1回目記事からの続きです→こちら
3-1・サムスンのタブレットPC

3回目記事のトップバッターは、サムスンのGalaxy Tabです。
日本市場では(スマホほど)タブレット型に力を注いでいませんでした。しかし、近年、製品展開が徐々に増え始めています。
1・Androidタブレットの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:NEC・レノボ
2・Androidタブレットの比較 (2)
2-1:NEC・レノボ〈続き〉
3・Androidタブレットの比較 (3)
3-1:サムスン 〈Galaxy〉
3-2:アイリスオーヤマ
4・Androidタブレットの比較 (4)
4-1:シャオミ
5・Androidタブレットの比較 (5)
5-1:ファーウェイ
5-2:AIWA
5-3:TCL
6・Androidタブレットの比較 (6)
6-1:最終的なおすすめの提案【結論】
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で説明した「選び方の基本」に沿いながら、各機を解説していきます。
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なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。

【2025年発売】
27・Samsung Galaxy Tab S10 Lite SM-X400NZAAXJP
¥56,430 Amazon.co.jp (3/5執筆時)
画面:10.9インチ
解像度:2112 x 1320 (227ppi)
CPU:Exynos 1380(8コア)
メモリ:6GB
記憶容量:128GB
バッテリー:8000mAh(16時間)
カメラ:8+5メガ
ネットワーク:WI-FI5
サイズ:幅254.3×奥行165.8×高さ6.6mm
重さ:524g
Galaxy Tab S10 Lite は、ムスンの 10.9 型タブレットです。
後ほど型落ち機種にも触れますが、現行製品の中では入門機に位置づけられます。S シリーズ(中上位モデル)の派生版といえる型番ですが、仕様的にはそのように捉えるのが適切です。

画面サイズは、10.9インチです。
中型サイズのため両手で持つのにちょうどよい大きさです。
なお、本機は同社のSペンが付属します。サムスン機はたいていの製品で、ペンが初期付属であるのは、良い部分です。
本機には S ペンが付属します。サムスンの多くのタブレットでペンが初期付属する点は魅力といえます。パッシブ型ですのでボタン操作や空中ジェスチャーには非対応です。
加えて、高度な筆圧検知についても対応が示されていませんが、ビジネス利用であれば十分に実用的です。
本体のサイズは、:幅254.3×奥行165.8×高さ6.6mmです。
10 インチ前後の比較的手頃な価格帯のタブレットとしては薄型です。
重さは 524g で、特段軽量ではありませんが持ち運びに支障のない水準です。

液晶パネルは、解像度が2112 x 1320 です。
数値がやや変則的なのは、画面の四隅がわずかにカーブしているためです。実質的には WUXGA(1920 × 1200)相当で、縦横比は 16:10 のワイド画面と考えてよいでしょう
いずれにしてもフル HD(1920 × 1080)を上回るため、このグレードの製品としては十分です。
パネル種は「IPS」という明記はなく「TFT」とのみ記されていますが、実際には ADS などの IPS 系技術が用いられていると考えられます。この点で特に不安を持つ必要はありません。
搭載されるOSは、Android 15です。
2025年登場であり、問題ないです。

CPUは、8 コア構成の Exynos 1380 です。
スコアは、今回の積算式で言えば、17.6 GHz で、ビジネス向けの中級機と言ったところです。
実際のベンチマークをみても、この見解は変わりません。
なお、Exynos はサムスン独自ブランドのプロセッサ名ですが、内部のコアは他社同様にArm系です。
構成は、高性能コア(2.4GHz ×4)と高効率コア(2.0GHz ×4)です。、ortex-A78(2020年登場)と Cortex-A55(2017年登場)を組み合わせています。入門機としてよくある構成といえ、問題ないです。
GPU は ARM Mali-G68 MP5 を備えています。
一方、NPU(AI プロセッサ)の記載はなく、ローカルでの AI 処理には制約があります。生成 AI サービスをネット経由で利用することは可能ですが、オンデバイス処理は限定的です。

ネットワークは、Wi-Fi6とBluetooth 5.3を搭載です。
同じアンテナ2本のWi-Fi5に比べて、1201Mbps(=150メガバイト/秒)と理論上の速度が伸びます。一方、160MHzには対応しない仕様です。
【無線LANルーターの比較記事】で書いた、Wi-Fi6対応ルーターを導入すれば、速度面だけでなく、通信安定性が高まります。

ストレージは、128GBです。
速度規格についてはサムスンから公表されていませんが、搭載 SoC(Exynos 1380)が UFS 3.1 クラスに対応しているため、UFS 3.1 の採用が想定されます。
下位互換性はありますがeMMC をわざわざ用いる可能性は低いでしょう。
MicroSDカードにも対応します。
バッテリーは、ビデオ視聴時に16時間持続とされており、容量も 8000mAh と大きめです。
スタミナを重視した設計といえるでしょう。

センサー類は、GPS・加速度、RGB照度・ホールセンサーが付属します。GPS は「みちびき」を含む主要な衛星測位システムに対応します。
照度センサーは明るさだけでなく色温度も検知できるタイプで、屋外での視認性向上に寄与します。一般的な照度センサーより精度が高いと考えられます。
カメラは、フロント 500 万画素、リア 800 万画素です。オートフォーカスに対応しますが、仕様としては標準的です。
顔認証については公式に明示されていませんが、プレス記事によれば 2D 顔認証に対応しているとされます。
スピーカーは、標準的なステレオ構成です。
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以上、Galaxy Tab S10 Liteの紹介でした。
本機は、現行の入門機としては性能水準の高い CPU を搭載し、手頃な価格で「Galaxy ブランド」を入手できる点が魅力です。持ちやすさや外観のシンプルさも評価できるポイントです。
一方で、S ペンの性能やネットワークが Wi-Fi 5 にとどまる点は、入門機としてはやや高めの価格設定を考慮すると物足りなさもあります。したがって、他社製品との比較検討は必要です。
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なお、同社の入門機にあたるタブレットは他にも展開されています。順番に見ていきましょう。

