1回目記事からの続きです→こちら
2-3・三菱重工の格安エアコン
3回目記事のトップバッターは、三菱重工冷熱の「ビーバーエアコン」です。
三菱系列は「三菱電機」と「三菱重工」がそれぞれ別にエアコンを作っていて、ややこしいです。
三菱重工のエントリー機は、富士通ゼネラルと傾向が近く、暖房能力と風力に力点が置かれ、「質実剛健」な感じです。
1・格安エアコンの比較 (1)
1-1:選び方の基本の解説【導入】
1-2:パナソニック
1-3:ダイキン
2・格安エアコンの比較 (2)
2-1:日立
2-2:富士通
3・格安エアコンの比較 (3)
3-1:三菱重工
3-2:三菱電機
4・格安エアコンの比較 (4)
4-1:シャープ
4-2:東芝
5・格安エアコンの比較 (5)
5-1:アイリスオーヤマ
5-2:コロナ
予算:5万円〜
6・高性能エアコンの比較 (1)
6-1:パナソニック
6-2;日立
7・高性能エアコンの比較 (2)
7-1:富士通
7-2:ダイキン
8・高性能エアコンの比較 (3)
8-1:三菱重工
8-2;三菱電機
9・高性能エアコンの比較 (4)
9-1:シャープ
9-2;東芝
予算:10万円〜
10・エアコンのおすすめ 【まとめ】
=最終的なおすすめの提案【結論】
今回も、1回目記事冒頭の「選び方の基本」(こちら)で書いた基準に沿いながら、各機をみていきます。
ーーー
以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。
【6畳向き】
【2025年4月発売】
(Wi-Fiなし)
33・三菱重工 Tシリーズ SRK2225T-W
¥63,282 楽天市場 (6/10執筆時)
(Wi-Fiあり)
33・三菱重工 TWFシリーズ SRK2225TWF-W
¥75,353 楽天市場 (6/10執筆時)
【2024年発売】
33・三菱重工 Tシリーズ SRK2224T-W
¥56,800 楽天市場 (6/10執筆時)
暖房能力:2.5kW (0.9〜4.1)6〜 7畳
冷房能力:2.2kW (0.9〜3.0)6〜 9畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:87%(27年度)
年間電気代:22,227円(717kWh)
【8畳向き】
【2025年4月発売】
(Wi-Fiなし)
34・三菱重工 Tシリーズ SRK2525T-W
¥72,470 楽天市場 (6/10執筆時)
(Wi-Fiあり)
33・三菱重工 TWFシリーズ SRK2525TWF-W
¥85,930 楽天市場 (6/10執筆時)
【2024年発売】
34・三菱重工 Tシリーズ SRK2524T-W
¥64,799 楽天市場 (6/10執筆時)
暖房能力:2.8kW (0.9〜4.6)6〜 8畳
冷房能力:2.5kW (0.9〜3.2)7〜 10畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:90%(27年度)
年間電気代:24,428円(788kWh)
【10畳向き】
【2025年4月発売】
(Wi-Fiなし)
35・三菱重工 Tシリーズ SRK2825T-W
¥64,799 楽天市場 (6/10執筆時)
(Wi-Fiあり)
35・三菱重工 TWFシリーズ SRK2825TWF-W
¥93,306 楽天市場 (6/10執筆時)
【2024年発売】
35・三菱重工 Tシリーズ SRK2824T-W
¥79,800 楽天市場 (6/10執筆時)
暖房能力:3.6W (0.9〜4.7)8〜 10畳
冷房能力:2.8W (0.9〜3.3)8〜 12畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:87%(27年度)
年間電気代:28,303円(913kWh)
三菱重工のTシリーズは、同社のビーバーエアコンの入門機です。
同社は、毎年4月ごろに新機種が毎年登場します。
新旧ありますが、今年は明示的な違いはないです。
一方、TWFシリーズは、プチ上位機で、無線LANユニットが付属になります。
スマホ操作したい場合、選ぶと良いかと思います。
あとは、同じなので、以下では、同時にみていきます。
年間電気代は、入門機の場合、各社とも同じです。
省エネ達成率でいえば87%の水準です。
ただ、三菱重工の場合、10畳用は90%であり、僅かに良いです。
3%の違いだと、年額で1000円ほどの差に止まりますが、これは希少です。
暖房能力・冷房能力ともに、他社の入門機よりスペックが良いです。
