Top 無線LANルーター 比較2022’【〜1万円】激安Wi-Fiルーター53機の性能とおすすめ・選び方 (3-2)

2022年10月06日

比較2022’【〜1万円】激安Wi-Fiルーター53機の性能とおすすめ・選び方 (3-2)

【今回レビューする内容】2022年 1万円以下の激安 無線LANルーターの性能とおすすめ・Wi-Fiルーター・親機・無線ブロードバンドルーター:ワンルーム用初心者向け

【比較する製品型番】IODATA WN-SX300FR WN-SX300FR/E WN-DX1167GR WN-DX1167GR/E WN-DX1200GR WN-DX1200GR/E WN-DEAX1800GR WN-DEAX1800GRW WN-DEAX1800GR/E ASUS RT-AX56U RT-AX55/B RT-AX55/W TP-Link Archer AX23 AX23/A Archer A6 Archer C6 V3.2   Archer C6 Archer C50 C55 TL-WR841N Archer C80 Archer C80/A AX20 AX10 Archer AX10/A BELKIN LINKSYS E7350-JP MR7350-JP E7350-JP-A NETGEAR RAX20-100JPS RAX10-100JPS

今回のお題
1万円以内のWi-Fiルーターのおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 今回は、2022年10月現在、最新の1万円以下のWi-Fiルーターの比較の2回目記事です。

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1・激安な無線ルーターの比較 (1)
 1-1:バッファロー 〈日本〉
 1-2:NEC〈日本〉
 1-3:エレコム〈日本〉
2・激安な無線ルーターの比較 (2)
 2-1:アイオーデータ〈日本〉
 2-2:ASUS〈台湾〉
 2-3:TP-LINK〈中国〉
 2-4:LINKSIS〈アメリカ〉ほか
3・無線ルーターの比較 (3) 【結論】
 =最終的なおすすめ機種の提案

 前回の1回目記事こちら)では、BUFFALONECエレコムのルーターを紹介しました。

 今回は、エレコムなど他社の製品を見ていきます。

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1・高速な無線LANルーターの比較
 速度:1733~ 2402Mbps
 予算:7000円〜1.5万円
 用途:2LDK・一戸建て
2・超高速なWi-Fi 6ルーターの比較
 速度: 4804Mbps(×2)
 予算:1.5万円-6万円
 用途:大家族・ゲーマー
3・格安な無線LANルーターの比較
 速度:866~1300Mbps
 予算:1万円以下
 用途:1LDK・ワンルーム
4・多人数向けメッシュWi-Fiの比較
 速度:~ 2492Mbps×2
 予算:3万円-7万円
 用途:旅館・自営業・3階建の家
5・おすすめの無線LANルーター 【結論】
 =予算別・目的別のおすすめ機種の提案

 なお、今回の記事は、このブログの「無線ルーターの比較記事全体」で言うと、上表の3回目の「後編記事」にあたります。

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 一般的な、「ルーターの選び方の基本」は、1回目記事の冒頭に書いています。

 そのため、検索エンジン経由でいらした方で、お時間がある方は、1回目記事こちら)からのほうが分かりやすいかと思います。

 よろしくお願いします。

2-1・アイオーデータの無線ルーター

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 はじめに、石川県のアイオーデータの無線LANルーターです。

 やはり、著名な日本のPC周辺機器メーカーです。

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 なお、今回でも以下の本文では、Atlasのおすすめポイントは赤字系で、イマイチだと思う部分は青字系で書いていきます。


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 【2019年発売】

 34・IODATA WN-SX300FR
  ¥2,500 Amazon.co.jp
(10/6執筆時)

 【Amazon限定】(本体仕様は同じ)

 35・IODATA WN-SX300FR/E
  ¥3,140 Amazon.co.jp (10/6執筆時)

Wi-Fi規格:Wi-Fi 4(11n)
2.4GHz帯速度:300Mbps
5.0GHz帯速度:
有線LAN: 100BASE-T ×4
メッシュ:
IPv6:対応
WPA3:

