Top PC用液晶モニター 比較2024' 4Kゲーミングモニター43機の性能とおすすめ・選び方:ゲーム用4Kモニター (1)

2024年02月06日

比較2024' 4Kゲーミングモニター43機の性能とおすすめ・選び方:ゲーム用4Kモニター (1)

【今回レビューする内容】2024年 最新4Kゲーミングモニターの性能とおすすめ・選び方:4K 120P 120Hz 4K 144HZ対応 PS5 4k/120p 4k/120Hz PS5対応:PC用高リフレッシュレート4Kディスプレイ:機種の違いと人気ランキング

【比較する製品型番】LG UltraGear 27GP95RP-B 27GP95R-B 32GQ950-B 32GR93U-B SONY INZONE M9 SDM-U27M90 ASUS TUF Gaming VG28UQL1A VG28UQL1A-J VG289Q1A ROG Strix XG32UQ ROG Swift PG32UQ PG38UQ PG32UQX 32UQ750 Acer NITRO XV282KKVbmiipruzx Predator XB3 XB323QKNVbmiiphuzx BenQ MOBIUZ EX3210U GIGABYTE M28U M27U GIGABYTE AORUS FV43U AORUS FI32U EX2710U M28U-AE FI32U-AE JAPANNEXT JN-GMM1IPS28BK JN-280IPS144UHDR JN-315IPS144UHDR-N JN-IPS28G144UHDR JN-IPS315G144UHDR Dell G3223Q IODATA LCD-GCU321HXAB フィリップス 279M1RV/11 AOC AG274UXP/11 G4309VX/D/11 FFF-LD42G4 HP OMEN by HP 27u 4K フナイ FGM-27F750 MSI MAG 274UPF MAG 323UPF ほか

今回のお題
4Kゲーミングモニターのおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 今日は、2024年2月現在、最新の4Kゲーミングモニターの比較です。

 基本となるリフレッシュレートほか、パネル品質応答速度、あるいは、チラツキ対策などの部分にに注目して各機を比較しました。

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1・4Kゲーミングモニターの比較 (1)
 1-1:LG〈韓国〉
 1-2:ソニー〈日本〉
 1-3:ASUS〈台湾〉
 1-4:Acer〈台湾〉
 1-5:BenQ〈台湾〉
2・4Kゲーミングモニターの比較 (2)
 2-1:DELL〈米国〉
 2-2:アイオーデータ〈日本〉
 2-3:ギガバイト〈台湾〉
 2-4:フィリップス〈欧州〉
 2-5:JapanNext〈日本〉
 2-6:HP〈米国〉  
 2-7:MSI〈台湾〉ほか
3・ゲーミングモニターの比較【まとめ】
 =最終的なおすすめの提案

 今回は、以上のようなメーカー順に各社の製品をみていくつもりです。

液晶のみやすさ   ★★★★★
スタンドの性能   ★★★★★
応答速度      ★★★★★
リフレッシュレート ★★★★★
品質保証      ★★★★★
総合評価      ★★★★★

 また、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、「Atlasのオススメ機種」を提案していきます。

ーーー

1・格安ゲーミングモニターの比較
 レート:144Hz -180Hz
 解像度:フルHD
 画面:平面
2・高速ゲーミングモニターの比較
 レート:240Hz -540Hz
 解像度:フルHD
 画面:平面
3・2.5Kゲーミングモニターの比較
 レート:144Hz--360Hz
 解像度:WQHD(2.5K)
 画面:平面
4・4Kゲーミングモニターの比較
 レート:144Hz
 解像度:4K
 画面:平面
5・曲面ゲーミングモニターの比較
 レート:144Hz〜240Hz
 解像度: UWWQHDほか
 画面:曲面
6・ゲーミングモニターまとめ
 =最終的なおすすめ機種の提案【結論】

 なお、今回の記事は、ゲーミングモニターの比較記事全体では、4回目記事となります。

 どこから読んでも分かるように書きました、

 ただ、スペック面の「選び方の基本」は、初回の1回目記事の冒頭で詳しく書きました(こちら)。

 興味のある方は、先にお読みいただいても良いかなと思います。

 よろしくお願いします。

1-1・LGのモニターの比較

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 というわけで、比較をはじめます。

 はじめに、LGエレクトロニクスのモニターです。

 同社は、自社で(部品としての)IPSパネルが生産できる世界的企業です。性能の良い機種が割安の場合が多いです。

 4Kゲーミングモニターを一番最初に出したのも同社です。

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 なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


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 【27インチ】

 【2023年発売】

 1・LG UltraGear 27GP95RP-B
  ¥93,000 Amazon.co.jp (2/6執筆時)

 【2022年発売】

 1・LG UltraGear 27GP95R-B
  ¥88,838 Amazon.co.jp (2/6執筆時)

リフレッシュレート: 最大144.0Hz
解像度:4K
輝度:400cd/u
パネル:nano-IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
同期技術:FreeSync Premium Pro
応答速度:1ms (GtoG)
HDR:HDR 600
USB給電:
接続端子:HDMI2.1x2 DPx1
スタンド:チルト 高さ 回転
VESA: 100mm    
スピーカー:
4K動画: HDCP2.2
保証期間: 3年

 27GP95RP-Bも、LGが発売する4Kモニターのスタンダード機です。

 旧機種が残ります。

 以下でみていく基本スペックは同じです。

 ただ、消費電力(標準値)表記が異なります。65Wから50Wに省エネ化しているので、何らかの変更はあったかもしれません。ちなみに、テレビ用の標準電力量の計算式に、両機の消費電力のデータを当てはめる場合、新機種は1日8.4時間使うとして、年間1,500円ほどの省エネということになります。

