1回目記事からの続きです→こちら
今回の結論
家庭用の小型電気ケトルのおすすめは結論的にこの機種!
1・定番の電気ケトルの比較 (1)
1-1:選び方の基本の解説【導入】
1-2: T-Fal〈フランス〉
1-3:タイガー 1〈日本〉
2・定番の電気ケトルの比較 (2)
2-1:タイガー 2〈日本〉
2-2:デロンギ〈イタリア〉
2-3:象印〈日本〉
2-4:ドリテック〈日本〉
3・定番の電気ケトルの比較 (3)
3-1:アイリスオーヤマ〈日本〉
3-2:他の企業〈各社〉
4・コーヒー向け電気ケトルの比較
4-1:ラッセルホブズ〈英国〉
4-2:バルミューダ〈日本〉
4-3:ハリオ〈日本〉
4-4:シロカ〈日本〉
4-5:他の企業 〈各社〉
5・定番の電気ケトルの選び方 【結論】
=最終的な「おすすめ機種」の提案
というわけで、今回は、家庭用の小型電気ケトルについて書いてきました。
最終回の5回目記事では、最後に、いつものように、目的別にAtlasのオススメ機種を選定しておきたいと思います。
第1に、5000円前後の予算で考える場合、利便性・デザイン性の高いモデルとしておすすめできるのは、
【0.8リットル】
【2024年発売】
白:KO6401JP 黄:KO640AJP 黒:KO6408JP
1・T-fal アプレシア ロック
¥4,671 Amazon.co.jp (5/11執筆時)
【2022年発売】
黒:KO5408JP・白:KO5401JP
2・T-fal アプレシア プラスロック
¥4,125 Amazon.co.jp (5/11執筆時)
【2016年発売】
黒:KO4301JP 白:KO4308JP 赤KO4305JP
3・T-fal アプレシア エージープラスロック
¥3,980 Amazon.co.jp (5/11執筆時)
蒸気レス:50%カット
清潔性能:
安全性能:新PSE基準
定格消費電力:1250W
温度設定:
重さ:970g(台座なし770g)
軽量性 ★★★★★
清潔性 ★★★★☆
安全性 ★★★★★
デザイン ★★★★★
温度調整 ★☆☆☆☆
総合評価 ★★★★☆
ティファールのアプレシアプラスロック でしょう。
ただ、今の値段ならば、旧機のアプレシア・エージー・ロックでも良いでしょう。
そちらだけ、内装プラスチックに銀イオン抗菌があるので、メンテ性が少し良くなりますので。
使いやすく、世界で評価を受けている、伝統的な「アプレシア形状」の進化形です。
注ぎ口の工夫をふくめて、小さめの0.8Lサイズの製品だと、最もストレスなく使える製品です。
重さも、台座を除いて、本体だけならば800gに収まりますし問題ないです。
清潔性の部分でも、水あかが溜まりやすい底部は「ウルトラポリッシュ底面」にする工夫があるほか、注ぎ口の工夫で、ホコリが入りにくい工夫もあります。
安全面も、JISの新安全基準(1〜4)は網羅します。
蒸気も、同社の製品としてはですが、50%カットなので、その部分も良い仕様です。
サイズ的にも、0.8Lだと、1人用として、コーヒーにもお茶にも使いやすいでしょう。
T-Falの注ぎ口は、細出しもある程度できるので、ドリップでも問題ないです。
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【2017年発売】
【1リットル】
12・T-fal ジャスティン・プラス ロック
¥4,890 Amazon.co.jp (5/11執筆時)
【1.2リットル】(24年追加)
13・T-fal ジャスティン ロック
¥4,890 Amazon.co.jp (5/11執筆時)
蒸気レス:省スチーム設計
清潔性能:
安全性能:新JIS基準
定格消費電力:1250W
温度設定:
重さ:1030g(台座含む)
軽量性 ★★★★★
清潔性 ★★★★☆
安全性 ★★★★★
デザイン ★★★★★
温度調整 ★☆☆☆☆
総合評価 ★★★★☆
ただ、容量が0.8Lだと少し不安という場合は、同社の中・大型電気ケトルの定番である「ジャスティンブラスロック」で良いでしょう。
清潔性・安全性に関わる能力は、アプレシアと同じレベルです。
沸騰温度も、満量沸かしても5分26秒ですし、問題ないです。
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【2024年発売】
【0.8リットル】
36・TIGER QUICK&SAFE+ PCS-A080-K
36・TIGER QUICK&SAFE+ PCS-A080-HA
36・TIGER QUICK&SAFE+ PCS-A080-W
¥4,512 楽天市場 (5/11執筆時)
