1回目記事からの続きです→こちら
3-1・Brunoメーカーの製品

2回目記事のトップバッターは、日本のブルーノのハンドミキサーです。
セレクトショップ系に強いファブレス企業という印象で、デザイン性の良い小型調理家電を多く展開します。
1・ハンドミキサー・ブレンダーの比較 (1)
1-1:選び方の基本の解説【導入】
1-2:パナソニック〈日本〉
1-3:ブラウン〈ドイツ〉
2・ハンドミキサー・ブレンダーの比較 (2)
2-1:クイジナート〈米国〉
2-2:T-Fal〈仏国〉
2-3:テスコム〈日本〉
2-4:アイリスオーヤマ〈日本〉
2-5:タイガー〈日本〉
2-6:バーミックス〈スイス〉
3・ハンドミキサー・ブレンダーの比較 (3)
3-1:Bruno〈日本〉
3-2:ツヴィリング・LINKChef ほか
3-3: 最終的なおすすめの提案【結論】
1回目記事の冒頭(こちら)に書いた「選び方の基本」でに沿いつつ、今回も各社の製品をみていきます。
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なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字系で書いていきます。

【2025年発売】
【チョッパー・ウィスク】(各色)
54・BRUNO BOE140-IV
54・BRUNO BOE140-GR
54・BRUNO BOE140-PK
54・BRUNO BOE140-GY
54・BRUNO BOE140-BGY
¥7,700 Amazon.co.jp (8/21執筆時)
【チョッパー・ウィスク+Baby】(グレー)
55・BRUNO BOE142-LGY
¥9,350 Amazon.co.jp (8/21執筆時)
本体の重さ:570g
回転調節:2段階
回転回数:14000回転
チョッパー:200g程度
定格時間: 1分
パワー:200W
サイズ:幅6.2×奥行7.4×高さ39.4cm
マルチスティックブレンダー2 BOE140は、日本のBRUNOが販売するハンドブレンダーです。

メーカー柄、カラフルな色目が多いので、引き出物などの贈答用には良いでしょう。

なお、BOE142は、離乳食用のベビーブレードとベビーカップ、及びそのレシピ集が付いた特別版です。こちらは一色(グレー)のみです。
少量の食材を潰すのに最適化された小型形状です。ポリプロピレンのカバーの中にステンレス鋼のブレードが内蔵される形です。
あとは、同じなので、同時にみていきます。
本体の重さは、590gです。
価格帯からしても、初めての方向けでしょうから、軽めにしています。

主な用途は、下位機は「つぶす」「混ぜる」です。

上位機だと、「きざむ」「泡立てる」「砕く」の5WAYになります。
本機は、氷を砕けるとの記載がありますので、パワーはある方でしょう(ロックアイス除く)。
チョッパーのサイズは、玉ネギ・肉ともに200g程度の処理能力です。
定格時間は、1分です。
チョッパーは30秒ですので、連続利用は想定していません。
休止は15分要求しています。
ブレードは、特段工夫の表明はないです。
素材はステンレスです。
また、大手に比べると、形状的に若干ブレード部分が洗いにくい構造です。
回転数は、ブレンダー利用時に14000回転です。
回転数は、2段階ですが、低い方も13000回転ですので、そこまでの可変性はないです。
なお、ウィスク(1100回転)・チョッパー(2400回転)を利用する場合、(負荷により)回転はしっかり落ちます。
本体の安全面では、サーモやブレーカーなどの言及はありません。
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以上、 ブルーノのBOE034の紹介でした。
本機は、入門機相当の製品なので、200Wでもパワー面で問題ないでしょう。
チョッパーほかの「おまけ」が付いており、多用途に使えそうです。Babyブレード付は、本機の外観デザインの良さを含めて、お祝い用に良いかもしれません。
一方、ブレードの形状やコート加工などは、他社ほどの工夫は見られないので、機能性を重視する場合、他に良い機種はあるかなと思います。
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【2020年発売】
【チョッパー・ウィスクあり】
56・BRUNO BOE034-GR 07760356
56・BRUNO BOE034-PK 0776035
¥7,150 Amazon.co.jp (8/21執筆時)
(期間限定カラー:ブルー)
57・BRUNO BOE034-BBL 07761115
¥7,150 Amazon.co.jp (8/21執筆時)
【本体のみ】ピンク・グリーンのみ
58・BRUNO BOE120-PK
59・BRUNO BOE120-BGY
¥4,950 Amazon.co.jp (8/21執筆時)
本体の重さ:570g
回転調節:1段階
回転回数:15500回転
チョッパー:200g程度
定格時間: 3分
パワー:200W
サイズ:幅6.3×奥行6.8×高さ36.5cm
なお、本機の旧世代となるのが、BOE034です。
新機種とちがい、回転数の調整ができないほか、ボトル・ケース類が、レンジ対応の作りではないです。あとは、ベビー用の展開がなかったのが目に付く違いです。
回転数は、15500回転です。
トルクがある分、やや食材は飛び散りやすいかもしれません。
一方、刃は、旧機の場合、チタンコートがありました。新機種は記載がないので、氷など硬いものの耐性は、旧機のが良かったかもしれません。
ただ、今の値段差ならば、新機種で良いでしょう。
3-2・その他のメーカーの製品
最後に、ここまで見ていないメーカーのハンドブレンダーについて、まとめて見ていきます。