 結論的にいえば、値段差もありますが、ヘビーユーザーなら特に新機種がコスパが少し良いかなと思います。

 あとは同じなので、同時に見ていきます

 画面サイズは、27インチです。

 リフレッシュレートは、最大144Hzです。

 いずれも、ゲーミング用としては、スタンダードな性能です。

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 液晶パネルは、NANO-IPSを利用します。

 IPSは、一般的なものを含め、視野角が広く、視認性も良い点で、近接視聴のPC用としては「目に優しい」パネルです。

 仕事用として人気ですが、。ゲーム用としては昔は、黒表現と応答速度に課題がありました。

 しかし、このパネルは、それらの部分を解決しています。

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 本機は「Nano IPSテクノロジー」という特別なブランド名を付しています。

 パネルとバックライト部分を合わせた総合的な工夫です。

 バックライトにナノ粒子層(蛍光体)を追加し、黄色・オレンジ系の余分な色を排除し、色彩(特に赤)を整える技術です。

 広色域化で、ゲームの映像美がより(テレビのように)楽しめるほか、IPSの固有の弱点だったコントラスト比の向上にも効果があり、黒表現が向上しており、この部分でもゲーム向きと言えます。

 色空間は、本機もDCI-P3 98%です。

 ここは、ゲーム制作者に主にかかわる部分です。

 sRGB・AdobeRGBは数値を出しません。

 この部分のスペックだけならば、映像(動画)製作向けとも言えます。

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 HDRは、HDR600です。

 より上位の規格もありますが、この水準があれば一般的には「十分」です。

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1・FreeSync
 =チラツキ・レスポンス改善
2・FreeSync Premium
 + カクツキ(LFC)防止
3・FreeSync Premium Pro
 +HDRにも対応

 チラツキ対策は、AMD FreeSyncPremium PROに対応します。

 NVIDIA G-SYNC Compatible認証は得ているので、Display Portに限られますが、そちらのカードでも対応できます。

 なお、仕様を見る限り、利用時にリフレッシュレートの制限はないようです。

 応答速度は、オーバードライブ時に1msとなります。

 Nano IPSは、色域が広いだけでなく、応答速度も高速化しました。

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 画質面での補整機能は、LGは充実します。

 第1に、「ゲーム」については、暗部補正のブラックスタビライザーに対応します。

 ゲーム用の「暗部補正」機能として、各社とも搭載することの多い機能です。

 IPS液晶は、パネルの性質として、コントラストに少しがあるため、こうした対策は効果があるでしょう。

 第2に、「目の優しさ」の部分でも、フリッカー対策があります。

 そのほか、DASモードなど、FPSではお馴染みの低遅延化機能も網羅です。

 ディスプレイスタンドは、多機能スタンドです。

 左右の首振りこそ対応しませんが、高さ(11cm)・角度(上15° 下5°)と90度縦回転に対応します。調整幅も、この画面サイズならば必要十分なレベルです。

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 ・ LGエレクトロニクス UltraGear GP3
  ¥12,750 Amazon.co.jp (11/2執筆時) 

 スピーカーは、内蔵しません。

 ただ、LGの場合、同社のV字台座にあう専用設計のスピーカーがあります。【PC用スピーカーの比較記事】で取りあげています。

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 接続端子は、HDMI2.1 x2 、DisplayPor 1.4 x1という構成です。

 HDMI2.1なので、4KのHDMI接続でも120Hzのリフレッシュレートに、公式対応です。

 なお、これは他機もですが、4Kのハイフレームレートに対応させたい場合、PC側のビデオカードも対応が必要なので確認してください。まあ、最近のゲーミング用PCならば、ほぼ問題ないでしょう。

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 PC用としてはあまり意味のないことでしょうが、DPがない、PS5(4K/120P)との接続には意義深いです。

 このほか、USB3.0水準ながら、USB-A形状のハブが2ポート付属です。

 HDCPも、HDCP2.2ですので、著作権保護された、4Kコンテンツも再生できます。

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 そのほか、ライティングにも対応になります。

 保証は、3年間です。

 LGは、同期間の無輝点保証もされるので、保証内容は充実します。

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 以上、LG27GP95RP-Bの紹介でした。

 4KHDR対応の高リフレッシュレート対応機という、現状で「ハイエンド」なスペックです。消費電力も、本機ならば、通常65W・最大95Wと「手加減」があります。

ーーー

 このほか、LGは4Kゲーミングモニターとして、以下の機種がラインナップされます。

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 【2023年発売】

 【31インチ】

 2・LG UltraGear 32GR93U-B
  ¥88,000 Amazon.co.jp (2/6執筆時)
時)

リフレッシュレート: 最大144.0Hz
解像度:4K
輝度:400cd/u
パネル:nano-IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
同期技術:FreeSync Premium Pro
応答速度:1ms (GtoG)
HDR:HDR400
USB給電:
接続端子:HDMI2.1x2 DPx1
スタンド:チルト 高さ 回転
VESA: 100mm    
スピーカー:
4K動画: HDCP2.2
保証期間: 3年

 第1に、 32GR93U-Bです。

 同社の31インチのスタンダード機と言えます。

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 パネルは、IPSです。

 明記はないですが、同じnano-IPSでしょう。色域がDCI-P3 95%表記ですが、パネルサイズの違いから来るものだと思います。

 ただ、バックライトの関係か、標準輝度は同水準ですが、ピーク輝度は及ばないようで、HDR400になります。  

 こうした点で、27インチ機より、若干スペックが落ちますが「大画面」は魅力ではあるので、選んでも良いかなと思います。

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 【2022年発売】

 【31.5インチ】

 3・LG 32UQ750-W
  ¥68,800 Amazon.co.jp (2/6執筆時)

