前編からの続きです→こちら
2-9・Maxzenの小型洗濯機の比較
最後に、マクスゼンの小型洗濯機の比較です。
maxzenは、総合通販メーカーであるPREMOAで有名な日本の通販会社のPB製品です。海外提携工場で組み立てた製品を、自社で売っています。
【2019年1月発売】
【5kg】(執筆時在庫なし)
29・maxzen JW50WP01WH
(¥22,980) Amazon.co.jp (4/21執筆時)
洗濯容量:5kg
使用水量: 115L
標準電力量:不明
センサー:
ステンレス槽:
インバーター:
騒音値:
風呂水ポンプ:
【5.5kg】
30・maxzen JW55WP01WH
¥22,980 Amazon.co.jp (4/21執筆時)
洗濯容量:5.5kg
使用水量: 120L
標準電力量:不明
センサー:
ステンレス槽:
インバーター:
騒音値:
風呂水ポンプ:
【6kg】(2020年4月追加)
31・maxzen JW60WP01WH
¥24,800 Amazon.co.jp (4/21執筆時)
洗濯容量:6kg
使用水量: 125L
標準電力量:不明
センサー:
ステンレス槽:
インバーター:
騒音値:
風呂水ポンプ:
これらの製品は、maxzen(マクスゼン)の販売する全自動洗濯機です。
maxzenは、総合通販メーカーであるPREMOAで有名な日本の通販会社のPB(プライベートブランド)です。
海外提携工場で組み立てた製品を、自社で売っています。
洗濯容量は、5kg 5.5 kg 6kgが用意されます。
使用する水量は、5kgモデルの場合で115Lです。
アイリスオーヤマとほぼ同等で、節水性はイマイチです。
消費電力量は、非公開です。
この部分は、洗濯機として相当な問題点です。
洗浄力の点では、パルセーターを含めて、特段の工夫はないです。
センサーは、未搭載です。
したがって、布量に合わせた、自動運転はできません。
ステンレス槽は、同社の上位機は一部貼られている部分があります。
ただ、こちらについては、ステンレス槽の記述は見あたりません。
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以上、maxzenの小型洗濯機の紹介でした。
導入時には家計に優しい機種でしょう。
ただ、消費電力量が不明なほか、同社のサイトでは、6kg以内の洗濯機は訪問修理非対応(郵送引き取り修理)でした。1年保証はつくものの、全体としてはオススメしにくいです。
今回の結論
小型洗濯機のおすすめは結論的にこれ!
というわけで、今回は、小型洗濯機について書いてきました。
最後に、予算別・目的別に、Atlasのおすすめ機種をあげておきたいと思います。
第1に、本体も水道代も共に安い、1人暮らし向けの激安小型洗濯機としておすすめできるのは、
【2019年7月発売】【4.5kg】
5・ハイアール JW-C45D-W
6・ハイアール JW-C45D-K
¥21,600 楽天市場 (4/21執筆時)
洗濯容量:4.5kg
使用水量: 76L
標準電力量:67Wh (60Hz)
センサー:布量
ステンレス槽:あり
インバーター:
騒音値:39/52db
風呂水ポンプ:なし
【2019年7月発売】【5.5kg】
7・ハイアール JW-C55D-K
8・ハイアール JW-C55D-W
¥21,800 楽天市場 (4/21執筆時)
洗濯容量:5.5kg
使用水量:90L
標準電力量:79Wh (60Hz)
センサー:布量
ステンレス槽:あり
インバーター:
騒音値:39/52db
風呂水ポンプ:なし
1・洗浄力の強さ ★★★★☆
2・カビ対策 ★★★★☆
3・光熱費の安さ ★★★★★
4・静音性 ★★☆☆☆
5・使いやすさ ★★★★☆
6・総合評価 ★★★★☆
ハイアールの4.5kgか5kgの小型全自動洗濯機でしょう。
設置において縦横のサイズは同じなので、どちらを選んでも良いですが、まとめ洗いするならば5kg、そうでないならば、光熱費が安い4.5kgでしょう。
スペック的に、しっかりステンレス槽を採用するほか、自社で洗濯機を製造するメーカーだけに、水流に関する工夫もしっかりあります。
その上で、格安機にはない場合も多い、布量センサーも付属するため、2万円前後の製品では、スペック的に上位です。
