【今回レビューする内容】 2026年 ゲーミングキーボード・仕事用のテンキーレス小型Bluetoothキーボードの性能とおすすめ・選び方:テンキーレス 省スペースキーボード:TKLキーボード:ゲーミング用Bluetoothキーボード・各機のレビュー
【比較する製品型番】FILCO MINILA-R Convertible Majestouch Convertible 3 TKL ロジクール G915 X LIGHTSPEED TKL G915WLX-TKL-TCBK G915WLX-TKL-TCWH G915WLX-TKL-LNBK G515 LIGHTSPEED TKL G515-WL-TCBK TKL G515-WL-TCWH TKL G515-WL-LNBK G515-WL-LNWH G515-GE-AYA-BUNDLE G715 G715WL-TC 5 G715WL-LN PRO X TKL G-PKB-003WL-TCWH G-PKB-003WL-TCBK G-PKB-003WL-TCMG G-PKB-003WL-LNBK PRO X 60 G-PKB-60-001TVBK G-PKB-60-001TCWH G-PKB-60-001LNBK G-PKB-60-001LNWH MX MECHANICAL MINI KX850CT KX850CL KX850CC Razer BlackWidow V4 Low-Profile Tenkeyless HyperSpeed RZ03-05450400-R3J1 RZ03-05450100-R3M1 RZ03-05450700-R3M1 BlackWidow V3 Mini RZ03-03891900-R3M1 RZ03-03892000-R3M1 RZ03-03892000-R3M1 RZ03-03891700-R3J1 RZ03-03891000-R3J1 DeathStalker V2 Pro Tenkeyless RZ03-04370100-R3M1 RZ03-04371400-R3J1 キークロン Q1 Max Corsair K65 PLUS WIRELESS ASUS ROG Azoth M701 ROG Falchion RX Low Profile ROG Azoth Extreme Storm Snow M702 ROG Azoth X White ROG Azoth Moonlight White ROG Azoth RED 東プレ REALFORCE R4 ほか
今回のお題
テンキーレスの無線キーボードのおすすめはどれ?
どもAtlasです。
今日は、2026年2月現在、最新のワイヤレスのテンキーレスキーボードの比較です。
主にBluetooth無線対応製品を扱いますが、USBワイヤレス対応の製品も見ています。
仕事用、あるいは、ゲーミング用も含めて、各社のデスクトップPC向けのTKLキーボードを比較します。

1・テンキーレスBTキーボードの比較 (1)
1-1:FILCO〈日本〉
1-2:ロジクール 1〈スイス〉
2・テンキーレスBTキーボードの比較 (2)
2-1:Rezer〈シンガポール〉
2-2:キークロン〈香港〉
2-3:コルセア〈米国〉
2-4:ASUS〈香港〉
2-5:東プレ〈日本〉
3・Bluetoothキーボードの比較 【結論】
3-1最終的な「おすすめ」の提案
今回は、上表のような企業順に、テンキーのない省スペースキーボードをメーカー順に比較していきます。
打鍵感 ★★★★★
誤入力防止 ★★★★★
疲れにくさ ★★★★★
高速入力 ★★★★★
静音性 ★★★★★
耐久性 ★★★★★
便利機能 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最終回の結論編(こちら)では、いつものように、目的別、予算別に、Atlasのおすすめ機種を提案していきます。
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1・小型のBluetoothキーボードの比較
2・テンキーレスのBluetoothキーボードの比較
3・フルサイズのBluetoothキーボードの比較
なお、Bluetoothキーボード全般の「選び方の基本」については、「Bluetoothキーボード」に関する一連の記事の1回目記事(こちら)の冒頭で別途まとめています。

キーの種類など、基本的なキーボードのスペックの「違いが分からない」場合は、1回目記事(こちら)からご覧頂けると、少し、分かりやすいかと思います。
よろしくお願いします。
1-1・FILCOのキーボード

はじめに紹介するのは、フィルコ(ダイヤテック)のキーボードです。
古参のキーボード好きにはお馴染みの日本の老舗です。
このブログ「モノマニア」では、別記事として【FILCOのマジェスタッチキーボードの比較記事】があり、そちらでは、同社の製品だけをUSB式も含めて見ています。
今回は、そちらの記事の「出張版」のような紹介になります。
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なお、以下の本文では、いつものように、オススメできるポイントを赤系の文字色で、イマイチな点は青字で書いていきます。

【2022年発売】
【茶軸】
1・MINILA-R Convertible FFBTR66M/NMB
1・MINILA-R Convertible FFBTR66M/NSG
¥15,204 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
【青軸】
2・MINILA-R ConvertibleFFBTR66MC/NMB
2・MINILA-R Convertible FFBTR66MC/NSG
¥15,204 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
【赤軸】
3・MINILA-R Convertible FFBTR66MRL/NMB
3・MINILA-R ConvertibleFFBTR66MRL/NSG
¥15,204 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
【静音赤軸】
4・MINILA-R Convertible FFBTR66MPS/NSG
4・MINILA-R Convertible FFBTR66MPS/NMB
¥14,878 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
OS対応:Windows
キー方式:メカニカル式
配列:日本語66キー
接続:Bluetooth 5.1 USB2.0
キーピッチ:19mm
キーストローク:4mm
テンキー:
Fキー:
電池: 単3電池×2
Majestouch MINILA-R Convertible は、日本のキーボードメーカーのFILCOの販売する無線キーボードです。
重さは、約680gです。
先述のように、PC用ですし、据置で使うのが前提です。

キーボードの形式は、メカニカル方式です。
1回目記事冒頭の「選び方の基本」(こちら)で書いたように、BTキーボードの主流といえるパンタグラフ式より、打鍵の正確性や、キーの耐久面で優れる方式です。

