Top 調理家電 比較2025’【高性能】電気圧力鍋53機の性能とおすすめ・選び方 (3)

2025年08月31日

比較2025’【高性能】電気圧力鍋53機の性能とおすすめ・選び方 (3)

1回目記事からの続きです→こちら

3-1・東芝の電気圧力鍋の比較

 202201171128.jpg

 3回目記事のトップバッターは、東芝(東芝ライフスタイル)の電気圧力鍋です。

 東芝が電気圧力鍋を出すのは、1984年以来、実に40年ぶりとのことです。

1・電気圧力鍋の比較 (1)
 1-1:選び方の基本の説明【導入】
 1-2:パナソニック〈日本〉
 1-3:タイガー〈日本〉
 1-4:T-Fal〈仏国〉
 1-5:アイリスオーヤマ〈日本〉
2・電気圧力鍋の比較 (2)
 2-1:シロカ〈日本〉
 2-2:コイズミ 〈日本〉
 
2-3:ワンダーシェフ〈日本〉
 2-4:Instant Brands〈米国〉
 2-5:エムケー精工〈日本〉
 2-6:Shop Japan〈日本〉
3・電気圧力鍋の比較 (3)
 3-1:東芝〈日本〉
 3-2:他の家電メーカー
 3-3:最終的なおすすめの提案【結論】

 今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた「選び方の基本」に沿いながら、各機をみていきます。

ーーー

 なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


 202201171133.jpg

 【2021年発売】

 44・ 東芝 RCP-30R
  ¥13,084 楽天市場  (8/31執筆時)

調理容量:2.0リットル
圧力の最大値:82kpa 117℃
低圧調理:
常圧調理(煮込み):70度
自動メニュー:7種類
予約調理:対応

 RCP-30R(K)は、東芝の電気圧力鍋です。

 形状としては、パナソニックの電気圧力鍋に似ていて、サイズも同じくらいです。

 202201171139.jpg

 本体の大きさは、幅28.2×奥行26.6×高さ27.5cmです。

 パナソニックとだいたい同じと言えます。一般的な家庭用炊飯器と同じサイズです。

 調理容量は、調理容量として2.0L(満水容量3L)です。

 ここもパナソニックと同じです。

 202207091904.jpg

 かけられる圧力は、カタログでは気圧表示です。

 1.4気圧1.8気圧を2段階で選択可能という仕様です。

 単位を換算すると、82kpa(117度)約41kpa(109度)です。

 切替でそこそこの高圧が使える点は、本機の良い部分と言えます。

 お肉などを柔らかくしやすいと言えます。

 低圧での調理は、したがって対応します。

 煮崩れしやすい魚ほか、(味はともかく)時短での炊飯に対応できます。

 長時間煮込み(スロークック)は、対応です。

 70度での加熱となります。

 202201171151.jpg

 自動調理メニューは、10種類です。

 豚の角煮のほか、カレー、ハンバーグ、煮付け、 肉じゃが、筑前煮などです。

 数は限られるので、自動化を意図したT-falなどとは方向性が違います。

 レシピ集は、約50種類のものが付属です。

 202201171155.jpg

 豚の角煮は、600gで、「総調理時間」が40分となります。

 「加圧時間」ではなく、「調理時間」の表記です。

 1.8気圧の高圧側での調理になりますし、時短もホロホロ度もレベルは高いでしょう。

 自動メニューがあります。東芝のレシピは炒めてからです。本機は(箸で自分でかき混ぜる必要があるのですが)なべで炒められるので、10分炒めてからやる方式です。手放しではないです。

