1回目記事からの続きです→こちら
2-3・三菱重工の格安エアコン

3回目記事のトップバッターは、三菱重工冷熱の「ビーバーエアコン」です。
三菱系列は「三菱電機」と「三菱重工」がそれぞれ別にエアコンを作っていて、ややこしいです。
三菱重工のエントリー機は、富士通ゼネラルと傾向が近く、暖房能力と風力に力点が置かれ、「質実剛健」な感じです。
1・格安エアコンの比較 (1)
1-1:選び方の基本の解説【導入】
1-2:パナソニック
1-3:ダイキン
2・格安エアコンの比較 (2)
2-1:日立
2-2:富士通ゼネラル
3・格安エアコンの比較 (3)
3-1:三菱重工
3-2:三菱電機
4・格安エアコンの比較 (4)
4-1:シャープ
4-2:東芝
5・格安エアコンの比較 (5)
5-1:アイリスオーヤマ
5-2:コロナ
予算:5万円〜
6・高性能エアコンの比較 (1)
6-1:パナソニック
6-2;日立
7・高性能エアコンの比較 (2)
7-1:富士通
7-2:ダイキン
8・高性能エアコンの比較 (3)
8-1:三菱重工
8-2;三菱電機
9・高性能エアコンの比較 (4)
9-1:シャープ
9-2;東芝
予算:10万円〜
10・エアコンのおすすめ 【まとめ】
=最終的なおすすめの提案【結論】
今回も、1回目記事冒頭の「選び方の基本」(こちら)で書いた基準に沿いながら、各機をみていきます。
ーーー
以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。

【6畳向き】
【2025年4月発売】
(Wi-Fiなし)
31・三菱重工 Tシリーズ SRK2225T-W
¥54,800 楽天市場 (3/10執筆時)
(Wi-Fiあり)
31・三菱重工 TWFシリーズ SRK2225TWF-W
¥73,750 楽天市場 (3/10執筆時)
【2024年発売】
31・三菱重工 Tシリーズ SRK2224T-W
¥56,603 楽天市場 (3/10執筆時)
暖房能力:2.5kW (0.9〜4.1)6〜 7畳
冷房能力:2.2kW (0.9〜3.0)6〜 9畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:87%(27年度)
年間電気代:22,227円(717kWh)
【8畳向き】
【2025年4月発売】
(Wi-Fiなし)
32・三菱重工 Tシリーズ SRK2525T-W
¥68,000 楽天市場 (3/10執筆時)
(Wi-Fiあり)
32・三菱重工 TWFシリーズ SRK2525TWF-W
¥83,301 楽天市場 (3/10執筆時)
暖房能力:2.8kW (0.9〜4.6)6〜 8畳
冷房能力:2.5kW (0.9〜3.2)7〜 10畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:90%(27年度)
年間電気代:24,428円(788kWh)
【10畳向き】
【2025年4月発売】
(Wi-Fiなし)
33・三菱重工 Tシリーズ SRK2825T-W
¥74,600 楽天市場 (3/10執筆時)
(Wi-Fiあり)
33・三菱重工 TWFシリーズ SRK2825TWF-W
¥90,125 楽天市場 (3/10執筆時)
【2024年発売】
33・三菱重工 Tシリーズ SRK2824T-W
¥75,400 楽天市場 (3/10執筆時)
暖房能力:3.6W (0.9〜4.7)8〜 10畳
冷房能力:2.8W (0.9〜3.3)8〜 12畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:87%(27年度)
年間電気代:28,303円(913kWh)
三菱重工のTシリーズは、同社のビーバーエアコンの入門機です。
同社は、毎年4月ごろに新機種が毎年登場します。
新旧ありますが、今年は明示的な違いはないです。
一方、TWFシリーズは、プチ上位機で、無線LANユニットが付属になります。
スマホ操作したい場合、選ぶと良いかと思います。
あとは、同じなので、以下では、同時にみていきます。