使用水量も、76Lとダントツ低いため、光熱費の面でのメリット性もあります。
インバーターのないような格安な節水モデルは、それが過ぎると糸くずが取りにくい部分もあります。
ただ、男性の1人暮らしのように、少量のシャツ・下着・パンツなどを洗うには十分な性能です。
また、「大事な服はクリーニングにだす」という人も多いでしょう。指定された量以上に押し込まず、一度に大量に洗わないように気をつければ「大丈夫」です。
ただし、糸くずの点で心配がある方や、女性などについては、水量の点で余裕がある機種を選んでも良いでしょう。
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4/21執筆時
【6kg】
【2020年11月発売】
19・SHARP 全自動洗濯機 ES-GE6F-T
¥45,271 楽天市場 (4/21執筆時)
【2020年11月発売】
19・SHARP 全自動洗濯機 ES-GE6E-T
¥40,202 Amazon.co.jp (4/21執筆時)
洗濯容量:6.0kg
使用水量: 80L
標準電力量:96Wh (60Hz)
センサー:布量
ステンレス槽:穴なし槽
インバーター:
騒音値:42/47db
風呂水ポンプ:なし
1・洗浄力の強さ ★★★★☆
2・カビ対策 ★★★★★
3・光熱費の安さ ★★★★★
4・静音性 ★★★☆☆
5・使いやすさ ★★★★★
6・総合評価 ★★★★★
そういった点で、選ぶ場合、シャープのES-GE6ラインは、選択肢となるでしょう。
本機の場合、「穴なし槽」という明確な技術的な背景があって、節水性が高い機種ですから。
電気代も標準より安めでし、ランニングコストだけで考えれば、この機種も、かなり良い選択です。
ただ、次に挙げる、パナソニックの方が、現状で本体価格が安いため、それとの比較して考えるべきでしょう。
第2に、糸くず残りが少なく、洗浄力も期待できる小型洗濯機としておすすめできるのは、
【5kg】
【2021年10月発売】
14・パナソニック NA-F50B15-H
¥36,603 Amazon.co.jp (4/21執筆時)
洗濯容量:5.0kg
使用水量:114L
標準電力量:100Wh (60Hz)
センサー:布量
ステンレス槽:あり
インバーター:
騒音値:39/49db
風呂水ポンプ:なし
【6kg】
【バスポンプなし】
15・パナソニック NA-F60B15-C
¥44,500 Amazon.co.jp (4/21執筆時)
【バスポンプ付属】
16・パナソニック NA-F60PB15-T
¥45,001 Amazon.co.jp (4/21執筆時)
洗濯容量:6.0kg
使用水量: 116L
標準電力量:104Wh (60Hz)
センサー:布量
ステンレス槽:あり
インバーター:
騒音値:37/46db
風呂水ポンプ:(付属)
1・洗浄力の強さ ★★★★★
2・カビ対策 ★★★★★
3・光熱費の安さ ★★★★☆
4・静音性 ★★★★☆
5・使いやすさ ★★★★★
6・総合評価 ★★★★★
パナソニックのNA-Fシリーズが良いでしょう。
洗浄力は、国産の小型格安機では、工夫があるほうです。
立体水流を出しやすいパルセーターを採用すし、洗濯機で最も重要な「洗浄力」が高い機種だと思います。
使用する水量は多めです。
ただ、節水性が高すぎる場合の弊害もありますので、一度に多めに洗濯する方で、「絶対」糸くずや洗剤残りを避けたいならば、本機を選ぶのも良いでしょう。
清潔性の面では、ステンレス槽・ 槽洗浄機能のほかに、脱水時に自動的に洗濯槽の裏の洗剤くずを振り落とすカビクリーンタンク です。
メンテ性が高い点も評価できます。
洗濯容量も、5kgあるため、1人暮らしでもこの大きさがあれば、1回で終わるでしょう。
一方、6kgモデルならば、一週間のまとめ洗いもできるため、使い方によっては、そちらを選びましょう。
第3に、ワンルームマンションなどで、洗濯機の騒音に配慮したいと考えている方は、
【2019年7月発売】
【5.5kg】(在庫限り)
9・ハイアール JW-CD55A
¥36,804 楽天市場 (4/21執筆時)
9・ハイアール JW-CD55A
¥43,963 Amazon.co.jp (4/21執筆時)
洗濯容量:5.5kg