押し味も、パンタグラフ式に較べると「別格」であり、段違いに心地よく入力可能な方式です。
薄型、軽量化できない部分ほかと、値段の高さが欠点ですが、それらを考慮にいれても投資価値に見合う方式です。

スイッチは、定評のあるドイツの「チェリー」の製品を採用します。
具体的には、製品により、茶軸・青軸・ 赤軸・静音赤軸という4種類の軸を採用します。
軸の違いで「押し味」が変わるので、好みに合わせて選ぶ必要があります。

上表は、それぞれの軸の特徴です。ただし、メンブレン式・パンタグラフ式は考慮にいれていない、各社のメカ式だけの評価値です。
細かいスペックの読み方は、このブログの【FILCOのマジェスタッチキーボードの比較記事】で詳しく解説しています。
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結論的にいえば、茶軸が最も「初心者向け」です。
押し味が適度に軽く、適度なタクタイル(クリック感)があるためクセがないからです。
青軸は、クリック感が強く、打鍵音がかなり大きめです。
ブラインドタッチで、文字入力を間違わずに入力したいという方に向きます。
赤軸は、逆にクリック感がなく、入力してから最後まで(磁石の反発のような)リニアな押し味です。
軽めで疲れにくい一方、タイプミスが多くなりがちなので上級者におすすめです。
静音赤軸は、軸の前後に弾性素材をつけ静音処理をなした「赤軸」と考えてください。
静かで軽快で、底打ち時の衝撃がなく「ジェントル」ですが、音と触感がやや弱めなので「入力した」という達成感(クリック感)は赤軸にやや及びません。
静音性は、各社通してもメカ式では最高クラスの軸ですが、このクラスでも(ノートPCのような)パンタグラフ式には及びません。

キーピッチは、19mmで、キーストロークは4mmです。
ただし、静音赤軸は、ストロークは多少短い3.7mmです。
パンタグラフ式に較べると沈み込みは深く、押し味は「快適」です。利便性で言えば、誤入力が少なくて済む部分がメカ式の良い部分です。
キートップは、タイプライターのように凹んだディッシュ構造で、正確な位置での打鍵がしやすい構造です。

キー配列は、日本語66キーです。
日本語配列のテンキーレス(TKL)は、83キー・91キーが多いです。
66キーは明らかに少ないのですが、これは、矢印キーとファンクションキー(Fキー)がないからです。
ただ、親指の位置にファンクションキー(Fnキー)が配置されるので、ホームポジションを崩さず、ファンクションキーが使えます。
とはいえ、入力方法でいえばやや特殊なキーボードではあります。

一方、本機は、キーの引き抜き工具と、英語用キーが付属します。、DIPスイッチの切替で、英語66配列にも換装できます。
各OSへの対応は、原則的に、Windows用の開発です。
仕組み的に、MacOSでも認識しますが、サードパーティのキーリマップソフトなどを利用しなければ、記号ほか、刻印通りの打鍵は不可です。

充電方式は、電池式で、単3電池2本です。
持続時間は非開示です。ただ、規格は省電力のBluetooth5.1ですし、極端に短いことはないでしょう。通信安定性も、この世代だと十分です。PC側も規格対応していれば接続は安定しやすいでしょう
なお、本機は、USB端子での接続も可能です。通信安定性が課題になる場合も、そちらでつなげることで改善が見込めるでしょう。
なお、充電残量は、本体のLEDメーターでチェック可能です。
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以上、FILCOのMajestouch MINILA-R Convertibleの紹介でした。
Windowsユーザーで、プログラミング用ほかで、最低減のキー数でも足りる方が「打ち味」と「サイズ感」を重視する場合、選択肢になるモデルです。
その上で、BTでのペアリングが4台まで行けるので、タブレットなども副次的に使いたい場合、選択肢にできるでしょう。「選び方の基本」で書いたように、特殊キーを除けば、記号キーを含めて、JIS配列のKBも、iPad OSや、純正のGoogle端末ならば、問題なく使える状況になったので、こうした製品の汎用性も増しました。
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【2022年発売】
【Majestouch MINILA-R Convertible 茶軸】
5・FILCO FFBTR63M/EMB
5・FILCO FFBTR63M/ESG
¥14,701 Amazon.co.jp(2/24執筆時)
【Majestouch MINILA-R Convertible 青軸】
6・FILCO FFBTR63MC/EMB
6・FILCO FFBTR63MC/ESG
¥15,204 Amazon.co.jp(2/24執筆時)
【Majestouch MINILA-R Convertible 赤軸】
7・FILCO FFBTR63MRL/EMB
7・FILCO FFBTR63MRL/ESG
¥15,321 Amazon.co.jp(2/24執筆時)
【Majestouch MINILA-R Convertible 桃軸】
8・FILCO FFBTR63MPS/EMB
8・FILCO FFBTR36MPS/ESG
¥15,642 Amazon.co.jp(2/24執筆時)
OS対応:Windows
キー方式:メカニカル式
配列:英語63キー
接続:Bluetooth 5.1 USB2.0
キーピッチ:19mm
キーストローク:4mm
テンキー:
Fキー:
電池: 単3電池×2
なお、本機は、英語配列のモデルもあります。