年間電気代は、入門機の場合、各社とも同じです。
省エネ達成率でいえば87%の水準です。
ただ、三菱重工の場合、10畳用は90%であり、僅かに良いです。
3%の違いだと、年額で1000円ほどの差に止まりますが、これは希少です。
暖房能力・冷房能力ともに、他社の入門機よりスペックが良いです。
冷房能力は、とくに、そのように言えます。
パワー自慢な製品と言えますが、その分、最小運転は、0.9Wからです。設定温度到達後の運転は、他社より「ざっくり」にはなるでしょう。
ただ、プラス面の方が大きいと思います。

気流の到達距離は、直進気流で14M出せるため、12Mの富士通を上回ります。
三菱重工のジェット機(スペースジェット)と同様の解析技術を使ったとの触れ込みです。
足元暖房に利用する場合の到達距離は、10Mの富士通と異なり非開示なので、総合的には互角でしょう。

気流制御は、広範囲に吹き分けられる機能は、同社の場合、10万円以上の機種からとなります。
除湿機能は、3種類選べます。
第1に、「お好みドライ」は基本の除湿です。
方式は弱冷房除湿なので、基本夏用です。
設定が細かくできるのが「売り」です。
第2に、「愛情ドライ」は、温度を下げないように配慮して除湿するモードです。
日立の「ソフト除湿」と同じで、16度以上で使えます。仕組みは弱冷房ですので、梅雨・長雨の時期に少し寒い地域は、対応できるとしても除湿量は落ちるでしょう。
第3に、「ランドリードライ」は、洗濯物を乾かす専用です。
パナソニックの高級機に見られますが、風で水分吹き飛ばすが除湿のみ、ではなく、ドライ・冷房・暖房を使い分けるため、まあ「自動運転」と同じとも言えます。
多数選べ、調整力も高いので、この部分にこだわる場合、おすすめと言えます。ただ、再熱除湿はしないので、この部分では、入門機の範疇です。

除湿機能動作条件は、室外10度以上、室内15度以上です。
日立と同じほどで他社より良く、春秋シーズンでも使えそうなスペックです。
自動お掃除機能は、未付属です。
熱交換器は、清潔プレコート熱交フィンで汚れが付きにくい仕様です。ただ、カビ対策については富士通と異なり、言及がないです。

空気清浄機能は、バイオフィルタによります。
こちらに花粉やアレル物質を吸着させる仕組みです。
ただ、フィルタのリフレッシュのため、フィルタ内成分(尿素・酵素)で不活性化させるため、100時間運転ごと自動掃除(1.5時間)が必要です(バイオクリア運転)。
吸湿、抑制、乾燥処理なすため部屋の温度は上がるので、とくに夏は留守中などに設定しないといけません。
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【1年交換】
フィルターセット 1枚 CFA11 + CFB11
¥1,494 Amazon.co.jp (3/10執筆時)
この部分の仕様が面倒である上、仕組み上、このフィルタは1年交換の消耗品(100時間)です。なお、ニオイの脱臭用の備長炭フィルタも、本機は同時に交換です。
高い消耗品ではないですが、毎シーズンの交換を面倒と感じる方はいそうです。
なお、花粉は90分の運転で99.3%という試験結果です(12畳モデル)。
集塵速度や集塵率の点で、根本的な花粉症対策にはならない水準ですので、あくまで、そうした家電の「補助(お守り)」くらいに考えてください。
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結論的にいえば、本機の場合、しっかり消耗品を交換しフィルタをまめに洗う場合、空気清浄機の「アシスト」レベルではありますが、それなりに効果は期待できます。
逆に、買ったあと全く手入れしないような方は、(フィルタがない機種以上に)不潔と言えます。いずれにしても、説明書をしっかり読んで使う方に向くでしょう。
清潔性は、氷結はしませんが、結露水を利用する洗浄機能があります。
熱交換器の表面に浸水性コーティング(清潔プレコート熱交フィン)を施す方式です。
はつ油(疎水性)はないコーティングですので、油汚れ対策はイマイチです。
ただ、ファンの部分も抗菌加工の表明があり、(日立を除けば)この部分がが割と充実した入門機とはいえます。

