1回目記事からの続きです→こちら
3-1・サムスンのタブレットPC
3回目記事のトップバッターは、サムスンのGalaxy Tabです。
日本市場では(スマホほど)タブレット型に力を注いでいませんでした。しかし、近年、製品展開が徐々に増え始めています。
1・Androidタブレットの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:NEC・レノボ
2・Androidタブレットの比較 (2)
2-1:NEC・レノボ〈続き〉
2-3:Google (pixel)
3・Androidタブレットの比較 (3)
3-1:サムスン (Galaxy)
3-2:アイリスオーヤマ
4・Androidタブレットの比較 (4)
4-1:TCL
4-2:シャオミ
5・Androidタブレットの比較 (5)
5-1:ファーウェイ
5-2:AIWA
5-3:他の企業
6・Androidタブレットの比較 (6)
6-1:最終的なおすすめの提案【結論】
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で説明した「選び方の基本」に沿いながら、各機を解説していきます。
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なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。
【2024年発売】SM-P620NZAAXJP
29・サムスン Galaxy Tab S6 Lite 2024
¥53,570 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
画面:10.4インチ
解像度:2000 x 1200 (220ppi)
CPU:Exynos 1280(8コア)
記憶容量:64GB
バッテリー:7040mAh(14時間)
カメラ:8+5メガ
サイズ:244.5×154.3×7mm
重さ:465g
Galaxy Tab S6 Lite は、サムスンの10.4型タブレットです。
2023年登場ですが、24年にOSのバージョンほか、CPUが変更されての新機種になっています。
やや高めですが、性能面では、入門機より1ランク上の「中級機」と言えます。
画面サイズは、先述のように、10.4インチです。
中型で、両手で持つサイズです。
本体のサイズは、244.5×154.3×7mmです。
10インチ前後の比較的安めのタブレットPCとしては本体が薄めです。
デザイン生保か、持ちやすさにもかかわりますし、良いかと思います。
重さは、465gです。
10インチ機のだいたいの平均値です。
・サムスン Galaxy Tab S6 Lite Sペン
¥5,425 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
価格的はすこし高めです。
ただ、4096段階の筆圧検知ができるタッチペンが付属します。
この点で、レノボのM11あたりがライバルですが、価格だけで言えば、少し高めです。
液晶パネルは、解像度が2000 x 1200です。
開示がないですが、IPS系でしょう。
他機で説明したように、画面のすみが(わずかに)カーブしているだけで、実質的には、WUXGA(1920x1200)相当です。
フルHD(1920×1080)を超えますので、このグレードとしては問題ないです。
一方、パネルにIPSの利用の明言がない(TFTのみ)です。
搭載されるOSは、Android 14です。
2023年登場のOSで、バッテリー使用効率の改善が目玉でした。
CPUは、Exynos 1280(2.4GHz×2, 2GHz×6)です。
Exynosは、サムスン純正のCPUの名前です。
中身は、2020年登場のARMの高性能コア(Cortex-A78)と高効率コア(Cortex-A75)ですので、よく見られる構成です。
いずれにしても、CPUコアの積み上げ算で、16.8Hzですので、中級機として十分な性能でしょう。
2023年旧機は、 Snapdragon 720G(2.3GHz×2, 1.8GHz×6)でしたので、パワーアップしています。
ネットワークは、Wi-Fi5と、Bluetooth 5.3です。
最新世代ながら、Wi-Fi6に非対応ですので、この部分は「コストカット」でしょう。
アンテナ2本ですので、最大でも867Mbps(=約100メガバイト/秒)です。
[64GB〜512GB]
Samsung EVO Plus 256GB
¥1,190〜 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
ストレージは、64GBです。
速度規格は、サムスンは非開示です。
MicroSDカードにも対応します。最大1TBまで対応です。
バッテリーは、14時間持続との表記です。
バッテリー容量自体も多く(7040mAh)、ここは重視している機種に思います。
センサー類は、GPS・加速度、RGB照度・グリップ・ホールセンサーが付属します。
GPSは、日本のみちびきを含めて(インド以外は)全衛星フォローします。
照度は、環境光(色温度)が把握できる仕様です。
ペンタブ仕様のですし、こうした部分に気を使っています。ペン自体も、先述のように、しっかり4096段階の筆圧検知です。同社のPENUPアプリも付属です。
カメラの解像度は、フロント5メガ、リア8メガです。
オートフォーカスはありますが、この部分は普通です。
スピーカーは普通にステレオです。
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以上、Galaxy Tab S6 Lite 2024の紹介でした。
Sペン付属で、値頃感がある価格で「Galaxyブランド」が手に入るのが良い部分です。持ちやすさや、外観のシンプルさの部分でも、評価できる機種です。