冷房能力は、とくに、そのように言えます。
パワー自慢な製品と言えますが、その分、最小運転は、0.9Wからです。設定温度到達後の運転は、他社より「ざっくり」にはなるでしょう。
ただ、プラス面の方が大きいと思います。
気流の到達距離は、直進気流で14M出せるため、12Mの富士通を上回ります。
三菱重工のジェット機(スペースジェット)と同様の解析技術を使ったとの触れ込みです。
足元暖房に利用する場合の到達距離は、10Mの富士通と異なり非開示なので、総合的には互角でしょう。
気流制御は、広範囲に吹き分けられる機能は、同社の場合、10万円以上の機種からとなります。
除湿機能は、3種類選べます。
第1に、「お好みドライ」は基本の除湿です。
方式は弱冷房除湿なので、基本夏用です。
設定が細かくできるのが「売り」です。
第2に、「愛情ドライ」は、温度を下げないように配慮して除湿するモードです。
日立の「ソフト除湿」と同じで、16度以上で使えます。仕組みは弱冷房ですので、梅雨・長雨の時期に少し寒い地域は、対応できるとしても除湿量は落ちるでしょう。
第3に、「ランドリードライ」は、洗濯物を乾かす専用です。
パナソニックの高級機に見られますが、風で水分吹き飛ばすが除湿のみ、ではなく、ドライ・冷房・暖房を使い分けるため、まあ「自動運転」と同じとも言えます。
多数選べ、調整力も高いので、この部分にこだわる場合、おすすめと言えます。ただ、再熱除湿はしないので、この部分では、入門機の範疇です。
除湿機能動作条件は、室外10度以上、室内15度以上です。
日立と同じほどで他社より良く、春秋シーズンでも使えそうなスペックです。
自動お掃除機能は、未付属です。
熱交換器は、清潔プレコート熱交フィンで汚れが付きにくい仕様です。ただ、カビ対策については富士通と異なり、言及がないです。
空気清浄機能は、バイオフィルタによります。
こちらに花粉やアレル物質を吸着させる仕組みです。
ただ、フィルタのリフレッシュのため、フィルタ内成分(尿素・酵素)で不活性化させるため、100時間運転ごと自動掃除(1.5時間)が必要です(バイオクリア運転)。
吸湿、抑制、乾燥処理なすため部屋の温度は上がるので、とくに夏は留守中などに設定しないといけません。
【1年交換】
フィルターセット 1枚 CFA11 + CFB11
¥1,494 Amazon.co.jp (6/10執筆時)
この部分の仕様が面倒である上、仕組み上、このフィルタは1年交換の消耗品(100時間)です。なお、ニオイの脱臭用の備長炭フィルタも、本機は同時に交換です。
高い消耗品ではないですが、毎シーズンの交換を面倒と感じる方はいそうです。
なお、花粉は90分の運転で99.3%という試験結果です(12畳モデル)。
集塵速度や集塵率の点で、根本的な花粉症対策にはならない水準ですので、あくまで、そうした家電の「補助(お守り)」くらいに考えてください。
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結論的にいえば、本機の場合、しっかり消耗品を交換しフィルタをまめに洗う場合、空気清浄機の「アシスト」レベルではありますが、それなりに効果は期待できます。
逆に、買ったあと全く手入れしないような方は、(フィルタがない機種以上に)不潔と言えます。いずれにしても、説明書をしっかり読んで使う方に向くでしょう。
清潔性は、氷結はしませんが、結露水を利用する洗浄機能があります。
熱交換器の表面に浸水性コーティング(清潔プレコート熱交フィン)を施す方式です。
はつ油(疎水性)はないコーティングですので、油汚れ対策はイマイチです。
ただ、ファンの部分も抗菌加工の表明があり、(日立を除けば)この部分がが割と充実した入門機とはいえます。
ネットワーク機能は、TWFシリーズのみ、最初からWi-Fiを装備します。
他社同様に、外出先からその操作に対応します。
スマホのGPS連動で、指定した距離から離れた際切り忘れのお知らせまでも可能です。逆に、パナソニックと違い、指定した距離から近づいた際のお知らせ機能はないです。
このほか、Googleアシスタント・Amazon AlexaなどのAIスピーカーに公式対応しており、声での操作も可能です。
酷暑対応は、冷房時の、屋外温度(吸い込み口の温度は45度までです。
同社も高級機だとすでに50度になっていますが、このクラスは旧水準です。
コンプレッサの熱対応の部分では、他社の入門機に遅れています。
設置性は、250mmの幅狭であることが、このシリーズの売りです。