ネットワーク機能は、TWFシリーズのみ、最初からWi-Fiを装備します。
他社同様に、外出先からその操作に対応します。
スマホのGPS連動で、指定した距離から離れた際切り忘れのお知らせまでも可能です。逆に、パナソニックと違い、指定した距離から近づいた際のお知らせ機能はないです。
このほか、Googleアシスタント・Amazon AlexaなどのAIスピーカーに公式対応しており、声での操作も可能です。

酷暑対応は、冷房時の、屋外温度(吸い込み口の温度は45度までです。
同社も高級機だとすでに50度になっていますが、このクラスは旧水準です。
コンプレッサの熱対応の部分では、他社の入門機に遅れています。

設置性は、250mmの幅狭であることが、このシリーズの売りです。
ただ、1回目記事で既に見たダイキンは、2024年の入門機で「同じ250cm幅の製品を出しました。その上で、「ナナメカット」で、上方面に30mm(三菱重工は65mm)の余白ですみます。
今だ「2番目」と言えそうです。
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以上、三菱重工のビーバーエアコンのTシリーズの紹介でした。
冷暖房の能力面では、富士通ゼネラルの入門機とあまり変わらない機種です。パワフルな暖房力と風力が自慢でです。
ただ、安定室温時の省エネ性の点では、わずかに富士通が、除湿の柔軟性は、三菱重工が「強い」と言えます。
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【6畳向き】
【2025年4月発売】
34・三菱重工 Rシリーズ SRK2225R-W
¥79,800 楽天市場 (3/10執筆時)
【2024年発売】(工事費込み)
34・三菱重工 Rシリーズ SRK2224R-W
¥86,300 Amazon.co.jp (3/10執筆時)
暖房能力:2.5kW (0.9〜4.1)6〜 7畳
冷房能力:2.2kW (0.9〜3.0)6〜 9畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:87%(27年度)
年間電気代:22,227円(717kWh)
【8畳向き】
【2025年4月発売】
35・三菱重工 Rシリーズ SRK2525R-W
¥84,800 楽天市場 (3/10執筆時)
暖房能力:2.8kW (0.9〜4.6)6〜 8畳
冷房能力:2.5kW (0.9〜3.2)7〜 10畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:87%(27年度)
年間電気代:24,428円(788kWh)
【10畳向き】
【2025年4月発売】
36・三菱重工 Rシリーズ SRK2825R-W
¥89,800 楽天市場 (3/10執筆時)
【2024年発売】(工事費込み)
36・三菱重工 Rシリーズ SRK2824R-W
¥96,300 Amazon.co.jp (3/10執筆時)
暖房能力:3.6W (0.9〜4.7)8〜 10畳
冷房能力:2.8W (0.9〜3.3)8〜 12畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:87%(27年度)
年間電気代:28,303円(913kWh)
なお、三菱重工の1グレード上の製品はRシリーズです。
一方、先ほどの機種(Tシリーズ)とは、冷暖房能力や、期間電気代は同じです。

違いは、このグレードから、フィルターの自動お掃除機能が付く点です。
ダストボックスにゴミが溜まる形式で、約1年に一回の掃除です。
10万円以内で付属する機種は、全社通しても割と珍しいです。

その他、【加湿器の比較記事】でかいた同社の製品との連動機能が違いです。
エアコンの感知した湿度で、加湿器を制御します。
加湿器側にも加湿センサーは付くので、さほど大きな意味を持たないとも言えます。ただ、加湿器をつけ忘れた場合などには(多少)便利かもしれません。

ネットワーク機能は、こちらも、最初からWi-Fiを装備します。

酷暑対応は、本機も、冷房時の、屋外温度(吸い込み口の温度は45度までです。
先述のように、同社の場合、高級機を除くと旧来の仕様のままです。
この部分は、やはりネックでしょう。
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結論的にいえば、除湿の柔軟性など、下位機種でみた良い部分はそのままなので、そういった部分が気に入った方で、さらに、自動お掃除機能とWi-Fiが欲しい場合、本機を選べば良いと言えます。
3-2・三菱電機の格安エアコン

