4)
 4-1:MTI: 有線
 4-3:その他の企業:TWS・有線
 4-3:最終的なおすすめの提案【結論】

 なお、本機を含めて、「高音質なイヤホン」については、ハイレゾ対応イヤホンだけ比較した、上記のリンク記事で、他機も含めて多くみています。

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 TWS型(完全ワイヤレス)などもも、ハイレゾ対応のよさげなものだけはこちらの記事でもフォローしています。


 第3に、音質を含めた総合性能を重視して、Bluetoothヘッドホンを選ぶならば、

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 【2025年発売】

 ・SONY WH-1000XM6(B)
 ・SONY WH-1000XM6(S)
  ¥63,559 楽天市場 (6/15執筆時)

コーデック: SBC AAC LDAC LC3
3D音響:対応(360 Reality Audio+360 Upmix for Cinema)
重さ:254g

 【2022年発売】

 ・SONY WH-1000XM5
  ¥36,800 Amazon.co.jp (6/15執筆時)

コーデック: SBC AAC LDAC
3D音響:対応(360 Reality Audio+360)
重さ:250g

タイプ:密閉型
再生周波数帯域:4Hz-40kHz
ドライバー: 30mm(高機能)
3D音響:対応(360 Reality Audio)
個人最適化:高度ヘッドトラッキング可
連続再生時間:30時間
ノイズキャンセル:Wマイク(自動)
有線接続:対応
重さ:250g

音質の良さ   ★★★★★★
ノイキャン効果 ★★★★★★★
重低音     ★★★★★★
ハイレゾ再生  ★★★★★
ワイヤレス対応 ★★★★★
総合評価    ★★★★★★

 SONYWH-1000XM6をおすすめします。

 のちほど、このブログで本機の説明をしている「本編記事」のリンクを示しますが、そちらで書いたように、旧機種が値下がりしています。

 先ほど少し書いた、ステレオ音源の立体音響へのアップコンバート(360 Upmix for  Cinema)が旧機だと非対応です。

 また、特に、飛行機や電車などの騒音環境で「極限までの快適さ」を求めないならば、値下がりした旧機は、だいぶ「お買得」です。

 旧機でも、現行水準のノイキャン性能の平均値より相当上回る性能なので、いまなら、そちらでも良いように思います。

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 他社機に比べる場合、本機はとくに、ノイキャンの精度が高いです。

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 ノイキャンは新機種だと、第5世代のWマイク式(自動)です。

 片側だけで6つのマイクを同社のQN3プロセッサで制御するので、ノイキャンの精度は、今回みた全機種のなかでも高度です。

 突発的な音に対する瞬間的といえる「リアルタイム」処理できる仕様です。

 本編で書いたように、騒音の変化量が特に大きいと言える、飛行機や新幹線などの移動時には、他社機に比べても、相当パワフルに処理してくれそうです。

 旧機も、外側3個・内側1個の(片側)3マイクを装備しつつ、専用プロセッサで制御するWマイク式(自動)です。

 先述のように、現行水準でも(ソニーの最上位機を除けば)最高クラスの性能であり、極限を求めないならば、問題ないです。

 マイクも、その点では、ビームフォーミングマイクを併用する形で、工夫があります。

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 コーデックは、SBC AAC LDACという対応幅です。

 したがって、(再生機器の対応次第ですが)ハイレゾ対応できます。

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 また、ソニーの場合は、圧縮音源やCD音源を再計算(アップスケーリング)でハイレゾ級に高める「DSEE Extreme」も利用できるため、一般音源の底上げ効果も期待できます。

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 音源的にも、ハイレゾ対応であるほか、音楽ほか、映像を含めた、空間オーディオに対応しており、最先端です。

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 ドライバーは、そのかわり、30mmとやや小さいです。

 ただ、本編で書いたように、同社はデジタル処理で低音を「作り込む」のが得意です。実際、40mmドライバー採用の旧機(2世代前)と比べて、その部分が劣っているようには思えません。

 総合的にみて、性能は十分以上に期待できます。

 その部分を含めて、本機を推しました。

ーーー

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 【2024年発売

 ・ プレシードジャパン AVIOT WA-V1
  ¥13,500 Amazon.co.jp (
6/15執筆時

 【ピエール中野コラボモデル

 ・ プレシードジャパン AVIOT WA-V1-PNK
  ¥19,800 Amazon.co.jp (
6/15執筆時

タイプ:密閉型
再生周波数帯域:
ドライバー: 40mmドーム型
コーデック:SBC AAC LDAC
3D音響:
個人最適化:
連続再生時間:120時間(最大)
ノイズキャンセル:Wマイク(自動)
有線接続:対応
重さ:267g

 安めのエントリークラスだと、AVIOT WA-V1が割と良いです。

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 1万円台前半で、Wマイク式(自動)のノイキャンを装備し、40mmと十分な大きさのドライバーを装備する上で、音源的にハイレゾ対応水準という機種は、あまりないです。

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 重さも、267gと平均的で、外観もシンプルで良いです。