 無水調理も、対応です。

 レシピ集には、先述の(煮込み)ハンバーグや、ひじきの煮物、チキンのトマト煮など、水分がある程度ある素材を調理の例が記載です。

 202201171256.jpg

 そのほか、T-Fal機のように、手動調理時に炒めることができる機能があります。フッ素加工がなされているので安心です。

 ただ、「炒める」については、他社機の対応機を含めて、油煙と油はねの問題があるので、(片付けの手間を含めて)個人的にはフライパンでやったら良いかなとは思います。

 予約調理機能は、自動メニュー掲載レシピのみ対応可能です。

 12時間後まで設定ができます。自動保温が機能としてあるので、併用するのが基本です。

 202201171202.jpg

 お手入れは、ふた・おもり・ノズル・ノズルキャップ・パッキンの掃除が必要です。

 高圧の切替対応なので、やや点数は多めで形状もすこし複雑ですが、ある程度馴れが解決するでしょう。

 鍋はフッ素加工ですので、この部分は安心です。。

 安全性の部分は、ふたセンサーなど配慮があります。

---

 以上、東芝のRCP-30R(K)の紹介でした。

 圧の切替ができ、高圧・低圧とも対応できる点が魅力でしょう。このタイプは、最近少なくなってきたので、魅力といってよいです。

 一方、自動メニューの点数は(実際使うことが被い)「必要十分」レベルを激戦しているもののやはり点数は少ないため、どちらかといえば、マニュアル調理でいろいろ作りたい、買い換えの中級者に向くかと思います。 

3-2・その他の電気圧力鍋の比較

 最後に、ここまでみたメーカー以外の製品をまとめて紹介します。


 202006171329.jpg

 【2020年発売】

 45・A-Stage Re・De Pot PCH-20LB
 45・A-Stage Re・De Pot PCH-20LR
 45・A-Stage Re・De Pot PCH-20LN
 45・A-Stage Re・De Pot PCH-20LW
  ¥9,980 楽天市場 (8/31執筆時)

調理容量:1.2リットル
圧力の最大値:83kpa 117度
低圧調理:
常圧調理(煮込み):40-100度
自動メニュー:8種類
予約調理:対応

 Re・De Pot PCH-20Lは、A-Stage が販売するホームベーカリーです。

 PC周辺機器のピクセラ系列のRe・De(リデ)が販売しています。

 202210221648.jpg

 本体色は、もともと3色構成でした。

 ただ、あとから、白ほかが加わった形です。

 202006171330.jpg

 本体の大きさは、幅288×奥行272×高さ244mmです。

 サイズ感は、他社の小型サイズと同等です。

 調理容量は、1.2L(満水容量2L)です。

 小型サイズとしても、調理容量は少し少なめであり、最大でも2人用でしょう。

 202207091904.jpg

 かけられる圧力は、一方、最大で83kpa(117度)となります。

 平均値(70kpa 115℃)よりも高めであり、お肉などの調理は期待できそうです。

 低圧での調理は、ただし、対応しません。

 長時間煮込み(スロークック)は「対応」です。

 40℃から100℃と割とフレキシブルに設定可能です。

 202006171340.jpg

 自動調理メニューは、「白米・おかゆ・無水カレー・肉じゃが・クリームシチュー・鯖の味噌煮・豚角煮・リンゴのコンポート」です。

 10種類以下の限られた自動メニュー搭載機だけで比較すると、メニュー構成が結構ユニークです。

 無水調理は、カレーのみ対応です。

 202006171341.jpg

 豚の角煮の場合、300gのお肉を処理する場合、下ゆで10分で、加圧20分です。

 結構「黒い」ですが、水分として烏龍茶を使っているせいもあるでしょうか。

 予約調理機能は、最大12時間まで、炊飯と圧力調理に限り対応です。

 ただ、マイコン制御ではなく、単に「開始時間」の予約です。

 お手入れは、高圧機ですが、基本的に他社と同じです。

 内鍋にもフッ素加工があります。

 安全性の面では、一方、蓋を開けないと動かない、フタロック検知の記述がないです。

 しっかりSG・PSCマークを持ちますが、難点でしょう

 202006171347.jpg

 レシピ集は、12品目です。【こちら】に公開があります。

 このほか、ネットにはスペシャルレシピの掲載がありますが、合わせても少し少なめでです。

 以上、Re・De Pot PCH-20Lの紹介でした。

 小型機として比較したとき、83kpa(117度)と作動圧力が高めである点は、1つの注目点でしょう。

 自動メニュー数も少ないながらユニークだと思います。ただ、フタロック検知部分は、最近の日本製は代替ある点から言えば、課題でしょう。


 202502261516.jpg

 【2024年発売】(グレー・黒)

 46・YAMAZEN EPCB-M220(H)
 47・YAMAZEN EPCB-M220(B)
  ¥9,980 Amazon.co.jp (8/31執筆時)

 【ゴーゴーカレーコラボ】(黄)