【2025年発売】
【本体+バッテリーチャージャー】
60・ツヴィリング ZWILLING XTEND Z1030-457
¥27,500 Amazon.co.jp (8/21執筆時)
【本体のみ】
60・ツヴィリング ZWILLING XTEND 53117-000
¥13,213 Amazon.co.jp (8/21執筆時)
本体の重さ:754g
回転調節:3段階
回転回数:最大11000回転
チョッパー:別売
定格時間:
パワー:100W(最大250W)
サイズ:幅5.2×奥行5.3×高さ30.1cm
ZWILLING XTEND 53117-000 は、ドイツのツヴィリングのコードレスハンドブレンダーです。

クイジナートなどでも見られる電源不要タイプですが、こちらは同社の共通バッテリーシステムを採用しています。そのため本体価格やや高めです。
本体の重さは、バッテリー込みで725gです。
バッテリーは同社のハンディクリーナーやチョッパーと共用できます。

主な用途は「つぶす」「混ぜる」です。
本機の場合、チョッパー、ウィスクは別売ですが、そこまで高くないです。

ZWILLING チョッパー XTEND 53999-043
¥2,970 Amazon.co.jp (8/21執筆時)
ZWILLING ウィスク XTEND 53999-044
¥1,980 Amazon.co.jp (8/21執筆時)
これらを利用すれば、「きざむ」「泡立てる」も対応できます。
ただし、おろし用ブレードは非対応です。このあたりは「海外仕様的」と言えるでしょう。
チョッパーのサイズは、400mLまでです。
チョッパー容量は玉ねぎ中1個(約150g)、肉も同程度が目安となります。

ブレードは、一般的なステンレスの2枚刃です。
世界的な刃物メーカーですが、外観上は特別な形状加工は見られません。
回転数の調節は、3段階(7,000〜11,000回転)です。
モーターは、小型のブラシレスDCモーター(BLDC)です。
低回転でも安定したトルクを発揮します。そのため、芋類のように粘度がある食材でも、ある程度安定して使用できるでしょう。
なお、既に見たクイジナート(第2世代)もDCモーターでしたが、BLDCではありませんでした。
定格は、しかしながら、そこまで強くない100W(ピーク250W)です。
硬いものの掘削や、長時間の利用は、コード付の300W以上クラスと比べれば、やや差はあるでしょう。
定格時間は、示されません。
バッテリー駆動時間は約45分ですが、他機種同様に休ませながらの使用が前提で、実際には1分程度を区切りとしての運転が推奨されます。
本体の安全面では、サーモスタットとブレーカーを搭載しています。
静音性は、BLDCモーターの特徴として静音性が期待できます。
さらに回転数を抑えて使用できるため、食材の飛び散りも少ないと考えられます。
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以上、ZWILLING XTEND 53117-000の紹介でした。
本機はコードレス機としては価格が高めですが、BLDCモーターを採用しており、安定した使用感が期待できます。
コード付きの上級機に比べると、極端に硬い食材の粉砕には不向きな面もありますが、通常の用途であれば大きな問題はないでしょう。
コードレスの利便性を重視する場合、このジャンルの上位モデルとして有力な選択肢となります。
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【2025年発売】
【本体+バッテリーチャージャー】
61・ツヴィリング J.A. ヘンケルス XTEND Z1030-455
¥25,300 Amazon.co.jp (8/21執筆時)
【本体のみ】
61・ツヴィリング J.A. ヘンケルス XTEND 53118-000
¥13,213 Amazon.co.jp (8/21執筆時)
本体の重さ:1030g
回転調節:3段階
回転回数:最大1,100回転
チョッパー:
定格時間:
パワー:100W(最大200W)
サイズ:幅9.9×奥行18.5×高さ30.1cm
なお、先ほど少し振れましたが、同じバッテリーを共用できるコードレスウィスクも市販されます。
モーターは、こちらのBLDCモーターです。
低速でも安定する特性、静音性、耐久性などはウィスクにおいても有利ですし、必要に応じて導入を考えても良いでしょう
【本体+泡立て+チョッパー】B0BNHP8C65
62・LINKChef ハンドブレンダー
¥4,980 Amazon.co.jp (8/21執筆時)
本体の重さ:
回転調節:2段階
回転回数:15000回転
チョッパー:200g程度
定格時間: 1分
パワー:300W
サイズ:
LINKChef ハンドブレンダー は、Amazonで売られている格安のハンドミキサーです。
LINKChefというブランド名ですが、中国の深圳からの直送です。