続いて、三菱電機の製品です。
さきほど、三菱重工(ビーバーエアコン)をみましたが、「電機のほうの三菱」のエアコン、「霧ヶ峰」の紹介です。
老舗の家電メーカーで昔からエアコンを作っているので、古い旅館などに行くと、動いていること自体不思議な「文化財級」の霧ヶ峰をたまにみます。
それだけ丈夫な「ものつくり」とも言えます。
性能面では、エントリー機から「赤外線センサーを利用した気流制御」にこだわりがあり、温度ムラの少なさには定評があります。

【6畳向き】
【2026年2月発売】
37・三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-GE2226-W
¥108,800 楽天市場 (3/10執筆時)
【2025年発売】
37・三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-GE2225-W
¥69,780 楽天市場 (3/10執筆時)
暖房能力:2.2kW (0.8〜3.9)6〜 7畳
冷房能力:2.2kW (0.8〜2.8)6〜 9畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:87%(27年度)
年間電気代:22,227円(717kWh)
【8畳向き】
【2026年発売】
37・三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-GE2526-W
¥118,800 楽天市場 (3/10執筆時)
【2025年2月発売】
37・三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-GE2525-W
¥89,750 楽天市場 (3/10執筆時)
暖房能力:2.8kW (0.8〜4.4)6〜 8畳
冷房能力:2.5kW (0.8〜3.1)7〜 10畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:87%(27年度)
年間電気代:25,265円(815kWh)
【10-12畳向き】
【2026年発売】
37・三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-GE2826-W
¥138,800 楽天市場 (3/10執筆時)
【2025年2月発売】
37・三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-GE2825-W
¥99,750 楽天市場 (3/10執筆時)
暖房能力:3.6kW (0.8〜4.7)8〜 10畳
冷房能力:2.8kW (0.8〜3.4)8〜 12畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:87%(27年度)
年間電気代:28,303円(913kWh)
三菱電機のGEシリーズは、霧ヶ峰シリーズでは、売出時10万円以内で買える唯一のシリーズです。
新旧両機種ありますが、今年は性能差はありませんので、値段で決めてOKです。

年間電気代は、本機も、入門機ですから、各社の水準と同じです。
上表のように、省エネ達成率でいえば87%の水準です。
暖房能力・冷房能力は、6畳用は、他社並みです。
ただ、8畳用は暖房が、10畳用は冷房も平均値より数字が良いです。
その代わり、三菱重工ほどではないですが、最小出力の運転は不得意です。

気流制御は、今回紹介する入門機の中ではかなり能力が高いです。
この機種は、室温センサー意外に赤外線センサー(フロアアイ)を持つからです。
この場合、離れた床温度を測れるので、部屋の温度ムラが少なく自動運転が快適です。
気流の到達距離は、一方、現行機だと非開示です。
いずれにしても、三菱重工など、風量重視の機種には及ばないと言えます。

除湿は、3モード除湿という名前です。
本機の場合も、他社入門機の多くと同じで、湿度センサーは未搭載で、一般的な弱冷房での除湿(ソフト除湿)です。
そのため、運転開始時の室温をベースに、3段階の温度設定、つまり、弱(1度)、中(2度)、強(3度)を設定できるだけです。

自動お掃除機能は、未付属です。
清潔性の部分では、本機も、熱交換器の洗浄機能があります。
使用中に行う方式で、結露の水を利用してそのたび洗浄します。また、三菱の場合、親水性のほか、「はつ油性」コーティングもなされるため、油ぽいほこりにも強いです。
なお、ファンや通風路の清潔性については特段の機能はないです。

その上で、新型はフラップ部分も取り外せるため、送風ファンのカビの部分もユーザーで手入れができる点は良いです。この部分は、すぐカビて、ニオイの原因になるので。
空気清浄機能は、未付属です。

