【今回レビューする内容】2025年 最新4Kゲーミングモニターの性能とおすすめ・選び方:4K 120P 120Hz 4K 144Hz 4K 240Hz 対応 PS5 4k/120p 4k/120Hz PS5対応:PC用高リフレッシュレート4Kディスプレイ:OLED mini-LED QLED 機種の違いと人気ランキング
【比較する製品型番】LG UltraGear 27G810A-B 32GR93U-B 27GR93U-B 32GX870A-B 32GS95UV-B 32GS95UV-W ソニーSONY INZONE M9 II SDM-27U9M2 ASUS ROG Strix XG32UQ XG32UCG ROG Swift PG32UQX 32UQ750 ROG Swift OLED PG32UCDM PG27UCDM PG32UCDP XG27UCDMG Acer NITRO XV5 XV275KP5biipruzx NITRO XV0 XV270KV4bmiiprx NITRO VG0 VG270KL1bmiipx KG272KL1bmiipx Ntro XV2 XV322QKV3bmiiphx ASV27-2P ベンキュー MOBIUZ EX321UX EX321UX-JP EX381U EX381U-JP PD3226G X271U ギガバイト M28U GIGABYTE AORUS MSI MAG 274UPDF E16M MSI MAG 322URDF E16 FO32U2 FO32U2P ジャパンネクスト JN-i27G165U JN-IPS27G165U-HSP JN-280IPS144UHDR JN-315V160UR JN-315V160UR-HSP デル AW2725Q AW2725QF JN-IPS27G165U JN-IPS28G144U JN-IPS28G144U-HSPC6 アイオーデータ LCD-GCU321HXAB JN-315V160UR JN-315V160UR-HS JN-i315G144UR-HSP HP OMEN by HP 27k 4K UHD Titan Army M27E6V-PRO P32A6V-PRO MSI MPG 272URX QD-OLED 321URX QD-OLED MAG-321UPX-QD-OLED MPG 274URF QD 274URFW Pixio PX27U Wave Pixio PX32U TCL 27R83U ほか
今回のお題
4Kゲーミングモニターのおすすめはどの機種?
ども、Atlasです。
今日は、2025年9月現在、最新の4Kゲーミングモニターの比較です。
基本となるリフレッシュレートほか、パネル品質や応答速度、あるいは、チラツキ対策などの部分にに注目して各機を比較しました。

1・4Kゲーミングモニターの比較 (1)
1-1:LG〈韓国〉
1-2:ASUS〈台湾〉
1-3:ソニー〈日本〉
2・4Kゲーミングモニターの比較 (2)
2-1:BenQ〈台湾〉
2-2:Acer〈台湾〉
2-3:TCL〈中国 〉
2-4:アイオーデータ〈日本〉
3・4Kゲーミングモニターの比較 (3)
3-1:HP〈米国〉
3-2:DELL〈米国〉
3-3:ギガバイト〈台湾〉
3-4:MSI〈台湾〉
4・4Kゲーミングモニターの比較 (4)
4-1:JapanNext〈日本〉
4-2:他の企業〈各社〉
5・ゲーミングモニターの比較【まとめ】
=最終的なおすすめの提案
今回は、以上のようなメーカー順に各社の製品をみていくつもりです。
液晶のみやすさ ★★★★★
スタンドの性能 ★★★★★
応答速度 ★★★★★
リフレッシュレート ★★★★★
品質保証 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
また、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、「Atlasのオススメ機種」を提案していきます。
ーーー
1・格安ゲーミングモニターの比較
レート:144Hz -180Hz
解像度:フルHD
画面:平面
2・高速ゲーミングモニターの比較
レート:240Hz - 610Hz
解像度:フルHD
画面:平面
3・2.5Kゲーミングモニターの比較
レート:144Hz--360Hz
解像度:WQHD(2.5K)
画面:平面
4・4Kゲーミングモニターの比較
レート:144Hz-240Hz
解像度:4K
画面:平面
5・曲面ゲーミングモニターの比較
レート:144Hz〜240Hz
解像度: UWWQHDほか
画面:曲面
6・ゲーミングモニターまとめ
=最終的なおすすめ機種の提案【結論】
なお、今回の記事は、ゲーミングモニターの比較記事全体では、4回目記事となります。
どこから読んでも分かるように書きました。
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ただ、ゲーミングモニター特有の「パネルの解説」や、FreeSync(可変リフレッシュレート)、あるいは「黒挿入技術」などの、スペック面の「選び方の基本」は、初回記事の冒頭で詳しく書きました。
検索エンジンなどから来られた方で、そういった側面に興味にある方は1回目記事(こちら)からご覧頂くと、分かりやすいかと思います。
よろしくお願いします。
1-1・LGのモニターの比較

というわけで、比較をはじめます。
はじめに、LGエレクトロニクスのモニターです。
同社は、自社で(部品としての)IPSパネルが生産できる世界的企業です。性能の良い機種が割安の場合が多いです。
4Kゲーミングモニターを一番最初に出したのも同社です。
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なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。