もともとベージュの本体( HB-1230)でしたが、最近アイボリーになりました。
本体の重さは、スペック的な情報がなく、不明です。

主な用途は、「つぶす」「混ぜる」「きざむ」「泡立てる」「砕く」の5WAYです。
ブラウンに次ぐ300Wのパワーで、氷を砕ける仕様です。
このほか、ミルクフォーマーが付くため、ラテなどにも使えそうです。
チョッパーのサイズは、容量としては500mlです。
この場合、玉ネギ・肉ともに200g程度の処理能力でしょう。
定格時間は、不明です。

ブレードは、ユニークな形をした3枚刃です。
素材は304ステンレスです。
回転数の調節は、15,000回転です。
一方、2段階で回転速度は選べますが、細かい調整はできないようです。

本体の安全面では、モーター過負荷保護機能(サーキットブレーカー)とモーター加熱保護機能(サーモスタット)をダブルで装備します。
保証は、18ヶ月です。

静音性は、60dBとされます。
ここは、他社が値を出さないので、比較はできません。
あまり長い時間使うものでもないですし、問題ないでしょう。
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以上、LINKChef ハンドブレンダー の製品の紹介でした。
万一の際のやり取りはネットになりますが、30日間の返品保証と3年間のメーカー保証はありますので、最低限の安心感はあります。
ただ、重要な回転速度がブレンダーに最適化されているとは必ずしも言いがたい部分はあります。
アイリスオーヤマやテスコムなど、国内の販売網をもつ会社の製品も割と安いため、基本的にはそちらでしょうか。
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【本体+泡立て+チョッパー】
63・Turelar HB-6003
¥3,499 Amazon.co.jp (8/21執筆時)
本体の重さ:
回転調節:7段階
回転回数:
チョッパー:200g前後
定格時間:1分
パワー:800W
サイズ:
なお、ハンドブレンダーには、中国からの輸入品も数多く流通しています。
たとえば本製品も「800Wクラス」と表示されていますが、小型モーター搭載機の場合、パワーが強ければ良いというものではありません。
実際には、連続使用時の安全性や耐久性に課題を抱えるケースが多く見られます。 また、大手メーカーが示す「定格値」とは異なり、瞬間的なピーク値をそのまま電力値として表記している可能性もあり、数値だけで性能を判断するのはおすすめできません。
定格時間は、ブレンダー利用時で1分との表記です。
ただ、「本体が高温になりやすいので、定格時間内でも休ませながらご使用ください」と注意書きがある点は、やはりモーターや冷却構造が十分ではないことを示していると考えられます。

【2024年発売】B0DH7CHGMP
64・ドリテック dretec HM-813WT
¥5,992 Amazon.co.jp (8/21執筆時)
本体の重さ:740g
回転調節:無段階
回転回数:
チョッパー:
定格時間: 1分(ウィスク3分)
パワー:400W
サイズ:幅6.4×奥行6.4×高さ38.5cm
HM-813WTは、日本のドリテックが販売するハンドブレンダーです。
小型調理家電全般を比較的安めに出す日本企業というイメージです。

本体の重さは、740gです。
旧機(740g)とほぼ変わりません。
パナソニック機ほどの重さで、軽くも重くもないです。
主な用途は、現行機で、「つぶす」「混ぜる「泡立てる」です。
チョッパーは、未付属です。
定格時間は、1分です(ウィスクは3分)。
あくまで、家庭用としての持続時間で、連続利用は想定されません。

ブレードは、ステンレスです。
垂直刃と水平刃にすることで、食材を持ち上げ、潰す工夫が説明されます。
一般的な2枚刃ではありますが、従来機よりモーターも強化されましたし、性能向上は見られます。

