【今回レビューする内容】2025年 10万円以内・10万円前後の15.6インチの大画面ノートパソコンの性能とおすすめ
【比較する製品型番】Dell Inspiron 15 3000 intel AMD Dell NEW Inspiron 16 AMD Intel ASUS Vivobook Go 15 1504FA-R582EWS M1502YA-BQ199WS M1502YA-BQ102W M1502YA-BQ200W M1502YA-BQ183WS M1502YA-BQ196W M1502YA-BQ183W ASUS Vivobook 15 M1502YA M1502YA-BQ102W M1502YA-BQ183W M1502YA-BQ196W ASUS Vivobook 16 M1607KA M1607KA-AI7165W Vivobook 16 X1607CA X1607CA-U5165BU X1607CA-U5165BUS Vivobook 16 X1605VA X1605VA-MB333W X1605VA-I5H165W ほか
今回のお題
安くて性能の良いノートパソコンのおすすめはどれ?
ども、Atlasです。
今日は、2025年5月現在、「10万円前後」の予算で買える、大画面15.6インチノートパソコンの比較の3回目記事です。
1・大画面ノートPCの比較 (1)
1-1:HP
1-2:レノボ〈Think Pad系〉
2・大画面ノートPCの比較 (2)
2-1:レノボ〈その他〉
2-2:富士通
3・大画面ノートPCの比較 (3)
3-1:DELL
3-2:ASUS
4・大画面ノートPCの比較 (4)
4-1:最終的なおすすめの提案【結論】
3回目記事では、米国のDELLと台湾の格安大画面ノートPCをみていきます。
3-1・DELLの大画面ノートPC(15.6型)
はじめに、アメリカの大手PCメーカーであるDellの製品です。
HPのライバルですが、「カスタマイズ向き」な売り方で、PCに詳しい上級者向けのイメージです。
なお、DELLも、筐体が異なる複数のシリーズがあります。
1・プラチナ
2・プレミアム
3・スタンダードプラス
3・スタンダード
4・エントリー
以前は、HPと同じように、CPU・SSD・メモリなどの構成で「ランク表示」して、製品の能力を横断的に比較しやすくしていました。
最近は、この原則がなくなったのですが、(記事としてあった方が分かりやすいので)主にCPUをみながら、目安として記載してみようと思います。
なお、デルは頻繁にセールがあり、上位機が下位機よりも「安い場合」が他社より多いので、しっかりみてください。最近サイトが変更され、価格が総覧できない仕様になりました。
そのため、値段を重視する場合、かなり選びにくくなっています。
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今回も、Atlasのおすすめポイントは赤系の文字色で、イマイチだと思う点は青字で記していきます。
【2023年発売】3530シリーズ
【スタンダード】
53・Dell New Inspiron 15 3000 intel スタンダード
¥107,900 DELL (5/28執筆時)
CPU:Intel Core i5-1334U
メモリ:16GB
ストレージ:512GB SSD/PCIe
【プレミアム】
54・Dell New Inspiron 15 3000 intel プレミアム
¥119,188 DELL (5/28執筆時)
CPU:Intel Core i7 1355U
メモリ:16GB
ストレージ:512GB SSD/PCIe
【プラチナ】
55・Dell New Inspiron 15 3000 intel プラチナ
¥132,285 DELL (5/28執筆時)
CPU:Intel Core i7 1355U
メモリ:16GB
ストレージ:1TB SSD/PCIe
モニター:15.6型 フルHD 非光沢 IPS
DVD:
重さ:約1.63kg〜
接続:USB-A (3.0) USB-A (3.0) USB 2.0 HDMI 1.4
通信:Bluetooth5.2 Wi-Fi6
バッテリー:
カメラ:HD 720p カメラ
OS:Windows 11 Home
ソフト:Office 2024(追加可)
保証:1年間
