今回の結論
ジューサー・ミキサーのおすすめ機種は結論的にこれ!
1・ジューサー・ミキサーの比較 (1)
1-1:スロージューサー
1-2:ボトルミキサー
2・ジューサー・ミキサーの比較 (2)
2-1:パワージューサー
2-2:パワーミキサー〈中型〉
2-3:料理用ミキサー〈大型〉
3・ジューサー・ミキサーの比較 (3)【まとめ】
=目的別のおすすめ機種の提案
以上、ここまでの2回の記事では、ダイエットや健康管理に最適なジューサーとミキサーを紹介してきました。
3回目記事となる今回は、最後にいつものように、目的別のオススメ機種!について書いておきます。
第1に、健康的な自家製ジュースをつくるのにもっともオススメなのは、
【2018年発売】
【上位機種】
1・パナソニック MJ-L600-H
¥27,300 Amazon.co.jp (5/4執筆時)
【下位機種】
2・パナソニック MJ-L400
¥25,000 Amazon.co.jp (5/4執筆時)
タイプ:スロージューサー
回転数:45回転
連続運転時間 15分
定格容量:400 mL(ジュースカップ)
サイズ:幅185×奥行176×高さ432mm
ビタミンの保持 ★★★★★★
食物繊維 ★★★☆☆
レシピの多さ ★★★★★
片付けのしやすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
パナソニックのビタミンサーバーでしょう。
値段差もないので、あらごしフィルターも付属する上位機を推します。
「栄養素をなるべく残す」という方向性で言えば、低速で栄養分を飛ばさずにすれる「スロージューサー」が最適です。
幾つも機種がありますが、性能と値段のバランスを考えると、本機が最も良いでしょう。
特に、ステンレスパーツ一体型スクリューを装備する機種ですので、ビタミンを壊さず、最後まで取りきる点では優秀な機種でしょう。
ジュースの味の部分でも、カスが混ざりにくく、雑味も生じにくい点も味の上ではメリットです。
フローズンにも対応するので、夏にもよいでしょう。
一方、上位機に限定されますが、あらごしフィルターも付属します。そのため、繊維質の残存した「あらごしジュース」が可能です
。
ミキサータイプは、氷が必要なので、100%野菜果汁のジュースはできないわけですが、このような低速ジューサーでは可能です。今までにない新しい味を試してみたい方にはおすすめできます。
そのほか、豆腐レシピや、絞りかすを利用した提案系レシピなどが充実しますし、面白く使えそうです。
一方、栄養素の部分で言えば、スロージューサーは食物繊維は、「絞りかす」として口に入らないです。
ただ、分離した絞りかすを使ったレシピが、辻調理師専門学校監修で幾つも提案されています。
色々アレンジするのも楽しいと思います。
一方、スロージューサーはどれもそうですが、洗うパーツはやや多めです。
経験上、手順祭覚えてしまえば簡単ですが、朝ご飯前に準備するなど「時短要素」を重視したい場合は、他方式の方が良いかと思います。
ただ、本機は、食洗機でほぼ洗える点も、低速ジューサーだけでみれば、手間いらずです。
第2に、ダイエットやお通じのために、食物繊維のたっぷり入ったジュースを作りたいならば、
19・日立 VEGEE HX-C2000(W)
19・日立 VEGEE HX-C2000(R)
¥ 5,000 Amazon.co.jp (5/4執筆時)
タイプ:高速ミキサー
回転数:9400回転
連続運転時間 1分
定格容量:600ml
サイズ: 幅126×奥行133×高さ41.6mm
ビタミンの保持 ★★★★☆
食物繊維 ★★★★★
レシピの多さ ★★★★☆
片付けのしやすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
日立のVEGEE HX-C2000 でしょう。
本機については、「真空ミキサー」としても紹介しましたが、ジャンルとしては、プロペラで切っていく「小型ミキサー(ボトルブレンダー)」です。
スムージータイプで、食物繊維はジュースの中に入ります。
むろん、氷など水気入れないとできないので、100%ジュースは無理ですが、液体だけで食物繊維も採れる点は魅力でしょう。
使い勝手の部分でも、林檎など、すぐ変色してしまう素材でも、真空状態をキープすることで変色しにくくできます。