 48・YAMAZEN GPCB-M220
  ¥11,109 Amazon.co.jp (8/31執筆時)

 【2021年発売】(白・黒)

 49・YAMAZEN YPCB-M220(W)
 50・YAMAZEN YPCB-M220(B)
  ¥9,800 Amazon.co.jp (8/31執筆時)

調理容量:1.4リットル
圧力の最大値:70kpa 115℃
低圧調理:
常圧調理(煮込み):30-95度
自動メニュー:12種類
予約調理:対応

 YPCB-M220 は、日本の輸入商社である山善が販売する電気圧力鍋です。

 新機種に型番が代わりましたが、一部の配色以外は同じです。

 一方、Makuake(スタートアップ)限定で、2024年4月からGOGOカレーコラボモデルの登場が予告されています。

 202502261520.jpg

 黄色で「ゴーゴーボタン」搭載ですが、単純に「スタートボタン」の印字が「ゴーゴーになったのみです。

 違いは、「推しアレンジレシピ(シーフードカレー・骨付きチキンカレー・もちもちカレーパスタ)ほか、追加5種のアレンジメニューが、レシピ集に追加される程度です。

 ただ、かつてないほどインパクトのある外観に違いはないですし、欲しい人はいそうです。値段次第ですが、個人的に「」でした。

 202103301029.jpg

 本体の大きさは、幅270×奥行236×高さ215mmです。

 調理容量からすると、とくに奥行についてはコンパクトで、設置性は良さそうです。 

 調理容量は、約1.4Lです(満水容量2.2L)。

 他社にもみられたサイズで、1-2人に適した小型サイズです。

 かけられる圧力は、70kpa(115度)となります。

 最近の業界の平均値です。

 低圧での調理は、対応しません。

 長時間煮込み(スロークック)は対応です。

 温度調整は、80度〜95度の範囲ですが、「発酵調理」メニューが別にあり、30〜60度の範囲でも調整できます。

 時間的には、最大12時間まで煮込めます。

 202103301035.jpg

 自動調理メニューは、「白米・玄米・・赤飯・肉じゃが・角煮・カレー・おでん・発酵食品」など12ボタンです。

 202103301038.jpg

 なお、本機はふたを外して、鍋やフライパン的な利用も提案されているので「高温調理」ボタンがあります。

 ただ、最高温度は160度なので、炒め物(下ごしらえ)については、温度的に実用度は微妙でしょう。


202103301041.jpg

 無水調理は、メニューとしての提案はあります。

 ただ、自動メニューとしては、非対応です。

 202103301044.jpg

 豚の角煮は、550gの豚肉に対して、調理時間が30分です。

 同社のレシピの場合、ゆで卵3個が入った分量です。

 短めですが、山善は、あらかじめ下ゆでするレシピになります。また、角切りにした状態での加熱になるので、単純に時間では比較できません。

 予約調理機能は、最大24時間まで、炊飯と圧力調理に限り対応です。

 お手入れは、基本的に他社と同じです。

 内鍋にもフッ素加工があります。

 安全性の面では、本機はフタロック検知の記載が見られます。

 レシピ集は、60品目です。

---

 以上、山善のEPCA-250M の紹介でした。

 機能をコンパクトにまとめつつ「格安」にした製品です。また、昨日限定的ながら鍋としても利用できる点が「ワンポイント」でしょう。

 なお、台湾ではこうしたハイブリッド製品がみられ、以前は日本にも輸入されていました。

 また、安全性への配慮もあるので、予算によっては選択肢になるでしょう。

----

 202306081020.jpg

 【2023年発売】ylp01

 51・モダンデコ AND・DECO ylp01-wh
 52・モダンデコ AND・DECO ylp01-bk
  ¥9,998 楽天市場 (8/31執筆時)