 アイオーデータ社のWN-SX300FR は、今回紹介する機種では、もっとも格安水準といえる機種です。

 なお、Amazon限定型番がありますが。簡易パッケージになる分、価格が安い、という同一製品です。

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 本体サイズは、幅126×奥行71×高さ138mmです。

 かなりの小型です。

 あまりに小型・軽量にすぎると、ケーブルで引っ張られるなどして本体が安定せず、配置が美しくない場合が多い気がします。

 ただ、その部分は他社機も同じなので、欠点ではないです。

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 無線の最大速度は、ただし、300Mbps(38メガバイト/秒)です。

 本機は、アンテナ数が2本と少ないほか、安定的な通信ができる、5GHz帯をフォローできないため、安いといえる機種です。

 インターネット速度は、理論値でも100Mbps(12.5メガバイト秒)に止まります。

 光ファイバーとつながるWAN側の仕様の限界からです。

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 無線の安定性も、特段の技術はないです。

 ただ、新アンテナを採用した点は注目点です。

 同社が「360コネクト」と呼ぶもので、F型アンテナとパワーアンプの内蔵で、360度全方向に電波を飛ぶように設計を見直しました。

 方向性は、後ほど紹介するNECが先行しましたが、この価格帯の製品としては期待値が高いです。

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 有線LANポートは、4つ搭載されます。

 ただし、100BASE-T(最大速度100Mbps)であるため、有線LAN接続が無線LANよりも遅い点は、注意が必要です。

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 簡単設定機能は、わりと豊富です。

 スマホについては、QRコードを撮影するだけで接続が可能なQRコネクトが、パソコンについても、ワンボタンで暗号化接続が設定可能なWPS機能が搭載されます。

 価格的にも初心者をターゲットにした製品なので、このあたりは抜かりありません。

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 サポートについては、割高になりがちなナビダイヤル(0570)ではなく、スマホ・固定電話からでも良心的な価格と言える050(IP電話)なので、良心的かと思います。

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 また、アイオーデータについては、本体3年保証、返金保証が付くので、保証面で優しいと言えます。

 こうした部分を含めて、海外勢だけでなく、日本のPC周辺機器メーカーのなかでも、その手厚さは優秀です。

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 以上、IODATAの WN-G300R3の紹介でした。

 バッファロー機にもありましたが、帯域を2.4GHz帯に限ることで、安さを出した製品です。

 小型ですが、基本的には性能で選ぶ機種ではないです。


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 【2020/2】

 36・I-O DATA WN-DX1167GR
  ¥3,980 Amazon.co..jp (10/6執筆時)

 【Amazon限定型番】

 37・I-O DATA WN-DX1167GR/E
  ¥5,250 Amazon.co..jp (10/6執筆時)

Wi-Fi規格:Wi-Fi5(11ac)
2.4GHz帯速度:400Mbps
5.0GHz帯速度:867Mbps
有線LAN:1000BASE-T ×4
メッシュ:対応(自社方式)
IPv6:対応
WPA3:

 WN-AX1167GR2/E は、アイオーデータが発売する中級機です。

 同社は、「群青色」のPC周辺機器をよく出します。

 本体サイズは、幅150x奥行150x高さ157mmです。

 特段大きくない「普通サイズ」です。

 横置きも対応します。

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 無線の最大速度は、本機から、Wi-Fi5(11ac)ですが、2つの帯域ごとで異なります。

 5.0GHz帯の電波は、最大867Mbps(約217メガバイト/秒)です。

 電子レンジや近所のWi-Fiなどからの電波干渉に強い特長のある電波です。

 アンテナは、この帯域専用のアンテナが2本です。

 2.4GHz帯の電波は 最大300Mbps(約38メガバイト/秒)です。

 電波の到達距離が長い特長のある電波で、アンテナは、専用アンテナで2本です。

 他の入門機の多くとほぼ同じ構成で、やはりWi-Fi5(11ac)です。

 インターネット速度は、867Mbps(約217メガバイト/秒)です。

 ただし、有線LANでつなげるならば、1000Mbpsが最大です。

 なお、2.4GHz帯について、256QAMに対応するため、アンテナ2本でも、400Mbpsになります。ただ、スマホやPCでの対応はほぼしていない規格なので、あまり意味は無いです。