【2024年発売】SM-P620NZAAXJP
28・サムスン Galaxy Tab S6 Lite 2024
¥49,820 Amazon.co.jp (3/5執筆時)
画面:10.4インチ
解像度:2000 x 1200 (220ppi)
CPU:Exynos 1280(8コア)
メモリ:4GB
記憶容量:64GB
バッテリー:7040mAh(14時間)
ネットワーク:WI-FI5
カメラ:8+5メガ
サイズ:244.5×154.3×7mm
重さ:465g
第1に、Galaxy Tab S6 Lite です。
サムスンの 10.4 型タブレットで、実質的には Tab S10 Lite の旧モデルにあたります

画面サイズは、10.4インチです。
新機種よりわずかに小さい程度であり、重量を含め大きな違いはありません。
タッチペンは、こちらも付属です。
この世代もバッテリーや Bluetooth を備えない「パッシブ型」ですが、4096 段階の筆圧検知への対応を唯一表記していました(galaxy Tab S6 Lite Sペン EJ-PP610)。

パネルは、解像度が2000 x 1200で、開示はありませんが IPS 系と考えられます。
搭載されるOSは、Android 14です。
2023年登場のOSで、バッテリー使用効率の改善が目玉でした。

CPUは、Exynos 1280(2.4GHz×2, 2GHz×6)です。
スコアは、同じ積み上げ算式で、16.8Hzです。
アーキテクチャ構成自体は新機種と同様ですが、高性能コアの数が少ないため、性能差は 10%未満ながら存在する可能性があります。そのほかの部分では大きな違いは見られません。
ストレージは、64GBです。
やや少なめです。
センサー類は、加速度、ジャイロ、RGB照度、ホールセンサーです。
GPS はありません。
そのほかの部分では大きな違いは見られません。
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結論的にいえば、かつてより価格がやや上がっており、お得感は薄れつつあります。
ペン性能は優れる面があるものの、CPU やストレージ容量の向上を考慮すると、同程度の価格帯では新機種(S10 Lite)の方が有利といえるでしょう。
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【2025年発売】
(WI-FIのみ)
29・サムスン Galaxy Tab A11+ SM-X230NZAAXJP
¥36,100 楽天市場 (9/14執筆時)
(SIMフリー)
29・サムスン Galaxy Tab A11+ 5G SM-X238QZAASJP
¥43,190 楽天市場 (9/14執筆時)
画面:11.0インチ
解像度:1920 x 1200 (220ppi)
CPU:MediaTek MT8775(8コア)
メモリ:6GB
記憶容量:128GB(UFS 3.1)
バッテリー:7040mAh(14時間)
ネットワーク:WI-FI5
カメラ:8+5メガ
サイズ:257.1×168.7×6.9mm
重さ:477g
第2に、Galaxy Tab A11+です。
サウスンの10インチ以上のタブレットの中では「最安」の廉価版モデルにあたります。
画面サイズは、11インチです。

CPUは、MediaTek MT8775(2.5GHz×4, 2GHz×4)です。
Cortex-A78 / A55 系の構成で、実性能は Exynos 1280とそこまで変わりません。ただ、世代はわずかに新しいので、CPUも、GPUを含めて考えるとこちらが上位です。
なお、同社が示すパーセンテージの優位性はこの世代の1つ前の世代(Tab A9+)のものです。そちらだと、Galaxy Tab S6 Lite より明らかに下でした。

スコアは、積み上げ算方式で18GHzです。
ストレージも、ただ、こちらは、最低減いえる128GBはあります。
モニターは、1920 × 1200 の解像度で、丸みを持たない標準的な WUXGA 仕様です。
実用面はともかく、この点で位置づけとしては、Galaxy Tab S6 Lite より「下位」です。
パネルの種類は非開示ですが、他機種同様 PLS を含む IPS 系と考えられます。
センサー類は、加速度、ジャイロ、電子コンパス、照度・ホールセンサーです。
GPS はありませんが、こちらの場合、電子コンパスはあります。
スピーカーは、ステレオですが、ドルビーアトモスは非対応です。
あとは、大きな違いはないです。
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結論的にいえば、比較的低予算で、入門用のタブレットを探しているならば、候補にはなる製品です。とくに、タッチペンが不要で Galaxy 製タブレットを選びたい場合、価格面から本機は有力候補になりそうです。
ただし、スマホ連携を除けば特別な付加機能はなく、他社の低価格タブレットとの比較も検討に値します。
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【2025年発売】
(WI-FIのみ)
30・サムスン Galaxy Tab A11 SM-X133NZAAXJP
¥24,261 楽天市場 (9/14執筆時)
画面:8.7インチ
解像度:1340x800(179.4ppi)
CPU:MediaTek Helio G99(8コア)
メモリ:4GB
記憶容量:64GB
バッテリー:5100mAh
ネットワーク:WI-FI5
カメラ:8+5メガ
サイズ:211.0×124.7×8.0mm
重さ:355g
第3に、Galaxy Tab A10です。
日本では従来なかったグレードで、小型の廉価版モデルにあたります。

