1回目記事からの続きです→こちら
今回の結論
小型ノートパソコンのおすすめは、結論的にこの機種!

1・小型13インチノートPCの比較 (1)
1-1:HP
1-2:レノボ〈ThinkPad ほか〉
2・小型13インチノートPCの比較 (3)
2-1:最終的なおすすめの提案 【結論】
というわけで、今回は、13インチ前後で、10万円前後で買えるモバイル用の格安ノートパソコンを比較してきました。
3回目記事となる今回は、最後に、いつものように、目的別、予算別にAtlasのおすすめ機種を提案したいと思います。
第1に、自宅でも外出先でも使える13インチビジネスノートとしておすすめできる製品は、

【2025年発売】
【下位構成】
(Windows 11 Home)
7・ThinkPad L13 Gen 6 21RBCTO1WWJP6
¥153,648 レノボダイレクト (10/2執筆時)
CPU:AMD Ryzen 3 PRO 210
メモリ:16GB
ストレージ:256GB SSD/PCIe 4th
カメラ:HDカメラ
【中位構成】
(Windows 11 Home)HDカメラ
8・ThinkPad L13 Gen 6 21RBCTO1WWJP3
¥164,560 レノボダイレクト (10/2執筆時)
(Windows 11 Pro)500万画素IRカメラ
9・ThinkPad L13 Gen 6 21RBCTO1WWJP8
¥280,500 レノボダイレクト (10/2執筆時)
CPU:AMD Ryzen 5 PRO 215
メモリ:16GB
ストレージ:256GB SSD/PCIe 4th
カメラ:HDカメラ
【上位構成】+上位パネル+バックライト
10・ThinkPad L13 Gen 6 21RBCTO1WWJP5
¥203,291 レノボダイレクト (10/2執筆時)
CPU:AMD Ryzen 7 PRO 250
メモリ:16GB
ストレージ:512GB SSD/PCIe 4th
カメラ:500万画素IRカメラ
モニター:13.3型 WUXGA IPS 非光沢
重さ: 1.21kg
通信:Bluetooth 5 Wi-F7
バッテリー:最大11.6時間(JEITA3.0a)
接続: USB-A (3.0) ×2 USB-C (TB4) ×2 HDMI
OS:Windows 11 Home/Pro
ソフト:Office 20
マシンパワー ★★★★★
ストレージ量 ★★★★★
画面の見やすさ ★★★★★
バッテリーの保ち ★★★★☆
AI対応 ★★★☆☆
軽量性 ★★★★★
外装グレード ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
ThinkPad L13 Gen 6 でしょう。
3グレードありますが、スペック的には中位構成がおすすめです。下位構成でもモバイル用だと問題ないのですが、価格差はそこまでありませんから。
したがって、上の★は、中位構成を基準としたものです。
一方、今回の基準では「やや予算基準のオーバー」ですがマシンパワーの点では上位機がおすすめです。ただ、そこまでのスコアさは感じないのですが、こちらだけ(オプションで追加料金を払わずとも)パネルが上位で、キーボードがバックライト付ですから。
筐体は、やはり、ThinkPadは仕事向きです。
小型の格安機ではキーボードの質に最も注力しているといえ、ビジネスに向きます。
ノートPCを選ぶ場合、ディスプレイの見やすさ(視覚)と、キーボードの品質(触覚)が五感に関わる部分と言えるので、利用時の快適さに大きく影響します。
その点でいえば、本機に投資する価値はあります。

CPUは、若干予算基準オーバーの上位機を含めて、3種類から選べます。
下位構成は、4コア8スレッドのRyzen 3PRO 210 (3.0GHz ×4) です。
中位構成は、6コア12スレッドのRyzen 5 PRO 215 (3.2GHz ×6)です。
上位構成は、8コア16スレッドのRyzen 7 PRO 250 (3.3GHz ×8)です。
先ほども書いたように、中位構成が最も費用対効果が良いように思います。 
スコアは、下位構成でも12000は超えるので、入門機として「標準」の域は超えます。
ただ、19000に近い中位構成にする場合、「メインマシン」に近いパワーを得られます。5年前後は、ストレスなく快適に使えそうなスペックともいえますので、投資価値はあります。