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 メッシュは、本機は、対応します。

 詳しくは、専門機を比較した【メッシュWi-Fiの比較記事】で書きました。サテライト(中継機)を複数導入しての家庭内ネットワークの構築にも対応している製品です。

 ただ、メッシュ通信網を利用する場合の最大速度は、400Mbpsなので、こうしたシステム構築はできるにせよ、高性能ではないです。

 その用途でも、あまり選ぶ意味は無いでしょう。

 インターネット速度は、WAN側が、1000BASE-Tに対応します。

 そのため、理論上のインターネット速度も同様に、最大867Mbps となります。

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 無線の安定性は、ビームフォーミング・バンドステアリング・MU-MIMOという、安定性を高める「三本柱」にフル対応です。

 ビームフォーミングはとくに、ビームフォーミングWに対応します。

 エレコムの(普通の)ビームフォーミングZの上位互換です。この場合、ビームフォーミングに対応しないスマホにも対応できます。

 バッファローのビームフォーミングEXと同等です。

 ただ、現状ではiPhone系ならば、iPhoneSE iPhone6以降ならば、ビームフォーミング対応のため、EXであることで大きなメリット性があるわけでもないです。

 アンテナについては(評価の高い)F型アンテナの「360度コネクト」を採用しています。

 有線LANポートは、4つ搭載です。

 しっかり、1000BASE-T対応で、問題ありません。

 簡単設定機能は、回機種同様に、WPS・QRコネクトに対応します。

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 なお、本機は、ルーターにセキュリティ機能を持たせる「ネットフィルタリング」機能が装備されます。

 ただ、この方式は初心者にはあまり向かず、5年後から更新手数料が、1年で2000円ほどかかります。

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 以上、アイオーデータのWN-AX1167GR2/Eの紹介でした。

 この価格帯の製品の中では、 ビームフォーミングWを含めて、割と多機能です。

 好評の「360度コネクト」アンテナもしっかり採用しており、この価格帯の製品では実力もあります。

 ライバルは、NECでしょう。機能面ではバンドステアリングオートチャンネルセレクトがあるNECのほうがやや上位でしょうか。

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【2020/7】

 38・I-O DATA WN-DX1200GR
  ¥3,889 楽天市場 (10/6執筆時)

 【Amazon限定型番】

 29・I-O DATA WN-DX1200GR/E
  ¥5,250 Amazon.co..jp (10/6執筆時)

Wi-Fi規格:Wi-Fi5(11ac)
2.4GHz帯速度:300Mbps
5.0GHz帯速度:867Mbps
有線LAN:1000BASE-T ×4
メッシュ:
IPv6:対応
WPA3:  

 なお、本機の実質的な「下位モデル」として、WN-DX1200GRがあります。

 上位機種に比べると、メッシュに対応しないのですが、1機で利用する分には問題ないでしょう。

 また、2.4Ghz帯の速度は300Mbpsですが、(機器側の対応の問題で)実質的に上位機と変わらないです。

 細かい部分では、ペアレンタルコントロールなどは省略ですが、多くの場合は、問題ないでしょう。その上で、ビームフォーミングWも搭載です。

 ただ、3000円代の製品は、ここまで見たようにライバルも多いため、最終的なおすすめについては、記事の最後の結論で、改めて考えてみたいと思います。


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 【2021年発売】

 【通常型番】

 40・ IODATA WN-DEAX1800GR
 40・ IODATA WN-DEAX1800GRW
  ¥5,500 楽天市場 (10/6執筆時)

 【Amazon限定型番】

 41・ IODATA WN-DEAX1800GR/E
  ¥7,580 Amazon.co.jp (10/6執筆時)

Wi-Fi規格:Wi-Fi6(11ax)
2.4GHz帯速度:574Mbps
5.0GHz帯速度:1201Mbps
有線LAN:1000BASE-T×4
メッシュ:
IPv6:対応   
WPA3:対応