Inspiron 15 3000(3530)シリーズは、DELLのノートPCでは、最も格安なラインです。
執筆時、上位機がセール中だったので、値段が通常より安めの値付けになりますが、グレードは上表の順で間違いないです。
重さは、1.63kg前後です。
モデル構成で異なりますが、だいたいれほどです。
液晶画面は、15.6型ワイドです。
本機は、非光沢(ノングレア)でビジネスにも使いやすい仕様です。
光沢液晶とちがって、外光反射の問題がないので、目も疲れにくいでしょう。
一方、解像度もしっかりフルHDです。
パネルの種類は、「広視野角」(WVA)とのIPS表記です。
非光沢ですし、仕事用として問題ないです。
輝度が250ニトなので最近の製品としては、多少暗めとはいえますが、仕事用と考えれば、標準的な仕様で、問題ないです。
CPUは、最新の13世代のインテルCPUを採用します。
現状では、以上の2CPUが選択可能した。
下位構成は、Intel Core i5-1334Uで、10コア12スレッド(1.3GHz×2 + 0.9GHz×8)です。
CPUスコアは13000前後です。一般的なニーズ(仕事や動画閲覧)において、入門機の「標準」といえる水準を十分に超えます。
上位構成は、 Core i5 1355Uで、10コア12スレッド(1.7 GHz×10)です。
スコアは、15000オーバーなので、Atlas基準で言えば「かなり快適」です。
GPUは、統合型です。いずれも80EUsの世代です。
Intel系CPUでは割と良いスペックと言えます。
「AI世代」よりも前のCPUではありますが、今回のGPU基準では「快適」の水準である1000を超えますので。
SO-DIMM DDR4 3200MHz PC4-25600 16GB
¥8,980 Amazon.co.jp (5/28執筆時)
メモリーは、下位機種で、8GB搭載です。
これでもWindows11にも足ります。
一方 簡単ではないですが、本体を開けてスロットにはアクセスできるので、後からでも32GBまでは増設できます。
ストレージは、第3世代のPCIeのM2.SSDになるので高速です。
ネットワークは、Wi-Fi6(11ax)とBluetooth.5.2です。
最新世代ですので、問題ありません。
インターフェースは、基本構成だと、USB-C端子が1つと、USB-A端子が3つです。
速度は、3つの端子がUSB3.0ですが、USB-Aの1つだけは、マウスなどを利用するためのUSB 2.0です。
HDMI端子は装備されますが、USB2.0は(間違えやすいですし)今どきではないです。
バッテリーは、標準持続時間の情報がないです。
先述のように、メーカー間で比較しにくいですし、あえて出さないという方針も「あり」でしょう。
キーボードは、本機も、右側にテンキー列(数字キー)がある仕様です。
ややストロークは浅めですが、本機については、構造的にそれなりの傾斜が付くので、(他社のエントリークラスに比べて)打ちにくいわけでもないです。
特殊な配列もありません。
DVDドライブは、付属しません。
オフィスは別売です。
ただ、Office2024を追加したモデルが購入可能です。
PowerPointも付属するHome &Businessの場合、+26,400円です。
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以上、DELLのInspiron 15 3000シリーズの紹介でした。
最新世代のインテルCPUを採用しつつ、快適水準のスコアをクリアする、上位の「プレミア」モデルは魅力でしょう。非光沢液晶ですし、仕事用には向くと思います。
一方、問題点は、パネルの種類がハッキリしない点です。
「目の疲れ」を考えると(CPUやSSDの速度より)考えるべき点なので、もう少し情報が欲しいところです。
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【2022年発売】3520シリーズ
【プレミアム】
56・Dell Inspiron 15 3000 intel プレミアム
¥113,199 DELL (5/28執筆時)
【Win 11 Pro仕様】
56・Dell Inspiron 15 3000 intel プレミアム
¥88,869 DELL (5/28執筆時)