ディスプレイは、IPSパネルで、非光沢です。
ディスプレイは、上位構成の場合、上位のタッチパネルになります。
ただ、実際、タッチパネルを使わないならば、(非光沢とはいえ)ガラス質の表面処理なので、(タッチパネルではない)非光沢より、光の反射はあります。
そのため、上位機種のCPU水準が欲しい場合も、「マイナスのカスタマイズ」で、普通のディスプレイに戻しても、個人的には良いと思います。
それ前提ならば、1.3万円ほど安くもなります。
そのほかの部分の仕様も、良質です。

ネットワークは、 最新のWi-Fi7 と、Bluetooth5に対応しますし、USB端子の構成も、高速なUSB4(Thunderbolt4)が2系統とBusiness方面に豪華です。
カメラは、一方、上位機を除いて、HDカメラです。
ここは、2200円の追加で、500万画素のIRカメラに変更できます。そうすれば、顔認証に対応になりますので、この部分のアップグレードは、個人的にもおすすめです。
第2に、最新のAIプロセッサ搭載機で、外観デザインも良い上級機としては、

【2024年発売】
【スタンダードモデル】
1・HP Pavilion Aero Laptop 13-bg1000AU 13-bg1001AU
¥174,800 HP ダイレクト (10/2執筆時)
【価格.com限定(スタンダード)】
2・HP Pavilion Aero Laptop 13-bg 13-bg0000
¥169,800 HP ダイレクト (10/2執筆時)
CPU:AMD Ryzen AI 5 340
メモリ:16GB
ストレージ:512GB SSD/PCIe 4th
【パフォーマンスプラスモデル】
3・HP Pavilion Aero Laptop 13-bg1002AU 13-bg1003AU
¥244,800 HP ダイレクト (10/2執筆時)
【価格.com限定(パフォーマンス)】
4・HP Pavilion Aero Laptop 13-bg 13-bg0000
¥239,800 HP ダイレクト (10/2執筆時)
CPU:AMD Ryzen AI 7 350
メモリ:16GB
ストレージ:1TB SSD /PCIe
モニター:13.3型 WUXGA IPS 非光沢
接続:USB-A (3.0 3.1) USB-C (3.1)×2 HDMI
通信:Bluetooth 5.3 Wi-fi 6E
バッテリー:15.5時間(自主基準)
カメラ:500万画素IRカメラ
OS:Windows 11 Home
重さ:970g
ソフト:Office 2024(追加可)
保証:1年間
マシンパワー ★★★★★★
ストレージ量 ★★★★★
画面の見やすさ ★★★★★
バッテリーの保ち ★★★★☆
AI対応 ★★★★★★
軽量性 ★★★★★
外装グレード ★★★★★★
総合評価 ★★★★★★
HP OmniBook 7 Aero 13-bg1000 でしょう。
AIプロセッサ搭載でこの部分の性能が良い上で、外観グレードが良く「軽め」である点を評価しました。
ThinkPadのデザインも良いですが「仕事向け」な感じはするので、ふだんの持ち歩きなどにおける外観デザインを重視する場合も、こちらが良いと思います。

軽さは、今回見た中では最も軽い970gです。
筐体もマグネシウム合金で、堅牢性も十分です。
外観もややカジュアルですし、一般向けにはよさそうなデザイン性です。

ディスプレイは、 WUXGA (1920×1200)の13.3インチです。
視野角が広く目も疲れにくい、IPSで非光沢なので、仕事や勉強に向きます。
スペックは、400ニトの輝度、sRGB 100%の色域ですので、IPSのなかでも「少し良い水準」のパネルと言えます。

CPUは、AMD系です。
下位構成は、6コア12スレッドの AMD Ryzen AI 5 340(2GHz×6)です。
上位構成は、8コア16スレッドの AMD Ryzen AI 5 340(2GHz×8)です。
上位構成は、同じコアですが、コア数が多いのでスコアが良くなります。

スコアは、下位機は19000、上位機だと24500あたりです。
上位機ならば、メインマシンとしても「バリバリ」使えそうです。
ただ、この画面サイズならば「モバイル用」でしょうし、ここは「節約」しても良いかと思います。