ペン部分はAndroid系タブレットを出す企業の中でも、サムスンは昔から重視しています。ソフト面、ハード面を含めて「メモ帳(お絵かき帳)」的な使い方がメインならば、選択肢にして良いでしょう。
同社のスマホとの連携力も高いです。
一方、ライバルのLenovo Tab M11少し高めです。ただ、付属するアプリの部分でメモ書き以上の「お絵かき」をしたい場合は、やはりサムソンです。
逆に言えば、簡単な仕事や講義のメモ程度で使うならば、(値段面で)そちらと比較検討しても良いとは言えます。
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【2023年発売】
30・サムスン Galaxy Tab A9+
¥30,101 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
画面:11.0インチ
解像度:1920 x 1200 (220ppi)
CPU:Snapdragon 695(8コア)
記憶容量:64GB
バッテリー:7040mAh(14時間)
カメラ:8+5メガ
サイズ:257.1×168.7×6.9mm
重さ:480g
なお、同時期にGalaxy Tab A9+という製品もでました。
画面サイズは、11インチです。
CPUは、Snapdragon 695(2.2GHz×2, 2GHz×6)です。
コアは、2019年登場のCortex-A77 / A55を採用したものです。
総クロック数では先ほどの機種以上ですが、1クロックの数字は若干低いです。総合すると、誤差の範囲ですが、若干こちらのほうが上かな思います。
モニターは、解像度は1920x1200ですので、丸みを帯びない普通のWUXGAの製品です。
やはり、パネルの種類は非開示ですが、恐らく本機もPLSを含む「IPS系」でしょう。
あとは、Bluetoothが5.1になるほどで、違いはないです。
スピーカーは、ステレオですが、ドルビーアトモスは非対応です。
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結論的にいえば、タッチペン不要な方で、Galaxy製を指名買いしたい際は、値段面でこちらを選んでも良いでしょう。
ただ、同社のスマホとのリンク(共有)部分を除けば、特段スマホとリンクして便利な機能はない点と、他社より少し値段が高めな部分あるでしょう。
【2025年発売】
(Amazon型番:グレー)SM-X520NZAAXJP
31・サムスン Galaxy Tab S10 FE
¥71,247 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
(通常型番:シルバー)SM-X520NZSAXJP
31・サムスン Galaxy Tab S10 FE
¥87,325 楽天市場 (5/27執筆時)
画面:10.9インチ
解像度:2304x1444 (249ppi相当)
バッテリー:8000mAh 20時間
サイズ:254.3×165.8×6.0mm
重さ:497g
【2025年発売】
(Amazon型番:グレー)SM-X620NZAAXJP
32・サムスンGalaxy Tab S10 FE+
¥92,659 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
(通常型番:シルバー) SM-X620NZSAXJP
32・サムスン Galaxy Tab S10 FE+
¥119,679 楽天市場 (5/27執筆時)
画面:13インチ
解像度:2880x1800 (261ppi相当)
バッテリー:10,090mAh 21時間
サイズ:300.6×194.7×6.0mm
重さ:664g
CPU:Exynos 158(8コア)
記憶容量:128GB
カメラ:12メガ / 13メガ
Galaxy Tab S10 FE は、サムスンが販売するタブレットPCの中級機です。
同じCPU仕様で、画面が13インチになる Tab S10 FE+もありますので、同時にみていきます。
なお、本体色グレーのモデルは、流通限定のAmazon型番になります。
画面サイズは、中画面の10.9インチと、大画面の13インチの展開です。
後者は、664gというその重さを含めて、実際的に、PC代わりの利用をする人向けで、やや特殊です。
本体のサイズは、10.9型で254.3×165.8×6.0mmです。
13型(300.6×194.7×6.0mm)を含めて、ベゼルは薄いです。
大画面型は、薄くしやすいものですが、本機も優秀です。
なお、同社のSペンは、どのモデルにも付属です。
CPUは、8コアのExynos 1580(2.9GHz×1+ 2.6GHz×3 + 1.95GHz×4)です。
スコアは、今回の方法では、合計で18.5GHzです。
このCPUの旧世代(19GHz)より低いのですが、高性能CPUが 2.9GHzと高く設定されていることもあり、実際のベンチマークスコアは(少なくとも)2割は新機種が良いです。
実際的には、(旧機同様)上級機の1つと見て良いでしょう。
コアも、2023年登場のA720とA520の組み合わせで、低消費電力でパワフルです。
この価格帯の製品では、優秀なプロセッサと言えます。
搭載されるOSは、Android 15です。
登場年に最新であり、全く問題ないです。
液晶パネルは、10.9型は、2304x1444 (249ppi相当)です。
13型を含めて、画面密度は細かく良いです。
画面の四隅が丸いので、正確な縦横比は出せませんが、作業領域から言えば、最近流行の縦に長めの16:10の縦横比の2.5Kクラスといってよいです。
4Kクラスではないですが、フルHD前後の製品とは画質でしっかり差があります。
リフレッシュレートは、90Hzです。
120Hzは対応しませんが、ゲーム用でなければ問題ないです。