回転数は、無段階調整です。
上部のダイヤルで調整する形式です。
ただ、最大回転数などの回転数は非開示です。
本体の安全面では、サーモやブレーカーなどの言及はありません。
なお、金属部分は食洗機対応の表記です。
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以上、ドリテックのHM-810WTの紹介でした。
日本企業の格安製品のなかでは、パワーほと回転数の調整力が高いので、その部分が目をひきます。
したがって、作業時の時短性は期待できまる機種と言えます。そこに注目する場合、同価格帯でパワー調整できない他機種に対して、メリット性はあるでしょう。
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【2020年発売】
【本体+ウィスク・チョッパーあり】B0CBRVST96
65・ドリテック dretec HM-810WT
¥4,400 Amazon.co.jp (8/21執筆時)
【本体のみ】 B0851DV2P6
65・ドリテック dretec HM-808WT
¥2,709 Amazon.co.jp (8/21執筆時)
本体の重さ:550g(ブレンダー込み)
回転調節:2段階
回転回数:
チョッパー:250g程度
定格時間: 1分(ウィスク3分)
パワー:200W
サイズ:幅6.3×奥行6.3×高さ37.7cm
なお、同社の旧製品が残ります。

本体の重さは、550gです。
新機種よりだいぶ軽かったと言えます。
パワーは、旧機は200Wです。
入門機としては、問題ないですが、新機種が重くなったのは搭載モーターの関係です。

旧機はチョッパー付の展開がありました。
チョッパーは、玉ネギ・肉ともに250g程度の処理能力です(500mL)。
ただ200W機のため、(氷を)砕くパワーはなかった感じです。
ブレードも、新機種とかわります。
回転数も、旧機は、2段階調整に止まりました。
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結論的にいえば、チョッパーが付いて新機種と同等の値段なので「安い」ようには見えます。
ただ、パワーの部分で安い理由はある感じです。
とはいえ、入門機としてはこの程度の仕様で問題ない感じはあるため、チョッパーが欲しい方で、他社のチョッパー付と比べて安いようならば、選択肢の1つになるでしょう。
それなりに大きめのチョッパーですし、サイズ面では使いやすそうです。

【2022年発売】
66・ラッセルホブス 2500JP
¥8,800 Amazon.co.jp (8/21執筆時)
本体の重さ:1100g
回転調節:5段階
回転回数:
チョッパー:
定格時間: 10分
パワー: 125W
サイズ:幅15.5×奥行9.0×高さ9.0cm(本体)
2500JP は、イギリスの老舗家電メーカーのラッセルホブズが出しているハンドミキサーです。

かなりユニークな形状です。
しかし、片手で操作できるようボタンの配置に工夫があるほか、縦置きできる部分など、実用面にも配慮があります。

主な用途は、「混ぜる・泡立てる」です。
クイジナートの専用機と同じで、ワイヤービーターとフラットビーターのセットで、これらの用途をこなします。

加えて、「まとめあげる」というパターンも対応です。
主にはパン生地作りなどの準備段階で、色々な粘度の素材を混ぜ合わせることに主眼をおいたものです。
回転数の調節は、パナソニックよりも細かく5段階です。
回転数は明記されませんが、まあ、問題はないでしょう。

その他は格段の機能はありません。
定格時間は、10分です。
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以上、ラッセルホブス 2500JPの紹介でした。
泡立て系のミキサーとしては、かなりユニークな形です。
ただ、収納面のほか、クイジナートのコードレスのように、縦置きできる上で、「片手で全ての操作ができる」ような工夫もあるので、デザインと実用性を備えた同社らしい製品だと思います。
今回の結論
ハンドミキサー・ブレンダーのおすすめは結論的にこれ!
というわけで、今回は、ハンドミキサー(ハンドブレンダー)の比較でした。
3回目記事では、いつものように、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。
第1に、初めてハンドブレンダーを購入する方で、比較的格安で性能面での期待値が高いのは、

【2020年発売】
【本体+泡立て+チョッパー】
2・パナソニック MX-S302-W
¥7,387 Amazon.co.jp (8/21執筆時)
本体の重さ:780g
回転調節 :2段階
回転回数:
チョッパー:200gまで
定格時間:1分(泡立は2分)
パワー:200W
サイズ: 幅6.4×奥行7.1×高さ41.0cm
速度調節 ★★★★☆
パワフルさ ★★★★☆
チョッパー容量 ★★★★☆
本体の軽さ ★★★★★
離乳食の調理 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
パナソニックのMX-S302でしょう。

ある程度「軽量」な上で、「安全性」の部分で相当な配慮がある点を評価しました。
安全対策の部分では、ブラウンにはないブレーカー・サーモスタットを装備します。
故障につながるオーバーヒートや過負荷を未然に防ぐため、初心者には心強いでしょう。
その上で、二重ロックなど、この部分での評価値は高いです。

性能面でも、とくに本機はブレンダーの基本用途となる、「つぶす」「混ぜる」の部分の精度は高いです。
同社の「刃」に関する技術力を活かし、他社と比べると格段に性能が良いと言える4枚刃を使用するため、速度など特別な調整をしない限りにおいて、仕上がりは最も良い機種です。