CPU:Intel Core i5 1235U
ストレージ:512GB SSD/PCIe
メモリ:8GB
【プラチナ】
57・Dell Inspiron 15 3000 intel プレミアム
¥95,189 DELL (5/28執筆時)
CPU:Intel Core i7 1255U
ストレージ:512GB SSD/PCIe
メモリ:16GB
モニター:15.6型 フルHD 非光沢 IPS
DVD:
重さ:約1.65kg〜
接続:USB-A (3.0)×2 USB 2.0×1 HDMI 1.4×1
通信:Bluetooth5.2 Wi-Fi6
バッテリー:
カメラ:HD 720p カメラ
OS:Windows 11 Home
ソフト:Office 2024(追加可)
保証:1年間
なお、昨年モデルのInspiron 15 3000(3520)シリーズが若干数残ります。
仕様はほぼ同じですが、CPUのみ前世代です。
スコアは、新機種よりも良いほどなので少しポイントです。
ただ、コアあたりの省電力性の部分で、新機種には少し負けるので、どっちが良いとは言えません。
先述のように、DELLはバッテリーの稼働時間の目安を出さないので、ここは、何とも言えませんが。
あとは、端子構成において、USB-Cがない(オプション)になる点が目に付く違いです。
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結論的にいえば、現状の価格で言えば、スタンダードモデルは、CPUは「ほどほど」ながら、ストレージ量は多いです。あまりハードに利用しない場合、格安ですし選択肢になるかなと思います。
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【2023年発売】3535シリーズ
58・Dell Inspiron 15 3000 スタンダードプラス
¥54,378 DELL (5/28執筆時)
CPU:AMD Ryzen 5 7520U
メモリ:8GB
ストレージ:512GB SSD/PCIe
59・Dell Inspiron 15 3000 プレミアム
¥65,677 DELL (5/28執筆時)
CPU:AMD Ryzen 5 7530U
メモリ:16GB
ストレージ:512GB SSD/PCIe
60・Dell Inspiron 15 3000 プラチナ
¥100,709 DELL (5/28執筆時)
CPU:AMD Ryzen 7 7730U
メモリ:16GB
ストレージ:1TB SSD/PCIe
モニター:15.6型 フルHD 非光沢 IPS
DVD:
重さ:約1.63kg〜
接続:USB-A (3.0) USB-A (3.0) USB 2.0 HDMI 1.4
通信:Bluetooth Wi-Fi5
バッテリー:
カメラ:HD 720p カメラ
OS:Windows 11 Home
ソフト:Office 2024(追加可)
保証:1年間
一方、AMD系のCPUを採用するInspiron 15 3000 (3535) というバージョンもあります。
こちらは、旧機ではなく、2023年モデルです。
CPUスコアは、先ほどみた2023年のインテル構成と比べてもさほど変わりません。
下位構成は、4コア8スレッド(2.8GHz×4)の Ryzen 5 7520Uです。
中位機構は、6コア12スレッド(2.0GHz×6)の Ryzen 5 7530Uです。
上位機構成は、8コア16スレッド(2.0GHz×8)の Ryzen 7 7730Uです。
先ほどみたIntel系と比べる場合、これらのAMD系のほうが、クロック数はだいぶ大きいですが、ターボ時でみると変わりません。
GPUの部分では、ただ、Inte13l世代はとくに手を加えていないので、グラフィックスを含めれば、AMD系のが多少優るかもしれません。
同じ、15Wの低消費電力CPU同士ですので、(持続時間は不明ながら)バッテリー持続時間もさして変わらないかと思います。
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結論的にいえば、CPU周りの仕様で言えば、AMD系の構成の方がややお得感はあります。
ただ、Wi-Fiユニットが新機種になっても、AMD系はWi-Fi5のままでしたし、マザーボード周り全体を見た場合、Intel系のが仕様が良いようにはみえます。