明るさも、800ニト表記ですし、中級機として問題ないです。
[64GB〜1TB]
Samsung EVO Plus 256GB
¥1,599〜 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
ストレージは、128GBです。
別売のマイクロSDカードで最大1TBまでの増設に対応します。
なお、大容量カードは、このブログでは【MicroSDカードの比較記事】で、性能面について色々書いています。
カメラの性能は、フロント12M、リア13Mです。
仕事だと利用比率が多いフロントカメラも強化された仕様です。
いずれも、動画は4K/30P対応です。
一方、オートフォーカスは、フロントカメラは非対応になります。また、チャット用に特別な機能があるというわけではないです。
バッテリーは、持続時間は20時間です(13.1型は21時間)。
充電は、USB-C端子です。ただ、USB2.0規格なので、急速充電は非対応と言えます。
センサー類は、GPSは、ワイドバンドは非対応ですが、各国の衛星にフル対応です。
あとは、指紋センサーほか、位置情報を取得するための、加速度・ジャイロ、地磁気センサー、照度センサーと、別売カバーの開閉判断のためのホールセンサーが搭載です。
上位構成ですし、問題ないです。
ネットワークは、Wi-Fi6とBluetooth 5.3を搭載です。
同じアンテナ2本のWi-Fi5に比べて、1201Mbps(=150メガバイト/秒)と理論上の速度が伸びます。
【無線LANルーターの比較記事】で書いた、Wi-Fi6対応ルーターを導入すれば、速度面だけでなく、通信安定性が高まります。
防水性は、防塵等級も付く形でIP68です。
この部分は強調できます。お風呂利用は(温度的に)想定していないでしょうが、野外では荒天でも使えるでしょう。
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以上、 Galaxy Tab S10 FE の紹介でした。
13.1型の S10 FE+ついては、若干重めですし、スペック的にもそこまで目立たないかと思います。
一方、10.9型は、CPUを含めた全体の性能が、中級機として「まとまっている」という印象です。新しめのCPUでAI対応も問題ないです。
カメラ、ネットワークなども凝った性能はないもののそつのない構成ですし、 Android系ユーザーで、このサイズの「ちょっと良い」スペックのスタンダード品を探している場合、選択肢になるでしょう。
Sペンも初期付属で、追加投資なしに、すぐに使えるのも良いところです。
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【2023年発売】
33・サムスン Galaxy Tab S9 FE
¥55,040 楽天市場 (5/27執筆時)
画面:10.9インチ
解像度:2304x1444 (249ppi相当)
CPU:Exynos 1380 2.4GHz+2GHz(8コア)
記憶容量:128GB
バッテリー:8000mAh 18時間
カメラ:8メガ / 12メガ
サイズ:254×185×6.5mm
重さ:523g
なお、このクラスの旧機となるのが Galaxy Tab S9 FE です。
画面サイズは、10.9インチのみの展開です。
本体のサイズは、254×185×6.5mmです。
新機種より若干厚みがありますが、そこまで問題ないです。
CPUは、8コアのExynos 1380(2.4GHz×4+2GHz×4)です。
先述のように、新機種より、CPUクロックの積み上げで言えば良いのですが、複数のベンチマークをみても、新機種のほうが、20%は処理が良いのは間違いないです。
その点で言えば「下位仕様」なのですが、まだまだ、中級機として仕様は良く、長いこと使えそうです。
搭載されるOSは、Android 13です。
あとは、リアカメラ(メインカメラ)の解像度が8メガと新機種より多少劣ることと、モニターの最大輝度(720ニト)がわずかに劣る以外は、言及したい違いはないです。
Sペンも初期付属です。
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結論的にいえば、主に値段面での理由からですが、今買うならば、 Tab S10 FEより、かなりお買得感があります。
CPUは先述のように、まだまだ仕事用として「中・上位機」といってよい水準ですし、カメラ解像度も、そこまで惜しくないでしょう。
旧機でも4K動画は撮れますし。
【2023年発売】
34・サムスン Galaxy Tab S9
¥111,820 楽天市場 (5/27執筆時)
画面:11インチ(OLED)
解像度:2560x1600 (243ppi相当)
CPU:Snapdragon 8 gen2(8コア)
記憶容量:128GB
バッテリー:10900mAh 15時間
カメラ:13メガ / 12メガ
サイズ:254×165×5.9mm
重さ:498g
Galaxy Tab S9 は、サムスンが販売する高級タブレットPCです。
のちほど上位機も見ますが、こちらでも10万円オーバーですし、高級です。
本機は、先ほどみたNEC T11/レノボP11 Proのライバルで、総合的には仕様もかなり似通っています。
ただ、細かい部分で違いがあるので、しっかり見ておきます。
画面サイズは、こちらも、11インチです。
本体のサイズは、254×165×5.9mmです。
画面サイズが大きいからという部分もありつつですが、本体は薄くて持ちやすい形状です。
CPUは、QualcommのSnapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxyです。
Snapdragon 8 Gen 2のサムスン特注版となります。
構成は、3.36GHz+2.8GHz×4+2GHz×3という8コアCPUです。