主な用途は、「つぶす」「混ぜる」「きざむ」「泡立てる」という基本部分を網羅しますので、色々な料理に利用できます。
そのため、フレキシブルな回転調整はできない点、チョッパーケースも小さめな点に問題がないならば、初心者に限らず「格安機」として本機は、おすすめできます。

一方、チョッパーの容量がやや小さい部分が、あえて言えば、ネックです。
ただ、2回ほどは連続利用可能ですし、大きな問題にはならないでしょう。
利用後の冷却時間は、10分とブラウンより長いですが、本編でも書いたように、「安全装備」と両立できない部分ですし、この仕様で良いかと思います。
第2に、大量処理もできる、強力なハンドミキサーとしておすすめできる上級機は、

【2020年発売】
【本体+MCチョッパー】
16・ブラウン マルチクイック7 MQ7030XG
¥13,800 楽天市場 (8/21執筆時)
【本体+MCチョッパー+泡立て】
17・ブラウン マルチクイック7 MQ7035XG
¥13,800 楽天市場 (8/21執筆時)
本体の重さ: 910g
回転調節:スマートスピード搭載
回転回数:約13800回転
チョッパー:300gまで
定格時間: 1分(泡立て3分)
パワー:400W
サイズ:幅7.0×奥行7.0×高さ40cm
速度調節 ★★★★★★
パワフルさ ★★★★★
チョッパー容量 ★★★★★★
本体の軽さ ★★★☆☆
離乳食の調理 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★★
ブラウンのマルチクイック7の上位機が良いでしょう。

用途としては 「つぶす」「混ぜる」「きざむ」「おろす」という基本機能はもちろん網羅します。

その上で、チョッパーの「上位互換」といえる、1.5Lサイズのフードプロセッサーが装備されるため、「せん切り」・「スライス」・「こねる」という動作も追加で対応できます。

ミンチについては、1度に500gまでの肉と玉ネギに対応できる大サイズですから、まとめて利用したい場合に有利です。
連続使用時間は、1分です。
ただ、ブラウンの場合、(サーモ・ブレーカーによる強制電断がないかわり)次の利用までの休止時間は3分です。
同じ食材の連続調理のほか、他の食材(調理法)を連続して処理したい場合にも向くため、上級者には良いでしょう。

ブレードは、パナソニックに比べるとあまり工夫がないです。
ただ、シャフトが上下する、アクティブブレードテクノロジーが、仕上げの均質化を補助してくれます。
その上で、400Wとかなりパワフルに稼働するため、(あるていど)固い食材、水分が少なめの食材でも止まりにくいです。
また、飛び散りについて、回転刃カバーの工夫があるのも、良い部分でしょう。

また、握りによって調整できる、「簡単スマートスピード」は、豆に速度を調整したい、特に製菓では便利そうです。
その点で言えば、泡立て器利用時は、3分という稼働時間はわりと嬉しいでしょう。
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【2021年発売】
【本体】
23・ブラウン マルチクイック9 MQ9100XS
¥14,780 Amazon.co.jp (8/21執筆時)
【本体+ビッグチョッパー+泡立て】
24・ブラウン マルチクイック9 MQ9145XS
¥23,500 Amazon.co.jp (8/21執筆時)
【本体+フープロ(中)+泡立て】
25・ブラウン マルチクイック9 MQ9195XLS
¥30,182 Amazon.co.jp (8/21執筆時)
本体の重さ:1030g
回転調節:スマートスピード
回転回数:約12800回転
チョッパー:300g/700gまで
定格時間: 2分(泡立て6分)
パワー:500W
サイズ:幅6.5×奥行7.0×高さ41cm
速度調節 ★★★★★★
パワフルさ ★★★★★★
チョッパー容量 ★★★★★★
本体の軽さ ★★☆☆☆
離乳食の調理 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
なお、ブラウンの場合、より上位の「マルチクイック9」シリーズもあります。

本機の場合、1000gという本体の重さネックです。
しかし、そこを問題視しないならば、さらに20%強い500Wモーターと、特別な幅広ブレードで、「アボガドの種も粉砕できる」パワーは魅力です。
値段も、発売時期の関係もあり、割と安いので、ざっくりと色々「潰したい」場合は、本機を選んでも良いでしょう。
また、泡立て器としての利用は、本機は「6分」と、専用製品を除けば定格時間がかなり長いです。
この部分の力強さも指摘してよい機種でしょう。

