今回の結論
ハンドミキサーのおすすめ機種は結論的にこれ!
1・ハンドミキサーの比較 (1)
1-1:パナソニック〈日本〉
1-2:ブラウン〈ドイツ〉
2・ハンドミキサーの比較 (2)
2-1:クイジナート〈米国〉
2-2:T-Fal〈仏国〉
2-3:テスコム〈日本〉
2-4:アイリスオーヤマ〈日本〉
2-5:タイガー〈日本〉
2-6:OXA LINKChef〈中国〉
3・ハンドミキサーの比較 【結論】
= 最終的な「おすすめ機種」の提案
というわけで、今回は、ハンドミキサー・ハンドブレンダーの比較でした。
3回目記事となる今回は、最後に、いつものように、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案しておきたいと思います。
第1に、初めてハンドブレンダーを購入する方で、比較的格安で性能面での期待値が高いのは、
【2020年発売】
【本体+泡立て+小チョッパー】
2・パナソニック MX-S302-W
¥8,463 楽天市場 (5/5執筆時)
2・パナソニック MX-S302-W
¥------ Amazon.co.jp (5/5執筆時)
本体の重さ:780g
回転調節 :2段階
回転回数:
チョッパー:200gまで
定格時間:1分(泡立は2分)
サイズ: 幅6.4×奥行7.1×高さ41.0cm
速度調節 ★★★★☆
パワフルさ ★★★★☆
チョッパー容量 ★★★★☆
本体の軽さ ★★★★★
離乳食の調理 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
パナソニックのMX-S302でしょう。
本機は、ある程度「軽量」な上で、「安全性」の部分で相当な配慮がある点を評価しました。
安全対策の部分では、ブラウンにはないブレーカー・サーモスタットを装備します。
故障につながるオーバーヒートや過負荷を未然に防ぐため、初心者には心強いでしょう。
その上で、二重ロックなど、この部分での評価値は高いです。
性能面でも、とくに本機はブレンダーの基本用途となる、「つぶす」「混ぜる」の部分の精度は高いです。
同社の「刃」に関する技術力を活かし、他社と比べると格段に性能が良いと言える4枚刃を使用するため、速度など特別な調整をしない限りにおいて、仕上がりは最も良い機種です。
主な用途は、「つぶす」「混ぜる」「きざむ」「泡立てる」という基本部分を網羅しますので、色々な料理に利用できます。
そのため、フレキシブルな回転調整はできない点、チョッパーケースも小さめな点に問題がないならば、初心者に限らず「格安機」として本機は、おすすめできます。
第2に、大量処理もできる、強力なハンドミキサーとしておすすめできる上級機は、
【2020年モデル】
【本体+チョッパー+フードプロセッサ】
12・ブラウン マルチクイック7 MQ7080XG
¥22,000 Amazon.co.jp (5/5執筆時)
【本体+チョッパー+フードプロセッサ+泡立て】
12・ブラウン マルチクイック7 MQ7085XG
¥19,542 楽天市場 (5/5執筆時)
本体の重さ:890g
回転調節:スマートスピード搭載
回転回数:約13800回転
チョッパー:500gまで
定格時間: 1分(泡立て3分)
サイズ:幅7.0×奥行7.0×高さ40cm
速度調節 ★★★★★★
パワフルさ ★★★★★
チョッパー容量 ★★★★★★
本体の軽さ ★★★☆☆
離乳食の調理 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★★
ブラウンのマルチクイック7の上位機が良いでしょう。
主な用途としては 「つぶす」「混ぜる」「きざむ」「おろす」という基本機能はもちろん網羅します。
その上で、チョッパーの「上位互換」といえる、フードプロセッサーが装備されるため、「せん切り」・「スライス」・「こねる」という動作も追加で対応できます。
とくに、ミンチについては、1度に500gまでの肉と玉ネギに対応できる大サイズですから、まとめて利用したい場合に有利です。
連続使用時間は、1分です。
ただ、ブラウンの場合、(サーモ・ブレーカーがないかわり)次の利用までの休止時間は3分です。
同じ食材の連続調理のほか、他の食材(調理法)を連続して処理したい場合にも向くため、上級者には良いでしょう。
ブレードは、パナソニックに比べるとあまり工夫がないです。
ただ、シャフトが上下する、アクティブブレードテクノロジーが、仕上げの均質化を補助してくれます。
その上で、400Wとかなりパワフルに稼働するため、(あるていど)固い食材、水分が少なめの食材でも止まりにくいです。
また、飛び散りについて、回転刃カバーの工夫があるのも、良い部分でしょう。
また、握りによって調整できる、「簡単スマートスピード」は、豆に速度を調整したい、特に製菓では便利そうです。
その点で言えば、泡立て器利用時は、3分という稼働時間はわりと嬉しいでしょう。