CPUは、Heilo G99 MT8781です。
スコアは、今回使っている積み上げ算で16.4GHzです。
他社の廉価版でもよく見られる汎用品で、まあまあの性能です。
パネルは、フルHD未満の 1,340×800 ドットです。
開示はないですが、おそらくIPS系でしょう。
センサーは、加速度, 電子コンパス, 照度センサーです。
こちらは、GPSとジャイロは装備しません。
あとは、特に言及したい部分はないです。
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結論的にいえば、既に見た同型のレノボやNECの入門機(Lenovo Tab Oneなど)と性能は大差ないです。
あえて言えば、搭載カメラの水準が多少良い一方、小型で持ちはこび安い点で言えば、GPSが未搭載となるのは、比べた場合のマイナスかもしれません。
もっとも、画面解像度の粗さは両機ともやはり気になりますし、サムスンから選ぶとしてももう少し上のグレードがおすすめです。

【2025年発売】
(Amazon型番:グレー)SM-X520NZAAXJP
31・サムスン Galaxy Tab S10 FE
¥80,300 Amazon.co.jp (3/5執筆時)>
(通常型番:シルバー)SM-X520NZSAXJP
31・サムスン Galaxy Tab S10 FE
¥83,820 楽天市場 (3/5執筆時)
画面:10.9インチ
解像度:2304x1444 (249ppi相当)
バッテリー:8000mAh 20時間
サイズ:254.3×165.8×6.0mm
重さ:497g
【2025年発売】
(Amazon型番:グレー)SM-X620NZAAXJP>
32・サムスンGalaxy Tab S10 FE+
¥106,594 Amazon.co.jp (3/5執筆時)>
(通常型番:シルバー) SM-X620NZSAXJP
32・サムスン Galaxy Tab S10 FE+
¥104,480 楽天市場 (3/5執筆時)
画面:13インチ
解像度:2880x1800 (261ppi相当)
バッテリー:10,090mAh 21時間
サイズ:300.6×194.7×6.0mm
重さ:664g
CPU:Exynos 1580(8コア)
メモリ:8GB
ネットワーク:WI-FI6
記憶容量:128GB
カメラ:12メガ / 13メガ
Galaxy Tab S10 FE は、サムスンが販売するタブレットPCの中級機です。
同じCPU仕様で、画面が13インチになる Tab S10 FE+もありますので、同時にみていきます。
なお、本体色グレーのモデルは、流通限定のAmazon型番になります。

画面サイズは、中画面の10.9インチと、大画面の13インチの展開です。
後者は、664gというその重さを含めて、実際的に、PC代わりの利用をする人向けで、やや特殊です。

本体のサイズは、10.9型で254.3×165.8×6.0mmです。
13型(300.6×194.7×6.0mm)を含めて、ベゼルは薄いです。
大画面型は、薄くしやすいものですが、本機も優秀です。
なお、同社のSペンは、どのモデルにも付属です。
こちらもパッシブ型ですが、筆圧検知対応の有無は不明瞭です。

CPUは、8コアのExynos 1580(2.9GHz×1+ 2.6GHz×3 + 1.95GHz×4)です。
スコアは、今回の積算法で、合計で18.5GHzです。
このCPUの旧世代(19GHz)より低いのですが、高性能CPUが 2.9GHzと高く設定されていることもあり、実際のベンチマークスコアは(少なくとも)2割は新機種が良いです。
なお、GPUほか、NPU(AI プロセッサ)を搭載しますので、こちらもAI世代です。
実際的には、中級機の範疇でも、性能は上位機よりと見て良いでしょう。
コアも、2023年登場のA720とA520の組み合わせで、低消費電力でパワフルです。
この価格帯の製品では、優秀なプロセッサと言えます。
搭載されるOSは、Android 15です。
登場年に最新であり、全く問題ないです。
液晶パネルは、10.9型は、2304x1444 (249ppi相当)です。
13型を含めて、画面密度は細かく良いです。
画面の四隅が丸いので、正確な縦横比は出せませんが、作業領域から言えば、最近流行の縦に長めの16:10の縦横比の2.5Kクラスといってよいです。
4Kクラスではないですが、フルHD前後の製品とは画質でしっかり差があります。
リフレッシュレートは、90Hzです。
120Hzは対応しませんが、ゲーム用でなければ問題ないです。
明るさも、800ニト表記ですし、中級機として問題ないです。

ストレージは、128GBです。
別売のマイクロSDカードで最大1TBまでの増設に対応します。
なお、大容量カードは、このブログでは【MicroSDカードの比較記事】で、性能面について色々書いています。
カメラの性能は、フロント12M、リア13Mです。
仕事だと利用比率が多いフロントカメラも強化された仕様です。
いずれも、動画は4K/30P対応です。
一方、オートフォーカスは、フロントカメラは非対応になります。また、チャット用に特別な機能があるというわけではないです。
バッテリーは、持続時間は20時間です(13.1型は21時間)。
充電は、USB-C端子です。ただ、USB2.0規格なので、急速充電は非対応と言えます。
センサー類は、GPSは、ワイドバンドは非対応ですが、各国の衛星にフル対応です。
あとは、指紋センサーほか、位置情報を取得するための、加速度・ジャイロ、地磁気センサー、照度センサーと、別売カバーの開閉判断のためのホールセンサーが搭載です。
上位構成ですし、問題ないです。

ネットワークは、本機もWi-Fi6とBluetooth 5.3を搭載です。
しっかりアンテナは2本です。
防水性は、防塵等級も付く形でIP68です。
この部分は強調できます。お風呂利用は(温度的に)想定していないでしょうが、野外では荒天でも使えるでしょう。
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以上、 Galaxy Tab S10 FE の紹介でした。
13.1型の S10 FE+ついては、若干重めですし、スペック的にもそこまで目立たないかと思います。
一方、10.9型は、CPUを含めた全体の性能が、中級機として「まとまっている」という印象です。新しめのCPUでAI対応も問題ないです。
カメラ、ネットワークなども凝った性能はないもののそつのない構成ですし、 Android系ユーザーで、このサイズの「ちょっと良い」スペックのスタンダード品を探している場合、選択肢になるでしょう。
Sペンも初期付属で、追加投資なしに、すぐに使えるのも良いところです。