ただ、特にiOS(iPad OS)は、今だと日本語配列でも、そこまで不便なく使えるので、タブレット利用目的でも、あえて「英語配列」を選択する理由は、薄くなったように思います。
入力環境の好みで「英語配列」を選びたい方のみ選べば良いでしょう。
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【2023年発売】
【日本語配列】
Majestouch MINILA-R Convertible 茶軸
9・FILCO FFBTR66M/NWT
9・FILCO FFBTR66M/NPK
¥19,920 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
Majestouch MINILA-R Convertible 静音赤軸
10・FILCO FFBTR66MPS/NWT
10・FILCO FFBTR66MPS/NPK
¥20,780 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
【英語配列】
Majestouch MINILA-R Convertible 茶軸
11・FILCO FFBTR66M/EWT
11・FILCO FFBTR66M/EPK
¥17,700 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
Majestouch MINILA-R Convertible 赤軸
12・FILCO FFBTR66MRL/EWT
12・FILCO FFBTR66MRL/EPK
¥17,700 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
Majestouch MINILA-R Convertible 静音赤軸
13・FILCO FFBTR66MPS/EWT
13・FILCO FFBTR66MPS/EPK
¥18,500 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
OS対応:Windows
キー方式:メカニカル式
配列:日本語66キー/英語63キー
接続:Bluetooth 5.1 USB2.0
キーピッチ:19mm
キーストローク:4mm
テンキー:
Fキー:
電池: 単3電池×2
一方、日本語・英語配列双方とも、軸色限定ですが新色が登場しました。ロジクールが「かわいい系」を出してわりと人気があるので、それに連なる感じ展開です。
好みに合えば、こちらを選んで良いかと思います。
【2022年発売】
【茶軸】
14・マジェスタッチ CT3 TKL FKBC91M/JB3-RKL
¥17,556 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
14・マジェスタッチ CT3 TKL FKBC91M/JB3
¥18,300 楽天市場 (2/24執筆時)
【青軸】
15・マジェスタッチ CT3 TKL FKBC91MC/JB3-RKL
¥17,519 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
15・マジェスタッチ CT3 TKL FKBC91MC/JB3
¥17,085 楽天市場 (2/24執筆時)
【赤軸】
16・マジェスタッチ CT3 TKL FKBC91MRL/JB3
¥(17,893) 楽天市場 (2/24執筆時)
【静音赤軸】
17・マジェスタッチ CT3 TKL FKBC91MPS/JB3-RKL
¥(19,408) Amazon.co.jp (2/24執筆時)
17・マジェスタッチ CT3 TKL FKBC91MPS/JB3
¥(19,300) 楽天市場 (2/24執筆時)
OS対応:Windows
キー方式:メカニカル式
配列:日本語91キー
接続:Bluetooth 5.1 USB2.0
キーピッチ:19mm
キーストローク:4mm
テンキー:
Fキー:大サイズ
電池: 単3電池×2
マジェスタッチコンバーチブル3 テンキーレスも、FILCOのTKLサイズの無線キーボードです。
こちらは、テンキーがない以外フルサイズと変わらない(いわゆる)80%TKLです。
極限にコンパクトではないですが、先ほどのミニラ(75%TKL)より、配置にクセがなく使いやすいサイズで、一般向けです。

FILCO キーボード キートップ引抜工具
¥457 Amazon co.jp (2/24執筆時)
なお、末尾に「AKP」が付く型番の性雛はAmazon限定です。
キーの引き抜き工具が「おまけ」でつきますが、あとは通常品と同じです。
重さは、約1000gと重量級です。
しかし、持ち運ぶような製品ではないですし、むしろ、重さで安定する点で、打鍵には好影響です。

キーボードの形式は、メカニカル方式です。
スイッチは、1つ上で説明した茶軸・青軸・ 赤軸・静音赤軸という4種類から構成されます。
性質は同じです。
繰り返せば、最も一般向けなのは茶軸です。
そのほかの軸の性質は、このブログの【FILCOのマジェスタッチキーボードの比較記事】で詳しく解説しています。

キーピッチは、19mmで、キーストロークは4mmです。
ただし、静音赤軸だけは、3.7mmです。
メカ式として、どのもでるもしっかりしたストロークで「押し味」良く、快適な入力作業が担保されます。

キー配列は、日本語91配列の省スペースキーボード(TKL)です。
先述のように、91キーだと、テンキーがない以外はフルサイズと同じ「100%」サイズで、キーの省略はないです。
また、下段にWindowsキーがある構成で、ようするに、最もオーソドックスなTKCの配置です。
Fキーもフルサイズで、矢印キーも特殊配置ではないです。
各OSへの対応は、原則的に、Windows用の開発です。
「選び方の基本」で書いたように、最近のタブレットだとそこまで違和感なく使えますが、Macの場合、サードパーティのキーリマップソフトの導入が必要な感じです。

充電方式は、単3電池2本です。
持続時間は非開示です。ただ、規格は省電力のBluetooth5.1ですし、極端に短いことはないでしょう。通信安定性も、この世代だと十分です。PC側も規格対応していれば接続は安定しやすいでしょう。
Bluetoothは、最大4台までのマルチペアリングに対応です。
なお、本機は、USB端子での接続も可能です。通信安定性が課題になる場合も、そちらでつなげることで改善が見込めるでしょう。
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以上、FILCOのマジェスタッチコンバーチブル3 テンキーレスの紹介でした。
同じくストロークが4mm水準の東プレキーボードは、キー方式が静電容量無接点式であり、打鍵の「快適差」で水準がより高いです。
ただ、かなり高価なので、この価格帯で、USB接続とBT接続双方を必要とする使い方ならば、費用対効果の部分で、本機は、最も良い選択肢の1つでしょう。
テンキーがない以外はフルサイズとキーのサイズや配置は同じなので、先ほどみた、MINILA-R Convertibleより一般的に「打ちやすい」です。
このタイプはとくに仕事用に使う場合、ブラインドタッチなどがしやすい(覚えやすい)のも特徴です。
一方、BTがなくとも、USB接続のみで「足りる」という方は、このシリーズの下位機ならば、もう少し「安め」で買えるのもの事実です。
興味のある方は、【FILCOのマジェスタッチKBの比較記事】で、本機ほか、そういった機種を含めたより多くの製品を紹介しています。
1-2・ロジクールのキーボード