調理容量:2.6L(満水容量4L)
圧力の最大値:70kpa 115℃
低圧調理:対応
常圧調理(煮込み):
自動メニュー:6種類
予約調理:20分-4時間

 一方、モダンデコからも2.6Lサイズの電気圧力鍋が出ています。

 シロカほか、競合の多い大きめ「4人前」サイズです。

 202306081029.jpg

 本体サイズは、幅320×奥行266×高さ281mmです。

 シロカに近い形状で、縦長です。

 本機は、グリルなべ的な機能がない機種ですから、この方が合理的でしょう。

 外観も割と良いです。

 202207091904.jpg

 調理機能は、本機の場合、70kPaの標準圧に、45kPaの低圧が出せるのがポイントです。

 ジャガイモなど煮崩れしやすい食材には割と便利でしょう。

 一方、常圧の煮込み(95度)には使えますが、それより低温は非対応です。温度センサーの関係でしょうが、発酵などには使えません。

 202306081037.jpg

 自動メニューは、圧力・スロー以外は、カレー・スープ・お米・おかゆ・お鍋(圧あり)、野菜です。

 あえて言えば、肉・魚の料理系は他社機に比べて充実しない、基本的なものだけの機種です。無水メニューはないですが、カレーについては、対応可能との説明でした。

 タイマーは、4時間までで、カレー・野菜を除く基本メニューのみです。

 そのほか、12時間までの保温機能を搭載し、安全性の部分では、ロックピンほか、JIS基準の装備はもちろんクリアです。

 お手入れは、鍋には焦げ付け防止加工があります。食洗機は非対応です。

---

 結論的にいえば、特に自動メニューでは、機能的に新しい部分はないシンプル製品です。

 ただ、圧力鍋としては低圧が使えますし、安い上で、基本部分はしっかりしているといえます。

 外観のデザインも(使用フォントが洗練されず、外国ぽい点を除けば)良いように思います。


  202107061727.jpg

 【2021年発売】

 53・山本電気 YAMAMOTO YS0003
  ¥5,800 楽天市場 (8/31執筆時)

調理容量:2.2リットル
圧力の最大値:70kpa 115℃
低圧調理:
常圧調理(煮込み):
自動メニュー:
予約調理:

 YS0003 は、日本の山本電気が販売する電気圧力鍋です。

 モーターを使う調理家電が得意なイメージがある企業で、電気圧力鍋は初めて見ました。

 202107061730.jpg

 デザイン的に、大きなダイヤルだけのかなりシンプルな機種なので、料理屋さんがルーティンワークに使うのに向く製品に思います。

 本体の大きさは、幅285×奥行282×高さ230mmです。 

 調理容量は、約2.2Lです(満水容量2.8L)。

 わりと大きめです。

 かけられる圧力は、最大で70kpa(115度)となります。

 低圧での調理は、対応しません。

 長時間煮込み(スロークック)は対応しません。

 ただ、60度にて30分までの保温はできます。

 自動調理メニュー無水調理なども、非対応です。

 お手入れは、基本的に他社と同じです。

 鍋のほか、蒸気排出レバー、圧力ピンとノズル、内ふた、パッキンなどを洗います。

 なお、本機は、種類不明ですが、内鍋にはコーティングがあるようです。

 安全性の面では、本機はフタロック検知の記載が見られます。

 レシピ集は、60品目です。

---

 以上、YAMAMOTO YS0003 の紹介でした。

 大きめで、操作がシンプルな機種を探しているならば候補でしょう。

 ただ、家庭用として面白みには欠けるので、例えば、複雑な仕組みが苦手な方で、「自分のレシピで豚の煮込みを作る時しか使わない」など、用途を限った方が便利な方以外は、おすすめできません。

今回の結論!
最新の電気圧力鍋のおすすめは結論的にこの機種! 

201807232031.jpg

 というわけで、今回は、電気圧力鍋について比較してきました。

 最後に、売れ筋機種のうちから、Atlasのおすすめ機種をいつものように選定しておきます。


 第1に、まとめて調理できる中型サイズで、時短効果・予約調理・自動調理のバランスがよい高級機といえるのは、

 202508311533.jpg

 【2023年発売】SR-MP300-K後継機

 1・Panasonic 電気圧力鍋 NF-PC400-K
  ¥18,691 Amazon.co.jp (8/31執筆時)