【2025年発売】
(128GB)SM-X730NZAAXJP
33・サムスン Galaxy Tab S11 128GB
¥125,536 Amazon.co.jp (3/5執筆時)
(256GB)SM-X730NZAEXJP
33・サムスン Galaxy Tab S11 256GB
¥135,045 Amazon.co.jp (3/5執筆時)
(512GB)SM-X730NZAIXJP
33・サムスン Galaxy Tab S11 512GB
¥153,836 Amazon.co.jp (3/5執筆時)
画面:11インチ(OLED)
解像度:2560x1600 (243ppi相当)
CPU:MediaTek Dimensity 9400+(8コア)
記憶容量:128GB
メモリ:12GB
バッテリー:8400mAh 18時間
ネットワーク:WI-FI6E
カメラ:13メガ / 12メガ
サイズ:254×163×5.5mm
重さ:468g
Galaxy Tab S11 は、サムスンが販売する高級タブレットPCです。
11インチモデルは2024年の Galaxy Tab S10 では展開されなかったため、S9以来2年ぶりの登場となります。

画面サイズは、こちらも、11インチです。
本体のサイズは、254×163×5.5mmです。
カメラの突起部分は含まれませんが、非常に薄型の部類といえるでしょう。

CPUは、MediaTek Dimensity 9400+ を採用しています。
構成は、プライムコア(3.73GHz×1)、高性能コア(3.3GHz×3)、高効率コア(2.4GHz×4)です。アーキテクチャは、上からCortex-X925、Cortex-X4、Cortex-A720です。
スコアは、今回の積み上げ算式で、23.23GHzです。
典型的な上級スペックであり、ゲーム・デザイン向けにハードに使える水準です。
実際、1000MHzクラスの GPU(Mali-G925 MC12)と、 AI 用の NPU を統合した SoC であり、まさに「AI世代」のプロセッサといえます。

同社発表では、S10シリーズの大画面モデル比で NPU は33%、CPUは48%、GPUは69%の性能向上とされています。
11インチモデルはS10世代には存在しませんが、数値は同世代の大型機との比較です。価格に見合った高性能さを備えています。

スコアは、今回の積算法基準だと、総合23.23GHzです。
コアはいずれも2023〜24年登場の最新世代で、高効率コアを除けば最上位クラス(Xシリーズ)を採用しています。性能の目安としては、AppleならM3、Qualcommなら Snapdragon 8 Gen 4 世代に相当します。
ハイエンドに近いスペックと言えます。

なお、Galaxy AI については旧機種の Galaxy Tab S9 でも対応しており、ノートアシスト(要約・翻訳)や画像生成などが利用できました。ただし、本機では NPU をはじめとする性能強化により、処理精度と速度がさらに向上しています。
搭載されるOSは、Android 16です。
新しい世代として問題なく利用できます。

パネルは、液晶ではなくOLED(有機EL)です。
従来と同じDynamic AMOLED 2Xパネルを採用しています。屋外での視認性に優れ、映像の美しさが特長です。以前は直射日光下で液晶に劣る傾向がありましたが、世代を重ねて改善されています。
パネル性能はピーク輝度1600ニトと高水準です。標準輝度は非公開ながら500ニト程度と推定され、HBM(高輝度モード)時には1000ニトに達するため、屋外利用でも問題はないでしょう。
解像度は、2.5K相当の2560×1600です。
画面サイズは12.4インチで画面密度は243ppiですので、現行のAndroidタブレットとしては、詳細度は最高水準の精細さです。
リフレッシュレートは、最大120Hzの可変方式に対応しています。

ストレージは、128GB〜512GBまで選択可能です。
世代の明記はありませんが、搭載SoCから考えると MCQ対応の UFS 4.0 とみられます。

また、別売の microSD カードによる最大2TBまでの増設に対応します。大容量カードの性能差については、当ブログの【MicroSDカードの比較記事】で詳しく解説しています。す。
カメラは、リアカメラは13MPで、フロントカメラは12Mです。
上位機(Ultra)とは差がありますが、タブレット用途としては十分な性能です。
バッテリーは、8400mAhです。
持続時間は、最長18時間という数字です。Wi-Fi利用時はやや短くなると考えられます。

Anker Nano II 45W
¥3,990 Amazon.co.jp (3/5執筆時)
充電は、USB-PD対応で、45W給電に対応します。
充電器は別売ですが、約88分で満充電できます。外出時も、【USB PD対応モバイルバッテリーの比較】で紹介したような高出力モデルを使えば、同様に高速充電が可能です。

センサー類は、 GPSは、各国の衛星にフル対応です。
そのほか、指紋センサーや、位置情報補助に用いる加速度・地磁気・ジャイロセンサーを搭載します。

ネットワークは、Wi-Fi 6E(アンテナ2本)と Bluetooth 5.4 に対応します。
Wi-Fi 7 ではありませんが、新しい6GHz帯をサポートし、通信の安定性に優れた上位規格です。さらにワイドバンド(160MHz幅)に対応するので、理論上の最大速度は2400Mbps(=600MB/秒)と高水準です。
この規格の詳細は、無線LANルーターの比較記事】で詳しく書いていますので、そちらをご参照ください。