GPUは、下位機は840Mで、上位機は860Mです。
十分なスペックです。

NPU(AIプロセッサ)は、このサイズの安めだと、最も優れます。
本編で書いたように、「Microsoft Copilot+PC」の認定水準に至るためには、処理面で、NPUが40 TOPS以上である必要があります。
アーム系CPUならば、この水準を満たす機種はなくはないですが、AMD系でクリアする機種は限られます。その部分で、本機は稀少性があります。

周辺装備も、キーボードのバックライト、顔認証対応の500万画素カメラ、Wi-Fi 6Eに対応するネットワークなど、装備が充実します。
接続端子の構成も、問題ないです。
バッテリーは、16.5時間との表記です。
先述のように、HPの「自主基準」なので何とも言えないのですが、同じ測定方法を明記する、HPの大画面機の数字をみても、少なくとも、悪くない水準で収まると思います。
CPUの消費電力からもそのように言えます。選んで良いでしょう。
第3に、10万円前後の予算で、小型、軽量のモバイルノートPCが欲しい場合は、

【2026年発売】
(Windows 11 Home)
11・Lenovo J13 パフォーマンス 83NVCTO1WWJP3
¥109,120 レノボダイレクト (10/2執筆時)
(Windows 11 Pro)
12・Lenovo J13 パフォーマンス 83NVCTO1WWJP3
¥184,690 レノボダイレクト (10/2執筆時)
CPU: Core 5 210H
メモリ:16GB
ストレージ:512GB SSD/PCIe 4th
モニター:13.3型 WUXGA IPS 非光沢
重さ: 1.25kg
通信:Bluetooth 5 Wi-Fi6E
バッテリー:最大11.9時間(JEITA3.0a)
カメラ:FHD 1080p カメラ+IR
接続: USB-A (3.0) ×2 USB-C (3.0) ×2 HDMI
OS:Windows 11 Home/ Pro
ソフト:Office 2024(付属あり)
保証:1年間
マシンパワー ★★★★☆
ストレージ量 ★★★★★
画面の見やすさ ★★★★★
バッテリーの保ち ★★★☆☆
AI対応 ★★★☆☆
軽量性 ★★★★★
外装グレード ★★★☆☆
総合評価 ★★★★☆
レノボのIdeaPad Slim 5 Light Gen 10 13.3型(AMD)でしょう。
先述のように、半導体不足で、軒並みこの価格帯のモバイル機は販売終了ですが、その中で出てきた製品として評価できます。

重さは、約1.25kgです。
さすがに、この価格帯だとマグネシウム合金などを利用した軽量化は難しいため、軽量化は徹底されているとまでは言えません。
ただ、一般的に「軽い」といって良い製品です。その上で、MILスペックが示されており、耐久性も良いです。

ディスプレイは、13.3インチです。
しっかり、IPSパネルで、非光沢です。
縦に長めで書類が展開しやすいWUXGA(1920×1200)ですし使いやすいです。

CPUは、インテル系です。
現行機は、8コア12スレッドの Core 5 210H (2.2GHz×4 + 1.6GHz ×4)です。

CPUスコアは、約1.9万です。
本編で書いたように、この部分を「ケチらない」方向性の製品です。
GPUもモバイル用のノートPCとしては及第点です。
メモリー・ストレージ量も、値段の安さを感じさせない水準です。
ネットワークも、 しっかり最新のWi-Fi6E です。
カメラも、IRではないカメラながら、500万画素のカメラで、会議にも問題ないです。
生体認証も、指紋認証でフォローしますし、全体の装備は充実します。
一方、本編で書いたように、バッテリー持続時間の部分ほか、本機のCPUは低消費電力ではないです。小型筐体ですので、夏場などでは、熱回りの限界から(壊れませんが)ファン回転は多めで、CPUの処理能力もセーブ運転になりがちになる可能性はあります。
この部分で、ハードに使うメインマシンにするならば、1サイズ大きな14型の「安め」を探す方が良いです。
このあたりが課題ですが、モバイル用として、出張時や取引先に持ち歩いて、「簡単な書類仕事やプレゼン」といったライトな用途で使うならば、問題ないスペックでしょう。
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というわけで、今回は、激安小型ノートPCの話題でした。