フープロ付きも、本機については、2Lと「業界最大」なので、その部分でも良いかと思います。
そこまで容量が必要ないならば、「クラッシュアイス対応」のビッグチョッパーモデルで良いかと思います。
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【2024年発売】
【フードプロセッサーなし】(黒・白)
53・BAMIX M300 スマート02 0100031123
53・BAMIX M300 スマート02 0100031122
¥36,300 Amazon.co.jp (8/21執筆時)
【フードプロセッサーあり】(黒)
53・BAMIX M300 プラス 0100031128
¥51,700 楽天市場 (8/21執筆時)
本体の重さ:975g
回転調節:2段階
回転回数:17500回転 / 13,300回転
チョッパー:300gまで
定格時間: 5分
パワー:300W
サイズ:幅6.5×奥行6.5×高さ34.0cm
速度調節 ★★★★☆
パワフルさ ★★★★★★
チョッパー容量 ★★★★☆
本体の軽さ ★★☆☆☆
離乳食の調理 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
このほか、スイスのバーミックスのBAMIX M300 スマート02も、高級機としては選択肢になります。

パワーは、本機も強いです。
モーターは、300Wと本機も強めです。
一方、ブラウンの最上位機と比べる場合、固いものに対応するパワー、あるいは、パワーの調整力という部分では負けると言えます。
ただ、モーター回転数の分で、あまり固くないふつうの食材(野菜など)の仕上がりの良さや、処理速度の部分は、逆に、こちらに見どころがあると言えそうです。
無負荷時の回転数もかなり速いタイプなので上級者向けには思いますが、このクラスを選ぶ方ならば、飛び散りを含めて、対策はできるでしょう。

ブレードは、簡単にアタッチメントの変更ができるタイプです。
フードプロセッサー(スライサー)を利用せずとも、肉や魚が潰せるのは、割と便利に思います。
簡単にばらせる部分で、メンテも楽です。

スライサー(刻む)も、バリエーションが出せます。
上位機だと、2種類のディスクで、みじん切りとスライスに対応できます。

・BAMIX 各種ブレード
¥2,200〜 楽天市場 (8/21執筆時)
そのほか、3種の交換ディスクが別に用意されます。
全て揃えて場合に応じて利用するというより、希望する刻みがあり、ルーティンで同じ処理を繰り返すような用途の場合、とくに、便利に思えます。

・BAMIX グラインダー
¥4,400 楽天市場 (8/21執筆時)
・BAMIX スーパーグラインダー
¥7,260 楽天市場 (8/21執筆時)
グラインダーも、別売ながら対応です。
導入すれば、「砕く・粉末にする」も対応です。

・BAMIX パウダーディスク
¥1,320 楽天市場 (8/21執筆時)
完全に粉末にできるパウダーディスクも、スーパーグラインダーならば使えます。
豊富なオプションで、調理のバリエーションが増やせるのも、本機の見どころでしょう。
第3に、離乳食用にブレンダーの購入を考えるている方におすすめなのは、

【2019年発売】
【本体のみ】【グレイ】HB65G1JP
41・ティファール ベビー HB65GDJP
¥7,723 Amazon.co.jp (8/21執筆時)
【本体+チョッパー+泡立て】HB65H8JPA
42・ティファール ベビーマルチ HB65H8JP
¥10,010 楽天市場 (8/21執筆時)
本体の重さ:820g
回転調節:3段階
回転回数:13000回転
チョッパー:200g
定格時間: 1.5分
パワー:400W
サイズ:幅7.0×奥行7.0×高さ40cm
速度調節 ★★★★★
パワフルさ ★★★★★
チョッパー容量 ★★★★☆
本体の軽さ ★★★★☆
離乳食の調理 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
ハンドブレンダー ベビーマルチHB65H8JPでしょう。

離乳食は、基本的にどの機種でも作れますが、少量作成に特化した「離乳食ブレンダー」が別に付くのはこの機種だけです。

その上で、「つぶす」「混ぜる」「きる」「刻む」「泡立てる」の5WAYもこなすため、普通の料理にも使えるのが魅力でしょう。

とくにブレードが、パナソニック並に強いので、繊維質の切断は向きます。

スムージーなど、お子さんが成長してからも多用途に使えるでしょう。
出産祝いなどの際の、気が利いたプレゼントとしても喜ばれそうです。
ただ、料理などにチョッパーを使う場合、本機の定格時間は10秒なので、連続利用は難しい点に注意してください。容量も200gまでです。
第4に、今のブレンダーの重さが少し気になっている方に向く、軽量で細身の機種は、