一方、本機にも、Sペンが付属します。
2025 年に登場した S11 シリーズからは、新仕様の Galaxy Tab S11 専用 S ペン が同梱されます。同じ「S ペン」という名称ながら、六角形の新形状となり、筆圧検知対応が公式に明記されました。
形状は鉛筆に近く、グリップ感が向上して安定した持ち方がしやすいのが特徴です。また、側面のボタンも従来の円筒形より探しやすくなっています。
防水性は、本機もIP68準拠です。
スピーカーは、4スピーカーです。
AKGによるチューニングが行われています。ライバルのレノボがJBLと提携しているのに対し、どちらもハーマン傘下ながら、欧州系ブランドのAKGを採用している点は特色といえるでしょう。
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以上、Galaxy Tab S11の紹介でした。
性能面では総合的に高水準であり、Sペンが付属する点も「おまけ」と考えれば十分に豪華といえます。
111インチで10万円を超えるモデルは、レノボやNECからは投入されておらず、Android OS では独壇場の存在です。OS にこだわらなければ、プロセッサ性能の面では Apple M3 を搭載する iPad Air がライバルとなります。
価格を考慮しなければ性能面で遜色はなく、価格に見合った性能を期待できる製品といえるでしょう。後ほど書く上位機と比べる必要はありますが、こちらを選んでも良いでしょう。

【2024年発売】
(256GB)
34・サムスン Galaxy Tab S10+
¥177,020 Amazon.co.jp (3/5執筆時)
(512GB)
34・サムスン Galaxy Tab S10+
¥190,727 Amazon.co.jp (3/5執筆時)
CPU:MediaTek Dimensity 9300+(8コア)
記憶容量:256GB/ 512GB
カメラ:13+8メガ / 12メガ
バッテリー:10900mAh 16時間
重さ:581g
【2023年発売】
(256GB)
34・サムスン Galaxy Tab S9+
¥162,000 Amazon.co.jp (3/5執筆時)
CPU:Snapdragon 8 gen2(8コア)
記憶容量:256GB
カメラ:13+8メガ / 12メガ
バッテリー:10900mAh 16時間
重さ:581g
画面:12.4インチ(OLED)
解像度:2800x1752 (266ppi相当)
メモリ:12GB
ネットワーク:WI-FI6E
サイズ:285×185×5.7mm
Galaxy Tab S10+は、サムスンの販売する12.4型のタブレットです。
価格的には、Appleで言えば、iPad Pro(13インチ)に相当する高級品となります。

画面サイズは、「プラス」の場合、12.4インチとやや大きくなります。
その分、重さは多少増えますが、薄めの本体で、このサイズとしては「持ちやすい」です。
なお、この画面サイズは、2025年モデルが未発売なので、2024年機が最新です。
一方、旧機種のTab S9+が残りますが、性能差は、やはりCPUの差になります。

CPUは、各世代の(唯一とも言える)大きな違いです。
Tab S10+は CPUにMediaTek Dimensity 9300+を採用します。
スコアは、19.98GHzで、今回の積み上げ算式だと、中級機あたりの性能です。
先ほどみた、11インチのS11(Dimensity 9400+)の1世代前のCPUです。
Cortex X4(3.4GHz×1)+Cortex-X4(2.86GHz×3)+Cortex A720(2GHz×4)という構成でした。
同社の公表では、S11世代(Dimensity 9400+)は、S10世代(Dimensity 9300+)に対して、NPU は33%、CPUは48%、GPUは69%の向上との説明ですので、11インチ機との差は大きめです。
Tab S9+は、CPUはクアルコムのSnapdragon 8 gen2(8コア)でした。
1つ上でみたGalaxy Tab S9と同じものです。S10世代(Dimensity 9300+)に対して CPU18%、GPU28%、NPU14%の差があることになります。
パネルは、OLED(有機EL)で、2.5K相当の2800x1752です。
本体のサイズは、285×185×5.7mmです。
画面サイズが大きいからという部分もありつつですが、本体は薄くて持ちやすい形状です。
ストレージは、新機種のみ、256GBと512GBから選べます。

カメラは、このサイズだと、リアカメラに8Mの広角レンズが別に付属する形の13M+8Mです。
オートフォーカスだけでなく、被写体に合わせた自動フレーミングができるのを「売り」とします。Atlas的には、画角くらいは自分で決めたいところですが、ニーズはあるでしょう。
(アプリを介さず)書類をデフォルトで自動フレーミングできたら、タブレットの場合便利だと思います。
フロントカメラは12Mです。
あとは、Galaxy Tab S11 に対して、言及した一概はありません。
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以上、Galaxy Tab S10+の紹介でした。
現行機ですが、2024年機が未登場なので、CPU部分に一定の弱さが目に付きます。
カメラ部分を含めて全体の性能は上ですが、現状の販売価格だと、やや「おすすめしにくさ」を感じます。

【2025年発売】
(256GB)SM-X930NZAAXJP
35・サムスン Galaxy Tab S11 Ultra
¥193,600 Amazon.co.jp (3/5執筆時)
(512GB)SM-X930NZAEXJP
35・サムスン Galaxy Tab S11 Ultra
¥212,960 Amazon.co.jp (3/5執筆時)
(1TB)SM-X930NZAIXJP
35・サムスン Galaxy Tab S11 Ultra
¥287,640 楽天市場 (3/5執筆時)
画面:14.5インチ(OLED)
解像度:2960x1848 (239ppi相当)
CPU:MediaTek Dimensity 9400+(8コア)
メモリ:12GB
記憶容量:256GB〜1TB
ネットワーク:WI-FI6E
バッテリー:11600mAh 23時間
カメラ:13+8メガ / 12メガ
サイズ:幅326×高さ280.5×高さ5.1mm
重さ:692g
Galaxy Tab S11 Ultra は、サムスンが販売する大画面タブレットです