ただ、1回目記事で既に見たダイキンは、2024年の入門機で「同じ250cm幅の製品を出しました。その上で、「ナナメカット」で、上方面に30mm(三菱重工は65mm)の余白ですみます。
今だ「2番目」と言えそうです。
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以上、三菱重工のビーバーエアコンのTシリーズの紹介でした。
冷暖房の能力面では、富士通ゼネラルの入門機とあまり変わらない機種です。パワフルな暖房力と風力が自慢でです。
ただ、安定室温時の省エネ性の点では、わずかに富士通が、除湿の柔軟性は、三菱重工が「強い」と言えます。
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【6畳向き】
【2025年4月発売】
36・三菱重工 Rシリーズ SRK2225R-W
¥85,217 楽天市場 (6/10執筆時)
【2024年発売】(工事費込み)
36・三菱重工 Rシリーズ SRK2224R-W
¥89,300 Amazon.co.jp (6/10執筆時)
暖房能力:2.5kW (0.9〜4.1)6〜 7畳
冷房能力:2.2kW (0.9〜3.0)6〜 9畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:87%(27年度)
年間電気代:22,227円(717kWh)
【8畳向き】
【2025年4月発売】
37・三菱重工 Rシリーズ SRK2525R-W
¥96,084 楽天市場 (6/10執筆時)
【2024年発売】(工事費込み)
37・三菱重工 Rシリーズ SRK2524R-W
¥96,300 Amazon.co.jp (6/10執筆時)
暖房能力:2.8kW (0.9〜4.6)6〜 8畳
冷房能力:2.5kW (0.9〜3.2)7〜 10畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:87%(27年度)
年間電気代:24,428円(788kWh)
【10畳向き】
【2025年4月発売】
38・三菱重工 Rシリーズ SRK2825R-W
¥103,639 楽天市場 (6/10執筆時)
【2024年発売】(工事費込み)
38・三菱重工 Rシリーズ SRK2824R-W
¥103,300 Amazon.co.jp (6/10執筆時)
暖房能力:3.6W (0.9〜4.7)8〜 10畳
冷房能力:2.8W (0.9〜3.3)8〜 12畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:87%(27年度)
年間電気代:28,303円(913kWh)
なお、三菱重工の1グレード上の製品はRシリーズです。
一方、先ほどの機種(Tシリーズ)とは、冷暖房能力や、期間電気代は同じです。
違いは、このグレードから、フィルターの自動お掃除機能が付く点です。
ダストボックスにゴミが溜まる形式で、約1年に一回の掃除です。
10万円以内で付属する機種は、全社通しても割と珍しいです。
その他、【加湿器の比較記事】でかいた同社の製品との連動機能が違いです。
エアコンの感知した湿度で、加湿器を制御します。
加湿器側にも加湿センサーは付くので、さほど大きな意味を持たないとも言えます。ただ、加湿器をつけ忘れた場合などには(多少)便利かもしれません。
ネットワーク機能は、こちらも、最初からWi-Fiを装備します。
酷暑対応は、本機も、冷房時の、屋外温度(吸い込み口の温度は45度までです。
先述のように、同社の場合、高級機を除くと旧来の仕様のままです。
この部分は、やはりネックでしょう。
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結論的にいえば、除湿の柔軟性など、下位機種でみた良い部分はそのままなので、そういった部分が気に入った方で、さらに、自動お掃除機能とWi-Fiが欲しい場合、本機を選べば良いと言えます。
3-2・三菱電機の格安エアコン
続いて、三菱電機の製品です。
さきほど、三菱重工(ビーバーエアコン)をみましたが、「電機のほうの三菱」のエアコン、「霧ヶ峰」の紹介です。
老舗の家電メーカーで昔からエアコンを作っているので、古い旅館などに行くと、動いていること自体不思議な「文化財級」の霧ヶ峰をたまにみます。
それだけ丈夫な「ものつくり」とも言えます。
性能面では、エントリー機から「赤外線センサーを利用した気流制御」にこだわりがあり、温度ムラの少なさには定評があります。