ネットワーク機能は、無線LAN(Wi-Fi)はオプションです。
個人での設置もできないタイプで、別途工事の方式です。このタイプならば、導入にお買得感はあまりないです。
【スマートリモコンの比較記事】で書いたような、他社のスマートリモコンで対応を目指す方向で良いかと思います。
なお、純正品を工事して導入する機能面では、パナソニックと同じで、GPS連動でのつけ忘れ、消し忘れ通知ができます。
利用中の高温・低温お知らせは可能です。
酷暑対応は、最高で「50度」です。
問題ないです。
---
以上、三菱のGEシリーズの紹介でした。
冷暖房のスペックは平均点です。しかし高性能なセンサーを積む部分は、やはり目に付くところです。その上で、夏場の除湿運転で、安定状況で「風なし」で運転される工夫も、目立たないようで、良い工夫に思えます。
一方、清潔面の工夫は、充実する日立を含めて、普段の汚れ防止、カビ防止の部分は、他社入門機よりその機能性は目立ちません。
ただ、自分で掃除したい派のかたは例外で、フラップを外してファンにアクセスできる点は、とても良い工夫に思います。画期的でしょう。
ただ、本機は(三菱重工と違い)気流の到達距離の部分では普通なので、適用畳数の範囲でも、変則的な形状の部屋には少し弱いでしょう。

【6畳向き】
【2026年2月発売】
38・三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-S2226-W
¥120,110 楽天市場 (3/10執筆時)
暖房能力:2.2kW (0.8〜3.9)6〜 7畳
冷房能力:2.2kW (0.8〜2.8)6〜 9畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:87%(27年度)
年間電気代:22,227円(717kWh)
【8畳向き】
【2026年発売】
38・三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-S2526-W
¥130,010 楽天市場 (3/10執筆時)
暖房能力:2.8kW (0.8〜4.4)6〜 8畳
冷房能力:2.5kW (0.8〜3.1)7〜 10畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:87%(27年度)
年間電気代:25,265円(815kWh)
【10畳向き】
【2026年発売】
38・三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-S2826-W
¥149,810 楽天市場 (3/10執筆時)
暖房能力:3.6kW (0.8〜4.5)8〜 10畳
冷房能力:2.8kW (0.8〜3.4)8〜 12畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:87%(27年度)
年間電気代:28,303円(913kWh)
【12畳向き】
【2026年発売】
38・三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-S3626-W
¥159,790 楽天市場 (3/10執筆時)
暖房能力:4.2kW (0.8〜4.9)9〜 12畳
冷房能力:3.6kW (0.8〜3.8)10〜 15畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:74%(27年度)
年間電気代:43,090円(1390kWh)
三菱電機のSシリーズは、霧ヶ峰シリーズの1つ上位の製品です。
サイズは、幅799x高さ295x奥行230mmです。
設置面で、奥行が浅めで済む点を売りにする製品で、実際に薄めです。ただ、先ほどみた、下位機(GEシリーズ)と設置性は同じです。このクラスの場合、他社と比べても底までの差もないです。

年間電気代は、先ほどの製品と同じです。
ただ、12畳向きはスペックが悪いのであまりおすすめしませんが、あとは平均値です。
暖房能力・冷房能力は、下位機と同水準です。
気流制御は、一方、このグレードから新機能が加わります。
センサーは、同じく赤外線ですが、「ムーブアイ」タイプになります。
下位機のフロアアイと違って、エアコン直下温度は見れないのですが、いわゆるムーブセンサーなので、部屋の広い地点(床や壁)の温度を把握できます。
その上で、人の位置や動きも見られるので、それに合わせて、気流や温度を適切に制御します なお、同社の1ランク上(FLシリーズ)だと、人の体の部位温度まで見える「ムーブアイ極」ですので、その部分では差があります。
気流自体も、本機は、フラップの工夫で、ロング気流とワイド気流が使い分けられます。それを利用して、人が居る場所に「風よけ」させる機能性もあります(保湿風よけ)