【1リットル】
37・TIGER QUICK&SAFE+ PCS-A100-HA
37・TIGER QUICK&SAFE+ PCS-A100-W
¥4,980 楽天市場 (5/11執筆時)
蒸気レス:省スチーム設計
清潔性能:
安全性能:新PSE基準
定格消費電力:1300W
温度設定:
重さ:820g 880g(台座除く 640g/ 700g)
一方、軽量性を最重要視して選ぶ場合、タイガーの軽量機となるPCS-A080/A100シリーズは候補です。
重さは、台座を除いた本体の重さとして、0.8Lが640g、1Lが700gです。
24年の法律改正を経た新安全基準を満たす機種では、本体は最軽量と言えます。
同じサイズの他社入門機に比べても、100gは軽めなので、はっきりと軽さを感じられるでしょう。
仕様面でも、JISの新安全基準(1〜4)をクリアする上で、蒸気レス構造ではないですが、上部配置の蒸気センサーの効果で、省スチーム設計ですし、ワンポイントです。
ただ、軽量化の弊害として、内装側面だけでなく、下部全体に金属がかからない構造です。
T-Falのウルトラポリッシュ底面のような配慮はないので、水あか(カルキ)の手入れは、豆にする必要はあるでしょう。
ただ、それでも、軽さはやはり魅力です。第3に、家庭用として、電気ケトルの安全性を最大限に重視するならば、
【0.8リットル】
【2022年発売】黒:PCK-A081-KM 白: PCK-A081-WM
20・TIGER 蒸気レス電気ケトル PCK-A081-KM
20・TIGER 蒸気レス電気ケトル PCK-A081-WM
¥7,052 Amazon.co.jp (5/11執筆時)
蒸気レス:100%軽減
清潔性能:内装フッ素 ステンレス
安全性能:新JIS基準+本体二重構造
定格消費電力:1300W
温度設定:
重さ:1100g(台座含む)
軽量性 ★★★★☆
清潔性 ★★★★★★
安全性 ★★★★★★
デザイン ★★★★☆
温度調整 ★☆☆☆☆
総合評価 ★★★★★
完全に「蒸気レス」であるタイガーのこちらの製品がおすすめです。
旧機がありますが、外観を除けば、ハンドルの抗菌加工の有無だけの違いです。
蒸気レス構造を含めて、機能性は同じです。
そちらは、Amazonでのアウトレット的販売なので、わりと安いです。
安全面において効果の期待できる転倒流水防止構造、給湯ロックボタンという優れた機構がありますから。
その上で、「完全蒸気レス」構造のため、結露の他、蒸気やけどのリスクも回避できます。
給水ロックも付属するため、こぼれにくいのも良い部分です。
清潔性の面でも、内装ステンレスは安心です。
利便性の面でも、フッ素加工で掃除がしやすい点や、鋼板ケース二重構造なので、1-2時間程度の保温は効く点は評価できます。
とくに後者は、光熱費の節約になる点でもオススメできます。
外観も、モデルチェンジで、フォルムがスマートに見えるので、デザイン上、問題にならないでしょう。コーヒー一杯分の沸騰時間も短いです。
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【2019年発売】
【0.8リットル】
48・象印 電気ケトル CK-AX08-BA
48・象印 電気ケトル CK-AX08-WA
¥9,611 Amazon.co.jp (5/11執筆時)
【1リットル】
49・象印 電気ケトル CK-AX10-BA
49・象印 電気ケトル CK-AX10-RA
¥13,800 Amazon.co.jp (5/11執筆時)
蒸気レス:100%軽減
清潔性能:内装フッ素ステンレス
安全性能:旧PSE基準+本体二重構造
定格消費電力:1300W
温度設定:
重さ:1200g/1300g(台座含む)
軽量性 ★★★☆☆
清潔性 ★★★★★★
安全性 ★★★★★
デザイン ★★★★☆
温度調整 ★☆☆☆☆
総合評価 ★★★★★
一方、同価格帯の製品でもう一機挙げるとすれば、象印のK-AX08とK-AX10です。
とくに、タイガーより大きめの1Lサイズがあるため、量的に心許ない場合、こちらが良いかと思います。
タイガー同様に、本機も蒸気レス機です。
中にフッ素加工がなされた二重構造で、安全性も高いです。
その上で、本機はロックボタンと給湯ボタンが一体なので、利用時にロック解除の手間が減らせるのが良い部分です。
レバーの押し方で、湯量の調整もできますし、なかなかに凝った作りです。
注意点は、先述のように、センサー制御で沸騰温度に達しないようにする仕組みで、蒸気レス機にする仕組みである点です。
蛇口の浄水器レベルで対応できない環境だと、約2分30秒の追加カルキ飛ばし機能を使う必要がある点だけ、注意すると良いかと思います。