続いて、ロジクール(Logicool)です。
スイスに本部を置く、世界的なPC周辺機器メーカーです。
PC用のテンキーレスについては、多くは「ゲーミング用キーボード」としての展開がメインでしたが、最近は、仕事向けの製品もでてきました。

【2024年発売】
【タクタイル(茶軸)】G915WLX-TKL-TCBK・G915WLX-TKL-TCWH
18・ロジクール G G915 X LIGHTSPEED TKL
18・ロジクール G G915 X LIGHTSPEED TKL
¥28,500 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
【リニア(赤軸)】TKL G915WLX-TKL-LNBK
19・ロジクール G G915 X LIGHT-SPEED
¥28,500 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
OS対応:Win Mac, iPad OS, Android
キー方式:メカニカル式
配列:日本語91キー
接続:Bluetooth 5.0 USB無線 USB有線
キーピッチ:19mm
キーストローク:3.2mm
Fキー:フルサイズ
電池: 1000時間(ライトオフ)
G915 X LIGHTSPEED TKLは、ロジクール(Logitech)が販売するBluetoothキーボードです。
2024年に、同社の「GL軸」が新タイプになり性質がやや変わったので、その部分をふまえて説明します。

G915 Xは、同社の高級な「ゲーミングキーボード」として売られるものです。
そのため、LEDバックライトほか、ゲーム特有の機能が付加されます。ただ、ライトはOFFにもできますし、性能が良いので、ゲーム以外に多用途に使えるでしょう。
ただ、後述しますが、本質的には、Bluetoothではなく、USB無線(2.4GHz)でつかうことが推奨される製品です。

本体は、5052アルミニウム合金(マグネシウムとの合金)と鋼板です。
高級ゲーミングキーボードの例に漏れず、安定性と耐久性を高めています。

キーボードの形式は、本機もメカニカル式ーボードです。
同社の(新)薄型GL軸で、いずれもストローク(3.2mm)、AP(1.2mm)と低め位置のいわゆる「ロープロキー」です。
先ほどみたFILCOが使っていたチェリーの茶軸(ST 4mm/ A P2mm)より浅めです。

上表は、この軸の特性を「Atlas基準」でまとめたものです。値は、先ほど出した、FILCOのマジェスタッチ(茶軸などのチェリーMX軸)とあわせています。
なお、タクタイル・リニア・クリッキーのうち、クリッキーは日本未展開ですが、あわせて紹介します。
第1に、タクタイル(茶軸)です。
ストロークが浅めで、荷重も軽めなので、クリック感(タクタイル感)があるメカ式では入力が高速にできるのが一番の特徴です。
底打ち音とクリック音を総合しても静音性は高めで、MX茶軸よりやや静かです。東プレ(静電容量無接点式)の非静音のALL45gに近いです。
第2に、リニア(赤軸)です。
スイッチ音(クリック音)がなく、底付き音のみで仕様です。
入力開始から底打ちまで同じ荷重が続く(軽い磁石の反発のような)触感です。このタイプは、キーの戻りもより良好で、さらに「高速タイピングしやすい」点でゲーム向きです。
一方、クリック感が薄いので、入力の正確性は課題で、ミスタイプや、チャタリング「ぽい」誤入力は多めになる傾向です。
第3に、クリッキー(白軸)です。
こちらは、クリック感(打鍵音)が強いタイプです。
静音性に課題がでるのと、強めのクリック機構がある関係で、軽快性や、高速入力の部分では他方式に負けます。
このシリーズは、ゲーミング用なので、クリッキーはニッチな需要に止まるため、日本展開がない感じでしょう。
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結論的にいえば、「高速タイピング」ができるゲーム向けのロープロ機の「ロジクール」版といえる仕様のキーです。
ただ、ストローク3.2mmは、最近増えた「極短ロープロ」ではなく「ほどほどロープロ」なので、入力時の快適差も、ある程度配慮があるタイプです。
仕事用としては、本体が薄めですしノートPCのパンタグラフ式に慣れていて、手首を反らさず、タイピングしたい方に向くでしょう。比較的軽いタッチで高速入力がしたい方にはおすすめです。
疲れにくさは、一般的に、手首が反りにくく、また、「キートラベル」が少ない点で、ロープロが優るとする見解が多いです。一方、ストロークが短く、クッション性が低めなので、底打ち時の衝撃が強めにでやすく、その部分で疲れる感じはあります。
ただ、ここは軸の性質の方が影響しますし、適切なパームレストを使うか否かでも変わる部分です。
Atlasは、ロープロであることで「疲れにくい」わけではないが、「疲れやすく」なるわけでもないという感じに考えています。

キー配列は、Windows向けの日本語91配列キーボードです。
クセのないオーソドックスな80%TKL配置です。ブラインドタッチを含めて問題ないです。
そのほか、上部に丸いキーが8つあります。
この部分は、Bluetoothの切替ほか、キー配列の切替(ゲームモード)ほか、音量や、ライティングの輝度、音量などのメディアコントロールのために用意されます。
なお、ライティングはOFFにもできますし、仕事用に単色にもできます。

充電方式は、内蔵バッテリー式です。
バッテリーは、ライティング最大で36時間、オフで1000時間です(約3ヶ月)。
ゲーム用キーボードは、反応速度を上げなければならない特殊仕様である点と、暗い環境でのシアター対応をする関係で、バッテリーを消費します。
数日にに1度は充電が必要です。