画面サイズは、「ウルトラ」の場合、14.5インチです。
本体サイズは、幅326×高さ280.5×厚み5.1mmです。
重さは692gと増えますが、本体は薄型設計です。厚さ 5.1mm はカメラ部分の突起を除いた数値ですが、突起を含めても大型機としては十分に薄型です。
タッチペンは、付属するタッチペンは、S11 シリーズ共通の新仕様「Galaxy Tab S11 専用 S ペン」が付属です。
鉛筆風の六角形デザインで、筆圧検知に公式対応しています。電力不要のパッシブ型で、バッテリー充電は不要です。また、仕様上、傾き検知も対応です。

CPUは、 既に見た、Galaxy Tab S11と同じMediaTek Dimensity 9400+を搭載します。
スコアは、今回の積算法基準だと、総合23.23GHzです。
構成はプライムコア(3.73GHz×1)、高性能コア(3.3GHz×3)、高効率コア(2.4GHz×4)で、GPU と NPU も備える「AI 世代」のプロセッサです。
Androidタブレットとしては最高水準の性能で、AppleのiPad Proと並ぶクラスに位置づけられます。
パネルは、OLED(有機EL)で、解像度は 2960×1848(WQXGA+ 相当)、画素密度は 239ppi、縦横比は 16:10です。いずれも高水準で問題はありません。
リフレッシュレートは、は可変 120Hz で、輝度性能を含め、画面サイズ以外は S11(無印)と同等です。
ストレージは、256GB〜1TBで選べます。
大容量モデルは価格差が大きいため、必要に応じて microSD カードの利用を検討するのが現実的です。

ネットワークは、Wi-Fi7です。
全帯域でアンテナは 2 本構成で、160MHz帯をフォローします。
6GHzも 扱えるため、最大速度は、6GHz・5GHz 帯利用時で理論値 2880Mbps です。
ただし、最高速での利用のためには対応ルーターが必要です。詳しい原理についてはWi-Fi7ルーターの比較記事】に書いたので、興味がある方はご覧ください。
カメラは、Galaxy Tab S10+と同じ構成です。
フロントは 12MP、リアは 13MP 広角+8MP 広角のデュアル構成で、オートフォーカスや自動フレーミングにも対応します。
なお、同年度の下位機種 Galaxy Tab S11 と比較して特筆すべき差は多くありません。
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以上、Galaxy Tab S11 Ultraの紹介でした。
S10(無印)と比べれば、カメラ性能やバッテリー容量の面で優位性がありますが、最大の特徴はやはり大画面である点です。
一方で、Tab S10+ と比較するとカメラ性能に大きな差はなく、その意味では、本機が必要となるのは 大画面ノートPCの代替としてタブレットを使いたい方に限られるでしょう。
3-2・アイリスオーヤマのタブレットPC

3回目記事のトップバッターは、アイリスオーヤマのタブレットです。
近年タブレット販売をはじめた企業ですが、格安な方向性で、結構多くのタブレットを販売しています。

【2024年発売】
(通常モデル)
36・アイリスオーヤマ LUCA TM083M4V1-B
¥27,009 Amazon.co.jp (3/5執筆時)
バッテリー:5,000mAh
サイズ:209.4×127×8.7mm
重さ:370g
(Amazon限定)
36・アイリスオーヤマ TM08E2W74-AZ1B
19,800 Amazon.co.jp (3/5執筆時)
バッテリー:4000mAh
サイズ:211.3×126.3×9.3mm
重さ:380g
サイズ:8インチ
解像度:1920 x 1200
メモリ:4GB
CPU:Heilo G99 MT8781(8コア)
ネットワーク:WI-FI5
記憶容量:128GB
カメラ:5+5メガ
LUCA TM083M4V1-B は、アイリスオーヤマの販売するタブレットです。
なお、Amazon限定モデルは、同じCPUでパネルですが、筐体サイズが変わります。
バッテリー量がすこし少なめな代わりに、おまけで「保護フィルム」が初期付属になります。あとは、こちらもみストレージを仮想メモリとして使える機能性の明示がありますが、実用性がある仕様かはイマイチ不明です。

画面サイズは、小型の8インチです。
本体のサイズは、209.4×127×8.7mmです。
従来機よりは薄めなのですが、8インチ機としてはやや「太め」です。
OSは、Google Android 13です。
問題ないです。

CPUは、MediaTekのHeilo G99 MT8781です。
2017年世代のARM Cortex、A76(2.2GHz)が2コアとA55(2.0Hz)が6コアです。
スコアは、クロック合計で16.4GHzです。
入門機の範疇ですが、8インチ機だけで言えば、優秀です。

ネットワークは、Wi-Fi5とBluetooth5を搭載です。
最新ではないですが、この価格帯の入門機ならこれでよいでしょう。
WI-FIのアンテナ本数は非開示ですが、本機の価格帯ならば1本(1×1)で、理論上の最大速度は433Mbps(=54MB/秒)ほどでしょう。
液晶パネルは、1920x1200のWUXGA解像度です。
パネルの種類は不明です。
一方、本機は「高画質パネル」とだけあり、IPS液晶の明言がないです。
保証はできませんが、ADSを含む「IPS系パネル」のどれかでしょう。VAも広視野角ではありますが、タブレットでの利用はほぼないです。

ストレージは、128GBです。
結構多めです。種類は非開示ですが、eMMCでしょう。
MicroSDカードは512GBの増設に対応します(Class10:UHS-IIは非対応)。
バッテリーは、持続時間が非開示です。
容量は5,000mAhです。CPU性能が良い分、持続時間は短くなる可能性はあります。
省電力CPUの場合はその限りではないですが、スペックは不明です。
カメラは、フロント・リアともに5Mピクセルです。
センサー類は、GPS・加速度・地磁気・近接・照度・ジャイロセンサーが付属です。
必要なものはフル装備で、ここも良いです。
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以上、アイリスオーヤマのTE083M3N1-Bの紹介でした。
8-9インチほどの小型機は最近減っているため、プレゼンスがあります。CPUやストレージ量、センサーも「中級機」といってよい性能です。
小型で性能の良いAndroid系を探している場合、選択肢になりそうです。
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なお、同社の8インチ機は他にもあります。順番にみておきます。

