1回目記事からの続きです→こちら
今回の結論
防水テレビのおすすめは結論的にこれ!
1・防水テレビの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:パナソニック
1-3:ツインバード
1-4:リンナイ
1-5:ノーリツ
1-6:OverDrive、Arwin Japan ほか
2・防水テレビの比較 (2) 【結論】
=最終的なおすすめ製品の提案
ということで、今回は、お風呂テレビ・ポータブルTVを紹介しました。
最後に、いつものように、「Atlasのおすすめ機種!」について書いておきたいと思います。
第1に、比較的安価なお風呂テレビとしてオススメできるのは、
【2021年発売】
1・パナソニック 10v型 UN-10E11-W
¥40,400 Amazon.co.jp (6/2執筆時)
【2020年発売】
2・パナソニック 10v型 UN-10E10-W
¥49,500 Amazon.co.jp (6/2執筆時)
画面サイズ:10インチ
解像度: W-SVGA (1024×600)
バッテリー:約3.5時間
防水性能:IPX6/7相当
ハードディスク:増設可
ブルーレイ:
スピーカー:0.8W×2
重さ:0.78kg
画質 ★★★★☆
通信安定性 ★★★★★
ネット動画 ★☆☆☆☆
番組録画 ★★★☆☆
設置性の良さ ★★★★★
総合評価 ★★★★☆
パナソニックの2019年型のUN-10E9-Wが良いでしょう。
タッチパネル操作ができないリモコン式ですが、お風呂用ならばこの仕様で良いかと思います。
・中継機 DY-WE20-W
¥11,600 楽天市場 (6/2執筆時)
パナソニック機は、スピーカーが少し良いほか、先ほど書いたように、中継機が用意されます。
そのため、電波の入りが悪い場所で利用する場合で、既存ネットワークから独立させて使いたいならば、パナソニックに優位性があるでしょう。
あとから買い足せるので「保険」にもなります。
A・分配器+アンテナケーブル 2本セット
¥949 Amazon.co.jp (6/2執筆時)
【1m-10m】
B・ELECOM アンテナケーブル
¥1,173 Amazon.co.jp (6/2執筆時)
なお、これらの製品には、分配器やアンテナ線は付属していません。
地上波用とBS/CS用に1本ずつ買いましょう。2mもあれば恐らく足ります。
【DXアンテナ】
DXアンテナ 室内アンテナ US10WB
¥1,700 Amazon.co.jp (6/2執筆時)
一方、既設のアンテナへの接続が難しい場合、簡易的なペーパーアンテナを試すのもありかと思います。
屋内用の小型アンテナをですが、地上波はデジタルになってから意外に良く入りますので。
日本アンテナ 卓上増幅器 VRB33SU
¥6,400 Amazon.co.jp (6/2執筆時)
一方、既設アンテナを分けることで減衰しそうならば、ブースターの導入が可能です。
なお、ブースター持っているという人でも、(UHF帯をフォローしていても)地上波デジタル以前に買われたブースターだと、効果はありません。
使ってみて「数チャンネルがどうしても映らない」といった症状が出た場合、増幅器の利用は考えて良いでしょう。
色々ありますが、地デジだけで利用するならば22dBの地デジ専用でOKです。
第2に、お風呂を含めて、家じゅう持ち歩いて便利に利用したい場合は、
【2023年発売】
3・パナソニック 10v型 UN-10L12
¥54,000 Amazon.co.jp (6/2執筆時)
【2021年発売】UN-10N10-K後継
4・パナソニック 10v型 UN-10L11-K
¥44,100 Amazon.co.jp (6/2執筆時)
画面サイズ:10インチ
解像度: W-SVGA (1024×600)
バッテリー:約4時間
防水性能:IPX6/7相当
ハードディスク:500GB内蔵
ブルーレイ:
スピーカー:0.8W×2
重さ:0.87kg
【2023年発売】
5・パナソニック 15v型 UN-15L12H
¥54,800 Amazon.co.jp (6/2執筆時)