【2025年発売】
【27インチ】
1・LG UltraGear 27G810A-B
¥79,800 楽天市場 (9/19執筆時)
スタンド:チルト 高さ 左右 回転
【31インチ】(23年発売)
2・LG UltraGear 32GR93U-B
¥83,636 Amazon.co.jp (9/19執筆時)
スタンド:チルト 高さ 回転
リフレッシュレート: 最大144.0Hz
解像度:4K
輝度:400cd/u
パネル:Fast-IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
同期技術:FreeSync Premium
応答速度:1ms (GtoG)
HDR:HDR400
USB給電:
接続端子:HDMI x2 DisplayPort 1.4
VESA: 100mm
スピーカー:
4K動画: HDCP2.3
保証期間: 3年
27G810A-Bなどは、LGが発売するゲーミング用の4Kモニターです。
画面サイズは、27インチと31インチが選べます。
発売時期の関係で、27型のみ新型スタンドですが、パネルほかの装備は同じなので、同時にみていきます。
リフレッシュレートは、最大144Hzです。
いずれも、ゲーミング用としては、スタンダードな性能です。
パネルは、今回の区分ではFast-IPSに該当します。
スイッチの改良で応答速度を改善したパネルで、ゲーミング用の平面パネルに多い仕様です。
スペックは、輝度(400cd/u)、コントラスト比(1000:1)、色域(DCI-P3 95%)です。
若干輝度が良い程度で、このあたりは、スタンダードなスペックです。

HDRは、HDR400です。
より上位の規格もありますが、この水準があれば一般的には「十分」です。
1・FreeSync
=チラツキ・レスポンス改善
2・FreeSync Premium
+ カクツキ(LFC)防止
3・FreeSync Premium Pro
+HDRにも対応
チラツキ対策は、中級のAMD FreeSyncPremiumです。
NVIDIA G-SYNC Compatible認証は得ているので、Display Portに限られますが、そちらのカードでも対応できます。
応答速度は、オーバードライブ時に最大1msです(Faster設定時)。
先述のように、Fast-IPSのメリット性です。通常のIPSでは出せない速度です。ただ、最近は各社とも、ゲーミング用ではこの仕様で、そこまで珍しさはないです。

画質面での補整機能は、暗部補正のブラックスタビライザーに対応します。
ゲーム用の「暗部補正」機能として、各社とも搭載することの多い機能です。パネルの性質として、コントラストに少し難があるため、こうした対策は効果があるでしょう。
そのほか、DASモード、クロスヘアほか、ゲーミング向けの機能性は一通り備えます。一方、黒挿入技術は、備えません。
「目の優しさ」の部分では、フリッカー対策があります。
ディスプレイスタンドは、多機能です。
27型は、角度(上21° 下5°)、高さ(13cm)、左右(60°)と縦回転です。
31型は、左右の首振りこそ対応しませんが、高さ(11cm)・角度(上15° 下5°)と縦回転に対応します。
調整幅も、堅牢性も、この画面サイズならば必要十分なレベルです。
スピーカーは、内蔵しません。
こだわる場合、このブログだと、【PC用スピーカーの比較記事】で取りあげたような製品、あるいは、ヘッドホンを利用して下さい。
ヘッドホン端子は、4極ミニプラグなので、ヘッドセット対応です。

接続端子は、HDMI2.1 x2 、DisplayPor 1.4 x1という構成です。
HDMI2.1なので、4KのHDMI接続でも144Hzのリフレッシュレートに、公式対応です。PC用としてはあまり意味のないことでしょうが、DPがない、PS5(4K/120P)との接続には意義深いです。
このほか、USB3.0水準ながら、USB-A形状のハブが2ポート付属です。
HDCPも、HDCP2.3ですので、著作権保護された、4Kコンテンツも再生できます。
保証は、3年間です。
LGは、同期間の無輝点保証もされるので、保証内容は充実します。
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以上、LGの27G810A-Bなどの紹介でした。
Fast-IPS採用で144Hzクラスの製品として、スタンドや端子構成をふくめて「そつのない」構成です。
したがって、4Kゲーミングモニターの中級機として選んで良い水準ですが、仕様面で抜き出た個性はないので、他社の似たような製品との比較は必要でしょう。
ただそこまで機能面で個性はないので、他社の似たような製品との比較は必要でしょう。

【2025年発売】
【27インチ】
3・LG UltraGear 27GR93U-B
¥96,800 Amazon.co.jp (9/19執筆時)
リフレッシュレート: 最大240.0Hz
解像度:4K
輝度:450cd/u
パネル:Nano-IPS Black ノングレア
コントラスト比:2000:1
同期技術:FreeSync Premium Pro
応答速度:1ms (GtoG)
HDR:HDR400
USB給電:
接続端子:HDMI2.1x2 DP2.1x1
スタンド:チルト 高さ 回転
VESA: 100mm
スピーカー:
4K動画: HDCP2.3
保証期間: 3年
27GR93U-Bは、2025年に登場したLGの上位パネル採用の製品です。
サイズは、27インチです。
リフレッシュレートは、最大240Hzです。
VESAのDualモード認証もあるので、フルHD/480Hzの駆動も保証です。
パネルは、同社のNano-IPS Blackです。
上表だとNano-IPS のもつ優れた映像美の性質を担保しつつ、コントラスト比(黒表現)も(Black-IPSのように)やや底上げしたものです。

輝度(450cd/u)、色域(P3 99%)、コントラスト比(2000:1)とスペック的にも、IPS系の中では、とても良い水準です。
応答速度も、Nano-IPSは速いです、Fast-IPSの水準(1ms)です。
HDRは、しっかり、HDR600です。
チラツキ対策は、FreeSync Premium Proに対応です。
HDR利用時の保証もある、AMD系の最上位です。
画質面での補整機能は、ブラックスタビライザや、フリッカー対策など、既に下位機で説明した機能性は本機もあります。