【2021年発売】
【本体+カップのみ】
29・クイジナート HB-204WJ
¥6,780 楽天市場 (8/21執筆時)
【本体+チョッパー+泡立て】
30・クイジナート HB-504KJ
¥9,900 Amazon.co.jp (8/21執筆時)
31・クイジナート HB-504WJ
¥9,900 楽天市場 (8/21執筆時)
【本体+チョッパー+泡立+おろし】
32・クイジナート HB-704WJ
¥10,620 楽天市場 (8/21執筆時)
本体の重さ:550g
回転調節:6段階
回転回数:約16000回転
チョッパー:300gまで
定格時間: 1分
パワー:200W
サイズ:幅6.0×奥行6.0×高さ36cm
速度調節 ★★★★☆
パワフルさ ★★★★★
チョッパー容量 ★★★★☆
本体の軽さ ★★★★★★
離乳食の調理 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
クイジナートの製品でしょう。

軽さほか、本体の長さが短めで、この部分を重視する場合、他社より良いかと思います。

中位機以上は、「きざむ」「泡立てる」こともできますし、最上位機は、おろしディスクがという「ワンポイント」もあります。
ポテトやゆで卵など柔らかい素材に重宝しますし、わりと利用頻度も高いと思います。
回転数の調節も、多段階で可能ですし、色々試せると思います。

チョッパー容量も、それなりにありますし、定格時間も1分ですから、問題ありません。
目安として、肉の場合250g、玉ネギだと2cm角に切って300g(大玉1個)です。
第5に、使いやすいコードレスタイプでおすすめなのは、

【2024年発売】
【本体+泡立て】
27・クイジナート RHB-1020J
¥10,079 Amazon.co.jp (8/21執筆時)
【本体+泡立て+おろし+チョッパー+レシピ本】
28・クイジナート RHB-1070J
¥11,986 Amazon.co.jp (8/21執筆時)
本体の重さ:530g
回転調節:3段階
回転回数:最大13500回転
チョッパー:別売
定格時間: 3分
パワー:
サイズ:幅5.5×奥行5.5×高さ41.5cm
速度調節 ★★★★☆
パワフルさ ★★★☆☆
チョッパー容量 ★★☆☆☆
本体の軽さ ★★★★★
離乳食の調理 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
クイジナートのRHB-1070Jでしょう。
コードレス機は、パワー面が課題で、あまりおすすめできる機種がなかったのですが、本機の登場で少し考えを変えました。
コードレス型は、各社の上位機と比べて、パワー面はやはり負けます。

しかし、本機は、新型静音DCモーターの採用で、速度調整ができるようになったほか、、コードレスの出力に合わせた、新型のブレード形状もあり、使用時のパワー面で大きな改良が見られました。

出力は、コード付の「高速運転」には及ばず、チョッパーも小さめ(200g)にはなりますが、普通に使うには、実用水準と言って良いです。
もちろん、例えば、ブラウン機と比べると、パワーは遠く及ばないです。
しかし、野菜のすり潰しやお肉や魚のミンチや泡立てなど、普段の利用について不便を感じすに使える水準に達しています。

使い勝手は、コードレスだと、かなり良いです。
利用時の取り回しやすさという意味だけでなく、収納時にもそれが言えます。
コードがないのがポイントで、置き場所に困らないのが魅力です。本体自体も軽量・小型で、便利な充電台も付くので、キッチンに固定の置き場所を作りやすいと言えます。
思いついたときにすぐ使えるので、使用頻度も増すでしょう。

上位機ならば、一通りの調理パターンも対応できます。
運転時間は、ブレンダー利用時として13分(定格1分×13回)です。
充電台に戻すことを忘れないようにすれば、いつでも便利に使えるといえます。
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【2025年発売】
【本体+バッテリーチャージャー】
60・ツヴィリング ZWILLING XTEND Z1030-457
¥27,500 Amazon.co.jp (8/21執筆時)
【本体のみ】
60・ツヴィリング ZWILLING XTEND 53117-000
¥13,213 Amazon.co.jp (8/21執筆時)
本体の重さ:754g
回転調節:3段階
回転回数:最大11000回転
チョッパー:別売
定格時間:
パワー:100W(最大250W)
サイズ:幅5.2×奥行5.3×高さ30.1cm
なお、BLDCモーターを採用するZWILLING XTEND 53117-000 は、予算があれば、1ランク上の快適性が得られる製品として、候補にできます。
バッテリーは、本機の場合、必須装備です。
はじめて、同社のバッテリー式調理家電を買われる場合は、セットのほうを買ってください。

本編で書いたように、低回転・高トルクの優れたモーターで、コードレスハンドブレンダーのなかでも、「1ランク上」の性能が期待できます。芋類のように粘度がある食材でも、ある程度安定して使用できるでしょう。
食材の飛び散りにくさの部分でも、評価できます。
パワー面でも、すでにコード付(300W前後)のパワーの製品を利用している方が、引き続き、同等程度の性能を期待したい場合、この程度の性能は最低減だと思います。
ただし、コードレスだと、極端に硬い食材の粉砕には不向きな面はあるので、その部分は了解の上選びましょう。
このほか、モーターの特性上、駆動音が静かであるのも、ワンポイントです。3段階の回転数の調整もできますすし、安全面での装備も充実します。