除湿は、スマート除湿(新湿度制御)いう名前です。
下位機と同じで湿度センサーは未搭載で、一般的な弱冷房での除湿(ソフト除湿)です。
ただ、制御方式が上位です。ファンの回転数の調整しつつ、安定温度到達後送風を停止する機能性があります。安定温度到達後に送風を行うと、熱交換器に残った湿気が風で戻ることがあるので、それを防ぐ機能性です。
自動モード設定時のみの機能性ですし、そこまで高度ではないですが、下位機種との差とは言えます。
他社機の場合、運転が止まるか、微風運転を続けるかなので、ファンが停止した状態で、除湿運転を内部で続けられる部分がワンポイントと言えます。

もっとも、弱冷房方式の他社機同様、屋外温度21度(室内温度約16度前後)以下では運転されないため、夏専用の機能性ではあります。
ただ、この価格帯で買えるエアコンでは、夏場の除湿運転の快適性は評価できます。

自動お掃除機能は、未付属です。
清潔性の部分では、本機も、熱交換器の洗浄機能があります。こちらも、GEシリーズと同じで「はつ油性」コーティングもなされるため、油ぽいほこりにも強いです。

その上で、このグレードから、ファンにも汚れ防止コートがあります(よごれんボディ)。
上位機だと、熱交換器や通風路にもこのコートがありますが、Sシリーズだとファンだけです。三菱電機は、掃除機などもですが、結構この部分でグレード差をつける傾向がある企業です。
なお、本機も、簡単にフラップを外せる構造で、掃除しやすいです。
空気清浄機能は、未付属です。
ネットワーク機能は、本機も、無線LAN(Wi-Fi)はオプションです。
酷暑対応は、こちらも最高で50度対応です。
酷暑対応水準です。
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以上、三菱のSシリーズの紹介でした。
下位機種と比べると、センサー面の工夫が1ランク上です。ただ、逆に言えば、それ以外の部分はそこまで差はない印象です。除湿部分は確かに機能性は下位機より上ですが、より工夫のある機種は、他社の同級にはある感じです。
ただ、メンテ面で「フラップを外してファンにアクセスできる」点は、アナログながらやはり目を引く機能性で、シーズン後と自分でメンテしたい質の方には良さそうです。その部分では、ファン部分にコーティングがあるのもポイントです。
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【6畳向き】
【2025年12月発売】
39・三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-R2226-W
¥170,000 楽天市場 (3/10執筆時)
暖房能力:2.2kW (0.8〜3.9)6〜 7畳
冷房能力:2.2kW (0.8〜2.8)6〜 9畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:87%(27年度)
年間電気代:22,227円(717kWh)
【8畳向き】
39・三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-R2526-W
¥180,000 楽天市場 (3/10執筆時)
暖房能力:2.8kW (0.8〜4.4)6〜 8畳
冷房能力:2.5kW (0.8〜3.1)7〜 10畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:87%(27年度)
年間電気代:25,265円(815kWh)
【10畳向き】
39・三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-R2826-W
¥179,879 楽天市場 (3/10執筆時)
暖房能力:3.6kW (0.8〜4.5)8〜 10畳
冷房能力:2.8kW (0.8〜3.4)8〜 12畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:87%(27年度)
年間電気代:28,303円(913kWh)
【12畳向き】
39・三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-R3626-W
¥210,000 楽天市場 (3/10執筆時)
暖房能力:4.2kW (0.8〜4.9)9〜 12畳
冷房能力:3.6kW (0.8〜3.8)10〜 15畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:74%(27年度)
年間電気代:43,090円(1390kWh)
なお、三菱電機のRシリーズは、Sシリーズの1ランク上の製品で、筐体の外観デザインも下位機より良いです。

サイズは、幅799x高さ255x奥行338mmです。
こちらは、高さが「コンパクト」という訴求で売られるものです。
重さは、お掃除機能がある関係もあり、14kgと入門機では多少重いので、買い換え時、設置場所の壁面強度には(古いご自宅ならば)やや注意を要します。
年間電気代は、先ほどの製品と同じです。
暖房能力・冷房能力も、同水準です。
一方、サイズ以外に加わる機能性は次の部分です。