ネットワークは、Bluetoothほか、USB無線(2.4GHz)にも対応です。
本機はLIGHTSPEEDと呼ばれるUSB無線ドングルを利用して接続が本筋です。
本格的なゲーミング用は、ほぼこの仕様です。
各OSへの対応は、USB無線だと、WindowsとMacに対応です。
Macの場合は付属Mac用ユーティリティソフト(G HUB)でキーの入替設定は必要ですが簡単にできます。記号キーなどの配列も問題なく同じにできます。
未設定だと「半角/全角」は効きません。日本語/英語切替に使う、スペースバー左右の「かな・英数」キー部分も、そのままだと反応しないでしょう。
Bluetoothだと、そのほか、iOS(10以降), Android(4.3以降)に対応表記があります。
ただ、タブレットについては、完全にキー対応するかは不明瞭です。既に見た、タブレット向けに売られる、同社の小型Bluetoothキーボードとは表記が変わりますので。

ハードウェアマクロは、対応です。
キー設定のプロファイルは、最大3種の登録・切替が可能です。
ライティングの調整などのためのボタンが多いのも、ゲーミングの高級機らしいです。
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以上、ロジクール(Logitech)のG915 TKLの紹介でした。
Fキーも付いた、高級省キーボードを探している場合、候補になるでしょう。値段相応に、正確で高品質な打鍵が得られますから。ストロークもそこまで浅くないので、ゲーミング用と仕事用との兼用も問題ないです。
仕事用として選ぶ場合も、途中で書いたように、ノートPCの「パンタグラフ式」のような、手のトラベル(動き量)が少なめのほうが、打ちやすく、疲れにくいと感じるタイプの方ならば、相性は良いと思います。
軸は、タクタイル(茶軸)ならば、クセがない性質で、軽めで高速入力もしやすくおすすめです。
なお、Atlasは4mmの通常キーの方が、「クッション性」と「押した感」があって個人的には好みなのですが、こちらも(使って見れば)悪くない感触でした。
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なお、ロジクールは、変則的でない省スペースキーボード(80%レイアウト)のメカニカルキーボードとして、以下のような製品展開があります。
順番にみておきます。

【2024年発売】
【タクタイル(茶軸)】
20・ロジクール G515 LIGHTSPEED TKL G515-WL-TCBK
20・ロジクール G515 LIGHTSPEED TKL G515-WL-TCWH
¥19,900 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
【リニア(赤軸)】
21・ロジクール G515 LIGHTSPEED TKL G515-WL-LNBK
21・ロジクール G515 LIGHTSPEED TKL G515-WL-LNWH
¥19,900 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
( 原神 神里綾華 特別モデル:リニア赤軸)
22・ロジクール G515 LIGHTSPEED TKL G515-GE-AYA-BUNDLE
¥---- Amazon.co.jp (2/24執筆時)
キー方式:メカニカル式
配列:日本語91キー
接続:Bluetooth 5.1 USB無線 USB有線
キーピッチ:19mm
キーストローク:3.2mm
Fキー:フルサイズ
電池: 36時間(最大)
第1に、G515 LIGHTSPEED TKLです。
同社のゲーミング用の下位機です。

キー配置は、変則配置ではない、日本語91キーボードです。
ただし、Proシリーズではない下位機です。
こちらは、USB接続の場合の1msの「LIGHTSPEED」に非対応です。 USBドングルは付属し、Bluetooth以外の接続もできますが、「速度対応」ができないと考えてください。
マクロは対応ですが切替ができない仕様で、最上段のボタンが少ない構成になります。

キーボードの形式は、同じメカニカルです。
構成は、上位機と同じタクタイル(茶軸)と、リニア(赤軸)です。
ストロークなども同じです。
あとは、バッテリー持続時間が多少短くなる以外は、言及したい違いないです。RGBライティングも対応(オフも可能)です。
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結論的にいえば、1msの速度が不要ならば、こちらでも良いように思います。
ただ、(多少の)ロープロである点と、筐体の剛性などの部分で、Proと値段差分の差はあるため、キーボードの耐久性とクオリティを重視する場合、PROが良いでしょう。
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【2022年発売】
【タクタイル(茶軸)】
23・ロジクール G715 G715WL-TC
¥24,800 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
【リニア(赤軸)】
24・ロジクール G715 G715WL-LN
¥24,800 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
OS対応:Win Mac, iPad OS, Android
キー方式:メカニカル式
配列:日本語91キー
接続:Bluetooth 5.0 USB無線
キーピッチ:19mm
キーストローク:2.7mm
Fキー:フルサイズ
電池: 30時間(バッテリー)
第2に、G715 Wireless Gaming Keyboard です。
同社の「オーロラコレクション」を構成する製品です。やはりゲーム向けで、ライティングが可能です。
モコモコのアームレスト付きで、ターゲット層が明確な製品です。こちらも利用されるキーは同じですが、フェミニンな感じです。
キーは、タクタイルと、リニアと同じです。
ただ、こちらは、旧型のGL軸で、荷重が重めの50g(新機種45g)、APは1.5mm(新機種は1.3mm)、ストロークは、2.7mm(新機種は3.2mm)です。
両軸ともストロークが浅めで、押し味は、従来機よりやや重めです。
悪くない軸ですが、新軸ほどゲーミングよりのチューンではない感じです。現状では(あまりこだわらない)ライト層向けに残りを売っているような感じでしょう。

別売のマルチカラーのキーキャップと上部プレートの交換で、好きにコーデができる部分が売りです。
実際、入力性能の良い高級キーボードで、これ系はいままでなかったため、一定の需要がある気がします。