ZWILLING チョッパー XTEND 53999-043
¥2,970 Amazon.co.jp (8/21執筆時)
ZWILLING ウィスク XTEND 53999-044
¥1,980 Amazon.co.jp (8/21執筆時)
本機の場合、チョッパー、ウィスクは別売です。
そこまで高くないですし、導入しても良いでしょう。
第5に、製菓やパン作りに便利なハンドブレンダーとしておすすめできるのは、

【2022年発売】
66・ラッセルホブス 2500JP
¥8,800 Amazon.co.jp (8/21執筆時)
本体の重さ:1100g
回転調節:5段階
回転回数:
チョッパー:
定格時間: 10分
パワー: 125W
サイズ:幅15.5×奥行9.0×高さ9.0cm(本体)
速度調節 ★★★★★
パワフルさ ★★★☆☆
チョッパー容量 ☆☆☆☆☆
本体の軽さ ★★★☆☆
離乳食の調理 ☆☆☆☆☆
総合評価 ★★★★☆
コンセントから電源を取るタイプならば、ラッセルホブス 2500JPが良さそうです。

ビーターとバルーンウィスクが2系統付属で、使い分けが可能な部分と、細かい回転速度の調整ができる部分が評価できます。

製パンなどについては、フックも(おまけとして)ある部分が良いかと思います。

類似機はありますが、本機は、利用時に転させず縦置きできる部分と、片手で持ち上げて、スピード切替を含めた操作もできる点で、使い勝手が良さそうです。
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【2020年発売】
【コードレス式】
40・クイジナート RHM-100J
¥9,900 Amazon.co.jp (8/21執筆時)
本体の重さ:900g
回転調節:5段階
回転回数:950回転
チョッパー:
定格時間: 10分
サイズ:幅7.5×奥行19.5×高さ27cm

一方、コードレス機で選ぶ場合は、クイジナートでしょう。
最大回転数が950回転(約500〜950回の調整幅)いう部分がネックですが、致命的なほど遅いわけではないです。
同社の旧型利用者などで、そもそも「5」まではスピードを上げていなかった方ならば、利便性の部分で本機導入は「あり」でしょう。
ただし、バルーンウィスクは未付属です。
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【2023年発売】【コンセント式】
【約350〜1,100回転】
39・クイジナート HM-PRO6J
¥7,752 Amazon.co.jp (8/21執筆時)
本体の重さ:1100g
回転調節:6段階
回転回数:1100回転
チョッパー:
定格時間: 10分
サイズ:幅8.5×奥行20.5×高さ29.1cm
一方、コード付きですが、静音性とパワーを重視する場合は、静音DCモーター採用の HM-PRO6Jでしょう。
本機も、ダブルビーターのみの付属で、バルーンウィスク未装備となる部分が注意点で。
重めのものを混ぜたい場合のパワーでいえば、このタイプの中では最も強いでしょう。名前通りの「プロ向け」です。
補足:ハンドミキサー関連記事について
というわけで、今回は、ハンドミキサー(ハンドブレンダー)の比較でした。

1・ハンドミキサー・ブレンダーの比較 (1)
1-1:選び方の基本の解説【導入】
1-2:パナソニック〈日本〉
1-3:ブラウン〈ドイツ〉
2・ハンドミキサー・ブレンダーの比較 (2)
2-1:クイジナート〈米国〉
2-2:T-Fal〈仏国〉
2-3:テスコム〈日本〉
2-4:アイリスオーヤマ〈日本〉
2-5:タイガー〈日本〉
2-6:バーミックス〈スイス〉
3・ハンドミキサー・ブレンダーの比較 (3)
3-1:Bruno〈日本〉
3-2:ツヴィリング・LINKChef ほか
3-3: 最終的なおすすめの提案【結論】
もう一度、性能面を確認したい方は、以上のリンクをご利用下さい。

また、このブログ「家電批評モノマニア」では、「刻む・混ぜる系」の調理家電について、他にも記事があります。
1・ジューサー/ミキサーの比較
用途:ジュース・スープなど
2・フードプロセッサの比較
用途:「刻む」料理など
3・ハンドミキサー・ブレンダーの比較
用途:マルチ(専門性は低め)
4・マルチクッカーの比較
用途:自動調理(やや特殊)
よろしければ、これらの記事もお読みください。
ではでは。