1・小型ノートPCの比較
サイズ:13.3・12.4インチ
重さ:1.25kg前後
予算:10万円〜
用途:モバイル/自宅兼用(軽め)
2・中型ノートPCの比較
サイズ:14インチ
重さ:1.5kg前後
予算:10万円〜
用途:モバイル/自宅兼用(重め)
3・大画面ノートPCの比較
サイズ:15.6・16インチ
重さ:1.6kg以上
予算:9万円〜
用途:自宅・職場用の据置用
他のサイズを含めて、考えたい方は、以上のリンクをご覧ください。
1・VAIOのノートPCの比較
2・Surface Bookの比較
3・AppleのMacbookの比較
また、(10万円以内ではないですが)他社機も考えたい場合は、以上の記事でフォローしていますので、こちらもよろしくお願いします。
補足・必要な周辺機器の情報など
最後に、いくつか、周辺機器の情報を書いておきます。

・Microsoft Office Home 2024
¥37,224 Amazon.co.jp (3/3執筆時)
第1にオフィスソフトです。
一般的に格安モデルは、マイクロソフトのOfficeが付属せず、オプション対応となります。
上級者は、場合によっては無料の互換ソフトであるOpenOffice【こちら】を使ってもよいでしょう。
一方、オプションで買う場合は、買ったノートPCのみ有効なライセンスになります。
そのため、複数のOSにインストールされたい場合は、別途購入した方がお得な場合があります。
詳しくは、このブログの【Office 2024などオフィスソフトの選び方のまとめ】をご覧ください。

第2に、無線LANルーターです。
今回も、Wi-Fi6ほか、2023年以後に普及した新規格であるWi-Fi6Eという新しい高速無線LAN規格に対応する機種を多くみました。
対応ルーターの買換が必要ですが、速度面のほか、近所との回戦混線の問題、あるいは、家族などとの複数同時接続時の安定性が高レベルで改善されます。
1・標準の無線LANルーターの比較
速度: 2,400〜2,880Mbps
予算:約7,500円〜
規格:WI-FI5〜WI-FI7
おすすめ:2LDK・3LDK
2・安めの無線LANルーターの比較
速度:300〜1,440Mbps
予算:約3,000円〜
規格:WI-FI5〜WI-FI7
おすすめ:ワンルーム・1K
3・高速なWi-Fi 6ルーターの比較
速度: 4,803Mbps
予算:約1.5万円〜
規格:WI-FI6〜WI-FI6E
おすすめ:3LDK・戸建
4・最速なWi-Fi 7 ルーターの比較
速度: 4320〜11,520Mbps
予算:約2万円〜
規格:WI-FI7
おすすめ:3LDK・戸建(速さ重視)
5・メッシュWi-Fiルーターの比較
速度: 1,200〜11,520Mbps
予算:約3万円〜
規格:WI-FI5〜WI-FI7
おすすめ:4LDK・自営業・3F建
詳しくは、このブログの以上の記事で、かなり詳しく書いています。
さしあたっては、1回目の【無線LANルーターの比較記事】の記事からご覧いただければ良いかと思います。

第3に、光学ドライブです。
最近のノートPCは、光学ドライブが未搭載です。
そのため、別途購入する必要があります。
ドライブを購入する場合ですが、Windowsでは、OS標準のWindows Media Playerに再生機能が付属しなくなったため、OSだけではDVDが見れなくなっています。
そのため、再生ソフトが付属する機種を選んで購入する必要があります。
詳しい「おすすめ機種」については、このブログの【Windows用のDVDドライブとブルーレイの比較記事】をご覧ください。

1・マウスの比較
2・プリンターの比較
3・ウイルス対策ソフトの比較
4・PC対応ビジネスバッグの比較
そのほか、一緒に周辺機器やバッグの購入を考えている方は、上記記事をご覧ください。

なお、今回紹介した商品は価格帯的に、お子さんへのプレゼントとしても利用する方もいると思います。
最近のウイルス対策ソフトには、特定サイトへのアクセスを制限できるペアレンタルコントロール機能が標準搭載されています。同時に買われても良いと思います。
ではでは。