接続端子は、HDMI2.1x2 DisplayPort 2.1という構成です。
いずれのリフレッシュレートもどの端子でも対応です。
一方、USB-C端子はないですし、デイジーチェーンも非対応です。
スタンドは、チルト(上15フォ 下8°)・高さ(11cm)・左右(60°)の調整が可能です。
保証期間は、3年です。
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以上、LGの27GR93U-Bの紹介でした。
視野角の広いIPS系のパネルを「マスト」とするならば、この価格帯だと「最高峰」といえる水準です。
そこまで、輝度を無理にあげてないですし、Nano-IPSは、QLED(量子ドット)でもないので、(最低輝度にこだわりがないならば)仕事用との兼用にも良いかと思います。
ただ、映像美の観点では(VA系ですが)TCLで、バックライトにmini-LED採用の同級機が出ました。HDR表現はそちらのほうが良いため、比較はしても良いかと思います。

【31.5インチ】
【2025年発売】黒のみ
4・LG UltraGear 32GX870A-B
¥168,000 Amazon.co.jp (9/19執筆時)
USB給電:90W
接続端子:HDMI2.1 x2 USB-Cx1 DisplayPort 2.1
【2024年発売】白もあり 32GS95UV-W
5・LG UltraGear 32GS95UV-B
¥164,800 Amazon.co.jp (9/19執筆時)
USB給電:
接続端子:HDMI 2.1 x2 DisplayPor 1.4
リフレッシュレート: 最大240Hz
解像度:4K
輝度:275cd/u
パネル方式:OLED 低反射パネル
コントラスト比:150万:1
同期技術:FreeSync Premium Pro
応答速度:0.03ms (GtoG)
HDR:HDR True Black 400
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA: 100mm
スピーカー:7W×2
4K動画: HDCP2.3
保証期間: 2+1年
UltraGear 32GX870A は、LGが発売する4Kモニターのハイエンドです。
旧機があります。違いは端子構成で、USB-Cが新設されました。DPのバージョンも上がっていますが、最大リフレッシュレート(最大240Hz)は旧機でも対応できました。
あとは目立つ違いはないですが、そこまで価格差がないので、新機種で良いように思います。

画面サイズは、31.5インチです。
パネルは、OLED(有機EL)をパネルに採用した製品です。
なんとなく、IPS系を含めた「液晶パネルの上位互換」のように、思われますが、得意な部分と苦手な部分はあるため、そこを含めて説明します。

上表は【有機ELテレビの比較記事】で使ったテレビ用パネルの世代を示すものです。
本機の場合、マイクロレンズアレイ採用(MLA+)の記述があるので、4K TV用で言えば、2024年世代のLGのEVO gen4と確定できます。
4K TV用の大画面ならば、HDR時に3000ニト(=3000cd/u)ですが、PCモニターだと、この世代で1300cd/uです。画面サイズ、放熱面、表面処理、エンジンなどのテレビとの差によるもので、これは普通です。
もちろん、これでも十分な数字で。PC向けの旧世代パネル(1000cd/u)より改善しています。なお、本機は、低反射パネルであるとの言及もあります。アンチグレア(ノングレア)の上に、アンチリフレクション(低反射)コートを施したものです。
高級機だと最近みられます。

リフレッシュレートは、最大240Hzです。
一方、フルHDだとその2倍の480Hzが対応とされます。

2024年に、 AdaptiveSyncで「VESA Dual Mode」という新規格が定められました。
「低めのリフレッシュレートと高めの解像度」、「高めのリフレッシュレート・低めの解像度」が併記され、切替可能なものにこの認証を与えています。
ようするに、この規格は、色々なジャンルのゲームに高度に対応できるための「目印」と考えれば良いかと思います。
応答速度は、0.03msです。
ここは、明らかにOLED(有機EL)の良い部分です。
バックライト不要でピクセルが自発光するので、この部分はかなり強いです。
色空間は、DCI-P3 98.5%です。
広色域ですし(部屋を暗くすれば)「映像美」は相当楽しめます。
コントラスト比は、しかし、ダイナミック比ですが、150万:1です。
実際「黒の締まり」はありとあらゆる液晶をひっくるめても有機ELが最も強い部分で、美点です。
先述のように、輝度は高くしにくいものの、(LED不要なので)真の黒が表現できるので、明暗差の表現力、液晶以上です。

輝度は、ただ、275cd/uです。
決して低くはないですが、この価格帯の液晶パネルに比べると低いです。
OLEDは、それ自体自発光する仕組みなので、LEDライトを増やして輝度強化できる液晶パネルより、この部分は弱いと言えます。
したがって、日中で十分な「映像美」を得たい場合、カーテンを引くなど対策が必要です。とはいえ、ゲーミング用としては、そうした環境構築を含めて、問題にはなりにくいでしょう。
画面はアンチグレアで映り込み対策もあります。
HDRは、HDR True Black 400です。
本機のピーク輝度は1,300cd/uですが、全白輝度がやや不足しているため、この仕様に落ちつきます。
液晶でいえばこの水準は「普通クラス」ですが、観点は変わりますので、同列には比べられません。実際、十分です。