 WN-DEAX1800GR は、日本のアイオーデータが発売する無線LANルーターです。

 こちらについても、Amazon限定型番がありますが、性能は同じです。

 本体サイズは、幅70x奥行145x高さ245mmです。

 アンテナをまっすぐに立てた際のスペックです。

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 無線の最大速度は、本機はWi-Fi6対応なので、上表の速度が最大です。

 5GHz帯1201Mbps(約150メガバイト/秒)で、2.4GHz帯573Mbps(約72メガバイト/秒)です。

 他社の入門機にも見られた速度構成です。

 ただ、本機は、両帯域のアンテナが共用なので、帯域ごと単独搭載のモデルに比べれば(少しですが)劣ります。

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 また、すでに何回か書きましたが、Wi-Fi6に対応しない古めのスマホやPCなどとはWi-Fi5(11ac)としてつながるので、最大速度は、867Mbpsまでとなります。

 インターネット速度は、WAN側が、1000BASE-Tに対応しますから、最大1000Mbps となります。

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 無線の安定性は、Wi-Fi6機なので、複数の端末の接続に強いMU-MIMO・OFDMAには、規格上対応です。

 その上で、端末側の対応が不要のビームフォーミングW、(混雑する帯域を避ける)バンドステアリングに対応します。

 この部分では、エレコムと共に優秀です。ただし、CPUのコア数などは非開示です。

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 一方、アイオーデータは、方向性に関わらずよく飛ぶ360コネクトアンテナ(PIFA)が自慢で、伝統です。

 ただ、本機は外部に(角のような)可動式アンテナを付けた仕様です。

 見かけは「特定の方向によく飛びそう」ですが、これは、2本アンテナを採用するにあたっての苦肉の策と思われます。

 この部分は、ややマイナスでしょう。

 有線LANポートは、4つ搭載です。

 仕様も、1000BASE-Tであるため問題ありません。

 簡単設定機能も、WPSをフォローします。

 アイオーデータは、ユーザーサポートも手厚いので、電話サポートも含めていえば、初心者に優しいです。

 セキュリティは、同社の場合も、Wi-Fi6搭載機は最新のWPA3に対応です。

 新しい暗号化技術で、iPhoneも対応しています。

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 以上、アイオーデータのWN-DEAX1800GRの紹介でした。

 Wi-Fi6対応の機種だけで言えば、他社の対応機と同様の無線安定化技術が採用されており、優秀に思えます。

 ただ、定評のある同社の360度アンテナが採用されていない部分は、やはり残念に思えます。

2-2・ASUSの無線ルーター

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 つづいて、台湾のASUSです。

 同社の場合、ゲーム用のハイスペックルーターに決定的に強いので、【超高速なWi-Fi6ルーターの比較記事】で、むしろ同社の製品を多く紹介しています。


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 【2020/7】【Amazon限定】

 42・ASUS RT-AX56U
  ¥(9,980) Amazon.co.jp (10/6執筆時)

Wi-Fi規格:Wi-Fi6(11ax)
2.4GHz帯速度:573Mbps
5.0GHz帯速度:1201Mbps
有線LAN:1000BASE-T×4
メッシュ:AIメッシュ(自社)
IPv6:対応
WPA3: 対応

 RT-AX56Uは、台湾のASUSが販売するルーターです。

 同社は、Eゲーマー用の超高性能モデルも出しますが、本機は最も安い「エントリークラス」の製品です。

 本体サイズは、幅224x奥行130x高さ47.5mmです。

 珍しい横置き型ですが、結構大きめです。なお、アンテナの高さは考慮しない数字です。

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 無線の最大速度は、5GHz帯1201Mbpsで、2.4GHz帯573Mbpsです。

 両帯域の共用アンテナが2本という、Wi-Fi6のエントリークラスの速度です。

 こちらも、スマホなどの端末側がWi-Fi6に対応しない場合、Wi-Fi5でつながるため、最大速度は、それぞれ、867Mbps・300Mbpsまでとなります。

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 メッシュは、自社のASUS AiMeshに対応します。