 空間オーディオなど、新しい技術に対応しない部分は価格相応ですが、そこを除けば、問題点はみられません。

ーーー

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1・Bluetoothヘッドホンの比較 (1)
 1-1:選び方の基本の説明【導入】
 1-2:ソニー〈日本〉
 1-3:BOSE〈米国〉
2・Bluetoothヘッドホンの比較 (2)
 2-1:Apple〈米国〉
 2-2:Beats〈米国〉
 2-3:パナソニック〈日本〉
 2-4:ヤマハ〈日本〉
 2-5:オーディオテクニカ〈日本〉  
3・Bluetoothヘッドホンの比較 (3)
 3-1:JBL〈米国〉
 3-2:Anker〈米国〉
 3-3:SHURE〈米国〉
 3-4:Scallcandy〈米国〉
4・Bluetoothヘッドホンの比較 (4)
 4-1:ゼンハイザー〈ドイツ〉
 4-2:B&W〈英国〉
 4-3:ダイソン〈英国〉
 4-4:B&O〈北欧〉
 4-5:Philips〈オランダ〉
 4-6:AKG〈北欧〉
5・Bluetoothヘッドホンの比較 (5)
 5-1:NTTソノリティ〈日本〉
 5-2:JVCビクター〈日本〉
 5-3:AVIOT〈日本〉  
 5-4:final・Edifier・Sonos ほか
6・Bluetoothヘッドホンの比較 (6)
 6-1:最終的なおすすめの提案【結論】

 なお、ソニー製品やそれ以外を含めて、Bluetooth型ヘッドホンについては、上記のリンク記事で、他機も含めて比較しています。

 そちらでは、もう少し細かいオススメも提案しています。


 第3に、音質を重視して、自宅用の有線ヘッドホンを選ぶならば、

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 【通常型番】

 ・ゼンハイザー オープン型 HD 599
  ¥23,480 Amazon.co.jp
(6/15執筆時)

 【Amazon限定】

 ・ゼンハイザー オープン型 HD599 SE
  ¥21,118 Amazon.co.jp (6/15執筆時)

タイプ:密閉型(オーバーヘッド)
Bluetooth:
ノイキャン:
周波数帯域: 12Hz〜38.5kHz
ドライバー:40mm
コーデック:
3D音響:
個人最適化:
重さ:250g 

音質の良さ   ★★★★★★★
ノイキャン効果 ★☆☆☆☆
重低音     ★★★★★★
ハイレゾ再生  ★★★★☆
ワイヤレス対応 ☆☆☆☆☆
総合評価    ★★★★★

 ゼンハイザーのHD 599でしょう。

 自宅などで、特段うるさくはない環境で使う場合で「音質」を重視するならば、有線式は今でも良い選択肢に思えます。

 Bluetooth式も便利ですが、やはり通信安定性は有線ですし、(再生機器側の)Bluetoothのコーデックの問題から、映像視聴時の音の遅延などの問題が解決されているとは、必ずしも言えないからです。

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 本機はオープン型で音漏れしますから「室内用」ですが、この方式だと、音抜けが良く、とくに低音域は伸びやかです。

 聴き疲れもしにくい音質なので、自宅用としては良い選択肢に思えます。

  201911081833.jpg

1・ハイレゾイヤホンの比較記事 (1)
 1-1:選び方の基本の説明【導入】
 1-2:SONY:TWS・有線
 1-3:AVIOT:TWS・BT・有線
 1-4:Panasonic:TWS・有線
2・ハイレゾイヤホンの比較記事 (2)
 2-1:JVC:TWS・有線
 2-2:Audio-Technica:TWS・有線
 2-3:ファーウェイ・シャオミ:TWS
 2-4:ANKER:TWS
 2-5:ゼンハイザー:TWS
3・ハイレゾイヤホンの比較記事 (3)
 3-1:オーツェイド:有線
 3-2:フィリップス:有線
 3-3:Shanling:有線
 3-4:FiiO:有線    
4・ハイレゾイヤホンの比較記事 (4)
 4-1:MTI: 有線
 4-3:その他の企業:TWS・有線
 4-3:最終的なおすすめの提案【結論】

 なお、これ以外の、有線のハイレゾ対応ヘッドホンは、以上の記事で紹介しています。

 よろしければ、ご覧ください。

補足:このブログの関連記事の紹介

 というわけで、今回はヘッドホン・イヤホンの「賢い選び方」の話題でした。 

1・完全ワイヤレスイヤホンの比較
2・左右直結Bluetoothイヤホンの比較
3・ハイレゾ対応イヤホンの比較
4・ノイキャン対応イヤホンの比較
5・Bluetoothヘッドホンの比較
6・ノイキャンヘッドホンの比較
7・ハイレゾヘッドホンの比較
8・Beatsのヘッドホンの比較
9・ネックスピーカーの比較

 今回はまとめだったので、個別の製品の善し悪しまで踏み込んだ解説はできませんでした。 

 そのため、具体的な商品情報については、今回のシリーズ記事の各回をご覧ください。

ーーー

  201809170924.jpg

1・ソニーのウォークマンの比較
2・ハイレゾ対応ポータブルアンプ

 また、このブログには、他にもオーディオ関係の記事がありますので、こちらもよろしくお願いします。

 最後になりましたが、記事がお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。

posted by Atlas at 22:38 | オーディオ製品

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