ーーー
【2021年モデル】
【本体】
14・ブラウン マルチクイック9 MQ9100XS
¥14,840 Amazon.co.jp (5/5執筆時)
【本体+ビックチョッパー+泡立て】
14・ブラウン マルチクイック9 MQ9145XS
¥18,1900 Amazon.co.jp (5/5執筆時)
【本体+フードプロセッサ+泡立て】
14・ブラウン マルチクイック9 MQ9195XLS
¥25,045 Amazon.co.jp (5/5執筆時)
本体の重さ:1030g
回転調節:スマートスピード
回転回数:約12800回転
チョッパー:300g/700gまで
定格時間: 1分(泡立て2分)
サイズ:幅6.5×奥行7.0×高さ41cm
速度調節 ★★★★★★
パワフルさ ★★★★★★
チョッパー容量 ★★★★★★
本体の軽さ ★★☆☆☆
離乳食の調理 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
なお、ブラウンの場合、より上位の「マルチクイック9」シリーズもあります。
本機の場合、1000gという本体の重さネックです。
しかし、そこを問題視しないならば、さらに20%強い500Wモーターと、特別な幅広ブレードで、「アボガドの種も粉砕できる」パワーは魅力です。
値段も、発売時期の関係もあり、割と安いので、ざっくりと色々「潰したい」場合は、本機を選んでも良いでしょう。
第3に、離乳食用にブレンダーの購入を考えるている方におすすめなのは、
【2019年】
【本体のみ】【グレイ】
24・ティファール ベビー HB65GDJP
¥7,169 楽天市場 (5/5執筆時)
【本体のみ】【ホワイト】
24・ティファール ベビー HB65G1JP
¥8,150 Amazon.co.jp (5/5執筆時)
【本体+チョッパー+泡立て】
24・ティファール ベビーマルチ HB65H8JP
¥10,010 楽天市場 (5/5執筆時)
本体の重さ:820g
回転調節:3段階
回転回数:13000回転
チョッパー:
定格時間: 1.5分(泡立て10分)
サイズ:幅7.0×奥行7.0×高さ40cm
速度調節 ★★★★★
パワフルさ ★★★★★
チョッパー容量 ★★★★☆
本体の軽さ ★★★★☆
離乳食の調理 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
ハンドブレンダー ベビーマルチHB65H8JPでしょう。
離乳食は、基本的にどの機種でも作れますが、少量作成に特化した「離乳食ブレンダー」が別に付くのはこの機種だけです。
その上で、「つぶす」「混ぜる」「きる」「刻む」「泡立てる」の5WAYもこなすため、普通の料理にも使えるのが魅力でしょう。
とくにブレードが、Panasonic並に強いので、繊維質の切断は向きます。
スムージーなど、お子さんが成長してからも多用途に使えるでしょう。
出産祝いなどの際の、気が利いたプレゼントとしても喜ばれそうです。
第4に、今のブレンダーの重さが少し気になっている方に向く、軽量で細身の機種は、
【2021年発売】
【本体+カップのみ】
17・クイジナート HB-204WJ
¥8,800 楽天市場 (5/5執筆時)
【本体+チョッパー+泡立て】
17・クイジナート HB-504KJ
¥12,629 Amazon.co.jp (5/5執筆時)
17・クイジナート HB-504WJ
¥12,629 楽天市場 (5/5執筆時)
【本体+チョッパー+泡立+おろし】
17・クイジナート HB-704WJ
¥15,400 楽天市場 (5/5執筆時)
本体の重さ:550g
回転調節:6段階
回転回数:約16000回転
チョッパー:300gまで
定格時間: 1分
サイズ:幅6.0×奥行6.0×高さ36cm
速度調節 ★★★★☆
パワフルさ ★★★★★
チョッパー容量 ★★★★☆
本体の軽さ ★★★★★★
離乳食の調理 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
クイジナートの製品でしょう。
軽さほか、本体の長さが短めで、この部分を重視する場合、他社より良いかと思います。
ブラウンなどにも軽量機はありますが、あくまで「格安機」で刃や付属品の部分などを含めて上位機に劣る点で、本機が良いでしょう。
中位機以上は、「きざむ」「泡立てる」こともできますし、最上位機は、おろしディスクがという「ワンポイント」もあります。
ポテトやゆで卵など柔らかい素材に重宝しますし、わりと利用頻度も高いと思います。
回転数の調節も、多段階で可能ですし、色々試せると思います。
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【2020年発売】
【本体+泡立て】
20・クイジナート RHB-100J
¥11,400 Amazon.co.jp (5/5執筆時)