 EasyMeshには対応しませんが、ASUS製はわりと広範に対応機があるため、家庭でのメッシュは組みやすいでしょう。

 インターネット速度は、本機の場合も、最大1000Mbps となります。

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 通信安定化の部分では、MU-MIMOとビームフォーミング(AiRadar)は、搭載です。

 その上で、特定の端末に優先して帯域を開けられるAdaptive QoSも採用です。

 Eゲーマーなどが、PCなどの端末を優先したい場合に便利です。

 CPUについても、4コアを採用するなど、贅沢な仕様です。

 一方、バンドステアリングに相当する機能は見られません。

 日本特有の住宅事情ゆえか、日本メーカー以外は、バンドステアリングはあまり見かけませんん。

 そのほか、本機は、HDDなどの接続用にUSB端子を装備します。

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 サポートについては、ASUSの場合、固定電話からは0800(無料)が利用できます。

 スマホの場合は有料ナビダイヤルの0570です。

 なお、海外企業の多くは、サポートセンターが海外にあるため、オペレータの日本語能力はマチマチです。

 ASUSとはやり取り経験がありますが、そうしたなかで、しっかりコミュニケーションできたことは付記します。

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 以上、ASUSのRT-AX56Uの紹介でした。

 Adaptive QoSが採用される点で、ライト層の「Eゲーマー」向けと言えそうです。

 ただ、通信速度の部分で言えば、やはり1万円前後の11ax(Wi-Fi6)対応機は、速度に対して、すこし割高感は感じます。

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 【2021年発売】

 43・ASUS RT-AX55/B (A)
 43・ASUS RT-AX55/W   
  ¥9,400 Amazon.co.jp (10/6執筆時)

Wi-Fi規格:Wi-Fi6(11ax)
2.4GHz帯速度:573Mbps
5.0GHz帯速度:1201Mbps
有線LAN:1000BASE-T×4
メッシュ:AIメッシュ(自社)
IPv6:対応
WPA3: 対応

 なお、2021年に追加で販売されたRT-AX55は、外部アンテナは多いですが、グレードとしては、RT-AX56U下位機です。

 上で紹介したような性能はほぼ同じですが、USB端子が省略されているほか、メモリーが少なめです。

2-3・TP-LINKの無線ルーター

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 つづいて、中国のTP-LINKです。

 Wi-Fiルーターでは世界的シェアのある企業で、日本進出からわりと時間も経ちました。

 やはりゲーム用が強い印象ですが、わりと価格重視の製品も展開します。


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 【新機種】

 44・TP-Link Archer A6
  ¥4,257 楽天市場 (10/6執筆時)

 44・TP-Link Archer C6 V3.2
  ¥4,780 Amazon.co..jp (10/6執筆時)

 【旧機種】

 45・TP-Link Archer C6
  ¥4,680 Amazon.co..jp (10/6執筆時)

Wi-Fi規格:Wi-Fi5(11ac)
2.4GHz帯速度:300Mbps
5.0GHz帯速度:867Mbps
有線LAN:1000BASE-T ×4
メッシュ:
IPv6:対応
WPA3: 対応

 Archer A6 は、TP-Linkが販売する中級グレードの機種です。

 複数の型番がありますが、性能上の差はないです。

 ただ、旧機種とあるものはIPv6ほか、後述するセキュリティ機能(WPA3)に対応しないため、新機種が良いでしょう。

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 本体サイズは、幅215x奥行32x高さ117mmです。

 ただし、アンテナを立てれば、そこそこ目立ちます。

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 無線の最大速度は、5GHz帯867Mbpsで、2.4GHz帯300Mbpsです。