リフレッシュレート: 最大144.0Hz
解像度:4K
輝度:400cd/u
パネル:VAノングレア
コントラスト比:2500:1
同期技術:FreeSync Premium
応答速度:4ms (GtoG)
HDR:HDR10
USB給電:
接続端子:HDMI2.1x2 DP USB-C
スタンド:チルト 高さ 回転
VESA: 100mm    
スピーカー:
4K動画: HDCP2.2
保証期間: 3年

 第2に、32UQ750-W です。

 こちらも31.5インチですが、先ほどの機種より若干安めの「入門機」です。

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 パネルは、VAです。

 映像用としては「黒が締まる」部分で「悪くない」種類のパネルです。

 ただ、最近はIPSの方が性能向上が著しいです。

 実際の視野角でやや弱いほか、ODを利用しない場合の応答速度もやや悪いといえます。

 したがって、本機の場合、コスト面からのVA採用といえます。

 色空間も、DCI-P3 90%ですので、やや落ちます。

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 結論的にいえば、安めですが、「LGで買うならば、お金を貯めてIPS」かとは思います。

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 【2022年発売】

 【47.5インチ】

 4・LG UltraGear 48GQ900-B
  ¥167,000 Amazon.co.jp (2/6執筆時)

リフレッシュレート: 最大120Hz
解像度:4K
輝度:330cd/u
パネル:OLED ノングレア
コントラスト比:150万:1
同期技術:FreeSync Premium
応答速度:0.1ms (GTG)
HDR:HDR10
USB給電:
接続端子:HDMI2.1x2 DP USB-C
スタンド:固定式
VESA:300×200mm
スピーカー:内蔵(20w×2)
4K動画: HDCP2.2
保証期間:1年

 第3に、UltraGear 48GQ900-Bです。

 こちらは、ゲーミング用のUltraGearシリーズの最高峰で、47.5インチの大画面機になります。

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 パネルは、液晶ではなく、OLED(有機EL)採用です。

 応答速度は、0.1msという「超応答速度」で、しかも、ノングレアです。

 ただ、リフレッシュレート144Hzに届かないので、このブログでは別記事での扱いにしています。

 とはいえ、4K/120は行きますし、ゲーム機用としてニーズはあるかと思います。

 詳しくは、このブログの【40インチ以上の4Kモニターの比較記事】をご覧ください。 

1-2・ソニーのモニターの比較

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 続いて、ソニーのモニターです。

 同社は、業務用以外にPC向けは作っていなかったのですが、2022年から新しく参入しました。

 テレビもゲーム機もある会社なので、納得感があります。


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 【2022年発売】

 【27インチ】SDM-U27M90:4K

 5・SONY INZONE M9 SDM-U27M90
  ¥111,222 Amazon.co.jp (2/6執筆時)

リフレッシュレート: 最大144.0Hz
解像度:4K
輝度:600cd/u(最大)
パネル:Fast-IPS ノングレア
コントラスト比:(80,000:1)
同期技術:Adaptive-Sync
応答速度:1ms (GtoG)
HDR:HDR 600
USB給電:
接続端子:HDMI2.1x2 DP USB-C
スタンド:チルト 高さ
VESA: 100mm    
スピーカー:2W×2
4K動画: HDCP2.2
保証期間: 1年

  SONY INZONE M9は、ソニーの発売する4Kゲーミングモニターです。

 モニターサイズは、27インチです。

 リフレッシュレートは、最大144Hzです。

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 液晶パネルは、IPSです。

 応答速度が1msと速いので、いわゆる「Fast-IPS」に相当するパネルです。 

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 色空間は、DCI-P3 95%です。

 一方、ソニーの場合、バックライトに工夫があります。

 テレビのような直下型のLED配置にして、さらに、バックライトのエリア駆動に対応させています。

 いずれも、高品質なテレビに使われる技術ですが、27インチクラスのテレビにはみられないので、本機のための専用開発でしょう。

 なお、コントラスト比は、80000:1ですが、これはテレビ的なダイナミック比なので、一般的に言えば1000:1です。

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 HDRは、HDR600認証を得ています。

 なお、輝度は600cd/u表記ですが、ソニーの場合は、ピーク輝度を出しているようです。ただ、問題ありません。

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 チラツキ対策は、Adaptive-Sync表記です。

 ノーマルのFreeSyncと互換するものです。G-SYNC Compatibleにも対応です。

 価格からすると上位規格に対応しないのは残念ですが、なんとなく「PS5専用機」のような開発に思えるので、これで良いのかもしれません。

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 画質面での補整機能は、暗部強調(ブラックイコライザー)・フリッカー対策など基本的な機能は搭載です。

 独自と言えるのは、ソニーのPS5と連動させる場合、オートHDRトーンマッピングが有効になる部分です。

 輝度やコントラストに由来する部分の視認性は向上するでしょう。

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 そのほか、やはりPS5と連動させる場合ですが、自動で、ゲームとシネマモードを切り替えるコンテンツ連動画質モードに対応します。

 ディスプレイスタンドは、イマイチです。

 高さ(7cm)とチルト(上20° 下0°)と最低限の調整力です。

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 接続端子は、HDMI2.1が2つと、DisplayPor USB-Cという構成です。

 なお、USB-C端子は、ノートPCに対する給電についての記載はなく非対応のようです。

 HDCPも、HDCP2.2ですので、著作権保護された、4Kコンテンツも再生できます。

 そのほか、本機も、LEDライティングの機能も持ちます。

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 以上、SONY INZONE M9の紹介でした。

 端的に言って、ソニーのPS5で使ってこその製品です。

 PCで使っても、直下型のエリア制御のバックライトを採用するなど「ソニーらしい工夫」はありますが、それだけならば「もったいない」でしょう。

 同じメーカーですし、相性問題からフリーなのも「気分的に楽」でもあります。

 個人的には、(最近小型テレビが不作なので) チューナーを入れて、テレビとして売っても欲しい!と思いました。

 ただ、そこは【テレビ用NASの比較記事】で紹介した、PS5の周辺機器で、TVがみれる「ナスネ」があります。バッファローに移管したばかりでもありますし、そちらを買ってね!ということでしょう。