1・FreeSync
=チラツキ・レスポンス改善
2・FreeSync Premium
+ カクツキ(LFC)防止
3・FreeSync Premium Pro
+HDRにも対応
チラツキ対策は、AMD FreeSyncPremium PROに対応します。
また、NVIDIA系もAdaptive Syncで、DPならば利用できます。
画質面での補整機能は、暗部補正など基本的な機能は網羅です。
フリッカー対策もありますし、FPSカウンターなど、ゲーミング用の標準的な機能はむろん装備です。
ディスプレイスタンドは、フル稼動です。
調整幅は、高さ11cm、チルト角度(上15° 下10°)、左右(20°)と縦回転です。
左右のスイーベルは少し弱いかなと思います。VESAは対応です。

スピーカーは、総合14Wのステレオです。
出力は強めのスピーカーですが、そこまで個性はないです。
ただ、DTS Virtual:Xに対応なので、ステレオ音源でも計算で最大7.1chまで、仮想サラウンド再生する技術を搭載です。単体スピーカーではよく見ますが、内蔵だと初めて見ました。
ただ、出力は並なので、【PC用スピーカーの比較記事】取りあげたような専用品や、【サウンドバーの比較記事】で取りあげた、バータイプのほうが良い音はするでしょう。

接続端子は、HDMI2.1 x2 、DisplayPor 2.1 x1と USB-Cという構成です。
旧機は、DisplayPor 1.4 DSCでしたが、圧縮を伴わない方式になりました。ただ、旧機も可逆圧縮なので画質には(ほぼ)影響しないとは言えました。
いずれにしても、ハード側(カード側)の対応は必要ですが、いずれも最大リフレッシュレートを、4Kで通せます。ただし、デイジーチェーンはできません。
USB-Cは、90W給電に対応です。
このほか、USB3.0水準ながら、USB-A形状のハブが2ポート付属です。
HDCPも、HDCP2.3ですので、著作権保護された、4Kコンテンツも再生できます。
保証は、3年間です(ユーザー登録での1年延長含む)。
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以上、LGのUltraGear 32GX870A の紹介でした。
OLEDは、仕様環境面での注意事項もあるのですが、ゲーム専用で利用するつもりで、日光を遮断できる環境で利用する場合は、液晶の「上位互換」と考えて良いかと思います。
消費電力部分も問題ないですし、問題は「資金だけ」と言えるかもしれません。
1-2・ASUSのモニターの比較

続いて、台湾のエイスースのモニターです。
ゲーミング全般に強い印象のあるメーカーです。4Kゲーミングモニターも、LGに続いて早くから参入しています。

【2024年発売】【27インチ】
6・ASUS ROG Strix XG27UCS
¥69,954 Amazon.co.jp (9/19執筆時)
リフレッシュレート: 最大160.0Hz
解像度:4K
輝度:400cd/u
パネル: Fast-IPS ノングレア
コントラスト比: 1000:1
同期技術: FreeSync Premium
応答速度:1ms (GtoG)
HDR:HDR400
USB給電:15W
接続端子:HDMI2.1x2 DP1.4 USB-C
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA: 100mm
スピーカー:
4K動画: HDCP2.2
保証期間: 3年
ROG Strix XG27UCSは、ASUSの、27インチの4Kゲーミングモニターです。
現行機では4Kの高リフレッシュレート機では、同社で最も安い製品です。
リフレッシュレートは、160Hzです。
4Kならばこの程度あれば、十分優秀です。
液晶パネルは、Fast-IPSです。
応答速度を1ms(GtoG)まで高めた、特別のIPSです。
Fast-IPSと呼べるタイプは、LGほか台湾のAUOも作っていますので、そのどちらかでしょう。
スペックは、輝度(400cd/u)、色域(P3 95%)、コントラスト比(1000:1)です。
色域も意外と良い値ですが、広色域とまではいきません。
HDRは、HDR400に対応します。

チラツキ対策は、無印のAMD FreeSync Premiumに対応です。
先述のように、チラツキだけでなく、カクツキ対策がある上位版です。
また、G-SYNC compatibleですので、DPの場合そちらでも対策が有効になります。
画質面での補整機能は、本機は、とくに、注目に値します。
とくに、「黒挿入技術」(ELMB)の部分が注目点です。
1回目の「選び方の基本」(こちら)で詳しく説明したように、残像感軽減のためにこれは、かなり有効な技術です。
繰り返すと、フレームとフレームの間に「真黒」なフレームを挿入することで、残像感の低減を目指す技術です。
なお、ELMB SYNCとして、FreeSync(Adaptive-Sync)と共存可能です。

そのほか「ゲーム」用の暗部補正(Shadow Boost)や、「目の優しさ」に関わる、フリッカー対策、コントラストを強化するASCRなども備えます。
補正については、LG並に優れていると言って良いです。

ディスプレイスタンドは、多機能スタンドです。
調整幅は、 チルト(上20° 下5°)、高さ(12cm)、左右(90°)と縦回転です。
ビジネス用並であり、数字としてかなり優秀です。

接続端子は、HDMI2.1x2 DP1.4 USB-Cという構成です。
最大リフレッシュレートは、どの端子でも4Kで使えます。
HDCPは、HDCP2.2に対応できます。
4Kテレビ替わりの利用でも安心です。
保証は、3年間です。
無輝点保証は、ASUSの場合、デザイナーモニターだけなので、本機は付属しません。
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以上、ASUSのROG Strix XG27UCSの紹介でした。
Fast-IPSらしく、応答速度は速く、ELMBなどの独自技術も光ります。4K/144Hを越えるリフレッシュレートですし、本格的な4Kゲーミングモニターと言えます。一方、同価格帯のLG機に比べると、パネル周りでは若干スペックが負けるかなという感じはあります。
ただ、ELMB SYNCは、有効かつ、面白い仕組みですし、その部分を加味して考える必要はあるでしょう。
最終的な「おすすめ」がどちらかは、改めて記事の最後で考えます。
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なお、ASUSからはこのグレードの前後する製品がいくつかあります。
以下で、違いを確認しておきます。