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このほか、DELLは法人用シリーズとして、Vostro 15 3000シリーズをラインナップします。
Vostro 15 3000 は、売上「ランク上位」で人気です。
しかし、法人用(受注生産)なので、個人用としては請けていないので、注意して下さい。上で紹介したInspironが「個人向け・家庭向け」ラインです。
【2024年発売】Inspiron 16 5645
61・Dell Inspiron 16 AMD プレミアム
¥109,000 DELL (5/28執筆時)
CPU:AMD Ryzen5 8540U
メモリ:16GB
ストレージ:256GB SSD/PCIe
62・Dell Inspiron 16 AMD プラチナ
¥129,000 DELL (5/28執筆時)
CPU:AMD Ryzen7 8840U
メモリ:16GB
ストレージ:1TB SSD/PCIe
モニター:16型 WUXGA IPS 非光沢
DVD:
重さ:1.98kg〜
接続:USB-A (3.0)×2 USB-C (3.1) HDMI
通信:Bluetooth5.0 Wi-Fi6
バッテリー:
カメラ:フルHD 1080p カメラ
OS:Windows 11 Home
ソフト:Office 2024(追加可)
保証:1年間
Dell Inspiron 16 AMD (5645) は、Dellが2022年から展開を始めた16インチのノートPCの最新版です。
筐体グレードとして言えば、15インチの3000シリーズより上の「中級機」と言えます。
もともと同社は「中級の筐体」としてDell Inspiron 15 5000シリーズがありました。
生産が終わりましたが、それの代わりに本機が登場したと考えれば良いかと思います。
HPでもエントリークラスの上の筐体の製品をみました。
その場合と同じで、DELLも、例えば、16インチ機には、キーボードのバックライトなど、各社の「中級装備」がなされます。
端子構成も新しい傾向で、カメラなどの性能も良く、指紋センサーなども付きます。
重さは、約1.98kgです。
画面サイズを反映して、わずかに15インチより重いです。
液晶画面は、16型ワイドです。
他社にもありましたが、「フルHD+(WUXGA)」解像度(1920×1200)で、すこし縦長になります。
フルHDの縦横比は16:9で、本機の場合は16:10になります。この使用の場合、ワープロ・表計算など縦スクロールのビジネスソフトが使いやすいです。
パネルの種類は、非光沢のIPSです。
問題ないです。
CPUは、2024年登場のAMD Ryzen 8040シリーズです。
下位機は、6コア12スレッドの AMD Ryzen5 8540U(3.2GHz ×6)で、上位機は、8コア16スレッドのAMD Ryzen7 8840U(3.3GHz ×8)です。
スコアは、下位機は20000前後、上位機だと25000です。
最新CPUであり、優秀です。
GPUは、統合型です。
24年登場の700シリーズです。下位機は740Mで、上位機は780Mです。
下位機のベンチはまだ不明です。クロック他をみると660Mよりは上位でしょう。
ただ、NPU(AIエンジン)は、740Mは非搭載です。機械学習向けに最適化(AMD Ryzen AI)されるのは上位機のみです。
GPUスコアは、上位機だと2500を超えてきます。
単独GPUのエントリークラスに迫っており、高水準です。
メモリーは、16GB搭載です。
DELLは増設できるモデルも多いですが、このシリーズはオンボードで、ユーザーの増設は不可です。
ストレージは、第3世代のPCI-E接続の256GBのSSDドライブです。
現状の平均値ですし、問題ない構成です。
ネットワークは、Wi-Fi6EとBluetooth 5.2です。
最後に改めて書きますが、Wi-Fi6Eは対応ルーターを導入する場合、新しい6GHz帯が使えるため、通信速度・安定性とも改善効果が期待できます。
インターフェースは、(四角い)USB-A形状が1つと、(丸い)USB-C形状が1つです。
USB-Cは、1ポートのみで、速度はUSB3.1です。