1-3・ASUSのモニターの比較

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 続いて、台湾エイスースのモニターです。

 ゲーミング全般に強い印象のあるメーカーです。4Kゲーミングモニターも、LGに続いて早くから参入しています。


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 【2021年発売】【28インチ】

 【144Hz 1ms】3年保証

 6・ ASUS TUF Gaming VG28UQL1A
   ¥76,800 Amazon.co.jp (2/6執筆時)

 【144Hz 1ms】【Amazon限定】4年保証

 7・ ASUS TUF Gaming VG28UQL1A-J
   ¥84,556 Amazon.co.jp (2/6執筆時)

 【60Hz 5ms】3年保証

 8・ ASUS TUF Gaming VG289Q1A
   ¥38,755 Amazon.co.jp (2/6執筆時)

リフレッシュレート: 最大144.0Hz
解像度:4K
輝度:450cd/u
パネル: Fast-IPS ノングレア
コントラスト比: 1000:1
同期技術: FreeSync Premium& G-sync
応答速度:1ms (GtoG)
HDR:HDR400
USB給電:
接続端子:HDMI2.0x2 DP1.4x1
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA: 100mm
スピーカー:2W×2
4K動画: HDCP2.2
保証期間: 3年

 VG28UQL1Aは、ASUSが販売する、27インチの4Kゲーミングモニターです。

 TUF Gamingという同社のスタンダードクラスのゲーミング周辺機器シリーズに属する製品です。

 Amazon限定モデルは1年延長保証が付いて4年という製品ですが、性能は同じです。 また、VG289Q1Aは高リフレッシュレートは非対応ですので、今回はそれ以外の機種の紹介となります。

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 モニター解像度は、LG同様に4K解像度です。

 リフレッシュレートは、最大144Hzです。

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 液晶パネルは、IPSです。

 ただ、応答速度を高めた、いわゆるFast-IPSパネルと言えます。

 Fast-IPSと呼べる液晶は、LGほか台湾のAUOも作っていますので、そのどちらかでしょう。

 応答速度は、GtoGで1msですので優秀です。

 ただし、LGのNano-IPSと違って、応答速度の部分以外の改良はないので、それに比べると「下位モデル」とはなります。

 輝度は、450cd/uです。

 色空間も、DCI-P3で90%なので、この部分もLGが上でしょう。

 HDRは、HDR400に対応します。

  202104261801.jpg

 チラツキ対策は、無印のAMD FreeSync Premiumに対応です。

 先述のように、チラツキだけでなく、カクツキ対策がある上位版です。

 また、G-SYNC compatibleですので、DPの場合そちらでも対策が有効になります。

  201912061538.jpg 

 画質面での補整機能は、本機は、とくに、注目に値します。

 とくに、「黒挿入技術」(ELMB)の部分が注目点です。

 1回目の「選び方の基本」(こちら)で詳しく説明したように、残像感軽減のためにこれは、かなり有効な技術です。

 繰り返すと、フレームとフレームの間に「真黒」なフレームを挿入することで、残像感の低減を目指す技術です。

 なお、ELMB SYNCとして、FreeSync(Adaptive-Sync)と共存可能です。

   202003311555.jpg

 そのほか「ゲーム」用の暗部補正(Shadow Boost)や、「目の優しさ」に関わる、フリッカー対策、コントラストを強化するASCRなども備えます。

 補正については、LG並に優れていると言って良いです。

 ディスプレイスタンドは、多機能スタンドです。

 調整幅は、高さ(12cm)、チルト角度(上20° 下5°)、左右(30°)と縦回転です。

 数字としてかなり優秀です。

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 接続端子は、HDMI2.0x2 DisplayPortx1という構成です。

 LG同様に、DPでつなげるのが基本です。また、PC側もDP1.4規格への対応が必要です。

 HDCPは、HDCP2.2に対応できます。

 4Kテレビ替わりの利用でも安心です。

 保証は、3年間です。

 無輝点保証は同社の場合、付属しません。

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 以上、ASUSTUF Gaming VG289Q1Aの紹介でした。

 応答速度は速く、ELMBなどの独自技術も光ります。

 ASUSブランドとしては、価格的にかなり安めで出してきましたし、4K/144Hzのモニターの格安機としてプレゼンスがあるかと思います。

 明確な弱点も見られず、良い構成に思えます。

ーー

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 【2022年発売】

 【31.5インチ】

 9・ASUS ROG Swift XG32UQ
  ¥117,891 Amazon.co.jp (2/6執筆時)

リフレッシュレート: 最大165.0Hz
解像度:4K
輝度:450cd/u
パネル: 広色域IPS ノングレア
コントラスト比: 1000:1
同期技術: FreeSync Premium Pro
応答速度:1ms (GtoG)
HDR:HDR 600
USB給電:
接続端子:HDMI2.1x2 DP1.4x1
スタンド:チルト 左右 高さ
VESA: 100mm
スピーカー:
4K動画: HDCP2.2
保証期間: 3年