【2024年発売】
【27インチ】(黒・白)
7・ASUS ROG Strix XG27UCG
7・ASUS ROG Strix XG27UCG-W
¥80,782 Amazon.co.jp (9/19執筆時)
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
【2025年発売】
【31.5インチ】(黒)
8・ASUS ROG Strix XG32UCG
¥85,657 Amazon.co.jp (9/19執筆時)
スタンド:チルト 高さ 回転
リフレッシュレート: 最大160Hz160.0Hz
解像度:4K
輝度:350cd/u
パネル: Fast-IPS ノングレア
コントラスト比: 1000:1
同期技術: FreeSync Premium +Adaptive
応答速度:1ms (GtoG)
HDR:HDR400
USB給電:15W
接続端子:HDMI2.1x1 USB-C DisplayPort1.4
VESA: 100mm
スピーカー:
4K動画: HDCP2.2
保証期間: 3年
第1に、 ROG Strix XG27UCGです。
1つ上の製品と同時期にでた、同じシリーズの兄弟機です。
こちらのシリーズには、31.5型もありますが、パネルスペックなどは変わりません。
一方、先ほどの機種と比較する場合、本機の方が輝度はやや低め(350cd/u)です。

ただ、LG機でもみた、VESA Dual Modeに対応になります。
繰り返せば、「低めのリフレッシュレートと高めの解像度」、「高めのリフレッシュレート・低めの解像度」が併記され、切替可能なものに与える認証です。
本機は、4K/160.0Hzと、フルHD/320Hzに公式対応です。
あとは、先ほどの機種に対して言及したい違いはないです。
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結論的にいえば、超高リフレッシュレートも試したい方はこちらを選んでも良いでしょう。
ただ、スペック上、輝度が落ちるので、一般的には先ほどの機種で良いようには思います。
ようするに、この規格は、色々なジャンルのゲームに高度に対応できるための「目印」と考えれば良いかと思います。
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【2022年発売】
【31.5インチ】
9・ASUS ROG Swift XG32UQ
¥107,091 Amazon.co.jp (9/19執筆時)
リフレッシュレート: 最大165.0Hz
解像度:4K
輝度:450cd/u
パネル: Fast-IPS ノングレア
コントラスト比: 1000:1
同期技術: FreeSync Premium Pro
応答速度:1ms (GtoG)
HDR:HDR 600
USB給電:
接続端子:HDMI2.1x2 DP1.4x1
スタンド:チルト 左右 高さ
VESA: 100mm
スピーカー:
4K動画: HDCP2.2
保証期間: 3年
第2に、ROG Swift XG32UQです。
同社の上級シリーズに属する31.5インチの4K製品です。

チラツキ対策は、AMD FreeSync Premium Proに対応です。
冒頭書いたように、チラツキ・レスポンス改善・カクツキについてフル対策がある上で、HDR対応だと名乗れるAMD系の「最上位規格」です。
パネルは、IPSとの表記です。
応答速度は、こちらも1msですし、Fast-IPSと言えるグレードです。
色域も、DCI-P3 96%カバーです。

HDRは、HDR600です。
下位機とはパネル部分で「グレード差」を付けています。
画質調整は、ただ、ELMBは、不採用です。
あとは、端子構成と、後面にUSB-Aハブ(USB3.0)が2ポート付く程度の違いとなります。
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結論的にいえば、パネル性能は問題ない高水準です。
ただ、ELMBを含め、発売時期の関係もあり若干陳腐化している部分もあります。

【2021年発売】(生産完了)
【32インチ】
10・ASUS ROG Swift PG32UQX
¥159,800 Amazon.co.jp (9/19執筆時)
リフレッシュレート: 最大144.0Hz
解像度:4K
輝度:500cd/u
パネル: Qmini-LED IPS ノングレア
コントラスト比: 1400:1
同期技術: G-SYNC ULTIMATE
応答速度:4ms (GtoG)
HDR:HDR1400
USB給電:
接続端子:HDMI2.0x3 DP1.4x1
スタンド:チルト 左右 高さ
VESA: 100mm
スピーカー:
4K動画: HDCP2.2
保証期間: 3年
PG32UQXは、ASUSのROG Swiftシリーズのゲーミングモニター上級機です。
同社の場合、あとでみるOLED(有機EL)もあるのですが、こちらは液晶系の最高峰です。
リフレッシュレートは、最大144Hzです。

パネルは、QminiLED-IPSです。
青色LEDのバックライトと量子ドットフィルタ採用するタイプのIPSをQLED-IPSパネルと言います。
その上で、バックライトを従来より細かいmini-LEDに変えたものになります。

量子ドットIPSパネルとミニLEDのコンビは、LGの4K液晶テレビで2021年初頭に登場した技術です。
IPSパネルの弱点だった、コントラスト比(黒の締まり)の部分で、グローバルディミングによるパネルのエリア制御(1152ポイント)で大幅な改善が見られると言えます。
なお、後ほど見るベンキューもこの種の製品を24年出しています。