【2021年発売】UN-15N10-K後継
6・パナソニック 15v型 UN-15L11-K
¥69,800 Amazon.co.jp (6/2執筆時)
画面サイズ:15インチ
解像度: ハイビジョン(1364×760)
バッテリー:約3.5時間
防水性能:IP67
ハードディスク:500GB内蔵
ブルーレイ:
スピーカー:0.8W×2
重さ:1.4kg
画質 ★★★★★★
通信安定性 ★★★★★
ネット動画 ★★★★★
番組録画 ★★★★★
設置性の良さ ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
パナソニックのプライベート・ビエラのL10シリーズが良いと思います。お風呂メインならば10インチ、リビング・台所寝室などでも利用するならば15インチが良いでしょう。
本編で書いたように、各サイズの2021年機が安いうちは、そちらで良いように思えます。
また、下位機種となるUN-15S11は、ネット動画サービスほかが非対応ですが、旧機を含めて、他機より少し安めなので、シンプルに「お風呂で使えれば良い」ならば、それも選択肢にできます。
10インチモデルは、タブレットの画面サイズ、15インチは、大きめノートPCの画面サイズを思い浮かべると、サイズ感がつかめるでしょう。
本機の場合、ハードディスクが内蔵されるため、録画番組の「お風呂での視聴」が可能です。
その上で、ネットブラウザ機能のほか、radikoや、YouTubeなどのインターネット動画サービスに対応する点が評価できます。
もちろん、シャープ上位機も、録画機能やネットブラウザ機能はあります。
ただ、シャープは、2年間新機種がでない状態だったので、(ネット全盛の)最近のメディア傾向に十分対応できない側面もでていますし、現状では、パナソニックが良いでしょう。
パナソニック機は、IOT家電のハブとしてかなりの進化を見せました。
とくに、同社のテレビ、レコーダー、エアコンを持っている方、また買いたそうと思っている方に、本機は向くでしょう。
・中継機 DY-WE20-W
¥11,600 楽天市場 (6/2執筆時)
なお、お風呂場で利用を考えている方は、現在的にご自宅のお風呂場にスマホを持ち込んで、扉を閉めて、YouTubeなどを開いてみてください。
それで、Wi-Fiの電波が安定していないご自宅の場合、コンセント式の専用のWi-Fi中継機があるパナソニックを選ぶほうが、より良いと思います。
【1m-10m】
B・ELECOM アンテナケーブル 極細
¥1,527 Amazon.co.jp (6/2執筆時)
なお、この製品にもアンテナ線が付属していません。
本機は中間接続できるので、分配器は不要でしょう。
多くの場合、アンテナ線を2本(地上波/BS)買い足せば良いでしょう。
ーーー
【2023年発売】
8・パナソニック 15v型 UN-15LD12H
¥84,400 Amazon.co.jp (6/2執筆時)
【2021年発売】UN-15TD10-K後継
9・パナソニック 15v型 UN-15LD11-K
¥79,780 Amazon.co.jp (6/2執筆時)
画面サイズ:15インチ
解像度: ハイビジョン画質
バッテリー:約3.5時間
防水性能:IPX67(完全防水)
ハードディスク:500GB内蔵
ブルーレイ:内蔵
スピーカー:0.8W×2
重さ:1.5kg
画質 ★★★★★★
通信安定性 ★★★★★
ネット動画 ★★★★★
番組録画 ★★★★★
設置性の良さ ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
一方、15インチについては、ブルーレイを搭載する上位機も選択肢に入るでしょう。
第3に、低予算で、屋外などで使える防水テレビとしておすすめなのは、
【2024年発売】
25・アーウィンジャパン ABW-7BK
¥11,790 楽天市場 (6/2執筆時)
26・アーウィンジャパン ABW-700W
¥10,800 楽天市場 (6/2執筆時)
バッテリー:約4時間20分(テレビ)