使用水量:90L
標準電力量:51Wh (60Hz)
センサー:布量
ステンレス槽:あり
インバーター:搭載
騒音値:36/42db
風呂水ポンプ:なし
1・洗浄力の強さ ★★★★★
2・カビ対策 ★★★★★
3・光熱費の安さ ★★★★★
4・静音性 ★★★★★
5・使いやすさ ★★★★☆
6・総合評価 ★★★★★
ハイアールの5.5kgの上位機でしょう。
静音性を高めるには、DDインバーターモーターが欠かせません。、
小型機では国内メーカーで採用する格安機はないので、ハイアールが選択肢となります。
消費電力量も使用水量も、インバーター式モーターも効用で、優秀です。
その上で、ステンレス洗濯槽や、工夫のあるパルセーターなど、そのほかの部分でも問題がない性能です。
個人的に、滞在型ホテルで利用経験のある機種ですが、洗浄力に全く問題ありませんでした。
いずれにしても、ワンルームの室内起きならば、静音性も高いですし、この機種は良い選択肢です。
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【2021年4月発売】【6kg】
4・ 東芝 ZABOON AW-6DH1-W
¥52,790 Amazon.co.jp (4/21執筆時)
洗濯容量:6kg
使用水量:107L
標準電力量:59Wh (60Hz)
センサー: 温度・からみまセンサー
ステンレス槽:あり
インバーター:搭載
騒音値:34/37db
風呂水ポンプ:あり
1・洗浄力の強さ ★★★★★
2・カビ対策 ★★★★★
3・光熱費の安さ ★★★★★
4・静音性 ★★★★★
5・使いやすさ ★★★★★
6・総合評価 ★★★★★
なお、静音性のほか、洗浄力についてもさらに強化を望む場合、東芝機が選択になります。
ただ、この値段を出せば、7kgクラスの中級機でも十分に買えてしまう部分があります。
洗濯機は、洗濯容量が増加しても、背の高さが大きくなるだけなので、恐らく設置には問題ないでしょう。
2・タテ型の中型洗濯機の比較
洗濯容量:7kg〜10kg
乾燥:送風乾燥
対応人数:2人以上
予算:3万円〜
上記リンク(こちら)で紹介している、1サイズ大きなモデルを検討してください。
補足:洗濯機の購入と設置について
最後に、通販で買う場合の、洗濯機の配送と設置法について解説します。
最近は、Amazon直送のものについては、注文の過程で、組立・設置工事・家電リサイクル品の引き取りを依頼をすることが可能です。(一部の商品)
一方、Amazonのマーケットプレイスで購入される場合、それぞれの洗濯機のリンク先の「新品の出品」をクリックした先にある「コンディション欄」をみればセッティング対応業者を見つけることができます。
(スマホから見る場合は、新品の出品クリック後に、右側の「>」マークをクリックします)
設置は、給水部については、どの機種も給水ホースが付属します。
ホース類は一般的な横水栓の蛇口や、上記のような自在水栓がマンションにあれば、素人でも簡単に取付可能です。
排水も、ベランダ取り付けならば、付属の排水ホースを付けるだけです。詳しい説明書があるため、まず、間違わずに付けられます。
なお、洗濯機のサイズについては、マンション用に規格化されている洗濯台に合うサイズになっています。小型の場合、基本的には「縦横の寸法」はどれも同一です。
洗濯容量が多いモデルは、縦方向に高さを伸ばすことで容量をアップしています。
補足:洗濯機などの関連記事について
というわけで、今回の前編記事では、小型洗濯機を比較し、オススメ記事を書きました。
1・タテ型の小型洗濯機 の比較
洗濯容量:4.kg〜6kg
乾燥:送風乾燥
対応人数:1人暮らし
2・タテ型の中型洗濯機の比較
洗濯容量:7kg〜10kg
乾燥:送風乾燥
対応人数:2人以上
3・タテ型の洗濯乾燥機の比較
洗濯容量:7kg〜12kg
乾燥:ヒーター
対応人数:2人以上
4・ドラム式洗濯乾燥機の比較
洗濯容量:7kg〜11kkg
乾燥:ヒーター(ドラム)
対応人数:2人以上
6・1人暮らしに必要な家電【まとめ】
また、「1人暮らしに必要なもの」をリスト的にまとめた記事もあります。
多くの家電の選び方へのリンク記事ともなっているので、新生活を送る予定の方は、ぜひご覧ください。
ではでは。