本体の重さ:620g
回転調節:
回転回数:最大13500回転
チョッパー:別売
定格時間: 3分
サイズ:幅5.5×奥行5.5×高さ41.5cm
速度調節 ★★★☆☆
パワフルさ ★★★★☆
チョッパー容量 ★★☆☆☆
本体の軽さ ★★★★★
離乳食の調理 ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆

なお、「新しもの好き」な方には、同社のコードレス機も選択肢になるでしょう。
こちらも、握りも細いですし、重さも軽量です。
・クイジナート チョッパー RHB-100JCH
¥3,166 Amazon.co.jp (5/5執筆時)
ただ、パワー面での使い勝手ほか、チョッパーが別売になります。
いずれにしても、コードレス機は出はじめで、まだ評価も定まらないので、いくぶん「初ものリスク」はあるので、その部分も理解した上で購入できる、家電好きの方に限って「おすすめ」とします。
第5に、製菓用に便利なハンドブレンダーとしておすすめできるのは、
【コンセント式】
【約650〜1350回転】
22・クイジナート HM-050SJ
¥8,137 Amazon.co.jp (5/5執筆時)
【約200〜920回転】
22・クイジナート HM-030WJ
¥5,390 楽天市場 (5/5執筆時)
本体の重さ:1100g
回転調節:5段階
回転回数:1350回転
チョッパー:
定格時間: 30分
サイズ:幅9.5×奥行21.0×高さ29.5cm
【2020年発売】
【コードレス式】
23・クイジナート RHM-100J
¥10,665 Amazon.co.jp (5/5執筆時)
本体の重さ:900g
回転調節:5段階
回転回数:950回転
チョッパー:
定格時間: 10分
サイズ:幅7.5×奥行19.5×高さ27cm
速度調節 ★★★★★
パワフルさ ★★★★☆
チョッパー容量 ☆☆☆☆☆
本体の軽さ ★★★☆☆
離乳食の調理 ☆☆☆☆☆
総合評価 ★★★★☆
クイジナートのHM-050SJでしょう。
本格的な、製菓用の場合、ある程度定格運転時間がないと困ります。
その上で、回転調節が細かい方が、時短部分を含めて使い勝手が良いといえるため、選ぶならばこちらでしょう。
一方、新型のコードレス機については、最大回転数が950回転という部分がネックですが、致命的なほど遅いわけではないです
旧機種で、そもそも「5」まではスピードを上げていなかった方ならば、利便性の部分で本機導入は「あり」でしょう。
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【2020年モデル】
【本体のみ】
9・ブラウン マルチクイック7 MQ7000X
¥7,980 Amazon.co.jp (5/5執筆時)
【本体+泡立て器】
9・ブラウン マルチクイック7 MQ7005X
¥8,088 楽天市場 (5/5執筆時)
本体の重さ: 910g
回転調節:スマートスピード搭載
回転回数:約13800回転
チョッパー:
定格時間: 1分(泡立て3分)
速度調節 ★★★★★★
パワフルさ ★★★★★
チョッパー容量 ★★★★★★
本体の軽さ ★★★☆☆
離乳食の調理 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★★
一方、製菓「も」という話になるならば、ブラウンの「マルチクイック7」シリーズが良いかと思います。
他社機でも、ビーター(泡立て器)付属機はありますが、握りでスピードを調節できる部分と、メレンゲに対応できる3分の稼働時間が担保される機種は、なかなかないです。
その上で、先述のように、本機は、ブレンダーとしての性能も良いので、色々な料理に使いたい方には向くでしょう。
補足:ハンドミキサー関連記事について
というわけで、今回は、ハンドブレンダー・ハンドミキサーの比較でした。
1・ハンドミキサーの比較 (1)
1-1:パナソニック〈日本〉
1-2:ブラウン〈ドイツ〉
2・ハンドミキサーの比較 (2)
2-1:クイジナート〈米国〉
2-2:T-Fal〈仏国〉
2-3:テスコム〈日本〉
2-4:アイリスオーヤマ〈日本〉
2-5:タイガー〈日本〉
2-6:OXA LINKChef〈中国〉
3・ハンドミキサーの比較 【結論】
= 最終的な「おすすめ機種」の提案
もう一度、性能面を確認したい方は、以上のリンクをご利用下さい。
また、このブログ「家電批評モノマニア」では、「刻む・混ぜる系」の調理家電について、他にも記事があります。
1・ジューサー/ミキサーの比較
用途:ジュース・スープなど
2・フードプロセッサの比較
用途:「刻む」料理など
3・ハンドブレンダーの比較
用途:マルチ(専門性は低め)
4・マルチクッカーの比較
用途:自動調理(やや特殊)
よろしければ、これらの記事もお読みください。
ではでは。