第1に、自動おそうじ機能です。
同社では、このグレードからの搭載です(はずせるフィルターおそうじメカ)。
仕組みは(パナソニック上位機を除く)他社機と同じダストボックス収納型です。
同社によると、最大で「10年相当分の大容量」とされます。ただ、喫煙者がいる空間や、油煙が入るようなダイニングキッチンなどに設置する場合を含めて、個人的には定期メンテをおすすめします。

第2に、低濃度オゾン発生機能です。
冷房運転後の掃除の際、結露水で洗浄した後、防かび効果がある低濃度オゾンを放出して、カビ対策をなします。なお、その後は加熱乾燥を伴う仕様ですので、部屋の温度は冷房時少し上がります。

第3に、空気清浄機能です。
東芝などが採用するプラズマ空清のように、巻き込んだ花粉やPM2.5などを電気で不活性化する機能で、ヘルスエアー機能と同社は呼びます。
先ほどの低濃度オゾン発生機能を運転時に応用したもので、それと同種です。
ただ、花粉対策やPM2.5対策には、この仕組みは時間がかかりすぎる(花粉で密閉状況で3時間ほど)メインの対策手段とはできません。ただ、空気清浄機をお持ちで「アシスト」を頼む感じならば、あって良い工夫です。

第4に、気流制御です。
本機も、下位機と同じ赤外線ムーブセンサーを装備しますが、左右のフラップが独立して動くので、2か所同時空調が可能です。

第5に、ネットワーク機能です。
同社の場合、このグレードから、無線LANが内蔵です。
他社同様に、外出先からその操作に対応できます。一方、三菱電機の場合、スマホのGPSとリンクして、外出時の消し忘れや、帰宅前の電源ONのための通知などを受ける機能はないです。
ただ、消し忘れについては、内蔵赤外線センサーが不在を検知すると、連絡してくれる機能性はあります。また、三菱もスマートスピーカー(Alexa、Google Home)とのリンクも可能です。
あとは、先述の防汚コート(よごれんボディ)が、ファンほか熱交換機まで施される点と、10度以下になるのを監視して防ぐ「10℃キープ暖房」モードが付くほどの違いです。
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結論的にいえば、同社の製品で、おそうじ機能とネットワーク機能が欲しい方に向くグレードです。その上で、「ムーブアイ」を利用した「気流制御」が特色ですので、吹き分けの充実度に魅力を感じる場合、選択肢にはなりそうです。
一方、東芝機がわりと似たような訴求をしているため、そちらと値段や機能性は比較しても良いように思います。特に本機の場合、旧来の省エネ水準ですので、装備を勘案しても価格はやや高めには思います。
次回に続く
最新エアコンのおすすめは結論的にこれ!
というわけで、今回は、エアコンの比較の3回目記事でした。
記事はまだまだ「続き」ます。

4・格安エアコンの比較 (4)
4-1:シャープ
4-2:東芝
5・格安エアコンの比較 (5)
5-1:アイリスオーヤマ
5-2:コロナ
予算:5万円〜
6・高性能エアコンの比較 (1)
6-1:パナソニック
6-2;日立
7・高性能エアコンの比較 (2)
7-1:富士通
7-2:ダイキン
8・高性能エアコンの比較 (3)
8-1:三菱重工
8-2;三菱電機
9・高性能エアコンの比較 (4)
9-1:シャープ
9-2;東芝
予算:10万円〜
10・エアコンのおすすめ 【まとめ】
=最終的なおすすめの提案【結論】
冷房能力 ★★★★★
暖房能力 ★★★★★
気流制御 ★★★★★
スマホ連携 ★★★★★
異常気象対応 ★★★★★
カビ臭対策 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最終回の結論編(こちら)では、ここまで紹介してきた全機種から、Atlasのおすすめといえる機種を提案していきます。
引き続きよろしくお願いします。
4回目記事は→こちら !