アーキテクチャはCoretex-X3・Coretex-A715・Coretex-A510で、アーム系の最新ハイエンドを含みます。
1世代前の2022年機( Galaxy Tab S8)は、2.99GHz+2.4GHz×3+1.7GHz×4という構成の8コアCPUでしたが、サムスンによると34%ほどの性能向上とされます。
スコアは、今回の基準だと、総合20GHzを超えます。
やはりハイエンドです。アーキテクチャの世代も最新なので、そう言えます。
搭載されるOSは、Android 13です。
パネルは、液晶ではなくOLED(有機EL)です。
最近出たDynamic AMOLED 2Xパネルで、屋外での視認性が向上したとされます。先述のように、映像の美麗さが優れる一方、光の下での利用は液晶パネルに負けるのですが、少しずつ改善してきました。
解像度は、2.5K相当の2560x1600です。
画面サイズは12.4インチで、画面密度は243ppiですので、現行のAndroidタブレットとしては、詳細度は最高水準です。
ただ、レノボのライバル機(最上位機)との差は「わずかな」なので、比較は必要です。
リフレッシュレートは、本機も、120Hzです。
[64GB〜1TB]
Samsung EVO Plus 256GB
¥1,599〜 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
ストレージは、本機も、128GBです。
世代は不明ですが、上位のUFSです。
別売のマイクロSDカードで最大1TBまでの増設に対応します。
なお、大容量カードは、このブログでは【MicroSDカードの比較記事】で、性能面について色々書いています。
カメラの性能は、リアカメラの解像度が下位機良いです。
リアカメラは13MPで、フロントカメラは12Mですので。
次に見る上位機は、リアカメラが2つで、広角レンズも付くのですが、普通につかうぶんには、こちらでも実用性は十分でしょう。
ライバルより、わりと良い解像度のものを使います。チャットや会議を想定していると言えます。
バッテリーは、持続時間は、15時間です(Wi-Fi利用時10時間)。
Anker Nano II 45W
¥2,990 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
充電は、USB-PD対応で、45W給電に対応します。
ただ、対応充電器は別売ですが、短時間(通常充電の1/3以下の時間)で給電できます。
外出時についても【USB PD対応モバイルバッテリーの比較】で説明したような、ハイパワー機ならば、同じことができます。
センサー類は、 GPSは、各国の衛星にフル対応です。
あとは、指紋センサーほか、位置情報を取得するための、加速度・地磁気センサーです。
ここまでは下位機同じですが、照度センサーについて、光と色が判別できるRGB照度センサーになります。OLEDの場合、照度制御はわりと重要なので、こちらを搭載かと思います。
実際、「ビジョンブースター」として、日差しの強さを(色を含めて見て)最適化する機能が付きます。
ネットワークは、Wi-Fi6(アンテナ2本)とBluetooth 5.2を搭載です。
【無線LANルーターの比較記事】で書いた、最新のWi-Fi6ルーターを導入すれば、速度面だけでなく、通信安定性が高まります。
一方、本機は、Sペンが付属します。
タブレットへのマグネット固定で充電できる仕様です。
筆圧検知は対応しませんが、普通のビジネス用には良いかなと思います。
防水性は、本機もIP68です。
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以上、Galaxy Tab S9 の紹介でした。
ライバルは、同じくOLEDであるNEC T11/レノボP11 Proでしょう。
結構価格差があるのですが、特にCPU部分は強力と言えそうです。その上で、本体もより薄いですし、Sペンも付く部分で、Android系の高級タブレットとして一定のプレゼンスがあるでしょう。
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なお、Galaxy Tab S9 には、以上の上位機があります。
【2024年発売】
(256GB)
35・サムスン Galaxy Tab S10+
¥159,324 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
(512GB)
35・サムスン Galaxy Tab S10+
¥148,008 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
CPU:MediaTek Dimensity 9300+(8コア)
記憶容量:256GB/ 512GB
カメラ:13+8メガ / 12メガ
バッテリー:10900mAh 16時間
重さ:581g
【2023年発売】
(256GB)
35・サムスン Galaxy Tab S9+
¥162,111 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
CPU:Snapdragon 8 gen2(8コア)
記憶容量:256GB
カメラ:13+8メガ / 12メガ
バッテリー:10900mAh 16時間
重さ:581g
画面:12.4インチ(OLED)
解像度:2800x1752 (266ppi相当)
サイズ:285×185×5.7mm
第1に、Tab S10+です。
このグレードは、旧機種のTab S9+が残ります。
CPUは、各世代の(唯一とも言える)大きな違いです。
Tab S10+は CPUにMediaTek Dimensity 9300+を採用します。
これにより、サムスンの情報だと、CPU18%、GPU28%、NPU14%の向上です。