【2025年発売】(同じ性能)
27・ダイアモンドヘッド OVER TIME OT-WPT70G-B
¥17,980 Amazon.co.jp (6/2執筆時)
バッテリー:約4時間30分(テレビ)
画面サイズ:7インチ
解像度: W-SVGA (1024×600)
防水性能:IPX6
ハードディスク:
ブルーレイ:
スピーカー:1W×2
重さ:360g
画質 ★★★☆☆
通信安定性 ★★★☆☆
ネット動画 ☆☆☆☆☆
番組録画 ★★★★☆
設置性の良さ ★★★★★
総合評価 ★★★☆☆
アーウィンジャパンか、オーバードライブの小型防水テレビでしょう。
本編で書いたように、仕様は変わりませんので値段で決めて良いです。
テレビの場合、B-CASカードの問題があるので、なかなか海外企業が参入しにくいので、格安機として、本機はわりとプレゼンスがあります。
フルセグ(16セグ)、あるいは、ワンセグで、地デジ番組と、ラジオ機能で、ワイドFMが使える製品です。
バッテリーの保ちも、一定程度あるので、(お風呂と言うより)屋外で仕事をしながら(主に音を)聴く感じで、テレビも見れるモデルとして、良さそうです。
お風呂での利用は、一方、本編で書いたように、一般的に良いとも言えないお風呂の電波状況から、なんとも言えません。
ただ、ワンセグでも良いならば、値段を含めて、試す価値はあるでしょう。絶対に「外したくない」ならば、多少高く止め、パナソニックを選んでください。
第4に、住設工事が可能なご自宅で、本格的なテレビを浴室に設けたいと考えているならば、
【2022年発売】
【取り付け工事費なし】
10・ツインバード 16v型 VB-BB162W
11・ツインバード 16v型 VB-BB162B
¥118,000〜 楽天市場 (6/2執筆時)
【取り付け工事費込み(基本費用)】
10・ツインバード 16v型 VB-BB162W
11・ツインバード 16v型 VB-BB162B
¥179,000〜 楽天市場 (6/2執筆時)
画面サイズ:16V型
バッテリー:
防水性能:IPX7級(完全防水)
番組録画:×
タッチパネル:×
スピーカー:1W×2
重さ:
画質 ★★★★★
通信安定性 ★★★★★★
ネット動画 ★★★★★
番組録画 ★☆☆☆☆
設置性の良さ ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
ツインバード工業のVB-BB162がおすすめです。
ライバルのリンナイに比べて、本体性能と価格の面で有利です。
新設の場合も、リフォーム費用込みで売られており、その点でも導入しやすいでしょう。画面も16インチと十分で、解像度も、地デジがそのままの画質で出せるフルハイビジョンです。
同社のラインナップは多いですが、HDMI経由で、スマホのほか、レコーダーや定額動画サービスとの接続が可能なHDMI仕様にした方が便利に思えます。
なお、【STB機器の比較記事】で紹介した、GoogleやAmazonなどの機器を使って無線伝送にしたほうが、額実に便利でしょう。
なお、工務店などに設置工事を依頼する場合、たいがい資材屋から割高の液晶テレビを仕入れます。
そのため、一般的に、この水準の価格で工事は不可能です。楽天市場の場合は、パーツ代は「デンキヤの安売り水準の価格」です。
それに、明示された基本工事費が上乗せされるタイプなので、こうした「割安価格」となっています。
補足:お風呂で利用する周辺機器の紹介
というわけで、今回は、お風呂テレビ・ポータブルTVの紹介でした!
なお、本ブログ「モノマニア」では、お風呂に関係する「防水家電」について、他に以下の記事があります。
1・ホームプラネタリウムの比較
2・Bluetoothスピーカー(防水)の比較
お風呂でも使える機種も掲載していますので、よろしければこちらもご覧ください。
また、最新のTVやブルーレイディスクについては以下の記事があります。
こちらもご覧ください!
また、最後になりますが、この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。