 なお、同社の上位ラインのROG Swiftからも、4K機が出ています。

 この次に見る機種(ROG Swift PG32UQ)の後継機になるのかと思いますが、パネルグレードからすれば、そちらよりは下位です。

  202112121116.jpg

 チラツキ対策は、AMD FreeSync Premium Proに対応です。

 冒頭書いたように、チラツキ・レスポンス改善・カクツキについてフル対策がある上で、HDR対応だと名乗れるAMD系の「最上位規格」です。

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 パネルは、同じくIPSです。

 色空間は、ただ、DCI-P3 96%カバーですので、広色域タイプのIPSといえます。

 本機は応答速度も速いので、Nano-IPSか、それに相当する他のパネルに思います。

 202204121610.jpg

 輝度も高く、HDR600に対応できる水準ですので、パネル部分でしっかり値段分の「グレード差」を付けています。

 一方、ELMBは、このグレードだと不採用です。

 同社の他機もですが、HDRに高度に対応する機種は、除かれることが多い印象です。

 あとは、後面にUSB-Aハブ(USB3.0)が2ポート付く程度の違いとなります。

 ---

 結論的にいえば、パネル性能で、しっかり下位機種と差があるので、値段差分は「贅沢な仕様」といって良いです。

 ただ、次から見ていく上位機のがパネルはどんどん良くなるので、迷う部分はあります。


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 【2021年発売】

 【32インチ】

 10・ASUS ROG Swift PG32UQ
  ¥132,347 Amazon.co.jp (2/6執筆時)

リフレッシュレート: 最大155.0Hz
スタンド:チルト 左右 高さ

 【2023年発売】

 【38インチ】

 11・ASUS ROG Swift PG38UQ
  ¥154,364 Amazon.co.jp (2/6執筆時

リフレッシュレート: 最大144.0Hz
スタンド:チルト

解像度:4K
輝度:450cd/u
パネル: QLED IPS ノングレア
コントラスト比: 1000:1
同期技術: FreeSync P Pro& G-sync
応答速度:1ms (MPRT)
HDR:HDR600
USB給電:
接続端子:HDMI2.1x2 DP1.4x1
VESA: 100mm
スピーカー:5W×2
4K動画: HDCP2.2
保証期間: 3年

 PG32UQは、ASUSのROG Swiftシリーズのゲーミングモニターの上級機です。

 38インチ機も出ましたが、ほぼ機能は同じです。

 サイズ的な問題でチルトのみの調整になりますが、38インチならそれで良いかなと思います。

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 モニター解像度は、本機も4K解像度です。

 リフレッシュレートは、最大144Hzです。

 32インチのみ、Ocで155Hzです。

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 液晶パネルは、表記的にはFast-IPS(32インチはIPS)です。

 ただ、バックライトに青色LEDを使用した量子ドット式(QLED-IPS)で、その上のパネルがIPSという組み合わせとなります。

 VA液晶と違って黒の締まり(コントラスト比)は改善しませんが、輝度面と広色域化に好影響するので、「映像美」の部分でIPSパネルの潜在能力が強化されます。

 輝度は、450cd/uですので、ROG Swift XG32UQと同じです。

 色空間も、DCI-P598%なので、色域の部分でやはり優れます。

 こうした点で、コントラスト比が伸びない部分を除けば、IPS液晶の性能を強化したパネルと言えます。

 HDRは、HDR600に対応します。

 チラツキ対策は、AMD FreeSync Premium Proに公式対応です。

 その上で、G-SYNC compatibleに対応です。

 応答速度は、ただ、MPRT値での表記で1msです。

 あとから出た XG32UQは、GtoGで1msでしたので、発売日の前後関係もありつつ、こちらのほうが、応答速度は遅めです。GtoGで言えば、おそらく、4msほどかと思います。 

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 画質面での補整機能は、一方、本機は、黒挿入技術(ELMB)、シャドーブーストの部分を含めて、対応になります。

 さらに、本機は、Adaptive-Sync(Free Sync・G-Sync compatible互換)によるチラツキ対策と、ELMBが共存できる点で、同社のTUF系列より高度です。

 先述のように、新しい、ROG Swift XG32UQはこの部分がざっくりなかったので、先述の色域の部分ほか、この部分で本機を「上位機」と考えています。

 ディスプレイスタンドは、縦回転以外の調整は可能です。

 調整幅は、高さ10cm、チルト角度(上20° 下5°)、左右(50°)です。

 十分な範囲です。

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 接続端子は、HDMI2.1x2 DisplayPortx1という構成です。

 HDMI2.1端子は、ゲームで4K/120Pを利用したい場合に必要です。

 PS5については、本機は対応です。

 HDCPは、HDCP2.2に対応できます。

 保証は、本機も3年です。

---

 以上、ASUSROG Swift PG32UQの紹介でした。

 恐らくですが、先ほどみたROG Swift XG32UQの登場で、遠からず終息するモデルに思えます。

 値段が下がり目なので、同じほどの値段ならこちらが「狙い目」かなと思います。先述の応答速度の部分を除けば、注意書きは必要の無い性能ですので。


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 【2021年発売】

 【32インチ】

 12・ASUS ROG Swift PG32UQX
  ¥317,766 Amazon.co.jp (2/6執筆時)

リフレッシュレート: 最大144.0Hz
解像度:4K
輝度:500cd/u
パネル: QLED IPS ノングレア
コントラスト比: 1400:1
同期技術: G-SYNC ULTIMATE
応答速度:4ms (GtoG)
HDR:HDR1400
USB給電:
接続端子:HDMI2.0x3 DP1.4x1
スタンド:チルト 左右 高さ
VESA: 100mm
スピーカー:
4K動画: HDCP2.2
保証期間: 3年

 PG32UQXは、ASUSのROG Swiftシリーズのゲーミングモニターのフラッグシップ機です。

 値段差が激しいですが、その分パネルは「超豪華」です。

 モニター解像度は、本機も4K解像度です。

 リフレッシュレートは、最大144Hzです。

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 液晶パネルは、QminiLED-IPS液晶です。

 こちらは、量子ドットフィルタ採用のIPSとなるQLED-IPSパネルをベースにしながら、バックライトを従来より細かいmini-LEDに変えたものです。

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 量子ドットIPSパネルミニLEDのコンビは、LGの4K液晶テレビで2021年初頭に登場した技術です。