実際、Armコアの世代が新しいのでそれは間違いない情報でしょう。
今回の記事で使っている目安である、コアクロックの積み上げ算でいえば、新機種(Tab S10+)と1世代前(Tab S9+)は、だいたい同じに見えてしまいます(上図)。
「選び方の基本」で書いた先述のように事情で、このブログでは(やむを得ず)コアクロックの積み上げ算で各機を比較しています。
しかし、新機種が採用するAI世代のエンジンは、この指標が使えない部分があります。実際、構成をみると、値段相応に「パワフル」と言って良いです。
少し詳しく見ておきます。
Tab S10+は、8コアの構成が大きく異なり、Cortex X4(3.4GHz×1)+Cortex-X4(2.86GHz×3)+Cortex A720(2GHz×4)という構成です。
23年登場の新世代の高性能コア(X4)が総計4つの8コアになります。
Tab S9+は、Cortex X3(3.3GHz×1)+Cortex A715(2.8GHz×2)+Cortex A710(2.8GHz×2)+Cortex A510(2GHz×4)という構成でした。
こちらは22年登場のCortex X3ですが1コアのみという構成でした
このため、この程度の性能差があって当然です。
近年は、AI向け処理力の高いCPUが出てきており、新機種採用CPUもそれにあたります。
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結論的にいえば、Tab S10+は、高いですが値段差には納得感がある製品です。
ただ、ここまで性能の高い製品は、タブレットをメインマシンとして、AI処理を(バリバリ)利用するような方以外は、オーバースペックでしょう。
現在の値段差ならば、旧機種は「値ごろ感」があります。
画面サイズは、12.4インチとやや大きくなる機種です。
その分、重さは多少増えますが、薄めの本体で、このサイズとしては「持ちやすい」です。
パネルは、同じくOLED(有機EL)で、2.5K相当の2800x1752です。
本体のサイズは、285×185×5.7mmです。
画面サイズが大きいからという部分もありつつですが、本体は薄くて持ちやすい形状です。
ストレージは、新機種のみ、256GBと512GBから選べます。
カメラは、このグレードだと、リアカメラは、8Mの広角レンズが別に付属する形の13M+8Mです。
オートフォーカスだけでなく、被写体に合わせた自動フレーミングができるのを「売り」とします。Atlas的には、画角くらいは自分で決めたいところですが、ニーズはあるでしょう。
(アプリを介さず)書類をデフォルトで自動フレーミングできたら、タブレットの場合便利だと思います。
フロントカメラは12Mです。
あとは、ストレージが、256GBに増量される部分がS9との違いになります。
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結論的にいえば、値段化すると当然ですが、大画面タブレットでは性能が良い機種です。
ただ、主には、(別に筆圧検知対応のペンを買うなどして)高度なペンタブとして利用する方向きかなとは思います。そのほか、あるいは(ほぼほぼ)ノートPCと同じような用途で使う場合などを除けば、S9で十分かなと思います。
カタログサイトにあるように、AI(Galaxy AI)によって「できること」については、S9以降は(処理差はともかく)同じですし、この部分でも下位機は陳腐化していません。
ただし、新機種(Tab S10+)には、(完全に)AI世代のエンジンなので、その部分での処理力を期待する場合は、あるいは、ゲーミング用にタブレットを探している場合は、有力な候補になるでしょう。
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【2024年発売】
(256GB)
36・サムスン Galaxy Tab S10 Ultra
¥186,252 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
(512GB)
36・サムスン Galaxy Tab S10 Ultra
¥190,182 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
(1TB)
36・サムスン Galaxy Tab S10 Ultra
¥186,252 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
CPU:MediaTek Dimensity 9300+(8コア)
記憶容量:256GB/ 512GB/1TB
カメラ:13+8メガ / 12メガ
重さ:718g
【2023年発売】
(512GB)
37・サムスン Galaxy Tab S9 Ultra
¥201,027 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
CPU:Snapdragon 8 gen2(8コア)
記憶容量:512GB
カメラ:13+8メガ / 12+12メガ
重さ:732g
【2022年発売】
(256GB)
38・サムスン Galaxy Tab S8 Ultra
¥179,980 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
CPU:Snapdragon 8 gen1(8コア)
記憶容量:256GB
カメラ:13+6メガ / 12+12メガ
重さ:726g
画面:14.6インチ(OLED)
解像度:2960x1848 (239ppi相当)
バッテリー:11,200mAh 16時間
サイズ:326.4×208.6×5.5mm
第2に、 Galaxy Tab S10 Ultraです。
同社の現状でのハイエンドです。