 総計でアンテナは4本です。

 共用アンテナが4本で可変制御させている可能性と、専用アンテナ2本×2の可能性がありますが、どちらかはスペックからは分かりません。

 ただ、このグレードでは有意の差は生まないです。また、1人暮らし向けと考えると、この仕様でも問題ないです。

 無線の安定性は、本機は、ビームフォーミングとMU-MIMOに対応します。

 バンドステアリングこそないですが、この値段なら優秀です。

 一方、角のようなアンテナは、しっかり調整すれば指向性は良くなりますが、実際「見かけほどの効果はでない」ので、NECなどのアンテナがないものでも大丈夫です。

 有線LANポートは、4つ搭載です。

 全ポートと、1000BASE-Tであるため、速度低下もないでしょう。

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 簡単設定機能は、WPSに対応します。

 むろん国内メーカーのように手厚くはないですが、スマホを通しての設定も可能です。

 そのほか、先行的に、新しいセキュリティ規格であるWPA3を搭載してきました。

 海外製ですし、これは、ユーザーの不安感を解消するを目的もあるでしょう。

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 サポートについては、TP-Linkも固定電話からならば無料です。

 また、保証期間も同社は3年が標準です。

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 以上、TP-LinkArcher A6の紹介でした。

 5GHz帯での867Mbps対応では「最安」です。

 安定化技術もそこそこ搭載されており、予算が極めて制限されたなかで選ぶならば、性能面で選択肢にできます。

 ただ、サポート面では国内メーカーでしょうし、ある程度分かる方向きでしょう。

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 【 MU-MIMOなし】

 46・TP-Link Archer C50
  ¥3,700 Amazon.co..jp (10/6執筆時)

 46・TP-Link Archer C55
  ¥2,633 楽天市場 (10/6執筆時)

 【5GHz帯なし】

 47・TP-Link TL-WR841N
  ¥2,400 Amazon.co..jp (10/6執筆時)

Wi-Fi規格:Wi-Fi5(11ac)
2.4GHz帯速度:300Mbps
5.0GHz帯速度:867Mbps
有線LAN:100BASE-T ×4
メッシュ:
IPv6:対応
WPA3:

 なお、TP-Linkは、いくつかの廉価製品をAmazonなどで販売しています。

 アンテナの本数はこちらが多いですが、アンテナの配置(内蔵か外付けか)の問題で、規格上の速度は「3本角」でも「4本角」でも同じです。

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 Archer C50TP-Link Archer C55は、MU-MIMO機能が省略された廉価版です。

 TL-WR841Nは、2.4GHz帯のみ搭載の激安下位機となります。

 いずれも、WPA3には非対応です。

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 結論的にいえば、同社の廉価版でお買得度の高いのは、WPA3とMU-MIMO対応の上位機A6です。

 型番が多いですが、選ぶならば、そちらでしょう。


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 【2020/7】

 48・TP-Link Archer C80
  ¥5,001 楽天市場 (10/6執筆時)

 【Amazon型番】(性能は同じ)

 49・TP-Link Archer C80/A
  ¥5,500 Amazon.co..jp (10/6執筆時)

Wi-Fi規格:Wi-Fi5(11ac)
2.4GHz帯速度:600Mbps
5.0GHz帯速度:1300Mbps
有線LAN:1000BASE-T ×4
メッシュ:
IPv6:
WPA3:  

 A2600 PROも、TP-Linkが販売する無線LANルーターです。

 2系統ありますが、Amazon機は、縦置き用スタンドが別売になる分、安い製品です。

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 本体サイズは、幅215x奥行32x高さ117mmです。

 下位機種と同じで、そこそこ目立ちます。

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 無線の最大速度は、5GHz帯1301Mbpsで、2.4GHz帯は、600Mbpsです。

 構成としては、2.4GHz帯の専用アンテナ1本と、2.4GHzと5GHz帯との共用アンテナが3本という構成になります。

 インターネット速度は、1000Mbpsが最大です。

 メッシュは、対応しません。

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 無線の安定性は、一方で、ビームフォーミング・MU-MIMO対応します。