色空間(色域)も、DCI-P3で98%、sRGB160%カバーです。
その上で、階調表現に関わる表示色も10.7億色です。
このグレードだと、True 10bitでの10.7億色です。
下位機や、高級機でも明記のない機種は、8bitに(1ピクセル色を高速に切り替える)ディザリング処理を用いたFRC技術(Frame Rate Control)を施した疑似的なものですし、ここでも上級です。
こうした部分では、プロデザイナー向けともいえる設計です。
このほか、輝度(500cd/u)コントラスト比( 1400:1)の値も優れる、上位パネルです。
応答速度は、一方、4msと(悪くないにせよ)そこまで高くはないです。
映像美をおもに追求したいかたに向くかもしれません。

HDRは、HDR1400に対応します。
とにかく、今の映像コンテンツはゲームも含めて輝度ピークが重要視されますが、ミニLEDはこの部分においてかなり効果的です。
チラツキ対策は、G-SYNC ULTIMATEに公式対応です。
チラツキ・カクツキ対策に、カード側でで黒挿入技術を持つ上で、HDR600に対応している場合、名乗れるものです。
注意点としては、ASUSの黒挿入技術(ELMB)は使えない仕様なので、基本、G-SYNC専用機といえる部分でしょう。

ディスプレイスタンドは、本機も縦回転以外の調整は可能です。
調整幅は、ただ、高さ7cm、チルト角度(上20° 下5°)、左右(40°)ですので最低限ではあります。

接続端子は、HDMI2.0 x2 DisplayPort1.4 x1という構成です。
本機については、HDMI2.1でない部分が注意点です。
リフレッシュレートを活かしたい場合、DP接続が前提になります。
HDCPは、HDCP2.2に対応できます。
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以上、ASUSのROG Swift PG32UQXの紹介でした。
超高性能機ですが、基本、NVIDIA系のビデオカードと合わせて利用するべきモニターではあります。
とはいえ、画質面を含めて期待値は相当高いです。40インチ以下に、4Kテレビが存在しない点を含めて、マルチメディア向けの超高級機を探しているという方にも選べるかと思います。リモコンも付属です。

【2025年発売】
【26.5インチ】
11・ASUS ROG Swift OLED PG27UCDM
¥170,909 Amazon.co.jp (9/19執筆時)
接続端子:HDMI2.1x2 DP2.1 USB-C
【26.5インチ】(スタンド下位仕様:Dolby Vision非対応)
12・ASUS ROG Strix OLED XG27UCDMG
¥170,909 Amazon.co.jp (9/19執筆時)
【31.5インチ】(2024年発売)
12・ASUS ROG Swift OLED PG32UCDM
¥166,182 Amazon.co.jp (9/19執筆時)
接続端子:HDMI2.1x2 DP1.4 USB-C
リフレッシュレート: 最大240Hz
解像度:4K
輝度:250cd/u
パネル: QD-OLED 低反射コート
コントラスト比:150万:1
同期技術: FreeSync Premium Pro
応答速度:0.03ms (GtoG)
HDR:HDR True Black 400
USB給電:90W
接続端子:HDMI2.1x2 DP1.4 USB-C
スタンド:チルト 左右 高さ
VESA: 100mm
スピーカー:
4K動画: HDCP2.2
保証期間: 3年
ROG Swift OLEDなどは、ASUSのROG Swiftシリーズのゲーミングモニターです。
こちらは、OLED(有機EL)系の同社上位機です。
画面サイズは、26.5型と31.5型です。
26.5型は、下位ブランド名(ROG Strix)の製品があります。ただ、後述するようにスタンドの仕様が異なるほかは、Dolby Visionの対応ほどの差に止まります。
一方、これは、発売時期の遅かったROG Swift31.5型を含みますが、DPの仕様が旧式(DP1.4 DSC)になります。240Hz は通りますが可逆圧縮は伴う方式になります。ただ、LGでも書いたように、画質にはほぼ影響はないです。
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結論的にいえば、スタンド形状に問題を感じない場合は、どれを選んでも良いかと思います。ほかに違いはみられないので、以下、同時にみていきます。

リフレッシュレートは、最大240Hzです。
こちらは、「VESA Dual Mode」には非対応です。

液晶パネルは、 QD-OLEDです。
ようするに、量子ドット技術を利用した有機ELパネルです(Quantum Dot OLED)。
TCL CSOT(旧:JOLED)もこの規格はだしますが、リフレッシュレートをみると、MSIと同じで、スペック的におそらくサムスンのパネルです。
パネル表面は、LG同様に低反射処理(アンチリフレクション)の記述もあります。
ただ、パネル自体はノングレアとの記述はないので、(ハーフ)グレアに、フィルムなどで低反射処理する、テレビでも見られるやりかただと思います。
ちなみ、QD-OLEDは、日中の「明るいところ」の利用だと、(OLEDと違い)黒が浮き、暗部に赤系の色味が目立つ仕組み上の欠点があります。
ゲーミング用だと(暗いところで使うのが普通ですし)問題ないですが、その抑制のため低反射処理技術を高めていくのが、サムスンの方向性とのことです。

なお、ASUSは、独自の熱対策があります。
OLEDの場合、発熱すると、装置寿命を短くしないため、一時的に画質が劣化する(輝度を落とす)仕組みがあります。そのため、高級TVなどは、パネルに独自の発熱対策をします。
ASUSは、PCモニターにそれを行っており、背面にグラフェン素材を貼り付けるほか、独自のヒートシンクを付けるなど、独自の対策があります。
この部分は、MSIとの違いと言えます。
応答速度は、0.03msとOLEDらしいスペックです。