第4に、やや高額ながら、機能面で見どころのある電気ケトルは
【2022年発売】
【1リットル】
25・TIGER 7SAFE+ PTQ-A100-KO
25・TIGER 7SAFE+ PTQ-A100-RR
25・TIGER 7SAFE+ PTQ-A100-HS
¥11,286 Amazon.co.jp (5/11執筆時)
蒸気レス:100%軽減
清潔性能:内装フッ素 ステンレス
安全性能:新JIS基準+本体二重構造
定格消費電力:1300W
温度設定:
重さ:1300g(台座含む)
軽量性 ★★★☆☆
清潔性 ★★★★★★
安全性 ★★★★★★
デザイン ★★★★★
温度調整 ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
タイガーの PTQ-A100でしょう。
デザイン部分では、近年タイガーは、個性がありつつもシンプルで現代的な製品をだすようになってきていて、本機についても文句はありません。
安全面でも、蒸気レスである上で、「傾斜ふたロック」を含めて、もともと同社の強みである部分をより強化しています。
その上で、ふたの開けやすさなど「使いやすさ」についても配慮が行き届いています。
ダイヤルでの温度調整にも対応できます。
温度設定はアナログ式で、本体もドリップには重いですが、コーヒードリップを主目的にしない機種ですし、これでも良いと思います。
機能面では、穴がない」といってよい製品です。
構造的にも「持ちやすい」ので大きな問題ではないです。
とはいえ、あと一歩、重さは「削れれば」完全無欠の気がしますが、そういった製品は他社にもないですし、選んでOKでしょう。
第4に、美味しいドリップコーヒーを入れるために主に使う電気ケトルとしては、
【0.6リットル】
【2024年発売】
7・BALMUDA The Pot KPT01JP-BK
7・BALMUDA The Pot KPT01JP-WH
7・BALMUDA The Pot KPT01JP-SV
¥14,960 Amazon.co.jp (5/11執筆時)
【2022年発売】K02A-BK K02A-WH後継機
8・BALMUDA The Pot K07A-BK
8・BALMUDA The Pot K07A-WH
¥13,677 Amazon.co.jp (5/11執筆時)
蒸気レス:
清潔性能:ステンレス
安全性能:旧PSE基準
定格消費電力:1200W
温度設定:
重さ:900g(台座含む)
軽量性 ★★★★★★
清潔性 ★★★★★
安全性 ★★★★☆
デザイン ★★★★★★
温度調整 ★☆☆☆☆
総合評価 ★★★★★
BALMUDA The Potをオススメします。
新旧両機種ありますが、性能は同じです。値段で決めて良いかと思います。
本体の軽量性と、考えられて設計された持ち手が最も評価するポイントです。
ペーパードリップする際に、重さを気にせず作業に集中できます。
業務用としては、0.6Lサイズがネックになるかもしれませんが、個人で楽しむならば、むしろこのサイズが最も良いと思います。重さも、持ち運ぶ部分だけならば600gです。
一方、素材的に本体の発熱と無縁ではないですが、完全に断熱をしない構造でもなく、この部分はあまり気になりません。
ただし、ロック機構などはないので、お子さんや動物のいる空間には向きません。
とにかく、バランスが良いので、比べて使ってみて、Atlasの評価がガラッと変わった製品です。
第5に、コーヒー用で、抽出温度にとことんこだわりたい場合におすすめなのは、
【2025年発売】【0.8リットル】
9・HARIO エレクトリックケトル ライラ ECK-80-W
10・HARIO エレクトリックケトル ライラ ECK-80-B
¥20,089 Amazon.co.jp (5/11執筆時)
蒸気レス:
清潔性能:内装ステンレス
安全性能:新PSE基準
定格消費電力:1200W
温度設定:50〜96度
重さ:530g(台座含む1.1kg)
軽量性 ★★★★★
清潔性 ★★★★★
安全性 ★★★★★
デザイン ★★★★★★
温度調整 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
HARIOのエレクトリックケトル ライラ ECK-80 でしょう。
価格面では、正直、温度設定ができるだけで良いならば、より安いモデルは他社にあります。
ただ、コーヒー器具として「淹れやすさ」、あるいは、「趣味性」の高い家電ジャンルですし、外観部分の「機能美」を考える場合、本機が一番の候補と言えます。