本機は、250mlの小型ボトルのほか、600mlの大きめボトルもあるので、「時間差」を付けて2回に分けて飲みたい場合などに、便利そうです。
この部分は、スムージーを泡立てずに混ぜる効果も持ちますので、味の部分でも有利でしょう。
手でのポンプアップは、ややアナログですが、実用性は高いです。
お手入れも、ミキサー方式ですし、簡単です。
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【2020年】(赤は終売)
38・T-fal ブレンドフォース ネオ BL4201JP
¥6,350 楽天市場 (5/4執筆時)
タイプ:高速ミキサー
回転数:16500回転/20000回転
連続運転時間 3分
定格容量:1250ml
サイズ:幅18.2×奥行17.2×高さ37.2cm
ビタミンの保持 ★★★★☆
食物繊維 ★★★★★
レシピの多さ ★★★★☆
片付けのしやすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
一方、もう少し量が欲しい場合は、T-Falのブレンドフォース・NEOを選ぶと良いでしょう。
お子さんを含む4人以上の家族ならば、大型のブレンドフォースのが良いかも知れません。
日立機同様にミキサー型なので、100%ジュースはできないですし、ビタミンが熱で減る問題はあります。
しかし、食物繊維をジュースと一緒に採れる点で、健康的です。
また、この方式のミキサーは古くからあるものなので、クックパッド等にレシピが豊富にあるのも良い部分です。
なお、このサイズの場合、競合機も多いです。
ただ、十分なパワーを持つ上で、空冷により、その持続性に配慮がある点、特徴的で堅牢な刃を装備する点、さらに、回転数が2段階で調整できる点など、本機は優れた部分が多いです。
上を見たらキリがないですが、この価格ならば、本機はおすすめです。
第4に、数回に分けて食事を準備する必要な家庭の忙しい朝にもっともオススメな機種は、
22・Panasonic 高速ジューサー MJ-H200-R
22・Panasonic 高速ジューサー MJ-H200-W
¥ 12,645 Amazon.co.jp (5/4執筆時)
タイプ:高速ジューサー
回転数:11900回転
連続運転時間 :連続
定格容量:500ml
サイズ:幅210×奥行294×高さ293mm
ビタミンの保持 ★★★★☆
食物繊維 ★★★★☆
レシピの多さ ★★★★☆
片付けのしやすさ ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
パナソニックのMJ-H200-Rが良いでしょう。
大型機種を買うのも良いでしょうが、日本のキッチン事情を考えれば、小型で高速な機種を何度か運用した方が効率的に思います。
パワージューサー(高速ジューサー)は、ほとんどのメーカーが撤退し、大手ではパナソニックだけです。
味についても、カスが分離できる構造なので、味の上でも期待できるでしょう。
1L以上の分量でも短時間で処理できるため、忙しい朝などには最適だと思います。また、カスを除く方法なので「作り置き」にも向くでしょう。
第5に、比較的安価に、健康によいジュースを作ろうと考えている方におすすめなのは、
【2020年】
3・ラドンナ Toffy K-BD4-AW
3・ラドンナ Toffy K-BD4-PA
¥7,980 楽天市場 (5/4執筆時)
タイプ:スロージューサー
回転数:55回転
連続運転時間 15分
サイズ:幅124 ×奥行98 ×高さ360mm
ビタミンの保持 ★★★★★
食物繊維 ★★★★☆
レシピの多さ ★★★☆☆
片付けのしやすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★☆
ラドンナのスロージューサーでしょう。
このタイプでは、最も安価な上、かなり小型で導入しやすいです。
「一点飛びでた優秀性」はないのですが、普通のコールドプレスジュースを作りたいだけならば、この機種でも対応できます。
栄養素の点と味の点では、多のスロージューサーと全く同一です。とにかくコスパが良いので、気軽に試すのには最も良い機種だと思います。