ただ、充電端子は別にあるので、フリーに使えます。
USB-Aは、2ポートとも、USB3.0です。
そのほか、HDMI端子が付属です。
バッテリーは、標準持続時間の情報がないです。
DELLは通例、このスペックを出しません。
キーボードは、一方、本機はサイドに2Wのスピーカーを搭載する構成で、テンキーがないです。
ただ、この場合は、センターにタッチパッドが配置されるので、人によっては(テンキーがあるより)「使いやすい」という人はいるでしょう。
F1キーと矢印の上下キーは、少し小さいですが、その代わり、タッチパッドを広めにしています。 キーボードのバックライトもありますし、全体としては良い感じです。
カメラも、しっかりフルHDカメラが基本装備です。
テレワーク需要に適う形です。なお、メカ式のプライバシーシャッターもある仕様です。マイクも、AIを併用したノイズ削減機能があるので、この部分でも便利そうです。
顔認証に対応するほか、指紋認証も可能です。
DVDドライブは、15.6インチですが、別売です。
米国では、大画面ノートPCを持ち歩くニーズもあるため、薄く作ることに一定の意味性があるからです。
オフィスは、もともと付属した設定のモデルもありますが、オプションでも購入できます。
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以上、Dell Inspiron 16 AMDの紹介でした。
ターゲットは明確で、ビジネスにおいて、Web会議や検索を含めt、最先端のAI機能を利用したいユーザーです。そのため、特に重要な、CPU・GPU周りを特に強化しています。
キーボードの仕様、画面形状・カメラとスピーカーなど、仕事用には全体的に良い仕様です。CPUほかの性能も十分以上です。
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【2024年発売】Inspiron 16 5640(加筆予定)
63・Dell Inspiron 16 Intel プレミアム
¥101,140 DELL (5/28執筆時)
CPU: Intel Core i5-120U
メモリ:8GB
ストレージ:512GB SSD/PCIe
(執筆時在庫なし)
64・Dell Inspiron 16 Intel プラチナ
¥109,639 DELL (5/28執筆時)
CPU: Intel Core i7-150U
メモリ:16GB
ストレージ:1TB SSD/PCIe
モニター:15.6型 WUXGA IPS 非光沢
DVD:
重さ:1.87kg
接続:USB-A (3.0)×2 USB-C (3.1) HDMI
通信:Bluetooth5.0 Wi-Fi6
バッテリー:
カメラ:フルHD カメラ
OS:Windows 11 Home
ソフト:Office 2024(追加可)
保証:1年間
なお、本機は、IntelCPUを利用するモデルが出ています。
CPUは、下位機は10コア12スレッドの Intel Core i5-120U(1.4GHz ×2 + 0.9GHz×8)、上位機は10コア12スレッドの Intel Core i7-150U(1.8GHz ×2 + 1.2GHz ×8)です。
18Wの超消費電力CPUですが、ターボ時は、5GHz・5.4GHzとそれぞれ伸びるので、その部分ではAMDとあまりかわりません。
ただ、サンプル数が一定ある状況で、スコアがイマイチ伸びていないのが気になります。
GPUは、下位機が、80EUs、上位機が96EUsです。
AMD系と仕組みが変わるので言及しにくいものの、いずれも先ほどの機種AMD系のほうがスコアは良いです。
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結論的にいえば、今後の状況にもよりますが、現状のCPUスコアの差は気になります。AMDのが良いでしょう。
3-2・ASUSの大画面ノートPC
続いてに、台湾のASUSの大画面ノートPCです。
【2024年3月発売】(一部23年)
型番:M1502YA-BQ102W (銀)
65・ASUS Vivobook 15 M1502YA
¥89,800 楽天市場 (5/28執筆時)
CPU:AMD Ryzen 5 7530U
メモリ:16GB
ストレージ:512GB SSD/PCIe