個人的にも、次に買い直すならば、本機を選ぶと思います。
外観は、シンプルで、現代的な感じ、悪くないです。
その上で、老舗コーヒー器具専門メーカーの製品らしく、機能面の完成度が高いです。
「グースネック形状」で細入れしやすい注ぎ口であるほか、軽量な本体と、安定感と操作性を兼ね備えたハンドルを備えます。
ガラストップの台座も、ガラス器具の企業らしく、美観がありつつ、しっかりしたもので安定感があります。
ケトル底面にシリコンゴムを備えて、台座に置いた際に、不快音がしないような工夫も、気が利いています。
温度設定は、38度〜100度の間で設定できます。
1度ごとの設定可能と細かくできます。
5つまで、温度のプリセットができるので、毎回の設定も簡単です。
安全面も、ふたの工夫で、PSE新基準に合致です。
そのほか、ドリップタイマーが付属するほか、操作音のミュート機能まで、細かいところまで気が利いた仕様です。
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【2025年発売】
【0.8リットル】
(上位機)
17・T-Fal カフェロックコントロール 0.8L KO9208JP
¥10,579 楽天市場 (5/11執筆時)
(上位機:おまけつき)
18・T-Fal カフロックコントロール 0.8L KO9208JPA
¥12,000 Amazon.co.jp (5/11執筆時)
蒸気レス:なし
清潔性能:内装ステンレス
安全性能:旧PSE基準
定格消費電力:1250W
温度設定:40〜100度
重さ:760g(台座含む1230g)
軽量性 ★★★☆☆
清潔性 ★★★★★
安全性 ★★★★☆
デザイン ★★★★★★
温度調整 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
一方、1万円前後の製品で選ぶ場合、T-Falのカフェロックコントロールが候補になります。
デロンギ機と迷いましたが、重さと操作性の部分では、T-falのほうが一般向きだと感じました。
外観は、HARIOとは異なる方向性です。
しかし、フランスのT-falらしい主張があるデザインが好感です。
重さも、本体は760gです。
ハリオよりは重いですが、デロンギのように1kg近いわけではないので、許容範囲でしょう。
温度設定も、40・60・70・80・85・90・95・100℃の8段階設定できます。
現在の水温表示もできますし、温度設定回りの機能性は、HARIOと大きく変わりません。
最大60分まで、設定温度(100度の場合のみ95℃)をキープする保温機能もあります。
抽出温度による味の違いを楽しめる点では、HARIO機と変わらないです。
こちらを選んでも、十分にハンドドリップを楽しめるでしょう。
多少高いですが、こちらについては、台座を除いた重さが1kgを切る水準ですから。
温度調整もできる製品ですし、実用的にもデロンギと変わらないと言えます。
安全面でも、新PSE基準に準拠ですし、この部分にも安心感があります。
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【2020年発売】
【0.8リットル】
12・シロカ 温度調節電気ケトル SK-D171
¥9,980 Amazon.co.jp (5/11執筆時)
蒸気レス:
清潔性能:内装ステンレス
安全性能:旧PSE基準
定格消費電力:900W
温度設定:60〜100度
重さ:900g(台座含む)
軽量性 ★★★★★
清潔性 ★★★★★
安全性 ★★★★★
デザイン ★★★★★
温度調整 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
一方、温度にこだわりたい場合で、蛇口に浄水器がないご家庭の場合、シロカも選択肢にできます。
こちらも「コーヒー用」として紹介したモデルの1つです。
パワーは、900Wです。
安全面も、旧PSE基準です。
これらの部分で、弱さがあるため、イチオシにはできません。
保温設定は、しかし、こちらの場合、「煮沸モード」が選べます。
「温度設定」ができる他社機の場合、沸騰させてから「冷ます」のではなく、沸騰する前に、設定温度で止まります。
そのため、煮沸(カルキ抜き)ができないので浄水機能のない水道水をそのまま利用しにくい部分があります。
しかし、本機の「煮沸モード」は、沸騰温度にしてから設定温度まで冷まして保温ができます。
さすがに「白湯」レベルまで冷ますのは、時間がかかり面倒ですが、コーヒー用の低温(80度台)ならば、そこそこ短い時間でできそうです。