ただし、パナソニック機などと違って、フローズンやスムージーには対応できないので、単純に100%ジュースが作りたい方に向きます。
第6に、料理に汎用的に利用できる大型機ミキサーとしておすすめなのは、
【2020年発売】
43・Vitamix E310 65738
43・Vitamix E310 65736
43・Vitamix E310 65737
¥49,800 Amazon.co.jp (5/4執筆時)
タイプ:パワーブレンダー
回転数:(2馬力)
連続運転時間 8分
定格容量:1400L
サイズ:幅19cm×奥行24cm×高さ44cm
ビタミンの保持 ★★★★☆
食物繊維 ★★★★★
レシピの多さ ★★★★★★
片付けのしやすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
バイタミクスのE310でしょう。
スムージー(ジュース)作り以外に、【フードプロセッサーの比較記事】で紹介したような料理にも使える製品は、(モーターパワーの点で)他にはないです。
ただ、相当高いので、正直なところ、台所のスペースに余裕がありそうならば、両社を分けて別々に買った方が良いかと思います。
駆動もあまり静かではないので、朝の利用など、日本の家庭事情に必ずしもベストマッチはしないので。
第7に、スムージー作りのほか、スープなども作れる料理用ミキサーとしては、
【2018年】
39・クイジナート SPB-650J
¥ 16,359 楽天市場 (5/4執筆時)
タイプ:パワーブレンダー
回転数:9000・15000回転
連続運転時間 4分(調理間隔1分)
定格容量:1.5L
サイズ:幅17.4×奥行21.8×高さ39.1cm
ビタミンの保持 ★★★★☆
食物繊維 ★★★★★
レシピの多さ ★★★★★
片付けのしやすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
料理と言っても、スープやクラッシュアイスなどを作れるだけでOKならば、バイタミクスだと少し高いです。
クイジナートのSPB-650Jが良いでしょう。
スープは、低速運転できた方が仕上がり良いですが、本機については9000回転・15000回転が選べます。
その上で、アイスクラッシュボタン、スムージーボタンがつくため、ホット用でもわりと便利に使えると思います。
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【2020年】
38・T-fal ブレンドフォース ネオ BL4201JP
¥6,350 楽天市場 (5/4執筆時)
タイプ:高速ミキサー
回転数:16500回転/20000回転
連続運転時間 3分
定格容量:1250ml
サイズ:幅18.2×奥行17.2×高さ37.2cm1・ビタミンの保持 ★★★★☆
2・食物繊維 ★★★★★
3・レシピの多さ ★★★★☆
4・片付けのしやすさ ★★★★★
5・総合評価 ★★★★★
ただ、回転数を調整できる点では、先ほども「おすすめ」にあげたT-Fal機も同じです。
色々な自動ボタンはないですが、安いので、こちらでも良いかと思います。
定格容量も、1.25Lですし、スープ作りも余裕でこなせます。
補足:調理器具関連記事の紹介
というわけで、今回は、ジューサー・ミキサー・ブレンダーの紹介でした。
1・ジューサー・ミキサーの比較 (1)
1-1:スロージューサー
1-2:ボトルミキサー
2・ジューサー・ミキサーの比較 (2)
2-1:パワージューサー
2-2:パワーミキサー〈中型〉
2-3:料理用ミキサー〈大型〉
3・ジューサー・ミキサーの比較 (3)【まとめ】
=目的別のおすすめ機種の提案
おすすめの理由などをもう一度確認したい方は、以上のリンクをご覧ください。
また、このブログ「モノマニア」では、調理器具について別にいくつかの記事があります。
1・T-Falのフライパンセットの比較
2・フライパンの比較
3・圧力鍋の比較
4・電気圧力鍋の比較
5・スロージューサーの比較
6・肉の筋切り器の比較
7・ハンドミキサー・ブレンダーの比較
8・フードプロセッサーの比較
こちらの記事もよろしくお願いいたします。
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