色域(色空間)は、DCI-P3で99%カバーです。
表示色もしっかりTrue 10bitでの10.7億色です。
パネルだけならば、デザインにもつかえそうなスペックです。
コントラスト比は、OLEDの場合、あらゆる液晶に優ると言えます。
液晶は方式上、LEDを消灯できない(シャッターを閉めるだけ)ですが、OLEDは自発光なので、「全消し」できるから「黒の締まり」が抜群です。
輝度は、(標準輝度が)250cd/uです。
OLEDは液晶と比べて平均輝度が出せないのが欠点です。
最近はだいぶ改善したパネルも出てきましたが、本機はその水準ではないです。基本的に、カーテンを閉めて、日光が入らない空間で使うモニターと考えてください。
ただ、ゲーミング用だとそれでも問題ないかとは思います。
HDRは、HDR True Black 400です。
HDR対応機として、ピーク輝度は問題ない水準です。
チラツキ対策は、AMD系でFreeSync Premium Proです。
Adaptive-Sync認証もあるのでDPだと他社系ビデオカードでも最低減のチラツキ対策は対応です。
画像補正は、ゲーム系の技術はしっかり搭載です。
黒挿入技術(ELMB)は、ASUSらしく対応です。ELMB syncは非対応で「重ねがけ」はできませんが、OLEDですし、これでも良いかと思います。
スタンドは、本機も縦回転以外の調整は可能です。
調整幅は機種で変わります。
ROG Swift の場合、高さ8cm(26.5型は11cm)、チルト角度(上20° 下5°)、左右(30°)です。
ROG Strixは角形スタンドで、高さ12cm、チルト角度(上20° 下5°)、左右(90°)です。
こちらのほうが多少可動性が良いのですが、「画面に寄りやすい」フォーク形状の利点もあありますし、単純には判断できません。
接続端子は、HDMI2.1x2 、DisplayPor 1.4、 USB-Cという構成です。
どの接続でも、240Hzでの接続ができます。
USB-Cは90W給電に対応します。
USBハブは、USB3.0(USB-A)が3ポートです。
HDCPは、HDCP2.2に対応できます。
保証は、3年間です。
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以上、ASUSのROG Swift OLEDなどの紹介でした。
使用環境(部屋の明るさ)が問題ない場合、これ以上ない最高性能機といえそうです。
OLEDのもうひとつの問題である、発熱対策の部分も強いですし、欠点も少ない製品です。
唯一、ハーフグレア(低反射処理)のQLED(量子ドット)になるので、普通の仕事にはあまりむかず、ゲーミングや映像視聴専用とはいえます。
表示傾向はテレビと同じですので一般的に問題はないのですが、この部分を重視する場合は、やや必要予算は増えそうですが、先ほどみたノングレアのLGが良いかなと思います。最終的な「おすすめ」は結論編で改めて考えます。
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【2024年発売】
【31.5インチ】
13・ASUS ROG Swift OLED PG32UCDP
¥192,545 Amazon.co.jp (9/19執筆時)
リフレッシュレート: 最大240Hz
解像度:4K
輝度:250cd/u
パネル: OLED アンチグレア
コントラスト比:150万:1
同期技術: FreeSync Premium Pro
応答速度:0.03ms (GtoG)
HDR:HDR True Black 400
USB給電:90W
接続端子:HDMI2.1x2 DP1.4 USB-C
スタンド:チルト 左右 高さ
VESA: 100mm
スピーカー:
4K動画: HDCP2.2
保証期間: 3年
なお、ROG Swift OLED PG32UCDP も、有機EL系パネルを使います。
ただ、QD-OLEDではなく、LGのOLED(有機EL)系のパネルです。

パネルは、OLED(Evo gen4)です。
マイクロレンズアレイプラス採用(MLA+)のLG製の2024年登場のパネルです。
採用機は、LGにもあったので、既に見ました。
スペックは、輝度(250cd/u)、色域(P3 99%)とも問題ない性能です。
HDRは、HDR True Black 400です。
この世代だと、最大輝度は1300cd/uに至ります。
しかし、LGで書いたように、全白輝度の最大値の関係で、この水準になります。
なお、明るい場所での黒表現(コントラスト)は、先ほどのQD-OLEDパネルに比べて、LGのOLEDはわりと良いです。
そのあたりのニーズを汲んで、両パネルの並行展開なのかと思います。
リフレッシュレートは、同じく、240Hzです。
ただ、本は、「VESA Dual Mode」に対応表記があります。
フルHD時のリフレッシュレートは、480Hzが保証されます。
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結論的にいえば、画質の部分は完全に「好み」なので、どちらが良いは言えません。
ただ日中でも使うならば、OLEDが良いでしょう。また、世代的にも、若干こちらが新しい(=上級)と思います。
ただ、暗い場所だけならば、QD-OLEDの視野角の広さと、優秀な表現力も捨てがたいでしょう。
1-3・ソニーのモニター

続いて、ソニーのモニターです。
同社は、業務用以外にPC向けは作っていなかったのですが、2022年から新しく参入しました。
テレビもゲーム機もある会社なので、納得感があります。