調理容量:2.6L
圧力の最大値:70kpa 115℃
低圧調理:
常圧調理(煮込み):70度 85度
自動メニュー:20種類
予約調理:対応

時短効果  ★★★★★
自動調理  ★★★★★
レシピ数  ★★★★★★
予約調理  ★★★★★
調理容量  ★★★★★
総合評価  ★★★★★

 パナソニックNF-PC400-Kでしょう。

 202309121102.jpg

 調理容量が、2.6Lです。

 カレーで6皿ほど、角煮で1300gほどが処理できます。

 このサイズ感は、3〜4人家族に適したサイズであり、大量に作りたい場合にも、そうでない場合でも使いやすいサイズです。

 202207091904.jpg

 その上で、しっかり70kpa 115℃だせるため、電気圧力鍋として「時短効果」も発揮できます。

 202003091400.jpg

 自動メニューは「豚の角煮・肉じゃが、ヘルシースープ、玄米、 黒豆、甘酒」とあまり多くはないですが、よく使うメニューは、網羅されます。

 202309121120.jpg

 ただ、レシピ集も80種以上と充実していますし、どれも手が込んでいます。

 この場合も、「無水調理・煮込み・低温(70/85度)」を選んで、時間指定するだけ」です、「セミオートメニュー」くらいには考えて良いでしょう。

 予約調理も、3時間から12時間の幅で、カレー・肉じゃが・角煮・ヘルシースープ・玄米には対応します。

 「種類が多すぎると混乱するのも確か」なので、バランスとして絶妙だと思います。

 201906130818.jpg

 無水調理は、密閉度などの関係で、対応していない商品はできないか、レシピが極端に少ないですが、本機はしっかり対応です。

 なお、本機のサイズは、日本向きに「使いやすい大きさ」でライバルも多いです。

 そのため、個別に、自動メニュー数・予約調理数・圧力の最大値など個別の要素を見ると、他社にすぐれた製品は多いものの、パナソニックらしく「総合性能」の部分を重視し「ベター」な製品にまとめています。

 とくに、あまり比較要素では目に付かない、「安全性能」と「お手入れ」の部分は、長年電気圧力鍋を販売してきた「パナソニックの信頼性」もあります

 やや割高である点が難点ですが、選んで後悔のない機種でしょう。


 第2に、時短効果が期待できる小型機としてオススメできるのは、

  201909151209.jpg

 【2019年発売】

 【上位機種】(ガラスフタ付き)

 18・アイリスオーヤマ PMPC-MA2-B
  ¥10,909 Amazon.co.jp (8/31執筆時)

 【中位機種】(ガラスフタなし)

 19・アイリスオーヤマ KPC-MA2-B
  ¥11,000 Amazon.co.jp (8/31執筆時)

調理容量:1.4リットル
圧力の最大値:70kpa 115℃
低圧調理:対応
常圧調理(煮込み):40度-100度
自動メニュー:69種類
予約調理:対応

時短効果  ★★★★★
自動調理  ★★★★★★
レシピ数  ★★★★★
予約調理  ★★★☆☆
調理容量  ★★★☆☆
総合評価  ★★★★☆

 アイリスオーヤマのPMPC-MA2-Bでしょう。

 ガラスフタがなく、メニュー数が4種類少ないだけの中位機種でもOKです。

 同じ作動圧力で小型である、シロカ製品と最後まで迷いましたが、自動メニューの豊富さのほか、安全性の部分で、フタロック検知に言及がある点、液晶にメニュー表示できる点で、こちらを選びました。

 201909151104.jpg

 本体は、28.2×28.6×21.3cmという小型で、ワンルームなどでも収納しやすいです。

 1.4Lという調理容量は決して多くないですが、2人暮らしまでなら十分です。

 202207091904.jpg

 調理圧力も、70kPa(115度)と十分「時短効果」も期待できます。

 201909151131.jpg

 一方、液晶があるので、69種類のメニューが細かい設定なしで自動で可能です。

 この部分は、時短効果のほか、「ほったらかし調理」が高度にできる事を意味するので、「少人数世帯」のニーズに叶っていると言えるでしょう。

 ただし、予約調理についてはやや弱いので、そこは改善点かと思いました。

 安全性の部分も、しっかり、フタロック検知がありますし、お手入れの部分でも、鍋はフッ素加工です。

ーーー

 202309121414.jpg

 【2021年発売】

 32・コイズミ マイコン電気圧力鍋 KSC-3502/K
  ¥9,070 Amazon.co.jp (8/31執筆時)

調理容量:1.6リットル
圧力の最大値:70 /40kpa 115℃
低圧調理:対応
常圧調理(煮込み):3段階
自動メニュー:5種類
予約調理:対応(煮込み以外)