 MU-MIMOは3本アンテナなので、最大3台までの並行受信に対応できます。

 そのうえで、スマホやゲーム機など、接続機器ごとの通信の優先順位を付けられるQos機能が付属です。このグレードでは割と珍しいです。

 有線LANポートは、4つ搭載です。

 すべて、1000BASE-Tであるため問題ありません。

 簡単設定機能は、WPS機能のみです。

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 以上、A2600 PROの紹介でした。

 この速度の製品としては、は結構安いです。

 国内メーカーではないため、サポート面の問題があるため、初心者にはおすすめしませんが、ある程度詳しい方が、格安で、それなりの性能を期待できそうです。


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 【2019年モデル】

 50・TP-Link Archer AX10
  ¥6,980 楽天市場 (10/6執筆時)

 【Amazon限定】(2019年)

 50・TP-Link Archer AX10/A
  ¥7,900 Amazon.co.jp (10/6執筆時)

Wi-Fi規格:Wi-Fi6(11ax)
2.4GHz帯速度:300Mbps
5.0GHz帯速度:1201Mbps
有線LAN:1000BASE-T×4
メッシュ:OneMesh(自社)
IPv6:対応
WPA3:

 TP-Link Archer AX10は、ゲーマー向けのエントリー機といえるWi-Fiルーターです。

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 本体サイズは、幅260x奥行135x高さ38.6mmです。

 アンテナを立てた状態だと結構大きく感じます。

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 無線の最大速度は、5GHz帯1201Mbps2.4GHz帯で、574Mbpsです。

 アンテナは、各帯域で2本ずつの専用アンテナになるでしょう。

 なお、AX20は、両帯域ともWi-Fi6ですが、AX10は、片側がWi-Fi4(11n)で速度が落ちます。

 インターネット速度は、1000Mbpsが最大です。

 メッシュは、自社の独自仕様で、自社対応機とのみの連携ですが、OneMeshに対応です。

 無線の安定性は、ビームフォーミングとMU-MIMOは対応です。

 一方、本機は、4コアの1.5GHZのCPUで、この部分は豪華です。ただ、このグレードだと、QoSがないので、その部分は残念です。

 ゲーミング仕様だからでしょう。なお、AX10 については、筐体が同じですが、3コアで、また送信技術が旧式です。

 有線LANポートは、4つ搭載です。

 すべて、1000BASE-Tであるため問題ありません。

 簡単設定機能は、WPS機能のみです。

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 以上、P-Link Archer AX10の紹介でした。

 明示的ではないですが、ゲーミング仕様のエントリークラスと言える製品です。

 ただ、特段専門的な機能はないので、同社の製品から選ぶならば、もう少し上のクラスが良いかと思います。

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 【2022年モデル】Archer AX23同型

 51・TP-Link Archer AX23/A
  ¥6,164 Amazon.co.jp (10/6執筆時)

Wi-Fi規格:Wi-Fi6(11ax)
2.4GHz帯速度:574Mbps
5.0GHz帯速度:1201Mbps
有線LAN:1000BASE-T×4
メッシュ:OneMesh(自社)
IPv6:対応
WPA3:

 なお、本機の上位機としてArcher AX23の販売もあります。

 202111251410.jpg

 こちらについては、2.4GHz帯もWi-Fi6となるので速度が少し速めです。

 あとは、形状を含めて仕様はほぼ同じですが、国内他社に比べて、激安と言えない部分はあるでしょう。

2-4・リンクシスの無線ルーター

 202107261702.jpg

 最後に、米国のベルキン(リンクシス)です。

 リンクシスとして知られた老舗のネットワーク機器メーカーで法人向けに強い企業です。現在はベルキンの傘下です。

 Appleがルーターから撤退した後、ベルキンは、ルーターを出している会社の中では、結構Macフレンドリーな会社といえます。Appleストアでも何かしらのベルキン製品は、たいへんよく見かけます。


  202104071341.jpg

 【2020年発売】

 【通常型番】

 52・ BELKIN LINKSYS E7350-JP
  ¥8,831 楽天市場 (10/6執筆時)

 52・ BELKIN LINKSYS MR7350-JP
  ¥16,829 楽天市場 (10/6執筆時)

 【Amazon限定型番】

 52・BELKIN LINKSYS E7350-JP-A
  ¥7,000 Amazon.co.jp (10/6執筆時)