ブザー音で設定温度到達をを知らせてくれますし、どうしても「浄水器」設置に難がある場合で、温度設定にこだわりたい場合は、選択肢になるでしょう。
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三菱レイヨン クリンスイMONO MD101-NC
¥3,975 Amazon.co.jp (5/11執筆時)
除去対応物質:12+5+2種類
浄水可能量:900L
流水量:1.6L/分
コスト:約2.400円 (1000L)
ただ、蛇口の段階でカルキを活性炭で除去してしまえば、カルキ抜きの時間は節約できます。
実際、カルキ対策なしでケトルを使い続けると、経年変化で付着物つきやすく、掃除が面倒です。
蛇口取付式のクリンスイをはじめ、コストや除去物質などの観点から、【おすすめ家庭用浄水器の比較記事】で比較しています。
よろしければ、そちらもご確認ください。
第5に、コーヒー以外の飲料も飲む方で、抽出温度にこだわりたいかたにおすすめなのは、
【0.8リットル】
【2022年発売】白:KO8401JP 黒:KO8418JP
4・T-fal アプレシア ロック コンロトール 0.8L
¥9,000 Amazon.co.jp (5/11執筆時)
5・T-fal アプレシア ロック コンロトール エコ 0.8L
¥10,796 Amazon.co.jp (5/11執筆時)
蒸気レス:
清潔性能:
安全性能:新JIS基準
定格消費電力:1250W
温度設定:40〜100度
重さ:1250g(台座含む)
軽量性 ★★★★★
清潔性 ★★★★★
安全性 ★★★★★
デザイン ★★★★★★
温度調整 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
ティファールのアプレシア ロック コンロトール 0.8Lが良いでしょう。
エコプラスチックを使うだけの違いなので、ブラックモデルでもOKです。
安全性を重視する場合、給水時に開ける一手間はありますが、「ロック」できる上位機でも良いかと思います。そちらの方が、上記も少ないです。
温度調整できる機種はほかにもあります。
しかし、軽量性・安全性・デザイン性を兼ね備えている部分で、こちらはレベルが高いです。
多少高いですが、普段のお茶などを「ワンランク上のクオリティ」で抽出したい場合は、最も良い選択肢です。
ケトルは一度買うと10年以上は壊れない家電ですので、特に家庭用ならば、多少良いものを選んで良いと思います。
コーヒーは、もちろん、ハンドドリップ対応です。
ただ、淹れたい場所に、細く注ぐことは、1つ上で「おすすめ」した「グースネック型」の注ぎ口であるコーヒー専用に負けます。
ただ、そちらの方式は、逆に「お湯を注ぐスピード」が基本的にかなり遅いので、お茶などの場合、ストレスに感じる人が多い気がします。
実際、お茶(煎茶)ほか、(飲みものではないですが)カップラーメンなどの場合、お湯を一気に淹れた方が、(経験上)美味しくできます。
コーヒーにしても、相当こだわるのでないならば、これで十分です。
清潔性・安全性の部分では、内装ステンレス、本体二重構造は不採用です。
ただ、底は、水あかが最も付着する底は、ウルトラポリッシュ底面を採用する上で、安全面でも、JISの新安全基準はクリアします。
十分と言って良い配慮もあります。
補足:このブログの関連記事の紹介
というわけで、今回は、電気ケトルの比較でした。
1・定番の電気ケトルの比較 (1)
1-1:選び方の基本の解説【導入】
1-2: T-Fal〈フランス〉
1-3:タイガー 1〈日本〉
2・定番の電気ケトルの比較 (2)
2-1:タイガー 2〈日本〉
2-2:デロンギ〈イタリア〉
2-3:象印〈日本〉
2-4:ドリテック〈日本〉
3・定番の電気ケトルの比較 (3)
3-1:アイリスオーヤマ〈日本〉
3-2:他の企業〈各社〉
4・コーヒー向け電気ケトルの比較
4-1:ラッセルホブズ〈英国〉
4-2:バルミューダ〈日本〉
4-3:ハリオ〈日本〉
4-4:シロカ〈日本〉
4-5:他の企業 〈各社〉
5・定番の電気ケトルの選び方 【結論】
=最終的な「おすすめ機種」の提案
各社の製品をもう一度確認したい方は、以上のリンクをご利用ください。
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1・電気ポットの比較
2・小型電気ケトルの比較
また、もう少し湯量をたくさん淹れたいと考えている方は、上記の1番記事をご覧ください。
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ではでは。