時短効果  ★★★★★
自動調理  ★★★☆☆
レシピ数  ★★★★☆
予約調理  ★★☆☆☆
調理容量  ★★★☆☆
総合評価  ★★★★☆

 一方、もう少し安いモデルを選ぶならば、コイズミKSC-3502/Kでしょう。

 本編で書いたように、後継新機種が出た関係で、現状で少し安めの価格で買えます。

 202309121325.jpg

 本体の大きさは、幅270×奥行240×高さ27.5mmです。

 本機も設置性が良いです。

 調理容量は、1.6Lあれば、小型ならば、2-3人ならばこなせます。

 作動圧力は、格安ながら、本機も最大で70kpaです。

 その上で、マイコン制御で、作動圧力を5段階で調整できる可変性を持つ点がおもしろいです。

 新型のデータからすると、低圧側が(おそらく)40kPaですし、煮崩れしやすい食材にも対応できるでしょう。

 長時間煮込み(スロークック)にも3段階の温度調整で対応できますし、この値段の製品としては充実した機能が魅力です。

 202201171239.jpg

 自動調理メニューは少なめですが、豚の角煮や肉じゃがなどニーズがありそうなものが最低限備わってもいます。

 むろん、無水調理に非対応で、また、内蔵される釜の品質のあたりに値段は見えますが、それを割り引いても1万円でこの機能というのは、結構な「驚き」です。

 朝に仕掛けるような利用法はできませんが、「時短調理」を格安で実現したいならば、こちらを選ぶのもよいでしょう。


 第3に、料理好きな方で、自分が台所に立ちながら「もう一品」増やしたい場合におすすめなのは、

  202210221509.jpg

 【2024年発売】(250レシピ)

  7・T-fal Cook4me 6L CY8751JP
   ¥36,927 Amazon co.jp (8/31執筆時)

 【2022年発売】(250レシピ)

  8・T-fal Cook4me 6L CY8711JP
   ¥28,150 Amazon co.jp (8/31執筆時)

 【2019年発売】(210レシピ)CY8521JPA

  9・T-fal Cook4me Express CY8521JP
   ¥29,800 楽天市場 (8/31執筆時)

調理容量:約4.5L(満水容量6L)
圧力の最大値:70kpa 115℃
低圧調理:対応
常圧調理(煮込み):75度 90度
自動メニュー:250種類
予約調理:

時短効果  ★★★★☆
自動調理  ★★★★★★★
レシピ数  ★★★★★★★
予約調理  ☆☆☆☆☆
調理容量  ★★★★★★
総合評価  ★★★★★★

 ティファールのクックフォーミー 6Lでしょう。

 2022年機と2024年機は性能は変わらないので、値段で決めてOKでうs。

 一方、2019年機は主に無水レシピが少ない部分が違いです。

 ただ、そういったレシピに興味ないならば、、210レシピの2019年機が相当お買得に思えます。

 202210221522.jpg

 予約調理ができないので、朝仕込んでおくような操作ができない点で「ほったらかし度」はイマイチです。

 しかし、液晶パネルを利用した150種の自動調理の提案量は、他社機を大きく凌駕します。

 201807230426.jpg

 手の込んだ料理については、(手動で)炒めるなど「下準備」が必要ですが、自分で料理を作りながら、手の込んだ料理「「もう一品」ということならば、最も向くでしょう。

  201807231346.jpg

 ただし、本体容量は、炊飯器に較べてもかなり大きい(380×350×325mm)ので、キッチンに余裕があるかはしっかり見てから買いましょう。

ーーー

  202009251511.jpg

 【2024年発売】(250レシピ)CY876AJP

  10・T-fal Cook4me 3L CY8768JP
   ¥31,045 Amazon co.jp (8/31執筆時)

 【2023年発売】(250レシピ)

  11・T-fal Cook4me 3L CY8748JP
  11・T-fal Cook4me 3L CY8711JP
   ¥25,300 Amazon co.jp (8/31執筆時)

 【2020年発売】(210レシピ)

  12・T-fal Cook4me 3L CY8708JP
  12・T-fal Cook4me 3L CY8701JP
   ¥15,800 楽天市場 (8/31執筆時)

調理容量約2L(満水容量3L)
圧力の最大値:70kpa 115℃
低圧調理:対応
常圧調理(煮込み):75度 90度
自動メニュー:250種類
予約調理:

 一方、本編で書いたように、作れるレシピが基本変わらない小型のCook4me 3L でも良いと思います。

 202210221530.jpg  

 マニュアル調理で(圧力鍋として)何かしら大量に調理しないならば、324×314×268mmと小さくはないですが、ある程度「常識的な」サイズですし、本機で良いでしょう。。

 調理容量は2Lなので、3-4人前はOKです。

ーー

202309121157.jpg

 【2023年発売】(270レシピ)

  13・T-fal Cook4me Touch 3L CY9221JP
   ¥42,910 Amazon co.jp (8/31執筆時)

調理容量約2L(満水容量3L)
圧力の最大値:100/70/40kpa -119℃
低圧調理:対応
常圧調理(煮込み):75度 90度
自動メニュー:270種類
予約調理:

 もちろん、予算が工面できそうならば、同社の「プレミアム機」が良いです。

 202309121204.jpg

 カラータッチパネル搭載で、Wi-Fiでスマホとの連携も取れるため、レシピの検討を含めて、さらに「時短」できると言えますので。

 圧力鍋としても、100Paまで段階的に出せる上で、メンテ性や安全性は下位機種と変わりませんので、値段なりに優秀です。


 第4に、比較的値ごろ感がある電気圧力鍋で、「時短」部分の性能を重視して選ぶ場合は、

 202505181225.jpg

 【2021年発売】SP-2DP251後継機

 24・シロカ おうちシェフPRO SP-2DM251 T
 25・シロカ おうちシェフPRO SP-2DM251 W
  ¥19,800 Amazon.co.jp (8/31執筆時)

調理容量:1.68L(1-2人家族)
圧力調理:95kpa 119度
常圧調理(煮込み):50-100度
自動メニュー:83種類
予約調理:対応
長時間煮込:対応

時短効果  ★★★★★
自動調理  ★★★★★
レシピ数  ★★★★★
予約調理  ★★★☆☆
調理容量  ★★★★★
総合評価  ★★★★★

 シロカおうちシェフPROでしょう。

 202207091904.jpg

 圧力は、この機種は、90kpaと高圧が出せます。

 その上で、50kPa〜90kPaの範囲で、5単位ずつ作動圧力がマニュアル調整できる点が珍しいです。

 お肉が軟らかくなりやすい高圧が出せる上で、ビタミンの保全のほか、煮崩れしやすいものなどについても調圧できるのは、わりと便利に思えます。

 内蔵の温度センサーを利用するのだと思いますが、この部分で性能が高いと言えます。

 電気敷以外をを含めて、すでに圧力鍋に慣れている方の買換用としても、ワンポイントと言えますし、良いかと思います。

 202502261852.jpg

 高圧なので、現厚地にそれなりに蒸気はでますが、減圧時間を調整できるようにしているので、状況に応じて、使い分けもできます。

 202109210023.jpg

 自動メニューは、83種類と多いです。

 液晶のメニューに文字が表示できないため、説明書を見ないと液晶だけでメニューが選べないとはいえ、この値段ならば問題ないでしょう。

 調理方法も、「圧力の有無・温度・加熱時間」3種類を設定しつつの、10方式に対応なので、他社の高級機に劣らないと言えます。

 圧力調理はもちろん、無水調理・蒸し・スロー調理など人気の機能は網羅します。

 202109202347.jpg

 サイズも、幅24×奥行26c×高さ27cmです。

 設置性に優れます。 

 外観のデザインも良いですし、現状で選ぶならば、費用対効果は本機が抜群に思えます。


 第5に、大量に作り置きしたい方や、時短性を重視したい方に向く大容量モデルは、

 202210221609.jpg

 【2022年発売】

 【通常モデル】

 27・シロカ おうちシェフPRO L SP-5D151
  ¥32,780 Amazon.co.jp (8/31執筆時)

 【直販限定色】SP-5D152(T) SP-5D152(H)

 28・シロカ おうちシェフPRO L SP-5D152T
 28・シロカ おうちシェフPRO L SP-5D152H
  ¥19,800 Amazon.co.jp (8/31執筆時) 

調理容量:3.5L(満水容量5L)
圧力調理:100kpa 120度
常圧調理(煮込み):50-100度
自動メニュー:83種類
予約調理:対応
長時間煮込:対応