【6畳向き】
【2025年2月発売】
39・三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-GE2225-W
¥96,095 楽天市場 (6/10執筆時)
【2024年2月発売】
39・三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-GE2224-W
¥53,170 楽天市場 (6/10執筆時)
(工事費込み)
39・三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-GE2224-W
¥76,300 Amazon.co.jp (6/10執筆時)
暖房能力:2.2kW (0.8〜3.9)6〜 7畳
冷房能力:2.2kW (0.8〜2.8)6〜 9畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:87%(27年度)
年間電気代:22,227円(717kWh)
【8畳向き】
【2025年2月発売】
40・三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-GE2525-W
¥105,310 楽天市場 (6/10執筆時)
【2024年発売】
40・三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-GE2524-W
¥58,668 楽天市場 (6/10執筆時)
(工事費込み)
40・三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-GE2524-W
¥88,300 Amazon.co.jp (6/10執筆時)
暖房能力:2.8kW (0.8〜4.4)6〜 8畳
冷房能力:2.5kW (0.8〜3.1)7〜 10畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:87%(27年度)
年間電気代:25,265円(815kWh)
【10-12畳向き】
【2025年2月発売】
41・三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-GE2825-W
¥123,201 楽天市場 (6/10執筆時)
【2024年発売】
41・三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-GE2824-W
¥70,400 楽天市場 (6/10執筆時)
(工事費込み)
41・三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-GE2824-W
¥96,300 Amazon.co.jp (6/10執筆時)
暖房能力:3.6kW (0.8〜4.7)8〜 10畳
冷房能力:2.8kW (0.8〜3.4)8〜 12畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:87%(27年度)
年間電気代:28,303円(913kWh)
三菱電機のGEシリーズは、霧ヶ峰シリーズでは、売出時10万円以内で買える唯一のシリーズです。
新旧両機種あります。
新機種だと暖房時の10Mの気流到達距離(ロング気流)の表記は18畳用を除き未記載です。旧機は6畳から「ロング気流」の記載があったので、この部分はなにかしら調整があったと思います。
一方、25年機から加わったのは、後ほど説明する新湿度制御です。
旧機同様、最も一般的な弱冷房での除湿(ソフト除湿)です。ただ、指定温度到達後は、ファンを完全停止した状態で、除湿運転を続ける部分が独自です。
方式的に、除湿運転で室温が下がるのは旧機と同じですが、風による寒さは軽減されます。
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結論的にいえば、除湿を多用する場合、新機種を選ぶ意味はありそうです。
それ以外は、暖房時のロング気流を重視して、安い間は、旧機が良いでしょう。
あとは目に付く違いはないため、同時にみていきます。
年間電気代は、本機も、入門機ですから、各社の水準と同じです。
上表のように、省エネ達成率でいえば87%の水準です。
暖房能力・冷房能力は、6畳用は、他社並みです。
ただ、8畳用は暖房が、10畳用は冷房も平均値より数字が良いです。
その代わり、三菱重工ほどではないですが、最小出力の運転は不得意です。