こちらの場合も、旧機種のGalaxy Tab S9 UltraとGalaxy Tab S8 Ultraが残ります。
新旧の主な違いは、1つ上のS8+で説明した部分と同じで、CPUです。
CPUは、繰り返せば、積み上げ算では、S9 UltraとS10 Ultraは見かけ上の差はないです。
しかし、新CPUはAI世代のコアで構成されたものため、実際はCPU18%、GPU28%、NPU14%の向上で、値段差分の性能差は明らかにある感じです。
ただ、ここまで高性能なCPUを必要とする作業は、限定的なので、値段の安くなった旧機で、一般的にはOKです。
画面サイズは、一方、先ほどの機種との違いで、14.6インチの超大型です。
ほぼ「PC」として運用する方向きの製品です。
CPUは、先ほどの製品と同じですが、メモリーを12GBに増やしています。
パネルは、同じくOLEDで、画面密度は239ppiですから、美麗さを保ったままで画面を大きくしています。
バッテリーは、一方、11,200mAhとあまり変わりません。
公称のバッテリー持続時間も同じです。
カメラは、一方、一番目立つ違いです。
リアに加えて、フロントカメラも、広角と超広角レンズのWカメラ仕様となります。
ネットワークは、 S10 Ultraは、Wi-Fi7です(旧機はWi-Fi6)
レノボでも見ましたが、2023年に日本で利用が認められたばかりの新規格です。
タブレットのようなアンテナ2本機でもかなり速度が出ます。
むろん対応ルーターが必要です。細かい原理については【Wi-Fi7ルーターの比較記事】に書いたので、興味がある方はご覧ください。
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結論的にいえば、主にサイズの部分で特殊な製品と言えます。
大画面ノートPC的に、パワフルにAndroid OSを利用したい方向きでしょう。
3-2・アイリスオーヤマのタブレットPC
3回目記事のトップバッターは、アイリスオーヤマのタブレットです。
近年タブレット販売をはじめた企業ですが、格安な方向性で、結構多くのタブレットを販売しています。
【2024年発売】
39・アイリスオーヤマ LUCA TM083M4V1-B
¥26,750 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
サイズ:8インチ
解像度:1920 x 1200
CPU:Heilo G99 MT8781(8コア)
記憶容量:128GB
バッテリー:5,000mAh
カメラ:5+5メガ
サイズ:209.4×127×8.7mm
重さ:370g
LUCA TM083M4V1-B は、アイリスオーヤマの販売するタブレットです。
画面サイズは、小型の8インチです。
本体のサイズは、209.4×127×8.7mmです。
従来機よりは薄めなのですが、8インチ機としてはまだ「太め」です。
OSは、Google Android 13です。
問題ないです。
CPUは、MediaTekのHeilo G99 MT8781です。
2017年世代のARM Cortex、A76(2.2GHz)が2コアとA55(2.0Hz)が6コアです。
クロック合計で16.4GHzです、8インチ機だけで言えばレノボに比べ優秀です。
スコアは、総合で約16.4Hzです。
入門機と中級機の真ん中ほどの水準はあります。
ネットワークは、Wi-Fi5とBluetooth5を搭載です。
最新ではないですが、この価格帯の入門機ならこれでよいでしょう。
アンテナ2本で、867Mbps(=100メガバイト/秒)の水準は理論上出せますし。
液晶パネルは、1920x1200のWUXGA解像度です。
パネルの種類は不明です。
一方、本機は「高画質パネル」とだけあり、IPS液晶の明言がないです。
保証はできませんが、ADSを含む「IPS系パネル」のどれかでしょう。VAも広視野角ではありますが、タブレットでの利用はほぼないです。
ストレージは、128GBです。
結構多めです。種類は非開示ですが、eMMCでしょう。
MicroSDカードも512GBの増設に対応します(Class10:UHS-IIは非対応)。
バッテリーは、持続時間が非開示です。
容量は5,000mAhです。CPU性能が良い分、持続時間は短くなる可能性はあります。
省電力CPUの場合はその限りではないですが、スペックは不明です。
カメラは、フロント・リアともに5Mピクセルです。
センサー類は、GPS・加速度・地磁気・近接・照度・ジャイロセンサーが付属です。
必要なものはフル装備で、ここも良いです。
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以上、アイリスオーヤマのTE083M3N1-Bの紹介でした。
8-9インチほどの小型機は最近減っているため、プレゼンスがあります。CPUやストレージ量、センサーも「中級機」といってよい性能です。
小型で性能の良いAndroid系を探している場合、選択肢になりそうです。
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なお、同社の8インチ機は他にもあります。順番にみておきます。
【2023年発売】
40・アイリスオーヤマ LUCA TE083M3N1-B
¥22,800 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
サイズ:8インチ
解像度:1920 x 1200
CPU:Helio P22 MT6762(8コア)
記憶容量:32GB
バッテリー:5,000mAh
カメラ:5+5メガ
サイズ:208×125×9.9mm
重さ:370g
第1に、 LUCA TE083M3N1です。
同社の8インチの旧機種になります。
CPUは、Helio P22 MT6762です。
先ほどの機種とは値段ほどの差があります。