時短効果  ★★★★★★
自動調理  ★★★★★
レシピ数  ★★★★☆
予約調理  ★★★☆☆
調理容量  ★★★★★★
総合評価  ★★★★★

 シロカのおうちシェフPRO Lでしょう。

 202210221615.jpg

 調理容量は、3.5リットルと相当多いです。

 実際、6人用としてシロカは売っています。

 作動圧力も、90kpa 110℃と、「大量に作るニーズ」に適うスペックです。

 自動メニューも、レシピ集をみながら番号を指定する必要があるとは言え、83種類と多く、飽きも来ないでしょう。

 実際、このサイズだと、喫茶店のランチや、料理屋さんがちょっと使うにも良い気がします。

ーーー

  201909151241.jpg

 【2019年発売】【3Lサイズ】

 37・ワンダーシェフ e wonder 楽ポン OEDD40  
  ¥13,970 楽天市場 (8/31執筆時)

調理容量:2.6リットル
圧力の最大値:70kpa 115℃
低圧調理:
常圧調理(煮込み):90度
自動メニュー:8種類
予約調理:ごはんのみ

 少し安めで考えるならば、一般的な70kpaの機種ですが、ワンダーシェフもバランスは取れています。

 マニュアル調理だけできればという方向きにはなりますが、電気圧力鍋の販売実績が長い日本企業といの安心感もあります。

補足・隣接ジャンルの調理家電について

 というわけで、今回は、電気圧力鍋の紹介でした。

 最後に「おまけ」で、電気圧力鍋に似たジャンルの家電製品についての補足です。


 第1に、電気圧力鍋の導入を「料理の時短」効果というよりも、「おかずを手軽に1品増やしたい」という目的で考える場合です。

  201906130712.jpg

 この場合、電気圧力鍋ではなく、マルチクッカー(多機能スロークッカー)を選ぶという選択肢があり得ます。

 上記のティファールの2機は今回も「電気圧力鍋」として紹介しました。しかし、「圧力」という部分にこだわらなければ、もう少し選択肢があります。

1・マルチクッカーの比較

 201803311703.jpg

 そういった製品は、電気圧力鍋に可能な「煮込む」料理のほか、「揚げる」「炒める」「焼く」ような料理も、半自動的に作れます。

 そのため、自動レシピの総数は電気圧力鍋より多い傾向です。

 興味がある方がいましたら、上記の【マルチクッカー・スロークッカーの比較記事】で詳しく紹介しています。

 今回紹介した製品もいくつか出しつつ比較していますので、よろしければぜひご覧ください。


 第2に、コスパを重視したい場合、ガス火で使う圧力鍋が選択肢になるでしょう。

  201906130713.jpg

2・圧力鍋の比較

 この場合、電気圧力鍋と異なり「使わないときにしまっておきやすい」点が便利です。「安全性に配慮のある製品」も、いくつか出ています。

 高級機を含めてですが、ガス式は「ほったらかし」にすると危ないものの、電気よりガスの方が火力が強い点で、加熱時間を含めた総合的な「時短」においては、優るとも言えます。

 このブログでは、【ガスを使うタイプの圧力鍋の比較記事】があります。よろしければご覧ください。

ーーー

 201807231441.jpg

 このほか、このブログ「家電批評モノマニア」には、調理家電・調理器具について次のような記事があります。

1・取ってのとれる鍋の比較
2・フライパンの比較
3・電気圧力鍋の比較
4・ジューサーの比較
5・ハンドミキサーの比較
6・フードプロセッサの比較
7・かき氷器の比較

 これらも、よろしくお願いします。

 また、最後になりましたが、もし今回の記事がお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。ではでは。

posted by Atlas at 15:57 | 調理家電

 このブログ家電批評モノマニアには家電やモノの比較記事が約400本あります。

 よろしければ、各記事へのリンク集をご利用ください!

 家電批評モノマニアは、「家電ブログランキング」に参戦中です。右のリンクから「クリックで応援」お願いします!  201302192014.jpg
          

Googleなどの検索エンジンでは

「家電批評モノマニア」「家電ジャンル」or「型番」

の単語入力で、このブログの個別記事検索ができます!





          




 今後の記事は、【Twitter アカウント】でツイートしています。お題も募集中!

monomani31.png