 IPSパネルの弱点だった、コントラスト比(黒の締まり)の部分で、グローバルディミングによるパネル制御で大幅な改善が見られると言えます。

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 色空間も、DCI-P398%、sRGB160%カバーです。

 その上で、階調表現に関わる表示色も10.7億色です。

 また、このグレードだと、True 10bitでの10.7億色です。下位機や、高級機でも明記のない機種は、8bitに(1ピクセル色を高速に切り替える)ディザリング処理を用いたFRC技術(Frame Rate Control)を施した疑似的なものですし、ここでも上級です。

 こうした部分で、プロのデザイナー向けの設計です。

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 HDRは、HDR1400に対応します。

 とにかく、今の映像コンテンツはゲームも含めて輝度ピークが重要視されますが、ミニLEDはこの部分においてかなり効果的です。

 チラツキ対策は、G-SYNC ULTIMATEに公式対応です。

 チラツキ・カクツキ対策に、カード側でで黒挿入技術を持つ上で、HDR600に対応している場合、名乗れるものです。

 注意点としては、ASUSの黒挿入技術(ELMB)は使えない仕様なので、基本、G-SYNC専用機といえる部分でしょう。

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 ディスプレイスタンドは、本機も縦回転以外の調整は可能です。

 調整幅は、ただ、高さ7cm、チルト角度(上20° 下5°)、左右(40°)ですので最低限ではあります。

 接続端子は、HDMI2.0x2 DisplayPortx1という構成です。

 本機については、HDMI2.1でない部分が注意点です。

 HDCPは、HDCP2.2に対応できます。

---

 以上、ASUSROG Swift PG32UQXの紹介でした。

 超高性能機ですが、基本、NVIDIA系のビデオカードと合わせて利用するべきモニターではあります。

 とはいえ、画質面を含めて期待値は相当高いです。40インチ以下に、4Kテレビが存在しない点を含めて、マルチメディア向けの超高級機を探しているという方にも選べるかと思います。リモコンも付属です。

1-4・ACERのモニターの比較

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 続いて、台湾のエイサーです。

 ASUS同様に、日本では、ゲーミングモニターに強い印象のあるメーカーです。


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 【27インチ】

 【2021年発売】Acer Nitro XV282K KV

 13・Acer NITRO XV2 XV282KKVbmiipruzx
  ¥88,000 Amazon.co.jp (2/6執筆時)

リフレッシュレート: 最大144.0Hz
解像度:4K
輝度:350cd/u
パネル: Fast-IPS ノングレア
コントラスト比: 1000:1
同期技術: FreeSync Premium
応答速度:1ms (GtoG)
HDR:HDR400
USB給電:60W
接続端子:HDMI2.1x2 DP1.4 USB-C
スタンド:チルト 左右 高さ
VESA: 100mm
スピーカー:2W×2
4K動画:
保証期間: 3年(パネル1年)

 XV282KKVbmiipruzx (XV2)は、Acerが販売する、27インチ4Kゲーミングモニターです。

 モニター解像度は、4K解像度です。

 リフレッシュレートは、最大144Hzです。

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 液晶パネルは、Fast-IPSです。

 同社の表現だと「Agile-Splendor IPS」です。

 ASUSやDELLほかに採用例がありましたが、IPSパネルの応答速度の部分を改良したものです。 

 MISの場合、色域が一定水準(DCI-P3 90%)ある広色域を達成するパネルで、1ms(GtoG)を達成するパネルを「Agile-Splendor IPS」としています。

 HDRは、HDR400です。

 チラツキ対策は、FreeSync Premiumに対応です。

 したがって、チラツキ・カクツキ双方の対策ができる中級グレードです。

 応答速度は、オーバードライブ時に1msです。 

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 画質面での補整機能は、Acerの場合、黒挿入技術がないです。

 同社の他機では、G-syncの機能を借りて実現するものはありますが、本機は対応しません。

 一方、LightSenseという明るさをセンサーを備えています。

 これによりディスプレイの輝度を自動調整します。

本体背面のライトと連動し、目の疲れを軽減する仕組みがあります。

 「目の優しさ」のためと言うより、部屋を暗くしたときの、色彩がおかしくならないため、または、明るくしたとき、画面が見やすくなるためという、利便性目的のための調整でしょう。

 合って良い機能であり、「ワンポイント」です。

 そのほか、各種ゲームモードがあるほか、フリッカー対策もあります。

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 接続端子は、HDMI2.1x2 DisplayPortx2という構成です。

 HDMI2.1で、4K/120Pまで対応できる点が重要でしょう。

 PS5などに合わせた仕様です。

 また、本機は、USB-Cでの接続も対応です。DPと排他利用になりますが、最大144Hzもとおります。

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 USB-Cについては、同時に60W給電ができますが、ゲーミングノートPCだと、やや充電速度が落ちるでしょう。

 また、高リフレッシュレート時は、DP alternate Mode(Alt mode)での動作ですので、給電はできません。

 クセのある仕様ではあります。(ビデオカードの進化によるでしょうが)ゲーミングノートPCの外付け用として利用できる将来はあるかもしれません。

 HDCPは、HDCP2.2に非対応です。

 先述のように、TV替わりとしてHDMI経由で4Kコンテンツを再生する場合に問題で、著作権保護されたコンテンツは再生できません。

 ディスプレイスタンドは、多機能スタンドです。

 調整幅は、高さ13cm、チルト角度(上35° 下5°)、左右(360°)です。

 縦回転こそしませんが、かなり柔軟です。

 保証は、3年です。

 ただ、パネル部分は1年保証です。

---

 以上、AcerXV2の紹介でした。

 10万円以内の他社機と比べると、HDMI2.1対応の部分、USB-Cの65W給電に対応する部分、明るさセンサーを持つ点などがプラス材料と言えます。

 一方、黒挿入に関する部分は、ASUSは下位機でも装備している点で、すこし弱いと言えますが、まとまった構成ではあると思います。

ーーー

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 【31.5インチ】【2021年発売】

 【特定店向け型番】Predator XB3

 14・ Acer Predator XB3 XB323QKNVbmiiphuzx
  ¥118,000 楽天市場 (2/6執筆時)