バッテリー: 約12.9時間(JEITA2.0b)
通信:Bluetooth5.1, Wi-Fi 6
ソフト:WPSオフィス
(WPSオフィス付属)
型番:M1502YA-BQ183W (黒)
66・ASUS Vivobook 15 M1502YA
¥89,800 Amazon.co.jp (5/28執筆時)
型番:M1502YA-BQ196W(銀)
66・ASUS Vivobook 15 M1502YA
¥84,800 楽天市場 (5/28執筆時)
(Office2021付属)
型番:M1502YA-R7161SIWS (銀)
66・ASUS Vivobook 15 M1502YA
¥129,800 Amazon.co.jp (5/28執筆時)
CPU:AMD Ryzen 7 7730U
メモリ:16GB
ストレージ:1TB SSD/PCIe
バッテリー: 約12.9時間(JEITA2.0b)
通信:Bluetooth5.1, Wi-Fi 6
ソフト:WPSオフィス /Office 2021
モニター:15.6型 フルHD 非光沢
ドライブ:
重さ: 約1.7kg
接続:USB-A (3.0 2.0) x3 USB-C (3.0) HDMI
カメラ:92万画素
バッテリー: 約12.9時間(下位機は8.7時間)
OS: Windows 11 Home
保証 :1年間
ASUS Vivobook 15は、台湾のAsusが販売する製品です。
Officeソフト、あるいはSSD容量の違いで複数あります。
こちらは、Asus(楽天と)Amazon直販の紹介ですが、量販店ベースでもVivobook 15の型番は結構バリエーションがあります。
重量は、1.7kgです。
本機も光学ドライブなしのモデルとしては平均的です。
画面サイズは、15.6型のフルHD(1,920×1,080)で、非光沢液晶です。
一方、液晶の種類について明記がないです。正確には「TFT表記」ですが、TN・IPSなどの区別はできません。
可能性は2つで、1つはTN液晶である場合です。
台湾勢は、ゲームユーザーに人気なので、視野角や色味はともかく、応答速度に利点があるTN液晶でよい、という人が多いからです。
そのほか、ADSなどの(商標の関係でIPSを名乗れない)「IPS系パネル」の可能性があります。ただ、ASUSはその場合、「広視野角」とは書くので、TNのような気はします。
CPUは、2機種での選択です。
下位機の場合、6コア12スレッドのRyzen 5 7520U(2.8GHz ×8)、上位機の場合、8コア16スレッドのAMD Ryzen 7 7730H(2.0GHz ×8)です。
いずれも、CPU・低消費電力にもかかわらず、スコアは一定以上です。
今回の目安だと、入門機の標準以上といってよいスコアですので。
バッテリー持続時間は、2021年世代の消費電力が高めのCPUになるため、バッテリー持続時間が、こちらだけ8.7時間になります。
大画面ノートPCなので、まあ、ここは問題にならない方も多そうですが。
メモリーは、下位機以外は16GBです。
これ以上の増設には対応しません。
ストレージは、第3世代のPCI Expressです。
最近は第4世代も増えてきましたが、必要十分です。
規格上の最高速は3000メガバイト/秒です。中身のSSDの性能によって実際の速度は変わりますが、一般的な意味で「遅い」ということはないです。
光学ドライブは、未搭載です。
キーボードは、キーとキーの間が空いたアイソレーション式のキーボードで、打ちやすい仕様です。 このシリーズはテンキーが付きます。
インターフェースは、(四角い)USB-A形状が3つと、(丸い)USB-C形状が1つです。
USB-Aは、USB3.01つで、あとはマウスなど用のUSB2.0です。
USB-Cも、USB3.0です。
そのほか、HDMI端子は1つ付属します。
ネットワークは、一方、Wi-Fi6(11ax)とBluetooth5.1です。
下位機のみ、発売時期が新しい関係で、6GHz帯を扱える新しいWi-Fi6Eです。
バッテリーは、上位仕様機で8.7時間というスペックです。
CPUの古さが、省電力性の部分で出ています。
オフィスソフトは、WPSオフィスが付属です。
いわゆる「互換オフィス」で、Microsoft製ではないのは気をつけてください。