Wi-Fi規格:Wi-Fi6(11ax)
2.4GHz帯速度:574Mbps
5.0GHz帯速度:1200Mbps
有線LAN:1000BASE-T×4
メッシュ:EasyMesh
IPv6:対応
WPA3: 対応   

 LINKSYS E7350-JPは、米国のリンクシスが販売する格安のWi-Fiルーターです。

 流通ルートの違いで複数の型番があります。

 202107262233.jpg  

 本体サイズは、幅77×奥行156x高さ220mmです。

202111251410.jpg

 無線の最大速度は、5GHz帯は、1200Mbpsで、2.4GHz帯で、574Mbpsです。

 Wi-Fi6の2本アンテナ機の場合の標準構成です。

 インターネット速度は、1000Mbpsが最大です。

202107261712.jpg

 メッシュは、ただ、EasyMesh対応です。

 あとから、機器を増設しやすいでしょう。

 無線の安定性は、ビームフォーミングを含めて、技術仕様には未記載です。

 Wi-Fi6なのでMu-MIMOには対応で、OFDMAも装備しますが、企業向けということもあり、「あっさり味」です。

 CPUは2コア(880MHz)との表記です。

 有線LANポートは、4つ搭載です。

 すべて、1000BASE-Tであるため問題ありません。

 簡単設定機能は、WPS機能のみです。

 セキュリティは、最新のWPA3に対応です。

 202203181216.jpg

 サポートについては、同社の場合、基本的に「法人」がターゲットなので、平日のみのサポートになる部分に注意が必要です。

---

 以上、LINKSYS E7350-JPの紹介でした。

 2アンテナのシンプルなWi-Fi6機です。

 安定化技術などあまり味付けがないですが、EasyMesh対応なので(2台目の)サテライト用途には、ありかもしれません。

ーーーー

 202107270828.jpg

 【2020/3】(USBポートあり)

 53・NETGEAR RAX20-100JPS
  ¥6,100 Amazon.co.jp (10/6執筆時)

 【2021/3】(USBポートなし)

 53・NETGEAR RAX10-100JPS
  (¥7,980) 楽天市場 (10/6執筆時)

Wi-Fi規格:Wi-Fi6(11ax)
2.4GHz帯速度:574Mbps
5.0GHz帯速度:1201Mbps
有線LAN:1000BASE-T×4
メッシュ:
IPv6:対応
WPA3: 対応    

 同じく米国のネットギアからも、11ax(Wi-Fi6)対応製品が出ています。

 2機種ありますが、

 やはり、本機についてもビームフォーミングにも対応していませんし、米国勢は法人向けに強いためか、わりとあっさりです。

次回に続く
格安なWi-Fiルーターのおすすめは結論的にこれ!

 というわけで、今回は実売価格が1万円までの家庭用無線LANルーターを紹介してきました。

 しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。

 201802211529.jpg

1・高速な無線LANルーターの比較
 速度:1733~ 2402Mbps
 予算:7000円〜1.5万円
 用途:2LDK・一戸建て
2・超高速なWi-Fi 6ルーターの比較
 速度: 4804Mbps(×2)
 予算:1.5万円-6万円
 用途:大家族・ゲーマー・トレーダー
3・格安な無線LANルーターの比較
 速度:866~1300Mbps
 予算:1万円以下
 用途:1LDK・ワンルーム
4・多人数向けメッシュWi-Fiの比較
 速度:~ 2492Mbps×2
 予算:3万円-7万円
 用途:旅館・自営業・3F建ての家庭
5・おすすめの無線LANルーター 【結論】
 =予算別・目的別のおすすめ機種の提案

対応人数   世帯向き
速度(ネット)★★★★★
速度(宅内) ★★★★★
無線の安定性 ★★★★★
設定の容易さ ★★★★★
総合評価   ★★★★★

 最終回となる、最後の「結論編」(こちら)では、このブログで紹介した全機種から、価格別・目的別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。

 引き続き、よろしくお願いします!

 結論編は→こちら

posted by Atlas at 21:46 | 無線LANルーター

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