【2025年発売】
37・アイリスオーヤマ LUCA TA08E1W63-V1H
¥12,500 Amazon.co.jp (3/5執筆時)
サイズ:8インチ
解像度:1920 x 1200
CPU:Rockchip RK3562(4コア)
メモリ:3GB
記憶容量:32GB
ネットワーク:WI-FI5
バッテリー:5,000mAh
カメラ:5+5メガ
サイズ:201×124×11.6mm
重さ:353g
第1に、 LUCA TA08E1W63-V1Hです。
各社と押しても最安と言える製品です。
CPUは、Rockchip RK3562です。
4コア(2.0GHz×4)で、積み上げで8GHzの水準です。
Android15搭載機ですが、この部分で陳腐化しています。おすすめできません。
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【2025年発売】E08D1M64-KV1-H
38・アイリスオーヤマ TE08D1M64-KV1
¥18,170 楽天市場 (3/5執筆時)
38・アイリスオーヤマ TE08D2M64-V1B
¥13,800 楽天市場 (3/5執筆時)
カメラ:5+5メガ
サイズ:209.2×125.5×10.3mm
重さ:360g
【2024年発売】
38・アイリスオーヤマ TE084M4V1-B
¥17,899 楽天市場 (3/5執筆時)
カメラ:5+2メガ
サイズ:219×125×9.7mm
重さ:383g
サイズ:8インチ
解像度:1280×800
CPU:UNISOC T606(8コア)
メモリ:4GB
記憶容量:64GB
ネットワーク:WI-FI5
バッテリー:5,000mAh
第2に、TE084M4V1-B です。
こちらも8インチですが、新機種の廉価版です。
CPUは、UNISOC T606です。
スコア的にも入門機としても物足りない水準(合計12.8)です。
ストレージ量は、64GBと多いですが、解像度は、1280×800と低めです。
カメラも、旧機だと、インカメラは200万画素です
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結論的にいえば、センサーは上位機相当で、ストレージ量も64GBと多めと目立つ部分もありますが、総合的に言えば、便利な仕様ではないでしょう。
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なお先述のように、小型機は、「Android系」のFireOSを装備するAmazonタブレットが強いです。
【AmazonのFireタブレットの比較記事】で紹介していますので、お子さんの知育目的などで探している場合、そちらと比較しても良いかなと思います。

【2024年発売】
39・アイリスオーヤマ LUCA TM103M4V1-B
¥24,800 Amazon.co.jp (3/5執筆時)
サイズ:10.1インチ
解像度:1920 x 1200
メモリ:4GB
CPU:Heilo G99 MT8781(8コア)
記憶容量:128GB
バッテリー:7,100mAh
ネットワーク:WI-FI5
カメラ:8+5メガ
サイズ:243×166.5×8.7mm
重さ:585g
LUCA TM103M4V1は、アイリスオーヤマの10インチのタブレットの中級機です。
簡単に言えば、冒頭でみた同社の8インチと同じCPUを採用した10インチモデルです。

画面サイズは、10.1インチです。
本体のサイズは、243.×166.5×8.7mmです。
重さも、585gとこのサイズとしては、「重量級」です。
OSは、 Android 13です。
問題ないです。

CPUは、MediaTekのHeilo G99 MT8781です。
2017年世代のARM Cortex、A76(2.2GHz)が2コアとA55(2.0Hz)が6コアです。
スコアは、クロック合計で16.4GHzです。
先述のように、入門機の範疇ではありますがそこそこ優秀です。
ネットワークは、Wi-Fi 5とBluetooth5を搭載です。

液晶パネルは、本機も、解像度が1920x1200のWUXGA解像度です。
同8インチ機で書いたように、パネルの種類が不明です。
広視野角という表現もないので何とも言えませんが、IPS系だとは思います。
ストレージは、128GBです。
MicroSDカードも512GBの増設に対応します(Class10:UHS-IIは非対応)。
バッテリーは、持続時間が非開示です。
ただ、容量は7,100mAhです。
画面解像度もCPUは良いですが、この程度あれば十分でしょう。
カメラは、フロント8M・リア5Mです。
フロントカメラの解像度は少し良いです。
センサー類は、GPS・加速度・ジャイロ・地磁気・近接・照度と、しっかり付属です。
そのほか、スピーカーが4つ搭載されている部分も売りとします。
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以上、アイリスオーヤマの LUCA TM103M4V1-の紹介でした。
CPUは、しっかり中級機の水準です。ストレージも多めです。
一方、持ちやすさの部分で、本機の厚みと重さは課題です。提案されている車載用のように、あまり持たずに利用したい感じです。
モニターも、IPS系の明言がないのが少し心配です。広視野角などの文言があれば安心できますが、できれば、実物を見て選ぶ方が良いかと思います。
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【2025年発売】
40・アイリスオーヤマLUCA TE10D2M64-V1B
¥14,007 Amazon.co.jp (3/5執筆時)
サイズ:241×159.7×11mm
カメラ:5+5メガ
重さ:594g
【2023年発売】
40・アイリスオーヤマ TE104M4V1-B
¥18,799 楽天市場 (3/5執筆時)
サイズ:242.3×161×9.7mm
カメラ:5+5メガ
重さ:594g
【2025年発売】(上位機)
40・アイリスオーヤマ TE104M4V1-B
¥20,800 Amazon.co.jp (3/5執筆時)
サイズ:241×160×8.3mm
カメラ:13+5メガ
重さ:510g
サイズ:10.1インチ
解像度:1280×800
CPU:UNISOC T606(8コア)
メモリ:4GB
記憶容量:64GB
バッテリー:6,000mAh
ネットワーク:WI-FI5
なお、TE10D2M64-V1Bは、アイリスオーヤマの10インチの廉価版です。
やはり8インチ機にあった、CPUにUNISOC T606を採用する10インチ機です。
したがって、画面解像度、CPUパワー重さなどの部分で、快適に使うには不十分な水準です。
TE104M4V1は、リアカメラが13Mと若干良いです。筐体が薄くできている点をみても、こちらだけ、汎用の上位筐体を採用している上位機と言えます。
ただ、やはりCPUは課題です。