気流の到達距離は、24年モデルまでは(吹き下ろし時)10Mというスペックでした。
25年モデルは(200Vなので上では書いていないですが)18畳用以外は、この記述はなくなっています。
いずれにしても、三菱重工など、風量重視の機種には及ばないと言えます。
気流制御は、今回紹介する入門機の中ではかなり能力が高いです。
この機種は、室温センサー意外に赤外線センサー(フロアアイ)を持つからです。
この場合、離れた床温度を測れるので、部屋の温度ムラが少なく自動運転が快適です。
除湿は、3モード除湿という名前です。
本機の場合も、他社入門機の多くと同じで、湿度センサーは未搭載です。
そのため、雲底開始時の室温をベースに、3段階の温度設定、つまり、弱(1度)、中(2度)、強(3度)を設定できるだけです。
ただ、設定した安定温度に達した後、本機はファンが止まります。
他社機の場合、運転が止まるか、微風運転を続けるかなので、ファンが停止した状態で、除湿運転を内部で続けられる部分がワンポイントと言えます。
新湿度制御という機能名ですが 除湿時の快適度では、一定の意味があるでしょう。
ただし、他社機同様、屋外温度21度(室内温度約16度前後)以下では運転されないため、夏専用の機能性ではあります。
ただ、この価格帯で買えるエアコンでは、夏場の除湿運転の快適性は評価できます。
自動お掃除機能は、未付属です。
清潔性の部分では、本機も、熱交換器の洗浄機能があります。
使用中に行う方式で、結露の水を利用してそのたび洗浄します。また、三菱の場合、親水性のほか、「はつ油性」コーティングもなされるため、油ぽいほこりにも強いです。
なお、ファンや通風路の清潔性については特段の機能はないです。
その上で、新型はフラップ部分も取り外せるため、送風ファンのカビの部分もユーザーで手入れができる点は良いです。この部分は、すぐカビて、ニオイの原因になるので。
空気清浄機能は、未付属です。
ネットワーク機能は、無線LAN(Wi-Fi)はオプションです。
個人での設置もできないタイプで、別途工事の方式です。このタイプならば、導入にお買得感はあまりないです。
【スマートリモコンの比較記事】で書いたような、他社のスマートリモコンで対応を目指す方向で良いかと思います。
なお、純正品を工事して導入する機能面では、パナソニックと同じで、GPS連動でのつけ忘れ、消し忘れ通知ができます。
利用中の高温・低温お知らせは可能です。
酷暑対応は、最高で46度です。
ただ、最近は、入門機でも「50度」対応を明記する企業がほとんどになりました。
その点で言えば、「異常気象」以前のスペックです。
---
以上、三菱のGEシリーズの紹介でした。
冷暖房のスペックは平均点です。しかし高性能なセンサーを積む部分は、やはり目に付くところです。その上で、夏場の除湿運転で、安定状況で「風なし」で運転される工夫も、目立たないようで、良い工夫に思えます。
一方、清潔面の工夫は、充実する日立を含めて、普段の汚れ防止、カビ防止の部分は、他社入門機よりその機能性は目立ちません。
ただ、自分で掃除したい派のかたは例外で、フラップを外してファンにアクセスできる点は、とても良い工夫に思います。画期的でしょう。
ただ、本機は(三菱重工と違い)気流の到達距離の部分では普通なので、適用畳数の範囲でも、変則的な形状の部屋には少し弱いでしょう。
次回に続く
最新エアコンのおすすめは結論的にこれ!
というわけで、今回は、エアコンの比較の3回目記事でした。
記事はまだまだ「続き」ます。
4・格安エアコンの比較 (4)
4-1:シャープ
4-2:東芝
5・格安エアコンの比較 (5)
5-1:アイリスオーヤマ
5-2:コロナ
予算:5万円〜
6・高性能エアコンの比較 (1)
6-1:パナソニック
6-2;日立
7・高性能エアコンの比較 (2)
7-1:富士通
7-2:ダイキン
8・高性能エアコンの比較 (3)
8-1:三菱重工
8-2;三菱電機
9・高性能エアコンの比較 (4)
9-1:シャープ
9-2;東芝
予算:10万円〜
10・エアコンのおすすめ 【まとめ】
=最終的なおすすめの提案【結論】
冷房能力 ★★★★★
暖房能力 ★★★★★
気流制御 ★★★★★
スマホ連携 ★★★★★
異常気象対応 ★★★★★
カビ臭対策 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最終回の結論編(こちら)では、ここまで紹介してきた全機種から、Atlasのおすすめといえる機種を提案していきます。
引き続きよろしくお願いします。
4回目記事は→こちら !