【2023年発売】
【タクタイル(茶軸)】
25・ロジクール G PRO X TKL G-PKB-003WL-TCWH
25・ロジクール G PRO X TKL G-PKB-003WL-TCBK
¥24,418 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
(限定色:ピンク)
26・ロジクール G PRO X TKL G-PKB-003WL-TCMG
¥27,900 楽天市場 (2/24執筆時)
【リニア(赤軸)】
27・ロジクール G PRO X TKL G-PKB-003WL-LNBK
¥21,091 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
OS対応:Windows
キー方式:メカニカル式
配列:日本語91キー
接続:Bluetooth 5.0 USB無線/有線
キーピッチ:19mm
キーストローク:4mm
Fキー:フルサイズ
電池: 50時間(最大)
ロジクール G PRO X TKLも、イルミネーション対応のロジクールのゲーミングキーボードです。
「プロゲーマー」向けの上位シリーズです。なお、本機もライティングはオフにもできるので、仕事に使えないわけではないです。

キーボードの形式は、メカニカル式です
先ほどの製品は、GL軸でしたが、こちらは、性質が違うGX軸です。
ストロークは、フルハイトの4mmです。
ロープロではない、メカ式の標準の沈み込みです。「王道」とも「クラシカル」とも言えますが、ボディを含めて、安定した打鍵や耐久性をより優先した作りです。
プロ(大会)用なので、打鍵の正確性の部分でストローク長めが好まれるのと、先述のように、4mmだと「クッション性」が強めになるので、長時間の大会でも疲れにくい部分もありそうです。
タイピング速度は、仕事でもゲームでも、ロープロファイルだとストロークと作動点が浅い関係で「速いと錯覚しやすい」のですが、実際は(同じ種類の軸同士なら)そこまで大きくは変わらないように思えます。つまり、プロ用としても、4mmのフルハイトは問題ないという理解です。

本機も、日本だと、タクタイル(茶軸)と、リニア(赤軸)のみの展開です。
タクタイルは、最も一般的です。
荷重が重め(50g)なのとクリック感がある点で、押し込み途中まではやや抵抗があります。その分、打鍵は正確にできますし、一般的なのはこちらです。
軽快感も、このタイプはスイッチ以後は軽く入りますし、底打ち感もロープロより「優しい」ため、打ち心地は良いです。作動点(AP)は1.9mmです。
リニアも、荷重が重めの50gです。
ただ、昔あったチェリーのリニア黒軸(60g)よりはだいぶ軽く、チェリー赤軸に近いです。
ずっしり重く「疲れる」感じはないです。スイッチがない(磁石の反発のような)押し味ですが、荷重を気持ち強めにすることで、「打鍵の正確性」を担保したのかと思います。
高速入力はしやすい仕様です。打鍵音は、スイッチ音はないですが、そこまで「静か」という感じはなかったので、静音性の評価は微妙に下げています(◎のマイナス)
キー配列は、Windows向けの日本語91キーとなります。
Fキーもフルサイズです。
ネットワーク接続は、本機も、Bluetooth5(LE)とUSB無線(2.4GHz)です。
USBは、LIGHTSPEEDである上で、レポートレート1000Hz(1ms)が保証されます。常時において基本的にUSB有線の場合とほぼ差がない(遅延がない)という仕様になります。
ここは下位機との違いです。
レポートレートは、詳しくは【ゲーミングマウスの比較記事】で書きました。ドングルは、こちらもゲーミング用のUSB LIGHTSPEEDアダプターであり、共通化できます。
各OSへの対応は、公式サイトだとWindowsのみです。
GシリーズはMac用ユーティリティ(G HUB)が用意されていて、その機能性でリマップして対応可能です。
タブレットも、Bluetooth経由で「選び方の基本」で書いたような、新しい世代のOSならば、そこまで不便なく動きそうです。

そのほか、キーのカスタマイズ機能が付属するほか、音響関係のショートカットやジョグダイヤルが上部にある仕様となります。
あとの部分は、下位シリーズと大きく変わりません。
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以上、ロジクール PRO X TKLの紹介でした。
基本的にBluetooth部分はおまけで、USB接続が本筋の製品です。
ただ、筐体やキーともに、ゲーミング用として「信頼性重視」の場合、選ぶ意義は大きいグレードです。とくに、無線化したい方で、有線接続に対するレポートレートまで気にする場合は、本機の導入効果は高そうです。
一方、仕事用としても性能は良いですが、この価格帯では、4mmのフルハイトは、東プレほかライバルも多いです。
あえて言えば(Bluetoothより安定性のある)USB無線を使いたいと考えている方で、バックライトが有効になるような場所で使う場合、候補になるでしょう。
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【2024年発売】
【タクタイル(茶軸)】
28・ロジクール G PRO X 60 G-PKB-60-001TVBK
28・ロジクール G PRO X 60 G-PKB-60-001TCWH
¥16,250 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
【リニア(赤軸)】
29・ロジクール G PRO X 60 G-PKB-60-001LNBK
29・ロジクール G PRO X 60 G-PKB-60-001LNWH
¥21,800 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
OS対応:Windows
キー方式:オプティカル式(光学)
配列:日本語65キー
接続:Bluetooth 5.0 USB無線/有線
キーピッチ:19mm
キーストローク:4mm
Fキー:フルサイズ
電池: 10ヶ月(最大)
このほか、ロジクール G PRO Xシリーズは、より小型なG PRO X 60の展開があります。
配列は、日本語65キーです。
60%レイアウトの超省スペースです。
Fキー列がなく、Fnキーも右下配置で押しにくいですし、利用は前提にしないかたです。
ただ、本機はKEYCONTROL機能搭載で、全キーにマクロ・アクション設定ができる点で、ゲーミングに限っては、あまり困ったことにならないようにしています。
CTRLやShiftの組み合わせて、最大5キーの割り当てが可能です。