それでも「入門機」の水準をギリギリ下回る程度ですが、ストレージ量が少ないのと、本体の厚みがある部分で、値段の理由はあると言えます。
あまりおすすめできません。
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【2025年発売】
41・アイリスオーヤマ TE084M4V1-B
¥18,600 楽天市場 (5/27執筆時)
カメラ:5+5メガ
サイズ:209.2×125.5×10.3mm
重さ:360g
【2024年発売】
41・アイリスオーヤマ TE084M4V1-B
¥18,600 楽天市場 (5/27執筆時)
カメラ:5+2メガ
サイズ:219×125×9.7mm
重さ:383g
サイズ:8インチ
解像度:1280×800
CPU:UNISOC T606(8コア)
記憶容量:64GB
バッテリー:5,000mAh
第2に、TE084M4V1-B です。
こちらも8インチですが、新機種の廉価版です。
CPUは、UNISOC T606です。
スコア的にも入門機としても物足りない水準(合計12.8)です。
ストレージ量は、64GBと多いですが、解像度は、1280×800と低めです。
カメラも、旧機だと、インカメラは200万画素です
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結論的にいえば、センサーは上位機相当で、ストレージ量も64GBと多めと目立つ部分もありますが、総合的に言えば、便利な仕様ではないでしょう。
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なお先述のように、小型機は、「Android系」のFireOSを装備するAmazonタブレットが強いです。
【AmazonのFireタブレットの比較記事】で紹介していますので、お子さんの知育目的などで探している場合、そちらと比較しても良いかなと思います。
【2024年発売】
42・アイリスオーヤマ LUCA TM103M4V1-B
¥28,550 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
サイズ:10.1インチ
CPU:Heilo G99 MT8781(8コア)
記憶容量:128GB
バッテリー:7,100mAh
カメラ:8+5メガ
サイズ:243×166.5×8.7mm
重さ:585g
LUCA TM103M4V1は、アイリスオーヤマの10インチのタブレットの中級機です。
簡単に言えば、冒頭でみた同社の8インチと同じCPUを採用した10インチモデルです。
画面サイズは、10.1インチです。
本体のサイズは、243.×166.5×8.7mmです。
重さも、585gとこのサイズとしては、「重量級」です。
OSは、 Android 13です。
問題ないです。
CPUは、Heilo G99 MT8781です。
先述のように、入門機と中級機の真ん中ほどの水準はあります。
ネットワークは、Wi-Fi 5とBluetooth5を搭載です。
液晶パネルは、本機も、解像度が1920x1200のWUXGA解像度です。
同8インチ機で書いたように、パネルの種類が不明です。
広視野角という表現もないので何とも言えませんが、IPS系だとは思います。
ストレージは、128GBです。
MicroSDカードも512GBの増設に対応します(Class10:UHS-IIは非対応)。
バッテリーは、持続時間が非開示です。
ただ、容量は7,100mAhです。
画面解像度もCPUは良いですが、この程度あれば十分でしょう。
カメラは、フロント8M・リア5Mです。
フロントカメラの解像度は少し良いです。
センサー類は、GPS・加速度・ジャイロ・地磁気・近接・照度と、しっかり付属です。
そのほか、スピーカーが4つ搭載されている部分も売りとします。
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以上、アイリスオーヤマの LUCA TM103M4V1-の紹介でした。
CPUは、しっかり中級機の水準です。ストレージも多めです。
一方、持ちやすさの部分で、本機の厚みと重さは課題です。提案されている車載用のように、あまり持たずに利用したい感じです。
モニターも、IPS系の明言がないのが少し心配です。広視野角などの文言があれば安心できますが、できれば、実物を見て選ぶ方が良いかと思います。
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【2025年発売】
43・アイリスオーヤマLUCA TE10D2M64-V1B
¥15,752 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
サイズ:241×159.7×11mm
重さ:594g
【2023年発売】
43・アイリスオーヤマ TE104M4V1-B
¥19,970 楽天市場 (5/27執筆時)
サイズ:242.3×161×9.7mm
重さ:594g
サイズ:10.1インチ
解像度:1280×800
CPU:UNISOC T606(8コア)
記憶容量:64GB
バッテリー:6,000mAh
カメラ:5+5メガ
なお、TE104M4V1-は、アイリスオーヤマの10インチの廉価版です。
やはり8インチ機にあったモデルの10インチ版です。
したがって、画面解像度、CPUパワー重さなどの部分で、快適に使うには不十分な水準です。
同社から選ぶとしても先ほどのモデルでしょう。
繰り返しになりますが、安めのタブレットの場合、価格的なライバルは【AmazonのFireタブレットの比較記事】です。そちらと比較する必要はあるでしょう。
【2024年発売】
44・アイリスオーヤマ LUCA TM153M6V1-B