【2024年発売】
【27インチ】
14・SONY INZONE M9 II SDM-27U9M2
¥120,000 Amazon.co.jp (9/19執筆時)
リフレッシュレート: 最大160Hz
解像度:4K
輝度:(750cd/u)
パネル:Fast-IPS ノングレア
コントラスト比:(80,000:1)
同期技術:Adaptive-Sync
応答速度:1ms (GtoG)
HDR:HDR 600
USB給電:
接続端子:HDMI2.1x2 DP2.1 USB-C
スタンド:チルト 高さ 左右
VESA: 100mm
スピーカー:2W×2
4K動画: HDCP2.2
保証期間: 1年
INZONE M9 II SDM-27U9M2 は、ソニーの4Kゲーミングモニターです。
2022年発売の第1世代(SDM-U27M90)から2年降り登場の後継機です。
特にパネル周りのスペックが新しくなりました。
モニターサイズは、27インチです。
リフレッシュレートは、最大160Hzです。
液晶パネルは、Fast-IPSと分類できます。
応答速度は、したがって、1msと速いです。
色域は、DCI-P3 95%です。
広色域とまでは言えない水準ですが、割と高めです。
輝度は一方、比較サイトでは、750cd/u表記でした。
ただ、これは他社の標準輝度表記ではなく、HDR時の最大輝度表記です。
他社と同じ基準での値は、ソニー独自の加工があるため分かりません。
それでもおそらく、400cd/u前後かなとは思います。

ソニーの場合、独自方式のバックライトだからです。
テレビのような直下型のLED配置にして、さらに、バックライトのエリア駆動に対応させています。
ただ、口絵から判断するとmini-LEDではなく、普通のLEDを96エリア分割で制御しているように見えます。この部分は、22年機と変わりません。
コントラスト比は、80000:1です。
テレビ的なダイナミック比なので、一般的に言えば1000:1です。

HDRは、HDR600認証を得ています。
なお、輝度は600cd/u表記ですが、ソニーの場合は、ピーク輝度を出しているようです。ただ、問題ありません。

チラツキ対策は、Adaptive-Sync表記です。
ノーマルのFreeSyncと互換するものです。G-SYNC Compatibleにも対応です。
価格からすると上位規格に対応しないのは残念です。
なんとなく「PS5専用機」のような開発に思えるので、これで良いのかもしれません。

画質面での補整機能は、暗部強調(ブラックイコライザー)・フリッカー対策など基本的な機能は搭載です。
独自と言えるのは、ソニーのPS5と連動させる場合、オートHDRトーンマッピングが有効になる部分です。
輝度やコントラストに由来する部分の視認性は向上するでしょう。

そのほか、やはりPS5と連動させる場合ですが、自動で、ゲームとシネマモードを切り替えるコンテンツ連動画質モードに対応します。
スタンドは,、高さ(5cm)とチルト(上25° 下5°)、左右(360°)です。
Acer機でよく見る、360度ぐるぐる回せるスティック形状のものです。

接続端子は、HDMI2.1が2つと、DisplayPort2.1 USB-Cという構成です。
なお、USB-C端子は、ノートPCに対する給電についての記載はなく非対応です。
最大リフレッシュレートがどれでも達成できるようにしている部分がソニーらしいです。
HDCPも、HDCP2.2ですので、著作権保護された、4Kコンテンツも再生できます。
そのほか、本機も、LEDライティングの機能も持ちます。
保証は、1年です。
無輝点保証などはありません。
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以上、 ソニーのINZONE M9 II SDM-27U9M2の紹介でした。
初代発表時(2022年)は、PCモニターで(本機より細かいエリア制御ができる)mini-LEDバックライト機が普及していなかったので、ソニー機のエリア制御の部分に「目新しさ」がありました。
ただ、現状だと、あまりプレゼンスはない気がします。
テレビ的な画質補正の成果を採り入れているわけでもないですし、あえてテレビメーカーがニッチ分野に進出する意味が、この世代ではあまり伝わりませんでした。
一方、少し価格差はあるのですが、(テレビメーカーではない)ベンキューがこの部分で「面白い」モニターをだしています。
続いて見ていくつもりです。
次回に続く!
4Kゲーミングモニターのおすすめは結論的にこれ!
というわけで、今回は、4Kゲーミングモニターの比較の1回目記事でした。
しかし、記事はまだまだ「続き」ます。

2・4Kゲーミングモニターの比較 (2)
2-1:BenQ〈台湾〉
2-2:Acer〈台湾〉
2-3:TCL〈中国 〉
2-4:アイオーデータ〈日本〉
3・4Kゲーミングモニターの比較 (3)
3-1:HP〈米国〉
3-2:DELL〈米国〉
3-3:ギガバイト〈台湾〉
3-4:MSI〈台湾〉
4・4Kゲーミングモニターの比較 (4)
4-1:JapanNext〈日本〉
4-2:他の企業〈各社〉
5・ゲーミングモニターの比較【まとめ】
=最終的なおすすめの提案
続く2回目記事(こちら)では、ベンキューやAcerなどここまで見た以外のメーカーを追加でみていきます。
液晶のみやすさ ★★★★★
スタンドの性能 ★★★★★
応答速度 ★★★★★
リフレッシュレート ★★★★★
品質保証 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最終回記事(こちら)では、記事全体の「結論」として、価格別・目的別に、Atlasのおすすめ機種を提案していきたいと思います。
引き続きよろしくお願いします。
2回目記事は→こちら