スイッチは、GXオプティカルキースイッチです。
オプティカル(光学式)スイッチは接点摩耗がないので耐久性が高く、チャタリングも出にくい方式です。その上で反応速度がメカニカルより良いとされていて、その部分で、ゲーミング用に人気です。
押し心地は、金属接点よりスムースです。ただ、入力時の手応えや、底付き時の音の質が異なるので、触感・音感の部分で、違和感を感じる方はいます。私もそうですが。
キーのスペックは、非開示ですので、小売店と海外レビューベースの情報によります。
タクタイル(茶軸)は、荷重は60gで、ストロークは4mmで、APは1.8mmです。
茶軸系ですが、荷重がかなり重いので、どちらかといえば、押しはじめが重めで、クリック感が強い(チェリーの)青軸に近いでしょう。
リニア(赤軸)は荷重は50gで、ストロークは4mmで、APは1.8mmです。
スイッチがなく、磁石の反発のような反発感が続くタイプです。
ただ、一般的な赤軸より荷重がやや重く、チェリーの黒軸(70g)よりです。押し返しがはっきりした感じが好みの方向けです。
USBドングルは、Proシリーズなので、1ms対応のUSB LIGHTSPEEDワイヤレスです。BT接続もできますが、この速度は出ません。
あとは、言及したいことはないです。
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結論的にいえば、ゲーミング用のハイパーな小型キーボードです。
ただ、光学式の打鍵感は特殊なので、ゲーミング専用である上で、特定の目的意識のある場合のみ、おすすめです。 とはいえ、ニッチなニーズはあるでしょう。
光学式は、スイッチ精度が製造・販売企業で結構変わるので、大手のロジクールが展開したのは、ベンチマークになる点で、個人的には良いように思います。また、触ってみます。

【2022年6月発売】
【タクタイル(茶軸)】Tactile Quiet KX850CT
30・ロジクール MX MECHANICAL MINI KX850CT
¥17,973 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
【リニア(赤軸)】Linear KX850CL
31・ロジクール MX MECHANICAL MINI KX850CL
¥17,763 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
【クリッキー(青軸)】Clicky KX850CC
32・ロジクール MX MECHANICAL MINI KX850CC
¥17,200 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
OS対応:Win Mac, iPad OS, Android
キー方式:メカニカル式
配列:日本語89キー
接続:Bluetooth 5.0 USB無線
キーピッチ:19mm
キーストローク:3.2mm
Fキー:フルサイズ
電池: 10ヶ月(バッテリー)
MX MECHANICAL MINIも、ロジクールが販売するBluetoothキーボードです。
先ほどの機種よりも省スペースな75%TKLほどのサイズの製品です。
MXシリーズは、同社のビジネス系のPC周辺機器の「ハイエンド」に冠せられる名前です。したがって、本機は「仕事向けの高級機」です。

重さは、612gです。
持ちはこびは前提としていません。一方、バックライトは装備されます。

キーボードの形式は、メカニカル式です。
本機も、特性の異なる3系列が用意されます。
ロープロキーで、Kailh Choc V2に近い特注のようです。
一方、こちらは、GXキーなどと違い、ストロークを除き、APや荷重などの情報をロジクールが公開していません。そのため、海外のレポートサイトの情報を参考にして書きました。

第1に、タクタイル(茶軸)です。
荷重は、45g、APは1.3mm、ストロークは3.2mmです。
クリック感はありますが、ストロークが短いの、打ち味は軽快です。
高速タイピングには向き、静音性も評価できる水準です。
第2に、リニア(赤軸)です。
荷重は、43g、APは1.3mm、ストロークは3.2mmです。
クリック感がないリニアな押し味です。チェリーの赤軸(ロープロ仕様)と似ます。
軽快で、高速タイプにタクタイルより向きます。静音性は底打ちも少なめですが、各社チェリーの「静音赤軸」ほど徹底して静かではないです。
第3に、クリッキー(青軸)です。
荷重は、43g、APは1.3mm、ストロークは3.2mmです。
クリック音が大きいタイプです。一方、荷重は同じ性質のチェリー青軸などより軽く、また、ストロークも浅いので、「軽い」が「音大きめ」という性質の軸です。
高速タイピングはスイッチの引っかかりはあるので、ロープロですがそこまで得意ではないです。このシリーズのタクタイル(茶軸)よりも悪いです。

キー配列は、日本語89キー配列です。
Fキーはフルサイズですが、Winキーがないタイプです。
75%レイアウトの省スペース「詰め込み型」なので、矢印キーあたりが相当特殊な配置で使い辛そうです。
また、キートップに日本語のかな印字があるタイプなので、見映えもイマイチです。

接続は、Bluetooth5(LE)です。
また、USBドングル(LOGI BOLT USB RECEIVER)も同梱です。
従来のロジクールのUSBドングルとは違って、USB無線(2.4GHz)ではなく、Bluetoothで通信するものです。
不要にも思えますが、PC内蔵のBluetoothと違ってセキュアにできるので、主に企業向けに付けています。
なお、先述のゲーミング用ドングル(USB LIGHTSPEEDワイヤレス)ではないので、1msはでません。

ペアリングは、3台まで登録できます。
各OSへの対応は、Win Macに公式対応です。
タブレットも、Bluetoothだと、iPad OS, Androidの対応が確認できます。
キーマップには、本機の場合、Logi Options+というアプリで調整できます。
OS間を超えてファイルなどの移動ができるお馴染みのLogicool Flowも対応です(上記写真)。なお、Logicool Flowは、マウスを使って便利な機能なので【ワイヤレスマウスの比較記事】のほうで説明しました。