¥59,280 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
サイズ:15.6インチ
解像度:1920×1080
CPU: MT8788 (8コア)
記憶容量:128GB
バッテリー:9,600mAh
カメラ:8+8メガ
サイズ:364×224×10.3mm
重さ:1175g
LUCA TM153M6V1-B も、アイリスオーヤマの販売するタブレットです。
画面サイズは、15.6インチで、フルHDです。
ようするに、キーボードない大画面のノートPCのように考えてください。
重さは、1.18kgなので、このサイズのノートPCよりだいぶ軽めです。
スタンド付きなので、置いて使えるタッチパネルモニターと言えます。
OSは、Android 13です。
問題ないです。
CPUは、台湾のMediaTek MT8788です。
8コア(2.2GHz×2+2.0GHz×6)構成です。
こちらも入門機と中級機の真ん中ほどの水準はあります。
ネットワークは、Wi-Fi5とBluetooth5を搭載です。
液晶パネルは、情報がないです。
このサイズのパネルは、IPS系ほか、TNもVAもあるため何とも言えません。
ただ、価格から考えてもTNはないと思います。保証はできませんが、、IPS系のジェネリックかと思います。
輝度も不明ですし、表示性能は価格相応でしょう。
【Amazon限定】 [64GB〜512GB]
・Transcend マイクロSDカード
¥830〜 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
ストレージは、128GBです。
MicroSDカードも512GBの増設に対応します(Class10:UHS-IIは非対応)。
バッテリーは、持続時間が非開示です。
容量は、9,600mAhと多めです。
構成としては、省電力CPUなので、おそらく過度に短いということはないと思います。
カメラは、フロント・リアとも8Mです。
センサー類は、GPS・近接・照度・加速度です。
ジャイロや、地磁気センサー(電子コンパス)はないですが、画面サイズで想定される用途的にはまあなくても良いでしょう。
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以上、アイリスオーヤマのLUCA TM153M6V1の紹介でした。
Android OSを搭載した大画面のタッチパネル、という表現が適当でしょう。液晶パネルの種類が不明ですし、本格的な映像視聴用ではないと思います。
むしろ、リビングやキッチンに置いて、音声アシスタントを利用しつつの情報端末として、あるいは、テレビ会議用のサブモニターなどの用途が思いつきます。
情報端末としてのライバルは【AIスピーカーの比較】で書いたような、Google純正を含めた各社のデバイスでしょう。ただ、Android OSが載っていたほうが、実際、色々応用が利きますし、そこが本機の存在価値だと思います。
ニッチな製品ですが、想像力を働かせると色々便利に使えそうです。
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【2025年発売】
45・アイリスオーヤマ LUCA TM14D1M76-V1B
¥49,491 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
サイズ:14インチ
解像度:1920×1080
CPU: Unisoc T616 (8コア)
記憶容量:128GB
バッテリー:8,000mAh
カメラ:8+8メガ
サイズ:幅366×奥行201×9mm
重さ:999g
なお、アイリスオーヤマは、14型の大画面タブレットも販売します。
サイズは、幅366×奥行201×9mmです。
若干厚みがあるほか、重さも999gです。
CPUは、 こちらは、中国のUnisocのT616 (2.0GHz×2 L 2.0GHz×6)です。
高効率コア(Cortex 75)も高性能コア(Cortex A55)も2.0GHzという変わった構成です。
スコアは、今回のやり方だと16GHzですし、そこまで強くないです。
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結論的にいえば、本機の場合も、仕事用と言うより、家庭用で大きな画面を探している方向けと言えます。
一方、大画面機としては安めです。
しかし、CPUが、少し前の「入門機相当」のスペックに止まる上で、パネル部分のスペックも、細かく説明されていないのが気になります。
その点で言えば、家庭用としても、映像視聴というより(レシピなどの)情報端末として「ざっくり」使おうと考えている方以外は、他機が良いかと思います。
次回に続く
おすすめのAndroid系タブレットは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、Android系タブレットPCの比較の3回目記事でした。
しかし、記事は、もう少しだけ「続き」ます。
4・Androidタブレットの比較 (4)
4-1:TCL
4-2:シャオミ
5・Androidタブレットの比較 (5)
5-1:ファーウェイ
5-2:AIWA
5-3:他の企業
6・Androidタブレットの比較 (6)
6-1:最終的なおすすめの提案【結論】
続くの4回目記事(こちら)では、TCLとシャオミなどの製品をみていきます。
持ちやすさ ★★★★★
処理速度 ★★★★★
解像度 ★★★★★
画質の良さ ★★★★★
記憶容量 ★★★★★
バッテリー ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その後、全体の結論編(こちら )で、いつものように、予算別・目的別に、Atlasのオススメ機種!を提案していきます。
引き続き、よろしくお願いします。
4回目記事は→こちら