一方、Amazon販売の上位モデルのみ、純正Officeが付属する製品がありますが、旧バージョン(Office 2021)です。
なお、こうしたOffice製品の違いが分からない方は、互換のWPSオフィスを含めて、以上の記事で詳しく書いています。
そのほか、カメラが付属しますが、解像度はあまり良くないです。
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以上、 ASUSのVivobook 15 M1502IA の紹介でした。
エントリーモデルは割と安めです。
ただ、バッテリーの保ちの部分と、特に、液晶の種類が不定であるのが大きな注意点です。
【2025年発売】
(WPSオフィス )
67・ASUS Vivobook 16 M1607KA M1607KA-AI7165W
¥89,800 Amazon.co.jp (5/28執筆時)
CPU:Qualcomm Snapdragon X X1-26-100
接続:USB-A (3.0) x2 USB-C (4.0) ×2 HDMI
バッテリー: 約19.2時間(JEITA3.0a)
通信:Bluetooth5.3, Wi-Fi 6E
(WPSオフィス )
68・ASUS Vivobook 16 X1607CA X1607CA-U5165BU
¥119,800 Amazon.co.jp (5/28執筆時)
(Office 2024)
68・ASUS Vivobook 16 X1607CA X1607CA-U5165BUS
¥149,800 Amazon.co.jp (5/28執筆時)
CPU:Core Ultra 5 225H
接続:USB-A (3.0) x2 USB-C (3.0)×2 HDMI
バッテリー: 約4.1時間(JEITA3.0a)
通信:Bluetooth5.2, Wi-Fi 6
モニター:15.6型 フルHD 非光沢
メモリ:16GB
ストレージ:512GB SSD/PCIe
ドライブ:
重さ: 約1.88kg〜
カメラ:207万画素(IR)
OS: Windows 11 Home
ソフト:上記参照
保証 :1年間
ASUS Vivobook 16 M1607KA も、台湾のAsusが販売する製品です。
CPU構成が複数ありますが、いずれも「Microsoft Copilot+用の新しいCPUを搭載したAI世代のPCである点で共通します。
重量は、約1.8kgです。
本機も光学ドライブなしのモデルとしては平均的です。
筐体は、MIL規格の堅牢性があります。
タフさを強調する同社の中級筐体です。
画面サイズは、16型のフルHD(1,920×1,080)で、非光沢液晶です。
ただ、本機も、パネル種類の情報がないです。
おそらく、本機もTN液晶かと思います。
いずれにしても、パネル種にこだわりたい(Atlasを含む)タイプには注意を要します。
CPUは、2機種での選択です。
下位構成の場合、クアルコム系の8コア8スレッドのCPUです。
Qualcomm Snapdragon X X1-26-100(3.0GH ×8)になります。
他社機でも書いたように、、Arm用のWindows 11で今だと動かせます。
【Microsoftのサイト】に、同社の純正ノートの場合の互換性の説明があります。ただ、仕事用に使う(ニッチではない)大手のビジネスソフトは対応ですので、問題ないです。
上位構成だと、インテル系の14コア14スレッドのCPUです。
Core Ultra 5 225H(1.7GHz ×2 + 1.3GHz ×10 です。)
インテルの「AI世代」のCPUなので、性能はかなり良いです。
スコアは、インテル系だと、30000に近いです。
下位構成も「標準以上」で仕様は良いです。
GPUは、統合型です。
インテル系だと、 Intel Arc Graphics 130Tです。
スコアは現状不明ですが、先述のように、AI世代ですので、一般利用において、両機ともこの部分の仕様の心配は不要でしょう。
バッテリー持続時間は、ただ、インテル系は注意で約4.1時間です。
厳しめのJEITA3.0で、正確には、動画約4.1時間、アイドル時9.3時間ですが、実際、モバイル用ではないです。
ただ、画面サイズ的に、据置で考えている方が多いかなとは思います。
メモリーは、16GBです。
ストレージは、第4世代のSSDで、512GBです。