繰り返しになりますが、安めのタブレットの場合、価格的なライバルは【AmazonのFireタブレットの比較記事】です。そちらと比較する必要はあるでしょう。

【2024年発売】
41・アイリスオーヤマ LUCA TM153M6V1-B
¥89,800 Amazon.co.jp (3/5執筆時)
サイズ:15.6インチ
解像度:1920×1080
CPU: MT8788 (8コア)
メモリ:6GB
記憶容量:128GB
バッテリー:9,600mAh
ネットワーク:WI-FI5
カメラ:8+8メガ
サイズ:364×224×10.3mm
重さ:1175g
LUCA TM153M6V1-B も、アイリスオーヤマの販売するタブレットです。

画面サイズは、15.6インチで、フルHDです。
ようするに、キーボードない大画面のノートPCのように考えてください。
重さは、1.18kgなので、このサイズのノートPCよりだいぶ軽めです。
スタンド付きなので、置いて使えるタッチパネルモニターと言えます。
OSは、Android 13です。
問題ないです。

CPUは、8コアのMediaTek MT8788(2.2GHz×2+2.0GHz×6)です。
スコアは、積み上げ算式で、16.4GHzです。
こちらも入門機の範疇ですが、やや優秀な方です。
ネットワークは、Wi-Fi5とBluetooth5を搭載です。

液晶パネルは、情報がないです。
このサイズのパネルは、IPS系ほか、TNもVAもあるため何とも言えません。
ただ、価格から考えてもTNはないと思います。保証はできませんが、、IPS系のジェネリックかと思います。
輝度も不明ですし、表示性能は価格相応でしょう。
ストレージは、128GBです。
MicroSDカードも512GBの増設に対応します(Class10:UHS-IIは非対応)。
バッテリーは、持続時間が非開示です。
容量は、9,600mAhと多めです。
構成としては、省電力CPUなので、おそらく過度に短いということはないと思います。
カメラは、フロント・リアとも8Mです。
センサー類は、GPS・近接・照度・加速度です。
ジャイロや、地磁気センサー(電子コンパス)はないですが、画面サイズで想定される用途的にはまあなくても良いでしょう。
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以上、アイリスオーヤマのLUCA TM153M6V1の紹介でした。
Android OSを搭載した大画面のタッチパネル、という表現が適当でしょう。液晶パネルの種類が不明ですし、本格的な映像視聴用ではないと思います。
むしろ、リビングやキッチンに置いて、音声アシスタントを利用しつつの情報端末として、あるいは、テレビ会議用のサブモニターなどの用途が思いつきます。
ニッチな製品ですが、想像力を働かせると色々便利に使えそうです。
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【2025年発売】
42・アイリスオーヤマ LUCA TM14D1M76-V1B
¥43,900 Amazon.co.jp (3/5執筆時)
サイズ:14インチ
解像度:1920×1080
CPU: Unisoc T616 (8コア)
メモリ:4GB
記憶容量:128GB
バッテリー:8,000mAh
ネットワーク:WI-FI5
カメラ:8+8メガ
サイズ:幅366×奥行201×9mm
重さ:999g
なお、アイリスオーヤマは、14型の大画面タブレットも販売します。

サイズは、幅366×奥行201×9mmです。
若干厚みがあるほか、重さも999gです。

CPUは、 こちらは、中国のUnisocのT616 (2.0GHz×2 L 2.0GHz×6)です。
高効率コア(Cortex 75)も高性能コア(Cortex A55)も2.0GHzという変わった構成です。
スコアは、積算すると16GHzです。
そこまでは強くない入門機相当です。
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結論的にいえば、本機の場合も、仕事用と言うより、家庭用で大きな画面を探している方向けと言えます。
一方、大画面機としては安めです。
しかし、CPUが、少し前の「入門機相当」のスペックに止まる上で、パネル部分のスペックも、細かく説明されていないのが気になります。
その点で言えば、家庭用としても、映像視聴というより(レシピなどの)情報端末として「ざっくり」使おうと考えている方以外は、他機が良いかと思います。
次回に続く
おすすめのAndroid系タブレットは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、Android系タブレットPCの比較の3回目記事でした。
しかし、記事は、もう少しだけ「続き」ます。

4・Androidタブレットの比較 (4)
4-1:シャオミ
5・Androidタブレットの比較 (5)
5-1:ファーウェイ
5-2:AIWA
5-3:TCL
6・Androidタブレットの比較 (6)
6-1:最終的なおすすめの提案【結論】
続くの4回目記事(こちら)では、シャオミの製品をみていきます。
持ちやすさ ★★★★★
処理速度 ★★★★★
画質 ★★★★★
ネット速度 ★★★★★
生成AI対応 ★★★★★
バッテリー ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その後、全体の結論編(こちら )で、いつものように、予算別・目的別に、Atlasのオススメ機種!を提案していきます。
引き続き、よろしくお願いします。
4回目記事は→こちら