リフレッシュレート: 最大144.0Hz
解像度:4K
輝度:350cd/u
パネル: Fast-PS ノングレア
コントラスト比: 1000:1
同期技術: FreeSync & Gsync
応答速度:1ms (GtoG)
HDR:HDR400
USB給電:65W
接続端子:HDMI2.1x2 DP1.4 USB-C
スタンド:チルト 左右 高さ
VESA: 100mm
スピーカー:4W×2
4K動画:
保証期間: 3年(パネル1年)

 なお、特定家電量販店限定で、Predator XB3という31.5インチのゲーミングモニターも登場しました。

 画面サイズ以外は、スタンドの稼働性を含めほぼ同じ仕様で、本機もFast-IPSです。

 Adaptive Sync(FreeSync G-sync compatible互換)となる点だけ注意点ですが、あとは、単純に、欲しい画面サイズと予算で比べて選べば良いかと思います。


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 【27インチ】

 【2023年発売】(加筆予定)

 15・Acer NITRO XV5 XV275KP3biipruzx
  ¥116,361 楽天市場 (2/6執筆時)

リフレッシュレート: 最大160.0Hz
解像度:4K
輝度:600cd/u
パネル: MiniLED-IPS ノングレア
コントラスト比: 1000:1
同期技術: FreeSync Premium
応答速度:1ms (GtoG)
HDR:HDR1000
USB給電:90W
接続端子:HDMI2.1x2 DP1.4 USB-C
スタンド:チルト 左右 回転
VESA: 75mm
スピーカー:
4K動画:
保証期間: 3年(パネル1年)

  NITRO XV5 XV275KP3biipruzxも、Acerが販売する27インチの4Kゲーミングモニターです。

 リフレッシュレートは、最大160Hzです。

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 液晶パネルは、IPSです。

 ただ、本機は、バックパネルが mini-LEDです。

 先ほどみた、ASUSのデザイナー向けの超高級機(PG32UQX)とは違い、量子ドット技術を使ったQminiLED-IPSとの記載はないです。

 とはいえ、ターゲット層が異なる製品ですし、当然でしゅ。こちらは(主に)ゲーマー向けですし。

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 色空間は、AdobeRGB 99%のカバー率を公開します。

 優秀ですが、DCI-P3のカバー率は示されません。

 また、階調表現に関わる表示色は、こちらの場合、8bit+FRC(ディザリング)で10bitなので、リアルな10bitパネルではないです。ただ、この価格ならば十分な水準でしょうけれど。

 HDRは、HDR1000です。

 標準機度は600cd/uですが、ピーク輝度がそれに達するので、そうなります。

 mini-LEDの効果です。

 チラツキ対策は、FreeSync Premiumに対応です。

 応答速度は、オーバードライブ時に1msです。 

 画質面での補整機能は、調査中です。

 黒挿入は引き続きしないでしょうが、先述のLightSense(明るさセンサー)などの部分が不定なので。後日補記します。 

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 接続端子は、HDMI2.1x2 DisplayPort USB-Cという構成です。

 本機の場合、DPとUSB-Cのみ160Hzまで対応です。

 DP1.4ですが、同社の場合、スペック的にこのレートも対応できるようです。

 USB-Cは、90W給電ができます。

 HDCPは、HDCP2.2への対応情報がないです。

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 ディスプレイスタンドは、多機能スタンドです。

 調整幅は、高さ15cm、チルト角度(上25° 下5°)と90°回転です。

 左右の角度調整こそできませんが、本機もかなり柔軟です。

 保証は、3年です。

 ただ、パネル部分は1年保証です。

---

 以上、AcerNITRO XV5 XV275KP3biipruzxの紹介でした。

 4K・高リフレッシュレートに対応させつつ、輝度の部分でHDR1000に対応できるようmini-LEDを採用したIPS機、という説明が妥当です。スタンド性能も良いですし、最近標準化してきたUSB-C給電にもしっかり対応します。

 この要素を完備しつつ、できるだけ価格を抑えて個人向けにに出したゲーミング用と言え、実際に値ごろ感はあります。保証の部分は注意点とはいえ、多くの点でスペック面で「選べる」機種と言えます。

1-5・ベンキューのモニターの比較

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 続いて、台湾のベンキューのモニターです。

 ゲーミングモニターには、台湾勢は強いですが、同社もその傾向があります。


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 【2022年発売】

 【31.5インチ】

 16・ BenQ MOBIUZ EX3210U
  ¥160,364 Amazon.co.jp (2/6執筆時)

 17・ BenQ MOBIUZ EX3210U-JP
  ¥160,363 楽天市場 2/6執筆時)

 【27インチ】

 18・ BenQ MOBIUZ EX2710U
  ¥131,091 Amazon.co.jp (2/6執筆時)

 19・ BenQ MOBIUZ EX2710U-JP
  ¥131,091 楽天市場 2/6執筆時)

リフレッシュレート: 最大144.0Hz
解像度:4K
輝度:300cd/u
パネル: QLED IPS ノングレア
コントラスト比: 1000:1
同期技術: FreeSync Premium Pro
応答速度:2ms (GtoG)
HDR:HDR600
USB給電:
接続端子:HDMI2.1x2 DP1.4
スタンド:チルト 左右 高さ
VESA: 100mm
スピーカー:2.2W×2 +5W
4K動画: HDCP2.2
保証期間:3年(パネルは1年)