ここは、下位構成でも同じです。
光学ドライブは、未搭載です。
キーボードは、本機もアイソレーション式で、テンキーもつくタイプです。
バックライトは未付属です。
インターフェースは、(四角い)USB-A形状が3つと、(丸い)USB-C形状が1つです。
下位構成の場合、USB-Cの速度規格がUSB 4と少し良いのはワンポイントでしょう。
ただし、充電と兼用です。
ネットワークは、上位構成のみ、Wi-Fi6(11ax)とBluetooth5.2です。
下位機のみ、6GHz帯を扱える新しいWi-Fi6Eです。
オフィスソフトは、WPSオフィスです。
ただ、Amazonモデルのみ、Office 2024が付属するモデルがあります。
いわゆる「互換オフィス」で、Microsoft製ではないのは気をつけてください。
カメラは、207万画素のフルHDカメラです。
こちらは、IR(赤外線)対応なので、顔認証の精度は高いです。
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以上、 ASUS Vivobook 16 M1607KA の紹介でした。
CPUを重視する場合、インテル系モデルは特に、高級CPUが安めという部分で目をひきます。バッテリーが保たない部分に問題ないならば、問題ないです。
ただ、本機の場合も、ASUSの他機と同じで、パネル種類の情報がないのがネックです。海外だと、日本ほどIPSにこだわらない場合があるので、TNの可能性があります。
量販店展開がなく、実物が見れないことを含め、ここは本機を選ぶ場合、懸念点です。
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【2025年発売】
69・ASUS Vivobook 16 X1605VA X1605VA-MB333W
¥113,000 Amazon.co.jp (5/28執筆時)
CPU:Core i7-1355U
バッテリー: 約6.3時間(JEITA2.0b)
ソフト:WPSオフィス
70・ASUS Vivobook 16 X1605VA X1605VA-I5H165W
¥109,800 Amazon.co.jp (5/28執筆時)
CPU:Core i5 13420H
カメラ:HD(92万画素)
バッテリー: 約4.9時間(JEITA3.0)
ソフト:
モニター:15.6型 フルHD 非光沢
メモリ:16GB
ストレージ:512GB SSD/PCIe
ドライブ:
重さ: 約1.88kg〜
通信:Bluetooth5.3, Wi-Fi 6E
接続:USB-A (3.0 ) x2 USB-A(2.0) USB-C (3.1) HDMI
カメラ:HD(92万画素)
OS: Windows 11 Home
保証 :1年間
なお、ASUS Vivobook 16 X1605VAは、以上の2機の展開もあります。
CPUは、いずれもインテル系です。
スコアは、いずれも悪くないものの、先ほどの機種と異なり「AI世代のCPU」ではないです。
パネルは、やはり種類が不明です。
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結論的にいえば、先ほどの機種と違って、AI対応製品というわけではないので、個性という部分では、やや薄めです。
その上で、パネル種類が特定できない点と、スタミナ面に課題がある点がネックです。
次回に続く
大画面ノートパソコンのおすすめは結論的にこれ!
というわけで、今回は、15.6型の大画面ノートPCの比較の3回目記事でした。
しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。
4・大画面ノートPCの比較 (4)
4-1:最終的なおすすめの提案【結論】
マシンパワー ★★★★★
読み書き速度 ★★★★★
ストレージの量 ★★★★★
軽量性 ★★★★★
バッテリーの保ち ★★★★★
画面の見やすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
つづく、4回目記事(こちら )は、結論編です。
15.6インチノート全機種の中から、目的別・予算別に「Atlasのおすすめ機種!」を提案していきます。
引き続きよろしくお願いします。
4回目記事は→こちら