充電方式は、内蔵バッテリー式です。
フル充電後最長10ヶ月です。ただし、バックライトを利用する場合、15日間です。
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以上、ロジクール(Logitech)のMX MECHANICAL MINIの紹介でした。
ゲーム用でない、仕事用のメカニカルキーボードは意外に少ないので、FILCOや東プレの対抗馬として貴重です。
比較する場合、やはり、装備として、バックライトがある点と、Bluetoothより安定する、USB無線方式の接続が利用できる点が、同社の魅力です。
Logi Options+を含めたソフト周りの出来も良いため、同社のMXシリーズのマウスと一緒に使う場合、便利に使えると言えます。
一方、キー自体、同社のゲーミング向けと違い、機能面がそこまで強調されない(情報も公開されない)部分ほか、日本語89キーの75%TKLになる点で、配置面で、やや「ごちゃごちゃ感」が強めなのが難点でしょう。
とくに、矢印キーあたりのキーの配置がかなり特殊で、「キーボードに自分をカスタマイズ」するタイプである部分は注意点でしょう。

【2022年9月発売】
【リニア(赤軸)】
33・ロジクール SIGNATURE K855
¥11,208 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
キー方式:メカニカル式
配列:日本語88キー
接続:Bluetooth 5.0
キーピッチ:19mm
キーストローク:4±0.4mm
Fキー:フルサイズ
電池: 36ヶ月(バッテリー)
SIGNATURE K855も、ロジクールの製品です。
1つ上でみたMX MECHANICAL MINIの廉価版的な位置づけの製品です。

重さは、692.4gです。
自宅外への持ちはこびは前提としていません。

キーボードの形式は、本機もメカニカルです。
キーの種類は、1種類です。
クリック感がなく、磁石の反発のような感じが最後まで続くリニア(赤軸)だけです。
GX軸のようなロジクールの独自製品ではなく、中国広東の中堅キーメーカのTTCの製造です。
キーピッチは19mm、ストロークは、約4mmです。
通常のストロークで、ロープロではないです。
荷重は、正確には開示がなく、45±15gという表記です。
キーを1種類にすることで、部品の調達コストを下げていると思われます。

タイピング角度も、脚上げレバー(チルトレッグ)が付くので、わりと本格的です。
角度は、4°と8°で切り替え可能です。

接続は、本機の場合も、Bluetooth5(LE)です。
ただ、Bluetooth式のUSBドングル(LOGI BOLT USB RECEIVER)も上位機と同じものが同梱です。ペアリングは、3台まで登録できます。
各OSへの対応は、Win Macに公式対応です。
上位機同様に、Logi Options+を利用し、OSのマッピングを調整する仕組みがあります。
タブレットも、Bluetoothだと、iPad OS, Androidの対応が確認できます。

キー配列は、日本語89キー配列です。
一般的な91キーに対して、Fキー右側の3ボタンがないタイプです。あまり使わないでしょうから問題ないです。一方、Mac用のキー刻印があるほか、スマホ用の顔文字などの刻印もあります。
キートップの刻印の文字が多く、わかりにくい上に美観を損ねる部分がはありますが、OSをまたいで利用しやすい部分はあります。
Fキーはフルサイズで、矢印キー部分も「普通配置」なので、ブラインドタッチはしやすいでしょう。
充電方式は、内蔵バッテリー式です。
最長36ヶ月と上位機より長いのは、バックライト未搭載の部分によりそうです。
本機もLogicool Flowに対応です。このあたりは、上位機と仕様は変わりません。
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以上、ロジクール(Logitech)のSIGNATURE K855の紹介でした。
変則的なキー配置にせず、メカニカルスイッチを採用し、Bluetoothを装備する機種としては、「最安級」です。
「赤軸」だけにし部品の調達コストを下げ、複数のOSに対応できるようにして、購買ターゲット層を増やすなど、「改悪な廉価版」せずに価格を下げる工夫が見られます。
アルミ製の本体台座を採用し、重さも過度に削っていません。打鍵時の剛性も担保があります。それでいて、形状に「かわいさ」があり、一般ユーザー受けしそうな感じで完成度も高そうです。
1万円前後の製品で、最近見たものの中では結構良い製品に思えました。値段重視で、パソコン用に考えているならば、選んで良い製品の1つでしょう。
一方、(ロジクールの他機もですが)周囲にケースがなくキーがむき出しなので、側面を指休めに使えない部分と、ゴミが入りやすい部分はあります。
また、経年変化での耐久性や、外見の美観の変化についても、このタイプは新登場なので、使い込んでどうなるかは、少し今後のレビューなどを気にしてもよい部分です。
そのほか、複数ある同社の軸色のうち、クリック感のない部分で、メカニカル式としてはやや「クセ」がある「赤軸」しか選べない部分がネックです。
本体の剛性や筐体への共鳴の部分で、クリッキーな青軸や茶軸は採用しがたかったため、「赤軸」の採用になった部分は、少なからずあるのかもしれません。
次回に続く!
打ちやすい無線キーボードのおすすめは結論的にこれ!
というわけで、今回は、PC用の省スペースBluetoothキーボードの比較の2回目記事でした。
しかし、記事はまだまだ「続き」ます。

2・テンキーレスBTキーボードの比較 (2)
2-1:Rezer〈シンガポール〉
2-2:キークロン〈香港〉
2-3:コルセア〈米国〉
2-4:ASUS〈香港〉
2-5:東プレ〈日本〉
3・Bluetoothキーボードの比較 【結論】
3-1最終的な「おすすめ」の提案
続く2回目記事(こちら)では、Razeやキークロンなど、ここまで紹介できなかった各社のPC用テンキーレス機をついかで見ていきます。
打鍵感 ★★★★★
誤入力防止 ★★★★★
疲れにくさ ★★★★★
高速入力 ★★★★★
静音性 ★★★★★
耐久性 ★★★★★
便利機能 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、「結論編」(こちら)では、ここまで紹介したキーボード全てから、スマホ・タブレット向け、パソコン向けそれぞれについて、Atlasのおすすめ機種を提案していきたいと思います。
引き続き、よろしくお願いします。
2回目記事は→こちら