 MOBIUZ EX3210U は、台湾の BenQが販売する31.5インチ4Kゲーミングモニターです。

 2系統の型番があります。

 末尾-JPの製品のみ1ヶ月限定ですが、ドット欠け(常時点灯)保証が付属です。

 モニターサイズは、31.5インチ27インチが選べます。

 パネルの大きさ以外の性能は同じですので、同時にみていきます。

 リフレッシュレートは、最大144Hzです。

 このあたりのスペックは各社共通です。

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 液晶パネルは、IPSです。

 ただし、ASUSにも合ったように、QLED-IPSになります。

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 先述のように、バックライト部分の工夫で、青色LEDと特殊フィルムを使って色域を上げる技術です。

 テレビで発展してきた技術を採用した形です。

 色空間は、DCI-P3 98%・AdobeRGB 99%です。

 この部分について言えば、(ゲーム)クリエーター用と言える水準です。

 HDRは、HDR600です。

 本機については、輝度は300カラン程度に抑えつつ、ピーク輝度を600まで上げる方向性です。

 HDR対応コンテンツならゲームで問題ありません。この仕様のほうがゲーム以外の目的に使いやすいので、個人的には「あり」です。

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 さらに、本機は、HDRiという独自技術を入れています。

 内蔵の明るさセンサーを利用しつつ、周囲の明るさに合わせてディテールを調整するので、暗部表現などに配慮しつつのHDR画質強化が行われます。

 標準画質のコンテンツも「HDRiエミュレート」で疑似的にHDRを再現できます。

 先述のように、本機は、標準輝度は控えめ、ピーク輝度は高めなので、こうした工夫は活きやすいかと思います。

 チラツキ対策は、FreeSync Premium Proに対応です。

 HDR利用時の保証もある、最上位です。

 応答速度は、オーバードライブ時に、GtoGで2msです(MPRTで1ms)。 

 QLED-IPSは、たの高級パネルより、応答速度がやや上げにくい部分はあるので、割とピーキーな調整の際かなと感じます。

 ただ、調整できる部分を含めて大きな問題には感じません。先述のように、応答速度面からモニターはあまり選ばない方が良いです。

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 画質面での補整機能は、わりと独特です。

 第1に、「映像美」は、ブライトネスインテリジェンスプラス(B.I.+)が注目点です。

 輝度の調整技術の1つですが、露出オーバーにならない範囲で輝度を的確に調整します。

 結果的に、映像のコントラストを鮮明にする効果も期待できます。

 これに使われる環境光センサーは、照明の明るさだけでなく、照明の色温度も検知して調整します。そのため、実空間における調整力は、シンプルな明るさセンサーだけ搭載の機種より、本機は高いでしょう。

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 第2に、「目の優しさ」の部分では、この環境光センサーで、を利用して、室内光の照度と、明かりの色温度のに応じて輝度が調整されます。フリッカー対策もあります。

 結論的にいえば、環境光センサーが本機のポイントです。それを活かして、機能を強化している部分が良い部分です。

 ちなみに、テレビにも似たような機能があります。照明の色も見れる機種が出てきました、方向性は同じです。

 一方、「ゲーム」は、各種モードなどが充実しますが、黒挿入などの残像感軽減に関する補正はないです。

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 接続端子は、HDMI2.1x2 DisplayPort 1.4という構成です。

 HDMI2.1ですので、4K/120Pは対応できます(ゲーム機との相性保証の言及はなし)

 144Hzで使いたい場合は、他社同様にDPを使います。

 HDCPは、HDCP2.3に対応です。

 ディスプレイスタンドは、上下・高さ・左右の調整が可能です。

 調整幅(上5度・下15度・左右15度・高さ10cm)は、あまりないですが、31.5インチの大画面ですし、こんなもので良いかとも思えます。

 保証期間は、ベンキューは、パネル・バックライトは1年で、あとは3年です。

 そのほか、本機については(外付けには全く及ばないものの)スピーカーが総合10W級ですので、多少ですが良いです。

---

 以上、BenQ MOBIUZ EX3210U の紹介でした。

 本機の場合、明るさセンサーが全体に効いています。パネルもHDRも高水準なので(キャリブレーションなどの部分は置いておき)制作側にも使えそうな仕様に思えます。

 ゲームだけならば他に良い機種もあります。明るさの制御力が高い部分で、(書類仕事を含めて)仕事にも使う方がゲームも優先して買うようなニーズには適うと思います。

 あるいは、HDR未対応のコンテンツを多くプレイする場合もB.I.+の部分を含めて、割と良いかもしれません。

次回に続く!
4Kゲーミングモニターのおすすめは結論的にこれ!

 というわけで、今回は、4Kゲーミングモニターの比較の1回目記事でした。

 しかし、記事はまだまだ「続き」ます。

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2・4Kゲーミングモニターの比較 (2)
 2-1:DELL〈米国〉
 2-2:アイオーデータ〈日本〉
 2-3:ギガバイト〈台湾〉
 2-4:フィリップス〈欧州〉
 2-5:JapanNext〈日本〉
 2-6:HP〈米国〉  
 2-7:MSI〈台湾〉ほか
3・ゲーミングモニターの比較【まとめ】
 =最終的なおすすめの提案

 続く2回目記事こちら)では、DELLアイオーデータなどここまで見た以外のメーカーを追加でみていきます。

液晶のみやすさ   ★★★★★
スタンドの性能   ★★★★★
応答速度      ★★★★★
リフレッシュレート ★★★★★
品質保証      ★★★★★
総合評価      ★★★★★

 その腕で、最終回記事こちら)では、記事全体の「結論」として、価格別・目的別に、Atlasのおすすめ機種を提案していきたいと思います。

 引き続きよろしくお願いします。

 2回目記事は→こちら

posted by Atlas at 20:07 | PC用液晶モニター

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